中川秀直

なかがわひでなお



当選回数回

中川秀直の2010年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月10日第174回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○中川(秀)委員 今国会、内閣委員会、当委員会の大臣所信に対する質疑、最初の質問をする機会を与えていただいた与野党の同僚議員にまず感謝を申し上げます。きょうは、菅、仙谷、枝野三大臣の所信について中心にお伺いをいたします。  私は、お三方に対して、やはり国民は改革断行の期待が強い...全文を見る
○中川(秀)委員 そういうデータをまた官僚が出されたんだと思うんですが、今言われたのは八〇年代の話ですね、菅大臣。一九八〇年代の話ですね。(菅国務大臣「八〇年代以降です」と呼ぶ)だから、以降といっても八〇年代でしょう、実際、上回ったというのは。  しかし、私が言っているOECD...全文を見る
○中川(秀)委員 いずれにしても、本来ならば一月にそういう経済見通しはつくって、そして成長戦略の方もできる限りその場で提示をして予算を組んでいくべきものでございますけれども、現実そうなっていないということはあえて指摘をしておきます。  いずれにしたって、この六月には見通しをちゃ...全文を見る
○中川(秀)委員 後の質問もあるので余りこだわりたくないんですが、今、五分以上お話しになったけれども、共通の目標を持って、大差はないんだ、そういう御発言ですが、日銀総裁はやはり、先ほど言ったように、供給面の生産性向上、それが最大の問題、こう言っていて、私は、大臣のおっしゃっている...全文を見る
○中川(秀)委員 ちょっと一分過ぎちゃったけれどもね。  ともかく、これは政府の出した資料ですよ。所得分配だけで内需拡大は限界です。(菅国務大臣「そんなことは言っていない」と呼ぶ)いやいや、政府が言っている。あなたは副総理ですが。経産省の産構審に出た資料ですよ、これは。  次...全文を見る
○中川(秀)委員 最後の言葉のとおりにぜひやっていただきたいと思います。この、先ほどの防衛省近くの件とか、ちょっと後ほどもう少し詳しくお伺いをいたします。  それよりも、大臣がいるときにお伺いしなければならぬことが幾つもありますのでお伺いしたいんですが、先ほど埋蔵金の塩漬けとか...全文を見る
○中川(秀)委員 大変いい方向の御答弁と私は評価いたします。  であれば、これは当委員会の審議法案ではございませんが、総務委員会になると思いますけれども、今回政府提出の独立行政法人通則法改正案、やはりこういうものをちゃんと返すんだ、そしてまた、ファミリー企業の天下り規制もちゃん...全文を見る
○中川(秀)委員 ならば、その方向でしっかり取り組んでいただきたいと思います。  続いて、同じ印刷局のその他三カ所の不要資産についてまとめて聞きます。  大手町敷地、膨大なものですね。虎の門工場、久我山運動場、それぞれ売却はいつですか。売却しないとすると、その理由は何でしょう...全文を見る
○中川(秀)委員 あえてもう一回言います。この会計検査院の決算検査報告にも出ているんですけれども、二十年の四月二十五日に独法通則法改正案が国会に提出されたんですが、もうあえて経緯は言いませんが、結果的にこれは廃案になってしまったわけです。したがって、資産を国庫に返納する仕組みとい...全文を見る
○中川(秀)委員 それでは、長野県で言われたという新聞報道は違うということですね。  私は、もし本当にこれが再国有化、そういうふうに、つまり、昔は財務省の一部局であって十分回ったんだから、その方が安上がりだ、そんな認識でいて今の御答弁の方向でやるといったら、実際は私はそんな改革...全文を見る
○中川(秀)委員 つまり、二割人件費を削減しようというマニフェストを掲げておられるわけですから、また国家公務員に戻して、一二%も給料が四千七百人も上がる、そんなことはしない、そういう意味だと今の御答弁は伺いました。それでよろしいですね。
○中川(秀)委員 次に、公務員制度改革法案がようやく国会に出てまいります。  この法案については、前麻生政権がつくった法案のままの、最近若者たちがよく言うんですが、コピペという言葉がありますが、そういう法案だ、しかも官公労が反対する改革の根を丁寧に取り除いた法案ではないかと言わ...全文を見る
○中川(秀)委員 大変その点では評価できる御答弁だと思いました。  ともかく資料を見てください。切れ目なく続いているんですね、同じ役所から。これが実態であるということです。これを正さなければならぬということは、私は強く思う次第でございます。  これから公務員制度改革関連法の審...全文を見る
○中川(秀)委員 だとすると、やはり給与法改正というのに一刻も早く取り組んで、国会に出さなきゃいけないはずですよね、おっしゃるとおり。  おっしゃったとおり、民間では年功賃金というベースもありますし、しかし、やはり職務手当的なものが乗る。公務員はそういうふうな体系になっていませ...全文を見る
○中川(秀)委員 本当は、私の質問の仕方がうまくなかったのかもしれませんが、この質問まで菅大臣、仙谷大臣にはいていただく予定で考えておりましたが、この質問はまた同僚議員に譲りたいと思います。国家戦略局と内閣官房の他の部局との関係について実は聞きたかったんですが……(発言する者あり...全文を見る
○中川(秀)委員 大いに心配の懸念がある。だったらそう言われたとおりの法律になぜしないんですか。今回内閣法を改正しているんでしょう。総理直属の金融担当の特命担当大臣と同じように、国家戦略担当大臣というのをちゃんと法文に書いて、大臣の名前も出てないじゃないですか、それを位置づければ...全文を見る
○中川(秀)委員 それは全く答弁になっていないね。金融担当大臣は特命担当大臣になっていて、官房長官は挟まりませんよ。今度の国家戦略担当大臣のところはどうして組織的に官房長官のもとになって、担当大臣という名前も置かれていないのですか。ともかく、これを議論していても、もう少し私の論点...全文を見る
○中川(秀)委員 であれば、今度の法案も、この裏下りは法的に規制する。この法案では具体的にどのような行為規制を追加したのか、全く見えてまいりません。そういう措置をとるべきです。  私は先ほど資料を出しました、政府答弁書。何代も同じ府省庁出身が特定の団体のポストに再就職する。これ...全文を見る
○中川(秀)委員 結局、今回の法案で設置されます監視・適正化委員会というのは、裏下りを監視するということですが、現実にこれは同意人事が民主党の反対で行われていないわけですね。だから、そんな委員会は今ないわけです。結果として、裏下りの監視はその間できなかった。これは、皆さんの判断は...全文を見る
○中川(秀)委員 枝野さん、そうおっしゃるんですが、実際、法律的にそこをちゃんとしておかないと、組織の改廃に伴うあっせんをしますということですから、現実問題として運用でそうなってしまうおそれは十分あるわけですよ。おっしゃることはわかりますけれども。だけれども、基本的にそうだという...全文を見る
○中川(秀)委員 終わります。
04月09日第174回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
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○中川(秀)委員 また質問の機会を与えていただいた同僚議員に心からお礼を申し上げます。  七分ばかり押しておりますので、早速入らせていただきます。  まず、私、本年、この衆議院に議席をいただいて在職三十年になりますが、その経験も踏まえまして、練達の仙谷大臣、識見も高い仙谷大臣...全文を見る
○中川(秀)委員 全然仙谷さんらしくなく、答弁がかみ合っていないですね。私は、国会、立法府の本来の審議、本来の議論というのはどういうものか、それについての御見解を伺ったんですが。  私は、与野党双方が、こういう審議を通じて客観的な事実も共有しながら、そして相互理解をちゃんと進め...全文を見る
○中川(秀)委員 さすが識見の高い仙谷さんの答弁だ、私はそう思います。  であれば、今審議にかかっております当国家公務員法改正法案、先ほど、この重要性は大臣もお触れになられました。これについての政府の基本姿勢なんですが、鳩山総理が四月六日に、この法案について、野党との修正協議に...全文を見る
○中川(秀)委員 それは、今、仙谷大臣はこの法案の担当の責任者ですよね、その仙谷大臣の御見解であって、総理もそういうことではないんじゃないでしょうかねって、そんなあやふやなことでは、これは審議をちゃんとすることはできませんよ。  権力分立の原則の筋の問題と言ったのは、あなたの同...全文を見る
○中川(秀)委員 いや、これは、与党として、ちゃんと審議もして政府が提案した、それをやはり最善のものとして通してほしい、それは当然のことですよ。しかし、与野党協議するつもりが全くないなどということを行政府の長が言っていたのでは、そんなの、国会なんか要りません。まさに、権力分立原則...全文を見る
○中川(秀)委員 何回も同じことを言いますが、正確に聞いてほしいんですけれども、仙谷さんは、総理にもいろいろな立場があると。政党人の立場、総理の立場。しかしこれは、今マスコミの皆さんもいるけれども、総理としての記者会見での発言ですよ。民主党の中の党内議論でそういう議論をした、それ...全文を見る
○中川(秀)委員 応ずるつもりが全くないというのは、それはこじつけじゃないじゃないですか。応じないと言うんだから。
○中川(秀)委員 いろいろ理事の皆さんも御協議いただいて、あえてさらに質問させていただきます。  総理のぶら下がりというのは、あのように、ちょっとテーブルも置いてレコーダーも置いて映像も撮って、事実上、もう我々の時代から公式の記者会見と変わらないんですね。また、国民との関係でも...全文を見る
○中川(秀)委員 記録も残っているんだよ、テープレコーダーも映像も。その上で私は今伺っているわけです。だから、それが、したかしないかわからないというなら、政府と与党の立場で確認するのが本当じゃないですか。  もう一度繰り返しますよ。  枝野大臣は、仙谷大臣も同じような御答弁を...全文を見る
○中川(秀)委員 ひっかけてだとかそんなつもりはありませんよ。あなたも熟議の民主主義ということを言われたが、やはり、それはもう立法府が決める修正、修正権、当然のことです。そんなことはわかって聞いています。  ただ、枝野さんも言ったように、このことについて、国会が決めることについ...全文を見る
○中川(秀)委員 今、仙谷大臣が、委員長の御計らいで、休憩中に電話で総理とお話をして確認をされたということですが、くどいようですが、これは決してそういう話じゃなかったということではないんですね。ともかく、ここに私、手元にございますが、読売新聞、朝日新聞、時事通信、みんな同じように...全文を見る
○中川(秀)委員 変わりはないという御答弁だけれども、事がここまで参りましたら、やはり統一見解で、短い文章でも結構です、ちゃんと出してください。  委員長、お取り計らいください。これはもう国会の審議のスタートの、原点のところですから、これはお願いします。
○中川(秀)委員 前段の私の質問も、ちょっと仙谷大臣、読んでくれませんか。
○中川(秀)委員 私の大事な質問のところをわざと落として、質問をつままれたんですか。  私は、やはりこういうものは与野党でしっかりと議論をして、そして、国会で修正するような協議をちゃんとやるべきではないかと。それに対する答えですよ、今の、枝野大臣が御答弁をなさったのは。(仙谷国...全文を見る
○中川(秀)委員 つまり、それが私の尋ねたところであって、国会の運営というところを先ほど強調されたが、まさにそういう修正協議、いろいろなそういう協議、与野党の協議、これが重要ですよということを申し上げたのに対して、枝野さんがそう答えたんですよ。それは間違いありませんね、日本人なら...全文を見る
○中川(秀)委員 再度確認しますが、それが政府の統一見解、このように受けとめてよろしいですね、そういうふうなことでよろしいですね。
○中川(秀)委員 わかりました。  であれば、総理のおっしゃった、全く修正協議に応じるつもりはない、これは撤回された、そういうことでよろしいですね。
○中川(秀)委員 政府の統一見解だと今言い切られた。それに対して、それは総理の発言が撤回されたということですねと私が確認した。それはまたぶら下がりで言うかどうかわかりませんと、それじゃ答弁にならないです。
○中川(秀)委員 だから、それは、これだけメディア社会で全部記録まで残っている。総理の、私は公式だと思いますよ、ぶら下がりというのも、記者会見だって。  そういう、協議にも応じるつもりは全くない、それは、今の、仙谷大臣が総理とも相談され、政府の担当大臣として統一見解を出されたと...全文を見る
○中川(秀)委員 繰り返しますが、野党の各党の理事の皆さんもおっしゃっているとおり、まさに三権分立の原則の筋の話で、これは僕はこだわって意地で言っているわけじゃないんですよ。やはり立法府の一番大事な点だから。そこについて、枝野大臣、仙谷大臣、総理の発言、余りに乖離があり過ぎる。 ...全文を見る
○中川(秀)委員 今、議場からも話があったけれども、閣議もちゃんと開いた政府見解、そういうものを出すのは、私も官房長官や長く国対委員長もやりましたが、野党からも、仙谷さんからも、そういうものは、部外の、国会外の発言でも求められたことはあります、正直言って。そういういろいろな議論の...全文を見る
○中川(秀)委員 ということで、総理の発言も、事実上そんなつもりはないと。内閣の主宰者ですよ、まさに総理ですよ。それが、そんなつもりはないと言うのは、間違いだった、誤りだ、私は担当大臣としてそう思います、そういう意味での撤回です。こう言っていいですね。
○中川(秀)委員 最初からそう言っていただければ。何で十五分もかかったのか、ちょっと疑問に思いますね。  総理がそういう立場を、ちゃんと仙谷大臣が担当大臣として、まあ実質、仙谷大臣がそう言えば、総理だって、筋が間違っている発言をしてしまったんだ、思わず口が滑ったのかもしれません...全文を見る
○中川(秀)委員 議員立法提出者はいかがですか。
○中川(秀)委員 客観的事実を共有して、さらに次元の高いところでお互いに新しい発想や新しい取り組みを共有していく、そういう国会審議で法律が成立していく、これが国会の、立法府の役割ですよ。だから最初の点にこだわったわけです。  そういう意味では、今、現在の公務員制度が抱える身分制...全文を見る
○中川(秀)委員 では、具体例でその点を聞きます。  民主党は、野党時代に、固定的、指定席のポストについての批判をしてまいりました。私は、これは極めてもっともな批判だと思っています。  ここにございますが、私の質問書に対する二月二十六日の閣議決定の、天下り、わたりに関する政府...全文を見る
○中川(秀)委員 あえて議事録をまた引っ張り出すつもりはありませんが、ずっと、仙谷さん、また民主党は、こうした例の固定的な指定席ポストというものを、これはまさに天下りの典型であって許せないんだと批判してまいりましたね。そして、政権交代して、こういうことはなくしていくんだということ...全文を見る
○中川(秀)委員 しかし、大事なのは、そういう、知っているか知っていないかという問題じゃなくて、これはまさに政府の答弁書ですから。  つまり、主務大臣がそれぞれ人事をやるんですね。その主務大臣が、その役所の次官あるいは次官級審議官、局長をやった方もいるかもしれませんが、今のリス...全文を見る
○中川(秀)委員 そういうのは、何か国会答弁として、半分は許容しますが、半分は、私の聞いている法律論、私は閣議決定した政府答弁書のことを聞いているんですからね。まあ今後の成り行きを見てくださいと。片方、議員立法提出者の方は、野党側の方は、根絶しますと、反省も込めて言っているわけで...全文を見る
○中川(秀)委員 含みのある発言のところは注目をしてまいりますが、能力そしていろいろな経験、そういうものが評価をされての人事が行われる、私はそれも否定しているわけじゃありませんよ。  ただ、固定的に指定席ポストで、ずっと代々同じポストの人が行くというのは、それは国民の目から見て...全文を見る
○中川(秀)委員 それでは、もう押し問答しませんが、根絶する、議員立法提案者と同じ、そういう姿勢である、このように受けとめさせていただきました。反論があるならどうぞおっしゃってください。  きょうはもう時間が、いろいろな、入り口のところの、総理の、本当に口が滑ったというか軽率な...全文を見る
○中川(秀)委員 政令なんだから、あれだけ仙谷大臣が予算委員会でも問題にされたケースだから、そんな、今回の法案で廃止する、手続するんじゃなくて、すぐ閣議で廃止すればいいじゃないですか。その辺の姿勢が、どうなのかと思われる、あるいは言われる点でもあるんですよ。ぜひ官僚に巻き込まれな...全文を見る
○中川(秀)委員 もう時間ですからやめます。  しかし、そういう姿勢ではこれはなかなか根絶できないというのが現実で、もう少し、仙谷さんは現実のことを一番御存じの方ですから、そういうような発言でなく、真剣に取り組んでいかなければいけない、私はそのことを強く申し上げて終わります。 ...全文を見る
04月14日第174回国会 衆議院 内閣委員会 第6号
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○中川(秀)委員 先週の金曜日に、内閣委員会でのいろいろなやりとりを受けまして、鳩山総理御自身が、国会でよりよい公務員制度改革の法律ができるのであるならば、そういう判断になれば修正されればいいと、六日の御自身の発言を撤回された。私は評価をいたしたいと思います。  既に、理事会に...全文を見る
○中川(秀)委員 具体的な事務は国公法に規定されているという意味がよくわかりませんね。  国公法にはどういうふうに書かれているんですか、この適格性審査とか、あるいは幹部候補者名簿の作成というのは。
○中川(秀)委員 国家公務員法の何条に規定されているんですか。
○中川(秀)委員 国家公務員法六十一条の二というのは、内閣総理大臣が、新たに制度化される適格性審査や幹部候補者名簿作成を行う、内閣総理大臣が行う事務、そういうふうにされておりますね。それは間違いないですね。  さてそこで、一方で、総務省の設置法第四条、これは事務方でもいいですが...全文を見る
○中川(秀)委員 だんだんわかっていただけると思うが。  先ほどの前段の御答弁と、今の読み上げていただいた総務省設置法第四条、「中央人事行政機関たる内閣総理大臣の所掌する事務について、内閣総理大臣を補佐すること。」が総務省の事務と書かれているわけですね。  つまり、国家公務員...全文を見る
○中川(秀)委員 そんな理屈は通りませんよ。総務省第四条では、国家公務員法に基づき、「中央人事行政機関たる内閣総理大臣の所掌する事務について、内閣総理大臣を補佐すること。」と、この義務を課せられているんですよ、人事・恩給局が。  だから何を言いたいかというと、先ほどの答弁で……...全文を見る
○中川(秀)委員 ということですね。  私は、たしか議員立法の方はそうなっていたのに、何で政府の方はそうしていないのかなと思って、なっているんだろうなと思って見ましたら、今のことが条文を読んでいてわかりました。ある意味じゃ本当に条文としては体をなしていませんよ。事務的に二重行政...全文を見る
○中川(秀)委員 鳩山内閣、今の官邸はそういうことはしないと明確におっしゃった。そういう感触を得ていると。これは、担当大臣が総理とお話しになってそういう感触を得ているということは、鳩山内閣はそういうことをしない。まさに先ほど民主党の議員さんも御質問になりましたが、そういうことで国...全文を見る
○中川(秀)委員 つまり、確認をしたという答弁書でございますが、今の大臣の御答弁でも、ちゃんとした調査ではないんですね。書類も押収したわけでもない。つまり、裏下り認定のための調査でもない。ともかく、そういう人事があったかということを室で確認したというだけなんですね。だったら、何で...全文を見る
○中川(秀)委員 今の御答弁は非常に重要ですよ。  つまり、政策上あるいは法律上の指定とか何もない完璧な民間法人に、単純に、行政上の権限やら契約や補助金等の関係がない、それだけの確認を繰り返す、そんな委員会だったら裏下りの根絶なんかできないんです。ちゃんと調査しなきゃいけないん...全文を見る
○中川(秀)委員 では、次の質問に移ります。  野党時代の民主党が、役人も民間と同様にハローワークに行けばよい、そういうふうに主張されたのは御案内のとおりです。多くの国民はこれにも共感をされたんだと思います。  長妻さんなどは、「厚生労働省の役人もハローワークに行かないでスペ...全文を見る
○中川(秀)委員 大臣は、先日の本会議で、いわゆる国家公務員の整理解雇の場合、分限処分の場合、解雇を回避する義務がある、センターで再就職支援を行うことはやむを得ない、もう少し近代労働法をよく勉強すべきだと。私も明確にその御答弁を拝聴しておりました。  それでは、どういうケースで...全文を見る
○中川(秀)委員 非正規、お嬢様のようなケースでない、一般常勤の職員、こういう場合は、自己都合とか、やめたときに、その後に行かれるというような今御答弁でしたね。  別の聞き方で大臣に聞きますが、百歩譲って、政府として、整理解雇時、つまり分限処分のようなケース、そういう場合に再就...全文を見る
○中川(秀)委員 結局ここは、大臣、国民目線という御質問が先ほどからいろいろあったが、それでいいましても、民間だって整理解雇のケースはいっぱいあるんですよ、これだけの不況ですから。本当に、今までの労働法の体系というのも、実際、現実上はいろいろな面で崩れてきている、もう二千万人も非...全文を見る
○中川(秀)委員 民主党のマニフェストに掲げた総人件費の二割削減、地方公務員は入っていませんが、地方の方が人件費は三十兆円ですから、これからの財政を考えたら、私は、地方公務員も含めて、そういう人件費の抑制をしなきゃ、少子社会に向かっていくわけですから、必ずそういう改革をしていかな...全文を見る
○中川(秀)委員 これは委員会や委員長にもお願いしますが、大臣、国会が事実を聞いているんです、質問主意書で。退職勧奨は何件なされて、その中で拒否されたケースがあったかと聞いている。答えは、退職勧奨を受けて退職した人数だけ答えてきている。そして、その中には拒否された事例はないと。退...全文を見る
○中川(秀)委員 次に、事務次官の廃止についてお尋ねしたいと思います。  霞が関の各省庁別の身内共同体のシンボルが事務次官。民主党議員も、国のために役立つ専門家の官僚を育成する突破口が事務次官の廃止である、いかがわしい官僚ばかりがはびこるのを阻止して、国のために役に立つ、そうい...全文を見る
○中川(秀)委員 最後の御答弁はまた新たな論点を生みそうですが、時間がもうありません。  今、民主党政権になって、大臣、副大臣、政務官、政務三役、政務がいる。大臣一人、副大臣二人、政務官三人、そして事務次官一人、局長複数。政務三役のもとの事務の責任者として、一体どんな役割、どん...全文を見る
○中川(秀)委員 もう時間が参りましたからこれでやめにしたいと思いますが、仙谷大臣、これは一方的な話を私はいたします。  昭和二十二年に、斎藤隆夫という国務大臣が憲法十五条の解釈として、「公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利である。 すべて公務員は、全体の奉...全文を見る
○中川(秀)委員 気を緩めるとすぐ独走しますからね。  質問を終わります。先ほどの調査の件、報告は頼みます。
04月23日第174回国会 衆議院 内閣委員会 第10号
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○中川(秀)委員 委員長またこういう質疑の時間を与えていただいた同僚議員の皆さんにお礼を申し上げます。  仙谷大臣、前回、前々回の質疑に続いてよろしくお願いします。  前回の質疑で、私から、公務員制度改革の担当部局と政務三役と内閣官房、事務局、そうした政府側と、労働組合関係団...全文を見る
○中川(秀)委員 議事録はないということですが、例えば一月二十日の公務員労協の申し入れは、調べてみると、単なる申し入れではありませんね。もうこれはホームページで公開されていますから、あえて申し上げます。  ここに、二〇一〇年度公務労協情報ナンバー十三、二〇一〇年一月二十日、公務...全文を見る
○中川(秀)委員 私に対する御質問でもあるから、私だって労働組合で中闘議長というのもやったことがあります。そんなことはわかっておりますよ。  私が大臣に聞いているのは、国務大臣として政府を代表するお立場だから、政府のことを聞いているんです。労働組合のことを聞いているのではありま...全文を見る
○中川(秀)委員 委員長、資料要求の話は、委員長に私お願いしているんです。早急に対処してください。
○中川(秀)委員 相手側は、それは仙谷さんがおっしゃるとおり、情報宣伝部で、交渉を締めくくったという表現も使うでしょうという意味かもしれないが、単なる申し入れではない、こういうふうな書き方であります。それに対して、果たしてどうだったのかと国会でする義務がある、それに対して、メモも...全文を見る
○中川(秀)委員 今、資料でお手元に届けてあるのは、一月二十日の労協ニュース、ナンバー十三であります。  先般、委員会で、交渉が何回行われたかというのをやりますと、一月二十日が最初の会合でありまして、最後は二月の五日、この会合をやって、そしてそれについて、資料にございます二月の...全文を見る
○中川(秀)委員 基本法は、民主党も含む超党派というよりも、与野党で協議をして合意をして成立したものです。それに基づく政令です。  今の仙谷大臣のお話は、法治国家としての議論にもなるんですが、国会が決めた現行法に書いてある規定であれば、政権交代して、内閣としてこのメンバーじゃ賛...全文を見る
○中川(秀)委員 最初からそう答弁されれば、それでいいんですよ。労働組合法なんというのは出す必要もない。  私は、政令というものは、つくった意味ということがあると思いますよ。やはり委員の先生方は、そういう大事なことを我々顧問会議で諮ってくれる、ずっとそういう流れで来ましたから、...全文を見る
○中川(秀)委員 要は、連合の古賀会長にはお会いになったと、パーティーの席であっても。そして、一般的なそういう雇用問題、労働関係の話はしたと。当然、その中に公務員の話も入っていたということですね。そうでなければ、古賀会長がうそをついた、あるいは勘違いしている、そういうことになって...全文を見る
○中川(秀)委員 釈然とはいたしませんね。  松井副長官、古賀会長は、まずあなたの名前を言っております。法案について、松井、仙谷、いや、松井さん、仙谷大臣とも話している、我々の意向を最大限尊重した法案になっているとテレビで語っている。もう映像で流れております。確認も私はいたしま...全文を見る
○中川(秀)委員 いずれにしても、この公務員制度改革法案に、その根底にそういう基本的な話があるわけだから、政府と連合との定期協議の場でこの法案の関係の議題もあった、そういうことですね。基本的には、だって、そういうことはあるわけですからね、自律的労使関係の確立という意味では、あるわ...全文を見る
○中川(秀)委員 調査ではないと訂正されて、確認ということだと。私の答弁書との整合性が初めてついたわけですが。  幾つか具体的事実関係で、もう細かいことは言いませんが、不明確なところがあるので、委員長、その不明確なところはまた後刻ちゃんと答えていただくようにお願いします、委員会...全文を見る
○中川(秀)委員 財務省の相手方もだれだかわからない、把握していないということですが、日時もそうですし、損保協会、保険課の担当者もわからぬということですが、ないという回答だったと。普通、聞けば、ないと言うでしょうね。しかし、何らかの情報提供をしたら、これは国家公務員法上のあっせん...全文を見る
○中川(秀)委員 いずれにしても、何度も大臣に申し上げたが、委員会がないために、総理にそういう調査権限は今政令で委任されて、その政令は今も生きているんですが、鳩山総理の調査権限を使ってすぐ調べればいいのに、結局は、それは確認にとどめた、そういう調査をまじめにやったということではな...全文を見る
○中川(秀)委員 仙谷大臣、ちょっと幾ら何でもそれはロジックからいって成り立ちませんよ。そういう裏下りは我々だって反省して、今質問しておるわけです。  少なくとも、今度の人事は鳩山内閣下で行われた人事なんです。そして、皆さんは、総理自身がそういう裏下りを根絶しますと国会答弁でお...全文を見る
○中川(秀)委員 その点も今ちゃんと聞きますから、ちゃんと答えてくださいよ。  二十一日の合同審査会で仙谷さんは、今のニュアンスと同じようなことを答弁されていますね。OBの人たちが、一つの、同窓会か何か知りませんけれども、いろいろなところに盤踞して幹部人事を事実上やる、あるいは...全文を見る
○中川(秀)委員 確認しますが、違法状態であるということですね。今、違法の問題は解決できると言ったのは。
○中川(秀)委員 去年の秋に臨時国会がありましたね。この通常国会。もう七カ月をはるかに超えましたね。そういう委員会を、人事案を出さない。  例えば、人事院の人事官の場合、六十日人事案を出さなきゃ刑罰がかかるんですよ。そういう法律があるのを知っていますか。人事院の人事官の人事を政...全文を見る
○中川(秀)委員 田村さん、今大臣がいろいろ言ったが、余計なことというか、全く、日銀の人事とは全然関係ない。天下りや裏下りを皆さんがなくすと言ったその人事に関することですよ。そして、この再就職等監視委員会、法律上は置くことになっている。それが現行法で成立している。現行法ですよ。そ...全文を見る
○中川(秀)委員 細かく細かく聞けば、それは承認する権限も含んでいるから反対したと。しかし、調査する権限もあれば、いろいろな権限、今皆さんが今後残そうという権限もあるんですよ、天下り、裏下りを許さないための。間違いないでしょう。現行法の所管は総務省が担当だから聞いているので、仙谷...全文を見る
○中川(秀)委員 私は、あなたの今答弁したことは、過去の答弁であなたの言ったことも触れて、最近の答弁も触れて申し上げましたよ。同じようなことを言ったって、質問の答弁にはなりませんよ。  つまり、何かというと、二、三週間前には、天下りあっせんとセットでなきゃごくわずかになる、そう...全文を見る
○中川(秀)委員 そんな答弁していて、良心に恥じませんか。慣習法のことなんかだれも聞いていませんよ、今。法治国家で我々はちゃんと、国会、三権分立でやっているわけですから。  慣行というのは、あなたは今、肩をたたく際に、この人だったら自分の先輩とかを見ながらそろそろ自分も声がかか...全文を見る
○中川(秀)委員 要するに、もういい年になった、いい年といったって、あなたよりも、あなたが幾つか知らないけれども、若い人かもしれないよ。五十代そこそこ、四十代だっているんですよ。そういう人に、いい年になったからやめてくれないかと言ったらやめる、そう思って、そういう人を選んで勧奨す...全文を見る
○中川(秀)委員 今聞いているのは、民間の銀行のことじゃない。私も民間のサラリーマンをしていたから、あなたの言うことはよくわかりますよ。逆に言うと、四十半ばぐらいになると、もう後のことを考えて、民間の方は守りに入るというか、どう逃げ切るかということを考えなきゃならない、そんな心理...全文を見る
○中川(秀)委員 つまらぬやじをしなさんな。  退職勧奨を行った人数の企画官相当職未満の者、千百三十八人。資料を読んでいますから、私も。御調査をいただきました。その労は多としたいと思います。  しかし、断った人は法務省のお二人だけ。千百三十八人で千百三十六人は応諾をし、拒否し...全文を見る
○中川(秀)委員 仙谷大臣は、さっきもちょっと裏下りのところで聞きましたが、やはり、OBの方が、一つの、同窓会か何か知りませんけれども、いろいろなところに盤踞をして、そこが幹部人事を実質上やる、そこのあうんの呼吸に基づく承認がないと幹部人事はやっちゃいかぬというふうな雰囲気でどう...全文を見る
○中川(秀)委員 大臣が言われたことは、そういうケースであるならば、だれも問題にはしませんよ。つまり、OBが全くいない、民間の人が、役所をおやめになる方の能力、識見、そういうものを評価して一緒に仕事をしよう、そういう声をかける、あるいは、本当にそういう能力を見て、全く民間の人が全...全文を見る
○中川(秀)委員 次に、次官廃止の問題についてちょっと伺います。  二十一日の内閣委員会の質疑で、仙谷大臣が、仕事をしていないということに対して、西村議員の言うような事務次官もいる、どこの次官かお答えしかねる、こういう御答弁があったので、議事録で拝見しました。  この答弁は、...全文を見る
○中川(秀)委員 そういうことであるからこそ、僕は初心をどうして貫かなかったのかということを仙谷さんに言いたいんですね。  十二月七日に、会社でも、社長などのほかに事務方のトップがいるという組織形態は見たことがない、常識的な格好があるはずだと。記者団から、事務次官がいなくて局長...全文を見る
○中川(秀)委員 いろいろおっしゃいましたが、政治主導法案は、今国会に提出をされて、場合によっては、これは民主党の国対がお決めになられたんでしょうが、この公務員法よりも先に審議しようかと、当委員会のことですから。そういうお話もありましたね。つまり、それが逆になられたのも与党の方針...全文を見る
○中川(秀)委員 ともかく、方向性も期限も、どっちへ行くのか全然わからない。場合によっては、どんどん官僚ポストに格上げをされ、焼け太りしてしまうおそれさえあるとも思う。  政務三役に事務方も入れた方がいいという話ならば、普通で考えれば、事務系政務官というのが考えられるはずですが...全文を見る
○中川(秀)委員 しかし、副大臣、政務官と政治の方はあるんですよ、三役に。事務で事務の副大臣というのが、官房副長官の事務がいるからというアナロジーでそうするといって事務の副大臣がいれば、事務の政務官だって出てくるじゃないですか。だから、事務系副大臣というのはあるんですか、そんなお...全文を見る
○中川(秀)委員 仙谷さんのおっしゃることも、一部、私は理解しております。であればこそ、繰り返しになるけれども、原口さんが国会の始まる前に、今国会にも必ず出すなんて簡単に内閣から別の大臣が、しかも総務相ですよ、おっしゃるなどということは、少し軽率であると思いますよ。  と同時に...全文を見る
○中川(秀)委員 というように、議案提出者の方は、幹部の人事からそういう形態に一刻も入って、民主党の皆さんの言うような状況、総人件費二割削減。私は、国家公務員だけじゃ済まぬと思います、これからのことを考えれば。  正直、ことしの財政なんか、間違いなく、消費税三〇%ですよ、これは...全文を見る
○中川(秀)委員 私、野党をすべて代表するわけじゃありませんが、私は、労働基本権の、基本権にもいろいろありますけれども、付与、拡大、個人的には一部は容認しておるわけです。本当にそういうような時代が来ている。普通の職業になるためにもそうだ。公務員の失業保険のこともこの前申しましたね...全文を見る
○中川(秀)委員 私も強くそう願いますよ。  きょうは、長い時間をいただいて同僚議員に感謝しますが、欠陥条文問題とか、まだ聞きたいことがいっぱいあるんですが、もう時間がほとんどなくなりました。  欠陥条文問題のところは、これはぜひ考えてもらいたいのは、何度も国家公務員法の条文...全文を見る
○中川(秀)委員 時間が参りました。結びにいたします。  いずれにしても、委員長また委員の皆さんにもお願いをいたしたいと思いますが、総理自身も、修正協議に応じるつもりは全くないというのは事実上撤回を仙谷大臣を通じてしていただいたわけですが、今、高速道路の問題でも、新しい政治論と...全文を見る
11月12日第176回国会 衆議院 内閣委員会 第4号
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○中川(秀)委員 おはようございます。  早速、現下の問題について幾つかお尋ねをさせていただきたいと存じます。  今起きていることについての世論調査は、大体各メディア共通しておりますけれども、簡単に御紹介をすると、今回の尖閣の漁船衝突事件についての政府の対応を評価しない八二%...全文を見る
○中川(秀)委員 その御答弁は私も予算委員会で官房長官がなさったのを聞きましたが、こだわりませんけれども、しかし、先ほど冒頭に御紹介した、国民が九一%不安に感じている、そのことは重く受けとめて処していかないと、外国がこう言ったからどうだという問題ではない、そのことをしっかり肝に銘...全文を見る
○中川(秀)委員 勝手なやじは飛ばさぬでください。  撤回をされたということは私はよかったと思います。しかし、謝罪もされた方がいいのではないか、友人としてそのチャンスだと思ったんですが、それは今の御発言でした。  私は、こう思うんですよ。国家機密に関する認識ということの問題に...全文を見る
○中川(秀)委員 仙谷長官の個人のスタッフですか。
○中川(秀)委員 官房長官のスタッフというのは、まさに政府の職員じゃありませんか、公費が出されている人じゃありませんか。  そういう官房長官の命令によって税金から給料をもらっている公務員が作成をし、それを公の場で総理大臣に見せている。そのメモが何で私的メモなんですか。こんな重要...全文を見る
○中川(秀)委員 公的秘書でも私的なことをやっていると。今議論していることが私的なことですか。そんなことをやじを言うやつの神経が知れない。  まさに今回の問題は、国の大事にかかわることについての議論をしているわけでしょう。そういう中で、税金から給料をもらっている公務員が作成をし...全文を見る
○中川(秀)委員 官房長官、間違っていますよ。  あなたは、小泉政権時代の平成十四年の六月二十六日、この内閣委員会で、情報公開制度、昔のよらしむべし、知らしむべからずから百八十度転換するものだと言いましたよ。そして、憲法あるいは法律でいろいろ努力をしていくことは、権力に対する猜...全文を見る
○中川(秀)委員 何で問題をすりかえるんですかね。ビデオの公開の話は、まだ私、質疑に入っていないんですよ。あなたの私的メモと言ったところに対して言っているわけです。あなたが今言ったのはビデオの話じゃありませんか。  私的メモというものが、あなたの頭にあることを官費で給料も出てい...全文を見る
○中川(秀)委員 端的に答えてください。  さて、その上で、小泉政権時代の平成十三年十二月二十二日に九州南西海域北朝鮮工作船事件というのが起きました。そして、そのとき海上保安庁は報道用ビデオをつくり、事件発生の平成十三年十二月二十二日から二十四日までにそういうビデオを作成した、...全文を見る
○中川(秀)委員 海上保安庁が広報用のこういうビデオ、先ほど長官もそういうことは重要だとおっしゃったが、何を重視しているか。それは迅速性なんですよ。事件の内容を国民に速報することを目的に、現場から報告された映像を直ちに編集するのです。  そのことで、これは平成十七年、先ほど言っ...全文を見る
○中川(秀)委員 今さっき申し上げたようなことで、この小泉時代にあった北朝鮮工作船事件についても、発生と同時につくり、二日以内に公表している。  従来、海上保安庁は、こういう広報用ビデオについて、捜査等への支障と事件の内容を国民に説明するという公益上の必要性について慎重に比較考...全文を見る
○中川(秀)委員 これは、議事録に残る答弁として、あなたが責任を負わなければならぬ答弁ですよ。官邸の責任はすべてあなたにあるんですから、あなたが責任をとらなければなりませんよ。  報道では、映像を流出したと自分で言っている保安官は、「うらなみ」の主任航海士、四十三歳ですか、九月...全文を見る
○中川(秀)委員 捜査中といったって、政府の職員のことですよ。捜査は捜査、海上保安庁のその職員は現職の主任航海士ですよ。そういうことが事実であったかどうか、こう聞いているわけです。捜査中だから知りません、それじゃ政府の答弁にならぬじゃないですか。  石垣海保の職員は研修用として...全文を見る
○中川(秀)委員 だれが捜査機関の情報を持ってこいと言いましたか。海上保安庁の行政として那覇で中国語の研修を受けていた、その事実を確認しているんです。捜査機関の話じゃないじゃないですか。海上保安庁の行政としてそういうことはあったか答えなさいと言っているんです。何が捜査情報ですか。...全文を見る
○中川(秀)委員 何でもそういうことをすり分けて答弁するのは、これは間違いですよ。  さて、流出を名乗り出たその保安官の発言として、事情聴取前にいろいろな取材に答えているんですね、いろいろな方に、報道陣に。その発言として伝えられるところでは、映像の入手経路について、ほぼすべての...全文を見る
○中川(秀)委員 私は、捜査機関の職員のことは言っていませんよ。海上保安庁の保安官が見ようと思えばほぼすべて見られる状況にあった、国家機密扱いされていなかった。先ほど言った海上保安庁文書管理規則に基づく秘密文書指定されたのはいつなのか。馬淵大臣が十月十八日に指示を出していますが、...全文を見る
○中川(秀)委員 いずれにしても、しっかりした答弁をしていただけていないような気がしますね。保安庁は一部捜査機関の部分もありますよ、全部ではありませんよ。その海上保安庁の文書管理規則に基づく秘密文書指定されたのかどうか、馬淵さんが大臣として指示を出したのが文書指定なのか、それにつ...全文を見る
○中川(秀)委員 いずれにしても、これから政府は真剣に、先ほどの世論調査に出ている国民のそうした声にもこたえて、単にこの場を何とか切り抜けようではなくて、国益を考え、国民の知る権利も考え、外交も考えて、大局的な対処をしていただかなければなりません。  私は、その点でもう一つだけ...全文を見る
○中川(秀)委員 これも事実として、答弁として議事録に残りますよ。官房長官、御覚悟の上で御発言いただきたいと思います。  内閣官房専門調査員須川清司氏は、官房長官の指示で同行させたんですか。
○中川(秀)委員 ことしの三月十六日の政府答弁書で、須川さんは、公務としてそれまで米国には、意見交換と、それから当時の松野内閣官房副長官等に随行していますね。沖縄県には二度行っています、平野官房長官に随行している。これは政府の答弁書で出ている事実です。  では、須川さんは、九月...全文を見る
○中川(秀)委員 渡航申請は出したはずですね。どのような渡航申請をし、どのような観点から須川さんの渡航を認めたんでしょうか。また、これについて官房機密費を出した事実はありますか。
○中川(秀)委員 一部新聞報道ですが、細野さんが九月三十日に帰国した後に官房長官らに報告したとございますね。長官は、細野さん、篠原令さん、須川さんが帰国後、訪中報告をいつどのような形でお受けになりましたか。
○中川(秀)委員 何となく私は印象として強く思うのは、お帰りになったのが三十日ですね、何か、そのころから政府はビデオ提出に慎重になったんじゃないかと思いますね。細野さんが行って帰ってきた、そして、それからビデオ提出にいろいろ慎重な御発言が長官からも出るようになった。  では、細...全文を見る
○中川(秀)委員 いずれにしても、長官はその当時、関係大臣、法務大臣、外務大臣、国交大臣、官邸で協議して、このビデオの公開については対応の一任を受けておられますね。そして、九月三十日に衆議院の予算委員会、参議院もそうですが、提出を求めることを決めましたが、そういう流れの中で対応さ...全文を見る
○中川(秀)委員 菅総理は官房長官を中曽根政権の後藤田官房長官に例えられたことがあった記憶がありますが、当時の状況をちょっとだけ申しますと、一九八三年の八月三十一日に大韓航空機事件というのが起きています。そして、このとき、約一週間後、六日後ですか、九月六日に国連安保理で、米国によ...全文を見る
○中川(秀)委員 いずれにしても、政治主導の名において、政府・与党の二元外交で混乱を招くなんということがあってはなりません。外務省外しとも言われるような官邸外交のそういう報道のされ方、その実態も解明しなきゃなりませんが、政治主導法案を審議する前提条件ですよ、そういう問題は。正直言...全文を見る
○中川(秀)委員 一九七一年に、官房長官も多分、ああ、そんなこともおれも関心を持ったなと思うと思うが、アメリカの国防総省がベトナム戦争への介入についての批判的な総括をした秘密報告書、ペンタゴンペーパーというのがあるんです。これを入手したニューヨーク・タイムズに対して裁判所が掲載禁...全文を見る