中川秀直

なかがわひでなお



当選回数回

中川秀直の2011年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月09日第177回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○中川(秀)委員 委員長初め委員同僚各位に、昨年委員会で御協力いただいた天下りに関する予備的調査、御報告も政府からいただきました。お礼を申し上げたいと存じます。  その問題については、予算委員会、またこの委員会で同僚議員からもいろいろな御質問をいただいておりますので、私は、内閣...全文を見る
○中川(秀)委員 今いろいろお話がございましたが、結局、経済財政担当大臣、つまり、財政だけではなくて経済担当大臣でもある。そうすると、銀行間の取引の縮小とか、貿易が一瞬に半減したとか、それだけの影響が現実にあったわけですね。それに対して、経済担当大臣として、ハチに刺された程度と言...全文を見る
○中川(秀)委員 これも後世いろいろ歴史家がちゃんと検証してくれると思いますが、私は何も、日銀の経済政策一本でこういう経済不況、この打開をしろと申し上げたつもりは一度もございません。  あなたは今答えていないんですけれども、伝統的な政策に加えて非伝統的な政策を少しやったと。しか...全文を見る
○中川(秀)委員 これについてもさんざん、いろいろな議論があります。大学等の経済学で実証的な議論として行われているいろいろな原則、マンデル・フレミングとかいろいろな学説があります、実証もありますが。そういう中でこれはもう結論が出ていることで、世界基準になっている政策について、あな...全文を見る
○中川(秀)委員 しかし、政府というのは引き継いでいるわけですから。あなたの前任者の経済財政政策担当大臣、同じ菅政権ですよ。そして、今あなたも菅政権の経済財政担当大臣ですよ。それはやはり同じ考え方でやってもらわないと。しかも、海江田さんは今経済産業大臣ですよ。発言が違えば閣内不一...全文を見る
○中川(秀)委員 結局、海江田大臣とは違うということですね。海江田大臣は、全体で、コアコアまでおっしゃいましたからそこは余りこだわりませんけれども、もっと明確に、GDPデフレーター、一%程度、一年以上上昇させる、そういうデフレの定義をなさったわけでありますが、あなたは、ただゼロな...全文を見る
○中川(秀)委員 海江田大臣の言われたことは、ともかく今年度中にこれを一%程度からの上昇にしたいと。つまり、これは実現できない。今、与謝野大臣は、二十三年度の変化率もマイナス〇・五%だと。二十三年度中にデフレから脱却させるということはできないということを、経済演説と違うことを今あ...全文を見る
○中川(秀)委員 いずれにしても、内閣としてこれはきちんと統一した見解を出してもらわないと、説得力がありませんね。前大臣そして現経済産業大臣のおっしゃったこと、おっしゃっていることとあなたの、今経済財政担当大臣、顔ぶれは変わったけれども、同じ総理の内閣で全く違う、しかも実績が全然...全文を見る
○中川(秀)委員 あなたは、平成二十一年の一月二十六日の参議院の予算委員会、つまり一昨年の予算委員会ですが、経済状況の好転について、こう答えておられますね。当時は違うお立場ではいらっしゃったけれども。一説は潜在成長力を考えたらどうかとかいろいろな説があったけれども、やはり税制改正...全文を見る
○中川(秀)委員 それでは、ちょっと聞き方を国民生活へと変えますが、国民生活への影響を質的、量的に判断しなきゃいけないということですが、国民生活への影響を質的、量的にというのはもう一つイメージが、経済理論でいうとわかるようなわからないような説明なんですよ。大ざっぱ過ぎるんです。 ...全文を見る
○中川(秀)委員 これは今、明確な御答弁をいただいたと思います。  では、当時の経済財政諮問会議、当時は経済財政諮問会議があったんですよ。担当大臣はあなたですね。この経済財政諮問会議で配付された中期プログラム関連経済財政諮問会議有識者議員提出資料等には、潜在成長率到達点という考...全文を見る
○中川(秀)委員 二十年の十二月に担当大臣として閣議決定した中期プログラムに三原則を掲げて、「潜在成長率の発揮が見込まれる」、そういう判断基準までうたわれた。それは今度の判断基準にも有効な判断基準だと御答弁になった。しかし、詰めていくと、結局何だかわからない、そういう御答弁のよう...全文を見る
○中川(秀)委員 それは発表される月例経済報告の繰り返しにしかすぎないので、私の直接的な、では税法の附則百四条に定める経済状況の好転の条件を満たしているのかという御質問には全然お答えになっていませんね。  あなたは、二月の十八日の夜、BSフジの番組で、社会保障と税の一体改革に関...全文を見る
○中川(秀)委員 再び経済演説に戻りますが、一月の経済演説で、あなたは二〇〇八年九月のリーマン・ショックから始めたわけですけれども、先ほどこれについては触れましたが、もう一つ、私は、あなたがこの経済演説で語るべきは、なぜ日本はリーマン・ショックが起こるその前の二〇〇七年の十月に景...全文を見る
○中川(秀)委員 金融政策そのものについて全く理解をしていらっしゃらないような気がしますね。これは二〇〇八年の大学入試センターのセンター試験の問題ですよ。一般的に中央銀行が行える政策として最も適当なもの。正解は、不況期に市中銀行から国債を買い入れる。つまり量的緩和をやる。これはセ...全文を見る
○中川(秀)委員 驚きました。私は全く見解を異にしますね。今の答弁で、どれだけ逆に、経済をずっとやってきた人たち、あるいは経営者も含め、がっくりされたのかわからないと思いますね。  それでは、なぜこんなに各国の中央銀行が、ベースマネーも含め量的緩和政策。しょせんは、例えば為替だ...全文を見る
○中川(秀)委員 選挙での演説でも、新左翼崩れがつくった政権と、今の民主党政権、あなたが入閣している政権について言ったことを、これは選挙特有の演説、こういうふうにおっしゃったそうです。本について、粗暴な紅衛兵という記述は、おもしろおかしく書かないと読んでくださらないとおっしゃった...全文を見る
○中川(秀)委員 なぜ意外なのか私には全く理解できませんが。答えになっていませんね。  いずれにしても、あなたが議員をやめないうちは与野党協議なんか全然進まない、私は、現実にそうなっているということだと思います。やはり、あなたの経済演説で、次世代への責任を最も重視する政治がみず...全文を見る
○中川(秀)委員 これもわかっていらっしゃらない。  二〇〇三年から二〇〇七年まで、小泉時代でしたが、名目成長率何%でしたか、実質成長率何%でしたか。私の記憶するところでは、二%を超えていました、実質成長が。  つまり、あなたが言うように、そんな四%なんてできっこない、それは...全文を見る
○中川(秀)委員 何をおっしゃっているんですか。五年半の内閣があって、前半は大不況の中から出発したんですよ。それを直すためにいろいろな改革をやって、二〇〇三年から二〇〇七年には、さっき言ったように、実質で二%以上の成長をしたんです。それを申し上げている。何が都合のいいときだけ言っ...全文を見る
05月31日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第6号
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○中川(秀)委員 自由民主党の中川秀直であります。  きょうは復興特の原発問題の集中審議ということで、極めて大事なことでございますから、普通の質問というよりも、お越しいただいた参考人の方に、真実を明らかにするためにいろいろお尋ねをしたい。あるいはまた、私どもがなぜそう主張するか...全文を見る
○中川(秀)委員 五月二十六日、原子力安全・保安院の西山審議官が、東京電力は保安院に加えて内閣官房にもこのファクスを送ったということは知っているというようなことをお話しになったと、ある新聞のちっちゃい記事に載っておりまして、私も気がついたわけですが、保安院それから内閣官房、このフ...全文を見る
○中川(秀)委員 内閣官房。
○中川(秀)委員 つまり、この官邸のファクスの、十八時に総理が、真水による処理をあきらめて海水を使え、そういう指示を出す二時間四十分前、三時間前に、東電はもう海水注入しますと政府に伝えていたんじゃないですか。これは重大なことですよ。官邸、十八時の真水処理をあきらめて海水を使えとい...全文を見る
○中川(秀)委員 先ほどの、ホームページで六時に総理が指示したというのが載っているのは、もうその日の八時五十分からずっと、官邸のホームページではけさまで記載をされているわけです。何か都合が悪いからこれを変えちゃうなんということになると、かえって新しい問題になってしまうと私は思いま...全文を見る
○中川(秀)委員 資料提出については、委員長、適宜、理事会でお諮りください。
○中川(秀)委員 いずれにせよ、二転三転している印象はもう否めませんが、さらにその後、現地の吉田発電所長が海水注入を継続していたことがわかり、発表されたわけですから、当然、この政府・東電統合対策室の事実関係という文書、これは改正しなければおかしな公式文書になっちゃいますよね。だか...全文を見る
○中川(秀)委員 これは国際的な問題にも今なっていて、五月二十四日にはIAEAも、政府も受け入れを決めたんですが、一カ月も前に申し入れてきてようやく受け入れたんですが、国際調査の対象になることなんですね。もう調査は始まっているんですよ。正確に答えなきゃいけないんです、これは。それ...全文を見る
○中川(秀)委員 まさにそうなんですよ。  さらに、私の調査では、東電は、官邸で再臨界がどうのこうのとがたがたやっているときに、三月十二日の十九時四分ですが、もう既に海水注入を開始しているんですね。そして、その直後の十九時六分に、海水注入を開始した旨、保安院に連絡したと言ってい...全文を見る
○中川(秀)委員 それでは、東電側に聞きますが、今言ったように、三月十二日の十九時四分、海水注入を始めた、そして六分、二分後にそのことを保安院に連絡した、そう主張しているわけですが、その記録や証拠はございますか。そして、保安院の連絡はどういうルートで行われたんですか。  もし記...全文を見る
○中川(秀)委員 そこまで言い切っておられるならば、委員長、これはちゃんと事実関係を究明するためにも、提出のことを後ほど理事会で協議してください。
○中川(秀)委員 さらに、東電の五月二十六日の記者会見を私、もう一回また読みましたが、その後の十九時二十五分、東電の官邸派遣者からの状況判断として「官邸では海水注入について首相の了解が得られていない」、もう一回言いますが、十九時二十五分、当社の官邸派遣者から、官邸では海水注入につ...全文を見る
○中川(秀)委員 何事も総理の判断が下されていない中で、実施できない雰囲気だ、そういう連絡だと。(菅内閣総理大臣「逆、逆。逆じゃないか。やれと言ったんだよ」と呼ぶ)総理、あなたは今そんなやじを言っていますが、ちょっと整理しますよ。  武藤さん、この武黒さんは本当に官邸に詰めてい...全文を見る
○中川(秀)委員 私のお尋ねしたことに対して三倍ぐらい時間をかけて御答弁になっていますね。もう言った言わないみたいなそんな話は余りしたくないが、塩による影響とか腐食だとか、あるいはそれと再臨界の関係とか、科学的な説明に全然なっていない。  それから、ベントの話については後ほど、...全文を見る
○中川(秀)委員 時間がないので、もうああだこうだということはあえて申しません。  最後の大事なところをもう一つだけ言わせていただきたい。日本経済それから国家財政とこの原発問題という問題について申し上げます。  浜岡の運転停止の要請を出した。これは評価する人もいる。しかし、浜...全文を見る
○中川(秀)委員 もう質問を終わると言ったんですが、一言。  あなたがおやめになった方が、原発の対応の事故の処理ももっとスムーズに進む、国民の信頼も国際社会の信頼も取り戻せる、そのように申し上げて、質問を終わります。ありがとうございました。     —————————————