鶴保庸介
つるほようすけ
選挙区(和歌山県)選出
自由民主党・国民の声
当選回数4回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月14日 | 第151回国会 参議院 共生社会に関する調査会 第2号 議事録を見る | ○鶴保庸介君 自由民主党・保守党を代表いたしまして、二、三の質問をさせていただきたいと思うんです。 皆さんに、それぞれのお話を聞いていながら、具体的な質問が幾つか浮かびました。浮かびましたが、まず冒頭、総括的といいますか、私なりに今考えておること、立場みたいなものをまずお話を...全文を見る |
○鶴保庸介君 この件についての質問はこれで終わろうと思っていたんですけれども、ちょっと一つだけ、もう非常にうなずけたものですから、皆さんが異口同音におっしゃった自己責任であり、そしてまた個人の意志、志の部分であるという話、それが大事なんだということなんだろうと思うんですが、そうし...全文を見る | ||
○鶴保庸介君 ちょっと意地悪な質問だったかもしれませんが、よくわかりました。 それで、先ほど矢野参考人もおっしゃっておられたとおり、社会全体として実体が先行するような形で進んでいかなきゃいかぬのではないか、特に教育ということが先行したのではやはりちょっとおかしいのではないかと...全文を見る | ||
○鶴保庸介君 よくわかりました。 では、ちょっと時間が迫ってきましたので、矢野参考人に二つほどお伺いをいたします。 先ほど北川参考人にも前半お伺いをいたしました第一点目、休職後、女性の職業能力の点で見劣りはしないかという部分、経営者の側から多くの声が上がっていると思うんで...全文を見る | ||
○鶴保庸介君 もう時間がありませんので、最後に一つだけ。 大沢参考人、先ほど自由と自己責任というようなお話があったのは、私、本当にうなずけるんです。子供たちで今一番共通して特徴的に問題になっていることは無気力だと言うんですね。無気力はなぜ来るかと言うと、志を立てられない、自分...全文を見る | ||
○鶴保庸介君 ありがとうございました。 | ||
03月15日 | 第151回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号 議事録を見る | ○鶴保庸介君 保守党の鶴保ですが、引き続きKSD問題について質問をさせていただきたいと思います。 先ほど斉藤議員の方からもおっしゃっておられましたとおり、当委員会でこうした質問をするのは、これからの再発防止がまず第一義であります。先ほど来大臣も、いろいろと残念である、またこれ...全文を見る |
○鶴保庸介君 その立入検査は定期的なものであったというふうに理解をしていいんですか。定期的なものをやっているうちにわかってきたというふうに理解をしていいんですか。 | ||
○鶴保庸介君 そうすれば、マスコミ等で報道されておることとちょっと私は腑に落ちないことがあります。 最初にその立入検査をしたことがきっかけで問題が発覚したというふうな意味のことをおっしゃいました。もし立入検査をしてそのことが発覚したというのであれば、三年に一度の内規というのが...全文を見る | ||
○鶴保庸介君 非常に答弁を聞いておって苦しそうだなと御同情申し上げたいぐらいな気がいたしてきたんです。 確かに深く反省をされておられるということでありますから、少なくとも最初に立入検査をして問題が起こったというのであれば、その財団なり法人についてはウオッチするのが当然の義務だ...全文を見る | ||
○鶴保庸介君 大臣。 | ||
○鶴保庸介君 大臣が言われたことは今報道等でも出ておりますが、そのとおりだろうと思うんですね。最初に立入検査をしたから問題点が出てきた、そのときは今回のような問題点といいますか、そういう大きな問題になると予測はされておられなかったんだろうと思います。 しかし、大きな問題になっ...全文を見る | ||
○鶴保庸介君 具体的な話をしていただいたことは多としたいのでありますが、正直な私の個人の感想を申し上げます。 じゃ、そうした組織に対する指導監督のやり方、仕組みを変えていって、従わない、今回は従わなかったわけであります、従わない相手に対してどういうふうなことをするのかという担...全文を見る | ||
○鶴保庸介君 ありがとうございます。 大臣のそのお言葉を聞いて安心をいたしました。ぜひともそうしていただきたい。そうでないと今回の問題は決着がつかないような気がいたします。一KSDの問題じゃなくして、その他、ほかのこうした団体というのはほかにもいっぱいこれからも出てくるだろう...全文を見る | ||
03月19日 | 第151回国会 参議院 予算委員会 第10号 議事録を見る | ○鶴保庸介君 それでは、続いて関連質疑をさせていただきたいと思います。保守党の鶴保庸介です。 先ほど、野沢議員の方からお話がございました都市再生本部についてのことの言及もございましたけれども、先日は、先週の木曜日でしたか、日本橋のプロジェクトチームとプロジェクトのことについて...全文を見る |
○鶴保庸介君 ありがとうございました。大臣みずからボードを使っての説明はよくわかりました。ありがとうございました。 ただ、そのお話の中で真の国際都市という、国際化のグローバリゼーションに遜色のない都市をつくっていきたい、都市だけではなくそれは日本国土全体であろうと思います。 ...全文を見る | ||
○鶴保庸介君 ぜひそうしていただきたいのでありますが、もう一歩ぜひ踏み込んでこれを議論していきたいんです。 確かにETCを入れれば、その後、料金を下げ、それから料金を下げる事務コストについては、それはそれほどかからないであろうという見通しのもとに今、大臣の御答弁はあったんだろ...全文を見る | ||
○鶴保庸介君 ふだん歯切れのいい大臣でございますので、ぜひ頑張ってやっていただきたいなというふうに思います。 私、国民経済的な議論と言いましたけれども、一概に経済の、金銭的なものでははかれないものがやっぱりあろうかと思います。これは歴史が証明するところだと私は思っておりますの...全文を見る | ||
○鶴保庸介君 そうしたら、その経営健全化計画なるものは現実に現在のところ達成されておられますか。 | ||
○鶴保庸介君 経営健全化計画の目的を聞きたいのでありますが、いかがでしょうか。 | ||
○鶴保庸介君 一々そこへ行かれるとちょっとつらいのでありますが。 その目的、明示されていないということでありますけれども、その当時の議論を思い出しますと、こういうことを繰り返してやっていくことによってシステミックリスクを回避し、それからいわゆる不景気の元凶になっています貸し渋...全文を見る | ||
○鶴保庸介君 ぜひそちらにおってください。 それでは、その現状をどう認識されておられますか。貸し渋りはなくなりましたでしょうか。また、依然として不良債権問題が残っているように新聞等では報道されておりますけれども。 | ||
○鶴保庸介君 大変まじめに答えていただいて、非常に苦しい状態だろうなということはよくわかりました。法的責任を問えない状態であるということをまずお踏まえになられて、その後、経営健全化計画は数値の上では達成されておられるが、しかし直接償却にこれから移しながら、今までの現状を見ますとな...全文を見る | ||
○鶴保庸介君 待ったをかけたと言われるのは、本当にその心意気でぜひ頑張っていただきたいというのは少々生意気な言い方でありますが、そう思います。 そうすると、質問の視点を変えていきたいと思うんですが、その経営健全化計画そのものについてであります。 先ほど来お話があったとおり...全文を見る | ||
○鶴保庸介君 はい、よくわかりました。現実には、今の状態であればなかなか一刀両断に事は運ばないというのはよくわかります。 したがって、大臣としてこれからも経営者について、国民感情をぜひお酌み取りいただきまして頑張っていただきたいと思います。少々時間を余らせましたが、これにて質...全文を見る | ||
03月22日 | 第151回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号 議事録を見る | ○鶴保庸介君 引き続きまして、保守党の鶴保庸介です。大島委員と同様、当初計画しておりましたよりも十分ほど時間を短縮して質問させていただきますので、テンポよくいきたいと思っております。 先日、当委員会でKSD関連の集中審議をしました。そのときに時間がなくて質問漏れしたものがござ...全文を見る |
○鶴保庸介君 事実としてそういう状態があるんだということは、風聞として多分大臣御自身もお感じになっておられることだろうと思います。 借金をされて、大きな借金を抱えたまま日本へ来るものだから、その借金を返すがために日本の国内で働かなきゃいかぬというのがあると思うんです。それから...全文を見る | ||
○鶴保庸介君 まず、幾つか意見といいますか感想を率直に申し上げて、やりますやりますでいつまでもやらなかったら、いつまでたってもこの不景気は直りません。早くしていただかないといけないということ。 それから、退庁時間の件に関して言えば、先ほど大都市に限ってという限定がついておりま...全文を見る | ||
○鶴保庸介君 わかりました。 時間がありませんので、次へ進ませていただきたいと思います。放課後児童健全育成事業に関してでございます。 当委員会で長らく議論があったことだというふうに聞いておりますが、ただ昨今の事情を考えますと、一体これはどういうふうな方向に進んでいくのであ...全文を見る | ||
○鶴保庸介君 ありがとうございました。 | ||
03月28日 | 第151回国会 参議院 災害対策特別委員会 第3号 議事録を見る | ○鶴保庸介君 去る二十四日の芸予地震被災者の方々及び今も断水等で生活に辛苦を味わわされている方々に本当に心よりお見舞いを冒頭申し上げたいと思います。大臣、どうも御苦労さまでした。 今回の地震に関連をいたしまして、生々しい地震の直後の委員会ですから、地震を題材に、防災一般論に順...全文を見る |
○鶴保庸介君 今回の対応は非常に早かったというふうにマスコミでも報道されておりますが、遅かったらたたかれ、また、早かったことは余り言われないことでございます。きちっと決めていただいて、ぜひ迅速な対応方よろしくお願いしたいと思います。 また、いろんな事件、事故が起こった場合に、...全文を見る | ||
○鶴保庸介君 現実にはなかなか難しいと思いますが、それを仕分けすることだけで判断をしないで、まず正確な情報の収集方に努めていただきたいと思います。 ちなみに、今回、この地震において被害に遭われた方々、死者も出ておられるわけでありますけれども、地震でありますとか大きな災害があり...全文を見る | ||
○鶴保庸介君 それでは、いろんな法制度がありますよね。例えば被災者生活再建支援法等々、阪神大震災以降整備されてきたさまざまな仕組み等々がありますが、その辺についてはいかがですか、今その話を少し触れられましたけれども。 | ||
○鶴保庸介君 ぜひとも対応をよろしくお願いしたい。地震というのは必ずしも個人の責任で起こったものではありませんし、個人を救済するということにちゅうちょするようなことがあってはならないと思います。ぜひともお願いをいたしたいと思います。 また、どういう制度があるか、いろいろ制度が...全文を見る | ||
○鶴保庸介君 よくわかりました。ぜひまた努力をいただきたいと思います。 個人が被災した後、金銭的、経済的な支援をされるということは今言ったようなことなんだろうと思うんですが、今回の地震で、私は本当に個人的に思ったんです。予想された、地震というのは予想されるわけじゃありませんが...全文を見る | ||
○鶴保庸介君 それを聞いて安心しました。 私の記憶では、阪神大震災のときはたしか二週間、一月近くになったかなと思うんですね。断水騒ぎがありまして、かなり不便だったような記憶があります。 給水に関する復旧が今回は迅速になさっておられるということですから、これに満足することな...全文を見る | ||
○鶴保庸介君 簡単に答えていただいてありがとうございます。 ただ、私、新聞を見ていて、起こった後に必ず出てくるんですね、私は予測していましたという人が。必ず出てくるんです。それでまた聞いてみれば、芸予地震ですか、広島を中心とするこの中部地域は五十年置きに起きていたというような...全文を見る | ||
○鶴保庸介君 努力をしていただいた後は必ず発表してください。できるだけ早い方がいいと思います。また、皆さん、うちの地域はどうなのかということを全国の方々が思っておられると思いますので、その辺のことをよろしくお願いします。 今回もやはり地震が起きた後の修復、復興についてボランテ...全文を見る | ||
○鶴保庸介君 ありがとうございました。 | ||
05月14日 | 第151回国会 参議院 共生社会に関する調査会 第6号 議事録を見る | ○鶴保庸介君 申しわけございません、ちょっと時間をオーバーいたしまして。 男女共同参画社会、当調査会に所属をさせていただいて、数少ない男性議員の一人として最初から割と継続的に長目にやらせていただいております。 いろいろ感想も交えながらお話をさせていただきたいと思うんですけ...全文を見る |
○鶴保庸介君 先に小宮山委員にお答えをしたい。 足を引っ張るというふうな制度なんだろうかということについて、私もこれは個人として意見があります。 例えば、パートタイム労働というのは女性が多いわけですけれども、パートタイムの労働は完全に女性のためにある制度じゃないと思うんで...全文を見る | ||
○鶴保庸介君 研究のテーマとしてちょっと教えていただきたいんですけれども、パートタイム労働の冒頭のくだりで、いろんなお話がありました、女性が多いと。そこの後、段々のお話の中で、こういうことの論理の中で女性の賃金がなかなか上がらないというふうに今発言をされたと思います。その辺もうち...全文を見る | ||
○鶴保庸介君 全くおっしゃるとおり、私は同感なんですが、実態としての部分はよくわかるんです。それを是正しなければいけないということでその制度を変える、これはもう政治的決断だろうと思います。 もしそういう議論であるならば、私もその論に乗ってお話をしたいと思うんですけれども、今私...全文を見る | ||
05月24日 | 第151回国会 参議院 厚生労働委員会 第11号 議事録を見る | ○鶴保庸介君 自由民主党・保守党を代表いたしまして、保守党の鶴保でございますが、質問させていただきたいと思います。 大臣、昨日は本当にお疲れさまでございました。何度もブラウン管を通じて大臣の顔が大写しになり、そしてまたその御苦労のほど、いろいろと国民の皆さんに苦衷の心情を訴え...全文を見る |
○鶴保庸介君 ありがとうございました。 本当に御苦労さまでした。先ほどちょっと言葉が滑りまして、この問題を閉じたいと言ったのは私の質疑の中での範囲でございまして、これからまだまだ問題、被害者の方々の損失補償措置でありますとか名誉回復や福祉増進といったことについて私たち政治家が...全文を見る | ||
○鶴保庸介君 ありがとうございます。 大臣に私ごとのことまで言っていただきまして、本当にまたお礼を申し上げたいと思いますが、そのことで私もエンゼルプラン等々これから身近に感じていけるであろうというふうに思っております。 しっかりと厚生委員の一人として頑張っていきたいと思っ...全文を見る | ||
○鶴保庸介君 ありがとうございます。 時代の変化とともに労働力はより必要とされる市場に向かって流動化せねばならぬというのはもう歴史の示すところ、記憶では一九八〇年代のアメリカがそうだったというふうに私も記憶しておりますが、そういう転換期にあるのかなというふうな私は気がいたして...全文を見る | ||
○鶴保庸介君 食品衛生監視員と今おっしゃったと思うんですけれども、これは、申しわけございません、ちょっと質問通告とはまた外れますが、どういった作業をされておられるんでしょうか。 | ||
○鶴保庸介君 今のお話でちょっとわかりにくかったのは、その食品衛生監視員がどういった資格を持って具体的にどういった検査をされておられるのか。これは技術的な分野にわたるんでしょうが、時間がありませんのでこちらでお話をさせていただきたい。 その検査等々で、やはりその検査基準みたい...全文を見る | ||
○鶴保庸介君 ありがとうございます。 時間がございません。これがもう最後の質問になるかと思います。厚生労働省が平成十三年度からですかの予算で四億、予算措置をしておられますドクターヘリの導入の促進事業について最後の質問をさせていただきたいと思うんです。 ドクターヘリ、すなわ...全文を見る | ||
○鶴保庸介君 もう時間が余りございません。 六カ所、やはり少ないと思いますが、最後にそれだけお伺いしたいと思います。 | ||
○鶴保庸介君 ありがとうございました。 | ||
06月04日 | 第151回国会 参議院 共生社会に関する調査会 第7号 議事録を見る | ○鶴保庸介君 保守党の鶴保でございます。 官房長官には、お忙しいところ本調査会に御出席をいただきましてまことにありがとうございます。 調査会の調査を続けながら、私自身もいろんな勉強をさせていただいておるところでございました。 そんな中で、そもそも男女共同参画型社会とい...全文を見る |
○鶴保庸介君 いろんなお話をさせていただきました。ただ、この調査会の中でも、女性の社会進出をもっと促すために、国会の方でももっと積極的にそれを促すような施策があってもいいんじゃないかという議論はありました。例えば、女性議員を何%か優先的に当選をさせたらどうかとかいうような話、ちょ...全文を見る | ||
○鶴保庸介君 私は、個人的には調査会の中ではどちらかというと、皆さんから御批判を受けるかもしれません、そういう立場でずっと発言を続けてまいりました。 アファーマティブアクションというのは、確かに社会の一つの起爆剤としてはいいんですけれども、やはり女性の能力が活用され得る、平等...全文を見る | ||
○鶴保庸介君 ありがとうございます。 私は、先ほど申し上げましたとおり、性差による差別というものをできるだけ制度としてなくすということがまず前提にあるというのをかねがね主張しております。 そんな中、ある損害保険会社の方とお話をする機会がありまして、そのときにこういう状況を...全文を見る | ||
○鶴保庸介君 ありがとうございます。 共働きの夫婦がこれからふえていくでありましょうから、先ほども副大臣おっしゃっておられたとおり、雇用の場として女性がもっとより生き生きと働けるようにいろんな施策を打っていくべきだというふうに思います。 そんな中、先ほど松下副大臣の方から...全文を見る | ||
○鶴保庸介君 ありがとうございます。 民間の職業紹介というようなものが解禁になりましたから、いろんな意味で時代はそういうものを求めているのではないかというふうに思います。ぜひとも御努力をいただきたいと思います。いろいろと南野副大臣には御指摘をいただきましたが、まだ私の場合は早...全文を見る | ||
○鶴保庸介君 ありがとうございます。早くしていただければというふうに思います。 保育所の話が続くんですが、もう時間がありませんから、これが最後の質問になるかと思うんです。 私もこんな中で、興味を持ってと言ったらちょっと失礼な言い方ですが、いろいろと勉強させていただきました...全文を見る | ||
○鶴保庸介君 ありがとうございました。 | ||
06月19日 | 第151回国会 参議院 厚生労働委員会 第17号 議事録を見る | ○鶴保庸介君 保守党の鶴保庸介でございます。 いよいよ確定拠出年金法の審議に入ることになりました。以前から国論を左右すると言っては大げさかもしれませんが大きな物議を醸しながら今日に至った、さまざまな紆余曲折を経て今回の法案審議でございます。 私も今回のこの質問を契機にいろ...全文を見る |
○鶴保庸介君 雇用の流動化に資するというのは確かにそのとおりだと思います。ただ、雇用流動化ということが前面に出てきますと、それは企業の側の都合といいますか、論理を割と重視したものであるのかなと、ややもするとそういうふうに言われがちでございます。 各種新聞がこの問題について取り...全文を見る | ||
○鶴保庸介君 まさに私もそこにあるんだとは思うんですね。目的とするものが雇用の流動化というようなことではなくして、その結果としてついてくる、労働者も含めて、国民全体の年金に対する意識改革、自己責任といったものへの意識改革が、これは目的ではありませんけれども、そういったものに物すご...全文を見る | ||
○鶴保庸介君 大変重要な問題だろうと思います。個人としての自己責任、義務を果たすこと、それからまた社会保障制度そのものの存在意義といったこと、何か相矛盾するといいますか、相対立するような概念といいますか、そんなふうに聞こえてもくるような印象なんでありますけれども、やや抽象論になっ...全文を見る | ||
○鶴保庸介君 もう一度ちょっとお伺いするんですが、貯蓄奨励ということがアメリカでは現実の要請としてあった、日本ではそれが余りないということが理由なんですか。 | ||
○鶴保庸介君 税制当局の方がいらっしゃるわけではないので、こんな議論をしてもしようがないのかもしれませんが、私は今回の日本版四〇一k法案の貯蓄といいますか掛金は、いわゆる今までの貯蓄とは違うというふうにやっぱり思いたいし、そう制度上なっているように思います。 日本人の個人資産...全文を見る | ||
○鶴保庸介君 わかりました。 自己責任という原則をいかに考えるかは、それを突き詰めて考えていくと非常に難しい袋小路に入ってしまうような問題のような気がした次第です。 ただ、こういうことをつらつら考えていくよりも、現実にじゃどうなのかということもやはり関心のあるところでござ...全文を見る | ||
○鶴保庸介君 とすると、簡単に大ざっぱにまとめてしまうんですが、四〇一kは最初導入されたときは、確定給付型のものから、ややローリスクのものから普及が始まって、ずっと四〇一kのハイリスク型のものもどんどんふえてきているという現状なんだろうというふうに理解をいたします。 では、日...全文を見る | ||
○鶴保庸介君 では、その元本確保型、これはいろいろと懸念もあり、これまで議論をされてこられましたけれども、どう担保するのかということについては余り議論されてこられなかったような気がするんですね。いかがでしょう。その担保、これについてどういうふうに、元本割れするのではないかと心配す...全文を見る | ||
○鶴保庸介君 よくわかりました。 先ほど、アンケートの結果で導入の考えはないという企業がまだまだたくさんあるというふうな話をちょっといたしましたけれども、時間がございません、大ざっぱに言ってどういう企業にそういう導入の機運があるのかなということを漠然と思うんです。平均勤続年数...全文を見る | ||
○鶴保庸介君 時間がございませんので、これを最後の質問にさせていただきたいと思います。 そういう各企業ごとの特色といいますか、労使の協定、社風によるんだろうというふうに思うんですけれども、その中でやはり投資教育ということをこの法案の中でも重視しておるやに聞いております。 ...全文を見る | ||
○鶴保庸介君 ありがとうございました。 | ||
10月25日 | 第153回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号 議事録を見る | ○鶴保庸介君 鶴保庸介でございます。残り三十分の間を使わせていただいて、医療制度改革についてちょっと質問をさせていただきたいと思うんですが、抜本的な改革が望まれます医療制度改革でございます。 ただ、私の個人的な感触、感じからいたしますと、医療費の増加がこれから見込まれるという...全文を見る |
○鶴保庸介君 ありがとうございます。 予想していたとおりのお答えでございまして、ただ人口増が年率四%程度で医療費が大体年率七・八%、ですからそれはもうさまざまな要因が絡み合って、それはそのとおりだと思います。そして、そのさまざまな要因というのは、要するに受診日数が増加して、そ...全文を見る | ||
○鶴保庸介君 今の話をちょっと要約いたしますと、やっぱり福祉制度みたいなものの歴史的要因が大きく寄与している、諸外国と比べてということですが、それを逆にじゃとってみますと、福祉制度、介護保険制度等々、福祉制度がもう少し充実をすれば長期入院は減ると、これは少々意地悪な質問ですが、そ...全文を見る | ||
○鶴保庸介君 介護局の方にもぜひ来ていただいて感想を聞きたかった答弁でございましたが、そのとおりだと思います。介護というようなものも相まって、総合的にやはり考えていかなきゃいかぬのだろうと。 ただ、そういう今の話の中で出てこなかったこと、私の方からこんなことを言うと答えを出す...全文を見る | ||
○鶴保庸介君 幾つかお話の中で、厚生省がこれを全く考えていない、知恵を、これからなんだというのは多分うそ、うそと言ったら失礼ですけれども、何がしかの青写真みたいなものがあるんだろうと私なりにも思うんですけれども、例えば、今、推進体制を整備するんだと、各地方公共団体に対して推進をし...全文を見る | ||
○鶴保庸介君 そうしたら、その地域リハというのは施設外ですよね。施設外でドクターの処方せんを受けながらやる制度と考えていいんですか。 | ||
○鶴保庸介君 ちょっといま一つ今のはよくわからないんですが、医療の延長線上にあるリハビリで介護を考えるということでいいんでしょうか。 つまり、例えば海外なんかの、私の問題意識というのは、海外なんかではよくリハビリドクター制度というのがありますね、医師の免許を持って医師がきちっ...全文を見る | ||
○鶴保庸介君 しつこいんですけれども、それはリハビリドクターという認められた制度ではないですよね。それはリハビリ、どういう形の格好のことをおっしゃっておられるのか、ちょっともう一度詳しくお願いします。 | ||
○鶴保庸介君 では、そのリハビリドクターみたいなもの、そういった専門にされておられるお医者さんに対して、国はやはりそれを奨励する意味を込めてリハビリドクターみたいな制度をつくってはどうかと考えますが、これは大臣にお聞きした方がいい。感想で結構です。一言お願いをいたしたい。 | ||
○鶴保庸介君 そうしたら、先ほども言いました、リハビリを進めていく上で今のままでいいとお考えでいらっしゃいますか。 | ||
○鶴保庸介君 まとめていただいてありがとうございました。もうどこまで話が進んでいくのか、私自身ももう時間がないのにあれでしたんですが、まだもう幾つか質問を用意をさせていただいたんですが、あともう残り三分、四分になってしまいましたので一つだけ。 じゃ、先ほど言いました視点、医療...全文を見る | ||
○鶴保庸介君 レセプト、医療提供側がメリットを感じないというのは問題になっておるわけですが、メリットを感じさせるような方策をこれから考える用意はありますか。最後にこれを質問をして、終わりたいと思います。 | ||
○鶴保庸介君 ありがとうございました。 | ||
12月04日 | 第153回国会 参議院 厚生労働委員会 第11号 議事録を見る | ○鶴保庸介君 おはようございます。保守党の鶴保庸介でございます。 緊急雇用対策ということで、重要なテーマについて私も幾つか質問させていただくに当たりまして、どんなことを質問すればいいかということを考えたのでありますが、どうしても腑に落ちないというか、すとんと胸に落ちてこない部...全文を見る |
○鶴保庸介君 それでは、その内容であります。 緊急地域雇用対策基金を各地域の方からアイデアを出していただいてというふうな話で私も聞いておりますが、その仕組みについて具体的にちょっとお教えをいただけますか。 | ||
○鶴保庸介君 最後におっしゃった人件費八割以上とか、こういう要件というのは各市町村から上がってきた案をもう一度国の方で見直すというように理解をしていいんでしょうか。 | ||
○鶴保庸介君 わかりました。おおむね国としての方向性を示しつつも、各市町村及び都道府県の主体性に任せて、主体性を尊重していこうという趣旨だろうと思います。 ただ、そういうことであるならば、やはり国家として失業率の低減に向けてある程度の方針、先ほど例を示すということをおっしゃっ...全文を見る | ||
○鶴保庸介君 大臣みずから御丁寧にお答えをいただきまして本当にありがとうございます。くれぐれも大きな流れを見失わないようにしていただきたいと本当に思います。緊急ではあれ、そのための雇用創出対策、緊急雇用創出の対策であろうというふうに思います。 時間が少しだけありますから、雇用...全文を見る |