鶴保庸介

つるほようすけ

選挙区(和歌山県)選出
自由民主党・国民の声
当選回数4回

鶴保庸介の2009年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月26日第171回国会 参議院 本会議 第3号
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○鶴保庸介君 私は、自由民主党、公明党を代表して、平成二十年度一般会計・特別会計補正予算案の修正議決に反対、同政府関係機関補正予算案に賛成の立場から討論をいたします。  昨年九月、リーマン・ブラザーズの経営破綻により急速に世界の経済金融情勢が悪化してきました。その根幹であるサブ...全文を見る
03月13日第171回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○鶴保庸介君 峰崎先生のやや専門的というか、財政金融委員会かと思うような議論も飛び出してきましたけれども、私の方は、今日は構造改革を議論にということでございますので、ちょっと大づかみの話をまずさせていただいて、日ごろ思っている疑問点なんかもちょっとぶつけさせていただきたいと思いま...全文を見る
○鶴保庸介君 まさに今、高橋さんおっしゃったことなんですね。構造改革何か分からないというような、お三方それぞれ言われた。しかし、小泉総理がこう言われたというんですね。当たり前のことをやるだけだって。でも、その当たり前のことというのはそれぞれ各人各様考え方が違う、そしてまた、その当...全文を見る
○鶴保庸介君 その便益の最大化であるとか経済成長であるとか生活の向上というのはよく分かるんです。ただ、国民生活の向上という高橋参考人のお話ですけれども、これもやっぱり抽象的ですよね。経済的なところに力点を置くのか、それとも、その人その人の生きがいなるものに力点を置いて、人としての...全文を見る
○鶴保庸介君 そうだと思います。政府が考えられること、これは多少モデレートな部分でなければいけないと思います。しかし、そんな中でも、政策の選択をするときに何から一番先にやらなきゃいけないか、そしてそれを国民に理解をしてもらうという部分においては、国民の望むところの最大公約数的なも...全文を見る
○鶴保庸介君 少々抽象的な話になってしまいましたから、ちょっと具体論に即して聞きたいんですね。  例えば、今、構造改革と言われる議論で出てくる事例の一つに、政府部門の整理縮小なんというのが結構あります。これは財政的なものもインセンティブ、モチベーションの一つにあるんでしょうけれ...全文を見る
○鶴保庸介君 とすれば、経済成長においての、経済成長を目的とする構造改革の優先順位というのは当然これ低くなるというふうに私は考えるべきだと思うんです。  経済成長というもの、あるいは国民の経済的な豊かさを目的にするのであれば、ほかにしなければいけないことは実を言うとたくさんある...全文を見る
○鶴保庸介君 それは、端的に言うと、金融のシステムそのものを微調整すれば景気は良くなると、こういうことと理解していいんですか。
○鶴保庸介君 私が問題にしたいのは、一部の論者が言うところは、今の不景気は完全な需要不足であると。高橋参考人さっきおっしゃいましたデフレギャップが物すごく、八十兆ですかね、ほどあってという話がありましたけれども、そういう需要不足の時代にいかに金融機関のその分、もちろんこれは必要で...全文を見る
○鶴保庸介君 そこのところは重要だと思いますので、駒村参考人、高橋参考人にもちょっと御意見聞きたいと思うんです。  今需要サイドにそう問題はなく、ないとは言わないけれども、まあまあプライオリティーはどっちかというとシステムの問題があるという話がありました。  どうでしょうか。...全文を見る
○鶴保庸介君 需要サイドで、物の話をしたときにはちょっと分かりやすいからそう申し上げたんで、ちょっとそればかりですべての経済を理解するというのは難しいんでしょうけれども、乱暴な議論になると思うんですが。  欲しいものがないからという話、でもそうはいえども頑張らなきゃいけないと高...全文を見る
○鶴保庸介君 いろいろお話を聞いておったんですけれども、高橋先生にちょっともう一個、じゃ、更問いじゃないですけれども。  そのいろいろおっしゃったものの判断基準というのは高橋さんの中ではありますか。どういうことで考えていらっしゃいますか。熊野参考人の方からはちょっとさっき、大き...全文を見る
○鶴保庸介君 そこなんですね。さっきの元の話に戻りますけれども、需要を生み出すためにという話、そこに財政政策の原点があって、しかし、いざ出すときになると今度は社会的便益の話にちょっと話の質が変わっている気がするんです。どうなんでしょうね、そこのところの理解、ちょっと私が足りないの...全文を見る
○鶴保庸介君 じゃ、今度は社会的便益の中身ですけれども、その社会的便益というのは何ですか。いわゆるBバイCのことをおっしゃっておられるんですか。
○鶴保庸介君 その社会的便益が、じゃ政府部門においても当てはまるかという議論をちょっとしたいと思います。  ちょっと駒村参考人に、長らくこの話を避けてきたのは、ちょっと御意見を聞きたいんですね。  社会福祉政策というものをBバイCで評価するとなると、いろんな考え方はあります。...全文を見る
○鶴保庸介君 我々が考えるべきことで、結論を参考人の先生方にゆだねるつもりはないんですが、やはり事ほどさように厳しいと思うんです、苦しいと思うんです、そのどれを選ぶかという部分についても議論はいろいろあると。BバイCというお話ももちろん出ます。出ますけれども、社会的便益をどう考え...全文を見る
○鶴保庸介君 そうだと思います、経済政策の目的というのは伝統的には経済分配、富の分配と、そしてさっき言われたことだと思いますから。こういう目的をきっちりしながらやらなきゃいけないと思います。  もう実を言うと聞きたいことがたくさん今頭の中を去来するんですけれども、これだけどうし...全文を見る
○鶴保庸介君 ありがとうございました。
03月25日第171回国会 参議院 財政金融委員会 第10号
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○鶴保庸介君 自民党の鶴保でございます。  私も会計の専門家ではございませんので、今日のお話を聞いてすべてを理解したわけではありません。少し難しいなという感じがございます。したがって、ちょっと一つ一つお伺いしながら理解を深めていきたいなと思うんです。  醍醐参考人にちょっとお...全文を見る
○鶴保庸介君 後半の部分について、それぞれにまだ疑問があります。  それで、まず整理します。最初の単年度制の議論で、とはいえ、とはいえですよ、先生がおっしゃられるように、圧縮の議論は分からぬではないんですが、とはいえ、トレンドとして高齢化が進むこの社会の流れで、福祉予算というの...全文を見る
○鶴保庸介君 しつこいようですけれども、いわゆる不用額の議論というのは、特別会計上の無駄をなくすということですよね。その上で、その不用額の算定の中、不用額というか、翌年度繰越しを考え、だから、どう言えばいいんでしょう、平たく言うと、何に使うのと聞かれて、ううん、分かんないという、...全文を見る
○鶴保庸介君 分かりましたというか、分かることにしておきます。  それで、一つちょっと、さっき消費税の話を最後に醍醐参考人がおっしゃっておられたんですけれども、この点ではちょっと土居参考人と、真っ向からということではないでしょうけれど、少し考え方に、ちょっと議論が違うのかなとい...全文を見る
○鶴保庸介君 じゃ、醍醐参考人、よろしいですか。
○鶴保庸介君 もう一回土居参考人に振ったら、もう論争になっちゃうと思いますので、それは避けたいと思いますけれども、土居先生、多分おっしゃりたいことたくさんおありだと思いますが、ここはぐっとこらえていただきたいと思います。  それで、土居参考人にもう一つ、課税平準化政策の部分で、...全文を見る
○鶴保庸介君 ありがとうございました。  時間が来ましたので、浅羽参考人、失礼いたしました、本当は質問があったんですが。終わります。
05月20日第171回国会 参議院 予算委員会 第21号
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○鶴保庸介君 中川委員に引き続きまして、私の方から関連の質疑をさせていただきたいと思います。  今回は補正予算をめぐる議論でございますが、今回の質問をさせていただくに当たり、私なりに問題点といったものをちょっと整理しようと思いまして、お手元にお配りをしておりますペーパーに三つほ...全文を見る
○鶴保庸介君 基金ですけれども、そうすると、基金方式を採用した場合、想定した事業が実施されること、結果が担保されなければいけないということにもなります。この担保は制度的にどういう規定を持っておるのか。また、仮に残額が生じた、予想外の突発的な障害が生じてできなかったというような場合...全文を見る
○鶴保庸介君 それでは各論の方へちょっと話を向けたいと思いますが、農林大臣、農林省をめぐるこの基金は全部で二十一個ございます。この二十一個の基金、これはそのすべての四十六のうちの二十一ですから、一番多いわけでありますが、この基金形式を取らざるを得なかった理由、そしてまたその意義。...全文を見る
○鶴保庸介君 そうです。言い切りましたね。無駄は全くないということであります。そして、その無駄がない理由は、これこれの目的を持ってやりたい、これこれの目標を必ず担保するんだと、そういう決意だと思います。  それでは、厚生労働省にお伺いをいたします。厚生労働省にも同じ質問をまず投...全文を見る
○鶴保庸介君 じゃ、もう一度ちょっと確認をしたいんですが、三年以内に介護職員の給料を一万五千円程度引き上げるということを目標にしているということでございますか。
○鶴保庸介君 御存じのとおり、介護現場は、一番多いのはその介護職員の給与の要望でございます。  大臣、もう少し踏み込んでお答えをいただきたいわけでありますが、一万五千円の給料を、その給料分を予算措置をしていますということでありますから、それぞれの施設の事情はあろうと思いますけれ...全文を見る
○鶴保庸介君 御存じのとおり、介護職員の給料の話になると必ず出てくるのが厚生労働省の公式のデータでございます。現場で言われているような給料ではなく、厚生労働省が把握する職員給与の平均値というのは現場とかなり懸け離れているという指摘がこれまでもありました。そこには様々な現場の工夫と...全文を見る
○鶴保庸介君 よく分かりました。結果をよろしく担保していただきたいというふうに思います。  それでは、障害者自立支援の方もちょっとお伺いしておきたいと思います。  自立支援臨時対策特例交付金という、これも基金に基づく基金を積み増ししておられます。介護職員の給与の増加とともに施...全文を見る
○鶴保庸介君 その新体系なるものでありますが、今、国会には応益負担から応能負担の考え方へ、また元へ戻そうというような考え方の下、新法が衆議院の方に提出をされております。まだ審議に入られておりませんが、このことを踏まえて、この施設整備をやっていくという趣旨で今お話しなさったのか、確...全文を見る
○鶴保庸介君 大臣よく御存じであろうと思いますが、今、障害者自立支援のための授産施設の状態は惨たんたるものでありまして、この施設には耐震基準も満たしていないような施設がたくさんあるという現状であります。そんなところで施設整備を着実に進めていくということは、やはりそのすべてを一遍に...全文を見る
○鶴保庸介君 頑張っていただきたいと思います。  それでは、箱物に対する予算が多過ぎないかという論点。これについて、やはり一番典型的に出てきたのは、衆議院の本会議でも民主党の議員の方からも御指摘がございました、文部科学省の国立メディア芸術総合センターの設立についてであります。 ...全文を見る
○鶴保庸介君 私も知らないんです。知らなかったんです。ところが、トルコへ以前超党派で皆さんで行かせていただいたときに、そのトルコの視察の際に、日本語を勉強していらっしゃるトルコの学生さんが、その日本語の教材に最も有効なのが実は日本の漫画だと言っていました。それで、日本に正式に、将...全文を見る
○鶴保庸介君 超党派で民主党、共産党の先生方とも一緒に行かせていただいたときの話でもありますから、是非実現をしていただきたいというふうに思います。  それから、こういう漫画の威力みたいなものを情報発信していくという趣旨なんだろうと思います。  オーストリアにリンツというところ...全文を見る
○鶴保庸介君 お話を聞いておると、非常に小難しい何か施設ができるなという印象を持ってしまいますので……(発言する者あり)じゃ、財務大臣、よろしく。
○鶴保庸介君 せっかく財務大臣にお答えをいただきましたから、じゃ、財務大臣にお聞きしますけれども、そうしたら、その経済効果なるものは、さっき文科省、文部科学大臣の方からお話をいただきました、ハリウッド的なものの萌芽になるんだということ以外に、独立採算のものでやっていくから大丈夫だ...全文を見る
○鶴保庸介君 そこなんですね。そのために、さっき私、ちょっと言葉、途中になりましたけれども、小難しい施設ができてしまったら、こういうたぐいのものは余り国民に愛されないんじゃないかと。マスコミなんかでも相当これは関心を持って報道されておりますし、入った人が、何か、これがあのとき問題...全文を見る
○鶴保庸介君 よろしくお願いをいたします。  それでは、ばらまきについての論点に移りたいと思います。  ばらまきの予算ではないかという批判がよくありますけれども、これ、何かをするたびに、ばらまきじゃないか、ばらまきじゃないかと言われるんですね。これは財務大臣にお伺いをした方が...全文を見る
○鶴保庸介君 国土交通大臣にも同じ、もう少しばらまき予算であるかどうかという批判が当たるか当たらないかということの判断基準になるような答え方を国土交通大臣にお伺いをしたいと思います。
○鶴保庸介君 先ほど来、何か民主党さんの方からもいろいろなやじ飛んでいますけれども、すごく、ばらまきというか経済効果の部分等、もっと冷静に我々考えなきゃいけないと思うんですよ。きっちりとした目的を持ってやらねばならない事業を一歩一歩進めていく、そのために今回の補正もある程度のとこ...全文を見る
○鶴保庸介君 先ほど出ました高速道路の四車線化等についてはきっちりと結果にまで責任を持ってやっていただくということを是非ともお願いをいたしたいというふうに思いますし、また、それぞれの事業についてもこれからも継続的に先ほど言われたような趣旨に従って着実に積み上げていっていただくこと...全文を見る
○鶴保庸介君 それでは、大臣にもう少し、住宅ローンの部分でこれがどう変わったのかということを、ちょっと技術的になりますが、お話をいただければと思います。  住宅ローンを借りていらっしゃる方、これから借りようとしていらっしゃる方にも借りやすくする、そしてまた、借りていらっしゃる方...全文を見る
○鶴保庸介君 住宅ローンを借りようとする方も、そのローンに政府保証が付く、より手厚く付く。そしてまた、今借りられている方がまた借換えなどのときの需要も、政府保証がより手厚く付くということの改正であったということを理解をしていただくということであります。  ただ、この住宅ローンの...全文を見る
○鶴保庸介君 いろいろとおっしゃっておられる方もいますが、政策目的についてはもう全くそれが必要だと私は思うんですね。四年も五年も前に私も実を言うとこの件についてもう質問させていただきました。  今、これからの時代、少子高齢化が進んできて、年金生活に入られた方々の収入が年金だけと...全文を見る
○鶴保庸介君 これ党内でやってやというやじが飛びましたけれども、これは党内でやる話じゃありません。全国会議員力を合わせてやっていただくぐらいの話だと私は思います。  このリバースモーゲージだけではないにしても、高齢者の生活についてのやっぱり実態を我々踏まえてきっちりと議論してい...全文を見る
○鶴保庸介君 詳しく説明いただきましたが、申し上げたいのは、その田辺のマッコウクジラの話をしたいのではなくて、こういう鯨の中で迷い鯨が出てきた。じゃ、自治体が例えばそれは一般論としてそれを処理するのに、食べればいいじゃないか、逃がせばいいじゃないかといろいろ簡単に言ってくれるんで...全文を見る
○鶴保庸介君 もう一度確認をしておきたいと思います。IWCは国際会議です。これは外務省にも関係がございます。外務大臣、この件についても御理解をいただけますか。
○鶴保庸介君 大臣、ありがとうございます。シーシェパード等についてもしっかりとした対応をしていただきたいということであります。  日本の外交というのが、目的に向かってそのための組織全体が意識を一にして同じような方向で努力をしていただいていると国民は信じているわけでありますが、海...全文を見る
○鶴保庸介君 ありがとうございました。