中川義雄
なかがわよしお
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
---|---|---|
09月24日 | 第143回国会 参議院 農林水産委員会 第3号 議事録を見る | ○中川義雄君 この八月の集中豪雨と台風五号、七号、八号と立て続けに国土を襲ったわけですが、その中で農業も大変な被害をこうむった。ちょっと重複しますので、農業の災害について農地災害にポイントを置いてお聞きしたいと思います。 今回の集中豪雨等で農地災害を受けた被害額、面積等につい...全文を見る |
○中川義雄君 農業にとって農地というのは、御承知のように唯一の生産手段と言ってもいいわけですから、その農地が流失してしまうということになりますと、農家にとっては、特に北海道のように専業農家にとっては生産手段を全く失ってしまうという悲惨な例も見られるわけであります。ですから、特に農...全文を見る | ||
○中川義雄君 きょうは国土庁からも来ていただいておりますが、いろんな意味で災害を受けた、特に専業農家の人たちは来年に向けてどうするかということを非常に悩んでいるわけです。その中で激甚災害の指定を受けるか受けないか、それがまた定かでないということに対する何となく不安感みたいなものも...全文を見る | ||
○中川義雄君 なるべく作業を急いでいただきたいものだと思っております。 そこで、今回の災害の現場へ行きましていろいろ言われた中で、加害者と被害者みたいな話が常に出てくるんです。例えば、十勝の場合ですと、十勝川の堤防が非常に高く立派につくられた。ですから、堤内から堤外に水は漏れ...全文を見る | ||
○中川義雄君 優等生の答弁みたいな話なんですけれども、事は本当に緊急に起きるんです、国土庁長官が行く前に。そこまで行っているうちにはもう被害が終わっちゃっているみたいな事例が多いんですね。ですから、未然防止という観点から、本当に緊急避難的にやらなければならない、その体制などについ...全文を見る | ||
○中川義雄君 よく言われている中で、私もよくわからないんですけれども、異常気象の大きな要因の一つとして森林の砂漠化、いわゆる森林の荒廃したことが地球的な規模においてその要因と言われています。時間がなくなりましたからそのことについては置いて、ですから森林の公益的機能というものを国に...全文を見る | ||
○中川義雄君 要するに、今日まで森を経済林として見る側面が非常に強かったわけでして、経済的に価値のあるものにしたい、そうするとどうしでも成長の速い木を植える、それが民有林においても国有林においても中心になってきたわけです。ところが、御承知のように、北海道の場合ではカラマツだとかエ...全文を見る | ||
○中川義雄君 委員長、そういうことですから、どうぞよろしくお願いしたいと思います。 | ||
10月02日 | 第143回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号 議事録を見る | ○中川義雄君 自民党の新人の中川義雄です。どうぞよろしくお願いいたします。 実は、私自身北海道出身なものですから、日ロ関係、特に北方四島問題というのは大変関心が多いわけであります。私自身へ道議会議員、その前に道庁の職員をしておりまして、北海道の将来にとって日ロ、当時は日ソ、日...全文を見る |
○中川義雄君 実は、我々道民がこの問題に大きな期待を寄せているというのは二つ大きな理由がございまして、一つはもちろん安全操業は確保される、そしてその上に相互理解を通じて領土問題の解決にも寄与できると同時に、この地域、北洋における漁業資源の涵養といった意味からも秩序ある漁業体制が組...全文を見る | ||
○中川義雄君 今、聞きますと、本当にすばらしい船出であったと。これがずっと続いてくれればいいわけですが、今言ったようなトラブルが起きた場合、問題はこの協定に違反したり覚書に触れた場合、その取り締まり権限はどこにあるかということが非常に大きな関心でありまして、その辺が我々も見えない...全文を見る | ||
○中川義雄君 政府として、今の現実の問題にあってそういう非常に苦しい話になると思うんです。ですから、お互いに約束した秩序を守ってやって、そこで問題が起きなければ一番いいわけですが、問題はそうでない場合もある。 私自身も、その地域の漁民だとか何かにどうしてそういう問題がすぐ出て...全文を見る | ||
○中川義雄君 じゃ、北方四島周辺の安全操業に関する話はこれで終わらせていただきたいと思います。 では次に、去年の十一月にクラスノヤルスクで日ロ首脳会談が行われ、その際、橋本・エリツィン・プランを決定したというような話を聞いているわけですが、その合意された内容等について説明して...全文を見る | ||
○中川義雄君 このプランによりますと、多岐にわたって将来に希望の持てる内容が非常にたくさんあるわけであります。これから我が国もそのことに大変期待しているわけでありますが、この先鞭をつけるいろんなまたプロジェクトがあったわけであります。 それは、ソ連時代には日ソ経済委員会とソ日...全文を見る | ||
○中川義雄君 もっとこの問題は掘り下げて聞きたいんですけれども、時間がもうなくなりましたので、私から一つだけ。 旧SODECOの主体になったのは石油開発公団、今有名になっている石油開発公団です。日ソ経済委員会の中の開発協力が民間ベースでほとんどやられていました。今、最後に言わ...全文を見る | ||
○中川義雄君 また、川奈会談におきまして橋本総理から平和条約を結ぶ大前提として、要するに国境が明らかにならない限り平和条約というのは結べないと。ですから、国境をどこに線引きするかをしっかりしなければならない。そしてその際、択捉島の北にある程度の国境を認めて、それをお互いに認めた上...全文を見る | ||
○中川義雄君 そしてまた、ロシア時代に市場経済体制にロシアが入った中で、非常に進んだのは日ロの合弁事業。数はたくさん出たんですが、その多数が惨たんたる結果になっている場合が非常に多いわけであります。わけのわからない理由で一方的に権利を放棄させられたり、そういう日ロ間の友好親善にマ...全文を見る | ||
○中川義雄君 時間が参りましたが、大臣、いろんな大きな世界の流れの中で、やはり何としても四島問題を解決して日ロの平和条約を結ばなければなりません。そういった意味で、四島問題というものは非常に大事なことでありまして、この解決に向けての大臣の御決意をお聞かせいただきたいと思います。 | ||
○中川義雄君 終わります。 |