中川義雄

なかがわよしお



当選回数回

中川義雄の1999年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月11日第145回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
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○中川義雄君 おはようございます。  今、間もなく二十一世紀という中で、我々のかけがえのない地球、大変大きなたくさんの課題を掲げられて、どうやってこれを乗り切っていくか、大きな課題だと思います。我が国の農政もそういった大きな中で今後の方針をしっかりしていかなければ大変なことにな...全文を見る
○中川義雄君 以下、具体的な話になりますので、時間がありませんのでなるべく簡潔に答弁していただきたいと思います。  農業白書によりますと、食料の自給率はカロリーベースで四一%に落ち込み、穀物ベースですと一九七五年から一九九六年の間に四三%から二六%へと大変な落ち込みを示している...全文を見る
○中川義雄君 御承知のように、東西の冷戦構造が終結しまして、これまでのイデオロギーの対立から、一方では南北問題といいますか、人口が爆発を続けているそういったところでの食料危機、まさに飢餓が広がり、困窮した人々が食料を求めて史上類例を見ないほどの難民に化しているとも言われております...全文を見る
○中川義雄君 御承知のように、レスター・ブラウンが「飢餓の世紀」という名著の中で、まさにこのことが今後のそれぞれの国家の盛衰といいますか死活の問題になるだろう、ですから食料の問題こそは各国の政府だけが解決できる他国に依存できない最もとうとい使命であろうと。まさに私は大切なことだと...全文を見る
○中川義雄君 御承知のように、石油の大宗を海外に依存する我が国がそのほとんどを中東に依存していた、それがあの石油危機をもたらして大変な状況になり、その反省に基づいて、供給地を分散化すること、備蓄問題については真剣に考えること、省エネルギーに真剣に取り組むことといったことが功を奏し...全文を見る
○中川義雄君 先日の大臣の所信表明によりますと、農業の持続的発展という言葉が使われておりますが、御承知のように、二十一世紀、地球環境上のいろんな諸制限から、果たして人類がこのまま持続的にこの社会を形成していけるかというのが一つの大きな課題になっております。  私は、農業ほど持続...全文を見る
○中川義雄君 御承知のように、農業は人づくり、そして土づくりだと、こう言われておりますが、一方の土が今瀕死の重症になっております。生産性を向上したいという願いからたくさんの化学肥料や殺虫剤などの化学薬品が大量に使われ、大きな機械がそれを上から押しつけていくというようなことで、まさ...全文を見る
○中川義雄君 今後の地球的な課題として、サステーナブルな、持続可能なということと、もう一つはゼロ・エミッション、なるべく循環させて資源と産出されたものが上手にめぐり合う、そのゼロ・エミッションという意味でも、これも農政の一つの大きな課題になります。  最近、そういった点で、自然...全文を見る
○中川義雄君 自然循環型の農業の確立、これは非常に大事なんですが、今問題になっているのはその中で畜産の排せつ物、しかしこれはすべてありがたいことに有機質でありまして、すべてが土に返ることが可能なものであります。ですから、農業の中ですべてが解決でき得る問題でありまして、これを安易に...全文を見る
○中川義雄君 時間がないですから、少し簡潔に答弁していただきたいと思います。  問題はもう一つは、この農業基本法の特筆すべきものは、農村の持っている多面的機能を発揮していくんだ、これは非常に大事なことだと思うんですが、その中で一つは、上流部で大変な苦労をする中で役割を果たしてい...全文を見る
○中川義雄君 農村の持つ多面的機能の中で誇り得るものは、ずっと日本の伝統、いろんな工芸品、民芸、民話、合掌づくりといったような、そして織物、加賀友禅その他たくさんの織物は、それぞれ農村の厳しい生活の中から少しでも豊かな、そういう願いを込めてでき上がったものであります。私は、その農...全文を見る
○中川義雄君 一方、林業においてもすばらしい景観や水資源の涵養、そしてまたこれも持続的に可能な木材の生産といった非常にすばらしい機能を持っています。  そしてまた、水産業においても本当に食料の生産という大事な大事な二百海里時代ですから、経済水域が大きくなったんだ、そのためには前...全文を見る
03月16日第145回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○中川義雄君 自民党の中川義雄であります。  まず最初に、沖縄問題について若干聞いておきたいと思います。  特に、いわゆるSACO合意の行方についてどうなるのか、私自身も大変心配になってきましたものですから、その点から伺いたいと思っています。  あの本当に忌まわしい事件を契...全文を見る
○中川義雄君 ただいまもいろいろ言われましたが、要するに十一の合意のうちほとんど見通しが立っていない。そういうことであれば、そもそも合意そのものが当初から実現不可能なものであったのかな、そういう大きな問題を最初から抱えていたとしたら、これはもうある種の失敗であったと言わざるを得な...全文を見る
○中川義雄君 いずれにしましても、沖縄県民のことを考えますと、早期にこの問題が少しでも解決できるよう努力していただきたいと思うわけであります。  次に、普天間基地の移転先についてでありますが、どの場所であれ必ずいろんな問題を含む、そしてまた問題が生じると考えるのでありますが、そ...全文を見る
○中川義雄君 新しい知事も非常に積極的にこの問題に真っ向から取り組もうとしているわけでありますから、政府は全面的にバックアップして、この問題の解決に少しでも力をかしてやっていただかなければならないと思いますので、その点よろしくお願いしたいと思います。  次に、沖縄の経済振興に関...全文を見る
○中川義雄君 沖縄の経済の発展、そして産業の振興ということを考えますと、沖縄振興開発金融公庫の役割は大きいと思うんです。私の北海道東北開発公庫につきましても、その役割は大きいということで、我が党としましても、この不況対策としまして、例えば信用保証協会の融資ができるように政令を改正...全文を見る
○中川義雄君 時間がないものですから、急いでやりたいと思います。  特に沖縄問題、要するに沖縄県民のことを考えると、本当に我が国といたしましては全力を傾注して、歴史的な経緯から見てもあの戦争の大変な戦場となったこと、戦後の米国による施政権が長かったこと、基地が多かったこと、いろ...全文を見る
○中川義雄君 時間が来ましたので、終わります。
03月18日第145回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
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○中川義雄君 きょうは、主に乳価のことにつきまして質問してまいるわけですけれども、畜産局の皆さん方にはきのう遅くまで大変御苦労されて、朝九時半からまた衆議院で、昼飯もとらないで引き続きということでございますので、本当に御苦労なことだと思いますが、数点お聞かせ願いたいと思います。 ...全文を見る
○中川義雄君 御承知のように、新たな農業基本法におきましては、価格は市場のメカニズムに基づいて決めていきたい、しかしそれと農業者の経営との間に乖離が出てきますから、農業者の経営または所得については政策でこれを援助していきたいというのが基本になっておると思うんです。  それで、今...全文を見る
○中川義雄君 要するに、規模に応じて格差を設けることによって、草地なら草地がもっと大きくなって生産性の向上がそのことによって図られるというのが政策のねらいだと思って、私もそういった点からは今後ともこういった施策につきましては十分配慮して効果が出るように期待していきたい、こう思って...全文を見る
○中川義雄君 これまでのやり方はやり方といたしまして、新しい農業基本法におきましては経営の安定化というようなことを考えて十年ぐらいの計画をつくりながら、そしてまた五年ぐらいでそれを見直しながらこの基本法が実施されるようにやっていくという方式をとっているようであります。  そんな...全文を見る
○中川義雄君 この点につきましては積極的に検討して前向きの回答をぜひ得たい、それは本当に酪農家の悲痛な願いでありますので、よろしく御配慮いただきたいと思います。  それから、今回、農林省から出たいろんな数字を見まして、私は酪農というのは日本農業の中で非常に優等生、非常に短期間で...全文を見る
○中川義雄君 この問題の解決にはいろんな努力が必要でありますが、私は、現実としてこれだけの経営努力がされなかったというのは、この国ではメーカーが競争原理の外にあるということも一つの要因だと思うんです。指定団体がメーカーを指定して、また収入の範囲も指定して、その範囲のものは特定のメ...全文を見る
○中川義雄君 要するに、製造費用がどのぐらいかかって、流通の費用がどのぐらいかかって、そのうちにマージンがどんな形になっているのか、輸送費がどんな形になっているのか少し調査した上で、そこの隘路みたいなものを改善していかなければならない、こう思いますので、その点の努力をお願いしてお...全文を見る
○中川義雄君 今お話にありました、最近はこのシカゴ市場が大変な暴落を重ねている。我々が心配したのは、その暴落が生産費にはね返って、これが今回の乳価決定に大きく作用するのではないか。私たちが試算してみましても、この価格をそのまま生産費にしますと一円数十銭の値下げになるというような厳...全文を見る
○中川義雄君 まだまだ聞きたいことがたくさんあるんですけれども、時間が来ましたので、この辺で終わります。
03月26日第145回国会 参議院 農林水産委員会 第8号
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○中川義雄君 自民党の中川義雄です。  きょうは本当に忙しい中、御苦労さまでありました。そして、先ほど来、率直な御意見をお聞かせいただきまして私も大変感銘しているわけでありますが、特に主婦連の甲斐さんのお話に私も全面的に同じ気持ちだということを述べさせていただきたいと思っており...全文を見る
○中川義雄君 今、二十一世紀に向かって大きなキーワードとして言われているのは、持続可能な社会をどうやって維持していくか、そういう中で産業政策をどう考えていくか。そのポイントとしては、環境が大変劣化して生き物が将来とも生きていけるかという環境問題が一つあります。それから、もう一つは...全文を見る
○中川義雄君 そういう観点からいいますと、最近の国際会議といいますか国際世論というものも、農業問題についてはこれまでの輸出国中心の発言から輸入国のいろんな議論もあわせて議論されてくると。特に、九八年のOECDにおける合意では、実は両論併記という形の中で、輸入国の倫理、要するに食料...全文を見る
○中川義雄君 もう一つ、次期WTO交渉において国民的な世論を統一させるためには、やはり農業が一方では加害者になっている場合がある。それは主に食料の安全という面からいいまして、農薬、殺虫剤、その他化学的な物質をたくさんつくってそれが非常に土も傷めて、そしてそれが農業に対する国民的な...全文を見る
06月08日第145回国会 参議院 農林水産委員会 第20号
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○中川義雄君 自民党の中川義雄であります。  今、昭和三十六年当時制定された現行農業基本法を三十八年経て新しい基本法に制定し直すという大きな節目にあるわけですが、私自身はあの安保の混乱の中で社会に第一歩をしるしたその年でありまして、それが中川大臣のもとで新しい基本法が制定される...全文を見る
○中川義雄君 今回提案されております新しい基本法の名称を食料・農業・農村基本法として食料問題を前面に掲げたわけであります。そのことは、食料問題が我が国はもとより世界の大きな問題になっている、そういう認識からだと思いますが、昭和三十六年当時の食料問題と今日の食料問題の相違点みたいな...全文を見る
○中川義雄君 二十一世紀を目前にいたしまして、ローマ・クラブの「成長の限界」、またアメリカ国務省の「西暦二〇〇〇年の地球」、これらがいろいろと警鐘を乱打しているように、まさに二十一世紀はレスター・ブラウンが言うような「飢餓の世紀」と言われておりますが、そうなった最大の要因を、数点...全文を見る
○中川義雄君 確かに、需要面と供給面からの要因というものは、もちろんそれがすべてを説明できるわけですが、しかしそのことは南北問題、南における飢餓状態、要するに発展途上国と先進国、そしてもう一つは東西問題、ベルリンの壁が崩壊して社会主義国家はすべて飢餓で悩んでいる、北朝鮮で見られる...全文を見る
○中川義雄君 この二十一世紀に向けての飢餓状態、これは人類の英知を傾けて解決しなければならない最大の課題だ、こう言われております。そういう中で、我が国は非常に経済も成長し、人的資源も豊富でありますが、我が国の使命としてこの問題にどうやって国際貢献するかということが大きな使命になる...全文を見る
○中川義雄君 こういった世界のいろいろな国々の思惑や条件の違いなどの中で、いずれにしても我が国としては世界に対する貢献、飢餓状態からの開放といいますか食料危機の解決のために最大限の努力をする、そのことはどんな国の干渉も受けることのない主権国家たる我が国の独自の政策でやっていかなけ...全文を見る
○中川義雄君 また、この新しい基本法では「良質な食料が合理的な価格で安定的に供給されなければならない。」、私は非常に理想に燃えた条項だと思いますが、これはまた一方では価格の決定に際しては市場のメカニズムにある程度ゆだねる、そういったものをここで宣言しているのかとも思われるのですが...全文を見る
○中川義雄君 この法案によりますと、食料の安定的供給ということに力を入れております。いわば、食料の安全保障という言葉に置きかえてもいいと思うんですが、この点につきまして、先ほどの「飢餓の世紀」を書いたレスター・ブラウンがその同じ書物の中で、各国の政府だけがその国民を養う責任を担う...全文を見る
○中川義雄君 食料の安定供給に必要なのは国内生産の向上、自給率のアップにあることは間違いない事実なんです。しかし、私は、この政策課題は解決しなければならないが、物すごく難しい問題だと、こう思うんです。  そこで、農林省がここに提出した資料の中に我が国の食料自給率の推移について図...全文を見る
○中川義雄君 今、自給率の低下について一定の説明を受けましたが、これははっきり言うと、国内の総需要に対する国内生産がどうなるかということなんです。総需要がふえたのは、人口がふえてきたこと、それから一人当たりのカロリーがアップされてきたこと、主にカロリーがアップされてきたのは食生活...全文を見る
○中川義雄君 それで、衆議院における修正において、これは本当にそうあっていただきたいという願望が入っていると思うんですけれども、自給率の「向上を図ることを旨とし、」と、自給率の設定に際して。ですから、今度つくる基本計画では現行の自給率より必ず向上する目標を掲げぬとならない。これは...全文を見る
○中川義雄君 非常に難しい問題だが基本的で非常に大事な問題だと思いますので、国会としても十分協力しなければならない、そんな決意を新たにしているわけであります。  次に、この基本法の名称に農村という、聞いただけで心温かくなるような名称が入ったわけでありまして、私は非常に大きな意義...全文を見る
○中川義雄君 私は、その上にもう一つ多面的機能の大きな役割があると思うんです。この「飢餓の世紀」を翻訳した小島先生は我々の先輩でありますが、そのまとめの中で、農業の多面的機能の中で農村の持つ共同体的社会、そこから生まれる美風、それに加えて、農村の持っている、日本人の心の底にある東...全文を見る
○中川義雄君 この基本法の中では、農業の持続可能な産業としての側面を大きくとらえております。私もそのとおりだと思うんです。多様な産業が複雑に機能し合っている現代社会では、農業以外のすべての産業というものは資源消費型の産業であります。数十億年地球が蓄えた化石エネルギーを消費したり、...全文を見る
○中川義雄君 しかし、農業そのものも、最近は化学肥料、いわば土地を収奪するような農政のもとで土地は瀕死の重症状態にある。そういう中で、もっと農業の持っている自然循環過程の中でゼロ・エミッション、要するに放出されるものは一つもない、むだは全然ないというようなある種の農業の理想を構築...全文を見る
○中川義雄君 この新しい基本法の第二十二条で「専ら農業を営む者」、いわゆる私たちの北海道の専業農家を意味するものだと思いますが、この専業農家に対する支援策について述べられておりますが、どうしていくのか。一番大事なのは、専業農家こそ誇りある農業人でなければやっていけない。そのために...全文を見る
○中川義雄君 間もなくこの基本法案が国会を通って施行に移されると思うんです。それに当たって、この宣言法をこれからまた実体法、基本計画等、次から次にやっていかぬとなりませんので、大臣の抱負を聞いて、私の質問を終わらせていただきます。
○中川義雄君 終わります。
07月06日第145回国会 参議院 農林水産委員会公聴会 第1号
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○中川義雄君 きょうは、大変御多忙のところ当委員会に出席されまして、貴重な意見を述べていただきまして、本当にありがとうございました。  私は自民党の中川義雄であります。数点について公述人の皆さん方に質問させていただきますので、よろしくお願いしたいと思います。  まず、山田さん...全文を見る
○中川義雄君 今のお話はわかるんですけれども、現実として、例えば米の需給が非常に大変な事情になっていて、具体的に転作しなければ自給率の向上にはならない。しかも、米よりカロリー生産性の高い作物を求めていかないと、ただ転作するだけでは、同じ面積を他の面積に変えただけではカロリーの自給...全文を見る
○中川義雄君 いずれにしましても、食料自給率を向上させる、そして食料と農業と農村の将来にJAの果たす役割というものは非常に大きくなると思うんです。  私の北海道でも見られるんですが、条件の違ういろんな地域でありましても、相当農業としての条件の悪い地域でも、JAがしっかりしている...全文を見る
○中川義雄君 次に、大内先生にお伺いしたいと思います。  今の先生の御指摘というのは本当に大変な問題だと私は思うんです。一方では、国際的ないろんな条件がある。それから、国内にもいろんな条件がある。農業にとって二つの大きな問題があると思うんですが、一つは、やはり農業の生産性という...全文を見る
○中川義雄君 聞きたいことはまだあったんですけれども、時間が来ましたのでこれで失礼させていただきます。申しわけありませんでした。
○中川義雄君 自由民主党の中川義雄です。  大変忙しい中、公述人の皆さん、ありがとうございました。  最初に小林さんにお聞きしたいんですけれども、私の方に来ている資料によりますと、農民運動全国連合会代表常任委員となっておりますが、この組織はどういう組織なのか、簡単にお教えいた...全文を見る
○中川義雄君 この資料によりますと、小林さんもかつて農民をやっていたのか、今もやっているのか、これは農民の代表者の組織ですから、多分今も農民をやっているんだとしたら、どんなような経営をなされているのか、お知らせいただきたいと思います。
○中川義雄君 私の出身は北海道でございまして、北海道の常識からいいますと、一ヘクタールの土地で農業をして農業所得で生活を支えるというのは、私の常識からいうともう不可能だと思うんです。どんなに生産性の高いものをやっても、一ヘクタールで水田をやり、それで所得を得るというのは、生きるた...全文を見る
○中川義雄君 将来に夢を持ちながら、兼業として農業を。主業なのか兼業なのかわかりません。農業が兼業でその他が主業なのかよくわかりませんが、将来に夢を持っている。しかし、私は、将来に夢を持つということであれば、もっと経営規模を拡大しない限り、農業に対する、農業で生きていく、それを主...全文を見る
○中川義雄君 次に、山口さんにお聞きしたいと思います。  阿蘇百姓村代表というおもしろい名前で、何となくお姿を見てもやっぱり百姓村の代表だ、何か農業・農村に夢を持ちながら、そしてまたあしたに大きな楽しさみたいな希望を持って農業をやっている非常に明るい感じを持ちまして、本当にお顔...全文を見る
○中川義雄君 これもまた北海道と違った非常に南の端で、北海道ぐらいの規模を持ってやっていらっしゃるのはさすがだなという感じがしております。しかし、これだけのことをやるのは大変なことだと思います。  その中で、尋常農業小学校というものをやっているというふうに聞いておりますが、これ...全文を見る
○中川義雄君 山口さんは、先ほど農業基本法について、農民にとってこれから大丈夫なんだ、この基本法ができたからこれでいいんだ、そういうものであってほしいと。それに対して、これは非常に抽象的で具体性に乏しいという話だったんですけれども、これは基本法ですから非常に抽象的な部分が多いと思...全文を見る
08月03日第145回国会 参議院 国旗及び国歌に関する特別委員会 第5号
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○中川義雄君 自民党の中川義雄であります。  きょうは、大変忙しい中、この場まで来ていただいて御意見を述べていただきまして、本当にありがとうございました。  そこで、今、杉原先生から憲法上の問題から国旗・国歌を肯定するお話が出ましたが、逆に石田先生は、憲法の中の天皇制というよ...全文を見る
○中川義雄君 それでは、石田先生にお聞きしますが、国際的に見ても、現国歌・国旗というものは、あらゆる国際機関や国際的ないろんな大会等で五十数年間ずっと慣習的に続いていたことは否定できない事実だと思うんです。  その中で、今、この日本の国旗・国歌に対する、一部の人の話ではなくて、...全文を見る
○中川義雄君 要するに、国旗・国歌が国際的に今、先生が言われたように大体定着している、だからといって、それを法制化するに当たってはただそのままでやってはいけない、もっと過去の歴史だとかそういうものを議論した上でやるというお話でした。  そうであると、もう一つ問題なのは、これまで...全文を見る
○中川義雄君 私自身のつたない経験ですが、日本人の国旗・国歌に対する考え方の変わりようといいますか、今、杉原先生も言われましたように、戦後から今日まで年を経れば経るほど、例えば国旗の掲揚率も下がってきているし、それからいろんな機会で国歌を歌う機会も少なくなってきている。例えば学校...全文を見る
○中川義雄君 ありがとうございました。
12月14日第146回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
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○中川義雄君 自民党の中川義雄であります。  WTOの問題に入る前に、緊急問題が発生しておりますので、二、三点そのことについてお伺いしたいと思います。  実は、北海道の襟裳岬から釧路にかけて非常に優良な漁場なんですが、二百海里時代を迎えて日韓漁業協定が成立しないとき、その地域...全文を見る
○中川義雄君 今、太平洋の沖にイカ釣り漁船と、こういう話だったんですけれども、二百そう以上来ている。これは、一般に操業しているときは経済水域内でやっているんですか、水域外でやっているんですか。
○中川義雄君 そういうことで、経済水域の中でもかなり行われているという事実。これは韓国問題と非常に似ておりますから、政府の責任において対応しなければどうにもならないことで、しっかりやっていただきたい。  しかし、地元からの報告によりますと、向こうの言い分ですが、緊急入域の際は全...全文を見る
○中川義雄君 今、保安庁長官の回答を聞いたらびっくりするんです。中国総領事館等に地元の漁民が行って抗議したら、これは全部通告をして了解を得て入ってきているという答弁なんです。ところが、今聞きますと、無通告で入ってきている。無通告で入ってくるというのは領海侵犯になるんじゃないですか...全文を見る
○中川義雄君 無通告で入域しているとしたら、これは国際法上に大きな問題になるんじゃないですか。人の国へ入るとき、人の家に入るときに黙って入っておいて、それで後から、おれは今緊急にどうしてもここへ逃げぬとならないから入ってきましたでは普通は通用しない。やはり一定の国際ルールに基づい...全文を見る