中川義雄

なかがわよしお



当選回数回

中川義雄の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月21日第154回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号
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○中川義雄君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
03月15日第154回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○中川義雄君 今般公表された移動通信分野における市場支配的な電気通信事業者の指定に当たっての基本的な考え方及びこれに基づく指定案によると、NTTドコモグループ九社と並んで沖縄セルラー電話会社が支配的事業者に該当することとされておりますが、沖縄の実態や市場の実態を見ますと、どうも理...全文を見る
○中川義雄君 全く大臣の言うとおりでございまして、所管する総務省、お役所ではいろんなことを考えると思いますけれども、我が参議院から山内大臣政務官が派遣されておりますから、政治的にこれはきちっとした結論を出していただきたいと思いますので、所感をひとつ述べていただきたいと思います。
○中川義雄君 今、尾身大臣の積極的なお話と、期待しておりましたが、山内大臣政務官のお話とはちょっと、ニュアンスが大分違いますので、この点は──いや、もう結構です、もう結構。この点は、委員長、この委員会としても重大な関心を持って見守っていただきたいと思います。
○中川義雄君 時間がありませんので、先に進ませていただきたいと思います。  ロシア支援委員会について伺いたいと思いますが、まず最初に、ロシア支援委員会の設立目的を外務大臣にお伺いしたいと思います。
○中川義雄君 今、聞きましたように、支援委員会は国際機関なんですね。今は日本と──最初は相当多くの、ソ連邦から離れていったそれぞれの共和国が独立したものですから、これはODAの対象になって、今二か国しか対象になっていないと思うんですね。  そして、この支援委員会は、日本の代表一...全文を見る
○中川義雄君 これ、二人の構成で成るのに、相手側の一人が欠けたらロシア支援委員会そのものが存在しないということになるのではないでしょうか。私はそう思うんですよ。欠けたらだれかが、代理者が、ロシア政府が指定したとかなんとかというんなら別ですが、二人しかいない構成メンバーのうち一人欠...全文を見る
○中川義雄君 いや、それはいいです。最近の話じゃなくて。
○中川義雄君 これは非常に重大なことだと思うんですよ、国際機関なんですから。日本の機関だったらまだしも、これ、国際機関で、例えば会計検査院の対象外にあるとかという大変国際機関として独自の権限を持っているわけですね。我が国の施政権が及ばないような大事な会議なのに、一方の構成国の代表...全文を見る
○中川義雄君 そういうことじゃなくて、時間がないので端的に答えてください。
○中川義雄君 答弁になっていないんですから、時間がないから止めてください、もう。  私は、目的に合っていないんでないか、市場経済を推進させるという目的に入っていないんでないかと聞いているのに、それ以外の答弁してもらっても困るんですよ、困っているとか、そんなこと書いているんじゃな...全文を見る
○中川義雄君 そうすると、ロシア支援委員会のこれまでの予算の使い方をずっと見ましたら、平成十一年、十二年からもう物すごい数字になっているんですね。そのもうずっと昔から、これは平成五年から実施されてきて、具体的に聞きたいんですけれども、宿泊施設などの恒久施設と思われるものをロシアや...全文を見る
○中川義雄君 それでは、そういう施設、この宿泊施設だとか療養所だとか何かを、これはだれが所有しているんですか。支援委員会が造って、だれに帰属しているんですか、これは。
○中川義雄君 答えになっていないんですよ。  それじゃもっと聞きますけれども、今あそこは我が国の固有の領土だということになっていますから、ただロシアに不当に占拠されているということで、あそこの固定資産については日本の施政権は行かないが、これは日本のものだとして、土地などの登記簿...全文を見る
○中川義雄君 そんな理屈を聞いているんじゃないんですよ。駄目駄目。
○中川義雄君 僕が聞いているのは、少なくとも日本の資金でやるわけですから、建てている地域については登記簿が日本側にあるんですから、日本人のだれの土地の上に心ならずとも建てたのかという確認はしたんですかということなんですよ。していないならしていないと言ってください。
○中川義雄君 仕組みとは言っていない。
○中川義雄君 そんなことではないんですよ。  いいですか、コンサルタントから日本の業者まで行ってやっているわけですから、どこへ造るぐらいは日本人として、日本政府として知り得たはずなんですよ。知り得たら、それは昔だれの土地だったのかぐらいは、これ戻ってくる可能性あるんですから、日...全文を見る
10月18日第155回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号
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○中川義雄君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
11月07日第155回国会 参議院 法務委員会 第4号
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○中川義雄君 自民党の中川義雄であります。  報道では、人権擁護法案はメディア規制三法案の一つとして非常に大きく取り扱っております。私がまとめただけでも、もうこのぐらいのたくさんの報道がされております。ですから、この法案はまるでメディア規制法案みたいな感じで報道されておりますが...全文を見る
○中川義雄君 本法案を政府から提出するに至った経緯について、法務当局の見解を伺いたいと思います。
○中川義雄君 時間の制約がありますので、なるべく簡潔な答弁をお願いしたいと思います。私も、質問の内容は詳細に事前に通告してありますが、質問の内容はある程度省略して言いますが、答弁もなるべく簡潔にしていただきたいと思います。  報道などでは、平成十年に我が国が規約人権委員会から受...全文を見る
○中川義雄君 人権委員会の独立性は本法案について大きな論点の一つだと考えます。  なぜ独立性が必要なのか、そしてこの法案ではどのようにそれが確保されているのか、御説明いただきたいと思います。
○中川義雄君 今般の人権委員会は、いわゆる三条委員会として新たに設けることにまずどのような意義があるのかということをお尋ねします。  また、これも大きな指摘になっておりますが、人権委員会を法務省に置くこととなっておりますが、この点については、刑務所や入国管理施設を所管している法...全文を見る
○中川義雄君 この委員会は最終的な意思を決定する機関でありまして、実際に相談を受けたり人権侵害事件について調査を行うのは事務局が当たると、こう思いますので、そうしますと、この制度を真に実効性あるものにするためには地方事務所の設置や職員の確保など事務局の体制整備を十分していかなけれ...全文を見る
○中川義雄君 いわゆる地方事務所についてなんですけれども、地方法務局へ事務委任を行うということは本委員会の独立性から非常に疑問があるというような声が強いわけでありますが、その点についての見解を伺いたいと思います。
○中川義雄君 報道の中には、規約人権委員会から警察や入国管理施設での人権侵害の救済を図る独立の機関を作れと勧告を受けたにもかかわらず、自民党と官僚が結託してメディア規制に話をすり替えたなどという報道もあります。  しかしながら、先ほどの説明では、検討の発端はあくまでも規約人権委...全文を見る
○中川義雄君 この法案をマスコミ規制法案として批判する側から、そもそも報道機関による人権侵害については特別の救済対象としなければならないほどの実情がないんだと、すなわち立法事実がないと指摘する声も大きいわけでありますが、このような指摘についてどのように考えておりますか。
○中川義雄君 ただいまの答弁を聞きましても、私自身、その事件一つ一つ思い出すたびに大変な問題だな、被害者の立場に立つとこれがいかに大きな問題であるかということがよく理解できるわけです。  このような重大事件が発生するたびに犯罪被害者のプライバシーが非常に侵されている、そのような...全文を見る
○中川義雄君 一方では、新聞、報道機関、いろんなメディアからは、人権擁護、この法案は、報道の自由、取材の自由、一番大切なものを侵すんだと、これは大変な問題であるというふうに大きな懸念が起きていることも事実であります。  人権と報道の自由、この調和をどう取るかということは本当に難...全文を見る
○中川義雄君 一方、メディア側からの主張として、報道による一定の人権侵害を特別救済手続の対象として取り上げると政治家など公人に対する取材や報道がやりにくくなる、それが一番心配するんだというような主張もあります。そのようなおそれが本当にあるのかないのか、明らかにしていただきたいと思...全文を見る
○中川義雄君 また、メディア側からは、過剰取材を特別の救済対象とすることは、その基準がどうもあいまいであると、そのことが報道機関の取材活動に萎縮効果となって現れることを非常に懸念しているわけでありますが、そのようなおそれがこの法案にはあるのでしょうか。
○中川義雄君 また、同じくメディア側からは、過剰取材を特別の救済対象とすることは、犯罪被害者と報道機関とを分断するんだ、捜査機関の不祥事事件の隠し、そんなことにも利用されるんだと、そういう指摘があります。  実際、これまでの新聞の報道によれば、犯罪被害者の方の中にも、例のいわゆ...全文を見る
○中川義雄君 この法案の中で、私は、誤報による人権侵害についてはこの法案では取り扱われないことになっているわけですが、そのことで思い出されるのはあの例の松本サリン事件であります。  私も、あの報道を見て、まるでこの人が本当にこういう重大な犯罪を起こしたのではないかと、こう思われ...全文を見る
○中川義雄君 今の答弁でもありますけれども、しかしその救済そのものは非常に弱いものでありまして、ほとんど実効性というものは私は考えられないと思うわけであります。  このような誤報による人権侵害に対する一つの方法としては、民事による損害賠償請求という道が開かれているわけであります...全文を見る
○中川義雄君 誤報による名誉毀損というようなものは本当に大変な人権問題だと私は思うわけであります。  その点では、諸外国では、特にアメリカ等では名誉毀損に対して懲罰的損害賠償制度が採用されていると聞いておりますが、国会においてもこの点については随分取り上げた事犯がありますが、こ...全文を見る
○中川義雄君 私は、質問はしませんが、非常に最近のいろんな事件が起きるたびに、これ刑事事件でありますが、マスコミと刑事当局の間のリークというような話が平然として、もう平常用語として我々の耳に来る、これも大変大きな問題だと、こう思うのであります。このことについてはよく研究した上で刑...全文を見る
○中川義雄君 報道機関による自主的な取組というのは私は非常に大切なことだと思っております。  報道による人権侵害が起こった場合の苦情処理制度など、最近、メディア自身が非常に積極的に取り組んでいると聞いておりますが、しかしまた一方では、現状では全然問題にならないという意見も一方で...全文を見る
○中川義雄君 いわゆる三条委員会としての人権委員会は、非常に格の高い、非常に大切なものであると思います。その委員長、委員はそれにふさわしいものでなければならない。そのために、人権委員会の委員長、委員はどのような選任をするのか、基本的な考え方を示していただきたいと思います。
○中川義雄君 この人権の問題は、いかに人権委員会が置かれても、言わば最終的には裁判の場で解決が図られると、そのようになると思います。  人権救済制度を構築するに当たっては、被害者が司法的救済をより安易に、容易に受けられるように配慮することが非常に大切だと思いますが、その点では、...全文を見る
○中川義雄君 これが最後になりますが、大臣に決意のほどを聞かせていただきたいと思いますが、つい数日前の新聞報道によれば、メディア規制凍結というような大きな見出しの新聞記事を見まして、何か、今審議するのに際しても何となくむなしい思いをしているわけでありますが、こんなことは私は事実で...全文を見る