長沢広明

ながさわひろあき



当選回数回

長沢広明の2011年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月09日第177回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○長沢広明君 公明党の長沢広明でございます。  二十三年度の予算案の審議がこの委員会で開始をされまして今日で四日目になります。様々なこの予算をめぐる状況を見まして、非常に予算の成立ということについて厳しい状況にあるということは閣僚の皆さんもお分かりだというふうに思います。  ...全文を見る
○長沢広明君 当然、国民生活に与える影響というものを最小限にとどめるための責任というものは、これは国会において全ての人がひとしくその責任を負うべきだと思います。  しかし、今申し上げたとおり、この予算の成立がなかなか難しくなるという、関連の歳入面が年度内の成立が難しくなるという...全文を見る
○長沢広明君 確かに、審議中だからというような話は分かりますけれども、非常に現実的に可能性が高いわけであります。それに対して、一般論として、歳入欠陥が生じたときに、じゃ、ある程度順位を付けるとか、あるいは執行の仕方について基本的な指針を出して、人件費とかあるいは義務的経費は執行す...全文を見る
○長沢広明君 それでは、例えば、具体的にちょっと聞きますが、文部科学大臣にお伺いします。三十五人学級の問題です。  義務教育費国庫負担金一兆五千六百六十六億円、定数改善ということで、人件費として必要な額はおよそ八十七億円になるというふうに思います。ほとんどの市町村では三十五人学...全文を見る
○長沢広明君 やはり歳入欠陥が生じた場合、八十七億円という人件費ですけれども、四千人分ですね、そういうことについて何らかのやっぱり措置をせざるを得なくなると思いますよ。これ、地方におっかぶせるわけにはいかないと思います。  そうなると、全体の義務教育費国庫負担金一兆五千六百六十...全文を見る
○長沢広明君 なかなか答えにくいというのは分かるんですけれども、やはり今お話があったとおり、様々な優先順位というものを付けなきゃならないと思う。  例えば、特例公債で、財源の全体として歳入欠陥、四十兆を超える歳入欠陥が生じた場合、義務教育費の国庫負担金一兆五千六百六十六億円とい...全文を見る
○長沢広明君 地方に負担を押し付けるというようなやり方はまず絶対駄目だと思います。これはもうこの状況というのは、先ほど来私申し上げたとおり、政府・与党を含めて国でやっぱり責任を持たなければいけない問題であることは、これは間違いないというふうに思います。  今この関連法案で、例え...全文を見る
○長沢広明君 いろいろ考えていくと、こういうふうにお考えがありました。  私申し上げたいのは、仮に歳入欠陥が生じたときに政府としてどう考えるかという構えはやっぱり取らなきゃ駄目だと、それは責任があるというふうに思うんです。そのときに、例えば義務教育費国庫負担金の三十五人学級の僅...全文を見る
○長沢広明君 現段階ではそういう判断を述べることを差し控えたいと、その考え方はよく分かります。だけど、私が今申し上げているのは、今こうしたこの予算審議のこの状況の中でどれだけ国民生活に対する影響を少なくするかというのは、当然、国会の与野党共に責任を負うことではありますけれども、予...全文を見る
○長沢広明君 六十七億円というのは二月末までの間ですよね。
○長沢広明君 三月末までですから、当初予定をされた百億円という予算がほぼ、この僅か十二月からの四か月間でこの百億円がほぼ消費できるような、大変なやっぱり反響を呼んでいるわけなんですね。地域を回ると、非常にこの事業がいいと、使い勝手もいいし、やりやすいと喜ばれてリフォームの工事があ...全文を見る
○長沢広明君 今の大臣の答弁を要約をしますと、やっぱり基本的にはリフォームに対する推進役となる、エンジン役となる事業というのが実はこれという目玉がないんですよ。既存住宅流通活性化推進事業を挙げられていましたけれども、これは去年までは売買を伴わないリフォームも対象になっていましたが...全文を見る
○長沢広明君 十分に検討していただきたいというふうに思います。  各地で補助制度とか助成制度も行われておりますが、リフォームについてですね。助成制度だと、その分、業者の方からの料金が上がってしまうとか、そういう問題がありまして、ポイント制度の方が需要喚起につながるという効果があ...全文を見る
03月24日第177回国会 参議院 国土交通委員会 第2号
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○長沢広明君 公明党の長沢広明です。  まず、今回の過去に例を見ない大震災で被災をされた多くの方々に対しまして心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。  また、国土交通省におかれましては、大臣を先頭に職員の皆様が連日連夜の災害対応に尽力されているということについては、国民の立...全文を見る
○長沢広明君 こういう事態に立ち至るということはもう震災直後に私は直感をしてそういう提案をさせていただいたんですが、やはり今回、阪神の経験を踏まえたとしても、今回の震災は新たな経験をして、新たなやっぱり事実を、というか経験を積み上げていかなきゃいけない事態であることは間違いありま...全文を見る
○長沢広明君 大変な御苦労があると思いますけれども、いずれにせよ、これだけの被災者の方々が仮設に入らずにどこかに住居に構えるというのはなかなかやっぱり難しいんですね。後にでも時間があればお話ししますけれども、やっぱりできるだけ今のところを離れたくないという気持ちもある。それから、...全文を見る
○長沢広明君 ネットとか全然駄目です。今、ある例えば行政関係の出版している会社に現地の市町村の役場の職員の方から問合せがいっぱい来ているんですよ、関係法規集が流されちゃったと。法規、法令集が流されちゃっている、役所で。要するに、ないんです、本が。で、流されちゃって手元にない。例え...全文を見る
○長沢広明君 ありがとうございます。よろしくお願いします。  終わります。
03月25日第177回国会 参議院 国土交通委員会 第3号
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○長沢広明君 公明党の長沢広明でございます。  昨日に続きまして質問をさせていただきますが、本日は平成二十三年度の予算案を我が委員会で委嘱を受けて審査をするという場でございます。そういう意味で、先ほど大臣の方から国土交通省所管の予算について概要の御説明をいただきました。  私...全文を見る
○長沢広明君 もう本当にそこは、そこまではある意味じゃ当然の話と言ったら大変失礼ですけれども、やらなければいけないことであるというふうに思います。  重ねて次の質問をさせていただきますが、社会資本整備重点計画、五か年の見直しということになっております。この見直しを進めるというこ...全文を見る
○長沢広明君 分析チームをつくるという話を今初めて伺いましたけれども、そういう中で、今回のこの大震災の事態というのは、私たちにとってはインフラが破壊されたということもございますけれども、国土そのものに与えた影響というものがあるということがあります。  国土地理院が調査をされてい...全文を見る
○長沢広明君 ありがとうございます。  今お話にありましたとおり、まさに地図が変わるというような、そういう変化が起きているわけです。もうこの変化は私たちにとっては、特に国土交通省にとっては、国土の形成と健全な発展ということについて、この変化に対応する新たな展望というものを持たな...全文を見る
○長沢広明君 液状化対策は様々な工法も既に開発されております。例えば、家を建てるとか建物を建てる場合に、道は大きく分けて二つありまして、要するに地盤そのもののこの液状化する抵抗力を高める、地盤そのものを改良して抵抗力を高めて流れないようにするという地盤改良ということと、もう一つは...全文を見る
○長沢広明君 ありがとうございます。  終わります。
03月28日第177回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○長沢広明君 公明党の長沢広明でございます。  今回の大震災、大災害で被災された方々に対しまして、お悔やみとお見舞いを心から申し上げたいと思います。また、特に原発の対応あるいは被災者の支援ということで、多くのボランティアの方あるいは原子力発電所の関係者の方々、自衛隊や消防、東電...全文を見る
○長沢広明君 同時に、なぜこのタービン建屋に放射能の高濃度に汚染された水がたまっていたかということ、それを測定しなかったという問題、今指摘されましたけれども、その根本原因をきちんと突き止めないと今後の作業に大きな障害になることはこれは当然でございまして、そして、今後の作業が決して...全文を見る
○長沢広明君 大変話題になりました。今、現場でキリンと呼ばれているというふうにおっしゃっていますけれども、これはちょっと簡単に経緯だけ申し上げます。  自衛隊がヘリコプターで水を落としたりしたときに、その映像を見て、これではなかなか進まないというふうに思ったある建設関連の会社の...全文を見る
○長沢広明君 まあ今そういうふうにおっしゃいましたが、要するに埋蔵金扱いをされたということが問題であって、この地震再保険特別会計そのものは埋蔵金ではなくて、全く別の要するに性質にあるということに、議論をもう一度そこに、原点にきちんとしたいということがあるんです。  財務大臣に伺...全文を見る
○長沢広明君 まさに今の論点、非常に大事な論点だということを確認しておきたいんです。この再保険制度の原点そのものは、やはり地震がいつ起こるか分からない、しかもいつ起きるか分からないので長期的な制度が必要だということで、国が関与してその保険に対する安定性を高めることによって契約者が...全文を見る
○長沢広明君 今までで民間負担分を超えて国が再保険を支払ったケースはどのようになっていますか、伺いたいと思います。
○長沢広明君 国が払った六十二億円というのはその年の再保険料収入から出しているんで、実は特会からは出ていないんですね。ですから、特会から出たことは今まで基本的にはありません。ただ、今回、特に被害の深刻な地域、岩手、宮城、福島の三県だけで保険契約者は約二百十五万世帯、その三県だけで...全文を見る
○長沢広明君 ちなみに、地震保険の世帯加入率は、阪神・淡路大震災のときに兵庫県で何と二・九%でした。しかし、その後やはり非常に加入率が上がっておりまして、今、宮城県における世帯加入率は三二・四六%です。全国で一番高いのが愛知県で三四%、第二位が宮城県で三二・四六%ということになっ...全文を見る
○長沢広明君 この特会制度の下で保険契約者の皆さんに安心してもらえるようにきちんとしなければいけないということですが、当然、保険の支払には時間が掛かってしまうのは困るということがございます。  金融庁に二点確認させていただきます。  まず、損害認定のプロセスで鑑定士の人数が足...全文を見る
○長沢広明君 被災された保険加入者にとっては生活再建の大事な糧になります。可能な限り、被災者の不安を取り除く努力と遅滞なく迅速な対応をお願いしたいと思います。  当然、保険に加入していなかった方々の方が多いわけで、そうした被災者への生活再建の支援の枠組みを早急に組み立てる必要が...全文を見る
03月29日第177回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○長沢広明君 私は、公明党を代表して、平成二十三年度予算三案に対し、反対の立場から討論を行うものであります。  冒頭、東北地方太平洋沖地震により亡くなられた方々の御冥福をお祈りするとともに、被災された皆様方に心からお見舞いを申し上げます。  三月十一日に発生した東北地方太平洋...全文を見る
03月29日第177回国会 参議院 平成二十三年度一般会計予算外二件両院協議会参議院協議委員議長及び副議長互選会 第1号
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○長沢広明君 議長及び副議長の選任は、選挙管理者の指名に一任することの動議を提出いたします。
03月29日第177回国会 両院 平成二十三年度一般会計予算外二件両院協議会 第1号
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○長沢広明君 私の方からも御意見をさせていただきますが、今回のこの平成二十三年度の予算案は、元来、年金のための安定財源が確保できず、財源に小手先のやりくりに終始した、あるいはデフレ克服、経済成長に向けた道筋が見える予算案にはなっていない。また、公共事業が更に削減されて、地方や中小...全文を見る
03月30日第177回国会 参議院 国土交通委員会 第4号
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○長沢広明君 公明党の長沢広明でございます。  踏切道改良促進法の一部改正案について質疑をさせていただきます。  今回の改正案の主な柱、ポイントの一つが改良計画の作成の任意化ということでございます。これまでは計画を作成、提出することが義務とされていたわけですけれども、この計画...全文を見る
○長沢広明君 とにかく指定期間内ということにまず改良するということの義務そのものは残っているわけですね。計画を作成する義務はなくなったけれども、指定した期間内に終わらせるということは義務であると。したがって、それに対して勧告をしっかりしていくことが国としてできると、こういうことで...全文を見る
○長沢広明君 特に、抜本対策の箇所が千四百二十八か所あって七十か所程度ということでございますから、かなり残っているところが多いと、千か所以上もう残っているということになります。この残りの部分というのは、それぞれ自治体の事情もあるでしょうし、鉄道事業者の事情もあると思いますけれども...全文を見る
○長沢広明君 そういうようなことも含めて、今これは政府全体の課題の一つにもなっていると思いますが、内閣府の中央交通安全対策会議で第九次交通安全基本計画というものの見直し検討が進められているというふうに思います。  これは内閣府の会議ですけれども、もちろん国土交通大臣も重要な構成...全文を見る
○長沢広明君 是非そういうところに力を入れていただきたいというふうに思います。  ただ、今までも議論の間で出たとおり、やはり踏切の改良というのは非常に規模によっても違いますし、時間がどうしても掛かって、そこに住んで毎日通勤、通学で踏切を通っている人にとっては、まだならないのか、...全文を見る
○長沢広明君 どうしてもバリアフリーというとエレベーターだとかエスカレーターだというふうになっちゃうんですが、本当に車椅子の方とか、あるいは乳母車を押しているお母さんとかからすると、できるだけ急角度な坂とかそういうものをなくしてもらいたいとか、ちょっと渡るところを少し広げてもらい...全文を見る
○長沢広明君 ありがとうございます。是非進めていただきたいというふうに思います。  ちょっと観点を変えて、鉄道のホームの安全について最後にお話しさせていただきたいと思います。  鉄道駅での視覚障害者の転落事故が続いております。東京都の視力障害者団体がもう九四年、一九九四年に点...全文を見る
○長沢広明君 四百九十八駅までできて、残りあと一応方向が見えているのは二百八十五という答えでございました。ただ、全国に九千五百駅あるわけですね。そういう意味ではなかなか進んでいないということがございます。  そこで、ホームドア設置については、かねてから私たち公明党は、事業目標を...全文を見る
○長沢広明君 是非、視覚障害者の方々の声をしっかり聞いて進めていただきたいというふうに思います。  ただ、ホームドアを設置するというのは、非常に時間の、これもやはりそう今日明日でできることではありませんので、視覚障害者の方々の特に独り歩き、一人で歩いていらっしゃる方に対する安全...全文を見る
○長沢広明君 以上で終わります。  ありがとうございました。
04月12日第177回国会 参議院 国土交通委員会 第6号
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○長沢広明君 公明党の長沢広明でございます。  震災から一か月が経過をいたしまして、まだまだ避難所での生活をされている方もたくさんいらっしゃいますし、燃料、食料などの物資不足という状態はいまだに解消されていないという問題もあります。ただ、一方では、復旧復興に向けた動きも少しずつ...全文を見る
○長沢広明君 是非進めていただきたいというふうに思います。  それでは、今日はちょっと観光の問題を少し取り上げたいというふうに思っておりますが、東日本大震災の影響で各地の観光地がもう大変な打撃を受けているということで、私、先日、長野県の菅平高原に取材にちょっと行ってまいりました...全文を見る
○長沢広明君 この影響は非常に西日本も含めて全国的な問題です。まさに、自粛ムードみたいなものが広がって日本経済に大きな影響を与えることは、これは間違いないと思います。主要な成長産業である観光業界がここで失墜するということは、失速するということは日本経済に大変な、将来に向けての大き...全文を見る
○長沢広明君 もちろん、被災地の被災者の皆様の心情を大事にするということは大事です。ただし、やはり被災地を応援するという意味でも、日本経済をどう動かしていくか、回していくかということに政府は更に力を入れてもらいたいというふうに思っておりますので、是非この点、お願いをしたいというふ...全文を見る
○長沢広明君 その辺の、まず観光業界を始めとした中小企業が本当に乗り切っていけるように、これは政府全体挙げて対応をお願いしたいというふうに思います。  既存の借入れについては中小企業円滑化法を延長するとか、生活安定のために金融機関の積極的な取組というものも、財務省、金融庁、中小...全文を見る
○長沢広明君 是非積極的にお願いをしたいというふうに思います。  もう時間がなくなりましたので最後に一問だけ、ちょっと観光庁、もう一度お願いしたいと思いますが、海外からの観光客も激減をしております。そこで、もちろんこれは原発の問題が大きな影響を及ぼしておりまして、原発の安定とい...全文を見る
○長沢広明君 終わります。ありがとうございました。
04月19日第177回国会 参議院 国土交通委員会 第8号
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○長沢広明君 今日は、まず質問に入る前に、私の方から二点だけ御意見を申し上げさせていただきたいと思います。  まず一点は、仮設住宅の余りに建設が遅いということでございます。  この問題については、私は発災直後から大規模な建設計画を立てるべきだと、国を挙げてこの仮設住宅について...全文を見る
○長沢広明君 選択肢の一つとするからには、今回非常に範囲が広いし、市町村も機能が非常に失われています。そういう意味では、この使い勝手を良くしていくというふうに、法改正も含めるか、あるいはもっと中身を緩和するか、そういうことをやらないと市町村も対応し切れない問題が起きます。これは用...全文を見る
○長沢広明君 今回の震災で、私、政府の対応の最大の欠点というのは、こういう通常の法律とか通常のルールでこの震災に当初対応しようとした。要するに、現場が柔軟に対応しなかったんですよ。だから、もうろくでもないことが起きた。タンクローリー車が東北自動車道の入口で、要するに緊急車両証がな...全文を見る
○長沢広明君 そうした都市再生に対する経済的側面と同時に、今回は国際競争力を強化するという意味で、新たな枠組みとして特定都市再生緊急整備地域を指定するということになっております。そこに都市再生緊急整備協議会を置くと。これが国際競争力を強化するという一つの目標、今回の改正の柱の中の...全文を見る
○長沢広明君 そういう国際空港とか港湾とかビジネス拠点とか都市機能の集積とかいう御答弁でしたけれども、そうすると国内ではかなり絞られますよね。具体的に言うとやっぱり東京とか大阪とかと、そういうことになっちゃうんじゃないですか。具体的に言うとそういうことでしょう、結局。
○長沢広明君 ある意味では、そういう都市というのはこれまでも国家的資源をつぎ込んできた面もあるんですよ。だから、その今までやってきたということに対する評価というものをきちんとした上で、これからどうするかということを新たに組み立てるということは必要だと思います。  当然、これから...全文を見る
○長沢広明君 終わります。ありがとうございました。
04月26日第177回国会 参議院 国土交通委員会 第9号
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○長沢広明君 高齢者居住安定確保法の一部を改正する法律案について伺います。  今後、高齢化率が急激に高まっていきますし、高齢者の単身世帯あるいは高齢夫婦世帯というものが増えてまいります。特に団塊の世代が高齢世代に移行する時期は、特に都市部を中心に高齢化率が急激に上がっていくとい...全文を見る
○長沢広明君 デンマークの場合はどちらかというと施設系の割合は非常に低くなっていまして、それは今答弁あったとおり、住宅を増やすために施設系の新規建設を凍結するということをやったわけですね。ですから、施設を造ることによって多分、財政上の負担が重くなったということがあって、財政的な要...全文を見る
○長沢広明君 今回の法改正で、高円賃、高専賃、高優賃というこれまでつくった登録制度や認定制度がこれに一本化されるということになります。いろいろな制度をあっちこっちでつくっておいて、いつの間にか一本化することで消えていくという、このやり方が本当にいいのかどうかということがあります。...全文を見る
○長沢広明君 まあ簡単に言うと、ハード、ソフト両面に枠を広げたということ、それから分かりにくい、幾つもあって、それを分かりやすくしたということで、あえて一本化する理由としては余り強くないと実は私は思います。  高優賃なんかの場合は東京都を中心に非常にいい例が結構あるんですよね。...全文を見る
○長沢広明君 一般の民間の事業者が普通の住宅とかそういう建物を買って、今回の支援制度を使って、買ってそれを改修してサービス付き高齢者住宅にしましたと、しかし、そのサービスの部分については外部に委託するということは可能なわけですよね。だから、サービスの部分だけどこかに委託をする場合...全文を見る
○長沢広明君 例えば、安否確認を請け負った委託業者が、その住宅そのものの主体の事業者と別にサービス部分を委託していると。その委託した業者が何らかの形で撤退してしまったと、あるいは倒産してしまったというようなことになった場合、その住宅はサービス付き高齢者住宅の登録から自動的に外れる...全文を見る
○長沢広明君 結果、都道府県が背負うことになっちゃうんですけれども、そこはしっかり担保をしてちゃんと住まい続けられるという、サービスもちゃんと継続されると、どんなことがあっても、ということをきちんとしておかないとこの制度をせっかくつくっても広がらなくなってしまう。何か起きたときに...全文を見る
○長沢広明君 以上で終わります。ありがとうございました。
04月28日第177回国会 参議院 国土交通委員会 第10号
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○長沢広明君 公明党の長沢広明です。  今日は建築制限特例法をまずお伺いしたいと思いますが、これは、今までお話ありましたとおり、建築制限あるいは禁止ができるという建築基準法の規定は最長二か月、これを最長八か月、つまり六か月延ばすという特例法になります。  被災地域は確かに行政...全文を見る
○長沢広明君 今回これで、例えば宮城県全部がそうなるというわけじゃないわけで、そういう意味では被害の大きいところを指定して延ばすことになります。被害の大きいところを指定して延ばすということは、当然延ばした分、復興が先に延びるというマイナス面も同時に生じるわけですね。延ばしたことと...全文を見る
○長沢広明君 確かに、優先順位の条件をこの場で明らかにすることはできないと思いますけれども、これから夏を迎えますと、台風シーズンでもありますし、梅雨、それから夏という、そういう水害の出やすい時期を迎えたときに、そういう水害が特に危険視されるような地域を当然優先されていくんだという...全文を見る
○長沢広明君 災害救助法の対応の中で十分できるという御答弁でございましたので、是非、観光地の旅館、温泉の方々と連携を取って進めていただきたい。  ここで観光庁にちょっとお願いしたいんです。  実際、被災地の声を聞くと、行政にそういう情報を、情報が、通知を出しましたと、通知出し...全文を見る
○長沢広明君 ありがとうございます。  利用されて、例えばこの間、二泊三日で温泉につかってきましたという方の声を伺いましたけれども、自分は何で生き残ってしまったんだろうって思っていました、自分が生き残ってしまって、生き残ったことが地獄だったと思っていましたと。そこで少し旅館で休...全文を見る
05月02日第177回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○長沢広明君 公明党の長沢広明でございます。  今日は締めくくり総括質疑ということで、これまでの質疑の中で少し、ちょっと議論が余り漁業について少なかったような気がいたしますので、今日はこの漁業の再開ということについてこの補正予算では何ができるかということについて伺いたいというふ...全文を見る
○長沢広明君 漁場復旧対策支援事業で百二十三億円、これは瓦れきを処理したり、港の中ですね、の瓦れきを処理したりする仕事を県が主体となってやりますけれども、漁業者の方にやっていただいて、労賃を、要するに簡単に言うと労賃を払うと、こういうことでございますが、この方針を決めるのがやっぱ...全文を見る
○長沢広明君 一万六千人の方に出ていただくということですが、瓦れきの処理の仕事ということが一体どこまで続くかということもありますし、早く終わってしまうところももしかしたらあるかもしれませんし、実際それだけの手数がないというところもあるかもしれませんので、これもしっかり一日も早く執...全文を見る
○長沢広明君 開かれた、既に航路の啓開が終わったところは何港ありますか。
○長沢広明君 被災された港、例えば東北三県でいくともう二百六十を超えています。そのうち既に啓開作業が終わったと、要するに航路を開いたという港は僅か十港なんですね。やっぱりまだまだ進んでいないというのが現実なんですよ。だから、もう要するに船が出せない、これを早く進めなきゃいけないん...全文を見る
○長沢広明君 この補正予算では水産関係施設等被害状況調査事業として三億四千八百万入っていますけれども、今大臣おっしゃったとおり、この港というのは、どうしても国とか県とか市町村とか管理主体によってもう仕分が付いちゃって手出さないみたいなことがあるんですよ。  ですから、そこをちゃ...全文を見る
○長沢広明君 今、農林水産共同施設復旧支援事業で七十六億ですね。これ、七十六億は水産業に限らない、漁港に限ったものじゃないです。ほかの農業施設や林業施設も全部含めて七十六億。で、この水産業に絞った別の事業としては僅か十八億なんですよ。この僅か十八億で漁港の施設がどこまで復旧できる...全文を見る
○長沢広明君 まだ要するに、僅か十八億円でこの東北地域の、東北だけじゃない、北海道から千葉まで含めて、市場機能を全て回復するのはまあまず無理ですよ。とてもじゃないがこの補正予算では足りない。  今おっしゃった十八億円、それから七十六億円という予算は共同施設が中心なんです。市場は...全文を見る
○長沢広明君 本気で戦略を持って取り組まないと、今この一次補正予算は本当にできるところだけという感じですよ。復旧の道がここで開かれると思ったらとんでもないと思う。もう私は急いで二次補正で復旧の道をやらなきゃいけない、一次補正じゃとてもじゃないが足りないです、二次補正をやらなきゃい...全文を見る
○長沢広明君 時間がなくなりましたので、予算も戦略もとてもじゃないけれども間に合っていないということだけ申し上げさせていただきます。  終わります。
05月18日第177回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第3号
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○長沢広明君 公明党の長沢広明でございます。  引き続き、この改正案について議論させていただきますが、今回の改正案で、改正部分で、第一条の第八項が改正されております。現行には、当該市町村の選挙管理委の意見を聴くものとするとなっていたのが、今回の改正で、選挙期日について決める場合...全文を見る
○長沢広明君 これは具体的に言いますと、実際そういう事案がこの間起きたわけですね。千葉県の浦安市ですね。浦安市はなかなか選挙の執行が難しいと思っていたけれども、県としては県議選全体を統一地方選でできると。最終的に、浦安市はいわゆるこの特例選挙の指定を受けられなかったということによ...全文を見る
○長沢広明君 かなりケースに合わせてよく見て判断しなければいけないということに恐らくなるんだというふうに思います。  それは本当に、今回の浦安の問題についても、総務省も大変御苦労されて最終的にああいう判断になったというのは理解をしているつもりですけれども、やはり選挙事務を具体的...全文を見る
○長沢広明君 確かに余り延ばしてそれで本当に何がプラスになるかということもあると思いますし、半年間の中でどこまでできるか最大限努力するということが大事だと思います。  震災の被害によって現実に選挙事務が執行できない、要するに選挙自体行える状況にないということもあってこういう延長...全文を見る
○長沢広明君 避難者の把握あるいは選挙人名簿、それから人員、人手の不足、それから投票所の具体的な施設の確保と、もう課題は具体的になっておりますので、地域のニーズをよく酌み上げて国からの支援をしっかり進めていただきたいということ。  それから、もう時間なくなりました。一つだけ、私...全文を見る
05月19日第177回国会 参議院 国土交通委員会 第12号
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○長沢広明君 公明党の長沢広明でございます。  まず先日、当委員会で浦安市に液状化被害の視察に行かせていただきました。委員長を始め視察の機会をいただきました皆さんに心から感謝を申し上げたいと思います。  今日は、せっかく視察をしましたので、液状化に関連をして御質問させていただ...全文を見る
○長沢広明君 同じ質問、内閣府の方ではどのように把握していますか。
○長沢広明君 今後、対策をしっかり立てていく意味で、今回の液状化被害の範囲をどこまできちんと把握するか、状況把握ということが非常に大事でございます。  やっぱり特徴は、今言っていただいて分かるとおり、震源地からの距離に関係なく被害が出るということです。つまり、地震の今までの被害...全文を見る
○長沢広明君 新たに液状化対策技術検討会議を設置をしてスタートをされていると。その中でも、やっぱり被害実態を把握する、それから発生メカニズムを解析するという、ここからまず始まるわけですね。  これ非常に重要なことで、先日浦安に行ったときも、浦安市長からは、やっぱり発生のメカニズ...全文を見る
○長沢広明君 よろしくお願いします。現場ではやはり住居部分と道路部分の間に段差プラス開きが出ちゃった場合、一体どこからどっちの責任なのかというかなり細かいことも含めてそういうガイドラインをきちんと作らないと、なかなか行政の範囲が確定できないということもありますので、是非現場の意見...全文を見る
○長沢広明君 今までの判定基準とこの液状化被害の判定とはそぐわない面があったので、是非運用面について見直しをしていただきたいということは、例えば衆議院の予算委員会等で我が党からも強く要望させていただいて、それに内閣府で検討していただいてこの運用基準が新たに決まったと、取りあえずこ...全文を見る
○長沢広明君 今副大臣がおっしゃったことは十分私、理解しているんです。被災者生活再建支援法の立法趣旨は、災害によって自らの生活の基盤である住居が破壊されて、生活を再建する際にはその基盤である住居の再建から始めなきゃいけない、そこに支援をすると。本来、私有財産に対して国がお金を出す...全文を見る
○長沢広明君 ちょっともう時間がなくなりましたので、本当は、今副大臣がおっしゃった災害救助法の方もあるというお話もあって、実は埼玉県の久喜市というところで百世帯以上の液状化被害が出ているんですよ。九十五世帯ぐらいが大規模半壊と半壊の指定を従来の基準で既に受けているんです。今、新基...全文を見る
○長沢広明君 ありがとうございました。  終わります。
05月26日第177回国会 参議院 国土交通委員会 第13号
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○長沢広明君 公明党の長沢広明でございます。  今日は、まず、先日かなり急いで成立をさせました公共工事の代行法について伺いたいと思います。  大変大きな震災被害に対しまして、地方自治体だけではなかなかこの公共土木施設の災害復旧は難しいということがあろうかということで、災害危険...全文を見る
○長沢広明君 現実、現段階としては、宮城県の南側ですね、元々国の直轄事業のあるところをちょっと延ばして十八キロ、あの海岸堤防、これを国で代行して行うというようなことでスタートしているということで、元々この法律、最初から見込んでいたのはこの事業だけですから、最初の着手としてはいいと...全文を見る
○長沢広明君 大臣、本当にそのとおりで、積極的に進めなきゃいけないということがあります。  残念ながら、一次補正に含んだ様々な措置というのがかえって復旧の手を遅らせている面も実はあるんですね。一次補正に合わせて物事を進めようとするから、それまで自治体が手を着けられなかった問題が...全文を見る
○長沢広明君 簡単に言えば、予算、お金が切れるからここで打ち切らざるを得ないと、こういう話でございます。  ただ、予算が切れるから取りあえずやめますと。取りあえずはやめますけど政策としては生かしますということなのか、あるいはもうやめちゃいます、もうやりませんということなのか、と...全文を見る
○長沢広明君 政策目的はもう方針として出ているわけですよね。これは政府・与党、政府の責任ですからね、この成長戦略の中に、住宅を生き続けて、しかもリフォーム市場をここまで拡大するという目標を立ててやっているわけですから、この政策に対してきちんと具体的に手を打つという責任はこれ政府に...全文を見る
○長沢広明君 是非お願いしたいと思います。  時間がなくなりましたので、最後に気象庁と国土地理院に併せてお伺いをいたします。  気象庁の観測ネットワーク、これも被害を受けているということで、その復旧のための予算が一次補正にも付いております。こういう観測設備の被害が今後どのよう...全文を見る
○長沢広明君 終わります。ありがとうございました。
06月14日第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第2号
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○長沢広明君 公明党の長沢広明でございます。  今日は、今回の大震災に対しまして、その復興を目指す政府の基本方針として、復興の円滑かつ迅速な推進と活力ある日本の再生を図ろうという東日本大震災復興基本法案が本日実質的にこの審議に入ったわけでございます。その基本法案についてまずお伺...全文を見る
○長沢広明君 質問に的確にお答えいただきたいと思います。今総理から余計なことまで、私、ここの時間で非常に貴重な時間を浪費しようと思っておりませんので、震災地に向けた議論を私はしっかりしていきたい、このように思っております。  そこで、まずこの復興基本法について、政府の取組につい...全文を見る
○長沢広明君 今のお考えを受けて、法案には、人間が豊かな人生を送ることと、そして女性、子供、障害者を含めた多様な意見を反映することと、そして共生社会の実現に資すると、単なる復興ではなくて、ある意味ではこの被災地の皆さんを復興の主役として、東北地方がこれからの先駆的な社会システムを...全文を見る
○長沢広明君 ありがとうございます。  今提出者から御意見があったとおり、やはり縦割りの行政によって被災地の地元が大変苦労するということは、当然、今までもあったし、これからも想定されるわけであります。問題によっては国土交通省に言わなきゃいけない、港の漁港については例えば農水省に...全文を見る
○長沢広明君 長々と言い訳をされていましたけれども、要するに遅れたと思っていないと、そういう認識なんですよ。遅れたと思っていないという認識、じゃないんですよ、本当は。ちゃんと大臣をやればもっと早く進んだんですよ。現地はもっと楽だったんですよ。地方自治体ももっと声が政府に通りやすか...全文を見る
○長沢広明君 この法案では、被災地域の地方公共団体の申出によりと、要するに地元の申出がまず必要だと。そして、地域における創意工夫を生かして行われる復興に向けた取組の推進を図るという特区になっております。すなわち、地域の主体的な取組を生かすために税制とか金融とかその他の様々な規制の...全文を見る
○長沢広明君 次に、復興債の発行がこの法案の中で明記をされていました。資金の確保については政府原案から欠落していた視点でもございますが、この復興債の発行を明記した理由について提出者のお考え、いただきたいと思います。
○長沢広明君 法案では、資金を確保するための措置として、まず、復興関連以外の予算を徹底的に見直すということもこの法案の中に書いて、いわゆる歳出削減をしっかり図っていく、無駄を削って歳出削減を図っていくということ、また財投の資金とかあるいは民間資金の積極的な活用も図る、復興債を発行...全文を見る
○長沢広明君 ただいまこういうふうに復興基本法の柱について確認をさせていただきましたが、一日も早い成立を図りながら、なおかつ復旧復興に向けてのレールをきちんと進めていくこと、そして今この法案の中に修正された中に実は底流にきちんと私は入っていると思いますが、やはり現場の声がきちんと...全文を見る
○長沢広明君 大変残念でございます。  被災者生活再建支援法の趣旨というのは、災害によって生活の基盤である住家に被害を受けたとき、その住居をまず再建しなければ生活の再建ができない。だからこそ、被災者生活再建支援法は、そういう今大臣がおっしゃった枠組みとして、個人の資産、財産に対...全文を見る
○長沢広明君 国土交通大臣、このジャッキアップするということに対して助成するということは、国土交通省としてはどうですか。何かお考えございませんか。
○長沢広明君 大臣、そういうできる限りやりますという姿勢が物すごくいいですよね。そういうふうに、官僚とかの既存のルールや法律に縛られるところに、現場の国民の声を受けてそれをどう破るかというのが実は政治家の仕事なんですよ。これが官僚主導なんですよ。法律がこうなっています、ルールはこ...全文を見る
○長沢広明君 しっかり検討してもらいたいと思います。  ちょっとまた次のテーマに少し移らせていただきます。  ちょっと厚生労働省、確認をしたいことが幾つかございます。避難所の方で、あるいは避難先で病院にかかると医療費の自己負担が発生する場合、今免除ということになっています。た...全文を見る
○長沢広明君 何でこういうことを聞くかというと、避難先の自治体で意外にいろんな問合せがあって、還付されるんですか、いつまで免除されるんですかというようないろんな問合せがあって、なかなかこれ、市町村の担当者が非常に混乱している問題があるんです。通知を出されていると思いますが、通知出...全文を見る
○長沢広明君 今御説明をされていましたけれども、簡単に言うと、これまでは緊急避難的に免除していたと。だけど、七月一日からは通常どおりに戻しますという判断なんですよ。七月一日から通常の形になるから、通常は保険証を出していただくと同時に免除証明書というのをちゃんと取り寄せてそれを出さ...全文を見る
○長沢広明君 そこが本当に完全なお役所仕事になっていまして、市町村、準備大丈夫ですか、体制は取れていますかと聞かれたら、はい、取りますと答えるんですよ。しかし、行政の発行体制ができていることと、避難者の手元にそれが届くことは別問題なんですよ。そこまでちゃんと見なきゃ駄目なんですよ...全文を見る
○長沢広明君 もう一つだけ、厚生労働大臣、確認します。  避難先で健康診断を受けるという問題があります。避難元の健康診断と避難先での健康診断は、当然保険者が違うんですよ。それで、例えば、七十五歳以上の後期高齢者の方々が通常の健康診査を避難先で受けられるかという問題がある。周りに...全文を見る
○長沢広明君 それでは、同僚委員に引き継ぎます。  ありがとうございました。
06月20日第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第6号
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○長沢広明君 公明党の長沢広明でございます。  今日は震災基本法の締めくくり総括ということで、改めまして、自民、公明、民主の三党の提出者の皆様方、大変御苦労さまでございます。ありがとうございます。  今日はこの基本法につきまして、私、一点だけ冒頭ちょっと確認をさせていただきま...全文を見る
○長沢広明君 是非素早くお願いしたいと思います。  現地においては特に土地利用の問題とか、この規制を早く外してもらわないと進まないという問題にもう今日この現在ぶち当たっておりますので、素早く対応をお願いしたいというふうに思います。  それでは、今日は厚生労働大臣にもお越しをい...全文を見る
○長沢広明君 今御説明いただきましたとおり、都道府県知事と都道府県知事の間で費用求償が行われるところを、今回は国が一回窓口になって、そこで様々な避難されている地域の市町村からある程度吸い上げたものを県でまとめて、それをまた国で、窓口でいわゆる集計をするということですね、簡単に言い...全文を見る
○長沢広明君 今、私こういうお話をさせていただきましたけれども、当初、避難者を受け入れている自治体からは、本当に岩手県、宮城県、福島県から払ってもらえるんだろうかという一抹の不安もあった面もあるんですね。ですから、そういう意味ではしっかり検討してもらいたいと思いますし、総理にもち...全文を見る
○長沢広明君 じゃ、次のテーマにちょっと時間がないので移りたいと思います。  復興には生活の基盤である住居の確保は大前提ということは、これまでも何度もいろいろな場面で議論をさせていただいてまいりました。  そこで、今、仮設住宅の問題もありますけれども、避難所をまず一日も早く解...全文を見る
○長沢広明君 今お話のありました大体千五百戸分ぐらいですね。一万戸分の予算として千百十六億円予算がありまして、事実上ほとんどがまだ手付かずなんです、この千百十六億円の予算というのは。なので、このせっかく用意した予算が手付かずになってなかなか執行しないということはどこに原因があるの...全文を見る
○長沢広明君 時間がなくなりましたので、最後に一点だけ。これは答弁は要りませんので、一つだけ申し上げます。  こういう復興住宅を建てて、その後、自治体が公営住宅をずっと維持するのは実は重荷になります。同時に、持家を流された人に次の持家を持てるようなステージを提供しなきゃいけない...全文を見る
08月02日第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第14号
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○長沢広明君 公明党の長沢広明でございます。原子力損害賠償支援機構法案について質疑を行わせていただきます。  その前に、先日、野党五党で提案をさせていただいてきた仮払い法案が成立をいたしました。多くの皆様に御協力をいただいて、また民主党、与党の皆様にも御理解をいただいてこの仮払...全文を見る
○長沢広明君 車の両輪であると、こういう位置付けに最終的にはなりましたというふうに今お答えをいただきました。  政府の認識を確認しておきたいと思います。総理に伺います。  政府提案の上で修正された今回のこの支援機構法と議員立法で修正され成立した仮払い法の関係について、総理はど...全文を見る
○長沢広明君 こういうことを踏まえまして、衆院段階での修正協議に御苦労されました与野党の関係者の皆様方には改めて敬意を表したいと思います。  これはもうどこまでも、それぞれ立場に、考え方に多少の違いはあったとしても、この原子力災害による被害者の迅速な救済を図ろうと、こういう一点...全文を見る
○長沢広明君 その効果についてまで今きちんと述べていただきましたが、これは総理に確認でまた伺います。  政府案になかった修正部分で国の責任ということが明記されたことについて、政府としてどのように認識をされていますか。
○長沢広明君 この機構法あるいは仮払い法、そういう議論の中で国の責任ということが出てきたわけですけれども、ある意味じゃ、親法ともいう原賠法、こっちの見直しということが更に大事になってくるというふうに思います。  そこで、原賠法の見直しということについて修正協議の中でも取り上げら...全文を見る
○長沢広明君 答申の、つまり立法時の本当の原点に立ち返って原賠法を見直すべきだということを修正の中で確認をされたということは、これは大変大きな前進だというふうに思います。  国の責任を明確にする一方、それによって東電の責任が軽くなるわけではない。東電の責任についてもきちんと経営...全文を見る
○長沢広明君 このように、法律上、東電の責任ということにも具体的にきちんと踏み込んだ規定がなされたということで、これは国民負担を最小化するという観点も含めて、経営の合理化とか責任の在り方ということをしっかりさせるということでありますけれども、これは利害関係者の負担の在り方も含めま...全文を見る
○長沢広明君 これをしっかり進めていく必要があるというふうに思います。  ちょっと時間の関係で少し飛ばしますが、先ほど指摘したあの資料の中にも出てきました、今後積み残された課題として、賠償や仮払いをどう進めていくかというこの処理の仕組みそのものが制度化されていないという問題がご...全文を見る
○長沢広明君 時間になりましたので終わりますが、今の答弁、残念ながら、もっと制度化するというところにきちんと頭を持っていかないと、人をそろえるとかそういうことじゃないんですよ。制度化をきちっとするということをしなきゃいけませんが、こうした主張、公明党の主張もこの修正案に反映をされ...全文を見る
10月27日第179回国会 参議院 国土交通委員会 第2号
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○長沢広明君 公明党の長沢広明でございます。  まず、大臣に八ツ場ダムの問題について一言、一つだけお伺いしたいと思います。  前任の大畠大臣、またその前の馬淵大臣の際には、この八ツ場ダムの問題について予断を持たずに検証するというような発言がずっと続いてきたというふうに思います...全文を見る
○長沢広明君 分かりました。ちょっとこの問題、またいろんな形で今後もお伺いしたいというふうに思っております。  今日は、災害の復興に関連をしまして、災害公営住宅の問題をちょっと取り上げたいと思っております。  阪神・淡路大震災のときにも、やはりまず最初は被災者の方は避難所、そ...全文を見る
○長沢広明君 この復興住宅については、やはり被災地の自治体の方からも非常にニーズは高くなっているというふうに思います。福島がまだそこまで計画が組める状況にないということで、今の段階では一万四千、計算すると一万四千戸。しかし、二万戸の分の補正予算を組んでいるということですので、対応...全文を見る
○長沢広明君 大変前向きな、私、六月の復興特でもこのことを提案させていただきましたので、そこからいろいろ検討いただいたということもあるかもしれませんが、大変前向きなお答えをいただきました。是非、法改正というところまで一歩踏み込んででも、復興を早めるために大事な措置ですから、進めて...全文を見る
○長沢広明君 済みません。時間がなくなってしまいましたので、これに終わりにします。  一つだけ申し上げさせていただきますが、自賠責保険の後遺障害等級の中に、きちっとこの起立性の頭痛、目まいというものを明記をしてもらいたい。それには例えば労災保険の方も変えなきゃいけないとかという...全文を見る
12月06日第179回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○長沢広明君 公明党の長沢広明です。予算委員会でお時間をいただきましたことに感謝を申し上げたいと思います。  私からも、今自民党の礒崎委員から幾つか御指摘がございました沖縄防衛局長の暴言の問題取り上げたいというふうに思いますが、これは、ただ単に暴言をしてしまった、それが流れてし...全文を見る
○長沢広明君 今、自民党の礒崎委員からも御指摘のありました、この沖縄防衛局長の発言の後段の部分ですね、これ非常に私、重要な問題だと思っています。このことを御自身が、防衛省としてその発言についていまだに確認ができてないと今大臣は答弁をされました。このことが確認この時点に至るまででき...全文を見る
○長沢広明君 委員長、泥酔していたというようなことを理由にするのは全くの間違いですよ。それこそ問題、大変な問題です。  ちょっと確認しますけれども、大臣はこのオフレコ懇談の問題を最初に聞いたのはいつでございますか。この問題を最初に認識したのはいつですか。
○長沢広明君 ちょっと曖昧な答弁ですね。  その段階で、これは二十八日の夜、居酒屋の懇談ですね、行われたのは。その二十八日の夜、居酒屋の懇談でそういう発言があり、それをマスコミが問題視したということをその日のうちに聞いたのか、あるいは、さっき一番最初は報道に接したと、要するに朝...全文を見る
○長沢広明君 ということは、要するに、どういう発言があったか、この発言の内容を知ったのは新聞の上で知ったということですよね、報道で。  それは大変なことですよ。これは、二十八日の夜その居酒屋の懇談があったときに、挙げますけれども、琉球新報がその発言に大変な問題があるといって、琉...全文を見る
○長沢広明君 違う違う。私が言ったのは、新聞に出稿する前に、二十八日の夜に琉球新報と沖縄防衛局報道室との間でそういうやり取りがあった、通告があったということを確認していますかと聞いているんです。
○長沢広明君 全然問題意識が、やっぱり分かっていないです。こういうことの問題意識が、申し訳ないですけど、大臣、つかみ切れていないようです。  要するに、居酒屋での懇談の中で問題があったことを、それはもう琉球新報としては考え抜いて議論し抜いて、そこで報道することを決断した、それだ...全文を見る
○長沢広明君 じゃ、中身を知っていたんですよ、前の晩に。ということは、中身を知っていたということでしょう。あなたは、今中身について翌朝報道で知ったと答えたんですよ。どっちが正しいんですか。あなた自身、発言が完全にぶれていますよ、これ。どっちですか。知っていたんですか。発言の内容に...全文を見る
○長沢広明君 大臣、その問題意識がやっぱりどうしても分からない、伝わらないというような気がします。まさに、ですから、私が言いたいことは、防衛省の中で起きているそのことがストレートにちゃんと大臣のところに上がるようなことになっていない。やっぱり、私先ほど申し上げたとおり、省内のこの...全文を見る
○長沢広明君 中身が伝わっていないと御本人はおっしゃいますが、伝えたけれどもその問題の深刻さを大臣が認識できていなかった可能性がある。だから、簡単に言えば、その日のうちにあなたは何かそこで手を打ったかということなんです。打ってないんでしょう。翌朝、中身を知るまでは手が打てないわけ...全文を見る
○長沢広明君 今総理のお言葉を聞いて、一川大臣、大臣は今どう考えているかということなんですよ。  申し訳ありませんが、今申し上げたとおり、省内、自分の組織をある意味ではやはりコントロールできていない、掌握できていない。その上で、自らの職責について、その重さについて自覚が足りない...全文を見る
○長沢広明君 私は、沖縄の問題を本当に前進させるためにであれば、あなたは潔く身を辞するべきであるということを重ねて申し上げさせていただきますし、この普天間の問題を前進させ、沖縄の負担を軽減させていくという意味では、沖縄と政府の間の信頼関係をどうつくるかということは、これは大変重要...全文を見る
○長沢広明君 大変残念ですけれども、しっかり決断を求めながら、次の課題に少し入りたいと思います。  政治と金の問題でございます。  民主党政権が誕生するときに、やはり国民の皆様の中には、民主党政権になればクリーンな政治が実現するのではないかという、そういう期待を持った方も多い...全文を見る
○長沢広明君 その指示をしましたというのは、これまでの答弁と中身的には一緒なんですよ。  だから、本当にいつまでに、例えば民主党としての案があると、それは企業・団体献金の問題だと思います。私たちが言っているのは、政治家個人の監督責任を強化するという法律です。これは、政治家個人の...全文を見る
○長沢広明君 ですから、民主党さんの案が出れば、それはまた各党で協議するのはいいでしょう。私たちの言っている政治資金規正法の問題というのは、今まさに課題になってきている問題なんです。このことに、政治家個人の監督責任を強化するというこの一点できちんと協議を進められるように持っていか...全文を見る
○長沢広明君 はい、私たちはもうずっとそのつもりでおります。  ですから、先ほど来申し上げたとおり、与党が一歩踏み出すことがまず大事なんです。これが、政治資金、特に政治家個人の、政治と金の問題を改正する、動かすときには、与党が踏み出さなければ動かないんです。その責任を与党側でき...全文を見る
○長沢広明君 離島の交通路、航空路というのは、島と本土を結ぶ飛行機であり、あるいは船であります。一例を挙げますが、鹿児島県の十島村、島によって構成されている村です。この島によって構成されている村の島々、七つの島にフェリーが週二便来ます。鹿児島県から一番南の島まで行くのにフェリーで...全文を見る
○長沢広明君 ちょっと財務大臣、よく聞いていただきたいんですが、例えば社会資本整備総合交付金とかあるいは地域自主戦略交付金と、こういう形で離島の予算を要求します。十島村という村です。結局、そのお金は鹿児島県に行くんです。鹿児島県でまた配分を考えるんです。そのときに、ミシン目、この...全文を見る
○長沢広明君 本当は文科大臣にもそれから離島での教育環境の問題をお伺いしたかったんです。離島でなかなか本土の高校に行くと生活が大変です。ですから、離島で通信制の高校に通わせると。自分の、親御さんの見えるところで子供を育てたいと、そういうふうに思って、通信制の高校ですが、さっき言っ...全文を見る