長沢広明
ながさわひろあき
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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03月26日 | 第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号 議事録を見る | ○長沢広明君 今日は、認知症施策について質問したいというふうに思います。 今年の一月二十七日に、認知症施策に関する初の国家戦略である認知症施策推進総合戦略、いわゆる新オレンジプランが策定をされました。 私たち公明党は、従来から認知症施策の国家戦略化を主張してまいりまして、...全文を見る |
○長沢広明君 二〇一二年の段階では、認知症の方の人数が四百六十二万人と言われています。六十五歳以上の高齢者の七人に一人という割合になります。二〇二五年には団塊の世代が七十五歳以上になる。二〇二五年ということを見ますと、認知症の方の人数は約七百万人、六十五歳以上の高齢者の五人に一人...全文を見る | ||
○長沢広明君 是非全力で取り組んでいただきたいというふうに思います。 先ほど国際的な世界の国の認知症戦略ということを御紹介しましたけれども、それぞれの国でやはり共通するのは、認知症も含めて、介護に掛かる社会的コストをどれだけ効率化して、効率化というか、スリムにしていくかという...全文を見る | ||
○長沢広明君 認知症疾患医療センターが今現在三百か所弱設置されているというふうに思いますが、これは都道府県をカバーする基幹型、それから二次医療圏をカバーする地域型、それから診療所による診療所型と三類型があるというふうに聞いております。これを平成二十九年度末に五百か所まで増やす、こ...全文を見る | ||
○長沢広明君 そういう体制をつくっても、まず認知症の家族の方とか地域の人が最初にどこにアプローチするかということは非常に大事です。利用者の側の立場に立ってみると、最初にどこに相談に行っていいのか分からないという問題があります。どこで、何を、どういうことをしているか。例えば、認知症...全文を見る | ||
○長沢広明君 認知症の患者は決して高齢者だけとは限りません。若年性の認知症の方が現在約三・八万人というふうに言われています。 若年性認知症の場合は、本人や周囲の人がその異状に気付いていながらなかなか受診に行けない。それは、逆に若年性で本当に認知症になると、本人が、例えば一家の...全文を見る | ||
○長沢広明君 今ここに、ちょっとこれはコピーなんですけれども、「若年性認知症ハンドブック」とあります。これは愛知の方の施設が出しているもので、厚生労働省の老人保健健康増進等事業で増刷をしたと書いてあります。 これもちょっと見て、本当に、例えば、若年性認知症と診断されましたが、...全文を見る | ||
○長沢広明君 是非、文科省、積極的に自ら能動的に取り組んでもらいたいと思うんですね。厚生労働省がやることを自分たちが手伝わされているみたいな、そんな受け身ではなくて、積極的にやるということをあえて申し上げておきたいというふうに思います。 文科省はここまでで結構でございますので...全文を見る | ||
○長沢広明君 ほかに委員会もあるでしょうから。 新オレンジプランでは、今回、認知症の方やその家族の視点を重視するという項目が入っています。これが前のオレンジプランとこの新オレンジプランの大きく違うところです。本人そして家族の視点を重視する、これ非常に大事で、初期段階の認知症の...全文を見る | ||
○長沢広明君 是非よろしくお願いしたいと思います。 認知症の高齢者が、二〇二五年、十年後には現在の一・五倍、四百六十万人から七百万人ということであれば一・五倍になるんですけれども、そうすると、認知症高齢者向けサービスを、単純に言うとサービスも一・五倍に膨れ上がるということにな...全文を見る | ||
○長沢広明君 今回の新オレンジプランの、いわゆる前のオレンジプランと今回のオレンジプランは、国家戦略化したということで、いわゆる十二の府省庁が横断的に取り組むようになったということが最も大きな変化でございます。厚生労働省と国交省が連携して高齢者が生活しやすい住まいの確保とか、文科...全文を見る | ||
○長沢広明君 別のテーマに移りたいと思います。 精神保健福祉士の制度に関して伺います。 発達障害者支援に関する課題について、発達障害者支援法が施行されてからこの四月でちょうど十年になります。発達障害の周知というのは以前に比べて進んできておりますし、平成二十五年度中には全国...全文を見る | ||
○長沢広明君 是非、今個別に判断できるようになっているということですので、そうすると、御本人の方から言わなきゃならないというのもなかなか難しい面もあると思いますので、その辺の仕組みについて今後よく御検討をいただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 もう一...全文を見る | ||
○長沢広明君 早ければ今年の秋、運用が開始できるようにということでございました。是非よろしくお願いしたいと思います。 時間はあるんですけれども、今日はちょっと予定を変えて、あとこれ最後の質問で終わりたいと思います。 難病患者への支援でございます。 昨年の難病新法の成立...全文を見る | ||
○長沢広明君 終わります。ありがとうございました。 | ||
03月27日 | 第189回国会 参議院 予算委員会 第13号 議事録を見る | ○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 今日は、まず、社会保障関連予算について財務大臣にお伺いしたいと思います。 消費税率一〇%への引上げを平成二十九年四月に延長したことによりまして、平成二十七年度の予算案では、社会保障の充実策に、当初、一〇%引上げの場合一・八兆円、それが...全文を見る |
○長沢広明君 では次に、経済を支える雇用労働政策について今日は伺いたいと思います。 この国会に、大変この委員会でも議論になっております、働き方に大きな影響を与える労働基準法等の改正法案が提出される予定でございます。労働基準法、あるいは労働安全衛生法、時短促進法といった法律を改...全文を見る | ||
○長沢広明君 じゃ、パネル二枚目、資料の二枚目をお願いします。 企画業務型裁量労働制の対象業務に追加される二つの類型でございます。このうち、特に上の方の課題解決型提案営業、取引先のニーズを聴取して、こういうのが欲しいと、それで新商品や開発の企画立案をして、それに応じた商品やサ...全文を見る | ||
○長沢広明君 いわゆる裁量のない働き方をしている人まで対象が広がらないように、法律に基づく指針に定める内容も含めて制度の本旨にのっとった運用が実現をされるように、これはよろしくお願いしたいというふうに思います。 じゃ、パネルの三枚目、資料三枚目をお願いします。 世間で耳目...全文を見る | ||
○長沢広明君 今御説明ありましたとおり、対象になる人、それからその年収要件、これも法律に書くので、厚生労働省が省令で勝手に下げるとか拡大するということはできない、法改正が必要になるというたががはまっていると。健康確保措置についてもこれはきちんと義務化していくと。なおかつ大事なこと...全文を見る | ||
○長沢広明君 是非、政府におかれましては、国民の皆様に語りかけるように丁寧に説明をするよう求めまして、同僚委員に引き継ぎたいと思います。ありがとうございました。 | ||
03月31日 | 第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号 議事録を見る | ○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 今年は戦後七十周年という節目の年であり、かつ、今回のこの特別弔慰金制度が創設して五十周年ということになります。特別弔慰金は、さきの大戦により亡くなられた戦没者等の御遺族の方々に対し、昭和四十年以降、戦後何十周年という節目を捉えて、国として...全文を見る |
○長沢広明君 五十周年をピークに下がってくるという形になりますけれども、改正案について一刻も早く成立をさせて、高齢化している御遺族の方々には安心していただけるようにすることが重要であるというふうに考えております。 今般の改正案では弔慰金の額が引き上げられております。この額につ...全文を見る | ||
○長沢広明君 特別弔慰金制度、今まで十年償還の国債を一回交付というふうにしてきたと思います。で、毎年償還を受けていただくと、こういう仕組みだったと思うんですが、今回は、特別弔慰金を増額して、なおかつ五年償還の国債を二回交付するというふうにちょっと仕組みが変わっていますね。この変わ...全文を見る | ||
○長沢広明君 特別弔慰金は受給権者自らが請求をしなければ受給することができないということがあります。 そのため、いかに請求漏れを防ぐかということが大事になりますので、今般の改正により、従来一回の請求で済んでいた方が二回請求する必要があるということになります。弔慰金の趣旨を踏ま...全文を見る | ||
○長沢広明君 せっかくの国からの弔慰が受給権者の方々にちゃんと届くように周知をしっかりお願いしたいと思います。 最後の質問ですが、これは今、津田委員からもあった話ですけれども、私も重ねて伺いたいと思います。 戦後七十年という、こういう節目でございます。戦没者の御遺族も高齢...全文を見る | ||
○長沢広明君 終わります。ありがとうございました。 ───────────── | ||
04月07日 | 第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第5号 議事録を見る | ○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 早速質問に入りたいと思いますが、消費税率の引上げは延期されることになりましたけれども、やはり生活者に対する目配りということが非常に大事な今景気の状況でもございます。この四月からは生活困窮者自立支援法が施行されます。そこで、生活困窮者支援制...全文を見る |
○長沢広明君 生活困窮者自立支援制度は、働きたくても働けないとか住むところがないとか生活上の困難や不安を抱えている人に対して、ワンストップ型のまず支援相談、これを行った上で個別の支援メニューを提供していこうということでございます。自立支援法の考え方そのものが、社会的孤立から社会参...全文を見る | ||
○長沢広明君 必須事業、任意事業、それぞれの事業によって補助率も違っていますので、それぞれ自治体によって、いろいろな地域の実情も踏まえて、やる事業、やらない事業、選択してやっていると思いますが、いずれにせよ、今挙げてくださった数字でいくとまだまだこれからということですので、しっか...全文を見る | ||
○長沢広明君 そういう自治体でいろいろ工夫をしているのをよく利用していただきたいと思います。ホームページは、生活困窮者の方はホームページは見ないと思いますので、どういうふうに周知していくか工夫が必要だと思います。 厚生労働省として、平成二十七年度から、一人親家庭への支援の一環...全文を見る | ||
○長沢広明君 まさしく自立支援とか、一人親家庭の親が学び直すということができるような環境もしっかり整えながら進めていかないといけないというふうに思います。 続けて、女性と若者の活躍推進について伺います。 女性の活躍推進は、安倍内閣が掲げる重要課題の一つでございます。政府が...全文を見る | ||
○長沢広明君 大臣、まさにそのとおりで、ちょっと観点違いますけれども、今、地方選挙をやっています。我が党は地方議員の三割が女性なんですが、現場を回っていくと、やはり一つの議会で、女性のいる議会と女性のいない議会とでは明らかに仕事ぶりにちょっと違いがあるんですよ。女性がいる方が、女...全文を見る | ||
○長沢広明君 若年雇用の問題というのは、どうしても新卒者に対する対応が一番やりやすいというか、はっきりターゲットが明確なので、新卒への対応というのがどうしても中心になりますけれども、今の若い人たちの雇用、働き方ということは、それはもう新卒者のみの問題ではないわけでございます。 ...全文を見る | ||
○長沢広明君 子ども・子育て支援新制度についてちょっと伺いたいと思います。 この四月から子ども・子育て支援新制度が始まりました。ある意味、高齢者への給付ということに偏ってきたとも言われる日本の社会保障制度の中で大きな転換だというふうに思います。この制度、保育が市場化するのでは...全文を見る | ||
○長沢広明君 円滑に進めていただけるようにお願いしたいと思います。 待機児童の解消というのは非常に期待が大きいですし、女性の活躍推進という観点からも、その環境整備の柱ともなるものです。 今年に入って厚生労働省は、保育ニーズがピークを迎える平成二十九年度末に向けて、保育士の...全文を見る | ||
○長沢広明君 最後に、東日本大震災からの復興について、平成二十七年度予算において、この審議されている予算において、東日本大震災からの復興に向けた厚生労働省の取組について、その主なものを挙げてもらいたいと思います。 | ||
○長沢広明君 今日は予算の委嘱審査でしたので、できるだけ予算案に沿った形で確認をさせていただきました。 時間が来ましたので終わります。ありがとうございました。 | ||
04月16日 | 第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第7号 議事録を見る | ○長沢広明君 私は、ただいま可決されました勤労青少年福祉法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、維新の党、日本共産党、日本を元気にする会・無所属会、無所属クラブ及び社会民主党・護憲連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読...全文を見る |
04月23日 | 第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第9号 議事録を見る | ○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 昨年の独立行政法人改革で、各独立行政法人が担う政策実施機能を最大限向上させるということと、業務の質と効率を向上させると、こういう趣旨の下、制度全般にわたる法改正が昨年行われました。これも平成二十五年十二月二十四日の閣議決定に基づいて行われ...全文を見る |
○長沢広明君 今日、質問、ちょっと削ったり合わせたり順番変えたりしますが、よろしくお願いしたいと思います。 この二つの統合で、新しい法人に業務として化学物質の有害性調査を新しく付け加えるということです。新法人の業務としてこの化学物質の有害性調査を位置付けることの理由と、あわせ...全文を見る | ||
○長沢広明君 業務の質の向上そして効率化というこの改革の趣旨に沿ったものであるということを確認をさせていただいたわけですけれども、そのとおりしっかり進めていただきたいというふうに思います。 先般、国内の製薬会社七十二社が、二〇一三年度に医師へ払った講演料や原稿料を公表したと話...全文を見る | ||
○長沢広明君 今、労災病院、国立病院共に規定に基づいてあらかじめ承認を得て受領していると。国立病院においては時間外ということになっております。 労福機構において、医師の勤務時間内の講演等もあり得るのではないかというふうに思います。職務の執行に対する国民の疑惑や不信を招くおそれ...全文を見る | ||
○長沢広明君 適切ではないというふうに厚労省としても判断すると、しっかり適切な措置をとるように言っていくということで、今回のこの改革、見直しに合わせて、国民に疑惑を不信を招くようなことのないようにしっかりと対応をしてもらいたいということを申し添えておきます。 続いて、勤労者退...全文を見る | ||
○長沢広明君 是非、積極的に働きかけを進めてもらいたいと思います。中小企業従業員が安心して働くためには、退職後の生活の資金がある程度保障されるということは非常に大事なことでございますので、しっかり進めてもらいたいと思います。 この機構は、退職金の支払原資約五・二兆円を用いて資...全文を見る | ||
○長沢広明君 中小企業で働く人にとって大切な退職金の制度でありますから、この退職金の支払原資に欠損が生じることのないように、今後、安全かつ効率的な資産運用が求められるというふうに思います。 そこで、今回の改正内容に盛り込まれた資産運用委員会、これも先ほど来何度か質疑の中に出て...全文を見る | ||
○長沢広明君 ちょっと確認ですけれども、その基本ポートフォリオを変更することが前提、そういう予定なのかということをちょっと確認させてもらっていいですか。 | ||
○長沢広明君 今話が出ているとおり、退職金の支払原資を安定的、しかも効率的に運用するということでチェックが利くようになると、こういう先ほど大臣の答弁もありましたけれども、支払原資の運用についてはやはり高度な専門性ということが求められるわけで、この運用を担当する職員の専門性というこ...全文を見る | ||
○長沢広明君 何かちょっと足りないような気がしますので、もう少し力を入れてやってもらいたいと思いますが。 退職金は、従業員の退職後の生活の安定に大事だということで、確実に支給されることが必要です。今回の改正内容の一つとして、勤労者退職金共済機構が退職金を支給する際、住民基本台...全文を見る | ||
○長沢広明君 大事なことだと思いますが、その前に御本人たちにこの共済制度に加入していますということをやっぱり事業者がちゃんと伝えるように呼びかけていくことも大事ですので、その点もよろしくお願いしたいと思います。 福祉医療機構関係でお伺いをしたいと思います。 我が国は、高齢...全文を見る | ||
○長沢広明君 公益性の高い事業、なかなか民間金融で対応してもらえないような公益性の高い事業について融資を行うという、そういう大事な事業でもあり、その一方で、財務の健全性とか適正な業務運営を確保ということも両方しっかり図っていかなければいけないということを考えた今回の改正ということ...全文を見る | ||
○長沢広明君 そういう面でも、今回の改正、評価をしたいというふうに思います。 今回、ちょっと時間がないので、これ最後の質問にします。 福祉医療機構、先ほど申し上げたとおり、公益性の高い事業に融資を行うと。ただ、それについて財務の健全性とか適正な業務運営を確保することは大事...全文を見る | ||
○長沢広明君 基本的に変化はないということでございますので、特にこの四月一日からは子ども・子育て支援新制度もスタートをし、小規模保育とか事業所内保育とか様々な保育のパターンも増え、学童保育クラブも全国で三十万人目標で増やしていくとか、子育て支援も拡大をしなきゃならないという非常に...全文を見る | ||
05月12日 | 第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第10号 議事録を見る | ○長沢広明君 私も、まず冒頭、がん対策についてお伺いしたいと思います。 今、三原先生からもありましたとおり、がん対策基本法制定以来、がん対策が大きく前進をしているところであります。その中で、がん登録が推進をされて、来年一月からはがん登録推進法が施行になるということでございます...全文を見る |
○長沢広明君 このがん登録に基づいたデータは国立がん研究センターによって取りまとめられていると。その分析を経て、地域別のがん情報なども発表されているところでございます。こうした情報が地域におけるがんの罹患状況の把握、あるいは治療法、予防法、こういうものを改善するという方向に結び付...全文を見る | ||
○長沢広明君 例えば、現段階のがん登録から傾向性とか新たに分かってきた、まだ最終的にどうという、治療法とか予防法とかそういうことにはつながらないけれども、このがん登録の中で新たに分かってきた傾向性とか分析結果で報告できるものがあれば、ちょっと端的に報告してもらいたいと思います。 | ||
○長沢広明君 現段階のデータでもそういう傾向性とかいうものが見えつつあるということですので、このがん登録をしっかり推進をして生かしていただきたいというふうに思います。 健康に関する知識、がんについては、がん教育というのも大変重要な角度になっていると思います。我が党も、二〇一三...全文を見る | ||
○長沢広明君 今報告がありましたとおり、具体的には、例えば保健体育とか総合学習の時間、そういう授業を柔軟に活用することもできると。医師や看護師、がんを経験された人、それから外部講師の参加、協力の下に推進をしていくということで、平成二十九年度以降は何とか全国展開するためのモデル事業...全文を見る | ||
○長沢広明君 まだまだ不十分だというふうに、ちゃんとそういうふうに認識をされているということですので、しっかりと力を入れて取り組んでいただきたいというふうに思います。 ちょっとテーマを変えまして、災害時の医療提供体制についてお伺いしたいと思います。今日お手元に資料を配付をさせ...全文を見る | ||
○長沢広明君 特に災害拠点病院が被災してしまうという、こういう事態では災害時の拠点病院としての機能が発揮できなくなるわけで、それに対する備えというのは早めに手を打つ必要があるというふうに思います。 この南海トラフ地震に対する応急対策活動計画の中で、特に医療活動の計画には、静岡...全文を見る | ||
○長沢広明君 これは、以前にもこの委員会ででも、それから予算委員会ででも指摘させていただいたんですが、東日本大震災のときの花巻空港の問題で、DMATが空港に参集していながら、そこへ患者を運んでくるということも元々計画に余り入っていなかったし、空港からDMATが被災地、特に沿岸部に...全文を見る | ||
○長沢広明君 そうですね。本当、震災というか、災害はいつやってくるか分からないものですから、しっかりスピードアップして手を打っていかないと、計画だけの段階ではなく、もういつ何があってもすぐ対応できるように、常にやっぱりシミュレーションをもう始めていないといけないというふうに思いま...全文を見る | ||
○長沢広明君 成果を上げているところをよく見ていただいて、決して上から何かまた枠をはめるようなことがあっても質の向上にはつながりませんから、枠をはめるのではなく、成果の上がっているところを、その情報をまたしっかり均一的に広げていくとか、そういう意味で質を向上させてもらいたいという...全文を見る | ||
○長沢広明君 この四月からスタートしたばかりですからこれからですけれども、子ども・子育て支援新制度の枠にどういう制度で国は取り組もうとしているのかということについても、まだまだ現場へ行くと知られていないんですね。子育て支援員制度とか例えば保育ママとか、全くやっぱり知られていないん...全文を見る | ||
○長沢広明君 昨年は難病法も成立をしまして、今年一月の施行に伴い、助成の対象となる疾病や患者数も増えることになりました。こうした助成の重要性は言うまでもありませんけれども、一方で、難病患者に対して医療費以外の支援を行うということも大事でありますし、疾病に苦しんでおられる方々を社会...全文を見る | ||
○長沢広明君 次に、AEDの普及を、これも前にもちょっと伺いました。 救急医療体制の整備という点で、去年十月のこの委員会でAEDの普及促進について質問しました。AEDを適切に使うことができれば、その後の生存率、社会復帰率も格段に高くなるという、これはもう幾つもの調査結果で明ら...全文を見る | ||
○長沢広明君 AEDを普及させてきた。そのAEDを普及させていくことにちゃんと意味を持たせるような取組がこれから必要になると思います。 一般市民の使用についてもそれが大きな課題になっています。救命措置が求められる傷病者について、救急隊員が到着する前に一般市民がAEDを使用でき...全文を見る | ||
○長沢広明君 講習会をやっていますとか、それに補助を出していますとか、そういうことじゃなくて、やっぱり一般の市民がちゅうちょなくAEDが使えるように、そういう枠をちゃんと考えなきゃ駄目というのが私が言いたいことなんですよ。 そういう工夫をしっかり、今検討会を設けたということで...全文を見る | ||
○長沢広明君 今お話がありましたとおり、やっぱり一つの特徴は、ただ単にサービス付きの高齢者の住宅があるということだけではなくて、元気なうちから地域との協働で、例えばその地域で地元の人たちと一緒に仕事をするというようなことも織り込んだ形のCCRC日本版で考えているということで、そう...全文を見る | ||
○長沢広明君 資するという、取りあえず、重要な観点であり、地域包括ケアの構築、推進にも役に立つ考え方であるという評価であるということですが、そのコミュニティーだけで完結すると、そのコミュニティーの地域包括ケアは進むかもしれませんが、そこから外れたところは逆に進まないという、こうい...全文を見る | ||
05月14日 | 第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第11号 議事録を見る | ○長沢広明君 公明党の長沢です。 国民健康保険について、我が国が世界に誇る国民皆保険の基盤でありまして、高度経済成長をある意味医療保障の面から支えてきた大事な役割を担ってきたわけであります。元々、自営業とか農林水産業の方々が中心だった姿から、雇用形態が変化をして、今は高齢者の...全文を見る |
○長沢広明君 今日、質問の順番ちょっと変えますので、昨日一回変えましたけれども、今日ちょっとまたもう一回質問の順番変えますので、よろしくお願いしたいと思います。 取りあえず、国保の財政運営の都道府県移行について引き続きお伺いしたいと思いますが、いわゆる保険料の収納率の向上とい...全文を見る | ||
○長沢広明君 市町村の収納率向上へのインセンティブという仕組みだというふうにおっしゃいますけれども、市町村、今担当者が一生懸命頑張って収納率を向上してきているわけですね。 ただ、それは全国平均で九〇%台かもしれませんが、どれだけ頑張っても収納率が、いろんな事情、地域の事情もあ...全文を見る | ||
○長沢広明君 今、モラルハザードを防ぐためのルール作りの話、これはちょっとまた後ほど確認したいと思っているんですが、ちょっと今、予期せぬ事情というのを要件として挙げられましたよね。これ、予期せぬ事情がなければいわゆる貸付けは受けられないというような、要件の一つになるというふうに受...全文を見る | ||
○長沢広明君 もし、反対に市町村の保険料収納率が向上して、都道府県から示された国保事業費納付金を逆に上回る場合もあるかもしれません。 衆議院の方の議論の中で、その場合は剰余金として処理されるのではないかという答弁がありました。積立金を今度は市町村が持つ形になって、翌年度以降の...全文を見る | ||
○長沢広明君 この議論、市町村にとってはすごく大事な話で、どういう答弁になるか、どういう話になるのかというのは注目されている面があるというふうに思います。 今は、市町村からのいわゆる法定外の一般会計繰入れ、全国で三千五百億円と先ほど話がありました。こういう一般会計からの繰入れ...全文を見る | ||
○長沢広明君 どのように説明し、納得を得るかということが必要になりますが、いわゆる保険料率の平準化ということに一歩進んでいくことになるわけですね。 例えば、今、同じ都道府県の市町村内で保険料格差が最も大きいのが東京都だと。保険料が高い千代田区と一番安い三宅村との間が約三倍ある...全文を見る | ||
○長沢広明君 その平準化へ向けていわゆる見える化するということですけれども、これは都道府県とか市町村でかなりの議論がいろいろ本当に起きてくることになっていくというふうに思います。 国保に対する財政支援について伺いたいと思います。 今回、この国保改革について、大臣は地方の声...全文を見る | ||
○長沢広明君 今出てきた財政安定化基金ですけれども、これは予期しない給付増あるいは保険料の収納不足といったリスクの分散、軽減のために都道府県に基金を設置すると。全国で二千億円規模と。先ほどもいわゆるモラルハザードが起きないようなルール作りという話が出ましたが、そのとおりで、基金が...全文を見る | ||
○長沢広明君 これからもうちょっとはっきり多分させていくんだというふうに思いますけれども、財政規律を維持するためのルール作りも大事ですし、やっぱり頑張っている市町村に対してはそれなりの努力を評価するということも必要になっていくというふうに思います。 今回、財政支援の中にそうい...全文を見る | ||
○長沢広明君 今自治体との関係をちょっと幾つか伺って、この後本当は、都道府県の役割と医療提供をすることと医療保険財政を都道府県が担うということをどう捉えるかということも伺いたかったんですが、ちょっとそこを今日飛ばします。 今議論したとおり、この国保改革は現場で国保を担ってきた...全文を見る | ||
○長沢広明君 今ずっとお話を伺ってきたインセンティブの部分と、あるいは本当にうまくいかなかった場合の財政安定化基金の活用の仕方とか、その要件とか、これはもう本当に自治体にとって非常に大事な問題ですので、よく説明をし意見を聞きながら進めていただきたいというふうに思います。 次に...全文を見る | ||
○長沢広明君 現行の三十二年は生かすと。でも、法律上は三十六年までというのを視野に入れているので、それは場合によってはそれ延ばすこともあり得るというふうに受け止めていいですか、三十六年と法律はなっているわけですから。 | ||
○長沢広明君 分かりました。 次に、ちょっと時間がなくなりまして、今日は午後視察も予定をされているということですので、ちょっと早めに終わりたいというふうに思っていますが、あと二問だけ。 国保組合に対する定率補助の見直しが今回行われています。特に、所得水準の高い国保組合の国...全文を見る | ||
○長沢広明君 激変緩和の措置はしっかり行っていただきたいと思います。単純に財政事情とか、それだけで判断してはできない面も多分あると思いますので、その辺もよく酌み取ってもらいたいというふうに思います。 所得水準の高い国保組合の国庫補助の見直し、この見直しの基盤というか、見直しに...全文を見る | ||
○長沢広明君 あと、ほかにもいろいろ、全面総報酬割のこととか医療費適正化計画との絡みとか伺いたかったのですが、ちょっと時間が半端になりますので、これで終わりたいと思います。 | ||
05月21日 | 第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第13号 議事録を見る | ○長沢広明君 参考人の皆様、今日はお忙しいところ大変貴重な御意見を伺いまして、ありがとうございます。 今のそれぞれの御意見ということを踏まえて、ちょっと少し聞き方変えたいと思っているんですが、一つは、医療における情報の非対称性ということについて、先ほど石黒参考人からは御意見が...全文を見る |
○長沢広明君 もう一点、現行の先進医療との関係の問題、課題との関係の問題で、これは医師である石黒参考人と中川参考人にお伺いします。 現行の先進医療の枠組みについて、どういう課題があり、その改善のためにどういう対策が考えられるかということについて、石黒参考人にお伺いしたいという...全文を見る | ||
○長沢広明君 終わります。ありがとうございました。 | ||
05月22日 | 第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第14号 議事録を見る | ○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 参考人の皆様方、お忙しいところを今日は大変に貴重な御意見をありがとうございます。 まず、福田知事にお尋ねいたします。 地方の立場から日頃、国政への様々な御指導をいただいておりまして、感謝申し上げます。今回、この財政運営の主体を都道...全文を見る |
○長沢広明君 その点について、今の要望ございましたことについても私たちも後押しをさせていただきたいと思っております。 渡邊参考人と長友参考人にお伺いしたいと思います。 市町村では、これちょっと法案の中身と直接関係ないんですけれども、いわゆる子供医療費に対する助成とか、重度...全文を見る | ||
○長沢広明君 ありがとうございます。 それから、白川参考人にお伺いします。 今回のこの改革を受けて、これで全て国保の課題が決して解決するわけではないということで、今後、次、改革すべきチャンスが、ときがまた来ると思います。この後、将来へ向けて残る課題みたいなものを、白川参考...全文を見る | ||
○長沢広明君 時間ですので終わります。ありがとうございました。 | ||
05月26日 | 第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第15号 議事録を見る | ○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 先日の参議院本会議で、我が党の佐々木さやか議員が国民皆保険を維持していく決意について伺ったのに対しまして、総理は、世界に冠たる国民皆保険をしっかりと次世代に引き渡していく必要があると御答弁されました。 確かに、我が国の医療保険制度、こ...全文を見る |
○長沢広明君 国民皆保険達成直後の状況とは異なりまして、現在、国保は高齢者あるいは非正規雇用という方々が多く占めております。現行の医療保険の各制度を前提とする限り、この構造はそれほど大きな変化はないかもしれません。 今回、効率化に向けて努力している国保の保険者に対しまして、め...全文を見る | ||
○長沢広明君 時間が来ましたので、終わります。 ありがとうございました。 | ||
○長沢広明君 今日は、これまでの質問で少し漏れた部分を含めて質問させていただきます。 まず、医療提供体制と医療保険財政における都道府県の役割について何点かお伺いをさせていただきます。 医療費の適正化計画はこれまで都道府県が作成してきているわけですけれども、今回の法改正で、...全文を見る | ||
○長沢広明君 これは都道府県にとってもいろいろと試行錯誤しながらということになると思いますが、その一方で、今回の改正で導入される国保事業費納付金、これは都道府県内の国保で必要となる保険料収納必要額を市町村に割り振るということで、市町村ごとの納付金の額は各市町村の医療費水準と所得水...全文を見る | ||
○長沢広明君 もう一点、前の質問のときにも指摘をしました保険者努力支援制度ですが、今回の改革で、都道府県や市町村が医療費の適正化に向けた取組をするよう、そのインセンティブを与えるということで保険者努力支援制度が導入されるわけであります。 保険者努力支援制度の導入に当たって、都...全文を見る | ||
○長沢広明君 都道府県の役割が非常に大きくなっていくと同時に、やっぱり都道府県が計画の策定も含めてハンドリングというか、コントロールすることが非常に複雑で難しくなっていくと思うんですね。 昨年の医療・介護総合確保推進法の制定、そして今回の医療保険制度改革法案、そして医療政策分...全文を見る | ||
○長沢広明君 是非お願いしたいと思います。 後期高齢者支援金の全面総報酬割にちょっと関連をしてお伺いしたいと思いますが、これの導入で被用者保険者間の負担が負担能力に応じたものになる、同時に拠出金の負担が増える被用者保険者が生じることにもなります。今後十年間は被用者保険者の前期...全文を見る | ||
○長沢広明君 医療費適正化への取組とか、今回の改革の中に入れている様々なツールをしっかり回転をさせていくということがまず前提であるということだというふうに思います。 医療費適正化計画について、この後でお伺いしたいと思いますが、近年の医療費の伸びが、ある意味では医療保険制度の持...全文を見る | ||
○長沢広明君 三十八・四兆のところは効果があったということですけれども、それ以外の指標については非常に差の激しい、大きい、指標と現実がすごく差が開いているところが出ているということは、ひとつもう一度再点検する必要があるんじゃないかというふうに思います。 医療費適正化計画が、今...全文を見る | ||
○長沢広明君 政務官、加えて、医療費の実績が医療費目標を上回った場合、その要因を分析せよ、そして対策を実施せよというようなことで、こういうことをやっていくことは非常に大事だと思います。 ただ、この実効性を担保するためには、都道府県が医療費適正化により積極的に取り組めるような国...全文を見る | ||
○長沢広明君 時間が来ていますので、最後に一問だけ、ちょっと保険局長にお伺いします。 紹介状がない場合の大病院受診時の定額負担の問題で、地域によってはやっぱり近くに大病院しかないとか、やむなく大病院の診療科にかからざるを得ないとかという、そういう地域事情というのもあると思うん...全文を見る | ||
○長沢広明君 終わります。ありがとうございました。 | ||
06月02日 | 第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第16号 議事録を見る | ○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 今日は、朝から自殺対策の問題での議論が続いておりますが、この十年間、自殺対策を進めるということで、多くの議員、そしてまた専門家の皆さんが力を合わせて取り組んでこられたことに心から敬意を表したいというふうに思います。 自殺対策の超党派の...全文を見る |
○長沢広明君 今御説明ありました、厚生労働省に移管することでよりきめ細かな対応ができるようになるという考え方が背景にあるわけです。したがって、移管に伴って厚生労働省もよりきめ細かな対応ができるように、移管に伴った体制整備も含めて、どういう体制で自殺対策を行っていくか、ここは非常に...全文を見る | ||
○長沢広明君 しっかり連携を取っていただきたいというふうに思います。 厚労省においても、今年四月から、これは自殺予防総合対策センター、CSPの業務の在り方等に関する検討チームというのを置いているというふうに聞いています。いわゆる情報提供、研修資材の開発、それから地域の実情に応...全文を見る | ||
○長沢広明君 あと端的に質問をします。 既にこの委員会の中でも、先ほど来御指摘あるとおり、若年者の死因一位が自殺となっているのは先進七か国の中でも日本だけと。ほかの国の若年層の死因一位というのは事故なんですね。だから、日本だけが自殺が一位であると。 こういうことを含めて、...全文を見る | ||
○長沢広明君 最後に、大臣に、いわゆる予算面での取組を確認させてもらいます。 いわゆる地域自殺対策緊急強化基金というのがつくられましたが、これ平成二十一年度の補正予算で、都道府県に三年間の対策に係る基金として平成二十一年度の補正予算でこれは措置されました。いわゆる相談体制をつ...全文を見る | ||
○長沢広明君 終わります。ありがとうございました。 | ||
06月09日 | 第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第17号 議事録を見る | ○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 平成二十五年度末においての年金加入者は約六千七百万人、公的年金の受給者は約四千万人とされておりまして、いわゆる国民の誰もが年金制度に関わっているわけでございます。 我が国の社会保障において、年金は高齢者の生活を支える大事な柱であり、そ...全文を見る |
○長沢広明君 今回流出した年金情報によって詐欺等の事件に悪用されるというような二次被害につながるという懸念があります。基礎年金番号に加え、氏名、生年月日、住所の四情報が流出したという方もいまして、二次被害を防ぐ必要があると。二次被害を防ぐ必要がありますが、それ以上に、まず国民の皆...全文を見る | ||
○長沢広明君 生年月日が入っている場合は、その生年月日で分かると思うんですね、受給者かどうかということが、大体大ざっぱに。 今、四情報の部分だけは分かったということで、受給者が九千人、それ以外の方が六千人ということは、すなわち五分の三は受給者であるということですね。六割が受給...全文を見る | ||
○長沢広明君 増えることがないとはちょっと言いづらい環境にまだあるということだと思います。それもある意味では、国民の、受給者の方々の不安の一つです。まだまだ増えるんじゃないかと、これも不安の一つ。 それから、先ほど紹介した中にあったように、今回流出した情報の一つに基礎年金番号...全文を見る | ||
○長沢広明君 基礎年金番号は変更するという対応を取られるということです。これも、基礎年金番号を変更するってまずどういうことですかと。じゃ、基礎年金番号が変更されて、それは通知が来るんですか、通知が来たらその後どうしたらいいんですか、年金手帳を持って、これ年金手帳を交換しに行かなき...全文を見る | ||
○長沢広明君 じゃ、受給者の人は新しい年金証書を交付する、それは受給者の人が何か新しい申請をする必要はないといいますが、その年金証書は送付をするということですか。送られるんですか。 | ||
○長沢広明君 そういう手続についても慎重に進めてもらいたいというふうに思います。 ちょっと少し話を進めますが、年金事務所においての相談は、年金を受給している高齢者の中には、自分一人だけで行くのは不安だということで、家族と一緒に相談に行きたいと、今回のこともあって非常に不安があ...全文を見る | ||
○長沢広明君 こういうきめ細かな説明と対応というのが今非常に大事だと思うんです。特に一番不安に思っている年金受給者の方々が御高齢の方々が多いということを中心に物を考える必要がある。そういう人たちに対して届くようにしなきゃいけないと。 例えば今郵送しているといいますけれども、そ...全文を見る | ||
○長沢広明君 そういうときに予算の話とかするんじゃなくて、自分たちが起こしたことなんだから、しっかり対応しますという、そういう心がないから、説明も何か空を切ったような説明に聞こえるんですよ。 きちんとそこを、年金を待っていらっしゃる方々のために仕事をしている、その仕事がいかに...全文を見る | ||
○長沢広明君 終わります。ありがとうございました。 | ||
06月15日 | 第189回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第4号 議事録を見る | ○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 かなり論点はこれまでの質疑の中でも出ていると思いますが、改めて確認をさせていただきたいことも含めて、質問させてもらいたいと思います。 いわゆる少子高齢化、人口減少という今の日本の現状ということを考えますと、社会保障制度を充実するとか、...全文を見る |
○長沢広明君 大変大事な観点だというふうに思います。 十八歳選挙権になって、二百四十万人の若者が新たに有権者に加わると。そういう若い世代に向けた政治の在り方というものを私たち政治家の方がそれに向けて考えなければいけないし、伝え方ということも考えなければいけませんし、それ以上に...全文を見る | ||
○長沢広明君 先ほど足立委員からも細かく指摘のありました選挙人名簿の登録制度の問題、ちょっと私の方からも確認をしたいと思います。 いわゆる転居や誕生日の時期、こういう登録のタイミングで、選挙権があっても行使できないという場合、具体的にどういうケースが該当するのか、簡単に大枠で...全文を見る | ||
○長沢広明君 大きく分けると二つのパターンがあって、前のところでまだ選挙権を持っていなかった、新しい住所地に来て選挙権がその年齢に達して発生した、しかしそこで三か月以上旧住民基本台帳に載っていない場合は、そこで投票もできない、前のところでも投票できない、こういうパターンと、前のと...全文を見る | ||
○長沢広明君 まさに今、北側提出者がお話しになりましたとおり、この国会に、選挙人名簿の登録制度見直しのための公選法改正案、衆法の二三号で提出をされております。この法案の審議も是非積極的に進めていただいて、十八歳選挙権が絵に描いた餅にならないような、制度の不備を解消するようにこの早...全文を見る | ||
○長沢広明君 いわゆる選挙犯罪の中で、検察官送致の決定が行われる可能性のあるのは連座制に係る事案であるというところで、これ両方のいわゆるバランスを取る意味では非常に大事な、非常に微妙な部分だったというふうに思います。 そこの点で、十八歳選挙権の今回のこの法案は、附則の第五条で...全文を見る | ||
○長沢広明君 もうこれで質問を終わりますが、今のお話は、検察官逆送致、逆送という決定に当たっては少年法の第二十条第二項のただし書の規定が準用される、いわゆる犯行の動機、態様等の事情を考慮して、刑事処分以外の措置を相当と認める場合はこの限りでない、そういう幅もきちんと設けて対応する...全文を見る | ||
06月16日 | 第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第18号 議事録を見る | ○長沢広明君 大変御苦労さまでございます。午前中からも質疑がずっと続いておりますし、少し質疑時間が延びておりますので、若干私のところで調整をしたいと思いますけれども。 まず、先日の当委員会で、我々の下に寄せられている国民の不安の声をまず払拭することに全力で取り組んでもらいたい...全文を見る |
○長沢広明君 機構としての判断だったということでありますが、その一方で、六月四日の十九時までメール送受信用専用回線は遮断されていなかったと、こういうふうに説明されております。 じゃ、機構としてインターネット接続は遮断するという判断をしながら、いわゆるメール専用回線については遮...全文を見る | ||
○長沢広明君 じゃ、確認ですが、六月四日以降現在に至るまで、全般的に外部とのインターネットを通じた接続は遮断されている、完全に遮断されていると、こういうふうに確認してもいいですか。 | ||
○長沢広明君 今後、インターネットの接続状況をどのように管理していくのか。情報セキュリティーにおける部分では非常に大事なことであり、これまでもちょっと説明が二転三転したものですからしっかりとしてもらいたいと思うんですが、今後の外部との接続状況の管理、情報セキュリティーの在り方につ...全文を見る | ||
○長沢広明君 また確認ですけれども、前回の質疑でも述べましたが、国民の不安を払拭するための正確な情報提供、的確な対応策が大事です。厚生労働省もいろいろやっているようですが、機構として、前回私が提案した新聞広告、テレビ広告、ホームページやツイッター以外に年金受給者に対する情報提供の...全文を見る | ||
○長沢広明君 ちょっと早いですが、これを最後の質問にしたいと思います。これ、大臣にお伺いします。 今日もずっと質疑が続いております。年金機構の体制とか職員の意識改革ということも、私、前回以来ずっと言わせてもらっていますが、そういうことも含めて、監督官庁である厚生労働省も責任は...全文を見る | ||
○長沢広明君 終わります。 | ||
07月02日 | 第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第19号 議事録を見る | ○長沢広明君 これまでこの年金情報流出問題で当委員会では二回質疑をさせていただいて、今日が三回目ということになります。これまでは、機構の取組についての確認、そしてその後の対応ということ、厚生労働省の監督体制と今後の取組ということでお伺いをしてまいりました。 この間では、六月二...全文を見る |
○長沢広明君 第三者検証委員会で迅速かつ的確な検証ということが求められます。そのためには、日本年金機構が当然積極的にこの第三者検証委員会に協力する必要があるし、当然、厚労省も、これ第三者の委員会ですから、厚労省も積極的に協力する必要があると。その原因究明を受けて、厚労省と日本年金...全文を見る | ||
○長沢広明君 しっかりとこの第三者検証委員会の検証作業に機構は協力をして、いわゆる再発防止策を第三者検証委員会がちゃんと出せるように、そこは密接に連携を取ってもらいたいというふうに思います。 と同時に、第三者委員会のみならず、直接の当事者である日本年金機構自身においての検証は...全文を見る | ||
○長沢広明君 まさに自ら当事者ですから、外部有識者も含めて調査委員会を立ち上げますと、たしかおわび文書の中にも書いてありましたよね。外部有識者は一名入っているということですけれども、まさに当事者なので自らの検証ということはそれは難しいことかもしれませんが、ただやっていますではなく...全文を見る | ||
○長沢広明君 時間ですので終わります。ありがとうございました。 | ||
07月08日 | 第189回国会 参議院 本会議 第31号 議事録を見る | ○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして質問いたします。 世界に例を見ない少子高齢化、人口減少社会が急速に進展する日本にあっ...全文を見る |
07月09日 | 第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第20号 議事録を見る | ○長沢広明君 今日、私の方からは、まず難病対策について伺いたいと思います。 難病新法に基づいて、新たな医療費助成制度が順次始まっております。これまでに三百六の疾病が指定難病として指定をされまして、この七月から第二次指定分の医療費助成が開始されているということでございますが、難...全文を見る |
○長沢広明君 難病患者の方々は、その病状が珍しいということで、もう最初の段階から実は大変な困難に直面するわけです。それはどういうことかというと、自らが難病であるという診断を受けるまでの時間が掛かる、確定診断を受けるまでに大変時間が掛かる、その間のいわゆる負担というのが生じるわけで...全文を見る | ||
○長沢広明君 是非全力でお願いしたいというふうに思います。 一方、この基本方針の骨子案には、難病患者に対する就労支援ということも項目として立てられています。国は、難病の患者の雇用に関する事業主の理解を促進すると、こういうことが柱になっているわけで、ハローワークを中心に難病患者...全文を見る | ||
○長沢広明君 これは、非常に大変大事な、難病患者の方々が働きながら自らの人生をきちんと構築していく道を周りでつくっていくためにも大変大事なテーマだと思いますので、全力で取り組んでもらいたいというふうに思います。 感染症対策、伺いたいと思います。 去年の夏、代々木公園を中心...全文を見る | ||
○長沢広明君 デング熱を媒介する蚊のほかにも、危険な虫の生息範囲が広がっているという話題があります。中でも、より怖いのがマダニだと言われるんですね。 マダニがもたらす重症熱性血小板減少症候群、略してSFTSと言うらしいんですけれども、一昨年に初めて国内での感染が確認されました...全文を見る | ||
○長沢広明君 しっかり備えてもらいたいと思います。 最後に、アレルギー対策、特にアレルギー教育について、今日は文部科学省、来ていただいております。 アレルギー対策基本法には、国や地方公共団体、医療関係者の責務のほか、学校等の設置者又は管理者の責務というのが定められています...全文を見る | ||
○長沢広明君 アナフィラキシーショックを起こしたときにエピペンを迷いなく使うということが学校現場で本当にできるのかというのは、非常に大事な観点の一つです。エピペンの使用について、教育現場の教職員への徹底、これどういうふうに進めておりますか。 | ||
○長沢広明君 最後に、これに関して厚生労働省に伺います。 アレルギー対策基本法では、国はアレルギー疾患に関する学会とか専門家と協力をして、それに対応できる医師、看護師等も含め医療従事者の専門家を育成するための必要な施策を講ずるということと、専門的なアレルギー疾患医療の提供を行...全文を見る | ||
○長沢広明君 終わります。ありがとうございました。 | ||
07月30日 | 第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第22号 議事録を見る | ○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 ようやくこの派遣法が委員会での審議に入ることができました。呪われた派遣法というふうに冒頭言われましたけれども、ここへ至るまでに修正の話もあったりして、与野党それぞれいろいろな苦労をして今日審議に入ったというふうに思います。 私も、あと...全文を見る |
○長沢広明君 そういう多様性という中で、まず、大きく正規、非正規という分け方からちょっと入っていきたいと思うんですけれども、いわゆる非正規雇用労働者全般という問題です。 少子高齢化が進み、企業活動のグローバル化等、社会経済情勢も変化してきていると。当然、雇用の現場というのも大...全文を見る | ||
○長沢広明君 非正規労働の中には、派遣労働だけではなくて、パート、アルバイト、契約社員と、様々な形態があるわけであります。一部に非正規雇用労働イコール派遣労働というふうに誤解されている方も世間的にはいるわけなんですが、総務省の労働力調査でいうと、先ほどもちょっと大臣の発言の中にも...全文を見る | ||
○長沢広明君 こういうふうにいって、雇用形態別の時給で比較すると、派遣労働者は非正規労働の中でも比較的賃金が高いという数字になっちゃうわけですね。ただ、これは、派遣労働の中には高い専門性を持って働いている派遣の方がいらっしゃる、そういう意味でも派遣労働者の中も多様であると、こうい...全文を見る | ||
○長沢広明君 かつて、パートというような非正規雇用が雇用の調整弁として問題になっていた時代もあります。今は、でも、この非正規雇用全体が単純に雇用の調整弁と言えるほどボリュームは小さくないという問題があります。 そこで、じゃ、非正規雇用の利点とは何なのかと。派遣とかパートという...全文を見る | ||
○長沢広明君 例えば、正社員というふうな世界は、これまでも言われてきている新卒で一括採用、終身雇用、そういう意味では雇用の安定、待遇確保という面ではメリットは大きいけれども、例えば残業、転勤というような形では使用者の権限が大きい、こういう正社員中心の労働市場があると。 そうい...全文を見る | ||
○長沢広明君 今ちょっと話の中に出てきましたキャリアアップ助成金ですけれども、これ去年の八月に我が党の青年委員会が各地域で膝詰めの青年との対話をやっていく中で、若い人たちの中から自分たちのキャリアアップというか、そのためのチャンス、機会というものをもっと広げてもらいたいと、キャリ...全文を見る | ||
○長沢広明君 正社員、直接雇用になった場合の拡充とか、それから正社員といってもちょっと幅を少し持たせた、そういう制度をつくったところへの拡充とか、ある意味では二極化を防ぐための手は打たれているということですので、そういうことを踏まえた労働市場に対する対応、しっかり今後も進めてもら...全文を見る | ||
○長沢広明君 今ありましたとおり、特定労働者派遣事業といっても、実はその中身がそのとおりになっていないという実態的な問題があるということですが、派遣労働者の数で比較しますと、一般派遣事業に雇用される派遣労働者が百万人弱、特定労働者派遣事業で派遣されている労働者が三十万人弱です。し...全文を見る | ||
○長沢広明君 今申し上げましたとおり、特定労働者派遣事業が廃止されるとはいえ、そこで三十万人弱の派遣労働者の方々がいる。その方々に対する、守る措置はきちんと手を打っていただきたいということを改めて申し上げさせていただいて、次に移りたいと思います。 キャリアアップ措置のことにつ...全文を見る | ||
○長沢広明君 今あったとおり、法成立後に労政審で議論するというのが、このキャリアアップ措置の詳細ですね、詳細をこの後議論するということになっていますので。 ただ、申し上げておきたいのは、例えばキャリアアップと一言で言っても、もう少しやっぱり具体的なイメージを描けるようにしない...全文を見る | ||
○長沢広明君 なかなかちょっと、少しイメージができるようになりました。短期とそれから長期ということで考えると、こういうような研修の例えば方向性というものも考えられる、考え得るということで、少し見えましたが、もうちょっと具体的な、もう少しイメージできるようなふうにしてもらいたいなと...全文を見る | ||
○長沢広明君 この法案がもし成立をして施行された場合、このキャリアアップ措置をきちんと把握することも大事ですが、それの効果をどう評価するか、検証するということも大事だというふうに思いますので、効果に対する分析、検証、こういうことも視野に入れておいて進めてもらいたいというふうに申し...全文を見る | ||
○長沢広明君 均衡待遇と均等待遇、この議論というのがございます。同一労働同一賃金原則を我が国でも導入すべしと、この議論、私たちも十分理解できる議論ではございます。 例えばEUを見ると、EU諸国の派遣労働者に関する均等待遇制度ということについても、EU指針の原則はあるけれども、...全文を見る | ||
○長沢広明君 今日は、かなり総論、大きい、正規、非正規というところから問題を整理させてもらいました。各論においては、期間制限の見直しとか雇用安定措置とか、まだまだ課題を整理したいと思っている問題もありますので、また後日議論させてもらいたいと思いますが、今日の最後に、この改正案、こ...全文を見る | ||
○長沢広明君 終わります。 | ||
08月04日 | 第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第23号 議事録を見る | ○長沢広明君 私の方からも、前回の引き続きでございますが、前回ちょっと触れなかった雇用安定措置について確認をさせてもらいたいというふうに思います。様々今まで、今日はこの議論が続いておりますけれども、改めてこの雇用安定措置を導入する意義を確認しておきたいと思います。 雇用安定措...全文を見る |
○長沢広明君 いわゆる期間制限というものに対応して派遣元に雇用安定の責務を与えるということが今回のこの法案の一つのポイントですけれども、これまでもちょっと議論が出ていたのでもう一回確認したいんですが、派遣先への直接雇用の依頼というのが、依頼するだけじゃ駄目じゃないか、それで効果が...全文を見る | ||
○長沢広明君 ただ依頼しただけではなくて、依頼して、やはり駄目でしたで終わらないで、更にその次は、今度新たな派遣先を用意するとか、できなければ次のこと、またできなければ次のことと、そういうつながりが、段階があるので、決して依頼するだけで済むと、そういう問題ではないという整理だとい...全文を見る | ||
○長沢広明君 いわゆる期間制限が個人単位ということとも関わってきますけれども、派遣会社としては、あるAさんが期間が終わりました、そのAさんに更に仕事を紹介すれば一つのビジネスになりますが、面倒な場合はBさんの方でもう一回更にビジネス、Cさんの方でビジネスとしてしまえば派遣会社とし...全文を見る | ||
○長沢広明君 最後に、これ、今日も議論になっています三十条二項の義務規定、これを例えば三年直前で切ってしまうとか、こういう形で義務規定逃れを繰り返し行う。繰り返しが何回かという議論もありましたけれども、大事なことは、この法律が雇用の安定を図るという立法趣旨があると。この立法趣旨に...全文を見る | ||
○長沢広明君 私の提案でございますので、もしこれは検討できるのであれば検討して、やはりこの実効性を高めるということに努力をしていただきたいというふうに思います。 終わります。ありがとうございました。 | ||
08月11日 | 第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第24号 議事録を見る | ○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 私からも、今、大沼委員からも触れられたことと少し重なりますけれども、女性の活躍促進あるいは若者の雇用対策という観点から、この派遣法についてお伺いをしたいと思います。 政府が六月三十日に閣議決定をしました日本再興戦略改訂二〇一五において...全文を見る |
○長沢広明君 今ありましたとおり、派遣労働者には女性の方が割合が多い、そしてまた若年層が多い、二十代と三十代で五五・八%ということになります。女性が多く若年層が多いという派遣労働者の特徴があるわけですけれども、女性も若者もそれぞれ就労機会を確保するということについては課題を抱えて...全文を見る | ||
○長沢広明君 女性にとっては、ライフステージの中で派遣という働き方は非常に有用な場合があるという点でございます。 女性の中には、育児中の方を始めとして、いわゆる時間的制約、ワーク・ライフ・バランスの観点から積極的に派遣労働を選んでいる方もいらっしゃると。その場合であっても、希...全文を見る | ||
○長沢広明君 派遣労働の方の特殊な環境というか、そういうことにしっかり見合った取組を進めてもらいたいというふうに思います。 同様に、派遣先でのハラスメント、これも大きな問題になります。いわゆる間接雇用というこの特徴、特質から、派遣元と派遣先に力関係がある、また派遣元の目が派遣...全文を見る | ||
○長沢広明君 先日の地方公聴会のときも感じたことですけれども、やっぱり派遣元は派遣先で何が起きているかなかなか把握できていないんですね。あのときも、女性を中心とした、ほとんど女性であるという派遣業者の方、会社の方でしたけれども、その会社にとってもやっぱり派遣先で何が起きているかを...全文を見る | ||
○長沢広明君 若者をめぐっては、最近特にオワハラという問題が注目されたりブラック企業の問題もあります。こういうことを考えると、働いている側の若者に労働関係の法規の教育をやっぱりした方がいい。御本人がやっぱりこういうことは本来法律上許されないことなんだとちゃんと認識すること、これは...全文を見る | ||
○長沢広明君 特に派遣労働の方は、景気が悪くなれば正社員に比べて雇用の調整弁になりやすいということがあり、雇用が不安定であると。また、先ほども申し上げたとおり、派遣先でのハラスメントに対してなかなか周りの目が届かないというようなことがあります。不利益取扱いを受けるということに対し...全文を見る | ||
○長沢広明君 今回の派遣法の改正案は、期間制限の見直しということもあり、派遣労働者の働き方に大きな影響を与える法案になっております。その目的は派遣労働者の固定化を防ぐということにあり、加えて、雇用安定措置、キャリアアップ措置、これを新たに義務付ける、また、全ての派遣事業を許可制と...全文を見る | ||
○長沢広明君 終わります。ありがとうございました。 | ||
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 四名の公述人の皆様、大変今日は貴重なお時間と貴重な御意見、ありがとうございます。 私の方からも少し総括的なことについてお伺いしたいと思いますが、まずは山本公述人、人材派遣会社の中でずっとこれまで派遣労働の方々と接してきて、いわゆる派遣...全文を見る | ||
○長沢広明君 今の質問とちょっと重なりますが、伊藤公述人と山本公述人それぞれにお伺いしたいと思います。 もう一歩進んで、派遣労働という形が優れていると思われる点はどういうところか、逆に、派遣労働が抱えている課題とか、ここを改善すれば更に良くなるのではないかという点を、派遣を利...全文を見る | ||
○長沢広明君 もう一点、伊藤公述人と山本公述人それぞれにお考えを伺いたいのは、これまでも出てきましたけれども、キャリアコンサルティングあるいは教育訓練という問題でございます。 派遣元事業主に対して、計画的な教育訓練、それから希望する派遣労働者に対するキャリアコンサルティング、...全文を見る | ||
○長沢広明君 そうですね、御社の場合。 | ||
○長沢広明君 はい。 | ||
○長沢広明君 貴重な御意見、ありがとうございました。終わります。 | ||
08月18日 | 第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第25号 議事録を見る | ○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 今日は、いわゆる同一労働同一賃金法案について、確認も含めまして質問させていただき、時間があれば少し派遣法に関連して質問させていただきたいというふうに思っております。 我が党は、国民が安心して働ける雇用環境を整えるということのために、非...全文を見る |
○長沢広明君 いわゆる差別の禁止という一貫した流れがあるわけですけれども、今ありましたとおり、パートタイム労働指令が一九九七年、有期労働指令が一九九九年、派遣については二〇〇八年と差が付いております。 EUで派遣労働指令がパートや有期に関する指令よりもこのように成立が遅れたと...全文を見る | ||
○長沢広明君 詳細についてはまだ不明な点は多いということですけれども、パートや有期に関する指令より派遣労働の指令がやっぱり時間が掛かったというのが現実でございます。 その中には、合意を調整するのに時間が掛かった理由として、やっぱり派遣労働者と派遣先の労働者の間の同一価値労働同...全文を見る | ||
○長沢広明君 今確認しましたとおり、派遣労働者についての均等待遇を法規制するということは、EUにおいても非常に時間を要した課題であったと。パートタイム労働者とは異なって、派遣労働者は間接雇用であるということで更に法規制が難しいという側面もあるということでございます。 この点を...全文を見る | ||
○長沢広明君 現実的、そして実現可能性を求めた結果の修正であり、法制上の措置を含む必要な措置ということは、法制上の措置もしっかり視野に入れて取り組んでいく、こういうことであるということを確認をしておきたいというふうに思います。 職務に応じた待遇を決定するに当たってどういうこと...全文を見る | ||
○長沢広明君 続いて、第七条第一項の修正について伺いたいと思います。 第七条では、労働者が自らの希望する雇用形態で就労することが不当に妨げられることのないよう、国が雇用環境の整備のために必要な施策を講ずること、これが定められております。 原案では、「採用及び管理的地位への...全文を見る | ||
○長沢広明君 主に正規、非正規の二極化、分化ということを何とか和らげるためにこの就業形態の設定ということを追加をしたということで、この修正も、ある意味で非常に幅広い働き方を許容しながらも、非正規、正規の壁をできるだけ取り払って均衡待遇を実現し、そして均等待遇を目指していく、こうい...全文を見る | ||
○長沢広明君 あくまでも均等待遇ということをしっかり目指していく、そのための必要な立法措置をしっかり検討していくということが大原則だというふうに思いますが、それへ向けて、今できることからしっかり進めていくということも必要だというふうに思っております。 独立行政法人労働政策研究...全文を見る | ||
○長沢広明君 是非、法制化を進めると同時に、現実的な格差、不合理な格差の是正をする様々なアプローチ、これを幾つも用意していくということが今現実に働いている皆さんに対する支援策になっていくというふうに思いますので、積極的に検討を進めていただきたいというふうに思います。 若者の就...全文を見る | ||
○長沢広明君 若者の就労支援ということに関連して、新規学卒者に対する就職活動の支援ですけれども、今年度の新卒者から経団連の指針で採用選考活動のスケジュールが繰り下げられまして、八月一日からとなっております。就職活動に臨む学生たちにとっては、先輩たちよりも短期間の間に就職先を決めな...全文を見る | ||
○長沢広明君 最後に一つ、これに関連して、オワハラというのが最近注目されています。就活を終われハラスメントということで、例えば、面接を受けているその場で、内々定を出すから、ほかの企業にはこの場で断りの電話を入れろと、こう言われて、もう就活を終わらせようとすると。あるいは、長期間に...全文を見る | ||
○長沢広明君 終わります。 | ||
08月19日 | 第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第26号 議事録を見る | ○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 今日は、参考人の皆様、大変貴重な御意見をありがとうございます。 まず、今御質問がありました泉川参考人に対して私も同様のことを確認したかったんですが、非正規、正規の壁を超えた均等・均衡待遇の実現に向けて、どのような課題があって、どう乗り...全文を見る |
○長沢広明君 ありがとうございます。 泉川参考人の場合は使用者側の視点というのがあるわけですけれども、北口参考人にもお伺いしたいと思います。 労働者の側の視点というものを生かした上で、労働者の待遇確保のためにこういう取組を今回した。同じことを伺いたいんです。一つは、なぜこ...全文を見る | ||
○長沢広明君 ありがとうございます。 今野参考人にお伺いをしたいと思います。 パートタイム労働法あるいは労働契約法においては、均等・均衡待遇規定で、職務内容や配置の変更の範囲、ありなしといったいわゆる人材活用の仕組み、運用というものを均等・均衡待遇を判断するに当たって考慮...全文を見る | ||
○長沢広明君 ありがとうございました。 済みません、中野参考人にもお伺いしたかったんですが、ちょっと時間がなくて御質問できませんでした。申し訳ございません。 終わります。ありがとうございました。 | ||
08月20日 | 第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第27号 議事録を見る | ○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 参考人の皆様方、今日は大変に貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございます。 私の方からも、今回の法改正の焦点の一つになっている期間制限の見直しについてお伺いしたいというふうに思います。 先日、名古屋で行いました地方公聴会がご...全文を見る |
○長沢広明君 ありがとうございます。 先ほど羽生田委員からも御指摘のありました派遣労働者の賃金と派遣契約の料金、この関係について先ほど高橋参考人、御意見が述べられたわけですけれども、私の方からは鎌田参考人にお伺いしたいと思います。 参考人は労政審で部会長をされて、今回、こ...全文を見る | ||
○長沢広明君 高橋参考人にもう一点お伺いしたいと思います。 今回の派遣労働者のキャリアアップということがこの改正案の中の一つの大きなポイントにもなっております。キャリアアップ自体は、一義的には雇用主である派遣元事業主において措置されるべきものであると。この改正案でも、その観点...全文を見る | ||
○長沢広明君 ありがとうございました。終わります。 | ||
08月25日 | 第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第28号 議事録を見る | ○長沢広明君 まず、私の質問に入る前に、午前中の質疑の中での問いに対する答弁を確認させていただきたいと思います。 午前中、石橋議員から機構に対しまして、共有ファイルサーバーの調査の状況についてどのぐらい進んでいるのか、ざっくりでいいからお答えをと、このように御質問がありました...全文を見る |
○長沢広明君 それでは、私の質問に入りたいというふうに思います。 まず、日本年金機構における不正アクセスによる情報流出事案、これについての検証委員会として第三者検証委員会から報告書が提出をされまして、甲斐中委員長を始め、委員、参与、事務局長の皆様方の御尽力に改めて感謝を申し上...全文を見る | ||
○長沢広明君 その担当者は疑いを持って注意喚起のメールに載せたという段階で、その疑いについてなぜ上司がそれを確認できなかったのか。 徳武理事、まさしくこういうときにこそ、あなた自身の仕事というか業務というか、そういうものが発生するわけなんですね。CCでそれを確認を御自身もされ...全文を見る | ||
○長沢広明君 ちょっと本当に分からないですね。疑いを持ったときにその疑いに対応しなかったら、仕事になりませんね、これはどんなことだって。そこのところがまさしく機構の根っこの問題にちょっと関わってくるんじゃないかという心配があります。 理事長の認識も確認させてもらいます。 ...全文を見る | ||
○長沢広明君 第三者検討委員会による報告書の中に、再発防止策の提言として、人的体制の整備が必要であると。セキュリティー対策本部の設立というところで、早急に、十分な判断力のある最高情報セキュリティ責任者の下にセキュリティー対策本部を設立し、役職員の役割、責任、権限を明確にし、各自が...全文を見る | ||
○長沢広明君 午前中の白眞勲委員の御質問の中に触れられているので私はもう質問しませんが、私、今年七月二日のこの委員会の集中審議で、検証委員会の検証作業でしっかり事案が原因究明されるために、機構及び厚生労働省の積極的な協力が必要である、原因究明を受けて厚労省と機構の緊密な連携の下に...全文を見る | ||
○長沢広明君 終わります。 | ||
08月26日 | 第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第29号 議事録を見る | ○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 参考人の皆様方、今日はお忙しい中こうして国会までお越しをいただきまして、貴重な御意見をいただきましてありがとうございます。 時間も短いので絞って質問させていただきますが、中山参考人と牛嶋参考人にお伺いをします。 派遣労働の問題とい...全文を見る |
○長沢広明君 中山参考人に更にお伺いします。 派遣労働者の方々は、やはり残念ながら派遣先において様々なハラスメントに遭いやすいと。このハラスメントに関わる労働紛争というのも、派遣労働の分野では特にやっぱり最近増えているのではないかというふうに思います。 派遣労働者に対する...全文を見る | ||
○長沢広明君 ちょっと予定していなかったんですが、宇山参考人に一点だけ。ちょっと個人的なことで恐縮ですが、私、母子家庭で育ちましたので、働きながら母親がお子さんを育ててこられた、大変な御苦労、背中を見る感じで、大変心から感動しております。 非正規の女性という方々に対して、育児...全文を見る | ||
○長沢広明君 ありがとうございました。終わります。 | ||
08月27日 | 第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第30号 議事録を見る | ○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 派遣法の改正案についてもう何度も質問させていただいてまいりましたが、今日は均衡待遇を中心に質問をさせていただきたいと思います。 賃金を始めとする処遇の改善の問題ですけれども、もちろん働く人の最も関心が高いのが賃金でございますし、均衡待...全文を見る |
○長沢広明君 派遣元が派遣労働者に払う賃金の原資は、これは派遣料金であるわけですから、派遣元が派遣労働者に支払う賃金が十分なレベルになるためには、この派遣料金もある程度の水準になければならないということになります。政府の説明どおりであれば、今回の改正案では均衡待遇に向けた取組を強...全文を見る | ||
○長沢広明君 今回の改正案では、派遣元が派遣労働者に対して計画的な教育訓練ということを義務付けているわけで、また派遣先でもこの教育訓練に対する配慮義務というものを設けております。 それで、例えば、このとおりいけば派遣労働者のスキルがアップしていくと、スキルがアップしていけば、...全文を見る | ||
○長沢広明君 それで、派遣料金が引き上げられたときには派遣労働者の賃金の引上げにちゃんと反映するようにと、これが必要なんですけど、この点はもう一度重ねてお聞きします。 | ||
○長沢広明君 要求だけしておきますけど、ここの部分は現実にどういうふうになっていくか現場の状況というものを的確に把握をして、ちゃんと派遣料金の引上げが賃金の上昇につながっていっているかどうかということをよくウオッチして、そこはしっかり見ていくことが必要だと思いますので、その辺、念...全文を見る | ||
○長沢広明君 昨日の参考人の質疑のときにも派遣労働者の方に伺ったんですが、いわゆる育児休業の問題です。 派遣労働者を含む非正規労働者の方の多くが女性でありまして、女性の活躍ということを後押しするためにも、やはり派遣労働者を含む非正規労働者についても、子育てをしながら働き続けら...全文を見る | ||
○長沢広明君 取得要件を見直して、非正規労働の女性も含め、育児休業が取れる、子育てが安心してできる環境をつくるために、私たちも知恵を出したいと思いますし、政府の側も全力で取り組んでもらいたいということを申し上げて、質問を終わります。 ありがとうございました。 | ||
09月03日 | 第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第32号 議事録を見る | ○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 総理、今日は、本委員会にお越しをいただきまして、ありがとうございます。これまでこの委員会も、この労働者派遣法について濃密な議論を続けてまいりました。それを踏まえて、私の方からも総理の御所見を何点かお伺いしたいと思います。 今回の改正案...全文を見る |
○長沢広明君 そうした改正案に含まれる雇用安定措置、キャリアアップ支援という措置は、いずれもこれから新しく始める施策ですので、この委員会での議論の中でもその実効性を確保するよう私も求めてまいりました。 そこで、もしこの改正案が成立、施行された際、派遣労働者のための措置、これが...全文を見る | ||
○長沢広明君 終わります。 | ||
09月08日 | 第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第33号 議事録を見る | ○長沢広明君 派遣労働は、これまでも議論してきたことでございますけれども、雇用者と使用者が違うということで、勢い法体系が複雑になりがちであるということになります。 そういう中で、派遣労働者の保護を図るということを考えますと、やはり関係者がこうしたこの法案も含めまして労働関係の...全文を見る |
○長沢広明君 この委員会におきましても大変濃密な議論を行い、様々な論点が出てきております。そういう審議の中で浮かび上がった問題というのは、これは派遣先、派遣元、それぞれきちんと理解をしてもらわなければならないことがたくさんございますので、こうした関係法令をきちんと理解してもらう、...全文を見る | ||
○長沢広明君 終わります。ありがとうございました。 | ||
09月10日 | 第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第34号 議事録を見る | ○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 初めに、今年四月のこの委員会で、私、一人親家庭への支援の具体策について質問をさせていただきました。 一人親家庭に対する支援をしっかり進めることは大変大事なことだということも言わせていただいてきておりまして、その後、政府の関係会議などに...全文を見る |
○長沢広明君 今ありましたとおり、一人親家庭の中でも、特に母子家庭は父子世帯に比べて収入が半分なんですね。そういう意味では非常に厳しい状況にあるというふうに言っていいというふうに思います。 今、親御さんが例えば働いている間、子供が一人になってしまうとか、そういうこともあり、か...全文を見る | ||
○長沢広明君 本格的にこの秋から来年にかけて様々にそういった動きが進んでいるということは大変喜ばしいと思いますし、子供の貧困、そしてまた、特にその中でも一人親家庭というところにしっかりと焦点を当てて取り組んでもらいたいと思います。 八月の終わりには、子どもの貧困対策会議でひと...全文を見る | ||
○長沢広明君 是非、全力で進めていただきたいというふうに思います。 ちょっと時間の関係もあり、一問質問を飛ばさせてもらいます。 午前中、西村委員からもお話のありました、質問のありました脳脊髄液減少症について私の方からも伺わせていただきます。 私も、脳脊髄液減少症につい...全文を見る | ||
○長沢広明君 来年度には保険適用になりますか。 | ||
○長沢広明君 もう関係者の方々は本当待っています。 既にそうやってエビデンスについてもかなり積み重なってきているし、午前中、西村委員も指摘されていたとおり、ブラッドパッチ療法が八割はもう確実に有効である、効いているということはもう証明されてきていますので、この保険適用をしっか...全文を見る | ||
○長沢広明君 大臣そして関係者の方々の御努力に心から敬意を表したいと思います。 もう一点だけ。今回指定されたところは、今のところ診断や治療業務に特化することになっておりますが、やはり将来的には治療法そしてワクチンの開発ということも必要になってきます。そこで、長崎大学で高度安全...全文を見る | ||
○長沢広明君 終わります。 | ||
09月15日 | 第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第35号 議事録を見る | ○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 通告しておりませんが、冒頭、私の方から少し要請だけさせていただきたいと思います。災害対応の問題です。 先週、豪雨災害等、大規模な災害が起きております。また、火山の噴火も引き続き起きておりまして、こうした災害に対する対応を政府を挙げてし...全文を見る |
○長沢広明君 今ありましたとおり、地域医療の将来を見据えて策定される地域医療構想の実現、そして今進めている地域包括ケアシステムの構築、こういうことに資するために選択肢として増えると。選択肢が増える、これは大変重要なことだと思いますし、早急に制度整備を進めるべきものと考えます。 ...全文を見る | ||
○長沢広明君 グループの統一的な方針の決定、そしてグループの一体的運営、これによって地域の限られた医療資源の有効利用を図る制度として地域医療の充実に役立つ制度を目指すと、こういうことでございます。 しかしながら、この運用次第では大規模化という問題が生じます。単なる大規模化とい...全文を見る | ||
○長沢広明君 地域医療構想との整合性、これがまず第一に大事であると。それに基づいていわゆる地域医療構想区域、これを考慮して事業範囲というかその法人の範囲を決定する、こういう考え方でありますので、この区域の中においては医療提供体制をそこの中で充実していくという効果が期待されるわけで...全文を見る | ||
○長沢広明君 参加する法人にとっても、例えば共同購入、共同利用、そういうような形で様々なメリットもあると。もちろん最大の目的は、医療機関相互の機能分担、そして業務連携、これを推進していくということでございますけれども、参加する法人にもメリットのある制度であると。 〔委員長...全文を見る | ||
○長沢広明君 地域医療連携推進法人設立が法人にとってのメリットもあり、患者にとってのメリットもあるということです。 地域医療連携推進法人制度が地域医療の充実に資するために、この制度が地域で信頼される制度になるということが大事だと思います。ある地域において、地域医療連携推進法人...全文を見る | ||
○長沢広明君 今ありましたとおり、都道府県知事による認定や監督ということも一つ大きなポイントです。 さらに、より適切に地域医療の充実に資するというふうにしていくためには、地域の関係者の意見が地域連携推進法人に反映されると。法人だけではなくて、やはり地域医療をしっかり守っていく...全文を見る | ||
○長沢広明君 地域の意見を反映するというのは大変大事なことだと思いますし、それによって地域による目、監視ということではないですけれども、やっぱり評価につながっていくものができてくる、それは非常に大事なことで、運営についての適正性を確保する、そういうことにもつながっていくというふう...全文を見る | ||
○長沢広明君 参加法人が、それぞれの意見がどう反映されていくかということも大変大事ですし、医療法人には、大規模な医療法人もあれば中小規模の医療法人もあります。この地域医療連携推進法人という中に、その法人の中にいろんな大小様々な法人が参加した場合、やはりどうしても、その中でも大規模...全文を見る | ||
○長沢広明君 先ほど参加法人のメリットを確認させてもらいましたので、こういう中小規模の法人にこそ参加法人のメリットが及ぶようにしっかり監視をしていただきたいというふうに思います。 次に、医療法人制度の見直しについて、残りの時間確認したいと思います。 今まで医療法では、経営...全文を見る | ||
○長沢広明君 今ありましたとおり、経営の透明性を確保するということに加えて、これまで医療法人と密接な関係を有しているメディカルサービス法人、こうしたものとの関係の透明化、あるいは医療法人における理事長とか理事の責任の在り方、こうしたガバナンスの強化ということも課題であるという今お...全文を見る | ||
○長沢広明君 終わります。ありがとうございました。 |