中島隆利

なかしまたかとし



当選回数回

中島隆利の2010年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月18日第174回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第1号
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○中島(隆)委員 これより会議を開きます。  衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。  これより委員長の互選を行います。
○中島(隆)委員 ただいまの江藤拓君の動議に御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中島(隆)委員 御異議なしと認めます。よって、城島光力君が委員長に御当選になりました。     〔拍手〕  委員長城島光力君に本席を譲ります。     〔城島委員長、委員長席に着く〕
01月19日第174回国会 衆議院 本会議 第2号
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○中島隆利君 社会民主党の中島でございます。  社会民主党・市民連合を代表いたしまして、財政演説及び今年度の第二次補正予算について鳩山総理に質問をいたします。(拍手)  質問の前に、我が党も、ハイチで起きました大地震で被災に遭われましたハイチ国民の皆さんに、心からお見舞いを申...全文を見る
02月10日第174回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○中島(隆)委員 社民党の中島隆利でございます。  私は熊本出身でございます。本日は国土交通大臣お一人に御質問をいたしますが、地元の問題も含めて御質問いたしますので、どうかよろしくお願いいたします。  現在、今後の治水対策のあり方に関する有識者会議がこれまで四回の会議を開き、...全文を見る
○中島(隆)委員 私からの提言でございますけれども、従来の治山、治水、砂防事業のような省庁別の縦割り事業を見直していただいて、環境保全を基本にした山づくりや、流域の資源、土地を利用した流域単位の地域資本を整備する新たな総合的な治水対策を進めるべきではないかなというふうに思っており...全文を見る
○中島(隆)委員 これは七年前に、私が市長時代に、前知事の潮谷知事時代でございますが、五十三年のダム被害を受けている旧坂本村議会、県議会でも決議いたしまして、撤去が決定された事案であります。そういう面で、もう既に十億もかけて撤去の準備がされた直前でありまして、そういう状況でありま...全文を見る
○中島(隆)委員 要望いたしておきますが、ぜひ、一括交付金ということで、公共工事の予算も削られていますので、十分地方自治体と連携して意思疎通をして尊重していただきたいというふうに思います。  それでは、残された質問、数多くありますが、最後に一点だけ質問させていただきます。  ...全文を見る
○中島(隆)委員 時間が参りましたので、残された課題は国土交通委員会の方で質問させていただきます。  終わります。
02月24日第174回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号
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○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利です。  最初に、建設業の現状に対する認識と今後の対策についてお伺いをいたします。  現在、建設業とそこで働く方々は、大変厳しい状況にございます。総務省の労働力調査の臨時統計を見ますと、二〇〇〇年に六百五十三万人を数えていた建設業の従事者...全文を見る
○中島(隆)委員 今後の財政のあり方、公共工事の見直し方、そして地域の生活再建、この方向についてはわかるんですが、特に建設業というのが六百万人の産業で、雇用の受け皿であったわけですね。それが今回の予算で公共工事が一八%の削減をされる。今言われた予算づけで、かなり新たな産業興しある...全文を見る
○中島(隆)委員 今度の予算の中にも、今おっしゃったエコポイント、さらには建設業の活力の回復に向けての下請保全、こういうことが盛り込まれております。しかし、先ほど前段に申し上げましたように、箱物、大規模公共工事の見直しが今後なされます。公共工事の見直しが起こるわけでありますが、ぜ...全文を見る
○中島(隆)委員 注意深く、今後ダンピング等の防止等を図るということでありますが、現状は、労働者の環境というのは大変な状況にございます。公共工事は地域の景気対策、雇用の安定を図る重要な施策でもあります。国民が豊かで安心して暮らすことのできる地域社会をつくるのが公共事業でありますし...全文を見る
○中島(隆)委員 特にお願いをしておきますが、今後、公共事業、生活に密着した公共事業あるいは環境に優しい事業の予算の拡大をしていただきたいと思います。  それでは次に、交通政策について質問をいたします。  香川県高松市のフェリー会社二社が、百年の歴史を持つ宇高連絡船の航路を三...全文を見る
○中島(隆)委員 特に鉄道、フェリーなど競合する交通機関、大変危機的な、非常に反対という立場での主張が多うございます。ぜひ、今後十分検証していただいて、対策も講じていただきたいというふうに思います。  それでは、関連して、地方の公共交通機関ですが、この十年余りで地方の鉄道、バス...全文を見る
○中島(隆)委員 時間が経過しておりますので質問を終わりますが、今お話がありましたように、交通基本法にはぜひとも、地域の住民の利用者の声はもちろんですが、危機的状況にある公共交通の維持、再生、これも十分盛り込んでいただきたい。  残りました並行在来線については、次の機会に譲りた...全文を見る
02月25日第174回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○中島(隆)分科員 社会民主党の中島隆利でございます。  最初に、赤松農林水産大臣に質問させていただきます。  昨年十二月二十二日、大臣は、今後国営事業としては水源確保のための新たなダム建設は行わないと談話を発表いたしました。なぜそのような結論に至ったのか、最初にお伺いをした...全文を見る
○中島(隆)分科員 大臣が新たなダム建設を行わないと発表したその日でございますが、農林省所管のただいまお話がありましたように百九十のダム、総点検した結果が公表されております。  それによりますと、建設中の十五ダムのうち九ダム、率にすると六〇%、完成している百七十五ダムのうち三十...全文を見る
○中島(隆)分科員 私は、今お話しありました総点検の結果は大変深刻なものだと受けとめております。もちろん、結果はこれまでの農業土木事業の政策の誤りであって、私たちにとっては負の遺産だと言わなければならないと思います。  特に、この一覧表を見させていただきましたが、北海道の東郷ダ...全文を見る
○中島(隆)分科員 今お話がありましたように、前政権の問題点、あるいは利用率の見通し、これは非常に不十分であったというふうに私も思うんですが、それ以上に、今のは使用率を言いましたけれども、末端の施設率、県営事業あるいは土地改良が行うこの事業、五〇%以下のところがほとんどですね。そ...全文を見る
○中島(隆)分科員 この尾鈴地区のかんがい事業ですけれども、特に、先ほどおっしゃいました、農家の三分の二の同意がある、こういうことですけれども、国営については仮同意という形でとられているわけです。そのときに、今おっしゃったように、今回の国営事業の同意が県営事業の同意を強制するもの...全文を見る
○中島(隆)分科員 特に、このような国営と県営事業一体となった事業をされるときに、国営事業と県営事業、別々にこの同意をとられる、前段では国営事業の同意をとるわけですけれども、かんがい事業というのは、ダムをつくり、末端の施設をつくって初めて利用できるというシステムですから、当然、同...全文を見る
○中島(隆)分科員 それともう一つ、この尾鈴地区で問題があるのは、先ほども少しありましたけれども、国営事業は三分の二以上同意をとって着工したわけですが、この県営事業を行うときに、同意をとるときに選択方式というのを使われて、水を利用する人は同意いただきたいし、利用いただかない方は、...全文を見る
○中島(隆)分科員 地元の知事、それから三町が陳情に来られて要望をされているということでありますが、先ほど、前段に言いましたように、末端施設、県営事業に対して十地区のうち一地区しかまだとれていない。そして反対している住民もおられるわけですから、ぜひ、そういう地域の農家の人の同意を...全文を見る
○中島(隆)分科員 農業ダムは小さいと言われておりますが、この計画を見てみますと、百七十五ダムの総事業費が三兆三千億です。それから、残された十五ダムの総事業費があと八千億。もう既に三兆円は使われているんですね。やはりそういうダムがまだ残っているわけで、ぜひひとつ慎重に十分見直しを...全文を見る
○中島(隆)分科員 質問は終わりますが、最後にこの件についてお願いですが、先ほどありましたように、これは、川辺川ダムを建設するその前提として、農業利水、国営事業が計画されたものですね。しかし、二〇〇三年、御承知のとおり、利水裁判で国が敗訴しています。これは、同意が非常に適格性を欠...全文を見る
03月01日第174回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利です。  私に与えられた時間は十分でございますので、仮配分問題の一つに絞って質問させていただきます。  仮配分については、自治体も、来年度予算案を編成するために、国の公共事業の配分がどの程度の額になるのか、できるだけ早い機会に知りたいのは...全文を見る
○中島(隆)委員 今回の予算編成に対しては、与党は、予算編成の見直しで公開の場で議論する事業仕分けを行われました。国民の関心を引き、一定の評価を得ておりますが、しかし、今回の公共事業の仮配分では、密室性と不透明性を国民に与えたことは、まことに残念であります。  新聞報道等を見て...全文を見る
○中島(隆)委員 いずれにいたしましても、党を通じて内示されたことに、その資料に陳情ありとか記載されていたわけでありますが、国民の多くが不信感を抱いたことは事実であろうと思います。その点は率直に反省をしていただきたいと思います。  そこで、次にお伺いしたいのは、今回の仮配分で、...全文を見る
○中島(隆)委員 従前の評価基準でされたということでありますが、この問題、基準そのものも見直しが必要ではないかというふうに思います。  私も国土交通委員会に所属をしておりますので、馬淵副大臣がいかに熱心に副大臣として業務を遂行されているかはよく理解をいたしておりますが、馬淵副大...全文を見る
○中島(隆)委員 それでは、時間がありませんので、最後にお願いをしておきたいと思います。  公共事業をめぐりまして利益誘導や政官業癒着が疑われるようなことのないように、反省すべきは反省をして、襟を正していただきたいと思います。特に、鳩山首相は昨年、就任の所信表明演説で次のように...全文を見る
03月05日第174回国会 衆議院 国土交通委員会 第5号
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○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。  前原大臣は、就任早々、八ツ場ダム、川辺川ダム建設中止を打ち出されました。ダムによらない治水対策の検討に着手をしていただきました。公共事業はとまらないと考えられてきたわけでありますが、推進中の事業が中止があり得るとの判断を下...全文を見る
○中島(隆)委員 ということは、計画時点に余りにもずさんといいますか、工事費の積算、あるいは補償問題については新たに出る部分はあると思いますが、そういう形で予算がふえたということでありますが、関連事業を含めますと九千億近くが八ツ場ダムに投下されるというふうに聞いております。  ...全文を見る
○中島(隆)委員 今御答弁がありましたように、基本高水そのものについての基準、大変な矛盾があるというふうに指摘されています。ダムをつくるための基本高水ではないかということも言われているわけで、検討委員会でそのことも十分審議されるということでありますので、ぜひ、本当に治水に必要な基...全文を見る
○中島(隆)委員 今後の見直しの中でも、やはりそういう治水、利水が目標でありますし、十分住民に対して、検証していただいて、明らかにしていただきたいというふうに思います。  次に、八ツ場ダムの上流に品木ダムというダムがあります。この品木ダムでは、吾妻川の酸性水を中和するために四十...全文を見る
○中島(隆)委員 今の数値を見ていただいただけでも、大変な濃度の砒素が含まれた堆積土があるということですが、これが一応、今言われたように、二つはもう満杯、あと一つも、今あと二十七万立米は残っていますが、それも近々満杯になるという状況であります。もしこれが地震等で崩落をして下流に流...全文を見る
○中島(隆)委員 八ツ場ダムについては、今申されましたような形で慎重に取り組んでいただきたいと思います。  先ほど、地元の川辺川ダムについては金子代議士から御質問があったと思います。私も地元であります。川辺川ダムについては、全国のモデルとして、地域再建も含めて取り組まれています...全文を見る
○中島(隆)委員 ぜひ、地元の漁協や住民の皆さん方は即時撤去を求めておられますので、国交省としては、地元住民の意向を十分踏まえて、早急にひとつ慎重に対応していただきたいと思います。  そこで、これは要望です。再三要望いたしておりますが、ダムの支援の問題。  現行法ではできない...全文を見る
○中島(隆)委員 それでは、時間が来ましたので質問を終わりますが、補助ダムについては、それぞれ事業者である都道府県知事が責任を持ってやるということですけれども、やはり国が半分以上予算を組んで、投じるわけです。予算づけをするわけですので、ぜひ十分検証を、県の指導を含めて慎重にやって...全文を見る
03月15日第174回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第2号
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○中島(隆)委員 社会民主党の中島です。  本日は、外務大臣御出席でございますので、最初に二点ほど、岡田外務大臣に質問をさせていただきたいと思います。  ことしになってから、中国共産党の王家瑞対外連絡部長が訪朝をし、逆に北朝鮮の外務次官が訪中しております。また、米国では、北朝...全文を見る
○中島(隆)委員 非常に厳しい状況にあるということでございますが、鳩山総理は、拉致、核、ミサイル問題を包括的に解決したいと述べておられます。その意味では、北朝鮮を六カ国協議のテーブルにのせることは、拉致問題を解決する上で非常に大きな意味を持っていると思います。六カ国協議の主要国が...全文を見る
○中島(隆)委員 解決の前提は、六カ国協議を早急に開催するということが非常に緊急な課題だと思いますし、今申されましたアメリカ、韓国、日本、そして中国、こことの連携をさらに密にしていただいて、しかし拉致問題全面解決のためには、北朝鮮と日本、ここが二国間の中で日朝間の会合をつなげるた...全文を見る
○中島(隆)委員 社民党の中島隆利でございます。  もう拉致問題につきましては、これまでの質疑等、中井大臣の決意も述べておられますので、一言だけお願い、要望をしておきたいと思います。  というのは、拉致問題は、今までの議論のとおり、核問題、ミサイル問題の包括的な解決が最終目標...全文を見る
○中島(隆)委員 今のお話の中でも、非常に不安を持たれている、この支援についての新たな法案成立に期待がかかっているということでありますが、昨年の七月ですか、前政権時代に、拉致問題対策本部関係省庁対策会議支援分科会というのが中間報告を出されております。そこで、給付金制度の延長に関し...全文を見る
○中島(隆)委員 それでは、この問題について御要望申し上げておきますが、今答弁されましたように、支援は帰国されて家族が生活の基盤をつくられるということが最終の目標でございますし、そのためには該当自治体あるいは地域の皆さん方の支えが必要だというふうに思っております。  そういう面...全文を見る
03月16日第174回国会 衆議院 国土交通委員会 第6号
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○中島(隆)委員 社民党の中島でございます。先ほど来、五人の参考人の皆さん、貴重な御意見をいただきまして、まず心からお礼を申し上げます。  いろいろな視点で問題点があることを理解させていただきました。その中でも、このダムが五十数年、高度成長時期から、ダムをつくるために推進をされ...全文を見る
○中島(隆)委員 今の費用の件は、非常に大変な額が今後もかかるだろうということは推察をされました。  そこで、嶋津先生が指摘をされておりますが、先ほども申されました、ダムの建設費用に余りにもかかり過ぎて、治水対策の堤防の工事費が非常に削減をされたと。まず堤防の事業に集中するべき...全文を見る
○中島(隆)委員 次に、松浦参考人にお尋ねをいたします。  先ほどもお話がございました利根川水系の河川基本計画、当初の治水計画一万七千が二万二千になり、そしてダム完成後の三億五千万立方メートルの貯水量、こういう問題が指摘されておりますが、このような治水の計画、基本高水によって検...全文を見る
○中島(隆)委員 基本高水そのものが指摘をされていますが、二百年に一度の洪水対策ということで、全く机上で計画されているということで、膨大なダム建設費になっているわけですが、今御指摘のとおり、やはり現状の実情に合った計画に直すということが必要ではないかなというふうに思います。  ...全文を見る
○中島(隆)委員 それでは次に、奥西参考人にお尋ねいたします。  ダム建設を中止した場合の補償問題ですが、奥西参考人の文献等では、まず、この補償問題は、損失補償、生活再建型の保障、地域開発保障の三本を柱にすべきだというふうに述べておられます。  今後、これを具体的に、中止した...全文を見る
○中島(隆)委員 水没地域あるいはその地域全体の生活補償をどうするかが大きな課題だと思います。  私の地元の川辺川ダムも、今、中止に向けて地元と国の協議が行われています。その中で指摘されているのは、やはりダムをつくることを前提にまちづくりが行われている、それを中止した場合の後の...全文を見る
○中島(隆)委員 時間が来ましたので、質問を終わらせていただきますが、ダムの問題については、今五人の方々の御指摘のとおり、やはり計画そのものが余りにも不十分であり、そして、それで犠牲になったのが地元の住民であるということもわかりました。  しかし、それを解決するためには、何とい...全文を見る
03月19日第174回国会 衆議院 国土交通委員会 第8号
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○中島(隆)委員 社会民主党の中島でございます。  川村議員の質問に重複する点があるかと思いますが、私の視点で質問させていただきますので、よろしくお願いをいたします。  昨年来、国の直轄事業に対する地方負担の問題では、大阪府知事や香川県知事など都道府県から厳しい意見が噴出しま...全文を見る
○中島(隆)委員 今回は、先ほどもありましたように、国の直轄事業の維持管理負担金が廃止の対象であります。なおかつ、平成二十二年度につきましては、一部特定事業で地方負担を残すことになっております。維持管理負担金だけが廃止対象になった理由、簡単に説明を願いたいと思います。  あわせ...全文を見る
○中島(隆)委員 今回は特に直轄事業の業務取扱費と補助事業の事務費の全廃となっておりますが、特にこの直轄事業の業務取扱費には、職員の基本給や手当、あるいは退職金、さらには非常勤の、短時間の勤務職員の給与等が含まれております。なぜ国の職員の給与や退職金までを地方の負担にしなければな...全文を見る
○中島(隆)委員 今御指摘もありました、特に会計検査からの指摘、あるいはこれまでの直轄負担金に対するいろいろな疑惑、指摘が、国民から批判がございました。これが廃止されることはもちろんいいことでありますが、地方の業務に関する点について、以下御質問をしたいと思います。  特に、先ほ...全文を見る
○中島(隆)委員 それでは、負担金全廃に向けた今後の工程についてでございますが、地域主権戦略会議の第一回会合で原口総務大臣が示しました地域主権戦略の工程表、あるいは直轄事業負担金制度に関する国土交通省のワーキングチームの工程表を見ますと、平成二十五年までの目途で直轄事業負担金の廃...全文を見る
○中島(隆)委員 今後は、直轄事業の地方の負担が今のように平成二十五年までに進められるわけでありますが、今後、補助事業についての、一括交付金という形で進められてまいります。そういたしますと、現在も検討されています来年度から始まります社会資本整備についての交付、こういう形で、地方に...全文を見る
○中島(隆)委員 今後の国と地方との協議の場、特に、今後の関係は、上下ではなくて対等な関係という立場でこの場が設けられますし、それから、今後の社会資本整備、いよいよ来年度の予算から始まるわけですが、こういう予算につきましても、特に、地方の要望あるいは地域の整備計画、これについての...全文を見る
03月23日第174回国会 衆議院 環境委員会 第2号
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○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。  最初に、地球温暖化についてお伺いをいたします。  コペンハーゲンで開かれたCOP15の政治合意を受けまして、一月三十一日を期限といたしまして、各国が温室効果ガスの削減目標を提出いたしております。報道では、七十カ国を上回る...全文を見る
○中島(隆)委員 多くの国が目標数値を示したということは今後の足がかりになるというふうに思うんですが、特に二〇〇八年の速報値を見ますと、不況による経済停滞の影響を受けまして、前年比で六・二%排出量は減りましたが、それでも基準年の一九九〇年と比較をいたしますと一・九%のプラスとなっ...全文を見る
○中島(隆)委員 先ほど来の質問の中でも御指摘ありました、COP15では日本は二五%削減目標を表明しておりますし、特に鳩山イニシアチブを表明されています。ぜひ、世界をリードする抜本的な対策として、今国会に出されています基本法、そしてさらには中期目標、この具体的な施策に全力を挙げて...全文を見る
○中島(隆)委員 ぜひ今のような指導をいただきたいと思いますが、特に今度の裁判所の和解の提示についても、国、県、チッソの責任を改めて述べよ、おわびをせよという厳しい提示もされているわけですし、ぜひ、和解の提示に対してチッソも全精力を挙げて対応するように強く求めていただきたいと思い...全文を見る
○中島(隆)委員 健康診断につきましては、昨年の九月の二十日から二十一日にかけまして、民間の検診が実施されました。報告もされておりますが、これによりますと、約千名の方の健康診断を民間がされまして、そのうちに、水俣病または水俣病の疑いのある人が九三%いたということが報告をされていま...全文を見る
○中島(隆)委員 最後にお願いしておきますが、水俣病は公害の原点と言われて、既に半世紀以上たっているわけでありまして、今回、特別措置法が国会で可決をされて、それに基づいて救済をするわけでありますが、ぜひ、分社化ありきではなくて、本当に五十年の公害の原点の水俣病をこの際解決するんだ...全文を見る
04月07日第174回国会 衆議院 国土交通委員会 第11号
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○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。  日本航空の再建問題についてお尋ねをいたします。前原大臣が参議院に出席ですので、副大臣以下、御答弁をお願いしたいと思います。  去る一月十九日に、日本航空が会社更生法の適用を東京地裁に申請いたしました。企業再生支援機構のも...全文を見る
○中島(隆)委員 今の答弁もそうでありますが、先ほどの橋本議員の質問もそうであります。JALそのものの経営体質、それからさらには政府の責任、この責任が問われるというふうに思います。  そこで、日本航空と企業再生支援機構が示した事業再生計画の概要でございますが、三年間の再建期間で...全文を見る
○中島(隆)委員 これから更生計画を検討されるわけでありますが、特にこの委員会、ぜひ更生対象のJALあるいはそれぞれの関係機関の方々の出席を求めて、この問題については指摘をしていきたいというふうに思っております。  次に、日本航空の貨物事業についてお伺いいたします。  日本航...全文を見る
○中島(隆)委員 次に、事業再生計画の概要によって、グループ全体で一万五千七百人の従業員を削減するとしております。既に希望退職者も進められているというふうに承知いたしておりますが、大規模な負債を抱え、運航を継続しながら、経営再建ですから、働く者に負担が及ぶことは避けられないわけで...全文を見る
○中島(隆)委員 今後の労使交渉ということでありますが、大変な人員、組合員の皆さん方の整理が伴うわけでありますが、再雇用について最善の努力をお願いしておきたいと思います。今回の経営再建を通じまして、多くの労働者が路頭に迷うような局面を迎えずに済むよう御努力をお願いしたいと思います...全文を見る
○中島(隆)委員 特に、全国九十八の空港のうち、黒字が四空港、あとはほとんど赤字だということで、まさに負の遺産とも言えるような状況にございます。これに当たっては、やはりJALの経営の責任もありますけれども、前政権を含めた政府の責任というのは、大変な責任が問われるというふうに思いま...全文を見る
○中島(隆)委員 それでは、以上で私の質問を終わりますが、今の参考人招致をぜひこの集中審議の中で実現をしていただきたいと思います。  終わります。
04月13日第174回国会 衆議院 国土交通委員会 第12号
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○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。本日は、六名の参考人の皆さん方、貴重な御意見をいただきまして、まず心からお礼を申し上げたいと思います。  まず最初に、山内参考人にお伺いいたします。  山内参考人は交通経済の専門家で、航空行政にも大変詳しいと伺っております。...全文を見る
○中島(隆)委員 今御指摘のとおり、参考人は昨年の九月にも、二、三年間ではJALの路線の廃止、減便が必要である、こういう御指摘もされていました。それから、JALの経営の縮小均衡等々も出されておりました。早急にこういう計画案を更生計画の中で出すべきではないかというふうに思っておりま...全文を見る
○中島(隆)委員 もう一点、伊東参考人にお伺いいたします。  昨年の十月—十二月期でございますが、世界の主要航空会社は、連結決算を見ましても、大変厳しい状況にございます。先ほど来のお話でも、一キロメーター当たり、JALでは前年度比二一%マイナス、ANAでも前年比一五%という状況...全文を見る
○中島(隆)委員 今貴重な御意見をいただきました。先ほどのお話にもありました、路線別の収支が翌日にははっきりわかる、こういう経営の状況、それから経営者と労働者のお互いの危機感の持ち方等が経営に大きな役割を果たすということであると思います。これまでも、JALの再建の問題で、先ほども...全文を見る
○中島(隆)委員 時間が参りましたので、山口参考人にもお尋ねする予定でありましたが、要望だけ、今後の考え方だけ述べさせていただきます。  先ほど来の、この破綻の原因が、過大な航空機の導入あるいは日米構造協議による新空港の建設、こういう経営者の放漫と、やはり政府の航空行政の誤りと...全文を見る
05月11日第174回国会 衆議院 環境委員会 第11号
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○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。  冒頭、総理におかれましては、五月一日の水俣病犠牲者の慰霊式に歴代総理として初めて御出席をされました。犠牲になられた方々への哀悼の意を表し、被害拡大についての国の責任を認め謝罪をされたことに、地元選出の国会議員の一人としてま...全文を見る
○中島(隆)委員 もちろん、主要な排出国が削減義務を負うような枠組みを目指すことは、ポスト京都議定書の大きな獲得目標であることは間違いありません。  他方、先進国の一員として、また、環境立国を目指す日本の意気込みを示すには、国際交渉の結果いかんにかかわらず、今総理が申されました...全文を見る
○中島(隆)委員 現時点でこのようなことを申し上げるのはどうかと思いますが、この法案の中にもうたわれております。万が一、今後の交渉で政府が前提条件とするような国際合意が得られなかった場合、中期目標を新たに検討されることになるのでしょうか。  私は、さきに述べましたように、このよ...全文を見る
○中島(隆)委員 あらゆる政策を動員して、目標実現に向けて努力をいただきたいと思います。  さて、小沢大臣は、今月初めにドイツで開かれた気候変動に関する非公式会合に出席をされました。冒頭にその報告がございましたが、そこで、名古屋で十月に開かれます生物多様性条約第十回締約国会議、...全文を見る
○中島(隆)委員 総理に再びお伺いをいたします。  温室効果ガスの二五%削減という高い目標値、それを実行するための国内排出量取引制度や温暖化関連税等の創設について先ほど述べられました。しかし、産業界からは、国際的な競争力が奪われるのではないかという懸念が示されております。  ...全文を見る
○中島(隆)委員 日本の成長を、環境産業、特に自然再生エネルギーを中心にということで述べられておりますし、そういう方向で今後の産業の発展にも全力を挙げて努力をしていただきたいと思います。  最後に、温暖化対策で期待されている大きな柱の一つに、新たな産業と雇用機会の創出があります...全文を見る
○中島(隆)委員 環境産業、特に環境先進国として日本の技術を海外に移転するということも大変必要でありますが、私は、内需拡大、国内の雇用拡大のために、この再生エネルギー、新たな産業をぜひ国内の地域に興していただいて、若い人たちあるいは国民の雇用の創出にひとつ全力を挙げていただきたい...全文を見る
05月18日第174回国会 衆議院 国土交通委員会 第20号
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○中島(隆)委員 社会民主党の中島でございます。質問の順番も変わりましたが、昼休み、十二時に入りまして時間が制約されているということで、大変申しわけありませんが、六点、項目としておりましたけれども、三日月政務官に大変申しわけありませんが、前半の二点については次回に譲りますので、あ...全文を見る
○中島(隆)委員 今後の検証についての今のお考え、ぜひそういう姿勢で取り組んでいただきたいと思います。その際に、都道府県の、行政の側の意見だけではなくて、やはりダムの対象地域の住民、あらゆる意見を踏まえた上で、ゼロベースで検証していただきたいというふうに思います。  それで、次...全文を見る
○中島(隆)委員 一昨日、辻元副大臣も現地を視察いただきました。  それで、三月三十一日に発電がとまりまして、開放されています。ですから、今、ダムの水は全部自然の川に、清流になりました。そこで、ダムが五十年貯水している段階では障害がなかったことが、たくさん今出てきているんですね...全文を見る
○中島(隆)委員 それで、時間も来たようですから最後にしたいと思うんですが、前原大臣が今おっしゃったように、やはり今まで、県営ダムとかそういう補助ダムでないところについては、法的な援助策がないから今やれないということはわかります。しかし、今後、先ほども数を挙げられた六千近くのダム...全文を見る
○中島(隆)委員 最後に、ちょっと地元の取り組みの紹介をさせていただきたいと思います。  先日、新聞に報道されたんですが、これまで球磨川漁協組合の副組合長さんだった方で、木本さんという方が、今までは反対してきたけれども、もうダムがとまる、清流が取り戻されるということで、それを前...全文を見る
05月28日第174回国会 衆議院 環境委員会 第14号
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○中島(隆)委員 社会民主党の中島でございます。  本日は、三名の参考人の皆さん、貴重な御意見をいただきまして、まず心からお礼を申し上げます。私も、何点かにわたりまして、参考人の皆さんに質疑をさせていただきたいと思います。  まず、今回の環境アセス法、施行から十年を迎えての改...全文を見る
○中島(隆)委員 ありがとうございました。  それぞれ、日本のアセスを評価する点もございましたし、また、件数が上がらない理由、公共事業の減少なり、あるいは規模の問題、そして、事前の十分なる説明が不足している、こういう点等々を挙げていただきました。  そこで、私も、今のアセス法...全文を見る
○中島(隆)委員 ありがとうございます。  それと、先ほど原科参考人から、アセス事業が今後の日本の経済、雇用問題を非常に活性化するというような御説明があったんですが、簡易アセスについて第二種事業の下限の規模を大幅に下げる、今もお話があったんですが、スクリーニングの問題、これの方...全文を見る
○中島(隆)委員 ありがとうございます。  それでは次に、戦略アセスをどの段階で実施すべきかということでありますが、今回の法改正では、戦略的環境アセスメントの導入を図ることについて、意義は非常に大きいと思います。今回、戦略アセス導入に当たりまして、事業の位置、規模と、あるいは構...全文を見る
○中島(隆)委員 ありがとうございます。  ゼロオプションについてもお尋ねしたいと思うんですが、浅野参考人にお願いいたします。  改正案における戦略的アセス、今お話がありました。事業の位置や規模を対象にしているわけでありますが、一また二、あるいはその案件、今の選定がありました...全文を見る
○中島(隆)委員 ありがとうございます。  それでは次に、西島参考人にお尋ねいたします。  国による常設のアセス審査会の設置、第三者機関、専門委員会等が言われています。そこで、環境大臣の意見を述べる際の環境省内の議論の透明性、こういう問題もあると思いますが、先ほども指摘があり...全文を見る
○中島(隆)委員 第三者機関、専門部会が常設をされます。そこで、諮問機関を設置するわけですけれども、その中に地域の声、住民の声、電子閲覧とかいろいろあるわけですけれども、そういう意見を、住民の皆さん方の意見反映、どういう形の組織あるいはシステムを持ったらいいか、そこをどういうふう...全文を見る
○中島(隆)委員 ありがとうございます。  特に、環境アセスの問題については、住民訴訟、地域からの反対が早くから起きますし、いろいろな訴訟も起こるかと思います。  そこで、西島参考人に再度お尋ねしたいと思いますが、資料の八の三でしたか、訴訟の手続等について御説明の資料がござい...全文を見る
○中島(隆)委員 それでは、最後にお三方にお尋ねしたいと思います。  住民との合意形成の必要な手続等についてでございますが、自然環境や住民の生活に影響を与えるような事業を実施する際には、何よりも手続の透明性が必要でありますし、住民との合意形成を図ることが十分保障されていることが...全文を見る
○中島(隆)委員 ありがとうございました。  今、三方の参考人の皆さんの貴重な意見、環境アセス、特に他国に比べておくれて発進をして、今からこの改革、新たなこの法案で肉づけをするわけでありますが、これについても、参考人の皆さん方、まだまだ不十分な点があるということがございました。...全文を見る
07月30日第175回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第1号
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○中島(隆)委員 これより会議を開きます。  衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。  これより委員長の互選を行います。
○中島(隆)委員 ただいまの江藤拓君の動議に御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中島(隆)委員 御異議なしと認めます。よって、中山義活君が委員長に御当選になりました。  委員長中山義活君に本席を譲ります。     〔中山委員長、委員長席に着く〕
08月03日第175回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第2号
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○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。  金賢姫元死刑囚の来日の問題についてお尋ねいたしますが、これまでほとんど質問されておりますので、重複を避けて何点か質問させていただきたいと思います。  大韓航空機爆破事件の実行犯として、金賢姫元死刑囚が今回来日をしました。...全文を見る
○中島(隆)委員 上陸の拒否の特例を認めるのは法務大臣でありますけれども、政府で、どのようなケースで入国を認められるのか、あるいは、どのようなケースでは入国が認められないのか、これはある程度の基準が必要ではないかというふうに思います。ケースごとに国民へ丁寧な説明が必要であると思い...全文を見る
○中島(隆)委員 今、大臣が申されましたように、今度の金賢姫の訪日の総括と、今後この解決に向けてのプロセスをどのように生かしていくのか、これは非常に重要だと思いますので、十分解明に努力をしていただきたいと思います。  それから、先ほども質問がございましたが、今回の記者会見の問題...全文を見る
○中島(隆)委員 今の記者会見の経過も含めてそうですが、今回、この金賢姫の訪日を計画した日本政府として、これだけ大々的な予算を組み、そして拉致被害者家族の方々の期待もあったでしょうけれども、国民全体も、これだけ大々的に金をかけて招致をしたわけですから、記者会見をして、やはり国民に...全文を見る
○中島(隆)委員 先ほど来お話がありました拉致解決は、北朝鮮と日本との対話のきっかけ、あるいは、これをどう持つかということも大変重要です。しかし、やはり拉致の真相究明、被害者の帰国に向けた、ぜひひとつ北朝鮮に向けた働きかけを強めていただきたい。今ありましたように、私どもも、ぜひ党...全文を見る
09月10日第175回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号
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○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。  最初に、海上保安庁のヘリ墜落事故関連について質問をさせていただきます。  今回の事故で五名の方が亡くなっておられます。亡くなられた方に心から御冥福をお祈り申し上げたいと思います。  今回の事故では、海上保安庁に安全対策...全文を見る
○中島(隆)委員 マップ等については情報を共有しているということでありますが、今回、低空飛行、百メーター以下で飛行されたということです。海上保安庁の最低安全高度は地上百五十メーターということで規定されているわけですし、それから、副操縦士が目視で確認をしながら安全飛行する、こういう...全文を見る
○中島(隆)委員 この問題で最後に海上保安庁に御答弁をお願いしたいと思うんですが、今回の事故についても、大変新聞でも問題になりましたし、関係者に対する大臣の処分もなされています。二度とこういう事故が起きないためにも、ただいま答弁がありましたマップの作成、安全マニュアルの作成等を行...全文を見る
○中島(隆)委員 今後の万全の対策を、早急にひとつ体制を整えていただきたいと思います。  それでは次に、日本航空更生計画案についてお尋ねいたします。  先ほど来質問がされておりますが、コンプライアンス調査委員会の調査報告書もお聞きをいたしました。その中で、日本航空の経営破綻の...全文を見る
○中島(隆)委員 更生計画に向け新社長を中心に再建計画がなされていますが、この過去の日本航空の経営管理の指摘された点を改善しながら、総力を挙げて、組織を挙げて集中できるような体制を整えていただきたいと思います。  それでは、次の航空燃料税の税率半減、航空行政の全体的な見直しにつ...全文を見る
○中島(隆)委員 日本航空の再生については、日本の航空行政の最大の課題であります。ぜひ、先ほど来指摘がある課題について、対策を立てながら、更生計画がスムーズにいくように取り組みをお願いしたいと思います。  それでは、次のダムの本体工事の契約問題等についてお尋ねをいたします。 ...全文を見る
○中島(隆)委員 内部検証が難しいということですが、特に補助ダムについては二分の一国が補助をするわけですね。当然、国が補助をするわけですから、適正な補助金であるかどうか、これは検証する責務があるわけでありまして、着工したダムの中でも、特に計画そのものが治水あるいは利水についても問...全文を見る
○中島(隆)委員 時間も参りましたので、あと一問だけ質問させていただきたいと思いますが、今回の中間まとめで各都道府県に検証を求めるわけですが、特に検証の期限の明示がありません。ですから、いつまでにこの検証をやるのかというのが、これはそれぞれ都道府県がやるわけで、その日程が定まらな...全文を見る
○中島(隆)委員 はい。こういう事業がそのまま継続されるという懸念がありますので、一時凍結をして、すべて凍結をして、期限を明示して検証を求めるということはできないのか、大臣。
○中島(隆)委員 それでは、時間が来ましたので終わりますが、お願いをしておきますが、この中間取りまとめ……
○中島(隆)委員 はい。コスト中心ではなくて、ぜひ環境問題も十分考慮しながら検証をお願いしたいと思います。
10月26日第176回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号
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○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。  馬淵大臣は、ごあいさつ、所信表明で、国土交通行政は日本の背骨をなしているというふうに申されました。国民生活のありように直結しているというふうに私も思います。大臣を初めとする政務三役におかれましては、国土交通行政の改革や当面...全文を見る
○中島(隆)委員 五月の十八日、この国土交通委員会で、前原前大臣にこの点も質問いたしました。それに対する回答でございますが、検証をゼロベースで実施してもらい、補助金については、この検証の結果についてシビアに判断し、補助金をつけるかどうか、額についても査定をする、こういう御答弁をい...全文を見る
○中島(隆)委員 この中間まとめの検証に基づいてしっかりやるということでありますので、今の視点も、ぜひひとつ論点に置きながら検証をお願いしたいと思います。  さて、私は、社民党の九州ブロック選出の議員でありまして、党の九州ブロックのダムによらない治水対策の実現を目指す連絡会議を...全文を見る
○中島(隆)委員 ただいま答弁いただきましたように、十分住民の意見を踏まえながら今後検証を求めていくということでございますので、ぜひそのような配慮をいただきたいと思います。十三世帯、絶対反対の意見を申される方が三十一年間にわたって運動をされています。ぜひ、あくまでも住民との合意に...全文を見る
○中島(隆)委員 治水についても、データについて大変問題があるような気がいたします。ぜひこの問題について、道府県が事業主体でやるわけでありますが、その検証後のさらなる国の検証を厳しい視点で行っていただきたいと思います。  次に、水需要予測のデータの検証でございます。  資料二...全文を見る
○中島(隆)委員 利水の問題についても事業主体だというふうにおっしゃるんですが、この事業計画そのものをお尋ねいたしました。総事業費が二百八十五億。治水分で六五%で百八十五億円、このうちの二分の一が国でありまして、その二分の一の九十二億が県。しかも、利水関係については、百億が佐世保...全文を見る
○中島(隆)委員 これも、地元の住民の皆さん方は、これまで三十一年間、ダムの建設について県との協議、ほとんど聞く耳を持っていただけなかった、こういう強い不満もございます。今回の検証については、それを正す意味でも学識者による検証がなされたと思うんです。その中にも、住民の声を十分反映...全文を見る
○中島(隆)委員 この問題は、全国初めての大型ダムの撤去だということで、国もモデルとして、県と国も協議会には参加をして取り組んでおられるわけであります。  今おっしゃったように、全国には一万五千近く構造物があるということでありますが、五十年近くになる老朽化のダムの撤去が今後続い...全文を見る
○中島(隆)委員 可能な限りということですが、大型車両では除去できないところがあるわけでありまして、除去できなければ当然そのまま火山灰の中で生活をするという環境になるわけです。この地元の御要望を受けて、小型車両の貸与についてぜひひとつ万全な体制をとっていただきたいと思います。 ...全文を見る
11月04日第176回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第3号
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○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。  本日は、大変お忙しい中、参考人の五名の皆さん方、貴重な御意見をいただきまして、まず感謝を申し上げたいと思います。  これまでの質問で若干重複する部分があるかと思いますが、三点についてそれぞれお尋ねしたいと思います。  ...全文を見る
○中島(隆)委員 ありがとうございます。  やはり、世論づくり、それから北朝鮮との交渉の前進、今御指摘がありましたように、政府なり我々政治家の努力、もっともっと力を入れるべきだというふうに感じました。  そういう面で、あと、北朝鮮をめぐる最近の情勢について西岡参考人にお尋ねを...全文を見る
○中島(隆)委員 質問の時間も来たようですので、最後に荒木参考人にお尋ねしたいと思います。  特定失踪者の調査活動についてですけれども、これについて大変な御苦労もされていると思います。四百七十名という数の多い方々からの依頼もあると思うんですが、政府と関係機関にどのように今後協力...全文を見る
○中島(隆)委員 時間が来ましたので、質問を終わらせていただきます。  今まで家族会の厳しい、苦しいお訴えを受けまして、今後とも我々も頑張ってまいりたいというふうに思います。ありがとうございました。
11月05日第176回国会 衆議院 国土交通委員会 第4号
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○中島(隆)委員 社会民主党の中島でございます。  法案の質問の前に、これまでビデオの問題について御指摘がありましたが、私の方からも一言要望を申し上げておきたいと思います。  これまでの御指摘で、大臣から、情報漏えいについては徹底的に調査をするという決意を述べられました。 ...全文を見る
○中島(隆)委員 土砂災害の危険箇所の数に比べて警戒区域の指定数が非常に少ないという原因についてまずお尋ねをしたいと思います。  土砂災害防止対策の第一歩は、土砂災害の危険箇所を特定して、警戒区域に指定して、必要な対策を講じるということが一番必要だというふうに思っております。 ...全文を見る
○中島(隆)委員 危険箇所の指定については、都道府県と国との十分な連携でこの指定の推進を図っていく必要があると思います。何としても、災害を防ぐためには、指定をして、常に監視をして、避難体制あるいは防災工事の推進以外にないというふうに思っておりますので、その推進方をまずお願いしてお...全文を見る
○中島(隆)委員 非常に整備がおくれている、少ないということの数字が今明らかになったわけでありますが、工事も先ほど言ったように何年かかるかわからない、こういう状況の中で、災害を防止するためにはハザードマップを緊急に設定して避難体制を確立するということが重要であると思いますので、こ...全文を見る
○中島(隆)委員 財政的な支援等々についてはもちろんでありますが、特に人材、労力等々を含めて万全な支援体制をとって、早急な整備ができるようにお願いをしておきたいと思います。  今回の法改正で、大規模な土砂災害が迫っている場合、国土交通大臣または都道府県知事が緊急調査を実施し、市...全文を見る
○中島(隆)委員 先ほどからの説明、今の説明でもそうでありますが、天然ダム、大規模の災害等ということでございますが、地方では、地すべり等大規模の崩壊も起こっております。こういう調査の問題については政令の中で制定されると思いますが、やはり地方、都道府県、国との連携で、この調査の対象...全文を見る
○中島(隆)委員 今回の法制定によって、災害を防ぐための法案ではあるわけでありますが、これまでの警戒区域の指定が非常におくれている、こういう問題が大きな要因でもあるというふうに思いますし、さらには、この工事を推進するだけではなくて、やはりハザードマップ、避難体制、あるいは先ほど来...全文を見る
11月12日第176回国会 衆議院 国土交通委員会 第5号
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○中島(隆)委員 社民党の中島隆利でございます。  本日は、港湾関係を最初に質問、そしてまた大臣に冒頭にと思いましたが、中座されますので、二点目の方から質問をさせていただきたいと思います。  来年、港湾法の改正が予定をされております。そこで、この問題を取り上げるために、我々社...全文を見る
○中島(隆)委員 質問が前後になりましたが、冒頭に大臣に、この民営化の内容、民間の資本の株式保有率等について基本的な考えをお尋ねする予定でありました。  特に、選択と集中で港湾の見直しが今回も行われました。民営化することによって、競争力の強化、メリットの半面はありますが、そこに...全文を見る
○中島(隆)委員 特に港湾に働く労働者の皆さん方は、港湾労働法によって、港湾の重要性あるいは安全性も含めて労働者の保護がなされているわけです。しかし、これが民営化になりますと港湾労働者にどのような影響を与えるのか、非常に大きな問題でございます。その点がどうなのか。  それともう...全文を見る
○中島(隆)委員 今後、法案を来年の通常国会に出されて検討されるということでありました。先ほど博多港の例を申し上げましたが、第三セクターで、株保有が、市が五一%以上保有ということで、官の港湾運営に対する責任を果たされる環境をつくっておられるわけであります。特に、そこで視察でありま...全文を見る
○中島(隆)委員 先ほど指摘しましたように、重要港湾の中でもまだ指定を受けていない、あるいは大規模の港湾でも指定を受けていないところがたくさんあるということでございます。基本は労使の協議ということでございますが、特に、働く港湾労働者が安全に、そして港湾が正常に機能するためには、こ...全文を見る
○中島(隆)委員 更生計画中ではあるわけでありますが、しかし、私は、航空行政の最大の課題は航空運送事業者の安全の確保であると思いますし、この管理こそ国土交通省の重大な責任だというふうに思っております。  特に、航空法第百三十四条に、安全監査立入検査の項がございます。これは、航空...全文を見る
○中島(隆)委員 人員削減については、更生計画を受ける中で、労働組合の皆さん方も希望退職に積極的に応じておられますし、そういう対応もされております。しかし、対応が異常な状況で、職員のまさに精神的な負担、あるいは安全面で大変な問題が生じつつあるという報告もあるわけでありまして、特に...全文を見る
○中島(隆)委員 時間も来ておりますので八ツ場ダムの問題については終わりますが、これについて、先ほど穀田議員からもございました。八ツ場ダムについての最大流量の観測の資料が確認されないとか、あるいは流域分割図、流出モデル図が公開できない、こういうことが表明されていますが、今申されま...全文を見る
○中島(隆)委員 時間が参りましたのでこれで終わりますが、今後の他のダムの検証にも大きな影響を与える課題でありますので、ぜひ全国のモデルとして推進していただきますよう心からお願い申し上げて、私の質問を終わります。  ありがとうございました。
11月12日第176回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第3号
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○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。  政治と金の問題、選挙制度の問題について大臣にお伺いをいたします。大臣は民間出身で職務を担っておられる大臣でございますので、国民の目線で率直な御意見をいただければ幸いであります。  最初に、いわゆる政治と金、国会議員の政治...全文を見る
○中島(隆)委員 まず、政治倫理は自己の責任、これが十分問われるということであります。  次に、これまでも質問いただいておりますが、民主党の小沢元代表の政治資金問題についてお尋ねいたします。  この問題は、検察で不起訴になった後、検察審査会で強制起訴となっておるわけであります...全文を見る
○中島(隆)委員 この問題については、再三予算委員会でも大変な審議がございまして、菅総理からも、最終的な判断はみずから行うという答弁までされております。国会の審議が政治と金の問題を繰り返し議論をする中で、国民の納得のいく解決になっていないということでございますので、これも担当所管...全文を見る
○中島(隆)委員 基本的には個人献金でやるべきだ、我が党もまさにそう思っているわけです。そのためには、やはり選挙資金制度そのものを根本的に変えて、運動のあり方も含めて検討していく必要があるのではないかなというふうに思います。  そこで、関連ですが、副大臣にお尋ねしたいので、三年...全文を見る
○中島(隆)委員 ぜひ、政治と金の問題、国民の信頼を得るためにも、企業・団体献金を一日も早く廃止できるようにひとつ御努力をいただきたいと思います。  それでは次に、選挙制度をめぐる問題についてお尋ねいたします。  国会の定数、あるいは選挙制度の問題についてでございますが、国政...全文を見る
○中島(隆)委員 そこで、次に、参議院選挙の問題について、マニフェストをそれぞれ各政党が掲げられております。民主党さんは、参議院の定数を四十削減、衆議院議員の比例定数八十削減を打ち出しておられます。自民党さんは、国会議員の定数を六年間で三割削減としておられます。  私は、国会議...全文を見る
○中島(隆)委員 一番の基本は、行政改革の視点と、民意をどう反映するかということでございます。特に、小選挙区であれば、死に票が大変出るわけでありまして、民意がそがれるわけでありまして、この比例区というのが民意の反映には私は一番ふさわしいというふうに思っておりますし、今後国会の議論...全文を見る
○中島(隆)委員 私は出身は熊本ですが、熊本の選挙区の中でも、人口が一極に集中している関係で、県会議員の選挙と衆議院の選挙区が割れているんですね。衆議院の選挙区の方が小さくて、全市一区で県会議員の選挙をやる、こういう矛盾が出ているわけです。  地方にあっては、人口が減少していま...全文を見る
11月16日第176回国会 衆議院 本会議 第9号
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○中島隆利君 社会民主党・市民連合の中島隆利です。  ただいま議題となりましたAPEC首脳会議に関する報告について、菅総理にお伺いします。(拍手)  アジア太平洋地域は、世界の成長を担いつつある一方、この地域に先進国もあれば途上国も多く含まれているように、経済格差や貧困問題も...全文を見る
11月26日第176回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第4号
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○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。  提出されました政治資金規正法、政党助成法の改正案に質問する前に、法案提出者に、昨今の政治と金をめぐる問題につきまして認識をお伺いしたいと思います。  先日も、一般質疑で総務大臣にお聞きをいたしました。国会議員の政治資金を...全文を見る
○中島(隆)委員 政治資金規正制度は選挙の公正性、透明性を国民に示すという意味では非常に重要でありますが、その法律が、代表者である議員あるいは会計責任者等が正確にしていないと、疑惑が問われたら、代表者である議員が国会で証言をすべきだというふうに我が党も、小沢さんに含めて、政倫審等...全文を見る
○中島(隆)委員 虚偽記載あるいは今指摘しましたような記載、使途等を含めて、やはり政治資金を厳格にやる必要があると思いますので、こういう観点につきましても、今後、政治資金規正の中でさらに検討いただく必要があるのではないかというふうに思っております。  次に、企業・団体献金の禁止...全文を見る
○中島(隆)委員 政治に対する信頼回復は、まずは献金を国民に透明性を持つ個人献金中心にすべきだというふうに思っております。公明党さんの協議会提案、私どもも賛成であります。ぜひそういう協議を促進していきたいというふうに思っております。  それでは、改正案の内容についてお伺いをいた...全文を見る
○中島(隆)委員 次に、法案提出者にお聞きをいたします。  改正案では、この双方または選任か監督のいずれか一方で問題が生じていれば政治団体の代表者も処罰されることになるわけでありますが、秘書の責任にして言い逃れることを封じることをねらいにしたものだと思います。  改めまして、...全文を見る
○中島(隆)委員 確かに、今回の改正で国会議員の言い逃れを防ぐ効果があるというふうに思います。  ただ、現行法では、相当の注意を怠っていた場合に問題になるわけでありまして、これを改正されたというふうに思いますが、この相当の注意といったものの具体的な中身でございますが、先ほど来そ...全文を見る
○中島(隆)委員 選任と監督の責任、今お答えがありました。人柄とか態度とか、こういうことでありますが、問題は、記載された中身の虚偽であるかどうかという判断、この把握が非常に重要であると思いますし、この法律が施行されれば、両方の責任を問い、さらには代表者を最大の責任者として問うてい...全文を見る
○中島(隆)委員 時間が来ましたようですから。  今回の公明党さんの法改正の提案、私ども賛同いたします。  やはり政治資金規正法、まだまだ国民の批判を買っております。何としても政治資金規正法に基づく適正な処理と透明性、そして説明責任、これが必要だと思いますので、そういう立場で...全文を見る