中島隆利

なかしまたかとし



当選回数回

中島隆利の2011年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月24日第177回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第1号
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○中島(隆)委員 これより会議を開きます。  衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。  これより委員長の互選を行います。
○中島(隆)委員 ただいまの江藤拓君の動議に御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中島(隆)委員 御異議なしと認めます。よって、奥村展三君が委員長に御当選になりました。     〔拍手〕  委員長奥村展三君に本席を譲ります。     〔奥村委員長、委員長席に着く〕
02月10日第177回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。  本日は、雇用問題を中心に質問をいたしますが、前段に、事業仕分けなど、独立行政法人や政府関連公益法人の事業見直しから生ずる職員の雇用問題について、まずお聞きをしたいと思います。  昨年の四月と五月に行われました事業仕分けの...全文を見る
○中島(隆)委員 ただいまの蓮舫大臣の答弁、まことに、今のような確認でぜひお願いをしたいと思います。  特に独立行政法人は、これは橋本行革のときに特殊法人の見直しの中で独立法人が設立されてきたわけであります。しかし、それ以降、この行革見直し、公務員制の見直しの中で、逐次見直しさ...全文を見る
○中島(隆)委員 今の数は了解をいたしました。  それで、具体的な話をいたしたいと思いますが、事業仕分けで私が担当いたしました公益法人の事業に、財団法人国際協力推進協会、APICという組織でありますが、国際協力プラザ事業があります。判定は事業の廃止で、所管の外務省みずからが事業...全文を見る
○中島(隆)委員 状況については今お尋ねいたしたわけでありますが、聞くところによりますと、年度末、この三月末で外務省では今のように解雇、事業を廃止するという方向でありますが、全員解雇ということで進められているような気がいたすわけです。  APICの事業の廃止はそういう方向で進む...全文を見る
○中島(隆)委員 ただいまの回答は了解をいたしますが、特に政府関連公益法人は、御存じのとおり、国の仕事を委託するわけでありますので当然国の行政を担った方々でありますので、十分そのような配慮をお願いしたいと思います。  次に、雇用問題それから賃金情勢についてお尋ねをしたいと思いま...全文を見る
○中島(隆)委員 特に学卒者、新規卒業の方々の就職難というのは大変な状況にございます。ちなみに、学卒未就職者、長期の失業が一年以上の方は百万人に上ると言われております。新卒者が六八・八%、四割近くが就職できない。しかも百万人が就職できないでそのまま離職をされている、未就職という状...全文を見る
○中島(隆)委員 国も地方も今、非常に財政が赤字でございます。そして、賃下げは特に家計を大変厳しい状況に追い込んでいるわけです。しかし、日銀の資金循環統計によりますと、金融機関を除く民間の企業が保有する現金預金の残高が、昨年九月末時点で、過去最高の二百五兆九千七百二十二億円に達し...全文を見る
○中島(隆)委員 今の決意でぜひ臨んでいただきたいと思います。円高、デフレを回復するためには、やはり国内の投資と働く皆さん方の所得を上げることが一番重要だと思いますので、ぜひそのような姿勢でお願いしたいと思います。  さて、政府は、最近の雇用情勢について、持ち直しの動きが広がり...全文を見る
○中島(隆)委員 実情は今のような実情ですが、特に雇用対策については、政権がかわりましても、前政権時代から非常に雇用対策は次から次に結果としては行われているんですけれども、結果は正規雇用に十分つながっていない、こういう状況です。  先ほど言いました非正規の労働者が、二十二年度末...全文を見る
○中島(隆)委員 もう一点、雇用保険の現状についてお尋ねしたいと思います。  有効求人倍率が低く、なおかつ正規雇用の求人が少ないとなると、求職活動の期間が長期化するわけでありまして、そうしますと、失業手当の給付期間が切れてしまいます。そこで、所得がほとんどないまま求職活動を余儀...全文を見る
○中島(隆)委員 失業者の中で七二%も失業手当の給付が受けられないということは、全く生活そのものが大変な困窮の中で求職活動をされているという現状であると思います。そういう面では、雇用期間の見直し、あるいはそういう方々の就職支援、これらの強化が必要ではないかというふうに思っておりま...全文を見る
○中島(隆)委員 先ほど、数字も、保険適用を受けていない方の数も七二%と出ていました。これは、これまでの雇用保険の改悪といいますか、要するに、期間を短縮あるいは支給額も減らすという、やはりこれまでの雇用保険の改悪があったためだというふうに思っています。  失業中も、失業した方は...全文を見る
02月15日第177回国会 衆議院 本会議 第4号
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○中島隆利君 社会民主党の中島隆利です。  社会民主党・市民連合を代表し、ただいま議題となりました国税二法案に対し、菅総理にお伺いします。(拍手)  最初に、公債発行特例法案について質問します。  来年度当初予算は、過去最大の九十二・四兆円、公債発行額は昨年と同規模の約四十...全文を見る
02月23日第177回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。  冒頭に、先日起きましたニュージーランドの地震の被災に遭われましたニュージーランド国民の皆さん、また、日本の国民の皆さんも被災をされています。心からお見舞いを申し上げたいと思います。日本留学生の方々等の早急なる救出に政府は全...全文を見る
○中島(隆)委員 前原大臣が出席をされました五木村の住民との意見交換です。議事録がここにあるんですが、これをちょっと紹介したいと思います。  これは前原大臣の答弁でありますが、我々は、この川辺川ダム、そして財政措置というものをしっかり設けた上で、皆さん方が安心してこの地域で暮ら...全文を見る
○中島(隆)委員 今の点は、三点目でまた再度総理と大臣にお聞きしますので、後に譲りたいと思います。  二点目は、荒瀬ダム撤去についてであります。  県営ダムということでありまして、ダムの撤去費用に関して、今後最小限にとどめるために、技術的な支援等については国が今御支援をいただ...全文を見る
○中島(隆)委員 今おっしゃったように、私も平成十四年に市長をやっておりまして、そのときに、菅総理も、球磨、川辺川、荒瀬も視察をしていただきました。地元は、今話が大臣からありましたように、三十三年ですから、もう五十二年たつんですね。もう老朽化に匹敵するんです。しかも、私の市長のと...全文を見る
○中島(隆)委員 それでは、時間がありませんので先に参ります。  第三点目ですが、これは先ほど前段の質問と同じですが、昨年六月から八回開かれています。それで、開かれていない理由はわかっているんですが、八ツ場ダムにはこれまで、前原大臣それから馬淵大臣、それぞれ現地に行かれています...全文を見る
○中島(隆)委員 それでは、もう時間がありませんので、次に参りたいと思います。  労働行政の問題ですが、第一点目は、労働行政の体制の整備であります。  これは、社民党に労働対策本部をつくりまして、全国のハローワークを含めて、大学、高校、今非常に問題になっております新規卒業者の...全文を見る
03月09日第177回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号
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○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。  私は先日、二月二十三日、予算委員会で大畠大臣にお伺いしました内容について、確認を含めて、川辺川ダム問題、五木村再建法案の点について質問させていただきたいと思います。  先日の予算委員会で、大臣は、川辺川ダムを一つのモデル...全文を見る
○中島(隆)委員 進捗状況を見ながら検討するということですが、協議が調っていないから再建法案を提出するのを見送ったということですかね。その点も再確認です。
○中島(隆)委員 そこで、大臣にお伺いいたしますが、大臣が一月十八日、これは熊日、地元の新聞ですが、インタビューを受けられて答えておられます。その見送った理由について、「大事な視点だが、国会の情勢が厳しく、(法案を提出するかどうか検討する)俎上に載らなかった」、こういう報道が載り...全文を見る
○中島(隆)委員 今後の生活再建法案の提出予定の問題ですが、その前に、地元からは、この前の予算委員会でも質問したんですが、政権交代が起きて、前原大臣が現地に行かれて、そしてあの三百人という住民の中で、本当にあの住民の反対の意見の中で、厳しい追及がありました。その中で前原大臣は、通...全文を見る
○中島(隆)委員 五木村の状況をちょっと申し上げますと、この計画の出る前は人口が六千人いたんです。今は千三百八十人です。四分の一に減少。子供が百四十三人おったのに、今は七十三人、もうあと五年したら五十人になる。年に四、五人しか子供は生まれない。まさに三十六のうち二十三が限界集落。...全文を見る
○中島(隆)委員 今、改めて、地元の意向を酌むためにも訪問をしたい、地元に行って話をするという決意をいただきました。  先ほど、午前中の小渕議員の質問の中でも、対話がないと信頼が得られないということも述べられました。そして、大臣の発言は重いと。前原大臣だけじゃなくて、やはり歴代...全文を見る
○中島(隆)委員 次に、社会資本整備交付金の予算の使途の関係で質問させていただきます。  これは昨年からスタートしたわけですが、当初予算で二兆一千六百七十七億、補正予算で千八百五十四億を計上してあるんです。これは、地方の自由度、使い勝手が飛躍的に向上する、こういううたい文句で実...全文を見る
○中島(隆)委員 事業体として交付されるから把握できないということですが、しかし、地方自治体としては、社会資本整備交付金の制度、あるいは今後のより使い勝手のいい新しい事業を、できるだけ生活に密着した事業をやりたいという希望があるわけですから、予算の獲得、十分な配分とそれから使い方...全文を見る
○中島(隆)委員 時間が来ておりますので、要望を最後にしておきたいと思います。  特に公共事業、先ほど来、生活インフラ、地域に必要な事業は当然進めるということで確認をいただきましたし、もう一つ、進め方として、今はダムによらない治水の検証が始まっています。ダム中止も、新しい段階に...全文を見る
03月17日第177回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第2号
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○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。  今回の東北地方太平洋沖地震で犠牲に遭われた方々に、まず心から哀悼の意をあらわしたいと思います。  特に、我が党も対策会議を開きながら支援対策の要望をいたしておりますが、一万四千人にも上る安否不確認の方がいらっしゃいます。...全文を見る
○中島(隆)委員 特に、後段述べられました、もう役場そのものが流失をして、有権者名簿等々を全く把握できないところもございますし、それぞれ、地域の状況を踏まえて慎重に対応していただきたいと思います。  それから最後に、被災地の復興支援が最優先であると思います。しかし、その被災地の...全文を見る
○中島(隆)委員 復興支援が最大の課題でございます。復興支援をしながらの選挙ということであれば、十分、その点の指導をよろしくお願いしておきたいと思います。  終わります。
03月23日第177回国会 衆議院 国土交通委員会 第4号
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○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。  未曾有の災害で犠牲になられた方々に、まず心から哀悼の意をあらわしたいと思います。まだ安否が不明な方が一万人以上おられます。一日も早い発見と被災地の復興、一刻も早く進むように、政府並びに国会にも、全力を挙げていくことが必要で...全文を見る
○中島(隆)委員 特に二十キロ—三十キロ圏内、今、自衛隊とかそういう公的な支援の輸送対応がとられていますが、特にコンビニ、スーパー、こういう店等に物が全く届かないという状況にございます。ぜひ関係機関と連携をしていただいて、そういう圏域の退避者の皆さん方に食料が届くような形の輸送体...全文を見る
○中島(隆)委員 中小の鉄道会社についてはそういう配慮がまだまだ不十分であるというふうに言われています。通勤通学、生活に全く支障を来しているわけでありますので、ぜひ、計画停電の内部の組分けも含めて十分関係機関と協議をしていただいて、輸送確保をお願いしたいと思います。  次に、三...全文を見る
○中島(隆)委員 特に被災地域については、そういう関係各省庁連携をして、ガソリン、軽油等の確保と輸送については体制がとられていると思います。しかし、ここを今御指摘したのは、私は、計画停電区域の、エリア以外で公共交通を支えているバス、ここが燃料不足で動かない、こうなったら、ますます...全文を見る
○中島(隆)委員 二千カ所のうち七十カ所解消であとは歩道関係ということで、まだほとんど改良が進んでいない状況ではないかと思います。今回の法案は、これをさらに促進するという法案だと思います。  もう一つ、これは要望だけしておきたいと思いますが、あかずの踏切とかボトルネック踏切、ボ...全文を見る
03月25日第177回国会 衆議院 国土交通委員会 第5号
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○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。  東日本震災で亡くなられました方々にまず心からお悔やみ申し上げ、また、被災を受けられました方々にお見舞いを申し上げたいと思います。  まず、今回の東北地方を襲った地震と津波では、多くの港湾労働者の方々も、亡くなられたり行方...全文を見る
○中島(隆)委員 今の御答弁ですが、何らかのということで、数も出ないし被害の状況もまだ把握されていないということではないかというふうに思うんです。  これに加えまして、今話がありましたように、漁港が百十八カ所あるんです、岩手、宮城、福島三県。もう漁港はほぼ壊滅的です。これは国土...全文を見る
○中島(隆)委員 次に、港湾の復興なり、費用負担の手法についてお尋ねしたいと思います。  阪神・淡路大震災では、神戸港では大きな被害をこうむりまして、平成七年の運輸白書でも述べられておりますが、被害総額一兆四百億円、平成六年から平成十一年まで、二次補正で、震災関係の予算が神戸港...全文を見る
○中島(隆)委員 特に各港湾管理の自治体については、復興その他の震災の被害に大変な財政的な問題がございます。ぜひ阪神・淡路大震災以上の国の支援策で対応していただきたいと思います。  次に、これまでの港湾の規制緩和の問題についてお尋ねいたします。  特に港湾の規制緩和、これまで...全文を見る
○中島(隆)委員 今の御回答では、規制緩和後、貨物量もふえ経営状況もよくなった、そして全産業の賃金を上回っている、災害も減っている、こういう御回答ですが、私が聞く範囲ではそういう状況認識ではないんですね。本当に厳しい状況の中で港湾労働者は働いているんですよ。もっと重要に今の点を調...全文を見る
○中島(隆)委員 安定協議会の協議ですけれども、これは港湾運営の経営の安定のための協議でありまして、先ほど、港湾労働者へ過度のしわ寄せが及ばないように、こういう配慮の指摘があるわけですが、港湾労働者、働く方々へのしわ寄せなり、こういう労働条件の問題について、やはり規制緩和によって...全文を見る
○中島(隆)委員 これは、今回の法案改正に当たって、交通政策審議会なり、あるいは交通政策審議会に港湾分科会というのがあるんですが、ここの審議がされたのかどうか、港湾局長、お尋ねしたいと思います。
○中島(隆)委員 私も国土交通省のホームページで見たんです。交通政策審議会でも議論されていません。それから、港湾分科会でも、過去何回も開かれていますが、議事録にも載っていません。別途委員会を開いたということでありますが、管理権を民営化に移し、しかも重要港湾を拠点港湾に組みかえる、...全文を見る
○中島(隆)委員 特に、今回の法案を見てみますと、効率的な運営、運営の効率化という言葉がほとんど出てきているんです。それから、法案の三条の二の二項に、「民間の能力を活用した港湾の運営」あるいは「港湾の効率的な運営に関する基本的な事項」、しかも、三条の三の二項には、港湾計画の項です...全文を見る
○中島(隆)委員 先ほどから法案の中身について指摘しましたが、効率化については当然必要です。必要ですが、効率化をやることによってそこに働く労働者の皆さん方が犠牲になるというのが今までの規制緩和です。安心、安全というのは、港湾では一番必要な課題です。そこに働く方々のそういう効率化に...全文を見る
○中島(隆)委員 時間がありませんので、次に、今までも質問いたしましたが、港湾労働者に与える影響の問題で一つだけ質問させていただきたいと思います。  今回の法案の中に、国際戦略港湾運営効率化協議会というのが新設されています。これについては、経営効率化協議会という内容になっていま...全文を見る
○中島(隆)委員 その点は、特に港湾労働者の皆さんの意見が反映できる協議、そういうことをひとつ検討いただきたいと思います。  時間がありませんので、最後に大臣にお伺いいたします。  特に港湾運送事業法の問題、これは再三質問しているんですが、大臣の御地元であります常陸那珂港、こ...全文を見る
○中島(隆)委員 時間が参りましたので、最後に要望だけ申し上げておきたいと思います。  この法案改正については、我が党としては、働く皆さん方の問題、あるいはさらに効率化一辺倒の規制緩和が進むのではないかという心配を非常にしています。  そこで、お願いでありますが、特に港湾とい...全文を見る
03月30日第177回国会 衆議院 国土交通委員会 第6号
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○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。東北地方太平洋沖地震について質問いたします。  東北道や常磐道での交通規制解除に加えまして、鉄道貨物の輸送や港湾使用の復旧も進められてまいりまして、物資輸送の改善が進んでいるわけでありますけれども、しかし、被災地によっては、依...全文を見る
○中島(隆)委員 今報告があったように、かなりの地殻変動、それから移動があっているということで、現在の基点が使えないということですから、当然、今後の復興の測量あるいは計画に着手するのには、この基点が測量されなければできないのではないかなというふうに思うんです。  この測量やり直...全文を見る
○中島(隆)委員 早急にということで、大変な期間も、それから測量もあると思うんですが、特にこの地震による地殻変動、地盤沈下、あるいは海水につかった土地、特に、先ほど若井さんの質問で答弁がありましたけれども、建物関係が二一%、それから道路、公有地が三二%、そのほかはほとんどやはり農...全文を見る
○中島(隆)委員 基点の調査もそうですが、特に、後段で申し上げました農地、あるいはその他の全地域の地盤沈下、こういう地域の専門的な調査、これもあわせてひとつ関係機関と連携してやっていただきたいというふうに思います。  それでは次に、瓦れき、損壊物撤去への支援であります。  こ...全文を見る
○中島(隆)委員 特に瓦れきの仮置き場、これは確保が大変だと思うんです。先ほど港湾局長の方からも、周辺の確保、大変厳しいというふうに言われていたんですが、やはり公有地だけではどうしても足りないのではないかというふうに思うんです。  そこで、民有地を買い上げるか、あるいは借用する...全文を見る
○中島(隆)委員 国の全額負担ということで、各自治体がそのような対応ができるというふうに思いますが、ぜひ、この瓦れきの置き場の確保等を含めて、各県、自治体の具体的な要請に迅速に対応していただきたいと思います。  それでは次に、建築物の罹災証明発行等についてお尋ねをいたします。 ...全文を見る
○中島(隆)委員 特に、被災、罹災の証明発行については当然各自治体が対応すると思うんですが、行政職員が、今の避難の救済あるいは復興等の取り組みで大変な作業量だと思うんですね。ですから、簡素化で、今言った写真とか、そういうことで手続をやるということであります。  しかし、この簡素...全文を見る
○中島(隆)委員 特に罹災証明については、先ほど申しました被災者の生活再建の支援金、あるいは住宅の応急修理の、いろいろな被災の支援措置がございます。これらにこの罹災証明というのは当然必要でありますし、それから、固定資産税の問題とかいろいろな形で、遭われた方々の罹災の証明によって、...全文を見る
○中島(隆)委員 地域の自治体あるいは住民の意向が非常に重要であるという認識、今お伺いしましたが、期間として二十日がたっております。戸数についても三万戸では不足するような状況でございますので、今後、あらゆる形で地元の意向を踏まえて、その声にこたえられるような体制をぜひとっていただ...全文を見る
○中島(隆)委員 今の点については、運送事業関係の救援事業に対してだと思うんですが、これは、今後出てきます、すべての救援事業活動、あるいは地元の事業への発注あるいは雇用、これについては、国土交通省、関係機関と連携をして、復興に当たっての対応、ぜひひとつ十分な対応をお願いしておきた...全文を見る
04月13日第177回国会 衆議院 国土交通委員会 第7号
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○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。  最初に、東日本地震に関連して何点か質問させていただきたいと思います。  大規模災害からの復旧に際して公共交通優先の対策を講じることにつきまして、これまで委員会でも要請をしてまいりました。しかし、被害の全容が明らかになる中...全文を見る
○中島(隆)委員 今後、被災地は特に、先ほどからありますように瓦れきと復興、当面の課題が最大の課題でありますけれども、今後の復興に当たっては、やはり地域住民の足、交通、特にガソリン、いろいろな問題で、マイカーよりも公共交通の輸送というのが大変重大な課題でありますので、その基盤がな...全文を見る
○中島(隆)委員 今年度の予算から三百五億ということで、当初は四百億をオーバーした要求であったわけですが、三百五億ということですけれども、これは全国的な地方公共交通の維持改善であります。特に東北地方の公共交通の再生を考えるならば、当然、今後の復旧予算、補正予算が考えられるわけであ...全文を見る
○中島(隆)委員 民間の活力を生かすということも必要でしょうけれども、しかし、特に都市開発となりますと、民間の投資というのは営利ですから、やはり、投資した見返りをどうとるか、そういう投資的な開発が往々にして多いわけであります。これからは、そういうまちづくりというよりも、魅力あるま...全文を見る
○中島(隆)委員 四十一のうち一カ所、こういうことで、公営住宅は非常に少ないんですが、優良マンションとか、そういう優良なマンションは多いわけでしょうけれども、やはりこれからは、高齢者、低所得者に向けたそういう住宅も必要でありますし、そういう良質の公営住宅の供給にひとつ努力をしてい...全文を見る
○中島(隆)委員 次に、法案の中で、民間の都市開発に対しまして、財団法人民間都市開発推進機構を通じて新たな金融支援が行われるわけでありますが、資金調達に政府保証を与える、こういうこともなされます。今年度予算で六百億円が計上されているわけです。  都市開発プロジェクトに対する融資...全文を見る
○中島(隆)委員 時間がありませんので、最後に一点だけお尋ねいたします。  財団法人の民間都市開発推進機構ですが、これにつきましては、二〇〇九年の十一月に実施されました事業仕分けの第一弾で、まち再生基金の予算計上見送り、こういう結論が出ているわけです。他の基金や貸付事業について...全文を見る
○中島(隆)委員 時間が参りましたので、最後、大臣にお願いだけ申し上げておきたいと思います。  地方都市の環境のおくれというのが、私も非常に危機的な状況にあると思います。都市においては安心で快適な都市づくりが必要でありますけれども、特に高齢者のそういう住環境、それから自然災害に...全文を見る
04月20日第177回国会 衆議院 国土交通委員会 第9号
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○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。  今回の法改正は、これまで答弁がありましたように、高円賃、高専賃、高優賃といった制度が廃止されまして、登録制によるサービスつき高齢者向け住宅に一本化されるわけであります。  過去、例えば、高齢者優良賃貸住宅の目標数を十一万...全文を見る
○中島(隆)委員 大臣には、質問した後、後段、最後に要望を申し上げたいと思います。  日本社会は高齢化の真っただ中にあります。高齢者向け住宅の確保は、介護保険や老人福祉の充実とセットでなければならないと考えております。御承知のように、特別養護老人ホームへの入居希望者が現在四十二...全文を見る
○中島(隆)委員 今、特養関係では十六万戸ということでありますが、四十二万人が待機、入居希望者だということでございますので、これについては、この待機高齢者の皆さん方が入所できるような対応を今後お願いしたいというふうに思います。  それから、療養型についても、延長されましたが、こ...全文を見る
○中島(隆)委員 問題は、高齢者の福祉サービス、あるいは、サービスつきということでございますので、そういうトラブル、あるいは退去等が起こらないように、ぜひ指導をお願いしたいというふうに思います。  次に、今回のサービスつき高齢者向け住宅ですが、要件を備えた施設には、新築、改築工...全文を見る
○中島(隆)委員 特に、都道府県だけではなくて国の方の監督強化等、高齢者の権利擁護について、今後の対応を十分強化していただきたいと思います。  次の質問については穀田議員の方からも質問されておりますが、特に私も指摘しておきたいのは、無届けの有料老人ホーム、これが、以前は六百件あ...全文を見る
○中島(隆)委員 公営住宅の中の空き部屋とか空き住宅を活用して事業者に高齢者住宅を委託する、こういうことになると思うんですが、公営住宅の中に、そういう住宅と併設するということになれば、格差の問題が非常に問題になると思いますので、これについては、やはり高齢者の住宅並みの家賃なりある...全文を見る
○中島(隆)委員 それでは最後に、冒頭大臣に質問いたしましたが、特に、十年間で高齢者向け六十万戸という目標を設定するということを言われました。業界向けの住宅政策ではなくて、高齢者が安心して居住できる介護サービスあるいは福祉サービス、これらがある程度高齢者のために十分に備わったよう...全文を見る
○中島(隆)委員 終わります。
04月21日第177回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第9号
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○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。  最初に、被災地で、住宅や車あるいは工場の設備などローンを組んでいた方が、震災でこれらの資産を失って、改めてローンを組まざるを得ない二重ローンの問題について、まずお聞きをしたいと思います。  この問題につきましては、先日、...全文を見る
○中島(隆)委員 現在、金融円滑化法とか金融の支援、これについてあるわけですけれども、この制度があっても、借り手は担保とか資産が必要であるということですね。  ですから、先ほど来質問の中で中山政務官が答弁されました、やはり返済猶予なりゼロ金利、できるだけ、もう再出発、ゼロよりマ...全文を見る
○中島(隆)委員 被災を受けた船が、十トン以上が八十隻、五トン以下が一万隻という膨大な数に上るわけですね。気仙沼の市長が言われたように、漁業の町で、これが復興しなければ地域復興はないというふうに言われているわけです。ぜひ、これらの早急なる救済支援を強化していただきたいと思います。...全文を見る
○中島(隆)委員 時間が参りました。  特に、雇用問題はこれから大きな課題だと思います。今、安定所だけで十一万ということですが、まだまだ十四万の方が避難されているわけですので、万全な体制をとっていただきたいと思います。  以上で終わります。
04月22日第177回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第4号
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○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。  昨年十一月に北朝鮮が韓国の延坪島を砲撃しました。武力行使をもって主権国家を脅かし、なおかつ民間人にも攻撃を加えたことは許しがたい暴挙だと言わなければなりません。しかし、このことをもって、朝鮮学校への高校無償化適用の審査手続...全文を見る
○中島(隆)委員 拉致問題については、今大臣が申されましたように、人権侵害であり、絶対許せない行為でありますし、この問題については追及をしていかなければならないと我々も思っております。  しかし、朝鮮学校につきましては、韓国籍を得た生徒さんが五三%以上おられますし、教育差別があ...全文を見る
○中島(隆)委員 ことしの年頭、一月四日に前原前外務大臣が、六カ国協議や多国間協議の場だけでなく、日朝間で、拉致、核、ミサイル問題で話し合いができるような状況をつくり出すことが大事だと発言をされております。  先ほど村上議員からも質問がこの点でありましたが、これに対して、北朝鮮...全文を見る
○中島(隆)委員 時間が参りましたのでこれで質問を終わりますが、先ほど来、それぞれ委員からの質問の中で大臣も答弁されました。今ほど、日米韓三国の関係も非常に連携がよくなり、この機をとらえながら解決に努力をしたいという答弁がございました。  特に拉致問題の解決では、この委員会では...全文を見る
04月27日第177回国会 衆議院 国土交通委員会 第10号
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○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利です。  最初に、災害復旧のための土木工事を県、国が代行する法案についてでありますが、対象となる事業が、公共土木施設災害復旧事業費国庫負担法で規定された事業となっています。どれも復旧のために緊急を要する事業だと思います。他方、今回の大規模災...全文を見る
○中島(隆)委員 今答弁がありましたように、先ほど来の質問、答弁にありましたように、十分地元の復興計画をもとにして、全面的な支援で、新たなまちづくりには、地元の期待のできるような復興計画が進むようにお願いをしたいと思います。  今回代行の対象となる復旧事業は、例えば災害復旧の場...全文を見る
○中島(隆)委員 災害復旧の補助事業ということですが、幾分かは地元負担ということになるわけでありまして、これは阪神大震災でも、九九%近く、ほとんど国が補助をするという形になっております。今回、東北地方は、まさに大変な、未曾有の被害でありますし、財政的には大変な困窮が続くわけであり...全文を見る
○中島(隆)委員 今後、大潮は毎回繰り返して来るわけでありまして、特に台風時期も来るわけであります。緊急な応急対策と恒久的な対策、それぞれ国、県、市町村で連携してやるということで大臣も答弁されておりました。万全の体制をとっていただきたいというふうに思います。  それから次に、建...全文を見る
○中島(隆)委員 復興計画は、一番基本は、やはりそれぞれの該当の県、市町村だと思います。しかし、復興構想と各県の計画の総合的な連携がないと、単なる会議をやって、やはり町そのものの構造を復興、変えるという大事業でありますから、そういう面では、的確に国の計画、構想と地元の連携が必要だ...全文を見る
○中島(隆)委員 今後、有識者会議の中で将来的な構想を検討するということでありますが、今回の補正、高速道路の借金の一部を継承したり、あるいは民営化された高速道路各社に料金割引分を税投入する、こういう料金保証をする政策でありますけれども、受益者負担の原則から逸脱しているのではないか...全文を見る
○中島(隆)委員 今後、復興財源としては、二十五、六兆円というかなり膨大な資金が必要であります。新たな財源策が今後検討される必要があると思いますが、特に財源問題については、既存の財政の無駄、これを省く部分も十分必要だというふうに思いますので、今後、財源問題の中で議論をしていきたい...全文を見る
05月11日第177回国会 衆議院 国土交通委員会 第11号
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○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。  私は、まず最初に、瓦れき処理における国の支援状況について三点質問させていただきたいと思います。  一昨日から二日間、被災地であります岩手県、宮城県を、社民党、党首を代表として、一緒に視察させていただきました。両県の知事、...全文を見る
○中島(隆)委員 瓦れき処理については、先ほど質問の中で、仙谷官房副長官が、テレビで放映されましたが、国の直轄で支援を、こういう発言も出ているわけですが、特に、政府がどういう形での支援、直轄で本当にやれるのかどうか。というのは、やはり家の解体、先ほど言いましたように、宮城だけで六...全文を見る
○中島(隆)委員 岩手、宮城、それぞれ瓦れき撤去の状況も違うし、対応も、気仙沼ではほとんど済んでいるけれども、宮城の石巻地域は、まさに家が建ったまま、その中にはヘドロが入っている、悪臭が出ている、もう一日も早く撤去してほしいと。現地に行きますと、解体オーケーとカラーのあれで書いて...全文を見る
○中島(隆)委員 三分の二の補助、瓦れきが入っていれば一〇〇%、そこの判断が、恐らく現地では、ヘドロ、砂利は補助事業だ、こういう受け取り方だと思うんですね。ですから、これだけ大量なヘドロ、砂利が堆積しているわけですから、これも含めて抜本的に考えないといつまでも除去できない、こうい...全文を見る
○中島(隆)委員 用地測量を含めて災害復旧で国が見ると。しかもそれが、四月十五日に通知をして、五月六日ですか、連休中に指示されると。もう二カ月たっているんですね。我々が視察をして、当該市の市長さんから要請、陳情書をもらって、補助がない、こういう訴えを聞くわけで、やはりそういう状況...全文を見る
○中島(隆)委員 仮設住宅は二カ年ということで、その後、復興の計画の中で、今後、住宅問題あるいはまちづくりを含めて考えられると思いますが、やはり公営住宅の復興計画というのはまちづくりの大きな課題です。ですから、早くこれを建設して、安定した住宅に移すということも復興の大きな柱だと思...全文を見る
○中島(隆)委員 時間が参りましたので最後の質問は次に譲りますが、罹災証明の関係ですけれども、これは、特にこの証明が滞っている、全く進まないということです。ですから、他の事業所の支援、あるいは民間の方々の支援、協力をいただいて一日も早く、罹災証明が交付されないと支援の補助が受けら...全文を見る
05月13日第177回国会 衆議院 国土交通委員会 第12号
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○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。  二法案の質問の前に、最初に一問だけ、日本航空の再建問題に関連してお尋ねをしたいと思います。  日本航空は、三月の二十八日に、銀行から融資を受けました二千五百四十九億円をもって、七年間かけて分割返済する予定だったんですが、...全文を見る
○中島(隆)委員 この問題については、更生計画の当初からこの委員会でもそれぞれ指摘をしてまいりました。  今答弁がありましたが、民間の更生計画だということでありますが、特にこの更生計画の実施は、御存じのとおり、一万六千人のグループ全体の削減も目標を達成し、希望退職の目標が、千五...全文を見る
○中島(隆)委員 大畠大臣は、労働運動に精通されておられますので、労働者の立場もおわかりだと思います。先ほど穀田議員からもありました、整理解雇、更生手続が完了したけれども、現場が大変な状況にある。ということは、安全な運航管理を無視した、余りそういうのを想定しなくて強硬に再建がなさ...全文を見る
○中島(隆)委員 経営のスキームを変えて自動的に利益をふやしていく、運営権を徹底させる、こういうような御回答でありますが、特に、先ほど来質問があっていますが、関西には三空港が取り巻いています。  将来の需要予測で、おおむね十年先を見通した場合、旅客需要が緩やかに、貨物需要が堅調...全文を見る
○中島(隆)委員 十一市のそれぞれの関係自治体、経済界を含めて同意を得られているということでありますが、特に今後、伊丹空港それから関空の経営、あるいは旅客者の便に重要な課題でございますので、そのためにもひとつ努力をしていただきたいと思います。  さて、現在の関西空港株式会社が抱...全文を見る
○中島(隆)委員 連帯保証ということですが、配分等については、資産等、した中で配分を決められるということでしょうけれども、この債務について、一日も早い債務の体制がとれるように、今後の対応をお願いしたいと思います。  次に、政府補給金の取り扱いについてでございますが、関西空港の利...全文を見る
○中島(隆)委員 激変緩和で限定的ということですが、これはいつまでなのかわかりませんが、これは昨年、私も事業仕分けに参加をいたしました。その中で、統合を検討されるまでは凍結だということまで結論、方向が出たんですが、七十五億の補給金が現在されております。やはり統合して経営を効率化し...全文を見る
○中島(隆)委員 特に伊丹空港の環境、騒音対策については、裁判もされ、そして第一次から第三次までの確認がされております。現在では小さくなっておりますが、毎年二十億から三十億の環境対策が組まれております。ぜひ、これが徹底して確実に行われるような形を望みたいと思います。  それでは...全文を見る
○中島(隆)委員 時間が参りましたが、特に、日本航空の更生計画の中でも出ましたように、やはり効率化の中で犠牲になるのが働く人たちでございます。ぜひそういう犠牲のないように、今後対応していただきたいと思います。  時間が来ましたので、これで終わります。
05月20日第177回国会 衆議院 厚生労働委員会 第13号
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○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。  質問の前に、震災対策の雇用対策について、一つだけ御要望をさせていただきたいと思います。  震災から二カ月がたっておりますが、先日、私ども社民党で現地の視察を行いました。私も岩手、宮城を視察させていただきました。そこで避難...全文を見る
○中島(隆)委員 市町村独自の取り組みであるとはいえ、介護予防制度の導入時には本当に効果があるのか大きな議論になったことを考えれば、少ない事例、今言われましたように、参加率が低いとか非効率だとかいう意見がございましたが、現に、介護予防事業の参加者は目標の五%に対して〇・五%しかい...全文を見る
○中島(隆)委員 それでは、今回の法改正の関連につきまして質問をいたします。  今回の改正の目玉の一つは、介護予防・日常生活支援総合事業です。この事業では、介護予防、生活援助、権利擁護、社会参加など、地域全体で高齢者の生活を支える総合的で多様なサービスを、自治体が認定した事業、...全文を見る
○中島(隆)委員 それでは四点目ですが、今回の改正のもう一つの目玉が、二十四時間対応定期巡回あるいは随時対応サービスの創設です。前回の改正では夜間対応訪問介護事業が創設されました。この延長線上に新たな事業を行うとしていますが、今きめ細かいサービスが求められていますから、大筋に趣旨...全文を見る
○中島(隆)委員 時間が参りましたので、介護保険制度は高齢化社会を支える上で極めて重要な制度であります。今回の改正が、国による公的負担をふやさない、こういう方向ではなくて、やはりサービス内容を向上させるために公的な負担をふやしていく、こういう必要があると思いますので、そういうこと...全文を見る
05月25日第177回国会 衆議院 国土交通委員会 第14号
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○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。  最初に、旧国鉄に関する法案ですので、関連して国鉄改革のJR不採用問題についてお尋ねをいたします。  旧国鉄の分割・民営化から二十三年が経過をいたし、昨年の四月九日、民主、公明、社民、国民新党の四党で不採用問題の政治的解決...全文を見る
○中島(隆)委員 経過については以上のようなことでありますが、先ほど申されました、四月二十五日に又市副党首が参議院の決算委員会で質問して、大臣と菅首相の答弁は、政党から要請があればという形で、非常に取り組みが消極的で、また対応する姿勢がないのではないか、こういう厳しい追及をしたと...全文を見る
○中島(隆)委員 大臣の前向きな力強いお言葉もいただきました。第一段階が解決ということで、もう二十五年で解決したわけでありまして、それ以上に苦しい、働いた方々の気持ちもあるわけでありますので、ぜひ今の決意で取り組んでいただきたいと思います。  それでは次の、法律の中身についてお...全文を見る
○中島(隆)委員 平成二十一年度の三月決算を見てみますと、JR東日本、JR東海、JR西日本各社の鉄道事業の営業利益でありますが、JR東日本が二千五百億、JR東海が四千百億、それから西日本が六百十億と、鉄道事業本体もしっかりした利益を上げています。しかし、北海道が約二百五十億円損失...全文を見る
○中島(隆)委員 JR並行在来線への支援についてお尋ねをしたいと思うんです。  今回の特例勘定の利益剰余金を、平成三十二年度までの十年間で、貨物調整金一千億円が建設勘定に繰り入れられております。特に、貨物調整対象経費が拡大することによって並行在来線の助成額も引き上げられることに...全文を見る
○中島(隆)委員 二十億円の増額ということでありますから、前回二十二億ですから、四十億近くの予算ということでございます。かなり予算を上乗せしてあるということでありますが、先ほど申しましたように、並行在来線は倒産の寸前にある大変な危機を迎えています。今後の支援策を、さらに強化もあわ...全文を見る
○中島(隆)委員 時間が参りましたので、大臣に予定しておりましたが、要望だけさせていただきます。  在来線の経営のあり方、特に支援については、実情はおわかりのとおりだと思います。特に三陸鉄道の支援、前回も今回も質問がありましたが、百八十億かかる再建があります。ぜひ国の最大限の支...全文を見る
05月27日第177回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第5号
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○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。  本日は、松本外務大臣、御多忙の中、御出席でございますので、大臣にお聞きしたいと思います。  最初に、この間のG8外相会合、日中韓サミットについて、これまで各議員からも質問され、御回答されておりますが、私からも再度、この二...全文を見る
○中島(隆)委員 恐らく、外交問題としては中東、アフリカ情勢に、日本の問題では特に先日の東日本の大震災等あるいは原発事故に世界の目が向く中で、北東アジアの安定や拉致問題の解決に向けて国際世論を喚起する努力は今後も強化をしていただきたいと思います。  そこで、関連してお尋ねをいた...全文を見る
○中島(隆)委員 北朝鮮の拉致問題は対話と圧力という二つの課題で対応されておりますけれども、最終的な解決は、やはり日朝の対話をどう道を開いていくのかというのが重要であります。向こうの対応のあり方もありますけれども、日本としても、対話に向けてのきっかけをどうつくるか、これについても...全文を見る
○中島(隆)委員 北東アジア地域をめぐる緊張は、第一義的には北朝鮮に原因があると考えます。解決に向けては、最終的には対話が頼りになると考えますが、米韓はもちろんですが、中国、ロシアなどとも連携を深めながら、的確な対応を期待したいと思います。  拉致問題解決に向けては、八項目の本...全文を見る
07月13日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第12号
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○中島(隆)委員 中島隆利でございます。  本日は、大変お忙しい中、わざわざ国会に足を運んでいただきまして、参考人の皆さんの貴重な意見を聞かせていただきました。大変ありがとうございました。  私からも、それぞれ参考人の皆さん方に少し質問をさせていただきたいと思います。  ま...全文を見る
○中島(隆)委員 次に、除本参考人にお尋ねをいたします。  原子力事業者に一般負担金あるいは特別負担金が求められているわけであります。しかし、十一の原子力電力事業者に相互扶助で毎年負担金をさせるわけでありますが、その負担金に対して、電力事業者は、事業コストへの算入なり、あるいは...全文を見る
○中島(隆)委員 除本参考人に再度お尋ねいたします。  今も御答弁ありましたし、先ほども述べられました、第一義的には東電の責任であって、それを全うさせるのが政府の責任であるということも申されたわけであります。  そこで、責任と補償主体というのは一体であるべきだというふうに考え...全文を見る
○中島(隆)委員 今後、多額の国の支援も伴うわけですし、国民の負担も伴っていくだろうと思うんですが、やはり基本は、第一義的な責任のある東電が、資産、あらゆる補償を担保しながら払っていく、こういうことが中心ではないかと思います。そういう点で、今のお話は参考にさせていただきたいと思い...全文を見る
○中島(隆)委員 次に、除本参考人にお尋ねいたします。  先ほど来の答弁の中でも、エネルギー政策の転換の時期に来ているのではないかという御意見がございました。将来の原発事故、この補償スキームでは、エネルギー政策の転換を今後進めなければならないだろうというふうに思っております。 ...全文を見る
○中島(隆)委員 時間が参りましたので質疑はこれで終わりますが、先ほど来、四名の参考人の方が申されました。今回の被害補償の財源のあり方、今後の電力の供給体制のあり方、これを含めて、やはりそれぞれの、国の責任、東電の責任、そしてそれにかかわるすべてが、今回の事故を受けて、やはり全面...全文を見る
07月15日第177回国会 衆議院 本会議 第33号
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○中島隆利君 社会民主党の中島隆利です。  私は、社会民主党・市民連合を代表し、二〇一一年度第二次補正予算案について質問をいたします。(拍手)  東日本大震災の発災から四カ月が経過しました。しかし、今なお十万人近くの方が避難生活を強いられ、瓦れき処理の進捗率も三四%にとどまっ...全文を見る
07月28日第177回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第4号
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○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利です。  ほとんど質問項目が重複してしまっておりますが、冒頭に一つだけお願いをしておきたいと思います。  選挙期日の延長については今回三回目を迎えるわけですが、先ほど来お話がありますように、復興復旧、とりわけ新しい町づくりを進めるためには...全文を見る
○中島(隆)委員 県外避難者の把握については、選挙だけじゃなくて、今お話がありました義援金の交付とか、いろいろな形で住民サービス、今後の連携が必要だと思います。ですから、行政の縦じゃなくて横、あるいは自治体関係の連携、これを十分しながら把握をしていただきたいというふうに思います。...全文を見る
○中島(隆)委員 それから、これまでの支援については先ほども出ましたし、これからの支援についても出ました。  統一地方選挙の支援については、被災地の自衛隊とか警察、消防関係の不在者投票を行うために、岩手県遠野市や仙台市に総務省からの派遣がありました。今回の岩手県知事あるいは岩手...全文を見る
○中島(隆)委員 支援につきましては、選挙期間の支援はもちろんでありますが、その準備のための支援も大変必要だと思うので、その点も含めて、やはり準備段階からそういう人的支援が必要であれば、そういう手だての支援をぜひお願いしたいと思います。  最後に、今後想定される支援についてです...全文を見る
○中島(隆)委員 時間が参りましたが、特に人的支援については、やはり被災された方々は選挙の意識そのものも落ちているわけですから、そういう面での支援も含めた支援体制をとっていただきたいし、財政については、復興復旧で大変な状況にありますので、特に万全な支援をよろしくお願いしておきたい...全文を見る
08月02日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第18号
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○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利です。  まず、災害廃棄物処理の現状認識について、環境大臣と議員立法提出者にお尋ねをいたします。  災害廃棄物処理の進捗状況は、七月二十六日時点で、被災三県での瓦れき仮置き場への搬入率は、先ほど来指摘されておりますが、四三%にとどまってい...全文を見る
○中島(隆)委員 今、政府と提出者の方からございました。全く認識が違うわけであります。  私も、やはり未曾有の震災で、大量にある廃棄物だというふうには思います。しかし、もう五カ月以上たって、先ほど来申されたように、廃棄物の処理の残量、あるいは予算の執行状況から見ると、大変なおく...全文を見る
○中島(隆)委員 今それぞれ、この予算の支払い方法、大変複雑だということで、おくれている理由についてお伺いいたしました。  そこで、これは先ほど来再三質問をされているわけでありますが、概算払いして、精算払いして、そして地方交付税で交付する。自治体に返納される資金というのは非常に...全文を見る
○中島(隆)委員 それでは、最後の質問をしたいと思います。  瓦れき処理を通じて、死傷者が伴う事故が起きているというふうに思います。これは、労基署の提出された事故の件数を明らかにしていただきたいと思いますが、特に、廃棄物処理を迅速化する理由で、被災市町村が処理を委託する場合、本...全文を見る
○中島(隆)委員 大臣、御答弁ですか。
○中島(隆)委員 はい。時間が来ましたので、終わります。  八名の死者が出ておりますし、賃金が日給六千円ぐらいで支給されているという現状も聞いております。ぜひ監視を強めていただきたいと思います。  終わります。
10月24日第179回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第3号
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○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。  最初に、山岡大臣に拉致問題に関する八項目の対応方針についてお尋ねをいたします。  菅内閣から野田内閣にかわったことを受けまして、新内閣が拉致問題にどのような基本方針をお持ちなのかについてお尋ねをしたいと思います。  と...全文を見る
○中島(隆)委員 担当大臣として、この八項目に沿って行動していただきますけれども、北朝鮮の拉致の対話、つなぎ、これを何としてもとっていただくということについてもぜひ努力をしていただきたいと思います。  次に、玄葉大臣にお尋ねをいたします。  北朝鮮が約束をした拉致被害者の再調...全文を見る
○中島(隆)委員 特に、六カ国協議に向けての環境整備、先ほど来、それぞれ質問されております。  これまでの経過でも、再度申し上げたいと思いますが、九月にはことし二回目となる南北対話が実施をされました。それから米朝会談も、七月に一年七カ月ぶりに直接交渉が行われました。それから、今...全文を見る
○中島(隆)委員 先ほど来、大臣の所信表明の中でも、対話を拒むものではない、北朝鮮との対話が成果を生むものが重要である、そして核、ミサイル、これも含めてということでありますが、先ほどの指摘もございましたが、日米韓あるいは南北の対話、中国との、朝鮮との対応、こういう協議が進んでおり...全文を見る
○中島(隆)委員 最後に、入国管理局長にお尋ねしたいと思います。  これは、九月に石川県の沖で、小型船による脱北者がございました。男女九人が保護されております。今回のケースは、九人が一時庇護の上陸許可の申請を行いまして、法務省の大村入国センターで聴取を受け、その後、十月四日に韓...全文を見る
○中島(隆)委員 質問を終わりますが、特に拉致問題、それぞれの各国の協議も行われています。ぜひ政府、関係機関が協力をして、一日も早い帰還ができますように御努力をいただきたいと思います。  終わります。
10月26日第179回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号
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○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。  私は、まず最初に、日本航空の再建、経営問題についてお聞きしたいと思います。  ただいま穀田議員からも、それぞれ現場の状況を訴えられて質問がございました。私も、重複する点があるかと思いますが、現場の状況を訴えながら、私の視...全文を見る
○中島(隆)委員 経営努力はもちろん必要でありますが、その前に必要なのは、職員の安全、雇用確保、そしてお客様の安全、これが優先であります。ぜひそういう視点で対応していただきたいと思います。  これはもう要望しておきますが、今、不当解雇の労働争議、裁判が起きていますし、不当労働行...全文を見る
○中島(隆)委員 そこで、この現場の状況、私も先ほど申しましたパイロットの訓練費の問題、あるいはベテラン整備士、機長の退職が続出をしている、そして客室乗務員が、保安要員が少なくて出発前は機内トラブルが多発をしている、こういう御指摘がありました。  そこで、これは日本航空が二〇一...全文を見る
○中島(隆)委員 いや、現状ではそういうスキームがないからということじゃなくて、穀田議員も含めて、私も含めて、これだけ現場の声を、実態を訴えているわけです、報告しているんです。ですから、そういう実情があるわけですから、そういう状況があるかどうか、早急に検証すべきだというふうに思う...全文を見る
○中島(隆)委員 何らかの対応ということで、対応されるということで理解をしたいと思いますが、ぜひ早急に、今の再建計画が本当に、やはり国民の足の安全、空の安全、そして職場に働く皆さん方が意欲を持って再建に臨めるような環境づくりを、国土交通省所管ですからぜひ支援をしていただきたい、対...全文を見る
○中島(隆)委員 有識者会議が取りまとめた中間取りまとめの検証ですけれども、学識経験者や関係住民の意見を聞くことということも含まれています。ところが、この十五件、私も報告を得て、資料を見させていただきました。それを見てみますと、識者や住民の意見を丁寧に聞き、検証されて反映されてい...全文を見る
○中島(隆)委員 後段の方を先に答弁されましたが、まず、後で答弁をされたダムによらない検討する場の論議ですが、いよいよ再開をされました。  この川辺川ダムは、御存じのとおり、八ツ場ダムと同じように、五十年近くの住民の方々の大変な苦渋の選択で、もう既に川辺川ダムの場合は移設のとこ...全文を見る
○中島(隆)委員 では、終わります。
11月10日第179回国会 衆議院 本会議 第7号
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○中島隆利君 社会民主党の中島隆利です。  私は、社会民主党・市民連合を代表し、政府提出の二〇一一年度第三次補正予算につきまして、賛成の立場から討論を行います。(拍手)  総理は本日にもTPP交渉に参加する意思を表明すると報道されています。TPP交渉への参加については、多くの...全文を見る
11月24日第179回国会 衆議院 本会議 第11号
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○中島隆利君 社会民主党の中島隆利です。  社会民主党・市民連合を代表し、ただいま議題となりました政府提出の復興庁設置法案について、総理にお伺いします。(拍手)  東日本大震災復興構想会議の今月十日の会合で、五百旗頭真議長が、政府の復興施策について、率直に言って遅過ぎると苦言...全文を見る
11月28日第179回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第4号
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○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。  横田めぐみさんが十三歳で拉致されてから、この十一月で三十四年が経過をいたします。めぐみさんに関する正確な情報を入手し、一刻も早く帰国していただく、そのための努力が必要であります。先ほど坂本議員から関連の質問がございました。...全文を見る
○中島(隆)委員 情報がすべて正しいのか、あるいはこの情報が、本当にそういう状況があるのかという判断は、当然情報収集しながらただしていくことが必要だと思うんです。  次に、これは先ほど坂本議員からも質問されましたが、週刊朝鮮に掲載された平壌の住民情報の資料を政府が一年前に入手し...全文を見る
○中島(隆)委員 担当大臣にお願いしておきますが、先ほど来、各委員からの質問、ほとんど情報を正確に、すべて個別的には報告できないにしても、いろいろな情報、こんなマスコミに出た問題を含めて、やはり政府として具体的な状況を委員会の中にできるだけ詳しく報告していただいて、委員会と政府と...全文を見る
○中島(隆)委員 そして、関連してですけれども、十一月十七日に、インドネシアのバリ島で、日米韓三カ国の、六カ国協議の首席代表による会議が開催されたと聞いております。これも一部の報道ベースですが、この会議において、日朝間の協議の可能性もテーマに上がったというふうに聞いております。こ...全文を見る
○中島(隆)委員 さて、七月以降、今おっしゃった南北協議二回、米朝会議も二回開かれています。もちろん、北朝鮮への、核開発問題をめぐる、ウラン濃縮活動をやめさせなければならない、このような重要な課題も抱えていたと思いますが、対話の動き、今申されましたが、特に六カ国協議の再開に向けて...全文を見る
○中島(隆)委員 最後にですけれども、先ほど来、平壌でのワールドカップの大会の状況もありました。大変な対日、日朝の関係で対話をやっていくというのは大変難しい部分もあるかもしれませんが、特に六カ国協議の開催に向けて、米朝あるいは南北対話、これが頻繁に行われている、そして六カ国協議の...全文を見る
○中島(隆)委員 時間が来ましたので。  米朝間の中でも、北朝鮮はウラン濃縮の停止に対応する姿勢を示唆したとかいう、こういうニュース等もあっておりますが、やはり今後の、その二〇〇八年というのは、拉致と核とミサイル、この三つの包括的な解決でありますけれども、ぜひ、日朝間の対話の、...全文を見る
11月29日第179回国会 衆議院 国土交通委員会 第4号
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○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利です。  東日本大震災と阪神・淡路大震災との大きな相違点は津波被害にありました。東海、東南海、南海地震などの大規模地震を想定し、津波防災をできる限り進めていくことは賛成であります。その観点から何点か質問させていただきます。  最初に、津波...全文を見る
○中島(隆)委員 なぜこのような質問をするかといいますと、今回の東日本大震災では、宮城県の牡鹿半島では最大一・二メートル、そこから広範囲に、東日本全体ですけれども、太平洋沿岸、大規模な地盤沈下が起こっております。地盤沈下がもたらす冠水など、今対策はとられておりますが、石巻市は深刻...全文を見る
○中島(隆)委員 今回の法案は津波が中心でありますけれども、先ほど来指摘があっていますように、ハザードマップでは地震の大きなそういうがけ崩れなり、あるいは地盤沈下なり、こういうのも想定をされるわけですので、ぜひそういう課題についても、今後必要ではないかという御指摘をしておきたいと...全文を見る
○中島(隆)委員 もちろん防災のための事業を否定するわけではありませんが、懸念されることは、防災に名をかりた不必要な事業なり、あるいは乱開発が進むのではないかという心配をするわけであります。  この点、都道府県による津波浸水想定の設定や、市町村による推進計画の作成などの段階で国...全文を見る
○中島(隆)委員 次に、地価の乱高下対策についてお尋ねいたします。  国税庁が、被災地の地価の下落を路線価に反映させる調整率を発表いたしました。それによりますと、福島第一原発周辺を除く、岩手、宮城、福島の被災地は〇・二から〇・三の調整率となっています。すなわち、震災前の路線価格...全文を見る
○中島(隆)委員 今後の復興には、やはり居住、これを早急に万全な体制をとるということが一番必要であります。先ほど前段に申し上げましたように、土地の高騰も続きますし、あるいは従前の土地の価格が下がる、こういう中では復興は不可能でありますので、そういう監視、対処について十分な対応をと...全文を見る
○中島(隆)委員 時間も残り少ないわけで、七点をちょっと外しまして、最後の質問をさせていただきたいと思います。  今回は、水防法の改正で、目的規定に新たに津波を加えるとともに、水防団員の安全確保への配慮が盛り込まれました。  これはいいわけでありますが、今回の震災で、住民の安...全文を見る
○中島(隆)委員 時間が参りましたが、三県の消防団を調査されたら、三〇%がやめたい、こういう調査の結果も出ているということであります。防災は、何といっても消防団の方々が第一義に対策をされるわけですので、万全な今後の対策をとっていただきたいと思います。  終わります。