中島隆利

なかしまたかとし



当選回数回

中島隆利の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月02日第180回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。  私は、質問に入る前に一言、沖縄防衛局長の講話問題について触れておきたいと思います。  五日告示の宜野湾市長選挙を前に沖縄防衛局長が職員に対し選挙絡みの講話を行ったことは、これ自体が、公職選挙法あるいは国家公務員法に違反す...全文を見る
○中島(隆)委員 これまで約一年半にわたりまして、五万人近くの方が救済申請をされています。最近でも、昨年十一月に五百七十一名、十二月に七百九十八名、毎月五百人を超える方が申請をされています。早期締め切りには極めて慎重であるべきだというふうに思います。蒲島知事も早期打ち切りに反対を...全文を見る
○中島(隆)委員 それでは、三月をめどで締め切るということではなくて、全ての方の申請を受け付けるために努力をするということであれば、その期間はどういうふうにお考えですか。
○中島(隆)委員 患者団体の一つで、一月二十二日に五百人規模の検診をされました。そういう中でも、対象地域以外でも九八%から九一%の感覚障害が判定されております。ですから、潜在的な患者が非常に多いということでございますし、それから、今大臣も言われたように、これはもう五十六年たってい...全文を見る
02月03日第180回国会 衆議院 本会議 第4号
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○中島隆利君 社会民主党の中島隆利です。  社会民主党・市民連合を代表し、二〇一一年度一般会計補正予算及び特別会計補正予算につきまして、賛成の立場で討論をいたします。(拍手)  冒頭、沖縄防衛局長の講話問題、福島第一原発事故をめぐる政府会議の議事録未作成、さらには年金改革の試...全文を見る
02月20日第180回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。  最初に、八ツ場ダム建設問題の決定と民主党のマニフェストの関連について、官房長官と国土交通大臣にお尋ねいたします。  二〇〇九年総選挙の民主党のマニフェストにおきまして、「川辺川ダム、八ツ場ダムは中止。時代に合わない国の大...全文を見る
○中島(隆)委員 マニフェスト、約束したことが必ずしもそのとおりいかない場合があるわけでありまして、しかし、そういう場合は、異なった結論に至った過程をやはり明確にすべきだというふうに思います。今回の再開決定については、十分な説明責任が果たされているというふうには思えません。  ...全文を見る
○中島(隆)委員 有識者の方が検証して瑕疵がないということでありますが、利水の問題もそうでありますが、それぞれの自治体がそれぞれ目標を立てた利水計画のもとにこれが計画されているということはわかるんです。しかし、治水も利水もそうですが、やはり、その基礎になる根拠はどうなのかという検...全文を見る
○中島(隆)委員 それでは次に、この河川整備計画が二〇〇八年の五月をもって中断をしているわけですが、中断をされているその理由について、どこにあるのかをお尋ねしたいと思いますし、もう時間がありませんので、次の質問も含めて質問をさせていただきます。  生活再建法案の作成がおくれた理...全文を見る
○中島(隆)委員 これは、会計検査院が大規模な治水ダム関係の検査をした結果が一月に報告をされております。その中でも大変な指摘がしてあります。河川法が見直されて河川整備計画を平成二十二年の末までにはやるとなっていたのが十三年も放置されている、早く整備計画を立てて、それに基づく洪水調...全文を見る
○中島(隆)委員 ありがとうございました。
03月05日第180回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○中島(隆)分科員 おはようございます。社会民主党の中島でございます。  分科会の最初の質問の機会を与えていただきまして、心からまずお礼を申し上げたいと思います。  補正予算の審議でも、短時間ではございましたが細野大臣に質問をいたしました水俣病問題について、引き続き質問をさせ...全文を見る
○中島(隆)分科員 認定基準そのものは否定をされていないというような御回答でございますが、判決の中にはそのようなくだりがございます。  これは二〇〇四年の関西最高裁の判決でも指摘をされているわけですが、二〇〇四年判決でも感覚障害だけで水俣病だということを認めています。それから、...全文を見る
○中島(隆)分科員 それでは、今、まだ県の方との協議なり相談を受けて協議に入っておられるということではないんですか、そこのところをまず確認したいと思います。
○中島(隆)分科員 先ほどおっしゃった、相談を受けて事務的にはやっていると。これから、恐らく上告の期限というのは限られていまして、十二日ですか、ですから、そういう期間の中で判断をされると思うんですが、今大臣がおっしゃった国の考え方を持って相談を受けるということですが、国はどういう...全文を見る
○中島(隆)分科員 それで、裁判の判決の中で示しております、感覚障害だけで認定をする、唯一の基準とするには十分ではないけれども、運用も適切と言いがたいということを明確に言っているわけですね。  ですから、今の認定基準では、否定はしていないけれども、今の基準では運用も適切と言いが...全文を見る
○中島(隆)分科員 特に、これまでの水俣病の認定あるいは救済の歴史をたどってみますと、もう五十五年経過しているんですね。そして、ずっと裁判が起こって、二〇〇四年の最高裁、二〇一〇年の大阪地裁、そしてまた今回、全てが判決の中で、今の認定基準そのものがやはり患者を切り捨てているんじゃ...全文を見る
○中島(隆)分科員 特措法についても明確にこの条文の中でうたわれています。当然、公健法で判断条件を満たさない、救済を必要とする方々、この方々も水俣病被害者として受けとめるということを明確に確認してあるわけですね。当然、今の特別措置法の対象で救済される方も水俣病の患者だ、だからこそ...全文を見る
○中島(隆)分科員 申請締め切り、七月までということで、健康診断対象にならなかった、今度、特別措置法に関係、救済されなかった方を対象ということでありますが、先ほど指摘しましたように、期限が七月で切られる。そしてさらに、健康のフォローアップ事業をやる、しかも、申請をして対象にならな...全文を見る
○中島(隆)分科員 フォローアップ事業は、この特措法に基づいてということで、その対象外に絞っておられるわけですが、当然、この期限の問題、私は七月に絞るべきではない、やはり、認定申請したいけれどもできない方がもっとたくさんおられるということでありますし、今後も周知をして徹底をされる...全文を見る
○中島(隆)分科員 さらに調査研究の充実化、特に胎児性患者の皆さんに対する対応をよろしくお願いしたいと思います。  次に、水俣病に関する健康調査と不知火海沿岸の一斉健康調査についてです。  これは細野大臣にお尋ねいたしますが、この問題についてはもう何回も私は質問させていただい...全文を見る
○中島(隆)分科員 時間がありませんので、最後に、認定患者や胎児性の患者の福祉施設についてはもう質問いたしませんが、要望にかえさせていただきます。  これは、細野大臣も、胎児性患者の明水園、あるいは施設、視察をされたと思うんですが、胎児性患者の皆さん、大変な苦労、それから、親御...全文を見る
○中島(隆)分科員 地下水と浸出水については問題ないということでありますが、私が指摘しましたように、封じ込めている鋼矢板のセルの問題、それから、八幡プールはその仕切りがない、石垣だけですね。  それともう一つ、恐らく、工事したときの設計が浸水をどう防ぐかということが中心であって...全文を見る
○中島(隆)分科員 耐震の問題、耐久問題、大変な問題、地元として心配されています。県の機関の設置もされました。ぜひ、国も強い関心を持って取り組んでいただきたいと思います。  それでは最後に、大臣にお尋ねいたしますが、水俣条約と命名する際の前提条件です。  というのは、この水俣...全文を見る
○中島(隆)分科員 時間が参りましたのでこれで終わりますが、この判決を受けまして、水俣病の完全救済のために、ぜひひとつ、認定基準の見直しの問題、特措法の関係、十分県と協議をして対応していただきたいと思います。  以上で終わります。
03月14日第180回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号
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○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。  最初に、川辺川のダムによらない治水に関連して質問いたします。  川辺川ダムの建設中止に伴い、ダムによらない治水を検討する場が設置され、二〇〇九年一月に第一回が開催されました。以降、五木村の生活再建をめぐって検討する場の協...全文を見る
○中島(隆)委員 川辺川のダムによらない治水対策については、熊本県の蒲島知事は、東日本大震災を踏まえて、何よりも生命を守ることを最優先にスピード感を持って治水対策を講じるべきであるというふうに述べております。  恐らく、検討される球磨川水系の河川整備計画は、ハード面の整備だけで...全文を見る
○中島(隆)委員 今、経過の説明もありましたように、検討する場で検討が始まってもう既に三年が経過をいたします。それから政権がかわりまして、前原元国土交通大臣が二〇〇九年の九月、現地の五木村を訪問され、直接、五木村の村民の皆さん方に、生活再建法を成立させて地域振興並びに生活再建をや...全文を見る
○中島(隆)委員 今の確認で了解いたしますが、特に要望しておきたいと思います。これは、民主党政権になりましてダムの検証が始まって、八十三のダムが今は検証されています。先ほど午前中の答弁でも、六ダムが中止、それに向けて生活再建法を準備しているんだということですので、この生活再建法を...全文を見る
○中島(隆)委員 この石木ダムの問題についていえば、国土交通委員会で私も何回も取り上げたんです。そしてまた、現地にも何回も行きました。  これは、反対される方、地権者は、三十六年間、反対運動をされているんですね。しかも、この石木ダムの計画の前提となる治水の問題も、利水も非常に問...全文を見る
○中島(隆)委員 自主的にやるべきだというようなことでありますが、現状では、岩手県では、住宅再建のための新築費用を県が独自で最大五百六十万円補助する、あるいは宮城県の仙台市では、高台移転で造成した土地を被災者が借りた場合、最大五十年間は地代を無料にするとか、いろいろな負担軽減を自...全文を見る
○中島(隆)委員 特に、防災集団移転促進事業等は国土交通省の所管です。しかし、これに対して特別交付金を活用するにしても、その要件は国土交通省で決められる、非常に要件が厳しいということで、特に特別交付金は使い勝手が悪いという批判があっていますので、ぜひ各地域の住宅移転に格差がないよ...全文を見る
○中島(隆)委員 今大臣が申されていましたように、鉄路として必ず実施できるように支援をするということですので、ぜひそういうことでお願いしたいと思います。  それでは、都市集中の大型公共事業の再開等について大臣にお尋ねをいたします。  来年度予算案は衆議院を通過いたしました。今...全文を見る
○中島(隆)委員 もう時間が参りましたので、一つ外環道だけ例を言いますと、一キロ一千億という膨大な金がかかる事業であります。そういう予算がかかる大事業であります。  時間が来ましたのでここで終わりますが、最後の八代港の問題については、後ほど担当部の方に要請させていただきたいと思...全文を見る
03月21日第180回国会 衆議院 国土交通委員会 第4号
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○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利です。  最初に、本法案と災害対策基本法など災害対策関係の他の法律との関連についてお尋ねをいたします。  東日本大震災の際、首都圏で起きた大規模な帰宅困難者の問題を踏まえますと、今後予想される首都直下地震などへの対応策を早急に確立すべきで...全文を見る
○中島(隆)委員 この問題については、先ほど来、各議員から指摘をされています。都市再生緊急整備地域の六十三地域だけではこういう災害には対応できないのではないか、こういう御指摘もあっています。やはり地域防災計画という全国的な災害対策があるわけでありますので、先ほどおっしゃったように...全文を見る
○中島(隆)委員 特に今の気候状況の中では台風災害も大変な災害が起こるわけでありまして、特に交通であります。私もこの十五号台風で経験したんですが、東京から新幹線で熊本まで帰る途中、鉄道が通行しない。こういう中で、駅の混雑というのが大変な状況を経験いたしました。そういう面では、地震...全文を見る
○中島(隆)委員 この問題について、先ほど菅原議員あるいは穀田議員からもありました。特に、この法案そのものが、できる規定という形で非常に緩やかであります。民間協力を求める場合には、やはり義務的な規定にすべきではないかという指摘がございました。特に、今後の民間協力については、意識の...全文を見る
○中島(隆)委員 特に避難所あるいは備蓄等については、どういう地域にどういう備蓄があるか、こういう周知徹底がやはり非常に重要だというふうに思います。民間の施設等についても公表、あるいはその施設等についての十分な周知徹底、こういう対応が十分されるように要請をしておきたいと思います。...全文を見る
○中島(隆)委員 次に、帰宅困難者への情報提供の問題であります。  これは、先ほど質問がございました。特に、一斉帰宅抑制方針をいたしますと、当然、共働きの家庭であれば保育所に預けた子供さんあるいは小学生の子供さん、あるいは自宅に要介護者がおられる方、こういう方々に対する、速やか...全文を見る
○中島(隆)委員 時間が参りましたので、最後の質問、帰宅困難者への訓練等でありますが、これも先ほど来出ました二月三日、東京でも一万人の参加でございましたし、その他の自治体でも今取り組まれています。この訓練にもぜひ国も積極的に参加をしていただいて、特に、やはり防災というのはまず備え...全文を見る
04月11日第180回国会 衆議院 国土交通委員会 第5号
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○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。  最初に、三月末をもって終了した東日本大震災に伴う東北の高速道路無料化についてお尋ねをいたします。  例外として、原発事故の避難者が九月まで、沿岸部の被災地での瓦れき処理のボランティア車両が六月まで無料となります。しかし、...全文を見る
○中島(隆)委員 高速道路無料化が震災発生時の緊急的な措置で、阪神・淡路大震災でもそれほど長期間行われなかったことも理解はしているんです。しかし、今回は、地震と津波、原発事故が加わり、しかも被災地が広範囲にわたっている事情も勘案すれば、もう少し無料化を継続してよかったのではないか...全文を見る
○中島(隆)委員 先ほど副大臣の冒頭の答弁の中でも、四月、予算が計上されなかった、こういうことと、今御答弁もありましたように、無料化が自治体と高速道路会社での協議と、こういう非常に、主体的な対応というか、国の責任ある無料化の対応ではないのではないかという気がいたします。  とい...全文を見る
○中島(隆)委員 今御答弁ありました自治会、利用者の団体とは一回なのかどうか。それから、今答弁されました政策的な課題については、国、地方の役割を明確にしながら対応する部分、あるいは企業的な役割で民間に移行する部分ということで今御答弁があったんですが、そういう組織分けを明確にした将...全文を見る
○中島(隆)委員 特に、UR賃貸住宅は七十六万戸、その中に二百万人近くが入居されています。日々生活を営んでおられるわけでありますが、その居住の実態を調べてみますと、六十歳以上の世帯が約七〇%、年金生活者が急増して、世帯年収が三百七十五万円以下の人が七〇%、中でも二百五十一万円以下...全文を見る
○中島(隆)委員 例えば普通作業員の労務単価を見たときに、岩手、宮城の被災県は、労務単価が引き上げられたとはいえ、一万一千八百円であります。神奈川県と比較しますと二千六百円も低いのが現状であります。仮にこの設計単価を日給として二十日間働いた場合、五万円を超える格差があるわけです。...全文を見る
○中島(隆)委員 その契約の方式ですけれども、この設計労務単価の留意事項でこういう記載があるんです。「公共工事の工事費の積算に用いるためのものであり、下請契約等における労務単価や雇用契約における労働者への支払い賃金を拘束するものではない。」こういう明記までしてあるんですね。要する...全文を見る
○中島(隆)委員 時間が参りましたので、終わります。ありがとうございました。
05月11日第180回国会 衆議院 本会議 第20号
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○中島隆利君 社会民主党・市民連合を代表し、消費増税関連二法案について質問をいたします。(拍手)  深刻なデフレ不況で、国民生活は疲弊しています。国税庁の民間給与所得調査の結果を見ると、リーマン・ショック前の二〇〇七年度と二〇一〇年度の比較で、平均年収がマイナス二十五万円。十五...全文を見る
05月18日第180回国会 衆議院 国土交通委員会 第7号
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○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。  本日は、三人の参考人の皆さん方、大変貴重な御意見、そしてまた、いろいろな御質疑に御丁寧な御回答をいただいていること、まず心からお礼申し上げたいと思います。  私も今まで、この事故の背景あるいは経緯、そしてまた、今の質疑の...全文を見る
○中島(隆)委員 今、発足以来、八十九業者の中には、バス会社だけじゃなくて、企画業者、旅行業者も含めた連携をやってきたということでございますが、その中で、やはり先ほどから問題になっています運賃・料金の問題、低コストで受注、発注、この関係が大きな問題であったと思うんですが、業界の中...全文を見る
○中島(隆)委員 三人の参考人の皆さん方にお尋ねしたいと思いますが、これまでの発言、それから三人の皆さんの御発言の中で、二〇〇〇年以降の規制緩和、これがやはり問題の大きな背景にあるように伺います。  特に、一九九九年、二千三百三十六社、それが二〇一〇年には四千四百九十二社、倍増...全文を見る
○中島(隆)委員 今、規制緩和についてお三方の考えを聞きました。  問題はやはり、規制緩和、自由化によって業界がふえ、今、安部先生がおっしゃったように、労働コスト、車両コスト、そこに全部犠牲が行って事故が起きているという実態が明らかになったわけであります。要するに、まず先ほど言...全文を見る
○中島(隆)委員 時間が参りましたので、終わります。どうもありがとうございました。
05月22日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第5号
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○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。  最初に、総理にお伺いいたします。  二〇〇九年の総選挙で社民党は、民主党、国民新党とともに、政権交代を掲げて戦いました。そして、選挙後に連立政権が発足をしました。総理、このとき三党で結んだ政策合意で最重点とした課題は何だ...全文を見る
○中島(隆)委員 今申されましたように、政権交代後に家計を温める政策が全く実現していないとは言いません。今申されましたように、高校授業料の無償化、あるいは農業の戸別所得補償の実施など、社民党も一緒に進めてきた政策でもあります。これについては評価をしているわけであります。しかしなが...全文を見る
○中島(隆)委員 安住大臣、大臣は、今の経済状況であれば消費税の引き上げは可能だ、こういう認識を予算案の審議の答弁で申されております。しかし、先ほどから述べましたように、家計は依然として疲弊をしています。そこに十三・五兆円という超弩級の負担増が加わります。  安住大臣は、それで...全文を見る
○中島(隆)委員 少し景気は回復の基調にあるわけですけれども、しかし、経済産業省の工業統計を見てみますと、製造業の付加価値生産額は、リーマン・ショック前の二〇〇八年八月と最新の数字、ことしの二月でありますが、比較すると八%落ち込んでいます。同様に、製造業の施設の稼働率も八・二%低...全文を見る
○中島(隆)委員 日本の社会は、少子高齢化が世界でも例のない速度で進んでおります。国民の所得における租税負担率が主要先進国では最低ラインにある現状で、安心した社会保障制度の構築が難しいことは理解をいたしますが、しかし、負担増を国民に求める際には、実施する時期はいつなのかを慎重に検...全文を見る
○中島(隆)委員 今、小泉構造改革の問題について少し申し上げましたが、少し実態を申し上げたいと思います。  というのは、小泉構造改革で今の雇用環境を破壊したのは、私は、派遣労働法の自由化なり、いろいろな自由化、規制緩和による今の労働環境だと思うんです。  最近の労働調査を見て...全文を見る
○中島(隆)委員 この問題を取り上げたのは、閣僚懇談会での確認で指示をされたということでありますが、この法のとおり、自律的、自主的な交渉を、それを今からやるということですから、ぜひ今後、やはりそういう給与の削減で東日本を支える、こういうことは、みんな国民もそういう理解ができるわけ...全文を見る
○中島(隆)委員 質問通告でも総理に御答弁をお願いしておりますので、御指名したときにはその答弁をぜひ、委員長からお願いしたいと思います。  さらにお聞きしますが、政府は社会保障費が毎年一兆円自然にふえるとおっしゃっています。この根拠についてはまた改めて質問いたしますが、今回増税...全文を見る
○中島(隆)委員 政府は、消費税増税法案の目的が社会保障の安定財源の確保と財政の健全化、この同時達成であると言われます。政府は、中期財政フレームの中で、二〇二〇年のプライマリーバランス黒字化を目指しておられます。しかし、内閣府がことし一月に発表した経済財政の中長期試算を見ますと、...全文を見る
○中島(隆)委員 はい、わかりました。  では、時間が参りましたので終わります。
05月23日第180回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第3号
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○中島(隆)委員 社民党の中島隆利でございます。  本日は、四名の参考人の皆さん、貴重な御意見を賜っておりますこと、まず心からお礼を申し上げたいと思います。  私も衆議院の選挙制度改革協議会のメンバーでございますが、一票の格差をめぐる違憲状態、これについては最高裁の判決を重く...全文を見る
○中島(隆)委員 ありがとうございます。  そこで、今度は四人の参考人にお聞きしたいんです。  先ほど田中参考人からもちょっと出ました。前回の選挙制度を変えるときの、リクルートや政治と金の問題で小選挙区導入をされたときの第八次選挙制度審議会が強調された点が四点あります。その一...全文を見る
○中島(隆)委員 時間が参りましたので。非常に四人の方、政党、政治家のガバナンスが大事だということで大分忠告もいただきました。  貴重な意見、ありがとうございました。
06月01日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第13号
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○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。  本会議が入りまして、五時以降のきょうの最後の質問になりましたが、委員の皆さん、また政府の皆さん、大変お疲れでしょうが、よろしくお願いしたいと思います。  最初に、厚生労働省がことし三月に行った社会保障に係る費用の将来推計...全文を見る
○中島(隆)委員 五月の二十二日の本委員会でも質問をいたしましたが、そのときに総理に、毎年一兆円ずつふえる社会保障にどう対応するのか、消費税の五%引き上げでは間に合わないのではないかとお聞きいたしました。総理は、財源に所得税や保険料を充てると現役世代に負担が集中して世代間の不公平...全文を見る
○中島(隆)委員 続いて小宮山大臣にお尋ねいたしますが、税と社会保険料の国民負担率について次にお尋ねいたします。  私の持っている、これは政府が提出した資料でありますが、二〇〇八年度国民負担率の国際比較をいたしますと、アメリカ、イギリス、ドイツ、スウェーデン、フランスと比較いた...全文を見る
○中島(隆)委員 今、数字だけ申されましたが、特に北欧、スウェーデン等については、ほとんど社会保障、税の負担が多いんですけれども、高校、大学授業料無償化とかあるいは医療無償、こういう社会保障的な部分に回されているわけですね。  日本の場合は、御存じのとおり、今比率を言われました...全文を見る
○中島(隆)委員 次に、岡田副総理にお尋ねいたしますが、今回の改革では、確かに、今おっしゃったように、低年金者や給付加算や年金受給資格の短縮、あるいは短時間労働者に対する厚生年金あるいは健康保険の適用拡大など、措置はとられております。また、低所得世帯に過重な負担をかけないため、医...全文を見る
○中島(隆)委員 ビジョンは示されているということでありますけれども、将来の年金の問題も含めて、具体的に、今回十三・五兆円という増税になるわけでありますが、そういう具体的な財源措置、あるいは具体的な社会保障の内容、これを十分やはり国民に提示して、そして議論をすべきだというふうに思...全文を見る
○中島(隆)委員 累進課税を若干是正したということですが、最高税率を若干上げた程度でありまして、これまでの所得課税の推移を見ますと、大変な暫定税率の引き下げがあっているんです。しかも、先ほど来追及されておりますように、法人税等はまさに引き下げ、またさらに今回も五%、こういう形で、...全文を見る
○中島(隆)委員 住民税の非課税を一つの境界線とした場合でも、世帯単位なのか、あるいは個人単位なのかで大きく変わるわけであります。例えば世帯単位にした場合、少額でも住民税を払っている人が世帯に一人でもいれば給付の対象ではなくなる。これで公平な制度なのか、疑問でもあります。  そ...全文を見る
○中島(隆)委員 本委員会でもたびたび議論になっているんですが、軽減税率ではなくて、なぜ今回、この簡素な給付措置あるいは給付つき税額控除を選んだのでしょうか。  ヨーロッパでは、あるいは先進国では、生活必需品を非課税あるいは税率を低くする軽減税率を導入している国が非常に多いわけ...全文を見る
○中島(隆)委員 その点については、軽減税率を適用すると税収がかなり減る、こういう状況に恐らくなると思うんですが、一部の低所得者世帯に限定して給付を行った方が財政支出が少なく済む、こういう考えではないかなというふうに思います。  そこで、消費税の非課税取引の対象となっている品目...全文を見る
○中島(隆)委員 もう一点、安住大臣にお聞きいたします。  政府は、軽減されている金融所得課税について、二〇一四年一月から本則の二〇%に戻すことを決めています。  これまで、金融所得を持つ高額所得者を優遇し過ぎであると私は考えています。特に、税制によって所得の再配分機能を回復...全文を見る
○中島(隆)委員 税の負担公平でいけば、やはり、所得の多い人、資産の多い方々に税を負担してもらう、そして、所得の低い人たちを支えるというのが税の仕組みだと思うんですね。特に今、大変な所得格差があります。貧困の状態。ですから、そういう面では、一気にはいきませんけれども、こういう累進...全文を見る
○中島(隆)委員 極端な新規抑制は、恐らく、各省庁において世代間の年齢構成がいびつになったり、あるいは人事バランスを大きく損なうことになる、こういう影響があるのではないかというふうに心配いたしています。  本来、増税は公共サービスを充実させるために行うのでありまして、必要な公共...全文を見る
○中島(隆)委員 岡田副総理は、政府全体の立場もあり、そのような答弁になるだろうと思いますが、消費税を議論するに当たっては、国民から適正、公平な課税と徴収が国税庁に対して求められていると思います。そういうことに十分配慮して、ぜひひとつ考えていただきたいと思います。  総務大臣の...全文を見る
○中島(隆)委員 業務の見直しで対応ということですが、私ども社民党では、さきに、若者の雇用対策の問題で全国を調査いたしました。ハローワークあるいは高校、大学を調査しまして、若者の雇用対策の状況を把握したんですが、そのときにハローワークの実態を見たんですけれども、窓口で実際雇用の相...全文を見る
○中島(隆)委員 あと、法人税問題で三点ほど予定しておりましたが、時間がございませんので次に回したいと思いますが、最後に申し上げたいと思います。  政府・与党の今回の一体改革は、あるべき社会保障の姿を描いて、そのためにどれだけの財源が必要なのか、その負担はどうするのか、公正なの...全文を見る
06月01日第180回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第4号
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○中島(隆)委員 社会民主党の中島でございます。本日は、参考人の皆さん、大変御苦労さまでございます。  私からは、先ほど特定失踪者の問題で御報告がありました竹下さんに御質問させていただきたいと思うんですが、竹下さんの妹さん、平成十四年から問題を告発されて、訴訟までされた。失踪者...全文を見る
06月05日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第14号
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○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。  本日は、大変お忙しい中、被災地福島地域の皆さん方、復旧復興に日夜努力されております皆さん、そしてまた貴重な御意見をいただきました。心からお礼を申し上げたいと思います。  最後になりますが、私の方から少し質問をさせていただ...全文を見る
○中島(隆)委員 先ほどお話がなかったのですが、攻めの医師募集ということで、医者を三十名募集される計画があるということです。恐らくこれは、この復興、あるいは先ほど出ました原発被曝者の診察も含めて大変な医師不足の中でそういう計画だと思うのですが、この計画について、恐らく市立総合病院...全文を見る
○中島(隆)委員 それでは、鈴木さんにお尋ねしたいと思います。  先ほど冒頭お話がありましたように、今回の消費税、今の時点ではやるべきではない、やはりまずデフレ・景気対策が優先だ、こういうお話、全く私どももそう思っております。  そこでお尋ねしたいのは、先ほど冒頭でありました...全文を見る
○中島(隆)委員 次に、今泉さんにお尋ねをいたします。  先ほど冒頭でもお話ありました、非正規が非常に拡大している、非常に格差が拡大をしているというお話もございました。全ての労働者に社会保険が適用できるようにしてほしい、こういうお話もありました。  そこで、後の方のお話でもあ...全文を見る
06月06日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第15号
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○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。  最初に、福島公聴会で出された消費税否定等の意見について、まず岡田一体改革担当大臣にお尋ねをしたいと思います。  一昨日、福島と神戸で地方公聴会が開かれました。私は福島の公聴会に参加させていただきました。一体改革について、...全文を見る
○中島(隆)委員 今の報告をどういうふうに受けられたかわかりませんが、私、議事録を全部紹介してもいいんですが、もう一度、追加で意見を報告させていただきたいと思います。  これは白河市長のお話ですけれども、社会保障は必要だが、この時点で消費税を引き上げるべきではない、まずデフレ脱...全文を見る
○中島(隆)委員 これは、病院長さん、大変苦しい中で原発の被災者の健康診断をされています。医者が少ない中でなされていますし、医者の派遣も国にぜひしてほしい、こういう強い要望がありました。  今回、我々も消費税反対でありますが、本当に、消費税を引き上げたら病院も成り立っていかない...全文を見る
○中島(隆)委員 所得の水準が下がってきたということでありますが、ちょっと数字から申し上げたいと思います。  一九八九年、これは平成元年であります、GDPの推移が、四百兆円あったんですね。このときの税収が六十兆円。ところが、二〇一二年、今年度ですが、五百兆円近くにGDPが上がり...全文を見る
○中島(隆)委員 低所得の要因は、やはり不安定な非正規の労働者とか、あるいは有期雇用労働が増大をしている、ここが大きな問題だと私は思っております。  そこで、時間がありませんので、厚生労働大臣にお尋ねしたいんです。  労働契約法改正法案、今回出ていますが、これは厚生労働委員会...全文を見る
○中島(隆)委員 五年を超えないという法的なあれはあるんですが、先ほど言いました、六カ月のクーリング問題、あるいは五年以内で繰り返す、こういうことで非常に契約が、もう五回も十回もやって、十年、二十年非正規で、契約で勤められる、こういうことが多いんですね。ですから、そういうのを改善...全文を見る
06月08日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第17号
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○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。  本日は、四名の参考人の皆さん、貴重な御意見を賜りまして、まことにありがとうございます。  私も数点お尋ねをさせていただきたいと思います。まずは、小塩参考人と小峰参考人にお尋ねいたします。  世代間の所得移転についてであ...全文を見る
○中島(隆)委員 ありがとうございます。  世代ごとの格差解消も必要でございますが、低所得者対策は重要でございますが、今全体的に落ち込んでいる、このことが非常に問題だと思いますし、それは、非正規が非常に多いとか低所得者が非常に多い、貧困率も一五・七%になっている、こういうところ...全文を見る
○中島(隆)委員 ありがとうございました。  次に、村岡参考人にお尋ねいたします。  日本経団連は、消費税の引き上げと法人税の引き下げを求めておられます。企業の競争力を維持するためには、税や社会保険料の企業負担をなるべく少なくするという考え方だと思いますが、現在でさえ働く者の...全文を見る
○中島(隆)委員 もう一点、村岡参考人にお尋ねをいたします。  今、法人税のことを申されましたけれども、前回消費税引き上げのとき、一九九六年でありますが、二〇一〇年を比較いたしますと、家計所得が十八兆九千億円減少しています。企業の所得は十兆円、約四〇%伸びています。日銀の資金循...全文を見る
○中島(隆)委員 ありがとうございました。  時間が参りましたので、これで終わります。どうもありがとうございました。
06月14日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第19号
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○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。  現在、民主、自民、公明、三党の修正協議が行われています。社民党は協議に参加していませんから、どのような協議が行われているかについては報道ベースでしかわかりません。こうやって質問に立っているのですが、大幅な変更がなされるかも...全文を見る
○中島(隆)委員 新年金制度導入問題あるいは後期高齢者医療問題についても、民主党内の議論では、政権交代の意義を喪失するのではないか、こういう意見も出ております。特に、二〇〇九年の総選挙を振り返りますと、後期高齢者の医療制度の廃止あるいは最低保障年金を実現することを国民に約束されま...全文を見る
○中島(隆)委員 その点については後段で質問したいと思うんですが、今回提案されているのは、社会保障と税の一体改革、一体改革ということであります。そういう中で先送りされるところに問題を感じているわけであります。  次に、もう一つ、小宮山厚生労働大臣にお尋ねをいたします。  子ど...全文を見る
○中島(隆)委員 認定こども園が施行されて、実施状況が今申しましたとおりであります。しかし、この子ども・子育てシステム、ワーキングで三十一回も審議をされて、もう再三この中で答弁をされて、総合こども園がいいんだ、こういう法案を出されているわけで、この点について、やはり今後の協議の中...全文を見る
○中島(隆)委員 先送りというのは、先ほど、子ども・子育て新システムの問題とか、あるいは年金、社会保障問題、多くの課題をこの国民会議の中で議論していこうという見直し、まあ、どういう見直しになるかわかりませんけれども、見直しになって法案が変わった場合は、これまで政府はずっと国民にこ...全文を見る
○中島(隆)委員 時間がありませんから、次に、今回提案されている内容について、少し質問をいたします。  短時間労働者への厚生年金、健康保険の適用について、パートなど短時間労働の処遇改善を進める上で、厚生年金や健康保険の適用を拡大する方向性は極めて正しいと思います。しかし、今回の...全文を見る
○中島(隆)委員 企業は、非正規雇用やパート、有期雇用といった低賃金労働者を使いながら利益を生み出そうとしているわけでありますが、それに見合った責任をしっかりと果たすのが筋であります。保険料負担で大変だからという理屈をうのみにすべきではないというふうに思います。  ここで、大臣...全文を見る
○中島(隆)委員 もう一点お聞きをいたします。  今回の適用拡大で、月額七万八千円、年収で九十四万円以上のパートの方を対象にしていますが、現在の九万八千円、年収で約百三十万円という標準報酬月額でありますが、下限が引き下げられることになるわけであります。  この年収百三十万円を...全文を見る
○中島(隆)委員 時間も参りまして、法人税問題も質問を予定しておりましたが、次に回したいと思います。  最後に、非正規労働者の問題、そしてまた、今申し上げました女性や若い人たちの雇用支援、大変重要な問題で、深刻な状況があります。ぜひ、これらの課題についても全力を挙げて取り組んで...全文を見る
06月15日第180回国会 衆議院 国土交通委員会 第9号
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○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。  私は、まず最初、イランの核開発問題の今後の見通しと日本の対応について、外務省中東局長にお尋ねをいたします。  イランの核開発、とりわけウラン濃縮活動が継続されていることに対し、アメリカ、EUは大変厳しい姿勢をとっています...全文を見る
○中島(隆)委員 先ほど質問がありましたが、想定される原油輸入先について、再度、経済産業省にお尋ねをいたします。  EUやアメリカを中心に制裁措置が強化されていますが、制裁だけで問題を解決することは難しいと今も御答弁ありました。やはり対話を中心とした外交努力が問われていると思い...全文を見る
○中島(隆)委員 次に、その他の国との連携について、再度、外務省中東局長にお尋ねいたします。  欧米諸国以外でイランからの原油輸入量が多い国は、日本を除いて、中国、インド、韓国であります。中国はイランへの制裁措置そのものに反対しているようですが、これらの国々はEUの再保険引き受...全文を見る
○中島(隆)委員 さて、これは五月十九日付の新聞報道で、日経新聞でありますが、ニューヨーク地裁が日本のある民間銀行に対してイラン政府の口座凍結を指示した問題が取り上げられておりました。このままでは原油を含んだイラン貿易の決済が難しくなるため、日銀の口座を使うことが政府や民間金融機...全文を見る
○中島(隆)委員 時間が参りましたが、我が党といたしましても、今回のこの法案提案、大変な危機的な、重要な問題であるということの認識に立って、ぜひ今後は万全な体制で取り組んでいただきたいというふうに思います。  以上で終わります。
06月20日第180回国会 衆議院 国土交通委員会 第10号
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○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。  羽田新大臣に、国土交通行政に関する基本的な姿勢を何点かお尋ねしたいと思います。  最初に、ダム事業の見直しについてお尋ねをいたします。  民主党政権は、無駄な公共事業の見直し、とりわけ、コンクリートから人へという姿勢で...全文を見る
○中島(隆)委員 今申されました中間的な取りまとめで、検証が二十八済んでいるのに、二十が継続、七割以上が継続になっているわけであります。  そこで、この問題を指摘してきたのは、ダム事業みずからの検証の検討の場、これで本当の見直しができるのかどうかということも再三指摘をしてきまし...全文を見る
○中島(隆)委員 原則非公開ということでありますが、平成十一年に閣議決定された懇談会等行政運営上の会合の開催に関する指針ということで、有識者会議のような合議体も含めて、「審議会等の公開に係る措置に準ずる」とされております。  ですから、こういう有識者会議もやはり公開が原則である...全文を見る
○中島(隆)委員 議事録公開であれば検討の後でありますし、マスコミに公表、これは当然必要でしょう。  しかし、ダムの建設に一番かかわる地元の住民の皆さんの意見がどう反映するのか、そこが一番大事ではないかというふうに思います。特に、今回の検証の最終決定の段階で、地元の理解を得るた...全文を見る
○中島(隆)委員 官房長官裁定には、先ほど答弁いただきました整備計画目標流量の検証も含めて今後されるわけでありますが、もう一つの、ダム中止後の生活再建支援法、この国会に法案が提案されておりますが、これも条件になっています。  先ほど答弁がありましたように、もう既に二十八のダムを...全文を見る
○中島(隆)委員 地元では賛成、反対両方の意見があることはわかっているんですが、先ほど申しましたように、この有識者会議が指摘をした「地域の方々の理解が得られるよう努力することを希望する」、こういう文言を付して検証を回答されたわけですね。最終的に判断をされたわけですが、地元の皆さん...全文を見る
○中島(隆)委員 補助ダムですから県が事業主体でありますので、先ほどの強制収用の件も、県の対応を注視する、こういうことで御答弁いただきました。  しかし、補助ダムでありますけれども、国が二分の一の補助をするわけですね。この石木ダムも、総事業費百八十五億、利水まで入れると二百八十...全文を見る
○中島(隆)委員 先ほどもありましたように、規制緩和によって、二〇〇〇年から、貸し切りバスだけで二千三百あったのが四千五百近く、高速バスも二百、それから交通運輸を含めると一万社以上を超える、こういう膨大な企業の参入があってきたわけですね。当然、そういう参入があればお互いに、規制緩...全文を見る
○中島(隆)委員 先ほど委員長からもありましたように、この問題は重大な問題として、理事会の方でも今後の安全対策を含めて議論されるということでありますので、その中で十分論議をさせていただきたいと思います。  それから、次の質問です。  ツアーバスの旅行会社、ハーヴェストホールデ...全文を見る
○中島(隆)委員 検討を今進められているということでありますが、やはりこれを前倒しで、早くこういう対策をしないと、再度新たな事故が発生しかねないという状況、安全を無視した運行が進められるのではないかという危惧をいたしますので、早急なる検討をお願いしておきたいと思います。  次に...全文を見る
○中島(隆)委員 今回の事故は、七名が亡くなられ、三十八人が重大な被害を受けられる、こういう結果に終わっています。何としても被害者の立場に立って支援をしていただきたいと思います。  それから、先ほど、今回のツアーバス事故と規制緩和の関係について問題が指摘をされております。特に、...全文を見る
○中島(隆)委員 あと二問ほど質問がありましたが、時間がございませんので、最後にお願いをしたいと思います。  このバスの事故を含め、大変な被害が起こっております。先日、五月十八日の参考人質疑でも、それぞれ事業者の方、バス業者、旅行会社の意見を聞きました。大変な規制緩和である現状...全文を見る
○中島(隆)委員 終わります。
06月22日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第20号
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○中島(隆)委員 社民党の中島隆利でございます。  きょうは四野党の質問で、消費税反対の立場での質問が続きますので、重なる部分があるかと思いますが、お許しをいただいて、質問させていただきたいと思います。初めて一時間という時間をいただいておりますので、よろしくお願いいたします。 ...全文を見る
○中島(隆)委員 次に、社会保障制度改革国民会議と自公民三党協議の関係で、まず、修正案提出の自民党さんにお尋ねをしたいと思います。  今回の修正協議を通じまして、社会保障制度改革推進法が共同提出されました。内閣に二十人以内の委員から成る改革会議でありますが、国民会議において、年...全文を見る
○中島(隆)委員 今の説明ですが、まずは三党協議の合意をした上で、同時進行というお言葉があったんですが、三党協議の合意が前提にあるようで、国民会議が一体的なものになるのかどうか、非常にそこを危惧するわけであります。  具体的に質問をしていきたいと思うんですが、後期高齢者医療制度...全文を見る
○中島(隆)委員 それぞれの立場の主張をして、合意が前提で今後の国民会議の議論をする、こういう答弁があったわけでありますが、この問題については、新聞報道でいろいろ、三党協議に入られるときに、大変な議論があっているという報道もあっております。  民主党の衆議院のマニフェスト、政権...全文を見る
○中島(隆)委員 今回の社会保障と税の一体改革、消費税増税も含めて議論される過程の中で、やはり国民が一番期待しているのは社会保障の一体改革で、将来の社会保障がどうなるのか、そこが一番危惧をされるし、一番それが関心事であったわけですね。それが国民会議に先送りされる。しかも、マニフェ...全文を見る
○中島(隆)委員 非常に危惧するのは、この文言が消えたということによって、社会保障制度改革推進法案、今申されました自助、あるいは家族の支えが前面に押し出される、考え方がそういう方にシフトしていくのではないか、もしそうなれば、やはり、これらの修正協議によって、増税や社会保障の仕組み...全文を見る
○中島(隆)委員 次に、課税所得五千万円超の税率上げについて、提出者の自民党さんにお尋ねをします。  政府案では、課税所得五千万円を超える高額所得者の所得税率を五%引き上げることを盛り込んでいました。給与所得者のわずか〇・一%であります。税収増もわずか四百億円程度にとどまります...全文を見る
○中島(隆)委員 それでは次に、資産税のあり方の見直しについて、修正案提出者の民主党さんにお尋ねをいたします。  同様に、政府案では、相続税の定額控除部分を引き下げると同時に、税率構造を見直して最高税率を引き上げることなどを予定していました。資産課税の見直しでは、所得税の最高税...全文を見る
○中島(隆)委員 三党とも先送りではないとおっしゃるんですが、今国会では消費税を五%引き上げる法案が可決をされるということでありますので、当然、消費税だけを上げる、こういうことになるわけでありまして、特に、政府案で盛り込まれました所得税、資産税の見直し、規模が大きくはないものであ...全文を見る
○中島(隆)委員 それでは次に、中小企業の価格転嫁対策について、これも修正案提出の民主党さんにお尋ねをいたします。  中小企業にとっては、税率引き上げ分の価格への転嫁は非常に厳しいと言われています。とりわけ、デフレ、価格引き下げ競争が顕著な中で、もともと下請企業に対する部品や中...全文を見る
○中島(隆)委員 今、答弁の中でも申されましたが、中小企業の消費税増税に対する危機感は大変なものがございます。  私も、先日、六月四日の福島の地方公聴会に参加をいたしました。その中で、中小企業者の方が言っておられました。今の消費税五%でも消費税は取れない、そして倒産に追い込まれ...全文を見る
○中島(隆)委員 次に、年金制度改革について、低年金者に対する福祉措置について、提出者の自民党にお尋ねをいたします。  当初の政府案は、低所得者である老齢基礎年金受給者に対して月額六千円の福祉的な加算を行うとしていました。修正協議の結果は、月額五千円を基準額にして保険料納付期間...全文を見る
○中島(隆)委員 次は、年金給付加算の特例的な措置の中の、福祉の中の消費税の逆進性対策がよくわからないわけでありますが、これについて、報道ベースですけれども、公明党さんが主張していたと思われます低年金者への定率二五%加算の方がわかりやすかったような気がいたします。  さらに関連...全文を見る
○中島(隆)委員 その点については、保険料を同じく支払って給付を受けるわけですので、ちょっと我々としては不公平ではないかというふうに感じております。  それから、この対象者の人数、支給額について、提出者の自民党さんにお尋ねいたしますが、給付措置で月額五千円、基準額を決めたわけで...全文を見る
○中島(隆)委員 次に、今回の移行の事務費の関係で、修正提出者の自民党にお尋ねします。  対象となる家族全体が住民税の非課税世帯、これは介護保険の第一号被保険者の保険料区分で使われている考え方ですが、だとすると、この家族全員住民税非課税世帯の情報は自治体が保有していることになり...全文を見る
○中島(隆)委員 自治体が一番情報を持っているわけですから、年金機構ではなくて、こういう自治体の窓口の中でやるべきではないかという我々の考え方であります。  それから次に、パートなど短時間労働への厚生年金あるいは健康保険の適用の問題について、提出者の民主党にお尋ねをいたします。...全文を見る
○中島(隆)委員 特にパート、短時間労働というのは、中小企業の中で働く方が多いと思うんです。しかし、その中でも、厚生年金を掛けて、事業者も含めて努力をして、掛ける努力をするわけですので、三百七十万人という多くの方がいらっしゃるわけで、逆転というのもありますけれども、ぜひそういう非...全文を見る
○中島(隆)委員 時間が参りましたので、最後に申し上げたいと思います。  この社会保障と税の一体改革の特別委員会、これまで百時間以上審議をされてまいりました。六月十一日までは、現在提案されてまいりましたこの七法案の審議で行われてきたわけでありますが、六月十一日からは、三党協議が...全文を見る
07月25日第180回国会 衆議院 国土交通委員会 第11号
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○中島(隆)委員 社民党の中島隆利でございます。  最初に、九州北部を襲った豪雨災害についてお尋ねをいたします。  冒頭に、今回の災害に遭われまして亡くなられました皆さん、また被災された皆さん方に心からお悔やみとお見舞いを申し上げたいと思います。  同時に、政府、わけても国...全文を見る
○中島(隆)委員 次に、土砂崩れ対策の問題ですが、犠牲者を最も多く出したのは阿蘇市でありまして、その原因が、斜面崩壊による土砂崩れでした。そして、水を通しやすい火山灰が降り積もった地層構造、そしてさらには、急勾配になった阿蘇外輪山の地形が影響を及ぼしている、こういう指摘がされてお...全文を見る
○中島(隆)委員 専門家が入って全地域の調査をされ、今後の対策を立てられるということでございます。  今回の災害で一つ事例があるんですが、被災を受けた裏山、根子岳の裏側という、南阿蘇ですけれども、この地域は、草原があり、放牧地があり、杉林があり、その中に牧草地をつくって、さらに...全文を見る
○中島(隆)委員 それから、もう時間がありませんので、これは要望しておきたいと思うんです。  白川はそういうことで今後の対応をしていただきますが、阿蘇地域の今回の避難対策、大変な課題があると思うんですね。気象庁が出したのは、これまで経験したことのない大雨で、警戒を出したのが六時...全文を見る
○中島(隆)委員 もう時間がありませんので、最後の質問は要望だけにさせていただきたいと思います。  特に警戒区域の指定について、これも地元自治体との協議が必要だと思いますが、指定がないところで災害が起きているところがたくさんありますので、ぜひ早急に指定をしていただきたいというこ...全文を見る
07月27日第180回国会 衆議院 国土交通委員会 第12号
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○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。  提案されている都市の低炭素化促進法ですが、二酸化炭素の相当部分が都市部から発生している中、都市部におけるCO2削減や省エネを進めていくこと自体に異論はありませんが、疑問点の点を含めまして少し質問をさせていただきたいと思いま...全文を見る
○中島(隆)委員 なぜこのような質問をしたのかといいますと、CO2が都市部で多く発生していることはわかるんですが、低炭素化という側面と同時に、市街地の中心部の活性化と開発、いわゆるコンパクトシティー化が大きな目的であるというふうに思いますが、大店舗が郊外に進出するなど都市部が間延...全文を見る
○中島(隆)委員 今回の低炭素化は税制を含めた対応でありまして、郊外に建てた住宅等は対象外と。これまで住宅エコポイントでは、昨年までは全地域的にあったわけですが、これがなくなるということですので、後ほどコンパクトシティー等についてはお尋ねいたしますが、郊外の仕組みづくり、郊外に対...全文を見る
○中島(隆)委員 次にお伺いいたしますが、低炭素化を進めるということでいいますと、現状では電力エネルギー総量で四%を占めているわけでありますが、再生可能エネルギーをいかに普及させていくかが大変重要だと思います。既に二〇〇九年十一月から余剰電力の買い取り制度が実施をされ、七月から固...全文を見る
○中島(隆)委員 今の現状、申請数だけでも、太陽光十キロ未満でも四十一万キロ、今後の予想では二百五十万キロまで達すると。二百五十万キロというと原発三基分ぐらいに当たる数字で、法律が施行されただけでこんな申請が出ている、こういう状況です。  そこで、私、これは希望で申し上げておき...全文を見る
○中島(隆)委員 時間が参りましたが、先ほど冒頭でも大臣の御答弁がありました。低炭素社会は、国土交通省だけじゃなくて、環境省、経済産業省、関係機関との十分な連携で実効ある促進をしていただきたいと思います。  終わります。
08月03日第180回国会 衆議院 国土交通委員会 第13号
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○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利です。  最初に、領海等における外国船舶の航行に関する改正法案について質問をいたします。  今回の改正で、やむを得ない理由がないまま停留や徘回を行う外国船に対し、立入検査を省略して退去命令を行うことを可能にしました。これにつきまして、領海...全文を見る
○中島(隆)委員 関連して質問します。  今回の改正によって、外国船舶に対して、勧告の後に立入検査を省略して退去命令を行うことが可能になりますが、現行法の規定に基づく立入検査を必要とする措置も併存するものと承知をいたします。そうしますと、立入検査を行うことが原則で、立入検査を省...全文を見る
○中島(隆)委員 さて、今回の改正は、指摘するまでもなく、外国船舶による領海侵入などが相次ぐ尖閣諸島周辺を含めた領海警備に関する内容であります。  これに関連して、七月二十六日の衆議院本会議におきまして、野田総理は、尖閣諸島を含め、領海で周辺国による不法行為が発生した場合、必要...全文を見る
○中島(隆)委員 気になりますのは、海上保安庁による領海警備の強化と自衛隊との関係、その境界線についてであります。  確かに、海上保安庁では対処が不可能または困難な場合に、自衛隊法第八十二条の規定に基づき自衛隊が海上警備行動によって対処する、こういうことが可能になっております。...全文を見る
○中島(隆)委員 違法な行為には適切な対応をとることが必要でありますが、野田総理の、自衛隊を用いて毅然と対応する、こういったような発言が前面に出ますと、地域の緊張が高まることも予想されるわけであります。やはり、主張すべきは主張することが当然でありますが、地域の緊張を高める方向では...全文を見る
08月03日第180回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第6号
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○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。  外務大臣に、最初に質問させていただきたいと思います。  四月十三日に、北朝鮮は、国際社会が強く懸念する中でミサイル発射を強行しました。国連安保理は、この事態を受けまして、四月十六日に、ミサイル発射が国連安保理決議違反であ...全文を見る
○中島(隆)委員 今の状況と対応については、大臣のお考えについて了解をいたしますが、先ほど、報告と質問の答弁の中にも、外務大臣、最終的には対話をしなければ解決はしない、しかし時間との闘いであるということで、時期、やり方については考える必要がある、こういう御答弁でございました。 ...全文を見る
○中島(隆)委員 大臣は、この十年の節目を捉えて、あらゆる手段を使って解決に向かわせるという並々ならぬ決意を示されているわけでありますが、この点については敬意をあらわしたいと思います。  そこでお伺いしたいのは、この十年目の節目、どのような機会を通じて、どのような方法で拉致問題...全文を見る
○中島(隆)委員 確かに、拉致問題が進展しない責任は北朝鮮の姿勢にあるわけでありますが、この間、対話と圧力が強調され、確かに圧力は強化されてきましたが、十年たって前進が見られないならばさらに制裁を強化せよという意見があることは十分承知をしていますが、しかし、制裁を強化しても、逆に...全文を見る
○中島(隆)委員 先ほど、大臣なり、それから松原大臣もおっしゃいました。あらゆるメッセージを送りながら対話の糸口を探る、こういう努力をされているわけですが、ぜひ、その努力を含めて、一日も早く問題解決に取り組んでいただきたいと思います。  以上で終わります。
08月07日第180回国会 衆議院 国土交通委員会 第14号
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○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利です。  きょうは経営再建中で再上場を目指すJAL問題の審議でありますが、最初に、八月二日に宮城県の東北自動車道で三十一人がけがをした高速ツアーバス事故についてお尋ねをしたいと思います。  四月の関越自動車道で起こった高速ツアーバス事故を...全文を見る
○中島(隆)委員 関越自動車道の事故も今回の事故もそうでありますが、過酷な労働条件、運行距離も、それから連続運転の時間も、これらが運転手の事故の原因だということで、新しい基準が設けられて実施された直後であるわけで、監査された中でも、指摘が漏れていた、乗務時間の項目が漏れていた、こ...全文を見る
○中島(隆)委員 今後の対策では、やはり運賃の適正化あるいは参入規制などの根本的な対策が私は必要だと思うんです。  今回、恐らく行政処分もされるだろうと思いますが、やはり今後再発を防止するためには、こういう業者に対する徹底的な監査と、それから、事故を起こした、あるいは違反を起こ...全文を見る
○中島(隆)委員 業績が回復していること自体は好ましいわけでありますが、今回のJALの経営再建のあり方について、公的な支援を行っている以上、国交省としてもしっかりとした総括が必要ではないか、こういうふうに思っております。  例えば、最高益を記録した三月決算を見ますと、売上高はJ...全文を見る
○中島(隆)委員 私の思いとしては、JALの経営破綻は、経営陣の放漫経営や政府の空港拡張政策などが無視することのできない原因だったと思います。  しかしながら、経営再建の柱が、一万六千人の人員削減や職員の賃金カットなどに大きく依存していると思います。そして、本委員会でも何回も指...全文を見る
○中島(隆)委員 先ほど穀田議員からもありましたが、稲盛会長の経営政策、経営理念でありましたか、利益なくして安全なしという、この理念が直接この経営再建の中に貫かれているというような気がするんです。適切な再建策であった、こういうことを言われていますが、特に、一万六千人を人員整理して...全文を見る
○中島(隆)委員 繰越欠損額は二〇一一年度に税制改正されました。JALの場合は旧制度の適用となります。そうしますと、仮に二〇一〇年度末に一兆二千億円の欠損金が発生している場合、七年間にわたって課税所得から欠損金の全額が控除されるわけですから、大変な額の納税を免れるわけであります。...全文を見る
○中島(隆)委員 時間が参りましたが、JALの問題については、上場するということになりましたけれども、まだ職員の裁判等を含めた大きな雇用問題も抱えています。安全な運航を果たすために、今後もさらに日航の再建については厳しく指導していただきたいと思います。  私の質問を終わります。
08月21日第180回国会 衆議院 国土交通委員会 第15号
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○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。  本日は、JALの経営再建についての質疑で、JALの大西会長を初め三人の参考人の方々においでいただいております。そして貴重な御意見を賜っていることを、まず心からお礼を申し上げたいと思います。  しかし、大変恐縮でございます...全文を見る
○中島(隆)委員 大臣は今回の靖国神社参拝が私的なものであるとおっしゃっておりますが、閣僚が参拝することに公的も私的も存在しません。その意味で、今回の参拝については大変遺憾であると申し上げなければならないと思います。  また、村山談話の歴史的認識を踏襲するのであれば、やはり靖国...全文を見る
○中島(隆)委員 関連して大西参考人にお尋ねをいたします。  経営再建中にパイロット八十一人と客室乗務員八十四人が整理解雇され、裁判になりました。一審の判決では解雇は有効とされましたが、現在も係争中の案件であります。  司法の判断に首を突っ込むことはいたしませんが、働く人にこ...全文を見る
○中島(隆)委員 先ほど穀田議員からも指摘をされましたが、整理解雇問題については、日航の稲盛会長は、経営上は解雇の必要がなかった、こういう証言もされております。新卒者の職員を大幅に採用する計画がされているわけでありますから、解雇された職員をまず早期に復職、復帰させる、こういうこと...全文を見る
○中島(隆)委員 私は、安全面で規制緩和を進めることについてはやはり慎重であるべきだと考えます。  競争力強化の観点に立つならば、他国と比べて割高になっている離着陸や空港施設利用料、あるいは燃料税などの公租公課を見直すことかと思いますが、この点について戸崎参考人、そして小野参考...全文を見る
○中島(隆)委員 時間が参りました。大変ありがとうございました。
08月22日第180回国会 衆議院 国土交通委員会 第16号
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○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。  本日は、四名の参考人の皆さん、貴重な御意見を賜りまして、まことにありがとうございます。  まず最初に、亘理参考人、土居参考人に、移動の権利についてお尋ねをしたいと思います。  これまでの御答弁で、お二人とも、交通権、い...全文を見る
○中島(隆)委員 次に、これまでの交通政策の見直しについて高橋参考人にお尋ねしたいと思います。  今回、交通基本法を定めることになりますが、例えば、二〇〇〇年代になって、地方におけるバス、鉄道事業からの撤退が急速に進んだこと、あるいは、さきの関越自動車道、さらに今月に起きた東北...全文を見る
○中島(隆)委員 次に、地方自治体との関係について土居参考人にお尋ねをいたします。  地方における鉄道やバス事業の経営難、それに伴う鉄道やバス路線の廃止を考えるときに、公共交通の維持を事業者任せにすることはもはや困難であることは間違いありません。  土居参考人は、住民の移動、...全文を見る
○中島(隆)委員 それでは次に、國定参考人にお尋ねをいたします。  冒頭のお話にもありました、デマンド交通について先進的な取り組みをされているということで、三条市では二〇〇八年三月に地域公共交通総合連携計画を策定され、循環のバス、デマンド交通を実施され、実績を上げておられます。...全文を見る
○中島(隆)委員 それでは最後に、高橋参考人に財源問題についてお尋ねをいたします。  地方のバス、鉄道の路線廃止の実績を見るにつけ、地方公共交通の維持を事業者だけに過度に委ねていくことは財政面から限界があると思います。  二〇一一年度予算から、これまでの支援策を抜本的に見直し...全文を見る
○中島(隆)委員 時間が参りましたので、終わります。  四人の参考人さん、大変御苦労さまでございました。
10月29日第181回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第1号
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○中島(隆)委員 これより会議を開きます。  衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。  これより委員長の互選を行います。
○中島(隆)委員 ただいまの江藤拓君の動議に御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中島(隆)委員 御異議なしと認めます。よって、松原仁君が委員長に御当選になりました。     〔拍手〕  委員長松原仁君に本席を譲ります。     〔松原委員長、委員長席に着く〕
11月08日第181回国会 衆議院 本会議 第4号
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○中島隆利君 私は、社会民主党・市民連合を代表して、ただいま議題となりました財政運営に必要な財源の確保を図るための公債の発行の特例に関する法律案に対し、質問をいたします。(拍手)  私たち社民党は、生活再建施策の推進や国民生活の混乱の回避、緊急の景気対策などの観点から、特例公債...全文を見る
11月09日第181回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号
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○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。  最初に、私の地元であります熊本県の八代市に関係する港湾問題について質問をさせていただきます。  去る十月二十日に、八代市では毎年開催しておりますが、全国花火大会が開催されました。今回で第二十五回になるわけでありますが、約...全文を見る
○中島(隆)委員 ありがとうございます。  特に、安全航行の調査は約半年ぐらいかかるそうでありまして、またその調査についても、調査後、岸壁の強度とかあるいはビット、係柱ですね、こういう強度の問題で施設の整備等が伴うということでございますので、特に中国のこういう大型のツアーは、一...全文を見る
○中島(隆)委員 港湾整備の方については、岸壁についてはそういう計画で進んでおります。あと、航路のしゅんせつ等も今後控えていると思いますが、港湾整備については今後、推進方をお願いしたいと思います。  先ほどガントリークレーンについては、貨物の今後の需要の見通しを踏まえながら、地...全文を見る
○中島(隆)委員 今後の対策として、新技術の開発とか低コスト化、あるいは安全装置の表示、こういうことを挙げられたわけであります。  技術開発と低コスト化については時間的に大変かかると私は思うんですが、未設置の機械が七十万台あるわけであります。三分の一の国庫補助で安全対策の補助が...全文を見る
○中島(隆)委員 今後、万全な対策をとっていただきたいと思います。  それでは次に、震災復興関連について、復旧復興事業に係る繰り越し手続の弾力的運用についてお尋ねをいたします。  特に復興事業につきましては、流用問題が今大きな問題になっています。御承知のとおり、東日本震災復興...全文を見る
○中島(隆)委員 繰り越しの条件というのは、いろいろな条件があるというふうに聞いております。資材の価格や人件費の高騰、あるいは入札の不調が二〇%から三〇%あるということも聞いておりますし、それから、先ほど言いました防災移転住宅による土地の確保、あるいは個人が住宅を取得する場合の大...全文を見る
11月15日第181回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第2号
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○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。  最初に、法案提出者に、二〇一〇年に執行された参議院選挙の一票の格差に対し、最高裁が下した判決についてお伺いをいたします。  最高裁は、十月十七日、二〇一〇年七月に執行された第二十二回参議院選挙の一票の格差が五倍に達したこ...全文を見る
○中島(隆)委員 参議院の選挙制度改革につきましては、亡くなられた西岡前議長のもと、精力的に協議が行われたことは承知しております。その努力には敬意をあらわすわけでありますが、しかし、今回提出されている法案は、選挙区の定数の四増四減を図るものですが、これを実現しても、格差は四・七四...全文を見る
○中島(隆)委員 各県単位の投票制度が違憲状態になる仕組みだ、これは根本的に解決すべきだというのが憲法の判断であり裁判所の判断であるわけですから、特に今後の見直しについては、我が党が提起するそういう方向での検討を心からお願いしておきます。  社民党は、現行の比例代表九十六議席、...全文を見る
○中島(隆)委員 最後に、参議院の定数について、法案提出者のお考えをお尋ねいたします。  参議院にとどまらず、むしろ衆議院の定数をめぐって定数削減が声高に叫ばれているわけであります。ただし、定数削減の根拠が、財政難あるいは行政改革、果ては消費増税の前に身を切るためと言われていま...全文を見る
○中島(隆)委員 定数削減の問題は、これは衆議院とあわせて議論すべきだと思います。しかし、今回の四増四減は、私は、まさに抜本改革とは思っていません。特に、西岡前議長の努力によれば、抜本改革、そこまで議論が進んでいたわけですから、二十八年に、まあ附則でうたったということでありますけ...全文を見る
○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利です。  選挙制度の抜本改革をどう考えるか、自民党、民主党提案者にお尋ねをいたします。  昨年三月の最高裁で、二〇〇九年執行の第四十五回衆議院選挙の小選挙区選挙で一票の格差が違憲状態にあるという判決が下されました。一人別枠方式の廃止が求め...全文を見る
○中島(隆)委員 先ほど逢坂議員がおっしゃったわけですが、私は十六回の議論を振り返りますと、〇増五減を先行すべきだというのは強く自民党さんから申されました。しかし、やはり抜本改革を含めて小選挙区制度の問題点を改善すべきだというのがほとんどの党の意見で、続けてきたわけですね。  ...全文を見る
○中島(隆)委員 それでは、米田選挙部長に引き続き質問をいたします。  選挙区区割り審議会設置法によれば、区割りについては、各選挙区の人口を二倍以内におさめることを基本に据えると同時に、行政区画、地勢、交通等の事情を総合的に考慮して合理的に進めると定めております。  このうち...全文を見る
○中島(隆)委員 最後に、定数問題について自民党、民主党にお尋ねをいたします。  昨日の党首討論で野田総理は、消費税を理由に身を切ることが必要だとして、格差是正とセットで定数削減が必要だと力説をされました。しかし、消費税増税と国会議員の定数をなぜセットで論じなければならないのか...全文を見る
○中島(隆)委員 社民党としては、先ほど来、意見がありました、世界的に、各国と比較しても議員の定数は多い方ではないというふうに思っておりますし、社民党は、選挙制度の抜本改革を通じて一票の格差を解消することを提唱し、民意を反映する比例代表選挙中心の制度を求めてまいりました。  今...全文を見る
11月15日第181回国会 衆議院 本会議 第5号
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○中島隆利君 私は、社会民主党・市民連合を代表して、公債特例法案について、政府原案及び民主党、自民党、公明党提出の修正案のいずれにも反対の立場で討論を行います。(拍手)  反対の第一の理由は、地方財政や国民生活に影響が出ないように手だてを講じる責任は政府・与党にあるにもかかわら...全文を見る