中島啓雄

なかしまひろお



当選回数回

中島啓雄の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月24日第150回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
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○中島啓雄君 おはようございます。自由民主党の中島啓雄でございます。  本日は、休会中にもかかわりませず、宮澤財務大臣、若林副大臣、それから柳澤金融担当大臣ほか関係者の皆様にはわざわざ御出席をいただきまして、大変ありがとうございます。  いよいよ二十一世紀を迎えて日本経済の活...全文を見る
○中島啓雄君 ありがとうございました。  潜在的な成長力とのギャップがどのくらいあるかというのはなかなか難しい議論であると思いますが、いずれにしても、今後いろんな意味で経済対策の反省材料にすべきではないかと思います。  平成九年から十年にかけての景気動向を後からたどってみます...全文を見る
○中島啓雄君 ありがとうございました。  ぜひまたレビューについては、よろしくお願いをいたしたいと思います。  タイムラグと並んで、景気対策の効果という観点から注目しなければならないのは、財政支出、特に公共投資がGDPに及ぼす効果がどのぐらいあるのか、先ほど御説明ありましたけ...全文を見る
○中島啓雄君 ありがとうございました。  限界消費性向の減少というような問題もあると思いますが、一つはやっぱり公共投資の乗数が下がってくるというのはある意味ではむべなるかなということでありまして、経済が成熟化して社会資本が充実すれば、収穫逓減の法則ということで投資効果が若干低下...全文を見る
○中島啓雄君 ありがとうございました。  それでは、今後の財政運営といいますか、何点かお尋ねいたしたいと思います。  年末に十三年度の予算の政府原案が決定をされまして、通常国会で当然審議をされるわけでございますが、中身を見ますと相変わらず国債依存度は三四・三%であると。前年度...全文を見る
○中島啓雄君 ありがとうございました。  今後の財政運営のあるべき姿ということで社会保障とか税制とか地方と国の関係とか、当然検討すべき課題だと思いますが、一つには、一体、国と地方と合わせて政府の適正な規模というのはどのくらいなのかと。これは非常に難しい問題でございますが、マスグ...全文を見る
○中島啓雄君 ありがとうございました。  次に、財政赤字の限度をどう考えていくべきかということについて若干お伺いしたいと思いますが、財政法上、建設国債の原則というのがあるわけでございますが、現実には近年もう赤字国債による財政運営が常態になっているということで、特に平成十一年度以...全文を見る
○中島啓雄君 ありがとうございました。  今、御答弁で触れていただいたようなものでございますけれども、今後の財政運営についてまとめて、財政再建をどのように進めるというふうにお考えなのか。例えば財政改革法の凍結解除とかあるいは新財革法のようなものを考えておられるのか。その辺、もう...全文を見る
○中島啓雄君 ありがとうございました。  今、何となく個人消費が盛り上がらないというのは、やはり国民の将来に対する不安感というようなことだろうと思いますので、確かに、モデルで計算をして一つの結論を出すというのももちろんありますけれども、幾つかのシミュレーションで国民に選択を迫っ...全文を見る
○中島啓雄君 ただいまの御説明で、財務省としての細かい取り組みについては御説明があったのでございますが、財務省の非常に重要な使命として、やっぱり予算の配分、予算をどう効率化していくかという問題があると思います。  これについては各府省の政策評価の結果を適切に活用していくんだとい...全文を見る
○中島啓雄君 ありがとうございました。ぜひ積極的に進めていただきたいと思います。  次に、金融システム安定化対策についてお伺いをいたしたいと思います。  平成九年十一月に拓銀の破綻がございまして、その後、十年に入ると長銀、日債銀といったような問題が発生したわけでございますが、...全文を見る
○中島啓雄君 ありがとうございました。  多大な効果を上げておられるということでございますが、昨年来の株安で、三月期決算でBIS基準を達成できない金融機関も出てくるのではないかというような心配もございますが、今後の金融システム安定化の見通し、金融安定化に対する御決意を承って、質...全文を見る
○中島啓雄君 ありがとうございました。終わります。
03月27日第151回国会 参議院 国土交通委員会 第4号
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○中島啓雄君 おはようございます。自由民主党の中島啓雄でございます。  きょうは、扇国土交通大臣初め皆様に御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。  最初に、踏切改良法の関係について質問をさせていただきます。  踏切の改良法については、昭和三十六年に初めて制定...全文を見る
○中島啓雄君 ありがとうございました。大臣のリーダーシップのもとにぜひ精力的にお願いをいたしたいと思います。  ところで、踏切事故というのは絶滅しようと思えば絶滅できるわけですね。要は、踏切をなくしてしまえばいいわけでありまして、といっても全部立体交差化なり統廃合をするというの...全文を見る
○中島啓雄君 ありがとうございました。  次に、構造改良について若干お尋ねをいたしたいと思いますが、平成八年に、当時の建設省だと思いますが、踏切道の拡幅に係る指針というのを出されまして、その指針によりますと、当面、以下のものに限定をしてやるというようなことで、踏切道に歩道がない...全文を見る
○中島啓雄君 ありがとうございました。ぜひよろしくお願いいたします。  次に、立体交差の指定基準等についてお伺いをいたしますが、踏切道の立体交差その他については構造に関する省令というのがありまして、立体交差について申しますと平成十二年度末における一日当たりの踏切交通遮断量が一万...全文を見る
○中島啓雄君 ぜひよろしくお願いをいたします。  次に、今回新設されました申し出制度あるいは裁定ということについてお尋ねをしたいと思いますが、申し出については、都道府県知事が改良することが必要と認められる場合には、その踏切道について指定すべき旨を国土交通大臣に申し出ることができ...全文を見る
○中島啓雄君 ありがとうございました。  次に、財源負担の問題について若干お尋ねをしたいと思います。  踏切道改良のための財源負担のルールとしてはいわゆる運建協定というようなことで基本的には定められておるわけでございますけれども、例えば立体交差化についていいますと、都市地域に...全文を見る
○中島啓雄君 ありがとうございました。  同時施行の場合とおくれて施行の場合で、おくれた場合はこれは鉄道事業者の発案なんだからというような御趣旨でございましたけれども、これはやっぱり社会資本の整備あるいは都市の通勤を快適化するという意味で、必ずしも鉄道事業者として採算に合わなく...全文を見る
○中島啓雄君 ありがとうございました。ぜひ前向きにお願いをいたしたいと思います。  次に、警察庁にお尋ねをいたしますが、踏切の一たん停止の問題なのでございますが、道路交通法上は、車両は踏切の手前で一たん停止をして安全を確認して渡らねばならないと、こういうことになっておるんですが...全文を見る
○中島啓雄君 ぜひぜひ前向きにお願いをいたしたいと思います。  それじゃ最後に、新産都市関係について一つお尋ねをいたしますが、新産業都市・工業整備特別地域制度というのは、それなりに三十年代から活発に行われて大変な効果を上げてきたと思うんですが、時代の趨勢もあって重厚長大の時代は...全文を見る
○中島啓雄君 ありがとうございました。ぜひ馬力あふれる大臣のリーダーシップでよろしくお願いいたします。  終わります。
04月02日第151回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○中島啓雄君 自由民主党の中島啓雄でございます。加納委員に続いて若干御質問をさせていただきます。  まず、外務省に報償費の関係について伺いたいと思いますが、報償費なり官房機密費の問題は非常に予算委員会その他で議論が続けられてまいりましたので細かい議論は省略をさせていただきますが...全文を見る
○中島啓雄君 ありがとうございました。  具体的な防止策の一つとして、松尾室長の問題で、室長がすべてのことを自分一人でやっていたというような感じの御議論がございました。会計法上は、例えば支出負担行為については確認それから登録をしなければならないとか、あるいは支出官と出納事務官は...全文を見る
○中島啓雄君 今の御答弁で、確かに支出負担行為の決済についてはいろいろ上の方は厳しい相互チェックシステムということなんだろうと思いますが、やっぱりキャッシュ化された後の始末といいますか、その辺が、私はむしろコーポレートカードなどは積極的にやるべきではないかと思うんですが、そんなこ...全文を見る
○中島啓雄君 ありがとうございました。安保理問題だけでなくて、ぜひ我が国の地位向上のために御検討をいただきたいと思います。  次に、最近の国際情勢からロシア機の領空侵犯等の問題をお尋ねしたいと思います。  昨日も米国機が中国機と接触して緊急着陸をするというようなことで、米中関...全文を見る
○中島啓雄君 ロシア側としては確認できないということですから、それ以上の追及は難しいのかもしれませんが、今申し上げましたように、むしろこのニュースというのは外国の方で大きく取り上げられていて、日本のマスコミは一紙を除いてほんの小さな扱いであったということなんですが、これがロシアの...全文を見る
○中島啓雄君 ありがとうございました。ぜひそのようにお願いいたします。  それから、ごく最近のニュースとして、二十九日にアメリカが例のCOP3、地球温暖化防止条約京都議定書から離脱をするという発表がございました。この問題については、ブッシュ大統領も、米国経済にとって利益にならな...全文を見る
○中島啓雄君 ありがとうございました。  ぜひ積極的に対応をしていただければと思います。  あと、防衛庁の調達問題をお伺いする予定でございましたが、時間も迫ってまいりましたのでスキップさせていただいて、沖縄振興の問題について若干お尋ねしたいと思います。  沖縄については、戦...全文を見る
○中島啓雄君 ありがとうございました。ぜひよろしくお願いをいたします。  次に、沖縄振興と関係するわけでございますが、沖縄の路線バスの合併にかかわる問題について、国土交通省に主にお伺いをいたしたいと思います。  二月の二十八日に、現在沖縄では四社路線バスの事業者がありまして、...全文を見る
○中島啓雄君 ぜひ前向きに御検討をお願いしたいと思います。  マイカーの発達によって公共交通機関がだんだん輸送人員が少なくなっていくというのは、バスだけではなくて鉄道も同じようなものでございますが、特にバスについては、やっぱり自動車諸税の財源等を回すといったようなことも含めて今...全文を見る
06月07日第151回国会 参議院 国土交通委員会 第15号
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○中島啓雄君 自由民主党の中島啓雄でございます。  本日は、おけがの中、大臣、ありがとうございます。私は、野沢議員に続きまして、法文に沿ったような御質問を若干させていただきたいと思います。  これは、附則でいろいろ細かいことが書いてあるというのが特色でございますが、指針という...全文を見る
○中島啓雄君 ありがとうございました。  大臣から総括的に皆お答えをいただいたようなものでございますが、その指針の中の、第二条二項一号で、会社間における運賃、料金の適切な設定、それから鉄道施設の円滑な使用というようなことが書いてあるわけでございますが、利用者利便の確保ということ...全文を見る
○中島啓雄君 次に、路線の維持の問題、先ほど大臣からもお話しありましたように、確かに経営本位ですぐ切り捨てればいいということではないことは当然の話でございますが、ただ、交通事情からいいますと、十四年間でかなりマイカーの発達で変化をしておりますし、これは地方交通に限らず都市交通の分...全文を見る
○中島啓雄君 ありがとうございました。ぜひよろしくお願いをいたしたいと思います。  次に、三番目の中小企業配慮条項でございますが、駅の中でJRが子会社を通じてショッピングをやったり旅館をやったりということになると、いろいろ駅前に影響があるというお話だろうと思いますが、そもそも今...全文を見る
○中島啓雄君 ありがとうございました。  次に、完全民営化に伴うWTOの政府調達協定に関してお伺いをいたしたいと思います。  JR各社はWTOの政府調達に関する協定の対象機関となっておりますので、一定額以上の規模の建設工事や物品の発注に当たっては国際一般競争入札を行うという必...全文を見る
○中島啓雄君 ぜひよろしくお願いをいたします。  それから、この指針でございますが、「当分の間」と書いてございますが、当分の間というのは時間的なものといわゆる定性的なものとあると思いますが、どのようにお考えでございましょうか。
○中島啓雄君 次に、東海会社を中心とする過重債務の問題についてお伺いいたしたいと思います。  平成三年に新幹線の買い取りというのがあったわけでございますが、そのときに再評価額としては東海道新幹線二・九六兆円ということだったんですが、収益調整ということでその上に二・一三兆円上乗せ...全文を見る
○中島啓雄君 ぜひよろしくお願いをいたします。  時間が参りましたので、年金問題もお伺いしようと思っていたんですが、また別の機会に譲らせていただきたいと思います。  ありがとうございました。
06月12日第151回国会 参議院 国土交通委員会 第16号
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○中島啓雄君 自由民主党の中島啓雄でございます。  本日は、参考人の先生方には大変お忙しい中を御出席いただきまして、大変ありがとうございます。  まず、岡田清参考人にお尋ねさせていただきたいと思いますが、岡田先生は、分割・民営化という方式でここまでJRが育ってきたというのに積...全文を見る
○中島啓雄君 ありがとうございました。  では、梅原参考人に伺いますが、時間もございませんのでごく簡潔で結構でございます。  先ほど、高速道路の急速な発展とか経営安定基金収入の減とかいう非常に厳しい環境の中でいろいろ努力しておられるというお話がございましたが、今後、完全民営化...全文を見る
○中島啓雄君 ありがとうございました。  それでは、南谷参考人にお伺いしたいと思いますが、先ほどの最後のところで、指針の運用については必要最小限なものにしていただきたいというようなお話があったかと思いますが、もう少し具体的な問題として、どんなことを御要望なのか、お聞かせいただけ...全文を見る
○中島啓雄君 ありがとうございました。  これは、政府側の要望と事業側の要望というのは若干矛盾するところがあると思いますが、やはり国民のために鉄道があるんだという見地で双方のよき運用を期待いたしたいと思います。  岡田尚参考人に一つお伺いいたしますが、千四十七人が雇用されない...全文を見る
06月19日第151回国会 参議院 国土交通委員会 第18号
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○中島啓雄君 自由民主党の中島啓雄でございます。  野沢委員に次ぎまして、私は主に保険財政の問題などについてお尋ねをさせていただきたいと思います。  自動車事故の死傷者の数を見ますと、平成十二年で死者が九千六十六名、それから死傷者の数だと百十六万と、こういうことでございますが...全文を見る
○中島啓雄君 次に、自賠責の保険財政の見通しについて金融庁にお伺いしたいと思いますが、平成十三年の契約年度ベースの見通しですと、収入純保険料が七千三百九億円だと、一方、支払い保険金は九千五百六十六億円だというようなことで、二千二百五十七億円の赤字になっておるわけですね。損害率で一...全文を見る
○中島啓雄君 ぜひ、この辺は自動車ユーザーの懐の痛む話でございますので、安定的な財政運営ということを心がけていただきたいと思います。  次に、保障事業についてお伺いをいたしたいと思いますが、政府再保険ということで、一つは賦課金というものを取って保障事業をやるんだということで、こ...全文を見る
○中島啓雄君 この辺、長期の見通しですからなかなか、今の金利が上がってくれば安心かもしれないというお考えもあるかもしれませんが、やはり万が一ということにも備えて慎重な財政運営をお願いしたいと思います。  同じようなことでございますが、交通事故対策センターというのを国土交通省管下...全文を見る
○中島啓雄君 事故対策センターに絡んででございますが、行政改革という趣旨から、特殊法人あるいは出資法人について今後どう考えていくかというふうな、いろいろ今後検討の課題になるだろうと思いますが、そもそも事故対策という面では当然国土交通省と警察庁、あるいは取りまとめは内閣府がやってお...全文を見る
○中島啓雄君 次に、財務省にお伺いいたしますが、平成六年と七年に自賠責特会から一般会計に合計で一兆一千二百億円を繰り入れている。いわば国債のかわりに自賠責特会から一般会計が借金をした。隠れ借金とかマスコミには言われておりますけれども、それは十三年度末までに六千三百五十二億円お返し...全文を見る
○中島啓雄君 ぜひよろしくお願いをいたします。  それでは、損害保険の保険料率の決め方といいますか、特に付加保険料部分について少しお伺いをいたしたいと思うんですが、現在、料率算定会で自賠責の保険料、それから任意保険も標準的な保険料率を算定しておられる、こう聞いておりますが、どう...全文を見る
○中島啓雄君 ありがとうございました。  次に、レンタカーの任意保険料の問題について若干お尋ねをしたいと思いますが、自賠責の保険料についてはレンタカーも自家用乗用車並みということで同じ料率なんですが、任意保険料になりますと、過去においては自算会の算定料率の二倍ということを協定か...全文を見る
○中島啓雄君 ありがとうございました。終わります。
10月25日第153回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
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○中島啓雄君 おはようございます。  自由民主党の中島啓雄でございます。  本日は、塩川財務大臣、柳澤金融担当大臣、そして速水総裁初め関係各位の皆様に御出席をいただきまして、ありがとうございます。  まず初めに、当面の財政政策の理念といいますか、重点といったものをどのように...全文を見る
○中島啓雄君 ありがとうございました。  大臣の入るをはかって出るを制するという意味では、まさに支出構造の見直しということが必要なんだと思います。  そういう意味で、予算査定に当たって、支出構造というのを変えるための評価基準といいますか、そういうものがどうも今までは余り明確で...全文を見る
○中島啓雄君 ありがとうございました。  次に、金融担当大臣にお伺いさせていただきたいと思います。  不良債権処理と、特に中小企業との関係などについてお伺いをいたしたいと思いますが、去る十八日の当委員会における大臣発言においても、遅くとも三年後には不良債権問題の正常化を図るべ...全文を見る
○中島啓雄君 ありがとうございました。ぜひよろしくお願いをいたします。  次に、日銀総裁にお伺いさせていただきたいと思います。  最近の金融政策につきましては、三月に金融調整の主たる操作目標をコールレートから日銀当座預金の残高ということに変えられまして、かなり思い切った施策を...全文を見る
11月08日第153回国会 参議院 財政金融委員会 第8号
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○中島啓雄君 おはようございます。自由民主党の中島啓雄でございますが、きょうは柳澤大臣、村田副大臣初め関係者の皆様に御出席いただき、ありがとうございます。  本法について若干の御質問をさせていただきますが、まず、この法律の大目的である株式保有総額を制限するという理由についてお尋...全文を見る
○中島啓雄君 ありがとうございました。  今、バーゼルの規制の関係でティア1というようなお話もあったんですが、今回の規制は、要するに銀行の株式等は自己資本に相当する額の範囲内であるということで、外国の法制などと比べますと、アメリカの場合は原則禁止でありますが、EUの場合は、一〇...全文を見る
○中島啓雄君 ありがとうございました。  次に、株式の評価基準についてお伺いをしたいと思いますが、本法による株式の評価基準というのは四条で政令で定めるというようなことになっているかと思いますが、もう一つは、企業会計上の基準ということで、本年の四月から減損処理などをかなり厳密にや...全文を見る
○中島啓雄君 ありがとうございました。  次に、やや法文のことについてお尋ねをいたしたいと思いますが、この法律で、まず第一条に「当分の間、銀行等による株式等の保有を制限する」ということが出ておりまして、さらに第三条でも「当分の間」という言葉があるわけですが、「当分の間」というの...全文を見る
○中島啓雄君 次に、「当分の間」に関して内閣府といいますか行政改革担当の方にお伺いをいたしたいと思いますが、今の御説明である程度やむを得ないかなという話ではあるんですが、日本の法制では「当分の間」というのが非常に多いんですね。やっぱり行政改革の趣旨からいえば、サンセット方式で、あ...全文を見る
○中島啓雄君 ありがとうございました。  ぜひ、そういう趣旨で今後進めていただければと思います。  次に、銀行等保有株式取得機構について少しお伺いしたいと思いますが、まず、機構の必要性についてです。  基本的には株式というのは自由な市場で売買されるものでありますから、余りプ...全文を見る
○中島啓雄君 ありがとうございました。  それでは少し、特別株式買い取り関係、特別勘定のことについてお伺いをしたいと思いますが、現在、銀行の株式保有総額がどうなっていて、今回の措置によって要売却額というのはどのくらいになるのか、まずお聞かせください。
○中島啓雄君 十一兆円ということでありますが、問題は、この十一兆なら十一兆の価格変動がどの程度生じるのかということで、今後の価格変動リスクというのは推定するのはなかなか難しいと思いますが、何かその辺について過去の御議論などあったらお聞かせいただければと思います。
○中島啓雄君 ありがとうございました。  四兆から九兆というのは、なかなか幅もありますが、額としても大変な額だと思います。  そこで、機構の買い取り見込み額というのはどの程度と見込んでおられるのか。もう一つ、買い取り価格の決定方式についても時価ということと聞いておりますけれど...全文を見る
○中島啓雄君 今、買い取り見込み額が約二兆円というお話があったんですが、これは少しふえるかもしれませんが、機構の借入金なり債券発行の限度額、それは当然政府保証がつくと、こういうことだと思いますが、その辺もやはり大体二兆円だと、こういうふうに理解してよろしいでしょうか。
○中島啓雄君 先ほど、リスクがどのくらいあるかと、これはなかなか難しい問題ではありますが、やっぱり四兆円から九兆円ぐらいの価格変動リスクがあると。そうすると、三十九兆の株式保有ということから考えると、かなりの比率になると思います。もちろん景気が上昇して株価が上がって利益が出れば問...全文を見る
○中島啓雄君 今、一般勘定のお話が出ましたんですが、一般勘定の株式買い取りの目的というのをもう少し御説明をいただけませんでしょうか。
○中島啓雄君 ありがとうございました。  今回の法案の目的を総括して言いますと、まずは銀行経営の安定ということなんでしょうが、同時に、金融・証券市場を活性化させて直接金融を促進するとか、個人持ち株を促進するとか、持ち合いの解消というのもあると思いますが、そういうことだろうと思い...全文を見る
○中島啓雄君 次に、債務処理問題について少し全般的にお伺いをいたしたいと思います。  改革先行プログラムでも、既存のものは二年以内、それから新規のものは三年以内に処理すると、こういう御方針でございますが、この処理の規模はどの程度と考えておられるのでございましょうか。
○中島啓雄君 十一・七兆とか四・七兆とかいう数字をお伺いしたわけでありまして、最近の主要行の債権処理の状況を見てみますと五、六兆円ということですから、この範囲におさまれば三年以内の処理というのは可能なんだと思いますが、必ずしもこの範囲内におさまるという保証があるわけではないと。主...全文を見る
○中島啓雄君 今、公的資金の制度のお話があったので、ちょっと私の理解が足りないかもしれませんが、預金保険機構に対して政府保証なりあるいは交付国債というので、いわゆる七十兆円という枠がございますですね。これまでもかなり贈与なり交付国債の償還というような形で使っていると思いますが、今...全文を見る
○中島啓雄君 ありがとうございました。  最後に、本法による金融機能再生の効果をどのように考えておられるのか、大臣として金融機能再生への決意をあわせて伺って、終わらせていただきたいと思います。
○中島啓雄君 ありがとうございました。  終わります。
11月28日第153回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第3号
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○中島啓雄君 中島啓雄でございます。  時間が参りまして恐縮でございますが、まず植草参考人にお尋ねしたいと思います。  当面の経済対策についていろいろ議論があったわけですが、景気対策を優先すべきだということの反論として、そもそも財政対策をやってみてももう効き目がないじゃないか...全文を見る