中島政希

なかじままさき



当選回数回

中島政希の2010年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月26日第174回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号
議事録を見る
○中島(政)分科員 おはようございます。  法務大臣にお伺いをいたします。  私も法務委員でございますので、先日、大臣の格調高い所信を拝聴いたしまして、歴代の自民党の大臣と違って、新しい公共の中で治安等も考えていこうというところに非常に感銘をいたした次第でございます。  そ...全文を見る
○中島(政)分科員 千葉大臣は民主党のかつてのネクストキャビネットの法務担当大臣でございまして、参議院に民主党が可視化法案を提出したときの責任者の一人でもございました。  私もあの案を拝見しておりますが、大変よくできている案だというふうに思っております。省内に勉強会をやっておら...全文を見る
○中島(政)分科員 よくわかりました。しかし、勉強はほどほどに切り上げていただきまして、何とか今国会に出していただきますようお願いを申し上げます。  大臣の所信をお伺いいたしまして、もう一つ、自民党時代の法務大臣と違うなと感じたのは、いわゆる共謀罪ですね。これは長い名前で、犯罪...全文を見る
○中島(政)分科員 共謀罪は、先生も参加されて、何国会も大騒ぎした法案なんですね。これをどうするかということを民主党政権の法務大臣としてお示しになるのはやはり非常に大事なことだと思うんですね、この通常国会が始まる中で。  私は、ちょっとそのことについて、大臣がどういうふうに、共...全文を見る
○中島(政)分科員 一般の方は、検事総長には民間人はなれないと思っているんですね。マスコミの人にも私はよく聞かれるんですが、検事総長というのは民間人はなれないんですかなんて、よくそういう質問を受けるんですが、そんなことはありませんと私は答えております。今の刑事局長のお答えのとおり...全文を見る
○中島(政)分科員 私もそのとおりだと思っています。千葉先生が、弁護士の経験八年以上もちろんおありですから、検事総長になることは可能なんです。  では、もう一つ聞きましょう。千葉先生のように、弁護士の経験があって国会議員である方が法務大臣になった。法務大臣と検事総長を兼任するこ...全文を見る
○中島(政)分科員 検察庁法制定時に、法務大臣と検事総長を兼任させたらどうだというような議論もあったんですね。だから、そういうことはちょっとおいて検察庁法というのはできたんですけれども、私は、解釈上、法務大臣と検事総長が兼任することは憲法上も検察庁法上も何ら問題はないというふうに...全文を見る
○中島(政)分科員 その「一般に」の中に入ることというのは、いわゆる検察庁の庶務とかいろいろ会計とかが含まれていると思うんですけれども、人事はどうですか。この一般の中に含めて考えてよろしいですか。
○中島(政)分科員 そうしますと、十五条には、検事総長は内閣が任命する、こういうふうになっています。実際には、十四条に監督権の規定があるわけですから、私の解釈では、これは法務大臣がだれを検事総長にしようかなと考えて、自分が選んだ人を内閣に諮るんだ、こういうふうに解釈しますが、よろ...全文を見る
○中島(政)分科員 内閣で、閣議でいきなりだれかを指名するわけじゃないので、これは「一般に」という中に入る人事権を通じて法務大臣が決めて内閣に諮るんですよ。そういう手続になっているに違いない。そうじゃなきゃおかしい。  そういうことであれば、法務大臣が、十四条の一般の指揮監督権...全文を見る
○中島(政)分科員 検察庁法を読むとそうなっているんですけれども、運用上考えれば、私の言っていることは解釈上間違いないと私は思っております。この辺もまた、この「検察庁法」を改訂するときにはよく書いてください。  「一般に」の中に会計も含まれますか。検察庁あるいは地方検察庁の会計...全文を見る
○中島(政)分科員 ということは、法務大臣が、どことかの地区の検察に経理上何か問題があるんじゃないか、不明朗であるんじゃないかということを何らかの形で察知して、それについて調査しなさいということは可能でありますね。例えば、どこかの検察庁で裏金問題があるらしい、それについて調査しな...全文を見る
○中島(政)分科員 という答弁でございますので、大臣におかれましては、各検察庁でそういう問題があったら、これは指揮権発動とは違うわけですから、いわゆる問題になる指揮権発動と違うから、「一般に」に含まれる前段の方ですから、どんどん指揮をしていただいて、世間に誤解のないように検察行政...全文を見る
○中島(政)分科員 時間になりましたのでやめますが、きょうは二月二十六日で、二・二六の日なんですね。私、政治史をちょっとやっていると、やはり二・二六事件というのは日本の政党政治が息の根をとめられた日で、非常に感慨深い日でございまして、統帥権の独立というようなことが政党政治を破壊し...全文を見る
03月12日第174回国会 衆議院 法務委員会 第4号
議事録を見る
○中島(政)委員 今、辻委員がおっしゃいましたように、裁判所予算というのは随分少ないものなんですね。三千二百億円ですか。こちらの石関理事も私も群馬県の人間で、八ツ場ダムというのが今問題になっているんですが、これは四千六百億円ですね。ことしの予算だけで百五十億円ですよ。今、一つ要ら...全文を見る
○中島(政)委員 両方合わせると五十名以上になっているということだと思うんですね。  これは、私が調べましたら、昭和二十年、三十年代というのはほとんど一人、二人ですよ。それが、三十年代、四十年代、だんだんふえていって、それでも一けただった。それが、四十年代の後半になりますと二け...全文を見る
○中島(政)委員 おかしな話なんですね。  昭和二十二年に戦前の裁判所構成法が改正になりまして、裁判所法と検察庁法に分かれたわけですよ。そのときの立法の趣旨というのは司法と行政とを分けるという趣旨であったので、だから、二十年代には判検交流なんかなかった。四十年代後半になってふえ...全文を見る
○中島(政)委員 これは戦後、憲法ができて、司法権と行政権と分かれて、それぞれしっかりやっていくということですよね。三権分立になったわけですよ。戦前は、これは皆さん御承知のように、検事も裁判所も一緒だった、司法省の中にあった。司法省の中に裁判所もあり検事局もあった。これを、新憲法...全文を見る
○中島(政)委員 これはまたおかしな話で、私も与党ですからね、野党だったら声を大きくしなきゃいけないところなんですけれども。  しかし、これは大事な問題だと思うんですね。裁判所と法務省と、これは普通の役所じゃないでしょう。外務省から経産省に出向するというような話じゃないですよね...全文を見る
○中島(政)委員 今、裁判所法の話が出ましたけれども、裁判所法にも検察庁法にも、こういう人が検事になれます、裁判官になれますと、それぞれ資格は決めてあります。それは、こういう人がなれるというのを決めてあるだけで、行ったり来たりしていいということは決まっていないわけでございます。 ...全文を見る
○中島(政)委員 裁判官や検事さんがいろいろな経験をされることは大事だと思いますよ。ただ、さっきから言っているように、それならそれで法律でちゃんと決めた方がいい。法律がだめだったら裁判所規則でもいいし、政令でもいいし、ちゃんと決めなきゃだめですよ。これはほかの省庁、外務省と経産省...全文を見る