長勢甚遠

ながせじんえん



当選回数回

長勢甚遠の1996年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月19日第136回国会 衆議院 厚生委員会 第11号
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○長勢委員 先般来、厚生省の調査また参議院での参考人質疑等いろいろ聞かさせていただいておりますが、どれだけ聞いてもよくわからない、きちんと整理ができない。正直言って、やりきれない思いでおります。どの答弁を聞いておっても、つまるところ、だれにも故意や過失はなかった、まして職務怠慢も...全文を見る
○長勢委員 専門の意味が当然重いことは、みんな尊重せざるを得ません。  それなりに当たっているということですと、厚生省の内部においても、いわゆる事務屋というのはこの種の問題については技官にお任せをするしかない、また、その技官も外部の医学界に依存せざるを得ない、こういう構図になる...全文を見る
○長勢委員 時間が来たようですので、残念ですが、終わらせていただきます。
○長勢委員 先ほど委員長からも御質問がございましたが、血友病総合治療普及会ですか、これの献金の状況について御説明が、御答弁がありました。何か、さっきの答弁では、製剤協会ですかが自発的に金を出してくれた、しかし、足りなかったので御自分でお集めになった、こういう御説明でありました。 ...全文を見る
○長勢委員 私の手元の資料では、先生御自身が四千七百万出しておいでになられます。その後、五千万出して一億円で設立をされておられますが、そうすると、あと三千万を先生がいろいろお頼みをされたりしてお集めになったということですね。
○長勢委員 四千七百万を除く三千万は、二千万先にお申し出があったわけですから……。
○長勢委員 そうすると、先生がどこかに頼んでお集めになった分はなくて、御自身が出した分と自発的に出された分だけで設立ができたということですか。
○長勢委員 自発的にそういう多額のものを使うということは、協会の方々の社会的な貢献の意思ということもありますけれども、同時に、先生の学界における大変な評価というものがその根拠になっていると私は思いますが、そう考えてよろしいですね。
○長勢委員 ちょっとこの問題にかかずらわっておるわけにはいかないのですが、私の手元の資料では、先生が、参考人が四千七百万出しておられる。これは六月から十一月にかけて約四千七百万。そのほかに、例えばミドリ十字ですとかトラベノールだとか五社で五千万、各一千万出しておられるわけで、私が...全文を見る
○長勢委員 一遍に出したわけではないということはよくわかっておりますが、何かちょっといま一つ不明な点が、私自身が整理がつかない点がありますが、これにかかずらわっておるわけにいきませんので、この程度にいたしておきます。  私がここで申し上げたかったのは、一般に医学界は我々というか...全文を見る
○長勢委員 血友病の分野における比類なき権威者である、一種の俗に言うボス的存在であったということについてはどうですか。
○長勢委員 それはそのとおりだろうと思います。そういう評価であったことは御存じだったということだろうと私は今理解をさせていただきます。  それで、先ほども答弁ございましたが、参議院の答弁でも、そのような大変な権威者、反論も許されないとまで人が評価をしておった方でありながら、エイ...全文を見る
○長勢委員 恐らく、先生正直にお答えいただいておると思いますが、ただ少し、私も疑り深く考えますと、何か意見が変わったのかどうだったのかよくわからないわけですが、一般にこういう会議において、座長が中立的な立場におりますけれども、だれかに自分の意見を代弁をさせて会議をリードするという...全文を見る
○長勢委員 しかし、小委員会の風間小委員長は先生のお弟子さんですから、具体的に指示をすることは十分あり得たわけですが、そういうことはなかったのですね。
○長勢委員 先ほども申しましたが、研究班の議論の雰囲気は班長がほとんど独壇場でしゃべっておられたという証言も、証言というか答弁もあったのですが、そういうことはなかったのですか、あったのですか、どういう雰囲気でしたか。
○長勢委員 もう一つ考えられるのは、民主的にやったということでないとすれば、御自分の御意見を抑制する根拠としてあり得るのは、我々が、素人が考えてあり得るのは、御自身の専門分野以外の学会というか、学会の方の先生方の御意見を尊重せざるを得ないという立場に医学界というのはあるのではなか...全文を見る
○長勢委員 それは実態としてあったことだろうと思いますが、これは我々国民にとっては、お医者さん方が専門の分野でちゃんと議論してきちんとした総合的な結論を出しておられると信用しておるわけであります。  しかし、そのお医者さん同士が、医者というか学者さん同士がお互いに遠慮し合ってお...全文を見る
○長勢委員 時間がなくなったようですから、もう一問だけ質問させていただきます。また、今の先生のお話はそのとおりだと思いますので、また御指導いただきたいと思います。  最後の質問ですが、先般の参議院での松田答弁では、研究班に対して厚生省の幹部あるいはOB、あるいは政治家も含んでい...全文を見る
○長勢委員 終わります。
05月10日第136回国会 衆議院 厚生委員会 第14号
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○長勢委員 今回の年金の一元化法案は多年の懸案でございましたが、ようやくこの法案が提案六れる運びになりましたことを私も大変うれしぐ思っておる次第でございます。そういう意味で、年金はこれからの高齢者社会にとって最も関心の高い大事な制度でございますが、この法案に賛成の立場から国民の方...全文を見る
○長勢委員 今、厚生省の方でも、また政府全体としても、与党においても、介護保険の問題などたくさんの問題を議論しておるわけであります。そうなると、いろいろな意味でいわゆる社会的負担というものもどんどんふえていく。そういうことにも大変若い方々は不安に思っておられる。そして、そういうこ...全文を見る
○長勢委員 年金は絶対守らなければならないという精神論を我々が一生懸命言っておっても、なかなか国民の方々は納得できない。大変厳しい状況にあるような認識でおられる方が大変多いわけでございますので、具体的にも大丈夫なんだということが御納得いただけるような、これは宣伝という意味ではあり...全文を見る
○長勢委員 そういうことで、ことしの三月にようやく「公的年金制度の再編成の推進について」という閣議決定がされて法案提出に至ったというふうに伺っておるわけでございますが、この閣議決定の基本的な考え方、被用者年金制度の再編成というか一元化というか、この趣旨、基本理念について、きょうは...全文を見る
○長勢委員 では、順次、今回の法案について質問をさせていただきたい、このように思います。  今回の法案は、被用者年金制度の再編成の第一段階という位置づけになっておるわけでございまして、費用負担の平準化とか被用者年金制度全体で支える仕組みとか、新しい枠組みが取り入れられておるとい...全文を見る
○長勢委員 特にJR共済は大変な赤字構造で、現役の方々もOBの方々も大変な苦労をしてこられたわけであります。そのよって来る原因等についてはいろいろな議論もございましたけれども、現実に現役の方もOBの方々も大変な苦労をしておる、また大変な負担も、自助努力も行われるということで今日ま...全文を見る
○長勢委員 大変御丁寧な御答弁でありがたく思いますが、私も役人上がりでございますけれども、役人というのはこういう答弁をつくっていたのかなと今思っておるのでございますが、こういうことでございましょう。  とにかく、統合前に確定しておったものについては持参金で払えるようにしよう。そ...全文を見る
○長勢委員 そこで、一番問題はJRだと思うのでございます。  JR共済から移換すべき積立金は計算すると何か一兆二千百億円というふうになっておると聞いておりますが、このJR共済が今保有する積立金というもの、これが三千数百億円しかないというようなこともあって、この不足額が約一兆円に...全文を見る
○長勢委員 そうなりますと、八千億円を清算事業団が負担するということになるわけであります。今、この清算事業団は何か二十八兆円にも及ぶ債務を抱えておるということで、この処理ということもこれからの大変大きな課題だと思いますし、また、JR各社が二千億円負担をするということになるわけでご...全文を見る
○長勢委員 ぜひ心配のないようにしていただきたいと思います。  それと、この各制度の拠出金について考え方を先ほどお伺いをいたしましたけれども、この拠出をする仕組みというものはまた相当長期にわたることになるのだろうと思うのですが、当面この各制度の負担額というものがどの程度になるの...全文を見る
○長勢委員 JR共済はこういうことで大変安定することになるのですけれども、一方、厚生年金側からすると一種の負担を負うということになるというふうに考えられるわけで、そうなると、これで厚生年金の保険料が上げられるというようなことになったのじゃたまったものではないという不安を持っている...全文を見る
○長勢委員 JRの現役の方々の保険料は、従来、相当高くなっておったわけでございます。今回統合されて、本来なら同じにしてあげればいいなとは思いますけれども、そうはいっても、ほかの制度から支援を受けなければならぬという大変な経過でございますから、すぐにというのも大変残念ながらやむを得...全文を見る
○長勢委員 それでは、その試算でいくと、この次のときはどれくらいの差になりますか。
○長勢委員 大変気の毒な感じがいたしますが、ひとつなるべく早く解消してあげるように御努力をいただきたいと思います。  同時にまた、従来、JRの給付を受けておられる方々も、かつての制度に比べると、職域年金部分がカットされるとか、あるいは標準報酬の再評価が繰り延べになるといったよう...全文を見る
○長勢委員 そうすると、実質的に繰り延べの解除ということが受給者にとってはメリットになるわけですが、これによって実質的にどれくらい年金額が引き上げになるのでしょうか。
○長勢委員 どうもありがとうございます。  そこで、今回の議論、我々も党内でも議論をしてまいりましたけれども、大変な関係者の皆さんの納得の上でまとまったわけでございますけれども、やはりそうはいっても、何でJR共済を助けてやらなければいけないのだという誤解も世の中にないわけではあ...全文を見る
○長勢委員 この一元化が円滑に進むためには、事務処理も大変膨大なものではないかと私は思うのです。従来のデータはみんな三共済にあったのでしょうし、その実務は三共済でやっておられたわけですから、これを厚生省の方で受け取る、また、連携をとるということが大変大事なのではないかと思うのでご...全文を見る
○長勢委員 先ほど、今回の一元化の考え方について政務次官から御答弁いただきましたが、この統合によりまして、まだ四共済と厚生年金という五つの制度になるわけであります。今回の改正によって一つのルールができたわけですから、なるべく速やかに一元化を進めていくことが今後の安定的な年金制度の...全文を見る
○長勢委員 この一元化は、何も危なくなったからするということではなくて、もっと根本的な年金制度のあり方として進められるべきものだと私は理解をいたしておりますが、残ります四つの制度の中の一つであります農林年金についてちょっとお伺いいたします。  前回も改正が行われたようでございま...全文を見る
○長勢委員 ぜひ不安のないように十分御検討いただきたいと思います。  少し観点が変わりますが、年金の一つの問題として、現在、国民年金の空洞化が相当に進行しておる、基盤が揺らいでおる、国民年金の未加入とか保険料の未納とかということが問題になっておるわけでございますが、こういう人た...全文を見る
○長勢委員 大変御努力をいただいておるようですが、この未加入者、未納者の割合というのは制度全体にとって無視できない相当な割合だ。正直言って、このことを国民の方々は余り御存じなぐて、聞かれたら大変びっくりされると思うのですね。  それで、そういう方々が制度をお知りにならない、ある...全文を見る
05月14日第136回国会 衆議院 厚生委員会 第15号
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○長勢委員 参考人は御苦労さまでございます。  エイズ薬害という極めて悲惨で、また不幸な事態の真相究明は我々の務めでございますので、全力を挙げておるところでございますけれども、なかなか明確なイメージが出てこない。大変我々もいらいらしておるということが率直な今の思いでございます。...全文を見る
○長勢委員 発言の真意等について問い合わせといったようなものは何もございませんでしたか。
○長勢委員 圧力という意味で申し上げたのではなくて、御発言の内容についての問い合わせですとか、あるいはこういうことと違うではないかという問い合わせですとか、そういうようなものもございませんでしたか。
○長勢委員 大学の中でも、先生のこの問題についての対応について、評価というか雰囲気というものは何かございますか。
○長勢委員 参考人の大変な御決意に改めて敬意を表する次第であります。  今、病院長というようなお話がございましたが、学内の組織はつまびらかではございませんが、理事長さんがおられたり、学長さんがおられたり、病院長さんがおられたりということになっているのではないかと思いますが、その...全文を見る
○長勢委員 議論がなかなかわかりにくいのは、一つは、このエイズ研究班等において、学問的な立場からの意見の相違があったということは事実としてあるわけでございますが、その背景があったのかなかったのかということが我々には全然見えませんし、また、その学説の争いなるものも、私自身は専門家で...全文を見る
○長勢委員 大変失礼でございますが、私ら専門家でないものですから、最初におっしゃった部分は、先日来のこの委員会でも、ステロイドの問題でありましてもあるいは順天堂症例の認定の問題にしましても、食い違いについていろいろほかの同僚議員から御質問があった点でございますが、これは一種の、私...全文を見る
○長勢委員 これは一つの大きなポイントだと私も思っていますので、御努力もいただきたいと思います。何せ、これだけの不幸な、悲惨な事態が起きたことでございますから、あるいはその先生に御迷惑がかからないような方法もあるかもしれませんので、非公式にでもいいですから、私なりあるいは委員会な...全文を見る
○長勢委員 スピラ判定について塩川先生が御存じだったかどうかということを今お聞きしたのではなくて、そのときに出席されておったということが事実であるかどうかについて。塩川先生は、事実でない。それはスピラ判定を知っておられたかどうかという話と直接には関係ない、まあ間接には関係あります...全文を見る
○長勢委員 もう一点は、先ほども委員長に対する御答弁でございましたが、順天堂大学へ検体を持っていって診断をされた、そしてその報告を塩川先生がされた、こういう御答弁でございましたが、塩川先生からは、検体を持ち帰ったことはない、このように明確に答弁をされておられるわけであります。 ...全文を見る
○長勢委員 どうもありがとうございました。大変貴重な答弁だと思うのです。先ほどの件もそうですが、これはもうポイントですから。  やったことをやらないという答弁を塩川先生がおっしゃったのだとすれば、我々の疑惑というものも、これはもう深まらざるを得ない。しかし、正直言って、何の証拠...全文を見る
○長勢委員 時間がないので、ほかにも聞きたいこともあったのでございますが、圧力があったということが一つと、もう一つは、何か学会というものがあって、これがどうも私には、外側におると少しわからないところがあって、どうもそれがどの程度影響したのかわからないのです。  大学同士の争いで...全文を見る
○長勢委員 ありがとうございました。終わります。
07月12日第136回国会 衆議院 厚生委員会 第31号
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○長勢委員 私からは、松村参考人に御質問させていただきたいと思います。  今、委員長からも御質問があったとおり、参考人の在任中の期間は、血友病患者のエイズ被害の拡大を防止する上で大変重要な時期でございました。お聞きしたいことはたくさんあるわけでございますが、時間もありませんので...全文を見る
○長勢委員 感染率は大変高いだろう、しかし発症率はほとんどないのじゃないか、こういう認識であった、しかし、当時は余りよくわからなかったというようなことでございますけれども、ここのところが、どうも不思議な話だなとみんな思っておるところだろうと思うのです。  おっしゃったように、時...全文を見る
○長勢委員 午前中に衛藤議員からほかの参考人にも御質問がありましたけれども、特に思うのは、ギャロ判定なり栗村判定なりで相当高い確率で抗体陽性が出ているということがはっきりしているわけです。この事実は当然御存じだったと思うのですが、いつの時点で参考人は御存じになりましたか。
○長勢委員 六十年の春にようやくわかったというのもちょっと腑に落ちない点もありますが、いずれにしてもその時点ではわかられたわけで、ギャロ認定では四十八例中二十三例も抗体陽性ということは、我々、私のように専門家でない者にとっては、これは大変なことだというふうに思うのですが、その後も...全文を見る
○長勢委員 そういう参考人の理解が当時の多数説というのですか、通説というのですか、ということでそういうふうに思われたということでありますと、私も専門家でないのでそれ以上申し上げることはできないわけでございますが、ただ、発症率は高くないかもしれないということは言えても、だから低いと...全文を見る
○長勢委員 もう一遍繰り返しますが、今おっしゃっているような認識というのは、当時はそんなに、余り人が疑わないような一般的なことだったのでしょうか、それとも相当意見が分かれて、まあ分かれたといっても五分五分もあるでしょうし、六、四もあるでしょうが、どんな状況だと認識だったのでしょう...全文を見る
○長勢委員 人命にかかわることですから、五千名で数名だからリスクが小さいと言うわけにはいかないわけですが、同時にまた参考人は、一方で血友病治療の大事さということとの比較考量を大事にされていろいろな対応をされてきたということだと思うのですが、結果として今考えてみると間違っておったと...全文を見る
○長勢委員 それでは、具体的に、加熱製剤承認の際の非加熱製剤の回収に関してお伺いしたいと思います。  最前来問題になっております回収命令を出すか出さないかということについて、当時、どういう検討をされたのでしょうか。当然、厚生省内部なり医療関係者なり、あるいは医薬品企業なりと非加...全文を見る
○長勢委員 考え方はるるお述べになりましたが、どうも聞いていると、今お話しになったようなことは、厚生省内部あるいは企業関係者、医療関係者、みんな当たり前のことで、それほど十分な検討をするほどのこともなかったと言わんばかりのようなお話に聞こえるのです。これは正直言って、事の重大性か...全文を見る
○長勢委員 参議院において、高原洋太さんですかの陳述では、何か患者団体が回収を急いでくれという要請行動をされて、その際に参考人は「ワインは一般国民が飲むものだけれども凝固因子の使用者は限られているから」ということで、「血友病患者には緊急対応はしないという返事でした。」という陳述を...全文を見る
○長勢委員 どうもお話を聞いていると、企業の方の開発担当者と接触されておられたようでありますが、企業の方はもう一生懸命やってきたのだからちゃんとやるだろう、また、お医者さんも血友病の専門家だからそんなおかしな非加熱製剤なんかはなるべく使わないようにするだろうという大変な信頼関係の...全文を見る
○長勢委員 大変緊急なことだったわけですから、うまくいくだろうと思っていたというのではなくて、何カ月ぐらいにはちゃんと終わるだろうと思っておったとか、それから、今のお話は一応口頭で注意もされておられたという一つの証拠ではあろうと思いますけれども、やはり回収がきちんと進行しておるの...全文を見る
○長勢委員 終わります。
07月23日第136回国会 衆議院 厚生委員会 第32号
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○長勢委員 自由民主党の長勢甚遠でございます。  この委員会でもたくさんの参考人の方々においでいただいたわけでございますが、今委員長からの御質問があったとおり、一番というか、一つの大きな疑問は、帝京大症例がなぜ早期にエイズとして認定をされなかったか、それができればいろいろなこと...全文を見る
○長勢委員 聞いていなかったか、あるいは聞いてもほとんど印象に残らない程度の話であったということでございますね。  そうすると、具体的にスピラ判定というものをお知りになったのはいつですか。
○長勢委員 次に、ギャロの抗体検査報告についてでございますが、これについても、先ほど安部証人に対していろいろ御議論がありましたが、五十九年の十一月二十二日に、輸血後感染症研究班のエイズ分科会で、具体的な内容はともかくとして、ギャロに血清を送って検査をしてもらっておるという事実が話...全文を見る
○長勢委員 十一月二十九日のメモが、安部先生の名前と二十二中四例というよくつながらない記事が載っていることは事実でありますから、先生のお疑問も、解明をしてほしいというのはわからぬでもありませんが、しかし、栗村先生の話に安部先生の名前が載ったり、ギャロがつながるということは常識的で...全文を見る
○長勢委員 内容はともかくとしても、それから十一月二十二日はともかくとしても、これだけの話ですから、安部先生が国内、国外を問わずギャロに抗体検査をしてもらったことをひた隠しに隠しておられたのであれば、絶対にわからない努力をされておられたのならともかく、全くうわさも耳にされなかった...全文を見る
○長勢委員 大変この点も重要な問題ですから、記憶がないということですが、あれば云々とおっしゃると国民は不信感を持つだけです、はっきり言いまして。逆に言うと、うわさでもいいですから、重大な問題ですからうわさでも聞かれれば重大な関心を持って安部先生にお聞きになるなりするのが当然だった...全文を見る
○長勢委員 厚生省がこのエイズ問題に取り組むについて、五十八年にエイズ研究班がつくられ、その後、この調査検討委員会になったわけでございますが、両委員会の役割というのが、特にエイズの認定についてどういう違いがあったのかなということを私は少し知りたいと思っております。  また、エイ...全文を見る
○長勢委員 エイズ研究班のときは、専ら血友病の患者の方々の血液製剤によるエイズ感染ということに重大な関心があったような印象を私は持っておるのですが、それに引きかえて、調査検討委員会になった時点で、主たる目的が血友病患者についての問題意識だけではなくて、全体といったらいいか、いろい...全文を見る
○長勢委員 御答弁でございますが、お話しのとおり、エイズ研究班以来、先生も関与されてこられたわけですから、血友病に大変関心があったというのが当然だとは思いますが、そうであればこそ、当然まず何よりも、エイズの認定が任務である検討委員会としては、帝京大症例についてどうするかということ...全文を見る
○長勢委員 そうすると、一カ月前にお願いをしてあったという御答弁は前にありましたが、今のお話ですと、具体的にだれが、いつ帝京大にお願いをしたかはわからない。ただ内輪で、早く出てほしいものだなという雑談をしておったというような話ですか。
○長勢委員 一カ月前から言っておったのと、新聞発表があって慌てて指示したというのとでは、我々の受けとめ方はまるで違うわけです。  ですから私は、一カ月前にどうされておったのですかということを聞いたのですが、野崎さんは、そういう指示は受けていないと答弁をされておられる。先生は当局...全文を見る
○長勢委員 順天堂大症例が第一号認定ということになっておるわけでございますが、ゴットリーブ博士というのは大変な権威だそうでございまして、そういう権威のある方の診断を受けたという方がわざわざ順天堂大へ診断のために来日をされるということは、常識的には非常に不自然で、何か意図的なものを...全文を見る
○長勢委員 今の松本参考人についての御答弁ですが、先日、参考人は、大変自信を持って、そういうものは見たことがないと明確におっしゃっておられたわけで、にもかかわらず、旬日を出ずしてこのような文書が出てくるとなると、大変失礼ですけれども、何か先生から資料が渡ったのではないかということ...全文を見る
○長勢委員 終わります。