長勢甚遠

ながせじんえん



当選回数回

長勢甚遠の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月03日第142回国会 衆議院 厚生委員会 第6号
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○長勢委員 おはようございます。  今回の法案は、大別しく、一つは老人医療費拠出金の見直しのための国民健康保険法の改正部分、二つ目は不正請求対策及び過剰病床対策のための健康保険法の改正部分、これを中心とするものというふうに思いますが、この二つの内容は、相互に直接には関係のない事...全文を見る
○長勢委員 総合的な医療費の適正化対策として両部分を一本の法律として出したという御答弁だというふうに理解をいたしますが、一方で、財政構造改革法というものが昨年成立をいたしまして、昨年末の予算編成においては、その財革法による国庫負担縮減をどうするかということが最大の課題であったと思...全文を見る
○長勢委員 本来、医療費をめぐる財政状況は大変厳しい。将来安定的な制度にしていくために、昨年も政府また与党において大変な議論をしてまいったわけであります。したがって、これは国民の健康にかかわる問題でございますから、この抜本改革をもって安定化を図っていくということが大方針であったわ...全文を見る
○長勢委員 るる御説明があって、また大臣からも、抜本改正を待たずしてやらなければならない医療費の適正化のための法案であるという御説明でございましたが、しかし、どうも財政構造改革法の実施のためのものであるという性格が否定しがたいというか、極めて強いという印象は否めないところだろうと...全文を見る
○長勢委員 抜本改革まで何もしなくてもいいという問題でないことは十分理解をできるわけでございますが、この改革の方向が、将来的に検討されるべき抜本改革と十分整合性の合ったものでなければならないということを一つ私としては指摘を申し上げたいと思います。  それ以上に、この抜本改革とい...全文を見る
○長勢委員 問題が大変大きな問題であることは重々承知をしておるわけですが、与党協議会にも参加をさせていただいた私としてはへ診療報酬の問題にしても薬価の問題にしても、相当政府の中また与党の中で各方面の御意見も聞きながら、相当時間もかけて議論をしてきたという経過があるわけであります。...全文を見る
○長勢委員 これは大変大きな問題ですから、拙速がいいというわけではもちろんありませんし、十分な議論をしてもらわなければならないということは言うをまたないところであります。しかし、今の御説明を聞いておりましても、昨年まで、もう正直言ってずっと前からあった議論が、また同じような議論が...全文を見る
○長勢委員 不正請求防止対策の問題あるいは過剰病床の問題につきましては、この後、同僚の桧田議員から具体的な御質問があると思いますので細部にはわたりませんけれども、今回の病床対策につきまして、私は、むだな医療費等を適正化していく観点からも、医療計画と開局なりあるいは保険医の指定の問...全文を見る
04月14日第142回国会 衆議院 厚生委員会 第8号
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○長勢委員 参考人の先生方、どうも御苦労さまでございます。  今回の病床規制に関する改正の論点は、いわゆる自由開業の原則というものと保険財政との均衡をどのように考えるかということが一番重要なのではないか、そして、そのことと医療計画との関係をどう考えるかということではないだろうか...全文を見る
○長勢委員 ちょっと委員長。  大変恐縮ですが、質問時間が限られておりますので、答弁は簡潔にひとつよろしくお願いします。
○長勢委員 今の阿部先生の御意見は、保険財政を確保するということが国民の健康を守る上で大変重要な観点でありますから、そういう意味で、自由診療でやられる病院等の開設許可についてはともかく、保険診療をやっていただくというものについては、そういう観点からの規制というか制限があることが当...全文を見る
○長勢委員 営業の自由と保険財政を守るということとの均衡が今回の議論だということを、私の考えを申し上げたわけで、そういう意味で、医療法に基づく開設許可の話と、営業の自由を当然重視しなければならないというか万全にしなければならない、あわせて、保険財政との均衡の中で、健康保険法の体系...全文を見る
○長勢委員 新規参入を既得権擁護というようなことで不合理に抑制をするというようなことはこれからの医療提供体制をとる上で適当でないということは、そのとおりだと思うのですね。そのことは大変大事なことなんですが、今回、過剰地域については更新等の際にそういう観点で少しでも新陳代謝を図ろう...全文を見る
○長勢委員 それでは、時間が来ましたので終わらせていただきます。
05月27日第142回国会 衆議院 厚生委員会 第14号
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○長勢委員長代理 松本純君。
09月24日第143回国会 参議院 国民福祉委員会 第4号
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○衆議院議員(長勢甚遠君) ただいま議題となりました感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律案に対する衆議院における修正につきまして、その内容を御説明申し上げます。  第一に、制定の理念を宣明するため、前文を加えることであります。  以下、前文を朗読させていただき...全文を見る
○衆議院議員(長勢甚遠君) 今回の法律案は、感染症をめぐる状況の変化に対応して新しい体系をつくるという趣旨のものでございますが、そういう意味で抜本的な見直しを行うものでございます。  その中で一つの大きな議論は、従来、集団の感染症予防を中心としてきた政策、いわば社会防衛といった...全文を見る
○衆議院議員(長勢甚遠君) 衆議院における修正につきまして御理解を賜りまして、感謝を申し上げます。  この修正は、参議院選挙前の前国会において与野党間で十分協議をし煮詰めてきた成果を今国会で成文化したものであることをまず御報告を申し上げたいと思います。  今お尋ねの点でござい...全文を見る
○衆議院議員(長勢甚遠君) 今回の修正は、提案の際にも申し上げましたとおり、従来、社会防衛的色彩が強かった感染症対策につきまして、社会防衛という観点、あわせて人権尊重という観点、これを並立的に尊重したものでなければならないという政策転換を図った立法であると我々は理解をしております...全文を見る
○衆議院議員(長勢甚遠君) 前文において人権を尊重しなきゃならないという趣旨を特に明文で書いた趣旨は先ほど御説明申し上げたとおりであります。そして、この考え方は全条文に共通する理念であると我々も思っております。  ただ、これを各条項で表現するときに、人権の尊重という表現の方がよ...全文を見る
○衆議院議員(長勢甚遠君) 良質かつ適切な医療を提供する義務が医師等にあるということについては、一般法である医療法に明記をされております。したがって、その意味では殊さらにこの条文を再掲する必要は法制度上はないという意見も当然あると思っております。  ただ、最前来議論になっており...全文を見る