長勢甚遠

ながせじんえん



当選回数回

長勢甚遠の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月31日第164回国会 衆議院 環境委員会 第2号
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○長勢内閣官房副長官 アスベスト問題につきましては、御案内のとおり、関係する行政分野が多岐にわたりますので、これをスピード感を持って総合的に遺漏なく進めていかなければならない、しかも緊密な連携をとらなければ、すき間なくということもありましたので、今大臣からお答えいたしましたように...全文を見る
02月15日第164回国会 衆議院 内閣委員会 第1号
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○長勢内閣官房副長官 内閣官房副長官の長勢甚遠でございます。  佐藤委員長初め諸先生方の御指導、御鞭撻を賜りながら、安倍官房長官を補佐してまいりたいと存じますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。(拍手)
02月16日第164回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○長勢内閣官房副長官 副長官でございます。  今、総理、官房長官、副長官がいつ知ったかということはおっしゃったとおりであると思いますが、どのような形でお知りになったかについては私は存じておりませんので、そのようにお答えをさせていただきます。
○長勢内閣官房副長官 先ほど言いましたように、総理、官房長官がどういう形でお知りになったのかは、私、今存じませんので……(高山委員「存じませんじゃないよ、答弁」と呼ぶ)
○長勢内閣官房副長官 いやいや、どういうルートでと申し上げたんです。  それで、情報官がどういう形で知られたかについては、先ほど来官房長官が御答弁しておるとおりでございますので、その情報のルート、とり方等々についてはお答えをできませんので、そのように御答弁申し上げます。
○長勢内閣官房副長官 いつということについては、先ほど来長官が答弁しているとおりでございますので、お答えを遠慮させていただきます。(発言する者あり)
○長勢内閣官房副長官 情報官がいつお知りになったかということについては、先ほど来長官が御答弁申し上げていることでございますので、お答えは差し控えさせていただきます。  総理がどのようなルートで御存じになったのかは、私は存じません。(発言する者あり)
○長勢内閣官房副長官 総理は秘書官経由でお聞きになったと聞いておりますが、情報官の、いつ、どのように知ったかということについては、お答えを差し控えさせていただきます。
○長勢内閣官房副長官 情報官の職務については官房長官からもるる御説明があったとおりでございますが、内閣の情報活動は、そのやり方等々について、個別の内容について明らかにする場合には国益を損なうことが起きますので、これは差し控えさせていただきます。
○長勢内閣官房副長官 情報収集活動について明らかにすることは差し控えさせていただきたいということを先ほど来申し上げておるわけであります。
○長勢内閣官房副長官 いつということも情報活動の重要な部分でございますので、お答えは差し控えさせていただきます。
○長勢内閣官房副長官 そういう事実があったことを知ったということではなくて、情報官の情報活動が、これは明らかにすべきことではないということを先ほど来申し上げているわけであります。(高山委員「全然質問に答えていませんよ」と呼ぶ)
○長勢内閣官房副長官 情報官の情報収集活動について述べることは差し控えるべきであるということを先ほど来申し上げておるわけで、総理が御存じであったことについて漏らす必要があるものは、何ら問題ないと思います。
02月27日第164回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第2号
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○長勢内閣官房副長官 現在、自衛隊は、イラク特措法及び同基本計画に基づいて人道支援活動及び安全確保支援活動を行っているところでございますが、今大臣からお話がございましたとおり、現時点で自衛隊をどうするか、今お話しの、御指摘の点も含めて、何ら決定をいたしておりませんので、御質問の特...全文を見る
○長勢内閣官房副長官 海外経済協力についての政策金融改革のあり方は今御指摘のとおりでございまして、昨年来、検討会を設け、現在まで八回の会合を開催してきておるところでございます。  これまでの検討会の議論では、政府内体制のあり方については、援助の戦略的実施のために、総理主導のもと...全文を見る
03月08日第164回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○長勢内閣官房副長官 在日米軍の兵力態勢の再編の内容につきまして、関係する地方公共団体あるいは住民の方々の間に厳しい御意見があるということは承知をいたしております。  しかし同時に、この再編については、地元公共団体を初めとする国民の皆さん方の御理解なくしては実行することも大変困...全文を見る
○長勢内閣官房副長官 官房長官も、政府の方針に沿って、強く地元公共団体あるいは住民の方々の御理解を得る努力をしたいということを強調されたということでございまして、どちらが先だというようなことを申し上げられたとは理解をしておりません。
03月09日第164回国会 参議院 内閣委員会 第2号
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○内閣官房副長官(長勢甚遠君) 内閣官房副長官の長勢甚遠でございます。  委員長を始め、諸先生方の御指導、御鞭撻を賜りながら、鈴木副長官とともに安倍官房長官を補佐してまいりたいと存じますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。
03月10日第164回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○長勢内閣官房副長官 今の問題、私も、通告もなかったものですから十分勉強いたしていない部分がございますが、尖閣諸島四島はもともと私有地であり、平成九年四月、当該四島の所有者から、国の機関を除き上陸等を認めない、また、第三者による権利侵害行為に対し厳重な対処を求める旨の要請が行われ...全文を見る
○長勢内閣官房副長官 昨年の2プラス2の合意において、本年三月までに最終的な取りまとめを行うという旨事務当局に対して指示をしたということでありまして、それを踏まえて、現在、精力的に検討して、協議を続けておる状況でございます。  当然、この内容について関係府県においていろいろ厳し...全文を見る
○長勢内閣官房副長官 私自身は承知をいたしておりません。
03月29日第164回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○長勢内閣官房副長官 本年は北方領土返還要求全国大会の開催日が、御案内のとおり、衆議院予算委員会の平成十八年度予算の基本的質疑の日程に重なった日でございました。  そういうことでございましたので、総理は、国会対応に、大変重要な予算審議の日でありましたので、その対応に万全を期する...全文を見る
○長勢内閣官房副長官 北方領土返還に向けた皆さん方の御熱意というものについて、総理は十分な御理解をされておられますし、そのことについてぜひ頑張っていきたいという意欲を十分お持ちでございますが、先ほど御説明いたしましたように、小泉内閣最後の予算委員会、大事な審議を控えておる中でござ...全文を見る
○長勢内閣官房副長官 総理が北方領土返還に向けての熱意というものはいささかも変わることはないと思っております。当日、両大臣御出席ということでございますが、そういうこともあり、また予算審議の重大性についてのことから、御欠席ということになりました。  メッセージもなかったではないか...全文を見る
04月12日第164回国会 衆議院 外務委員会 第10号
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○長勢内閣官房副長官 おはようございます。  今御指摘のような報道があったことは承知をいたしております。ただ、内閣情報調査室は、御案内のとおり、内閣の重要政策に関する情報の調査、分析を所掌しておるわけで、その対象は、外交、安全保障関係を中心に広範にわたっております。  そうい...全文を見る
○長勢内閣官房副長官 情報が的確にしかるべき方に伝達されて、国が正確な判断をしていくということが大変大事でありますので、その伝達のあり方については、きちんとやれるように随時見直しをして問題のないようにしていかなきゃならぬということはおっしゃるとおりでありまして、その努力をやってお...全文を見る
04月18日第164回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号
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○長勢内閣官房副長官 御指摘の市長選挙の立候補予定者の総決起集会でございますか、そこで、福田議員の発言につきまして報道があったということは承知をいたしておりますが、福田議員に確認もいたしましたが、そのような発言はしていないというふうに伺っております。  岩国基地内の民間空港施設...全文を見る
○長勢内閣官房副長官 今、先ほど来大臣も御答弁されているように、交渉中でありますから、決まっておりません。
04月28日第164回国会 衆議院 法務委員会 第21号
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○長勢内閣官房副長官 今回の法案は、御案内のとおり、国際的な組織犯罪の防止に関する国際連合条約及びサイバー犯罪に関する条約の締結に伴い必要となる所要の法的整備を行おうとするものでございます。世の中大分変わってきまして、国際的な組織犯罪なり、あるいは国際テロなり、あるいはサイバーテ...全文を見る
05月12日第164回国会 衆議院 内閣委員会 第7号
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○長勢内閣官房副長官 先生が、安全、安心に多大の御関心をお持ちでお取り組みいただいていることに敬意を表したいと思います。  小泉内閣発足以来、安全、安心に重点を置いて取り組んできたと思っております。お話のように、安全、安心の観点は、生活の安心もあれば環境の安心もあれば、いろいろ...全文を見る
06月02日第164回国会 衆議院 外務委員会 第19号
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○長勢内閣官房副長官 内閣法第四条第一項では、「内閣がその職権を行うのは、閣議によるものとする。」というふうに定められておるわけでございますので、閣議決定は最高行政機関である内閣の意思決定の方式であるというふうに理解をいたしております。  九九年の閣議決定を廃止したことについて...全文を見る
○長勢内閣官房副長官 前の閣議決定を、その後のいろいろな経過の中で変更する必要があるということで方針を変更したわけでございますので、この判断というものは内閣全体で負っていくものだと思っております。
○長勢内閣官房副長官 方針を変更いたしましたので、前の閣議決定を廃止して新しい閣議決定をしたわけでございますから、これは内閣としての決定でございます。
○長勢内閣官房副長官 状況の変化に対応して方針を変更して、それを閣議決定したわけでありますので、内閣として責任を負ってこれを遂行していかなきゃならぬと思います。
07月06日第164回国会 衆議院 安全保障委員会 第10号
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○長勢内閣官房副長官 今回の事態はおっしゃるとおりだと思います。連続して七発も撃ち込まれるという事態については、全く許しからざることであり、政府としても毅然たる態度で臨むべきものと考えております。  そういう観点から、このたび早期に、先般、御承知のとおりの対応策を発表したわけで...全文を見る
○長勢内閣官房副長官 今回の事態は、先ほど来お話がありますように、許しがたい行動でありますから、我が国として毅然たる態度をとらなければならないということは言うまでもないことだと思っております。  同時に、関係国、特に隣接国等の行動等も見きわめながら行動することが、我が国が制裁措...全文を見る
○長勢内閣官房副長官 まさに夕刻に至ってさらに七つ目を発射するということ、本当に不愉快なことでございます。  同時にまた、どういう意図でそれをやったのか、今後、どういうことになるのかということを見きわめながら、追加的な措置が必要であるかどうか、きちんと対応を検討しなきゃならぬと...全文を見る
08月29日第164回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号
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○長勢内閣官房副長官 官邸の対応という御質問でございますが、八月十六日午前九時に海上保安庁から事案に関する第一報があった後、九時三十分に官邸危機管理センターに日本漁船の根室沖被拿捕事案に関する情報連絡室を設置いたしました。  これらの状況は総理大臣及び官房長官に逐次御報告を申し...全文を見る
○長勢内閣官房副長官 内閣総理大臣におきましては、八月二十四日に行われたぶら下がり会見において、亡くなられました盛田さんの御冥福をお祈りするとともに、残る三名につきまして早期解放を求めるという旨の発言をいたしております。  また、官房長官においては、二十五日の官房長官会見におい...全文を見る
○長勢内閣官房副長官 ちょっと今正確には覚えておりませんが、十六日は、総理、官房長官、お休みでございました。
○長勢内閣官房副長官 逐次、状況は総理、官房長官に御報告いたしておりますが、先ほど申しましたように、事実関係を十分に確認をして適切な対応をするようにという御指示はいただいておりますが、総理御自身から申し入れをするという御指示があったことは伺っておりません。
○長勢内閣官房副長官 その都度、状況に応じて適切な対応をするための方策として、対策室をつくったり情報室をつくったりということになっておるわけでありますが、今回に関しては、外務省あるいは保安庁等々において適切な対応ができる、またしていただいておるという状況でございましたので、対策室...全文を見る
○長勢内閣官房副長官 その時点では、危機管理監の方でそういう判断をされて、至急に、緊急にその措置を講じたということであります。
○長勢内閣官房副長官 おっしゃるような体制でしたということは報告をいただいて、その後の状況を見て適切に対応されておるということでありましたので、その形で、今結果としても適切に対応されていると思っております。  先ほど、お役所の方からの説明の御紹介がございましたが、そういう形式的...全文を見る
10月06日第165回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○長勢国務大臣 今委員お話しのとおりの事実関係でございます。抗告期限が十日というふうに伺っております。  この判決は、議論の中身が、基本的に決定の中身は、アメリカの裁判所で確定をした裁判の効力を我が国において認めるということを中心にした決定というふうに承知をいたしております。従...全文を見る
10月10日第165回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○長勢国務大臣 国際組織犯罪防止条約について、米国の留保はなぜかという御質問だと思います。  これは、アメリカが憲法上、連邦制を採用しておりますことから、連邦と州との間の権限関係の整合性を持たせるために行われたものであるというふうに承知をしております。すなわち、連邦法の範囲から...全文を見る
10月13日第165回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(長勢甚遠君) 総理及び外務大臣から御説明ありましたとおり、今、批准に向けて国内法上の整備が必要かどうかを関係省庁と至急今検討を進めておるところでございます。  一つの問題は、日本における刑罰法規との関係で整備をする必要があるかどうかという問題と、また関係機関と協力を...全文を見る
○国務大臣(長勢甚遠君) 法テラスは十月二日、御案内のとおり、十月二日から業務を開始をいたしましたところでございます。  法テラスの業務は、コールセンターによりましていろんな相談に応ずるというのが一つの仕事であります。十日までの間では一万六千件ぐらい御相談があったということであ...全文を見る
○国務大臣(長勢甚遠君) 裁判員制度の創設に当たりましては魚住先生にも大変な御尽力をいただいた経過がございますが、当時から一つの大きな課題は、国民の皆様に理解をしていただく、分かりやすく言うと、裁判員に選任をされた場合に皆さんが積極的にそれに参加をしていただくということが大きな課...全文を見る
○国務大臣(長勢甚遠君) 委員長。
○国務大臣(長勢甚遠君) 御案内のとおり、国会で御承認をいただいておる国際組織犯罪防止条約を批准するための法案でございます。その法案においては、テロを含んだ組織犯罪に対して国際連帯の中で防止をしようという趣旨のものでございます。
○国務大臣(長勢甚遠君) 各国によって持っておる法制度が違います。しかし、批准しておる国はすべて、この条約の義務を守れるという国内法制に基づいて批准していると思って理解しております。
○国務大臣(長勢甚遠君) アメリカは留保をいたしておりますが、アメリカは連邦法と州法との関係におきまして、極めて地域限定的な場合において問題を生ずるおそれがあるという趣旨で留保したものであり、この条約に義務を果たせないということはほとんどあり得ないというふうな答弁をアメリカとして...全文を見る
○国務大臣(長勢甚遠君) 後半はちょっと。
○国務大臣(長勢甚遠君) ちょっと今、政府委員から答弁させますが、いずれにしても、この条約に基づく義務はできるという前提で批准しておると思っております。
10月18日第165回国会 衆議院 法務委員会 第2号
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○長勢国務大臣 このたび法務大臣に就任いたしました長勢甚遠でございます。委員長を初め委員の皆様方には、平素から法務行政の運営につき格別の御尽力を賜り、心から御礼申し上げます。今後とも、なお一層の御指導、御協力をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。  法務省は、国民の皆...全文を見る
○長勢国務大臣 委員御指摘のとおり、北朝鮮による弾道ミサイルの発射及び核実験実施ということは世界に対する挑戦であり、極めて許しがたい問題でございます。  我が国政府としては、その都度直ちに制裁措置を発動するとともに、国際連携のもとにその対応を強化してきたところでございます。 ...全文を見る
○長勢国務大臣 北朝鮮は、かねてからいろいろなテロ活動を行っておるわけでありますが、今回のいろいろな制裁措置に対しましても反発をいたしておりますので、どういう事案が生ずるかということについて否定できないという問題がございます。  公安調査庁といたしましても、こういう問題に備えて...全文を見る
○長勢国務大臣 安全保障会議のメンバーは、法律によりまして、おっしゃるとおり、法務大臣は常設のメンバーにはなっていないところでございます。  ただし、安全保障会議設置法第五条第二項によりまして、議長である内閣総理大臣が必要と認めるとき、つまり重大緊急事態への対処等々においては、...全文を見る
○長勢国務大臣 司法制度改革が始まってからもう大分長い期間がたちましたが、ようやく制度整備が終わって、大きな、これから着実に進展をする段階に来ております。まだまだ苦労が要りますが、そういう中でありますけれども、国民の皆様にも、だんだんと裁判なり司法制度というものに対する理解が深ま...全文を見る
○長勢国務大臣 十月二日に法テラス、愛称ですが、これが発足したわけで、真に国民の役に立つものとなり、また、国民の司法参加を求める裁判員制度に国民の理解と協力が得られるためには、御指摘のとおり、制度の存在意義や制度内容等を広く国民の方々に理解してもらうということが最も大事で、非常に...全文を見る
○長勢国務大臣 法テラスは、皆さん方の大変な期待の中に業務を始めておるわけでございます。先日も理事長さんがお見えになりましたが、大変意欲を持って取り組んでおられまして、これから大変に期待をしております。  今おっしゃったように、国民の皆さんによく知ってもらうということがまず基本...全文を見る
○長勢国務大臣 御指摘のとおりでございまして、国選弁護関連業務あるいは司法過疎対策業務については、優秀な弁護士を質量ともに確保していくことが、司法センターが国民のお役に立てるかどうかの一番大事なポイントの一つだと思っております。  とりわけ、国選弁護制度は、今おっしゃったように...全文を見る
○長勢国務大臣 民事法律扶助は、経済的に恵まれない方々、すなわち資力の乏しい国民の方々について裁判費用の立てかえなどを行う事業でありますので、国民が利用しやすい司法制度の実現のためには非常に重要な事業であると思っております。かつ、これを実行していくためには、おっしゃるように、金が...全文を見る
○長勢国務大臣 先生、御専門でありますので、全く御指摘のとおりだと思います。  新しい法曹教育は、まさに点ではなくてプロセスとして、全体としてちゃんとした法曹人になれるようにという教育でありますから、法科大学院の教育と司法試験の連携の確保ということが非常に大事なことだと言われる...全文を見る
○長勢国務大臣 御指摘のとおり、新司法試験の合格者数の目安については、十九年についてはそれを一応の目安とするということが適当であるというふうにされておるところであります。  ただ、この数字はあくまで一応の目安として示されておるものでございますので、実際の司法試験の合否については...全文を見る
○長勢国務大臣 今御指摘のとおりでありまして、司法制度改革審議会意見書によれば、新司法試験合格者数を年間三千人とすることは、計画的にできるだけ早期に達成すべき目標であって、上限を意味するものではないことに留意する必要があるということにされておるところであります。  司法試験委員...全文を見る
○長勢国務大臣 済みません。上川委員からの一番最初の御質問に対して私がお答え申しました一部につきまして、二点不明確な部分がありましたので、改めて申し上げさせていただいて、訂正させていただきたいと思います。  一点目は、十月十一日の官房長官発表時の入国禁止の対象についてであります...全文を見る
10月20日第165回国会 衆議院 法務委員会 第3号
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○長勢国務大臣 先生お話がありましたように、法務行政また厚生労働行政、私も政治家として今まで携わってまいりました。  それで、今御質問の件でございますが、平成十一年については関係資料が残っておりませんので、平成十二年から昨年までの関係については、承知しておる範囲でお答えをいたし...全文を見る
○長勢国務大臣 十一年について調べさせましたけれども、なかったものですから、そのようにお答えさせていただきました。  先ほど申しましたように政治活動をしておりましたので、日精協さんともいろいろな場で意見交換をしたいということでおつき合いいただいておりました。そういうことで、ずっ...全文を見る
○長勢国務大臣 御質問が十一年から昨年までということだったので、ことしのことは、あるのかもわかりませんが、ちょっと私は手元に資料がありませんので、申しわけございません。
○長勢国務大臣 精神医療は、今申されました医療観察法を初めとして、非常に国民にとって重大な、また関心のある問題でありましたので、私はずっとこの問題に取り組んでまいりました。  今、献金があったことについての疑いを持っておられるようでございますが、そのことと私の政治活動とは全く関...全文を見る
○長勢国務大臣 中川政調会長の御発言について具体的につまびらかにしているわけではございませんが、我が国は核については非核三原則という原則があるわけでありますし、政府としてはそれを堅持するという方針で臨んでおると思っております。
○長勢国務大臣 麻生大臣の御発言は私も正確に存じておりませんが、いずれにしても、核の問題については、我が国は広島、長崎という経験を持っておる国でありますし、国民の皆さん方の感情も明確でございますから、それに沿った対応をすべきものと考えております。
○長勢国務大臣 国際慣習法として、特別の条約がない限りは、外国人を自国内に受け入れるかどうか、またこれを受け入れる場合にどういう条件を付するかということについては、それぞれの国が自由に決定をすることができるということが国際慣習法上でございまして、どの国もそういう考え方に基づいてこ...全文を見る
○長勢国務大臣 七月及び今回の安保理決議の前の、十三日、十一日ですか、のことであると思いますが、安保理決議の前にやっているということはそのとおりでございますけれども、事は日本及び世界の安全、平和に対する大変な問題でありますから、これに対して断固たる措置を講ずるということは我が国と...全文を見る
○長勢国務大臣 七月五日で、北朝鮮当局の職員の入国は原則として認めないこととする、その他の北朝鮮からの入国についても、その審査をより厳格に行うこととするという措置をとることといたしたわけでございます。  それ以降、今日までに入国申し込みは三十八名ございました。(平岡委員「これは...全文を見る
○長勢国務大臣 八月の段階では七月五日の対応措置に基づく措置でございますが、先ほど御説明いたしましたように、北朝鮮当局の方及びそれ以外の方については厳格な審査によって行うということにいたしておりまして、詳細な理由につきましては、事柄の性質上お答えは差し控えさせていただきますが、今...全文を見る
○長勢国務大臣 具体的に詳細な回答は差し控えさせていただきますが、北朝鮮がミサイルを発射するあるいは核実験を行うなどということについて我が国はどう対応すべきかということと、さらに門戸を開くというか対話を広めていくという行動とどういうふうにバランスをとっていくかということでございま...全文を見る
○長勢国務大臣 たびたび御答弁申し上げておりますが、詳細な理由を申し上げることは差し控えさせていただきたいと思います。
○長勢国務大臣 この出入国審査リストの登載内容を具体的に明らかにすることは差し控えさせていただきたいと思いますが、本人の当初に申し入れた名前、その他判明次第、その他の名前を使うという可能性がある場合には、必要に応じてそういうものもあわせてリストアップをしておるというふうに聞いてお...全文を見る
○長勢国務大臣 再々御答弁申し上げておりますように、ブラックリストの記載事項、具体的には答弁を差し控えさせていただきたいということでございます。また、五年を経過しておる中でございますので、どのように記載するかは慎重に判断をしたいと思っております。
○長勢国務大臣 一般論として、ブラックリストに載せた者がその他の名前等で入国するおそれがあるという可能性を見たときに、それをきちんと整理するために修正をするということはあるということは申し上げております。  今、また、五年を経過した者については引き続き登載しておく必要があるかど...全文を見る
○長勢国務大臣 前回、予算委員会等で総理が御答弁になったのは、総理御就任になって、安倍内閣になっての御判断というふうに私は聞いておりましたので、また、それと直接関係はございませんが、ブラックリストの五年間の期限は一応経過をしておるのが現状でございます。
○長勢国務大臣 この委員会でのやりとりはもう少し詳細に見直す必要があるかもしれませんが……(発言する者あり)いやいや、予算委員会の話でございますが。あの時点で総理が明確にいつからということはお答えにならなかったのではないかという私の記憶でございますが、少なくとも、安倍内閣としての...全文を見る
○長勢国務大臣 一般論として、必要性があれば訂正ということはあると申し上げておるわけで、この件についてどうしておるかということについては、具体的な事案でありますので答弁を差し控えさせていただきたいということを申し上げておるわけであります。
○長勢国務大臣 総理の御答弁もその蓋然性が高いということを御答弁されたと思いますし、そこら辺の登載の内容の修正は必要性を判断してやるという一般論を申し上げておるわけです。
○長勢国務大臣 ブラックリストの記載のあり方についての一般的な考え方は申し上げてきたとおりであります。ただ、具体的な事項について答弁をするということは差し控えさせていただきたいということはひとつ御理解いただきたいと思います。
○長勢国務大臣 代理出産の場合の母子関係というものについての判断を示した判例としては、平成十七年十一月二十四日の最高裁判所の決定がございます。今おっしゃいましたように、代理出産についてもいろいろなケースがあるわけでございますが、この決定は、日本人の夫婦が夫の精子と米国人女性から提...全文を見る
○長勢国務大臣 事実関係はおっしゃるとおりでございます。  この問題、先ほど言いましたように、代理出産について日本の民法上の解釈はどうかということを直接的に判断しておるわけではなくて、東京高裁の決定では、米国の裁判所の確定した裁判の効力、つまり米国の裁判所ではこれを実子と認める...全文を見る
○長勢国務大臣 戸籍事務は親子関係あるいは相続その他にも関連する大変重要な事項でございますので、全国統一的に取り扱われることが、当然あるべき姿だと思います。そういうことから、戸籍事務は市区町村が管掌することとされておりますけれども、法務省において報告を求め、指示をするという仕組み...全文を見る
○長勢国務大臣 先生は法律の専門家ですから私よりはもっと詳しいわけでございますが、今回、向井さんの問題が世間で騒ぎというか話題になりまして、いろいろな観点からのことが議論されておると思います。  一つは、子宮を摘出してもう子供を産めなくなっている方がどうしても子供が欲しい……(...全文を見る
○長勢国務大臣 そういう観点から、平成十五年にも厚生労働省あるいは法務省関連の審議会で議論が行われたわけでございますし、それなりの結論も出たわけでありますけれども、国民的な合意を得るという段階に至らないままに現在中断をしておるというのは、おっしゃるとおりでございます。  本来、...全文を見る
○長勢国務大臣 網羅的とおっしゃるのはそのとおりだろうと思いますが、それぞれ重要な問題だと認識をしております。  就任に当たって、総理からも所信で述べましたような御指示もいただいておるわけであります。どれかに絞れと言われましても、これはそういうわけにはいかないわけでございますが...全文を見る
○長勢国務大臣 死刑制度については、いろいろな御意見があるようでございます。それぞれに論拠のあるところだと思いますが、昨今、このようにいろいろな残虐な事件も頻発している中で、被害者のこともあり、国民の中には、今、死刑制度そのものをやめるという意見はそんなに多くはないんじゃないかな...全文を見る
○長勢国務大臣 先ほどは、死刑制度そのものの存廃についての私の考え方を申し上げたわけでございますが、現在、制度はあるわけでありますので、結論からいえば、制度、法律の趣旨に沿って慎重に判断をしなきゃならぬと思っております。  ただ、死刑は、今も言いましたように、人の生命を絶つとい...全文を見る
○長勢国務大臣 まだそれをここで明確に申し上げる段階ではないなと思っております。
○長勢国務大臣 たびたび申し上げますが、裁判所の確定した判決を粛々と実行していくということは当然のことでありますが、一方で、人の生命を絶つという大変重いものでありますので、それも慎重に考えなきゃならない部分があると思います。法の規定に従って、具体的な事案に即して判断をしていきたい...全文を見る
○長勢国務大臣 法の規定に沿って判断をしていきたい、こう申し上げておるわけでありますので、それをひとつ、具体的に案件が来次第、判断をいたしますので、今の段階で、事前にやるとかやらないとかということを明確にするのはまたいろいろな問題も生じかねませんので、この程度にしていただければと...全文を見る
○長勢国務大臣 前大臣のことでありますので、答弁を直接申し上げることは差し控えたいと思いますが、先ほどるる申し上げておりますように、おっしゃるように、そういう職責を法務大臣として担っていることは認識をしておるということは申し上げたいと思います。  ただ、やるんだやるんだとかとい...全文を見る
○長勢国務大臣 私は、その記事も正直言って承知をいたしておりませんし、具体的な、前大臣と事務方とどういうやりとりをしたのかも存じ上げませんが、今刑事局長が答弁しておりますのは、内部の議論の中身でありますので、やりとりはしたんだろうと思いますが、それは差し控えさせていただきたいとい...全文を見る
○長勢国務大臣 我が国は法治国家でございますから、裁判所が法にのっとり言い渡した刑罰の執行については、法の定めに従って厳正に対処されるべきものと考えておりますし、また、今までもそういう考え方で進めてきたものと思っております。
○長勢国務大臣 私はその本を残念ながら読んでおりませんが、今おっしゃった、死刑の執行を待っておる人、また被害者の遺族の方々の思い、いろいろあって、非常に悩ましいところだと思います。  いかに死刑に値するというか判決があった方といえども、やはり落ちついて執行できるような状況にある...全文を見る
○長勢国務大臣 終身刑については、今おっしゃいましたように、仮釈放が許されないということでありますから、一生拘禁されることになるわけで、そうなりますと、受刑者はその人格が完全に否定されるというか破壊されるという非常に非人道的だという考え方もあるわけで、刑事政策上どういうふうに考え...全文を見る
○長勢国務大臣 国際化が進む中で、外国人の方々の来日する量もふえておりますし、一方で、いろいろな犯罪の中で占める外国人の方々の率というか凶悪化ということも大変国民が不安に思っておる点でございます。  そういう意味で、そういう治安を守っていくという観点から、政府としても犯罪対策閣...全文を見る
○長勢国務大臣 大阪拘置所で起きた事件は、いわゆる被収容者の処遇に携わる刑務官が便宜を図った、それの結果、刑事訴追を受けるということでありまして、全くあってはならない問題でございます。非常に深刻に受けとめております。  司法警察の方で今捜査中でもありますが、当省としても、必要な...全文を見る
○長勢国務大臣 前に副大臣を務めさせていただいたときには一度視察したことがございますが、就任後はまだしておりませんので、いずれまた現場を見たいと思っております。  おっしゃるように、今、大変刑務所は過剰収容の問題がございまして、職員の方々にも大変御苦労をかけておりますし、またス...全文を見る
○長勢国務大臣 ちょっと今、問題が起きておることはよく承知しておりますので、なるべく早急に方針を決めて対応できるようにしたいと思います。
○長勢国務大臣 公正でかつ不安のない、治安を守る立場で一生懸命努めていきたいと思っております。よろしくお願いします。
○長勢国務大臣 私は事実関係を存じ上げませんので、どういう状況だったのか、ちょっと申し上げかねます。
○長勢国務大臣 被爆ということは、御本人はもちろんのこと、我が国にとっても大変悲惨な経験でございます。まして、当事者の方々は長い間お苦しみになっておられるわけでありましょうから、できることはしてあげるのがいいんだろうと思いますけれども、当然、政府全体というか国全体としての基準とい...全文を見る
○長勢国務大臣 一昨年以来、保護観察対象者による重大再犯事件というのが相次いでおりまして、まことに遺憾なことでございます。この再犯防止対策というのは、一つの大きなこれからの法務行政の課題だと思っております。  そのこともあって、保護観察を初めとする更生保護制度につきまして、今御...全文を見る
○長勢国務大臣 保護観察対象者は、大きく四つの種別がございます。つまり、家庭裁判所において保護観察の決定を受けた少年、それから少年院を仮退院した者、刑務所を仮釈放となった者、刑事裁判所において保護観察つきの執行猶予の判決言い渡しを受けた者、こうなっておりますが、これら、全対象者は...全文を見る
○長勢国務大臣 有識者会議では、そういうことが課題として述べられておるわけであります。  現在、満期出所者に対しましては、更生緊急保護の制度が設けられております。この制度は、刑の執行を終了した者などを対象として、その更生を図る観点から、これらの者がその親族からの援助や福祉施設か...全文を見る
○長勢国務大臣 先ほど、平岡先生からも御質問があった件でございます。  今回の事案関係は御承知のとおりでございますので繰り返しませんが、やはり先ほど言いましたように、いろいろな意見が私のところにも寄せられております。どうしても産みたいという女性の気持ちがわからないんじゃないか、...全文を見る
○長勢国務大臣 御迷惑という問題ではなくて、委員が国会で御質問されるのは当然の権利でありますし、またお仕事でありますし、また我々もそれに対応していくのが仕事でありますから、迷惑とか迷惑ではないという問題ではないと思います。
○長勢国務大臣 免責とかという問題よりも、検察庁がそういう形で立証されているんだとすれば、そのことを引用するのも当省としては普通よくあることだろうと思います。
○長勢国務大臣 日ごろ、法務行政に御関心と御指導をいただいておりまして、感謝申し上げたいと思います。  最初に公安調査庁の件でございますが、在外公館等に今いろいろ増員もしてきておりますけれども、まだまだ不足であるということも、これから頑張っていかなきゃならない一つの道だと思って...全文を見る
10月24日第165回国会 参議院 法務委員会 第1号
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○国務大臣(長勢甚遠君) このたび法務大臣に就任いたしました長勢甚遠でございます。  委員長始め委員の皆様方には、平素から法務行政の運営につき格別の御尽力を賜り、心から御礼申し上げます。今後とも、なお一層の御指導、御協力をいただきますよう、何とぞよろしくお願いいたします。  ...全文を見る
10月25日第165回国会 衆議院 法務委員会 第4号
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○長勢国務大臣 信託法案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  この法律案は、最近の社会経済の発展に的確に対応した信託法制を整備する観点から、受託者の義務、受益者の権利等に関する規定を整備するほか、多様な信託の利用形態に対応するための新たな諸制度を導入するとともに、表記を...全文を見る
○長勢国務大臣 今委員お話しのとおり、信託法、八十年ぶりの改正ということになります。  信託という仕組みはそれほど普及しなかったんですけれども、近年に至りまして、いろいろな金融商品として活用されております。例えば貸付信託あるいは年金信託、証券投資信託というように、多くの形で利用...全文を見る
○長勢国務大臣 外国の自己信託について、どういうことになっておるかというお尋ねだと思います。詳細、また必要があれば事務方から答弁をさせますが、先生も相当勉強されておられるようで、先生の方が詳しいのかもしれませんが、答弁をさせていただきます。  今おっしゃいましたように、海外にお...全文を見る
○長勢国務大臣 信託法は大正十一年に制定をされたわけでございますが、戦前あるいは戦後もしばらくの間は、信託制度というのはさほど利用は活発ではないという時代が続いておりました。しかし、近年、社会経済活動が多様化をいたしましたし、そういうこともあって、信託を利用した金融商品というもの...全文を見る
○長勢国務大臣 具体的な改正内容等は後ほどまた事務方から説明をさせますけれども、今御説明いたしましたように、いろいろな意味で信託という仕組みを、経済界、事業の方々、あるいはまた個人の方々も、利用する方が今後の利便に資するという観点からたくさんの要望等があったことを踏まえて行われた...全文を見る
10月26日第165回国会 参議院 法務委員会 第2号
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○国務大臣(長勢甚遠君) おはようございます。  刑事法制又はその執行がきちんと行われることが治安の基本でございます。それを所掌する役所として、そのために全力を挙げてまいりたいと思っております。  さて、死刑の件でございますが、私も就任以来、私のホームページにもたくさんの意見...全文を見る
○国務大臣(長勢甚遠君) 死刑制度をどうするかということは、我が国の刑事司法制度の根幹にかかわる大変重要な問題でございます。  今、日本の伝統というお話もありましたが、いずれにいたしましても、国民の世論の動向に十分配慮しながら、社会の正義の実現、また治安の維持等々の観点から慎重...全文を見る
○国務大臣(長勢甚遠君) 死刑制度については、廃止という御意見の方もおられるわけで、今御指摘のような論拠を持っておられる方もおられると思います。  死刑に限らず、裁判に誤審があってはならないということは言うまでもないことでありまして、それに法務当局も、また法曹にかかわる裁判官を...全文を見る
○国務大臣(長勢甚遠君) 科刑は報復という観点からだけ考えられるべきものかどうかは議論のあるところだろうと思いますが、被害者のことも心情として配慮をしなければならない大事な問題だと思います。  いずれにいたしましても、大変気の重い話でございますが、法務大臣は法の執行の責任者とい...全文を見る
○国務大臣(長勢甚遠君) 刑務所の過剰収容の問題は御指摘のとおりでございます。  もう収容者が年々大きく増大をしてまいっておりまして、受刑者は平成十七年度中に約三千六百人増加をするという状況にございます。平成十八年七月末現在でもう七万七百人という状況で、いずれ八万人になるだろう...全文を見る
○国務大臣(長勢甚遠君) 子供の犯罪をめぐる状況あるいは政府の取組の経過につきましては、今先生お話しのとおりでございます。こういう問題に対しまして、国民の安全、また安心を確保していくことは大変大事な課題になっております。  法務省としても、特に再犯防止対策と、こういう方々、こう...全文を見る
○国務大臣(長勢甚遠君) 少年刑法犯の検挙人員というものはここ数年、約二十万人前後で推移をしておりますが、少年人口が減少する傾向にあるということから、委員御指摘のように、少年人口千人当たりの少年刑法犯検挙人員というものがここ数年増加傾向にあります。平成十八年は若干減少しておるよう...全文を見る
○国務大臣(長勢甚遠君) 不法滞在者を半減するという目標を持ってずっと取り組んでまいりました。今二年間でどうにか三万人減らしたわけでありますが、なおこれから強力に進めていかなければ目標達成できませんので、あと二十年までこの目標の達成に向けて全力を挙げて、全職員を挙げて邁進をしてま...全文を見る
○国務大臣(長勢甚遠君) どうもいろいろ御指導いただきまして、ありがとうございます。必修漏れと、富山県が必修漏れの最初と私とは余り関係はないと思いますが。  経歴はそういうことですけど、学校にほとんど行ったことがなかったんで、大学時代はですね。また、先生は大変その当時から著名で...全文を見る
○国務大臣(長勢甚遠君) 口頭試問を受けているような感じで大変、何を申し上げてよろしいのか、よく分からないわけでございますが。  我が国は、先ほどもどなたかから話がありましたように、日本の伝統文化は決して弱肉強食ではないと。家族、地域社会を中心に、そのきずなの中で仲良く支え合っ...全文を見る
○国務大臣(長勢甚遠君) 御答弁申し上げる前に、先ほど、私も言葉が下手なものですから、人治主義と言いましたんで誤解を与えたようで、決して人が人を支配するという意味で申し上げたわけではございません。言いたかったことは、法といっても、法というのはみんなが自然、普通と考えることが基盤の...全文を見る
○国務大臣(長勢甚遠君) 国民の皆さんが裁判員制度ができたら自分はどうなるんだろうということについて不安をお持ちのことは、そのとおりだろうと思います。そのために、法成立以来、法曹三者協力をして御理解いただくように相当なエネルギーを使ってきたと思います。もうあと二年半になりましたの...全文を見る
○国務大臣(長勢甚遠君) 私自身としては、まだ制度ができる前、日弁連がお作りになった、あのときは裁判官が一人のときでしたけれども、それと、その後、あれは法務省で作ったんでしょうか、野沢元法務大臣も御出演なさっているのは見ました。ほかのはちょっと私はまだ見ておりません。
○国務大臣(長勢甚遠君) 私が自民党の裁判員制度の小委員長という立場で議論しておりましたときにこの可視化の問題が大変な深刻な対立点の一つでありました。当時、双方の言い分はそれなりに私なりにそういうものかなと思っておりましたが、検察当局がこういう方向で一つの第一歩を踏まれたというこ...全文を見る
○国務大臣(長勢甚遠君) ちょっと字を読んで下見たから声が小さくなったんで、御安心ください。
○国務大臣(長勢甚遠君) 今、八月、七月ですか、実際は、実施は八月からかと思いますが、八月から東京地検で試行を実施ということで、これまでに五件やっておるというふうに聞いております。
○国務大臣(長勢甚遠君) この問題は、この職に就く前に大分前に伺っておりましたが、今御指摘の意見書も、七、八割を云々ということは、教育内容なりそういう問題として述べられておることであって、それを約束するというものでなかったと、それはもう先生もお分かりのとおりであります。そのことを...全文を見る
○国務大臣(長勢甚遠君) 合格率を基準にこの話をするということよりも、むしろこのロースクールが法曹養成として十分な役割を果たしていただき、そしてきちんと質量ともに充実した法曹制度を確立する上での試験委員会の決定というか、試験制度になるように、私どもとしては期待をいたしておるという...全文を見る
○国務大臣(長勢甚遠君) まだ行っておりませんので、なるべく時間を見付けて行きたいと思っています。
○国務大臣(長勢甚遠君) 支援センターの弁護士確保、特に国選弁護に向けてそれが必要であることはおっしゃるとおりだと思っております。日弁連さんともそんな話をよく聞いておるわけでありまして、今報酬の問題その他おっしゃられましたが、今具体的に案を持っているわけじゃありませんが、これは確...全文を見る
○国務大臣(長勢甚遠君) 御指摘の日弁連さんの要望書の中で、今おっしゃいました公金検査請求訴訟制度というものを設けたらどうかという御提案があることは承知をしております。  この制度の導入について政府の行政訴訟検討会において検討の対象とされましたけれども、そこでは、憲法上、国の支...全文を見る
○国務大臣(長勢甚遠君) 今、東京高裁の決定の内容、詳しくお話ありまして、そのように認識をしております。で、許可抗告の申出を区がなさったわけでございますが、それはそれとしてということでございますから、それは申し上げませんが。  この問題、私のところにもいろんな方というか、まあ正...全文を見る
○国務大臣(長勢甚遠君) 血も涙もあることは大変大事なことだと私自身も思っていますが、アメリカでやれるから日本で認めるということになれば、今度、日本の皆さんが日本でそういうのはもういいんだということになると。それはもちろん、今禁止しているといっても、禁止を破ったから罰則が掛かると...全文を見る
○国務大臣(長勢甚遠君) ちょっと細部はあれでございますが、今最高裁から御答弁あったように、今まで契約相手は一つだなと思い込んできた節もありますので、この際法律等で契約の相手方が明示されているなど、国民から見てだれでもこれしかないんだということが分かるもの以外は移していこうという...全文を見る
○国務大臣(長勢甚遠君) 御指摘のとおりだと思いますし、人権擁護という立場から、今局長から説明したようないろんなアンテナを張って、あるいはまた必要に応じて調査活動をするという役割をきちんとやっていかなきゃならぬと思っていますが、同時に、そこで得られた問題点をどうやって現場に生かし...全文を見る
○国務大臣(長勢甚遠君) 今おっしゃいました有識者会議の御提言をいただいておりますので、この提言を厳粛に受け止めて、この方向での抜本的な改革を進めていきたいと思っております。  ここで述べられていることは、一つは体制面において、余りにも保護司に依存し過ぎではないかと、保護観察官...全文を見る
○国務大臣(長勢甚遠君) 保護司の方々には大変もう献身的な御努力をいただいておると感謝をしております。おっしゃるように、実費弁償と言いますけれども、どうもちょっといろんなケースがあるようですが、一般的に言って、一件担当いただくと月のが大体二千八百十円ということで、これは電車賃にも...全文を見る
○国務大臣(長勢甚遠君) 自立更生促進センター構想というのは、刑務所を仮釈放になった人あるいは少年院を仮退院した人の改善更生と自立を目的として、保護観察所に併設した宿泊施設にこれらの方々を宿泊させながら、保護観察官が直接濃密で専門的な指導監督と就労支援を行う体制を整備しようという...全文を見る
○国務大臣(長勢甚遠君) 外国人の滞在情報の管理は、今行政事務の簡素化という観点からも議論になると思いますが、今まで主として議論されてきたのは、犯罪対策というか治安対策という観点から、不法外国人を半減するという意味でも、ただ、どういう形でどうなっているのかがよく情報が入らないとい...全文を見る
○国務大臣(長勢甚遠君) 御案内のとおり、電子登録債権制度は、今の通常やっております手形なんかの問題を回避してコスト等も安くなるというようなことのために議論されておるわけでありますが、具体的には今検討中のものは、一定の要件を備えた信頼できる民間の機関に電子的な帳簿を管理させ、その...全文を見る
○国務大臣(長勢甚遠君) 今、まず予算の話を今説明させたとおりでございますが、またこの後もいろいろ充実をしていかなきゃならないことがあると思いますが、全力を挙げてその確保に努めていきたいと思っております。  また、まだ始まったばかりでこれからどんどん問題が起きるというのもおかし...全文を見る
○国務大臣(長勢甚遠君) 登録業者であろうが無登録業者であろうが、違法な取立て行為をする、何であれ、違法な行為は厳正に取り締まるのが当然のことでございます。
○国務大臣(長勢甚遠君) 御指摘の日賦貸金業者に対する特例の廃止については、今、与党における検討状況も踏まえて、金融庁と協力しつつ法案作成作業を行っておるところでございます。  今お話のあったような事例はもう本当に許し難いことでありますし、今言ったようなことの一つの、何といいま...全文を見る
○国務大臣(長勢甚遠君) いわゆる条約刑法の御質問でございますが、度々いろんな場面で申し上げておりますけれども、国連のこの条約について、是非国際連帯の中で国際犯罪を、組織犯罪を防圧していくために、是非この成立をさしていただいて、条約を批准さしていただきたいと、このように思っておる...全文を見る
○国務大臣(長勢甚遠君) 審議をお願いをしておる立場でございますので、先ほど申し上げましたように、これまでもいろんな御議論があった経過がありますから、そういうことを踏まえて御議論をいただいて、そういう趣旨の共謀罪を含む内容のものが成立をして、この条約の趣旨が日本でも生きるようにし...全文を見る
○国務大臣(長勢甚遠君) 今までもできる限りの外国の状況を調査をする努力をしておりますので、詳しくは当局から説明させますが、何といっても、元々共謀罪なり参加罪が当り前だった国と、また日本のようにそういうのはなかった国との違いもありますので、そこら辺も含めて御理解を賜りたいと思いま...全文を見る
○国務大臣(長勢甚遠君) 今外務省からも答弁ありましたように、やっぱり調べた内容を御報告申し上げたわけでございます。
○国務大臣(長勢甚遠君) 相手の国の事情もありますので、結果が出ているかどうは別にいたしまして、調べるものは調べてしまってあります。
○国務大臣(長勢甚遠君) 日弁連さんの御意見等を引用されながら、外国の例あるいは国連の審議の状況等についてのお話がございまして、共謀罪が必要ではないと、それでも批准はできるというような御意見もあるというお話もありました。いずれも、政府がこれまでそれらの意見に対して、それは間違いで...全文を見る
○国務大臣(長勢甚遠君) 審議に必要な説明はさしてきていただいておると思っておりますし、今後とも必要なものは誠心誠意説明さしていただきたいと思います。
10月27日第165回国会 衆議院 法務委員会 第5号
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○長勢国務大臣 新しい類型の信託を創設する等々改正をしておりますので、御疑問のようなお話もあるやには伺っております。  ただ、新しく創設された信託におきましても、いずれも受託者が受益者あるいは信託目的のために信託事務の処理を行うという性格を持っておりますので、信託の本質がゆがめ...全文を見る
○長勢国務大臣 信託法は、大正十一年の制定以来、今まで実質的な改正は行われてきておりません。戦前あるいは前後を通じて余りこの制度というのは活発でない時代が続いておりましたが、近年、この信託を利用した金融商品、貸付信託ですとか年金信託ですとか証券投資信託というものが広く定着をしてま...全文を見る
○長勢国務大臣 ちょっと、そういう場合の信託の実態はつまびらかではございませんが、グループ会社でそれぞれ特許があるのを、グループ全体として何らかの利益を生むように活用したいという趣旨でこの信託が組まれるということではないか、それは経営方針というか経営戦略の問題なのかなというふうに...全文を見る
○長勢国務大臣 信託のスキームの問題なのか、あるいは取引関係、親会社と子会社、信託でなくてもいろいろな場合があって、御懸念のようなことは起こらないという保障はないというか、あるという、よく行われているという意見もないわけじゃないんでしょうが、そのところの問題だろうと思いますので、...全文を見る
○長勢国務大臣 詳しくはまた局長から答弁させますが、先ほど申しましたように、例えば民事上の信託という観点からいきますと、障害者のお子さんを持っている方が、自分の財産をその方に受益させたいというときに、ほかの方にわざわざ信託をするよりもみずから管理する方が安心である、またコストもか...全文を見る
○長勢国務大臣 例えばマンションを貸し付けている方が、これを自己信託して、その分は将来とも確実に障害者の子なりなんなりに与えるようにしたいというようなことがまず一つのイメージでございますが、今先生の御疑問の点に答えているかどうかわかりませんが。(高山委員「補足があれば」と呼ぶ)
○長勢国務大臣 そういう方も利用されるかもしれません。しかし、障害者の方ばかり申し上げるのも恐縮ですが、障害のあるお子さんをお持ちの方が将来をどうするかというのは非常に切実な問題でありますので、今先生もいろいろなケースをおっしゃいましたけれども、そういういろいろな選択肢を用意して...全文を見る
○長勢国務大臣 逆に言うと、こういう方を逆に使えないというふうに限定をする必要もまたないのかなと思いますし、従来我が国ではこの制度がなかったわけですから、そういう御心配もおありだろうと思いますが、先進国といいますか、この制度での先進国であるアメリカではこういう制度が大変普及してお...全文を見る
○長勢国務大臣 経済界からも要望があったことも事実でありますし、両方の観点からこの制度を設けたところであります。  それから、おっしゃるように悪用されないようにということは非常に大事なことですので、それについても今回の法案で十分整理をしておると思っておりますので、今言われたよう...全文を見る
○長勢国務大臣 経済の状況も世界的にも国内的にもいろいろ分野も広がっておりますし、それぞれの企業における事情も非常に多岐にわたるようになりました。そういう意味で、いろいろな手法を整備しておかないと経済の活性化に支障を来すというのが一般的な議論でありますし、特にこの信託法の改正につ...全文を見る
○長勢国務大臣 公益信託というものはどういうものかということについては、今局長から答弁があったと思います。その部分は別途法律を整備することにいたしておりますので、それ以外の目的を持っておるもの、つまり受益者を特定しないものを目的信託と称すると思います。  具体的な内容については...全文を見る
○長勢国務大臣 詳細は局長から補足させますけれども、例えば、保育所の整備にこの財産を使ってもらいたいといったような場合に、公共団体なり保育所の事業者を通じて寄附をするというのか、利益を分配するという活動というようなものは考えられるのではないかなと思います。
○長勢国務大臣 午前中も、いろいろな面で、もうそれ以上手段をふやさなくてもいいんじゃないかという御指摘がございましたが、寄附ということになれば、税制上の問題なりいろいろな事情もある場合もあると思いますので、それをこういう形でふやすことは意味があるし、また、そういうところにぜひ広く...全文を見る
○長勢国務大臣 そういう目的はございません。まさに私が先ほど来答弁しているとおりであります。
○長勢国務大臣 それがなければどうしようもないかどうかという御質問ではないと思いますが、こういう信託という形でそういう目的を達成することについてのニーズはあるということで、我々、このような提案を申し上げておるわけであります。
○長勢国務大臣 ちょっと議論の中身について少し戸惑いを覚えながら答弁しておるのでございますが、公益法人改革は、公益というものを相当限定的にきちんとしようということだろうと思っております。もちろん、それをきちんとすることは大事なことでしたからそうしたわけですが、しかし、きちんとすれ...全文を見る
○長勢国務大臣 ちょっと中身が正確にわかりませんので明確なお答えはできませんが、いずれにしても、犯罪を構成するかどうかまでは、私、今はっきり申し上げられませんが、あってはならないことだとは思います。
○長勢国務大臣 ちょっと具体的な話になりますので、専門の担当局長から答弁させます。
○長勢国務大臣 承知をしている範囲でお答えいたしますが、御指摘の日本精神科病院協会政治連盟からは、本年八月十一日に百万円の寄附をいただいております。これは、政治資金規正法に基づき、収支報告書に記載の上、報告をしたいと考えております。
○長勢国務大臣 現行の信託法は大正十一年に制定されたものでございますが、これまで八十年以上にわたって実質的な改正がなされないまま現在に至っております。しかし、近年に至って、信託を利用した金融商品、例えば貸付信託ですとか年金信託ですとか証券投資信託ですとかというものが広く定着をして...全文を見る
○長勢国務大臣 御指摘のとおり、信託の本質、すなわち信託の基本的構造の考え方についてはさまざまな学説があるというふうに承知をいたしております。今回の立法は、基本的には、現在の信託法の起草者が採用した、またそういう意味で信託法の制定初期から唱えられてきた、いわゆる学説上は債権説とい...全文を見る
○長勢国務大臣 信託法案、技術的な部分もありますので、技術的、細目的な事項については、法律で定めるよりも下位法令で定める方がより適当と考えられる事項については、政令または省令に委任をすることといたしております。  具体的には、信託法案においては、政令に委任しておるものが六カ所、...全文を見る
○長勢国務大臣 事情はわかりませんが、大量にわたるからという配慮もしたのかもしれませんが、当然、お届けするようにさせますので、よろしくお願いします。
○長勢国務大臣 いろいろ経過のある問題のようでありますが、できる限り審議を促進していただきますように、協力を申し上げたいと思います。
○長勢国務大臣 議員御指摘のとおり、自己信託の方法について定める信託法案第三条第三号は、信託法案附則第二項により、施行の日から一年間適用しないということにしていますので、実質的に施行を延期することになっております。  その趣旨でございますが、自己信託の制度趣旨、内容及び信託法上...全文を見る
○長勢国務大臣 鋭意検討を進めておりますので、今申し上げたようなことで、周知徹底期間も含めて今法案を提出させていただいているところでございます。
○長勢国務大臣 会計基準あるいは税制の議論ということで、そういう点も考慮して議論はされるのかもしれませんけれども、そういう部分で今議論をしておるということでございます。
○長勢国務大臣 この議論、よく法案審議のときにある議論であります。物にもよりますけれども、今聞かれても方針も決まっていないものもありますし、それはそのように申し上げますし、またわかる範囲のものは御相談申し上げるという姿勢が大事だと思いますので、よろしくお願いいたします。
○長勢国務大臣 規制緩和は、いろいろな議論の末、これからの日本の経済の活性化、その他の面からいいことと思ってやってきたことでありますので、それはそれとして評価されるべきものと思います。ただ、どんな制度でもそうですけれども、全くそれと関係なく自分のもうけのためだけにやるというような...全文を見る
○長勢国務大臣 談合等、こういう不正なものが行われるということは、言うまでもなく許されることではない。また、先ほど申し上げましたように、それがまして刑法に触れるようなことがあれば、直ちに厳正に対処しなきゃならないことだと思います。  当省としても、そういう問題がないように日ごろ...全文を見る
○長勢国務大臣 数字が極めて類似しているということはそのとおりですけれども、きちんとした一般競争入札で行われたんだと思いますので、似ているなというのが実感ですけれども、おっしゃるように、だからどうという評価を軽々にするべきことかどうかは、ちょっとよくわかりません。
○長勢国務大臣 先ほど言いましたように、日ごろ注意しておると思いますし、また、そういうおかしげな情報があれば調査をきちんとしております。今までのところそういう話がありませんので、特に今調査をしなきゃならぬと思っていたわけではありませんけれども、もう少し私も状況を聞いてみたいと思い...全文を見る
○長勢国務大臣 事務方から当時の状況等を私も聞いてみたいと思います。
11月01日第165回国会 衆議院 法務委員会財務金融委員会連合審査会 第1号
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○長勢国務大臣 おはようございます。  受託者が受益者に対して負う信託法上の義務について御質問でございますが、これについては信託法案の第三章第二節に規定をしてございます。  具体的な受託者の義務の主なものは、一つは、信託事務の処理をするに当たっては、自己の財産に対する場合と同...全文を見る
○長勢国務大臣 御指摘のとおり、自己信託につきましては、施行の日から起算して一年間適用しないということで、実質的に猶予ということになっております。  その趣旨でございますが、自己信託は初めての制度でございますので、その制度の趣旨、内容、あるいは信託法上自己信託について講じられて...全文を見る
○長勢国務大臣 今御指摘のとおり、目的信託については、当分の間、政令で定める法人以外の者を受託者とすることができないということになっております。これは、目的信託がこれまでにない新たな類型の信託でありますので、脱税など不法な目的に利用する者があらわれないとも限らないということが指摘...全文を見る
○長勢国務大臣 信託法の制定の経過、事情等は、今先生御指摘のとおりだと理解をいたしております。  すなわち、現行の信託法を立案する主たる目的というものが、信託に関する法律関係の明確化、信託の発展ということを図るということではなくて、社会問題化しておった高利貸し的な信託会社を取り...全文を見る
○長勢国務大臣 先ほど来答弁申し上げましたように、信託について使いやすくする、また、これからきちんとしたものに整備をするという趣旨でありますので、おっしゃるとおりだと思っております。
○長勢国務大臣 いわゆる事業信託の場合に労働者の関係がどういうことになるかということでございますが、これは、信託の設定によって労務提供先が変わる場合があるわけでありまして、その場合には、いわゆる、つまり受託者であるC社ですか、子会社でやるということなりますと、そこで勤務をするとい...全文を見る
○長勢国務大臣 これは、この信託の問題というよりも、まさに偽装請負問題、根本的にいろいろな議論が今行われているわけでありますから、今おっしゃっていることは、C社が行う業務にA社が契約を持っておる労働者が働くということをA社が命じている場合のケースですよね。それが偽装請負になるので...全文を見る
○長勢国務大臣 信託は、今おっしゃったような形で発展をしてきておるわけでございますが、自己信託、昨今の情勢の中でいろいろなそういうニーズがふえておるということで導入しようとするものでございます。  一つは、商事的な分野におきましては、債権を初めとする資産の流動化により資金を調達...全文を見る
○長勢国務大臣 会計や監査が極めて重要であるというお話はよく承りまして、そのとおりであると思っております。  そういうこともあってといいますか、会計基準等については少し時間をかけてきちんとした議論をしていこうということで、自己信託については施行が実質的に一年延期をされておるわけ...全文を見る
○長勢国務大臣 少し技術的な問題もありますので、そういう問題のないようにしておると思いますので、局長から答弁させます。
11月07日第165回国会 衆議院 法務委員会 第7号
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○長勢国務大臣 おっしゃるとおりでございまして、公益信託は昨年の十月一日現在で五百六十九件でございます。これはいろいろな理由があろうかと思いますが、同一の機能を持つ公益法人が日本で比較的発達しているということと、まだ公益信託についての浸透がおくれてきておるというようなことが背景に...全文を見る
○長勢国務大臣 公益信託をしないで公益法人にせいという指導をしているという意味であれば、そういう話は私は聞いたことがありません。
○長勢国務大臣 今局長から答弁したとおりでございまして、当事者の自治がある程度尊重されると思いますが、基本的に、信託の性格上、そういう特別の取り決めが行われるということは基本的にはないと思っております。
○長勢国務大臣 目的に照らして相当であるという規定でありますので、目的の遂行のために、具体的に必要なものを基本的には想定しておるんだと思っております。  また、御心配のような問題といいますか、受益者保護と委託者の意思に反しないようにするために、今回の法案でも、受託者は委託先につ...全文を見る
○長勢国務大臣 そういう必要があるケースもあるかもしれません。そのためには、当然、信託契約の中でその趣旨のことが書き込まれるのが通常ではないかと思います。
○長勢国務大臣 詳細はまた局長から答弁させますが、現実に実務が便宜にできるようにということを今回明確にしておるわけでありますので、余りぎちぎちにしたことにしてしまっては、目的とはまた違ったことになるのではないでしょうか。
○長勢国務大臣 今民事局長からいろいろ答弁を申し上げましたが、一つの問題は、現行信託法のもとでは、判断能力の衰えた受益者、いわゆる高齢者ですけれども、高齢者にかわってだれかが受託者を監督するという仕組みがありません。そのために、高齢になって判断能力が落ちてきますと、だれかに信託を...全文を見る
○長勢国務大臣 民事的な信託は、お話しのように、日本で今まで余り使われていなかったという歴史的な経緯もありますし、また、制度的に使いにくいところもあったんだろうと思います。今回、先ほど来御説明いたしましたように、利用しやすくしておりますのと、また信託法全体をきちんと整備いたしまし...全文を見る
○長勢国務大臣 商事的な信託について、その利用に資するような改正として今考えておるものは、次のとおりでございます。  一つは、受益者が複数に上る場合の意思決定方法の合理化というものを図っております。  商事的な信託におきましては受益者が多数に上るということが少なくございません...全文を見る
○長勢国務大臣 大変御熱心に審議をいただいておりまして、ありがたく思っております。  新聞の記事の趣旨、正確にはわかりませんけれども、当然、濫用、悪用があってはならないことはたびたび申し上げてきたとおりでありまして、そのための手だてもいろいろな議論を踏まえて講じておるつもりであ...全文を見る
○長勢国務大臣 部落地名総鑑の問題については経緯のある問題でございますし、なおかつ、現在もこういうものがあるということであれば大変遺憾なことでありますので、今局長から申し上げているとおり、今回の事件については調査中でございますが、今後とも、このような事件といいますか、差別事件が起...全文を見る
○長勢国務大臣 今回、宇都宮地方法務局が当初削除要請を行わないという判断をしたことにつきましては、不適切であるというふうなことですので、これを是正させたところでございます。  インターネット上に流通する特定の地域を同和地区であるなどと摘示する書き込みは、同和地区出身者に対する差...全文を見る
○長勢国務大臣 人権擁護の体制について、きちんと対応できるようにしていくことは必要なことだと考えております。  今御指摘の人権擁護法案については、先生も経過は御存じのとおりでございまして、平成十四年に国会に提出したわけでございますけれども、廃案となり、その後、与党内でもさまざま...全文を見る
○長勢国務大臣 自己信託についても、ニーズが高いところから、今回の法改正にしておるところでございます。御懸念はよく以前から聞かされておりますけれども、法務省といたしましては、税の問題、また会計に関する問題、今予定しておる期間内に鋭意関係者の御理解をいただいて作成できるものと思って...全文を見る
○長勢国務大臣 今回の法案では、附則におきまして、「当分の間、」という限定を付して、政令で法人を決めることにいたしておるわけであります。こういうふうに、受託者となる者を附則では限定的に書いておるわけですが、本則においては、制度本来のあり方として、受託者の資格を限定しているわけでは...全文を見る
○長勢国務大臣 質問の趣旨が正確にはわかりませんが、おっしゃっていることはそのとおりだと思います。
○長勢国務大臣 法律用語と制度の用語と通常使われる言葉とが若干食い違うということがありますので、先生言われるように、違うじゃないかといえば、一般用語としては違うという見方もあるかもしれませんが、これは制度としてつくっていくことですから、そういうふうに理解をしてやっていくということ...全文を見る
11月07日第165回国会 衆議院 本会議 第14号
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○国務大臣(長勢甚遠君) 柴山議員にお答え申し上げます。  多重債務者への支援に関する取り組みについてお尋ねがありました。  御指摘の多重債務者への支援については、日本司法支援センターにおいて、法的トラブルを抱えた国民に対する情報提供業務の一環として、多重債務問題などの金銭の...全文を見る
○国務大臣(長勢甚遠君) 北橋議員にお答え申し上げます。  保証人制度の見直しについてお尋ねがありました。  保証制度については、かねてより、保証人が過大な責任を負いがちである等の問題が指摘されているところでありますが、一方、例えば、個人が保証人となることを法律上一律に禁止し...全文を見る
11月10日第165回国会 衆議院 法務委員会 第9号
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○長勢国務大臣 自己信託は新しい制度でございますので、内容その他、周知徹底を図ることが必要でありますし、また、御指摘のように、会計上あるいは税務上の取り扱い、運用についてもしっかりしたものにしていくことが必要であるということはそのとおりでございます。そういうことがありますので、法...全文を見る
○長勢国務大臣 専門家の企業会計基準委員会で今までもいろいろな事案を処理されてきたと聞いておりますし、こういう問題の関係の金融庁さん初め皆さん方とも相談をして一年間ということにいたしておりますので、十分な時間であると思っております。
○長勢国務大臣 自己信託にかかわるいろいろな制度を法務省としては十分説明をいたしていきますので、今まで専門家の方々がこういう問題に取り組んでこられた実績その他を含めて、二年半あれば大丈夫だというふうに皆さんおっしゃっておりますので、そうだと思っております。
○長勢国務大臣 今、法案の審議中に、会計基準委員会に殊さらにいろいろなことを、見解を求めるというのもいかがかと思いますし、我々としては、先ほど来、金融副大臣も御答弁ありましたが、専門家の皆さんがきちんと、この法案が通れば、それに沿った結論を出していただけると思っております。
○長勢国務大臣 民主党さんのこの問題についての修正案というのは、当分の間はこれをやらせないという趣旨でございますが、従来からずっと御答弁申し上げてきておりますように、自己信託については、商事的な分野あるいは民事的な分野でニーズが高まっておるわけで、たくさん、各界からその創設が要望...全文を見る
○長勢国務大臣 この法案が通れば、当然、基準委員会において十分な検討が行われるように、政府としては万全の体制をとっていくわけでありますし、今先生おっしゃるように、一年間では無理だということを決めつけられるのはいかがかと。我々としては、それができるように御協力を申し上げ、またお願い...全文を見る
○長勢国務大臣 民主党の修正案は、公益信託に関する改正を行うまで、受益者の定めのない信託の利用を一切認めないという趣旨であると理解をしております。  これにつきましても、目的信託についての国民から寄せられておるニーズ、こういうものについてどうお考えになるかという問題があると思い...全文を見る
○長勢国務大臣 筋の悪い話であるとは思っておりません、先生の御意見は。ただ、それをきちんとやればいいというだけのものでもないだろう。  ニーズが高まっておりますし、早くやれという声が非常に強い、しかし、若干濫用されるんじゃないかという心配もあるという中で、両方を現実的にもたらす...全文を見る
○長勢国務大臣 やはり法律を政府として出す場合にも、いろいろな方々の御意見を聞きながら、また、それを踏まえて検討して提出させていただいておるわけで、いわゆるそういう濫用についての不安があるという意見があることを受けとめるのは、政府として、落ち度というわけでもないのではないでしょう...全文を見る
○長勢国務大臣 この問題についていろいろな議論が、経過があったということは承知をいたしております。  法制審議会における審議の過程では、信託法の中に、受託者の有限責任性を原則とする新たな信託の類型として限定責任信託を創設すべきであるという見解と、仮にこのような新たな信託の制度を...全文を見る
○長勢国務大臣 タウンミーティングに法務省がどういうふうに協力というか担当しておったのか具体的にはわかりませんが、私が個人的に知っている限りでは、内閣府において担当というか主催県等と協力されておったのではないかと思います。おっしゃるようなことがあるのかないのかも含めて、私なりに聞...全文を見る
○長勢国務大臣 タウンミーティングの実施についての法務省と内閣府との関係等についても私はつまびらかにしておりませんので、そのことも含めて、私が聞いてみます。
○長勢国務大臣 推進室が協力をしなければできないタウンミーティングであったかどうかは私はわかりませんので、そういうことも含めて聞いてみますと申し上げています。
11月14日第165回国会 衆議院 法務委員会 第10号
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○長勢国務大臣 ただいま可決されました信託法案及び信託法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案に対する附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。     —————————————
11月14日第165回国会 衆議院 本会議 第16号
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○国務大臣(長勢甚遠君) 少年法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  近年、少年人口に占める刑法犯の検挙人員の割合が増加し、強盗等の凶悪犯の検挙人員が高水準で推移している上、いわゆる触法少年による凶悪重大な事件も発生するなど、少年非行は深刻な状況...全文を見る
○国務大臣(長勢甚遠君) 倉田雅年議員にお答えを申し上げます。  まず、少年非行の現状に対する認識についてお尋ねがありました。  少年刑法犯の検挙人員は、ここ数年、約二十万人前後で推移しておりますが、ここ数年の少年人口に占める検挙人員の割合は、戦後全体を通じて見ると、ピーク時...全文を見る
○国務大臣(長勢甚遠君) 平岡秀夫議員にお答えを申し上げます。  まず、少年事件の厳罰化が問題の抜本的な解決策になるのかとのお尋ねがございました。  少年非行につきましては、処分等を厳しくするだけで対応できるものではなく、教育などさまざまな面からの対応が必要になるものと考えま...全文を見る
11月15日第165回国会 衆議院 法務委員会 第11号
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○長勢国務大臣 御指摘のとおり、親権喪失宣告の制度はございますけれども、親権を一時的に停止させる制度というものは現在つくられておりません。それは、一時停止ということになりますと、どの期間停止をするかということをあらかじめ家庭裁判所が判断をしなきゃならない。これは事実上極めて難しい...全文を見る
○長勢国務大臣 今各省統一的なやり方で、しかも早急に調査をする体制を整えているところでございますので、それに沿った中で法務省としても調査に協力していきたいと思っています。
○長勢国務大臣 官房副長官時代のお尋ねでございますけれども、タウンミーティングについては、結果の報告は聞いておりましたけれども、実施には全く関与しておりませんでしたので、それは御容赦をいただきたいと思いますが、いずれにしても、司法制度改革、当時は、いわゆる司法支援センターそのもの...全文を見る
○長勢国務大臣 放水の事案について、私が着任してから詳しく聞いたというよりも、むしろ、前々から大変な事件でありましたので、報道等で私が知っておった印象を言いますと、ゴムホースを……(河村(た)委員「ゴムホース」と呼ぶ)ゴムホースでしょう。(河村(た)委員「それは、普通の水道用なの...全文を見る
○長勢国務大臣 ちょっと思い込みがありましたので、その点はおわびをしたいと思います、ホースの件はですね。(河村(た)委員「肛門に入れておったわけじゃない」と呼ぶ)はい。それは、当初からそう思い込んでおりましたので、ちょっと思い込みが強過ぎたのをおわび申し上げます。  それから、...全文を見る
○長勢国務大臣 私も法務大臣就任以来もう一カ月半近くたちますが、当初から先生が大変御熱心に取り組んでおられることに敬意を表しております。
○長勢国務大臣 日付ということであればちょっと正確に記憶をしておりませんが、報道等で出たときに知りました。
○長勢国務大臣 特に私は新聞を読んですぐ指示はしていませんでしたけれども、これは各省それぞれ問題になるんだろうなとは思っておりました。  その後、当委員会でも御質問があって、タウンミーティングと法務省との関係について一応聞くという約束をしていますので、少しは聞いてみました。
○長勢国務大臣 司法制度改革に関して七回タウンミーティングをしたということでありましたので、それをすることになった経過、あるいはかかわり合いがどういうことをしていたのかということを聞きました。  御案内のように、司法制度改革は、これから国民の皆さんによく知ってもらわなきゃならな...全文を見る
○長勢国務大臣 程度というか、余り程度とか深く考えたことはありませんが、タウンミーティングにかかわらず、これから我が省としては、裁判員制度の国民への周知徹底に、一つの大きな課題になっておりますけれども、まず制度の中身をよく知ってもらわなきゃいけない、また、それについての不安につい...全文を見る
○長勢国務大臣 すべてを承知しておるとは言いがたいのが現実でありますが、それぞれ、法テラスであれば担当が司法法制部でしょうか、それから裁判員制度であれば刑事局ということになるんでしょうか、そこを中心にやっておるわけでありまして、裁判員のフォーラムというのをやっておるんですが、その...全文を見る
○長勢国務大臣 どの程度のものがどういうふうになっているか、私、今承知しておりませんが、必要なものは、提出できるものは提出したいと思います。
○長勢国務大臣 そういう事実は承知をいたしておりません。
○長勢国務大臣 そういうことはないだろうと思いますが、あるということであれば適切ではないと思いますので、注意したいと思います。
○長勢国務大臣 いじめにも態様、また内容、規模、程度、いろいろありますから一概には言えませんけれども、それが暴行とか傷害とかに当たれば当然犯罪でありますし、そういうことにかかわるケースも、新聞報道等ではそれにかかわっておるいじめ問題もたくさんあるように聞いております。
○長勢国務大臣 いじめといってもいろいろな態様があることは御案内のとおりですから、厳密に刑事の構成要件に当たるかどうかを、殊さらにほか以上に厳しくするというわけにもいかないんだろうなと思いますし、また、教育現場との関係でいろいろな、先生のような御意見もありますけれども、やはり年少...全文を見る
11月22日第165回国会 参議院 本会議 第13号
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○国務大臣(長勢甚遠君) 信託法案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  この法律案は、最近の社会経済の発展に的確に対応した信託法制を整備する観点から、受託者の義務、受益者の権利等に関する規定を整備するほか、多様な信託の利用形態に対応するための新たな諸制度を導入するととも...全文を見る
○国務大臣(長勢甚遠君) 前川議員にお答え申し上げます。  まず、約款の自由の規制に関する基本的認識についてお尋ねがありました。  御指摘のとおり、消費者等が委託者又は受益者となって信託を利用する場合には、これらの者と受託者となる事業者との間の情報量の格差等によって、約款等に...全文を見る
11月24日第165回国会 衆議院 法務委員会 第12号
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○長勢国務大臣 今、治安についての不安が国民の間に大変大きくなっている中でございますので、治安の強化ということに一生懸命取り組んでいるわけでございますが、その第一線にある警察または検察の皆さんにはぜひ意識をしっかり持ってもらって、我々も監督をきちんとして、信頼の得られる司法行政の...全文を見る
○長勢国務大臣 昨今、おっしゃるような悪徳商法といいますか、インチキ商法というものがちょいちょい事件になっておるわけで、私個人としても、いつまでたってもこういうのが起きるな、まただまされる人もいるんだなというのは非常に困った問題だと思っております。とはいうものの、それが犯罪を構成...全文を見る
○長勢国務大臣 退路を断てる仕組みがつくれれば一番いいということは、おっしゃるとおりだと思います。しかし、断ち方によってはまたほかのいろいろな問題に大きな影響を与えることが想定されますので、そういう形のない退路の断ち方というのはなかなか難しいなというのが今率直に思うところでござい...全文を見る
11月28日第165回国会 衆議院 法務委員会 第13号
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○長勢国務大臣 三角合併の施行に向けての省令の見直しの要否ということについては、今先生御指摘のとおりの経過で検討しなければならないことになっております。  今、この省令の規定をどのように見直すか、または見直す必要があるかないかということにつきましては、今後、関係方面のいろいろな...全文を見る
○長勢国務大臣 大変難しい御質問なのかなと思いますが、規制改革かどうかということもさることながら、やはり経済情勢、国際的にも含めて産業、経済は変わってまいりますので、その中で経済がきちんとできるように、不便のないようにやるということをみんなで考えていかなきゃならぬ、それを不断に考...全文を見る
11月28日第165回国会 参議院 法務委員会 第3号
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○国務大臣(長勢甚遠君) 信託法案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  この法律案は、最近の社会経済の発展に的確に対応した信託法制を整備する観点から、受託者の義務、受益者の権利等に関する規定を整備するほか、多様な信託の利用形態に対応するための新たな諸制度を導入するととも...全文を見る
11月30日第165回国会 参議院 法務委員会 第4号
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○国務大臣(長勢甚遠君) お尋ねのとおり、信託、余りなじみのない点があると思いますが、この信託法案におきましては、法律上定められた方法により、特定の者が一定の目的に従い財産の管理又は処分及びその他の当該目的の達成のために必要な行為をすべきものとすることをいうというふうに規定をされ...全文を見る
○国務大臣(長勢甚遠君) 御指摘のとおり、信託法の改正は、実質的な改正はもう八十五年ぶりということになります。  現行信託法の制定以来、ずっと今まで、先ほど御説明いたしましたように、信託の専門家である信託銀行のみが利用する制度となってまいりました。そのために、社会一般の信託に対...全文を見る
○国務大臣(長勢甚遠君) 近年、いろんな形で信託の利用というのが進んできておるわけでありまして、資産運用や企業の資金調達に信託をしてほしいとか、また、高齢者や障害者等のための福祉型の信託の活用ということについても期待が高まっておる、こういう事情があると思います。  このような状...全文を見る
○国務大臣(長勢甚遠君) 今回の法案は、大きく分けて三つの方向があるのかなと思っております。  一つは、今もお話がありましたように、利用しやすくするという観点でございますが、現行の信託法は、制定の経過もありまして、受託者等に対して極めて厳格な義務を課しているなどありまして、当事...全文を見る
○国務大臣(長勢甚遠君) るる御質問いただきましたが、今回の改正は各方面からの改正要望等を十分に踏まえたものとなっておると思っておりますので、この改正によりまして、これまで必ずしも合理的でなかった受託者の義務や受益者の権利に関する規定の内容が見直しをすることができましたし、また信...全文を見る
○国務大臣(長勢甚遠君) 当然、人権が尊重されなきゃならないことは憲法に規定されているとおりでありますし、人道という観点も非常に大事にしなきゃならぬということはそのとおりであります。  ただ、その言葉が、どういいますか、何でもその言葉さえ使えばいいということにはならないだろうと...全文を見る
○国務大臣(長勢甚遠君) もう言うまでもなく、安心して暮らせる安全な社会をつくっていくということは極めて目下重要な課題でありますし、国の大きな責任だと思っております。  そのために、特に子供さんについて、この政府としては昨年十二月に関係省庁連絡会議において犯罪から子供を守るため...全文を見る
○国務大臣(長勢甚遠君) 労役作業といいますか、が役に立つかどうかというお尋ねだと思いますが、刑務作業というのは、まずきちんとした生活をやっていただくと。そしてまた、その後、社会へ出た後の職業にも役に立つというような観点からなされてきたものだと思っております。そちらに偏っておった...全文を見る
○国務大臣(長勢甚遠君) 再犯についての御指摘はそのとおりだろうと思っております。再犯を何とかして防止をしていくことがこれからの治安を守る上でも、また矯正施設が今過剰状態になっていますので、そういう意味でも大変大事な課題でございます。  ただ、一般的に言いまして、どうしても再犯...全文を見る
○国務大臣(長勢甚遠君) 事実としておっしゃったような統計はあるんだと思いますが、どういいますか、科学的にこうなるものであるということを証明するという手法があるということは承知をいたしておりません。
○国務大臣(長勢甚遠君) 頑張っているかどうかということよりも、業としての体制上利用者のニーズに合っていないというか、またそれに対応し切れないという部分があるということは寺田局長も言ったとおりでありますし、ただ今後、そういうことに御努力いただく部分も出てくるんではないかなとは思い...全文を見る
○国務大臣(長勢甚遠君) 審議会では、当然その事案事案によって趣旨も異なる場合があるかとは思いますが、専門的なきちんとした議論が行われると同時に、国民の皆さんに納得できる結論を生み出す構成であるということが大事だと思います。  そういう意味で、今御指摘の点は、どういう経過かは私...全文を見る
○国務大臣(長勢甚遠君) 自己信託を今度新たに設けるわけでございますが、一つは資金調達の便に供する必要がありますのと、もう一つは、特に民事的な利用の観点から、先ほど来話題になっております、身体障害や知的障害を抱える子供の生活を経済的にサポートしようとするために、親が自らの有する財...全文を見る
○国務大臣(長勢甚遠君) 公証人が国民の信頼に足るものであるべきことは当然のことでありますし、若干少ないといってでも、そういうことのないように今後とも一生懸命監督その他努めていかなければならないと思っております。  数がどの程度かという点は私もつまびらかにはいたしておりませんの...全文を見る
○国務大臣(長勢甚遠君) その検閲報告ですか、少し見させていただきますが、どういう内容のミスがあるのかも少し調べてみたいと思いますが、資質について、あるいは制度そのものを見直すべきではないかと。当日も答弁をしたかと思いますが、いろんな方々が広く就任できるように、公募等の制度も今運...全文を見る
○国務大臣(長勢甚遠君) 事案は私は正確に分かっていませんが、カーボンであったというのを分かった上でやったということですから、カーボンであっても委任の意思があるというふうに公証人の方が考えられたということなのかなと今聞きながら思っていました。  しかし、これは先ほど来話にありま...全文を見る
○国務大臣(長勢甚遠君) 私も副大臣しておりましたので、何か公証人の方は比較的高いという話を聞いた記憶がありますが、最近何かえらく安くなっているという話も聞きますので、よく分かりませんが、まあ国会議員が一番低いんだろうなと思っております。
○国務大臣(長勢甚遠君) 午前中にもどなたかに御答弁申し上げましたが、信託は確かになじみのない制度であります、今の段階では。信託法案、今度の法案では、信託についてはこのように定義をしております。法律上定められた方法により、特定の者が一定の目的に従い財産の管理又は処分及びその他の当...全文を見る
○国務大臣(長勢甚遠君) 先ほども申し上げましたが、我が国では信託制度はさほど活発には利用されない時代が長かったわけでございますが、しかし近年、多様な信託の利用が進みつつあります。政府に対しましても、資産運用や企業の資金調達に信託を活用しやすくするための改正要望が寄せられておる。...全文を見る
○国務大臣(長勢甚遠君) 最前来御議論いただいておりますが、新しい信託法に基づいてニーズに応じた利用が十分に行われることを期待しておるわけでございますので、そのためには、新しい信託法の内容について国民への周知徹底を図ることは極めて重要でございます。そのために、周知に当たっては、信...全文を見る
○国務大臣(長勢甚遠君) 骨太方針に御指摘のとおりの記載があるわけであります。この記載は、信託制度を整備することによって企業の組織再編の制度基盤が提供されるという点に着目して記載されているものでございます。  例えば、新しい信託法において自己信託制度が創設されれば、ある会社が新...全文を見る
○国務大臣(長勢甚遠君) 新しい信託制度の下でのいろんな問題、関係省庁連携を取って対応していかなきゃなりませんが、当然、この税制については財務省において、今税の潜脱の観点を強くおっしゃられましたけれども、そういうことを含めて責任を持って御検討いただいて、施行までに整理をしていただ...全文を見る
○国務大臣(長勢甚遠君) 今回の信託法案を策定するに当たりましては、法務省は、法制審議会に諮問して、審議会が行いました答申、信託法改正要綱に基づいて法案を作成してまいりました。法制審議会においては、専門の学者や実務家等による調査、審議を行ったほか、パブリックコメントの手続も行い、...全文を見る
12月06日第165回国会 参議院 法務委員会、財政金融委員会連合審査会 第1号
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○国務大臣(長勢甚遠君) 今お話がありましたように、信託法は大正十一年に制定をされておりますけれども、戦前はもとより、戦後におきましても、しばらくの間はこの信託制度というものはそれほど活発に活用されておったわけではございません。しかし、その後、社会経済活動も多様化したこともありま...全文を見る
○国務大臣(長勢甚遠君) 事業信託をしたからといって、信託をした会社の方々の労働関係が自動的に何らかの形で変わってしまうということは正直言って生じないのではないかと。当然、その労働者の同意なりあってそういうことが起こることはあり得るでしょうけれども、ということではないかと思います...全文を見る
○国務大臣(長勢甚遠君) 自己信託は今回初めて設ける制度でございます。これについて十分に制度の趣旨、内容、周知徹底をする必要がございますし、またこれに関連して、債権者保護の措置等について十分な周知徹底を図ると同時に、会計、税制の関連制度を整備をする必要がございます。そのために、御...全文を見る
○国務大臣(長勢甚遠君) 高齢者あるいは障害者の方々をめぐる場合には、いろんなケースによって複雑な人間関係というようなものも絡む場合もありますし、またいろんな法律的な問題を抱える場合も多いかと思います。そういうこともありますので、こういう福祉型信託の場合にそういう問題に対応するこ...全文を見る
12月07日第165回国会 参議院 法務委員会 第6号
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○国務大臣(長勢甚遠君) 今回の信託法の改正では、多様な信託の利用ニーズにこたえるために新たな信託の類型を創設をすることといたしております。  このような新たな類型の信託としては、第一に受益証券発行信託を創設しております。これは、受益権の流通性を高めるために広く受益権について有...全文を見る
○国務大臣(長勢甚遠君) 信託法が施行になって活用をされるためには、おっしゃるとおり、国民の皆様に十分に御理解をいただくことが必須条件でございます。  法務省といたしましては、ポスター等を利用して新しい信託法ができたということをまず国民の皆様によく認識をしてもらわなければならな...全文を見る
○国務大臣(長勢甚遠君) 今回の信託法の改正は、各方面からの強い要望を踏まえて、専門家の方々の大変長い間の検討の結果立案をしたものでございます。また、当委員会を始め国会でも大変な御議論をいただいてきたわけであります。  これは一般論でございますが、どうしても生活の利便あるいは経...全文を見る
○国務大臣(長勢甚遠君) 今回の改正に関しまして、受益者の保護の観点、あるいは濫用の観点等々いろんな観点からの御議論をいただきました。我々としても相応の体制を取って御提案申し上げてきておるわけではございますが、まだまだ残されている問題もないわけではないということは承知をいたしてお...全文を見る
○国務大臣(長勢甚遠君) 会計処理あるいは税務の取扱いについて非常にきちんとした体制をしなきゃならぬということはおっしゃるとおりでございまして、どういうところが問題かということも明らかになっておりますが、これらについては施行までにきちんとやるということでありますので、そういうこと...全文を見る
○国務大臣(長勢甚遠君) 埋め切れないのではなくて、埋めるためにというか、そういう問題があるところをきちんとした議論をする必要があると、税法上あるいは会計上。ということで一年半後の更に一年、つまり二年半まで施行を延期をしておるという経過でありますから、その期間の中ではきちんとした...全文を見る
○国務大臣(長勢甚遠君) ただいま可決されました信託法案及び信託法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案に対する附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。
12月13日第165回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第13号
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○長勢国務大臣 御指摘のように、裁判員制度の周知徹底をしていただく、司法制度改革の大きな柱であります司法支援センターについても御理解いただくということが、当時から法務省の大きな役割でございます。タウンミーティングにおいても、それを国民の皆さんに御理解いただくという目的でタウンミー...全文を見る
○長勢国務大臣 今の趣旨から、タウンミーティングが円滑に、また国民の理解ができるようにやるという観点から、七回中六回依頼をしたということは報告を聞いております。