長勢甚遠
ながせじんえん
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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04月02日 | 第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第14号 議事録を見る | ○長勢委員 おはようございます。長勢甚遠でございます。 きょうは、雇用問題を中心にして質問をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 もう言うまでもなく、大変深刻な景気の中で、雇用状況も大変厳しく推移してきておるわけでございます。当然、政府においても対策を...全文を見る |
○長勢委員 自公政権、特に第一次補正予算において、雇用調整助成金ですとか能力開発ですとか、あるいは雇用創出、家の心配等々についての対策も含めて相当やったわけでございますが、これらは新政権においても継続実施をされておるということでございまして、これからは、これがきちんと実行されてい...全文を見る | ||
○長勢委員 後の方でもまた聞かせていただきたいと思いますが、当然、経済政策の中で、雇用状況をどうするかということが組み合わさって経済政策を進めてもらわなければならない。御案内のとおり、労働政策は、どうしても産業経済政策の従属的な性格を持っておるわけで、ただこういう仕事をどんどんや...全文を見る | ||
○長勢委員 人材育成事業でない中小企業等雇用創出支援事業、長期失業者等支援事業は、毎年の予算措置ということですね。ことしも予算措置は講ぜられているわけですが、基金のときと比べてこの事業量はふやしてあるんですか、減らしてあるんですか。 | ||
○長勢委員 こんな言い方は好きではありませんけれども、何か、全く同じことをするのに、殊さらに自公政権の政策を壊して同じことを新政権でやるというパフォーマンスのように見えて仕方がないんですね。もうこういうふうになったわけですけれども、そのことを私は非常に、どう言ったらいいんでしょう...全文を見る | ||
○長勢委員 今伺いますと、我々が緊急人材育成事業として組んだ中身とほぼ同じもののように聞こえるわけで、それを恒久的にやるというところだけが違うというわけですけれども、これは、いわゆる一般財源をもって、この三年間の基金というものを緊急の事態ということでつくったわけでございます。これ...全文を見る | ||
○長勢委員 いろいろ御苦労いただいておるんでしょうけれども、やはり国民が安心するように、雇用の状況をこういうふうにするんだということを、数値目標も含めて、ぜひ考えてお進めをいただきたいと思います。 そこで、雇用政策の中で一つの大きな分野は職業訓練だと思うわけでございます。我々...全文を見る | ||
○長勢委員 委託訓練の割合は相当高いんだろうと思いますし、そのことは、民間の機関を活用するという意味で大変いいことだと思うんですけれども、委託先が、この状況ですからどんと一遍にふやしたわけですが、十分に委託先を確保できているのかどうか。またあわせて、訓練を希望される求職者の方々が...全文を見る | ||
○長勢委員 いろいろ、訓練を受けたかったけれども、ハローワークで枠がないと言われたという話もないわけではありませんので、ぜひ注意をして進めていただきたいと思います。 その中で、ポリテクセンターの訓練枠が減らされておるんですよ。こういう緊急事態にこそ必要なポリテクセンターだと思...全文を見る | ||
○長勢委員 何か、地方に譲るということがいいんだという理由のように聞こえましたけれども、ポリテクセンターは長年の経験を持ってやっているわけですから、こういうときこそ活用していかなきゃならない。ぜひその位置づけについて御関心を持っていただきたいと思います。 前の政権以来、この雇...全文を見る | ||
○長勢委員 どれだけ減らしたかということについてはお答えができないということでございましたけれども、私の聞いたところでは、建設産業においては一兆円減らすと十万人の雇用がなくなる、こういうふうに聞いております。今回、公共事業を二割近く削減するということになれば、事業費ベースでいくと...全文を見る | ||
○長勢委員 ちょっと質問に答えていただいていないんですけれども、公共事業を削減するということがいかに雇用対策としてはマイナスの話だったかということを御認識いただきたい。つまり、新政権は、四、五十万人の雇用の場を奪うという政策をとってきたということをお認めいただきたいと思います。 ...全文を見る | ||
○長勢委員 もう少し実態は厳しいと私は思うんですよね。仕事はどんどんふえる、ところが人はどんどん減らされる、これでは、今、この緊急の事態にどうして対処していくのかというのは大変な御苦労だと。職員の方々は一生懸命やっておられるんですけれども、何か、地方分権とか規制改革とか定数削減と...全文を見る | ||
○長勢委員 いろいろな実態が、全部が同じとは言えませんけれども、ハローワークがあるからそれは二重行政になって無駄だというのは、私は間違った思想だと思うんですね。現に私の富山市では、相談室が市役所に置いてあって大変喜ばれておって、市長も、そういうことがあるものですから、市の単独事業...全文を見る | ||
○長勢委員 ワンストップサービスのお話はちょっと私が今質問した話とは別の話で、それがいいかどうかは時間があれば聞きたかったんですけれども、聞きませんが、私が言っているのはワンストップサービスの話じゃなくて、ああいう意味じゃなくて、職安で職業紹介、職業相談をするという人員不足、場所...全文を見る | ||
○長勢委員 きょうはじっくり議論できませんけれども、派遣というのが、ハローワークと並んで労働力の需給調整に不可欠なものになっておる。それは、事業主にとっても大変有利というか便利ということがあり、かつ、働く方々にとっても便利だということがあるからこそ定着をし、発展してきたんだと思う...全文を見る | ||
○長勢委員 障害年金について、いろいろな問題がほかにもあることは私も承知をしております。 ただ、今の加算の問題は極めて単純なというかわかりやすい話ですし、我々、このために議員立法を出させていただいておりますので、大臣も、全体の問題が解決するまではやらないんだというんじゃなくて...全文を見る | ||
10月22日 | 第176回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号 議事録を見る | ○長勢委員 長勢甚遠でございます。 今、厚生労働省、雇用情勢が大変厳しいということで、大変御苦労されておるんじゃないかと思います。また、総理も、口を開けば雇用、雇用、雇用と言っておられるんですが、実におかしなことに、民主党政権になってから、雇用の前線で実務をやっておる、雇用だ...全文を見る |
○長勢委員 委託業務について、そういう不正というものがあったということは直さなきゃならないのは当たり前ですけれども、だからといって、民間の企業の方々が集まって障害者雇用なり高齢者雇用についての協力体制をとっておられる、これは非常に重要なことだと思うんです。その人たちを、そのための...全文を見る | ||
○長勢委員 委託をやめるだけで、協会がつぶれるかどうかは知ったことじゃないということですか。 そうじゃないでしょう。今まで、納付金を集めたりいろいろな助成金を支払ったりという事務を受けると同時に、障害者や高齢者のためのセミナーを開いたり、いろいろな事業主が協力しやすいような雰...全文を見る | ||
○長勢委員 委託はやめるけれども協会はやりたければやればいいという勝手な話だというのは、非常に不親切な話だと思います。 やはり、こういう事業を総合的にやって、協会の自主的な団体として活動してきて、そのことが非常に役に立っておった。安定所があるいは機構が頭ごなしに協力しろと言っ...全文を見る | ||
○長勢委員 それだけの訓練の場をなくするということですよね、大臣。それでいいんですか。今この大事なときに、二百二十七万とおっしゃったですか、それだけの訓練の場をなくする、廃止をするというのが、今厚生労働省が進めていることですよ。それでいいんですか。 | ||
○長勢委員 今までは、能開機構から訓練の運営費を地方に委託して運営してもらっておったと思うんですよ。これを今度、てめえらでやれということにしようということでしょう。そうすると、建物を無償でもらったからといって、運営費は全部市町村持ちということになっちゃう、あるいは都道府県かもしれ...全文を見る | ||
○長勢委員 そういう簡単な話じゃないと思いますよ。そうでなければ、市町村がそんなに、何でこんなのを押しつけるんだといって怒るわけがないですよ。それから、何で能開機構がやったらまずくて、市町村がやったらいいことになるんですか。それだって理屈の合わない話だと私は思います。 次に、...全文を見る | ||
○長勢委員 従来からハローワークもあって、例えば市役所の一角に高齢職業相談室を置いておって、それがより便利でよかったということで今まで成果を上げてきておったわけです。ですから、もちろん、職業紹介とか職業相談は幾つもの場所で行われることが望ましい。安定所だけで、一カ所だけで全部やら...全文を見る | ||
○長勢委員 ハローワークから出張するということは、ますます安定所の職務、仕事が忙しくなるだけじゃないですか。むしろ、自主的に安定所と連携をとりながら、そういう新しい、別の場でも仕事ができるようにしてあったんですよ。 こういう今の大臣の御答弁は、余り納得がいきません。一律に今切...全文を見る | ||
○長勢委員 訓練枠は維持をするということのようでしたけれども、訓練に携わっている職員は全部高障機構に移れることになるんでしょうか。職員の方々は、今自分の身分がどうなるかわからないというので大変不安になっているんですが、みんな、訓練に携わっていた人たちは全部高障機構に引き継がれると...全文を見る | ||
○長勢委員 意欲と能力とかおっしゃいましたけれども、今実際にやっている人たちが、ただ身分が変わるだけで、同じ仕事がこれからも引き続き行えるということは確認させていただきました。 大臣、今答弁の中で、職業訓練は国の仕事としてますます重大だとおっしゃったんですけれども、そういう中...全文を見る | ||
○長勢委員 今おっしゃったのは、ポリテクセンターを地方に移管するというときの条件設定のお話をなさったんだと思いますが、ということは、ポリテクセンターはどんどんどんどん地方に移管するという方針で今進めておられる。 ですから、そう進めておられるのであれば、どれくらいそういうふうに...全文を見る | ||
○長勢委員 今のお話は、ポリテクセンターは、行政側から積極的に地方に移管を働きかけるということはない、あっちが申し込んできたときだけ考える、こういうふうに考えればいいんですね。それでよければ、そういうふうに確認をさせていただきます。 昨今、何か地域主権なんという間違った言葉も...全文を見る | ||
○長勢委員 時間も参りましたのであれですが、職安、ハローワークは、全国的なネットワークの中で全国的なノウハウを持って役割を果たしておるわけで、これを地方に移管するということは職業安定行政をなくしてしまうと言うに等しい暴論だと思いますので、大臣、ひとつぜひ頑張っていただきたいと思い...全文を見る |