中田宏
なかだひろし
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月07日 | 第132回国会 衆議院 大蔵委員会 第2号 議事録を見る | ○中田委員 新進党の中田宏でございます。 まずは、質問の冒頭に当たりまして、今回の阪神大震災でお亡くなりになられたすべての方々の御冥福を心よりお祈りいたし、また、被災に遭われたすべての皆さんに心よりお見舞いを申し上げたいと思います。 実は私も、先週二十七、二十八、二十九と...全文を見る |
○中田委員 今御説明をお伺いしたように、確かにその意義というものはよく認識ができるわけでありますけれども、その意義を考えますと、この保険の加入率というものについてちょっとお伺いをしたいというふうに思うわけであります。 重要であればあるほど、漁業を営む方々にとっては頼るべき大き...全文を見る | ||
○中田委員 私、漁業共済特別会計の方の繰り入れの問題に関しましては、基本的にはその意義をよく理解しているつもりでありますので、これに関する質問は以上二点で終了させていただきますが、繰り入れもどうもことしだけではなく何度も何度もという話でもありますし、そこら辺のシステムということに...全文を見る | ||
○中田委員 今政府委員の方からは適当な数字であるというふうにお答えをいただいたわけであります。これは武村大臣にもお伺いをしたいわけですが、先ほど申し上げたように、基本的には私ども賛成の立場なわけでありますけれども、とりわけ環境問題に関しましては武村大臣はかなり一言がおありだという...全文を見る | ||
○中田委員 日本はODA初め、お金だけ出してというケースが時々指摘されますので、ぜひこの環境問題に関しましては、技術においても日本はかなりいろいろな技術を持ち合わせているわけで、金だけじゃない積極的な貢献を、今回を契機にまたお願いしたいというふうに思います。 さて、私はちょっ...全文を見る | ||
○中田委員 そのとおりなのです。お聞きをした部分に関するところなのですが、九十日間、三カ月の据え置きをして、そして金利が一・五%ということで、果たしてこれから先、家をなくした人たちが、なくした家に対するローンなりというものを二十年間払いながら、そしてもう一軒家を建てる、マンション...全文を見る | ||
○中田委員 まずちょっとお伺いしたかったのは、家を再建をする以前の、仮に建てないとするとどれほどの前後の違いが出てきます。 | ||
○中田委員 いずれにしても非常に絶望的な状況だと思うのです。自分自身の家がなくなったときのことを考えたときに、やはりもう一回、土地を持っている人は上物を立てるとか、マンションをなくした方が他のマンションの住民の方々と力を合わせてもう一回マンションを再建していくとか、そういったこと...全文を見る | ||
○中田委員 例えば、借入総額千五百万という、先ほどのモデルケースに近いケースです。千五百万の借入総額を、返済期間二十年、残っている返済期間が十五年、仮に金利を五%程度で借りた方々は、今、毎月返済をしている金額というのは九万八千九百九十三円という金額になるわけであります。これを仮に...全文を見る | ||
○中田委員 終わります。 | ||
02月15日 | 第132回国会 衆議院 予算委員会 第14号 議事録を見る | ○中田委員 それでは、時間も短いので、早速質問に入らせていただきたいというふうに思います。 阪神大震災は、近代の都市において直下型の地震ということでありますから、これは我が国がこれまでのところ初めて経験をする災害であったというふうに思うわけです。 地震そのものは天災である...全文を見る |
○中田委員 といいますと、十七日ごろにはさらに優遇した支援策というものができるということでございますね。 | ||
○中田委員 それはぜひやっていただきたいわけでありますけれども、先般も大蔵委員会で一度私がモデルを出させていただきました。 借入総額が一千五百万円で金利が五%、借入期間が二十年間、そして残っている返済期間が十年、すなわち十年はもう既に返済をして、残り十年残っている。こういう方...全文を見る | ||
○中田委員 中小企業の支援策、こういうことで考えると、国の貸付金利を二・五%まで引き下げて、それでさらに兵庫県、神戸市が利子補給を行っていく、ですから実質無利子で融資を実行していける、そういう形で今整いつつあるようであります。これは企業ももちろん大事なんですけれども、本当に被災者...全文を見る | ||
○中田委員 ぜひお願いをしたいのですが、先般大蔵委員会で私がひとつぜひ大蔵省の方でも御検討をお願いをしたいと言った件でございます。こういうことが可能かどうか大蔵省の中でぜひ検討してほしいというふうに私は提案をさせていただいた件でありますけれども、一度特別融資の何か策を設けて、そし...全文を見る | ||
○中田委員 建設大臣はいかがでございますか。 | ||
○中田委員 せひお願いをしたいと思うのですが、ちょっと時間の関係もありますので、もう一方の方の質問をさせていただきたいと思います。 それは、先ほども申し上げましたように、自衛隊と自治体との協力のあり方ということを考えさせていただきたいのですが、今後の災害対策を考えていく上で、...全文を見る | ||
○中田委員 としますと、とにかくこれは私は大変にすばらしいものだと思っておるわけですけれども、これは各方面隊が独自にやったのか、それとも、指揮のもとに、こういった災害マニュアルというものを整備をしていくべきだという庁の方針に基づいてやっているのか、そこのところはいかがでございます...全文を見る | ||
○中田委員 そうしますと、これは京阪神編だけでなく、五つの方面隊全部にこのような充実した資料というのはもう既にでき上がっているわけでございますか。 | ||
○中田委員 ということは、ある意味では自衛隊内の内部の資料である、それをさらに親切でもって各自治体に参考資料としてお渡ししたという位置づけでございますか。 | ||
○中田委員 再度繰り返しますが、本当にこれは立派な内容になっておるというふうに先ほど見させていただきましたし、また、この地誌の大きなメリットは、しっかりとしたシミュレーションが行われている。ですから、例えば長山地区、今火災で本当に悲惨な状況で、私も行ってきましたが、そういう状況で...全文を見る | ||
○中田委員 自治大臣にぜひお願いをしたいのは、もう各地においていつこのような災害が起きても対応できるように、各自治体との自衛隊の訓練の計画、こういったものを各自治体にぜひ御指示をいただきたいというふうに思うわけであります。 新聞等の調査でありますと、これは産経新聞の十二日のア...全文を見る | ||
○中田委員 今度は防衛庁長官に、ぜひ今度は自治体側との自衛隊側としての災害に対する対応、より充実した対応ということをお願いしたいわけですが、これについて今後のことをお願いしたいと思います。 | ||
○中田委員 先ほど申し上げた質問のまず第一点目は住宅、これはもう本当に今地震が起こってしまって、そして困っている皆さんに対して、今してさしあげられること、何よりも寝てそして安らぎ食事をする、そういう場所がきちっとないというのが、これは大震災のつめ跡として被災された御本人たちにいつ...全文を見る | ||
02月21日 | 第132回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第2号 議事録を見る | ○中田分科員 新進党の中田宏でございます。 私は、都会横浜の議員なわけでありますけれども、大臣にも委員会に御出席をいただきまして、後ほど一点、二点、通勤ラッシュに対する御見解をぜひお伺いをしたいというふうに思います。 まず、通勤ラッシュに関しまして、本当に今都市部に住む住...全文を見る |
○中田分科員 今お答えをいただきまして、ラッシュに関してはひところに比べれば一九七%ということで、二〇〇台に落ちてきて多少は改善をしてきた、そういう御趣旨だと思うのですけれども、私が毎朝、私の場合は電車で参ります。本当に、来る電車というのはまさに殺人的というふうに言ってもいい状況...全文を見る | ||
○中田分科員 これは運輸省の皆さんにもぜひ御努力をいただいて、このラッシュの緩和には積極的に行政の展開をお願いをしたいのですが、東急自身がどのように公共交通機関であるということの責任を自覚しているかということもまた、時期を改めてぜひ聞いてみたいと思うわけです。 ちょっと小田急...全文を見る | ||
○中田分科員 今、実際東急の取り組んでいることもお答えいただいたわけでありますけれども、私は本当に、このラッシュの緩和の実感は、まず間違いなく私以外のほかの利用者も全員実感してないと思います。これは私は大臣にぜひ申し上げておきたいのですが、僕はこれは人権問題だと思っています。 ...全文を見る | ||
○中田分科員 それから、運輸省当局にはこの件をひとつ強く要望しておきたいのですけれども、先ほどの混雑率のパーセンテージというのがありましたね。しかし、これはもう先ほど申し上げたように、実態とは全然違います。 私、運輸省の担当の方にお聞きをしましたけれども、そのラッシュ率という...全文を見る | ||
○中田分科員 先ほど、ラッシュに関しては人権問題だというふうにおっしゃったのですが、実は、私、もう一つ人権問題があると思っています。 それは、あの混雑電車というのは、私も何度も遭遇しているのですけれども、東急でずっと、私は大学も青山学院だったので渋谷まで東急で来る、国会という...全文を見る | ||
○中田分科員 これは、各路線別とかそういうのは全然出てないのですか。 | ||
○中田分科員 今申し上げたように、ラッシュ、込んでない電車でそれなりに、さっきの混雑度の目安でいったら、一〇〇%ぐらいの電車だったら痴漢のしようなんかないですよ。周りの人だってすぐわかりますし、おかしな行動をして、ある程度間隔があるところで妙に女性にくっついているなんという男がい...全文を見る | ||
02月24日 | 第132回国会 衆議院 本会議 第10号 議事録を見る | ○中田宏君 私は、新進党を代表いたしまして、ただいま行われました大蔵大臣の補正財政演説に対し質問をさせていただきます。 先般の阪神・淡路大震災の発生より早くも一カ月余りが経過をいたしました。この間、まことに残念ながら、とうとい命を失われた五千四百余名の皆様には、改めまして心か...全文を見る |
02月27日 | 第132回国会 衆議院 大蔵委員会 第7号 議事録を見る | ○中田委員 新進党の中田宏でございます。 先週の金曜日には、本会議でかなり言いたいことを言わせていただきまして、大変に大臣初め皆さんには失礼をいたしました。まだまだ一年生の議員で、しかも新進党では最年少でありますので、国会のルールその他いろいろある中をかなり無鉄砲にやらさせて...全文を見る |
○中田委員 今大臣もお触れをいただきましたけれども、譲渡益課税について今回改正がなされるわけでありますけれども、これは税務上、そして税の目的上、この改正についてどういった意義で今回引き下げになるのかどうか。これは四千万円以下の部分は三二・五%に今度下がるわけでありますが、四千万円...全文を見る | ||
○中田委員 この譲渡益課税の問題に関しては幾つかそのほかの議論などもあったかと思うのでありますけれども、せっかく政務次官に来ていただいておりますので、ちょっとそこら辺のお話をぜひお伺いできればと思います。 一般的には、譲渡益課税が非常に高過ぎるということにおいて土地が回ってい...全文を見る | ||
○中田委員 もう一問だけお聞きをしたいのでありますけれども、先生初め社会党の中での議論というのはいかがなんでありましょう、差し支えのない部分でお教えをいただければと思いますが、土地というのはまだまだ下げなきゃいけない、そのためには譲渡益課税などを初めとした税制に関してはまだまだ緩...全文を見る | ||
○中田委員 今私がちょっとお聞きをしたかったのは、土地の値段を含めて土地に対する御堂の御見解です。政務次官でありますから、そういう意味ではそこら辺、政党を代表しての答弁にはなりにくい部分がありますので、この辺にしたいとは思います。 もう一つは、これは大臣ですからまたさらに御答...全文を見る | ||
○中田委員 萩山政務次官にも一言御見解をお伺いさせていただければと思いますが、今整理をしてきたような意味では、社会党は、十一月の初めに税調の方で、地価税と譲渡益課税と有価証券取引税、まあこれは有価証券も入りますが、この軽減には反対する方針を決定をしている。ここら辺全部、簡単に言え...全文を見る | ||
○中田委員 ありがとうございました。 きょうはそれぞれ、たまたま今、大蔵省の布陣というのは、大臣がさきがけ御出身で、両政務次官が自民そして社会党御出身ということでありますので、ぜひそこら辺のことをちょっと整理をさせていただきたいという趣旨で、こういった形でお聞かせをいただいた...全文を見る | ||
○中田委員 といいますことは、所得税の変動とリンクをしているわけでは一概にはないということです。そうすると、これは、そういった所得税に見合わせたぐらいのというこの論は違うということであります。 | ||
○中田委員 譲渡益課税のことを今までお聞きをしてきたのですが、石井政務次官と萩山政務次官におかれましてはもうこの後は質問いたしませんので、とりわけ石井政務次官は、よろしければ御退席をいただいても結構でございます。本当に本日はありがとうございました。 質問を続けさせていただきま...全文を見る | ||
○中田委員 今お答えをいただいたわけですけれども、今この不況の最中に、先ほど冒頭申し上げましたように、土地というのはやはりその大きな原動力としてある意味では期待をされて、そして別の言い方をすれば、この不況を引き起こした原因なわけであります。さまざまに不況対策ある中で、やはり土地と...全文を見る | ||
○中田委員 今局長のお言葉の中にバブルの時期という言葉がございました。確かに、多くの国民の皆さんは、まさに地価税の問題にしても譲渡益課税の強化にしても、バブルで土地が値上がりをし過ぎた、し過ぎたゆえに課税強化されたんだという印象なわけですね。これは間違いないです、実感として。そう...全文を見る | ||
○中田委員 今長期安定的というふうにおっしゃられましたが、税制というのは基本的にはそうなのかもしれません、税制そのものは。しかし、土地。もそうなんでしょうけれども、私は、長期安定的というのは、保有の部分に関してならまだしも、保有もきついわ売るのもきついわというのは、これは本当に土...全文を見る | ||
○中田委員 ちょっと話を変えますけれども、この譲渡益課税、土地の譲渡益に関しましては、我が国は所得と分離して課税をするという形になっているわけでありますけれども、先進国、諸外国だと、これは合算をしてというケースが多い。私が調べた限り、そういうふうに思う。そこら辺に関しては、我が国...全文を見る | ||
○中田委員 そうしますと、四十三年の政府税調の答申の中で、「個人の長期保有土地に係る譲渡所得課税方式の変更」、そこで「現行の超過累進課税を時限的に分離比例課税に改めこという形で、この当時は時限的にこれをやっていくんだという形になっているわけですが、それはもうそうじゃないということ...全文を見る | ||
○中田委員 譲渡益課税のことばかり先ほどから聞いているのですけれども、そのほかに、単に二段階に税率を分けるということ以外にもやり方は恐らく幾つもあると思います。そこら辺の御見解をお聞きしたいのですけれども、例えば居住用財産の場合だったら、三千万円の控除が受けられる土地、建物に関し...全文を見る | ||
○中田委員 主税局長についでにお答えいただきたいのですが、保有税のことをちょっとお聞きをしたいのです。特別土地保有税それからミニ保有税といったところ、ちょっとお聞きをしてよろしいです。ここら辺は今回租特の中で出てこなかったのか、そしてまた、この持っている意味合いについてお聞きをし...全文を見る | ||
○中田委員 保有税に関しまして、やはり多くの厳しいという声があって、そして、私この間お聞きをしてきたところだと、土地を買ったはいいけれども、使いたいけれども今使いようがない、マンションやアパートを建てるのも実に難しい状況だと。 また、実はこういった例もあるらしいのです。建築許...全文を見る | ||
○中田委員 ついでにお聞きをしたので、それならば結構であります。 そうしたら、時間ももう余りありませんので、譲渡益課税中心にお聞きをしてきましたけれども、譲渡益課税を含めて、大臣にひとつお聞きをしたいというふうに思うわけです。 土地の場合は常に税金がついて回ります。売って...全文を見る | ||
○中田委員 今、大臣は、複雑過ぎるのはよろしくないけれども、それぞれ意義があるので御理解をというふうに言っていただいたわけですが、乱やあるいは多くの一般の国民の皆さんからすれば、それは逆の話でありまして、それぞれの意義はわかっているけれども複雑過ぎるという感覚なわけです。 も...全文を見る | ||
05月09日 | 第132回国会 衆議院 大蔵委員会 第13号 議事録を見る | ○中田委員 新進党の中田宏でございます。 私も保険業法の今回の改正、御質問時間を一時間ちょうだいをいたしておりますので、お聞かせをいただきたいと思います。 その前に、大蔵大臣の簡単な所見をぜひお伺いをしたいということが一点ございます。 それは何かと申しますと、例の協和...全文を見る |
○中田委員 東京都の融資がいまだ大臣の意に沿わない状況でありますけれども、さきがけさんも御支持をしたようですが、東京都知事選挙、石原前官房副長官が選挙の結果落選をされて青島新知事が誕生す。我々新進党は、残念ながら、これも我々としては思うところがあるわけでありますけれども、石原さん...全文を見る | ||
○中田委員 それでは、保険業法の改正の話に関しまして御質問をさせていただきたいと思います。 まず、この保険業法、昭和十四年の片仮名法を今般大きく改正をするということでありますから、本委員会においての慎重な審議というふうになっているわけでありますけれども、その背景には、経済社会...全文を見る | ||
○中田委員 今、メリットをいろいろ挙げていただいて、デメリットも幾つが御指摘をいただいて、それについては個々にこの後御質問させていただきたいというふうに思っています。 メリットが出てくるというのは、基本的には、今回の改正によってやはり競争が促されていく、その中からさまざまな商...全文を見る | ||
○中田委員 そうしますと、大規模物件、そして保険の契約者の側がその責任を持てる法人なりというところが今回の規制緩和の中心なのだろうとは思うのですけれども、国民一人一人というか消費者一人一人に関しまして、いろいろな保険が我々の生活の中にはあるのですが、そういった部分のメリットという...全文を見る | ||
○中田委員 今部長おっしゃったように、一般の消費者が今の保険にいろいろ不満を持っているかというと、おっしやられたとおりで決してそうじゃない。 今回いろいろと調べてみたら、日本の、とりわけ損害保険の内外価格差といいますか逆内外価格差といいますか、大変に日本の保険、損害保険は安い...全文を見る | ||
○中田委員 今算定会制度のことをおっしゃっていただいたわけですが、この算定会制度、今回見直しの方向というのは大変大きな柱であります。 保険審議会の答申の中で、現行の算定会制度のほかに、保険契約者保護などの面で問題の少ない分野について、新たに純率算定会制度を導入し規制緩和を図る...全文を見る | ||
○中田委員 といいますと、一言で言うならば大規模物件ということなんだろうと思います。それは先ほどもおっしゃっていただいたとおり、自己責任の原則とあわせて、契約者の側がしっかりとそういった知識、責任を持てる人たちからということになるわけです。 そうなると、自己責任原則をPRをし...全文を見る | ||
○中田委員 変わりまして、ブローカー制度についてちょっとお聞きをさせていただきたいと思います。 このブローカー制度というのは、最初は非常に耳なれない言葉でありましたし、ブローカーという言葉自体が余り、日本語で言うと、日本語でというか通常使われてい歪言葉だと余りいいイメージでは...全文を見る | ||
○中田委員 アメリカはとりわけブローカー制度を日本に対しては重視して要請をしてきたということは、事実としてあるのだと思うのですけれども、アメリカという国は保険に関しては州法で定まっている。ですから、州によってはかなりばらばらな保険の制度のあり方のようです。 このブローカー制度...全文を見る | ||
○中田委員 十五州がないということがブローカー制度がよろしくないということではもちろんないわけです。逆に、アメリカが全部が全部ブローカー制度があってそれを日本にも導入せよと強い調子で言ってきたわけでもない。先ほど来、国内的にもブローカー制度をつくっていく、そういう機運になったんだ...全文を見る | ||
○中田委員 必要性、メリットがあるということでこのブローカー制度を導入するわけです。 それで、そのブローカー制度を導入をしていく際、やはり注意をしなければいけないのが、保険契約者の保護という観点であります。 その保護という意味でいうと、まず、ブローカーという存在を認めるに...全文を見る | ||
○中田委員 逆に、ブローカーの登録の拒否要件、法の二百八十九条のところに「保険募集に係る業務を的確に遂行するに足りる能力を有しない者」というふうにあるわけです。この、「遂行するに足りる能力を有しない者」、これは具体的にはどういうものになるわけです。 | ||
○中田委員 登録をする、その際には保証金を積まなくてはいかぬです。これももちろんその要件、能力という問題になると思うのですけれども、保険ブローカーの「業務の状況及び保険契約者等の保護を考慮して、政令で定める額とす。」というふうに書いてあります。 ブローカーの業務というものを、...全文を見る | ||
○中田委員 この保証金とともに、ブローカーの賠償責任保険というのも事故があった際に期待をされるものだと思うのです。これもまた政令で定めるということになっているわけですけれども、ブローカーの賠償責任保険、この保険というのはどういう形態になるのです。これはもうそれこそ民間の保険会社が...全文を見る | ||
○中田委員 次に、保険会社の健全性の維持という観点からお聞きをしたいのですけれども、今般の改正でソルベンシーマージン基準が導入されるわけです。これから先はそういった基準なのですが、これまで当局としては保険会社の健全性というのをどういう観点からチェックしていたのか、まずその点をお願...全文を見る | ||
○中田委員 各社それぞれに対するチェックという形で形態の違うものを見ていたわけですが、今度はソルベンシーマージン基準で全部なべてそれを見ていくわけです。このソルベンシーマージン基準の導入というのが、既に少し出ている議論ですけれども、規制緩和と逆に、監督官庁の権限強化という形にはも...全文を見る | ||
○中田委員 ソルベンシーマージンに関しては、恐らく当面は監督官庁が手元に持って当局の皆さんが保険会社の健全性をチェックする材料に使っていくのだと思います。しかし、やはり基本的にはこれも消費者、国民サイドにわかる形にしていく方が望ましいというふうに思うわけですけれども、この点どうい...全文を見る | ||
○中田委員 それから、時間もなくなってきましたけれども、経営危機への対応ということで、新しい考え方、議論をされています保険契約者保護基金ということであります。 この契約者保護基金ですけれども、これは保険会社の破綻という言葉が使われ、破綻を前提に、仮に破綻した場合、今までそうい...全文を見る | ||
○中田委員 これは、保険会社が今おっしゃったようなケースで本当に破綻をしてしまったらどうしようもないわけですけれども、破綻をしてしまったのではなくて、破綻をしそうな、破綻をする前にこの保護基金は始動していく、そういうことです。 | ||
○中田委員 そうしますと、今いろいろと例を挙げていただいたケースがあって、それがそのまま、もちろんそうじゃないいろいろなケースも考えられるわけですが、いわば破綻をしかかっている、そういう場合に始動を始める。この始動を始めるポイントというのはどこになるのです。 | ||
○中田委員 これは非常にポイントというのをお聞きをするのは難しいところだと思うんですが、例えば、冒頭ちょっとお聞きをした二信組の問題がありましたけれども、預金保険機構が指導をするといった場合に、本当に銀行が破産、破綻をしてしまった後じゃどうしようもない、取りつけ騒ぎが起こってしま...全文を見る | ||
○中田委員 それで、破綻保険会社に係る保険契約を別の保険会社が引き受ける、その援助をしていくわけです。それで契約者を保護をしていくわけです。その際、引き受ける、引き受け手側の会社というのは、これは一社、包括という形で一社だけなんです。それとも何社かで破綻をした一社の会社を共同で引...全文を見る | ||
○中田委員 ということは、保険契約の包括移転というこの包括というのは、全部ひっくるめてどこか一社にという意味ではないということでよろしいんです。何社かで共同で引き受けていくというケースもあり得るということなんです。 | ||
○中田委員 もう時間がありません。今のところはさらにもうちょっと詰めをしていかなければいけない部分だなというふうに思っています。 これも金額は今いろいろと、法律が仮に成立をしてその後から考えていくわけですけれども、保険契約者の保護基金としてどの程度この基金というものを、どの程...全文を見る | ||
○中田委員 終わります。 | ||
05月18日 | 第132回国会 衆議院 大蔵委員会 第17号 議事録を見る | ○中田委員 新進党の中田宏でございます。 今回の公債の発行の特例に関する法律案、この法案に関しまして私は御質問をさせていただきたいというふうに思っています。 今般の補正予算があって、そしてこの特例公債の法案があるわけであります。これは当然ながら、緊急の円高対策、経済対策、...全文を見る |
○中田委員 今、我が党が出した十二兆の案につきましても御所見をいただいたわけでありますけれども、赤字国債、公債の発行につきましては、私、後ほど大蔵大臣にぜひ改めてお聞きをしたいと思いますが、公債というのはやはりプレッシャーがかかるものであります。次の世代に対してどんどんとその財政...全文を見る | ||
○中田委員 今回の特例公債を出してやっていく事業の中で、阪神大震災の復旧・復興対策に充てていく、そういった部分に大きなウエートがございます。ここのところいろいろな事件が相次いだりしまして、ちょっと阪神大震災の影が薄くなってしまったと言ったら非常に被災者の皆さんに対して申しわけが立...全文を見る | ||
○中田委員 厚生省の方にお答えをいただければと思いますが、今の数字があって、そして被災された方々のための仮設住宅、応急仮設住宅でありますけれどもその数、どれほどでき上がったのか、そして既に入居されている人数、それから仮設住宅に関しては、被災されてまだ避難所生活の方もおられると思い...全文を見る | ||
○中田委員 御努力をいただいているわけでありますけれども、仮設住宅に入って、今度はその後はいよいよやはり自分たちの家をしっかりと再建をしていかなければいけないというぐあいになるわけであります。 そこで、私は先般、もうこれは三カ月前になりますけれども、二月七日の本委員会におきま...全文を見る | ||
○中田委員 被災をされた方々がもう一回よしやってやろうという元気が出てくるように少し整備をされたかなというふうに思っています。その中で、既にこの住宅金融公庫の特例を受けて、特例を受けてというか申請が出て、そして着工されている、こういった現況についてはどのように把握をされておられま...全文を見る | ||
○中田委員 こうしたプランが出ることによってますますその件数も多くなっていくと思いますが、今御説明いただいたように、実質的に金利がゼロになるというこの仕組みでありますけれども、その仕組み、兵庫県と神戸市が共同で出資をしまして基金をつくるわけでありますね。その基金が最終的に二・五%...全文を見る | ||
○中田委員 この二重ローンの救済策に関しましては、住宅ローンを完済しないまま家を失った人たちに対する措置ということでありまして、二月七日の段階で大蔵委員会でお聞きしたときは、私がこの提案をさせていただいたとき、大臣は、大変具体的かつ真剣な御提案と受けとめますということで検討をいた...全文を見る | ||
○中田委員 あっという間に時間がなくなってしまいました。冒頭申し上げたように、国債の件に関して大臣にぜひいろいろお聞きをしたかったのでありますけれども、実は新進党も十三兆という補正の組み替え動議を出させていただいた。いずれにしても、今回の政府の案に関しまして、阪神・淡路大震災関係...全文を見る | ||
○中田委員 終わります。 | ||
11月30日 | 第134回国会 衆議院 決算委員会 第2号 議事録を見る | ○中田委員 新進党の中田宏でございます。 新進党の持ち時間の配分もありますので、私も手短に御質問をさせていただきたいと思います。 冒頭、決算委員会というのは、私理事にさせていただいてから、これまで理事会、理事懇談会という中でいろいろと携わらせていただいてきたわけであります...全文を見る |
○中田委員 お聞きをしようと思っていた次の質問にも全部答えてくださいましたので、その次の方にいきたいと思うのでありますけれども、いわゆる官官接待ということが大分問題になっていて、食糧費ということについての問題、これはもう決算委員会で本来きちっとやらなければいけない問題だと私も思っ...全文を見る | ||
○中田委員 既に、十一月の二十日付で農林水産省、建設省、運輸省、この三省が禁止通達を出したということであります。従来は、会議用の茶菓子、賄い料等とされてきました食糧費の定義、これはあいまいだったわけでありますけれども、この禁止の通達によって何らか変化してくるのかどうか、お聞きをし...全文を見る | ||
○中田委員 先ほど挙げました農水、建設、運輸、この三省は禁止通達ということで多少の改善、前進が図られているようでありますが、そのほかの省庁の検討、是正はどうなっているか、お願いをしたいと思います。 | ||
○中田委員 時間がということでありますけれども、質問は以上で終了させていただきますが、冒頭申し上げましたように、決算制度というのを何とかもっとスピーディーに機能させないと、次の年の予算というぐらいまではスピードアップは恐らく難しいかもしれませんが、せめて一年のブランクぐらいで決算...全文を見る |