中田宏

なかだひろし



当選回数回

中田宏の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月15日第151回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○中田委員 民主党・無所属クラブの中田宏でございます。  ここのところ数日、本委員会で、今の議論もそうですけれども、全く情けない限りでありまして、政府・与党一体で、問題がどこにあるのかという本筋を全く理解していないような答弁があらゆる問題で繰り返されていると私は思います。  ...全文を見る
○中田委員 ぜひ本当に、やはり一縷の望みを私たちはつないでいきたいわけでありまして、その点については、引き続き情報収集並びに日本側の意思をしっかりとアメリカに伝えていただきたい、こう思います。  午前中にも既に本委員会で議論がありましたけれども、きのうになって発覚した事実として...全文を見る
○中田委員 ぜひそこは、本当にアメリカ軍のモラルにまで日本人が口を挟まなきゃいけないというのは過ぎたることと通常だったら思いますが、こういう機会にぜひ言う必要がありますね。そうでないと、やはり同じようなことが、決して今回のような悲劇だけでなく、沖縄においてもまた起こりかねないと私...全文を見る
○中田委員 官房長官、今の議論はちょっと後でもう一回やりますから。  総理の認識ですね。官房長官はお話しになっていると思いますが、総理はどういう認識なんですか、これは危機管理ではないでしょう、事故でしょうというのは。
○中田委員 言葉の問題というのは、あの方は言葉の問題で今までいっぱい問題を起こしているわけですから、官房長官、またもや言葉の問題という話でこれを片づけるのだったら、何の反省もしておらぬし、進歩のない方ですね。毎回言葉の問題ですから、これも。  先ほど伊吹大臣にお答えいただいたよ...全文を見る
○中田委員 伊吹大臣はさっき、私はメモをとって聞いていたけれども、こういうふうにも言っているのです。対策室設置なるものが危機管理になる、こうおっしゃっているのですね。きのうの議論の中にもあったのです。これは連絡室ですからという話になっている。だから危機管理じゃないという話じゃない...全文を見る
○中田委員 もちろんそうでして、そんなことは私、一言も言っていないではないですか。総理大臣のみならず、だからこそ在京における当番が決まっていたわけでしょう。だれですか、当日の当番は。
○中田委員 官房長官、三十分で来られる距離にいるということと三十分で来なかったというのは全然差があり過ぎじゃないですか。三十分で来るんでしょう。三十分をめどにでもいいですよ。めどにでもいいけれども、何でそれが十時四十分に第一報を受けてから一時半になっちゃうんですか、官房長官。
○中田委員 家にいてもできることはある、それはそうかもしれないですよ。それだったら別に、三十分で来る、来ないなんという議論をそもそもそんなところでまとめている必要はないわけだし、では何のためにそういうものをつくっているんですか、一応了解をされているんですかという話になっちゃうわけ...全文を見る
○中田委員 きのうもそのことを言っていますけれども、伊吹大臣とも総理とも、また官房長官とも全く連絡がとれなくなって直接指示を仰げなくなった段階では入る、皆さん、これ、総理とも危機管理担当大臣とも官房長官とも連絡がとれなくなる事態がそもそも許されていいんですか、我が国は。それは、と...全文を見る
○中田委員 三十分ルールはどうなっているんですか。あるんですか、ないんですか。
○中田委員 ということは、三十分ルールはないの、あるの、どっちなんですか。ないならば、とにかくいつ入ってもいい、二時間三時間、のらりくらりと後から入ってもいい、それは別に何にもルールがないんだからしようがない、こういう話ですね。
○中田委員 きのうは、三十分ルールというのはある、そして、それはめどなんだと。三十分きっかりではないけれども、ルールはあるということを前提にやっているんですよ。全然納得できない。
○中田委員 私だってそんなこと言ってないですよ。  では、我が国には何にもルールはないんですね。何分に入るかのルールは全く我が国にはないということですね。そういう解釈でいいんですね。
○中田委員 明確にはないけれども、申し合わせではある、その申し合わせが守れてないんだったら、何にも意味ないじゃないですか。それとも、今回は大した事案ではない、こういう解釈ですか。
○中田委員 いや、地震のときにそう書いてあるのはいいとして、それならば、それ以外のときには我が国は基本的にはないということですね。それで、ないということだから、めどとして地震のときのルールのように三十分で集まることを確認し合っているけれども、今回はそれは適用しなかった、なぜならば...全文を見る
○中田委員 だって、それで二時間も三時間も経過しているわけでしょう、実際問題。
○中田委員 特別な自然災害のときに総理を初めとした人と連絡をとれなくなった、そのときの基本的な対処の仕方はあるけれども、そういう場合でない危機管理については我が国はほとんど決まってないということですね。  だって、普通の会議だって考えてみてくださいよ。それぞれに連絡が、いろいろ...全文を見る
○中田委員 くだらない質問だとかなんだとか自民党の方はおっしゃるけれども、こういうところができてないから対応が速やかにとれないんですよ、我が国は。  別に総理に指示を出せとかなんとか言っているんじゃなくて、情報がいっぱい来る中において、その情報の精査をしていく、そういうところに...全文を見る
○中田委員 完全なプライベートのときには、総理大臣は秘書官もついていかない、これ、総理大臣として許されるんですか、我が国は。連絡をとれるところにいるかどうかでしょう。ついていかないというのは許されるんですか、我が国は。それでいいと官房長官は御認識ですか。
○中田委員 では、SPはついてなかったんですか。
○中田委員 では、何でSPはついているんですか。
○中田委員 総理大臣たる者がプライベートで楽しんでおられる時間でも、何か総理の身に降りかかるような危険性というものがある可能性、そのことを考えたときにSPはついているんでしょう。  では、秘書官が、何も一緒にゴルフを楽しめとか、一メーター以内を歩けとか言っているんではなくて、政...全文を見る
○中田委員 では、総理が一報を受けたときに携帯電話でお話しになられたということでありますけれども、この携帯電話はだれの携帯電話ですか。
○中田委員 これは、きのう、SPの携帯電話と言っていますよ。言っていますよ、これは。
○中田委員 では、出てきたついでにもう一つ聞きましょう。  SPの任務というのは何ですか。
○中田委員 もう一点お聞きします。  電話の取り次ぎをするのはSPの仕事ですか。
○中田委員 いや、これは本当に大事な問題で、電話を秘書官よろしく警護をしている方が取り次いでいる、その間、総理の身辺というのはだれが見るんですか、メモをとりながら電話をしている最中に。そういう指導は、本当に電話をとってもいいという指導になっているんですか。
○中田委員 SPが総理に伝言、伝達をする、そうしたことについて、当然見識や教養のある方々だと私は思いますけれども、しかしそれは警備をする方の本来の業務ではないはずであります。むしろ、きちっと秘書官が連絡をとれる体制になければ、これはくだらない議論といって片づける話ではなくて、こう...全文を見る
○中田委員 しかし、車の問題にしても、その後、総理は記者とのやりとりの中で、何時に入ろうが関係がない、外務省などのつかさが動いている、こういうふうに発言をしているわけでありますから、車があってもなくても実際は関係ないわけで、帰っていていいよと言っても、確かに、こういう何時に入ろう...全文を見る
○中田委員 金融庁長官もお忙しいでしょうから、実際に現場でそうしたことを御自身が調査できるわけではもちろんないわけでありますが、私は逆に、成りかわったつもりで調査をしました。  そうすると、昭和六十年代には既に勧誘活動を金融機関はKSDに関してかなりやっておりまして、平成三年ぐ...全文を見る
○中田委員 今踏み込んで発言をしていただいたように、キャンペーンを張っているというような事実は既に調査の中でも確認をされているということでありますし、今、私の調査の結果というものも真摯にとらえていただいたというふうに思います。  先ほど申し上げたように、金融機関でだれが担当する...全文を見る
○中田委員 もう時間もありませんからさっと行きますが、私は、KSDの調査をしてみて、その仕組みというのが非常によくわかりました。  どういう仕組みになっているかというと、一部の人たちは得をするという仕組みになっているのですよ。これは、小関さんを筆頭にその親族あるいはその幹部とい...全文を見る
○中田委員 終わります。
02月23日第151回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○中田委員 民主党・無所属クラブの中田宏でございます。  各大臣の皆様におかれましてもお疲れのことだと思いますし、とりわけ河野洋平外務大臣におかれましては、外交機密費、外務省の職員による官房機密費、この問題があり、えひめ丸の問題があり、そして連日の国会で……(発言する者あり)神...全文を見る
○中田委員 謙虚に耳を傾けて、こう言っていただくんですが、本当にこういうことをやっていると、残念ながら、やはりこれが政府のということではなく、これは私が言っても別に皆さんにはこたえないかもしれないけれども、やはり自民党の体質だという話になるんですよね。そのことは本当に政治全体の不...全文を見る
○中田委員 まあ、ちょっとがっかりした答弁でありまして、そういうところに断を決して先に進んでいくというのが私は政治家の仕事だと思うのでありますけれども。  それでは、ちょっと先に進みます。  官房機密費がどうも横領されたという形になってはいるんですが、外交機密費の方について、...全文を見る
○中田委員 事実か事実じゃないかと聞いているので、席に着く前にもう一回答えるように。
○中田委員 本当に、先ほども、冒頭申し上げたように、自民党席からも時々私やじをいただいて建設的な議論をしろと言われるけれども、建設的な議論をさせないのがこういう方々じゃないですか。  皆さん本当に、委員長も、こういうばかばかしい議論をやるからますますこっちも険悪な雰囲気を持ちな...全文を見る
○中田委員 河野大臣にお聞きします。  ああいう答弁しかできない役人を部下に従えておられるわけでありますけれども、先ほどから申し上げているとおり、大臣のリーダーシップということを申し上げているわけであって、これは、こういうふうに皆さんの議論、本当に、また余計なことを言わなきゃい...全文を見る
○中田委員 内訳をお聞きしているわけじゃないんですよ。何も外交機密費のさわられたくない部分にさわろうとしてお聞きをしているわけではないんですよ。情けないな、本当に。(発言する者あり)いや、本当にそうですよ。国民の皆さん、マスメディアの皆さんも、やはりそういうことをちゃんとマスメデ...全文を見る
○中田委員 どうも、この外交機密費についても、議論の前提がもう成り立っていないから言ってもむなしいだけなわけですけれども、この出ている事実は若干違うようでありまして、年間の限度額なども、外務大臣、事務次官、外務審議官は無制限だそうであります。局長級は六百万円……(発言する者あり)...全文を見る
○中田委員 済みません。よく聞こえなかったんで、もう一回言ってください。
○中田委員 わかった。今のが侮辱というなら幾らでも侮辱しよう。全くゼロ回答じゃないか。村上さんの問題にしたって、きのう本人が議員辞職届を出して、そうしたらもう、喚問やる必要ないなんという、そうした言動が既に出てきているではないか。  村上さんにしたって何だって、人間としての情は...全文を見る
○中田委員 久間さん、私も久間さんのお人柄は存じ上げているし、今までも御指導いただいたことがあるけれども、何だったらここで採決してもいいんだよと、だからもう、そういうところが、もう民主主義を皆さん履き間違えているよ、履き違えている。(発言する者あり)だから、それは証人喚問だけじゃ...全文を見る
○中田委員 冷静に……(発言する者あり)そちらも冷静になってくれ。(発言する者あり)
○中田委員 何が失礼だよ。さんざん失礼な答弁を繰り返して、全く議論をやる気がないじゃないか。そういう中で、野党に対してのみののしり、多数決だと言い、まあ国民がそのことをしっかり見て判断をしていただければ、その民主主義はまだ死なずと思うけれども、しかし、民主主義の土俵すらも多数決で...全文を見る
02月28日第151回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第2号
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○中田委員 本日は、公述人の先生方には大変御多忙中に本委員会にお越しをいただきまして、また、大変貴重なお話をいただきまして、ありがとうございました。  きのうも公聴会をやったわけでありますけれども、もちろんある意味では当然なんですが、公述人の皆さんの中でも割と意見が違うわけであ...全文を見る
○中田委員 大変示唆に富むお話をありがとうございました。  この話も続けたいんですが、ちょっと金子先生にお話をお伺いしたいと思います。  景気回復論というのは、いろいろと処方せんも出ているし、先ほど紺谷先生も多々おっしゃっていただいたのもある意味ではすべて正しいと思うんですね...全文を見る
○中田委員 ありがとうございました。  大変熱弁をいただいたわけでありますけれども、まさに先生が最後におっしゃったところなんですけれども、どうしてもこれが政治の中における議論、あるいはマスメディアを通した議論になりますと、財政再建か、もしくは景気対策かといったような議論になりが...全文を見る
○中田委員 大変わかります。  それで、地方財政もまさに今、国だけでなく瀕死の状態でありまして、来年度末には恐らく百八十八兆円という規模の債務を抱えるということになります。そういう意味で、先生が今おっしゃられた分権をしていくということについて、先ほども御説明をいただいたわけです...全文を見る
○中田委員 ありがとうございました。  時間ももう終わりましたので、これを最後にします。最後というか、もうお聞きはできないと思いますが、紺谷先生にもありがとうございました。紺谷先生のは、先ほど私、お話をお伺いしていてこういう言葉を思い出しまして、悲観論は気分に属し、楽観論は意思...全文を見る