中塚一宏

なかつかかずひろ



当選回数回

中塚一宏の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月16日第151回国会 衆議院 本会議 第5号
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○中塚一宏君 私は、自由党を代表して、ただいま議題となりました平成十三年度の公債発行の特例に関する法律案外二案に対しまして質問をいたします。(拍手)  質問に先立ちまして、二月十日、米軍潜水艦に衝突されて沈没した愛媛県立宇和島水産高校の漁業実習船えひめ丸の乗組員、実習生の方、ま...全文を見る
02月27日第151回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号
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○中塚委員 自由党の中塚でございます。  株価が大変に低迷いたしておりまして、きょうは一万三千五十九円で引けたということです。低迷しているというのは、二〇〇〇年度の前半、企業収益が大変な勢いで回復をしていたということも考えますと、すごい低いレベルだろうなというふうにお思いの方が...全文を見る
○中塚委員 本当に大変結構なことだと思っておりまして、そういう意味では、直接償却というのは遅きに失しているのかなというふうなことも考えております。  その遅きに失しているのかなというのは、実は、もう既に答弁があったかもしれないのですが、やはりこの直接償却というのをおやりなさいと...全文を見る
○中塚委員 そういった御事情がおありだったということなんですけれども、それでも健全化法ができてもう二年なんですか、たしか十年の秋にできた法律だと思います。たしか自民党の方の議員提案だったのでしょうか、それを共同修正してつくったという覚えがありまして、そのときは、やはり資産なんかは...全文を見る
○中塚委員 いずれにしても、せっかく直接償却ということを推進していくということですので、できるだけ早くお願いをしたいなというふうに思っておりまして、その点、どうぞよろしくお願いをいたします。  先ほど申し上げました日本経済の潜在的なリスクという意味で、やはり財政赤字という問題が...全文を見る
○中塚委員 そういう意味では、交付税特会自体が、財源が税ではなくて借金になっているような状況でありました。今もそのような状況でございますので、地方自治体の自覚を促すとか、そういったことでは確かに効果はあると思います。  ただ、そこで、ちょっと今回、来年度の予算について、景気、財...全文を見る
○中塚委員 本当に、自治体に自立を促すというのは結構なのですが、要は、積極予算ではなくなるのかなというふうに思っているわけです。  地方財政というのが、それこそ将来にわたってどういうふうになっていくかわからないということで、まずやはり地方財政、地財計画ありき、地方がどのようにお...全文を見る
○中塚委員 地方財政について、団塊の世代と言われる人が大量に退職をしていく、あるいは、高度成長時代につくったような社会資本がどんどん老朽化をしていくというようなことがあって、ストック循環ですが、特に公務員の大量退職というのは今から七、八年後に迫ってくるというふうに言われておりまし...全文を見る
○中塚委員 今の御答弁ですと、やはり税収増が見込まれる状況というか、経済が回復して軌道に乗り出したときにということでよろしいんでしょうか、抜本的税制改革ということについても。
○中塚委員 特に所得課税なんですけれども、抜本改革について課税最低限をと話が先ほどから出ております。消費税については、税制の将来像を余りコメントすると怒られたというような話もちょっと午前中にお聞きをいたしました。  ただ、やはり今のままのやり方を続けていけば、今のままの社会保障...全文を見る
○中塚委員 私どもといたしましては、社会保障の話は消費税でということを以前からずっと主張しておりまして、その話に入る前に、所得税のお話なのですけれども、特に所得課税というのが基幹税目である、それより以前に税というのが国の根幹にかかわるということでございますので、できるだけわかりや...全文を見る
○中塚委員 世帯構成に応じた負担能力、以前からずっとお話しになっていることなので、以前からもお聞きをしていることです。  ただ、宮澤大臣、午前中、税率が低くてもいいから皆さんが納めてくれるような制度が理想だというお話をされたということ、これは、いずれにしても課税最低限を下げると...全文を見る
○中塚委員 例えば、パートさんの所得課税の話なんかでもそうなのですけれども、六十五万円と三十八万円で百三万円の壁ですか、それを超えてしまうと本人も課税されるし、あとだんなさんの方にも課税がされてしまうというようなことがあります。  人的控除を縮小する、あるいは廃止するということ...全文を見る
○中塚委員 考え方の違いというのはいろいろあるのだろうと思うのですが、ただ、いずれにしても、考え方は違っても、将来に向けての望ましい税制のあり方というのは、やはりアウトラインを示しておいた方が、逆に国民の皆さんの不安とか懸念を払拭することにつながるのではないかというふうに思ってい...全文を見る
○中塚委員 現状でも、保険制度といっても、保険料だけでずっと社会保障制度が行われているわけではないわけですね。それで、例えば基礎年金なんかについては国庫負担率上げということが言われておりまして、三分の一から二分の一にする、何か十年ほどかけて段階的に上げていくというふうな話もあるよ...全文を見る
○中塚委員 保険方式がいいという話からお入りになられたのですが、保険は残したままで、そのミックス方式はどうなのかなというふうなお尋ねをしたわけです。  消費税を上げるということになると、いろいろな御意見がある、抵抗があるというのは確かに承知をいたしておりますけれども、事社会保障...全文を見る
○中塚委員 今、恒久的減税というのをやっておりまして、それで大多数の中堅所得者層の方というのは、税金よりも保険料の方を多く負担されているのが現状だと思うのですね。実際、国民負担率というときには、税だけではなくて社会保険料の負担というのもカウントをするわけですし、それに加えて財政赤...全文を見る
○中塚委員 余り、何というのか、何も言葉じりをとらえてどうのこうのという話ではなくて、本当に政策の問題として、これからどんどんふえていく財政支出をどういうふうにして解決するのかということでお話をさせていただいております。  何か、新聞報道によりますと、年金の国庫負担率を上げると...全文を見る
○中塚委員 今のお話はよくわかったのですが、一票差ということのようですけれども、ただ、やはりどうしても私どもとしては第三者機関というのにこだわりまして、例えば、もうなくなってしまいましたが、金融再生委員会というのもありました。日本は議院内閣制の国なので、第一義的には、やはり政府と...全文を見る
○中塚委員 民間の評価機関に任せるということであれば、ぜひそういった形にしていただければ首も縦に振りやすくなるなというふうに思っておりますが、今から修正をするということはもう無理なんでございましょうか。いかがでしょうか。
○中塚委員 どうもありがとうございました。質問を終わります。
03月01日第151回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第1号
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○中塚分科員 自由党の中塚でございます。  本日は、総務省所管ということで、大変多岐にわたる事項を所管されておられまして、本当に大変なお仕事なんだろうなと思いますし、また私も勉強させていただきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いします。  株価が大変下がっておりまし...全文を見る
○中塚分科員 恐らく説得には大変な御苦労をされたのだろうなというふうに思います。というのは、やはり地方自治体の方から見れば、本来は交付税で措置をしてもらえると思っておったものが、急に赤字地方債を発行しなさいということになったわけですね。また、これも十五年までの措置ということで、そ...全文を見る
○中塚分科員 せっかくですので、いい単独事業というのは例えばどういったものがあるのか、ぜひお聞かせいただけますか。
○中塚分科員 地方自体の長期債務残高ということもあると思うのですけれども、国と地方の長期債務残高といっても、結局はほとんどは国の借金になってしまっているのが実情だと思うのです。いずれにしても、国の歳出がどんどんふえていく要因ということになりますと、やはり社会保障とあと地方財政、地...全文を見る
○中塚分科員 そういうグランドデザインをいつやるかという話で、やはり景気がちゃんと軌道に乗ってからということを今おっしゃいました。確かにそのとおりだとは思いますけれども、今ストック循環ということが言われ始めておりまして、やはり団塊の世代の公務員の方なんかが大量退職を迎える、これが...全文を見る
○中塚分科員 実態の説明であれば、もうそれは結構です。  そういったことで、すごく地方財政のシステム自体のクレジビリティーといいますか、信用というのが低下をしてきておりまして、二〇〇〇年から時価会計というのが導入をされているわけですね。それで、金融機関なんかは、やはり債権の評価...全文を見る
○中塚分科員 資金を手当てすることができなくなる前に、やはり広域化、合併ということを図って、経費の節減であるとか、あるいはさっき大臣がおっしゃいましたけれども、財源の移譲とか、そういったことを考えていかなきゃいかぬのだろうというふうに思っております。  私どもは、今の市町村を三...全文を見る
○中塚分科員 強制合併をさせた政権が倒れたということであれば、ぜひとも今の政権でやっていただけたらなというふうに私は思っております。  そのことと、もう一つ、アメリカなんでしょうかね、地方団体の破産を認めるというようなこともあるようで、地方自治体の自立を促す、責任を持ってもらう...全文を見る
○中塚分科員 そういった国が行政の基準を決めているということが、すごくマターナルというか、過保護にしているのかなという気がいたしておりまして、そういった意味では、それもやめてしまった上で完全に自分の責任をとれるようにしてはどうか、こういうようなことを私は申し上げているわけです。 ...全文を見る
○中塚分科員 ということであるならば、これはもう大臣への質問ではありませんが、そういうことが決まっているのであれば、額賀さんは副長官で大変お忙しくて、それで自分の会計責任者と連絡がとれないというふうなお話をされていたわけでありますけれども、やはりそこは、会計責任者というのは、ちゃ...全文を見る
○中塚分科員 済みません。そうすると、党費でないということになると、どういう扱いになるんでしょうか。それを判断するお立場にもないということでしょうか。
○中塚分科員 そうしたら、きのうの証人喚問では、党員集めについてよろしく頼むというふうにおっしゃったそうですが、要は、党費立てかえをよろしく頼むと言われたのかどうかわかりませんけれども、ある候補者を当選させるために、さっき申し上げた事例の中で、ある候補者とある団体が意を通じていた...全文を見る
○中塚分科員 それで、実質的にそれを調査する権限がないというか、そういう立場にないということですよね。  きのうだかおとといの新聞を見たら、何かそれは政治活動の自由を保障するためにそういった権限が制約をされているというふうな記事を読んだのですけれども、もう最後のお尋ねなんですけ...全文を見る
○中塚分科員 どうもありがとうございました。
03月02日第151回国会 衆議院 財務金融委員会 第7号
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○中塚委員 私は、自由党を代表して、平成十三年度における公債の発行の特例に関する法律案及び租税特別措置法等の一部を改正する法律案に反対をし、法人税法等の一部を改正する法律案に賛成をする討論を行います。  以下、二法案に反対する主な理由を申し述べます。  来年度予算における公債...全文を見る
03月23日第151回国会 衆議院 法務委員会 第7号
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○中塚委員 おはようございます。自由党の中塚でございます。  本日は、土地再評価法について質問をさせていただきます。  この法案が十年に提出されたときに、一番大きな目的というのが、金融機関の貸し渋りの解消のためであったというふうに覚えておりますが、今回の改正、延長ということで...全文を見る
○中塚委員 そういう意味で、貸し出し余力がふえたということであろうとは思うんですけれども、ただ、経済の環境というか実態を見ますと、結局、何かほとんど十年一日というか、毎年似たようなことが新聞あるいはテレビのニュースで流れております。例えば、日米首脳会談があっても、日本の経済構造改...全文を見る
○中塚委員 今、暫定、異例の措置というお話があったんですが、ただ、私はこの法律はすごくいい面もあるなというふうに思っていまして、それはBSなんかがより実態に近づいて明確化されるということなんだろうというふうに思うんです。そのことはもうちょっと後でまたお話をいたします。  再評価...全文を見る
○中塚委員 まさにそういうことなんです。ただ、それを促していくための施策とか、恐らく与党でもいろいろお考えなんでしょうから、そういったことでも聞かせていただければなと思ったわけです。  時価会計ということで、有価証券であれ土地であれ、その評価益、益の場合ですが、益が計上されても...全文を見る
○中塚委員 確かにそういうことがあると思うんです。ただ、再評価をして分母が膨らんでしまうと収益率とか利益率がおっこって、そうせざるを得なくなってしまうんではないかという趣旨の質問でありました。  もう一つですが、任意制ということですよね、土地再評価というのが。ですから、採用する...全文を見る
○中塚委員 いずれにしても、この法律自体にそんなに文句があるわけではなくて、よりいいものにした方がいいのだろうなというふうに思いますし、そもそもは資産があるところだけに関係がある法律ですし、金融機関にいたしましても、最近は、ネットバンキングというのでしょうか、店舗もないままに金融...全文を見る
○中塚委員 本日は法務大臣と金融担当大臣にもお越しをいただいておりますが、同様の質問なんですけれども、資産再評価、土地再評価というのを一律で行うようにしたらどうかということにつきまして、法務大臣は、政治家としてでも結構ですが、何か御意見はございますでしょうか。
○中塚委員 同様の質問なんですが、村井副大臣は、一律制にするということについてお考えはいかがでございましょうか。
○中塚委員 確かに透明性を確保することが一番重要だと思います。透明性を確保することが重要なんですけれども、わかりやすい形でということと、もう一つ、私は含み益というのがバブルを生んだのじゃないかなというふうにも思っておりまして、そういった値上がり益とか含み益というのを余り私物化する...全文を見る
○中塚委員 同様の趣旨の質問なんですけれども、注記ではなくてちゃんと毎期BSに記載をするということについて、法務大臣と村井副大臣、御意見よろしくお願いします。
○中塚委員 親切な法律だとは思うのですけれども、もうちょっと、より一段と親切にしていただけないかなというふうに思ったわけです。  最後の質問なんですけれども、非常に結構なことだとは思いますが、土地の評価の適正化という問題です。今、施行令で、土地の評価基準というのが五つの中から選...全文を見る
○中塚委員 時間が参りましたので、大臣、副大臣にもお伺いしたかったのですが、ちょっと答えにくい質問でもあるようですので、これで終わらせていただきます。どうもありがとうございました。
03月28日第151回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
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○中塚委員 自由党の中塚でございます。  本日は、NPO法に関連して伺いたいと思います。  NPO法というのが施行されましてからしばらくたちまして、来年度の税制改正においては税の優遇措置というのも盛り込まれるようになっております。私自身は、NPO自体は大変結構なことだというふ...全文を見る
○中塚委員 それじゃ、次にちょっと個別の案件について伺いたいと思います。  一九九九年の九月に当時の経済企画庁がNPO法人として認証をしたものに日本人権擁護連合会というのがあるようです。そして、この認証されたNPO法人の元役員というのが、認証前の案件ではあるんですけれども、中小...全文を見る
○中塚委員 重ねて伺いますが、設立前の案件であったということで、今おっしゃった報告とか検査とかあるいは改善命令ということもされていないということでよろしいのですね。
○中塚委員 それでは、法人の認証前の事件であるということでございましたけれども、法人の認証後にも賭博開張図利というような事件でこの団体の会長が逮捕をされているということもあります。今御答弁がありましたことに加えて、これも報道機関からの問い合わせに対して、当時の経済企画庁さんは、N...全文を見る
○中塚委員 それでは次に、警察庁にもお越しをいただいていますので、警察庁の方に伺います。  今の賭博開張図利、あるいは認証後の案件というのがあるのかどうか、ちょっと私は承知はしておりませんけれども、この件に関しまして、NPO法人としての犯罪行為という事実はあるのでしょうか。
○中塚委員 内閣府の方としては、捜査当局の方から法人としての関与があるという連絡はないということで、またそういう事実はないということでよろしいのでしょうか。
○中塚委員 というわけで、神奈川県警なり警察庁の方というのは、経済企画庁に情報提供をしていないというわけではないのですね。いかがなんでしょう。
○中塚委員 報道によれば、融資の仲介というのはこの立件されたもの以外にもあるということであって、しかもNPOの資格取得申請中にこの仲介、あっせんを行っていたケースもあるというのですね。また、容疑者のうちの一人の方というのは、関係先、金融機関へ出向いて行って、今度NPO法人になりま...全文を見る
○中塚委員 ということは、重ねて伺いますけれども、認証の取り消しを要求されたということはないんですね。情報を提供されたということでよろしいんですか。
○中塚委員 それでは、法人格を取得する前の事件についていろいろとお話をさせていただいたわけなんですけれども、法人格を取得後にこういった案件、事件というのに関与していた例というのはありますか。警察庁、お願いします。
○中塚委員 ということで、法律で決まっているから認証前の事件については関係がない、認証後であっても個人の犯罪だから関係はないということ。個人の犯罪ということになれば確かに関係はないのかもしれませんが、ただ、やはり私はNPOに対しての信頼というかそういったものを著しく損ねているので...全文を見る
○中塚委員 すごい縦割り行政なんだなというふうに思いますが、いずれにしても、つかさつかさということであっても、こういったことがNPOに対する信用、信頼というのを損なうということではいかぬのだなというふうに私は思っておるところでございます。  というわけで、今後のことについて坂井...全文を見る
○中塚委員 今そういうことになっているというのは確かによくわかるのではありますけれども、副大臣としてのお考えというよりも例えば政治家としてのお考えとしまして、やはり犯罪行為等があった場合、そういったときに認証を取り消すとかそういった明確なガイドラインというのが必要ではないのかなと...全文を見る
○中塚委員 先ほども申し上げましたけれども、このたびNPOになりましたということを言うことによって、やはり相手方も、国が認めた団体となるとむげに断るわけにもいかなかったというふうな答えも上がってきているわけですので、私が言っているのは、そういう意味で、やはりこういったことは、認証...全文を見る
○中塚委員 それこそ税を税制の面で優遇するということになれば、これはNPOも育てていこうというふうなお考えがおありなんだろうと思います。  それこそNPO法自体が成立をするときに与野党問わずいろいろな議論がありました。すごくNPOに対して厳しい見方をするものから、あるいはNPO...全文を見る
○中塚委員 では、これで終わります。
03月30日第151回国会 衆議院 財務金融委員会 第9号
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○中塚委員 自由党の中塚でございます。  午前中からずっと議論を聞かせていただいていたわけですが、日米首脳会談の話からまず伺いたいなと思うのです。  半年以内に云々かんぬんというのは結局のところ一体何なのでしょうか、半年たつと一体何が起こるのでしょうか、宮澤財務大臣に伺いたい...全文を見る
○中塚委員 それで、麻生経済財政担当大臣が不良債権処理も含めて半年間で骨太の結論を出したいというふうに発言したという新聞報道があるのですが、柳澤大臣に伺いますけれども、この半年間で結論を出すということについて、まずもって大臣の御所見というのはいかがなんでしょうか。
○中塚委員 マクロ経済モデル自体にしても、これだけ変化の速い時代に、六カ月かけてつくったマクロモデルがそのとき動かして本当にそれでちゃんと当たるのかなという気もするわけですけれども、そのことはさておいて、ただ、ブッシュ大統領が不良債権のことについてメンションしてきたということは恐...全文を見る
○中塚委員 今のお話の中で、当時は債務者がいるじゃないか、お客さんがいるじゃないかということを大臣おっしゃっていましたけれども、今でも債務者もいるしお客さんもいると思うのですが、それでも直接償却、最近は最終処理とかいう言葉になっているようで、よりおどろおどろしい名前になっておるわ...全文を見る
○中塚委員 それでは、そういう金融機関の不良債権の話はもういいのですが、次にちょっと、一般質疑ということで、財政投融資のことを伺いたいというふうに思います。  もうすぐ新財投がスタートしますね。今までは、特殊法人に貸し付けられていたこの財投の原資というものが、郵貯であったり簡保...全文を見る
○中塚委員 例えば無利子融資にしたり、あるいは利子補給金なんかにしても、利子補給金というのは、ひょっとしたら政策的に、例えば政府系金融機関の利子を切り下げるためにやっていることなのかもしれませんが、無利子融資なんかをするというのは利子分は上げてしまうということになるわけでしょうし...全文を見る
○中塚委員 では、続きはまた。済みません、終わります。
04月04日第151回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号
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○中塚委員 自由党の中塚でございます。  予備費の審議ということで、特別会計の経費の増額総調書なんかを見ていますと、特殊法人への出資とかが結構出ておりまして、これは公共事業等予備費が執行されて、それが特会から特殊法人へ出ているのだろうなというふうに思いますが、公共事業等予備費は...全文を見る
○中塚委員 それは、制度ということではそういうことだと思います。実際、郵貯がデフォルトを起こすようなことはないし、これからもないと思います。ただ実際、帳じりを合わせて貯金者の皆さんにお金を返していくときには、財政の穴埋めということによって帳じりを合わせなければ返せないような仕組み...全文を見る
○中塚委員 次に、財務大臣に同じことを伺いたいのですけれども、今総務大臣のお立場としての郵便貯金に対する意義づけ、これは従来からずっと聞かせていただいていることだというふうに思います。ただ、やはり自主運用になって、実際問題としては特殊法人に財投債なり機関債ということでいまだに資金...全文を見る
○中塚委員 先ほど総務大臣の方から国債、地方債などでというふうなお話がありまして、新制度で郵便貯金のお金で直接地方自治体に貸し付けることができる、証書貸し付けができるというようなことなんですけれども、私はこれはちょっといかがなものかなと思うのは、やはりミニ財投みたいなものが一つの...全文を見る
○中塚委員 今の発言はしっかり覚えておきたいというふうに思います。  セクションが違うから大丈夫というのは、それだったら今までやってきたことでも全部大丈夫だったはずなので、実際問題、さっきも申し上げましたけれども、今こうやって本四だろうが関空だろうが大変な赤字を抱えているわけで...全文を見る
○中塚委員 そういうことがないように頑張っていただくのはもう当然のことなのですが、このままではそういうふうにはならないのではないかということを非常に心配いたしているということなんですね。  そもそも、郵便貯金とか簡易保険とか年金とかそういったお金で国債をもう買い切りにするような...全文を見る
05月23日第151回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第4号
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○中塚委員 自由党の中塚でございます。どうぞよろしくお願いします。  十一年度の公共事業等予備費ということなんですが、まずちょっと申し上げますと、公共事業等予備費というのは、私ども自由党が連立政権におりましたときに私どもの強力なプッシュで実現をしたものでありまして、十年の末に連...全文を見る
○中塚委員 今お言葉にありました下支えということがすごく大切だと私どもも思っていまして、総需要を管理するという意味でこの予備費なんかをつけたわけですが、ただ、総需要を管理するということと同時に、やはり構造改革というか、そういったことを進めていかなければならなかったはずでありまして...全文を見る
○中塚委員 補正予算が必要であるかどうかということは別にして、予備費なんですけれども、ちょっと済みません、もう一度お答えいただけますか。
○中塚委員 内閣がかわりまして、森前内閣と今の内閣というのは何となく政策の運営方針というか態度が変わったんじゃないかなというふうに私自身は感じておるんですね。  小泉総理は総裁選挙のときに、二、三年はマイナス成長であっても構造改革をやるんだという発言をされていたと思いますが、二...全文を見る
○中塚委員 濃淡がついていって、これから変わっていくということですか。
○中塚委員 結果として変わるというのはどういうことなんでしょうか。  例えば、森総理は、この国会が始まったときに、景気と財政健全化と経済構造改革と、三つに配慮をした予算であるというふうにおっしゃっていたわけですね。小泉新総理が言っていることというのは、先ほどの二、三年マイナス成...全文を見る
○中塚委員 ちょっと、何か余り理解できないんですけれども。
○中塚委員 塩川財務大臣は、今の副大臣の御発言のとおりでよろしいんでしょうか。
○中塚委員 一緒に進めなければいけないというのは、もちろんそのとおりだと私も思っています。ただ、ケインズ的な政策が効果が出ないというふうにおっしゃいましたけれども、それはやはり、冒頭副大臣みずから御答弁されたように、下支えという意味での効果はあったはずだと私は思っているんですね。...全文を見る
○中塚委員 宮澤前財務大臣は、税収が幾らか見積もり増になるということ、つまり、成長がはっきりして、税収が少しずつでもふえるという状況を確かめまして財政改革に入りたいというお話をされていたんですね。  塩川財務大臣は、このお考えについてはいかがですか。
○中塚委員 グローバルな改革というのは何かよくわからないんですけれども。  景気対策をするしないということではなくて、小泉総理御自身は、二、三年マイナス成長になっても構造改革をやるべきだというお話をされている。その二、三年マイナス成長になっても構造改革をやるという構造改革の中に...全文を見る
○中塚委員 そういった意味において、構造改革も景気回復も財政健全化もみんな大事だからやりましょうという話になったときに、三十兆円という数字で抑えてしまうということについて、本当にそのタイミングで実現をすることができるのかなというふうに考えているわけです。  経済財政運営の態度と...全文を見る
○中塚委員 大臣、経済見通しについていかがですか。
○中塚委員 時間が参りましたのでこれで終わりますが、現在大変厳しいという御認識であると聞きました。小泉内閣ができてから余りみんな景気の話をしなくなっているわけですが、そういった大変厳しい中、一・七自体が決まったときから無理じゃないのかなというふうに思っていましたけれども、個人消費...全文を見る
05月25日第151回国会 衆議院 財務金融委員会 第12号
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○中塚委員 自由党の中塚でございます。おはようございます。  きょうは税理士法の一部改正法案ということで、五十五年の改正のときにいろいろ大変なことがあったというか、我が党の先輩議員も大分そのとき活躍したというふうに聞いております。今回は、いろいろと関係各方面とちゃんとお話をされ...全文を見る
○中塚委員 公共的使命ということなんでしょうね。確かに、税理士さんというお仕事は、恐らく成功報酬ということはなくて、ちゃんと納税を適正に行うということについてのお仕事なわけですから、成功報酬ということはないのかもしれません。これを今回、その規定を削除することになった経緯について、...全文を見る
○中塚委員 規制緩和とかそういった流れの中でなくなっていく規定なのかもしれませんが、ただ、公共的使命ということについてはずっとこれは変わらないわけですね。公共的使命ということが変わらないにもかかわらず、今回、最高限度額に関する規定を削除するということで、今ちょっと最後の方でお話が...全文を見る
○中塚委員 では、大臣にお伺いをしたいのですけれども、そういったことで最高限度額に関する規定が絶対的記載事項でなくなった税理士さんということについて、大臣の御所見で、これからの税理士さんというのは、最高限度額に関する規定がない中での税理士さんというのはどういう姿が望ましいというか...全文を見る
○中塚委員 ありがとうございました。  税理士法の改正のお話をさせていただいたわけなんですが、その税理士法の、まさしく税理士さんがお扱いになる税制の話について、引き続いてちょっとお話をさせていただきたいなというふうに思います。  六月に経済財政諮問会議の方で何か骨太の案が出て...全文を見る
○中塚委員 今大臣がおっしゃったのは、きのう閣議決定されて、きょう昼から本会議で議題になる緊急経済対策ですよね。緊急経済対策というのは、もうきのう提出されて、今、国会できょうから始まるということですが、私がお尋ねしたのは、経済財政諮問会議の骨太の案というものに、これからの税制の姿...全文を見る
○中塚委員 いや、税制全体です。
○中塚委員 先ほどの答弁の中で、方針が決まったら政府税調で話をして税制を決めていくというふうなお答えがありましたけれども、これは、要は経済財政諮問会議というのはあくまでも考え方で、具体的な税制改正というのは税調で話をして、それで来年度に間に合わせていくというふうな考え方でよろしい...全文を見る
○中塚委員 政府参考人の方がそう言われるのは、それはそうなんでしょうけれども、大臣は実際、きのうの参議院の財務金融委員会ですか、そこでもプライマリーバランスを回復させるタイミングについてお話をされたり、あるいは、それに関連して消費税を上げなきゃいけないかもしれない、それも検討しな...全文を見る
○中塚委員 今、一番初めに、当面の方針の中に税制が入るとおっしゃいませんでしたか。中期展望の中にプライマリーバランスが含まれるということをおっしゃいましたよね。それは、そのプライマリーバランスをとる中で将来の税制のことも入ってくるということですか。経済財政諮問会議というのは、とり...全文を見る
○中塚委員 そうすると、十四年度、来年度は、国債の発行を三十兆円以内に抑える話があるでしょうし、あと、増税はしないというふうに総理はおっしゃっているわけですから、税制というのは来年度のことに関してはもうほとんど関係ないという理解でよろしいんでしょうか。
○中塚委員 わかりました。  それで、おととい決算行政監視委員会でも大臣にお伺いをしたんですけれども、きのうの参議院の財務金融委員会の方でプライマリーバランスのお話にお触れになられたのですが、三年後を目指していらっしゃるということですね。一、二年は、要は、来年度、再来年度は国債...全文を見る
○中塚委員 今のお話ですと、増税しない、景気回復がやはり最優先という理解でよろしいのでしょうか。景気を回復させることが大事な課題で、だから増税はしないということですね。その間、財政を健全化させるために歳出を削減していくというお話だったのですけれども、それでよろしいのですね。  ...全文を見る
○中塚委員 それでまた、おとといお話ししましたけれども、森前内閣というのは、景気、財政健全化、経済構造改革の三つに配慮をするというふうに言っていたわけですね。私は、小泉内閣になって変わったのじゃないのかなというふうに思っていたのですけれども、そういうふうに御質問しましたら、大臣が...全文を見る
○中塚委員 それで、プライマリーバランス回復との関係で消費税上げにも言及をされておられますね。一連の発言をちょっと並べてみると、一、二年は国債の増発の抑制に全力を挙げる、来年度、再来年度は国債の増発の抑制に全力を挙げると。その間、景気が回復してくるということですね。景気の回復のた...全文を見る
○中塚委員 一つ誤解があるといけないのですけれども、私は消費税を上げるのがけしからぬと言っているのではなくて、財政健全化だって大変大切なことだと思っていますから、そのための手順のお話として、いろいろな委員会でいろいろな御発言をされているので、ちょっとそれを整理してお伺いしていると...全文を見る
○中塚委員 国債発行を抑制するということについても、それは別に異論はないのですよ。ただ、その抑制をするということについて、増税はしないということもおっしゃっているわけですよね、一方で。そのプライマリーバランスを回復させるという話の中で、三年後から収支均衡に入るという前に、景気回復...全文を見る
○中塚委員 要は、増税をしないというのは景気への配慮だということですね、そうすると。景気へ配慮して、増税を受け入れる体力がまだ日本経済にはないだろうから増税はしませんよと、一、二年の間は。それ以外に、規制の緩和なりなんなりということを行って、景気を回復させて、景気がよくなったら税...全文を見る
○中塚委員 本当にいろいろとあちこちで御発言をされているものだから、整理をするのが難しいのですけれども、またたびたび御質問する機会があると思いますので、いろいろお話をしていきたいと思います。  ただ、景気に配慮をして増税をしない、景気を失速させないために増税をしないということで...全文を見る
○中塚委員 おとといの十一年度の公共事業等予備費のときもお話をしたのですが、九年、十年とマイナス成長になりまして、それをプラスに引っ張り上げるというのは並大抵のことではなかったなというふうに思うのですね。公共事業等予備費についてもいろいろ御意見はあると思いますけれども、それでも、...全文を見る
○中塚委員 それはたしか言い直されたときの答弁じゃなかったですかね。何かすごいオーバーアクションで、増税はいたしませんというふうに本会議で絶叫されていましたが、ただ、その次の日か何かには、確かに、歳出の見直しをすることなく安易な増税はしないというふうな御答弁をなさったというふうに...全文を見る
○中塚委員 大分塩川スマイルが戻ってきましたね、初めのころは何か大分お疲れなのかなというふうに思っておりましたけれども。これからまたいろいろと御質問をしていく機会がありますので、そういう意味で、きょうのは本当に参考になりました。  先ほど消費税の話が出ましたので、若干我が党の見...全文を見る
○中塚委員 立場を離れるとお答えは変わるわけですか。政治家としてではなくて、立場が変わるとお答えが変わってくるんでしょうかね。  大臣は、自民党の税調の会長をされていたというふうにお伺いしたんですけれども、税の方も大変御造詣が深いんだろうと思います。今、契約としてというふうなお...全文を見る
○中塚委員 ということは、やはり国が行う社会保険の制度の中で受益と負担ということを考えつつ、受益と負担という中で自己責任というものを徹底していくということでよろしいんでしょうか。
○中塚委員 私は、自己責任というのを強調するのであれば、別にもう公的な社会保障制度なんて要らないんだろうというふうに思っているんですね。これからは、やはりそういった考え方じゃなくて、個人単位の契約というふうな保険制度であるということは突き抜けて、国が保障していくナショナルミニマム...全文を見る
○中塚委員 そこまでおっしゃっていただいているならという感じもしないでもないのですけれども。  実際、無年金の方なんかが出ても国が見殺しにするわけじゃありませんよね。国というか、地方も含めてですけれども。そういった方についても見殺しにするわけではなくて、やはり生活保護なりなんな...全文を見る
○中塚委員 今、資産税とおっしゃったのですか。
○中塚委員 よそと比べて低いからとかそういう話をされるから、増税だというふうに言われてしまうのですよね。私が申し上げているのは、これから簡素で効率的な政府をつくっていかなきゃいかぬという話の中で、それこそ、受益と負担というのはちゃんと明らかにしていかなきゃいけないということをさっ...全文を見る
05月25日第151回国会 衆議院 本会議 第32号
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○中塚一宏君 私は、自由党を代表して、ただいま議題となりました緊急経済対策関連法案に対して質問をいたします。(拍手)  日本経済の低迷は長引くばかりであります。私ども自由党は、構造改革なくして景気回復なしを、結党以来一貫して主張をいたしてまいりました。自由民主党の総裁選挙を機に...全文を見る
05月28日第151回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○中塚委員 自由党の中塚でございます。  先週水曜、金曜と、塩川財務大臣に新しい内閣の財政運営のあり方ということをずっとお尋ねをしてまいりまして、きょうも、先週お聞きをしたことで明らかになったことに沿って、今後の財政運営のあり方についてお伺いをしたいというふうに考えます。  ...全文を見る
○中塚委員 別に国債を増発しろと言っているわけじゃないんですよ。三十兆円ということをいきなり天井、シーリングをはめてしまうということについて、ちゃんとお考えになった上でおやりになっているのかどうかということをお伺いしているのであって、何も国債をどんどん出せばいいなんていうふうに言...全文を見る
○中塚委員 今、だから、図らずもおっしゃいましたけれども、具体的にはというお話がありましたが、やはりその具体的なところがないから三十兆円という目標が大丈夫なのかというお尋ねをしておるわけです。  さっき、地方の財源の話もお触れになりましたけれども、今、地方交付税と地方の財政の需...全文を見る
○中塚委員 いや、交付税を削減するということではなくて、要は、折半で出していく赤字というのはもう必ず決まってくるわけですね。「財政の中期展望」を見たって、三兆円の交付税というのがふえることになっていますね。だから、その部分を減らすための方策というのは具体的には何かお考えなんでしょ...全文を見る
○中塚委員 そういった地方財政の話も、景気のことと密接に絡んでくるんだろうと思うのです。  次に、社会保障の話をちょっとお伺いしたいんですけれども、社会保障は、さっき申し上げたとおり、ほっておいても一兆円近くぼんぼん伸びていくわけですね。ところが、ここで、基礎年金の国庫負担率が...全文を見る
○中塚委員 難しい状況になっているとか、財務大臣、頑張りますみたいなことをおっしゃいますけれども、来年から国庫負担上げて、そうすると二・五兆円ぐらいお金要るわけですね。ただでさえ「財政の中期展望」だと三・三兆円は国債を発行を抑制しなきゃいけないわけです。そうすると、足すと六兆円近...全文を見る
○中塚委員 二〇〇二年というのは、もうだからほとんど実質的に国庫負担率上げというのは無理なんですね。二〇〇二年でなくても、法律の附則自体は二〇〇四年ということになっておるわけですね、その国庫負担率の上げということは。坂口大臣は、できるだけそれは前倒しするべきだということで、御自身...全文を見る
○中塚委員 それは、確かに強い要望であるのは当然ですし、実現をしていくべく努力をするのもこれまた当然のことだと思いますけれども、現実問題、そういうふうに三十兆円という枠を決めちゃえば無理なんでしょうという話をしているわけです。  それで、ここで附則の方には、国庫負担率を上げると...全文を見る
○中塚委員 だから、書いたようなことにいかないだろうというふうにおっしゃるその一番の原因というのは、三十兆円以内に国債の発行を抑制するということなんでしょう。だから、私はそのお話をしているんであって……。  それともう一つ、今借入金とおっしゃいましたよね、大臣。借入金というのは...全文を見る
○中塚委員 結局、ボンド、債券を発行するんではなくて、借入金によってつじつまを合わせるということで三十兆円以内を達成するということでは、何の意味もないじゃないですか、それだったら。それでは一体何のためのプライマリーバランスの回復とか、三十兆円以内に国債を抑制するということになるん...全文を見る
○中塚委員 いずれにしても、今お話しした話というのは、財務大臣が以前おっしゃっていたように、二〇〇四年、三年後までに景気が回復をしていたらという話ですよね。景気が回復をしていなかったときには、そういった税制の問題もいじれないわけでしょう。そうすると、年金の国庫負担上げの財源という...全文を見る
○中塚委員 規制緩和も大変結構なことだと思います。どんどんやっていただいたらいいと思いますけれども、では、それが本当にそんなに即効性のある、二年でぽんとできるような規制緩和というのがあるのですかということなんですね。  もう一つお伺いします。  プライマリーバランスの収支均衡...全文を見る
○中塚委員 たしか総理は五年では無理だというふうにおっしゃっていたと思いますよ。  何で収支均衡を何年かけてとるのかというふうにお尋ねしたかといいますと、その何年かけて収支均衡をとるのかということについて、まさに規制緩和の効果というものがあらわれてくるからなんですね。だから、そ...全文を見る
○中塚委員 いや、だから、長い計画でいく方がいいだろうというふうにおっしゃいますけれども、実際、プライマリーバランスで、着手するのじゃなくて、最終的に収支均衡をとるときまでは長い時間がかかるのでしょうということを私は申し上げているのです。  時間が来たので、終わります。
06月05日第151回国会 衆議院 財務金融委員会 第14号
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○中塚委員 自由党の中塚でございます。  大臣、おはようございます。  まず、緊急経済対策の法案についてちょっと伺いますけれども、二十五日の財務金融委員会の税理士法改正の質疑のときに大臣と税の話をちょっとさせていただいて、質問の終わり間際だったと思うのですけれども、大臣が、直...全文を見る
○中塚委員 では、資産税は諸外国に比べてちょっと低いレベルにあるから見直す余地があるというふうなお話だったわけですけれども、どうしてその資産税に、今回特別控除の百万円控除額を設定されるというふうな考え方に結びつくのでしょうか。
○中塚委員 株式というのが資産と大臣がおっしゃった中には入っていないということなんですか、そうすると。資産税を見直していくときに、この株というのは大臣的には資産税ということではないということでよろしいのでしょうか。  ただ、いずれにしても百万円の控除をつくってしまうということに...全文を見る
○中塚委員 薄くして広く取るということではありますけれども、それだったら何で時限措置になっているのかなというふうにも思うわけですけれども、いずれにしても、税率こそ見直すことが大事であるという大臣の先ほどの発言と関連して、最終的に証券の譲渡益課税というものを見直すときに、税率を引き...全文を見る
○中塚委員 それで、緊急経済対策ということなんですけれども、また一方で小泉内閣の方針として、国債の発行額を三十兆以内に抑えていくというふうなお話をされているわけですね。財務金融委員会でもお聞きしていますし、また予算委員会でもずっとお聞きをしていることなんですけれども、財政の中期展...全文を見る
○中塚委員 それはそのとおりだと思うんですね。  ただ、ちょっと私がわからないのは、地方財政計画で一%、一兆円とおっしゃっていますけれども、地方財政計画で一%の一兆円を削減したら、国から地方へ行くお金は一兆円削減されますか。いかがでしょうか。
○中塚委員 交付税は減らさないというふうにおっしゃっていますね。交付税を減らさないというのは、それは一体どういうことなんでしょうか。
○中塚委員 私申し上げましたのは、地方財政計画で一%の一兆円を減らしても、それがそのまま全部交付税ではないんだろうというふうに思うんですね。だから、地方財政計画の全体の需要のスケールというのを落とすことは大事なことだと思います。というか、それをやらなきゃいけないんだろうと思うんで...全文を見る
○中塚委員 今いみじくもおっしゃいましたけれども、交付税と国庫支出金で半分ぐらい財源になっておるわけですね。それで、地方に行くお金ということで、やはり交付税と国庫支出金ということなんだと思うんですが、その二つを合わせて一兆円削っていくという話になりましたときに、じゃ、国庫支出金と...全文を見る
○中塚委員 国庫支出金というのは、もう大体補助負担金関係ですね。これは、要は合理化とか単価の見直しとか、そういったことで下げていくということでよろしいんですかね。何か、物価がどんどん下がっているから、それに実勢を合わせればかなりの額が削減されるはずだというふうな御発言をされていま...全文を見る
○中塚委員 私は、大臣のおっしゃっていることは誤解はしないでそのまま信じるようにいたしておりますので、私の方ではなくて、どっちかというと与党向けの話なんだろうというふうに思うのですけれどもね。  それで、どこを見直すかということは別にして、国庫支出金についてどんどんと合理化とか...全文を見る
○中塚委員 別に、一つ一つのところについてどういう削減をされるのかという話をお伺いしているわけではないのですが、ただ、地方財政計画を一%切っただけで国から地方に行くお金が一兆円削減されるというふうには私はどうしても思えないものですから、だからお伺いしているわけですね。  例えば...全文を見る
○中塚委員 大臣のお考えになっていることが大分よくわかってまいりました。  細かい話なのかもしれないのですが、単独事業のことについては、全くそのとおりだと思うんですね。ただ、単独事業は、減らすというよりは実勢に合わせていけばかなりの額が削減にはなりますよね。だって、平成十二年で...全文を見る
○中塚委員 一国会議員としてとおっしゃいますが、自治大臣もされているわけでございますので、その道にはエキスパートなんだろうというふうに私は思っておるんですけれども。  今の御説明を聞いてよくわかりました。だから、基準財政需要額を一兆円減らすということではないんですよね。そうでは...全文を見る
○中塚委員 いや、まさにおっしゃるとおりで、私はそうなんだろうと思っていたんです。だから、地方財政計画全体の規模を小さくすることによって、結果として交付税なり国庫支出金なりが減って、国から地方へ行くお金は一兆円が結果として減るんだろうというふうに私は理解しておったんです。ただ、基...全文を見る
○中塚委員 基準財政需要額自体は、いろいろな難しい方程式がありますけれども、単位費用と測定単位、あと補正係数ということでしょうから、それを減らすということになると、単位費用をいじるのか補正係数をいじるのかということになっていくんだろうと思うんですね。だから、そういうお話をされるこ...全文を見る
○中塚委員 今、税源の話をされましたが、何か総理も、要は、自分で税源を調達しないと地方自治体も、苦しさを味わって初めて地方に自主性が生まれるというふうな趣旨の御発言をされていますね。税源を移譲するということになっていく、そういうお話も総理はされておるわけです。  いずれにしても...全文を見る
○中塚委員 将来的な方向として、税を地方に移管する、税源を地方に移譲するということになりますと、そのとき国が持っている借金というのはどういうふうにされるおつもりなんですか。  今、税の、国と地方で二対一というふうなお話がありましたけれども、それをどんどんと割合を変えていこうとい...全文を見る
○中塚委員 そういうことだろうと思うのですね。地方への、地方の税源を確保するとか移譲するとか。  私がお伺いしているのは、総理がそういうふうにお話をしているからお伺いをしているのですけれども、ただ、なかなか簡単な話じゃないことも事実ですし、あと、国の借金として借金してしまったも...全文を見る
○中塚委員 例えば十兆円の公共事業の予算があるとしまして、そんなことはなかなかないと思うのですけれども全部単価が一割減ったら、量が同じだったら額は九兆円になりますね。その減った一兆円の部分は、事業をふやすということですか。
○中塚委員 事業量と事業費というのは別物だろうと思ったからお尋ねしているわけですね。  それで、この間の経済財政諮問会議に出された資料でも、長期的にはGDPに対する公共投資の額はどんどんと落としていくというか、言葉は何と書いてあったかあれですが、下げていくようなことが書いてあっ...全文を見る
○中塚委員 それは、どこをどう削るかというのは事務方でやればいいと思うのですけれども、大臣がお使いになっている言葉の事業費と事業量ということについて、よくわからなかったのでお伺いをしたわけですね。  だから私も大ざっぱにお話ししているわけですよ。十兆円の公共事業の予算があって、...全文を見る
○中塚委員 それはもちろん、別に十とか八とか九とか二割とかそんなことに意味があると言っているのではないのです。考え方の問題としてそういうことでよろしいのですかということをお伺いしているわけですね。  単価の見直しということについては私もずっと関心を持っていまして、物価が下がって...全文を見る
○中塚委員 ということになりますと、公団公社なりを活用するということになると、その場合の財源というのは、特殊法人なわけですから、財投債か財投機関債かどっちかなんでしょうね。どちらにウエートを置かれるというか、財源はどちらでやる方が望ましいというふうにお思いになられますか。
○中塚委員 例えば、今まで、年度の途中で緊急経済対策とかいうのを出したときに、事業量というか、総事業費みたいなものにすごくずっとこだわってやってきた経緯があって、その中で、財投機関の事業費というか、そういったものを経済対策の内数に組み込んで発表してきたことはよくありますよね。住宅...全文を見る
○中塚委員 公団公社、あとPFIの話もされましたが、公団公社を活用して事業量を確保するということになってきますと、今の小泉内閣の方針である特殊法人に対する考え方と余り整合性がとれていないのじゃないかというふうな感じがするのですけれども、そこはいかがですか。
○中塚委員 公社公団を使うにしても、財投機関債を財源として主に考えたいというふうにおっしゃっていたので少しは安心しましたけれども、これが財投債を活用して公団公社に仕事をさせていくということになりますと、財投債だって国債と何ら変わらないわけですね、オフバランスになっているとはいうも...全文を見る
○中塚委員 国と地方の均衡を図りながら補助率を下げていくということは、これは来年度ではなくて中長期的な話なんですか。
○中塚委員 補助率を引き下げると、逆に交付税がふえちゃうだけなんじゃないんですか。そういうことではないんでしょうか。
○中塚委員 時間が参りましたので、またこの話については改めてお伺いをしたいというふうに思うんです。  いずれにしても、三十兆円に国債の発行を抑制するということで大変な御苦労をされているのはよくわかるんですけれども、きょう、地方財政自体のスケールを小さくするというお話が聞けました...全文を見る
○中塚委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。     「短期社債等の振替に関する法律案」及び「株券等の保管及び振替に関する法律の一部を改正する法律案」に対する附帯決議(案)   政府は、次の事項に...全文を見る
06月06日第151回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第5号
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○中塚委員 自由党の中塚でございます。  こうやって大臣と委員会でお目にかかるのは初めてでございまして、おめでとうございますというか、御苦労さまですといいましょうか、ただ、今、国会の中でマジョリティーを占めている与党がつくっている内閣にあって、しかも国民的な人気も圧倒的に高い、...全文を見る
○中塚委員 ということは、やはり第二段階はちょっとはしょり目にいくというか、一と二をあわせたような感じでいくんだろうというお考えなのかなというふうに思うんですね。  確かに、時系列でいきますと、これが出たときが、平成十一年なので今から二年前、一九九九年ということだったので、私も...全文を見る
○中塚委員 ということで、今、経済財政諮問会議というのをやっておられるわけです。骨太方針ですか、今そういうことを一生懸命やっておられるということなんですけれども、今の御答弁にありましたけれども、そうすると、この経済戦略会議の答申というのは、経済財政諮問会議の骨太方針にやはりかなり...全文を見る
○中塚委員 さて、実は、塩川財務大臣ともいろいろな議論をさせていただいているのです。塩川財務大臣といろいろ議論をしてその結果わかったことがありまして、財務大臣がおっしゃっているのは、来年、再来年は財政赤字を、新発債を三十兆円以内に抑えるということをおっしゃっています。三年後からは...全文を見る
○中塚委員 かなり一生懸命議論していただいた方がいいと思うんですけれども。  それで、まだ議論されていないということなのでなんなんですけれども、要は、財務大臣がおっしゃっておるのは、来年、再来年、三十兆円以内に赤字を抑えるんだ、その後三年目からプライマリーバランスの回復に着手を...全文を見る
○中塚委員 何でお尋ねしているかというと、塩川大臣がそういうふうにおっしゃっているからお尋ねしているのであって、別に私がそうするべきだと言っているわけではないんですね。  私はどっちかというと、まず問題なのは、三十兆円以内に赤字国債の発行を抑えるということと増税しないということ...全文を見る
○中塚委員 財政再建というか財政の健全化、三十兆円に国債を抑えるということになりますと、何か財政再建というか財政健全化が自己目的化してしまうような感じを受けるんですね。それこそ、今から二、三年前なら景気回復なくして財政再建なしと単純に言っておればよかったんだろうと思うのですが、今...全文を見る
○中塚委員 それはもちろん、当然そういうふうに持っていかないと大変なことになるんだと思うんですけれども。  さっき、どれだけの国債の発行余力があるかという話になると、私もそんな余力はあると思っている方ではないんです。まさに風船を膨らませているのと同じことで、結局、今の時点で均衡...全文を見る
06月08日第151回国会 衆議院 財務金融委員会 第16号
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○中塚委員 自由党の中塚でございます。  ずっと塩川大臣に財政の健全化の話をお伺いしてきておりまして、財政の健全化、とても大切なことだとは思っているんですが、財政の健全化へ至る道筋についてちょっといまいち腑に落ちないところがありまして、きょうも引き続きそういうお話について伺わせ...全文を見る
○中塚委員 シェアというのは、要は横向けの話ですよね。予算の配分のことですよね、シェアというのは。  それで、当然マイナスに働いてくるというふうな御発言もあったと伺っておるんですが、シェアを見直すだけではなくて、各歳出項目について、地方に行くお金が一兆円、あと一般歳出、国の分で...全文を見る
○中塚委員 昨年の概算要求並みのは遠慮してほしいということですか、今最後おっしゃったのは。(塩川国務大臣「以上のものは」と呼ぶ)以上のものは遠慮してほしいということ。ということは、めり張りはつくにしても、これはやはりマイナスシーリングということなんでしょうね。  確かに、むだな...全文を見る
○中塚委員 第一がサステーナビリティーですね。柔軟性のお話をされました。二つ目が国民負担のお話ということだったのですが、一、二という順番にこだわるあれはないのかもわからないのですけれども、私自身は、財政を健全化させるということは、これから少子高齢化社会なんかを迎えていく中で、やは...全文を見る
○中塚委員 大臣、今の副大臣の答弁でよろしいですか。
○中塚委員 さてそこで、目的がそういうことであった場合に、ではどうやって健全化していくかということにもつながっていくと思うのです。三十兆円以内に新規発行を抑えていくということです。塩川大臣は、この三十兆円という数字自体は妥当だと思われますか。
○中塚委員 いろいろな手段というのも結構問題だとは思うのですけれども、財政のサステーナビリティーがこのままではもたないということ、だから三十兆円以内に抑える。妥当かどうかということをお尋ねしたのは、私はやはり経済財政一体だと思っているのです。三十兆円以内に抑えることは、それはえい...全文を見る
○中塚委員 大臣もそのような御見解でよろしゅうございますか。
○中塚委員 タイミングがやはり余りよくなかったのではないかというふうなお話があったわけです。  当時、平成八年、九年ぐらい、数字でいくとGDPなんかすごくよかったわけですよ。平成八年だと名目で三・〇%、実質で四・四%ぐらいの成長だったわけです。だから、そういったことが、財政構造...全文を見る
○中塚委員 仕組みを変えるということについて全然異論はないのですね。ただ、仕組みを変えていくということと、単年度の赤字を三十兆円以内に抑えるということの関係がよくわからないということなんです。
○中塚委員 今の御答弁ですと、日本経済は当時と比べて構造改革が進んでいる、今は体力もあるという御答弁ですね。需給もタイトになってきているという御答弁。もう一つ、厳しさはもう少し続くだろうという御答弁もありました。そういうふうにおっしゃられると、確かに認識は違うかもしれませんね。そ...全文を見る
○中塚委員 いや、考えていないということではなくて、平成十四年度と言われる年度の中にあって、当初予算ベースだけの話なのか補正後ベースの話なのかということなんですけれども、いかがでしょうか。
○中塚委員 平成十四年度そのものの予算というと、当初予算のみということですか、それとも補正後ということですか。
○中塚委員 財政構造改革法が出たときに、私どもは反対をしましたけれども、財政構造改革法自体の問題点として、当初予算についてはキャップがはまっていたりするわけですが補正については全然何も言っていなかったというふうなところがあって、財政健全化ということを強く主張する方はざる法だという...全文を見る
○中塚委員 ということは、平成十四年度は補正なしで、当初予算で新発債は三十兆円以内ということですね。
○中塚委員 意味を取り間違えないようにもう一度お伺いしますが、要は当初予算で三十兆円以内に抑えるというふうに私は理解をいたしました。もちろん、大地震とか大災害とか、予見しがたいそんなことがあったら、それは何とかしなきゃいけないのは当然のことだと思っております。ただ、やはり補正後と...全文を見る
○中塚委員 来年、十四年度予算は、当初予算で国債は三十兆円以内に抑えるということですよね。それで、いつも、十四、十五は三十兆円以内に抑えるというふうに委員会で御答弁されていますよね。だから、当初の予算で三十兆円以内にするということは、十四、十五ともにそうだということでよろしいんで...全文を見る
○中塚委員 抑えるという答弁をずっとされていたと思うんですが、十四はそうします、十五は当然増経費なんかもあってなかなか難しいけれども頑張りたいということなんですか。何か大分今まで言っていらっしゃったことと変わってきているような気がしますよ。  それで、中期財政展望なんかを見ても...全文を見る
○中塚委員 素直にとっていただきたいというふうにおっしゃいますが、やはり委員会の席で御発言になったことはちゃんと議事録にも残るわけですので、その辺については大臣も御発言には注意をしていただきたいと思います、そういうことをおっしゃるんであれば。  三十兆円以内に抑えるということは...全文を見る
○中塚委員 今週の水曜日に決算行政監視委員会で竹中経済財政担当大臣とお話をしまして、塩川財務大臣のプライマリーバランス回復論について、十年計画をどう思うかというふうにお尋ねしましたら、極めて妥当な計画であるというふうにおっしゃっていまして……(塩川国務大臣「十年なんて私言うたこと...全文を見る
○中塚委員 これで終わります。
06月13日第151回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第6号
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○中塚委員 自由党の中塚です。  きのう、本年の一—三のQEが発表になりまして、マイナス成長になってしまったわけですね。ことしの一—三だから、小泉内閣の直接の責任ではないというふうには思いますけれども、今、足元の景気がそういう状況であるということは事実ですし、そこからまた構造改...全文を見る
○中塚委員 きのう一—三のQEが発表になって、民間の調査機関なんかでも本年度の経済成長見通しを大分下方修正するようなところがありました。実際、本年度マイナスになるのではないかというふうな予測を出しているレポートもあります。そういった意味において、前もこの委員会でお尋ねをしたと思う...全文を見る
○中塚委員 見通しを修正するほどのダメージではないというお話でしたが、個人消費は横ばい、今までは好調だった設備投資が大分減速をしてきている、住宅投資についても大分減速をしてきているということですね。  そういう中にあって構造改革をされるということで、私は、経済財政諮問会議の中で...全文を見る
○中塚委員 株価の話でも、実際、例の緊急経済対策の中身に、いい悪いという意見はあることは別にしても、やはり御祝儀相場というか、要は改革への期待というものがはげ落ちないうちに、もっと早く手を打たれるべきではなかったのかというふうに思っております。  それで、どうも日本銀行の政策決...全文を見る
○中塚委員 ということで、日銀に対して政策決定会合で御発言をされること自体は別に悪いことでも何でもないはずですから、政府としてのお考えなりなんなりお伝えになるのだろうなというふうには思うんです。  来年の財政赤字、新発債を三十兆円に抑えるとか、財政が大変な状況だということはよく...全文を見る
○中塚委員 総理が訪米をされるようなこともあって、そのときまでには経済財政諮問会議の骨太の方針というのが固まるのでしょうか。あと、そういったときにまた日本銀行の金融政策などについても話題になるというか、持っていく材料にはなるのかなというふうに思うんです。  それで、ちょっとお伺...全文を見る
○中塚委員 日米首脳会談ということになると、三月に森前総理が行って行われたときも、不良債権の処理の問題というのがいろいろ報道されるような形でされたというふうに聞いていますし、恐らく、そのときよりも今の方が資産のマイナスなどもあって、不良債権の問題は悪化をしているのだろうというふう...全文を見る
○中塚委員 それで私は、特に特殊法人の債権債務関係ということについて伺いたいのです。  破産なり更生なり、民事再生でも構わないのですけれども、いずれにしても、そういったことで、特殊法人を法的に処理するということになりますと、債権債務関係というのが一番問題になってくるわけですね。...全文を見る
○中塚委員 今検討中というか、方向性としてはどうなんですか。適用するべきだというふうにお考えですか。それとも、特殊法人は特殊法人なんだから、適用はしないようにするべきだというふうにお考えですか。
○中塚委員 喫緊の課題ではないとおっしゃるのですが、かなり喫緊の課題なんだろうと思いますけれども。破産法が適用を検討されているというだけで、もう財投機関債を買っているところは今大騒ぎになっちゃっているわけですね。では、そのときの債権債務関係は一体どうなるんだというふうなことなわけ...全文を見る
○中塚委員 特殊法人が民営化されたときに、では民営化されても政府保証は政府保証なのか、あるいはそのときはまた違う方式になっていくのかということによっても、またいろいろ変わっていくんだろうというふうに思います。  いずれにしても、特殊法人を民営化する、あるいは廃止する、廃止という...全文を見る
○中塚委員 だから、塩川財務大臣がおっしゃっているのも、まさにそういうことなわけですね。別に交付税を算定するときの割合を変えるとかいうのじゃなくて、地方に節約を求めることによって、もって国から地方に行くお金を、交付税であり国庫支出金であり一兆円を削減したいということを目標として塩...全文を見る
○中塚委員 そこで、地方の歳出を絞ることによって交付税なり国庫支出金なりを、国から地方に行く分をことしよりも一兆円少なくしたいということですね。私が疑問なのは、国から地方に行くお金というのを一兆円減らすときに地方財政計画が一兆円少なくなるということではないんだろうと思うのです。国...全文を見る
○中塚委員 だから、そういう話になってくると、では自治体は地方財政の中でどこを切っていくのかということにもなってくるのだろうと思うのです。一番手っ取り早いのは、私は単独事業を実勢に合わせるようなことなのだろうというふうに思うのですが、ただ、そうなってくると、今度ますます景気への配...全文を見る
06月26日第151回国会 衆議院 財務金融委員会 第18号
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○中塚委員 自由党の中塚でございます。  財政の健全化のお話をずっとこの委員会でもさせてきていただいておりまして、来年度の国債の発行額を三十兆円以内に抑えていくということの中で、地方に行くお金を一兆円削る、また国のお金で二兆円を削減するというふうなことを財務大臣がおっしゃってお...全文を見る
○中塚委員 というわけで、「半分以上ちょっとある」ということではなくて、半分以下であるということなんですけれども、これは御答弁の方、訂正されるということでよろしいんでしょうか。
○中塚委員 いや、私も別にそういうことは言っていないんですけれどもね。答弁がすれ違っているのか、答弁がすりかわっているのか、ちょっとそこはよくわからないんですけれども、私だってそんなことは言っていないですよ。交付税を一兆円減らすという話をされているとは私も思っていません。  そ...全文を見る
○中塚委員 ちょっともう一度お願いできますか、済みません。
○中塚委員 それはいいんですけれどもね。だから、地方財政計画の八十九ある、約九十あるから一%で九千億で、約一兆円ですよね。地方財政計画を一%減らすことによって、それで国から地方に行くお金というのが一兆円削減されるわけではないんじゃないですかということをお尋ねしているんですが、その...全文を見る
○中塚委員 話がしにくいことを聞いているわけですから、それは話がしにくくて当たり前だろうと思うんですけれども。  いずれにしろ、この前の御答弁であった、「半分以上ちょっとある」というのは、これは訂正をされるわけですね。
○中塚委員 これは、だから六月五日の大臣の御発言ですよ。「地財計画の中で地方交付税と国庫支出金というのが大体これで半分以上ちょっとある、五五%ぐらいある」というお話だったんですけれども。
○中塚委員 交付税と国庫支出金を合わせて五五%ということでよろしいんですか。
○中塚委員 向こうに言ってください、向こうに、通告してあるんだから。向こうに向かって言ってください。
○中塚委員 さっきからそういうことをお話をしておったんですけれども。  だから、要は、大臣が前おっしゃったときには五五だったんですけれども、それでも、要は一兆を地方財政で削減したって交付金と国庫支出金が一兆減ることにはならないでしょうというお話をしたので、そのウエートがもっと下...全文を見る
○中塚委員 実は、きょうはこの話をしようと思っていたんじゃないんですが、けれども、それは違うと思いますよ。  地方交付税で足りない分を今借金で借り入れなんかをしていますよね。だから、その分で倍にきいてくるというのはそのとおりですよね。ただ、だけれども、それ以外の部分でも、たとえ...全文を見る
○中塚委員 だから、三八%になっているもののウエートを下げるということは、地方財政は一兆円下がるんではなくて、もっとへこませなきゃいけないんですねという話をしているんですね。  もうこの話は結構です。そこで数字の話を御訂正になられたということなら、それはそれで結構です。  せ...全文を見る
○中塚委員 いや、だからそれは何か当たり前のことが書いてあるような気がしているんですけれども、そうしたら、何でこういうのを入れなきゃいけないのかということと、もし不適格な人が取締役だったらどういうふうになるんですか。
○中塚委員 取締役の適格性ということについてどういうふうにモニタリングをしていくのかということと、その適格かどうかということの基準についてはどのようにお考えですか。
○中塚委員 何かいまいちよくわからないんですけれども、では、例えば主要株主ということになったときに、主要株主ということで認可されたら、株式所有の目的とか財務面の健全性等ということをも勘案をされていくということですよね、今度の法律によると。その場合の主要株主には、いわゆる投資組合と...全文を見る
○中塚委員 今御答弁の中にあったのかもしれませんが、では、投資組合の認可をするときに当たって、株式所有の目的とか財務面の健全性ということになったときに、その投資組合に対して出資をしている個人等にもこれは及ぶというふうに考えてよろしいんですか。
○中塚委員 その一体としてというのは、その保有の率にはかかわりなくということでよろしいんですか。
○中塚委員 それで、例えば、破綻金融機関の引受先が海外の投資組合だったりする例というのがどんどん出てきているわけですよね。そうなると、海外の投資組合とか海外の投資法人であっても同じようにこの法律は適用されるということなんですか。
○中塚委員 今の御答弁と関係するのかどうかあれなんですが、外国人、外国法人に対するこの法律適用の特例というのがこの法律の中にありますよね。この特例の中身というのは具体的にはどういうことなんですか。
○中塚委員 地理的な特例というのは、それは一体どういうことですか。ちょっと済みません。
○中塚委員 特例というのは政令か何かでお決めになるんでしたよね、たしか、これから。そういうことなんだろうと思うんですけれども、結局、裁量の余地というのか、すごくあいまいな部分が多いなというふうに思っておりまして、そこのところについてはまた施行後でも、また一般質疑等あればお伺いをし...全文を見る
○中塚委員 それで、四月の六日の経済対策閣僚会議の緊急経済対策の中に、「要注意先債権等の健全債権化」「不良債権の新規発生の防止のための体制整備を求める」という言葉が入っておるわけですね。今、柳澤大臣がおっしゃったことが事実だとして、引き当て済みのものは大丈夫なんだ、直接償却、最終...全文を見る
○中塚委員 アドバイスと言うけれども、何か随分つらいアドバイスのような感じがするんですけれどもね。一—三の景気なんか見てもマイナスになっておるわけなんで、新規発生を防止するための体制整備といったって、やはり不良債権は新規の発生でふえているんではないだろうかというふうに思います。 ...全文を見る
○中塚委員 新規発生のことをお伺いしたんですが、また改めます。終わります。
09月14日第152回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○中塚委員 自由党の中塚でございます。  まず最初に、質問に先立ちまして、今回のアメリカの同時多発テロによりまして命を落とされた方、また負傷されました方、そしてその御家族に心よりお見舞いを申し上げます。また、行方不明者の一刻も早い発見と、合衆国の一刻も早い復興を心よりお祈り申し...全文を見る
○中塚委員 それで、有事法制の整備についてはいかがなんでしょうか。次の臨時国会において有事法制をちゃんと整備するということが必要だというふうに思いますが、総理、もう一度お願いします。
○中塚委員 今、準備が整わないという総理の御答弁があったわけですが、政府は昭和五十年代から有事法制について研究をしているはずです。そして、平成十年、自自連立という連立政権ができました、十一年には自自公連立という連立政権ができまして、そのときに、この有事法制というものはきっちりと整...全文を見る
○中塚委員 全力で尽くすというふうにおっしゃるのですが、何を一体どういうふうに尽くすおつもりなんですかね、もうお答えは要りませんが。  テレビなんかを見ていましても、あの国際貿易センタービルに飛行機が突っ込むような瞬間というものは、本当に、ついさっきまでの日常とは違うことが次の...全文を見る
○中塚委員 私は、総理がブッシュ大統領を支持するというふうに御発言になったときに、既にこれは、できること、できないことというものはちゃんと考えておられるというふうに思ったわけです。やはり一国の総理として、リーダーとしてそういうふうに御発言をされるわけですので、その辺のことはちゃん...全文を見る
○中塚委員 できることとできないことがあるというのは、それはもう当然であるというふうに思います。ただ、できないことであっても、やった方がいいことというのもあるはずです。  今、安全保障会議を招集されているということです。せっかくの機会ですから、ぜひそこで御検討いただきたい。 ...全文を見る
○中塚委員 前倒しというふうにおっしゃいますが、実際、前倒されていないわけですね。ですから、補正予算ということではなくて、構造改革というのは、何も来年度の予算でなければ実施をすることができないということではないと思います。補正の中に制度改革、構造改革になるようなものを取り込んで実...全文を見る
○中塚委員 そういう方針を出されたということではなくて、次の臨時国会において補正予算の中に来年度の制度改正を取り込んで実施をされればいかがかということをお尋ねしているわけです。  結局、従来型の景気対策というのは金がないからできない、そして新しい発想の構造改革というものも、自民...全文を見る
○中塚委員 プログラムを読めというふうにおっしゃいますが、骨太の方針も読ませていただきました。プログラムもこれから読ませていただきますけれども、じゃ、それは一体いつ実現をされるんですかね。そうやってスローガンがどんどんどんどん飛び交ってはいるんですけれども、実際何もされていないか...全文を見る
○中塚委員 今、各省の取りまとめというお話がありましたけれども、そういうやり方をしているから、結局いつまでたったって改革が進んでいかないわけですよ。一体いつどういったものがどういうふうになるのかという全体の像が明らかにならないから、痛みが伴うといったって、みんな不安で不安でしよう...全文を見る
○中塚委員 今、総理は民主主義の政治家というふうにおっしゃいましたけれども、何も総理は武力で自民党の総裁になられたわけではないですね。選挙によって総理は自由民主党の総裁になられた。選挙によって勝ったということは、総理は支持をされたということなんですよ。だからこそ総理は、お考えにな...全文を見る
○中塚委員 今、野党の意見を聞いてというふうにおっしゃいました。それだったら、私ども自由党は、この前の通常国会に引き続き今度の臨時国会にも、特殊法人を三年以内に一括をして廃止するという法律を提出いたします。この前の通常国会では審議もされないで廃案になりました。どうですか総理、それ...全文を見る
○中塚委員 いずれ出すから、そのときに野党の意見を聞いてやるというお話ならば、総理こそ野党なんて要らないというお考え方じゃないですか。それはおかしいと思いますよ。  いずれにしても、景気も大変悪化をしているし、国際情勢もこれだけ不安定になっているわけです。すぐに実行をしていただ...全文を見る
09月21日第152回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号
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○中塚委員 自由党の中塚でございます。  まず最初に、構造改革ということでスタートした小泉政権なんですけれども、五カ月近くたっても構造改革という割には余り何も変わっていなくて、失業率が上がって、株が下がって、景気が悪くなっているというところだけは変わったなというふうに思うのです...全文を見る
○中塚委員 もちろん法律を通したり予算を通したりしなきゃいかぬのでしょうけれども、それだったら、閉会中審査は閉会中審査で結構なことですけれども、八月はほとんど国会も何も開いていなかったわけですよね。だから、そういったことを本当に本気でおやりになるというのであれば、その姿勢というの...全文を見る
○中塚委員 確かに、塩川大臣のように御経歴が長い方から見ればすごく変わったようにお感じになるのかもわかりませんけれども、今いみじくもおっしゃったように、なかなかやりにくい、できにくいというお言葉もありましたが、それをやってこそ初めて構造改革なんだろうというふうに思うわけですね。 ...全文を見る
○中塚委員 ぜひ、厚生労働省が言うことを聞いてくれないとおっしゃった部分についてお伺いしたいなと思いますけれども、きょうは時間がないので、また次回以降ということで。  今の高齢化社会を前提にしていなかったというお話は、全くそのとおりだと思うのですね。だから、そういったことを直し...全文を見る
○中塚委員 保険料はどうなんでしょう。保険料はいかがでしょう。
○中塚委員 では、保険料の引き上げということについても大臣としてはしないべきであるというふうにお考えということですか。
○中塚委員 まだ決まっていない話だろうと思うので、今の御発言をぜひお忘れにならないで、しっかりと来年度の予算をつくるときに大臣の御持論をぶつけていただきたいというふうに思います。  それで、もう時間がほとんどないのですが、構造改革の一つということで、前々から課題になっていていろ...全文を見る
○中塚委員 では、大臣にちょっとお伺いしたいのですけれども、一つは、その連結納税制度をやるということがずっと先送りになっているわけですね。まず、連結納税制度を来年度の税制改正で実行するかどうかということを大臣のお考えとしてお伺いしたいのがまず一点なんですが、いかがでしょうか。
○中塚委員 そういうことで、税収減というのが予想されるというお話で、何か聞いている話では、できるだけ税収減にならないような連結納税制度を仕組もうとされているというふうな話も聞いたりするのですけれども、本当はことしやるべきだったのが会社分割なんかがあって一年先送りになったんですかね...全文を見る
○中塚委員 今の御発言だと、トレードオフではなくてちゃんとおやりになるという、両方ともおやりになるというふうにお聞きをいたしました。  終わります。
10月13日第153回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第5号
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○中塚委員 自由党の中塚でございます。  参考人各位におかれましては、土曜日早朝から大変御苦労さまでございます。  土曜日に審議があるというのは、実は異例なことなわけですけれども、私ども自由党としましては、ふだんから有事法制をちゃんと整備するべきだし、また、日本の安全保障とい...全文を見る
○中塚委員 次に、有事法制の整備ということに次いで、また日本の安全保障の基本的な政策ということが非常に重要になってくると思うんですけれども、私どもは、そもそも自衛権というものを個別的、集団的というふうに分けて考えること自体ナンセンスなんじゃないかというふうに思っております。  ...全文を見る
○中塚委員 構造改革という言葉がもう今一大ブームになっておりまして、そういった意味では、日本が今回のように海外へ自衛隊を派遣し、米軍を、またイギリス軍を支援するという仕組みになっているのかどうか。だから、本当にそういったことを政府がやりたいというふうに考えるのであれば、まさに安全...全文を見る
○中塚委員 そういった意味で、集団的自衛権行使というのは抑制的にしていかなきゃいけないということを申し上げましたが、そこで、最後に浜谷参考人にお伺いします。  手短にお答えいただきたいのですけれども、集団的自衛権行使の中身について、国会承認によって歯どめをかけていくという活用の...全文を見る
○中塚委員 ありがとうございました。
10月15日第153回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第6号
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○中塚議員 お答えいたします。  国際社会の激しい競争の波の中にあって、資源が乏しく、また人口も過密な我が国にとって必要な条件というのは、やはり世界が平和であること、そして世界のあらゆる国と自由な交流と協力関係を維持することが必要であるというふうに私ども考えておりまして、そのた...全文を見る
10月16日第153回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第7号
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○中塚委員 自由党の中塚でございます。  けさ与党三党が提案をされました修正案のことについてまず伺いたいんですが、修正案の提出者の方に御答弁をいただきたいと思います。  政府が提案をした法律に与党の方から修正をかけるということで、調べたわけではありませんが、珍しいなというか、...全文を見る
○中塚委員 武器の輸送の件についてはいかがでございましょうか。
○中塚委員 ありがとうございます。  私どもといたしましては、武器の輸送云々ということにこだわっているわけではなくて、そもそもそれは武力行使と一体であるというか、自衛隊を海外に派兵すること自体が、派遣すること自体が武力行使だと思っておりますので、武器を輸送する、しないということ...全文を見る
○中塚委員 その傷病兵のお話はともかく、要は、ずっと、どこからどこまで運ぶのかわかりませんが、海路、陸路、空路というふうに移っていく場合に、やはり陸路だけ武器が運べないということになると、自衛隊の任務遂行上支障を来すのではないかな、私は総理の答弁はそういうことだというふうに思って...全文を見る
○中塚委員 恐らくそういうことになるんでしょうね、現実問題としては。だから、やはり派遣をするならするで、武力行使と一体化するとかしないとか、そういったことではなくて、する以上は、どんなことでもやるんだというふうに決めることが必要じゃないのかなというふうに思っていたわけですね。 ...全文を見る
○中塚委員 順序というか、そういったことからいくと、やはりPKFの凍結解除の方が先だったんじゃないかなというふうにも思いますし、また、PKFの凍結解除ということも、以前の自自公連立なんか、政権合意の中に入っていたわけですね。  同じ質問ですが、防衛庁長官、PKFの凍結解除につい...全文を見る
○中塚委員 それで、今回この法案が成立をしますと、今まで政府のお立場で御答弁をされてきたわけですけれども、やはり今以上に踏み込んでアメリカに対して協力をしていくことになるんだろうというふうに思うのですね。  もちろん、日本の今までの政府の答弁なりなんなりということとは別に、あと...全文を見る
○中塚委員 今回の法案によって自衛隊が海外へ出ていくということは、世界の平和に貢献をして日本に対する信頼度が増すというふうに考えるのか、あるいは、原理原則なしになし崩しにやっていってしまうことになるんじゃないのかというところですごく考え方が分かれるんだろうと思うんですね。  今...全文を見る
○中塚委員 自衛隊の海外派遣というのが、今回この法律によって自衛隊が海外へ派遣されるわけですが、先ほど、ひょっとしたら昔だってできたかもしれないというふうな御答弁があった。じゃ、一体何が変わったんだということについていまいち私どもとしては納得できない部分がありまして、やはりそうい...全文を見る
○中塚委員 終わります。
○中塚委員 私は、自由党を代表して、ただいま議題となりましたテロ対策特別措置法案並びに自衛隊法の一部を改正する法律案に反対、海上保安庁法の一部改正案に賛成、与党提出、民主党提出の修正案にそれぞれ反対の討論を行います。  政府は、テロリズムとの闘いを我が国の安全確保の問題と認識し...全文を見る
10月17日第153回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号
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○中塚委員 自由党の中塚でございます。  銀行法の審議ということで、どんどんと金融機関が仕事のできる分野が広がったり、あといろいろ新規参入の方なんかが来られて頑張ってもらうということも大変に結構なことなんだろうというふうに思っていますが、そのことと関連して、やはり今一番問題にな...全文を見る
○中塚委員 というわけで、差し引きで二・二兆円の減ということなんですけれども、その間におとりになった施策というか、そういったことについてもお伺いしたいなと思うんです。  最近の話だと、改革工程表ということがあるんだろうと思います。この改革工程表で、分野名、不良債権処理ということ...全文を見る
○中塚委員 そういうことで、今の、要管理債権はいい方向にというお話ですよね。この改革工程表の中で、破綻懸念先以下も、再建可能な企業については極力再生の方向で取り組むということが書いてあります。  後からちょっと重点的に伺おうと思うんですけれども、RCCで今度不良債権を買い取ると...全文を見る
○中塚委員 オフバランスというときに、オフバランスというと大分やわらかい表現になりましたけれども、直接償却とか最終処理という言葉がすごい世間に悪い印象を与えているような面というのは、私すごくあると思っているんですね。  実際、いろいろな有権者の方とお話ししても、不良債権処理をし...全文を見る
○中塚委員 今おっしゃったように、もうほとんどの債権が、何か個人保証していたり、土地建物全部が担保に入っていたりして、なかなか流動化しにくくなっているという特徴があると思うんですね。  そこで、私的整理に関するガイドラインというのをおつくりになって公表されたということなんですけ...全文を見る
○中塚委員 それで、次にRCCのお話を伺いたいんですけれども、RCCで不良債権を買い取るということについて、この工程表の中でも価格決定方式を弾力化ということが書いてあって、たびたびいろいろなところで取り上げられる話題ではあるわけですね。  弾力化をするということになりますと、こ...全文を見る
○中塚委員 弾力化が直結するものではないというのは、要は、それはちょっと高目に買っても、最後、RCCの資産が全部売っ払われたときに黒字になっていれば、それはもちろん財政負担がふえるというわけではないですよね。政府保証なりなんなりのお金でお買いになるのかどうかあれですが、勘定を最後...全文を見る
○中塚委員 難しい問題を抱えているというか何というか。私の手元の資料だと、元本で十五兆円の不良債権を五兆八千億で買っているらしいですね、その共同債権買取機構というのは。それで、実際に回収できたのは一兆二千億円程度のようです。  それで、今度RCCが債権を買い取って、それこそもっ...全文を見る
○中塚委員 また法案が出れば審議があるんでしょうから、そのときにはまたちょっといろいろとお伺いをしたいなというふうに思います。  けれども、実際問題としてやはり余りうまいこといっていないようなんですね。では、これがうまく働くようにするにはどうすればいいかという話になってきますと...全文を見る
○中塚委員 何も財政出動だけが景気対策ではありませんので、私は財政だけで景気を下支えし続けろと言うつもりもありません。ただ、かといって財政赤字を削減するということだけにとらわれるのはかえってよくないんじゃないかというお話をしているだけです。  それで、あと、この工程表の中に書い...全文を見る
○中塚委員 時間がないので終わりますが、またちょっと法案が出たときに、その件については伺わせてください。
10月24日第153回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
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○中塚委員 自由党の中塚でございます。  村田副大臣、どうぞ御自愛ください。  きょうは、住専のお話というか、住専のその後について幾つかお伺いしたいというふうに思っておりまして、きのう質疑通告をしましたら、なかなか資料とかもすぐには取りそろわないような状況だったものですから、...全文を見る
○中塚委員 というわけで、迅速かつ適切な回収というのは、それはそのとおりだと思うのですけれども、そうではなくて、当初十五年ということで法律を仕組んだわけですから、そういったことも、もちろんのこととして何年以内に回収するべきなんだとか、そういったことはお考えになっていなきゃおかしい...全文を見る
○中塚委員 けれども、五年で五一%が回収できたから十年で一〇〇%になるかというと、それは多分そうではないんだろうと思うんですね。別に回収しやすいところから回収しているわけではないでしょうけれども。ただ、平成八年と比べても、もう景気はすごく悪くなっているし、住専ですから、要は担保と...全文を見る
○中塚委員 これは買い取ったときは時価で買い取ったというか、譲り受けたわけですね、住管機構が。そのときは担保不動産は路線価でお引き取り、評価をされたというふうに私は伺っておりまして、それで、担保不動産の価値の下落も、報道やらあるいは私がいろいろな人から聞かせていただいている話では...全文を見る
○中塚委員 というわけで、そういったこともあって回収実績にはなっているわけですけれども、実際その担保を処分してお金を取ってくるということでは、やはり四割程度ということですね。それも最近どんどんとテンポが落ちてきておって、回収だけだともう赤字になりつつあるのですか、この整理回収機構...全文を見る
○中塚委員 というわけで、二次ロス自体は債権ごとにぽっぽこぽっぽこ出ているわけですね。要はそれを上回るよそからの回収益というか、それを補って余りあるほどの収入があるということで、国民負担というのは実際発生をまだしていないということなんですが、金融機関が要は半分持つわけですよね、そ...全文を見る
○中塚委員 千三百億ということなんですが、当時言われました母体行、一般金融機関、系統というふうな割合での負担というのは、ではまだ発生はしていないということですか。要は勘定の運用益だけで千三百億というのはちゃんと穴が埋まっているということでよろしいんでしょうか。
○中塚委員 というわけで、買い取り原資の部分についてはまだ全然返していないということですね。  だから、それは最後にこの住専勘定を閉じるときに欠損が出たら、そのときは政府保証もついているわけだから、返して穴があいたら税金で埋めるということになっていくわけですね。違いますか。
○中塚委員 けれども、それは住専勘定を締めるときに、穴があいたら、そっちには財政資金は出なくたって、住専勘定を締めるところで最後は公的資金の投入ということになるわけですよね。だって、回収が間に合わなければそういうことになりますよね、そういう仕組みになっているはずですよね。  お...全文を見る
○中塚委員 債権をそこで結局何年で回収するかという話にもかかわってくるわけですけれども、今、法律的には当分の間ということになっているんですか、この整理回収機構もこの住専勘定自体も。そういうことでよろしいんでしたっけ。
○中塚委員 それで、最後に締めるときに公的資金が入るのは、そういう仕組みにはなっていないと思うというふうにお話しになりますけれども、整理回収機構自体、そもそも不良債権を買ってくる。ただ、買ってくるときはちゃんと適正な評価をして買ってくるわけですから、バランスシート自体はちゃんとバ...全文を見る
○中塚委員 まさにそのことをお尋ねしたわけですけれども、例えば、整理回収銀行というのは、要はずっと不良資産を買っていたわけですよね。ただ、住宅債権管理機構というのは健全債権も一緒に引き取っていて、それから得られる収入というのが結局、五年たった今になってすごく役立っている、役立ち始...全文を見る
○中塚委員 回収はそうやって続けていく、そして、今ある健全な債権からの収入も得ながら、もって最後に国民負担というものを極小化しようというか、そういうことですわね。要は、債権ごとに二次ロスが発生したって、回収と同時に健全債権からの収入によってそれがプラスになっていれば国民負担という...全文を見る
○中塚委員 これで終わりますが、やはり年限を切らなきゃ、ずっと置いておいたって構わないわけですよね。それが本当の意味での先送りではないのかなというふうに思うのですけれども、これで終わります。
10月31日第153回国会 衆議院 財務金融委員会 第5号
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○中塚委員 自由党の中塚でございます。  まず、保有機構の質問をする前に、ちょっと今のお話と関連して柳澤大臣に、お役所に長くおられた経験からお伺いするんですけれども、私も以前、役所に勤めている方から小耳に挟んだことがあるんですが、どうして事務次官というのは国会には出ないことにな...全文を見る
○中塚委員 私も全然詳しくありませんので、国会で決まっているのかどうかもわかりませんが。ただ、今までのお話を聞いていると、やはり森長官がお越しになれば何か大部分の話は解決するのかなというふうな気もしますので、ぜひともそれは大臣の方からも、与党なりあるいは金融庁の方に御指導いただい...全文を見る
○中塚委員 それでは次に、株式取得機構のお話を聞かせていただこうと思うんですけれども、これはたしか、そもそもことしの四月の初めの緊急経済対策、森内閣のときに、これのもともとの考え方みたいなのが盛り込まれていたというふうに思います。  それで、そもそもことしの初めのころは、やはり...全文を見る
○中塚委員 高目に買ってお金を上げるわけではないと思いますよ、それは私も。ただ、マーケットで売れば価格が下がるから、その分をマーケットを通さないで買ってあげようということで、それでも十分資金の贈与に当たるんじゃないかというふうに考えているわけです。  それで、バーゼルの監督委員...全文を見る
○中塚委員 いや、時価より高い価格で買うわけではないと思いますよ。時価と同じ価格で買うんだろうと思うんですが、ただ、銀行の保有株を売りに出した瞬間に、やはり株価というのは下がり出すわけですよね。だから結局、時価で買うということは、マーケットプライスより高い値段で買ってしまうことに...全文を見る
○中塚委員 会員を募って、会員が出資をして、この機構を設立するわけですね。会員の銀行が持っている株式を機構が買い取るというスキームになっているわけですけれども、このやり方というのは、従来からずっと言われていた護送船団方式といいますか、いわゆる奉加帳方式ということになるんじゃないで...全文を見る
○中塚委員 いや、今まででも、任意でも奉加帳でお金を集めてきたから奉加帳方式なわけですよね。強制的にお金を払うということだと、それは奉加帳だと言わないんだと思いますよ。  そういったやり方をやるということも、やはり設立することが前提になっているわけですよね、法律をつくってお出し...全文を見る
○中塚委員 株を買い上げる。結局いろいろな事情があって持ち合い自体もよくないことだし、あと、銀行の財務内容が株価に左右されないように株式を銀行から切り離すということなわけですけれども、その放出される株がマーケットで暴れて価格が下がってはいけないから保有機構で一回預かる、そういう考...全文を見る
○中塚委員 だから、五年間で買い取って十年間かけて売るわけですね。十年たったときに全部売れればそれはハッピーなことだと思いますけれども、十年たってもまだ残っているときは、そのときはこれはどういうふうに手じまいをすることになるんですか。
○中塚委員 だから、それは売り切れればいいんですけれども、売り切れなかったらどうするのかということをお尋ねしているわけです。大臣、いかがですか。売り切れなかったときにはどうなるんでしょう。
○中塚委員 ということは、結局、十年間たったら売り切るわけですね。それは倒産すれば株は紙くずでしょうからなくなってしまうわけですけれども、買ったものはやはり売り切られてしまうということになるのであれば、結局、大量にマーケットに銀行の保有株が放出されることによって価格が下がる、それ...全文を見る
○中塚委員 今おっしゃいました短期的にはというお話の中で、それは短期的には効果はあると思いますよ。確かに、現物がばあっとマーケットに流れるわけではないですから、短期的にはすごい効果はあると思うんですけれども、それがロングスパンで考えたときに、果たして、持っているのをちょっとずつ売...全文を見る
○中塚委員 ダイナミックにお考えになるのはそれはいいんですけれども、では十年前の株価が幾らだったかといいますと、私がさっき調べましたら、十年前の十月三十一日の株価は二万五千円ちょっとでした。今が一万円ですから、十年たって半分以下に下がることだってなくはないわけですね。それはもちろ...全文を見る
○中塚委員 そこまで、事業会社の持ち株解消まで機構でやると、余りにも筋が悪くなり過ぎるからということもあるんだろうというふうには思いますけれども。  銀行の放出する株を一時買い取って、じゃ本当にこれで価格が支えられるのかなというふうに思う理由の一つに、やはり持ち合い株だから大体...全文を見る
○中塚委員 そういう意味で、保有機構はアナウンスするだけで逆に売り圧力をふやすことになるんじゃないかなというふうに私は思っております。  やはり、買い上げ対象になる株を持っている株主、それはだから価格支持の恩恵というのは受けるでしょう。価格を支持するということについて恩恵は受け...全文を見る
○中塚委員 けれども、マーケットに出たら値段が下がるから、それを一時期引き取りましょうということで、それで株価が下がらないようにするということですよね。放出をされたときに、それで一時的にでも混乱するようなことがあってはいけないから機構で抱きかかえるという話で、マーケットの株の価格...全文を見る
○中塚委員 需給関係の一時的な乱れというのが、だって、売って、ばあんと値段が上がればそれは別ですけれども、やはりそれは、売れば需給関係が悪化をして株が下がるということになるわけですから、そうならないように保有機構で一回持ちましょう、短期の話にしてもということだから、価格支持ではな...全文を見る
○中塚委員 おっしゃっているとおりにみんないけば、それはこんなに結構な話はないわけですけれども、四十年代の証券不況のときにつくった二つの組織にしたって、結局それで株価も上がらなかったわけですね。何で上がったかというと、当時の福田大蔵大臣が国債発行政策というのをとって景気回復という...全文を見る
11月06日第153回国会 衆議院 財務金融委員会 第6号
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○中塚委員 自由党の中塚でございます。  証券税制改革ということで、中身は減税法案ということなんでしょう。  証券税制の改革の目的ということで、もうずっと言われていることですけれども、間接金融から直接金融ということとか、あと、貯蓄よりも投資を優遇していかなきゃいかぬ、そういう...全文を見る
○中塚委員 というわけで、やはり本則総合課税なわけですよね。  ということは、どうなんですか、将来は総合課税の方向へ行くということですか。
○中塚委員 というわけで、やはり本則総合課税なんだけれども、それの特例で申告分離というやり方自体がマーケットあるいは投資家に対していいサインを送っていないのではないかというふうに私は考えているわけです。  だからこそ、この租税特別措置で、しかも今回の改正は税率を下げるとかいうこ...全文を見る
○中塚委員 そのお話はよくわかるのですけれども、ただ、要は、証券税制を改正する目的というのが、貯蓄よりも投資を優遇しようということなんだろうと思うわけですね。だから、そうであるならば、貯蓄利子よりもこの譲渡益課税というのはもっと優遇されてしかるべきだろうと。税率もさることながら、...全文を見る
○中塚委員 金融庁の方にお伺いしますが、税率の方はこれで十分とお考えでしょうか。柳澤大臣、いかがでしょうか。
○中塚委員 先ほど塩川大臣がおっしゃった譲渡損の繰り越しの話とか、あと保有を促すという話は、またちょっと後でお聞かせいただきたいと思うんですけれども。  通常国会では百万円の特別控除だったわけですよね。株式の譲渡益の百万円の特別控除というのをつくったわけですよね、通常国会で。そ...全文を見る
○中塚委員 それで、あのときはもう法案が出ておったからしようがなくて、今回こういうふうにお出しになったということなわけですけれども、保有を奨励しているのか、売買を奨励しているのか、ちょっとそこのところがいまいちよくわからないところがありまして、譲渡益の課税に対しての税率を下げると...全文を見る
○中塚委員 というのは、要は、源泉分離方式は、本当はもうことしの三月で廃止されるはずだったわけですよね、そもそもは。ところが、個人投資家離れが加速するということで二年間延長したわけですよね、今までの政府の説明というのは。源泉分離をやめると個人投資家が離れるからということで延長して...全文を見る
○中塚委員 何も私が、源泉分離を廃止すると個人投資家が離れると言っているわけじゃないんですよ。政府・与党がずっとそういう説明をされてきたわけですよ。それは塩川大臣ではないかもしれないけれども、政府・与党はずっとそういうふうに言ってきたわけだし、宮澤財務大臣も、やはり株価の問題これ...全文を見る
○中塚委員 柳澤大臣、源泉分離の廃止ということですね。今の塩川財務大臣に対してのお尋ねと同じなんですが、ずっと源泉分離方式を廃止すると個人投資家離れが加速するという意見をよく聞いていたわけですけれども、今回、将来廃止されるということが決まったわけですが、その点は、もう個人投資家離...全文を見る
○中塚委員 今それこそ柳澤大臣からも御答弁がありましたけれども、より簡易な納税制度というのがなければ、やはり貯蓄よりも投資を優遇するという話にはなっていかないんだろうというふうに思うわけですね。まず、申告の制度の話があるし、それからあともう一つは、税率の話ということがあるんだろう...全文を見る
○中塚委員 そういった意味で、まさしく新規の方がどれぐらい参入をしてきてくれるかということが、一番のポイントになっていくんだろうというふうに思うわけですね。ところが、さっき塩川財務大臣がおっしゃっていたように、源泉分離課税が残っていても、どんどんと株式に投資する人というのは減って...全文を見る
○中塚委員 この投資信託の税制改正、投資信託に対する税制の改正の話なんですが、同様に柳澤大臣、いかがお考えでしょうか。
○中塚委員 今お話ありましたけれども、やはり株式の譲渡益課税だけじゃなくて、ぜひともこの投資信託の方の税制改正の方も、本当は一緒にやってもいいぐらいの話なんだと私は思っているんです。何でそれを分けるのか、譲渡益課税だけの話になっちゃっていて配当の話はない、投資信託の話もないという...全文を見る
○中塚委員 そうなんでしょうかね。資産デフレという意味でいけば、株式だってそうですけれども、土地だって同じなんだろうと思うんですね。そういった意味で、今度株式のキャピタルゲインをこのように変えていくわけですから、土地についても何か将来的なものがあってもしかるべきではないのかなとい...全文を見る
○中塚委員 土地のデフレじゃなくて資産デフレということで、その中に土地も含まれるという話なんですけれども。  まさしく株価というのは、企業収益というか企業価値によって決まるわけですね。土地だって、別に隣の土地が幾らで売れたからここが幾らで売れるというわけじゃなくて、これからは収...全文を見る
○中塚委員 今検討会をやっているし、慎重に検討したいということだとは思いますけれども、そういうものをおいておいて片一方で証券市場を優遇するということが、本当に内閣としてやっていることの整合性がとれているのかというふうにお尋ねをした上で、それで、どのようにお考えですかというふうに伺...全文を見る
○中塚委員 そんな、極端にかわいそうな人の話を持ってきて、それを廃止するのがどうのこうのということでは、私は全然そういう意味でお尋ねをしているわけではないのですけれども、いみじくもおっしゃいました、やっとこれで預金利子なんかと互角になったのかなということなんでしょうね。ただ、株価...全文を見る
11月07日第153回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号
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○中塚委員 自由党の中塚でございます。  きょうは、竹中経済財政担当大臣にお越しをいただいております。構造改革ということで、小泉内閣が発足してもう半年くらい、半年以上たっておるわけですけれども、当時、変わる、変わると言っていた割には一向に何ら変わっていなくて、実は、きょうは石原...全文を見る
○中塚委員 第一段階の後半ということですが、第何段階まであるんですか。
○中塚委員 そこで、新しくて古い話題というか、構造改革と景気の関係というのをやはり整理しておく必要があるんだろうと思うのです。  そもそも竹中大臣は、ことしの経済見通し、政府の成長見通しというのは、なかなかそれは難しいだろうということだったと思いますけれども、ゼロから一ぐらいの...全文を見る
○中塚委員 確かにアメリカの経済の現状等を考えても、例えば、やはり当初は、年内に在庫調整が終わって、来年いっぱいで生産調整が終わるとか、そういった経路をたどってアメリカもよくなる、それによって日本もよくなるというふうなシナリオを想定になっていたんだろうというふうには思うのですが、...全文を見る
○中塚委員 以前、この決算行政監視委員会へ竹中大臣にお越しいただいたときに、いろいろ質疑をさせていただいた中で、やはり需要の追加よりは供給サイドの改革というものをしていかなきゃいかぬのだというふうにおっしゃっていまして、それは確かに、どっちにウエートを置くかというと、もちろんそう...全文を見る
○中塚委員 では、ちょっと聞き方を変えますが、竹中大臣は、日本経済の潜在成長率というのは大体どれぐらいだとお考えですか。
○中塚委員 実は、ずっといろいろ、竹中大臣がどういうふうにお答えになるだろうかなと思って考えていたんですけれども、全く予想どおりの御答弁でした。  大臣は、日本経済の潜在成長率が、やはりゼロから一ぐらいの間で、現状ですよ、望ましい姿ではなくて現状、ゼロから一の間だろうというふう...全文を見る
○中塚委員 じゃ、そのやむを得ない範囲のデフレギャップを需要の管理の対象にはしないということですか。
○中塚委員 では、ちょっと聞き方を変えますが、竹中大臣は、今、構造改革というのを進めていく中にあって、もし、先ほど、需要管理の中で三十兆の国債の話、ちょっとお触れになりましたが、もし財政に余力があった場合は、構造改革と同時進行で財政支出による需要追加というのを行うべきだというふう...全文を見る
○中塚委員 だから、今のお話ですと、そもそも、やはり裁量的に財政は使わない方がいいというスタンスでいらっしゃるということでよろしいんですよね。  今、デフレギャップが膨れてどんどんいったときにはやはり全くそれを無視する必要はないけれどもというお話もありました。ということは、今は...全文を見る
○中塚委員 それじゃ、そういう状況になれば機動的に対処されるということなのかもしれませんが、言われている二次補正ということなんですけれども、これについてはどういうふうにお考えですか。
○中塚委員 消費が唯一の歯どめになっているというお話がありまして、ただ、じゃ、その消費の悪化に歯どめをかけるための政策というのはとられていないですよね。というと、やはり消費もどんどん落ち込んでいくことになるんでしょう、テロなんかの影響もありつつ。そうなると、やはり二次補正というの...全文を見る
○中塚委員 自民党の税調はいろいろやかましいのかもしれませんけれども、やはりそれは、税の話を避けて通って聖域なき構造改革もへったくれもないと私は思っていまして、ただ、財政出動できないのは、それは理解はできます。無尽蔵に国債を発行して地面をほじくり返せというようなことはできないのは...全文を見る
○中塚委員 それは私も期待しているんですけれども。  とにかく、全債務者について検査するわけじゃないですね。著しく経営内容が悪いというか、株価についてもそういった懸念があるようなところを選んで検査するということなわけですが、今まで政府は日本の国債が格付が引き下げられても、いや、...全文を見る
○中塚委員 御健闘を祈っております。終わります。
11月07日第153回国会 衆議院 財務金融委員会 第7号
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○中塚委員 自由党の中塚でございます。  きょうは、破綻金融機関の処理のために講じた措置の内容等に関する報告ということなんですけれども、柳澤大臣が御就任以来、二度目の御就任以来というんでしょうか、不良債権の処理ということも積極的に御発言なさっているわけですし、やはりこれからのこ...全文を見る
○中塚委員 そういう変化の激しい時代にあって、急に格付がぼこぼこぼこっと落ちてしまうようなことがあるということなら、特別検査ということも考え方の一つなのかもしれませんが、いっそのこと、例えば検査官を常駐させるとか、そういったことはお考えとしてはどうですか。
○中塚委員 そうやって、債務者も、要は、全部ではなくてピンポイントというかピックアップして検査をされるということになりますと、すごく恣意的な検査というふうに言うこともできますね。基準ということも余り公開をされていないというふうに思いますし、そういったところで、この特別検査自体が、...全文を見る
○中塚委員 それで、この検査自体は、改革工程表なんかによると、検査の結果、私的整理のガイドラインにのっとって処理をするとか、あと何かRCCに売っ払うだとか、そういったことを書いてありますね。そこまで行ってしまえば、いや応なしに、どういう会社であったかというのは後からになればわかっ...全文を見る
○中塚委員 特別検査をせっかくおやりになるわけですから、債務者区分が変わった場合には、やはり主要行だけじゃなくてほかの金融機関等にもそれを徹底していただいた方が、より金融行政の透明性が増すんだろうというふうに思います。  終わります。
11月13日第153回国会 衆議院 本会議 第16号
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○中塚一宏君 私は、自由党を代表して、平成十三年度一般会計補正予算、平成十三年度特別会計補正予算、平成十三年度政府関係機関補正予算に対し、反対の討論を行います。(拍手)  反対の第一の理由は、この補正予算案が、抜本的な構造改革に資するものでは全くないということであります。  ...全文を見る
11月13日第153回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○中塚委員 自由党の中塚でございます。  では、まず補正予算について伺いますけれども、この補正予算なんですが、実際、四月の末に小泉内閣が発足して、まだ具体的な、改革自体が行われていないし、改革の成果というのもあらわれていない。そういった中でどんどん景気が落ち込んできて、雇用対策...全文を見る
○中塚委員 それは親切というんじゃなくて、当たり前のことなわけですね。  減額補正をしなければいけなくなってしまう。要は、追加歳出なんかなくたって補正予算は必要なわけですよね、税収が落ち込んだわけだから。だから、十三年度当初の予算の骨格というものを変えざるを得ない。そのような税...全文を見る
○中塚委員 意義があるとか財政が破綻しているというんじゃなくて、税収が落ち込んだということ自体が、これが経済財政運営が破綻をしたということではないんですかというお尋ねなわけです。ちょっと竹中財政大臣。
○中塚委員 マイナス〇・六が外需というふうにおっしゃるんですが、そもそも外需任せの景気回復シナリオだったわけでしょう。外需任せの景気回復シナリオというのを織り込んだから、三十兆円の国債発行枠という話だってあったわけですよね。アメリカが予想以上にIT不況が深刻になってしまったという...全文を見る
○中塚委員 そうはいっても、四月の末に発足する、あるいは小泉総理自体が総裁選挙の途中から、公債発行の枠というのを三十兆円にするということをずっと言っていたわけですね。そういったことは、何もかも経済見通しを見越しての上での話でなければいけなかったはずです。それが破綻をしているから、...全文を見る
○中塚委員 では、そういった去年の利子税の源泉分ですね、源泉分の増収がある。ことしはそれがない。ないというのがわかっていた上で、構造改革もしない、三十兆円の国債発行枠をはめたということなんですか。
○中塚委員 次に、来年度の予算の編成のあり方について伺いますけれども、三十兆円の国債発行枠というのは、政策目標というよりは、もう政治目標というか政治課題のようになっているわけですね。この三十兆円の国債発行枠というのを堅持しようとすると、来年度の予算編成というのは、これはもう本当に...全文を見る
○中塚委員 八十兆円を超えろというふうに言っているわけじゃないんです。大臣自体が参議院の財金委員会で、八十兆円を割るというふうに御発言になっているということなわけです。  この予算の編成に当たってですけれども、そこで、来年、再来年もまだ厳しい経済状況が続いていくわけですよね。ゼ...全文を見る
○中塚委員 では、竹中経済財政担当大臣に伺いますけれども、来年、再来年度とマイナスあるいはゼロということですね。財務省がいつも国会に提出している財政の中期展望というのは、一・七%ぐらいの経済成長というのが前提になっているわけですね。その上で、五十兆円というふうな税収をはじき出して...全文を見る
○中塚委員 今年度予算、当初予算とこの補正予算があって、しかも、来年度三十兆円という国債発行枠は、もうこれは政治課題として堅持をするということになったときに、本年度の成長見通しをマイナスに修正されましたよね、では、どうやって来年度がプラスになるというふうな話になるのでしょうか。い...全文を見る
○中塚委員 わからぬのですか。経済財政政策の御担当として、わからぬということでよろしいのでしょうか。
○中塚委員 要は、小泉総理はきのうは、我が党の中井委員の質問に対して、二、三年マイナス成長とおっしゃったですね。たしか一、二年とおっしゃっていたはずなんですよ。それが一年延びちゃっているのです。マイナス成長になっても構造改革をやるのだというふうに言っていらっしゃるからお尋ねをして...全文を見る
○中塚委員 それはもう前々からおっしゃっているわけだから、お答えいただかなくても構わないのですけれども。竹中経済財政担当大臣が、来年度はゼロとなるともマイナスとなるとも言っていないというふうにおっしゃったわけだからお聞きをしているのですけれども、どうですか、政策担当者として、ゼロ...全文を見る
○中塚委員 それじゃ、来年度の経済成長見通しは大体どれぐらいだとお考えですか。
○中塚委員 そんなことであと一カ月先の予算編成というのができるんですかね。そして、成長率を、見通しが出せなければ税収だってはじけないわけでしょう。そして、その税収に応じて歳出をつくると今財務大臣がおっしゃっているじゃないですか。
○中塚委員 来年度の税収見通しというのが今の時点でわかってないということ自体が、本当にこんなことで大丈夫なのかなというふうに思わざるを得ないわけですよ。  そして、もう一つお伺いしますが、この三十兆円の国債発行枠というのは、今後いつまでお続けになるおつもりですか。
○中塚委員 プライマリーバランスがバランシングするような状況というのは、具体的にはどういうことなんですか。竹中大臣、いかがでしょう。
○中塚委員 塩川財務大臣、以前、財務金融委員会で御答弁いただいたときに、十四年度は三十兆円でできる、国債発行三十兆円枠内でできる、十五年は難しいというふうにおっしゃいましたけれども、今、御認識はいかがですか。
○中塚委員 いずれにしても、来年度の成長見通しのことをお伺いしたのですけれども、マイナス成長になってやめなかった内閣というのはないんですよね。田中内閣だってそうだし、橋本内閣だってそうなわけですよ。だから、この経済財政運営というものについては、それこそ経済財政諮問会議をつくって中...全文を見る
○中塚委員 さて、そうやって区割りの選挙区の画定審議会が出した案、この出した案を与党の合意によって一年間凍結されるということですか。
○中塚委員 今総務大臣、いみじくも建前というふうにおっしゃいましたけれども、総務大臣としてそういうことでいいと思うのですか。法律で決まった手続にのっとって、審議会の皆さん、一生懸命おやりになっているわけですよね。それで出てきた区割り案について一年間たなざらしにしておくということは...全文を見る
○中塚委員 やはりおかしいですよ。だって、何のために区割り画定のこの選挙区画定審議会というのはあるんですかね。審議会の委員の皆さんにお給料、日当ですか、日当を払って審議してもらっているわけでしょう。そこで出てきた案を、法律にのっとって十二月二十二日までに出してくるのでしょう、それ...全文を見る
○中塚委員 議論する、選挙制度は民主主義の根幹だ、与党の議論の方もずっとウオッチしていくということなら、国会でおやりになればいいのじゃないですか。いかがですか。
○中塚委員 まだ来ていないですよ。  私どもは、一票の格差を一対一にするための法律を国会に提出しています。官房長官、最後に伺いますけれども、今は所管大臣としての御答弁をいただきました、官房長官はどのようにお考えですか。法律で決まった手続にのっとって出されてくるものを一年近くもた...全文を見る
○中塚委員 終わります。
○中塚委員 私は、自由党を代表して、平成十三年度一般会計補正予算、平成十三年度特別会計補正予算、平成十三年度政府関係機関補正予算に反対の討論を行います。  反対の第一の理由は、この補正予算案が抜本的な構造改革に資するものでは全くないということであります。  小泉内閣発足以来半...全文を見る
11月21日第153回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第4号
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○中塚委員 自由党の中塚でございます。  きょうは、田中外務大臣にお越しをいただいておりまして、報償費、機密費のこと、そしてまた裏金の問題について御質問させていただきたいというふうに思っております。  時期的に年末に来ておりまして、来年度の予算編成ということが大変大きな課題に...全文を見る
○中塚委員 節約ということと、またその効率的な使用ということになるわけですけれども、続いて、六月六日に外務省改革要綱というのが発表されておりますね。その中には、報償費の支出は外務大臣の責任で行う、大臣決裁ということになっていると思うんですが、これはもうその後ずっと大臣が決裁をされ...全文を見る
○中塚委員 済みません、副大臣。実は、きょうは官房長ということでお話があったんですが、何か急にお越しになれなくなったということで、では大臣お一人という話になっていたんですよ。この紙にも田中外務大臣しか書いていないですね。済みません。では、ちょっと質問を続けます。どうしてもというと...全文を見る
○中塚委員 さて、それで、この間の補正予算の審議の際に、我が党の同僚議員が質問をしたと思うんですが、今度の補正予算で一五%の報償費の減額ということがあったわけですよね。その一五%の減額というのは、適正に使われているかいないかということを判断の上での結果ということでよろしいんでしょ...全文を見る
○中塚委員 さて、そういう体制をやっていった中で、今年度は一五%の減額ということもあったわけですね。では、それを来年度の予算にどういうふうに反映をさせるのかということになってくると思いますが、そこのところは大臣、いかがですか。
○中塚委員 それともう一つ、有識者が、外務省機能改革会議の提言という中で、内閣報償費を外務省の職員が取り扱うことはないというふうに提言をしているわけですけれども、そのことは予算にはどのように反映するのでしょうか。
○中塚委員 いずれにしても、報償費、機密費というか、検査が及ばない経費ということで大臣が決裁するということになったわけですが、そうなってくると、私は、機密費自体、報償費自体は要らないというふうには考えていませんので、正しい目的、本来の目的、そういったものについてお使いいただけるの...全文を見る
○中塚委員 報償費についてはそういうことだということなんですけれども、では、今度は裏金というのですか、外務省ではプール金と呼んでいらっしゃるそうですけれども、そちらのお話についてですが、そういうことで適正に使うというふうな観点に立ったときに、それだけの減額というものが来年できたわ...全文を見る
○中塚委員 今、月内をというふうなお話があったわけですけれども、やはりぜひ予算に反映をしていただきたいわけです。それは、要は、そもそもそのためのお金ではないものが使われていて、外務省としての仕事に使ったお金もあるかもわからないけれども、自分でポケットに入れちゃった、私的に使った人...全文を見る
○中塚委員 名答弁という声がある一方で、ちょっと外務大臣らしくないなという気もしますけれども。  三分の二の課室が関与して、七十に及ぶというような話を会見でされていますよね、官房長は。そういった意味では、要る経費だったら、それはもう正々堂々と、ちゃんと予算におつけになればいいこ...全文を見る
○中塚委員 それで、お金はそういうことなんですね、OBも含めて返すと。来年度予算もぜひとも反映してほしいと私は思っているのですが。  今度は、その処分の話になってくるのですけれども、処分ということになったときに、要は、外務省の仕事のためにプール金というか裏金を使ったということも...全文を見る
○中塚委員 そういったことで、ちゃんとした仕事ができないからプール金があったなんということになると、これは全く本末転倒なことですので、必要な予算はきっちりとつけていただくように。  あと、調査の中身とも関連するのですが、プール金というのは、すべていわゆる一般の庁費の中からのもの...全文を見る
○中塚委員 ということで、それこそ報償費の中身からプール金ができていたなんということになると、全くもって、私らなどはその細目さえ知ることもできないということになりかねませんので、そういった意味においては、きちんとその辺は調査していただいて、要らないものはもう来年からきちんと減らし...全文を見る
11月28日第153回国会 衆議院 財務金融委員会 第11号
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○中塚委員 自由党の中塚でございます。参考人各位におかれましては、大変御苦労さまでございます。  金融再生法の一部改正ということで、特に山本頭取と室町頭取、お二方を中心にお伺いをしていきたいというふうに思います。  金融再生法を改正して、RCCの役割というものを新たにしていく...全文を見る
○中塚委員 室町頭取、いかがですか。
○中塚委員 ということは、室町頭取、三和銀行としては、特別検査等の結果を受けても追加の引き当て等は必要ないということになるだろうというふうにお考えなんですか。
○中塚委員 ということは、この特別検査ということがあって、それによってRCCに資産が売却されたりするというふうな前提がもう改革先行プログラムの中に書かれていたわけなんですけれども、今の三和銀行の室町頭取のお話だと、もう引き当て等は十分だから、そうなると、特別検査結果によって、例え...全文を見る
○中塚委員 それでは次に、RCCの方のお話を伺いますが、RCCは時価による不良債権買い取りということを行うというふうになるわけですけれども、私どもとしては、何でRCCがそういう仕事をしなきゃいけないのか、いまいちよく理解できないところがありまして、その辺についてお二人の意見を聞き...全文を見る
○中塚委員 それでは、三和銀行の室町頭取に同じ趣旨でお伺いをいたしますが、先ほど冒頭の御意見の中でもありましたが、独自にサービサー会社をつくったり不振企業再生のための会社をおつくりになっているわけですね。そういう立場からして、RCCがこのような形で参入してくるということについては...全文を見る
○中塚委員 自前のサービサー会社がもうからなくて、このRCCがもうかるということが構わないというふうにお考えなら、それはそれで構わないのですけれども。  ところで、山本頭取、先ほど冒頭の意見陳述の中で、RCCへの売却額は全体の一割程度と限定的なものになっておりますというふうにお...全文を見る
○中塚委員 それでは、このRCCが不良債権を買い取った後に、企業再生のスキームというのも同時に検討されているようなんですが、企業再建ファンドというのが設立をされるように聞いていますけれども、この企業再建ファンドに対して出資をするおつもりはあるかどうか、出資をする意欲がおありかどう...全文を見る
○中塚委員 済みません、室町頭取に伺う前に。歓迎できるというか、それがつくられることを歓迎するというのとは別に、富士銀行としてこれに出資なり投資なりをするおつもりがあるかということなんですが、いかがでしょうか。
○中塚委員 同様の趣旨ですが、室町頭取、いかがですか。
○中塚委員 まだ詳細はお知りにならないということなんですが、いろいろなところからもらっているこういう紙には、ちゃんと民間投資家というところが書いてあって、ぴゅっと矢印も出ているわけですね。それこそ全銀協の会長と次期会長ということですので、当然内容はお知りになっているし、御出資にな...全文を見る
○中塚委員 時間が参りましたので、終わります。どうもありがとうございました。
11月30日第153回国会 衆議院 財務金融委員会 第12号
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○中塚委員 自由党の中塚でございますが、今、二十五分間の質疑を聞いていても、本当にわけがわからなくて、まさに塩川大臣がおっしゃったように、高く買えば二次ロスの発生の懸念があるし、また、安く買えば、なかなかこれもワークしないのだろうということなわけですね。  私も全く同感だと思う...全文を見る
○中塚委員 不良債権処理というか売買ですか、市場に厚みを加えるという話なんですけれども、では民間サービサーは、いっぱい出物というか売り物が出てきて、もう処理し切れないぐらい大変だという状況なんでしょうか、今。
○中塚委員 やはりちょっとよくわからないのですが、価格の折り合いがつかなくて市場が薄いのですか。それを、買い取り価格を弾力化させることによって市場に厚みをつけるという話になると、やはりこの買い取りの時価というのは、要は何かのプレミアムを乗っけてあげるということになるんじゃないです...全文を見る
○中塚委員 ちょっと御質問に答えていただいていないと思うのですけれども。この法案には私どもは反対ですが、ただ、公的な機関がやるということの意味とか意義とかいう話になるのであれば、民間がもうやっている市場に後から公的な機関が参入をする、しかも価格を弾力化していくという話になるのであ...全文を見る
○中塚委員 物事はやはり単純化しないとわかりにくくなってしまって、そこにごまかしが発生するわけですね。RTCの話を出されますけれども、RTCはつぶれた金融機関からの資産を買い取ったわけでしょう。今回は生きているところから買い取るわけですよね。それはやはり私はおのずと違うと思います...全文を見る
○中塚委員 RTCの話は、確かにそれは資産を売る、売らないということもありますけれども、まずは預金者保護ということがあって、その上で、SアンドLを解体して資産を売り払うときに、いかに財政負担を少なくしていくかという話ですね。それは今のRCCの話とは違うと思いますよ、私は。  そ...全文を見る
○中塚委員 それを放置しないで、ではこのRCCでどういうふうにされるんですか、そうすると。
○中塚委員 いろいろな役割を果たしているとか、もう全くもってそれは答弁になっていないし、お答えいただいていないというふうに思います。  RCCに大手行が不良債権を売却して、そこからDESなりなんなりでファンドというものをこさえるわけですね。そこにいろいろな金融機関なり投資家なり...全文を見る
○中塚委員 津島先生以外の方、どなたかお答えいただけませんか。ちょっと今のじゃよくわからないんですけれども。
○中塚委員 RCCというのは本当にそういうことができるんですか。それでちゃんと話というのはまとまっていくんでしょうか。まとまらないときはどうなるんですか。まとまらないときは、やはりワークしないということになるんじゃないですか。
○中塚委員 そういう形で再建スキームができるというお話なんですけれども、まずその再建スキームをつくる前に、柳澤大臣、今特別検査が入っている、大手行だけ。その結果に応じて債務者区分が変更になったりするというふうなことを、ではほかの金融機関にも徹底させるということですか、それは。
○中塚委員 けれども、改革工程表の中には、特別検査の結果を受けてというふうに書いてありますよね、RCCのスキームとの関連というのが。だから、それは私は全く関係ないということはないと思いますよ、そうはおっしゃらなかったかもしれませんが。やはりその検査の結果を受けて、それでこのRCC...全文を見る
○中塚委員 柳澤大臣、この特別検査ということについてずっとこの委員会なんかでもお話しさせていただいて、特別検査の結果を受けて公的資本の再注入とかいったことはありますかというふうにいろいろな委員がお尋ねしても、それはない、公的資本の再注入をする必要はないというふうにおっしゃっていま...全文を見る
○中塚委員 この不良債権の買い取りの前には、株式の買い取りの話がありましたね、この委員会で株式の買い取りの法律という審議をしましたよね。それで公的資本注入は必要ないでしょうということがまずあるわけです。そのことがあって、株を買ってあげましょうとか、あと今度は不良債権を買ってあげま...全文を見る
○中塚委員 特別検査、まあ特別検査じゃなくてもいいんですけれども、本当はちゃんとした検査ですね、検査というものが適正に行われる。今、まさにその特別検査を行っているわけです。  この特別検査結果に応じて早期是正措置というのを発動するというおつもりはあるわけですね、そうしますと。
○中塚委員 まさにその、おつもりであるというふうに聞かなきゃいけないほど裁量的なんじゃないかと疑わざるを得ない検査の今までの中身ではないのかというふうな思いがあるわけです。  そして、今、二次ロス覚悟、ある程度のそういうリスクというか、そういうのはあるかもしれないというお話でし...全文を見る
○中塚委員 いや、それで、そういう表現が盛り込まれたというか、そういうことができるようになっているんですが、けれども本筋は、やはりその手続にのっとって、ちゃんと検査をして、引き当てをさせて、それで自己資本がちょっとへこむのなら資本注入をするという選択肢もあるけれども、債務超過に陥...全文を見る
○中塚委員 そういうふうな現行法制になっていても、金融機関が破綻をしかねないリスクというのは常にあるわけですよね。だからこそ、株式を買う、あるいは不良債権を買うということで金融機関に資金を贈与するというふうな法律を審議しているということ自体が、やはりまだ日本の金融システムは健全で...全文を見る
○中塚委員 ちょっと、よくわからないんですけれども。
○中塚委員 債権の引き当てという話がまさにその買い取りの時価ということと関係していると私は思うんですね。だから、要は、引き当ての部分とその残りの部分がまさに時価なんだろうというふうに思うんですね。  提案者の皆さんにお伺いしますけれども、不良債権の時価という話になったときに、担...全文を見る
○中塚委員 済みません、別の評価というのは一体何なんでしょうか。不動産が担保についている不良債権の評価というのは、その土地の値段ということなんじゃないんですか。
○中塚委員 キャッシュフローがないということが前提になれば、不良債権で土地が担保であれば、原則やはり土地の価格だろうと思うんですね。  おっしゃっていることはわかりますけれども、それだけすばらしい仕組み、実はこれだけじゃなくて、今までだっていっぱいすばらしい仕組みはあったわけで...全文を見る
○中塚委員 済みません、うまくいったことがないというのはちょっと私も言葉足らずだったですが、うまくいったことがないというのは、要は、政府が考えた不良債権の処理のスキームであるとか、金融機能安定化のための政策というのが、今まで一つもうまいこといったことがないというお話をしているわけ...全文を見る
○中塚委員 その三年以内の処理というお話なんですけれども、これはRCCが抱えているのが三年以内ということですか。都市基盤整備公団に三年以内に売り払ってしまえば、それはそれでもう構わないということなんでしょうか。それとも、都市基盤整備公団が三年以内に何とかするということなんでしょう...全文を見る
○中塚委員 ということは、都市基盤整備公団なりなんなりに三年以内に売り払ってしまえば、あとは都市基盤整備公団がその土地なんかを塩漬けで持っていたりするということもあり得るということですね。
○中塚委員 それは、都市基盤整備公団に売り払うときの価格のこととか、いろいろあると思うんですね。要は、RCCが買ってそれを都市基盤整備公団に転売するというふうなときにも、価格がどのように決められるのかということについて、やはりこれは疑問を持たざるを得ないわけですね。  先ほども...全文を見る
○中塚委員 そういうことをお考えになって政策投資銀行がお金を出していくということなんでしょうが、確かにDIPファイナンスなんか、もう始まっていますね。ところが、今回、それこそまず入り口の話からしてちょっとグレーだと思っているんです。入り口の部分からしてグレーで、ちょっと高目のお金...全文を見る
○中塚委員 けれども、やはり入り口を緩めないとそもそも動き出さない仕組みですよね。(発言する者あり)だって、今の土地の話でもそうですけれども、今だれか、それはそうだよと言ったような気がしますけれども、入り口を緩めないと動き出さない仕組みですよね。だって、そうでなきゃ、何で金融機関...全文を見る
○中塚委員 御信頼いただけぬとという話になりますと、もうそもそも話が成り立たないのかもしれませんけれども。簡単化されるというふうにおっしゃいますが、逆にそれは皆さんの方が話を簡単化し過ぎているんだと思いますよ。高目に買って、その高目に買ったものを産業再生ファンドにするなり、土地を...全文を見る
○中塚委員 それでは、柳澤金融担当大臣、同じ趣旨なんですけれども、借り手保護……
○中塚委員 はい。同じ趣旨で、ではお願いします。
○中塚委員 では、終わります。
12月03日第153回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○中塚委員 自由党の中塚でございます。  この国会では、今週から参議院の方で審議が始まるんでしょうが、金融再生法の一部改正というののほかにも、株式の買い取り機構というのも法案が審議をされまして、バブルがはじけてもう十年以上たつんでしょうか、そしてまた東京二信組が破綻し、住専と、...全文を見る
○中塚委員 次に、住専の債権を住管機構として譲り受けたときにこの買い取り債権の価格というのは何によって引き受けられましたか。
○中塚委員 その大蔵省が決めた価格というのは何によっていますか。
○中塚委員 今参考人がおっしゃったように、担保のあるものについては路線価ということで評価されているわけですね。そして、その路線価というのが経済情勢等もあって今大変に下がってきているわけですね。商業地なんかだともう四割程度になっているところもあるし、大きく下がっているわけですけれど...全文を見る
○中塚委員 と申しますのは、平成九年の住専勘定の回収額が六千四百五億円ということですが、もうそれ以降はどんどんと回収実績は下がる一方なわけですね。回収実績がどんどん下がっていて、住専から引き受けた債権というのはいろいろなものがあったんだろうと思います。それこそがけ地の話もあるし、...全文を見る
○中塚委員 事業性の債権ということですが、回収されるのは、要は譲り受けたもの全部についてですよね。その他についてはいかがですか。
○中塚委員 平成十一年度と平成十二年度の御社の損益計算書というのを拝見しました。そうしますと、住専勘定については、経常利益は二年連続赤字になっていますね。これについて、本年度の見通しというのはいかがですか。
○中塚委員 済みません、もう一度。
○中塚委員 ということになりますと、本年から、RCB勘定の方ですが、経常利益というのを国庫納付されるということになったようですね。  では、まず、国庫納付をすることになった経緯というのを御説明いただけますか。
○中塚委員 松田理事長、その預金保険法の改正なんですが、なぜ、このような形でRCBの経常利益というのを、毎年、預金保険機構にまず納め、それから国庫にということになるんでしょうけれども、そういうふうな改正が行われるようになったんでしょうか。
○中塚委員 そういう意味で、十一年度、十二年度の損益計算書を見ますと、要は、住専勘定というのは経常利益は赤なわけですよね。RCB勘定でやっと黒が出ている。それをネットアウトして、トータルでは経常利益が出ているというふうな財務内容になっていますよね。  ことしからRCBの利益とい...全文を見る
○中塚委員 さて、それで、岩盤に突き当たっていて、これからどんどんと回収については難しくなっていく、そういった中で住専勘定の赤字ばかりが膨らんでいくということになったら、最終的にはこれはどのように処理をされるんでしょうか。
○中塚委員 今年度あるいは来年度ということになりますが、どんどんと引き当て自体も進んでされるようになっていますよね。引当金というのをどんどんとお積みになることになっている。それは、時価が落ちている部分もあるでしょうし、あるいは、取り立てというのができなくなっていくということもあっ...全文を見る
○中塚委員 外部監査とおっしゃいますが、今まで監査というのが適正に行われていれば、いろいろな不良債権の問題というのは起こっていないというようなこともありますので、そこは本来、金融庁なりが厳しく監査をするべきなんだろうというふうに私も思います。先ほど長官は、時に応じてみたいなお話で...全文を見る
○中塚委員 努力あるのみというのは、それはもちろん社長の立場としてそういうことだと思うんですが、こういうことに立ち至った経緯というのは、そもそも住専処理のスキーム自体が間違っていたというふうにはお考えになりませんか。
○中塚委員 では、同様の質問を、森長官、松田理事長、いかがでしょうか。
○中塚委員 ここで、今回の金融再生法の改正ということで、資産の買い取り価格の弾力化ということを伺いたいんですが、今回、時価で買うということなんですけれども、住専債権の場合は、路線価で買ったものであっても、大体五年たった今、これほどまでに資産価値というのは劣化をしているわけですね。...全文を見る
○中塚委員 次に、金融再生委員会告示で、今、健全金融機関からの資産買い取りというのは、「破綻懸念先、実質破綻先又は破綻先に区分される債務者に対する貸出金」ということで決まっておりますけれども、このことを今回の法改正を受けて変更されるお考えはありますか。金融再生委員会告示で決まって...全文を見る
○中塚委員 住専処理というのが始まりまして五年、本当は十五年という当初の予定だったんですが、中坊前社長は七年半でというお話をされていましたですよね。五年たって、私自身はもうかなり債務超過の危機があるんじゃないかなというふうに思っているんです、RCCが。  こういう事態に立ち至る...全文を見る
○中塚委員 いわゆるロスシェアリングということですよね、民間とRCCとということで。私は、ロスシェアリングということでは、今の議員提案の考え方よりもまだこっちの方が筋がいいのかなという気がするんですけれども、この案ではなく政府案になったことについての御感想はいかがでしょう。
○中塚委員 それでは、金融再生法関係の質問はこの程度にして、次に、先ほどもお話がありましたが、朝銀の破綻の件についてお伺いをしたいと思います。  先ほども質問がありましたとおり、朝銀近畿なんですけれども、平成十年五月に朝銀大阪の受け皿銀行として朝銀近畿ができまして、それで公的資...全文を見る
○中塚委員 具体的に、その朝銀京都の資産が譲渡されるときに甘いところがあったというのはどういうことなんでしょう。
○中塚委員 ということは、今東京に対していろいろな事案があって、連日新聞紙上をにぎわしているわけですが、朝銀の東京と同じようなことがその朝銀京都、朝銀近畿ということにもあったということでしょうか。
○中塚委員 信用組合はかつて都道府県が監督を行っていたわけですね。都道府県が監督をしておったときに検査忌避に遭ったという事例は把握されていますか。
○中塚委員 ということは、検査忌避に該当するものがあったということですか、都道府県段階の監督中において。
○中塚委員 それでは、その隠匿行為が他の都道府県の監督中に行われていたかどうかということは把握されていますか。
○中塚委員 だから、検査忌避として告発できるのは東京なんですが、忌避にまで至らなくても、検査逃れをしようとしたような事例というのを、今、都道府県の監督時代にそういうことがあったかどうかというのを把握しているかどうかというお尋ねなんですが。
○中塚委員 聞いておりますか。(森参考人「四件以外は聞いておりません」と呼ぶ)はい。  ということは、今まで検査というのは適正に行われていたということですか、都道府県の検査も含めて。
○中塚委員 では、最後に一つ伺いますが、今、朝銀に金融整理管財人が入っているわけですね。東京もそうですね。たしか金融整理管財人が入っていて、しかもそれは預金保険機構が金融整理管財人になっていらっしゃる。ということで、今後この朝銀というのを、金融整理管財人が入ってどのようにしていく...全文を見る
○中塚委員 一般論をお伺いしたわけじゃなくて、個別の話なんですけれども、これで質問を終わります。
12月17日第153回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○中塚委員 自由党の中塚でございます。  年末になりまして、来年度の予算編成、税制改正、また加えて二次補正予算の編成ということも話題になっております。税制改正なんかは党の方で大綱もできたし、予算編成大綱というのもできたようですけれども、拝見しておりまして、また新聞なんかで報道さ...全文を見る
○中塚委員 ということは、竹中大臣、デフレギャップを埋めるためのものではないということでよろしいのですか。
○中塚委員 今いみじくもおっしゃいましたけれども、要は、結果的であっても何であっても、デフレギャップを埋めなければいけないような経済状況に陥ってしまったということですね。  次に、二次補正予算の財源について伺いますが、三十兆円の国債発行枠というものがあります。そのこと自体は否定...全文を見る
○中塚委員 では、その二次補正予算案を編成するときに、国債の発行をしないがために国債整理基金特会のNTT株の売却益に手をつけるようなことをするということは、今は国債は発行しないけれども、将来に国債の発行を先送りすることになるのではないかというふうな質問なんですが、いかがでしょうか...全文を見る
○中塚委員 そうではなくて、二次補正予算案に限ってのお話をしているわけですね。特にNTTのBタイプなんかは、建設国債を五年後に発行して整理基金に返金するということになっているわけですよ。だから、今年度の補正予算をNTT株の売却益でやるということは、五年後には建設国債を発行して、そ...全文を見る
○中塚委員 それでは、もう一度伺いますが、ネットで増税になるようなケースだって多々あるわけですね、課税ベースを広げていくということですから。そのことと構造改革というのはどういうふうに関係するんですか。
○中塚委員 本当は負担を軽くして構造改革を進めていくべきだというふうに今経済財政担当大臣もおっしゃいました。  そこで、塩川財務大臣にまた伺うわけですけれども、構造改革というのは、人、物、金を不効率な部門から効率のいいところに移していく、それによって潜在成長率を高めていくという...全文を見る
○中塚委員 大臣、先ほど、規制緩和のお話もされました。竹中経済財政担当大臣に伺いますけれども、需要の管理、デフレギャップを埋めるということを余り中心に置かないということであるならば、やはり構造改革というのは強烈なスピードで進めていかなきゃいけないはずだと思うのですね。  そうい...全文を見る
○中塚委員 この間、ムーディーズが国債の格付を引き下げたときも、構造改革が進む前に日本の景気が失速をする、そのことによってまたさらに借金がふえるんじゃないかということが国債の格付の引き下げの一番大きな理由になっているわけですね。  だから、何かぼちぼちやっていればそのうちよくな...全文を見る