中津川博郷
なかつがわひろさと
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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03月08日 | 第151回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号 議事録を見る | ○中津川委員 民主党の中津川博郷でございます。 昨年の八月三十、三十一日に三宅島へ、党を代表して、現地に行ってまいりました。大変悲惨な状況で、いまだに脳裏に焼きついているわけでありますが、海産物はとれず、農作物も全滅、観光客も来ないというような状況の中で、学校等に一時避難をし...全文を見る |
○中津川委員 高齢の方が大変多いわけでありまして、知らないところに来て心寂しい毎日を送っていられるわけでありまして、お見舞金それから支援金、これは返すお金ですか、返さなくてもいいのですか、わからないので使えませんなどと言われまして、早速問い合わせてみたら、支援金は国からのものです...全文を見る | ||
○中津川委員 これほど科学が進んでいるのになかなか地震の予知ができないというのは、大変残念なことだと思うのですね。今、大学を中心にいろいろ、予算の方も十七億ですか、やっているということであります。 それはそれで結構なのですが、大臣、国が主体性を持って、予算もとにかくたっぷり使...全文を見る | ||
○中津川委員 この南関東直下の地震対策というものなんですが、都民の人も非常に心配しているのです。その普及とか啓蒙ということは大事だと思うのですが、具体的に、政府はどのように今までやってきて、またこれからどういう対策をしていくのか、お聞きしたいと思います。 | ||
○中津川委員 と申しますのは、防災というのは、確かに緊急時の対応、これが大切なのはもちろんでありますが、それ以上に平時の体制というのが大事だ、それが何よりも大切だと思っているのです。 ですから、地域のいわゆる防災力を高めると申しますか、例えば緊急病院の体制が常日ごろからどうい...全文を見る | ||
○中津川委員 ぜひそういう形で進めていただきたいと思います。 次に、初動体制についてお聞きしたいと思います。 一九九五年一月十七日ですか、阪神大震災のとき、有名な話ですが、秘書官が時の村山総理に連絡したのが一時間四十分後である、それから非常災害対策本部ができたのは五時間三...全文を見る | ||
○中津川委員 今、法的整備についてお答えがなかったんですが、実は、災害対策基本法では市町村が中心になっているということで、消防組織法とか自衛隊法ですか、そういうのがありまして、結局知事が要請しないとなかなか自衛隊とか消防とかそういうのが動かないというのですが、聞くところによると、...全文を見る | ||
○中津川委員 時間が来ましたが、私は、消防庁、警察庁、自衛隊がいざというとき即出動できるように、こういう非常事態のときは内閣の権限がもっと必要だなというふうに個人的には思っております。 今、マスコミ等でも盛んにいろいろ、特に東京の直下型の地震ということが取り上げられております...全文を見る | ||
03月28日 | 第151回国会 衆議院 経済産業委員会 第5号 議事録を見る | ○中津川委員 民主党の中津川博郷でございます。よろしくお願いいたします。 具体的な質問に入る前に、景気の現況、そして今後の見通しを内閣府と経済産業大臣にお聞きしたいと思います。特に、本日大臣も出席されておりますので、その景気の現状認識を踏まえて、経済産業大臣としての今後の取り...全文を見る |
○中津川委員 今、中小企業というお言葉が出ましたが、実は私、民主党の中の中小企業活性化ワーキングチームで事務局長をやっておりまして、さまざまな職種、それから規模の大小を問わず、たくさんの中小企業の経営者の方たちに国会に来ていただいて、国会議員が現場の生の声を聞くという機会をたくさ...全文を見る | ||
○中津川委員 実は、昨年十一月十七日の商工委員会で中小企業の融資問題について質問させていただきまして、当時、堺屋経済企画庁長官が、来年は本格的に景気がよくなると。この本格的という言葉がいまだに頭にこびりついているんですが、すぐおやめになっちゃったので、よくならないのかなと当時思っ...全文を見る | ||
○中津川委員 銀行が特にひどいんですよ、金融庁。銀行に対して、今お答えになったようなことが本当に円滑に行われているか、本当にここ一、二年がやはり中小企業は正念場ですから、これからも今の答弁を本当に現場の中で徹底してもらいたい、指導監督をお願いしておきます。 昨年末の信用保険法...全文を見る | ||
○中津川委員 先ほどもお話がありましたように、日本は九九・七%が中小企業でありますし、そこで八割が雇用されている。中小企業も、景気のいいときは税金をたくさん払っているわけですよ。所得税、住民税、それから事業所税、何か七つぐらいあるそうでありますね、会社を持っていれば固定資産税と。...全文を見る | ||
○中津川委員 今回のこの伝産法改正というのは、かなりの前進だと思うんですね。それは大変評価するんです。評価するんですが、今、御答弁にもありましたように、地場産業を育成するという観点、そういう点からはなるほどと思うんですが、組合組織じゃない個人、この個人でも、たしか三十人ぐらいだと...全文を見る | ||
○中津川委員 今回、伝産法にかかわる予算が五億から十億に増額されたということ、これは大変評価すべきだと思うんですね。それは、伝統工芸品とその職人さんたちを国を挙げて育成するという経済的な側面が一つあります。もちろん大きな側面ですけれども、一方で、日本の文化、伝統を日本人がここで再...全文を見る | ||
04月06日 | 第151回国会 衆議院 経済産業委員会 第8号 議事録を見る | ○中津川委員 民主党の中津川博郷でございます。 同僚議員と質問が若干重なるところがありますが、用意してきた質問をそのままさせていただきたいと思います。 昭和四十二年から今日まで、石油公団から約二兆円という予算を使って石油の自主開発を進めてきたということでありますが、調べて...全文を見る |
○中津川委員 二兆円強という自主開発に使われたこの大金、これは大変な金額ですよ。とにかく、この大金、政治は結果責任ですから、国益という点から見て、将来の見通し、得になるのか損になるのか、ずばりお聞きしたいと思います。 | ||
○中津川委員 確かに油田を探す、探索するというのは大変リスクを伴いますし、言ってみればむだの集積だと思うんですね。三千メートルの地下を探すということで、下からくみ取る、探すまでに、よく千三つとか言われておりますが、大変それはリスキーで、運を天に任すようなところがある。その苦労とい...全文を見る | ||
○中津川委員 次に、私は中小企業対策についてずっと取り組んできておりますので、石油販売業、ガソリンスタンドについての質問をしたいと思います。 平成七年の特石法の廃止、施行が平成八年ということで、石油製品がどんどん輸入され、規制緩和によって、従来の精製・元売会社に加えて、今度は...全文を見る | ||
○中津川委員 ガソリンスタンドの経営者の人たちも一生懸命今努力をしています。大臣の方から、側面からそういうバックアップというような心強い答弁をいただいたわけでありますが、何か多角化とかいろいろ工夫をしていて成功している例があったら、ちょっと聞かせてください。 | ||
○中津川委員 先ほど大臣から不当廉売と差別対価という問題が指摘されましたが、これは公平、透明な市場をゆがめるものでありまして、当然独禁法にも違反する問題だと思うのであります。 とにかく何でも、流通もそうですが、一番末端の販売のところが一番弱いのですよ。ですから、絶対こういうよ...全文を見る | ||
○中津川委員 平成十二年、今百十件ということでありますが、どうなんですか、これはふえているのですか。また、これからこの差別対価も含めて増加していく懸念があるような感じがするのですが、いかがですか。 | ||
○中津川委員 経済産業省からも九名の応援団が行っているということであります。公正取引委員会もいろいろ幅広く調査するには人数が少ないというようなこともよく聞いておるのですが、ぜひ今委員長が言われたそういう考えで、ひとつ公正公明な市場をつくっていただくように努力してもらいたいとお願い...全文を見る | ||
05月25日 | 第151回国会 衆議院 経済産業委員会 第12号 議事録を見る | ○中津川委員 民主党の中津川博郷でございます。 小泉総理は、所信表明演説で、二年から三年以内に不良債権の最終処理を目指します、このため、政府の働きかけのもとに、銀行を初めとする関係者が企業の再建について話し合うためのガイドラインを取りまとめるなど、不良債権の最終処理を促進する...全文を見る |
○中津川委員 平成十一年の七月一日に出した金融検査マニュアルというのがありますね。あれによりますと、経営改善計画等の計画期間が原則としておおむね五年以内であり、計画の実現性が高いこと、ただし、経営改善計画等の計画期間が五年を超えおおむね十年以内となっている場合で云々と書いてあるん...全文を見る | ||
○中津川委員 実は、金融機関、都銀、地銀、信金、信組、百社ほどに私個人的に緊急アンケートを出したんですよ。 どんなアンケートかといいますと、政府は二、三年で不良債権処理を行うと言っていますが、金融機関への公的資金は投入が必要かとか、あるいは銀行の貸し渋りは今でも続いているか、...全文を見る | ||
○中津川委員 いや、現実にこうやってアンケートが、これは直前一週間のアンケートなので、銀行の方も、送ってきたのはなかなか勇気があると思うんですよね。 だけれども、金融庁から今答弁がありましたけれども、扱っている銀行、それから信用金庫、信用組合、地銀、小泉総理が二年、三年と言っ...全文を見る | ||
○中津川委員 今の御答弁の中で、金融機関独自が自己査定の基準をつくっているということをおっしゃいました。そうすると、金融機関が独自でつくるということは、もうこの段階でばらばらじゃないんですか。 | ||
○中津川委員 この金融検査マニュアルというのを読ませてもらいましたけれども、非常にわかりにくいですね。金融機関はどの程度これを理解しているか。専門の立場だからしっかりやっているというふうに期待はするのですけれども、とにかく今、金融機関そのものがもう大変な病気状態です。自分の頭のハ...全文を見る | ||
○中津川委員 こればかりちょっとやっていられませんので、次に移らせてもらいたいのですが、とにかく十年間、政策不況です。 それでまた、後で大臣とも例のごとく担保至上主義云々のことをやりたいと思うのですけれども、とにかく土地担保至上主義です。十年間政府は、土地を下げる政策をしてき...全文を見る | ||
○中津川委員 日本の国を支えているのは中小企業だという大臣の御認識、私も全くそこは同感なんですが、今、小泉総理が何か新しいことをやりそうだ、今までが余りにも悪かったからそれが目立つ。これから具体的なものに入って、具体的な形で表に出てくる。そのときに、あれ、こういうことだったのかと...全文を見る | ||
○中津川委員 今、大臣にとうとうと大変夢のある話をしていただいたんですが、大臣、それを実現するためには一つ欠けているんですよ。 それは、やはり中小企業、産業の育成というところで、融資の方法。前からいろいろ議論していますが、土地担保主義を廃止するよ、それからアメリカと同じように...全文を見る | ||
○中津川委員 もう大臣とも担保至上主義の廃止というのは何回もここで議論しまして、大臣の気持ちは十分伝わっているんですが、では、それを今度実行に移さなきゃしようがありません。大臣のお立場だからできるわけですから、私がやると、それをぜひ示してもらいたいというふうに思っているんです。 ...全文を見る | ||
11月06日 | 第153回国会 衆議院 経済産業委員会 第2号 議事録を見る | ○中津川委員 民主党の中津川博郷でございます。 中小企業対策の方のワーキングチームの事務局長をやっておりまして、きょうの四人の参考人の皆さんたちのお話、私も常日ごろ考えていること、また党を挙げて今やっていることに非常に具体的に参考になりました。何せ質問時間が限られております。...全文を見る |
○中津川委員 次に、都村参考人、それから鯉江参考人にお聞きしたいのであります。 今、金融機関、銀行初めもう自分の頭のハエを追えない状況だ。特に金融審査、特別審査、これが今始まって、もうひいひい言っている。それで、銀行の方も本当にもうこの数字をしっかり出さなきゃいかぬということ...全文を見る | ||
○中津川委員 今、参考人から、土地を上げてほしい、そんな言葉が聞かれましたが、実は、私ごとで恐縮なんですが、今度「正論」の十二月号に書いております。 土地を、とにかく地価を安定させなければ、不良債権処理、幾らRCCをつくったって同じなんですよね。処理をして、そしてまたふえる。...全文を見る | ||
○中津川委員 ありがとうございました。 | ||
12月05日 | 第153回国会 衆議院 経済産業委員会 第6号 議事録を見る | ○中津川委員 民主党の中津川でございます。 まず大臣に、今の日本経済の現況の認識をお聞かせ願いたいと思います。 |
○中津川委員 大臣、今デフレとおっしゃられましたが、私は資料を取り寄せて、主要経済指標、国内総支出の推移から個人消費から住宅投資から失業率から、全部見てみたのです。少しでも希望を持って見たいと思っているのですが、もうお先真っ暗でありますし、あらゆる経済指標は最悪ですね。 ここ...全文を見る | ||
○中津川委員 きょうは金融副大臣がお見えになっておりますので、同じことをお聞きしたいと思うのです。 大手銀行の九月の中間決算が出ました。それから来年の三月期の業績見通しも出ました。それで、二〇〇一年度の年間の不良債権処理に伴う損失は、大手十四行の予想の三・三倍の六兆四千四百七...全文を見る | ||
○中津川委員 銀行が何ら問題ないだなんてよく言えますね。びっくりしました。自己資本比率が一一%ちょっとあるから大丈夫だと。長銀がつぶれたときもそのぐらいの数字だったですよ。自己資本比率なんて、あんなものは帳簿のところをいじるので、そんなに信憑性はないのですよ。これをやっていたら切...全文を見る | ||
○中津川委員 今、新事業の創業が十八万社と言われましたが、廃業していくのが二十八万社あるのですね。 問題は、やる気があって、能力もあって、事業計画もしっかりしている、ないのは資金だ、この人たちにスタートのときに融資できるかどうか、これが問題なんですね。事業がスタートして、そし...全文を見る | ||
○中津川委員 保証協会が中小企業の経営者の立場に立っているのか、銀行の立場に立っているのか、そこが問題だと思うのです。銀行の立場に立っていると思われるような信用保証協会であるなら、こんなものは要らないわけでありまして、今副大臣が言われました、中小企業庁長官もしっかり言っておいたと...全文を見る | ||
○中津川委員 ぜひお願いしたいと思います。今、この条件変更というのが一つ私はキーポイントだと思いますので。何か金利を下げてもらうということをお願いすると非常に弱い立場になったような思いがあるわけですが、条件変更と堂々と言えばいいわけであります。ちゃんと金利は払って、その支払い期間...全文を見る | ||
○中津川委員 質問を終わります。 |