中西績介
なかにしせきすけ
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月28日 | 第87回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第2号 議事録を見る | ○中西(績)分科員 それでは、同和教育問題に関しまして、一、二の点から質問を申し上げたいと思います。 まず最初に、大臣の同和教育に関する基本的な姿勢についてお伺いをしたいと思いますが、いま論議されております予算の中で、同和に関する総額予算は二千二百六十五億、前年度の伸びからし...全文を見る |
○中西(績)分科員 社会教育面のそういうものだけでなしに、基本的に同和対策に対する姿勢がいまの答弁の中では明らかになっておりません。少なくとも差別をなくす、そのための具体的な対策というものをどう立てていくか、この点をより具体的に私は問うておるわけですから、いまのような、ただ社会教...全文を見る | ||
○中西(績)分科員 時間の関係がありますから……。 いまお答えになりました基本的人権、それから教育の機会均等、これを中心に据えて同和対策、特に同和教育を行っていく、こういうお考えのようです。ということになりますと、中学校の教科書の中にも幕藩体制の確立の中で身分制度などが具体的...全文を見る | ||
○中西(績)分科員 もう一度お尋ねしますけれども、この五十三年度二十二大学というのは、国公立ですか。 | ||
○中西(績)分科員 国立の教員養成大学で二十二大学。ですから、これはまだ半数に満ちていないということになるわけですね。さらにまた、教員資格取得のためには、その他大変な大学の数があるわけでありますから、まだ一部でしかない、こういうことになると思うのです。 そこで、教職の単位をと...全文を見る | ||
○中西(績)分科員 それに加えまして、教師の採用試験の受験をする側からいたしますと、採用試験をする側から、これらの問題について、同和教育に関して設定をしていただけば、そういう点についての深さを増してくると思いますね。ですから、この点どうでしょう、各県教委なりの指導の中に、やはり道...全文を見る | ||
○中西(績)分科員 この点は、上から押しつけるというわけには、大学にはできませんから、大学局長が答えたように、まだまだ年月のかかる問題だと思います。そうしますと、やはり受ける側から進んでこういう内容について学習するということの意味は、この同和教育を推進するに当たってまた大変意味が...全文を見る | ||
○中西(績)分科員 それはいつまとまるのですか。 | ||
○中西(績)分科員 できるだけ早くまとめていただきたいと思うのです。 次に、いま問題になっております加配の場合に、教員を配置するに当たって最も教育効果が上がるようにということでもって、一クラスの定数などについていろいろ手だてをしておるわけですね。この一クラスの生徒数、大体目標...全文を見る | ||
○中西(績)分科員 それじゃ、重ねてお聞きしますけれども、ということになりますと、それは三十名以下であり得るのですか。その点はどうなんですか。 | ||
○中西(績)分科員 それでは、各地区の実態によるわけですから、そうなりますと教育委員会なりが一定の実態に即応した要請をある程度文部省に報告をし、それをすれば将来的にはそれに対応するものとして配置ができるのですか。 | ||
○中西(績)分科員 逆にいっているわけですね。ですから、少なくとも一〇%なり何なりということでなくて、そういうたとえば一五%以上あるいは百名以上いる地域においては現在では一名、一名、プラス二名でしょう。そうでなくて、私は今度はクラスというものを単位にしてとらえなくてはならぬのでは...全文を見る | ||
○中西(績)分科員 なぜ私はそのことを申し上げるかと申しますと、小規模部落の散在地域、そういうところではこの一五%あるいは百名という基準になかなか達しないわけです。これが高等学校だとかいうところでもってした場合にはその可能性は出てくるのです、散在部落におきましても。そこに集中的に...全文を見る | ||
○中西(績)分科員 この点はぜひ検討していただきたいと思います。 そこで今度は、県が独自に負担をしている教員の数は正式にはどの程度になったか、トータルしてあるならお答えいただきたいと思います。 | ||
○中西(績)分科員 これでは具体的に、隠された数でなしに正確なものが出てくるとお考えですか。 | ||
○中西(績)分科員 これは正確の度合いを期すというのは、やはり将来的な展望というのがあればそれに対応して、そういうことであってはならないけれども、この調査をされる側としてはそれを正確にすることが将来的に予算面なり何なりで文部省からちゃんと裏づけがされるということがあれば正確になる...全文を見る | ||
○中西(績)分科員 それから次に高校の問題でありますけれども、高校の場合には現在のところまだこの加配というのは全然ありません。ところが、もう時間がありませんから申し上げることはできませんが、この教育困難度というのは、学校格差がますます拡大をされまして大変拡大をされておる。このこと...全文を見る | ||
○中西(績)分科員 それで、現在私たちが調査しておる中でも約三百四十名近く県で負担をして配置をしておると言われています。この点、やはり凝縮されたものが地域で特定の学校に、私立学校だとかあるいは職業高校に、同和地区の子どもたちあるいは同和奨学生が集中しておるという状況があります。で...全文を見る | ||
○中西(績)分科員 もう時間がありませんから意見だけ申し上げておきますが、奨学金を受給しておる生徒の数だとか、あるいは、その地域にたとえば一定の学区があるわけですから、私立学校の場合学区はありませんけれども、おおよその通学地域というのはあるわけですから、そういう地域で登録されてお...全文を見る | ||
○中西(績)分科員 終わります。 | ||
03月01日 | 第87回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第3号 議事録を見る | ○中西(績)分科員 まず最初に、環境庁にお伺いいたしますけれども、航空機騒音に係る環境基準、この中間改善目標達成状況について、七八年の十二月二十六日、五年にわたる改善達成期間になっておるわけでありますけれども、この点についての把握はいたしておりますか。 |
○中西(績)分科員 そういたしますと、民間空港に関しては問題はあるにいたしましても、一応の達成を果たしたと見るべきかどうかですね。 あわせまして、自衛隊については目標達成、現状からいたしますとずいぶんおくれておるという認識に立ってよろしいですか。 | ||
○中西(績)分科員 その五十四年度、一応達成の目標だと言いますけれども、そうなりますと、民間空港と自衛隊基地間におきまして対策上に大きな差が出てきておるということをお認めになっているわけですね。この点どうでしょう。 | ||
○中西(績)分科員 その差は、一応大まかなところでは差異はないと言うけれども、内容的につぶさに検討すると差異が生じておる、こういう言い方のようでありますけれども、ただ、一つ、環境庁の方から防衛庁の方に出された、中間改善目標の達成についてというこの二月二十六日付の文書を見てみますと...全文を見る | ||
○中西(績)分科員 そこで、私なりから見れば、そのように差異が出ておることも事実でありますし、私は具体的に指摘をしたいと思いますのは、その達成されたパーセントなどを見てみましてもきわめて差があると言わざるを得ません。特に、民間の場合には、悪いところでも五〇%をはるかに超えておるに...全文を見る | ||
○中西(績)分科員 音源対策でこの措置が民間が進んでおるという言い方のようでありますけれども、この点は確かに数字的には認めるにいたしましても、いままでの取り組みの姿勢なりそういう中におきまして、いろいろ問題があったのではないかと私は思います。ですから、重ねてお伺いをいたしますけれ...全文を見る | ||
○中西(績)分科員 そうしますと、昨年来私が指摘をしておりますF4EJ、いわゆるファントムの配備されました築城におきまして、環境基準を達成するためには地域におけるコンターを作成しなくちゃならぬと思うのですけれども、これはでき上がったわけですか。この点どうなのです。 | ||
○中西(績)分科員 それはいつごろになるつもりですか。 | ||
○中西(績)分科員 それは年度内ということで理解をしてよろしいですか。 | ||
○中西(績)分科員 一応この問題については上がってこないというところにやはり問題が一つはあるわけでありますから、この点については早急に地元と打ち合わせをしていただいて確定をしていただきたいと思うのですね。 そこで問題になります騒音について、発生源の対策がどうなされておるのかと...全文を見る | ||
○中西(績)分科員 いま言われましたように、発生源対策はなかなか効果が上がらないと言っておられますけれども、何と申しましても努力をしないと、なかなか発進等において――機種はさらに強力なものになっていく可能性すらあるわけですから、ここをどう抑えていくかというのが私は大変重要じゃない...全文を見る | ||
○中西(績)分科員 そうなりますと、データが出ないということになると、防音堤についてもなぜ他の基地にこれを適用しないかというのは、そのデータ自身がないからやったって効果がないということを意味するんですか。そういうふうにとらざるを得なくなってくるんです。あるいは防音林にしましても、...全文を見る | ||
○中西(績)分科員 これは時間がありませんから、また後で聞かしていただきますけれども、この点はきわめて重大な関心を持たなくちゃならない点だろうと私は思いますね。全般的に測定しても、なおかつそれができない、総合的に測定が非常に困難だ。ということになると、これは何のためにということに...全文を見る | ||
○中西(績)分科員 七一%というのは、年度で申しますと五十二年度、この時期に幾らやられたのか。私たちが記憶いたしておりますのは五十一年度で百七十、五十二年度で四百程度実施したと聞いています。それから以降約九カ月間程度でどの程度になっておるのか、この点明らかにしてください。五十二年...全文を見る | ||
○中西(績)分科員 昨年この場でいろいろお聞きした際の数字とことしの発表ではもうすでに違いがある。そのことはよろしいとしまして、そこで、このように対策は相当進んでおりますけれども、これから以降問題になりますのは、一室あるいは家族人員の多いところで二室というのを全室に向けてやろうと...全文を見る | ||
○中西(績)分科員 時間がございませんから、この点については早急にやっていただきたいと思いますが、ただ、一つ学校の問題で、あわせまして長官の決意のほどをお伺いしたいと思います。 いままで述べてきたところからいたしますと、防衛庁の示す案からいたしましても一年おくれで進行しておる...全文を見る | ||
○中西(績)分科員 終わります。 | ||
03月15日 | 第87回国会 衆議院 本会議 第14号 議事録を見る | ○中西績介君 私は、日本社会党を代表して、ただいま趣旨説明のありました放送大学学園法案に関しての質問をいたします。 その第一は、この大学は、学校教育法体系の大学なのか、または成人教育、生涯教育機関としての大学講座的各種学校なのかということであります。 もちろん、政府は学校...全文を見る |
04月27日 | 第87回国会 衆議院 文教委員会 第8号 議事録を見る | ○中西(績)委員 オリンピック記念青少年総合センターの解散に関する法律案提案の理由の中に幾つも理由が挙げられています。それとオリンピック記念青少年総合センターについての構想が出されておるわけでありますけれども、この提案理由の中を見ますと、「近年の社会構造の急激な変化に伴い、青少年...全文を見る |
○中西(績)委員 そういたしますと、この改善案の中身を御存じであるということは、この改善案はいま皆さんが提案をしておる「青少年のための研修機能を一層充実強化することが必要とされる」という理由に合致するかどうか。どうでしょうか。 | ||
○中西(績)委員 そうすると、一点目の問題については、一応この内容等をある程度充実強化していけばそれに沿うということで確認したいと思うのですが、よろしいですね。この内容はある程度それを具備しているということを……。 | ||
○中西(績)委員 後段の分についてはまた後でお聞きしますが、一応充実をするという面からの提案については理解しているということですね。 そこで、二点目に、「全国的な観点から、青少年教育指導者に対する研修、青少年教育に関する施設及び団体の連携の促進、青少年教育に関する調査研究等を...全文を見る | ||
○中西(績)委員 それは技術的なことです。それをよりうまく活用するとかなんとかという問題については、あなたが後段に申されていることについては、これはあくまでも技術的なことであるし、皆さんが注意をすればできることなんですね。 いままでそこに力を注いでおらなかったからそれができな...全文を見る | ||
○中西(績)委員 いま言われたことは、三番目の理由の特殊法人の整理合理化というものとあわせ考えるということなんだけれども、そういうことを抜きにして、いまの特殊法人としてあるこのセンターが、いま皆さんが言われる一、二の提案、そしてしかも私が指摘をしているように二の提案の中のこの部分...全文を見る | ||
○中西(績)委員 いままでサボっておって余りやらずに、今度はこの三番目の理由とくっつけるためにこういうことを意図したのと違うのですか。 | ||
○中西(績)委員 理由は後でつければ幾らでもつくので、そういう感じがしてならないわけなんですね。 それでは、こういう提起の仕方ではなくて、それが必要でなおかつ重要であるというなら、少なくともなぜ事前にそういう案をつくって出さなかったのか。そして、しかも、新たに別個にどこかに新...全文を見る | ||
○中西(績)委員 いま聞けば聞くほどそれをいま目指しておる。ここにありますように、「研修機能を一層充実強化する」こと、それから「団体の連携の促進」あるいは「調査研究等を行う中核的な機関の設置」の、この二つの大きな理由を挙げておるのですけれども、いまの答弁からすると、これをするため...全文を見る | ||
○中西(績)委員 それじゃ確認しますよ。 いま大臣が言われましたね。全国にそういう青少年のためのいろいろな施設というものができ上がってきた、だからそれを統括するのに必要なものとしてこれをつくったということで確認していいですか。——大臣だ。大臣だ。大臣がいま答えたから大臣に聞い...全文を見る | ||
○中西(績)委員 時間が来たようですからこれで打ち切りますけれども、あと継続して大臣にまたお聞かせ願いたいと思います。 | ||
○中西(績)委員 先ほどの答弁の中で、大臣は、統括をするということを改めまして連絡、協力という表現に置きかえたようでありますけれども、これはどうしてですか。最初に言われたことを誤りだというのですか。それとも内容的に十分でなかったということを意味しているのですか。どちらですか。 | ||
○中西(績)委員 全国に十三ある青年の家あるいは三つある少年自然の家、こういうたくさんあるものの中心的な役割りを果たす、こういうことで理解をしてよろしいですね。 | ||
○中西(績)委員 ということになれば、すべてが国立であるがゆえにこれも国立でなくてはならぬ、直轄でなくてはならぬということに起因するのですか。そういうふうにつながるわけですか。 | ||
○中西(績)委員 いま話を聞けば聞くほど次々にいろいろな理由が加わってくるわけです。その理由を聞いていますと、先ほどから申し上げているように、それをある程度統括して中心的な役割りを果たすものがぜひ必要なんだということを強調しておるわけですから、この最初にある従来のセンターが果たし...全文を見る | ||
○中西(績)委員 分けてやると言うけれども、分けているのじゃなくて、あなたたちがちゃんとそのように書いてあるから、それを一つずつわかりやすく整理をしてみるとそうなるのじゃないですか。こういうことを私は言っているのであって、わざわざ分けているのじゃないですよ。皆さんが書いているから...全文を見る | ||
○中西(績)委員 委員長、私は政府委員に注意をしていただきたいと思うのですよ。質問する内容については一言も答えずに、べらべらべらべらとほかのことばかり答えているのですよ。時間がかかってしようがないのです。決められた時間内ですから、調査した資料があるならお出しくださいと私は言ってい...全文を見る | ||
○中西(績)委員 それはだれが考えたのですか。 | ||
○中西(績)委員 それはだれが考えたのか。いまあなたは考えたと言うから、だれが考えたのか、あるいはだれがそういうことを決めたのか、このことが重要なんで、ほかに言う必要はないのです。簡明に答えてください。 | ||
○中西(績)委員 そうなりますと、文部省がそのように直轄にした方が先ほどからあなたが言っておる研修が強化をされる、あるいは教育面で効果が上がるということを認識をし、方向づけをしただけなんであって、では、利用者だとかあるいはそこで働いておる人たちの意見は聞きましたか。 | ||
○中西(績)委員 それでは、昨年百万人の使用者がいたということはおわかりですね。どうですか。 | ||
○中西(績)委員 その内容を分析していますか。 先ほどあなたがおっしゃった青少年団体などの意見によれば、充実方策としてそういう機関が必要だということを言っていますね。あなたはそうおっしゃった。ところが、そのことを受けた文部省はそういう方向づけなりそういうことをやっていったと言...全文を見る | ||
○中西(績)委員 私が聞いておるのはそんなことではなくて、百万人の使用した人たちの後の追跡調査なり何なりをしているかということです。あなたの言によると、たくさんの人から、大部分の人たちからそういうふうに直轄にしてくれという要求があったのですからね。 それでは、その青少年団体と...全文を見る | ||
○中西(績)委員 そうしますと、その方たちが昨年そこで使用した数は何ぼですか。何人ですか。 | ||
○中西(績)委員 そこで、私が先ほどから申し上げておるように、百万人が使用しました。ところが、いまあなたがおっしゃったのは青少年総合センター拡充推進青少年団体委員会というものであろうと思いますが、それに加盟をしておるのが二十七団体ということでしょう。そうしますと、たとえばその方た...全文を見る | ||
○中西(績)委員 直轄にしたときの危惧あるいは問題、これがすでにこの十三に上る青年の家だとかなんとかでみんな知っているのですよ。だから、もしそれを直轄にすることがよろしいなら、その認識をするのだったらみんな反対をするわけはないでしょう。賛成をするはずなんです。 では、反対をす...全文を見る | ||
○中西(績)委員 いま青年の家とは違うという言い方をしておりますけれども、青年の家がなぜいま問題になっているかという、その中身はおわかりですか。わかっているかわかっていないかだけ聞きます。 | ||
○中西(績)委員 非常にたくさんの制限条項があるということですね。また、そこを使いたいと思っても、何々団体に所属するとかいろいろなことを全部挙げていくとだめだということになるわけです。 ですから、制限条項が多過ぎてそれは使えないということになるのですね。そう私は理解をしている...全文を見る | ||
○中西(績)委員 使いたいという人を制限するからそこには行けない人がいるということを私は聞いているのであって、使いたいという人、それをよろしいという人はいいです。問題は、そこに制限があるからこそ青年の家というのは特殊なものになっておるわけです。 だから、いま私がなぜこのことを...全文を見る | ||
○中西(績)委員 そうなればなるほど、そうであればあるほど、直轄にする必要というものがだんだん薄らいでくるわけですね。直轄にせずとも、そういうものはそういうものであってよろしいわけですから、それはちゃんと残しておいて、そしてあなたたちがどうしても直轄的なもので都市型のものが必要な...全文を見る | ||
○中西(績)委員 いま言ったことの中からは納得するような理由は何もないですよ。 先ほどからいろいろ言っておるけれども、ではもう一つ三番目の問題について言うと、「特殊法人の整理合理化の要請にこたえるため、オリンピック記念青少年総合センターを解散し、」そして直轄にするということを...全文を見る | ||
○中西(績)委員 国がやる方が大変ふさわしいということを強調しましたが、これはちょっと後に残します。 いま三番目に入りましたから、その問題をちょっとお聞きします。 いまあなたが言われましたように、特殊法人を廃止して国の直轄にするということになるわけでありますけれども、そう...全文を見る | ||
○中西(績)委員 こちらの問いに対して簡単に答えてくださいね。 いまあなたが言われました臨時行政調査会の答申の中身は三点ほどありましたが、それに該当しますか。 | ||
○中西(績)委員 そうしますと、その後の社会的な変化ということを言われましたけれども、少なくともこれをする場合には、目的を達成したとかあるいは社会的な変化だとかいうことが——これ以外にも挙げられると思うのですが、社会的変化と言うけれども、むしろこれを重要視されておるということはお...全文を見る | ||
○中西(績)委員 答弁にならぬことを答えてもらっては困るのです。 私が言っているのは、この三つの条件の中には入らない、当たらない、今度の特殊法人を廃止するということの条件にはならない、ということになれば、あなたは先ほど、社会的な変化だとか、そういうものに対応しなくちゃならぬと...全文を見る | ||
○中西(績)委員 ということになりますと、解散をする理由というものはここには何も見当たらないと私は思うのですが、それはどうですか。 | ||
○中西(績)委員 いまあなたの言われたことは、第三の解散をするという理由ですね。 いわゆる特殊法人を存続していく、維持していくということ、それをつぶさなくてはならぬという理由にはならぬでしょうと私は言っているのだから、その理由はそこにはないと言ってもらわなければ困るんだ。あな...全文を見る | ||
○中西(績)委員 調査会がやった三項にも適応していない。あなたが指摘をした社会的変化という面からしても、特殊法人をいまことさらにつぶす必要はない。ますます重要性が増していっておるからね。数はどんどんふえてくるし、それはちっともない。そういう点から言うと、この面だけに限って言うなら...全文を見る | ||
○中西(績)委員 だから、ぼくはわざわざしぼって質問をしているのですよ。はっきりしなきゃいかぬ。 社会的な変化というものがある、そしてそれは必要なんだとあなたは言っている。いままで来た経緯からしましても、百万人を超えるものがさらに百十万、百二十万になっていくだろう。そのことだ...全文を見る | ||
○中西(績)委員 これは答弁になっていないと私は思うのです。時間が制限されている中で幾ら言ったって、あなたはそれを知っていてやっているから私は腹立たしくなるのですよ。 いずれにしても、そういう社会的な要求がますます強まってくることは事実なんです。だから、そのことだけによれば第...全文を見る | ||
○中西(績)委員 だから、国公立にした方がより効果があるという、それは何と何ですか。 | ||
○中西(績)委員 それで、最初から私が言っているように、この二のところは充実強化をすることが一つと、もう一つは社会教育局なり何なりがやればできることじゃないかと私は言っているのです。それをいままであなたたちはサボってきたのじゃないか。そうじゃないですか。 | ||
○中西(績)委員 たとえば調査研究なんというようなものは、これは社会教育局がやろうとここがやろうと同じだと思いますよ。屋上屋を重ねることなのだ。 先ほどからあなたが言う連絡だとかいろいろな交流だとかいうのは、文部省が直轄をせずとも、そういうことについては具体的にできますよ。む...全文を見る | ||
○中西(績)委員 だから、私が提言をしているように、飛躍的に発展をするということになれば、むしろいまのセンターを維持し、そして拡大をしていき、古びている宿舎があるならそれを改造して集中管理をする方式だとか、それはいろいろありますよ。それは先ほどから私が言うように、組合が提言してい...全文を見る | ||
○中西(績)委員 そういう特殊法人によるそういう施設なり何なりがあって、多様化し高度化したものに対応してこれは社会的に必要なんだと皆さんは言っているわけですから、これをするとすれば、そういうものがチャンスではなしにむしろおたくはつぶしてしまって、同じ人員でさらに今度はたくさんのそ...全文を見る | ||
○中西(績)委員 これは改善をするということをあなたはおっしゃるけれども、先ほどから指摘をしているように、私はこれにずいぶん時間をかけましたけれども、一つ一つずっと取り上げてまいりますと、強化をしなければならぬ、拡充をしなければならぬ、飛躍的発展をしなければならぬとあなたたちは言...全文を見る | ||
○中西(績)委員 そうしますと、その中に、「職員は、特殊法人として存続することを強く希望しているので、労働者の犠牲を伴うような改組が行なわれないよう極力努力する。」ということを言っているわけですね。それでそういうことを聞いたとおっしゃいますけれども、では今回の場合にはこの文言とど...全文を見る | ||
○中西(績)委員 そうしますと、犠牲が伴わないということを確認してよろしいですか。 | ||
○中西(績)委員 犠牲という意味は、「特殊法人として存続することを強く希望しているので、労働者の犠牲を伴うような改組が行なわれないよう」ということになっていますから、これを尊重するということになれば、雇用関係だけではなくて他のいろいろな問題等もございますけれども、それが犠牲、本人...全文を見る | ||
○中西(績)委員 私は細かく聞く気持ちはありません。というのは、私は労働組合の労働者ではないわけですから……。ですから、こういうものがあるけれども犠牲を伴わないという、この文言は達成できるように努力はするのですか。 | ||
○中西(績)委員 私は給与などと言っているわけじゃありません。犠牲になるものはすべて——だから私は犠牲ということをお聞きしたわけなんで、そういう一切のものについて、これはなくすように努力をする、こういうようにとってよろしいですか。大臣。 | ||
○中西(績)委員 それでは、大臣の、そういうことのないように最大限努力をするということの、その言葉をもって私たちも承服をするわけでありますけれども、後になって変にこじれたりあるいは逃げたりということはしないようにしてほしいと思いますが、よろしいですね。 | ||
○中西(績)委員 そこで、一点だけ聞きます。 先ほど答弁の中に大変な問題がありました。それは国がやることが最高のような言い方をしたわけでありますけれども、これは大変な問題があると思いますので指摘だけをします。 特に今回の場合、これはただ単にオリンピックセンターだけでなしに...全文を見る | ||
○中西(績)委員 終わります。 | ||
05月25日 | 第87回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第6号 議事録を見る | ○中西(績)委員長代理 野村光雄君。 |