中西績介

なかにしせきすけ



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中西績介の1981年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月25日第94回国会 衆議院 文教委員会 第2号
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○中西(績)委員 先ほど私立大学の問題について出ておりまして、これらの問題とかかわりがございますが、時間が大変短うございますので、簡略に質問を申し上げますので、お答えの方も、できれば長々としていただかなくて、適宜行っていただきますようお願いを申し上げながら、質問を申し上げたいと存...全文を見る
○中西(績)委員 このように私学助成が伸びる、目標の五〇%をいち早く達成するという、このことについては私たちも賛成であります。ただ問題は、昨今、私立大学の中においてはいろいろ多くの問題が出ています。特に近年においては、医科大学あるいは歯科大学等において非常に多く問題が出ております...全文を見る
○中西(績)委員 それでは、会計検査院おいででしょう。——会計検査院が先般調査に入られたということでありますので、その結果を発表してください。いまの点だけでよろしいです。
○中西(績)委員 もう一つ、医学部だけでもよろしいから、これについて言ってください。
○中西(績)委員 いま言われた点からいたしますと、文部省に上げられた資料並びに長木学長が呼ばれて、そこで明らかにした中身、全然違いますね。この点おわかりですか、違うということだけ。
○中西(績)委員 ところが、今度は北里大学が近来になって明らかにしたものはまた違うんですね。違いがあるのです。たとえば学債を一つ取り上げてみますと、五十四年度は十三億四千万円、こう言っています。あるいは五十五年度は十一億一千三百万円と言っています。ところが、先ほど学債を見ましても...全文を見る
○中西(績)委員 それは、どこで調べられ、どこで確認したのですか、簡単に。
○中西(績)委員 その点も、これは違うんですね。  会計検査院、この点はどうですか。
○中西(績)委員 その事実があり、そして内容については、私たちが調べたのとはうんと差があるんですね。少なくとも五十四年度は十九億、五十五年度は二十一億、こういう裏口座があるということになっています。ですから、この十九億と二十一億を合わせますと四十億あるのです。発表されたのは三十二...全文を見る
○中西(績)委員 いま入学問題について出てまいりましたけれども、指摘をされました試験の前だとかあるいは一次試験、二次試験にわたってやる際の途中の過程でこうした問題があった。  文部省は、一五十二年九月七日、管理局長あるいは大学局長連名で「私立大学医・歯学部における入学に関する寄...全文を見る
○中西(績)委員 これは、これを出したときには、どういうつもりで出したのですか。この通知を出したのは、いろいろ多くの問題が派生してしょうがないから、これを出したのです。注意を喚起したんですね。ところが、文部省に報告されている面だけを見ましても、たとえば五十二年の寄付金を見ますと、...全文を見る
○中西(績)委員 ところが実際には、そういう問題がありながら、全然そのことが追及されずに、一番いい例が、五十二年を見ていただくと一番いいと思うのですが、これを見ますと、そうした寄付なんかはしてはならない、また、それを入学の前提にしてはならぬということを全部これに詳しく書いています...全文を見る
○中西(績)委員 土地を見ますと、こういうふうになっていますよ。大体七筆に分かれています。その七筆のうちの一と五は別であります。その中の二、三、四、六、七というのが北里大学の手にあったものであります。これは相模原市の開発公社から北里学園が入手したものなんですね。その際の言い分が、...全文を見る
○中西(績)委員 そこでもう二つ、私は言いたいと思うのです。  今度は、これはまた大変なことですけれども、財団法人ヘルスサイエンスセンターというのがございます。このヘルスサイエンスセンターを見ますと、これまた北里学園の理事の連中が役員なのです。さっき申し上げましたように、これに...全文を見る
○中西(績)委員 それで私は、問題として提起しながら確認したいと思いますのは、こうした学校法人の場合、たくさんのお金を多くの皆さんから、はなはだしいのを見ますと、最高額は五十四年が三千万円、五十五年は四千万円ですよ、だから、従前からあれほど問題になっておったものを、こうして平気で...全文を見る
○中西(績)委員 公開をしなければいかぬと思うんですよ。これから後、各大学が全部そういうように問題になって残っていくわけですから、その点を聞いておるわけです。するつもりがあるのかないのか、大臣。
○中西(績)委員 これは理事会だって、あるいはいろいろなところで全部やられまして報告はされるわけですから、国がわざわざ助成金なり補助金を出しているにもかかわらず、われわれがそれを知りたいと言っても、それはだめですよという文書が来ておるということになると、これはいけないと言うのです...全文を見る
○中西(績)委員 それでは、もう時間がございませんから、もう一つだけ聞きます。  学債は、卒業後返済をされておるかどうか、調べたことがございますか。
○中西(績)委員 この点、問題として残します。  最後に、いまこれを見ますと、大体八〇%程度は医師の子弟が入っています。ですから、世襲制になり、しかも、こうして金のある人だけが入るという結果になっていますね。さっき申し上げたように、最高三千万から四千万という、普通一般ではとうて...全文を見る
○中西(績)委員 時間が参りましたので、この次は指摘がありましたように、金曜日にありますので、そこでもう少し追及をしていきたいと思いますけれども、私は、問題提起を一つだけしておきます。  それは、こうした事態が起こってくるのは、教学の経費、いままでずっと私が文教委員になってから...全文を見る
02月27日第94回国会 衆議院 文教委員会 第3号
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○中西(績)委員 私は、先日に引き続きまして、問題になっておりました私立医科大学北里大学の問題について、二、三の点について確認をしておきたいと思いますので、お答えをいただきたいと思います。  その一つは、私、先般も問題にいたしましたが、北里大学に対する貸付金額の問題について、私...全文を見る
○中西(績)委員 慣行と言うけれども、少なくとも国の財政なりを消費するということになれば、当然私たちが、ここで正式にその内容を熟知した上で正しいものであるかどうかを論議する必要があると思うのです。しかも、他に転用するとかなんとかいう問題よりも、流れの中でも明らかでありますように、...全文を見る
○中西(績)委員 検討だとか――わかっているから、もう資料は要らないのだ。しかし、こうした手続上の問題でいろいろトラブルがあるのです。特に文部省の場合には示せない資料がたくさんあります。定数問題等につきましても、私たちが言っても出さない。だから、じゃ委員会で正式なものにしてという...全文を見る
○中西(績)委員 後刻理事会でやるような問題でもないと思うのですけれども、理事会でそう決まったようでありますから、一応置きまして、次の質問に入ります。しかし、私としては、こういう問題こそ明るくするためにも、当然提出をさるべき資料だと思います。  それでは、次にお聞きをいたします...全文を見る
○中西(績)委員 いまお聞きをしますと、確かに通達にあるように合格をした後に云々ということでありますけれども、実際にはそうでなくて、この点は文部省が大分ごまかされておりますから、この点は再度明らかにしていただきたいと思います。いまのようなことでは私は納得ができません。この内容を聞...全文を見る
○中西(績)委員 したがって、入試につきましても、問題は、やっているところに経理部長が出てくるということになれば、まさに教学の第一義的なものは失われてしまって、経営が至上主義になって前面に出てくるという結果になってきます。機構の上からもそうなっていますよ。これはいかに大学局長が、...全文を見る
○中西(績)委員 そうなりますと、寄付金に改定をするということになれば、当然、これは返ってないということになるわけですから、これはもう大変な――子を預って、それをカタにして詐欺的な行為を行っておるということになるわけであります。私が昨日申し上げました裏金の四十億というこの隠し金、...全文を見る
○中西(績)委員 そうなってまいりますと、この五十二年に出されました通達、これが全然守られてないということがはっきりしたわけであります。  それともう一つ大事なことは、一昨日この委員会で指摘いたしました北里ハイツの問題あるいはヘルスサイエンスセンターの問題、北里スイミングスクー...全文を見る
○中西(績)委員 これからどうするのかということですから、いままでの経過はもうわかりましたから、簡単に答えていただきたいと思ったのですが……。  ただ問題は、こうした新しくできた私立の医科大学の場合に、絶えず他の学校よりもということが作用いたしまして、際限なく拡大をしていくわけ...全文を見る
○中西(績)委員 そのようにもう一度、その内容の再検討と公正な措置がとられるよう、そして、この問題については厳正に対処していただくことを最後に要求をいたします。  そこでもう一つ、私は、今度は地方ローカル線問題について一点だけお伺いしたいと思うのです。  先般私たちは、二十三...全文を見る
○中西(績)委員 今度の文部大臣の所信表明の一ページ目の四行目から五行目にかけて「国民の生涯の各時期における課題に即して教育の機能を充実し、創造力に富み、心の温かさと社会的な連帯意識を有し、」云々ということになっていますね。この文章をより具体的に実現するためには――ただ単に国鉄の...全文を見る
○中西(績)委員 総理にもやるわけですね。
○中西(績)委員 では次に、女子教育の問題について質問を申し上げたいと思います。  まず、外務省にお聞きしますけれども、婦人の地位については「婦人に対するあらゆる形態の差別の撤廃に関する条約」として、八〇年七月、コペンハーゲン国際婦人十年の会議で署名をいたしました。その結果、国...全文を見る
○中西(績)委員 外務省の考え方はわかりましたけれども、そこで、この中身を見てみますと「この条約の締約国は、」から始まりまして、いろいろ示されています。特に「婦人に対する差別は、権利の平等の原則及び人間の尊厳の尊重の原則に違反するものであり、」云々と、ずっと述べられまして、途中の...全文を見る
○中西(績)委員 いま言われましたように、法的な措置をとるようにということで各省庁に対しての働きかけをいたしておるようでありますから、次は第五条の(b)、この点はどうなっていますか。
○中西(績)委員 次が十条、教育の分野ですが、(b)と(c)を御説明いただきたいと思います。
○中西(績)委員 あと雇用の問題がございますけれども一時間がちょっと足りないようでありますから、雇用の問題についても、やはり同じように男女それぞれ特性を認めて、性別で役割り分担をするということのないようにこの点は示しておるものと思いますし、この点をひとつ前提にしまして私は次の質問...全文を見る
○中西(績)委員 それを確認した上で、その次に入ります。  ところが実態は、まだまだ多くの問題を残しております。差別があるということを、私たちは確認せざるを得ません。たとえば私、ここでは就職の問題について、労働省にまず第一に数だけでいいですから簡単にお答えいただきたいと思うので...全文を見る
○中西(績)委員 もう一つお聞かせいただきたいと思いますのは、賃金の問題であります。  賃金は、私が住んでおる福岡におきましては、もう大変に低くて、ここで申し上げることが恥ずかしいくらいの低さであります。  そこで、なぜそのような実態が出ておるかといいますと、やはりパートが非...全文を見る
○中西(績)委員 いま私は、就労者の問題と賃金問題の二つだけに詰めて質問いたしましたけれども、いまの答弁を聞いておりますと、やはり依然としてこういう面でも女性が低い位置に置かれているということは明らかであります。  そこで、非常に問題になっている面が一つございます。先ほど外務省...全文を見る
○中西(績)委員 そこで、文部省にお聞きしますけれども、条約に示されておる幾つかの例を項目として挙げながら、私は、外務省からその見解をお聞きしました。ところが、それに対しては、初中局長は十分承知をしておる――そしていま、こうして出ておるいろんな問題等については、文部省はこの実態を...全文を見る
○中西(績)委員 私の質問に対して焦点を合わしてくださいよ。たとえば勧奨の問題で五十五歳でやめようが――その場合の、最初に答えた答弁などというものは、これはもう実にけしからぬですよ、ああいうことを言っているのは。むちゃくちゃなことを言っているんですよ。そういうことを自覚もせぬで、...全文を見る
○中西(績)委員 いまの答弁を聞いていますと、先ほど出ました条約の中身を、先ほどは十分承知をしておるということだったけれども、承知はしていませんね。あくまでも女性なり男性なりの特性云々ということを依然として言い続けておるということはもう大変なことです。この点、外務省はどうでしょう...全文を見る
○中西(績)委員 問題は、批准をする意思があるのですか。
○中西(績)委員 批准をする意思があれば、その特性等について一定の見解を持たなくてはならぬと思いますね。そうしなければ、これを認める以上、批准をしようにも批准をすることができなくなるわけです。ですから、この点が一番問題になってくると私は思います。特性を言うなら、いつまでたっても批...全文を見る
○中西(績)委員 一定の期間、五年後ということでありましたけれども、これは先ほどから私が主張するように、特性というものを認めれば、これはどうすり合わせをしようたって、調整をしようたってできないことです。その特性というものをどう理解をしているかというのが大変問題であります。  そ...全文を見る
○中西(績)委員 それでは、もう一つだけ例を申し上げましょう。これは文部省に聞きます。中学校の技術・家庭科では、教育課程の基準を改善する際に指定領域が明記されています。これは私は大変不平等だと思うわけです。「男子向き」にどうだとか「女子向き」にどうだというような言葉すらもまだ依然...全文を見る
○中西(績)委員 大変問題のある発言が連続してくるわけですね。  外務省にお聞きしますけれども、先ほどおたくの方は、まだまだそういう点についての十分な検討がされておらないということを言いましたけれども、女子だけどうして高等学校で四単位を必修させるのですか、家庭一般を必修させてい...全文を見る
○中西(績)委員 それで私は、先ほどこの条約の中身、そして、これを批准はするのかと言ったら、するのだということで二条の(a)、(b)、そして五条の(b)、さらに十条の(B)、(c)というのをわざわざ挙げて言ったのは、これを全部総括的にあわせ考えたら、いまのみたいな文部省の言うよう...全文を見る
○中西(績)委員 それなら要らぬ、やめてください。  大臣から申されると思いますがと言うなら要りませんから、大臣からお答えしてください。私、大臣を指名している。初中局長を指名しているのじゃありませんから。それは後にしてください。
○中西(績)委員 もう時間がありませんから、反論する時間が余りありませんけれども、いま初中局長が言いましたように、指定領域というものを一々指定して、男子はこれをしなければならぬ、女子はこれをしなければならぬ、乗り入れをしてと言うけれども、どこで乗り入れられますか、たった一つじゃな...全文を見る
○中西(績)委員 そうすると、これはまだ十分な討論をしていないし、これからだということですか。その辺確認しますが、よろしいですか。
○中西(績)委員 批准をするという態度はあるわけでありますから、この点は早急に調整をするならする、しかし、先ほどからのように、一つの既成概念をつくってやられるということになると、大変なことですから、ひとつ注意をして、文部省並びに外務省で調整をしてください。  時間がありませんか...全文を見る
○中西(績)委員 最後になりますけれども、目標を大体どの程度に置いてその作業を――これはゆっくりやれば、五年間くらいということが先ほどもちょっと出ましたから、そんなに悠長に構えておれる問題なのかどうか、外務省の方、先にちょっとお答えください。
○中西(績)委員 文部省の方はどうなんですか。なるべく早くですか。  外務省、五年以内ということは、なるべく早くのうちには入らぬですよ。五年といったら早いうちではないですよ。計画を立てるときでも、五年というのは中期ですよ。短期じゃありませんよ。その点だけはちゃんとしていなければ...全文を見る
○中西(績)委員 最後です。  大臣、いま指摘をしましたように、幾つもの教科書の問題につきましても、あるいは制度上の問題にしましても、多くの問題があるということはお気づきいただけたと思います。したがって、いま外務省が答弁されましたように、早い時期にこの点はぜひ実施できるように、...全文を見る
02月28日第94回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号
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○中西(績)分科員 私は、近年各地におきまして大きく問題になっております暴力団の抗争などについてお聞きをしたいと存じます。  大臣も御存じのように、暴力団の義理も何もない陰湿な抗争、散弾銃あるいはピストル乱射などと射殺事件が全国的に相次いで起こっております。その結果は、市民の生...全文を見る
○中西(績)分科員 いま大臣お答えになりましたように、直接的に各自治体がこうした行事なりあるいは決議なりを上げるためのあるいは具体的な行動を起こすための手だてというものが行われておらないということになれば、これはできないということですか、しないということですか。その点どうなんでし...全文を見る
○中西(績)分科員 そうしますと、もう一つの面では、議会においては、ある程度私たち承知しておるところでは、相当の数のものがその対策を急げということの決議などは上げておるようであります。この点どうでしょう。
○中西(績)分科員 そういたしますと、自治省としては、いま大臣ちょっとお答えいただきましたように、警察なりそういう機関の取り締まりということでもって、各地方自治体における行政の方からの取り締まりを援助するとか、あるいはそういう行動を起こすための具体的な措置をするとか、こういうこと...全文を見る
○中西(績)分科員 私がこのことを提起申し上げるのは、類推をいたしますと、暴力団の結社など行われた場合に、政治家が賛同署名をしている事実があるのです。国会議員もあり、県知事、市長、地方議会議員、それぞれが入っているのですよ。賛同署名をして、しかもそれが回状みたいにして回されておる...全文を見る
○中西(績)分科員 そのようにいま行われておるのが暴力追放推進委員会だとか協議会だとか、ほとんどそういう市民的な団体によって行われる。そうしますと、そこには会長さんなりがおって、その方たちがいままでの経過なりいろんなことを報告をし、そしてそれに対する警察署の所管の課長くらいが行っ...全文を見る
○中西(績)分科員 心がけなければならぬというのはわかりますけれども、自治省としては、これから以降そうした各自治体に対して積極的にやるべきだという意思があるならば、今後その点に関して指導を強めるという意思はおありですか。どうでしょうか。
○中西(績)分科員 大臣は国家公安委員長ですから、具体的な内容等についてお聞きした後でこれはまた御意見を求めたいと思います。  そこで、暴力取り締まり担当の方お見えだと思いますが、全国的にいま暴力団の数なりあるいは人数なり、そしてそういうものの傾向はどうなってきていますか。
○中西(績)分科員 かつて十八万四千名いたものが十万六千名台に少なくなってきておる、けれども系列化され寡占化されておるという状況の報告のようでありますけれども、この点どうですか。結局、高度経済成長なりこうした社会情勢の推移、そういうものの影響ですか。それとも、皆さんの日ごろからの...全文を見る
○中西(績)分科員 そうした事態にいまなっているようでありますけれども、暴力行為なり犯罪の傾向はどういうようになっておるのか。特に顕著なものだけ簡単に言ってください。特にまた、福岡あたりではどういうのが問題になっているのか。
○中西(績)分科員 そうしますと、特にいま顕著に、福岡におきましては、昨年来北九州、筑豊、そして本年に入りまして北九州というように、大変な乱射事件が起こっていますね。市民生活、特にマンションなどというところに入り込んできて、市民を盾にして自分を守る、こういう悪質なものがだんだんふ...全文を見る
○中西(績)分科員 私が一番恐れるのは、いまのあれを見てみますと、大体ほとんどの暴力団員がピストルを持っておる。しかも、それは二十二あるいは二十五、そしていまや三十八から四十八口径という、ますますそれが拡大をされていく傾向にあるわけですね。ところが、手入れをしても、全然これは行っ...全文を見る
○中西(績)分科員 最後になりますが、そこで、大臣、いまのような事態で、しかも、この北九州で二月四日から二月十八日までのわずかの間に六回も撃ち合いが起こっておるという事態。ですから、市民の生活というのは大変脅かされ、しかも、あるときは大学生などが訪ねていったためにそれに巻き込まれ...全文を見る
○中西(績)分科員 いずれにしましても、いま申し上げたような事態でありますだけに、特に私たちも二点目の点については今度はいたそうと思っておりますだけに、自治大臣なり国家公安委員長としても、そうした事態に対してはやはり警告を発すべきではないかと思いますので、この点だけ申し上げて終わ...全文を見る
03月02日第94回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第3号
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○中西(績)分科員 私は、学校現場での差別事象、もう一つは大学卒業者の就職差別問題、この二点についてお尋ねをしたいと思っています。  まず第一は、学校現場での問題でありますが、二年前に三年間の法延長を決定をし、附帯決議をつけてまいりましたけれども、その中に明らかにされております...全文を見る
○中西(績)分科員 いまお答えいただきました内容は、特に第一点目でございますけれども、都道府県別には内部の資料として云々ということでありますが、私たちが絶えずいろいろな資料等について要求する際、文部省からこういう答弁がはね返ってくることを大変遺憾に思います。  時間がありません...全文を見る
○中西(績)分科員 文部省がこうしてそれぞれの立場立場によって集められたものをということを言っておるようでありますけれども、私はやはり学校現場でのこういう差別事象というものをどうなくしていくかという立場に立つ文部省としては、一定の方向性というものを明確に持っておく必要があるのでは...全文を見る
○中西(績)分科員 目的のためと言うけれども、私は先ほどから申し上げますように、分析がどうなされておるかという面とのかかわりからしますと、ただ形式的に数を集める、あるいは各都道府県に任せるということでなくて、少なくとも文部省がそういう指導的な役割りを果たしていくという行政としての...全文を見る
○中西(績)分科員 お答えが十分ではありませんから、私はこの点大変不満を持つものです。  時間がありませんので、それではもう一点お答えください。教育現場のこうした差別事件というのは、その原因なり背景があるはずなんですね。文部省ではそういうものが検討されていますか。
○中西(績)分科員 私は関係団体のかかわりを聞いているわけじゃないです。主体的に文部省がどうなのか、そして文部省がどういう立場に立って県教委なりあるいは大学なり専修学校を指導しておるのか、このことがきょうの主題なんです。ですから、現場に起こる差別事象というものをなくしていくために...全文を見る
○中西(績)分科員 まじめに取り上げて同和教育を推進しておるというお答えのようでありますけれども、先ほどから私が指摘をしておりますように、それをしておらないからこういうものが依然として続くし、特に先ほど私が申し上げましたように、昨今大学における差別事件続発等を見てみますと、落書き...全文を見る
○中西(績)分科員 いま言われました、大学におけるあれは前進しておる、こういうことですが、これらの問題についてはもうちょっと具体的に、どういうところで文部省の場合には大学に——大学の自治というのはわかります。そのことを私は否定するものではありませんけれども、その中で落ちておる部分...全文を見る
○中西(績)分科員 私立大学はどうですか。
○中西(績)分科員 そういたしますと、先ほどから私が指摘をいたしました、たとえば大学等では非常に落書き等が多いわけでありますけれども、その中身というのは、大部分が部落大衆の社会的抹殺を主張するような文章だということは御存じですか。
○中西(績)分科員 それぞれの事象に対して対応しておるということを言っておりますけれども、私は先ほども指摘をいたしましたように、こういう中身というのは、ただ単にトイレでそういう文章があるからという軽い気持ちでとどめたのでは大変ではないか、こう思っています。落書きの意味というのをも...全文を見る
○中西(績)分科員 そうしますと、これは何のために買ったか、調査をいたしましたか。
○中西(績)分科員 いまの答弁でけしからぬというのはわかりますけれども、皆さん注意をしてもらわないといけないと思いますのは、私立大学などで、入学の手続書類の中で資産を書けとかいろんなことを全部やっておるのです。そういうことを見落としておる文部省ということになれば、そういう差別の本...全文を見る
○中西(績)分科員 大臣、見ていただきたいと思うのです。文部省は確かにこうして通達等は五十五年から二回にわたって出しています。五十五年の四月二日、十月七日と出していることはお認めになると思います。ところが実際にどうかというと、現場では次々にそういう差別事象というのが、大学関係だけ...全文を見る
○中西(績)分科員 時間が来ましたけれども、私は努力しますよ。また一生懸命やるが、大臣はいま言うような文教行政の中でこれから問われる問題になってきています。先ほどからずっと質疑をする過程の中で、文部省の主体的なものが余りないということを私は指摘してまいりました。ということであれば...全文を見る
03月20日第94回国会 衆議院 文教委員会 第5号
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○中西(績)議員 ただいま議題となりました二つの法律案につきまして、その提案の理由と内容の概要を便宜一括して御説明申し上げます。  まず、学校教育法等の一部を改正する法律案について申し上げます。  学校教育法は、高等学校の目的として、心身の発達に応じて、高等普通教育及び専門教...全文を見る
03月25日第94回国会 衆議院 文教委員会 第6号
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○中西(績)委員 先ほど、午前中に山原委員の方から指摘のございました問題につきましても、文章表現は違うにいたしましても、それぞれ大臣の確認なりの中身の中には、やはり従来のような行政チェックということがあってはならないということははっきりしているわけですね。結局、従来やっておった都...全文を見る
○中西(績)委員 そうしますと、私が質問をいたしました、何名現職で入り、そのうち何名が現職現給であるのか、この点おわかりじゃありませんか。
○中西(績)委員 私が指摘をしたいと思いますのは、この論議をしたときですから、五十三年のときに、愛知大学の問題を出しまして、このような兵庫教育大学あるいは上越大学と同じように措置をされることが望ましいということを大学局長は言っておったんですよね。そのことの確認を私たちはしておるわ...全文を見る
○中西(績)委員 はっきりしませんけれども、私が指摘をしたいと思いますのは、この問題について大学側に問題があるのか、それとも出願手続上県教委なり地教委なりそこいらに問題があるのか、あるいは文部省が、そういうことについて論議しておるにもかかわらず、答弁があったにもかかわらず、そうい...全文を見る
○中西(績)委員 そうしますと、あれですね、文部省は、五十四年にそういう通知なりを出したわけですね。これは間違いないですな。出していますか、出していないですか。
○中西(績)委員 そうしますと、こうした事態、既設の大学における大学院、これにはそうしたものが文部省としては全然指導されておらなかったということになるんですね、兵庫の教育大学に対する通知として出されておるということになれば。
○中西(績)委員 私たちがこれで論議をしましたのは、こうした大学を改めてつくるわけ、そうした中で現職現給でどんどん進学ができるという体制をつくるということで、現職教育を重要視することから、このことが出てきたわけです。ですから、その際に、同じこの愛知教育大学でそういうものができた場...全文を見る
○中西(績)委員 現職現給で行ったのかどうかと言っているんですよ。
○中西(績)委員 現職現給で行けるという条件を整備するということになっているわけですから、少なくとも私がいま聞いておる中身というのは、愛知教育大学へ現職で行った者がどれだけおるのか、しかも、それは現給を保障されて行ったのがどれだけおるかと言ったら、さっき三名だということになったの...全文を見る
○中西(績)委員 そこで、表を見てみますと、大変なばらつきになっています。入学希望者と入学者の都道府県別の分布が非常にばらついておるわけですね。偏っておる。この偏った原因というのは何でしょうか。
○中西(績)委員 そうしますと、この場合には現職現給で入っていますから、この前から問題になっておる同意書についてはもらってきているわけですね。そういうことになりますね。
○中西(績)委員 同意書をもらってきているということになりますと、この受験の数を見るとわかるのですが、余り偏ったことはないと言っていますけれども、相当これはあるわけなんです。  たとえば、先ほど指摘をしておった愛知なんかの場合にはどうなっていますか。出願者が五十五年度で七名です...全文を見る
○中西(績)委員 したがって、こうした事態は余りないと言っていますけれども、実際にあるのです。ですから、このことを考えてみますと、そういう問題がその中にあるということになるのではないでしょうか。どう理解していますか。
○中西(績)委員 ゆがんだかどうかは合格者では決まらぬのですよ。希望者がどれだけ出てきたかで決まるわけですね。このことの認識は間違わぬようにしてもらわぬとね。第一次のしぼりは別のところでやるのですから、ここはもう二次試験なんですよ。だから、そのことを考えますと、その中に少なくとも...全文を見る
○中西(績)委員 枠があるなんというようなことを言うと、おかしくなってくるんですよ。また、さっきの方に戻ることになるのです。  ところが、これを見たらわかるでしょう。数字の上から言いまして、岐阜と愛知というのは隣の県なんですよ。人口から言うならば、三倍くらいあるのじゃないですか...全文を見る
○中西(績)委員 ところが、地元の場合には無制限に近い形になっているんですよ。大阪が五十二であり、兵庫が八十三であり、小さな奈良が十六であるわけですよ。だから問題は、とらえが全然違うのです。少なくともこれで私たちが主張しているのは、ここで合格をした人については、制限を加えることな...全文を見る
○中西(績)委員 言うことがさっきとまた違っているんですよ。制限をしなければならぬと言っているくせに、今度は県がやるのだったら自由だ、こう言っているんですよ。だから、もう全然言っている趣旨が透徹していないんですよ。  さっきも言いましたけれども、私がなぜこのことを一番細かく言う...全文を見る
○中西(績)委員 新潟の上越教育大学の場合には、高田分校を新潟へ移すと言われておりますが、そうすると、ここでの需要の関係だとかそういうバランスの問題はどうなっていますか。神戸の場合には、人口の問題だとかなんとかでうなずけますけれども、新潟の場合、どうでしょう。
○中西(績)委員 私が聞いておるのは、新潟で三百七十八人受験をしまして六十四名通っています。それぞれ各県には教育大学あるいは大学の中に教育学部がほとんどあるわけでありますけれども、ここは二つになるわけですからね。それで聞いているわけです。二百四十万、そうしますと、新潟の場合には、...全文を見る
○中西(績)委員 そうしますと、先ほどお答えしようとしたようでありますけれども、徳島大学になりますと、いま言われました人口からいたしましても、すべての面からいたしましても、問題があるのではないかと思っています。この点、非常に調整が困難だということを私たちは聞いておりますけれども、...全文を見る
○中西(績)委員 いまの回答では、徳島大学教育学部をほかに転科か何かするのですか。
○中西(績)委員 そうしますと、この徳島の場合には、そうした需要の関係だとかいろいろなことからいたしますといろいろ問題がある。近くには、隣の兵庫には、先ほどから指摘されておりましたように、二つの学校があるわけですね。だから、わざわざこういうところに持っていくこと自体、私も大変不思...全文を見る
○中西(績)委員 解決をするためには将来、人文学部か何か知らないけれども、変更するということになってまいりますと、わざわざそこに大学をつくるに当たっては百何十億でしたか、かかるわけですね。ですから、前回の八十四国会の中で私たちが討論をした際に一番主張しましたのは、それだけの金があ...全文を見る
○中西(績)委員 私が質問しておることには何にも答えてくれないのです。なぜ答えてくれないのでしょうか。どうして外すのでしょうか。  私が前回、五十三年四月十四日の委員会で佐野政府委員に対していろいろ質問をした際に、一校を設置するに当たって百八十億円かかる、こう言っているのです。...全文を見る
○中西(績)委員 それでは聞きますけれども、既存の大学の中で現職教育はできないのですか。
○中西(績)委員 それでは、できるということになるわけですね。確認しますよ。既設の大学におきましても、配慮し、その内部をある程度変更すれば、あなたが言われる現職教育というのはできるということですね。
○中西(績)委員 問題は、たとえば二百名なら二百名の者、あるいは三百名なら三百名を収容するということになれば、それだけの教授だとか職員を全部配置しなければならぬことはわかり切った話ですよ。そうなれば、いま三十名だからといっておるところを、たとえば六十名にすれば倍になるのです。どう...全文を見る
○中西(績)委員 一番最後に言われたことは、前回も確認をしていることなんですね。前回もそうなんです。ですから、上越あるいは兵庫のときにも指摘をしたのですけれども、こうして無理をして、いまこうして改めて片一方あるやつまでつぶすようなことまでして、あるいは転科までさせるようなことをし...全文を見る
○中西(績)委員 大臣と討論しようにも、これは討論にならぬですね。もう本当に、実際にこうしたむだ遣いをなぜするのか。このことよりも、ほかにたとえば四十人学級だとかいろいろなところに金を使うことは幾らでもあるのです。障害児のための教育だってまだまだたくさんの問題があるわけですよ、定...全文を見る
○中西(績)委員 文章上承知だけでなくて、その内容をやはり知っていただかないと、前回、婦人の地位についていろいろお聞きしますと、そのことについては知っていると言うのだけれども、具体的になってくると知らない。知らないよりもまだ悪い答弁になってくるんですね。ですから、あえて私がこのこ...全文を見る
○中西(績)委員 そうでありますならば、先ほどもちょっと言っておったようでありますけれども、いまの日本の施設整備はもちろん、指導者の養成も不可欠であると思いますけれども、この点についてはお認めになりますか。
○中西(績)委員 ところが、いま言われましたけれども、資格認定制度あるいは資格の付与制度の検討すらも見送られて、中間報告もできなくなってきていますね。あるいはスポーツ主事は、財政難を理由にいたしまして配置が抑えられておるということはお認めになりますか。
○中西(績)委員 中間報告が引き延ばされたということは事実ですか。
○中西(績)委員 もう一点、主事は、財政難を理由にいたしまして、配置をずいぶん抑えられてきていると思いますが、この点どうでしょうか。
○中西(績)委員 私が申し上げたかったのは、この国際憲章を確認して、しかも理事国になっている日本なんですね、そういう条件がありながら、いま言われますように、学校体育を重点にしてきたという経過等もあって、ボランティアの活動なりそれぞれの競技団体のそういうものによって、資格制度あるい...全文を見る
○中西(績)委員 不足しておることは事実だし、保健体育審議会答申とはなかなか合致していないということも事実なのです。  そこで、指導者養成ということはわかりますが、わざわざ新構想大学を設置しなくてはならぬのかということに今度は立ち返ってまいります。完成時まで総予算は大体幾らです...全文を見る
○中西(績)委員 これは完成時までで確認してよろしいですね。
○中西(績)委員 そこで、既存の教育関係大学、すべて学校教育を主体にしていままでやってきたということは事実だし、そのことは認めます。社会教育担当者並びにこの指導者養成がおくれているということは、先ほど体育局長も認めたとおりであります。したがって、社会体育のみでなくて、社会教育全般...全文を見る
○中西(績)委員 私がこうして申し上げるのは、たとえば市におきましても七八・三%、町においては三六・四%、村においては二三・六%、全体の数字からいたしますと、専任の職員の数が五二・七%にしかなっていない。倍にしなければならぬくらいに必要なんです。そしてなおかつ、その中で今度は、そ...全文を見る
○中西(績)委員 私が質問をしたのは、いまお答えいただいたような中身でなくて、この鹿屋体育大学というもの、これだけに限定をして、ここだけをつくっていくということでなくて、先ほどから申し上げておりますように、行政的な措置を見てみますと、本当にはだ寒い思いがするわけですね。十分じゃな...全文を見る
○中西(績)委員 いま言われる答申というのは、この「体育・スポーツの普及振興に関する基本方策について」という答申ですか。これを指しているのですか。
○中西(績)委員 それには、そういう大学をつくれとかそういうことは書いていませんよ、私、読んでみましたけれども。ありませんよ。この四十七年の保健体育審議会答申というのがありますけれども、これを見ましても、そういうあれはありませんね。
○中西(績)委員 私が言っているのは、この新設の大学をつくりましても、一年に百四十人でしょう、一学年八十人と六十人、そうしますと、いま大変必要だから、これを拡大しまして、既設の大学なりの中でもそれを拡大してやるべきではないか、私はこう言っているわけです。これはわざわざ百億円もかけ...全文を見る
○中西(績)委員 いま重大な発言をされました。この大学が中心になる、そうなりますと、大臣がさっき言ったセンターになるということを意味するのですか。ということになると、逆に問題が出るのじゃないでしょうかね。これは大変ですよ。中心になるという言葉をいま使われましたけれども、私たちがい...全文を見る
○中西(績)委員 いま私が聞いたのは、その中心ということとセンターということが、今度国立大学が一つだからということに変わったわけですね。国立大学が一つだから、国立大学はほかに学部があるけれども、これはやはりセンターなのです、こういうことですか。中心ですか。
○中西(績)委員 ですから、いま言われるように、既設の大学の中にそういう学部を設置したいという希望もあるし、また設置するように働きかけていただいて、この保体審の要請にこたえるようにしていただけないか、こう言っているわけです。金のないときに、わざわざ百億円も注ぎ込んでそういうものを...全文を見る
○中西(績)委員 ですから、他の大学にはそういう推進をせずに、こういうところに一校だけつくって、そして社会体育に寄与する、あるいはこたえるということが私はどうしても納得できないわけですね。というのは、ずいぶん不足しておるということはわかっているのだから、それを急速埋める、百四十人...全文を見る
○中西(績)委員 その中に「中学校に於ける柔剣道を積極的に奨励する。」ということでもって、一が「一般の体育の他に、柔剣道を独立の正課とする様に教科課程を改正する。」とありますよ。それから二番目に「柔剣道の教員を全国的に配置する。」、三番目に「指導者養成のため、国立大学にも柔剣道を...全文を見る
○中西(績)委員 時間が参りましたので、いろいろまだ反論したいこともありますけれども、ただ一つ、スポーツとしてどうなのかということです。ところが、いろいろ調査をしたり何かしてみますと、根性づくりだとかこういう精神的な側面だけが強調されるようなことが非常に多いわけですよ。したがって...全文を見る
○中西(績)委員 もう申す必要はないと思いますけれども、銃剣道と言ったのは、鹿屋に関して言うわけですから。この柔剣道というのは柔道と剣道です。そのとおりでありますから、ほかにはありませんから……。
03月26日第94回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第3号
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○中西(績)委員 五十六年度石炭並びに石油及び石油代替エネルギー対策特別会計予算についてお尋ねをしたいと思います。     〔委員長退席、岡田(利)委員長代理着席〕  その中でも特に、石炭勘定分について千三百八十七億四千五百万円を充てていますけれども、その内訳は原重油関税収入...全文を見る
○中西(績)委員 いまお答えがありましたように、二億五千七百万キロリットルのこの量については恐らく指摘されたとおりであろうと思いますので、結局他の方式ということでお考えになっておられるようでありますけれども、この点についても万全の措置をとられるように強く要請をしておきたいと思いま...全文を見る
○中西(績)委員 八月、夏ごろになるということのようであります。いま指摘がありました炭価あるいは引き取りあるいは保安、技術、労働、いろいろ挙げられましたけれども、私は、その中で問題になっております労働力の問題一点だけにしぼりまして、この際お聞きをしたいと思います。  特に、国内...全文を見る
○中西(績)委員 もうちょっと具体的に各企業に対する指摘だとか、あるいは現在国としてとれる施策なりはどういう面があるのか、こういう点があれば、お答えいただきたいと思います。
○中西(績)委員 いずれにしましても、まずこの環境整備をしなくてはならぬということが一つあると思いますね。そのためには安全職場あるいは労働条件あるいは清潔な環境、こういうすべてのものがどうされておるかということを、もう少し立ち入ってでも十分な検討をしていく必要があるだろうし、直接...全文を見る
○中西(績)委員 私は、この地方ローカル線の場合、地方ローカル線の赤字が国鉄を大きく経営難に陥れたということには決してならないと思うのです。それは、私たちは通産省の係の担当の皆さんあるいはその他多くの省庁の皆さんといろいろお話をいたしましても、赤字になったその経営的な面の数字を提...全文を見る
○中西(績)委員 特にこれは二日の段階でありますけれども、政令にははっきりしておりませんが、「なお、上記の」幾つかの線名がございますけれども、「「六十年度までの転換対象」の営業線の数及びキロ数に関しては、代替道路の整備状況及び開発計画等による旅客輸送量の増加見込みの確認の結果変更...全文を見る
○中西(績)委員 そこで、次に鉱害対策問題について四、五点お伺いをしたいと思います。  時間がありませんので、簡単に申し上げますけれども、鉱害量の再調査を昨年来行っておりまして、昨年の秋くらいにその結果が出るということで私たちも待ち望んでおったわけでありますけれども、これはおく...全文を見る
○中西(績)委員 おくれましたのは、何と申しましてもたくさんの鉱害量もあるし、そして新規のものなり、複雑多岐にわたるようになってきたのではないかと私は思っています。そういうことがこうしておくれてきたのではないかということ、と同時に、相当数あるということをいまの時期から予測できるの...全文を見る
○中西(績)委員 この点は、特に先ほども申し上げましたように、被害者からいたしますと、これが無資力になっておれば、こういうものが出てくるわけです。もうすでにちゃんと復旧が済んでおるではないか。ところが、有資力であるばかりにこの点はどうなっておるかということを大変苦慮いたしておりま...全文を見る
○中西(績)委員 法律上義務がないということはもう万々認めての上の問題でありまして、その地域全体を見ますと、隣ではそれが関連で措置をされて、その隣ではもうそのまま見捨てられていくという事態があるからこそ問題が出てくるわけなんですね。ですから、この点は、これから後、法的措置なりが非...全文を見る
○中西(績)委員 そういたしますと、たとえば県道周辺の、金賠なら金賠済みのところであっても、県道をかさ上げすることによって鉱害復旧がなされますと、それが関連事業で直ちに措置されるようになっています。それと同じように、やはりこうした道路、農地あるいは宅地あたりを含みましてやるという...全文を見る
○中西(績)委員 そうすると、たとえばいま私たちが具体的に指摘をしますと、その点については、その地区における問題を具体的に十分把握をしながら措置をしていくということで理解をしてよろしいですね。
○中西(績)委員 合理的方法というきわめて抽象的な言葉で言われるんで、ぼくらわかりにくいんですけれども、具体的にそれがもしあればやるということをやはり明確にしていただかないと、鉄道が通っているばかりに、今度はそのために影響を受けるということになるわけですからね。ここだけは確認して...全文を見る
○中西(績)委員 じゃ、一つだけ例を挙げますけれども、日田彦山線という線があります。その駅で伊田という駅がありますけれども、その手前に彦山川という川がありまして、約二メートル近くのパラぺットをつくっているわけですね。落ち込んでいて危ないから、今度はパラペットを組んで、セメントの壁...全文を見る
○中西(績)委員 そんなことを言っていたのでは大変なことです。集中豪雨だとかそういうあれからしますと、第一パラペットそのものが問題であるというのに、その横の道路がそういうかっこうになれば、それは浸水を排除すれば事が済むというような言い方では、全く効用を回復したということにはならぬ...全文を見る
○中西(績)委員 時間がありませんからこの点についてはこれで打ち切りますけれども、内容について本格的に取り組んでいかない限り、被害を受けた人たちは何も自分がやったわけじゃないのですから、この点だけは十分認識をして、しかも対応する側からいたしますと国にも一半の責任があるわけですね。...全文を見る
○中西(績)委員 もう時間が参りましたので終えますけれども、いずれにしましても、この問題については、関係の団体なりと十分打ち合わせを遂げていただいて、いま筑豊における混乱した状態が、産炭地振興のための施策が、ようやくこれから十年間新たに出発をしようとするときに、こういう問題でさら...全文を見る
03月27日第94回国会 衆議院 文教委員会 第7号
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○中西(績)委員 私は、日本社会党を代表して、国立学校設置法の一部を改正する法律案に対する修正案を提出いたします。   修正案の趣旨。  改正案中、鳴門教育大学及び鹿屋体育大学の設置に係る部分を削除する。   修正案提出の理由。  今回提案された鳴門教育大学は、すでに設置...全文を見る
04月02日第94回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第4号
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○中西(績)委員 参考人の皆さんには、御意見を開陳していただき、いろいろ御教示いただきましたことに対しまして敬意を表しながら、二、三の点について質問を申し上げたいと存じます。  その一つは、産炭地域は、過去約二十年間にわたりまして経過をしたその過程の中でいろいろございましたけれ...全文を見る
○中西(績)委員 いまいろいろお聞きしますと、それぞれ御意見の中で出てまいりましたものを集約しますと、たとえば対応できない自治体なりの中で、北海道の場合であるならば一年に一山ずつが閉山していくというような状況等が出てくる。それに対応していく中で、十分な対応ができないままでいままで...全文を見る
○中西(績)委員 結局、計画はでき上がると思うのだけれども、これが実際にどう実施されるかということになってまいりますと、先ほど西村参考人の方からありましたように、国の費用で実施計画を実現をするわけでありますから、他の多くの皆さんのいろんな指摘だとかいろんな問題が出てくるということ...全文を見る
○中西(績)委員 徳永参考人にお聞きしますけれども、いまのような実態、そしてこの答申の中にも明らかになっていますように、依然として落ち込んでおる実態というのはあるわけでありますが、これを再生をさせるという場合に、国民的理解を得るため、現在の国の施策を取り入れていけば可能ではないか...全文を見る
○中西(績)委員 私のお聞きしたことをお答えいただけませんでしたけれども、時間が参りましたので、これで終えることにいたします。  どうもありがとうございました。
04月09日第94回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第5号
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○中西(績)委員 先般、参考人に意見聴取をいたしましたけれども、その間におきましても、産炭地域振興臨時措置法が制定されて以来二十年間経過をいたしておりますが、その中でも振興対策の面で何か欠陥があるのではないかということでいままで大臣にもお聞きしましたし、さらに参考人にもお聞きをい...全文を見る
○中西(績)委員 いまお答えいただきました点が三点あったと思うのです。後半の総合的対策という問題等につきましては、この前明らかにされましたこの答申の内容をつぶさに見ましても、この中に明らかにされておるところであります。さらにまた、その上に立って、この答申の中の最終段階におきまして...全文を見る
○中西(績)委員 いま指摘ございました特別会計で千二百億あるいは千三百億措置をしておるということでありますけれども、その内容を検討していただくとおわかりのように、この合理化安定対策費、さらに鉱害対策費をもってすれば、大体この額は消えてしまうわけですね。特に旧産炭地域の問題の中でも...全文を見る
○中西(績)委員 いま御指摘のありました鉱害対策が雇用を生ぜしめておるとか、私はこういう点について否定をしているわけではありません。今度は十年間ということを強調して制限をするようでありますから、その十年間の期間をどう生かしていくのか、それから政府の財政措置をどう生かしていくかとい...全文を見る
○中西(績)委員 そうしますと、いまのお答えでは、一点目、内陸面と臨海産業、距離が近いということもあって、中核になるべき基幹産業、企業というものを誘致なりあるいはそれとのかかわりで、第一条、目的に沿うようにしたいというように理解をしてよろしいでしょうか。
○中西(績)委員 いま言われました住民主体的に考えて、それでいいんではないかということのようでありますけれども、いずれにしましても、やはりこの法を論議する場合には、十年という制限がついている以上、これをさらにまた延ばすということであれば私はここまで言いませんけれども、やはり具体的...全文を見る
○中西(績)委員 ちょっとわかりにくいのですけれども、ただ私がこれにこだわるのは、前回の質問の際に大臣は、国関係が大きな力を発揮する必要がある、大きな力が中心にならないと絵にかいたもちとなるであろうという言い方までしておるだけに、これからいたしますと、その地域に一つの基幹産業的な...全文を見る
○中西(績)委員 前の論議というのは、十一月に答申がなされたときにいろいろお聞きした際の答弁であったわけです。ですから、それとのかかわりで今度は一部改正を提案されておるわけでありますから、そういう点で確かめておきたいし、こういう点がある程度確定なり自信を持っておらないと、将来的な...全文を見る
○中西(績)委員 大臣は認識が大分違うと思うのですよ。  そこに労働省が来ておるからおわかりいただけると思うのだけれども、きょうはこのことで余り論議を深めるつもりではなかったのですが、求人倍率にしましても、すでに北九州市はうんと落ち込んでいることは事実ですね。それから財政が豊か...全文を見る
○中西(績)委員 求人倍率も、いまお答えいただいた福岡県の平均よりもいまや下がっているのです。だから、石炭の閉山によってその地域の求人倍率が下がり、町村の財政指数が下がっていった、それから生活保護率が高まった、こういう状況と全く同じようなものがいま北九州の状況に出ておる、それくら...全文を見る
○中西(績)委員 通産の方でおわかりのところがあるのですか、いま質問をした中で。
○中西(績)委員 私、これは大変重要だと思いまして、先般からずっとあれしているのですけれども、鉱害復旧対策事業に従事をする人員が福岡県で大体七千から八千あるいは九千という数になっています。関連まで入れるとその倍数に近いのではないか、こう言われています。そうしますと、同和対策事業も...全文を見る
○中西(績)委員 ただ、私は申し上げたいと思いますのは、七万から八万人に上る就労者、こうした事業とのかかわりを全部持っておるわけでありますし、いま大変支えになっているわけですから、これがなくなった日にはまたさらに下がるわけですので、これが十年間という中長期の中における位置づけとい...全文を見る
○中西(績)委員 この前も、鉱害問題については大体臨鉱法の延長ということを答弁いただいておりましたけれども、この点についてはもう確実ですね。
○中西(績)委員 大臣から先ほどお答えいただきましたように、延長は考えているけれどもいままだ発表する段階にないということでありますけれども、この点は延長しなければならないということの附帯決議からすべて見ましても、まだ不十分であるということの意味を含んで、延長はしなくてはならぬとい...全文を見る
○中西(績)委員 その時期はいつごろになるかおわかりじゃないですか。
○中西(績)委員 大臣の答弁は先ほどの同和対策事業ですね、それでよろしいですね。(田中(六)国務大臣「いいですよ」と呼ぶ)  それでは、あと地域指定の問題に入りたいと思います。  地域指定につきましては、特に経済生活圏というものを設定するということになっていますけれども、これ...全文を見る
○中西(績)委員 いまお答えいただきました六条地域の財政力指数なり、あるいはそれ以外といえば生活保護率なりその他の条件があれば、こういうことで理解してよろしいですか。
○中西(績)委員 次に、先般質問いたしました際に森山長官の方から答弁いただきました財源問題ですが、これは、五十六年度については需要を前提として定額方式で充てる、そしてもし不足する場合には必要な措置を、一応この前はこういう答弁だったと思うのです。これは、十年間の期間内におきましても...全文を見る
○中西(績)委員 母法になる産炭法が十年延長になるわけでありますから、それに伴う財政措置というのは当然必要になるので、いま言われる来年の法律改正の時期にはもう当然と言っていいのではないかと思うので私お聞きをしたわけであります。一応この点も鉱害問題と同じように、やはり一定の年限を措...全文を見る
○中西(績)委員 先ほどからずっと論議してきた経過を考えてみましても、地盤沈下したものがまだもとに返っておらない、そういう条件の中でございますので、しかもその格差が非常にひどいという状況があるだけに、この点だけはひとつ何としても達成をしていただくように強く要請をしておきたいと思い...全文を見る
○中西(績)委員 建設省、ちょっと。というのは、建設省はこの前特別措置をしておるという答弁があったのです。ところが、実際には三億から四億程度しか、たとえば私のところで言うなら三百二十二号線を例に挙げると、なっていないのです。三百二十二号線全部で三百七十億くらいかかるのですね。北九...全文を見る
○中西(績)委員 いや、一八%増をしたからそれがある程度達成できればいいのですよ。しかし、十年間という制限された法律がある中でこれをどう措置していくかということになると、そこにやはり問題が残るわけなんですね。しかもそれは有料道路を入れての話です。有料道路でないところが大部分であり...全文を見る
○中西(績)委員 そういう年限的に、たとえば三年なら三年、五年なら五年という計画が立てられれば、それに付随してある程度無理をしてでも達成していくというお考えがあるのかどうか、そこに特別措置を本当にしていくかどうかということをお聞きしているのですから、工区ができ上がってからなんとい...全文を見る
○中西(績)委員 一応それはおきます。  次に運輸省、ローカル線の問題で一つお聞きしたいと思いますけれども、先般から私ずっと回ってみまして、筑豊地区の産炭地域に対する工場誘致の問題等につきましてはいろいろ多くの問題があります。その中でもやはり今回の場合のローカル線を廃止するとい...全文を見る
○中西(績)委員 そうしますと、問題は、何と申しましても、この地域計画をこれから立てて発展をさせていこう、そして半減しておる人口もある程度回復させよう、そこでの産業を興していこうということであるわけでありますから、その点を考え合わせてまいりますと、いまのような住民が結束をして、大...全文を見る
○中西(績)委員 さらにその点、地方自治体との関連等におきましても十分な体制がとれますように希望いたしまして、終わります。
04月15日第94回国会 衆議院 文教委員会 第9号
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○中西(績)議員 本来ならば、いま長谷川さんの方から説明がございましたように、義務制と同等ということを目指すべきでありますけれども、今回の場合には、何と申しましても、いままで全く顧みられていなかった部分に向けて一歩前進をするということでつけた次第でございまして、この内容については...全文を見る
○中西(績)議員 私は、この法案について特に強調したいと思いますのは、第二次臨調の中ですでに声が出ておりますように、四十人学級問題等についても規制をしなくてはならぬのではないかという声すらも出ておる現状であります。そうした事態の中で、一昨年来問題になりました定数問題につきましても...全文を見る
○中西(績)議員 いまお尋ねのありました高等学校の場合でありますけれども、高等学校の場合におきましては、普通高校であろうと職業高校であろうと、これは当然差をつけるべきではないという見解に立ちます。  ただ問題は、その場合に、従来のあり方から見ますと、その地域なり父母なり本人なり...全文を見る
04月16日第94回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第6号
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○中西(績)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表し、その趣旨を御説明申し上げます。まず、案文を朗読いたします。     産炭地域振興臨時措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法施行に当たり、今後十年間に確実にその目的を...全文を見る
04月22日第94回国会 衆議院 文教委員会 第11号
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○中西(績)委員 学校安全会と給食会、これを統合いたしまして、この健康会なるものを設置するということになっておりますけれども、その経過なり、どうしてこのような結果が出てきたのか、この点についてお答えをいただきたいと思います。
○中西(績)委員 いまお答えありました中身は、先般の健康会法提案の理由と、あわせて五十四年十二月に放送大学学園法とのかかわりで云々という答弁ございましたけれども、こうした行政改革問題については、三十九年の九月に「政府関係機関等の改組再編成についての勧告」というのが出されまして、少...全文を見る
○中西(績)委員 少なくとも私は、この健康会法なるものを見てみた場合に、この基準と比べてみますと、内容的にこの基準にずいぶん沿っていないものだということを感ずるわけであります。その基準については、統廃合基準としてア、イ、ウ、エと四項にわたって示されておりますね、この点、全くかかわ...全文を見る
○中西(績)委員 そうなってまいりますと、これは前回この委員会でも相当論議されましたけれども、そのことと大分内容的に異なってくるような気がしてなりません。  いま、もう一度聞きますけれども、この基準とは無関係でこうした行政改革がなされていったのか、それとも、この行政改革の基準に...全文を見る
○中西(績)委員 なぜ私がこのことを指摘するかと申しますと、給食会の場合には、これを見てみますと、まず四十二年十二月の十五日に、こうした統廃合の基準に照らした上でもって閣議の決定がなされていますね。「(昭和四十五年度予定)をもって廃止。」をする、こういう決定がされておるのです。そ...全文を見る
○中西(績)委員 ですから、あくまでもこれは勧告に沿ってこういう決定が出されていったということ、こう理解してよろしいでしょう。
○中西(績)委員 そうなってまいりますと、この歴史というものをずっと見ますと、依然としてこれが続いた中で、こうした五十四年あるいは五十五年における行政改革、こういう内容が出されてきておるわけですから、それとは無縁に出てきたものでないということだけは確認できますね。
○中西(績)委員 そうしますと、いま言われました四点の中のアの部分を見ますと「設立当初に目的とした機能を現実に果たしていないものは廃止する。」ということになる。そして、その次が「政府関係機関等の中で同種の業務を行なうものがあるときはこれらを統合する。」、ですから、イ関係で先ほど強...全文を見る
○中西(績)委員 それでは文部省に聞きますけれども、安全会と給食会というのは、なぜ最初から同種のものとして統合なりを考えなかったのですか。たとえば一番いい例が四十二年にすでに給食会の問題が出ていますね、しかしその当時は、全然そういうことは考えずずっと来ているわけです。四十二年、四...全文を見る
○中西(績)委員 私は、給食会と安全会というのは異種のものだということで聞いておるわけです。給食会の成り立ちから全部聞いているわけじゃないんですよ。当初の設立の目的なりあるいは意図は同種のものであったかどうかということを聞いているのですから、異種か同種かその二つしかないわけですか...全文を見る
○中西(績)委員 それで、これを見ると昭和三十年から四十年、この間にそういう機会が何回かあったはずなんです。だから、こうした特殊法人を設立する場合に、わざわざ分けてつくる必要はない、体育局主管であるなら何で一つのものとしてつくらなかったのですか、こういうことになる。  じゃ、な...全文を見る
○中西(績)委員 同種であるなら当然そういうふうにして、しかも、それを関連を持たせて発展をさしていくという、少なくともつくる場合には目的を達成するわけですから、終局的には途中で投げ出そう、こういうことはないわけだ。それが本当に目的達成のためには、別個のものよりも同種なら一緒にして...全文を見る
○中西(績)委員 この前の五十四年の四月の二十七日のここでの討論は、これもずいぶん長いことやったのですけれども、当時の加地政府委員の答弁の中では、いまあなたが言われた統廃合の基準の中の「エ」なんというものはちっとも出てきてないんですよ。出てきてなくて、しかもこう言っているのです。...全文を見る
○中西(績)委員 それで私は、こう指摘したわけです。五十五年行革というのは「今後の行政改革に関する基本的な考え方」というので五十五年の九月十二日に行管庁の方から出されてまして、この中に「今後の行政改革の検討課題」として「当面の検討課題」の七項目ある中の六項目目に「昭和五十五年度行...全文を見る
○中西(績)委員 私がかく指摘をするのは、大臣がこう答えているからですよ。「私は当時おらなかったわけでありますが、私は自分で政治家として判断をいたしますに、これはある意味における政治的決着だろう」、こういうことを言っていますね。そして、そのことが判断する資料というものをつまびらか...全文を見る
○中西(績)委員 わからないわけですけれども、私が言っているのは、五十五年行革ということといま進めようとしておる第二臨調、そして大きな目標を立てて行政改革をしていこうという、こういう流れがあるわけでありますけれども、その中において私が先ほどから指摘をしましたように、五十五年度行革...全文を見る
○中西(績)委員 私、納得できないのは、第二臨調でいろいろなものを出していくと言いますけれども、基本的な考え方としては、これは行政管理庁が出されているんですよ。行政管理庁が出されているということをひとつ頭に置いていただいて、その中で具体的に聞きます。  文部省、ちょっとお聞きし...全文を見る
○中西(績)委員 そうでしょう。そうして決めれば、少なくとも行政管理庁が出しておる方針に沿って行政機関の中では、すでにそれが発足をして動いているんですよ。そのことは否定できないのです。  ですから、ここに書かれておる中身を具体的にずっと実施していくということになると、さっき申し...全文を見る
○中西(績)委員 最後にしますけれども、そうしますと、行政改革に関する基本的な考え方、それに基づくいろいろなものがずっとこれに出ていますけれども、特にこの中で目立つところを言いますと「納税者の立場に立って、「親切」、「清潔」かつ「能率」的な行政を実現するための「行政サービス改革」...全文を見る
○中西(績)委員 いまお聞きしておりますと、ただ単に文章でもってあらわしておるから、それに向けて努力する、というのは、先ほど私が申し上げましたように、この法案の十九条の一、二項、これも従来どおり、三項についても従来どおり、ということになってまいりますと、これを統合したからといって...全文を見る
○中西(績)委員 そうしますと、事務所はそれぞれ分かれてあって、そして、そとで働く人もそこにちゃんといて、何が統合の目的ですか。統合の目的というのがどうしても私にはうなずけない。なぜこれをやるのですか。
○中西(績)委員 いま後段に言われました事柄等につきましても、これは文部省行政の中でやろうと思えばできることなんですよ。それをいま改めてここに取ってくっつけるようなことを言っても、ちっともそのことがこれを統合する目的なり理由にはなってこない、そう私は断ぜざるを得ないのです。  ...全文を見る
○中西(績)委員 いま言われました役員というのは、それならちょっと聞きますけれども、給食会、五十四年の七月から理事長不在ですね。それから安全会も、同じように五十四年から理事が一人欠員のままです。これで支障がなかったのですか、必要がないのですか、これはどっちですか。
○中西(績)委員 そこでいま、この統合する意味の中では、役員の数を減すとかあるいは総合的にと言っていますけれども、先ほど申し上げるように、業務の中身が質的に違うものですから、総合的にと言っても、従来どおりでやっても、これを統合したからといって、大きな目的なり何なりが明らかにされて...全文を見る
○中西(績)委員 二千二百万円ね。  そうすると、ちょっと行管庁に聞きますけれども、五十五年行革におきましては、特殊法人の役員というのは、天下り役員は半数にするということが大体確認されておったと思うのですが、これはそのとおりですか。
○中西(績)委員 ところが、この安全会、給食会というのは、一〇〇%の天下り役員であるということ、これは間違いないですね。どうですか。
○中西(績)委員 全員がそうなんですね。  そこで、私が指摘をしたいと思いますのは、いま言われましたように、この統合することによって十八人の役員を八人にする、そして二千二百万円の財源を浮かす、こういうことを言っておりますけれども、これは統合せずとも、先ほど私が指摘しましたように...全文を見る
○中西(績)委員 私が言っているのは、いま一つの例が健康会で出てまいりましたが、先ほど、理事の中の長になる人がいなくても、具体的な運営の中で大きな支障はなかった、それはなぜかというと、全員が一丸となってやったところにそれがあったという説明があった。その説明を受けた上で、五十五年の...全文を見る
○中西(績)委員 私が言っているのは、その努力です。私が指摘したいと思いますのは、第一、天下りに多数の役員をかえる必要はないということです。少なくとも、そこにいる職員の多数の皆さんの民主的な発想によるいろいろな提案なり何なりを十分吸収し得る体制ができていさえすれば、いろいろなアイ...全文を見る
○中西(績)委員 大臣、私が指摘をしているのは、放送大学をつくるときに、この数を減少せよということを閣議で決定したと言いますけれども、そうなってまいりますと、じゃ、この行政改革とは大体何かということを言いたいのです。  ですから、私、またさっきのものを出しますけれども、このこと...全文を見る
○中西(績)委員 これはもう何回聞いても答弁になっていない。  ですから、最後に行管庁に聞きますけれども、行政管理庁の書かれた文書、具体的なものはありませんけれども、これに沿ってやっていくということは本当ですか。
○中西(績)委員 この学校健康会をやりますと、むしろ簡素化でなしに複雑化で大変混乱をする、こう私は指摘をしておきたいと思います。  したがって、特にもう本当に政治的な物の判断でしか物は考えていない。ですから、いまの行政改革そのもの、第二臨調そのものも、大変私は危惧をすると指摘せ...全文を見る
○中西(績)委員 その論議の中で、じゃ財源なり額はどの程度を大型といい、中型と言うのか。大型は大体どの程度ですか。
○中西(績)委員 それでは、これはまた一つの検討課題として、宿題として私、残しておきます。  もう一つお聞きをしたいと思いますけれども、文部省関係で特殊法人をさらに一つ削減をするという決定があったのではないかと思うのですが、その基準はどこでこれから決めていくのですか。
○中西(績)委員 文部省、それでは、いま言うように従来の基準に沿って大体やるということになるわけですが、何を考えていますか。
○中西(績)委員 大臣、いままでの論議からいたしましても、今度の行政改革というものが大変矛盾のあるものであるということが、ずっと従来の歴史からいたしましても、それから今度はオリンピックセンターを廃止するときから、もうずいぶん論議されてきたことなんですけれども、大変問題があります。...全文を見る
○中西(績)委員 これで終わります。
05月13日第94回国会 衆議院 文教委員会 第15号
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○中西(績)委員 前回の法案審議に当たって大臣の答弁の中で問題のある発言がなされましたので、先ほど大臣の方から改めてその真意についてございましたけれども、一言だけお聞きをしたいと思います。  この大臣の答弁の中に「一言補足させていただきます。」ということがございますが、これは「...全文を見る
○中西(績)委員 それでは率直に伺いますが、先ほどの「一言補足させていただきます。」という言葉の中のこの閣議決定が問題になったわけでありますから、いま私が申し上げましたように「日本学校給食会と日本学校安全会とを放送学園設置の時に統合するというもので、この趣旨は現在でも変わっており...全文を見る
○中西(績)委員 これは早期に成立をさせてくれという要求じゃないのです。一番問題になったのは、あくまでもここにある文言です。その文言によっていま出されたわけでありますから、このことについては補足という意味が、前回のことが間違いであったということで補足をしたわけでありますから、この...全文を見る
○中西(績)委員 両方とも通してほしいというお願いは変わっておらない、これはそのままであります。また、文部省の方は提案されているのですから、そのことをお願いするのはあたりまえです。提案されている以上、これをそうしませんということはあり得ないわけですね、撤回しない以上はそれはないわ...全文を見る
○中西(績)委員 私は、最初からそのことを言っておったのですから、これはまさに補足ではなくて、前回のことを取り消して改めてここに言ったということになるわけなんです。  そこで、もうこれにこだわっている時間はありませんから先へ進みますが、今度の健康会法によって統合されるということ...全文を見る
○中西(績)委員 それを尊重していただけるなら、この二つの特殊法人が統合する場合に混乱が起こるということになってまいりますと、運営上大変な状況が出てくるわけでありますから、最初からそれぞれ運営上問題の起こらないようにするためにも、ここで働く両者の皆さんがぜひここですべての問題につ...全文を見る
○中西(績)委員 以上で終わります。
○中西(績)委員 私は、日本社会党を代表して、日本学校健康会法案の採決に当たり、政府提出原案並びに公明党・国民会議、民社党・国民連合、新自由クラブ提案の修正案に反対の討論を行います。  本法案が次のような問題点があることを指摘してまいりますと、まず第一に、五十五年行政改革に基づ...全文を見る
05月29日第94回国会 衆議院 文教委員会 第18号
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○中西(績)議員 お答えいたします。  いま質問にございましたように、現行法律の規定によりますと、教諭の補助的業務のみに携わればよいことになっておりますけれども、しかし、御承知のとおり、現在の定数法による教諭の配置数や生徒の状況などもありまして、法規定の範囲の職務にとどまってい...全文を見る
○中西(績)議員 お答えいたします。  まず、第一点の、実態につきまして見ますと、学校事務職員の未配置校につきましては、大体おおむね小規模校が多いわけでありますけれども、しかし、小規模校と申しましても、その事務内容につきましては、大規模校と大差はないわけです。きわめて複雑多岐に...全文を見る
○中西(績)議員 お答えいたします。  いま指摘のありましたように、この提案理由の中の第三にあります「新たに、高等専門学校を卒業した者及び看護婦の免許状取得者を加える」という、ただ単にこのことだけをもってしてこの法案を提案しておるというものではありません。と申しますのは、実習助...全文を見る
○中西(績)議員 本法律案は、先ほども申し上げましたように、いまの高等学校現場における実態といたしまして、教育の質を高めるという方向でもって実習助手という制度を廃止してすべて教諭任用にする、そして、さらに将来的には実習助手はなくなるわけでありますし、そうした中におきましては、いま...全文を見る
○中西(績)議員 准看を正看にということ、そうですね。——この点につきましては、私たちは、やはり人の生命を預かる医療制度の中におきまして、そうした正式の資格を持ち技術を持つ人がそれに従事をするということ、そのことについては、いま私たちが主張することと変わらないと思います。
○中西(績)議員 先ほどもお答えいたしましたように、職業高校等における実習におきましても、あるいは理科実験等におきましても、班編成でもってやられておるわけですね。そうしますと、いま私たち四十五名を要求しておりますけれども、なかなか実現しませんが、四十五名学級という場合に——職業高...全文を見る
○中西(績)議員 お答えいたします。  御存じのとおり、実習助手という言葉からいたしますと、そのイメージは大変暗いものがいまあります。現行法のもとにおきましては、実習助手が幾らがんばりましても、あるいは勉強しましても、また実習・実験について教諭以上の力量を持っておっても、一生涯...全文を見る
○中西(績)議員 いま指摘されましたように、先ほどもちょっと触れましたけれども、昭和三十六年に教職員免許法一部改正がされまして、実習助手は、規定の資格と単位を修得することによりまして、高校普通二級免許状が取得できるようになってはおります。当時の議事録を見ますと、内藤政府委員の方の...全文を見る
○中西(績)議員 実習助手を高等学校の各職場からなくすということに実態としてはなるわけでありますから、その際に、いま指摘をされましたような問題が出てくるということをよく私たちも聞きます。しかし、実態としては、たとえば工業高校等におきまして、あるいは農業高校等におきまして、特にその...全文を見る
○中西(績)議員 お答えいたします。  いま指摘がございましたように、この養護教員の全校必置の問題につきましては、ただ単なる改善措置などと全く異なるものでありまして、百三条を振り回してこういう事態を招いておるわけでありますから、一日も早く法二十八条に立ち返って全校配置を実施すべ...全文を見る
○中西(績)議員 私たちは、特にこの点に関しまして、いま各現場を見てまいりますと、一人の子供に対する温かい目というのが欠けておるのではないかということを、このこと一つを取り上げてみましても強く感じるわけであります。小規模校あるいは大規模校といわず、これは当然必要なことでありますだ...全文を見る
○中西(績)議員 御指摘のございました数等につきましての資料でございますけれども、いまお手元にお配りしておる、私は、これをおかりして皆さんに資料提供をしておるわけでありますけれども、この資料の中の、養護教員の場合は百二十八ページ、それから事務職員の場合には、その次のページにそれぞ...全文を見る
○中西(績)議員 養護教諭は、いま指摘ありましたように、この養成内容から見ましても不十分でありますから、この点を助教諭をもって振りかえるという措置がとられておりますけれども、五十五年度で千五百人からの助教諭が採用されておるところであります、それで、こうした養護教諭に切りかえていく...全文を見る
○中西(績)議員 昭和四十年、国立養成所が設置されまして、五十年には国立大学四年制へと移行の措置がされました。その入学定員の合計が四百五十人、九大学十課程に現在なっています。  それで、有資格者を得るに四百五十人という数では非常に少ないわけでありますから、養成機関を増設する必要...全文を見る
○中西(績)議員 先ほどもお答えいたしましたように、実験・実習の位置づけを、私たちは、重要視する必要があるということが大きな理由でありますだけに、特に日本のいままでの教育のあり方というものが学歴社会、そしてそのための進学、それによって大きくゆがめられてきておるという現状から考えま...全文を見る
○中西(績)議員 現行定数法による教諭の数、これに実験・実習を担当する教諭として現行定数法による実習助手の数に見合う数を加えることにいたしておるわけでありますから、基本的には、現行定数法による教諭及び実習助手の総数は、提案している改正案が成立いたしましても同数となるわけであります...全文を見る
○中西(績)議員 私たちが調べたところにおきましては、文部統計要覧によって調べたわけでありますけれども、国立学校におきましては、小学校が、七十一校に対しまして事務職員二百八名であります、図書館事務職員十二名、計二百二十名になっています。したがって、一校当たり三・一人。中学校につき...全文を見る
○中西(績)議員 お答えします。  各県の実態によりまして相当その差がございますけれども、一部の県におきましては、定数内におきまして臨時事務職員が配置されたり、あるいは数校兼務の実情が見受けられます。  たとえば新潟県の例を一つとってみますと、五十四年度でありますけれども、五...全文を見る
06月03日第94回国会 衆議院 文教委員会 第19号
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○中西(績)委員 質問を申し上げたいと思いますけれども、主管の大臣である郵政大臣がお見えになっていませんが、これはどうしたことでしょう。
○中西(績)委員 私はこれではこの重要な質問を、特に私もう何回か質問申し上げまして私なりの最後のまとめの質問をするつもりでありますので、大臣いなければこれはできません。――先般もわが党の木島委員の方もそのことについて指摘をいたしました。委員長のその際の見解が述べられていますよ。そ...全文を見る
○中西(績)委員 ただ、私はきょうのこの質問をするに当たりまして、いままで長い間かかって衆議院での論議そして参議院での論議を経過した後のこの衆議院での再論議でございますから、文部大臣なり郵政大臣の、いままで討論に参加したその経過を踏まえていまどのように考えておられるかについてそれ...全文を見る
○中西(績)委員 そこで、私は文部大臣にお伺いをいたしますけれども、大臣がいままで衆参両院の論議の中で、この法案に関して何が一番これから気をつけなくてはならないし注意をしなくてはならぬと言われる問題があるのか、大体おわかりになったと思うのです。この点お答えをいただけますか。
○中西(績)委員 いま言われました大学の学問の自由、自治、そして放送に関する国の直轄になるということを恐れる余りに、私たちはいままでこのことを主張してきた。そのことが大体大臣では把握をされておるようでありますから、以下、私はそうした問題につきまして再度確認をする意味でいろいろお聞...全文を見る
○中西(績)委員 それともう一つ具体的なことを聞いておきますけれども、先ほどお答えになりました第二期以降の計画について、その期間内にそういう計画を達成をしていくということであるようでありますけれども、ちょっと言葉が足りませんので、もう少し細かく、第二期以降、たとえば段階的にこれか...全文を見る
○中西(績)委員 それで、私は、いまそこに郵政大臣がいて、具体的にそういう問題等についてはっきり確認をした上でやはり計画なり何なりが詰められぬと、論議のしようがないのです、これだけ論議を深くずっといままでやってきておりますから。いよいよこれから発足させ、これに賛成するかどうかとい...全文を見る
○中西(績)委員 そうなってまいりますと、いま第一期の計画というのは、放送衛星とのかかわりはなくやられておるということですね。その点ちょっと確認します。
○中西(績)委員 そうしますと、もう一つお聞きしますけれども、全国に設置する学習センターというものがございますね。この学習センターはどういう規模のものになってくるのでしょう。ですからこれは、第一期分の学習センター、それから第二期以降の学習センター、これとは差異が出てくるのですか。...全文を見る
○中西(績)委員 そうしますと、総投資額の中には用地費のみが省かれておる、こういうことになるが、この点よろしいですね。  そこで、問題は、いま言われました第二期以降の問題との関係になってまいりますけれども、放送大学の設置の目的からいたしますと、全国的にネットワークが張りめぐらさ...全文を見る
○中西(績)委員 そういたしますと、郵政省にお聞きしますけれども、先ほど出ました五十八年度中に難視聴地域に向けての二チャンネルを備える第一世代の放送衛星、それからその後の六十三年を目標にしての第二世代の放送衛星、こうした打ち上げの費用なり何なりは大体試算はできますか。
○中西(績)委員 いずれにしましても、第一のものよりも第二のものは一装備からいたしましても内容的にも高められた機能を持つわけでありますから、この六百億より安くなるということはないですね。
○中西(績)委員 私が言っておるのは、使用するチャンネル数というのは数が限定されるでしょうからね。ですから、数がふえるからそれによって割り当てすればと言うけれども、しかし、負担する側は国かNHKかが負担するわけでしょう。ですから、国が負担する額というのは上がるのか上がらないのか、...全文を見る
○中西(績)委員 そうしますと、この六十三年の場合もユーザーとしての負担というのは、いま言われた額、たとえば六、四の割合で納入をさせるということになるわけでありますけれども、その割合なり額なりは余り変わらぬということなんですか。
○中西(績)委員 いまのお答えからしますと、五十八年度中に打ち上げられる難視聴地域を対象にすると言われております二チャンネルということになってまいりますと、これはNHKが使うのであって、放送大学の場合にはこれは活用できないということですか。
○中西(績)委員 そうすると、文部省にお伺いしますけれども、一号機なり第一世代に打ち上げられるものについては活用できないということになれば、六十三年の第二世代の放送衛星を打ち上げられた中で初めてこれが活用できるということになるわけですね。そうしますと、この第一期とのかかわり、そこ...全文を見る
○中西(績)委員 それでは、その時期にならないと、放送衛星が成功して活用できるという確認がなされなければ、計画の中には組み入れがたいということですか。どうなんです。
○中西(績)委員 そこで、その期間までに検討が行われるということは当然でありますけれども、いままだ不明な点がたくさんあるということは事実ですね。  そこで、郵政省の方にお伺いをしますけれども、いまこのようにして第二世代の放送衛星の打ち上げをしまして、そのうちの一チャンネルを使う...全文を見る
○中西(績)委員 そうしますと、文部省にお伺いしますけれども、これから以降の計画なり何なりは、いま五十年度試算の八百七十億、五十五年の試算見直しで千百億という投資総額、これは将来的には放送衛星をたとえ使ったとしても安くなるという計画ではないということですね。このことを確認してよろ...全文を見る
○中西(績)委員 それからもう一つだけ、郵政にお聞かせいただきたいと思うのですけれども、第一期までは地上設備でいくわけですから、そのための設備、施設というのをつくっていかなくちゃなりません。そうすると、第二期以降この放送衛星を使用するということになりますと、それに伴う設備、施設と...全文を見る
○中西(績)委員 もうちょっと簡単に言ってください。  第二期計画で、放送衛星を使っての特別の地上における施設、設備というのは第一期計画でつくられたもので使用できるということになれば、これは計画の上からいたしましても、あるいは設備費なりからいたしましても、何も増額するということ...全文を見る
○中西(績)委員 そうしますと、総括しますと、ちょっと長くなりましたけれども、文部省がいま計画しておる投資総額、それから運営費総額というのは、一応いまのところでは五十年に見積もったこれを基調に据えながら、年次別の物価上昇率だとかいろんな諸経費の増額だとかそういうものをプラスしたも...全文を見る
○中西(績)委員 郵政省の方もいまの答弁でよろしいですね。
○中西(績)委員 なお、一つだけいまお聞きするのを忘れておりましたので、送信所を一カ所計画するということになれば、どれくらいの費用がかかるのですか。
○中西(績)委員 そこで、問題は、大学教育を公開して社会人や家庭婦人層まで含めて、これからただ単に大学の教養課程ということだけでなしに生涯教育の場を提供するというこの放送大学、したがって、私は、前回もいろんな方から指摘がされましたけれども、第一期計画というのは関東周辺であります。...全文を見る
○中西(績)委員 私は、五十九年の二月ころに第一世代の放送衛星が打ち上げられて、それに基づく各経験とその中による計画、そういうものの中で一挙に全国的な視野での、関東という視野の中での計画、経験、そういうことだけでなしに、これからいたしましても、次の第二世代を打ち上げる六十三年まで...全文を見る
○中西(績)委員 夜間の場合あるいは通信の場合あるいは公開講座の場合、それが拡大されたり、さらに単位の互換なり、いろいろな面で本当に開かれた大学としてのあり方が、先ほど具体的に一つの例として公開講座を言われましたけれども、一億一千二百万が一億一千五百万になったと言うけれども、これ...全文を見る
○中西(績)委員 私は、前回の場合、特に予算編成で十二月前、十一月の討論の中でこのことを強く指摘をしたしお願いをしたわけであります。しかし、内容的には額は三百万ですよ。これはパーセントにするとわずかですね。ということになりますと、これは実際の伸びということにはならないわけですね。...全文を見る
○中西(績)委員 確認をしておきますけれども、労働省の審議会の結論としてはそうした有給休暇制度なるものは明確には出ていない、こういうことですね。  そうなりますと、なお前回のこの労働省側の答弁というのは非常にあいまいにされてきたし、文部省としては、こうしたものを生かすということ...全文を見る
○中西(績)委員 そうしますと、そういう大規模財政支出ということの関連からいたしますと、それに対する見解は文部大臣は持っていないということで、総理なりにそれをお任せしてあるということですか。
○中西(績)委員 時間が参りましたので終わりますけれども、ただ、問題は、先ほども申し上げましたように、この内容というのがまだきわめて不明の点がございますし、特に第二期以降の計画とそれから衛星とのかかわり、そういう問題とあわせまして、十分時間をとってやるべきであると思います。  ...全文を見る
○中西(績)委員 郵政大臣がまだお見えでないようですから、参りますまで文部大臣なり、そして社会党の湯山さん、嶋崎さん、提案者に対して一、二質問を先にさせていただきたいと存じます。  そこでまず御両人で結構でございますけれども、いままで幾つか質問が出まして言われましたけれども、こ...全文を見る
○中西(績)委員 郵政大臣がおいでになったようでありますが、きょうこうして審議するに当たりまして郵政大臣が出席されていないということでもって私は本委員会で抗議をしたところであります。  その理由は、少なくとも本法案に関する主務大臣は文部大臣と郵政大臣であるということが明確に規定...全文を見る
○中西(績)委員 前段に言われたこと、大変気に食わぬことを言われて、主務大臣であるということは御認識いただいていますか。
○中西(績)委員 そうすれば出席をするということが当然でありまして、出席できない場合には事前にその策をちゃんととるべきではないでしょうか。
○中西(績)委員 知らないということは、主務大臣であるということを知らなかったということでしょうか。
○中西(績)委員 そうであれば当然出てくることが前提になっておるわけですから、その前提の中で、来られない場合の措置をどうするかということを事前の策として考えるべきではないでしょうか。そうした事態の中で事務当局が知らなかったということで済まされる内容ではないということをもう一度よく...全文を見る
○中西(績)委員 郵政大臣にお伺いいたしますけれども、いまおくれてまいりましたので十分ではございませんでしょうけれども、特にこの対案については御存じです。
○中西(績)委員 そうしますと、先ほど私が申し上げました四点の大きな理由というのは一応御理解いただけますか。
○中西(績)委員 それでは申し上げましょう。  国立大学であるということは当然でございますけれども、これを出された経過、対案を提案をしたその経過であります。これについては大体四つの項から成り立っています。  第一は学問の自由、大学の自治、これを保障するために国からの独立が保障...全文を見る
○中西(績)委員 そこでこの対案になっている法律案というのは、国から独立するのに種々配慮されているという言い方の中で、いま特殊法人として文部省は提案されております。しかし私たちはそれより以上に、日本放送協会かその教育に必要な放送をそれぞれ行うことによって国営放送となる危険性を排除...全文を見る
○中西(績)委員 いまのお答えを聞きますと、中身は全然知ってはおらないということが答弁の中で明らかになりましたので、郵政関係ではこのことに関しては全く知らないということを意味するわけですが、そのように理解してよろしいですか。
○中西(績)委員 先ほどから長い時間かけて討論をされましたように、放送大学学園、この特殊法人としてのあり方、これが生まれてきた経過、そして小委員会での結論、そういうものをお聞きいただいたと思うのですけれども、そういう内容を付していまお答えいただいたのでしょうか。
○中西(績)委員 運営の妙ではもうだまされません。これは筑波大学なり何なりの問題のときにずいぶん論議をしてまいった内容でありますけれども、その後出ておる中身を見ますと、大変なことになりつつあるわけであります。  したがって、私は最後に文部大臣にお聞きしますけれども、いま四点につ...全文を見る
○中西(績)委員 第一から第四までのことを先ほど約十五分程度説明をいただきまして、そのことを理解をしていただいて問題点を挙げて、そのためにこれが対案として出されたのだということが明らかになったわけであります。そのことを理解をするということになれば、私は、当然この点について、いまの...全文を見る
○中西(績)委員 時間が参りましたのでこれ以上追及はいたしませんが、私は大学の学問の自由、自治、この点に関しては、従来から指摘をされていることに対して解明された内容のものは全くないと考えます。したがって、両者を両立させるという視点からいたしますと、これは将来誤りを犯すのではないか...全文を見る
08月07日第94回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第11号
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○中西(績)委員 北海道地区の現地調査につきまして、派遣委員を代表して御報告申し上げます。  派遣委員は、森中委員長を団長として、愛野興一郎君、楢橋進君、鍛冶清君、小沢和秋君及び私、中西積介の六名で、ほかに北村義和君、岡田利春君が現地参加されました。  日程は、去る七月八日か...全文を見る
○中西(績)委員 この答申を目を通させていただきまして、一、二の点について質問を申し上げたいと思いますが、時間の関係がございますので、お答えは簡明にお願いをしたいと思います。  まず第一点は、二千万トン体制の問題でありますけれども、これの表現の中で「二千万トン程度の生産水準の達...全文を見る
○中西(績)委員 千八百万トン、これを基盤にいたしまして、それより以上を目指すということで一応確認をしておきたいと思うのですが、そうなってまいりますと、労働力の問題を見てみますと、この資料をずっと見てまいりますと、現在の平均年齢が四十二・何歳かになっています。ところが自然退職する...全文を見る
○中西(績)委員 この点については、特にこれなしには実現は不可能でありますから、この点だけは、量が多いからということでなくて、実現可能なものをそこにどう具現化するかということがなければとうてい不可能ですから、この点は十分考慮していただきたいと思うのです。  そこで、問題は財源の...全文を見る
○中西(績)委員 そこで「行政改革に関する第一次答申」の内容をずっと見ますと、エネルギー問題、エネルギー対策などのところにいろいろ記述されています。こういうものを見ますと、繰入額の圧縮を図るとか、財政面において圧縮されるのではないかということが考えられるわけでありますけれども、こ...全文を見る
○中西(績)委員 そういうことになりますと、この特別会計そのものとあわせまして、こうした圧縮というものが一つの枠の中で決められていくのではなしに、特別配慮をするというように理解をしてよろしいですか。
○中西(績)委員 時間がありませんから、もう一点だけお聞かせいただきたいと思うのは、先般の委員会におきまして論議された際に、いろいろ財政問題についてはいままで討論をしてまいりました。そうした中で、特に五十六年度方式を、特別会計法の改正をするときにはとるのかどうかというのが大きな問...全文を見る
○中西(績)委員 特にいま一審最後のところで申された内容につきましても、何と申しましても石炭がこうして見直される時期やありますだけに、石炭生産に対する財政措置というものが、いままで石油との関係の中で、石油は膨大にどんどんふくらんでいった経過があるわけですが、それを抑えろとは言いま...全文を見る
○中西(績)委員 では終わりますが、最後に大臣に、この全体的なものにつきましては先ほど岡田委員の方から答弁を求めたわけでありますけれども、特に私は一番最後の(13)のところ、離職者対策、鉱害あるいは産炭地、こうしたものがここではきわめて抽象的にしか、まだ審議の過程等もありまして、...全文を見る
○中西(績)委員 終わります。
10月16日第95回国会 衆議院 行財政改革に関する特別委員会 第7号
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○中西(績)委員 私は、公立小中学校の学級編制の標準等に関する経過措置の特例についての質問を中心にして行いたいと思います。  そこで、義務教育費国庫負担制度は、憲法に保障された義務教育無償、教育の機会均等の原則を具体的に保障するために制度化された経緯を考えますと、財政事情を最優...全文を見る
○中西(績)委員 そうした合意された確認メモがあるわけでありますけれども、このことについてはいま両大臣とも認めたわけですが、このことをさかのぼってみますと、昭和三十三年ごろからこの四十人学級問題は問題にされまして、当時の初中局長あるいは文部大臣も、四十人を目指すということの大体確...全文を見る
○中西(績)委員 そこで、さきの湯山質問、答弁にもありましたけれども、大蔵大臣は第五次学級編制等改善計画案の終了年限を昭和六十六年、十二年間で実施をするということで、この分については絶対に延期したり後退したりすることは、もう一度再確認をいたしますけれども、あり得ないととってよろし...全文を見る
○中西(績)委員 文部大臣もそのように理解してよろしいですか。
○中西(績)委員 そこで、いま両大臣による確認と十二年間というものの押さえについては確認ができたわけでありますけれども、当時自民党の総務会長でありました鈴木総理がこのようにして十二年という年限を決定したにもかかわらず、そして社、公、民、この三野党の修正の要求に対しまして、自民党は...全文を見る
○中西(績)委員 そうなってまいりますと、公党として三年後短縮を前提とした見直し、この約束をしながら、三年もしないうちに短縮どころか抑制措置をとるということで今度の法律は出されておるわけです。これは全く心外であります。したがって、当時自民党の中のそうした重要な役割りを果たしておっ...全文を見る
○中西(績)委員 いま長官から説明がございましたけれども、財政状況につきましてはこの当時も大変厳しいということを理由にいたしまして、先ほどから私が確認を経てまいりましたように九年、われわれは五年、本来なら五年ですべきなんです。それを文部省は遠慮して九年と言った。九年と言ったのは、...全文を見る
○中西(績)委員 そうなってまいりますと、来年度の概算要求の中身を見ますと、科学技術だとか原子力あるいは海外に対する経済協力あるいは軍事費等については、こういうものはどんどん伸ばしていくという、こうした中身になっているわけですね。いわゆる重要な課題については、政府としてはそのこと...全文を見る
○中西(績)委員 そうなりますと、私が一番冒頭に申し上げました教育問題については、じゃどうなのかということなんですね。教育に対する国の大綱だとか教育は大事だからと絶えず文部大臣を初めとして言っていますね。そうしたものの中には、文部大臣、教育は国の大綱あるいは重要政策としては入らな...全文を見る
○中西(績)委員 いま大臣は、最重要なこと、最重要な政策として取り上げなければならぬと言わんばかりのことを言っているわけでしょう。ところが、実質的にはこのようにして手をかけ、ゼロではなしにむしろマイナス、こういう状況というのが出ておるということをここでは一応指摘をしておきます。そ...全文を見る
○中西(績)委員 そうなりますと、もう一度明確にしてください。こうした内容についての確認をいたしたわけでありますけれども、大臣はこの確認については先ほど——それならもう一つ追及しますけれども、文部大臣は就任のときにこう言っているのですよ。五十五年の七月十八日に、あなたは四十人学級...全文を見る
○中西(績)委員 そこで、もとに戻りますけれども、いま言うような状況がありまして、すべてがそういう方向になっておって、しかも最重要な課題になっておるかどうかということがいま問題になってきたわけです。  したがって、私は文部大臣に聞きますけれども、あなたはこうした教育問題について...全文を見る
○中西(績)委員 わざわざいままで長い期間における討論の過程、そうした中身について私が申し上げたのはなぜかといいますと、いまあなたがおっしゃられるように、このようにして教育は重要だけれども、それは期間内に行いさえすれば何も問題ないのだというような言い方なんですね。そうしたところに...全文を見る
○中西(績)委員 いまあなたが言われる論理は、それはあなたの論理であって、公党間の約束というのは、他の人がおって決められることなんですね。このことはわかりますか。
○中西(績)委員 本件は保留ですね。
○中西(績)委員 ですから、この点については理事会で十分検討してもらって結論を出してもらいたい。  そこで、学級規模と教育効果についてお聞きをしたいと思うのです。  三十人規模が適正であるということは、すべての研究機関なりいろんなところで示されている中身を見ますと、大体その結...全文を見る
○中西(績)委員 私が聞いておるのは、各国の例じゃないんですよ。研究機関なり何なりが出したその結論なり報告というのはどうなっているか。
○中西(績)委員 いま言われたことからいたしましても、四十人学級と比較してやっておったようでありますけれども、大体いままで出ておる大学関係のあれを見ましても、九州大学、広島大学、名古屋大学、そしていよいよこれが問題になりました時期の全国教育研究所連盟の研究あるいは調査の結果、ある...全文を見る
○中西(績)委員 いま長官の答弁の中にありますように、国の基本に関する問題としてあるということ、そしてその上に立ってこれが最善の方策ではないという、そうした理解をしておる。しかも、文部大臣もこの点に関してはきわめて重要な課題としていままでも主張してきたし、こうなったからという理由...全文を見る
○中西(績)委員 そうなりますと、わざわざこうした法律案をいま提案する必要はないんじゃないか、私はこう理解をせざるを得ないわけなんです。あくまでもいままでの主張からいたしましても、これをわさわざ——五十六億なんですよ。これとの関係で、国の基本に関する問題として、ではほかのところで...全文を見る
○中西(績)委員 いまの答弁については、内容的には私たちの理解できる内容になっていません。この点については、いま皆さんは口を開けば国の基本的な重要な事項なんだということを絶えず言うけれども、私はあくまでもそういうふうに理解をしておる。この五十六億というわずかの金額を削ってしまうと...全文を見る
○中西(績)委員 だから、なお問題になるんじゃないでしょうか。と申しますのは、いま大蔵大臣の答弁によりますと、不確定であるということになるわけですね。こうして法律を提案して、その法律に基づく特例範囲に入る問題について、予算要求としては文部省の方から概算要求として提案されてあるわけ...全文を見る
○中西(績)委員 毎年と同じじゃないんですね。法律は、予算委員会を通って、その後にいろいろな問題についてやっています。それが大部分です。このようにこれほど論議をしておる内容について、いま申し上げるように、公立小中学校の学級編制の標準等に関する経過措置の特例、こうした内容について、...全文を見る
○中西(績)委員 いま答弁ありましたけれども、例年とは違うわけですよ、最初は例年そうしておると言ったけれどもね。そうした意味で、この問題について、予算がそうして不安定であるということになってくると、先ほどから言われている文部大臣の、きわめて重要な課題であるということも大変薄れてき...全文を見る
○中西(績)委員 文部大臣に伺います。
○中西(績)委員 ですから、この点は私は、将来計画なり何なり確かにもらっております、こんな簡単なものを。しかし、これでは、特にこの最後にあります「実施するものとした場合の見込数である。」ということであって——これは私たちが論議するに際して、文部省が出された私たちに対する資料です。...全文を見る
○中西(績)委員 時間がないから簡単にしてください。
○中西(績)委員 だから、いまのあれを聞きますと、六十年度以降における問題としてとらえていくということで、まだ確定的なことが出されていないわけですね。弾力的にという言葉でごまかされています。ですから、六十年度以降におけるそうした問題等については、いま申し上げるように、千八百五十人...全文を見る
○中西(績)委員 文部省というところは、そうした意味で資料を出したがらないところなんですね。秘密にしたがるところなんです。いままで絶えず委員会でも問題になったのはそこなんです。ですから、ぜひその点については、ここは文教委員会ではありませんから、特別委員会で別の委員会ですから、委員...全文を見る
○中西(績)委員 最後に、私はもう一つ自然増について申し上げたかったのですけれども、この点は湯山委員に対する答弁がまだ残っておるようですから一応送るといたしまして、最後に公立高校の第四次改善計画、この分につきましては一万二百三十八人を立てたわけであります。この計画については、いま...全文を見る
○中西(績)委員 これは法改正の中にちゃんと入っていますから、だからそうした問題等につきましても、自治省とある程度煮詰めてでも答弁なりをいただかないと困るわけですね。  私、時間が来ましたからやめますけれども、総じて言い得ることは、いままでの討論を見ましても、内容的にまだまだ、...全文を見る
10月27日第95回国会 衆議院 行財政改革に関する特別委員会 第9号
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○中西(績)委員 時間がございませんから、一点だけ、川合、馬場両参考人の方にお聞きをしたいと存じます。  先ほどいろいろ御意見をお聞かせいただきました中で、国民すべて痛みを分け合うべきであるという論議でございましたけれども、私はこの問題で教育の面から一点だけお聞きをしたいと存じ...全文を見る
11月13日第95回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第4号
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○中西(績)委員 私は、北炭新夕張鉱問題につきましては後で塚田委員の方から詳細にわたって質問を申し上げますので、これを外しまして、一般的な質問を申し上げたいと思います。  そこで、まず第一は、去る八月に策定をいたしました昭和五十七年度石炭並びに石油及び石油代替エネルギー対策特別...全文を見る
○中西(績)委員 いまのお答えでは、減少することについては恐らく間違いはないであろうけれども、それを具体化することについてはできないということでありますが、最後にお答えいただきましたように、石炭勘定を優先するというこの考え方については、従前から論議の過程でも確認をしてきたことであ...全文を見る
○中西(績)委員 そうした面で見通しが確かに——石油供給計画、それに基づいてその中から財源を見通し、そして石炭の政策充実ということを重要視してやっておられるということでありますけれども、私が一番懸念するのは、いま挙げられておる石炭勘定の歳入額、この点が確保できるかどうか、このこと...全文を見る
○中西(績)委員 この関税収入はかた目に見積もり、そして可能であろうということをお答えいただきましたので、私もこうなってほしいという願望を持つものであります。  そこで、問題は歳出額、概算要求の中身を見ますと、これから後財源問題あるいはゼロシーリング、さらに行革絡み、こうしたこ...全文を見る
○中西(績)委員 まだ最終的な段階に入っておりませんから、そうした問題について詳しくはできないと思いますけれども、この点は特別会計でもありますし、そうしたことからして、いまより以上これを減額するということになれば石炭政策は大きく狂うわけでありますから、この点は最後までがんばってほ...全文を見る
○中西(績)委員 いままでこれが不足する場合には一般会計からということもありましたけれども、特別会計としてこれを措置してあるので、その枠内でしかいままで施策がなされてこなかったわけですね。したがって、この特別会計法は、これから後財源が厳しくなればなるほど、そしてさらに一般財源がい...全文を見る
○中西(績)委員 いま言われましたように六千億を超える残存鉱害量、このことが確認できたということになれば、それに基づいて、いま行われておる石鉱審鉱害部会での討議、この進捗状況はどうなっておるのか、そしていつごろこの答申が出てくるのか、この点どうでしょうか。
○中西(績)委員 いまのお答えなり、そして前回からの本委員会における討論の中身からいたしましても、大体臨鉱法あるいは賠償法すべて延長するということを前提でいま検討が進んでおるものと確認をしたいと思いますが、この点はよろしいですね。
○中西(績)委員 審議がいま進められておるということになりますが、その際、いままでの経過、そして総括の上に立っていまこうした論議が進められておると思います。そこで、もし延長する場合の問題点の整理はどのようにされておるのか、この点についてお答えをいただきたいと思います。  特に、...全文を見る
○中西(績)委員 私は先ほど例を挙げて申し上げましたけれども、そうした諸問題も含めて検討されておる、こう理解してよろしいわけですね。——延長する際にはそうした多くの問題か欠落をしないように十分対応していただくよう、事務当局の方からも審議会の鉱害部会に対しまして要請なり何なりを強め...全文を見る
○中西(績)委員 石炭産業については私たちこうした公的なものを追求すべきではないかという質問をいたしますけれども、私企業でということがいままで絶えず政府答弁として出てきておるわけであります。そういうことになってまいりますと、法的には企業責任としてこれは明確にしなければならぬわけで...全文を見る
○中西(績)委員 次に、私は、産炭地振興対策問題について二、三の質問を申し上げたいと思います。  その中で、先ほど私が申し上げましたように、現状では鉱害等につきましても資金の捻出が困難だというようなこと等が出てきておりますと同時に、全体的に見ますと、産炭地域振興対策を遂げていく...全文を見る
○中西(績)委員 取り入れてやっていくということでありますけれども、そこで大臣にお聞きした  いと思います。  私は、こうした経済生活圏域設定、そして先ほど九州の例を挙げましたけれども、北九州なりあるいは福岡ということに圏域を全部設定をしておるわけですが、むしろそうしたところ...全文を見る
○中西(績)委員 討論する時間がありませんからなんだけれども、いま私の意見に対して資本は収奪でないということを言っていますけれども、花を咲かせるのだと言っておるけれども、筑豊に花が咲いただろうか、咲いてない。  同時に、私は先般国政調査で荒尾市に行った場合に非常に強く感じました...全文を見る
○中西(績)委員 いまお答えどおりぜひこれを早急に確定をしていただきたいと思います。  そこで、地域特例補助金の削減等についてお聞きしようと思いましたけれども、時間がありませんから割愛をします。  そこで、炭鉱離職者緊急就労対策事業費補助金として概算要求では六十六億三百二十八...全文を見る
○中西(績)委員 いま最後の部分で言われた産炭地振興との絡みの中でこれを維持していくということについては、また発展をさせるということについては異議がありません。ただ、条件としては、先ほど申し上げたように、私たちがこういう大変な地域であるということの認識をしておかないと、先ほど申し...全文を見る
○中西(績)委員 この種問題についてはまだ申し上げたいことがございますけれども、捜査ということですべてが隠されますので意見をなかなか出しにくいわけです。しかしいずれにいたしましても、行政監督庁として今後こうした問題等についてはより具体的に問題点を指摘していかないと多くの問題を残す...全文を見る