中西績介

なかにしせきすけ



当選回数回

中西績介の1982年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月25日第96回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第5号
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○中西(績)委員 時間が、後の方が大臣のいらっしゃる時間が短くなりますので、三十分程度になってしまいましたから、はしょって申し上げます。したがって、答弁は簡潔にお願い申し上げたいと思います。  そこで、まず第一点として、国鉄地方ローカル線問題についてお聞きいたしたいと思います。...全文を見る
○中西(績)委員 それでは、特に一点目の場合には、そのようなただ単に廃止に必要な論議だけでなしに、ビルドにかかわる問題まで含めて論議がされるということで確認してよろしいですね。
○中西(績)委員 これらの問題については、私このことを質問を申し上げましたのは、交通線対策協議会を開くに当たっていろいろな誘いがかかっておる、その中身は非常に不純なものまで含んでおると私は考えますので、お聞きをしたわけであります。いずれにいたしましても、お聞きした点についてはわか...全文を見る
○中西(績)委員 この点は従来からの確認どおり、いまなお変わっておらないということが確認できましたので、石炭勘定は五十六年度分については問題がないということを確認します。  そこで、五十七年度原重油関税一千四百五十億円並びに五十七年度予算予定額、この点については大丈夫なのかどう...全文を見る
○中西(績)委員 横ばいで行けば、いま最後に答弁されましたように、定額先入れ方式をとりさえすればこの分については変更はない、こういうことになるわけでありますから、大体確認できると思います。  ただ問題は、需要見通しなどにつきましてどうせ見直し等が行われるようでありますから、そう...全文を見る
○中西(績)委員 そうした反省はある程度なされておりますけれども、いま、これに対して反論をし、そして討論をする時間がございませんから、きょうは省きます。  そのような反省の上に立ってこの計画は立てられておりますが、特に大臣にお聞きしたいと思います。  いまそうした内容であるだ...全文を見る
○中西(績)委員 そのようにして拡大を図っていくことの努力、そのことはわかりますけれども、そうした増大なり何なりが具体的に望めるだろうかという点ですね。この点、部長、どうなんですか。大臣は新しくなったわけですから、努力はするとは言っていますけれども、その点についての展望なりあれば...全文を見る
○中西(績)委員 予算がまだ確定をしませんから、その配分等についてはまだまだ多くの問題が残っておると思いますから、この点については十分対応していただきたいと思います。  そこで、それとのかかわりで他省庁とのかかわり、それぞれございますけれども、きょうは時間がございませんので、建...全文を見る
○中西(績)委員 具体的にお答えをいただきましたので大体わかりますけれども、私はこの点、先ほど通産大臣の方からお答えがありましたように、それぞれの省庁との関連の中で、そうした点についての重点施策を明確に打ち出す中の一つとしてぜひこれを採用することを期待を申し上げ、きょうはもうこれ...全文を見る
○中西(績)委員 後の田中委員の質問の時間が大変制限されますので、私は時間を残してこれで終えますけれども、あとまだ産炭地問題につきましては多くの質問も残っておりますので次回に譲らしていただくと同時に、消費者対策問題等につきましてもきょう大体やるつもりでおりましたけれども、このよう...全文を見る
02月26日第96回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第6号
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○中西(績)委員 議会等がある中で、大変多忙な中できょうこうして参考人としておいでいただきましたことに対しまして、心から敬意を表すると同時に、また、大変多くの問題を抱えておりますだけに、私たちもこの点についていろいろお教えを願いたいと思いますので、ぜひ忌憚のない意見を申し述べてい...全文を見る
○中西(績)委員 時間がございますので、離職者対策について黒田市長にもう一度お伺いをしたいと思います。  緊就、開就についてのいろいろな諸事業を行う場合の財政的な問題等多くの問題を抱えておるわけでありますが、先ほども申されましたように、産炭地振興の十年間の延長の中に、大牟田市政...全文を見る
○中西(績)委員 以上で終わります。
03月11日第96回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第7号
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○中西(績)委員 私は、先般産炭地振興問題について質問いたしましたけれども、時間の関係もございまして途中で打ち切りましたので、先般お答えいただいたことに補足をしながら質問を申し上げたいと存じます。  そこで一番問題は、これから後財政的に大変困難な状況にある六条地域における市町村...全文を見る
○中西(績)委員 そういたしますと、ここ二年間論議をしてまいった際に、いろいろ当時の大臣から答弁をいただいておりましたように、たとえば筑豊に、先般もちょっと触れたのでありますけれども、周防灘臨海工業地帯に日産なら日産というものの誘致をする、そのことが今度は大きく影響を与える、とい...全文を見る
○中西(績)委員 私は筑豊の出身であるから筑豊の問題についていまこうして論議をしてまいりましたけれども、これは北海道における内陸部、もうすべてに該当する問題であるわけですね。ですから、こうした問題等については、やはり波及効果のあるものとして、先般から言われておるように、国家的事業...全文を見る
○中西(績)委員 三月中にこの交付決定をするということのようでありますけれども、そこで問題は、いま政府の方に各自治体なりあるいは地域ブロックから、僅少ではあるけれどもそうしたものを活用しながら一定の事業なり何なりを起こそうということで、そうしたものが参っておると思いますけれども、...全文を見る
○中西(績)委員 そこで、いま一番最後にお答えいただいた分で、道県の場合に、そうしたものに熱心なところ、あるいは極端な言葉で言いますならば無関心、不熱心と申しますか、そうした点で生じてくる格差、地域的に今度はそこのアンバラが出てくるわけです。ですから、そうしたことのないように、こ...全文を見る
○中西(績)委員 ですから、この問題はただ機械的にやるということだけではなくて、その地域の実態がどうなっておるかということをある程度加味しながらやらないと、全体的には、たとえば四市町村あると仮定しますと、山口県なんかで出てくる問題ですけれども、特定の市町村の場合には大変事情がよろ...全文を見る
○中西(績)委員 そうなってまいりますと、この経済生活圏域の設定、全国二十圏域を設定をしていますね。そうした場合に、たとえば例をまた筑豊にとらしていただきますならば、筑豊の場合にいま二分割していますね。東・中それと西と分けておるわけですけれども、そうなってまいりますと、やはり地域...全文を見る
○中西(績)委員 むしろこれから後、いろいろな計画案が出てきますので、これはもう未来永遠に修正がきかないというものではないでしょうから、またそうしたときに具体的にもう少し論議をしてみたいと思います。いずれにいたしましても、たとえば教育、文化の問題一つを取り上げてみましても、筑豊な...全文を見る
○中西(績)委員 そこで、こうした数字が確実にそうだということが言えないと言っていますけれども、傾向としては認められますね。  そうなってまいりますと、筑豊における就労の構造というものを見ていった場合に、いま筑豊の場合には、一般的な企業進出などが、男子雇用型のものがほとんどない...全文を見る
○中西(績)委員 時間が参りましたけれども、もう一点だけお聞かせをいただきたいと思うのです。  エネルギー庁、お見えですね。この予算案を見ますと、石炭液化の問題で現在予算化しておる部分で、果たしてこの石炭液化という問題が、エネルギーが大変な状況にある中で、これが果たす役割りとし...全文を見る
○中西(績)委員 時間も参りましたのでやめますけれども、私はこの点は、これだけの予算なりを割いて研究をしていくということであれば、むしろローカルエネルギーなり何なり、そうした方向に向けて本格的にやることの方が、より実効なり何なりが上がるのではないかということも含めて考えております...全文を見る
○中西(績)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     炭鉱離職者臨時措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法施行にあたり、炭鉱離職者緊急就労対策...全文を見る
03月19日第96回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第8号
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○中西(績)委員 鉱害復旧法及び賠償法の二法について十年の延長ということでありますので、いろいろな角度から政府の意見なりをただしたいと思っています。  そこで、まず私は大臣に二、三の点について質問を申し上げたいと存じます。  その一つは、昨年十二月十七日、石岩鉱業審議会から答...全文を見る
○中西(績)委員 そこで問題は、いま大臣が答えられましたが、地域が非常に広い、あるいは判定が困難な場合にボーリングあるいは学者、そうしたものを含めて科学的な調査とか、こうしたことを含めて慎重を期してやったということでありますけれども、そうした中では特に私がお聞きをしたいと思います...全文を見る
○中西(績)委員 それはいつごろ発表できるのですか。
○中西(績)委員 この点はいろいろ細かい内容等についてはあると思いますので困難かと思いますけれども、やはりいままで私たちが論議をしてきた段階の中でこうした内容がなかなかっかみにくい、そして、先ほども大臣お答えいただきましたように、二年間にわたる長い期間を要した、それくらいに緻密に...全文を見る
○中西(績)委員 この点、もう少し専門的に部長の方にお聞きしますけれども、いま私が挙げたようないろいろな点から、これは大きく狂いはないだろうという大臣のお答えのようでありますけれども、私は、その点が大変不安材料があるために確認しにくいと思うのです。でないと、これから後十年間の延長...全文を見る
○中西(績)委員 そこで、またもとに返るようですけれども、この調査を私が特に重視しますのは、いままで私の経験の中から申し上げますと、そこには鉱害はないんだという、あるいはいまあなたが言われた三年を経過すれば一定の安定、その結果その地域は鉱害認定されなかったというのが、いろいろ科学...全文を見る
○中西(績)委員 いずれにしましても、もう少し私たちが納得できる一つの要因というのは、いま私が指摘をしましたように、いろいろな調査の状況だとか——ただ、これがいろいろ発表されると、将来、地域ごとに大変な問題等が起こることも予測されますので、いろいろあるだろうと思いますけれども、そ...全文を見る
○中西(績)委員 そこで、これは部長の方でお答えいただきたいと思いますが、いま産炭地の場合を考えてみますと、たとえば鉱害にかかわる雇用の関係から見ますと、二年くらい前だったと思いますが、われわれの要求の中から、たとえば鉱害関係で働いておられる就労者の数というものを見た場合に、政府...全文を見る
○中西(績)委員 そこで、この文章の中に出しておる内容等も含めまして質問をしていきたいと思っていますが、特に、こうしたものの早期解消のため取り組むに当たっての心構えみたいなものが八ページにはずっと述べられています。特に真ん中辺あたりに、地方公共団体の積極的役割りを強調しておるので...全文を見る
○中西(績)委員 いまお答えいただいた財政上の負担等についてはまだ私も意見を持っていますけれども、この点は、また後日こうした機会に同僚の委員からお聞きすると思いますのできょうは私は省いていきますが、たとえば県の段階だとか市町村の段階におきまして、そうした協力姿勢なりあるいは全体の...全文を見る
○中西(績)委員 この点は農業生産者の意識とのかかわり等があるようでありますから、いま指摘された、たとえば果樹園の漏水による状況からいたしまして不適農地として認定をして、そうした話が進めば確かに必要であるわけでありますだけに、そうしたものを十分に活用できる体制というのは必要であろ...全文を見る
○中西(績)委員 この点も、いままで具体的にそうしたことを活用してきておるだけに、そうしたものが活用されることによって計画がさらに進んでいくということであれば、これはぜひ活用すべきではないかと思っております。  そこで、次に移りますが、山林原野及び干潟などに発生する鉱害につきま...全文を見る
○中西(績)委員 この点は、先ほど私申し上げましたように、いまお答えの中では公共性の高いものということでありますけれども、民家にすぐ隣接をするボタ山があって、そのすぐ隣接地域、山林になりまして、そしてその下は民家なんです。そうすると空洞ができる、そこに今度は、九州ですから、集中豪...全文を見る
○中西(績)委員 私がこれを内容別に分類をしておく必要があるんじゃないかということを指摘いたしましたのは、何と申しましても、こうした炭鉱閉山当時における資本の側が、閉山交付金を交付させるために農民の皆さんだとか、あるいは家屋関係からいいますと個人の皆さんにそのときの状況を全く——...全文を見る
○中西(績)委員 最後に言われたところはもうすでに年限的に私はむだだろうと思うのです、いまそれを起こすことは。大変困難だろうと思います。ですから、そうしたいま言うように賠償義務者の位置を不安定にするということで返還を求めることが困難だとするなら、ではそれにかわるべきもの、何をすれ...全文を見る
○中西(績)委員 いずれにしましても、個々具体的なケースによってこれを検討するということにならざるを得ないということはよくわかりますが、こうしたことによって、総合的な計画なり何なりをこれから起こしていこうとする場合に、これがやはり将来的に一つの大きな障害になってくるわけですね。し...全文を見る
○中西(績)委員 それじゃもう一つ困難な問題について、十二ページにありますところの社有地にある個人所有の家屋については複雑なものがあります。したがって、未解決のものも多いわけです。ここで特に無資力の場合に、社有地における個人家屋、これを処理する場合にどういう方法があるのかというこ...全文を見る
○中西(績)委員 ですから、いま言われましたけれども、ここで一番問題は、そうしたものは長くずっと残ってきておるわけです。何と申しましても、調査という言葉でいつもこれが延ばされたり何かするわけですけれども、積極的にそうした問題については取り組んでいただくということを前提にしていただ...全文を見る
○中西(績)委員 この点後でまた数字等については細かくお教えいただきたいと思います。  二つ目に、有資力の場合に特にこのことが混乱しておると思いますけれども、どのように処置をしておるのか。無資力の場合なんかにおきましては、いま言われたような中身でもってこれからやられようとしてお...全文を見る
○中西(績)委員 これはまた後で、有資力問題については午後の質問の際にさせていただきます。残り時間もわずかになってまいりましたから、これで一応打ち切ります。  この部分の最後になりますけれども、復旧対象に関連した問題として農地の復旧に伴いまして揚排水のポンプがありますね。さらに...全文を見る
○中西(績)委員 この点は、この十年の法律を確定するときにある程度そうした見通しなり何なりを示していただかないと、現地では大変な問題になって残るわけですから、これはきょう結論を出す必要はありませんけれども、ぜひ近いうちにそうした問題についての御回答がいただけるように検討しておいて...全文を見る
○中西(績)委員 あと関連の質問がありますので、私のこの時間の質問はこれで終わらせていただいて、あと残り、いま出ました赤水の問題だとかいろいろな問題以降は、また午後から質問をさせていただきます。
○中西(績)委員 先ほどの質問に続きまして申し上げたいと存じますが、先ほどのあれで坑内水の揚水問題について触れていきたいと思いますが、いま坑内水を揚水しておるところはどことどこになっていますか。
○中西(績)委員 この三つの個所から揚水をしておるようでございますけれども、この分、毎分どれくらい上がっておるかの調査結果はございますか。
○中西(績)委員 そこで、たとえば一つの例を挙げますが、私は聞いたところでは、三井山野の場合には毎分大体六、七トンくらいじゃないかと思いますけれども、六、七トンであっても一日揚水を停止した結果は二十四センチくらい水位が上昇したという結果を生じています。ですからこのことは間違いない...全文を見る
○中西(績)委員 それではそのことを確認をいたしまして、特にまたそれ以外に排水路などで、聞くところによると百カ所近くもそうした揚水などを行っておるという状況がありますだけに、さきに申し上げました揚排水のポンプだとかあるいは可動井ぜきなどの問題につきましても、この予算確定する前後く...全文を見る
○中西(績)委員 四カ所、そして無資力の場合には二カ所でやられておると言われますけれども、その処理は、先ほど事業団の理事長答えておりましたように、処理の仕方によってスラッジ処理などが大変困っておるということを言っておりましたけれども、四カ所だけでこれが済んでおるのか、それとも他に...全文を見る
○中西(績)委員 先ほど私が指摘いたしましたように、傾向としては安定的なものになりつつあると言われますけれども、このようにして十三カ所、赤水は経験した方でなければなかなかわかりにくいと思うのですけれども、大変な実害を持っておるわけでありますから、この点いち早く完全な調査を終えられ...全文を見る
○中西(績)委員 では次に、有資力関係の鉱害問題について二、三点お聞きをしたいと思うわけでありますが、残存鉱害量調査をいたした結果、正確には有資力関係でどれだけのものがあるのか、その量的なものを発表できますか。
○中西(績)委員 それでは、会社別にいままで復旧した量、これはおわかりになるでしょう。
○中西(績)委員 私が本来知りたかったのは、いままで会社別に復旧された量、それがわかれば、これから残っているもの——そうするといままで全体的にどれだけのものを長い期間に何%復旧したかということが明らかになるからです。それがわからないと、おくれておる、おくれておるということは言うけ...全文を見る
○中西(績)委員 そこで、あることは事実なんですから、お聞きしますけれども、いままで有資力の場合には先般四十七年から十年間というもの何か計画か何かを出させて、それに基づいてこれを実施していったのか、この点が一つ。それからもう一つは、こうした事態でありますだけに、先ほど大臣があと十...全文を見る
○中西(績)委員 これはぜひそのようにして一定の計画性を持たしてやられるように要望をしておきます。  そこで、次に、遅延した理由は何なのかということをお聞きしたいと思いますが、いままで、やはり有資力の場合に遅延をする大きな理由は、先般も有吉会長が答弁しておりましたように、被害者...全文を見る
○中西(績)委員 私たちの経験からいたしますと、たとえば私の住んでおる近くの彦山川右岸、左岸の問題等考えてみましても、特にあれは右岸あたりになりますか、一番下流の方から、これだけ下がっておるからそれを全部上げていかなければならぬといったらこれは膨大なものになってしまうわけですね。...全文を見る
○中西(績)委員 ですから、そうなってまいりますと、少額のものでそれを認めておるということになれば、もう当然復旧工事等の対象を、そうした義務を果たすことができないということは前々からわかっておるわけでありますから、現行法の中では大変困難であろうと思うけれども、これらの処置をいまど...全文を見る
○中西(績)委員 この点はぜひそうした措置をとっていただきたいと思います。ですから先般私がお聞きしたのは、こうした融資制度なりをとることによって、その効果は事業規模から言うなら六十三億、こういうものになるのだということまで出ておりますから、そのことが果たして十分であるのか、そうし...全文を見る
○中西(績)委員 私はその人員構成だとか、先ほど答弁があっておりました他の社からの派遣だとかあるいは他の官公庁からの派遣だとか出向だとか、いろいろなそうしたものまで含めて詳細に知った上でこれを論議してみたいと思っておったけれども、それが出ておりません。もう短時間ですから、それまで...全文を見る
○中西(績)委員 私は、精神訓話だけではなかなか困難だろうと思いますから、やはり限られておるということに対する一つの問題、先ほども指摘があっておりましたけれども、その中においてどうするかということが問題なのであって、いま言われるように、いろいろ構成する人員構成の中の現状がいいのか...全文を見る
○中西(績)委員 ぜひそのことを検討してください。  それでは、最後になりますが、ボタ山の問題について、先ほどもちょっと質問があっておりましたけれども、さらに加えて質問を申し上げます。  ボタ山の、先ほども答弁があっておりましたように九百と言っておりましたけれども、先般からわ...全文を見る
○中西(績)委員 そうしますと、前回からある程度工事が終えて、こうした百十六ということになっておるようでありますけれども、これは有資力も含めての数ですか、それとも無資力だけですか。
○中西(績)委員 それから、この調査をするというのは、先ほど部長がお答えになった五十六年度に実態調査という、これと合うわけですね。
○中西(績)委員 そこで、防災工事が必要な数、百十六のうち百五着手をし、そして七十二完了するということになれば、残る数はわりあい少なくなってくるようだけれども、それぞれ地域からいろいろ要請される内容を聞いておりますと、まだ依然としてあるやに聞いています。ですから、この調査結果が出...全文を見る
○中西(績)委員 終わりますが、最後に石炭部長、大臣がいませんからなんですけれども、これは産炭地の振興、その計画の中で大変重要な問題ですから、ただ被害防止ということの発想だけでこれを処理しようとしますと、今度は障害になりネックになる可能性もあるわけですから、この点は他の方策も考え...全文を見る
03月25日第96回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第9号
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○中西(績)委員 本日は、参考人の皆さんには大変お忙しい中をこうして時間を割いていただき、いろいろな御意見を開陳していただくことに対しましてお礼を申し上げながら、大変時間が制限されておりますので、簡単にお答えをいただきたいと思います。  まず第一点は、加藤参考人にお聞きいたしま...全文を見る
○中西(績)委員 そこで、香月佐賀県知事さんあるいは被害者連合会の三村さんあたりにお聞きしますけれども、こうした内容でもって十年というのを確定をしておりますだけに、これから後、いまの鉱害復旧量をそのまま継続をしていけば大体十年程度で終了すると皆さんお考えになっておるのかどうか。細...全文を見る
○中西(績)委員 そこで、またお二方にお聞きしますけれども、いま出てまいりました再復旧なりあるいは追加工事の問題は、佐賀におけるボタ使用家屋の問題等とあわせまして大変な問題をまだ持っておるわけでありますけれども、私は、先ほど不安材料と申しましたのは、そうした中身も含みまして再度こ...全文を見る
○中西(績)委員 そういたしますと、これから新たに発生をするであろうというそうしたものについては現在安定をしたという中で、いま残っておるものについて大体お二方そうした見方の中で申されたようでありますけれども、地下のことでありますし、地下水の移動等いろいろなことを考え合わしていきま...全文を見る
○中西(績)委員 そこで、加藤参考人にお聞きしますけれども、いま私が申し上げたような、まだ十分ではありませんけれども、そうした問題と、それからお二方のいままで申し述べてこられた幾つかの問題、そうしたことを考え合わせていきますと、法律の改正は必要ない、運用上解決を求めるべきだ、こう...全文を見る
○中西(績)委員 そうしますと、いま申されたような点で大体この答申の中に書かれておるような事柄だけを対象として論議された、こういうふうに理解をしてよろしいでしょうか。
○中西(績)委員 それでは、最後に松田参考人にお聞きをいたしますけれども、一つは、有資力賠償義務者が融資制度をぜひ拡大をしてほしい、こうした要請等がありますだけに、きょうもまたそうした意見の開陳をいただきましたけれども、この問題について、たとえば来年度、五十七年度分として予算化し...全文を見る
○中西(績)委員 終わりますが、ただ、最後に有資力関係の皆さんにお願いですけれども、いろいろな話がつきにくいということで逃げるのでなしに、積極的に十年間なりを提案していただいて、皆さんと協調していくことを特にお願いを申し上げておきたいと思います。  以上です。同僚委員の方から残...全文を見る
04月01日第96回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第10号
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○中西(績)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     臨時石炭鉱害復旧法及び石炭鉱害賠償等臨時措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法施行にあた...全文を見る
04月07日第96回国会 衆議院 文教委員会 第7号
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○中西(績)委員 さきの当委員会におきまして、同僚の佐藤委員の方から平和教育について質問がなされました。その中で、特にまた理解を深めるためにと思いまして、二、三の点につきまして質問を申し上げたいと存じます。  そこで、先般も、大臣御存じのとおり、平和教育の持つ意味というものを考...全文を見る
○中西(績)委員 そこで私は、こうした平和問題に大変深いかかわりを持って勧告などをいたしておりますユネスコの問題について、一、二最初にお聞かせを願いたいと思うわけであります。  ユネスコの場合には、文部省の中に学術国際局ユネスコ国際部というものを設定までいたしましてユネスコ問題...全文を見る
○中西(績)委員 そうしますと、ユネスコ全般にかかわる事務的なもの、あるいは行政処理等も含めてやっておるということですね。  そうしますと、ユネスコ活動に関する法律というのがございますが、二十七年の六月二十一日に公布されておりますけれども、これを見ますと、一番最初に書かれており...全文を見る
○中西(績)委員 そうなってまいりますと、一九七四年十一月の「国際理解、国際協力及び国際平和のための教育並びに人権及び基本的自由についての教育に関する勧告」、これがなされておりますが、このことは御存じでしょうか。
○中西(績)委員 そうしますと、その内容でありますけれども、特に私が申し上げたいと思いますのは、この勧告の中に、いろいろずっとございますけれども、「正義、自由、人権及び平和の促進のためすべての者の教育を確保することを目的とした活動を加盟国において奨励し及び支持することがユネスコに...全文を見る
○中西(績)委員 先般の同僚の質問の中でお答えがありましたのは、このときの軍縮教育世界会議は個人参加であったということが明らかにされました。そのことのよしあしは別にいたしまして、日本からは何名、そしてだれが参加したかおわかりですか。
○中西(績)委員 これは個人参加であるから文部省とは何もかかわりがないとお考えですか、それとも参加することを知った上でこのことを承知しておるのか、どちらでしょう。
○中西(績)委員 いまお答えいただきましたように、たとえ個人であっても、いままでのかかわりからいたしますと、最終報告がユネスコ事務局長に要請するという形態をとっておる、したがってこの中身については大変重要なものである、その内容については御存じだということをいま申されましたのでお聞...全文を見る
○中西(績)委員 「教育と軍縮との関係」から言いますと、「平和教育の本質的要素である軍縮教育は、軍縮にかんする教育と軍縮のための教育の両方を含む。」、こうした指摘をしながら「兵器の生産と取得のもとに横たわる諸要因、軍拡競争の社会的・政治的・経済的・文化的影響、核兵器の存在とその使...全文を見る
○中西(績)委員 「教育学的目標」という中に「軍縮教育を、軍縮の精神での教育と考えるにせよ、あるいは既存の学科へ関連教材を組み入れるものと考えるにせよ、さらに明確な学習分野の発展として考えるにせよ、軍縮教育はもっとも想像的な教育方法を実施すべきであり、特に、それぞれの特定の文化的...全文を見る
○中西(績)委員 次に、この「教育課程および教材」の中でもう少し大事なところがございますので指摘をしておきたいと思いますけれども、「ユネスコは、平和、軍縮、人権の問題に関して現行の教科書を改訂するよう働きかけるべきである。」、こういうことが一つ出ています。その後に「大量破壊の兵器...全文を見る
○中西(績)委員 その最後になりますけれども、「教員および教育者の教育」というところがございます。そこには「教員および教育者の教育は、学際的であり、また、軍縮教育の現状と未来の必要に応ずるものでなければならない。」、そして「教育コース」云々ということでその次にずっと示されておりま...全文を見る
○中西(績)委員 法律がつくられておるとかなんとかいうことでなくとも、そうした教育方法なりあるいはこの「教員および教育者の教育」、その中身にありますそうしたあらゆるいやがらせなどがありましても、それを十分国なりあるいは行政が保護する立場にむしろ立つべきではないか、私はそう思います...全文を見る
○中西(績)委員 第二の点は、いま私がずっと申し上げました中身の中に、「教員および教育者は、その仕事をおこなうにあたって生ずる一切のいやがらせや処分から法的に保護されるものでなくてはならない。」、こうあります。したがって、そうしたいやがらせに対して保護さるべきではないか、こう私は...全文を見る
○中西(績)委員 そこで、私は、文部省がそうしたユネスコ問題に対する考え方は明確に出されましたので、今度はその中における具体的な問題等につきまして指摘をしてまいりたいと思っています。  特に私が申し上げたいと思いますのは、先般同僚の佐藤委員の方から指摘がございましたけれども、一...全文を見る
○中西(績)委員 私は先ほどずっと長時間使いまして、ユネスコと文部省との関係、そしてこうした軍縮教育なり平和教育の問題をどう受けとめるかという問題から文部省の御確認をいただいたわけでありますけれども、その中で、いま出ておりますように、昨年の場合には六百七校中四百五十四校が実施され...全文を見る
○中西(績)委員 いま数字をずっと見ますと、八月八日に三百八校実施をし九日に六十校、十日に五十二校、そうしますと、このことは通常日でありますと校長が認め、県教委あるいは地教委がそれを認めてやっておるというように理解をしてよろしいですか。
○中西(績)委員 そういたしますと、九日に実施をした六十校というのは、そうした学校行事でなくて実施をしたということですか。
○中西(績)委員 そういたしますと、アンバランスになっておるということですね。先ほど言われましたように、八月九日長崎に原爆が投下された日、この日に登校しようとした際に地教委はそれを認めなかった。その結果、この前指摘がありましたように、校門に鎖あるいはかぎをかけて入ろうとしても入れ...全文を見る
○中西(績)委員 私はこのことをもうここで論議しましても、文部省が直接そのことを指導したというわけじゃありませんし、私がそのことをまた直接その日に体験をしたということではありませんからやりませんけれども、私はここに一つの問題があるのではないかと思っています。いま言われましたように...全文を見る
○中西(績)委員 私がこれを出しましたのは、「書くなと言われた点で驚いたのは、何といっても、憲法の前文を削除したらどうかと言われたときであった。これには最後まで抵抗して原稿のまま残すことができたが」と、こういう文章表現があるわけですね。だから、これは執筆者がそう言われたわけです。...全文を見る
○中西(績)委員 「これには最後まで抵抗して原稿のまま残すことができたが」ということなんですね。指摘をされたことは事実なんでしょう。本人がそう言っているわけですから。だから、そこに問題があるのではないでしょうか、私はこう言っているわけです。たくさんあるから、こういうことを言われま...全文を見る
○中西(績)委員 私は、どういうやりとりがあったかは、それは知りません。しかし、指摘しておることは事実なんでありまして、何回も言いますが、「憲法の前文を削除したらどうかと言われたときであった。これには最後まで抵抗して原稿のまま残すことができた」、こうなっているわけですね。ですから...全文を見る
○中西(績)委員 そうしますと、そうした憲法前文を削除したらどうかなどということが出るような指導はしておらない、こう確認してよろしいですか。
○中西(績)委員 私は大変これにこだわりますが、最後まで絶対に譲れる中身じゃありませんから。それでは、いま局長が言われるように、それが内容的に、掲載される前文が、ふさわしくないところにこれがあったから削れ、こういうように言ったということで理解してよろしいですか。
○中西(績)委員 では、文部省の指導の方針というのは、憲法前文が、文脈上おかしいあるいはそういうところに特別掲載されることはおかしいという場合には削除せよということはあっても、憲法前文を削るなどという一般的なそうした指導はなされておらない、こういうように理解してよろしいですね。
○中西(績)委員 先ほどの、文脈上、これがあるいは場所それから教科の性格上、触れるに適切でない、こうなってまいりますと、結局、一連の文章ございますけれども、その場合に、文章の中にそれが入っておることが大変おかしいという場合ですね、文脈上ということは。そのように理解してよろしいです...全文を見る
○中西(績)委員 私は、全部広げるとまたいろいろ答弁が異なってまいりますから、一つずついま確認していこうと思っているのです。  文脈の中と言うからいまお聞きしたのですけれども、これが載せられることについては何も問題でないと言っているわけです。ただその場合に、文脈上、文章上おかし...全文を見る
○中西(績)委員 できばえですか。憲法前文についていろいろ問題があるということではない、ですから、出てくる場所だとか文章表現上だとか、それにふつり合いなものの場合にはそれが指摘されるということですね。ところが、おもしろいことに——おもしろいと言ったら語弊がありますけれども、「これ...全文を見る
○中西(績)委員 上手下手を私は論議しているのではなくて、そういう答弁をいただこうとは私は思っておりませんでした。それでは、あなたが言われるのは、最後まで抵抗して原稿のまま残すことができたのは、下手だったからそこを削除せよ、こういうことを言われたということですか。
○中西(績)委員 私が触れるのは、いま文部省としてはそうした態度であるということはわかりました。そのことは了承します。ただ、その際に今度は、調査官が憲法の前文を削除したらどうかなどということを言うこと自体が大変問題。こうありますように、原稿のまま残すことができたということを言いま...全文を見る
○中西(績)委員 私は一番気になりますのは、執筆者本人が大変長い時間文部省に呼ばれていろいろ指摘をされた。「よく書けている、りっぱな教科書ですと褒められたにもかかわらず、延べ十数時間を要した。これは私たちの教科書だけではなかったようである。」こういう書き方になっていますね。そうし...全文を見る
○中西(績)委員 いずれにしましても、世の中に出ているこうした文章ですから、その点を調査する必要がないということで、これを断る必要がなぜあるのでしょうか。
○中西(績)委員 私は、事実をもう一回調べろ、こう言っておるわけですから、この点を何も調べる必要がないなどということ自体がおかしいのであって、だからこの点を、委員長、こうした文章が出回って、それがゆがめて伝えるから混乱を云々だとか、こういうことを言っておりますけれども、こうしたも...全文を見る
○中西(績)委員 いまいろいろ言われました、先ほど教科の性格がどうだこうだとか、長いことずっと言われましたけれども、それがわかっておるなら、いま指摘のある問題については、前文の削除を求めたものではなくて、文脈が混乱し、修正したので残しましたと最初から出れば、こんなに長い時間をかけ...全文を見る
○中西(績)委員 私、いまあなたに答弁を願ったのはそういうことでなくて、起こり得ざる事柄だということはわかりました、それから、憲法前文を削除せよなどということは絶対に言い得ないということもわかりました。文部省はいまそう言っておりますからね。ところが、具体的な事実として十数時間の時...全文を見る
○中西(績)委員 「宣伝行為」なんという言葉は取り消させてください。なぜなら、いま言うように、その中身について適切に文書発表するなりして明確にこの世の中に明らかにするならいいですけれども、節度を持って云々だとか、がまんするようなことを言って、一方では「宣伝行為」だなどというこうし...全文を見る
○中西(績)委員 教科書の宣伝並びに本人の宣伝、「宣伝行為」という言葉の中にはすべてが含まれているわけですからそのことを取り消し、問題は——その後にまたそれに付随するようなことを平気でどんどん言ったわけですよ。この点は言葉を注意してもらわないと、いま文部行政の開き直れば何でもでき...全文を見る
○中西(績)委員 先ほどお耳に入れたと言うのですけれども、私が聞いたのは起こり得ざる事柄であり云々という答弁がありまして、その後にこうした問題について最後になって文脈が混乱してそれを修正したから出てきたなどということを言っているわけです。だから、この点で何も局長が答えるような内容...全文を見る
○中西(績)委員 それでは宣伝行為ということも含めてですか。
○中西(績)委員 では、支持をしておらないということは、こうした言葉を使うことが不適切だということをお認めになっているわけですね。
○中西(績)委員 時間がなくなりましたけれども、そこで私は、先ほどからの続きになりますけれども、やはりどうしても納得がいかないのは、最後に、ああいう前文の削除を求めたものでなく、文脈が混乱し修正したものであって残したということですね。片や抵抗して残った、こういうことになっているわ...全文を見る
○中西(績)委員 調査をし、そして当委員会に必要であればなどという、必要だから言っておるのだから、——もう構成か一々全部そういう言葉になっておるわけですよ。だからさっき言うような、人のことには文脈がどうだとか、場所がどうだとか、構成の中で不自然さがあるとかなんとか言うくせに、自分...全文を見る
○中西(績)委員 じゃ当委員会にそうした資料なりを提出をしていただくように委員長の方から最終的な確認をしていただきたいと思います。よろしいですか、委員長。
○中西(績)委員 そこで、国内におけるこうしたいろいろな教科書問題、いま大変な問題になっておりますけれども、私ここで、西ドイツのいろいろな例を見ましたので、一つだけ指摘をしておきたいと思うのですけれども、この平和教育という部分から、大臣、私はぜひお聞きいただきたいと思いますのは、...全文を見る
○中西(績)委員 ぜひこのことも私たちに、調査するだけでなしに、お示しをいただくようにお願いを申し上げてよろしいでしょうか。
○中西(績)委員 時間がございませんのでほかの質問ができなくなってまいりましたけれども、私は、一つだけ、これは後日のためもございますのでお聞きしておきますけれども、研修問題についてお聞きしようと思っておりました。  研修問題について、大臣の所信表明の中で「教員がその資質能力を高...全文を見る
○中西(績)委員 そこで私がお尋ねをいたしたいと思いますのは、予算の中で「教員研修の充実等」というのが私たちに示されておる資料の中の四ページにございます。そこで私がお聞きしたいと思いますのは、たとえば文部省が主催しておる研修講座というのはこの中のどの項目に当たるのでしょうか。四ペ...全文を見る
○中西(績)委員 もう一度言っていただけますか。
○中西(績)委員 私たちに示された文部省の五十七年度予算、この中には、いま言うようにわからないようなものがあるわけですよ。だから私たちに予算審議しろとかなんとかいったって、予算審議なんてできっこないですよ。この点は、文部省がわれわれに対して大変怠っておることではないでしょうか。そ...全文を見る
○中西(績)委員 終わりますが、とにかく大臣の所信表明の中には現職教員のそうしたものもちゃんと出てきているのに、今度われわれが求めた場合に、予算を見てもどこにも載ってない、こういうことではいけないと私は思いますね。ですから、標準予算であろうとなかろうと、少なくとも私たちが審議がで...全文を見る
○中西(績)委員 時間が参りまして大変恐縮ですけれども、私たちがこうしてこの場で審議する場合には、いまさっき言うように、標準予算の中に載せられておるということであるならばそうしたものを後日明らかにしていただいて、その中からこれだけ何がしの費用を使ってこうした文部省主催の講習会をし...全文を見る
04月14日第96回国会 衆議院 文教委員会 第9号
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○中西(績)議員 ただいま議題となりました法律案について、その提案理由と内容の概要を御説明申し上げます。  わが国の五歳児の幼稚園と保育所の在籍率は、昭和五十五年度現在で九三%となっており、その内訳は、幼稚園が六五%、保育所が二八%であります。四歳児の場合も両者で八〇%と高く、...全文を見る
○中西(績)議員 お答えします。  このように私立幼稚園七〇%近くになっておるわけでありますけれども、何と申しましても、文部省の幼稚園教育振興計画というものはつくられますけれども、その内容なりあるいはそれに基づく適正配置ということが全く考えられておらないために、幼児政策の怠慢が...全文を見る
○中西(績)議員 私は先ほどの答弁でも申し上げましたけれども、やはり何と申しましても入園希望を満たすだけの施設を公的に保障することをサボってきておる、いま文部省は自治体における増加数について一定の評価をしておりましたけれども、この点が私は一番問題ではないかと思っています。特に行政...全文を見る
○中西(績)議員 文部省の方からもお答えございましたけれども、いま指摘がございました、園児を集めるのに一人当たり千円配ってみたり、あるいは保育の内容を大きくゆがめて、英才教育と称して英語教育をしてみたり、いろんなことをやっておる。あるいは無料の午後預かり保育をしておる。そこで本当...全文を見る
○中西(績)議員 いま指摘されました保育を保障する、そのためにはどういうことが必要かということを言われているわけでありますけれども、現在の実態、四十人という先ほど三角局長の方からも答弁がありましたけれども、明治以来変わっておらないというこの実態の中で、いま幼稚園でどういう欠陥があ...全文を見る
○中西(績)議員 行管庁の勧告の中身を見てみますと、こうなっています。幼稚園の場合が百七十五園、公立幼稚園八十七園、私立幼稚園八十八園を対象として調査をし、その結果を勧告をいたしておるわけであります。  特にその中で私が問題だと思いますのは、認可定員を超過して幼児を入園させてい...全文を見る
○中西(績)議員 学級編制の標準につきまして特に注意をしなければならないのは、国際公教育会議における勧告の中身を見ましても、政府としてはすでにこれに参加をしておるはずでありますけれども、二十五人の勧告がなされています。そしてさらに西欧諸国の学級における幼児数を見てみましても、それ...全文を見る
○中西(績)議員 お答えいたします。  山原委員御指摘の一学級園が存在するかどうかにつきましては、幾つかの例があるわけであります。いま言われましたように、混合園の一学級園からの訴えでありますけれども、担任が一人いるだけで休むことも相談することもできずにいるという実態であります。...全文を見る
○中西(績)議員 先ほども質問に対しましてお答え申し上げましたように、一九六一年、いま指摘ございました公教育会議などにおきまして、そうしたものが出されております。ところが日本の場合には、いままで明治以来四十人ということが出されたままに放置されておるわけでありますけれども、ただ、文...全文を見る
○中西(績)議員 山原委員いま御指摘ありましたように、今日までの幼児教育、そしてさらに義務教育に対する文部省のとってこられた措置に大変大きな問題がありますだけに、こうした法案を提案をしておるわけであります。そして私たちみずからそうした点について十分認識をすると同時に、立法府として...全文を見る
○中西(績)議員 先ほど指摘をされました一九七四年に出されました「乳幼児のゆたかな発達のために」、この中身を見てみましても、子供の数を三歳児十五名、四、五歳児二十名、こうしておりますけれども、社会党がいま提案しておりますこの内容は三歳児二十名、そして四、五歳児が二十五名であります...全文を見る
○中西(績)議員 お答えいたします。  いま御指摘のあったとおりでありまして、園数が全く不足しておった段階におきましては大変困難な問題でありましたけれども、こうして園児の数が少なくなってきたいまこそそのチャンスであろうと私は考えます。幼稚園教育振興計画の中で特に公立の新設実績が...全文を見る
○中西(績)議員 教員の増加人数でありますけれども、この法案は五カ年間の経過措置をとっておりますから、幼児が減少し続く六十二年までに三千三百五十六人ふやすことになると計算をしています。これは厚生省の資料をもとにいたしまして、園児の就園率及び公立、私立の園児比を現行のままとして園児...全文を見る
○中西(績)議員 指摘のございました養護教諭及び事務職員につきましては、現在の公立幼稚園数六千六十四園、このうち配置されておるのは三百七十七園のみでありますから、六十二年までに全国に必置するためにはどちらも五千六百八十七人を必要とすることになります。したがって、この五カ年で平均い...全文を見る
○中西(績)議員 障害児の問題でありますけれども、御存じのように障害児の場合には、少なくともそうした障害児がいることが普通であるという認識を一般の皆さんに持っていただくと同時に、そこで育つ子供たちにもそのことを幼いときから理解をさせるということが大変重要でありますだけに、私たちは...全文を見る
○中西(績)議員 いま文部大臣は都道府県を指導し、そしてそれを強めておるということを言われましたけれども、このことはやはり徹底をしておるかどうかが問題であります。特に地域における地方自治体の状況等からいたしますと、公立の場合には、中央におけるそうした設置基準なりこうしたものが出て...全文を見る
○中西(績)議員 時間がないようですから簡単に申し上げます。  私は設置基準が確立をし、そして現在小学校、中学校におきまして四十人学級を目指しておるというそれぞれの義務制の場合を考えてみますと、一つ例を挙げますけれども、東京都A区の場合の教職員の配置実態がございます。幼稚園でい...全文を見る
○中西(績)議員 専任園長から申し上げますと、先ほど申し上げましたように、何としても地域に根差した幼稚園、ですからその地域ということになると、狭い範囲でということになると、大規模校よりも小規模校でなくてはなりません。そうなってまいりますと、そこにいま必要な定数というものを考えてみ...全文を見る
○中西(績)議員 公立幼稚園の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律案、この第一条が「目的」になっておりますけれども、ここに掲げられておりますように、「公立の幼稚園に関し、学級編制の適正化及び教職員定数の確保を図るため、学級編制及び教職員定数の標準について必要な事項を定め、もつ...全文を見る
○中西(績)議員 文部省と質問者の、長谷川委員とのやりとりを聞いておりまして、私は大変憤慨を覚えるものであります。前々から何回か申し上げましたけれども、余りにも劣悪な実態にあるために、改善には予算の面に困難があることを承知です。しかし政府は、教育は国家百年の大計と言い、最重要施策...全文を見る
04月16日第96回国会 衆議院 文教委員会 第10号
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○中西(績)委員 私は、この質問をするに当たりまして、時間の関係もございますので、専修学校の問題等につきましては質問をする時間をとることができないぐらいたくさん問題がございますので、これは後の方に譲るといたしまして、きょうは私立学校振興助成法の一部を改正する法律案の中の幼稚園の部...全文を見る
○中西(績)委員 私は、本日の主要な課題として取り上げましたのは、昭和四十六年六月の十一日に中教審答申がございまして、その内容について明らかにし、さらに四十六年八月における振興計画、こうしたものすべてを受けて自民党の内部における論議、さらに四十七年にこうした学校教育法等の一部を改...全文を見る
○中西(績)委員 提案者であります西岡さんがおいでになりましたので質問を申し上げたいと存じます。  それに先立ちまして、こうした幼稚園の助成をするに当たって、大変長い歴史的な過程がありますし、その中で中心的な役割りをお果たしいただいたということを聞いておりますので、そういう点か...全文を見る
○中西(績)委員 その前にもう一つお聞かせいただきたいと思いますのは、四十七年四月に就園奨励費補助制度なるものが制定をされておるわけでありますけれども、これはどういういきさつで制定されたのか。
○中西(績)委員 そういたしますと、いまの経緯からいたしますと、中教審を受けて、同じ年に幼稚園の教育振興十カ年計画、その中では、いま指摘がありましたように、個人立、宗教法人立などを含みまして相当数の非法人幼稚園があるということでもって、法人立ということを前提としながら助成をする、...全文を見る
○中西(績)委員 いまお聞かせいただいたところでは、各種学校問題と、それから学校法人立の幼稚園に対する助成のあり方、特例を認めるかどうかということ、この二つが大きな理由になったということの御指摘でございますけれども、衆議院の場合には論議された経過がございませんので記録がありません...全文を見る
○中西(績)委員 そこで、私はここが大変重要なかぎになると思いますから確認をしておきたいと思いますけれども、何と申しましても衆議院で討論なしで上げていった、成立をさしたということは、議員立法ですから、内閣提案じゃございませんから、そうした重要な部分が皆さんの中で合意されたというこ...全文を見る
○中西(績)委員 そこで、この確認事項については、法律の中の附則の二条五項にそのことがそのまま記述されておるわけでありますから、この点はいまもなお変わらないし、それぞれ政党間における認識も変わっておらないと私はここでは確認をしたいと思うのです。  そうした際に、提案された自民党...全文を見る
○中西(績)委員 それでは、いまお答えいただいたのを最も端的に私なりにまとめますが、これをお認めになるかどうか、お聞きください。比較的小規模、あるいはまとまった組織が不必要、そして発展途上にあるので、この段階においては質的充実よりはむしろ量的拡大が期待される、こうしたことあたりも...全文を見る
○中西(績)委員 いずれにしましても、宗教法人なりあるいは個人立、そうしたものがたくさんあったということが一つと、それからいま言うような量的なものも含めまして拡大をしていくという状況であったわけですね。ところが、現在段階で先ほどの答弁ではまだこの百二条が必要だということをこの前か...全文を見る
○中西(績)委員 じゃ、御両名とも文部省における重要な役職にかつておられた方であるし、いまも重要な役職におられる方だ、こう理解をします。  この方たちが書かれておる「学校教育法解説」、この中に、百二条問題ですが、「私立学校法施行  (昭二五・三・一五)に伴なう経過措置であり、...全文を見る
○中西(績)委員 私が質問したことに対してお答えいただかなければ困りますよ。     〔中村(喜)委員長代理退席、委員長着席〕 私がいまお聞きしましたのは、今村武俊さん、別府哲さんですか、この方がかつて、いま湯山さんの発言によりますと、管理局長をやられた方ですね。そうすると、...全文を見る
○中西(績)委員 ですから、先ほどから確認をしておりますように、お二人ともそうした重要な職にあり、その方たちが記述されておる「学校教育法解説」というのが第一法規から出版されておるわけです。この中にちゃんと記述されてあるのですよ、百二条問題について。だからちょっと読みますと、「私立...全文を見る
○中西(績)委員 ですから、百二条に、私立学校の場合の、幼稚園を含めまして「当分の間、学校法人によつて設置されることを要しない。」、こうなっておりまして、そして二項も含めまして「私立学校法施行の日から一年以内は、民法の規定による財団法人によって設置されることができる。」、こういう...全文を見る
○中西(績)委員 いま、だんだん整理されていっておるということをいろんな方から聞かせていただきますけれども、お尋ねしますが、それでは、いま園数は幾らあって、そしてその中の園が一年間にどれだけ廃園になったり縮小していっているか、この点についてお答えください。なければ、質問を保留しま...全文を見る
○中西(績)委員 それでは、先ほど西岡さんの方からお答えいただいた中とのかかわりが出てくるわけでありますけれども、緩和措置をとられたということを言っています。五十一年の十二月の二十四日に通知を出しまして、認可基準の緩和措置がとられたということで説明があっておりますけれども、いま、...全文を見る
○中西(績)委員 いま言われました認可基準の緩和措置というのは、借用地がたとえ購入する意思があってもできない場合には、これはそのまま認める、あるいは個人、宗教法人なんかの場合、借地の場合はいままではすべて自己所有でなくちゃならなかったのが二分の一までよろしい、こういうことになって...全文を見る
○中西(績)委員 いま西岡さんから答弁をいただきましたけれども、確かに大都市における園の状況が設置基準になかなか沿わないというこのことは私は認めますが、先ほど局長のお答えにありましたように、現存する園舎そのものを従前のもので設置基準として認めていく、こうしたことを答弁されておるわ...全文を見る
○中西(績)委員 わかりました。  時間がありませんから急ぎますけれども、もう一つお聞きしたいと思います。  公私立幼稚園の関係で問題になっている適正配置がされるかどうかということは大変大きな問題でありますけれども、これについては連絡協議会などを設けさせておるということが言わ...全文を見る
○中西(績)委員 いやもう県名はいいです。  いま言われましたように、まだ十六の県でつくっていない、さらに二つの県で計画中だと言うのですから、まだ十八つくってないということになるのです。後でまた資料をいただきたいと思いますけれども、四十七都道府県の中で十八に上るところでまだつく...全文を見る
○中西(績)委員 私は、その前に大事なことが残っておるのではないかということで一番最初西岡さんにもお聞きしましたように、この法律ができ上がってくる過程、その中で一番の問題点は何であったかということをいままでお聞きをしてきたし、そして局長の方もこれを促進することが大変重要だというこ...全文を見る
○中西(績)委員 なぜ法人化というものが促進をされなかったかということは、いま言われておる中にもある程度は示されておりますけれども、私は、まだまだ多くの問題があるのではないかと思っています。たとえば、行政的に手抜きがすでにもうあった、私たちはそう判断をします。なぜなら、たとえば、...全文を見る
○中西(績)委員 私、どうしてもこれが納得できないわけでありますけれども、何でこれをこういうふうに消したかどいうことでありますけれども、論議がここら辺に集中したらいけないということ等を含めて勘案したのではないかというような気もします。私は、いずれにしましてもきょうは時間がありませ...全文を見る
○中西(績)委員 最後に大臣に、大変長い時間全然御質問も申し上げませんでしたけれども、一つだけ、先ほど申し上げました手抜きの問題だとか、補助金制度の問題だとか、いろいろな問題等について、まだまだ質問が十分確認ができておりませんが、いままでの論議の過程の中で、いま提案をされておるそ...全文を見る
○中西(績)委員 賛成をするという態度のようでありますけれども、私は二年前にこの点に関して質問をいたしましたが、そのときに、十年計画が五十六年末で終わるということがはっきりしているわけですから、その時期になって行政者側からもこうした問題についてどう見直していくかという具体的な案を...全文を見る
04月21日第96回国会 衆議院 文教委員会 第11号
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○中西(績)委員 いまの答弁を聞いておりますと、先般から論議されてまいりました点について、特にいま大臣の釈明がございましたけれども、教科書検定第二次訴訟の最高裁判決に対する初中局長の答弁が「不十分」なためと、こういう表現になっていますね、したがって政府委員から申し上げますというよ...全文を見る
○中西(績)委員 委員長はそのようにおとりになっていますか。
○中西(績)委員 この前から問題になりまして、ここでの審議は中断いたしまして、その結果それぞれいろいろな角度から持ち寄られまして理事会なりで論議をしたと思いますけれども、いま答えられたような事柄によって前回はここの審議がとまって最終的には委員長は理事会に任せてくれ、こう言っておる...全文を見る
○中西(績)委員 私が聞くのは、理事会にそれを持ち込んで、論議の結果委員長預かりになったと思うのですけれども、いまのように文部省、一方的に物を言っているわけです。私は、時間がありませんからこれを全部読み上げませんけれども、たくさんの問題があるわけです。いまのような言い方ではないの...全文を見る
○中西(績)委員 いや、私があれしているのは、少なくとも行政府の答弁が大変混乱して、あのまま議事録に残ったのでは行政府としては大変じゃないかと私は思っております。しかし、行政府はそうは思わぬということです。そのように彼らは理解して言っているわけですから、われわれはそう考えてここは...全文を見る
○中西(績)委員 その見解についてはどうでしょう。私がいままで申し上げた立法府としてどうなのですか、こう聞いているわけですから。(「議事をさばくのが委員長だ。一々委員長の見解を聞くのはおかしい。答弁の必要なし 進行」と呼ぶ者あり)
○中西(績)委員 ここをさばいていただく場合には少なくとも委員長としての見解があるはずですから、その見解についてお尋ねすることを禁止する何物もないわけですよ。それを禁止するのですか。
○中西(績)委員 だから、一般質疑をする際に、われわれのこの委員会の中での見解として、行政府に対するわれわれ立法府としての態度はどう持つべきだろうかということを、委員長が預けられたわけですから、私は委員長にその見解をお伺いしておるわけですよ。それをされていなければまた別ですけれど...全文を見る
○中西(績)委員 だから私はこのことについて、先般からこれがとまっていた経緯がありますから、その経緯を踏まえて、なぜとまったかということを考えれば、先ほど見解が述べられましたけれども、そのことによって私たち立法府としてはこれを容認するわけにはいかぬと思うのです。少なくともそうした...全文を見る
○中西(績)委員 それでは、法務省訟務局の上野行政訟務第二課長あるいは法制局の第一部長、こうした方々の言われたことについては、先般の質問の中では文部省はお認めになっておると言うのだけれども、この点については認めていますか。
○中西(績)委員 それでは、法務省の課長並びに法制局の第一部長はどのようにこの前ここでお答えになりましたか、どのようにお聞きになっていますか。
○中西(績)委員 二審の判決、「畔上判決は破棄されましたが、一審の杉本判決は取り消されたわけではありませんから、杉本判決は訴訟手続上は存在するわけでございます。」、こういうふうに答えたと私たちは記述しています。さっきから何回も言うけれども、この点は否定されるのですか。
○中西(績)委員 ですから、いまこうした文章で明らかになっておりますように、これを認めるということになれば、前回からいろいろずっと言っておることが先ほど答弁のあったようなことで、釈明があったようなことで果たして済まされるとお考えでしょうか、文部大臣。
○中西(績)委員 これは速記録ですが、山原さんが「原判決破棄というのは、それでは第一審も第二審もすべて破棄されたと思っておられるのですか。」と、そのとおりですと言っておるのです。だからこうしたことを明確にしなければいかぬと思うのです。結局それが誤りであるということを明らかにしなけ...全文を見る
○中西(績)委員 いま訂正をして云々ということでありますから、私は、ここにありますように「原判決の破棄というのは、破り捨てるということでございますから、それはなくなった、こういうことだというふうに聞いておりますし、そのように考えるのが正しいと思っております。」(「それは二審につい...全文を見る
○中西(績)委員 いま佐藤委員から、ずっと文部省の態度について、さらに内容的なものについて触れてまいりましたけれども、いずれにしましても、一般常識的には文部省の行政者としてのあり方として、こうしたことを平気で言い、主観を申し述べることについては、これから慎重な態度で臨んでほしいと...全文を見る
○中西(績)委員 特に連日の新聞等に、文部省当局、だれかが発言をする際に、絶えず主観的にこうしたものを申し述べていくというようなかっこうになりますと、これは文部省の態度がそうだということで、国民すべてが報道機関を通じて、私たちみたいに直接聞くわけにいきませんから、そうなりますと、...全文を見る
○中西(績)委員 そうしたときには、普通不十分な場合あるいは的確性を欠くということになった場合には、少なくとも大臣なり責任者が一番先にそのことについて、あるいは発言者が直接、この点については誤りであった、あるいは不的確であった、あなたが言う不十分なら不十分であった、こういうことを...全文を見る
○中西(績)委員 自民党だけ、了解するといま言っているのだけれども、われわれは了解はしておりませんからね。その点は明確にしなければなりません。  いずれにしましても、私は、このような、不謹慎と申し上げていいと思うのですけれども、発言をするということについては、やはり不十分だとい...全文を見る
○中西(績)委員 そうしますと、私、そういう機構の中での論議の仕方、あるいはこのような手直し等について詳しくは存じませんので、お聞きします。  これを見ますと、「補訂版が発行されることが十八日わかった。」ということになっていますが、いつ改めたか。
○中西(績)委員 そうすると、三月にこうした補訂版が発行されたということですか。
○中西(績)委員 そうしますと、これには「補訂版が出されるのは極めて異例なこと。」、こういうふうに書かれておりますね。これは、異例なことですか。
○中西(績)委員 ちょっとわかりませんけれども、通常たびたびやることではない、そうすると、これは指導要領か何か改訂したときぐらいにやるのが普通であって、その他のときにやることはないと考えてよろしいですか。
○中西(績)委員 そうしますと、いまの答弁では、指導要領が出たときには新しいものを作成して提出をする、それはわかりました。そうすると、ここにありますように、いままで、たとえば前回の指導要領改訂があって今回の指導要領の改訂なりがあるまでの間、何回くらいこうした補訂の事実がございます...全文を見る
○中西(績)委員 そうしますと、いま言われたのは、確かに法律なりが出てくるということになれば、いままでの既成のものよりもうんと変わってくるわけですね。ですから、そうしたときにはそうしたものが出てくるということはうなずけますけれども、いま特別こうしてやらなければならなかった理由とし...全文を見る
○中西(績)委員 講習会と何ですか。
○中西(績)委員 結局わかりにくいという苦情は、いま言うように講習会あるいは研修会、そういうところで記述すべきだと言ったということですね。そうしますと、何か五カ所訂正をしておると、このことは本当ですか。
○中西(績)委員 そうすると、この新聞記事はうそですね。
○中西(績)委員 五か所と、こう書いてあるわけですね。「小、中学校とも各五か所」と、こう書いてあるから、違いがあるでしょう。
○中西(績)委員 いや、ここに書いてある。見出しのところの「手直し部分は小、中学校とも各五か所で、中学校版は、」云々、こういうように書いてますから、それで聞いているわけです。というのは、私たちの手にはその材料は何もないのです。ですから委員長、要求しますけれども、資料でどこがどうい...全文を見る
○中西(績)委員 ではそれを出していただいて、いままでは新聞によってしか私は知る余地がありませんでしたからその点でお聞きをし、ただしたわけでありますから、今度新しく出されて、その内容について正確にしていきたいと思います。  きょう後で私が質問するところと関連がございますのでその...全文を見る
○中西(績)委員 そうしますと、いま言う中身は、脈絡をつければつけられるということが一つ、もう一つは、六月というのが八月ということで違いがある、それから一番最後の、「見られる。」というのは主観的なものだからこれについてはコメントを避ける、こういうように理解してよろしいですね。
○中西(績)委員 じゃあ、あとのところはどうですか。
○中西(績)委員 そうなってまいりますと、いま言うように、新聞社側から言うとそうした脈絡がつけられる、こういうことですね。つけられるだろうということは、大体指摘をしておるところが大部分だということを意味しているわけですか。
○中西(績)委員 ですから、今度そうした内容が出ましてから、また機会があればこの点についてはお聞きしたいと思っております。  そこで、後の質問とのかかわりがございますから、この点があったかどうかだけひとつお答えください。「例えば、小学校版の「第6学年の目標及び内容」のうち政治の...全文を見る
○中西(績)委員 それからほかのところでもう一つあれをしたいと思いますけれども、「日本国憲法に関する学習においては「憲法の条文解釈に深く立ち入る必要はなく」とした記述」、これは六年生じゃないかと思いますが、(六年)と書いてありますからね。これはそのとおりですか。
○中西(績)委員 私がいま確認しましたように、日本国憲法にかかわる部分についてもいろいろ指摘がしてあるようでありますが、この分については、また、現物を入手いたしまして、そして正確を期して論議をしないと後で論議がまた重なりますから、その程度でおさめておきます。  そこで、先般から...全文を見る
○中西(績)委員 それじゃ、その調査した中身について文章で提示していただけますか。
○中西(績)委員 それでは調査したその調査結果、中身について資料で提出を要求いたしますが、委員長、取り計らってください。
○中西(績)委員 いつもそういう状況になるわけですね。肝心なところになると資料も何もこっちには手渡らない。こういうことになっていきますと、先般からあれほど時間をかけて論議したことが、調査をするということになり、調査した結果が資料として提出をされないということになると、先ほどから私...全文を見る
○中西(績)委員 これは理事会で取り計らいをするということでありますから、理事会にお任せをしますけれども、権威のためにもぜひこの点を実現させていただくことを強く要求をしておきます。  そこでその次の問題でありますけれども、原爆などを含みまして戦後の教科書内容を改訂時期ごとにでき...全文を見る
○中西(績)委員 大臣、先般もこうして提示をするということのお約束をいただいていますから、これはぜひ実現をさせていただきたいと思うのです。では、いま答弁ございましたので、一定の期間かかることはわかりますが、しかし、できるだけ早い時期に実現をさせていただくようにお願いをしたいと思い...全文を見る
○中西(績)委員 当日だけがうんと違いが出ておりまして、ほかのところ、八日、十日もわずか違いがありますけれども、いずれにしましても、ほかのところが入れば三百六十に対しまして大体全体的な数が出てくるのではないかと思いますので、そのことについてはもう触れる必要はないと思います。  ...全文を見る
○中西(績)委員 それでは、これまた大変恐縮ですけれども、いま言うように地教委なり学校で決定をしておっても、それは後になって通達と称して変えさせるとかいろいろなことが出てきておりますから、学校で一番いい日だ、日曜日であってもみんなで努力しようということでやっておるのに、それを変え...全文を見る
○中西(績)委員 私は、少なくとも文教委員であれば、予算委員会でないからといって軽視することなく、具体的にあるわけですから、できるだけそうしたものを私たちが要求する前に御提出をいただくことをお願いを申し上げておきます。  次に入ります。  先般、「教員研修の充実について」とい...全文を見る
○中西(績)委員 この前、文部大臣からそういう御回答をいただいたのですけれども、それでは変わってないということでしたら私申し上げますけれども、私、文部省からいただいた資料で、文部省主催のもの、それから助成するもの、いろいろあるわけであります。そうしたものについて細かくきょうは質問...全文を見る
○中西(績)委員 そうしますと参加の方式は強制参加でありますか。言いかえますと、業務命令によって出されるものですか。それから、旅費はどうなっているのでしょう。
○中西(績)委員 だから命令研修だということですね。命令で研修をさせるということ。  それから旅費は文部省が払うのですか。
○中西(績)委員 直接文部省から支払いはしないけれども、自治省のそうした措置によって措置されている、こういうことですね。  そこで問題は幾つかのあれがあるでしょうが、そうした中で私が聞いておる中で大変不可解と思われるようなことを聞くわけであります。参加をされる人の発表するレポー...全文を見る
○中西(績)委員 これに参加した人がそうしたレポートなんかを全部出した際に、県の教育指導主事あるいは校長、そういうところから指摘されて何回かにわたって書きかえさせられて提出をさせられた、こういうことを言っておるのです。数県にわたってそういうものが出てきておる。だから、このことを考...全文を見る
○中西(績)委員 ですから、これを見ますと、レポートについては校長、教頭がチェックをし、最後に県教委がそうしたことをチェックをし指導をする、そして本人が知らぬ間に文章が変えられたりした例があり、その意図が変わっておるというようなことがあるわけです。これは文部省主催の講習会の中で出...全文を見る
○中西(績)委員 研修問題で最後に。  そのほか私、ずっと調べましたところが、新任研、新任者採用の研修あるいは教職五年経験者研修、いろいろあるわけです。この中身をつぶさに見ますと、たとえば中堅と申しますか五年経験の研修、四日間なら四日間のものを見てみます。そうすると、五年間経験...全文を見る
○中西(績)委員 今度は文部省の研究指定校の問題です。  文部省の研究指定校のあり方について、どのようにして割り当てをしているかということをいまから実態を申し上げます、時間がありませんから。  これは文部省、県あたりで、県に何校だということが決まれば、今度は県教委の方で、これ...全文を見る
○中西(績)委員 いま言われましたように、私がいたころは三年であったから、私三年と申し上げましたけれども、これが二年だということですね。そしてその学校に十万円の助成金がいくということ。  まず、この金額の方から先にいきましょう。十万円でそうした研究するということが大変困難だとい...全文を見る
○中西(績)委員 県だとか市町村がそれに対して云々だとかいう前に、指定校として研究されたことを集約して、文部省は、そうした全国的な教育活動、教科の面からあるいは問題研究からいろいろあるわけでありますから、そうしたものに対する十万円というものがいまいかにみじめな金であるかということ...全文を見る
○中西(績)委員 そのことが今度は生徒全般にあるいは学校全体に、全教科的に見ますと大変なひずみを生じておるということを県教委からお聞きになったことでございますか、それとも校長会なり何なりからお聞きになったことございますか。
○中西(績)委員 だから私は聞いたのですね。文部省は積極面あるいはいい面があるということだけしか聞いておらないということでしょう。そう理解してよろしいですね。
○中西(績)委員 そのことが間違いだということをぜひお気づきをいただきたいということです。私もかつてそれをやってきた一人でありますから、その点を十分知ってます。ですから結局、い言まわれておるようなことは本当の現場の実態でなしに、全部校長なら校長を通じて出てきておる面、あるいは県教...全文を見る
○中西(績)委員 私は、実態を聞けというのは、そこにいらっしゃる教職員なり何なり——だからこそ先ほど、文部省が出されておる文書なり確認されたことを忠実に守っておるかどうかということが一番の問題だと私は思うのです。そこではいわゆる指導主事だとか特定の人だけが来てそうしたことに参加を...全文を見る
04月28日第96回国会 衆議院 文教委員会 第13号
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○中西(績)委員 参考人の皆さんには、大変御多忙の中に、こうしてわれわれ御意見を聴取するに当たりましておいでいただきましたこと、心からお礼を申し上げます。時間がございませんので、きわめて限られた内容になってくるわけでありまして、失礼な質問になるかと思いますけれども、この点について...全文を見る
○中西(績)委員 大変恐縮ですけれども、時間が大変限られておりますので、私のお願いをした分だけ簡単にお答えいただけませんか。
○中西(績)委員 それでは日名子教授にお聞きします。  いま大体皆さん御意見ありましたけれども、先ほど害われました法人化されてない園で三年延長、これに助成することは賛成だと言われるその理由ですね、ここがやはり一つの問題になろうかと思っておりますので、この点簡単に触れていただけま...全文を見る
○中西(績)委員 日私幼の方にお聞かせいただきたいと思うのですけれども、五十三年度に日私幼で出されました要覧がございますが、その中に、文部省、大蔵省、内閣法制局、衆参法制局の間で、合意されているのでお知らせしますという文章がありまして、要覧の中にそうしたものが示されています。これ...全文を見る
○中西(績)委員 実はこれは五十二年の二月一日に「経常費助成費補助金の基本的事項について」という文書で出されておるわけです。ですから、一応ここの下の方にいま私が申し上げた各省庁並びに法制局の間で「次のとおり、合意されているのでお知らせします。」という文章になっているわけです。この...全文を見る
○中西(績)委員 最後になりますけれども、学法幼の方にお聞きしますが、実際に学法化する場合に障害になっておると思われるものですね。私たち考えますと、五十一年に設置基準なりの緩和措置がいろいろされ、それ以降二回ばかりされておるわけでありますけれども、それによってある程度——先ほど日...全文を見る
○中西(績)委員 時間が来たようでありますが、最後に日私幼の方にお伺いをいたします。  五十一年十二月二十四日に「幼稚園を設置する学校法人の認可基準等について」というのが文部省の方から流されていますね。これを見ますと、  「学校法人の基本財産の認可基準」、それからその中にア、...全文を見る
○中西(績)委員 時間も参りましたので、どうもありがとうございました。
○中西(績)委員 最後になりましたので、できるだけ御答弁をまとめていただければ幸いと思います。  三日間にわたる審議が続けられておりますので、大体の指摘する点は出ておると思いますけれども、最後でありますから、いままで出てきたことと重なる点もあるかと思いますけれども、いままでの集...全文を見る
○中西(績)委員 そこで、この四百七十八園の中で、三年延長、もし可決をし、法律が通るといたしますと、いままでの傾向からいたしまして、いろいろ調査されておると思いますからお聞きをいたしますけれども、学法化可能と思われる園数はどの程度あるかということであります。なぜ私がこのことを申し...全文を見る
○中西(績)委員 いま、類型化されましたものを発表いただきましたけれども、先般からの討論の中では、この法人化、大変困難だということで人口急増地域だとかいうことを盛んに挙げておられましたけれども、私はそればかりが大きな理由にはなり得ないのではないかと思っておりましたところ、いまこう...全文を見る
○中西(績)委員 後の方で言われました点、これはまた後でいろいろお聞きをしたいと思いますけれども、いずれにしてもそうした不安の状況があるということ、この不安な状況というのは、私、幾つかの例が挙げられると思うのです。  そこで、先ほど木島さんの方から私学振興助成法の第一条の問題と...全文を見る
○中西(績)委員 私は、二年前に指摘をしたときに、全く同じことをずっと言い続けてきているわけですね。ところが、この前からの論議の過程の中でやはり一番問題があったのだなということを感じましたのは——報告書の取り扱いは先般も同僚の佐藤さんの方から指摘がございました。この点についても大...全文を見る
○中西(績)委員 なぜ私はこれにこだわるかと申しますと、あるいは昭和四十九年に行政管理庁が調査をした結果が出ています。これを見ると、五十一年の緩和基準をする前のことですから、その中身はきわめて基準に欠けるものだとか、そういうものが物すごくあるわけですね。それから県の指導がでたらめ...全文を見る
○中西(績)委員 都道府県のそうした実態等信頼をするということに立っておる。もちろん行政者としては、都道府県不信感を持って見たのでは行政はできないと思いますから、そうしたことは当然だろうと思いますけれども、ただ、私がもう一つだけ提案者にお聞きしたいと思いますのは、提案をされまして...全文を見る
○中西(績)委員 そうすると、聞きますけれども、これは学法化を求めるものではないというふうに、皆さんの論議の過程を聞いて文章化したということですか。
○中西(績)委員 大体わかりましたけれども、この中身というのは、やはりそういう点がある程度違いがあるわけですね。流された文書の中には、学法化を促進する目的でつくられたものではない、こうした文章がちゃんと入っていますからね。そこらの確認が非常にあいまいにされていくと、これから後、た...全文を見る
○中西(績)委員 ところが、先ほど参考人の意見を聴取した中で、この学校法人として県へ申請をしたところが、やめたときに困るので数年間学法化することはよした方がいいのじゃないですかと、こういうような指導等がなされたということが出てきたわけですね。ですから、そういうことになってまいりま...全文を見る
○中西(績)委員 決意をいただきましたけれども、一番問題は、そうした点での内容が、いままでの過程の中をずっとつぶさに検討しますと、いろいろな点で問題が残っておるということをこれから前提にして論議をしていきたいと思うわけです。  そこで、簡単にお聞きしますけれども、この三年間の制...全文を見る
○中西(績)委員 その際に、延長することの意味は、完全に学法化を達成するということが前提にならなければこの三年ということの意味はないし、そのことは、あとの志向する園千三百五園の場合にはどうなるかというと、今度は五年なんですね、もうプラスアルファというのはやらないというのですから、...全文を見る
○中西(績)委員 文部省の方にお聞きしますけれども、政府としてもこれに賛成ということですから、先ほどから私が指摘をしましたけれども、ざる法じゃないと言っておりますけれども、ざる法的なとらえ方、あるいは衆法であるというとらえ方の中でいままでのような態度で臨まない、先ほど西岡さんから...全文を見る
○中西(績)委員 承るのではなくて賛成をするという主体を明らかにして、この前から大臣にもお答えをいただいているわけですから、その際には今度は主体者として、政府としてはこうしたことを再び延長しない、それから完全に学法化を達成をするという決意なりを明確にしていただかぬと、承ってなんて...全文を見る
○中西(績)委員 なおわからないから、大臣にお聞きします。  いま私が申し上げた点について明確にしてください。そうしなきゃこれは論議できませんよ。
○中西(績)委員 そこで、政府は今後国会へこうした問題についてできるだけ資料の公開と報告をぜひしていただきますようお願いしたいと思いますが、これはよろしいですか。
○中西(績)委員 そこで附則二条五項を確実化するためには、具体的な措置として、たとえば先ほど修正案提案がされましたけれども、学法化しない場合は利子を付して返還を求めるこの措置について、どうお考えですか。
○中西(績)委員 なじまないということでこれの返還を求めることはできないということを言っておりますけれども、そうなってまいりますと、これから後の歯どめなり何なりは具体的にどのようにお考えになっておるのか、ほかに何かありますか。
○中西(績)委員 ですから、これは文部省の方でいろいろ調査をされていくと思いますし、いろいろまた措置をとると思いますけれども、ただ、こういうことはできませんか。三年延長によって期間が五年が八年、七年、六年となるわけですね。その場合に、再交付されるに先立って法人化の約束か何かを、文...全文を見る
○中西(績)委員 それではこの法案に賛成をされる政府の方はどういう措置をとろうとお考えですか。
○中西(績)委員 私が申し上げましたのは、実効あるというのは、ではどういうことを指して実効あると言っておるのか、具体的に言ってください。
○中西(績)委員 そこで問題は、いま言われるようなことがどうされるか知りませんけれども、いずれにしましても、実効あるものとして措置されるその場合の方法としては、わが党が提案しておりますように、そうした内容を明確にするためにも、もう一度、先ほど言われておる点、提案者の方から言われま...全文を見る
○中西(績)委員 次に、いまお答えいただいたことからいたしまして、私はもう一度確認をしていきたいと思いますけれども、三カ年間の延長期間中に新しい方策を考えるというようなことをずっと申されておりましたけれども、文部省の方はこれに賛成をしておるのだけれども、新しい方策というのは文部省...全文を見る
○中西(績)委員 何も内容的には出てきませんけれども、十カ年計画が切れる前に、私たちその点をだから指摘をしたわけですね。切れるのだけれども、再検討なりしていくべきではないか。特に幼児が急激に減少していくという重要な段階でありますだけに、いま出さないと、先ほどから指摘のあるように、...全文を見る
○中西(績)委員 私が文部省に申し上げたいと思いますのは、むしろこうした面での討論ができるように資料なり何なりを全部整えていただいて、賛成をされるというのだったらむしろ提起をしていただきたかったですね。一定の案でなくとも、やはりそうした全体的な討論が巻き起こるような措置をこの二年...全文を見る
○中西(績)委員 そうしますと、委員長にお伺いしますけれども、提案者の方が前回からそういう回答をしておるわけですけれども、少なくとも先ほどから私申し上げますように、こうした検討をするための文教委員会内における委員会の設置、小委員会か何か、この点はぜひ実現をさしていただきたいと思う...全文を見る
○中西(績)委員 そこで、今後の課題としていろいろたくさん問題があると思いますので、一、二の点を申し述べたいと思うわけです。  一つは、保育一元化の問題についてはまだ多くの問題がありますので、ここでは深く入るつもりはございませんけれども、基本的なあり方等について、やはりこれから...全文を見る
○中西(績)委員 では文部省にちょっとお聞きしますけれども、園の規模の問題について、いろいろ問題があるようでありますけれども、お聞きをしますが、園の規模については基準がございませんね。そこで、適正規模はどの程度をお考えになっておるのか、これが一つ。簡単に答えてください。  それ...全文を見る
○中西(績)委員 お聞きしましたけれども、園児数でないと、パーセントからいくと余り意味ございませんので……。いずれにしましても、やはりある程度の数ございますし、これは大変な問題をこの中には含んでいるのではないか。  こうなってまいりますと、今度はバスを使用するということになるわ...全文を見る
○中西(績)委員 約半数の園がバスを使用しておるようであります。しかし、問題は、いまお答えになったように、特定の場合を除けば、大体バス使用は本来的なものではない、こう理解をしてよろしいですね。ということになりますと、やはり園の規模を一定の適正配置の問題と考えて、これからどう使用す...全文を見る
○中西(績)委員 適正な配置をするということで一番大事なことは、いま園児の数がずっと減っていく、だから大変な不安をみんな持っておる、そうしたときにこそ適正配置ということを十分考えなければならぬ。だからこそ私は、振興計画案なりを見直す必要があるのではないか、そうしたときに、やはり適...全文を見る
○中西(績)委員 そうなってまいりますと、いままでの経過からいたしましても、文部省なりが、そうした面についての研究的なものの資料的なものを私たちに示していただくようにしないと、いままでのような状況ではなかなか判断しにくいと思うのですね。この点はぜひ考えていただきたいと思うのです。...全文を見る
○中西(績)委員 この点は、政府はこれを受けることができないということをこの前言っておりましたけれども、そうした問題についての論議とあわせまして、むしろ政府の側から私たちに、こうあるべきではないだろうかということの提起くらいをしていただくように、ぜひ努力をしていただきたいと思うの...全文を見る
○中西(績)委員 提案者に、いま政府の答弁そうありましたけれども、私立幼稚園の場合さらに基準の八人をどう下げるのか。と同時に、公立のそうしたものも含めてやはり根本的に障害者問題を考えていかなくちゃならぬと思うのですが、この点は先般からのお答えどおり理解をしてよろしいですか。
○中西(績)委員 あと賃金問題をお聞きをしたいと思うのですが、幼稚園の賃金の場合、公立の場合におきましても教職適用が二二・八%と先般明らかにされました。そして教職調整額の場合は七・九%。それから義務教育等教員特別手当が三〇・一%しか支給されておらないというのですね。ですから、基準...全文を見る
○中西(績)委員 私は、ぜひこれは提案者の方もお聞きいただきたいと思いますけれども、これはある資料によりますと、初任給で大卒の場合一〇〇対四九、それから短大卒の場合が一〇〇対二〇のところがあるのですね、公立と私立の差が。これはもう激しいんですね。それから経験五年の場合が一〇〇対四...全文を見る
○中西(績)委員 ですから、やはりそうした点指導するということになれば、その裏づけになるものをこれからどうするかということを考えていただかないと、これは今度経営が物すごくさらに悪化するという条件だって出てくるわけでありますから、そうした面で私学助成の根本的な問題としてとらえていた...全文を見る
○中西(績)委員 以上で終わりますが、いずれにいたしましてもこうした幼稚園問題は、特に三歳児までの間にいろいろなことが決定づけられるという学説なりがあるわけでありますから、四、五歳児だけでなしにさらに三歳児も含めてこれから論議をしていくことが必要になってくると思います。私はそうし...全文を見る
05月14日第96回国会 衆議院 文教委員会 第15号
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○中西(績)委員 時間が制限をされておりますから、大変短い時間で、参議院なり、さらにまた従前から討論をしてまいりました点等について、なる部分もあるかと思いますけれども、質問を申し上げたいと存じます。  さきの第九十四通常会の中におきましても私、質問をいたしました。そしてさらに、...全文を見る
○中西(績)委員 ところが、この法案を見ましても、さらにまたいままでの答弁を聞いておりましても、二つを一つに統合することによって、総合的な、あるいは効率的な、能率的な、こういう言葉は盛んに使っていますけれども、内容的に変わるところはございますか。具体的な何かそうしたものの例を挙げ...全文を見る
○中西(績)委員 この法案が論議され始めてから相当の期間が経過しておるわけでありますが、当初からそうした問題を私たちは指摘をしてまいりましたけれども、依然としていま言われるような、大変失礼な言い方かもしれませんけれども、こじつけみたいな答弁でしか返ってきておりません。したがって、...全文を見る
○中西(績)委員 新しいそうした法人としての内容について具体的な討論はなされておらないということでありますが、それではもう一つ聞きますけれども、統合する以前の問題として、こうした安全会の将来あるべき姿あるいは給食会のあるべき姿、そうした問題等についての提言なりあるいは具体的な討論...全文を見る
○中西(績)委員 私が申しておりますのは、人がそれぞれいままで独立した法人として、生徒の安全あるいは健康、こうしたものを中心に据えて努力をしてきた、そしてさらに、いま欠けておる部分をどう補っていくか、将来的な像なりあるいはあり方についてやはり相当深く論議をしてきたのではないかとい...全文を見る
○中西(績)委員 安全会なら安全会が、こうした給付事業が始まりまして、十分ではないけれども一定の前進を図ることができた、そのことを受けて、さらにこの給付の実態、問題点、そしてさらにその改善の方策、こうしたものを検討してきたのではないかと思っています。ですから、そのことが文部省にも...全文を見る
○中西(績)委員 私、その内容について一つずつ挙げてやる時間をいま持っておりませんので概略的に申し上げますけれども、それではもう一度聞きますが、そうした意見が組合からは出てきたけれども、安全会としてそうした内容のものが具体的には出てこなかったのか、それともそれと類似するものが出て...全文を見る
○中西(績)委員 では、このように理解をしてよろしいですか。組合からまとめられて出ておる内容は、その都度その都度、安全会の理事会なり何なりの側から、そうしたものと一致するような中身のものが、一本にまとめては出なかったけれども、文部省の方に出てきた、こういうふうに理解をしてよろしい...全文を見る
○中西(績)委員 だからそうした中身が、もう組合のが出されてから何年にもなりますから、理事会側から理事長なり専務理事なりが文部省に対して具体的な要請として出されてくる中身、そのことが両者が一致するようなことが多かったのか少なかったのか、この点どうですか。
○中西(績)委員 しつこいようですけれども、その点については大きな食い違いがあるのですか。その点はどうでしょう、両者の意見として。
○中西(績)委員 時間がございませんから、細かく指摘をしたいと思いますけれども一々挙げて確認することはできません。  そこで、私がなぜこのことを出したかといいますと、日本学校健康会というものがこの法律が通りますといよいよ組織的に機能し始めるわけです。そうしたときに、理事長の持つ...全文を見る
○中西(績)委員 その審議会の構成なり何なりを配慮するということは参議院で局長が答弁されていますから、その点はわかりますよ。わかるのだけれども、組織の中におけるその位置づけが以前とは異なってきていることは事実でしょう。
○中西(績)委員 それではもう一回確認をしますけれども、今度の健康会の中ではこの運営審議会の位置づけというものは安全会の場合の運営審議会の位置づけと全く同じだと理解をしてよろしいですか。
○中西(績)委員 基本的には同じで、全体的にいままでと全く同じということですか。それとも、基本的という言葉をいま使うから私はわからなくなってくるのですけれども、いままでと全く同じなんだ、こう理解をしてよろしいか、こう言っているわけです。
○中西(績)委員 数だとか人が変わるということはもう当然ですから、そのことに私はこだわっているわけじゃありません。これはもういままで何年間かの討論の過程の中で明らかになっていますから、そのことではなくて、この審議会の位置づけですね、そこの意見をどう聴取し、それをこれから理事会がど...全文を見る
○中西(績)委員 それでは、先ほどから問題にしました統合するメリットそのものについては、いろいろ答弁がありましたけれども、私はいままでの討論の過程の中からすべてを見ましてもなかなか納得はできません。ですから、これをいまやっていますとまた一時間かかってしまいますので、ここではもうよ...全文を見る
○中西(績)委員 私がなぜこのことにこだわるかといいますと、いままでの論議の過程の中で文部省の答弁の中にちぐはぐがあったり補足をしたりというようなことがありましたから、その点を確認した上で、もう一つ今度は踏み込んで質問をしたいと思うのですけれども、もしこれが今度は可決をしますと、...全文を見る
○中西(績)委員 いま局長の言われましたように、いままでは安全会を云々ということはなかったですね。行政管理庁なり第一次そして第二次の中でも恐らくないと思うのですけれども……。ところが、いま言われました給食会の場合にはすでに何回かそうした問題がありましたけれども、それを引き延ばして...全文を見る
○中西(績)委員 そうしますと、給食会だけでなしに全体的な論議の中でしかこれは指摘をされてないということに理解をしてよろしいのですか、そのことは決して間違いじゃないですね。
○中西(績)委員 そういたしますと、もしこれで一つの健康会なるものが設立をされますと、給食部分にかかわる問題については今度は対象とはならないということを断言できますね。あなたがいま言われるようにいち早い可決を望むということになれば、結局その中身についてはn後触れることはないという...全文を見る
○中西(績)委員 尊重すると思われると言いますけれども、いまの第二臨調などというのは、行政府である内閣だってそれから国会だって無視するようなことを平気でやろうとしているのじゃないですか。だから、いままで接触をしてきた過程の中で、この可決を望むということは臨調の皆さんが言っておると...全文を見る
○中西(績)委員 私が第二臨調の委員でもない局長にあえてこのことを聞きますのは、いま文部省がこうした法案を提案をしまして新しい健康会なるものを設立をするわけですが、設立をしたのにまたその統一された二つの一方なり両方なりをつぶしなさいなどと言われたときには、これはもう大変なことです...全文を見る
○中西(績)委員 そこで私は、国会の権威あるいは内閣としてもその権威を問われるようなことにならぬようにしたいということが一つであります。  その次にもう一つ、衆議院の文教委員会におきましてもあるいは参議院におきましても、今度はそこで働いておられる皆さんのいままでの労働条件なりい...全文を見る
○中西(績)委員 これは当事者同士の間における問題ですから、文部省がそのことに直接介入ができないのは当然のことなんです。したがって、文部省としてはそこで確定をし、あるいは認められたものは尊重していくという態度を持つことがこの皆さんにとってはいま一番大事ではないかと思っておりますの...全文を見る
○中西(績)委員 そこで、私はもう時間が迫りましたので多くを質問することはできなくなってまいりましたけれども、給食問題について一つだけ質問を申し上げたいと思っております。  給食にかかわる施設設備、こうした問題についていま現場ではいろいろ問題が出ています。と申しますのは、この期...全文を見る
○中西(績)委員 その場合に、臨調とのかかわりがまた出てくるわけですね。臨調の場合には、もうすでに御存じだと思いますけれども、私は三つ柱があるのじゃないかと思うのです。民間委託あるいは臨時職員の活用、そしていまあなたが言われた給食センター。こうなってまいりますと、さらにそれが拍車...全文を見る
○中西(績)委員 ですから、いま最後に言われた行政指導をしていくという、確かに地域の実態に即応したということは、これは当然考えなくちゃならぬわけですから、その地域にあるわけですから、その地域でどうするかということ。ですから、いま言われた臨調方式、このことから考えますと、どうしても...全文を見る
○中西(績)委員 そうであれば、そうした環境をつくらなくてはならぬし、特に障害児学校なんかの場合には、多くの問題がまだございますね。たとえば、寄宿舎の場合における実態などをずっと調べてみましてもたくさんございます。そうしたことを考え合わせてまいりますと、そうしたそこで働いておられ...全文を見る
○中西(績)委員 いま最後のところにちょっと要らぬことを入れたのですけれども、この点は私、聞いておりまして、教育は金が要るものなのだということをどのように臨調の皆さんにわからせるかが私はいまの一番の課題じゃないかと思うのですね、教育というのは金がなければだめなんだということを。何...全文を見る
○中西(績)委員 ぜひ検討していただいて、むしろいまこそ、臨調なり何なりのこれから基本方針が出てまいりましてさらに具体化するときに、それにぶっつけていってでも、そうした文部省としての主張点を明らかにしていく、こうしたことを遂げていただくようにお願いをしておきたいと思います。  ...全文を見る
○中西(績)委員 特にこの点は時間を経過していますから、従前のものが据え置かれておりますと、内容的には価値が下がってくるわけですからね。一定額というものの持つ意味、そのことは大変自後まだ問題を醸し出す可能性が強まってきていますから、先ほどの前歯の問題等にいたしましても、どうそれを...全文を見る
○中西(績)委員 ぜひお願いを申し上げまして、終わります。
08月20日第96回国会 衆議院 文教委員会 第20号
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○中西(績)委員 本日は、教科書にかかわる問題で大変国際的にも大きな問題になっておりますだけに、本来ならば外務大臣あるいは総理まで要請をして開くべきであるということを主張してまいりましたけれども、残念ながら実現ができておりません。しかも外務委員会とこれが一緒になっておるということ...全文を見る
○中西(績)委員 では、具体的にアジアにおけるあるいは東南アジアにおける状況はどのようになっていますか。
○中西(績)委員 そこで、一番いま問題になっております中国、そしてさらに韓国、特に中国における指摘の中心課題、これは何になっていますか。さらに韓国におきましてもこれがどのようになっておるのか。さらにまた私たちが一番恐れておるたとえば韓国におきましては日韓ジュニア大会などが八月の十...全文を見る
○中西(績)委員 もうちょっと具体的に指摘をしたいと思いますが、たとえば韓国における世論調査結果が先般明らかにされていましたね。これを見ますと、嫌いな国一位は三六・五%で日本であるということが明らかにされています。その次が朝鮮民主主義人民共和国、ソ連、中国、こう並んでいまして、西...全文を見る
○中西(績)委員 そこに私は問題を感ずるわけです。特に、私は改めていまお聞きしようとは思いませんけれども、先般の当委員会におきまして小川文部大臣お答えいただきましたように、日本の中国における、あるいは韓国における、さらにまた東南アジアにおけるこうした問題が侵略的な行為として認めら...全文を見る
○中西(績)委員 そうなってまいりますと、私は教育問題に触れざるを得なくなってくるわけであります。  教育の問題は、先ほど私が申し上げましたように、平和憲法、それに基づく教育基本法、そして指導要領、それに基づく教科書検定であり、そこから教科書はつくられていくわけです。このことに...全文を見る
○中西(績)委員 そうなってまいりますと、この共同声明を認めるし、あるいは真実を教える、伝えることが大変重要だということをいま言われたわけであります。  そこで、一番肝心なことになりますが、日中、日韓のこうした共同声明なりコミュニケ、この基本態度をそのまま歴史教科書なり社会科教...全文を見る
○中西(績)委員 そこで、いま一番最後に言われたところが問題になっておるわけですね。文部省の考えておられることと、韓国なりあるいは中国なり、この記述を見て受けとめておる中身がまさに違いがあるということを指摘をしておるわけであります。だからこそ、これを書きかえろという要求になってき...全文を見る
○中西(績)委員 積極的に検討しておると言いますならば、先ほど来前年に私が申し上げたそのことを文部大臣が身にとめ、全面的に認めるということの立場に立つならば、少なくとも、こうした問題について首相が二十三日表明をする、あるいは二十七日ごろまでには発表するという、こうした問題等につき...全文を見る
○中西(績)委員 私が指摘をしましたのは、むしろ信頼をされるというそのためには、先ほど私が申し上げましたように、本当に相手国の立場、いま問題になっておる中国、韓国の立場を本当に理解をするということになれば、私たちにその心情を酌む余裕を持つ必要があるのではないか。あるいは、改めるに...全文を見る
○中西(績)委員 ですから、いまあなたが言われるように、勇気を持ってやるとするならば、先ほどから言われておるように、検定制度を堅持しつつ云々という、そうしたことにこだわる必要がどうしてあるだろうか。私は、いままでずっと出てきたいろいろな例を見てみましても、先ほど局長が指摘をしまし...全文を見る
○中西(績)委員 外務省、きょう見えておりますから、事務的に伝えてください。  いま私、申し上げますように、文部省もそうした痛みすべてをやはり理解をし、そうして本当に前向きにやるということでありますから、将来総理が、きのう新聞にも報道されておりましたように、中国の副首相が明らか...全文を見る