中西績介

なかにしせきすけ



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中西績介の1983年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月04日第98回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○中西(績)分科員 時間がありませんから、簡単にお答えいただきたいと思います。  そこで、一九八二年、五十七年四月から同和対策問題については新法の成立を見たわけでありますが、従来、奨学金については給付制度であったわけです。ところが、大学開放のためのこの奨学金が貸与制に改悪されて...全文を見る
○中西(績)分科員 基本的に育英会方式でもって貸与、結局この均衡ということを気にしておるようでありますけれども、そうすると、同和対策というものは根本的にどう問われておるのですか。
○中西(績)分科員 それでは、別の角度からお聞きしますけれども、この制度が発足いたしましたのは一九七四年、昭和四十九年ですね。そして、七年間これまで継続をしたわけですね。そこで、この七年間でどういう成果があり、どういう状況になっておるかということの追跡調査はされておりますか。
○中西(績)分科員 いま言われたものを見ますと、おおよそ、平均しますと年度ごとは一%ずつ上昇しておるということになりますね。ところが、片や一般の場合にはその率は、たとえば一九八二年、五十七年で見ますと、三六・三%ですね。その前年が三六・九%、ちょっと下降ぎみになっていますけれども...全文を見る
○中西(績)分科員 育英会の貸与との均衡を考える、こう言っていますね。じゃ、均衡をなぜ考えなくちゃならぬのですか。
○中西(績)分科員 そうすると、その全体のそういうものであって、中身じゃないわけだな。中身でないということですね。なぜならこの個人給付の場合に、貸与の場合だって返済の期間を短くするとか、いろいろ考えているんでしょう。それはなぜかと言ったら、財源が不足するということをあなた方言って...全文を見る
○中西(績)分科員 そうしますと、二十七億を二十八億に伸ばしたということは、先ほどあなたが言われた金額からいたしますと、二万三千円を二万四千円に千円アップした、私立の場合には四万円を四万三千円にアップした、これに該当するものが一億伸びたということになりますか。
○中西(績)分科員 そうであれば、いま一%ずつ伸びておる、そのことを今度は貸与制によって抑えることによって、むしろこの金額は不用になるということを期待しながらやっているということですか。
○中西(績)分科員 じゃ、もう一遍申します。  私が言っているのは、この二十七億から二十八億に予算増をしたということは、結局考えてみますと、千円と三千円アップしたその分に該当するものとしてやっておるということになれば、数の上では一応そういうふうに現状維持するということにしかつな...全文を見る
○中西(績)分科員 ですから、要件を満たすのが——じゃ、いままで受けておった人が、その要件を満たしておらなかったということではないでしょう。要件を満たしておったから従来のそうした必要経費が要ったわけですよ。それによっていままで算出をされてきたわけですね。そういうことでしょう。だか...全文を見る
○中西(績)分科員 私、それが一番嫌な答弁なんですね。たとえば各施設設備費用なんかでも毎年毎年いま削減してきますよね。そうすると、県から、そのことは出てきませんでした、こう言うのです。それで、その実態を私今度全部調べてみました。あるんだけれども、県が全部カットしているのです。抑え...全文を見る
○中西(績)分科員 それで私は言っているのです。しかも、いま一番重要で、これは七年しかやっていないのです。ようやくそれが定着をし、伸びようかという時期に、これを抑えるようなことをやってはいけないということを私は言っているのです。  大臣、どうでしょう。
○中西(績)分科員 私、大臣の言うとおりだと思うのですね。しかも、これは御存じのように、大学制度については同和対策が始まってから五年後にようやくスタートしたのですね。そして、いま七年です。そして、いま答弁がありましたように、徐々にこれが伸び始めたという大変重要な段階に来ている。こ...全文を見る
○中西(績)分科員 答弁になっていません、何を言っているか、私いま全然わからないのです。ですから、そういうごまかしでなくて、率直に、出されたものについては、その要件が満たされておれば、あなたはこれを制限すべきでないということを通達か何かお出しになるか。具体的に言いましょう。
○中西(績)分科員 では、それはそれでよろしいですね。ただ問題は、今度は後、返還を求めるということがどうこれから影響をしていくかということをお考えになったことはございますか。
○中西(績)分科員 私の住んでいる地域ですでに影響が出ているのですよ。だから、私は聞いておるのですね。すでに大学への進学ということが直ちに出てくるわけです。  ですから、この分については私はペンディングとしておいてもらいたいと思うのは、とにかくいまここで言い切るのでなくて——こ...全文を見る
○中西(績)分科員 約束をするかせぬかをどうだと言っているのだから、約束しますとかせぬとか言ったらいいのです。
○中西(績)分科員 大変時間が短いものですから早口で申し上げておりますけれども、大臣、いまの討議の過程、この点は大変重要な中身だと私は思います。しかも、財源的には、ずっと引き直すと将来長い間におけるわずかな金額であります。二十年で返還ですからね。そういうことになってまいりますと、...全文を見る
○中西(績)分科員 そこで、もう一つ矛盾を言っておきますよ。  日本育英会の特別奨学生、自宅外の月額は今年は幾らになっていますか。
○中西(績)分科員 変更していませんか。
○中西(績)分科員 それを確認した上で、これを見ますと、同和の方の奨学金は二万四千円ですね。これは自宅も何もかも全部同じでしょう。そうなってくると、特別奨学生よりもなおかつ低いという現象すらもいまあるわけですね。いままでは貸与でなくて給付という中身であったからこそそうなっておった...全文を見る
○中西(績)分科員 差別発言はやめてください。部落の子供は私学に行けということですか。私はそういう感覚だから物がわからぬと言うのです。どうして私学を高くしているのに国公立を高くできないのですか。そこにあなたたちの感覚の物がわからぬところがあるのです。私はもう時間がありませんから、...全文を見る
○中西(績)分科員 もう時間が過ぎましたから、答弁要りません。やりとりしていると、またいろいろ弁解が出ますから、長くなります。  そこで、私はもう一つだけ識字学級をやりたかったのですけれども、できませんでした。このことだけちょっと。  かつて文部大臣が国会答弁で、字を知らない...全文を見る
03月23日第98回国会 衆議院 文教委員会 第4号
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○中西(績)委員 大臣の所信表明の中にも、重要な事項として私学の振興について述べられています。特にその中におきましても、「わが国の高等教育において約八割を占める私立大学の質的向上に配慮する等、私立学校の教育研究条件の維持向上等に努めてまいりたいと考えております。」、こう言われてい...全文を見る
○中西(績)委員 そこで、なぜこのような、普通の常識からすると過酷と思われるような返還がされたのか、その理由について簡単にお答えいただきたい。
○中西(績)委員 一口で言いますと、私学の信頼というものを全くなくしたということでこうした措置をとったということに理解してよろしいですか。
○中西(績)委員 そこで、十一月九日以来の九州産業大学の理事長以下理事会の皆さんの態度あるいは言動について知っていますか。
○中西(績)委員 それは正常と思われますか。
○中西(績)委員 特に私学振興財団、文部省あるいは政治家との関係などについて次々に発言していますね。事実、これはあるわけですから。しかも、私、正式な議事録まで持っています。正式の場でそれを発言しているのです。こういう状況というのは、私は、先ほどから言っているように一かけらの反省の...全文を見る
○中西(績)委員 それでは聞きますけれども、先般、理事長参りましたね。参ったでしょう。文部省へ来たでしょう。
○中西(績)委員 そのときに、こうした問題について追求いたしましたか。
○中西(績)委員 そうなりますと、本人がわざわざ文部省に出てきても、そうしたものについては一切触れておらないということですね。確認しますよ。触れておらない。そのようにいろいろ取りざたされた問題等については一切触れてない。いいね。
○中西(績)委員 あいまいもことした答弁では困るのです。じゃあ何と何に触れて、何と何に触れなかった、それを答えてください。
○中西(績)委員 これは誤解じゃないのですよ。積極的に発言をして、みんなを説得をする材料に全部使ったわけです。たとえば九州産業大学の職員の諸君あるいは教授会の皆さんを説得をする材料にそれを正式の場で使ったということですよ。誤解じゃないですね。文部省はそれもわからなくなっているので...全文を見る
○中西(績)委員 この点、私の方から今度は正式に文書でもって日時を追って出しますから、それに対してどう対応していくか、これはいまやると時間がございませんから、重要なところに入れませんから、それは全部今度明らかにしてもらいます。その上で今度改めて次回の委員会でもってこれらについて明...全文を見る
○中西(績)委員 私はこれが大変甘いと思っています。したがって、この分については、また明らかにしてまいります。  そこで、私は会計検査院にお聞きしますけれども、会計検査員は五十二年と五十六年に二回にわたって検査をしておるのです。そして三回目はいつ、なぜしたのか、お答えください。
○中西(績)委員 そこで、その際に参りました検査院の第二局文部検査第一課中村平副長という方が新聞でインタビューいたしまして、いろいろ言っています。会計課のすべてにわたってやりたいということを明言いたしております。  そこで、幾つかの点をお聞きしますが、まず第一に不正受給の問題で...全文を見る
○中西(績)委員 そうしますと、こうした問題について検査院、全く過去二回の検査の中では指摘する事項もなかったと私は聞いていますけれども、そのように帳簿上は完成されておったということで理解をしてよろしいですか。
○中西(績)委員 ということになりますと、きわめて悪質であると判断していいですか。
○中西(績)委員 そこで、これは五十一年以前にもあったと考えてもよろしいわけですね。ですから、その金額はこう示されておるのに、私たちが入っていっても、本人たちはわかっておるのに、調査に入ってわかっておるのに、平気で五千万円しかやってないということを言い抜くわけです。私は、財団なり...全文を見る
○中西(績)委員 このようにわかっておっても、五十二年度分については依然として会計検査院が入って指摘をしなければ文部省にもあるいは財団にもこれがわからない、こういうことになっているわけですね。先ほど局長は、反省をしているとか誤解であるということを言った、こういうふうに答えましたけ...全文を見る
○中西(績)委員 ですからこうしたごまかしを平気でできる、またされる。それでは、この間文部省なり財団は査察に何回行きましたか。
○中西(績)委員 ですから完全にごまかされておったということになるわけですね。そこでこの不正受給について確認をしたいと思いますけれど、これはあくまでも補助金等適正化法違反、こう断じていいわけですね。
○中西(績)委員 そこで警察庁にお聞きしますけれども、立件し、そして書類送検をしておると言うけれども、その額はわずか五千五十余万です。ですから、このことを私らが入った際に理事長なり副理事長が答えておった、それで全部を覆い隠していこうという世論に対する対応をしたと思うのです。では、...全文を見る
○中西(績)委員 それでは検査院に聞きますけれども、その中身ですね、たとえば非該当教員の分あるいは職員の分あるいは講師という。もう偽って幾つかのあれがあるわけで、そこから出てきているわけですから、そうするとその分のどこが立件でき、どの分が立件できなかったのか、この点をお答えいただ...全文を見る
○中西(績)委員 重ねて聞きますが、いま警察庁からお答えいただきましたように、その分は補助金等適正化法違反として確認できるわけでしょう。
○中西(績)委員 それでは財団に聞きますけれども、財団は法律に照らしてやっているはずですが、どうですか。
○中西(績)委員 私が質問した内容について答えてください。補助金適正化法違反であるかどうか、これを聞いているのですよ。一々細かくそんなにされたのじゃかなわぬです、時間がたって。ちゃんと答えてください。
○中西(績)委員 それでは警察庁に聞きます。  このようにして、一億六千万を超える金額は不正なものとして摘発されましたね。それは補助金適正化法違反にはなっていないのですか。差があるのですか。
○中西(績)委員 そうすると、副手を助手として認めることもその中には入ってませんか。これは除外したのでしょう。副手を助手として届け出、偽っておるという、こうした明確なものについても削除してますね。どうしてですか。
○中西(績)委員 それでは、この点は保留をいたしまして、その分について後で詳細な資料を出していただきたいと思うのです。よろしいですか。委員長、お願いします。
○中西(績)委員 次に、時間がなくなってきましたけれども、裏口寄附金について質問を申し上げたいと思います。  この分について、私はもう時間がありませんからしぼりまして、はっきりしてもらいたいと思いますが、先ほど言っておりましたように、文部省から私が取りました資料では、不明の部分...全文を見る
○中西(績)委員 そうしますと、これを焼き捨てた、破って捨てた、その理由はプライベートな問題が明らかになるから迷惑かけるので破って捨てたということを言っています。ということになりますと、これはまさに、残さなくてはならぬというそういうものがあるのにプライベートだということで破って捨...全文を見る
○中西(績)委員 そういうように言うだろうと思いました。  そこで、人員の上で大変なごまかしをしておる。いいですか。五十六年には文部省からいただいたのでは六十七人になっています。ところが実際には百三十六人特別入学をさせています。それから五十七年が同じように四十四名になっておりま...全文を見る
○中西(績)委員 そうなりますと、文部省はこれからどういう対応をするか、明らかにしていただきたいと思います。これは後で聞きます。  それ以外にもたくさんあるので、大変残念ですが、もう一点だけいま時間をお許しいただいて質問を申し上げたいと思いますのは、九州造形短大跡地と宗像の県有...全文を見る
○中西(績)委員 時間が参りましたので私はこれより以上できなくなってきたわけでありますけれども、大臣、挙げていきますと、私いま挙げたのは、不正受給の問題につきましても裏口寄附金の問題にいたしましてもまだまだ多くの問題が後に残されております。そのほか、挙げるとたくさんの問題が出てく...全文を見る
○中西(績)委員 終わります。
04月27日第98回国会 衆議院 文教委員会 第6号
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○中西(績)委員 先般、九州産業大学問題について質問をいたしておりましたけれども、途中で時間が参りましたので、きょうは引き続いてこの問題について質問を申し上げたいと存じます。そこでまず第一に問題になっておりました不正受給の問題でありますけれども、この分について重ねて質問を申し上げ...全文を見る
○中西(績)委員 財団の方にお聞きいたしますが、そういたしますと、財団がこれを算出するに当たった基礎的なものは、何によってなされたのですか。
○中西(績)委員 そうしますと、それは不正受給ということで計算をしたと思うのですけれども、不正受給であれば、適法でないということを認めた上でやっておると思うのですけれども、この点はどうなのでしょうか。なぜならば、少なくともこれを出していく上には、この前の質問を私がいたしました際に...全文を見る
○中西(績)委員 そうしますと、それは適正化法に基づいて判断をした場合それの基準をつくるわけでしょう。それによってこの分は不適格でありこの分は適格だという振り分けをしていくわけでしょう。そうじゃないのですか。
○中西(績)委員 その基準は何をもとにしてつくるのですか。
○中西(績)委員 そうすると、助成法なりそうした法律をもとにして基準を作成するということですから、それに違反をした場合には今度は適正化法違反ということになるわけですね。ですから、順序からいくと、補助金はそうした基準があって決められる、その基準というのは法律があって決められる、それ...全文を見る
○中西(績)委員 そうなると適正化法が浮かび上がってくるわけです。ですから、この適正化法の問題については少なくとも私は警察庁なりがこれを指摘する前の問題としてあると思うのですね。警察庁そうお考えになりませんか。
○中西(績)委員 法律に違反しておるということですね、それによって不正であると判断し返還を求めるわけですから。そうなってまいりますと、適正化法という法律に照らしてみてこれは違反だという判断をし、そうした措置をしていく、こういうふうに考えるわけですから、警察関係が立件をして送致する...全文を見る
○中西(績)委員 そうなると、先ほどから言っている別府さんの答弁は大変ごまかしがあるのですよ。この前から私はそこを聞いたのだけれども、はっきりしないままやっておった、時間がなかったからそのまま過ごしておったのですけれども、この部分は少なくとも態度が不明確などということはないのです...全文を見る
○中西(績)委員 私が言っているのは、他の者の手によってそれが問題にされる以前の問題として、あなたたちに信頼という良心があるならば、なぜこれを告訴しないのですか。警察関係で取り上げる前に、皆さん方がそれがわかった、そして計算をしてみればすぐわかるのはおたくなんですから、なぜそれを...全文を見る
○中西(績)委員 問題は、この前から私が言っておる適正化法違反、その判断は少なくともあなたのところでやるのでしょう。
○中西(績)委員 財団だけで扱えとかなんとか私は言っているのではなくて、財団はそうしたことを判断をする機関でもあるわけですから、この適正化法違反というものは態度はまだ明確にいたしておりませんとこの前あなたは言っていますね。ところが、この分については態度を明確にしなければいかぬのじ...全文を見る
○中西(績)委員 この前私が質問をした中で、補助金適正化法違反であるかどうか、この点だけを聞いたのです。告訴云々だとかそれはいま勝手に言っているのであって、どうなのだということを長々とやったから私が質問した内容について答えてください、それは補助金適正化法違反であるかどうかを答えて...全文を見る
○中西(績)委員 だから、この前もそのように言ってもらえば簡単だったわけです。物すごく長々と答弁した後でまた指摘をした後にそれが出てくる、しかも違った答弁になってくる、そういうことになっているから指摘をしているのです。ですから、告訴をしないのは、いまいろいろな理由を挙げております...全文を見る
○中西(績)委員 内容は複雑じゃなかった。きわめて鮮明ですよ。これほど鮮明なものはないのじゃないですか。職員を教員として偽る、あるいは助手を講師に、助教授を教授に、こういうぐあいにきわめて鮮明であるにもかかわらず時間をかけたのはなぜですか。
○中西(績)委員 非常に複雑でしかもわかりにくいもので、それを明らかにしていくためには時間がかかったという言い方ですけれども、そうなってまいりますと、こういう措置をされておるとこれから後あらゆる問題についてどのようにされておってもわかりっこないということですか。ここだけの問題でな...全文を見る
○中西(績)委員 私はどうも腑に落ちないのですけれども、そうしますと、私たちが私学財団に参りました際に、大学関係者と財団の人が酒食をともにしたことがあると聞いておったのですけれども、私が最初に聞いたときにはそれを否定しておりました。ところが、それが新聞に発表された途端に、そのこと...全文を見る
○中西(績)委員 そうしますと、別府さんにお聞きしますけれども、別府さんもそれに応じた一人ですか。
○中西(績)委員 そうであれば、部長なんかが提出をしたにもかかわらずそれは問題ないとして措置をしたということであるようでありますが、理事会としてはどういう認識に立ったのか、その点をお答えいただきたいと思います。程度はどういうものであり、だれとだれがそれに出席をし、何回そうしたこと...全文を見る
○中西(績)委員 落ちています。だれとだれが、東京では。
○中西(績)委員 ちょっと氏名をはっきりしてください。
○中西(績)委員 そんなうそを言ってはいけませんね。行っている人、知らないですか、別府さん。資料を持たなくては言えないですか。
○中西(績)委員 あのね、ちゃんと知っているのですよ。知っていて、それを答弁できぬと言うなら私はこれで質問をちょっとやめますからね。資料を提出してください。直ちにしてください。委員長、取り計らってください。
○中西(績)委員 別府さんはこれは知っておるのですよ。知っていて、うそを言っているのです。本来なら、もうここら辺に出てくる資格ないのですよ。これを知らぬなんというようなことはとうてい考えられませんよ、自分で討議をして、だれがどうしたということから全部調べ上げて。その専任の理事とし...全文を見る
○中西(績)委員 ちょっと聞きますけれども、職員から講師、副手から云々と、ずっと人員がありますね。そうしますと、五十二年なら五十二年からという、五十一年もあったのだろうけれども、五十二年からということになりますと、職員から講師ということになれば十名ということになりますね。そうしま...全文を見る
○中西(績)委員 ちょっとわからないですけれども、じゃ一人一人のものは出ないのですか。
○中西(績)委員 じゃ、この一億六千五百万という金額はどのようにして出したのですか。
○中西(績)委員 それじゃ個々はわかるわけですね。そうすると、職員が講師にという、この部分はわかるわけです。十人分が個々のものがわかっているのだから、そのトータルはこの職員を講師とした場合の金額になるわけでしょう。
○中西(績)委員 それじゃ素人には全然わからぬということですか。
○中西(績)委員 正確な数字が出ないのなら、どうしてこれが出るかわからぬですね。これで時間がかかったのじゃかなわないけれども、正確な数字がわからないのにどうしてこのトータルが出るのですか。そのもの自体が第一怪しいのじゃないですか。
○中西(績)委員 委員長、いま聞いておっておわかりになりますか。私はわかりませんね。いいですか。十人のやつはわかると言うんですよ。出てくると言うのです。だからそれを示せと言ったら、それは正確なものじゃない、こう言うんですよ。そして、それに他の要因があるから、ほかのものも全部合わせ...全文を見る
○中西(績)委員 それじゃ、どうもわからないのですが、全部のあれが出てそれに今度は掛けることの調整係数ですか、調整係数というのはじゃ何ですか。係数と調整係数。
○中西(績)委員 そうすると、基礎になるものはわかるわけですから、じゃ一億六千何ぼでなしにその基礎の金額を出してください。これは後で資料でいいですから、出してください。よろしいですか。
○中西(績)委員 変なところに時間をかけたのですが、そこで警察庁、お聞かせ願いたいと思いますのは、五千五十五万円という金額は、職員を講師、副手を助手にというこの二つだけを挙げたというわけですよ。ところが今度はあとの分、助教授を教授、助手を講師、集中講義云々というこの人数はちゃんと...全文を見る
○中西(績)委員 それで非常におかしいわけですね。さっきから言っているように、基準というのがちゃんとありますね。しかも、あなたはいま言われたけれども、職員を教員と偽ったものだけに制限をした、それはなかなか不明確だから、こういう答弁ですね。ところが、助手と講師はわからぬだろうか。こ...全文を見る
○中西(績)委員 一月二十日以降、これは送致してから後の発言です。だから送検ですね。もうそのとおりなんで、そこに適正化法違反については心配ないと言っているというようなことでもって、あいまいなこうした、わかっておるにもかかわらずそれがわかりにくいという言い方がどうしても私は納得でき...全文を見る
○中西(績)委員 基準についても渡していますか。
○中西(績)委員 ですから、そうしたものが全部わかっているわけですよ。わかっておるのにこれが全然立件の要件になっていないということになると、私は大変おかしいと思うのです。  ですから、お願いですけれども、一回そうした問題について、なぜできないのか、もう少し詳しく聞いてくれますか...全文を見る
○中西(績)委員 そうすると、助手を講師と偽っても同じですか。
○中西(績)委員 そうすると、助手を講師、助教授を教授と偽っておる、こうしたことが、数が幾らあろうと、その分は計算の中には入っていないということですね。
○中西(績)委員 それじゃ一億六千五百万の中には入っていますか入っていませんか。
○中西(績)委員 そうであれば、何も給与の面でどうだこうだではなくて、私が聞いておるのは、一億六千五百万それぞれの分野について出しなさいと言っているわけだ。それは非常に困難だから後で資料をもらうということになっているわけです。その分で私は聞いているわけですよ、別府さん。ちゃんとし...全文を見る
○中西(績)委員 だから、いまここに二、二、一、一、四と、こう五年間分が出ていますよ。おたくが出したのでしょう。それじゃ、この分は文部省が私に提出した資料ですかね。
○中西(績)委員 そうしますと、助手を講師として偽っているもの――私は各項目別に見ないとそうした正確なことが言えぬわけですよ。立件の問題だって、私はいまそこを非常に問題にしているのです。だからこれを全部出せというけれども、それについてはわからぬと言うのだ。それなのに今度はこれは影...全文を見る
○中西(績)委員 ないとかあるとか、次々に変わるのだから困るのですよ。こうした人員が総トータルが出て、たとえば昭和五十二年度には二十五名、二十六名、二十名、二十名、三十四名という中で一億六千五百万という、こうしたものが出ているはずなんです。だから、私たちはこれでもって信頼をしてや...全文を見る
○中西(績)委員 ですから、これは時間数じゃないということははっきりしていますよ。それはおわかりいただけるでしょう。助手を講師と偽ったものそれから助教授を教授と偽ったものということは、これは時間数じゃありませんので。  ですから、いまの答弁されておることとはちょっと違いますから...全文を見る
○中西(績)委員 それで、適正化法違反問題についてはもう少しそうした調査をしていただいて、その点でもう一度やりますから。ただ、先ほど私が申し上げた二月一日のこうした言動は、大変私にとっては問題のある言動だと思っていますから、そうしたことも受けてお考えいただきたいと思います。  ...全文を見る
○中西(績)委員 そこで、この前文部省から資料をいただいた分ですが、五十二年度以降の入学者にかかわる寄附金の募集状況というのがあります。これを見ますと、先般検査院の方で私聞いたところでは、証憑書類がなくなっておるということを言っていますね。ところが、その証憑書類というのは五年間な...全文を見る
○中西(績)委員 そうしますと検査院、ちょっとお聞かせいただきたいのですが、こうした十三億一千二百万という金額だけれども、裏づけになる領収証も何もない。これは文部省からいただいた分ですが、一人当たり最高額が百五十万、最低が三十万、それから五十七年度が最高額が百八十万で最低額が三十...全文を見る
○中西(績)委員 出納をあらわす帳簿の中にそのように載っておれば、それが正しいものと判断してよろしいのでしょうか。警察庁どうでしょうか、そういうようなことをもう何も疑惑はない、こういうふうに判断をするのがあたりまえですか。  答弁できなければ、検査院にちょっとお聞きしますけれど...全文を見る
○中西(績)委員 そうしますと、警察庁、ちょっとお聞きしますけれども、とにかくそのようにして金を集めますね。その裏づけになるものがなくて、これだけですと、こうした場合に、それは何かおかしいぞと告発をしさえすれば問題になるのですか。しなければ何もならぬ、いまはそういう状況だと思うの...全文を見る
○中西(績)委員 それでは聞きますけれども、この分については全く調査をしていない、しておる、どちらでしょうか。
○中西(績)委員 それでは横領しておるのか、あるいはどうしたのか、もう全くわからぬままこれはやり過ごしてしまう、そういうふうに、私素人ですから理解をしてよろしいですか。
○中西(績)委員 そうしますと、たとえばもらった資料でいきますと、五十二年度は寄附金入学者は数がわからぬわけですね。それなのに金額は挙がっておるわけでしょう。二億五千二百十万という金額は挙がっています。あとは五十三、五十四年は人員は挙がっているけれども、領収証は、五十六年度の実際...全文を見る
○中西(績)委員 しかしそれは調べてみなければわからぬでしょう。
○中西(績)委員 これは不明になった分、だからこれは果たして正しい数字であるかどうかもわからぬわけですね、裏づけが全然ないわけですから。まとまった金額をぽんと載せているわけでしょう。  それともう一つは、文部省にちょっと聞きますけれども、一人当たり最高額は百五十万で最低額は三十...全文を見る
○中西(績)委員 ただ、特別入学の場合に金銭の授受はあったかないかということは文部省はおわかりじゃないでしょう。根拠はありますか。
○中西(績)委員 ですから、これもわからぬわけですよ。だから、いま言うように、裏づけのないものをそのまま見過ごしてやるということになれば、悪く考えれば、これからはもうどこだってそういうことができるということになるのですね。だから、信頼をしておるという、そして今度はそれを調査するに...全文を見る
○中西(績)委員 問題は、こうして不明な点だとかなんとかあるわけですから。  では、ちょっと聞きますけれども、九州産業大学から二十五億円を超える返還金、これを求めたというその理由の中にはこういうものは入っていませんか。措置の仕方が不的確であると私は断じておるわけですけれども、た...全文を見る
○中西(績)委員 ですから、こういうものも含まれて総合的な判断、こういうことになっていますから、そういう条件の中では、やはりこの点が大きな問題として残っておる。  そこで、最後に警察庁に聞きますけれども、それではこうした横領罪というものになる条件としては、たとえばいま言った年度...全文を見る
○中西(績)委員 だから、それは調べなければわからぬでしょう。証憑書類なり何なりがあるかどうかもわからぬわけですね。これほど論議しているわけですから、こういう問題がありますよと、こう言っていても、それは問題にはならぬですか。調べないですね。
○中西(績)委員 これは横領したかどうかわからないのですよ。なぜなら、第一基礎になる人員がわからぬから、総額が合っているかどうかもわからぬです。しかもそれは全部証憑書類を焼いて捨てたというのがはっきりしているわけですから、そこまでしておる分について、結局これが正しいかどうかもわか...全文を見る
○中西(績)委員 何も調査もせずにそれがどうだこうだということがわかるわけがないのですから、関心を深めていただいて調査ぐらいしてもらわなければ、こういうことが許されていくならばこれはもう大変なことですからね。私は一般的な常識としてぜひこの点をやっていただきたいと思うのです。  ...全文を見る
○中西(績)委員 ちょっと最後のところをもう一回言ってください。
○中西(績)委員 そうなりますと、指導して後、特別入学金として徴収をしておった時期、そして今度はそのことが指摘をされて五十七年度からそうしたものが変わってきた、全般にやるようになってきたのでしょう。それで、それに差がついているから問題だと言ったところが、それは五十八年度もやって、...全文を見る
○中西(績)委員 そうですね。そうなりますと、この特別協力金というのは寄附金ではないということですか。
○中西(績)委員 そうしますと、こういうあれからすると全く制限なしに幾らでもそういう名目を打ちさえすれば寄附金を取れるということですね。
○中西(績)委員 そうすると、この十五万、そして一般は十万というものを五十八年度取っていますね。これは普通の常識としてお考えになったのですか。
○中西(績)委員 そうしますと、特別な人から寄附金を徴収するというこうしたやり方を今度一般化しさえすれば寄附金は幾ら取ってもいいということを意味しますね、これは。そのようにごまかせばいい、こういうことになるが、そのように理解してよろしいですか。
○中西(績)委員 それでは、この十五万円を認めたというのは何でしょう。
○中西(績)委員 そうしますと、修学費納入要領などというものが全部あるわけですね。納入金の内訳というのがちゃんとありまして、授業料から施設費から図書充実費から演習実験費から何もかも全部出ていますよ。それとは別個に今度そういうものを取ることができれば、これはこの前私が指摘しましたね...全文を見る
○中西(績)委員 十五万というのは、これを見るとほかにたくさんちゃんとあって、たとえば施設費だとか図書充実費、演習実験、保健体育費、そういうものが全部出ているわけですよね。そうすると、あとは環境整備だとかという名目をつけさえすれば、これが常識だということになってくればどんなことだ...全文を見る
○中西(績)委員 時間が参りましたのでやめますけれども、私はいまのあれでは納得できません。ですから、この次また時間をもらってやります。  以上です。
05月13日第98回国会 衆議院 文教委員会 第8号
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○中西(績)委員 先般、私は、予算分科会の際に、識字学級問題についてわずかでありますけれども確認をしたことがございます。それは、二年前、田中文部大臣が国会答弁におきまして、字を知らない人の存在は国の恥であり、早急になくすよう努力をすると言っています。ところが、具体的な措置がどのよ...全文を見る
○中西(績)委員 そうしますと、この分は五十七年度から識字、文字を覚えるための、内容とする学級を設置をしたということになっておるようでありますけれども、昨年行われました識字実態調査、これはどのようになっておるのか、行われておるはずでありますけれども、この分についてお答えいただきた...全文を見る
○中西(績)委員 いま五十六年度が三百学級、大小取りまぜてということですから、いま言われました百時間ということを規定づけずに、百時間以内であろうとなかろうと、そうしたことを含んでの三百学級、こう理解をしてよろしいですね。  そうなりますと、私、福岡県を調べてまいりましたが、福岡...全文を見る
○中西(績)委員 いま言われました六十八学級の場合には、委嘱として四十六万の費用を各自治体に出しておるということになっておるようでありますが、そうしますと、いま言われました集会所指導事業費というのは、どの程度になっているのですか、個別に。
○中西(績)委員 そこで、いまたとえば百時間という一定の単位を設定をしておるようですけれども、それより以上にこの解放学級というものは行われています、百時間以上。その中に、百時間は切れるかもわからないけれども、そうした識字をやっておる。ところがいまあなたが言われるところでは一ヵ所九...全文を見る
○中西(績)委員 ですから、あなたのいまの答弁によると、九十五万円プラスの各市町村のそれを加えてそうした人々には講師としての代金が支払われておるという言い方ですね。ないから私は言っているんですよ。われわれの同僚が実際に言っているんだから。実際に私もその場所には何回も行っていますか...全文を見る
○中西(績)委員 いや私が言っておるのは、その指導に参加しておる教師たちに対する支払いがされているかどうかということのその確認をしてくれと言っているのだ。それなしに平気でこういう答弁をするからいろいろ問題が出てくるわけですよ。運営費だとかいろんなものからいくと、いろんなものが要る...全文を見る
○中西(績)委員 では調査をして提出をするということでよろしいですね。確認しますよ。  では次に大臣にちょっとお聞かせいただきたいと思いますけれども、いまのような識字学級について実態は大変なものであります。実際に一日労働した皆さんを集めて、その人々にそうした識字学級。ですからそ...全文を見る
○中西(績)委員 ぜひそれをやっていただきたい。この種問題は、教育面が物すごく重要な位置づけにある。施設をつくったり環境整備ということがいままで中心でありましただけに、こうした教育面をどう充実させていくかということが大変重要です。ぜひこの点を調査した上で、五十八年度の追加予算なり...全文を見る
○中西(績)委員 次に、同和対策の奨学金制度の問題でありますけれども、これも、先般質問をいたしました際に不十分でありました点を確認していきたいと思っています。  先般、同和対策のための奨学金制度が給付制度から貸与制度に変わったわけでありますけれども、局長は、この問題で進学率の低...全文を見る
○中西(績)委員 ちょっとごまかしがあるのじゃないでしょうか。一番最後に言われた地域改善事業に沿って云々ということで何か全部ぼやっとぼやかしてしまっているようでありますけれども、前回言われたように、考え直す作業をしたいということを大臣言ったわけでありますけれども、そういうように理...全文を見る
○中西(績)委員 そこで、前回宮地局長の発言がありますからちょっと問題を感じますので、この点だけは局長、訂正をするなり何なりをしないといけないと思いますから申し上げますが、地域改善対策の奨学金と日本育英会の特別奨学金の貸与、この比較をした際のものでありますが、あなたはこのように言...全文を見る
○中西(績)委員 したがって、そうしたことが、知らず知らずのうちにわれわれの中にある差別意識というのが出てきたと、私はあのときは認識をしたのです。ですから、そうしたものにつながらないように、ぜひこれからの行政の中で具体的な施策によってそのことをあらわしてほしいと私は思います。これ...全文を見る
○中西(績)委員 そうした内容についてはそう時間がかかる中身ではないと思いますから、ただ、大臣にわかりやすくその点についていろいろ説明なりできない部分もあるかと思いますけれども、いまの行政が十分だという認識の中で、おれたちは努力しているのだということを前提にして大臣にいろいろお聞...全文を見る
○中西(績)委員 十分この効果が上がっているかどうかということで、お調べになっているということでありますけれども、五月五日の新聞に出ておる内容は御存じですか。と同時に、監察結果というのが出ていますけれども、これは御存じかどうかが一つ。それから、内容的にこれは大体認められる中身であ...全文を見る
○中西(績)委員 いずれにしましても、問題があることは事実ですね。全く皆無ですか。
○中西(績)委員 そこで、私は私学財団にお聞きしますけれども、行管庁の監察結果について、別府理事はコメントをしているわけですね。このコメントを見ますと、こうした感じのものがあるということなんだけれども、最後の方に、五日の新聞に出ておる中身では「経常費補助金については臨調答申に沿っ...全文を見る
○中西(績)委員 会計検査院、おいでになっていると思いますが、行管庁の監察結果、断聞報道、この中身は御存じですか、これが一点です。もし知っておるということであれば、この内容について、行管庁が指摘をした問題について、検査院は問題を感じますか。
○中西(績)委員 文部省の方にお聞きしますけれども、新聞では——こうとばかりは言えぬと思いますけれども、これを見ますと、「文部省がクレーム」「厳し過ぎる指摘」、書き直し要求で公表おくれるなどという、いろいろな見出しがついています。しかし、中間的なものでありますけれども、この結果を...全文を見る
○中西(績)委員 この分については行管庁に要請をしておきますけれども、今度はもう延びることなく六月には出されると思いますから、この点は間違いなく早急に出していただきたいということの要請をしておきます。いままでの延びについては、もう時間がございませんから一々細かく聞きませんけれども...全文を見る
○中西(績)委員 土地交換問題については、やっていないのですか。
○中西(績)委員 では次に、九州産業大学との私学財団会食出席者について、先般私の方から要請をいたしたわけでありますけれども、これはもうすでに新聞などで報道されておるにもかかわらず、私が要求したことに対してなぜ提出ができなかったのか。そして、理事会にはそのことが発表されるということ...全文を見る
○中西(績)委員 委員長に一応聞くのはやめましよう。  それでは私、具体的に言います。私が十二月八日に財団に参りました際に、この件に関してはわれわれは氏名まで申し上げたのです。このことは財団の方は知っているはずですね。しかも、そのときには、このような会食あるいはこうした問題は全...全文を見る
○中西(績)委員 儀礼的と言っていますけれども、どの程度を儀礼的と指しているのですか、規定づけていますか。
○中西(績)委員 度を過ごしたものでないという程度はどの程度であったのですか。お調べいただいているからわかっているはずです。
○中西(績)委員 この八木敏春という助成部長がやめられるという辞意表明をしたのですね。これはなぜ辞意表明をしたのですか。
○中西(績)委員 私たちが行ったときに、私は発言するつもりはなかったけれども、そのときにいた早田理事あるいはこの八木助成部長などは、その際には横を向いて、いろいろこちら側から聞きますけれども、その点に対して大変不遜な態度で臨んだのです。しかも、この中身についても絶対そういうことは...全文を見る
○中西(績)委員 委員長、それはうそなんです。私、記憶があるのです。そういうことを平気で言うところなんです。そこに私は問題があると指摘をしておきます。ですから、言われないというのも、儀礼的だということで隠していますけれども、これがうそなんですよ。でなければ、そのときに言っているは...全文を見る
○中西(績)委員 私は関係者に出席を求めたのですがね。関係者はいらっしゃいますか。だから、当事者の方から答えてくれと言っているのです。
○中西(績)委員 少なくとも、いつ、どこで、何を、どの程度でなければ、いま言うような事柄について関係がなかったとか、相談を受けることはあって懇談をする機会はあると言ったとしても、それは信頼できませんね。少なくともそうした中身がこういうものであってということを、どこでどうしたという...全文を見る
○中西(績)委員 終わりますが、その時期はいつごろですか。文部省はこのままじっとがまんをしておるということですか。いまのような実態が依然として続くということは、相手はなめ切っておるわけですよ。こっちに来たときに頭を下げているかもしらぬけれども、地元で発言することは全部敵対関係的な...全文を見る
○中西(績)委員 私は先ほど、本院出身の方が一名やめられたということと、あわせてもう一名衆議院議員がと言いましたけれども、これは間違いでした。これは、かつて参議院議員で大臣までやられた人、現在すでに参議院議員ではありませんけれども、文部省の先輩である、そういう人たちが全部顧問に名...全文を見る
○中西(績)委員 大臣ちょっと待ってください。  ところが、八三年の学生便覧を見ますと、また平気で先ほど私が申し上げたような中身でしか全部出していないのですよ。そして、いま言うように部長はいないのです。全部次長です。そして実質的に、降格をしましたという人たちが全部そこにいてやっ...全文を見る
○中西(績)委員 なめられぬように、しっかりやっていただきたいと思います  以上です。
05月18日第98回国会 衆議院 文教委員会 第9号
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○中西(績)議員 お答えいたしたいと存じます。  現行の制度のもとにおける実習助手の職務につきましては、学校教育法の第五十条三項にあるように、「実験又は実習について、教諭の職務を助ける。」となっています。この条文に基づき、一般的な実習助手の職務の内容といたしましては、実験・実習...全文を見る
○中西(績)議員 現行の実習助手制度のもとにおきましては、実習助手は終身的専門職として位置づけられておることは周知の事実であります。そして実習助手は学校教育法第五十条三項によって、その職務内容が「実験又は実習について、教諭の職務を助ける。」と規定されています。しかし実態は、さきの...全文を見る
○中西(績)議員 任用の問題でありますけれども、もともと昭和三十六年に免許法を改正いたしまして、実習助手が学校現場で働きながら教諭免許状が取得できるようにすることといたしまして、当時、文部省答弁にもありますけれども、免許を取得した者を積極的に教諭に任用していくことを明らかにいたし...全文を見る
○中西(績)議員 簡単に申し上げますと、先ほどから申し上げておりますように、高等学校における実験・実習指導はもちろん、教育全体にかかわって重要な任務を持っているということはすでに申し上げました。このような重要な実験・実習あるいは教育全体にかかわっておるにもかかわらず教職員の身分の...全文を見る
○中西(績)議員 今度の法改正を求めるわれわれの主要なねらいというのは、いま佐藤委員が言われましたような中身であることを、私も同様であるということを申し上げたいと存じます。  と同時に、ただ一つつけ加えさせていただきますならば、いままでこうした措置がなされなかった、そのことが文...全文を見る
○中西(績)議員 実験あるいは実習教材の維持管理あるいは準備そして後片づけ、こういうものがいま指摘されたわけでありますけれども、制度を改正した場合、こうしたものは実験・実習担当の教諭となることはあたりまえでありますから、実験・実習をするに当たってその準備、後片づけ、維持管理などは...全文を見る
○中西(績)議員 第九十四国会におきましてもこの法律を提案する理由の中にも明らかにしておるわけでありますけれども、学校におきましては校長、教頭、教諭、養護教諭のほか、学校事務職員、学校栄養職員、司書、給食調理員、用務員、警備員など、各種の職員が配置されております。これらの職員が一...全文を見る
○中西(績)議員 いま御指摘の教育職としての学校事務、このことを考えますと、実態としてある状況がどうなっておるかということを一つ例証としてとらえておく必要があるのではないか。幾つかありますけれども、たとえば福祉の確保の問題、就学困難な児童生徒の教育条件をどう保障するかという問題等...全文を見る
○中西(績)議員 いま指摘がありましたように、昭和三十年における決議、さらにまた四十九年の参議院文教委員会における決議、さらに人事院の勧告の中身等々、ずっと挙げてまいりますとそうした問題がたくさんあるわけであります。そうした意味におきまして、文部省は、この実態と内容を十分勘案して...全文を見る
○中西(績)議員 問題は、三十六年当時論議されましたその中身が、依然としてそのまま放置されておるという、先ほども私、申し上げましたけれども、政府、文部省も怠慢によってこれが放置されておるということを申し上げたわけでありますが、いずれにしましても、先ほどから論議がありましたように、...全文を見る
○中西(績)議員 先ほど大臣が、実習助手の制度がなくなることを心配されておるようでありますけれども、実習助手の皆さんが六年十単位で試験なりあるいはそうした制度的なものを措置することによって教諭に任用される。そうするとこの教諭というのは実習担当の教諭でありますから、その数が教諭の枠...全文を見る
○中西(績)議員 社会党といたしましては、いま言われました分については標準定数法の九条の二、三項について言っておるわけでありまから、私たちは一、二学級あるいは三学級については四分の三、こういう問題等を含んでおりますので、今回の提案の目標は小規模校であろうとすべてに必置をするのが目...全文を見る
○中西(績)議員 先ほど山原委員の御指摘の件でありますけれども、全校配置あるいは二人以上の複数配置を含めた附帯決議については私たちも大変重要な決議であると思いますし、この点は何としても行政側が、議員立法で文教委員会の決議であるということで、いかなる事態があってもそれに向けての努力...全文を見る
07月27日第99回国会 衆議院 文教委員会 第2号
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○中西(績)委員 先般七月四日であったかと思いますけれども、国士館大学におきまして殺人行為が行われたという不祥事が発生をいたしました。この案件につきましては、国士館問題につきましては、私自身も五十三年十月における質問、さらに五十五年三月における質問等を重ねてまいったところでありま...全文を見る
○中西(績)委員 このように指摘をし、他の委員も、五十三年以降八回、私は二回ですから、他に六回こうした問題についてやっているわけですね。特に私は、こうした学内における教学部門が民主的な措置をされておらないところには学校の運営というものは成り立たぬということを指摘をしてきたわけです...全文を見る
○中西(績)委員 五十五年のときにも私たちは指摘をしたわけでありますが、そのときの大学局長が答えておるのだけれども、いまあなたが最後に言われたような理事会で対応案について検討したとかなんとかというそのことは、この対策委員会側には何も出されてないわけなんですね。だから学内ではだれも...全文を見る
○中西(績)委員 ですから私は、今度の殺人事件というのは、国士館大学の体質そのものをあらわしたし、結果的にはそうならざるを得なかったという、大変残念だけれどもこうした認識を私はしておるのですが、この点はどうです。
○中西(績)委員 だから私たちは、いままでそのように何回となく指摘をして問題だということを言ってきたし、特に柴田梵天総長のごときは本人自身が学位の論文盗作、しかも二百万出して東京大学と京都大学の何がしかにこれを依頼をして、そうした報酬まで出して書かしておるわけでしょう。しかも、そ...全文を見る
○中西(績)委員 では、大学院と学部との関係はどうですか。そこに学部があって大学院というものが存在するのでしょう。それともう一つは、定年というのは学則によってみずからが決めているのです、この人は。七十二歳です。そして特任教授期間は二度更新は許されています。ですから、七十五歳で専任...全文を見る
○中西(績)委員 私は、さっき申し上げるように、高齢だから云々ということだけではないのです。その学校にはちゃんと学則というものがあって、それで決めておることに本人が違反してそういう人たちを集めておる、このことに問題があるのではないですかと僕は常識的に言っているのです。そういうこと...全文を見る
○中西(績)委員 私は、こうした体質が殺人事件の遠因であったというところの認識が私たちと違うと言うのです。さっきから私が何回も言っているのはそこですね。大学当局に対する現状認識というものが全然一致せぬわけだ、私たちと文部省との間においては。そこに大きな開きがあった。だから、こうし...全文を見る
○中西(績)委員 私は、ただ一つ、大臣お聞きください。たとえば五十二年に特別運営委員会で決定をして、七月二十一日に大西教授ほか三名の教授を解任をしました。ところが、この問題等については依然として、ほかのものはある程度解決をしたと先ほどから言っている部分もありますけれども、さらにま...全文を見る
○中西(績)委員 その問題はまた後で論議をいたします。  そこで、時間がありませんから、先般の参議院における五十八年四月そして五月の海外に対する国士館の投資の問題でありますけれども、この点をちょっと私は確認をしておきたいと思います。  ブラジルの柳森という人に借用書を書かせま...全文を見る
○中西(績)委員 ところが、参議院でも指摘されておりますように、たとえばブラジルの問題ですけれども、ミスで貸付金が寄附金となっておったということでありますが、とうてい返済などということはいまのブラジルの体制からすると不可能だということははっきりしております。しかも、こうしておりな...全文を見る
○中西(績)委員 報告というのは理事の報告でしょう。その点だけちょっと。
○中西(績)委員 ですから、文部省の場合には、全部そういうふうにして機能していない、先ほどから私があれほど言い続けてきた、そうした人たちから話を聞いて全部それでもって対応しておる、ここに一番問題があると私は思うのですね。しかも、さっき申し上げた海外出費の問題についても全く同じ中身...全文を見る
○中西(績)委員 そこで、こういうことを盛んにやりますが、そうした金が学校の設備なり生徒に還元されているかどうか、ここが教育研究との関係でどうなのかということが文部省が考えなければならない一番の問題点ではないかと私は思うわけであります。それはどうでしょう。
○中西(績)委員 そのとおりだと思います。ところがどうですか。学校施設、教室だとか研究室だとか生徒の更衣室だとか、そういうものが文部省に報告されている。その結果と実態とを比べ合わせてみたことがありますか。そして、大学設置法に照らしてどうなんだということを具体的に調査したことがござ...全文を見る
○中西(績)委員 たとえば教室などにつきましても、上に柔道場があってその下で講義をやっているわけですから、どんどん音がして講義にならないのです。文部省はそういう実態を知らないわけです。ここに一番の問題があると私は先ほどから指摘しているわけです。学生のために全然還元されてないわけで...全文を見る
○中西(績)委員 実際に授業をしているかどうか、そうした問題等を含めまして、いま管理局長は実態としてあるようなお答えをしたのだけれども、それは私はないと思いますよ。ですからそこら辺が、私たちを納得させるための発言をされるということは、私はこの前のときにもそのことを指摘したのですけ...全文を見る
○中西(績)委員 この二五%カットというものが制裁措置的なものになっているけれども、実際にはなっていないと私は思います。というのはなぜかというと、依然としてこういうことが平気で続けられておるということですからね。ですから、ペナルティーというものをただ単に金額面だけでやりますと、ほ...全文を見る
○中西(績)委員 ですから、ただカットすることのみでなくて、文部省はほかのことを十分考えなくてはならぬと私は思っています。  と申しますのは、警察庁の第一の方にお聞きしたいと思いますが、ただ単に内部における競争原理あるいは対抗的なものによってこうしたものが発生したとか、骨肉の権...全文を見る
○中西(績)委員 おかしいよ。いいですか。だから、私はいままで聞かなかったのですけれども、五十五年に私が質問した際にも暴力事件を起こしているのですよ。そうしたものが全部背後にあって、金から全部賄われてやっておるということが明らかになっておるわけですから、そこにこうしたものを温存さ...全文を見る
○中西(績)委員 私は大臣に聞いたのです。
○中西(績)委員 最後に、九州産業大学問題で三つの点からお聞かせいただきたいと思います。  文部省にお聞かせいただきたいのは、六月からまた再びいろいろな動きが始まりました。学園長構想問題から始まり、ちょっと機嫌がよくなる、さらに今度はその結果補助金申請報道などがなされました。こ...全文を見る
○中西(績)委員 終わりますが、最後に一つだけ要望したいと思います。  それは警察庁にもあるいは私学財団にもあるいは文部省にもですが、いずれにしましても、こういう体質の学校というのはトップにある者が一手に握って全部を支配できる体制になっておる、そこから出てきておるということの認...全文を見る
○中西(績)委員 終わります。
10月05日第100回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第2号
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○中西(績)委員長代理 斎藤実君。
○中西(績)委員長代理 小渕正義君。
○中西(績)委員長代理 小沢和秋君。
○中西(績)委員長代理 この際、委員長の手元に麻生太郎君外四名より、自由民主党、日本社会党、公明党・国民会議、民社党・国民連合及び新自由クラブの五派共同提案に係る、当面の石炭対策に関する件について決議されたいとの動議が提出されておりますので、本動議を議題とし、提出者から趣旨の説明...全文を見る
○中西(績)委員長代理 これにて趣旨の説明は終わりました。  本動議について採決いたします。  麻生太郎君外四名提出の動議のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕
○中西(績)委員長代理 起立多数。よって、麻生太郎君外四名提出の動議のごとく決しました。  この際、政府から発言を求められておりますので、順次これを許します。宇野通商産業大臣。
○中西(績)委員長代理 大野労働大臣。
○中西(績)委員長代理 なお、本決議の議長に対する報告及び関係当局への参考送付の手続につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中西(績)委員長代理 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後二時五十八分散会