中西績介

なかにしせきすけ



当選回数回

中西績介の1985年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月25日第102回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○中西(績)委員 私は、カネミ油症事件にかかわる政府の措置について時間の許す限り質問を申し上げたいと存じます。  御存じのように、昨年の三月十日に私は分科会で質問をいたしましたが、一月十七日にカネミ油症第一陣の控訴審に対して福岡高裁の和解勧告がされたわけであります。しかし、残念...全文を見る
○中西(績)委員 そうなりますと、この十三日の国の法的責任を認めた判断に事実認定及び法令解釈適用上承服しがたいと言いますが、その中身は何ですか。
○中西(績)委員 全然わかりません。事実認定が何であるのか、あるいは法令解釈適用上承服しがたいと言いますが、その法令解釈、何を基礎にしてやったのか、その点を明快にしてください。今のような答弁では時間がむだです。
○中西(績)委員 委員長、もういい、もうわかった。  今言っていることを聞きますと、これは前回、昨年の三月段階での判断ですね、こうしたものとのかかわりの中で、もう何回となく裁判所で指摘をした問題ですね。ですから、このような予見しがたいとかあるいは家畜衛生試験場の関係だとか本省の...全文を見る
○中西(績)委員 終わりますが、とにかくその態度は、最高裁に持っていって決着をつければいいなどという、こうした安易な考え方がその中に働いておるのではないか。なぜなら、これが出てきた問題は、あくまでも各省庁の連絡が十分でなかったという結果がこうした事態を生んだという結果になっている...全文を見る
03月08日第102回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号
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○中西(績)分科員 私は、先般の予算委員会一般質問でカネミ油症問題について触れたわけでありますけれども、不十分でありましたので、きょうそれに加えましてさらにお聞きしたいと思います。  御存じのように、このカネミ油症問題は、昨年の一月第一陣控訴審、この際に和解の勧告もあったし、さ...全文を見る
○中西(績)分科員 検討を三省でやったというわけでありますけれども、私は、この判決を得て、その後に「カネミ油症事件三陣第一審判決について」ということで、承服しがたい主要なものは何であるかということを示した文書をいただいたわけでありますけれども、これを見て検討すればするほど本当に腹...全文を見る
○中西(績)分科員 最後の方、もう一遍言ってください。
○中西(績)分科員 それで私は、その当時の、例えば今氏名を挙げましたけれども、その人たちを責めるということでなくして、国家行政組織法上からいたしましても、各省庁間における緊密な連絡調整、こうしたものがされなければならぬということは明らかなんですから、国民の生活、そして食品上の安全...全文を見る
○中西(績)分科員 それで私が今言うように、それを挙げていきますともう後の方に出ているいろいろな問題、例えば過失の問題だとか違法性の問題だとか、いろいろな問題がありますよ。これを読めば読むほど、極めて法的にということで、一方的に判断をしていけば、予見可能性は全くないのだとか、被害...全文を見る
○中西(績)分科員 それではもう一回聞きますけれども、同じようなこうした事件が発生したら今度どうするのですか。高度に発達し複雑化しているこの食品産業におきまして、例えば一つの例を挙げますと、熊本で出ましたからしレンコンです。普通の常識で言えば、真空状態に置いておけば菌の繁殖などと...全文を見る
○中西(績)分科員 前段の部分は、私は、判決が出ていなければこのことは言いません。二回にわたって出たということは非常に重要です。ですから、そういう勧告があって、判決があって、判決があったわけですから。こうした機会でなければ皆さん方がお互いに話し合いをし、そしてそこで何らかの措置を...全文を見る
○中西(績)分科員 ですから、私は最後に、このカネミ倉庫の問題は、そうした収益を分散するような形態の中で、本人には全然痛みがないなどということにならぬようにしておかないと、これはもう大変なことですね。このように大変多くの皆さんに迷惑をかけていることですから。ですから、あくまでも治...全文を見る
03月08日第102回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号
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○中西(績)分科員 私は、ここ数年にわたりまして同和関係の教育政策についていろいろ質疑、討論してまいりましたけれども、その中で、時間の関係もございますから、特に二点程度確認をいただければと思っています。  特に、全国的にこうした問題を論議する際に実態調査をすべきではないかという...全文を見る
○中西(績)分科員 今お答えいただきましたけれども、この前から討論をしてまいりました素材になるものが全体的にまだまだ非常に少ないわけですね。ですから、私、この問題について一つずつ指摘をしながらお答えをいただきたいと思っています。  例えば大学奨学資金の問題でありますけれども、こ...全文を見る
○中西(績)分科員 私、この点大変不満なんです。と申しますのは、今まで地域改善対策特別法なるものの目的の中に、「教育の充実」等を含めまして幾つかの問題があるわけですね。私はその中で教育というものは大変重要視しなければならぬということを再々にわたって主張し続けてまいりました。これが...全文を見る
○中西(績)分科員 全く前と変わってないのです。それではそうした資料をお出しいただければと思うのだけれども、その点については、依然として把握できる資料がないからとみずから肯定しているわけなんですよ。ここに問題がある。今最後に言われましたように、原因の把握についても対応し、現場の皆...全文を見る
○中西(績)分科員 そこで、私は大臣にぜひお答えいただきたいと思いますけれども、先ほどからわずかの時間でありましたので十分な討論ができませんでしたけれども、識字学級なんかの問題にいたしましても、本当に実態調査をすればするほど、やはり手を施さなければならぬということがだんだん強まる...全文を見る
○中西(績)分科員 調査ですね、直接足を運んでいただけるかどうか、この辺どうでしょう。
○中西(績)分科員 ぜひ大臣、そうした実態を知った上で施策を練っていただくよう最後にお願いを申し上げて、終わります。
03月08日第102回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第2号
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○中西(績)分科員 私は、先般の予算委員会の一般質問で、わずかの時間でしたけれども、カネミ油症事件問題で質問をさせていただきました。何せ大変な中身でありますけれども十分な時間がございませんでしたから、きょう重ねて厚生省関係の皆さんに質問を申し上げたいと思います。  まず、この件...全文を見る
○中西(績)分科員 私は、先ほど農水大臣にもそのことを強く指摘したわけでありますけれども、今のお答えをお聞きし、この法務省から届けられました資料などを見てみますと、「事実認定において承服し難いとする点」とあわせて「法令解釈適用上承服し難いとする点」ということで示されておりますけれ...全文を見る
○中西(績)分科員 今言われた中身は「カネミ油症被害者に対する援助計画」などで検討されておる分であると解しておりますが、それでよろしいですね。
○中西(績)分科員 援助計画を見ますと、スモンだとか今までありました薬害等に対する対策は極めて進んでおるわけでありますけれども、出てくる症状が季節によって違い、年齢によって違い、PCBの量によって違う。それぞれ千差万別ですね。この面が今まで大変おくれておったことは事実ですから、特...全文を見る
○中西(績)分科員 今まで皆さんが一番不安に思っておったのは、例えば検診を受けたりするときに、人員がたくさんおったりするものですから、いろいろ主張したいあるいは訴えたいことがたくさんあるのだけれども、それを聞いてもらえない等々ございまして、大変な不安を絶えずみんな持ち続けておった...全文を見る
○中西(績)分科員 そうしますと、診断基準は、確かに認定の際にこれはもうぜひ必要なのですからね、だからいち早くつくっていただかないと、先ほども私申し上げましたように一つの基準があるために、一般の正常者の場合の患者など、これに類似しておるということになるとこの中から落とされるという...全文を見る
○中西(績)分科員 先ほど申し上げるように、やはりお互いの信頼ですね。そうしたときに自分自身をそのように温かく包んでくれるという期待なりがあり、その結果今度は一定のいい方向に出ていけば、これはずっと高まってくるのではないか、こう思いますので、ぜひそうした方向に向けて指導をされると...全文を見る
○中西(績)分科員 今までずっと出てまいりました問題の中でも特に治療費問題については、農水省との関係が非常に深い問題でありますだけに、連絡をとっていただいて、特に我々の聞いている中では、カネミ倉庫の経営が思わしくない、ところがちゃんと子会社みたいな系列会社の方に収益分は回している...全文を見る
○中西(績)分科員 先ほど申し上げたように、長期にわたっていますから就職問題等含みまして大変困難な中で生活しておるわけですから、この点についてもさらに問題があればこれからまた指摘していきたいと思いますので、十分御配慮をいただければと思います。  最後に、大臣、私は冒頭の問題はこ...全文を見る
○中西(績)分科員 どうもありがとうございました。
03月08日第102回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第2号
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○中西(績)分科員 私は、国鉄における当局の不当労働行為及び人権侵害と思われるような実態について、二、三の例を挙げながら確認をしていただきたいと思っています。  と申しますのは、国鉄が今置かれている現状を考えてみた場合に、職場の中でこうした事態が次次と発生をしてくるということは...全文を見る
○中西(績)分科員 指紋採取の権限を駅長に与えているかということを聞いているわけです。
○中西(績)分科員 このような権限まで駅長というのは持っているのですか。現場の駅長が、ビラを張ってないと言うのに、それをビラを張ったと言ってわざわざ出てきて指紋採取をしたという事情があるわけです。こうしたことを日本国有鉄道法か何かによって規定してあるのかどうか。少なくともこの指紋...全文を見る
○中西(績)分科員 そうした権限があるような言い方を依然として続けておるようでありますけれども、広範な権限を与えておると言うけれども、それじゃその条項、条文を出してください。
○中西(績)分科員 それじゃ、この指紋採取をしたということは、これまでエスカレートして国鉄職員を平気で、違法な行為までやって措置をしていく、こうした指示などはおたくの方から出しているのですか。
○中西(績)分科員 ということになりますと、刑事訴訟法的にこの駅長はやり過ぎをやったということを認めますね。
○中西(績)分科員 これはちょっとおかしいですよ。指紋採取はしてはならぬわけでしょう。それを実際に強要し、二名に対してやらした。こうした事態が出てきたということは、これはもう本当に驚いた。こんなことまで平気でやる管理職、現場における管理職をつくり上げておるという一つの事象だという...全文を見る
○中西(績)分科員 ちょっとどうもこの前から国鉄の皆さんの答弁を聞いておると、おかしいんじゃないですか。今私は具体的に言ったのですよ。超勤を命じられて、十五分の休憩時間を超勤ですからその間命じて、その後今度は勤務したその結果が、休憩した十五分を差し引く、そのことによって時間数に達...全文を見る
○中西(績)分科員 じゃ、言います。これは特殊な例ですから、私も今まで大抵、いろいろなところを歩いてきましたけれども、こんなことは聞いたことがございません。この人は日勤だそうですからね。だから本当に聞けば聞くほど驚いているのですね。ですから、この点も、これも労働組合なりの抗議で後...全文を見る
○中西(績)分科員 私は、その回答がまた気に食わぬですね。本年度の例えば退職予定者であろうとなかろうと、本人に相談もなしにそれがなされて、抗議したところが、勤めるところないよ、こんなことをやられたのでは、この人だけじゃありません、そこにいる他の職員に対する影響などを考えたことがご...全文を見る
○中西(績)分科員 もう私は論議するのが嫌になるのですね。こんなことが率直に言えなくて、そして働いておる職員の皆さんにこうした事態が、私先ほども申し上げましたようにこれはほんの一、二の例であって、ここにたくさん持っているけれども、特に通常的にだれもが考えられないようなことがあるの...全文を見る
○中西(績)分科員 運輸大臣、大変失礼なことを申し上げて恐縮なんですけれども、大臣は専門家ではないといたしましても、今私が申し上げたようなことは、戦後の教育を受けた者はだれしもが日常的に常識的にみんな知っていることなんです。そのことが今のように絶えず厚い皮をかむった中でしか物を言...全文を見る
○中西(績)分科員 私、大臣にお願いですけれども、ぜひこうした事態でどうだこうだということでなくて、本当になごやかな職場になる条件、今言われました信頼です。ところが、こういうことをやりますと、これは到底できっこないわけです。回復どころじゃありません。そのことはまた将来にとって大変...全文を見る
○中西(績)分科員 私が言っているのは、一つの例として先ほど私が言った特退の問題と同じように、そうした文書なんか出されているから、今例に挙げたように、今度は労基法違反で前回松浦さんの質問等でいろいろ混乱しました。そのときに、いろいろありましたということを言ってあるわけですね。最終...全文を見る
○中西(績)分科員 私は、少なくとも大臣も指導し、そして国鉄に対していろいろなこういう答弁まで含めまして出てくるという経過があった。それに基づいて出てきた中身、自粛をするとか自制をするとかいろいろある、その点が団交の中でそれぞれ確認をされていったと思います。でなければ、こうしたこ...全文を見る
○中西(績)分科員 経過があって、しかもこうしたことがなされておって――松浦さんは何回も経験なさっているわけです。段階を経ていろんなものが出てきたと思うのですよ。そのことが具体的に下部の方に事務連絡なり何にもされずに依然としてやられているということになれば、これは少なくとも今まで...全文を見る
○中西(績)分科員 時間を超えて大変恐縮ですけれども、この前の一般質問のさなかからずっと出てまいりましたその経過とあれを経て、そうして私たちが報告を聞いている中では、自制をするとかいろんなこと、労基法違反、これは認めているでしょう。手続上の問題について、基準法違反の行為があったこ...全文を見る
○中西(績)分科員 終わります。
03月29日第102回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第3号
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○中西(績)委員 私は、通商産業大臣の所信表明なりをお聞きしておりまして、一般的に鉱害対策なりあるいは産炭地域振興対策費を中心にして質問をと思っておりましたけれども、時間の関係から、昨年来問題になりました鉱害復旧に一応的を絞りまして質問を申し上げたいと思います。特に鉱害復旧対策に...全文を見る
○中西(績)委員 この残存鉱害量については、具体的な中身でなくて、今言うように五十七年十一月を一つのめどにして十年間五千九百億という指定をしておるようであります。この分については、被害者心理を利用する不祥事件、こうしたことが次々に起こっていくという状況があるわけでありますから、今...全文を見る
○中西(績)委員 ぜひ鉱害被害者の皆さんに、その点が将来的に心配要らぬのだということがある程度浸透しておらないと、依然として競争心をあおり立てるわけです。こうしたことについて、やはり何かの機会にでもその地域の方にそうした理解がいくように大臣なり担当の皆さんが、現場の皆さんが具体的...全文を見る
○中西(績)委員 今お聞きすると、その後そうしたトラブルなどは起こっておらないということですが、そのことが全く信頼できるということになれば一定の前進だろうと私は思います。しかし、この種事件につきましては、先般の委員会でも原因は何だということを指摘した際に、陳情のルールとかの不明確...全文を見る
○中西(績)委員 今部長がお答えいただいた点、認定する際の総合的な判断、そのことはわかるといたしましても、私は総合的な計画をということを申し上げておるのは、こうした総合的な計画を基礎にして行政措置をしていくということが中心に据わっていって、今まで先を競ったりいろいろなことをしたこ...全文を見る
○中西(績)委員 毎年度の事業になることはわかり切った話なんです。ですから、基本計画を作成するに当たっての中長期的な計画、こういうことを考えておいて、これは何年次ぐらいということの皆さんを説得するぐらいの素材を持っておかぬと皆さんの説得はなかなか効かぬと思うのです。  そこで、...全文を見る
○中西(績)委員 私は、そこの職員を固定化するとかなんとかいうこと、それだけに絞っておるわけでなくて、行政側の、あるいは事業団のそうした積極面がそういうところに端的に出ている、だから皆さん安心しておいでなさいという、こういう姿勢というものが、今までの受付に確かにある、行っても。ど...全文を見る
○中西(績)委員 私は、その点で、外部からのそれを強化をするという、例えば嘱託であっても臨職であっても、一たん人を採用すると、これをやめさせるというのはなかなか困難なんですよ。例えばここで、私はある事業所で見ますと、これは自衛隊が悪いというわけじゃありませんけれども、自衛隊からこ...全文を見る
○中西(績)委員 時間がありませんからできるだけ簡単にお答えいただきたいと思うのですが、今言うような皆無に近いということが、さっきから言っているようにただこっちのガードがかたくなったから皆無に近くなったか、それとも権威あるものでそれがある程度浸透したかという、その評価によっては問...全文を見る
○中西(績)委員 そこで、五十九年度の分のおくれというのは、今の答弁の中にも明らかになってきたわけでありますけれども、一つは職員の能力の限界というのがあるのですね。今度の場合には三カ月も四カ月もおくれているわけですから、それを完成させていく手だてというのは大変でありますけれども、...全文を見る
○中西(績)委員 被害者の方との合意がなかなか取りつけにくいと言ってはおりますが、そのことも一つの理由にはなろうと思うけれども、結局、鉱害復旧をするに当たっての合意が得られないというのは、条件が整わないわけですから、値切ってやりさえすれば条件が整わないことははっきりしているわけで...全文を見る
○中西(績)委員 今もお答えいただきましたように、またこの資料を見ましても、こうして残念ながら旧産炭地域における実態というのは、失業対策なり鉱害対策なりあるいは同和対策なり、こうした事業が一つの底支えになっておるという実態があるわけですね。したがって、こうしたことが出てまいります...全文を見る
○中西(績)委員 ですから、ぜひ私は担当者の皆さんにこれから後の問題としても、先ほど来何回となく私が申し上げておりますように、この問題については被害者の立場というものも、その上に立ってどう対応していくかという、この点をもう少しこれから行政を進めていく上に御配慮をいただくように、ぜ...全文を見る
○中西(績)委員 いずれにしましても、こうした失対事業につきましても、あるいは鉱害復旧事業等につきましても、すべてただ単にその地域の特定なものとしてのとらえ方でなくて、やはり全体の行政の中におけるひずみあるいは問題点があるということの認識を今後ともいただきますよう、ぜひお願いを申...全文を見る
04月09日第102回国会 衆議院 大蔵委員会内閣委員会地方行政委員会文教委員会社会労働委員会農林水産委員会運輸委員会建設委員会連合審査会 第2号
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○中西(績)委員 私は、昭和五十六年行革特例法が制定をされました、その中で文教関係について主に質問をいたしたいと思っております。  そこで、まず文教関係の中でございました公立義務教育諸学校の学級編制、教職員定数の標準に関するもの、二つ目に公立高等学校の教職員定数の標準に関するも...全文を見る
○中西(績)委員 今お聞きしますと、特に出てまいりました問題として学級編制あるいは教職員定数の標準に関する経過措置、この部分の説明がございましたけれども、この四つのうちここに主要なもの、集中的なものがあるわけでありまして、この問題を論議する際に、私は大蔵大臣にお聞きしたいと思うの...全文を見る
○中西(績)委員 あったことはお認めいただけるし、その間におけるいろいろ在論議があったと思うのですけれども、この中で、一応文章表現いろいろあると思いますけれども、三年を加えた。文部省の案が九年ですからね、加えて十二年。そうすると、その計画につき検討するという意味は、この三年を将来...全文を見る
○中西(績)委員 ところが、先ほども申し上げましたように、行革特別委係員会におきましても論議をしたところでありますけれども、もう一つ、同じような悩みを持ち、同じような討論をして確認をしておる部分があるのですね。それは、五十五年度の予算を成立させる場合に、社公民三党で修正案を提出を...全文を見る
○中西(績)委員 少なくとも行革に関する特別委員会は五十六年ですからね。ですから、五十五年度の予算成立の際に今言うこうした四党合意、確認されたわけでありますから、財政状況というのはこのころから厳しいというのはわかっておったし、そうなってまいりますと、厳しい財政状況の中でありまして...全文を見る
○中西(績)委員 私が言っているのは、こうした四党合意をする過程の中におきましてはこうしたいろいろな条件があったのだけれども、少なくともこの分については将来見直しをして少しでも回復措置を遂げていく。十二年間というのが余りにも長いという、こうしたことからこの問題が派生をし、そして修...全文を見る
○中西(績)委員 私がなぜこのことにこだわるかと申しますと、何と申しましても、世界的に見ましても日本の場合大変おくれておる、このことをどう脱却していくかという、この二十年にわたって遂げてきた学級における生徒の数だとか教職員の配置だとかをこの時期一年間棚上げしまして、そして発足をす...全文を見る
○中西(績)委員 私が大臣にお聞きしたいのは、こうした先輩の皆さんの涙ぐましい御努力、大変な期間と、そして内容を高めるための努力をしてこられたわけでありますから、その基本は、いろんな条件はあるにしても、やはり十二年間を少しでも可能な限り短くしていきたい、そうした気持ちは先輩各大臣...全文を見る
○中西(績)委員 そこで、総務庁長官お見えですが、中曽根総理が当時行管庁の長官でありましたし、そうした確認も何回となくしてきておるわけでありますけれども、教育の重要性について答弁の中にも何回となく説かれておるわけであります。最重要課題として教育はあるべきだということを言っておるわ...全文を見る
○中西(績)委員 熱意については我々と一致するわけですね。後半の部分で言われたのは、六十六年という一定の枠、それを今度は少しでも短縮をするような論議にさせぬような答弁をしておりましたけれども、いずれにしましても、何としても四十人学級、一学級の生徒数編制、あわせまして、それに伴う教...全文を見る
○中西(績)委員 後段の方は私は余り聞かないことにして、とにかく先ほども総務庁長官は、そうした話をお聞きいただいて、これに賛成をする、そういう態度をとられたということをお聞きしましたので、その関係は、財政問題ということが出てくると、そこを財政から全部を抑えていくという、どうも大蔵...全文を見る
○中西(績)委員 そこで、このことはもう一度文部省の方から、各大臣、資料を取り寄せていただいて、じゃ世界的にどうなっているかということを一回、全部調査した結果があると思いますから、文部省お持ちでしょうから……。  私たちがこう見てまいりますと、問題になる部分というのは、例えばト...全文を見る
○中西(績)委員 ですから、実質的な予算の面における大きな負担をかけてそれを突破するような中身にはなってないということなんですね、このことは。減少する数の中でしか実施されておらない、現状の中でやったということになるわけです。  そうしますと、これから後ずっと見てまいりますと、こ...全文を見る
○中西(績)委員 私は、先ほどからずっと申し述べてまいりましたように、皆さんも教育というものが最重要課題としての施策としてあるといたしますならば、今この論議が起こってきて臨教審などというものを設置する、その理由は、画一化だとかなんとか言っていますけれども、そうでなくて、実際に出て...全文を見る
○中西(績)委員 時間が参りましたので終わりますけれども、財政の再建策については、大蔵大臣、大変困難だという状況があるわけでありますけれども、いずれにしてもこの範囲内でやれるという条件は一つの目安として大変有利になってきておるということが一つですね。それともう一つは、一年延長とい...全文を見る
○中西(績)委員 絶対に延期しないということは。
○中西(績)委員 終わります。
04月11日第102回国会 衆議院 大蔵委員会内閣委員会地方行政委員会文教委員会社会労働委員会農林水産委員会運輸委員会建設委員会連合審査会 第4号
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○中西(績)委員 午前中に木島同僚委員の方から質問ございまして、時間的に残すところわずかでございますから、一問だけ集中的に質問を申し上げたいと思います。  それは、先ほどの質疑の中におきましても大蔵大臣が答弁をしておりました負担法とのかかわりでございますけれども、この中におきま...全文を見る
○中西(績)委員 私はこの問題については、あくまでも義務教育無償の原側に従いまして国庫負担の対象とした教材費、今回恒久的にその対象から除外するという内容でございますけれども、そうした理由や、政府部内でどのような手続を経て決定したのかを明確にする必要があろうかと思います。  例え...全文を見る
○中西(績)委員 増額されたということを言っておりますけれども、それではもう一つ聞きますけれども、増額されたその理由は何ですか。地方財政が大変厳しいから、むしろ逆にこの増額をし、しかも、国家財政をそのようにして支出をしていくということになるのですか。実際面からいってどうでしょう。
○中西(績)委員 今言われておるように、実際に増額したのでなくて、文部大臣は増額までして云云ということを言っておるわけですけれども、あたかも、今までより以上に国の支出する財源が多くなり、しかも、地方自治体はより以上に今度は豊かな財源措置をしてくれるという、こういう物の言い方をして...全文を見る
○中西(績)委員 そうしますと、この前からの答弁で大蔵大臣を初めとして言っておるところの、コンセンサスを得て、皆さんの了解なり何なり、その中でこういう措置ができたという、このことは、今の答弁の中から考えますと余りないわけでありますけれども、あくまでも同化定着をしたということは、先...全文を見る
○中西(績)委員 それでは、自治大臣にちょっとお伺いします。  このようにして、むしろ増額をしてこの財政措置をしたということを言っておるわけでありますけれども、そうしたときに、その分だけはこの交付税なりの中に入るわけですからね。そうすると、全体の交付税、今まであった交付税に上乗...全文を見る
○中西(績)委員 結局そうすると、今まで一〇・数%の増加分、そしてその範囲の中に入れるわけですから、その分は実質的な増額にはならないわけですよ。同じ升の中で配分をするのに三億円だけはそこから差っ引くわけですから、結果的には他の分を何か食わなくちゃならぬ、こういう結果になるわけです...全文を見る
○中西(績)委員 それは期待感であって、私たちがかつて経験をしてきた中では、県段階において例えば定数配置がされておっても、その定数配置を完全に各現場の学校に配置をせずに、それをまとめておいて他のものに流用するというような予算措置をしておるところだって、文部省の方はお気づきの点があ...全文を見る
○中西(績)委員 それでは最後に、各大臣御出席のようですから、もう大蔵大臣の国庫負担金に対する見解は何回もお聞かせ願いましたので、きょうは時間がございませんから省きますけれども、この点について他の大臣、特に各省庁における制度的なものの見直しの中で、例えばこの前から問題になっておる...全文を見る
○中西(績)委員 以上で時間が参ったようでありますので、大蔵大臣、今各省庁の皆さんの場合、やはりこうした切なる願い、期待というものがみんなあるわけでありますから、そして高率補助削減については一年間という一応の限定をすると同時に、さらに行革関連特例法については一年の延長という、こう...全文を見る
○中西(績)委員 以上で終わりますが、その検討の仕方が問題ですから、各省庁におけるこれからの行政の効果が十分上がるように、あるいは発展をするように、この点についてぜひお考えいただければと思っています。  終わります。
04月17日第102回国会 衆議院 文教委員会 第7号
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○中西(績)委員 私は、先般の補助金一括法を審議する際にも触れましたけれども、その際にまだ不十分な面がございましたので、旅費あるいは教材費の問題について一、二確認をしておきたいと思っています。  そこで、教材費が国庫負担から除外をされることになるわけでありますけれども、そうした...全文を見る
○中西(績)委員 今答弁いただきましたけれども、私が申し上げる点で一番心配をしておりますのは、まず第一に、今答弁の中で、この教材を整備することが定着をしたという言い方をしますけれども、これは、地方自治体の状況というのをどのように把握をしておるのか知りませんけれども、公共事業費だと...全文を見る
○中西(績)委員 それでは、この十カ年計画というのは維持をしていくということですね。
○中西(績)委員 この点、要望ですけれども、今言う教材基準に到達するまでということもございますけれども、これから器具などが相当高額なものあるいは斬新的なものを導入しなければならぬという、これは今までたくさんありますね。その部分をさらに見直しをしながらでも、一定の計画というものを持...全文を見る
○中西(績)委員 ですから、蛇足でありますけれども、こうした環境の整備だとか行政的な措置というのは文部省は相当指導できるわけですから、ぜひこういうことに力を入れていただきたいと思います。  そこで、旅費の問題について一つだけ確認をしていきたいと思うのですけれども、これもまた国庫...全文を見る
○中西(績)委員 ですから、ぜひ一回調査してください。果たして一般の教職員の旅費が十分であるかどうか。不十分である上に余りにも格差がつき過ぎておる。だから、実態として現場で教育を担当しておる教員の旅費が不十分であるということの認識にもう一度立ち返らないと、先ほど言われた同額である...全文を見る
○中西(績)委員 ですから、これはもう私が申し上げるまでもありませんけれども、大蔵省のこうした国庫負担制度改革案の中にはそのことが明らかにされておるわけですね。これは横並びにされている部分の中で、今言う文部省なり大臣の考え方の中に、教材費、旅費の場合と質的に異なるのだ、こういう物...全文を見る
○中西(績)委員 ですから、やはり今私が再三申し上げましたように、本当に補助金の必要な地域、例えば離島問題から始まりまして過疎地あるいは豪雪あるいは奄美群島を初めとする地域、あるいは今度は産炭地、僻地、こういうところの問題ばかりなんですね、特に文教にかかわる問題については。それに...全文を見る
○中西(績)委員 ですから、これを見ますと、私たちが驚くのは、例えば最高と最低のところをずっととってみたわけでありますけれども、医歯学部の場合には、学納金を見ますと確かに余り上がってないということになっていますけれども、もともとが実験実習費あるいは教育実習費まで入れますと、最高は...全文を見る
○中西(績)委員 そうなりますと、従来の内容から余り変わっておらずに、五十九年度の場合には主要な点としてはマイナス一〇でくくったという格好になるわけです。ですから、先ほど言いましたように、例えばことし学費を全く引き上げなかったところあたりを見ますと、地方の大学でやはり相当努力をし...全文を見る
○中西(績)委員 今言われましたように、結局、学生にどれだけ還元するかが問題なんですよ、最終的には。たくさん取ってもそれが全額還元されればそうした問題は起こらぬわけですから。ただ、その際に問題なのは、先ほど大臣答えたように、教育の機会均等という面からした場合に、多額を取るというこ...全文を見る
○中西(績)委員 打ち切るということはわかっていますがね。  そこで、問題は、五十九年度で期限切れになる分について、残った分はただ打ち切るだけ。それじゃちょっと聞きますけれども、これに措置をした金額は大体幾らになっておるのか。そして少なくとも、私は今度で四回目の討論ではないかと...全文を見る
○中西(績)委員 これを見ますと特に、あれは五十六年でしたか論議をいたしまして、そして延長したわけでありますね。そのときだって随分そういう問題、返還論、均衡論、いろいろなことを含めて論議をしていったわけなんです。それを知った上でこのように、この人たちは延長することに対しても了とし...全文を見る
○中西(績)委員 ところが、それが実際にはこうして残ってくるわけでしょう。それではなぜこのようになっていくかということのもう一つえぐった分析をしておく必要をあのときから私は指摘をして、すべきだということを言ってきました。結局何かと言うと、政治絡みではないかということを私は言いたい...全文を見る
○中西(績)委員 この措置だけは、やはり最後の締めくくりになりますから、一つの節目をつける意味におきましても、そうした面における多くの国民の皆さんからの指弾を受けるようなことにならぬようにしていきたいと思っています。なぜなら、もう何回となくここで討論をしておるだけに、我々も参加を...全文を見る
○中西(績)委員 まだほかにございましたけれども、時間が来たようであります。ただ、私は一点だけ高等学校の関係で……。  昭和六十四年、現在の小学校六年生が児童数ピークでずっと移行をしていくわけですね。したがって、中卒者の急増現象というものが必ず出てくるわけです。したがって、この...全文を見る
○中西(績)委員 終わりますが、一点だけ、そういう計画は具体的に立てられていますか。
○中西(績)委員 以上で終わります。またこの分につきましては、後日質問したいと思います。
04月19日第102回国会 衆議院 文教委員会 第8号
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○中西(績)議員 ただいま議題となりました学校教育法等の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  学校教育法は、高等学校の目的として、「心身の発達に応じて、高等普通教育及び専門教育を施す」と定めております。  今日あらゆる分野において...全文を見る
05月24日第102回国会 衆議院 文教委員会 第13号
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○中西(績)議員 提出した目的につきましては、先般公立幼稚園の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律案として提案をいたしました際にも申し上げましたけれども、明治三十三年の小学校令で小学校の学級規模が七十人以下と定められた際に、幼稚園は四十人以下とされまして、以降八十年を超える歳...全文を見る
○中西(績)議員 先ほど文部省の方から答弁がありまして、私立が八〇%に上るとか市町村立てあるとか、父母負担拡大あるいは公立の部分だけでなしに私立に大きな影響を与えるということを言っておりますけれども、私、これは文部省の調査したものではないかと思いますけれども、「公立私立幼稚園収容...全文を見る
○中西(績)議員 今度こういう問題をやるということをお伝えしましたところ、何人かから現場の実態を訴えた手紙が来たのですよ。ちょっと長くなりますけれども、それを見ますと、一つは東京の台東区のある教師から、以前は四十人、四十三人を担当していたが、ここ数年園児数が減り、二十人から二十五...全文を見る
○中西(績)議員 先ほど文部省の方からの答弁などございましたけれども、私は、一つだけ忘れないようにしていただきたいと思いますのは、臨教審で意見を聞いた中で、全国国公立幼稚園長会の意見、これも全部、一学級の定数の引き下げというのが出ているわけですよ。そして、現行の四十名以下を、三歳...全文を見る
○中西(績)議員 今言われました松永文部大臣のお言葉を返すわけではありませんけれども、結局、保育の時期——家庭、家庭と言いますけれども、両親が、特に女性の権利を認めるといたしましたならば労働するということを認めざるを得ないわけですし、そうしますと勤めに出ることになるわけですが、そ...全文を見る
○中西(績)議員 今御指摘ございましたように、実態としては、先ほども申し上げましたように、約六〇%近くが公立、私立ともに三十名以下の学級になっておるという実態です。それとあわせまして、今言われましたように園児の数は年々減少の傾向にあるわけでありますから、これを二つあわせ考えてまい...全文を見る
○中西(績)議員 この分につきましては、過密都市におきましてそうした状況があるということは聞いておりますけれども、それを個別的に今ここで申し上げる内容を持ち合わせしておりません。ただ、問題は、私立の幼稚園の場合にもそうした状況があるやに聞いてはおりますけれども、具体的な内容につい...全文を見る
○中西(績)議員 先ほどの質問でございますけれども、これは文部省の学校基本調査によるということでありますけれども、五十九年度は公立の幼稚園で四十一人以上が〇・二%、それから私立幼稚園の場合四十一人以上が四%あるのです。これは文部省が調査した結果なんですよ。今文部省はそうしたケース...全文を見る
○中西(績)議員 特に私が申し上げたいと思いますのは、一園につきましてそれぞれ学級数に応じて教諭数が配置をされる、私たちが一・五倍ということをこの法案の中に盛り込みましたのは、先ほどもいろいろ出ておりましたけれども、全く年休がとれない、あるいは生理休暇がとれない、あるいは病気にな...全文を見る
○中西(績)議員 先ほど来論議いたしておりますように、幼稚園教育あるいは就学前教育の置かれている位置づけというものは今質問者が申されたとおりであろうと思います。ところが、御存じのように幼稚園教育振興計画なるものが二回にわたって立てられ、文部省が二十年間熱心に指導されたようでありま...全文を見る
○中西(績)議員 先ほどからたびたび申し上げておりますように、文部省、行政当局がこの種問題について積極的にやろうとする意思がないという御指摘については、私も同感であります。私はここにすべて尽きておるような感じがしてなりません。  先ほども申し上げましたように、いろいろ教育内容等...全文を見る
○中西(績)議員 この問題については、さきの委員会におきましても相当論議をいたしたところでありますけれども、人事院といたしましても、教育公務員特例法第二十五条の五の規定を引用いたしましていろいろ説明がございました。  そこで、文部省自体も、昭和三十二年七月二十六日付初中局長通知...全文を見る
○中西(績)議員 先ほどもちょっとお答えをいたしましたけれども、財政上の問題として大変困難だということで、今まですべて文部省の方からは退けられるという態勢で進んできたわけでありますけれども、それでは実質的に財政問題だけかということで絞っていきますと、私はそうでもないと思います。 ...全文を見る
○中西(績)議員 提案者として、一言皆さんにお礼を申し上げると同時に、お願いを申し上げたいと思います。大変勝手なことを申し上げましたけれども、皆さん方の、こうして審議する場をお与えいただきましたことに対して、最後にお礼を申し上げると同時に、一つだけお願いを申し上げたいと思います。...全文を見る
05月29日第102回国会 衆議院 文教委員会 第14号
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○中西(績)議員 今、人事院の方からお答えがありましたけれども、二つの点、号俸の延長ですね。今までは三十五号になりますと頭打ちになって横ばいするわけですから、その面を何号か延ばしていくというやり方ですね。それともう一つは、賃金カーブが行政職(一)表の皆さんよりもうんと低くなってお...全文を見る
○中西(績)議員 先ほども給与のところでちょっと触れましたけれども、今高石局長の答弁を聞いておりますと、文部省としては講習会を開いてその資格付与のために努力をしておる、実際にそういうのが毎年何名かずつは資格をとっていっておる、ところが、実習担当教諭の比率と座学担当教諭の比率という...全文を見る
○中西(績)議員 今大臣言われました生徒との対応の中で判断をすべきだということは、大臣も文部省も今後とも絶対に忘れていただきたくない言葉でありますので、これは私は全面的に賛成であります。  そこで、そのためにどうなのかということを発想すれば、そこから今度ちょっと変わってくるので...全文を見る
○中西(績)議員 ポイントは既に提案の際に申し上げてはおりますけれども、何と申しましても一万四千八百十二名、学校教育法、教職員定数法に基づく配置がされておるわけでありますから、その中でこうした一級、二級の免許状取得者は、先ほどの局長の話でありますけれども四〇・七%という率になって...全文を見る
○中西(績)議員 現行制度におきましては、実習助手の身分あるいは職務については学校教育法第五十条の三項に位置づけられております。職務内容としては「実験又は実習について、教諭の職務を助ける。」となっています。学校教育法をここでは具体的に今読み上げることはいたしませんけれども、この条...全文を見る
○中西(績)議員 今、高石局長の答弁を聞いておりますとちょっと驚くのですけれども、この八〇%が高卒者だということであり、そして教諭資格を取得するためには、免許状、そのためのいろいろな講習会なり開いてちゃんとやっておるわけでありますから、そこから教諭の道は開けるわけであります。だか...全文を見る
○中西(績)議員 今御指摘ございましたように、実習助手制度を廃止しまして教諭を一元化するわけでありますから、改正後は教諭としての処遇の問題として考えていけばよろしいわけであります。しかし、現にまだ制度改正がなされていませんので、制度改正が実現しても十二年間の経過措置の期間中は実習...全文を見る
○中西(績)議員 今答弁ございましたように、部課長会議などにおきましてそうした指導がなされておるわけでありますけれども、何と申しましても、その一番基礎になる、行政の根幹にかかわる問題として、標準法が明定されておらないと強い指導というのはできないはずなんですね。ですから、これを解決...全文を見る
○中西(績)議員 今までの討論の中でも明らかになりましたように、何と申しましても、文部省、行政側がどうもこれに踏ん切りきれないのは、職務職階的なそうしたものを依然として残しておきたいという期待があるのではないか、このことを一番私は危惧いたしております。したがって、先ほど大臣が申さ...全文を見る
○中西(績)議員 先ほどもある程度答弁をいたしましたけれども、学校教育法では、「実習助手は、実験又は実習について、教諭の職務を助ける。」と、あたかも補助的な性格を持っておるような内容のものが示されておりますが、実態としては、本人が研修と実験・実習についての力量を高め合い、さらに高...全文を見る
○中西(績)議員 今局長の答弁を聞いておりましても問題になりますのは、昭和三十六年当時の姿勢あるいはその後の文部当局の姿勢というのは従来どおりで変わっておらないということを言うわけですね。その間にたまってきた数が一万人に及ぶということですから、結局何らそこには措置をしない。一応答...全文を見る
○中西(績)議員 先ほどから大臣の答弁をお聞きしまして、矛盾を感じてはおるのだけれども、その点について行政の長として直ちにこれに対応できるという積極的な姿勢はいまだないということで、将来努力を続けていくということは言っておられるわけでありますから、この点につきましては、これから後...全文を見る
05月30日第102回国会 衆議院 外務委員会文教委員会連合審査会 第1号
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○中西(績)委員 ただいま議題になりました条約批准に関しまして、この提出されております提案理由によりますと、この条約を締結することは「我が国の憲法の精神にかなうもの」と明記されております。そしてさらに条約締結の意義として、この配付されました資料の説明書の中には「男女平等の実現に関...全文を見る
○中西(績)委員 今お答えいただきましたように、労働省あるいは文部省との調整が非常に長引いた、これが理由のようでありますが、ということになってまいりますと、憲法そのものが施策の中に生かされていない、第一、法律なり何なりでそうしたものが保障されてないということをこのことは意味してお...全文を見る
○中西(績)委員 すべての条件が整ったということになりますと、私はそれぞれ指摘をしなくてはならぬと思うのでありますけれども、まず第一に五条であります。  「締約国は、次の目的のためのすべての適当な措置をとる。」とありまして、(a)に「両性いずれかの劣等性若しくは」云々ということ...全文を見る
○中西(績)委員 今お答えいただきました中身からしますと、行動様式の修正はまだ完全なものではないということを言っておるわけでありますけれども、この分につきまして今全部ここで申し述べることは困難だと思いますから、これから手がけなくてはならないそうした問題点について、後で資料の提出は...全文を見る
○中西(績)委員 では次に、(b)項でありますけれども、家庭についての教育の問題であります。「社会的機能としての母性についての適正な理解並びに子の養育及び発育における男女の共同責任についての認識を含めることを確保すること。」とございます。そうしますと、「母性についての適正な理解」...全文を見る
○中西(績)委員 余り明快な答弁ではありません。私が理解が十分できないような答弁でしかありませんでしたけれども、時間がありませんから一応置くとしまして、いずれにしましても、今言われましたこの第五条におきましては完了しておらない、したがって、これから後、将来整えるという部分も含めま...全文を見る
○中西(績)委員 この点、一応全部外務省の方から答弁をいただきまして、その後に具体的に文部省にはお聞きをしようと思うわけであります。  次に(b)項、「同一の教育課程、同一の試験、同一の水準の資格を有する教育職員並びに同一の質の学校施設及び設備を享受する機会」とありますけれども...全文を見る
○中西(績)委員 それでは、この点でもう少し聞きますけれども、との点について我が国においてはどうだったでしょう。
○中西(績)委員 それでは(C)項、「すべての段階及びあらゆる形態の教育における男女の役割についての定型化された概念の撤廃」、この「定型化された概念」とはどういうことを指すのですか。
○中西(績)委員 「この目的の達成を助長する男女共学その他の種類の教育を奨励することにより、また、特に、教材用図書及び指導計画を改訂すること並びに指導方法を調整することにより行う」とありますが、ここにありますように、今言われたような差別を呼ぶような、例えば一つの例を挙げましたけれ...全文を見る
○中西(績)委員 そのほかございますけれども、時間が制限されておりますから、こうした問題を受けて文部省なりと直接折衝を、先ほども私が申し上げましたようにもう既に数年間にわたってやってきたと思われますけれども、何が問題であったのか、具体的に説明をしてください。
○中西(績)委員 これだけですか。
○中西(績)委員 防衛大学などというのは文部省関係ですか。
○中西(績)委員 私が聞いておりますのは、今お答えいただきました十条(C)項とのかかわりの中で「同一の教育課程」ということからいたしまして問題がある、それは家庭科の高等学校、中学校における男女共学問題である、こう指摘をされましたから、それ以外には文部省との折衝なりあるいは文部省と...全文を見る
○中西(績)委員 そうしますと、五十六年二月二十七日であったと思うのですけれども、私は文教委員会で関政府委員の答弁をいただきながら論議をいたしました。そのときに、文部省の主張する点と外務省の主張する点とが全く異なっておりまして、こうした男女共学問題につきましても大変な開きを持って...全文を見る
○中西(績)委員 なかなか言いにくいようでありますけれども、それではお聞きしますが、こうした長い経過の中でなかなか意思統一ができずに、ようやくできたと思われるのが一九八四年、五十九年の六月に家庭科教育に関する検討会議、これを設置したとありますが、このようにして大変長くかかったのは...全文を見る
○中西(績)委員 私は今のお答えを聞きまして、八一年、五十六年ですから七、八、九、十でしょう、まるまる四年かかってようやくこうしたものができ上がるという状況ですから、結局、何でそのように発足できなかったのか、この点が明確に示されないと、例えばこの条約批准が今できるという条件ができ...全文を見る
○中西(績)委員 大体集約されてまいったようでありますけれども、そういたしますと、男女共学で同一の機会を与えるべきだと主張する外務省の意見と、文部省はその必要がないと言ってこの三年間なりをいたずらに経過をした、こういうことになるわけですか。私は、そう理解をせざるを得ないわけであり...全文を見る
○中西(績)委員 言葉を返すようでありますけれども、私は現代教育のあり方の中で基本的な命題として、この男女共学というものを位置づけなければならぬではないかということを指摘し、男女共学の理念についてお答え願おうと思ったのですが、外務大臣からは全く見当違いの答弁しかいただけませんでし...全文を見る
○中西(績)委員 今お答えいただきまして、外務大臣は、まだ不十分でありますけれども、こうした理念については一応否定はされておらないわけであります。雇用平等問題等につきましても、まだまだ問題があると私は思うのですけれども、ここでは論議をいたしません。  ただ、文部大臣、教育課程、...全文を見る
○中西(績)委員 そうした具体案を全然出さずに――「今後の家庭科教育の在り方について」の報告が出されています。これは前文がありまして、それから「基本的な考え方」として1から5まであります。これを全部取り上げて一つずつ指摘する時間を今持っておりませんから、一つだけここで取り上げてい...全文を見る
○中西(績)委員 素直に表現したからこのようになったわけですよ。そのことを私は指摘しているわけです。少なくとも今目指さなくてはならない、先ほど大臣が言われたように、今まで果たしてきたけれども、それを一歩踏み越えてやらなければならない面があるとするならば、そのことがやはり主題になり...全文を見る
○中西(績)委員 そうしますと……(「答弁も保留だ」と呼ぶ者あり)今皆さん言われておりますように、「当分の間、」ということが何を指してこのように言っておるかということが全く不明になってきますね。積極的にこれを改めていこうという姿勢がその中にないということをこのことは示しています。...全文を見る
○中西(績)委員 今のような論議をしまして、例えば「当分の間、」なら「当分の間、」ということ、そしてもしこれが生き続けてここにあるように「地域や学校の実態に応じ他教科の科目での代替履修の余地を認めることも必要」だ。必要だと言っているのですよ。だから、これは残すということを言ってい...全文を見る
○中西(績)委員 なお書きにこだわるわけですけれども、今文部省との関係で、文教委員会で審議する際に絶えず問題になるのがこのなお書きですよ。「当分の間」、と言われたら、三十年たっても「当分の間」、が続いているのです。これはだれしもが認めているのですよ。ですから、私はこうした内容では...全文を見る
○中西(績)委員 私は先ほど申し上げましたように、批准をするまでまだある程度期間がありますから、そうした内容等についてもう一度詰めをしていただいておかないと、いろいろ問題が出てくるのではないかということを一番危惧しますから、この点はぜひ考えていただきたいということを最後に申し上げ...全文を見る
06月05日第102回国会 衆議院 文教委員会 第16号
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○中西(績)委員 私は、臨時教育審議会で、今佐藤さんの方から指摘ございましたけれども、いろいろ論議されておる中で、画一主義などについても多くの問題提起があるようであります。しかし、先ほども言われておりましたように、教育は人格の完成を目指してという教育基本法第一条、この点が抜け落ち...全文を見る
○中西(績)委員 それでは、重ねて聞きます。教職員の常時いる職員室の憲法前文、教育基本法を見て不愉快な人もいるのではぎ取るという行為はどうお考えですか。具体的に言ってください。
○中西(績)委員 この人はそう言ってはぎ取ったわけでありますから、管理、維持が自由であれば皆さんで話をしてそういうものをずっとそこに掲げておったものを、だからこの人は不愉快な人でしょうね。ということになると、この人は教員の適格者ですか。
○中西(績)委員 あなたは今、不愉快になるというのは教員であれば大体おかしいということを言っているわけでしょう。この校長は不愉快になる人もいるということでこれをはぎ取ってしまったわけです。だから、この場合にはこの人は教員としてどうなんですか、適格者ですかと私は言っているわけです。...全文を見る
○中西(績)委員 私は、文部省の見解を聞いておるのですよ。じゃ、文部省はそういう問題があってもそれは手を染めるべきあれではない、指導せぬということを言いますか。
○中西(績)委員 私が言っていることでどうでしょうと言っているわけですから、それに対する見解を。
○中西(績)委員 そんなことないですよ。私が言っている部分で何が難しいですか。私が言っている部分で判断してくださいと言っているわけです。
○中西(績)委員 その前後があろうとなかろうと、今言っていることですよ。これを見て不愉快な人もいる、だから外すといってみんながとめるのを外しているのですから、これが前後がありますか。
○中西(績)委員 むしろそれは推奨すべきことでしょう、学校教育の中では。そうですね。推奨すべきことをそこに掲げて、さっきから論議されているように、皆さんがちゃんとそれを踏まえて、基本に据えて教育を推進するということが一番大事なことでしょう。ところが、朝、起立、礼というやつはやるん...全文を見る
○中西(績)委員 私が聞いているのは、内示を、事情聴取をするという日あるいは定時制の入学試験があっておる日に、昼間ですよ。――じゃ、この人の勤務時間いつですか、校長の勤務時間。
○中西(績)委員 じゃ、入学試験やっておるときに行方不明でいいですか。
○中西(績)委員 この点ちゃんとしてくださいよ。二月二十五日に人事の内示があって、二十七日が事情聴取の日、二月二十六日に定時制の入学試験があって、この二十五日以降行方不明になったままだれも知らない。ところが、今言うように、二十七日の夜このようにして飲酒してホテルから出てきておると...全文を見る
○中西(績)委員 私が指摘をしました後の部分はどうですか。遠足先で教員にピールを買わさせて自分だけが飲む、自宅でそういうことをやる、そして自動車に乗せて帰す、大事故を起こす、こういう教員はどうなんですか。校長は茶坊主だ、校長は雇われマダム、こういう発言をすることが正常だと思います...全文を見る
○中西(績)委員 的確な判断を大臣しようとしないのです。遠足先の昼飯のときに買ってこいと言う。自分だけが飲むのですよ。勤務時間中でしょう。しかも生徒と一緒に行っているんでしょう。これで言い逃れできるのですか。  さらにまた、夜、家に呼んで話をし飲酒をすることは何も構いません。飲...全文を見る
○中西(績)委員 いや、私が言ったのは、外部のボスに、あるいはPTAの幹部にだれだれを飛ばすなどということを言ってよろしいですか、これが一点目です。それから、特殊学校、定時制、農業高校へ転出をさせるぞ、こういうことを言ってよろしいですか、こう聞いているわけです。この二つ。極めて簡...全文を見る
○中西(績)委員 全く答弁になっていないですね。またこれも逃げている。もう逃げの一手です。  あなたの言う規律というのはよくわからぬけれども、それでは、その学校が、例えばもう最初から言っているようなむちゃくちゃをやる校長がおって、そしてその結果、このようにしてだれだれを飛ばすと...全文を見る
○中西(績)委員 私は今ずっと申し上げまして、答弁に対しては非常な不満を覚えるものでありますけれども、いずれにしてもそこまで来ておる。民主主義がどこにあるだろう、教育の自由がどこにあるだろう、このことを声を大にして叫ばなくてはならぬところまで来ておる現場の実態、文部省が昭和二十八...全文を見る
06月12日第102回国会 衆議院 文教委員会 第17号
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○中西(績)委員 私は、昨年この委員会におきましても何回となく討論をいたしました九州産業大学問題について、二、三の点について確かめておきたいと思います。  この問題については、もう御存じのとおり昨年事件発生以来論議を重ねまして、前文部大臣の森さんも特別立法なりを認めなくてはなら...全文を見る
○中西(績)委員 改善を求め、改善をしたということなんですけれども、一応評価をすれば、一〇〇%で言うならどの程度行ったというようにお感じですか。
○中西(績)委員 今答弁がありましたけれども、私は余りにも一般的過ぎると思うわけであります。私は、文部省がこの改善五項目を示した経緯について、特別立法までしなくてはならなかったという大変重要な課題を受けて、本来なら単独校に特別立法措置などということは到底考えられないことなんですが...全文を見る
○中西(績)委員 私はそういうことを聞いておるわけではなくて、前大臣が特別立法までしなくてはならぬという大変な社会問題を引き起こした大学問題です。ですから、この点に関して理解ができるかということを言ったわけでありまして、時間がありませんから簡単に答えてください。  そこで、時間...全文を見る
○中西(績)委員 大臣の額をはるかに超える百四十万円です。  そこで、お聞きいたしますけれども、前稲井理事長は百万円だった。今度の理事長は百四十万です。そして、このように全く国の助成金もない、財政的には大変厳しい中ですけれども、年額にすると三千万円の年収になると言われています。...全文を見る
○中西(績)委員 豊かであるということを理由にいたしまして助成金を差っ引くことになっているわけですね。その額をはるかに超える額を受領しておったことは事実ですね。
○中西(績)委員 今説明がありました前理事長が百四十万というのはうそです。百万です。したがって、百万を勝手に百四十万に引き上げ、そして新月額給与もまた百四十万と決めておったものが、新聞などで取りざたされ問題になって今言われるようにしたかどうかもまだ不明です。さらにまた、他の理事を...全文を見る
○中西(績)委員 特に私が要請したいと思いますのは、一番最初に私が申し上げましたように、文部省が時限立法であろうと独自立法を提案していこうという決意までした内容でありますから、この一年間とのように指導してきたかということが大変大きな問題になります。したがって、そうした内容について...全文を見る
○中西(績)委員 私が指摘する四十名、間違いありませんか。
○中西(績)委員 三年間努力したと言うけれども、今言うように今までの二十六名にこの六十年になって四名加えて三十という人員に達した。ということになりますと、まだ二五%欠けておることになるわけです。これでは教員組織の充実等についてもやられていないのに等しい。  ところが今度は、こと...全文を見る
○中西(績)委員 その結果、今教授会なり何なりの議を経て出されたものが、結局商学部なり教養部におきまして登用されないためにどういう結果を生んでいるかというのが、九州などの新聞に犬大的に報道されました。教養部で二十七コマ分、商学部で四コマ分、合計しますと三十一コマが欠講しておるとい...全文を見る
○中西(績)委員 誤解も受けるわけであります。今のような言い方をするから、これはいつまでも片づかないわけですよ。三年間に片づけなければならぬわけでしょう。  それでは、今言うような理由を申し述べて帰った理事者側の方々がなぜ二五%も補充されてないのか、この点についてあなた方はその...全文を見る
○中西(績)委員 このようにして、私が一番恐れておるのは、九産大問題の根っこはどこにあるかということを見た場合に、前々理事長の鶴岡体制が事務局体制の中では全く変わっておらないということであります。部長制度をなくしました。当時の鶴岡体制にいた人たちは全部部長に座っておった。これをな...全文を見る
○中西(績)委員 厳正にやってくださいよ、前回はうんと見逃していますから。  最後に、大臣は本俸百十九万だそうですよ。ところがそれよりはるかに多い報酬を平気で取っておるという経営者の実態です。私は、今申し上げましたように、大変な状況にまた再びなってきていますから、こういう暴力事...全文を見る
○中西(績)委員 お願いをしておきますけれども、奨学寄付金として受け取ったということに大学側は答弁をしておるわけですね。しかし、それ以外があるということで、今警察の手が入ろうとしているわけです。ですから、渡った金は文部省に報告する義務があるでしょう。渡った金は、大学側に正規の領収...全文を見る
○中西(績)委員 以上で終わります。
06月19日第102回国会 衆議院 文教委員会 第19号
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○中西(績)委員 日本体育・学校健康センター法案につきまして、三年前、日本学校健康会が給食会と安全会の統合によって設立をされ、そして今再びこの健康会と国立競技場との統合という、行政改革とはいいながら全く数合わせにしかすぎないこうした統合について大変不信を抱かざるを得ません。  ...全文を見る
○中西(績)委員 確かに役員の数は何名か減ったでしょうけれども、この統合するに当たっていろいろ討論をした際に、文部省の当時の体育局長が答弁をした内容を見てみますと、別個ばらばらに企画し事業を展開していたのが、一本化して健康増進の諸施策を一層安定的に展開できるということを言っており...全文を見る
○中西(績)委員 今答弁がございましたけれども、増進事業として三委員会を設置をして、その中で具体的に論議をしていったと言いますけれども、そのことがそれではどういう形態になって、健康会の各支部があるわけでありますけれども、そういうところに示達をされ、そのことが今度は学校現場なり学童...全文を見る
○中西(績)委員 私は流れにならない理由があると思うのですね。それはなぜかといいますと、これを統合いたしましたけれども、事務の関係にいたしましても、依然として完全に隔離されたところで行い、人事交流はされたというけれども、わずか一名、しかもそれは結婚によってしようがなしにやったとい...全文を見る
○中西(績)委員 私は、文部省の姿勢の中に、もう少しこうした問題について主体性を持って毅然としてもらわなくてはならぬと思うのです。もともと法人を統合するあるいは廃止するなどという、こうした行政改革に基づいていろいろ方針が出されておりますけれども、極めて画一的でしょう。数を、例えば...全文を見る
○中西(績)委員 統合して利点がある、そうした分析をした上でこれをぜひ実現をしようということであれば、ちっとも問題はないと私は思うのですね。むしろ、その方がより効果があるということであればですよ。しかし、果たしてあるだろうかということを私は懸念をするわけです。最初は、日本学校健康...全文を見る
○中西(績)委員 だから、あなたが今言われました総合的にというならば、こういう異質のものを集めて、ただ数が集まったから総合的とはならぬと私は思うのですよ。その中身がどのように関連づけられ、どのように本当に一体的になっていったかというときに初めて総合的に成功したということになるわけ...全文を見る
○中西(績)委員 だから、私は、行政改革で今手がけておる幾つかのそうした政策というのは、本当に内容的に、特にこの文部省の関係の法人を問題にする場合には、将来的な展望だとかあるいは長期にわたる計画だとかいうものを立てた上でその上に立ってこうするのだということになっていないということ...全文を見る
○中西(績)委員 私は、今大臣言われましたけれども、本当に一つずつずっと探してみたけれども、実現をしたところが非常に少ないし、今言われたように、確かに統合後における労働者の労働条件だとかいろいろな面についてある程度従前からのものを維持したとかなんとかいうようなことがありますね。と...全文を見る
○中西(績)委員 私は、文部省にまだ十分な報告がなされておらないのではないかと思っています。それより以上になっておるのじゃないかと私は思います。したがって、その点をもう一度健康会側に聞いていただいた中で、こうした問題をもう少し明確にした上で、どのように運営の中にこれが生かされるの...全文を見る
○中西(績)委員 皆さんが掛金によって運営をしていくというやり方ですから、この面については、先ほど論議の過程の中でも年金制度はここにはなじまないということを言っておりましたけれども、今問題になっているのは、例えば横浜でプールに飛び込んで首の骨を折って半身不随ですか、そうした事件が...全文を見る
○中西(績)委員 私は、制度は制度としていいと言うのです。しかし、少なくとも補助金と事業とのかかわりになるわけですから、国が健康会における補助金額をどうするかということを考えなければいかぬと言っているのです。  さらにまた、国立競技場で言うならば、収入がさっき出ておりましたよう...全文を見る
○中西(績)委員 そこで、私はまた一番最初に返るわけですけれども、いよいよ例えばこれは統合したと仮定します。まだ通っていませんから仮定ですけれども、統合したということになってまいりますと、本年度ばらばらについておった予算措置、そのことは将来的にどのようにしていくかという目安がない...全文を見る
○中西(績)委員 ですから、そうしていよいよ本格的にあなたがそれを取り組まないと、今までのままでまた同じように事業収入があるだろうということで補助金を削られ、あるいは片方の方は余剰金があるんだから楽だろうからといってまた削られ、こういうふうになってきた日には、もう本当に安楽死的な...全文を見る
○中西(績)委員 これは後で私は指摘をしようと思いましたけれども、今出ましたので、この定員削減計画そのものも私は画一的過ぎると思うのですね。なぜなら、例えば健康会を考えてください。健康会で各支部の実在人員をつぶさに検討しますと、三名から十二名ですよ。そうしますと、三名程度おるとこ...全文を見る
○中西(績)委員 だから、必要だから〇・二人を削るわけにいかぬから、それが全部しわ寄せされてきたときに、必要だけれどもそれを全部がぶらなければいかぬということになってくるわけですから、それをかぶらぬようにしないと、そこだけが、例えばそこに三十人おるならばその五%であればそれでいい...全文を見る
○中西(績)委員 ですから、私は、その点はどんなことがあっても今度は第七次の定員削減計画に当たって貫き通していただきたい。局長はかわるかもしれませんけれども、その点を私は監視をしておきたいと思いますから。  そこで、お二方それぞれお見えのようですから、両法人の統合発足してからお...全文を見る
○中西(績)委員 言葉は違いますけれども、中身は同じだと私は理解をして進めさせていただきます。  そこで、今後どういう方針で臨むかということについて、私の方から申し上げますので、その点については全面的に認めることができるかどうか、この点を文部省にお聞きしたいと思います。  一...全文を見る
○中西(績)委員 次に、雇用不安を来す現業部門の全面民間委託、こうした点についても行わないと言えますか。
○中西(績)委員 ですから、今までやってきたという問題をそのまま引き継ぐということになってまいりますと全体的に移管されていくという格好になってしまうから、大体今までやってきたというそのことは今もとに返せということはできないでしょうから、これから後のことに関しては十分勘案をするとい...全文を見る
○中西(績)委員 ですから、これも先ほどの補助金のところとかかわりがあるわけでありますけれども、困難だとはいっても、少しでもそれを前向きにするという姿勢があらわれるような体制をどうとっていくのか、そのときにやはり具体的に予算を確保するということが前提になってくるわけでありますから...全文を見る
○中西(績)委員 いろいろな分野からやるようでありますけれども、先ほども申し上げましたように、私たちが納得いけるような人選、そしてもう一つ大事なことは、これから将来のことを考えなければならぬわけですから、夢を持つような人、斬新な考え方を持つ人をある程度入れてもらう、そのことがこれ...全文を見る
○中西(績)委員 今、水泳の問題が出ましたけれども、私も水泳をやりましたので……。だから、一クラス四十五人も生徒がおって、一人の教師がこれを見ようとしたってそれは不可能だということは十分おわかりでしょう。ですから、そうした問題等もあるので、まず第一に、プールの安全基準、まあこれは...全文を見る
○中西(績)委員 やはり補償面が出てこないですね。そこだけは避けて通りますから、最後に私は要請をいたしておきますけれども、この点についても十分な見直しを――昨年やったばかりだといったらそれで終わりですから。こうした基準等につきましても本格的に、十分考える。これは指導者だけでなしに...全文を見る
○中西(績)委員 ですから、今言われるように、安かろう悪かろうというこういう形態に、行政改革で唱えられておるその中身というのは、あの文書を読みますと、安いことであればいいことだという感じのものでしかないわけですよ。ですから、少なくとも今さっき大臣言われましたように、給食という問題...全文を見る
○中西(績)委員 ですから、あくまでも設置者が最後までそうした責任を貫いていく。先ほどの質問の中にありましたように、細かい配慮というものが今や一番欠けているし、本当に温かい、温度でないですよ。その中に私たちの気持ちが通るような温かさが十分含まれた食事であるということを私は期待する...全文を見る
○中西(績)委員 そう言いますと、大臣、私たちが地方のいろいろな問題を出してきて問題点を指摘すると、それは教育自治です、文部省ほど教育自治権を保障しているところはない、こう言います。そうであれば、少なくとも地方における父母あるいは生徒児童のこうしたところの関係から、皆さんが納得の...全文を見る
○中西(績)委員 だから、私が言いたいことは、あくまでも自治体のそうした主体性とかいうものを認めるか認めぬかにかかるわけですよ。通知を出されておるから、これによってクリアする条件はあるだろう、しかし、合理化をせよ、こうなるわけでしょう。そういう中身じゃないのですよ。あくまでも自治...全文を見る
○中西(績)委員 ですから、大臣の言う質を落とさない、そしてこれをあくまでも継続をしていく、その際に、今局長が言う設置者、これの考え方でやるべきだということがあって、その後地域の住民の皆さんあるいは父母の皆さん、生徒児童の皆さんが納得のいく体制をつくり上げるべきであるというこの基...全文を見る
○中西(績)委員 まだ私は大変な不満を持っています。決意はどうだと言っておるのです。やらぬという決意はあるのですか。
○中西(績)委員 不満ですが、終わります。
06月21日第102回国会 衆議院 文教委員会 第20号
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○中西(績)委員 同僚の田中委員に引き続きまして質問を申し上げたいと思います。  私は、まず、学校教育法第三条によりますと学校の種類に応じて設置基準を決めなければならないことになっているのに、小中の場合には設置基準がまだ設定されておりません。その理由をお聞きしたいと思うわけであ...全文を見る
○中西(績)委員 そうしますと、高校では二十三年に設置されていますね。大学では三十一年、短期大学五十年、高等専門学校三十六年、幼稚園三十一年、専修学校まで含めて五十一年、こうなっています。今、最後に言われたけれども、形式的という言葉を使いました。この設置基準というのは形式なんです...全文を見る
○中西(績)委員 それでは、私が先ほど申し上げた高校以下専修学校まで、これは要らないのですか。
○中西(績)委員 わかりません。歴史的経過とは何ですか。
○中西(績)委員 公立だとかなんとかということになりますと、じゃ高等専門学校の場合はどうですか。私立はごくわずかでしょう、ほとんど大部分国立じゃないですか。だから、詭弁を弄しちゃいかぬというのですよ。歴史的なものを聞きましても、歴史的に考えても設置するこうした基準をつくる必要がな...全文を見る
○中西(績)委員 それは特例で済まされることなんですね。特例を設ければいいわけなんです。山間僻地の場合には、先ほど田中委員の質問に対して答弁しましたように、十キロも二十キロも離れるようなところでつくれとは言っていないのですよ。じゃ、それのできるような今問題になっている急増地域にお...全文を見る
○中西(績)委員 整備されておるということを言いますけれども、四十人学級等についてもきめ細かな配慮をするなら、そういうことこそどんどんやっていくべきなのであって、こういう設置基準というものをしておらないというところを追及すると、今度はそういうものは全部整備されておるからとこうくる...全文を見る
○中西(績)委員 この過大規模校を小学校二十五、中学校十九、これを分離するという根拠あるいは理由は何ですか。
○中西(績)委員 大ざっぱなところはわかりましたけれども、今問題になっておる過大規模校と教育荒廃は大変な関係がある、こういうふうにいろいろなデータが出ているのではないかと私は思うのです。例えば、教育指導の面においてどうなのか、あるいは人間関係、教員間の話し合いがどうなるかとか、あ...全文を見る
○中西(績)委員 私は、いろいろな資料なんかをずっと見ましても、やはり今一番の問題点は、例えば過大学級がどう子供に投影をするか、この問題につきまして、教室あるいは職員室、運動場、校具あるいはその他の施設設備、こうしたものが不備なために異常な形態で教育活動を行わなくてはならない、あ...全文を見る
○中西(績)委員 時間が参りましたので、文部大臣に一言だけお聞きしますけれども、今言われました過大規模校、そしてこの過大学級とのかかわりですね、その中で多くの問題が出てくる。この点について、今提案者の方から言われましたような多くのこうした問題について調査をし、まとめておられるとい...全文を見る
○中西(績)委員 時間も参りましたのでこれで終わりますが、いずれにしましても、こうした法案提案者の意見なりを聞きましても、さらに文部省でこうした問題があるという意識はあるということは明らかですから、これをどう政策的に実現をするかというのがこれからの大きな課題です。ということになっ...全文を見る
11月15日第103回国会 衆議院 文教委員会 第2号
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○中西(績)委員 国鉄の方はお見えですか。――それでは、まず国鉄にかかわる問題を文部省がどう対応しているかについて簡単にお聞きしておきたいと思います。本格的な論議についてはまだ後日十分時間をいただいてやるつもりでありますけれども、この点だけ一つお聞きします。  五十二年ごろから...全文を見る
○中西(績)委員 金額は。
○中西(績)委員 その中身は何を指して公共負担としておるのか。厚生省は必要ありませんから、文部省の分のみで結構でありますから、この分の内容についてお示しください。
○中西(績)委員 そうしますと、文部省については学生生徒すべてを含むと思うのです。  それでは、文部省にお聞きしますが、文部、厚生両大臣に対しては五十三年八月三日と五十四年八月十日に行ったと言っています。文部省に対しましては、五十三年は六百九億、五十四年は六百四十九億、今お答え...全文を見る
○中西(績)委員 そういたしますと、検討した結果はどうなったのですか。
○中西(績)委員 そうしますと、五十四年十二月からだといたしますと、六十年ですから六年経過したことになるわけです。それでなお出なくて国鉄は破産しようとしておる、この関係はどうなるのですか。国鉄側としては、こうした要望のしっ放しであって、閣議了解事項としてこうしたことをやるというこ...全文を見る
○中西(績)委員 そうなりますと、この要請をしたのは五十四年八月十日、今言う六百四十九億円を措置してくれということを申し入れして、それを受けて十二月には閣議でもってこうした了解をしておるわけですね。日本国有鉄道の再建についての閣議了解があるわけです。  ところが、六年経過しても...全文を見る
○中西(績)委員 では国鉄側に聞きますけれども、国鉄側は、いつ果てるともない、そうしたものを破産するまで待っておるという態度ですか。
○中西(績)委員 これも今やってないから幾ら言ってもしょうがないのですけれども、私たち、国鉄問題を論議する際に、まず第一に、国鉄の態度がみずからが崩壊していくことを待ち望んでおるような状態であるということですね。これほど重要な問題、今一億円たりとも現場の皆さんの場合には徹底的にし...全文を見る
○中西(績)委員 こういう廃止線が出まして、既に本年度に入ってからそうした具体的な影響が実際にもう出ていっておるわけですね。ですから、その点について、影響を受ける人が三万人いるであろうということは一応従前の経過からしてつかんでおるけれども、その後どのようになったかについてはまだ不...全文を見る
○中西(績)委員 いよいよ第二次線の廃止になってくるわけですね。そうしますと、廃止に伴う問題点は二次の場合にはさらに強まってくる可能性が強いわけですね、数が多くなるわけでありますから。したがって、こうした点についてこれから以降とのようになさるつもりか。この一次線について調査をし、...全文を見る
○中西(績)委員 この点については追跡調査していただいて、第二次廃止に伴う問題とあわせて徹底的にやってほしいと思いますが、この点ぜひ手をつけてほしいと思います。要望しておきます。  そこで、もう一点だけ国鉄に聞きますけれども、先ごろにちょっと返りまして、運輸大臣の方にはこうした...全文を見る
○中西(績)委員 何もしていないというのはようわかりました。国鉄問題については今一、二の例をこうして質問をいたしましたけれども、結果的には何ら対策は進められておらないという結果が出ております。したがって、これは寄ってたかってみんなで国鉄つぶしをやっておるという内容でしかないという...全文を見る
○中西(績)委員 この事件が発生して一週間後に私は行ったわけですけれども、十月二十二日に現地に入ったわけでありますが、県から報告を求め、文部省あるいは学校給食会からも行ったと言われておりますけれども、この土々呂小学校における対応、あるいは延岡保健所の対応、委託先のアサヒパンの対応...全文を見る
○中西(績)委員 そこで、そうした指導をしたと言われますけれども、原因がいまだにわかっていないでしょう。この原因がどこにあったかということの追求がむしろ熱心でなかった、積極的でないという面が、私はこの前行ってみてわかったのですね。私はここに原因が、やはり刑事的な事件までも含めて、...全文を見る
○中西(績)委員 入っていることは事実なんですよ。だから、どこでこういうものが、ネズミの頭などが混入したと考えられるかということが非常に、問題になると私は思うのですね。それには、推測すれば幾つか問題出てきますよ。だから、その点で先ほどから言うように、給食会が契約者であるわけですか...全文を見る
○中西(績)委員 そうなると、契約者である学校給食会そのものが、先ほども申し上げるように、私が十月二十二日行ったのですけれども、その後、中央の給食会の方からも派遣をしていろいろ指導をしたようでありますが、ここの事務局長なりあるいは川越理事長なんかとお会いをした結果が、例えば問題に...全文を見る
○中西(績)委員 この調査委員会はいつ発足していますか。
○中西(績)委員 パン会社に対する注意文は……。
○中西(績)委員 そうしますと、学校給食会は皆さんの指導によってそうした調査委員会の発足、徹底追求、そして注意文は出しておりますけれども、今私が申し上げたような事件発生当日の指導についてもあるいはその翌日の指導についてもこういうことは欠けておるわけでありますけれども、この注意文だ...全文を見る
○中西(績)委員 そうなりますと、私は県教委が指導監督が特に強いと思いますのは、ここの学校給食会に理事が二名派遣されていますよね、県教委の方から。そして、特に私がこのことを申し上げたいと思いますのは、調査に入りまして、延岡市の教育長はその当時名古屋に出張であった。名古屋に出張して...全文を見る
○中西(績)委員 私は、そうした点で、こういうような「学校給食必携」、これは文部省、おたくが編集をしたものですね。これを読ましていただきまして、第二章の「栄養・衛生・安全」などというところを見ますと、文章としては本当に内容的には整備されていますよ。褒めるわけじゃないですよ。指導は...全文を見る
○中西(績)委員 さらにそれは強めていただきたいと思います。  そこで、厚生省が指針を出していますね。それによりますと、「健康づくりのための食生活指針」で、「家庭の味、手づくりのこころを大切に」、近年、加工食品の消費が急増しているが、便利さに頼り過ぎると食卓が味気なくなり、栄養...全文を見る
○中西(績)委員 ですから、私は、今申し上げたように、質が一番重要だと言いますけれども、ただ、私は行革審の皆さんがやっておるその中身、詳細にわたってはまだ十分把握をいたしておりませんけれども、例えば民間に委託をした場合の多くの例の中に出ておる弁当的なものになってきておるというのが...全文を見る
○中西(績)委員 ですから、そういうことを考えてまいりますと、今言われることと一致するわけですけれども、そうなると、今回の事件のようなことは、自校方式なりで、本当に先ほどの校長が言われたように、お互いの信頼関係、それから生徒と調理員の信頼関係、それから栄養担当者、そういうすべての...全文を見る
○中西(績)委員 そこで、そうなってまいりますと、最高の責任は県教委ということを県教委も認めておりますけれども、今言うように、具体的には一番近い設置者がそういう責任を持つ、やはりこういう体制がなくちゃならぬ。ところが、この前これを民間委託する場合に、米飯給食をする場合の議事録がこ...全文を見る
○中西(績)委員 そこで、私は、経費の節減といいますけれども、そうした問題があるといたしますと、しかもその中身はどうなのかということの検討が果たしてこの行革審の答申の中に出ておるかということを見たときに、そういうものはありませんね。ずっと並べて平均値をみんなとって、千人以上になれ...全文を見る
○中西(績)委員 その合理化というのが質を落とすための合理化であってはならぬ。だから、たくさん問題があるから私は質という言葉で表現をしますけれども、少なくとも、先ほどから言っているように生徒の健康状態というのが大変問題になって、今や私たちが驚くようなことが出ているじゃないですか。...全文を見る
○中西(績)委員 だから、出したからもう引っ込めるわけにいきませんというのが今の答弁だったと私は思うのだけれども、いずれにしても、設置者との関係の中でそうしたものが十分対応できるように、そして今ここで指摘をされるようなことにならぬためにも、その中身が本当に充実しておるということを...全文を見る
○中西(績)委員 最後になりますが、思っておるなら、この給食という問題を本当に考え、そして教育的な見地から大変重要だというならば、その点に対するむしろ積極的なこういう通知を、制限する通知でなしに、逆にそれを拡大をするという一つの手だてとしてそういうものをやはり出していくべきではな...全文を見る
○中西(績)委員 今いろいろ言われましたけれども、結果的には、私が一番冒頭に申し上げた今の生徒児童の健康という中心的課題が絶えず財政で置きかえられるわけですよ。ですから、では負担は本当にできないかどうかというこうした徹底した追及というものがむしろ欠落してしまって、行革審が言いさえ...全文を見る
11月22日第103回国会 衆議院 文教委員会 第4号
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○中西(績)委員 私は、年金制度全般的なものとあわせまして、私立学校共済年金制度改革に当たって、二、三の質問を行いたいと思います。そこで、年金に関しては私ずぶの素人でございますので、いろいろお教えをいただきたいと思います。  まず、公的年金制度を策定したこの目的は何であったのか...全文を見る
○中西(績)委員 今、助け合いによるということを申しておりますけれども、その根幹になるものはやはりあくまでも憲法二十五条でいう生存権の問題ではないかと思うわけであります。明らかになっておりますように、「国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」わけであります。二項...全文を見る
○中西(績)委員 いろいろ言われるけれども、ごまかすのではなくてすっきりしているんですね。特に国民年金法についてはそのことまで明確に入っているわけですね。ですから、それではその目的を達成するために何をしなくてはならぬかということになると思うのです。  そこで、今行われようとして...全文を見る
○中西(績)委員 今大臣、長期安定の基盤づくり、そして基礎年金による共通項を求め、負担あるいは給付の適正化というようなことを言われましたけれども、行うに当たって、目的からして今何をしなくてはならぬかということが、言われました高齢化社会直ちに、あるいは大変な時代になる、そうしたこと...全文を見る
○中西(績)委員 私は、今答えられた基本的なものが何であるかという際に、公的年金の公平という点については当然であろうと思います。さらにまた、基盤の安定化、これもまた必要であろうと思います。さらにまた、いろいろ重複したり問題がたくさんあるということであれば、そのことに対して手だてを...全文を見る
○中西(績)委員 今基礎年金ということを言われましたけれども、私は、ばらばら年金制度をどう一元化していくか、その際に公平化をどう図っていくかということが大変問題だろうと思うのですけれども、どうも私たちから見ると、今までの国民年金が大変無計画的なものであった。ですから、その都度その...全文を見る
○中西(績)委員 制度的なものも含めてということになりますと、少なくとも安定化させるための措置は何を財源にするかとか、いろいろな問題がたくさん出てくるわけですよ。ですから、私がここで申し上げたいと思いますのは、年金の充実をどのように図っていくか。一番冒頭に申し上げた二十五条を保障...全文を見る
○中西(績)委員 そのことは、一番冒頭に出た年金制度を策定したときの目的、それに合致させるということでそういう措置をしたわけでしょう。
○中西(績)委員 長々と言うけれども、簡単に申し上げると、そうした目的を達成をするために、今生活レベルが上がっておるためにそれだけのものが必要なんだ、でなければそうした金額を策定することはないですね。ところが、今度の場合には、少なくとも年金改革を行おうということになってくれば、そ...全文を見る
○中西(績)委員 ただ、問題は、基礎年金の性格づけそのものを、最低生活保障を、いわゆる生きる権利ということを前提として物を考える場合には、それだけのものを保障していくという前提に立って初めて私はそのことが確定づけられるのではないだろうかと思うのですね。そうなってまいりますと、財政...全文を見る
○中西(績)委員 いや、だから、将来どうだこうだと今言っておりますけれども、ではそれらのすべての資料をつくっていますか。現行のものでいった場合、それから、このようにして五万円年金にした場合、その差などを含めまして、どうなっているかということを考えておりますか。全部試算したものを我...全文を見る
○中西(績)委員 実際に数値を示してもらって、全部を並べてみて我々が試算をし、その結果でなければ、私たちは今言われたからそのことで納得できるわけはありません。だから、少なくともこの問題点については、本当に最低保障をどうしていくかという、今生活保護云々と言うけれども、生活保護だって...全文を見る
○中西(績)委員 総合的に対処していかなくてはならぬということを言われますけれども、こうした年金、その場合に基礎年金、基本的な年金とあわせて二階建てと言われる、収入に応じあるいは勤める年限に応じてそういう二階建てのものを設定する、そして今度は職域的なものを設定するというこの三つの...全文を見る
○中西(績)委員 指摘をしたい点がございますけれども、時間が来たようですから、大臣ありがとうございました。  では、あとは答えられる人は、厚生省、だれかおるのですか。
○中西(績)委員 それでは、委員長、厚生大臣がいなくなりましたので、その後の論議とのかかわりがあるのですが、運輸大臣を私は要請しておったのだけれども、そのこととのかかわりでどうなのかちょっと。――それじゃ、いずれにしましても大臣が見えられることを確定しなくちゃならぬし、休憩をちょ...全文を見る
○中西(績)委員 大臣が細切れで入ってくるものですからね。だから、質問の進度によって随分違いが出てくるものですから、迷惑をかけますけれども、この点はひとつすべての委員の皆さん御了解ください。  厚生省は課長がおると言ったかな。――おるんだね。  そこで、この点は大臣に開くこと...全文を見る
○中西(績)委員 私は、一挙に税方式などということを考えることは大変な困難であろうと思うのです。ですから、先ほど大臣がおったときに私が申し上げたように、ある程度今の国の負担、支出を現行方式でいくなら、率からいうと半分ぐらいに減じていくわけですから、そうしたものとあわせてどのように...全文を見る
○中西(績)委員 今申されたことで一番の問題は、公平をまず第一に目標としてやっておるということを大臣言ったんですよ。公平化それから安定化。ですから、今言う公平であり安定であるということ、それから今度は一方受給者の側の皆さんの生活がどう安定をするか、こういうすべての条件を満たすため...全文を見る
○中西(績)委員 もう時間がありませんから、今既裁定だけを申し上げたわけでありますけれども、この既裁定者の場合に、従来、従前方式でもってこれはやるということを言っておりますけれども、ところが、これは将来的にはスライドがなくなるわけですよ。そうなってくると今までの方式とはうんと違い...全文を見る
○中西(績)委員 職域年金と称しても、これはちゃんと組合員が掛金を払った部分から支払われるのでしょう。その中には含まれておるわけでしょう。そういうことになりますと厚生年金だって全く同じですよ。ということになってまいりますと、今言うように、国公立との均衡を保つためにこの年金制度が云...全文を見る
○中西(績)委員 ですから、二十九年、四十九年云々ということを言いますけれども、少なくとも同じ大学で、そういう経過はあったにしましても厚生年金でちゃんと残っているのですよ。それが許されているわけですから、強制的なものでなかったわけでしょう。じゃ今度は強制ですか。
○中西(績)委員 そんなことを聞いているわけじゃないですよ。今厚生年金でいる大学を強制的に加入させるのですか、これが一つ。それからもう一つは、新たな大学設置がされた場合には強制的に加入をさせるのですか。二つあるのですよ。
○中西(績)委員 どうもいかぬですよ、時間がかかってしようがない。第一の、厚生年金で今週こされている三十校、これについては強制加入するかどうかということを聞いているのです。強制加入はしないでしょう。それから二点目の、新たに設置されたところについては法的に強制加入になっていますか、...全文を見る
○中西(績)委員 法のどこに示されていますか。
○中西(績)委員 その「組合員とする。」というのは、そのことが強制加入ということを意味していますか。
○中西(績)委員 そうしますとなおさら、前から加入をしていないところは許されているわけでしょう。今度はそのことがちゃんと、新たに設置されるものについては強制加入、その差があるわけですね。そうすると、片一方は今度は、今言うように国公立に準じてという言葉によって均衡のために処分につい...全文を見る
○中西(績)委員 であれば、何で差をつけるのですか。
○中西(績)委員 答弁になってないですよ。この点は後でまた質問する人もおりますから、もうちょっと整理をしてちゃんと答えてください。第一に、強制加入をしないということでしょう。従来からの分については強制加入をしない、これはもうはっきりしているわけだ。そうすると、おのずからそこには差...全文を見る
○中西(績)委員 その中で年金も全く同じだろうと思うのだけれども、その年金の実態、現状、数字で資料を欲しいと私言ったのだけれども、まだもらってないのだが、これどうなっていますか。
○中西(績)委員 そうなりますと、今言われました監理委員会なりいろいろなところでそうした指摘がされておるわけでありますけれども、これは運輸省に聞いた方がいいかな。監理委員会はこの点についての指摘、どういうふうに言っていますか。
○中西(績)委員 そうしますと、その内容は検討することを期待すると言っておりますけれども、この五年間で、これが破算をするのでその補完措置をしてあるからその間にということを言ってあるわけですね。先ほど答弁がありましたように、既に一年間この四百五十億というものを措置してあるのだけれど...全文を見る
○中西(績)委員 少なくとも、現在でも成熟度が先ほども言われましたように一〇〇%をはるかに超えているという実態、そして、言われますように次々に減員していくわけですから、そうなってきたときに果たしてどうなるかということは明確ですから、そうした内容について、成熟度がこれだけになるのだ...全文を見る
○中西(績)委員 ですから、今言われた成熟度の問題、それからそれ以外に、まだ挙げなかったけれども、恩給処理の問題、それから軍人恩給とのかかわりの問題、さらに外国から引き揚げてきた多くの人々の問題、挙げていきますとたくさんあるわけですね。  ところが、私は大臣にちょっとお聞きした...全文を見る
○中西(績)委員 私が聞いたのは、年金についてどうなっておるかということを先般聞かれた際に総理大臣は、調査をして、西欧に行って十分知っておるということを答弁なさったんです。ところが、それは運輸省は、少なくとも総理が知っているんだから知っておるだろうということで私はきょう資料を持っ...全文を見る
○中西(績)委員 そうなりますと、少なくとも本人たちに大きな責任があるわけではありません。これはすべてやはり全体的な責任として国がどうするかということを考えなくちゃならぬわけです。ところがこれをずっと見ますと、もう時間がございませんから一々挙げませんけれども、国鉄職員の場合には一...全文を見る
○中西(績)委員 今言うように、そうなってくると、全部これは関係閣僚会議みたいなものを開いて、従前答弁をしておったそれぞれの大臣の答弁と全然違うように、後になって措置をするというようなことをみんな言い始めたのですよ。それをまとめて今度は大蔵大臣は連合審査の中で、それぞれの大原氏あ...全文を見る
○中西(績)委員 私は、少なくとも今度のこの審議をするに当たって、文教では初めて本格的に審議が始まったのですね。そうなってまいりますと、この関係で具体的な内容が示されず、しかも、この案件についてはもう従前からそれぞれの審議会、もう申し上げませんけれども、この案件については全部出て...全文を見る
○中西(績)委員 少なくとも国会が終了する時期というのはもうびしゃっと決まっているんだからね。その時期までに示せばいいというようにお考えですか。私はそうじゃないと思いますよ。衆議院で論議をする過程の中で、この点は可及的速やかに出されるということは、重要な課題ですから、このことが内...全文を見る
○中西(績)委員 いや、だめですよ。私の持ち時間を留保させてもらわないと――じゃ、私は言いますけれども、ある議員がこういうことを言ったのです。大臣、いいですか。終了する時期に出すと言うけれども、内容的には何も決定する必要はないと言うのです。社会党などが言っているようなことを含めて...全文を見る
11月29日第103回国会 衆議院 文教委員会 第6号
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○中西(績)委員 私は、去る十一月二十二日の本委員会におきまして質問を申し上げたわけでありますけれども、国鉄共済年金の財政問題でそれぞれ大臣の答弁等ございましたが、納得できる状況になかったために留保いたしておりましたので、引き続き国鉄共済問題について質問申し上げたいと思っています...全文を見る
○中西(績)委員 今、課長が答弁に立ってくれたのですけれども、これから後は大臣あるいはそれにかわる者でなければ答弁できないと思うのですけれども、そうした全権的な委任があって課長は来ているのですか。
○中西(績)委員 私は、統一見解だけについて質問をしようと――内容的にはこれにも触れるわけでありますけれども。少なくとも所管大臣の責任ある回答を得なければ本委員会での質問にはならないと思っているわけでありますけれども、他の委員会なりでそれができないとするなら、私はきょうはおりまし...全文を見る
○中西(績)委員 ですから、わからない点がたくさんあるのです。少なくとも年金資格退職者が増大することは必至ですよ。そうなってきたときに悪化していく過程がある。そうしたときにはどうするのか。一つの問題だけじゃありません。挙げていくとたくさんあるのです。だから、少なくとも代表して答弁...全文を見る
○中西(績)委員 先ほど中断いたしまして、大蔵大臣においでいただきまして審議が続行できるようになりましたこと、ありがとうございました。  そこで、問題は、先般の本委員会における大臣の答弁なりをお聞きしておりまして、我々としては納得できないということで留保してあったわけであります...全文を見る
○中西(績)委員 そうなりますと、今統一見解を読み上げられましたけれども、「昭和六十四年度までは、政府として、」云々ということから始まり、「国鉄の自助努力と国の負担を含め、」云々ということになっている。国鉄が自己努力して果たしてこうした措置ができるのかどうか、この点はどうなんです...全文を見る
○中西(績)委員 そうなりますと、国鉄だけではできない、そこで自己努力をするというその具体的なものは今のところまだ明確になっていないということですね。言うとすれば国鉄財産の処分などということを含むような物の言いようでありますけれども、この国鉄財産処分の問題については、きょうは時間...全文を見る
○中西(績)委員 横に置いてと言うけれども、もともと国鉄共済の赤字になった主要な原因が何であるかということを、今ここですべてを挙げて論議する余裕は時間がないのでありません。ですから、大変に残念だけれども、先般の連合審査の中におきまして論議されている過程を聞いておりましても、それか...全文を見る
○中西(績)委員 そうなりますと、支払いに支障のないようにするというこれが前提でなければもう支払いができなくなっても仕方ありませんなどということは言えぬでしょう。だから、支払いに支障のないようにするということはわかりました。しかし、その方法論、どういう内容でもって支払いをしていく...全文を見る
○中西(績)委員 大臣、一般的に言うならなかなか答弁うまいのか知りませんけれども、私はわからぬですね。私ごとき頭の回転ではなかなかわかりにくい。ですから、もうちょっと具体的に言いますと、あくまでも他の共済にこの期間においては負担をかけぬということをある程度明確にしないと、今大臣言...全文を見る
○中西(績)委員 大臣は将来のことまでかけて言ってはならないというのが先に立って物を発想しておるから、いろいろ言うものだから、我々わからなくなってくるのです。ですから、少なくとも私がさっき制限をしたのは、六十四年という限界までの間にはこれはもうかけてないのですね、こういうことを言...全文を見る
○中西(績)委員 そうしますと、問題は、御存じのように財政調整をするのに一年で四百五十億、ここでこの前答弁を願ったら、ところが実態としては七百億から八百億近い赤字になるということを言われました。ところが連合審査では、私は記録をしてあるのだけれども七百億から九百億、門田氏はそう言っ...全文を見る
○中西(績)委員 トータルすると三千億から四千億ということになるわけですね。
○中西(績)委員 そうなりますと、私が不正確で、三千億でなくて三千五百億から四千億、こういうことになる生言っておるわけですね。  そうなりますと、今積立金が四千三百七十七億あるわけで、住宅貸し付けが一千百億、鉄道債券が一千三百億で二千四百億貸し付けしておるわけです。そうなると残...全文を見る
○中西(績)委員 それまで使ってしまうということになりますと、それでもなお不足するわけですから、今度は国の負担か何かをまた補てんしなければならぬということに当然なってくるのです。そうなると積立金はゼロですよ。そうすると今度は、さっき言ったように、大臣が将来のことを考えて先走るとい...全文を見る
○中西(績)委員 そうしないと、この一番最後、「なお、昭和六十五年度以降分については、その後速やかに対策を講じ、」云々というここいらは、文章としてはあっても、今言うものが前提になってこないと、この六十五年度以降分については、その後速やかに対策を講ずるということになかなかなりにくい...全文を見る
○中西(績)委員 大臣、入らないといかぬようですから、議場にどうぞ。  私まだ言いたいことがあったのですけれども、今言うようなことがこれから問題になるわけです。ですから、文部大臣にも聞きたいのだけれども、大臣やはりもう行かなければいかぬでしょう。そうするともうできないんだ、最後...全文を見る
○中西(績)委員 大臣がもう出なければいかぬようですから、不十分ですから、後で他の人のときに関連でまた質問をさせていただきましょう。  終わります。
○中西(績)委員 ちょっと関連質問。  今、馬場委員の方からお聞きしておりました点で関連をしてぜひお聞かせいただきたいと思いますけれども、その前に国鉄共済の方お見えですか。国鉄の方はお見えですか。――共済だけですね。
○中西(績)委員 先ほども指摘をしたわけでありますけれども、総理大臣はこの年金制度そのものについて、西欧の国有鉄道関係の国からの負担なり内容等について知っておるというけれども、先般来られた国鉄の方あるいは運輸省の方については、どうした内容で国庫負担がされておるかということを知られ...全文を見る
○中西(績)委員 ですから、国の助成はゼロだということですから、そこで文部大臣にお聞きをするわけであります。  先ほども言われておりましたように、私学の共済制度そのものは私学振興に資するということが大きな目的であるということ、これは法律の中にもそのことがうたわれておりますから否...全文を見る
○中西(績)委員 国鉄が破産状態になっておるという実態は、これはもう現実の問題としてあるわけですね。ところが、このようになってきたその内容は、先ほどから言っておるように国からの措置は全然されてない。この前の連合審査でお聞きいただいたように、多賀谷委員が言っておりましたように、諸外...全文を見る
○中西(績)委員 それじゃお聞きしますけれども、いよいよこれから、先ほど答弁あっておりましたこの統一見解の中身ですね。統一見解については、これは「六十一年度中に結論を得、その後できるだけ速やかに具体的立法措置に入ることといたします。」ということで、先ほどもやりとりがありました。そ...全文を見る
○中西(績)委員 そうなりますと、今あなたが言われたことを具体的に実現するためには、私たちから言わせると全く責任のない、そういう人々は今大変な状況に置かれておる。将来的には一元化すると閣議では決定しているわけですから、目指すということは決定しているわけですから、そのことは大臣は外...全文を見る
○中西(績)委員 そういたしますと、国鉄問題を含んでもそうした基盤ができ上がるということを意味しているのですか。
○中西(績)委員 具体的には何も出ていないのですからね。私が言っておるのは、初期の目的があって、それに沿ってずっとやっていくわけですね。そのためには今度のこの法案を成立をさせることによってさらに安定化するということを言っています。その安定化というのは、先ほど審議官から答弁ありまし...全文を見る
○中西(績)委員 もう全く私たちが指摘することに対して触れようとしない、意図的にですね。  ですから、厚生大臣が来たようですから馬場委員に譲りますけれども、最後に一言だけ国鉄の方にお聞きしますけれども、先ほど言った、文部大臣は答弁できないと言っておるけれども、組合員の責任ですか...全文を見る
○中西(績)委員 過去のことを言わなければ、全く避けたことになるのですよ。人の責任みたいなことを言っておるでしょう。こういう態度だから問題なのですね。このことがもう歴然としておるわけですよ。要求すべきは要求をし、解決すべきは解決していかなければならぬ多くの問題があったのに、全くさ...全文を見る
12月04日第103回国会 衆議院 文教委員会 第7号
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○中西(績)委員 前回の委員会におきまして質問をいたしました点でまだ十分な確認のできていない問題等がございますので、一、二確認をする意味で質問を申し上げたいと思います。  その一つは、高齢組合員に対する共済年金の在職支給をどう制度化していくかという問題について、私たちはこの点の...全文を見る
○中西(績)委員 特にこの問題は、厚生年金の場合には今言われたように老齢年金でありますからその節が明確になっておりまして、その年齢に達すればこの方にはいかなる事態になっても年金支給ができるようになりますね。ところが、残念ながら共済年金の場合には退職年金方式でありますから、今言うよ...全文を見る
○中西(績)委員 この点に関しましては、短期給付などが絡みましていろいろ複雑な様相を呈するだろうと思いますが、私学の場合には、私たち提案をしたいと思うのは、短期給付については厚生省に移すとかそういうことではなくて、この関係については組合員資格として在職中についてはそこにとどめ置く...全文を見る
○中西(績)委員 二つある方式をとると言うけれども、この三百何人という問題については、従前からのかかわりの中でその人が残ってきているわけですから、その分についての対応策は、先ほど公明党の委員の方の指摘でも、それはもうわずかな問題だし大体はないものとして考えていい、しかしその際にや...全文を見る
○中西(績)委員 この点は、実際にこれに該当しておる人の場合を考えてまいりますと、非常に根拠そのものが薄い。だから二分の一、例えば本人が掛けた分についてはこれには影響なしに給付制限をせずにといういろいろな考え方があるようでありますけれども、何人おるか知りませんが、そんなのはこの点...全文を見る
○中西(績)委員 厚生年金に三階の部分がない、そこまで論議するとまた深くなりますから今はやめます。しかし、政令事項に関してある程度検討を加えていくということのようでありますけれども、もうそうした時期ではなくなっているということを、教育基本法云々から説き起こしてやっているがこじつけ...全文を見る
○中西(績)委員 なぜ私がそのことについて触れるかといいますと、この前から問題になっておりました国鉄共済の問題がございましたね。この分をこれから一応国なりあるいは国鉄当局なりで六十四年までの間の赤字については措置をするということになっておりますけれども、これらをめぐる問題が、ひと...全文を見る
○中西(績)委員 ですから、ぜひ諮問機関的なものをそこには明確にさせて十分な検討を遂げていく、そして公的年金制度としての私学共済のあり方と、そして将来に向けてのそうした、従来から大臣言っているように、私たちが言う最低生活の保障から含めて全体的な構想というものをこれから練り上げてい...全文を見る
○中西(績)委員 この点は大変重要な点だと私は思います。これから後、公平原則なりあるいは私たち主張する生活面における最低限をどう支えるかということも含んで、先ほどから論議もありましたようにやらなくてはならぬわけでありますから、その際に、今割合に財政的にも有利になっておるその原因が...全文を見る
○中西(績)委員 ぜひ努力をしていただきたいと思います。  そこで、大変細かい問題ですけれども、最後に一つだけお聞きしたいと思います。  障害基礎年金受給で、学生の場合二十歳を超えますと任意加入ですね。そうなった場合に、加入していない者がもし事故などがありまして障害者になりま...全文を見る
○中西(績)委員 この点はぜひ、措置をしておらないと、強制加入ならなんだけれども、任意加入であって加入しておらなかった、それが後になってそうした事故があった場合には障害者としての年金受給ができないというふうな状況ですから、ぜひこれは早い機会にやらぬと、具体的に出てくるわけですから...全文を見る
○中西(績)委員 これは特に学生ですから、文部省とのかかわりが非常に深いわけですから、直ちに措置をしていただくようにお願いを申し上げまして、終わります。
12月11日第103回国会 衆議院 文教委員会 第8号
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○中西(績)委員 私は、先般問題になりました国鉄の共済年金問題で、国鉄なりあるいはその所管の運輸関係の皆さんが全く国庫助成などについても検討すらもしておらないということが明らかになり、そうした結果が、これだけではありませんけれども、ほかの分野についても重なり合った結果が国鉄を今の...全文を見る
○中西(績)委員 それでは、その後の検討結果、どうなったかについての確認はいたしておりますか。
○中西(績)委員 そうしますと、最初の要請から少しでもそれが前進をしておるかどうか、この点を確認をしての了知の仕方でありますか。——時間がかかるから、もうよろしいです。大体しておらないということが明らかになりました。  そこで、文部省の方は、先般お聞きしたときに、五十四年十一月...全文を見る
○中西(績)委員 ですから、始まってからことしまで大体六年を経過しておるわけですね。そうしますと、十回にわたって関係省庁で話し合いを持ったということになっておりますけれども、実質的には時間を延長するだけで、この問題について閣議で了解しておるように、検討し「所要の措置を講ずる。」と...全文を見る
○中西(績)委員 例えば、諸外国の例なんかを見ますと、公益事業としての国家との契約方式などをとって、そうした問題等については国が負担をするとか、いろんな内容のものが諸外国にはたくさんありますね。あるいは、例えば踏切一つをつくるにしても、こういう問題を討議をして国との間における契約...全文を見る
○中西(績)委員 いずれにしましても、そうした公共交通、その部分における問題をどう処理をしていくかという、例えば今指摘がありましたように、私鉄との関係等につきましても一定のそうした内容が報告できるくらいの、六年間ですから、内容的なものを出されなくてはならぬと私は思うのですね。とこ...全文を見る
○中西(績)委員 今説明ありましたように、代替輸送するためにいろいろ話し合いが持たれるところだということになっておりますけれども、そこで、これは直接出席をしておるその地域の自治体の長から聞いたのですからね。最初確認をしておったところが、道路はつくりますということを約束をしておって...全文を見る
○中西(績)委員 ですから、この六十二年四月を越える可能性というのはあるわけですから、そうなってきたときには果たして国鉄当局に当事者能力があるのですか。話を進めておる国鉄当局にそれはちゃんとあるのですか。
○中西(績)委員 今後検討してまいりたいと言うけれども、いいですか、国鉄を廃止するというのですよ。そのための協議をするのに対象になるというものが不明確で今後検討してまいりたいからあしからず今やっていけなんというのは、この態度なんですよ、問題は。既に入るときから少なくとも閣議決定し...全文を見る
○中西(績)委員 私は、この問題については、少なくとも廃止される側、これを利用しておる人たちの側に立って物を発想しなくてはならぬと思うのです。ところが、今つぶす側に立っての物の言い方ですから、これでは将来的にもコンセンサスを得るそうした運営あるいは国鉄の将来あるべき姿というものを...全文を見る
○中西(績)委員 私、これはなお追及してまいりたいと思いますから、後に保留をします。  そこで、第一次特定地方交通線廃止によって問題が幾つか出ておりますけれども、この点について、どういうように通学生などから喜ばれておるだろうか、私は考えますが、むしろ大変な問題があるのではないか...全文を見る
○中西(績)委員 これは鹿児島の、妻線の場合を聞きましたけれども、佐土原から杉安まで通っている線でありますけれども、バス路線にした結果二倍ないし三倍の運賃になっておるようです。したがって利用するのが大変だということで、家計に余りにも大きく響くということで、不便さと両方あわせて考え...全文を見る
○中西(績)委員 ですから、ますます地域が過疎化していく中で、こうした子供たちが完全にそこから追い出されてしまうという状況が出てくるわけでありますから、この点について私は、先ほど内容的にはいろいろ問題があるという言い方をしておりますけれども、第一次線だけでこれだけ多くの人が影響を...全文を見る
○中西(績)委員 調査したあれを見ますと、時間が狂うことたびたびであるし、しかも駅舎がある場合にはその中にみんな入っておったのですけれども、今度は吹きさらしのところにあり、除雪をすればその範囲内だけしかしておりませんから非常に危険だという問題等、交通事故の問題等幾つか出てきており...全文を見る
○中西(績)委員 こうなってまいりますと、もしこれが廃止されると、今言う運賃高からしまして、今度は福岡市の方の私立高校などに国鉄を利用して通った方がいいというような格好になるわけですね。そうすると今度は、公立高校に入りませんから私立高校に入らなくてはならぬ。そうすると一カ月の学生...全文を見る
○中西(績)委員 民間にあれしましても、一番いい例が、例えば九州でいえば南薩鉄道というのがあったのですね。これは何でやめたかといったら災害ですよ。九州などで災害が出れば、第三セクターで何だかんだ言っていますけれども、これは採算がとれないのははっきりしていますよ。大災害が出れば一発...全文を見る
○中西(績)委員 大臣に私、要望しておきますけれども、先ほど一番最初に出てまいりました公共負担の問題等につきましても、六年にわたってやった結果は全く内容的なものが出ておらない、こうした態度では、生徒の通学をそして地域の文化を守るなどということは到底不可能だと私は思いますね。ですか...全文を見る
○中西(績)委員 今の常務理事の態度に今の国鉄の問題があると私は思うのですよ。鹿児島の自動車部で起こっている問題として、五、六年前にさかのぼって、車両接触事故、人身事故があったということで六十年の六月一日付で停職一カ月を含む処分が出ている。退職者にも出しているというのです。それか...全文を見る
○中西(績)委員 それが五年前であってもですか。
○中西(績)委員 五年たったら時効ですよ。  私もう一つ挙げますけれども、同じようなことですね。これはやはり鹿児島です。ことしの四月タクシーと接触事故を起こして、そこには何も損傷がなかったことで、現場で運転者同士が話をしまして事故扱いにしないということを確認しまして帰って、この...全文を見る
○中西(績)委員 今の褒めるべきは褒める、頭をなでておいて、おまえたちはばかだと言ってほっぺたをひっぱたくようなやり方が常識であるのですか。この態度では、すべての皆さんの主体性を引き出して、本当に体制立て直しをするなどという感覚では全然ないですね。  文部大臣、こういうような感...全文を見る
○中西(績)委員 問題は、法律だとかそういうものに沿って物を言えば、いろいろ進言をすれば、それが全部そういうようにはね返ってくるわけですよ。この場合だってそうでしょう。草取りは駐車場ですから、新しくつくられたところですから、駐車をする人たちは決まっておるわけです。その人たちが時間...全文を見る
○中西(績)委員 事実がないと言うけれども、これは東京のある管理局で八月にやっておる会議の中で明らかになっているじゃないですか。このような振り分けをもう既に始めておる。そういううそを言ってはいけませんね。  と同時に、私はもう一つ聞きますけれども、こうして新聞に出ているような事...全文を見る
○中西(績)委員 いいですか、例えば「うれしはずかしフルムーン」だとかいろいろ書いていますよね、そういうやつを全部写し取らせることが教育ですかと言っているのです。そういう事実はあったんでしよう。
○中西(績)委員 例えばフルムーン夫婦グリーンパスの広告パンフレットを書かせることが教育ですか。トクトクきっぷを写し取らせたりいろいろなやつをやらせていますよ。それが教育だというそのことが、まず第一に国鉄当局の教育という問題についての中身が全く確立されてない、このことがここで明ら...全文を見る
○中西(績)委員 そうしますと、補助金一括法で一年限りということになっておりまして、後藤田長官もそう言っていましたけれども、これは今度はもう絶対に延長させない、この点はそのように確認していいですね。
○中西(績)委員 これは局長もそうですけれども、大臣、この点は何としても一年限りにしないと、ずるずるやりますと、これからほかのものだって全部そのようにひっかけられてやられますよ。この点は最後に決意を聞きますから。  そこで、先ほど、この概算要求の中身というのは第五次の計画を昭和...全文を見る
○中西(績)委員 そうしますと、これから後少しでも改善措置をとろうとしておる分、そうした分等をずっと含めてまいりますと、その人員がある程度多くなっていきますね。今まで出されておったものでは四千から五千くらいの差があるでしょうけれども、これを内容的に少しずつ変更したり、その所期の目...全文を見る
○中西(績)委員 それで、この分については、やはり少なくとも要求をするときにはそうした内容をある程度出して、今まで不足しておる分あるいは充足し得なかった分についてこれを少しでも引き上げていくという努力をしていかぬと、財政状況が将来豊かになるなどということは今到底考えられませんよ。...全文を見る
○中西(績)委員 教材費だって義務教育であれば当然措置をしなければならぬということでもってやられたわけですから、今度は人件費だからそれはならぬということにはならぬと私は思う。今の大蔵省の理屈から言うならば、金がなければ何でもできるというやり方でしょう。この点は絶対にしてはならぬわ...全文を見る
○中西(績)委員 先ほど申し上げましたように、振りかえをされぬようにぜひ頑張っていただくよう、皆さん方のさらなる活動を要望いたしまして、終わります。