中西績介

なかにしせきすけ



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開催日 会議名 発言
06月21日第114回国会 衆議院 文教委員会 第5号
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○中西(績)委員 私は、所信に対する一般質問を申し上げたいと存じます。そこで、時間が制約をされておりますから簡単にお答えをいただきたいと思っています。  本年度予算について詳細な論議がなされないまま今国会を終わろうとしておりますので、大変残念なんですけれども、この上に立って来年...全文を見る
○中西(績)委員 そうなってまいりますと、いついかなるときに対応するということはあり得ても、金額だけは必要なんですよ。これは、予算の中でやるわけですから、全然別個のものだということにはなり得ない。その点で、民間が五・一%程度アップしていますから、試算をしますと、定昇分が大体二・一...全文を見る
○中西(績)委員 次が、この補助率の復元による改定。この分が、長期給付改善分が今度手当てしなくてはならない。八分の三を二分の一にするのですが、この額は三百五億必要だということになると思うのですが、よろしいですね。
○中西(績)委員 次に、ODAの文部省予算、この分を見ますと、いろいろ指摘できると思うのですが、時間がありませんから簡単に申し上げますが、最終的には、平成元年の伸び率、六十三年度から見ますと六十七億になっております。ということになりますと、この分は、また再び来年度予算にはこの程度...全文を見る
○中西(績)委員 この分は、私たちなり多くの留学生なりが期待をするような予算ということになってまいりますと、シーリング枠で規制をされるということでなしに、配分の構造をどう改善するかということが極めて重要になってくるのですね。ですから、そうしたことを含んで、できるだけこの文部省予算...全文を見る
○中西(績)委員 これはよほど努力をしないと、残る二年間で充当するということは非常に困難になってくるわけです。これはこの十年間くらい言い続けてきているわけですから、その点で毎年文部行政の中における位置づけをどうするのか、そしてこれをどう充足していくかということは大変重要な課題にな...全文を見る
○中西(績)委員 そうしますと、今年度が小学校の場合一万二、三千名あったわけですから、その半数に近い数が大体予定されるのではないかと思うわけです。  そこで私学助成ですが、これは経常費の中に占める割合が本年度で大体何%になったのか、ここを明らかにしていただきたいと思います。なぜ...全文を見る
○中西(績)委員 今申されましたように、当初の目標が五〇%を目標にすると言って憲法論議までやあやあやつてつくり上げたものが今や落ちるばかりで、このような状況にまでなっておるということを非常に残念に思うわけですけれども、この点についての論議はまた別の機会にしたいと思います。  今...全文を見る
○中西(績)委員 ですから、この点はぜひ全部はいかぬにしましても、特定のところ、それは非常に財政処理の面から困難だとは思いますけれども、どのようにすればできるかという予算の組み立て方なり理屈を考えていただいて、増枠をしていただくということが今大変重要な時期に私は来ておるのではない...全文を見る
○中西(績)委員 次に、文化庁の予算を見ますと、四百九億四千五百万ですから、伸び率は確かに八・三%という、従来のほかのところに比べますと一応の額を確保はしておるようであります。しかし、これは諸外国と比べてみますと、もう私はここで申し上げることが恥ずかしいぐらいに非常に低い。ですか...全文を見る
○中西(績)委員 地方自治体の予算だとかなんとか言っていますけれども、西独にいたしましても、あるいはフランスにいたしましても、連邦政府とそれから地方の予算合わせますとこれはもう大変な額になって、日本は落ちますよ。だから、その点はやはり十分、弁解がましいことでなしに積極的にとらえて...全文を見る
○中西(績)委員 そのほか私学の問題でいろいろ聞きたいところがございましたけれども、時間の関係で割愛をいたします。  次に、リクルート問題と高石前事務次官との問題について簡単に質問を申し上げたいと思います。  江副氏は、教育課程審議会あるいは大学審議会のそれぞれ委員をやってお...全文を見る
○中西(績)委員 そうしますと、先ほど私指摘しましたように、教育関係法の専門家だとかあるいは日本学術会議等の人が一人も入っておらないというような状況の中で、こういう江副氏あたりを中心にして、中曽根さんお気に入りの人たちを中心にしてやっておるという状況が見受けられるのですよ、特に大...全文を見る
○中西(績)委員 そこで、文部省の態度というのがそういうものなんだということを全面的に広めたということになるわけですよ。リクルート問題が発生をした当時の皆さんの考え方と現在の文部省の皆さんの考え方というのは依然として全く変わりがない、こういうふうに言わざるを得ないわけであります。...全文を見る
○中西(績)委員 もうちょっと真実を皆さんに、私たちが本当にそうだったかと落ちるような答弁をしてもらわぬと。  例えば課長がこう言ったということを、帰ってきた県段階の人、教育委員会関係の人だとかいろいろな人が言っておるのに、文部省関係では、なかったと言う。こういうように言われて...全文を見る
○中西(績)委員 そうなりますと、彼は六月末に退職でしょう。七月八日には立候補宣言ですよ。彼は立候補するためにはやめなければならなかったんだね。だから、勧奨退職じゃないですよ。自主退職ですよ。だから、参議院でこれが問題になったときに、局長は、プライベートだから明らかにすることはで...全文を見る
○中西(績)委員 もうその姿勢が第一、皆大体わかったでしょう、あの姿勢なんですよ、文部省の、行政側の態度、考え方というのは。何がプライバシーですか。しかも前の大臣はプライバシー問題じゃないと言って、調査をすると言ったのです。それに抵抗したのは、局長、あなたたちじゃないですか。だか...全文を見る
○中西(績)委員 いよいよこれはどうすることもできなくなってきたですね。とにかく文部省のかたくなな態度と申しますか、高石問題について文部省は、これを見ますといまだにいろいろ言っていますよね、大臣、所信表明の中では言われていますよ。しかし、私は、それはもうないことにした方がいいんじ...全文を見る
○中西(績)委員 とにかく、おたくの方は全くそういうような要請などしたことはないということですか。そう確認してよろしいですか。
○中西(績)委員 もう私は答弁をもらうのが嫌になったですね。言えば言うほどおかしくなってくるのですよ。この問題は、我々調査に行って、ちゃんと沖永理事長の方からそういうふうに明確に言っておるわけですから。ですから、今度は参考人かなんかに呼んででも明らかにしなければしょうがないみたい...全文を見る
○中西(績)委員 これはまさに、今ちょっと言っていますけれども、福岡県問題では私は今度は事実を聞かなければいかぬわけです。そうすると、知らない人ばかりそこにいるわけですから、そしてまた、聞いたことがうそだということを聞いておるし――なぜ私がそのことを言うかというと、竹井教育長にし...全文を見る
○中西(績)委員 だから、ただ単に行き過ぎたということでなしに、学校現場あるいは行政、そういうところが全部そういう格好になってうそからうそでまかり通るという状況、そういうことをやる管理者でなければ校長にしない、言うことを聞く人でなければしない、こういうことであればどうなるのですか...全文を見る
09月14日第115回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第3号
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○中西(績)委員 午前中に引き続きまして、私は、第八次政策はこれからどうなっていくかについてお尋ねをしたいと思います。  八次政策の結果は、もう私が申し上げるまでもなく、かつて三山、そして今また改めて幌内、そして三池の縮小、さらにまた新聞等でも報道されておりますように、南大夕張...全文を見る
○中西(績)委員 それにしても三年連続の縮小政策というものは、労働者にとっては耐えがたいものだと私は思うのですね。このような状況からいたしますと、今言われたように三年度には一千万トン体制ということを言っておりますけれども、このような縮小が、そしてさらに北海道を含めて閉山がというこ...全文を見る
○中西(績)委員 ということになってまいりますと、こうした三年連続というこの事態、今言われるように、二百万トン減ということで毎年繰り返していくということで答弁をされておるわけでありますけれども、その体制の中で本年度の分、三百十二万トン六十三年度、それを四十七万トン減少して二百六十...全文を見る
○中西(績)委員 なぜ私はそのことを強調するかというと、今図らずも言われました六十二年二百七十万トンの貯炭があったということが出てまいりましたし、そうなってまいりますと、今現在二百六十万トンを超える貯炭があるということになってまいりますと、それを加えて今度は論議していくということ...全文を見る
○中西(績)委員 一生懸命というけれども、私は、そうしたこれからの生産縮小とのかかわりが、この中から出てくると仮定をいたしますと、これは今大変な重荷を背負っていっておるわけですから、この分をどのようにしていくかということが大変重要だと思うのですね。  そこで、貯炭の問題、過剰炭...全文を見る
○中西(績)委員 したがって、先ほど同僚の質問にもございましたけれども、原料炭問題は、鉄鋼がもともと原料炭に切りかえてほしいということで政策転換をした時期もあるわけですから、そうしたことを考えますと、史上空前の好景気だと言われる現状の中ですから、第八次策が立てられた時期、最悪の状...全文を見る
○中西(績)委員 このことは、地域の皆さんあるいは地方自治体が今産炭地の活性化を図るための施策の中での最重要課題になっておるわけですから、この点、特段企業側に対しましてもいろいろな点での示唆をしていただければと思います。  次に、鉱害復旧について簡単に質問を申し上げたいと思いま...全文を見る
○中西(績)委員 今答弁ありましたように可能性があるといたしますと、この点、私たちが地域なりいろいろなところで質問をされたときに、そうした中身で私たちが答弁をしてよろしいと私は判断するのですが、よろしいでしょうか。
○中西(績)委員 次に、法律の臨時石炭鉱害復旧法並びに石炭鉱害賠償等臨時措置法、この両方ともこれから二年後にはいろいろ論議されることになってくるわけでありますけれども、私たちが地域をずっと回ってみて感じますことは、残存鉱害量というものがまだまだ多く存在するものだというように考えま...全文を見る
○中西(績)委員 鉱害があればそれを復旧する、これは当然のことでありまして、概算要求を見ますと、調査をするということになっていますね。それによって、いろいろ今までの認定作業がおくれておるとか、いろいろなことがたくさん出ておるわけですね。したがって、これから後、この調査をするに当た...全文を見る
○中西(績)委員 この分について最後になりますけれども、鉱害復旧事業団の移転先が福岡にということを発表されました。東京から離れることが被害者の心配になって出てきています。鉱害復旧行政縮小とならないか、こうしたことが大きな問題になってきております。そうしたことにならないという保証な...全文を見る
○中西(績)委員 最後になりますが、労働大臣にお答えいただければと思います。  三池の合理化に伴って、先ほども申し上げましたように三年にわたって行われるわけではございまして、離職者の帰趨状況は、労働省からの資料によりますと、就職率は現在まで、六十二年度、六十三年度分を含みまして...全文を見る
○中西(績)委員 終わります。
11月17日第116回国会 衆議院 文教委員会 第2号
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○中西(績)委員 八月末に概算要求が決定されまして、石橋文部大臣が初めて政策的なものを具体化した内容をそこに示したと私は思っております。本来ならこの委員会でこの前のような簡単なあいさつでなしにもう少し実のあるあいさつをいただきたかったのですけれども、失礼ですが内容は余りないごあい...全文を見る
○中西(績)委員 先ほどの七七%というのは、一千三百三十億程度必要となるが、これを含んでのパーセントでございますか。
○中西(績)委員 そうなってまいりますと、七七%というのがさらに拡大されるわけでありますから、文部省の一般会計の中に占めるその割合は大変な率になるわけですね。そうなりますと、このまま放置をしておくわけにはいかぬ時期にきているのではないか。したがって、さっきどなたか言っておられた補...全文を見る
○中西(績)委員 だから、それはもうわかっておるので、わかった上でこれからどうするかということの展望を持たないと、もう決めたらそのまま押し込められて何もできぬというのでは、政策的なものを具体化する、こうした点が大変欠落しているのではないかという気がしてならないから私は申し上げてお...全文を見る
○中西(績)委員 私はこのことを否定をしているわけではないのです、やっていることについて。むしろ積極的に推進をすべきだと私は言っている。しかし、人材養成にかかわる留学生受け入れ体制等については、文部省の予算を拡大していけばいくほど食うわけですから、これを何とか別の方途でもってやる...全文を見る
○中西(績)委員 それで、留学生が全部で三百五十一億の中に二百八十一億を占めるわけですから、これはまだ拡大をされていくことは必至ですね。そのことはもうわかり切った話なんです。  ですから、私はやはりODA全体について枠外にしておる条件があるわけですから、この分だけでも枠外に、留...全文を見る
○中西(績)委員 これだけに時間をかけるわけにいきませんが、いずれにしましても、私、本当にこの留学生問題をさらに深く広く論議をずっとしていきますと、まだこれに対して積極的にやらなくちゃならぬわけですから、やればどこかのあれを削らなくちゃならぬなんというようなことになってくるのでは...全文を見る
○中西(績)委員 いや、見通しはあるのですか。全部充当したとしても、八千九百人を充てたとしても一万三千百八十一人ということになるわけですから、私はやはり本年度予算のときに大蔵省と折衝して競り負けたというのが一つあって、そしてことしこの一万三千三百人という人員を、自然減を全部充てて...全文を見る
○中西(績)委員 私は、これはもう既にあきらめたのではないかという受けとめ方をしておるわけです。  そこで、皆さんが出された白書を見ましても、百三十五ページにございますように、「教員一人当たり児童生徒数の国際比較」を見ますと、アメリカ、イギリス、フランス、西ドイツ、日本と、この...全文を見る
○中西(績)委員 この点は予告をしてなかったからなんですけれども、簡単にこれはできるんじゃないですか、計算は。できぬですかね。一週に三日間でしょう。そうすると、講師ですから、時間講師なのか日給になっているのか知りませんけれども、いずれにしましてもそれをはじき出してやれば六千三十八...全文を見る
○中西(績)委員 答弁になっていないと思う。私が申し上げたのは、本当に十三年もかけて、本来なら五年で、従来はもう全部五年単位で一次から四次までの定数改善をやってきたでしょう。ところが、あのときには財源がないということを理由にいたしましてとうとう十年と言い、そしてまたそれに二年加え...全文を見る
○中西(績)委員 へ理屈を言ってはいかぬですよ。別建てというけれども、では文部省予算は食っていませんか。
○中西(績)委員 文部省予算の内部でやっているわけですから、これだけの八千人から九千人分、高校、特殊教育も入れればあるいは一万人になるかもわからぬですね、それだけの予算を消費するわけですから、それがなかったら五次計画は達成が簡単にできるわけですから、私はそれを言っているわけですよ...全文を見る
○中西(績)委員 ですから、これをずっと計算していきますと、約八千人プラス二千四百人、それに今度はもう一年すると高校あるいは特殊学校が入りますから、そうしたことを考え合わせてまいりますと、大体一万人近くなると思いますから、その計数がそのまま初任者研修に消費されるわけですから、その...全文を見る
○中西(績)委員 なぜ私がそのことを言うかといいますと、私は少なくともここで論議をしたことは今度帰って報告しますよ。そうすると、文部省の考え方は何なんだ、私たちの考え方はこうなんだということを私たちは言わなければならぬ。そのときに明確にしてもらっておかぬと、私が伝えたことが誤って...全文を見る
○中西(績)委員 計画完了後ということになると、この前みたいに中休みを一年とか二年とかとられたんではこれはまた大変なことです。先ほどから言っているように、これにも書いてあるように、世界的にも劣っておるという状況はあるわけでしょう。だから、やはり少なくとも経済大国と言われる我が国が...全文を見る
○中西(績)委員 それでは大臣にお答えいただきたいと思いますが、私が申し上げていることが突拍子もないとかあるいは財源のないときだからそういうことは今言うべきでない、こうお考えですか、それとも、表面に出す必要はないけれども、こうした問題について空白期間をつくらずに政策的にこれは続け...全文を見る
○中西(績)委員 ちょっと質問の趣旨を取り間違えておるようです。私が言っておるのは、二者択一と申しますのは、私が今主張しておるように、第六次に向けての移行措置、移行するための検討をしてほしいということを言っているのです。ところが、終わってからだということを局長は言っておるものです...全文を見る
○中西(績)委員 ぜひ検討してください。私は一回では終わりませんから、必ずこの場で今後もずっと続けてお聞きしますので、ぜひ検討してください。  それから、時間がなくなってしまったので困ったと思っているのですが、私学助成の問題で、私、資料をいろいろいただきました。私学関係のも読ま...全文を見る
○中西(績)委員 それで、これは論議する時間がなくなってしまったものですから要望だけ申し上げておきますと、今言うように地方でもいろいろありますよね。ですから、そうした点でできるだけ皆さんが提出される内容を検討していただきまして、そして、今言う地方における高等教育機関の整備を促進し...全文を見る
○中西(績)委員 今言われました点で、増額をしておるというけれども、そういうところでも八〇%に抑えておるとか、具体的にいろいろなものが出ているでしょう。ですから、そうしたことがないように、少額だというけれども百八十三億ですから、むしろこれは大きいですね。マイナスが二百億近くあるわ...全文を見る
○中西(績)委員 ぜひそうあってほしいと思います。  そこで、今までずっと申し上げてまいりました人件費、ODAあるいは学級定数、さらにまた初任者研修、私学助成、さらにまた公立学校の施設整備等、減額をするなどはこれからできない状況になってきておることを私は一つは言いたかったのです...全文を見る
○中西(績)委員 ですから大臣、何か項目的にもどこかを突破口にして、一つでも枠外に置けるように、今度大臣のお力を、私、外から見させていただいておりますので、頑張っていただきたいと思います。  時間が余りありませんから、白書の問題について一、二お聞きしたいと思います。  その前...全文を見る
○中西(績)委員 憲法あるいは教育基本法の理念を具現化するという基本姿勢に立って大臣が白書をつくり上げたということについては了解をしますし、そうあってほしいと思います。  そこで、細かく具体的に一つ一つやるつもりで来ましたけれども、時間がありませんからできませんが、もう一、二だ...全文を見る
○中西(績)委員 そうしますと、文部大臣が責任者としてそうした点について認識をし、文部省としてこれを認めたということになるわけですね。そのように理解していいですか。では、お答えがなくてもそのようですから。  それでは、教育制度の硬直性あるいは画一性が言われておりますけれども、具...全文を見る
○中西(績)委員 そうしますと、制度的なことは今言われましたけれども、もう一つの運営の硬直性、画一性ということになるとどういう面を指しておるのか、お答えください。
○中西(績)委員 今私がお聞きしているのは、制度でなしに運営です。今局長が指摘をされた登校拒否とか、そういう具体的な内容でもって運営面に欠陥があると触れられたのですけれども、そのほか運営面で何かありますか。少なくともこれに書かれる以上、そうしたものが具体的にあるということを前提に...全文を見る
○中西(績)委員 それでは制度の運営だけを言っておるわけですか。今私は、運営面における硬直的だとか画一的だとかいうのは具体的にはどういうものを指しておるのですかと言っておるわけです。
○中西(績)委員 時間がありませんからもう論議はできませんが、これはまた改めて細かくお聞きできればお伺いしても結構ですから、そのときに十分あれしていきたいと思っています。  そこで、この点で最後になると思うのですけれども、教育制度あるいは運営面の硬直性あるいは画一性を改善するに...全文を見る
○中西(績)委員 もう時間が参るようですから、具体的にもうちょっと私申し上げたいのだけれども、きょうはやめることにします。  最後に、この白書の中では、リクルート問題で御存じのように官僚の最高である事務次官が、そしてそうでないと言われるでしょうけれども、三名の高官がやめなくては...全文を見る
○中西(績)委員 言いたいことございますけれども、時間が来ましたので、私が延引するわけにはまいりません。ただ一つ、やはりこれは単純な構造じゃないと私は思っています。ですから、そうした面を本当に国民の皆さんに理解できるように政策なりなんなりを通してやる以外にないわけですから、ぜひこ...全文を見る
11月22日第116回国会 衆議院 文教委員会 第3号
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○中西(績)委員 午前中から有島さん、さらに今馬場さんと、いろいろ討論を聞いておりまして、ぜひこの分だけは積極的に取り上げてほしいと思う分がございますので、補足をさせていただきたいと存じます。  それは、先ほどから運営体制の問題につきましていろいろ言われておりましたけれども、常...全文を見る
○中西(績)委員 ですから、難しいということは、私たちも安易にできるなどということは到底考えておりませんけれども、しかし内容的に常勤三名でしょう。ところが、これぐらいのほかのあれから考えますと、後でできたところは三名で固定をし、ぎゅうぎゅう言わされているところはないわけですから、...全文を見る
○中西(績)委員 ですから、三つのうち一つだけ残っておるわけですから、この点を少しでも押し上げるような措置を指導していただければ大体満点近くになるわけでありますから、この点ひとつぜひ実現を図っていただきたいと思います。  それからもう一つは、先ほど審議の過程の中でもございました...全文を見る
○中西(績)委員 その周知徹底方、特に問題になっております私学の経常経費の助成率がどんどん落ち込んでいっておるという現状から考えますと、学生生徒に負担を強いることに今度はなりかねぬようなことになるわけであります。それとの対応の仕方として、できるだけその部分が抑えられて負担を少なく...全文を見る
○中西(績)委員 このことはぜひ、私たち十月から四月にということで考えておるわけでありますけれども、どこら辺、私勉強してないからわからないのですよ。だから、その点でこのように修正をしたらいいということがもしおわかりであればお教えいただきたいというのが私の願いなので、今全くしておら...全文を見る
○中西(績)委員 それじゃ、わかってはおるのですね、内容は。であれば、これはぜひ後ででも説明をお聞かせいただければと思います。  それからもう一つは、来年四月自動スライドでもっていくようになるわけですから、もしそのときに物価〇・一%落ち込んだと仮定をいたしますと、そうしたときに...全文を見る
○中西(績)委員 私が〇・一と言ったのは、僅少であっても今まで皆さんが年金を引き上げていただいてその分を受領しておったわけでありますが、その場合、このようにわずかの額であっても、法律上からいきますとそうなるだろうけれども、政令で決めることができるということであれば、わずかの場合に...全文を見る
○中西(績)委員 ですから、この点、一つの課題としてぜひ御検討いただければと思います。そうしないと、わずか〇・一ぐらいでやった万が恨まれるんじゃないでしょうかね。この点、ひとつお考えいただきたいと思います。  そこでもう一つは、物価指数。聞いてみますと、総務庁の物価指数によって...全文を見る
○中西(績)委員 それは、今まで出なかったということで指摘しなかっただけであって、だから、科学的にということになればある程度やはり複数ということが必要ではないか、私はこう考えるわけですね。ですから、今までなかったからこれはあくまで正しいということにはならないのではないか。というの...全文を見る
○中西(績)委員 終わります。      ────◇─────
11月24日第116回国会 衆議院 文教委員会 第4号
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○中西(績)委員 教員免許法一部改正に対しまして論議をするに当たって、私は、この問題はただ単に免許法の改正という矮小化されたものでなしに、大きく教育全般にわたるものとしてとらえてみたいと思います。  特にそうした意味で、私、時間制限されておりますから簡単にお答えを願いたいと思う...全文を見る
○中西(績)委員 ですから、さっきもちょっと問題になりましたように、試案ということの意味、なぜ試案なのか。一番肝心なところを答弁していないのですね。何でしょう。
○中西(績)委員 そうなりますと、強制力はありませんね。
○中西(績)委員 一番大事なことは、今言われるように短期間につくった、量が膨大だ、だから十分なものでないということでなしに、この中に書かれておる中身というのは今なお私たちが新しく継承しなくてはならぬ内容というのがあるはずです。私、一々、私に時間を三時間、四時間下さるならそうした論...全文を見る
○中西(績)委員 だから、やはり一番の問題は、試案として出され、そしてそのことは、教師の自由――これが一番大事なんだね。教育の中に自由がなかったら教育などあり得ぬですよ。あなたたちは官僚だから法律に縛られるということ、生まれついてからずっとその中に暮らしてきているからわからぬけれ...全文を見る
○中西(績)委員 なるのですよ。あなたたちが中身を詳しく書けば書くほど全部それはなっていく。何ページしかないと言うけれども、それが問題なのであって、がんじがらめではないですか。特に今度の改訂の場合には、枠をつくるわけですから、それがまたさらに拡大をされて抑え込まれてしまう。そして...全文を見る
○中西(績)委員 外国のを聞いておるわけじゃありません。今あなたたちがどうするのかということを聞いておるのであって、このような大綱を――いろいろたくさんの問題があるわけでしょう。例えば画一性についてどうなのかということについてもう一度私はお聞きいたしますけれども、じゃああなたたち...全文を見る
○中西(績)委員 それは何から出てきたのですか、何を原因にして。具体的に言ってくださいよ。
○中西(績)委員 私は、なぜそうなったかということを聞きよるわけです。だから、どうもようしゃべるけれども、私が聞いておることについては触れぬです。一番肝心なところでしょう。なぜそのようになったか、何が原因なのか。今あなたが言われるのは現象を出しただけでしょう。そうでしょう。それは...全文を見る
○中西(績)委員 わかりません。具体的に言ってください。
○中西(績)委員 だから、素直に答えてくれというのは、そうなんですよね。私は、学習指導要領がどうだこうだということを言っていないのです。例えば、あなたが言った、生徒の服装規定だとか校則だとかいろいろなもの、現象は言っているのですよ。ところが、それがどうなのかということは言っていな...全文を見る
○中西(績)委員 今たまたま熱心という言葉が出てきたのですね。こういう、熱心であればいいというわけにはいかぬでしょう。だから、その方法なりあるいは手段というものを選ばなくなってくるということになるのですよ。なぜか。管理するからでしょう。画一的であり、統制であり、そうなるとなります...全文を見る
○中西(績)委員 それでは福岡県教委、文部省から派遣された人を今度、私そのときのあれをちょっと今覚えていませんから、はっきりしたときには処分してくださいよ。我々現場は全部処分されたのですから。文部省から派遣されている人がやっているのですから。いいですね。
○中西(績)委員 何で伝習館高校の名前を出したのですか、局長。私は伝習館高校とは言っていませんよ。私のいた学校ですから。それを何で伝習館高校と言わなければならぬのですか。私はそういうやり方がいかぬというのですよ。私の学校は伝習館高校じゃありません、いた学校は。実際に処分されている...全文を見る
○中西(績)委員 いや、あなたの方のことではなくて、特殊なものだと言うけれども、それが何カ所もあったら特殊でなくなるのです。だから私はそこだけではないと言っているのですよ。  ですから、私が少なくとも先ほど自由と言ったのは、研修においても同じことが言えるのですよ。かつての研修と...全文を見る
○中西(績)委員 平田さんもですか。
○中西(績)委員 中島章夫審議官ですか、六十三年六月にやめておられますけれども、この方はふだんだったら、審議官くらいだったらどこかに天下るのですが、これは天下っておりますか。
○中西(績)委員 もう一つお聞きします。  小西さん、高等学校課長、ふだんの場合は、こうした大変重要な時期に転勤させられるのですか。
○中西(績)委員 お聞きすれば全部そうでしょう。朝倉さん、平田さん、理由はわかりません。中島さんも、民間ですから転職をなさった、こういうことですね。  明らかになっておることは、例えば朝倉さんの言っておられること、これは報道されておりますから私が申し上げても問題にはならないと思...全文を見る
○中西(績)委員 ですから、先ほどから申し上げるように、例えば社会科教育学会というのは五回にわたって意見書なりいろいろ考えていることを提出をしているわけですね。特に五回目の場合は、今言ったように学会全役員、会長、副会長、評議員、幹事全員、しかもこれは一人残らず署名をしておるという...全文を見る
○中西(績)委員 国際的云々だとかいう言葉だけがひとり歩きをしています。しかし、本当に人間というものを大事にする、この思想なしに世界史を勉強したら国際性を養うことにつながりますか。今、日本が経済的に優位になったということで大変な迷惑をかけたり、平気でやっているでしょう、もうけさえ...全文を見る
○中西(績)委員 終わります。
11月29日第116回国会 衆議院 文教委員会 第5号
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○中西(績)委員 時間の関係がございまして大変短うございますから十分な質問はできないかと思いますけれども、まず第一は、今回の社会科を分離をするというこのことに当たって、歴史的なものを重視をするというこうした中から、教育現場における論議だとかあるいはいろいろな教育学会における論議だ...全文を見る
○中西(績)委員 それぞれ諸先生のお考えなり認識につきましては理解できましたが、私はもう一つだけ問題提起をいたしましてお聞きをしたいと思うのですが、それは何と申しましても、先ほども高橋先生ちょっと触れられましたけれども、教課審における論議なりあるいは説得等が十分ではなかったという...全文を見る
○中西(績)委員 ありがとうございました。
○中西(績)委員 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、教育免許法の一部を改正する法律案に対して反対の立場で討論を行います。  まず、本法律案は学習指導要領の改訂により高校社会科が「地理歴史科」と「公民科」に分割されたことに伴う教育免許状の変更を行うものであります。しかし、学習...全文を見る
○中西(績)委員 私は、提案者を代表いたしまして、ただいまの法律案に対する附帯決議案について御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     教育職員免許法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、教育職員の免許と高等学校教育の重要性にかんがみ、...全文を見る
12月01日第116回国会 衆議院 文教委員会 第6号
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○中西(績)委員 昨日の社会労働委員会において厚生年金給付改善について修正が行われました。その結果、本会議で修正を含め可決をされたわけでありますけれども、特に修正を含んで私学共済年金との関係のある事項、この点はどういう内容があったのかを明らかにしていただきたいと思います。
○中西(績)委員 今説明のありました中に、特に昨日のこの修正の中で大きな問題になっておりました点、制度間調整が一つあるわけですね。  この私学共済の拠出金が当初三十億円と言われておりましたけれども、これが昨日の修正では二十四億円になっておると思います。そこで、この三十億円の算出...全文を見る
○中西(績)委員 鉄道共済に対する拠出金額が今言われましたように二十四億ということであります。先般、三十億の消化の仕方等について説明があっておりましたけれども、この二十四億についても大体六億円減額をしたというだけであって、この処理の仕方については変わりはないのですね。
○中西(績)委員 いや、今言われたことは確かでありますけれども、今度二十四億に減額をされたといたしましても、三十億を拠出する際に私学共済の中で処理する方法と全く同じようなことでやられるのですか、私はこう聞いておるわけです。
○中西(績)委員 いずれにいたしましても、この鉄道共済の場合には、本来なら国の責任の六十万人に上るような戦後の国鉄の皆さんをそこに収容したわけですから、この分が今全部年金受給者になって数を増大しておる、こういうことですから、今回の場合、こういうふうにして千五百五十億円を千八百億自...全文を見る
○中西(績)委員 清算事業団のあり方等につきましてもまだまだ先が不透明であるわけですから、こうした点はもう少し何らかの方式があったと思うのです。しかし、決まりましたので、これは事後の問題としてまた大きく浮かび上がってくるわけですから、そのときにまた論議したいと思います。  そこ...全文を見る
○中西(績)委員 いずれにしましても、私学振興財団あるいは都道府県補助につきましては、額の点からいいましても私学共済年金にとりましては大きなウエートを占めることになっておりますから、これが減額をされるとかあるいは一挙になくしてしまうというようなことにはならないよう、さらに努力をし...全文を見る
○中西(績)委員 ほかの共済年金だってほとんどそうした審議会を持っておられるわけですから、ここだけが国共に準じてということだけで済まされておるわけですから、やはり今までの歴史的なもの、そして今成熟度からいいますと若いと言われておる、そうした問題等がこれからいろいろ制限を受けるよう...全文を見る
○中西(績)委員 私は最終的には審議会を設置してほしいということを最後に申し上げて、この点については終わります。  そこで、きのう厚生省所管の年金関係三法案が修正の上、参議院に送付されましたが、この修正によって私学共済の財政はどのような影響を受けるのか。この点、基礎年金の問題だ...全文を見る
○中西(績)委員 そうしますと、こうした財源措置というのは、私学共済としては今後どういう対応をしていくのか、この点について簡単に説明してください。
○中西(績)委員 この点でもうちょっと論議をしたいのですが、時間が追ってまいっております。  いずれにしましても、これから掛金を引き上げなければならぬということになってくるわけですから、短期の場合と同様にこれから後の財政運営に当たっては、まだ成熟度が低いということで安心をしてお...全文を見る
○中西(績)委員 問題は、財源問題がこれから重要な課題になるわけですから、特に今回の場合、国の補助金三分の一については触れておりませんね。したがって、これから後、一元化に向けて本格的に基礎部分が非常に大きなそれぞれの負担になってきておるわけでありますから、この部分の補助金をどのよ...全文を見る
○中西(績)委員 終わります。
○中西(績)委員 私は、提出者を代表いたしまして、ただいまの法律案に対する附帯決議案について御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     私立学校教職員共済組合法及び昭和六十二年度及び昭和六十三年度における私立学校教職員共済組合法の年金の額の改定の特例に関する...全文を見る