中西績介

なかにしせきすけ



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開催日 会議名 発言
02月27日第123回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第2号
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○中西(績)委員 私は、新石炭政策実施に向けて八本の一括法案を提出され、さらにきょう通産大臣並びに労働大臣の所信表明をお聞きいたしまして、問題点について列挙しながら質問を申し上げたいと思っています。  一つは、この新石炭政策実施に当たりまして、通産大臣の所信表明の中にも明らかに...全文を見る
○中西(績)委員 少なくとも、新しい分野に進出をする、あるいは経営の多角化等を考えてみた場合、景気のよいときにやらずして、景気が後退期に入ったときにやろうといったって、私は大変困難だろうと思うのですよ。そういう気持ちがあるなら、石炭鉱業、従前からもうけにもうけて、そしてそれを今度...全文を見る
○中西(績)委員 今たまたま言われましたが、産業基盤整備におくれがあるとか、いろいろ反省がなされて審議会で審議されたと言われておりますけれども、先ほども私が指摘いたしましたように、交通政策、ここが大変なおくれをとっておるということ、あるいはこの地域における失業者の多さからいたしま...全文を見る
○中西(績)委員 進んでおれば私は安心をするのですけれども、そこで建設省、おいでですか。  特に私が今申し上げたような各国道における状況というのは、部長が答弁されましたように、縦横斜めに連絡をとってやっておるということであれば、建設省とも十分な御連絡をいただいておると思うのです...全文を見る
○中西(績)委員 私は筑豊の田川というところなんですけれども、福岡経済圏からいいますと、福岡から二つ峠を越えるのです。北九州の経済圏からいいますと、これまた峠を越えてのいわゆる盆地になっている内陸部なんです。ですから、この筑豊地区におきましても最もおくれるのは内陸部周辺がおくれて...全文を見る
○中西(績)委員 お二方の答弁、特に建設省におかれましては、全国的な今までの傾向からしまして、用地買収等を考えますと大変な事業だと思いますけれども、やはり地域の、県はもちろん関係市町村の協力をどう得るかという場合の施策として、従来よりもこれだけの熱意、決意をしてやっておるというこ...全文を見る
○中西(績)委員 ぜひこれから後も、昨年の箇所づけ等においても相当の伸び率を示したことは十分承知の上で申し上げておりますので、継続してやっていただきたいと思います。  そこで、次に鉱害問題に移りたいんですけれども、時間が制約されますので、これはまた法案のときに詳しくは指摘をしな...全文を見る
○中西(績)委員 そうしますと、このエネルギー政策の中における石炭政策、特に海外炭確保ということに重点を置いて移行していく、このことを今指したのではないかと思います。したがって、先ほどから申し上げておる各社の基本政策の中にそうしたものが中心に据わっておるし、従来からのあれも余り変...全文を見る
○中西(績)委員 次に、クリーン・コール・テクノロジー開発が日本の場合には世界でも最先端を行っておるのじゃないかと言われております。さらに、私は、新技術開発とあわせて地球規模での国際協力をこれから進めていかなくちゃならぬだろう。特に、石炭需給の安定化と地球的規模の環境問題解決にど...全文を見る
○中西(績)委員 この前新聞に出ておりましたように、あるいはまたテレビの放映がされておりましたように、メキシコシティーあたりにおきましては、高地でしかも盆地、そのために出てきておる問題は、余りにも排気ガスが激しくて、あるいは工場の排出する煙によって、もう全く周囲が見えなくなる、そ...全文を見る
○中西(績)委員 今お答えいただいた幅のある事柄については、油種によってそうした問題等が出てくるというふうに理解してよろしいと思うのですが、そこで、私がこの点で毎年見直しをするということにこだわるわけでありますけれども、結局、石油の輸入量は微増傾向にあるんですが、そこでもって出て...全文を見る
○中西(績)委員 そういたしますと、今のお話を聞いておりますと、これによって一定の財源を確保するということのクッションの役割でなくて、全体的なそうした見通しの中でということになるわけですね。この微増の傾向というのは続くのですか。
○中西(績)委員 そうしますと、私たちが一番財源問題で懸念をするのは、あるいは危惧をしておみのは、この点が狂いが生じてまいりますと、そうでなくとも不安定な石炭政策そのものが揺らいでくるんじゃないかということを心配しておるわけですね。したがって、今のお話をお聞きしますと、微増の傾向...全文を見る
○中西(績)委員 そこで、労働省お見えですから、労働大臣の所信表明、お聞かせ願った中で二、三の点について質問を申し上げたいと存じます。  一つは、石鉱害の答申がございまして、石炭鉱業構造調整に対応するために、先ほども申し上げましたけれども、石炭企業の新分野開拓に伴って、炭鉱離職...全文を見る
○中西(績)委員 ですから、新分野への配転だとか職業訓練を行う事業に対してそれぞれ助成をしていくわけでありますけれども、この部分については雇用安定計画を企業主側がつくって、そしてこれを労働大臣が、これは何と言うのですか、認定をすることになるわけです。そのときの一番の問題は、こうし...全文を見る
○中西(績)委員 二点目ですが、第八次の石炭政策によりまして炭鉱離職者が多数発生いたしました。今なお求職活動をやっておる人たちが相当数残っております。その数は所信表明によりますと約千四百人と言われております。これは「炭鉱別離職者対策の現状」という集約されて出されておるのを見ますと...全文を見る
○中西(績)委員 特に年齢的にも高い人が多いわけでありますから、現在の特にサービス業等を中心とした雇用創出をしておる部分においてはなかなか活動できないというのがたくさんあると思うのです。したがって、景気がよかった時代になおこうして残っているわけですから、この点の職業訓練を含めてど...全文を見る
○中西(績)委員 したがって、これは少数になっていったときに、これから後どのようにやっていくかについてはこれからの検討課題ですか。
○中西(績)委員 終わりますが、通産大臣、先ほどから申し上げましたように、産炭地問題というのは依然として、北海道で言うならば空知を中心にした内陸部、それから九州で言うならば筑豊を中心とした内陸部、そのほか佐賀、長崎等々挙げましても過疎地域になっているわけですね。ですから、これをど...全文を見る
○中西(績)委員 ありがとうございました。
03月04日第123回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第3号
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○中西(績)委員 非常に制限された中で質問をいたすわけでございますけれども、河原崎日本石炭協会会長さんにのみ、二点だけお伺いしたいと思います。  一つは鉱害問題であります。  昨年発表いたしました構造調整の基本的な考え方の中におきまして、三井グループは残存鉱害については早期解...全文を見る
○中西(績)委員 時間が参りましたので終わりますけれども、特に五年間でめどを立てたいという、このことを信頼を申し上げて期待を申し上げたいと思います。特に、先ほど出ました、合意が得られないという、こうした問題等につきましても、地方行政の皆さんなりあるいは地域の皆さんとやはり総合的な...全文を見る
○中西(績)委員 まず、時間がございませんので大変恐縮なんですけれども、できるだけたくさんのことをお聞きしたいと思いますので、簡明にお答えいただければと思います。そして、きょう、こうしておいでいただきましたことに対して、まずお礼を申し上げたいと存じます。  そこで、私は一番最初...全文を見る
○中西(績)委員 もう少し申し上げたいのですけれども、時間もございませんから、お聞きすることにとどめておきたいと思います。  そこで私は、鉱害問題に絞りましてお聞きをしたいと思います。  先ほどもちょっと出ましたけれども、有資力鉱害、午前中の日本石炭協会会長からの答弁では、こ...全文を見る
○中西(績)委員 そういたしますと、先ほどから出ておる同意の得にくい部分、そうした問題等について、ある程度これが解消するとお考えですか。
○中西(績)委員 そこで、荒牧参考人にお聞きします。  先ほども言われておりました鉱害処理業務、なかんずく認定業務が非常におくれておるということの指摘等があっておりました。そのほかの例としてたくさん、いろいろ挙げられておりましたが、この点で、先ほどから言われております同意を得ら...全文を見る
○中西(績)委員 もう一点、鉱害処理対策強化ということについてそれぞれ御意見がございましたけれども、特に赤水、湧水対策とか効用未回復問題あるいはがんがい排水施設の維持管理体制等、挙げていきますと懸案処理しなくてはならない問題がたくさんあるわけであります。これらの問題について、自治...全文を見る
○中西(績)委員 そこで、荒牧参考人に効用未回復問題で、どのようにすれば鉱害処理対策の強化になるのか、この点をひとつお聞かせいただくことと、それから、先ほど山本参考人が言われておりました、通産大臣は特定鉱害復旧事業を行う特定法人を設立させるという、これを言っておりましたけれども、...全文を見る
○中西(績)委員 終わります。ありがとうございました。
03月05日第123回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第4号
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○中西(績)委員長代理 小沢和秋君。     〔中西(績)委員長代理退席、委員長着席〕
03月06日第123回国会 衆議院 文教委員会 第3号
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○中西(績)委員 大臣の所信表明、先般お聞きいたしました。まず第一点は、この一ページにございます、「我が国の将来はこ云々から始まりまして、「教育の成果に帰するものであり」、「人づくりなくして国づくりなし」、こういう表現で基本的な姿勢を示しておるわけであります。特に私はこの中で重要...全文を見る
○中西(績)委員 大変内容的にはたくさんあるわけですから、その点の中でことし最も重要視してやろうと思っていることは何ですか。
○中西(績)委員 初中教育なり高等教育、そして万般にということを言われておりますけれども、私はぜひことし鳩山文部大臣にこれだけは実現をしてほしいという一つの例を挙げたいと思います。  それは、所信表明の中の九ページの最後に「学術研究の面においては、地球環境問題など人類共通の課題...全文を見る
○中西(績)委員 先ほども申し上げましたように、人権問題でまだまだ多くの問題が、日本の場合には人権三流国だなどという風評があるように、多くの課題があるわけでありますから、これと同時に、もうけさえすればよろしいという思想を排除しないと、環境問題というのは私は片づかないだろうと思うの...全文を見る
○中西(績)委員 これはいつものことでおりますけれども、昨年九月、野崎官房長が概算要求論議をいたしました際に、シーリングが設定されることはやむを得ない、この枠内で努力すると強調いたしまして、五兆三千百九十四億六千六百万という一般会計予算、そしてその占める比率は七・三。ですから、私...全文を見る
○中西(績)委員 そこで大臣にお聞きしますけれども、予算確保の基本姿勢というのが最も重要だということは、ここ十年間私は言い続けてきたわけですが、特にシーリング枠がはまってからもうどうすることもできないというのが実態です。したがって、海部元総理、前総理ですね、あるいは文教族と言われ...全文を見る
○中西(績)委員 ですから、いたし方ない、やむを得ないということでなくて、そうした枠を少しでも矛盾を解消するために変えていくという、これに向けて努力をするということを、するかせぬだけ言ってください。
○中西(績)委員 このことは、まさに教育財政そのものが大蔵の財政調整権の中でこのように抑え込まれてしまっているわけですから、ここをどうこれから論議をし、突破をしていくかということになっていくと思うのです。  人件費の多い一つの例が法務省ですね。法務省は事業費がないために、人権を...全文を見る
○中西(績)委員 従来はこれが五%なり組まれておったわけですから、こうした問題はやはり予備費としてちゃんと持っておかないと、今度これがまた決められると、アップしますと、財政窮迫、さらに高まってくるわけでありますから、ここら辺大臣も含んで、突破しなくちゃならぬという意味、こうした点...全文を見る
○中西(績)委員 去年の人事院勧告を見ましても、管理職については手当をうんとふやしましたね。校長だとかこういうところについてふやしているでしょう。要求すれば直ちに手をつけるんですよ。ところが、こういう大多数を占めるところの教職員に対する手だてというものは、熱心にやったと言われます...全文を見る
○中西(績)委員 特に大臣の所信表明の四ページにありますように、「教育は人なりと言われるようにこ云々と言うところがあるわけですね。これを言うんだったら、これは最優先でやらなくちゃならぬところです。特に東京あるいは大阪周辺におきましては、公務員の場合、民間の賃金と較差が十数%から三...全文を見る
○中西(績)委員 よくわかりました。この点は今後とも当たり前の問題としてこれから取り組んでいくということをお約束いただきましたので、安心いたしました。  そこで、義務教育費国庫負担の義務教育諸学校教職員定数についてお聞きをいたします。  第五次策は本年度で完了するわけでありま...全文を見る
○中西(績)委員 内容的には大変な調査のようでございますが、いち早くこの結果をおまとめいただいて、来年へ向けまして、特に概算要求、八月で締め切るわけでありますから、その時期にどう対応するかという基本的な方針を教職員定数について出さなければ、ならぬわけですね。ですから、まとまる段階...全文を見る
○中西(績)委員 わかりましたが、特に、私が最後に申し上げましたように、公立学校施設整備費と同じような状況に持っていかないように、これは必ず、先ほど言いましたように、九百四十八億ですか、この程度のものを毎年ここでうまく取り入れて、他に分配をするというようなことにならぬようにしてい...全文を見る
○中西(績)委員 終わります。
03月11日第123回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○中西(績)分科員 時間が三十分ですから、いろいろ多くのことを申し上げたいのですが、先ほどから三名の方の質問をお聞きしておりまして、同僚議員の提案あるいは指摘等がございましたが、高校から大学、さらにまた義務制教育の中における多くの問題点等を含めまして、たくさんの問題があるというこ...全文を見る
○中西(績)分科員 今大臣言われましたように、今なぜこんなものが残っておるのか、あるいはこういう不合理な差別があっていいのかというこうした問題について、不思議に思うくらいに感じておられるようでありますけれども、そのことが、戦後新しい憲法体制の中で自由と民主主義、人権をということが...全文を見る
○中西(績)分科員 括弧書きの「人種問題」であれば、十分な御理解をいただいておるだろう、こう思いますが、いずれにしましても私は、今言われた答弁の中から、同和対策審議会答申の基本理念は、私たち、そして大臣の中にも現在もなお生き続けておるということを認識してよろしいということを言った...全文を見る
○中西(績)分科員 そこで私は、こうした認識をお互いに統一いたしまして、そこからいろいろな施策なりあるいは対策なりが出てくるだろうということを期待するわけであります。  特に、先ほど強調されたように、本当に今までの部落差別問題というのは、日本社会の根底にある差別、分断あるいは従...全文を見る
○中西(績)分科員 私はこの点、地対財特法そのものがもう打ち切りだということを、あの五年間で終わりだということを法律として制定をしておった。だからこうした意見具申は、改めなければならぬというようなことまで付して協議会が出しているわけですから、率直にそうした点を具体化して、法そのも...全文を見る
○中西(績)分科員 それとあわせまして、こうしたものは、実態調査を集めましたら、これを今度は分析し、具体的に審議をする機関がやはり必要なんですね。ですから、この地対財特法に基づく形をそのままでいきますと協議会方式だということを言い張るでしょうけれども、本当に内容を一歩前進させるた...全文を見る
○中西(績)分科員 私は、協議会でいろいろな指摘ができますけれども、やはり今から二十五年前のことを思い起こしていただけば、この時期から余り前進をしておらないということを考えますと、もう一度協議会などということでなしに、枠の中での論議でなしに、新しい機関を設置して、そこで本当に日本...全文を見る
○中西(績)分科員 私は、やはり人権問題で我々がいち早く国際的にも肩を並べるような達成をするように、その一つとしてもぜひお願いをしたいと思います。  それから、大臣、「今日の部落差別」「おおさか  部落の実態」、こういうのをごらんになったことございますか。これはまた後で差し上...全文を見る
03月12日第123回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第5号
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○中西(績)委員 私は、八本の法律を束ね法案といたしておりますけれども、このそれぞれの法律につきましては、時間の関係で大変制限されておりますので、討論の過程の中で触れることにいたしまして、きょうは鉱害のみについて質問を申し上げたいと思います。  鉱害の早期復旧というのは、旧産炭...全文を見る
○中西(績)委員 財源については今お答えいただきましたけれども、特に私は、産炭地域における実態からいたしましても、この財源が将来を決定づける大きな問題を含んでおりますので、この点につきましては十分配慮し、今後も努力をしていただきたいと思います。  次に、鉱害復旧業務の処理につき...全文を見る
○中西(績)委員 今部長から答弁ございましたけれども、いずれにしても多くの人が残る期間十年ということでもって大変な心配をしておるわけでありますから、いち早くこの滞留案件については処理をしていただいて、新たに出直す気持ちで対処していただきたいと思います。  次に、鉱害認定が不透明...全文を見る
○中西(績)委員 一月からこの分についての改善を行っておるということでございますけれども、きょうは答弁要りませんけれども、私はこれについて不服審査的な討議のできる場所、機関を持つことが必要ではないかと思います。したがって、今まで何十年という被害を受けた皆さんのこの不満を解消するた...全文を見る
○中西(績)委員 これらの問題は従来から長いこと指摘をされたのですけれども、行政側の方がこうした点についての実態等からむしろ逃避をするような傾向があったわけであります。その結果がこの審議会の答申内容になってきたわけでありますから、いち早く手をつけられて、多くの皆さんのこうした不満...全文を見る
○中西(績)委員 特に、一番最初に出ましたように、一万二千件依然としてこの滞留があるということとあわせまして、多くの被害者の皆さんにどうしても権力的志向というものが映るし、そして従来から実施してきた経過があるわけですから、そうしたことを全部抜きにして抑え込んでしまうという認識を多...全文を見る
○中西(績)委員 次に、赤水あるいは湧水に対する今後の対応の問題でございますけれども、現在、赤水が五十カ所近くあると言われています。実際に処理施設のございますのは二カ所。上いうことになりますと、大変な問題をここに残したままになっていくわけであります。したがって、今後どのように対応...全文を見る
○中西(績)委員 次に、赤水、湧水を含めまして、かんがい排水施設について基金を新たに設けると聞いておりますけれども、その算定方式、そしてどのようにこれから具体化していくかについて答えてください。
○中西(績)委員 赤水も湧水もかんがい排水もこうして新たに基金を設けてやることになるということであろうと思うのですけれども、かんがい排水だけでなしに、赤水、湧水も含めておるということだけ答えてください。
○中西(績)委員 特にこの点私は指摘をしなくてはならぬと思いますのは、算定基準を物価スライドするとか、あるいは更新をするときの費用だとか、あるいは金利とのかかわりで基金を増額するとか、こうしたものがことしの予算ではある程度計上されてきていますね。こうした点で、さらにことしのように...全文を見る
○中西(績)委員 次に、効用未回復問題についてお伺いします。  生ボタの盛り土による家屋あるいは軟弱地盤地帯の家屋、こういうところで効用未回復のものについてどうするか、あるいは農地の追加工事、こうしたものに対する今後の対応はどうしていくかをお答えください。
○中西(績)委員 この問題も、特に農地等については今まで一次から二次までやってきたわけでありますから、三次の追加工事が皆さんから大変期待をされておるところでありますし、こうした点での早急な論議を尽くしていただいて、準備万端直ちにかかるという体制を整えていただきたいと思います。 ...全文を見る
○中西(績)委員 次に、累積鉱害解消後の問題といたしまして、指定法人は県単位だということを聞いております。私は、原則は県単位であっても、これを硬直的な考え方で変更しないということになりますといろいろ問題が出てくるのではないか、こう思います。特に、国が事業の認可をいたしますし、財源...全文を見る
○中西(績)委員 次に、累積鉱害解消後の浅所陥没対策も国の事務として扱うべきではないかと私は思っています。特に、将来のことでございますから、この点を明らかにしておくことが肝要ではないか、こう思います。特にこの経費の負担等につきましては、国と県あるいは地方自治体との割合等についても...全文を見る
○中西(績)委員 その場合、自治体が負担をする限度というものがあると思いますけれども、この点についてはどの程度を期待するんですか。
○中西(績)委員 次に、今問題になっております筑豊の方城問題などを含みまして、復旧計画が非常におくれておる有資力鉱害に対する対応はこれからどうしていくのか。特に、先般の本委員会における参考人の意見として、石炭協会の会長は、五年を目途に計画を立て、これを実施していくということを答弁...全文を見る
○中西(績)委員 復旧計画を私たちから提出を求められても、今まではこの点については明らかにしなかったわけですね。ですから、これから後、通産大臣からそうした点についての指摘をしながら本格的に取り組むという姿勢がなければ、到底これは達成できないのではないかと私は思います。今残っておる...全文を見る
○中西(績)委員 一般的な指導ではだめなんでありますから、十分打ち合わせを済ませて、そしてむしろ促進をするという体制をどうつくり上げるかが大きな課題だろうと私は思います。したがって、この点特に問題として取り上げておきたいと思います。  次に、効用回復だけでなくて、地域振興の一環...全文を見る
○中西(績)委員 非常に抽象的にしか物が言えないようでありますけれども、鉱害復旧をやる場合に今までの一番の問題は、先ほど申し上げましたように虫食い的にやるから、例えば私たちの地域におきまして出ておる問題としては、陥落した高さが六メーターも七メーターもあるわけでしょう。そうしますと...全文を見る
○中西(績)委員 ぜひこれは強硬に進めていただきたいと思います。  次に、鉱害復旧長期計画は、復旧の進捗状況等を踏まえて、期間中でも見直しを行うべきではないだろうかと思います。長期にわたる計画というのは、やはり実態を踏まえて反省をしながらやらないと多くの問題を残していくわけであ...全文を見る
○中西(績)委員 先ほどもちょっと触れましたけれども、審議会で初めてこうした問題について具体的に深く討論をして、今までなかなか手をかけなかった面におきましても、相当今回の場合には運用等につきましても変更するように、改善をするようになってきております。したがって、今言われましたよう...全文を見る
○中西(績)委員 次に、先般もちょっと出たとは思いますけれども、石炭鉱害事業団職員については、雇用対策について政府は責任を持つということを言われておりますけれども、この点を特に私は留意しなくてはならぬと思います。なぜなら、限られた期限内における職員というのは将来的に不安を持つわけ...全文を見る
○中西(績)委員 細かい点になりますけれども、今まで農地復旧の場合は一反当たり二百八十万、これを改善されたと聞きますけれども、私は、上限を余りにも小さく制限をいたしますと、効用回復等におきましてもいろいろな問題が出るのではないかと思いますが、どのようになっておるのか、そしてさらに...全文を見る
○中西(績)委員 最後になると思いますけれども、復旧工事を行うときに、工事を施行するに当たっての環境整備が物すごく大事じゃないかということを私は強く感じています。特に、施行者と被害者との間における調整等については、先ほど御答弁いただいた不同意問題等もございますけれども、これから後...全文を見る
○中西(績)委員 もう一つ、復旧費の積み立て。
06月03日第123回国会 衆議院 文教委員会 第7号
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○中西(績)委員 平成四年度の予算審議が終わりまして、これからいよいよ本格的に五年度に向けての概算要求がどうなるかについて質問をさせていただきたいと思います。  まず第一に、概算要求の編成基準を、通常でありますならば七月決定を六月下旬に決定するという意向のようでありますけれども...全文を見る
○中西(績)委員 未確定だというようでありますけれども、いずれにしましても、七月にはどういう条件になろうとも基準決定をいたしまして、八月には概算要求をするということになるわけでありますから、したがって、文部省の概算要求に向けての基本方針が策定をされなければならない時期に来ておるの...全文を見る
○中西(績)委員 今お話を聞いておりましても、新しいシーリング枠をどのように突破していくのか、あるいは文部省予算、この前も言っておりましたし、今も申されましたけれども、一〇・七二%、一般会計の中に占める文部省人件費。したがって、この約四兆一千五百億が人件費になっておるわけですね。...全文を見る
○中西(績)委員 そこで、理事の皆さんがいらっしゃらないということが非常に残念です。たった一人でしょう。——二人ですか。こういう状況ですから、行政府、政府から国会が軽視をされるという状況はこういうところからもあるんじゃないか、これを私大変憂えると同時に残念に思っております。まじめ...全文を見る
○中西(績)委員 午前中の小宮山委員の発言の中にも何回か出てきたことでありますけれども、私たちもこうした点について五、六年前から指摘をし続けてきたわけです。特にこの前、昨年でしたか申し上げましたように、少なくともこの文部省予算について二兆円程度は不足しておるんじゃないかということ...全文を見る
○中西(績)委員 高等学校もあわせてもうちょっと。
○中西(績)委員 それは高等学校の場合も同様ですか。——ただ、私この前IPUの会議に行きまして、帰りにドイツに寄って四、五日おったのですけれども、そのときにドイツ各州文部大臣連絡会議、三十二名で構成をしておるんだそうですけれども、そこの事務局長がちょうど休みだったのだけれども残っ...全文を見る
○中西(績)委員 一般的な答弁であったわけでありますけれども、私は二つの点から指摘してみたいと思うのですね。  一つは、賃金それから勤務態様、さらに学校の現場、こうした点を一つの問題として指摘できるのではないかと思います。  特に、賃金は人材確保法が——長々とありますから人材...全文を見る
○中西(績)委員 当時論議をするときに、ここに同僚の皆さんもおられますけれども、そのことを当初から私たちは指摘したのです。給与改定が何回かされるうちには必ず行政との間における逆転現象が起こってくるということを指摘したのですけれども、この部分について、人事院の方では起こってないとな...全文を見る
○中西(績)委員 この点は午前中の答弁の中にもございましたけれども、大蔵省あるいは人事院に対するこうした文部省の主体的な問題提起というものが本格的になされていかないと、予算がこういう状況にまで追い込まれておるのと全く同じような状況が出てくる可能性があるわけですから、ぜひ明確に示し...全文を見る
○中西(績)委員 では、あなたの見解をお聞かせください。
○中西(績)委員 だから、趣旨説明だけさせてたなざらしにする、あと何時間がまだ審議の期間があるわけですから、これは当然討論をして採決するなりなんなりして、やはり片をつけるべきだと私は思うのですよ。この点はぜひ、委員長今いらっしゃらないから、委員長にお伝えいただきたいと思います。
○中西(績)委員 そこで、本日は提出者との討論ができませんので、提出されておる法案の内容数点について、政府・文部省に考えをただしたいと思います。  この法律案は一九八二年、昭和五十七年に提出され、四月一日以降三回にわたって討論してきたところでございます。そのとき小委員会を設置し...全文を見る
○中西(績)委員 今のは答弁になっていないのではないかと私は思うのです。少なくとも私立幼稚園が多いからといって公立幼稚園の、申し上げました設置基準だけでなしに、教職員定数標準を示す法律というのはつくられるべきだと私は思うのです。  そこで、先ほど同僚の吉田委員からも法律案の説明...全文を見る
○中西(績)委員 したがって、今言われた二十人から三十五人ということを主張しておったようでありますけれども、いずれにしましても四十人以下、そして今三十五人に向けて努力しておるということでありますけれども、これはどこに行ったって幼稚園児の場合二十人台というのが常識になっておるわけで...全文を見る
○中西(績)委員 そうすると、三歳児を中心にしての指摘のようでありますけれども、三十五人という、これに向けても年限制限なしに早急に実施をすべきだということをこの文章は意味しているというふうに理解してよろしいですか。——わかりました。  それじゃ、この点を早くやって、次の段階どう...全文を見る
○中西(績)委員 もう時間がありませんから、もう一点、学校教育法等一部改正について、午前中同僚の沢藤委員の方からいろいろ指摘がございました。それに対する初中局長答弁がございましたけれども、私はいろいろ調査はしてあると思うけれども、学校現場の実態を知らない内容を文部省は依然として持...全文を見る
○中西(績)委員 時間が参りましたので、終わりますけれども、いずれにしても、この学校教育法等一部改正、この法律案、これに賛成をする人たちの意見を私は文部省は聞いたかということを指摘したいと思います。恐らくこれは聞いていないんです。ですから、こうした点も含めまして、これから徹底した...全文を見る
12月08日第125回国会 衆議院 文教委員会 第2号
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○中西(績)委員 私は、平成五年度文部省所管の概算要求について、二、三の点を質問申し上げたいと思います。  まず第一に、来年度予算は大変厳しい状況だと取りざたされておりますけれども、来年度予算要求の柱、俗に目玉などと言いますけれども、何を強調しておるのかをまず御説明いただきたい...全文を見る
○中西(績)委員 今大臣が言われました主要な柱について、できればすべてにわたりたいのですけれども、時間の関係がございますので、時間の許す限りお聞きしたいと思います。  まず第一に、第六次公立義務教育諸学校教職員配置改善計画案なるものが提示されまして、概算要求でこれを要求してあり...全文を見る
○中西(績)委員 二十九・一人、あるいは中学は三十三名が平均ということを言っておりますけれども、地方の過疎地域だとか、こういうところにおいては、もう既に三十五人学級あるいはそれ以下になりまして、今あなたが言われるような数になっておると思いますよ。問題は、これを超え、四十人を超える...全文を見る
○中西(績)委員 私どうも、この第六次計画、差し引き二万五千百九十一人というこの問題を、減少することによって生じた金額が、今私、計算はしていませんけれども、二万五千あれば、少なくとも二百億から二百五十億程度は軽くなるのじゃないかと思うのですけれども、そうなってくると、この分を文部...全文を見る
○中西(績)委員 それが問題なんですよ。何とか調査会だとかいろいろなコンセンサスを得て、そして三万五千二百九人というこの配置改善をすることによって、その目的を達成できるとその人たちは言ったのですね、それでは。今度私、参考人でこの次来てもらっていろいろ細かく聞きますけれども、これで...全文を見る
○中西(績)委員 それは文部省の机上の空論ですね。机上の空論ですよ、それは。あなたたちは勝手に、調査会なりの答申を得て、あるいは中間発表を得て、これによって作業をしたわけですね。あなたたちは三万五千二百九人でもう十分だという認識をしたわけでしょう。だから、私が言っておるように、む...全文を見る
○中西(績)委員 本来ならこれで時間を費やすつもりはなかったのですけれども、もう既に概算要求出されていますので、この点についてお聞きをしたいと思います。  この第六次計画案を見ますと、六年間にわたる計画だということを示しておるわけでありますけれども、これには何か特別な理由ござい...全文を見る
○中西(績)委員 これを見ますと、ちょうど改善増の合計が約八万、その約半数に近い三万五千、こういうことで六年、だから従来のペースに近いもので推移をしていくということで理解してよろしいですね。  そこで、問題はこの改善数、この案を表にしていただいておりますけれども、これを見ると、...全文を見る
○中西(績)委員 時間がありませんから途中省きまして、最後に、義務教育費国庫負担法に基づく事務職員あるいは栄養職員、これにも入っておるわけでありますけれども、従来どおり基幹職員として除外しないということを今まで言い続けてきたわけでありますが、大蔵省の態度の中にはいろいろな変化があ...全文を見る
○中西(績)委員 そこで、大変失礼なんですけれども、今大臣言われましたように、あと何日かということになれば、予算が確定する段階になりますと交代する可能性だってあるということのようですから、引き継ぎ事項の中の重要な案件としてこれを引き継いでいただくということを確約できますか。
○中西(績)委員 それでは高等学校の教職員配置についてお聞きしたいと思います。  第五次の高等学校教職員配置ということになると思いますけれども、第六次義務教育諸学校教職員配置改善計画、これに全く準じてやるのか、それからこの年数についても、そうした六年計画の中に入るのか、あるいは...全文を見る
○中西(績)委員 特別、何かございますか。
○中西(績)委員 はい。だから、配置改善で特別なものがあれはということです。——それでは六年という中でやられるわけでありますけれども、この計画は各県の実態に即して立案、実施計画案なるものを独自に作成をするということになるのではないかと思いますが、具体的な作業日程等をお聞きしたいと...全文を見る
○中西(績)委員 そうしますと、六年間ですから、六年計画と言わずとも五年計画でもいいわけですか。
○中西(績)委員 じゃ、自治省との関係については、これからずっと継続して折衝を続けていくと思いますので省きますが、私立高等学校も学級編制の標準等は同様に処置をするのですか。
○中西(績)委員 この点はやはり経営的な問題等もあると思いますけれども、ぜひ指導していただくようお願いをしておきたいと思います。  次が私学の予算でありますけれども、経常経費に国の補助金の占める割合というのは減少の傾向をずっとたどっておるわけであります。そこで、経済企画庁国民生...全文を見る
○中西(績)委員 そこで、過去最高の助成額というのが八〇年に二九・五%まで達したことがあります。したがって、少なくとも五〇%を目標にして出発をしたわけでありますから、三〇%程度にまで何とかその率を復活させていくということが計画化されないと、もう到底これらの問題については、むしろ文...全文を見る
○中西(績)委員 ぜひそうした計画をやはり十年先なりを考えて立てていただいて、それに近づける努力は、財源をどう求めていくかということとあわせてやらなければならぬと思いますね。  いよいよ時間が迫ってきたわけでありますけれども、この点だけお聞きしておきたいと思います。特別補助、こ...全文を見る
○中西(績)委員 最後になりますけれども、国立学校特別会計についてお聞きしたいと思います。  私は何年も前から特別会計については破産状況にあるということを指摘してまいりました。二兆三千四百三十二億五千三百万、前年比千二百五十九億増となっておりますけれども、これの来年度の特徴は何...全文を見る
○中西(績)委員 時間が参りましたので終わりますが、何としても、この国立学校特別会計等につきましても相当厳しいと思いますので、ぜひ拡大策を昨年より以上に頑張っていただきたいと思います。  大臣は就任以来四百日ということを聞きましたけれども、特に文部省という行政組織に入られたその...全文を見る
○中西(績)委員 ありがとうございました。