中西績介

なかにしせきすけ



当選回数回

中西績介の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月03日第156回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○中西委員 冒頭に、委員長にお願いをしたいと思います。  それは、私の質問時間、十五分です。したがって、イエスかノーで質問をいたしますので、そのように答えるように、極めて簡単に聞きますから、指揮をしてくださるようお願いをしたいんです。  私は、本予算委員会における本日までの審...全文を見る
○中西委員 そこの本部長であるということを先般は知らなかったわけであります。ということは、そうした内容を熟知しておらなかったということになるわけです。ですから、改めて勉強されたんであろうと思いますけれども、この点は、少なくとも十四、こうした本部長を設置して、内閣が中心になっていろ...全文を見る
○中西委員 もう一つ、労働基準法は遵守されていると思うかという質問でございますが、なぜ私がこのことを聞くかというと、労働組合のあるところでも、ないところはもちろんでありますけれども、年休は全くとれず時間外労働、休日もとれない事業所では、年間二千時間以上、月二百時間以上サービス残業...全文を見る
○中西委員 調査ができないというのは、これは答えは要りませんけれども、指摘をしておきますと、調査すらもできない基準署の人員配置であるということの証左であろうと私は思います。  したがって、この種行政のサービスというのは、こうした点でいかに国民の人権を守るか、こうした点が重要であ...全文を見る
○中西委員 質問に答えていません。
○中西委員 今、私がずっと各大臣に答弁を得ましたけれども、四点にわたってお聞きをしたところでは、すべてこれらの問題について国際機関から指摘をされておるということをここで確認したいと思います。  もう一つ、人権擁護法についても国連から問題点を指摘されているとのことですが、この点に...全文を見る
○中西委員 人権擁護法です。
○中西委員 今言われましたように、これまた指摘をされたわけであります。このように、人権問題にかかわる国際的な関係、私、今ここでやるのは、すべてここで論議された問題についてのみ指摘をしたわけでありますが、こうした状況にあるということの認識をどのようにお受け取りになっておるか、総理、...全文を見る
○中西委員 ですから、そうであれば、こうした問題について、少なくとも総理は本部長でありますから、このように日本政府のとられておる内容が国際的に問題になっておるということをどう克服していくか、大事だと言われるからですよ、この点は全く、小泉総理になってから本部会議は開かれておりません...全文を見る
○中西委員 今言われましたように、こうしたことに対しての反省とおわびを言われておるようでありますから、この事件がどういう内容であったかということ、性格を持つかということ、このことは十分お察しいただけると思います。  私は、民主主義国家における、こうした行政の手によって殺人が行わ...全文を見る
○中西委員 はい。OECDに加盟している国々の中で、日本だけがやっておらない、こういう団結権を付与していないという状況です。これは調査に行かれた方もみんな驚いたんです。ですから、これくらい今の小泉政権は、まさに民主主義を全く理解をされていない。  したがって、私は、その点を明ら...全文を見る
03月12日第156回国会 衆議院 文部科学委員会 第4号
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○中西委員 私は、きょう、午前中から午後、お二方の論議を聞いておりましても、文科省の考え方がおおよそわかりました。本当に残念でなりません。  この中身、たくさん聞こうと思ったんですけれども、この中から数点にわたって指摘をしながら、もう一度、皆さんが、この義務教育費国庫負担法改正...全文を見る
○中西委員 今お答えになりました八月の際には、教育という視点から、いろいろあったけれども、その流れを文科省の流れに変えることができた、その後の十月なりになってきますと、これは相当変わってくると思うんですけれども、その際も、論議の中心をやはり義務教育に置いて論議をしたということです...全文を見る
○中西委員 ですから、今河村さんが答弁なさったその内容というのは、義務教育国庫負担制度を設定するに当たってのまた基本理念でもあったと思うんですね。  ですから、私は、いろいろ分権推進改革会議だとかいうところあたりで、分権という問題と、私は分権することは確かにこれはまた民主主義の...全文を見る
○中西委員 文科省が誤っているのは、先ほど幾つかの点を出しましたけれども、現場に任せていいことに手を突っ込んでやるんですよ。例えば、現場の運営の仕方だとか、あるいは指導要領の問題だってそうなんですよ。指導要領ですから、全部じゃないんですよ、その基本にかかわるところはそうかもしれな...全文を見る
○中西委員 それでは、それに沿って、この義務教育国庫負担の問題はどうなんですか。ですから、私はわざわざ義務教育国庫負担制度、この基本理念を聞いたんだけれども、そこがあいまいだから、またはっきりしないんです。
○中西委員 そうしますと、今言われましたように、一般財源化することは認めるということですね。
○中西委員 もう一度戻りますけれども、義務教育国庫負担はこのようにして設けられたけれども、なぜ、給与面における問題を、義務教育国庫負担として国が一律的に支払うということをなさったんですか。お答えください。
○中西委員 そうしますと、この問題はかつての市町村、自治体の財政上からいうと物すごい格差があったわけですね。Aという村に勤務する者とBという町に勤務する者の賃金の差があったということはお認めですか。ですから、そのように同じ、今言われる義務教育を施すに当たって、そこで働く皆さんの場...全文を見る
○中西委員 今、各学校の給与というのは、地方公務員の場合には、あなたも御存じのように、労働基本権を付与されていませんから、交渉権も何もないわけですね。ですから、地方では地方人事委員会がその地方の実態と合わせて給与を決めていますよ。それでやっているんです。ですから、それによって出て...全文を見る
○中西委員 ですから、皆さんが根幹は守ると言うのは、では何を指しておるか、答えてください。
○中西委員 ですから、その根幹を守ると言って、給与、義務教育で今中心になっている部分、ほかの何々手当だとかなんとかじゃなしにまさに給与面ですね。このことが根幹を守る大きな、皆さん方が絶対譲ることはないと言っているけれども、ところがこれは、見ていただくとわかるように、十二月二十四日...全文を見る
○中西委員 私が申し上げましたように、手当てでなしに私が全額と言うのは、あと残る二兆何千億かなんですよ。この分まで今度は一般財源化するということがこの中に含まれているでしょう。三者の合意の中に、十八年度までにこの分についてはやるということになっているんですよ。ですから、それを全部...全文を見る
○中西委員 検討するじゃだめなんですよ。検討したらまたやられるんだよ。  では、担保があるなら言ってごらん。
○中西委員 ですから、攻められれば、今はもう幹だけが残るんですよ。あと、来年はもう決まっていますからね。来年やらぬということではないでしょう。退職手当と児童手当はもう来年はなくなるんですよ。そうすると、完全に給与費だけになるじゃないですか。そうしたときに、それが守り得るという保障...全文を見る
○中西委員 いや、だから、我が土俵でと言うけれども、今まで我が土俵になったためしがないんですよ。少なくとも、あなた、では、お考えいただければわかるように、大学の特別会計と義務教育国庫負担にかかわるこの財源を除いたら、文科省はなくなるんじゃないですか。もうほとんどなくなるんですよ、...全文を見る
03月19日第156回国会 衆議院 文部科学委員会 第6号
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○中西委員 定員数が足りぬようですけれども、この中でやってよろしいかどうか、委員長の御判断をいただきます。
○中西委員 私は、わずか三十分しかありませんからはしょって申し上げますけれども、この問題、大学改革とのかかわりがあるということで、今文科省が最も重要な課題として抱えておる大学改革、こうした本来的なものとあわせてただしておきたいと思います。  国立学校設置法の一部改正は、提案理由...全文を見る
○中西委員 この環境の中で今言われました中身の中で、ちょっとひっかかるんですけれども、互いにというのは何を指して互いにというんですか。
○中西委員 私、競争的という言葉が、近来、いろいろな改革案だとか遠山プランを見ましても、すべてそういうので塗り固められておるんじゃないかという気がするものですから、それが全体的な大学像の中でということになってまいりますと、日本の大学のあり方というものが非常に問題視されるようになっ...全文を見る
○中西委員 私は、これが変わっていないということが、特に私がゆっくり読みまして声高に言いましたけれども、そういう点が非常に大事だろうと思い、これからの大学のあり方そのものが、どういう体制をつくり上げていく、これが大学なんだという、このことの基本になるものはここに集約をされておる、...全文を見る
○中西委員 それでは、論議するのに私と大体同じ立場に立ち得たと思いますので、その視点から今度は確認をしていきたいと思います。  そこで、二〇〇一年、平成十三年五月に、小泉総理の参議院での答弁、国立大学民営化あるいは地方移譲などという発言がありましたけれども、これと軌を一にしたよ...全文を見る
○中西委員 それでは、その整合性をもう少し具体的にお示しいただけませんか。
○中西委員 今のような答弁をいただくと、どうも私はこの遠山プランというのを、先ほど三つの柱について説明が、簡単ですけれどもありました。これを大体、その中の主要な点をずっと列挙したものを持っておりますけれども、あなたたちが示した分です、これは。それを持っておりますけれども、時間があ...全文を見る
○中西委員 終わりますが、今御答弁いただいたように、私感じますのは、なぜ山形大学の例を出したかというと、これは、文科省が集めて論議をして、これが非常に強まってきた、ところが、いろいろ問題が出てきて我々があれすると、今度はその干渉が非常に、弱くなったか何か知りませんけれども、そうい...全文を見る
04月23日第156回国会 衆議院 文部科学委員会 第10号
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○中西委員 きょうは、四先生においでいただきましていろいろ御意見をお聞かせいただきまして、本当にありがとうございました。  こういう機会がさらに何回もあれば、また時間が十分であれば、さらに進化した討論が行われると私は思うんですね。その点、わずか十五分という大変短時間でやらなくて...全文を見る
○中西委員 なぜ私がそのことをお聞かせ願おうと思ったのかといいますと、先ほど石参考人がおっしゃいましたように、法人化法が具体化され、三月に大臣から説明があった。そして大学は、先ほどの御意見もございましたけれども、運用によって行えば、こういうことをおっしゃったけれども、先ほど赤池参...全文を見る
05月16日第156回国会 衆議院 文部科学委員会 第13号
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○中西委員 私は、今まで論議をずっとお聞きいたしておりましても、多くの問題があるということを痛感いたしながら、きょう採決ということでございますから、総括的なものも含めまして討論に参加をしたいと思います。  そこで、昨年三月、国立大学等の独立行政法人化に関する調査検討会議、これが...全文を見る
○中西委員 そうしますと、法人化することによって大きな進展を、そういう展望を開こうとしておるということを言われるわけでありますけれども、時間がありませんから細かいことに触れませんが、それでは国立大学では、改革が不可能だったんでしょうか、今言われたような事柄ができなかったんでしょう...全文を見る
○中西委員 国立大学法人のこれを進行させたときに幾つかの問題が出てくるということは、この前から多くの皆さんからも指摘をされておる部分がありますね。あなたが今言われたことは、文科省、かつては文部省です、これがむしろ管理統制という面を強めておったからそのことがあったのであって、それを...全文を見る
○中西委員 今あなたが最後におっしゃったところあたりは、それがとめられていないんですよね。八〇年代から大学改革という問題が論議され始め、特に九〇年代になってそのことが加速してきて、ここ数年の間における加速度というのは、また顕著なものがあるんですね。  そういう歯どめが、あなたた...全文を見る
○中西委員 ですから、先ほどから、きょうの論議をずっと聞いておりましても、先にそうした法律なりなんなりを全部整え、そして先ほど出ておりましたように、例えば労働安全衛生法、こういう問題だとか、あるいは法人に移行するに当たっての、移行前の問題だとかあるいは移行後の問題、そういう財政的...全文を見る
○中西委員 財務省はあのように言ったんですから、今度は文科省がどれだけ頑張るか、主張がどう通っていくかということが問題ですから、ひとつ頑張ってください。  それから、私、かつて地方公務員をやっておった経験がありますので、二、三について、時間がもうありませんけれども、聞きます。簡...全文を見る
○中西委員 時間が参りまして大変恐縮です。ですから、先ほどから申し上げましたように、何人かの方が指摘しましたように、労働安全衛生法の問題にいたしましても、財政問題等につきましても、やはりそうした計画をちゃんと出して、我々国会側にこれだけ要求しているわけですから、いついかなるときに...全文を見る
05月30日第156回国会 衆議院 文部科学委員会 第15号
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○中西委員 私は、時間が三十分という制限された中ですから、海洋研究開発機構についてもお聞きしたいんだけれども、できません。きょうは、支援機構のみについてお聞きをしようと思っています。  まず奨学金制度でありますけれども、私は、育英会を廃止する理由が極めて不明だと思っています。な...全文を見る
○中西委員 今の答弁を聞いていますと、反論にはなっていないですね。行政構造改革をするから、あるいは見直しをするからとか総合的だとか言っていますけれども、本当にあなたがおっしゃるようなことがあるなら、私たちが少しでも今のそれを変えさえすれば、何も問題はないと私は思います。そして、弾...全文を見る
○中西委員 小泉総理は、米百俵問題を出しましたね。今の内閣というのは、少なくともそのような基本姿勢で臨むということが所信表明として出されておるじゃないですか。このことをお忘れじゃないと思いますよ。  しかも、今までの経過の中で、私が指摘をしましたように、あれほど私たちが反対をし...全文を見る
○中西委員 御本人が努力をしたから、それで私たちは押しつけられたんじゃかなわぬですね。御本人が努力をしたから、してきています、だから我慢をしろというのは、それじゃ私たちは納得するわけがありません。では、あなたたちがGDP比を押し上げるためにどのように努力をしたか。これはまた別の機...全文を見る
○中西委員 では、そういう民業を圧迫しておるということで銀行ローン化はしないということを今言われたということで確認してよろしいですね。  次に、評価委員会は何を基準にして評価するのか。単年度会計で回収率を向上するため数値目標を設定すれば、返せる人にしか貸さない制度になる可能性が...全文を見る
○中西委員 内容的にはまだちょっと指摘をしなきゃなりませんけれども、この次の質問とのかかわりがありますから、これだけで終わっておきます。  次に、高校奨学金の都道府県移管に際して、十年から十五年で二千億、目的交付金などと言っているようでありますけれども、十分な財源措置による予算...全文を見る
○中西委員 特に最後に言われたところあたりは、十分勘案をされてこれからも指導するべきであろうと思っています。  それから、もう時間がなくなってきたんですが、機関保証制度について、大臣は、学生の負担状況を考え、奨学事業にふさわしい安定的な制度とすべく検討しておる、連帯保証人がない...全文を見る
○中西委員 特に今言われました後半の部分を重視をしていかなくちゃならぬと思いますが、これはこれくらいで終わります。  そこで、もう一点。機構法案附則十条、日本育英会の場合には一切の権利義務は機構に継承するということになっていますが、留学生公益法人の場合は、附則十三条によりますと...全文を見る
○中西委員 現行公益法人の職員が独立行政法人と継承公益法人に雇用されるような内容になっておりますけれども、不安あるいは疑心暗鬼、こういうことのないように、格差が生じないようにしなきゃならぬと思うんです。  例えば、私は、今までいろいろな特殊法人、統合だとか廃止だとかいうことをや...全文を見る
○中西委員 それでは、残る時間を、文科省の参議院における答弁、あるいは私が聞いた説明について再確認をしておきたいと思うんです。  この法案附則十三条で継承公益法人に移管される業務と基準について、文科省の答弁、説明の中に収入の上がる事業として幾つか挙げられているけれども、機関保証...全文を見る
○中西委員 時間が終了しましたので、ちょっと残りだけ、宿題を与えておきますので、よろしいでしょうか。  一つは、留学生関係の公益法人二百二十三人中、独法百五十人、継承公益法人四十から五十、その他大学等に残りを配置すると聞いておるけれども、これがどうなのかということ。  継承公...全文を見る
06月04日第156回国会 衆議院 文部科学委員会 第16号
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○中西委員 私は、海洋研究開発機構のことも思ったのですけれども、前回からの質問をずっと聞いておりまして、まだまだ多くの問題があるということで、この次に、同僚に譲るといたしまして、今まで討論されてきた内容等を含めまして論議をしたいと思います。  先般、三十日の本委員会で、時間の関...全文を見る
○中西委員 そうしますと、シミュレーションによる資産の配分をするということを聞いておりましたけれども、今説明をしましたように、その分が収入のある部分として一つのシミュレーションをしていったということになると思います。ということになりますと、将来不安のない、責任ある体制というのは、...全文を見る
○中西委員 ですから、財政的に大変困難な中で一生懸命やっているということをこの前からずっと言い続けておるわけでありますけれども、先ほどの同僚委員も財政問題等についても触れておりましたように、実質的にどうなんだということからいうと、少なくともやはり無利子貸与の拡大などということはも...全文を見る
○中西委員 この前から自信を持って大臣も言われているように、九八%の返済率ということですから、あなたが今御心配なさるようなことはほとんどない、こう考えて私は言っているんですよ。では、九八%が心配だと言うんですか。  ですから、少なくともそれを言う以上、しかも、企業会計がなじまな...全文を見る
○中西委員 そこで、やはり関連で出てくるのは、九八%の返済ですね。ですから、国民金融公庫がどういう返済率をあれしているかわかりませんけれども、そこのいわゆる九八%という安定的なものがあるからこのように低率でということが言えるのじゃないかと私は推察するわけです。ですから、そうであれ...全文を見る
○中西委員 その点は、皆さんに公開して、だれからも本当に検討したということが評価されるように、我々側から評価されるようにしていただきたい、こう思っていますので、この点は十分注意してください。  時間がなくなりまして、あと数点残っていますが、まとめてお聞きしたいと思います。  ...全文を見る
○中西委員 まだ、今の答弁の中にもいろいろありますけれども、これで終わります。