中根康浩

なかねやすひろ



当選回数回

中根康浩の2013年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月15日第183回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
議事録を見る
○中根(康)委員 民主党の中根康浩でございます。  まず、今、大西議員がなさっておられた議論から始めたいと思います。  通告はいたしておりませんけれども、丸川政務官、改めてお尋ねをいたしますが、大西議員が配付をした資料に掲載されていることは、厚生労働省としての公式見解だという...全文を見る
○中根(康)委員 参議院議員としてのとか、政務官としてのと使い分けるんですか。これからも使い分けるつもりなんですか、それは。それはおかしいですよね。  それは、政務官・参議院議員丸川珠代議員だということであろうと思いますので、そこは使い分けるような詭弁というか逃げ道はつくらない...全文を見る
○中根(康)委員 理事会で協議をしていただくということを、委員長からおっしゃっていただけました。  余り、緊張感を持った空気の中で質問を始めるというつもりはなかったんですけれども。  改めて、田村大臣、厚生労働大臣御就任おめでとうございます。適材適所というのは、私は、まさにこ...全文を見る
○中根(康)委員 厚生労働大臣の立場ではそこまでが限界なのか、あるいはもう少し踏み込んだ御見解をいただけるのかと少し期待をいたしておりましたが、ぜひ、この地裁の判決は尊重をしていただいて、それと同時に、私ども国会の立場でも、公職選挙法の改正ということにやはり取り組んでいかなければ...全文を見る
○中根(康)委員 大臣というお立場ではなかなかお答えしにくいことをお聞きして恐縮ではございましたけれども、ぜひ下村文科大臣同様に、これまでの厚生労働行政におけるさまざまな知見を、自民党議員の一人として、自民党の立法作業といいますか、国会のこういう立法作業にアドバイスを賜りたいと改...全文を見る
○中根(康)委員 モデル事業、これももちろん大切なこと、重要なことであると思いますけれども、もう一度、ちょっと答弁がはっきりわからなかったんですが、必ずこの困窮者支援法案を提出していただくという約束ができたのかどうなのかということでありますが、いかがでしょうか。
○中根(康)委員 ぜひ最大限の努力をしていただいて、これは、先ほどと同じことを繰り返しますけれども、予算は恐らく通っていきます。通っていくと、生活保護水準は最大一〇%切り下げられるということになります、八月以降。これだけが先行して、困窮者支援制度が法案の提出すらされない、国会で議...全文を見る
○中根(康)委員 ということは、三年間で七百四十億円削減をするということが現時点では方針として決められているけれども、来年度あるいは再来年度の予算をつくるときには、その時々の物価の動向といいますか、そういったものを改めて勘案して、必ずしも今の予定どおりに削減をするとは限らない、削...全文を見る
○中根(康)委員 前回の十九年度の見直しのときにも、ある意味というか、明らかにデフレ状況であったということはあると思うんですね。それと、今回はまたデフレで削減をする。  前回はデフレであったけれども、ある意味政治決着で据え置いた。今回はデフレをそのまま反映させる。これは、前回と...全文を見る
○中根(康)委員 時間が参りましたので、最後に一問だけお願いをして、終わりたいと思います。  生活保護基準の切り下げは、最低賃金にも影響するわけであります。  総理は大企業に賃上げをしてくれとお願いしておきながら、一方で、この政策によって最賃は上がらない、むしろ上げない理由を...全文を見る
○中根(康)委員 終わります。ありがとうございました。
03月22日第183回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
議事録を見る
○中根(康)委員 民主党の中根康浩でございます。  本日も、三十分お時間をいただきまして、田村大臣を初めとする皆様方と議論をしてまいりたいと思います。  まず初めに、前回も田村大臣の御見解を伺いましたが、例の東京地裁における成年後見選挙権判決、公選法十一条一項一号、成年被後見...全文を見る
○中根(康)委員 改正をすると、選挙権を被後見人に認めると、不正な投票が行われるということも危惧をされておられるようでありますけれども、不正な投票というのは、そうでない方々でも幾らでもやる。これはまたこれとして、別の問題でありますので、全く法律と憲法が整合していないということは明...全文を見る
○中根(康)委員 田村大臣から大変前向きな御答弁をいただきました。  そんなに数が多い、べらぼうに多いというわけではありませんし、また、当事者の方々は高齢になっておられて、このまま国からの誠意を受け取ることができないままお亡くなりになっていくということであれば、これは本当に残念...全文を見る
○中根(康)委員 趣旨はよくわかりましたが、沖縄の知事さんを初めとする方々が場合によっては出席できないかもしれないという報道もなされております。沖縄の方々も気持ちよく理解していただいて御参加いただけるようにする、その具体的な御答弁が、今ちょっと聞き取りづらかったんですが、改めて、...全文を見る
○中根(康)委員 それでは、またいずれかの機会に官房長官からの御見解を拝聴してまいりたいと思っておりますが、ぜひ、御指摘を申し上げた点につきましては、最大限の御配慮を賜りますようにお願いを申し上げます。  私は、むしろ、もちろん戦後生まれでございますし、占領下での暮らしは直接は...全文を見る
○中根(康)委員 私が求めているのは、議事要旨ではなくて、一人一人の議員の方々がどんな発言をされたかという議事録でございます。この公開を求めさせていただいております。  それは、つまりは、先ほど申し上げましたように、労働者の、国民の暮らしや仕事に極めて重要な影響をもたらしかねな...全文を見る
○中根(康)委員 それで、金銭解決制度については、これまでも、二〇〇三年、労働基準法の改正を議論した際、あるいは、二〇〇五年、労働契約法制定を議論した際、過去二回にわたっても議論がされている。そして、改めて今回、産業競争力会議を舞台として行われているということでございます。  ...全文を見る
○中根(康)委員 田村大臣が三月十五日にこのテーマ別会合に提出をした資料にも、「失業なき労働移動」という表現がなされておるわけでありますけれども、この「失業なき」、つまりは、まず失業者が出てしまった、その上で、どこか、ここに成長産業がありますよ、あそこに求人がたくさんありますよと...全文を見る
○中根(康)委員 そうであるならば、労政審の議論にもう今のうちから委ねて、何か、使用者側だけの一方的な議論が先走るというような環境というか状況というものは今のうちから排除をするということが、私は、本来田村大臣らしい指導力の発揮の仕方だということを申し上げて、質問を終わらせていただ...全文を見る
04月01日第183回国会 衆議院 予算委員会 第17号
議事録を見る
○中根(康)委員 民主党の中根康浩でございます。  通告をいたしました順番を少し変えまして、二番の、解雇の金銭解決制度について、田村厚労大臣を中心に議論を進めてまいりたいと思います。  三月の二十八日の予算委員会で、民主党の山井議員の質問に対して、解雇の金銭解決は安倍政権とし...全文を見る
○中根(康)委員 田村大臣の見解はよくわかりました。よくわかります。二十八日の山井議員との議論でも、田村大臣は恐らくそういう趣旨の御答弁をされておられたと思いますが、安倍総理は違ったような気がします。  山井議員は、この資料一の、いわば事前も事後も含めて質問をしたし、世界じゅう...全文を見る
○中根(康)委員 改めて確認をいたしますが、田村大臣と総理は、このことについて、二十八日の予算委員会の山井議員の質問以降、この答弁の内容についての打ち合わせといいますか、考え方の整理はされたことはありますか。今、感じておるとかあるいは推察とか、そういう感じで受けとめさせていただき...全文を見る
○中根(康)委員 山井議員の質問は、決して混同されていなかったし、明快なものであった、明快なものに対して安倍総理が明快に答弁をされたという当たり前の受けとめ方を我々はしておるのでありますが、きょうは田村大臣は、どうもそうではなかった、あるいは総理の答弁のあり方を修正されておられる...全文を見る
○中根(康)委員 いずれにいたしましても、安倍総理の考え方を改めて確認しなければ、今、田村大臣がおっしゃったことと安倍総理の、あのときは私どもは全面否定をしていただいたと思っておりますが、この答弁との食い違いがあるのかないのか、総理と田村大臣との間で。本来、この時間までに確認をし...全文を見る
○中根(康)委員 大変適切なお裁きをありがとうございます。  つまりは、総理がやらないと言ったことの中に事前も事後も両方とも含まれるのか、あるいは、どちらかだけを指しておっしゃった、田村大臣の御答弁のようなことを指しておっしゃったのか、そこをはっきりさせてほしい。総理がきちんと...全文を見る
○中根(康)委員 大体といいますか、結果的に何となくそういう数字が出てきたということであるというふうな御答弁だったんですけれども、改めて、私が今質問したような疑問を解消していただくためにも、生活保護世帯における消費支出の実態調査というものは恐らく今まで、正確にといいますか、行われ...全文を見る
○中根(康)委員 大臣の答弁は理解できないわけではないわけでありますが、しかし、絶対的な基準というものがつくられていないとするならば、あるいは昭和二十年からさまざまな変遷を繰り返して今の制度があってということであるならば、改めて思うのは、定かでないといいますか、絶対的なものでない...全文を見る
○中根(康)委員 新藤大臣からは丁重に御説明をいただいたような気がいたしますけれども、しかし、その答弁の内容は、国民の、有権者の投票権という極めて重要な権利を尊重するというよりも、役所の事務手続の方を優先する、時間稼ぎをしようとしているという答弁に聞こえるということを改めてお訴え...全文を見る
04月03日第183回国会 衆議院 海賊行為への対処並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第3号
議事録を見る
○中根(康)委員 民主党の中根康浩でございます。  昨日、四月二日夕刻、東京タワーが青く染まったというのを御存じだと思いますけれども、これは、四月二日が自閉症啓発デーということでございます。  テロとか戦争とか、こういうものが起こったときに一番つらい思いをする、しわ寄せがもた...全文を見る
○中根(康)委員 申しわけありません。通告していない質問には一切答えない、こういう姿勢がわかりましたので。  僕も詳しく知らないものですから質問したわけなんですけれども、日本の基幹産業である自動車であるとか電子機器であるとか、そういう日本を支える製造業に必要不可欠な素材であると...全文を見る
○中根(康)委員 埋蔵量調査がどの程度進んでいるか、どのように資源のありかを把握しているかということの質問でございましたが、アフリカにおいて、さらに、きょう申し上げておりますレアアース、レアメタル確保の観点から、こういったものの埋蔵量が豊富だ、我が国としてそういう意味で重要だとい...全文を見る
○中根(康)委員 平政務官が十一カ国とか七カ国とかおっしゃったものですから、具体的にはどの国ですかとお聞きをしようと思ったら、これはいろいろな理由で具体的なことは明らかにできないということでございましたが、これはそんなに秘密にしなきゃいけないことなんですかね。
○中根(康)委員 大臣が、テロの危険性があるところとレアメタルの資源が存在するところとは必ずしも重ならないということではございましたけれども、この資源を目指して、そこに企業が進出すれば、そこにまたテロリストが目を向けるというようなことも当然あろうかと思いますので、またその意味でも...全文を見る
○中根(康)委員 今申し上げたのは、インフラのパッケージ、パッケージインフラを輸出することを通じてテロ抑止につなげていってほしい、こういうことを申し上げたわけで、当然、そのことは理解し、把握しておられるということであろうと思います。  TICADのことについて最後に申し上げて終...全文を見る
04月11日第183回国会 衆議院 内閣委員会総務委員会財務金融委員会厚生労働委員会連合審査会 第1号
議事録を見る
○中根(康)委員 民主党の中根康浩でございます。  マイナンバー法案の連合審査ということで、二十分の時間をいただきました。有意義な議論をしてまいりたいと思っております。  お忙しいところお出ましをいただきましてありがとうございます。まず、田村大臣にお尋ねをしたいと思います。 ...全文を見る
○中根(康)委員 まさに、障害者福祉に大変御理解のある田村大臣が御在任中に、この新型の出生前診断というものが、決してダウン症や障害や難病の方をこの世の中から排除するものではないということをしっかりと国民に御理解いただく、そういった厚生労働行政を推し進めていただきたいというふうに思...全文を見る
○中根(康)委員 今の答弁の確認でございますけれども、つまりは、もう一度確認いたしますが、労働者側からの申し立ては検討をするけれども、使用者側からの申し立ては今後一切、検討の対象にすらしないということをお約束していただくということでよろしいのでしょうか。  繰り返し、しつこく確...全文を見る
○中根(康)委員 改めての確認で、使用者側からの申し立てによる解雇の金銭解決制度というものは検討すらしない、当然導入はしないという甘利大臣からのお約束を賜ったということでございます。  こういった職歴、あるいは先ほど田村大臣にお尋ねをした医療情報、こういったものが国民にとって不...全文を見る
04月12日第183回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
議事録を見る
○中根(康)分科員 民主党の中根康浩でございます。  第三分科会で三十分お時間をいただきまして、議論をしてまいりたいと思います。  第三分科会ではございますけれども、国交省や水産庁にもお出ましをいただくということで、大変お忙しいところ、感謝を申し上げたいと思います。  まず...全文を見る
○中根(康)分科員 確かに、地方に与える税収減の影響というのは考慮しなければならない。その一方で、損して得とれというような考え方もありますので、このことによって景気がよくなればまた地方税収が上がるということもありますし、あるいは、重量税のことでいえば、実質的に道路特定財源的に温存...全文を見る
○中根(康)分科員 そのほかにも質問を申し上げたとは思いますが、通告をしていなかったかもしれませんが、お願いします。
○中根(康)分科員 私の地元でも、例えば岡崎市のような中核市は、計画も中核市がつくる、そしてまた実際に介護保険サービスの提供も市が行う、これはある意味マッチしやすい。しかし、同じ選挙区の中にある西尾市というところは、これは人口十七万ぐらいなものですから、計画は県がつくって、介護保...全文を見る
○中根(康)分科員 南海トラフ地震はいつ起きてもおかしくない、今にも起きるかもしれないということで、ここでこの地域が大津波に襲われれば、これは日本経済にとっても大きな打撃をこうむるということにもつながりかねない極めて重要な地域でございます。  繰り返しになりますけれども、とかく...全文を見る
○中根(康)分科員 ありがとうございます。  ということは、例えば今、実施する計画があるところは速やかにというか順調に行っていただきたいということでございますけれども、改めて地元から、ここも大変な状況だからやってほしいという御要望が出てきた場合には、例えば豊橋の河川事務所などに...全文を見る
○中根(康)分科員 ありがとうございます。  ぜひ、また地元からの声についてはしっかりと届けさせていただきますので、その節にはどうぞよろしくお願いを申し上げます。  次に、水産庁にもお越しをいただいております。  これは、先ほど申し上げましたように、車だけではないということ...全文を見る
○中根(康)分科員 これで質問を終わります。ありがとうございました。
04月19日第183回国会 衆議院 厚生労働委員会 第9号
議事録を見る
○中根(康)委員 民主党の中根康浩でございます。  きょうは、健康保険法等の一部を改正する法律案について、田村大臣と四十分、議論をさせていただきたいと思います。  それで、余り申し上げたくないんですけれども、三月十五日の、大西委員とのここでの大臣の議論ですね、TPPに関するこ...全文を見る
○中根(康)委員 繰り返しになりますけれども、この国民皆保険、けさからの議論も出ておりますように、これはいささかなりとも譲ることがないように、ぜひ大臣としても懸命の、懸命の努力をする必要が、そういう状況になっては困るわけなんですけれども、ごく自然体にこれは流れていってもらわなきゃ...全文を見る
○中根(康)委員 ぜひ、こういう、本当に厚生労働行政に深く立ち入る、かかわる議論が行われているわけでありますので、大臣の方から、私もこのメンバーに入れてくださいというぐらいの姿勢でこの会議に臨んでもらわなくては、本当に政府の方針が誤った、間違った方向に行きかねない。こういったこと...全文を見る
○中根(康)委員 それは、大臣としてはなかなか示唆に富んだといいますか、重大な御答弁だったと思います。検討というのが、やらないということを実は示唆しているということであれば、そのとおり答弁を受けとめさせていただきたいと思います。  それと、例えば風邪だったら七割というのは、これ...全文を見る
○中根(康)委員 医療の空洞化あるいは国内医療の低下に対する心配、これを十分払拭するという内容の答弁としては、ちょっと不十分だったかなというような感じがいたします。  同じような質問を重ねて申し上げますけれども、先ほどアウトバウンドということで申し上げましたが、今度はインバウン...全文を見る
○中根(康)委員 アベノミクスの三本目の矢の成長戦略ということで、成長戦略の中に健康とか長寿とかということを位置づける、医療や介護の分野を位置づけるということは、言うはやすいんですけれども、実際にはさまざまな課題に直面をする、こういったことを今申し上げたくて、決して、紙に書いたか...全文を見る
○中根(康)委員 もうこれ以上医療費はふやせない、公費負担も限界、保険料も限界、そういった中で医療を成長戦略と位置づけるとすると、いわゆる混合診療、その言い方がだめだとすれば先進医療、これを拡充していくということを考えざるを得なくなってしまうのかもしれない。しかし、ここでも、これ...全文を見る
○中根(康)委員 きょうは、アベノミクスの三本目の矢の成長戦略という切り口から、大臣にさまざま質問をさせていただきました。  つまりは、産業競争力会議や規制改革会議で議論されているような、あんな乱暴なものではないわけなんです。あちらを立てればこちらが立たずというようなところが厚...全文を見る
05月17日第183回国会 衆議院 厚生労働委員会 第12号
議事録を見る
○中根(康)委員 民主党の中根康浩でございます。  わかりやすいという話がありましたけれども、途中でわからなくなってきました。  きょうの毎日新聞にこう書いてあるんですね。余り新聞記事を委員会で取り上げるのは望ましくないのかもしれませんけれども、一応、こう書いてある。与党は、...全文を見る
○中根(康)委員 アベノミクスが関係するかしないか、これはさっきからの繰り返しのことになってしまいますのでもう言いませんけれども、でも、やはり、一つはアベノミクスの二%のインフレターゲットが大きな柱として厳然として存在するわけですので、関係しないとは、そこまでは我々は譲れないんで...全文を見る
○中根(康)委員 先ほどの報道に戻りますけれども、これを否定するなら、否定するようなデータを出してもらえればいいわけですよ。アベノミクスで物価が上昇すれば年金は実質目減りする、これはおかしいとおっしゃるんだったら、そのおかしさをあらわすような、否定できるようなデータを出していただ...全文を見る
○中根(康)委員 特例水準は特例水準でいいです。その特例水準が終わって、マクロ経済スライドが〇・九なのか、一・二なのか、その数字がどうなのかも含めて、そこから先のさまざまなシミュレーションをしてほしいということを申し上げているんです。
○中根(康)委員 今、大臣がマクロ経済スライドが発動されて以降のさまざまな想定ケースは資料として出せるということでおっしゃっていただいたので、先ほど、理事会で諮るということを委員長からお取り計らいいただきましたけれども、もうそういう必要もなく出していただくということでございますが...全文を見る
○中根(康)委員 いずれにしても、出してもらうということはお約束をしていただきましたので、そのことだけは履行していただきますようにお願い申し上げます。できれば水曜日以前が望ましいということだけは申し上げておきたいと思います。  それで、僕も田村先生とは筆頭同士で一緒にいろいろな...全文を見る
○中根(康)委員 そういういろいろな話があるわけですから、にもかかわらず、三党協議が一カ月開かれていない。しかも、与党の皆様方の御都合で開かれていないということで。  我々は抜本改革という言い方をします、与党の先生方は、抜本とは限らない、今の制度の手直しでいいというふうにおっし...全文を見る
○中根(康)委員 もちろん、一〇〇%完全な制度というものは、誰にとっても損をしないというか、誰から見てもいい制度というのは、なかなかこれは難しい。  ただ、今の制度だと、先ほど柚木議員が指摘をしたように、特にマクロ経済スライドというものが発動されていくと、実質の手取り年金は減少...全文を見る
○中根(康)委員 改めてお伺いいたしますけれども、なぜ、約一割、四十八基金を残すのか。代行割れを防ぐには運用収入をふやす、これが不可欠なんですけれども、これは簡単なことではないということであります。  ハイリスク・ハイリターンに手を出して失敗したり、詐欺的なものに巻き込まれたり...全文を見る
05月21日第183回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第11号
議事録を見る
○中根(康)委員 民主党の中根康浩でございます。  ただいまも泉議員から質問が行われておりましたし、前段の質問者の方々も数名済んでおりますので、重なるところもあるかと思いますけれども、私の立場から質問させていただきたいと思います。  まずは、今も泉議員からも御指摘がありました...全文を見る
○中根(康)委員 ありがとうございます。  選挙部長からはさまざまな、ある意味これから考えられるあらゆる手段を総動員して、知的障害、発達障害、意思表示が困難な方々においても主体的に投票権が行使される環境を整えていくということが示されたということであろうと思います。  例えば、...全文を見る
○中根(康)委員 次は、提案者に対する質問ということになると思いますが、公正性を確保するため、選管あるいは市職員など公的な立場の人々が担当することになる投票補助人、今もるる説明があったわけでありますけれども、これは先ほど泉議員からも指摘をされたところでありますが、障害種別によって...全文を見る
○中根(康)委員 ただいま提案者から前向きな御答弁を賜ったということで、ぜひ、施行状況を見ながらの必要な見直しということについても期待をしてまいりたいと思います。  つまりは、これまで質問してきたことの意味合いは、障害をお持ちの方々こそ、まさに政治に対してさまざまな期待やあるい...全文を見る
○中根(康)委員 この法案がつくられるまでの間に不正投票というようなものもいろいろと心配をされておって、そのことを防止するような内容も盛り込まれているわけでありますけれども、不正投票を行うのは障害者本人ではないんですね。その周りの方々が、さまざまな悪意を持って、結果的に不正投票と...全文を見る
05月24日第183回国会 衆議院 厚生労働委員会 第14号
議事録を見る
○中根(康)委員 民主党の中根康浩でございます。  二十分間、おつき合いをいただきたいと思います。  いきなり通告をしていないことで、可能な範囲でお答えをいただければと思いますけれども、成年後見選挙権裁判、全会派一致で、選挙権を回復する、つまりは、公職選挙法の十一条一項一号を...全文を見る
○中根(康)委員 これはやはり、少しといいますか、かなり、国会としても国民としても理解のできない政府の御判断であると強く抗議を申し上げておきたいと思います。ぜひ受けとめていただきたいと思います。  山井先生がいらっしゃらない間に冷静に議論しようと思っていたんですけれども、お戻り...全文を見る
○中根(康)委員 これは杉並という話ではなく、一般的に申し上げますけれども、特別養護老人ホームという形だけではなく、さまざまな、グループホーム、ケアホーム、小規模多機能、いろいろなサービス体系はあるわけであります。  本当に、そういうものまで選択肢の中に入れた場合でも、全く空き...全文を見る
○中根(康)委員 特養をたくさんつくっていくという方向性にいつまでも縛られていくと、なかなかこれは、そうではないと思いますけれども。  特養も必要かもしれない。だけれども、グループホーム、ケアホーム、小規模多機能、さまざまなものが、もう既にそういうものが用意されているわけであり...全文を見る
○中根(康)委員 いろいろ通告をしておりましたが、余分なことをいっぱい言いまして、時間がなくなってしまいました。  さまざまな雇用の規制緩和策が今検討されております。厚生労働省が管轄する社会保障制度の源、原資は、ほとんどは雇用あるいは給料というところから発生をしてくるわけであり...全文を見る
○中根(康)議員 民主党の中根康浩でございます。  ただいま議題となりました子どもの貧困対策法案につきまして、民主党・無所属クラブ、みんなの党、生活の党及び社会民主党・市民連合を代表して、その提案の理由及び内容の概要を御説明いたします。  我が国の子供の貧困率はOECD加盟国...全文を見る
05月29日第183回国会 衆議院 内閣委員会 第15号
議事録を見る
○中根(康)委員 民主党の中根康浩でございます。  四十五分間お時間をいただきましたので、障害者差別解消法案について議論を進めてまいりたいと思いますが、少し、若干の苦言を最初に申し上げておきたいと思います。  先ほどから、大臣初め政府参考人の答弁が、声が小さいのか、マイクが入...全文を見る
○中根(康)委員 障害者権利条約の批准については、今までの段階でも、既に、批准をしてもいい、あるいはすべきだというような議論もあったんですけれども、ここは、中身が伴わなくては、形だけではいけないということで、障害当事者あるいは団体の皆様方も、ある意味苦渋の決断をされて、一連の必要...全文を見る
○中根(康)委員 次に、本法案の具体的な内容について質問をしてまいりたいと思います。  きょうは、最高裁の事務局にも来ていただいておると思います。  本法案に基づく具体的な措置の対象からは、国会や裁判所は除外をされております。これは三権分立の観点からということでございます。私...全文を見る
○中根(康)委員 裁判所といたしましても必要な配慮に取り組んでいただくというお約束をいただきました。  これは行政の方にかかわることではございますけれども、取り調べにおける可視化を含めた障害者に対する配慮ということも、これは当然大切なことでございますし、あるいはそういう配慮とい...全文を見る
○中根(康)委員 続きまして、差別の概念について伺ってまいりたいと思います。  この法案では、障害者権利条約に言うところの「合理的配慮」という言葉そのものではなく、「必要かつ合理的な配慮」、これは七条の二項や八条の二項などに使われている言葉でございますが、こういう言葉が用いられ...全文を見る
○中根(康)委員 この法案では、民間事業者に対する合理的配慮の提供については努力義務にとどめられておりますが、どのようにして実効性を確保するのか。  また、民間事業者における合理的配慮の提供を義務化するかどうかについても、附則第七条に規定する、施行後三年の検討の対象項目となると...全文を見る
○中根(康)委員 実効性の担保ということ、報告徴収などを通じてという御答弁をいただきました。ここは極めて大切なところでございますので、大臣として、言葉どおり、御答弁どおり、責任を持って法案成立後の成り行きといいますか、実情を見きわめていっていただきたいと心からお願いをするところで...全文を見る
○中根(康)委員 ぜひ、この法律の成立が、これまでのバリアフリー法など既存の法律の後押し、推進力になるということも期待をしたいと思います。  少し本論から外れますけれども、依然として、視覚障害者の方々などが駅から転落をして大切な命を失ってしまうという事例が相次いでおります。ホー...全文を見る
○中根(康)委員 大変貴重な御答弁を賜ったところでございますが、通告外ということになってしまいますが、そのスケジュール感を、もし可能であれば、文科省さん、改めてお尋ねしてもよろしいでしょうか。
○中根(康)委員 ぜひ、着実かつスピーディーに取り組んでいただきますように、よろしくお願いを申し上げます。  続きまして、基本方針等についてお尋ねをしてまいりたいと思います。  不当な差別的取り扱い、合理的配慮についての一定の基準や考え方、具体例、また、過重な負担でないときと...全文を見る
○中根(康)委員 続きまして、相談、紛争解決、啓発等について尋ねてまいりたいと思います。  本法案第十四条において、国及び地方公共団体は、紛争の防止または解決を図ることができるよう必要な体制の整備を図ることとされております。救済のための第三者機関の設置が必要であるとの声もあると...全文を見る
○中根(康)委員 民主党がこの法案を検討してきた段階においては、人権救済法の制定が一つ念頭にあったわけで、それが第三者機関の設置というような考え方にもつながっていたわけでありますが、そういった前提が、今は前提としてし得なくなっておりますので、既存の機関の活用、充実ということで、こ...全文を見る
○中根(康)委員 大臣の御答弁に期待をしてまいりたいと思います。  法案第十五条において、国及び地方公共団体が啓発活動を行うこととされております。障害者がグループホームとかケアホームとかなどで地域生活を送ることについて、地域住民の理解を得るための施策もここに含まれるのか。  ...全文を見る
○中根(康)委員 次の質問も高木先生と少し重なるところではございますけれども、改めて確認をしてまいりたいと思います。  本法案の第十七条に規定する障害者差別解消支援地域協議会でございますが、この設置を促進するため、先ほども大臣が、必要な予算の確保にはしっかりと努めていきたいと決...全文を見る
○中根(康)委員 この地域協議会の設置、そして、その設置よりも何よりも、設置された後どう機能させていくかということが、まさにこの法律の目的を達成するための肝になる最も重要なところの一つであると思っております。  その意味でも、財政的な措置、支援、これも私ども民主党といたしまして...全文を見る
○中根(康)委員 明確な御答弁で、我が党議員からもよしとお声がかかっているわけでございます。ありがとうございます。  地方公共団体によっては、既にこの法案よりもさらに進んだ障害者差別解消のための条例が制定されていたり、今後制定しようと動いていたりすることもあると思います。  ...全文を見る
○中根(康)委員 国に法律があるからそれでよしということではなく、それぞれの地域にはそれぞれの特性、事情がある、その地域の事情に合った条例がつくられていくということは私どもも望んでおるところでございます。法律に規定がないということもありますので、そういったことについての自治体に対...全文を見る
○中根(康)委員 この法案の成立、そして施行を待ち望んでいる障害者やその関係者のためにも、できる限り速やかに準備を進めつつ、とはいっても拙速に陥ることなく、障害者や関係者の意見も丁寧に聞いていただいて、基本方針等を定め、その上で国民への周知も十分図っていただきたいと思います。この...全文を見る
05月31日第183回国会 衆議院 厚生労働委員会 第16号
議事録を見る
○中根(康)委員 民主党の中根康浩でございます。  私は、今から四十分間、生活保護法の改正案について、国民の皆様の不安を解消できるような質疑をしていきたいと思っております。  改正原案では、いわゆる水際作戦の強化につながるということが懸念をされています。  水際作戦とは、言...全文を見る
○中根(康)委員 重ねて確認をしたいと思いますけれども、今の村木局長の答弁のようなことは、今回の改正後におきましても維持をされていくということでよろしいでしょうか。
○中根(康)委員 副大臣あるいは局長から、明確に、これまでの姿勢を継続するということが確認されたわけでございます。  二〇一三年五月十七日に採択されたばかりでございますが、国連経済的、社会的、文化的権利に関する委員会、社会権規約委員会の日本政府の第三回定期報告書に関する総括所見...全文を見る
○中根(康)委員 尊重をするという副大臣からの明確な御答弁があったわけで、その中には、生活保護の申請手続の簡素化ということも尊重されていくということであると思いますので、ぜひよろしくお願いを申し上げます。  次に、今回の改正で一番大切なところでございますけれども、改正案二十四条...全文を見る
○中根(康)委員 生活保護手帳別冊問答集九の一というものに記されておりますが、申請意思が明確であれば口頭による申請も認められるという裁判例や、従前の事務連絡に基づく考え方は、これからも維持されるということでしょうか。重ねてここは確認をしたいと思います。
○中根(康)委員 次は、厚労省にお尋ねしたいと思います。  今、提出時期と申請とがずれてもいい、あるいは口頭でもいいというようなことが提出者から答弁をされたわけでありますが、この修正案を含めた今回の改正が成立した場合に、そういった内容につきまして、省令に明記したり、あるいは実施...全文を見る
○中根(康)委員 桝屋副大臣の明確な御答弁、ありがとうございます。  改めて提出者に質問をいたします。  ただし書きの「申請書を作成することができない特別の事情」とは、身体障害等で文字が書けず代筆を要する場合だけではなく、申請意思が表明されたのに申請書が交付されなかった場合な...全文を見る
○中根(康)委員 例えば、大阪高裁、平成十三年十月十九日判決。これは、「申請書の提出は生活保護開始申請の要件ではなく、一般論としては口頭による保護開始申請を認める余地も存在するものと認められる。」  あるいは、小倉北自殺事件、福岡地裁小倉支部、平成二十三年三月二十九日判決。生活...全文を見る
○中根(康)委員 申請のときにそろっていなくてもいいということが、今局長から明確に答弁があったわけでございます。  提出者にお尋ねをしたいと思います。  ホームレス状態にある人、あるいはDV被害者はもちろん、紛失その他で省令で定められた書類を所持していない場合も、広く、書類を...全文を見る
○中根(康)委員 提出者に対する質問は以上でございますので、どうぞ御退席ください。ありがとうございました。  重ねて厚労省に先ほどと同じことを確認したいと思いますけれども、今の、申請のときにそろっていなくてもいいということ、あるいは特別な事情についてのこと、こういったことを、先...全文を見る
○中根(康)委員 重ねての副大臣の明快な御答弁に感謝を申し上げたいと思います。  改正案二十四条八項についてお尋ねをしてまいりたいと思います。  まず、その前提として、四条の二項でございますけれども、現行法上、扶養は保護の要件ではなく、現に、仕送り等の扶養がなされた場合に、そ...全文を見る
○中根(康)委員 それで、二十四条八項でございますが、「保護の実施機関は、知れたる扶養義務者が民法の規定による扶養義務を履行していないと認められる場合において、保護の開始の決定をしようとするときは、厚生労働省令で定めるところにより、あらかじめ、当該扶養義務者に対して書面をもつて厚...全文を見る
○中根(康)委員 これは資料として配付もさせていただいておりますが、生活困窮者の生活支援の在り方に関する特別部会報告書におきましても、例えば、「生活保護を受給するには相当の覚悟を持って申請する場合が多い。扶養関係にある人の援助を受けられるのであれば既にそうしているだろうから、扶養...全文を見る
○中根(康)委員 義務を課すものではないという局長の答弁であったと理解をいたします。  続きまして、改正法案二十九条の一項に基づいて、扶養義務者等の資産、収入状況について実施機関から照会があった場合に、官公署や日本年金機構等は同条二項でこれもまた回答義務を負うのかどうか、御見解...全文を見る
○中根(康)委員 これもまた、義務を課すものではないという答弁をいただいたと理解をさせていただきます。  続きまして、現行法二十九条でも、扶養義務者の資産、収入につき、官公署、銀行等に調査ができることになっております。  今までそういった例は余りないとは聞いておりますけれども...全文を見る
○中根(康)委員 ただいま桝屋副大臣からは、扶養義務者のプライバシーに配慮して、必要以上の調査を行うことはないという御答弁であったと受けとめさせていただきたいと思います。  続きまして、改正法案三十四条の三項、努力規定とされているところでございますけれども、後発医薬品、ジェネリ...全文を見る
○中根(康)委員 続きまして、改正法案の六十条の、生活上の責務規定のところでございます。  これもまた先ほどの特別部会報告書でございますけれども、この報告書がつくられる案の段階では、被保護者の責務として記載されておりましたが、委員からさまざま批判が出て、最終報告書では、「生活保...全文を見る
○中根(康)委員 次に、改正法案七十八条の二について伺います。  不正受給徴収金の保護費からの天引きを事実上強要し、これが差し押さえ禁止規定に抵触する事態を招くのではないかと危惧もされておりますが、いかがでしょうか。
○中根(康)委員 続きまして、見直し規定について若干お尋ねをしたいと思います。  今後、五年後の見直しに向けて、例えば生活保護受給者数、あるいは人口比の受給率の動向、あるいは生活保護申請率の動向、また生活保護開始率の動向、さらには餓死とか孤立死とかそういった社会的な問題事例の動...全文を見る
○中根(康)委員 今、大臣から総括をしていただいたような気もいたしますけれども、改めて、きょうの質疑において、法改正によっても運用は変わらない、あるいは、私どもが提出をした修正案が成立をすれば、さらにそのことが明確に国民に周知をされるということで、生活保護制度を使うことが本当に必...全文を見る
○中根(康)委員 ありがとうございました。  終わります。
06月07日第183回国会 衆議院 厚生労働委員会 第18号
議事録を見る
○中根(康)委員 民主党の中根康浩でございます。  きのう、おとといあたりの報道を見ますと、今ごろ安倍内閣がプライマリーバランスだとか財政規律だとか言い出して、補正予算の十兆円のばらまきは一体何だったのかというような気がいたしております。  社会保障費も聖域なく削減をされてい...全文を見る
○中根(康)委員 特例子会社の場合であっても、その親会社に義務がかかるということですね。
○中根(康)委員 確認ですが、そうすると、特例子会社は当然かかる。その特例子会社の母体である親会社は、どうなんですか。もう一度お願いします。
○中根(康)委員 合理的配慮の提供義務は、親会社にも特例子会社にも、両方ともかかるということを確認させていただきました。  続きまして、精神保健福祉法の方でございますけれども、医療保護入院に際しては、新たな地域精神保健医療体制の構築に向けた検討チームが平成二十四年の六月にまとめ...全文を見る
○中根(康)委員 この医療保護入院に際しては、本人に病識がないという一つの特殊な事情があるということではあります。しかし、やはり、インフォームド・コンセントとか、あるいは権利擁護というものは、本人主体に考えられるべきであるし、今も、副大臣の御答弁でも、さまざま、もろもろあるけれど...全文を見る
○中根(康)委員 既にこれまでの議論の中で問題点は浮き彫りになっているというか、指摘をされているわけであります。したがって、検討を、今回の法改正後の施行状況を見ながらというのは、これはよくある答弁のあり方でありますけれども、しかし、これまで疑問視されていたことが、今この法改正でも...全文を見る
○中根(康)委員 今回は間に合わなかったけれども、今後、十分検討を進めていくという副大臣の答弁をいただいたところでございます。  次に、医療保護入院に際しての同意のことに関して、幾つかのケースを承ってまいりたいと思います。  例えば、同居する家族が、自分たちで面倒を見るので入...全文を見る
○中根(康)委員 またよく議事録を見て今のところは精査をして、後ほどの質問者が取り上げていくということになるかもしれません。  次のケース。離婚調停中あるいは遺産分割などで利益相反関係にある者の同意に対しては、精神科病院の管理者はこれを断ることができるのかということですが、いか...全文を見る
○中根(康)委員 利益相反関係にある人の医療保護入院の同意というのは、病院の管理者は否定することができるということですね。うなずいていらっしゃいますので、そういうことでございます。  次のケース。家族等の全てが患者にかかわりたくないという場合、これは、入院について是でもない、非...全文を見る
○中根(康)委員 次は、退院の請求に関してですが、改正案では、入院に同意していない家族も退院請求できるということになっております。そのとき、入院に同意した家族の意見を聞くことになるのか、いかがでしょうか。
○中根(康)委員 御答弁をいただきましたが、まださまざまなケースにおいて、いろいろと取り扱いといいますか、固まっていないというようなことも感じ取ることができたわけであります。本来は、いろいろなケースに際してどう対処するかということがしっかりと固まった上で、法案が提出されるべきだと...全文を見る
○中根(康)委員 早期に入院をしていただいて、早期に治療を施して、そして早期に地域に帰ってもらうということなのかもしれません。ここがどうしても納得できないというか腑に落ちないところなんですけれども、早期に入院をするという入り口、ここが本当に正しいことなのかどうなのかということ。入...全文を見る
○中根(康)委員 一年以内が早期退院なのかと。一年入院していたら、相当世間から遊離してしまう、隔絶されてしまう。人間、一週間もベッドで寝ていたら筋肉が落ちちゃって、リハビリしないと走ったり歩いたりできなくなってしまうというようなこともあるわけで、一年というものが早期か早期でないか...全文を見る
○中根(康)委員 予算の確保に向けてのというところが、少し答弁として聞き取りづらかったんですけれども、間違いなくやっていただけるという理解をさせていただきます。  ぜひ、まさに絵に描いた餅にならないように、少なくとも三年後の見直しのときには、これが実現できているね、その上でこれ...全文を見る
06月11日第183回国会 衆議院 厚生労働委員会 第19号
議事録を見る
○中根(康)委員 民主党の中根康浩と申します。  本日は、それぞれの参考人の先生方におかれましては御多忙の中、国会にお越しをいただき、現場からの貴重な御意見を承ることができました。大変これからの国会審議にとって参考になったものと感じさせていただいております。  それで、六名の...全文を見る
○中根(康)委員 やはり、きょうの参考人の皆様方の御意見を伺うと、御本人と家族との関係は必ずしも円満、円滑な関係が保たれているとは限らないという実情があると思います。したがって、家族同意ということについては慎重な対応が必要だ、もしくは、権利擁護に反するから今後の検討課題として残し...全文を見る
○中根(康)委員 もう一つ、家族と本人あるいは地域とを結ぶ立場にある中澤参考人に伺いたいと思います。  今までの御経験からお話をいただければ結構なんですが、そもそもの話なんですけれども、入院をして、しかも長く入院をすればするほど、患者さんというのは状態が改善されるものなのかどう...全文を見る
○中根(康)委員 雇用の方について、恐らく最後になるかもしれませんが、一点伺いたいと思います。  中澤参考人にお尋ねをいたしますが、障害者差別解消法も今参議院で審議が行われて、この国会で成立の見込みでございます。あわせて、雇用分野の差別禁止については、今この厚労委員会にかかって...全文を見る
○中根(康)委員 与えられた時間が参りました。全ての参考人の皆様方にお尋ねすることができないことをおわび申し上げつつ、また、それぞれのお立場から貴重な御意見を承ることができたことに感謝を申し上げつつ、私の質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
06月12日第183回国会 衆議院 厚生労働委員会 第20号
議事録を見る
○中根(康)委員 民主党の中根康浩です。  私は、自由民主党、民主党・無所属クラブ及び公明党を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。     精神保健及び精神障害者福祉に関する法律の一部を改正する法律案に対する附...全文を見る
10月15日第185回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第1号
議事録を見る
○中根(康)委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、遠藤利明君を委員長に推薦いたします。
○中根(康)委員 動議を提出いたします。  理事の員数は八名とし、委員長において指名されることを望みます。
10月30日第185回国会 衆議院 厚生労働委員会 第1号
議事録を見る
○中根(康)委員 民主党の中根康浩でございます。  この国会は、会期が短うございます。にもかかわらず、プログラム法案という大変重たい法案を審議しなきゃいけない。ですから、きょうも、そのことについて、一般質疑ではありますけれども、触れてまいりたい。  恐れているのは、来年、消費...全文を見る
○中根(康)委員 まとめてお尋ねをいたしましたので、何か総花的なというか、総論的な御答弁で、いま一つはっきりわからないところがあるんですけれども。  自然増、五、六%ですね、さっきの記事で読めば。自然増すら確保できないようなものでは、三%、四%しか確保できないようなものでは、何...全文を見る
○中根(康)委員 効率化を否定するものではありませんけれども、初めから三%、四%に抑えるという目標ありきでこの制度改正が語られているのではないかと心配をしているわけであります。  もう一点だけ、改めて確認しますけれども、これは、新しい地域支援事業になったときに、単価は下がること...全文を見る
○中根(康)委員 このプログラム法案を議論するときに忘れてはならない、忘れるわけはないんですけれども、消費税を上げるということが大前提にある。消費税を上げるというのは、介護を含めた社会保障を充実させるということが国民から期待されていて、そのためだったらやむを得ないねということで御...全文を見る
○中根(康)委員 地域支援事業、介護予防給付は自治体にお任せをする、しかし、特養の利用は国が管理をする。矛盾しませんか。これだって、今まで自治体にお任せして、あるいは施設にお任せをして適切に判断されているということであれば、今までどおりでいいではありませんか。なぜ新たに国がそうい...全文を見る
○中根(康)委員 大臣の今おっしゃったことであれば、議論する必要ないじゃないですか、今までどおりやればいいわけですから。(発言する者あり)何がだめなんですか、今までどおりのやり方で適切に行われているんでしょう。だったら、いいじゃないですか。なぜ三以上と、わざわざつけるんですか。
○中根(康)委員 時間が参りましたので、一言だけ申し上げて終わりますけれども、二〇〇九年でしたか、要介護判定の見直しが行われて、軽度に判定される方が多くなった。結局、そこから今回につながっているんじゃないですか。要介護度が低い方はどんどん保険の対象外にしていく、特養の利用の対象外...全文を見る
10月30日第185回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第3号
議事録を見る
○中根(康)委員 民主党の中根康浩でございます。  集団的消費者被害回復訴訟制度を設けるこの法案、既に五時間四十分、きょうの分も合わせれば六時間以上、審議をされてきたというふうに聞いております。  私自身は、この委員会に初めて所属をさせていただきますので、この経緯を十分把握し...全文を見る
○中根(康)委員 御努力をされておられる一定の成果があらわれているという森大臣の御発言でございました。  例えば、けさも参考人の方から御意見を承りましたが、経団連の方は、やはり濫訴というものを必要以上に心配されておられるという印象を受けました。  消費者庁の中には、経団連と関...全文を見る
○中根(康)委員 たびたび出てくる濫訴防止、濫訴の心配、懸念ということでございますけれども、これも相当議論をされてこられたことと思います。  ただ、ただと言うと申しわけありませんけれども、消費者被害というのは、冒頭申し上げましたように、ある意味、最悪の事態さえもたらす場合がある...全文を見る
○中根(康)委員 新しい制度、この法案によっても、残念ながら、全ての被害が救済されるわけではないと思います。この法案で救い切れない、少人数であったり、個別の被害であったり、あるいは裁判で負けてしまった場合、こういったものを救済する仕組みとしてはどのようなものが用意されているか、お...全文を見る
○中根(康)委員 今の御答弁を伺っても、消費生活センターの力をつけることがとても重要だということも改めて感じさせていただいているところでございます。  請求対象の損害に、精神的苦痛への慰謝料やあるいは人身損害が入らないということになっております。これも濫訴防止の考え方の一環だと...全文を見る
○中根(康)委員 消費者庁という役所を新たに設置したという趣旨からすれば、個別の被害の額が金額的に算定しにくいものであっても、そこに踏み込んで被害者の救済を図ろう、そういう姿勢が見えなければ、消費者庁の存在意義がなくなってしまうのではないかというふうにも私は思います。  余り周...全文を見る
○中根(康)委員 被害者が消費生活センター等に相談しないと、特定適格消費者団体は被害者の存在を認識できず、被害回復のための訴訟を起こすこともできません。被害者による相談を促すための取り組み、こういったものも今も説明があったのかもしれませんが、さらにその面からもお聞きしたいと思いま...全文を見る
○中根(康)委員 障害者目線でお考えをいただく、共生社会の実現に大変御貢献のある福岡さんが政務官に御着任をされて、消費者庁は一つの大きな力を得たと私は今感じさせていただきました。  次に、法案にある二段階目の消費者への通知、公告に関してお尋ねをいたします。  共通義務確認訴訟...全文を見る
○中根(康)委員 ちょっと聞き取りにくかったんですけれども、インターネット等では届きにくいのではないかと質問を申し上げたわけなんですが、今の御答弁の中では、インターネット以外の何かツールというか手段というか、工夫とかというものが余り示されなかったような気がいたします。今後工夫して...全文を見る
○中根(康)委員 見守りネットワークをつくるとおっしゃられましたが、これは消費者庁がつくるんですか。例えば、厚生労働省が地域包括ケアをつくろうとしてもなかなかうまく進んでいないわけなんですが、消費者庁が見守りネットワークを地域でつくるということですか。
○中根(康)委員 確認をさせていただいたところ、その上で、見守りネットワークのようなものをつくっていくという御答弁をいただいたわけでございますので、それを実現していただきますように期待をさせていただきながら、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
11月01日第185回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
議事録を見る
○中根(康)委員 民主党の中根康浩でございます。  再生医療安全確保法、あるいは薬事法の改正、こういったもので、これまで治らなかった、あるいは治せなかった病気が治るようになる、新薬が開発されるということについては、大いに期待をしてまいりたいと思います。特に期待しておられるのは、...全文を見る
○中根(康)委員 一定の収入があるといっても、先ほどから申し上げておりますように、今大臣もおっしゃられた、長期にわたる、いつ終わるともわからない治療生活、療養生活が続く。治療費だけではない、薬代だけではない、さまざまな、周辺の生活コストも治療コストもかかるということであります。 ...全文を見る
○中根(康)委員 その答弁では、先ほどから御紹介申し上げておりますように、難病患者の方々の生活をまともにというか真面目に受けとめて検討しているということは全く言えないという答弁になってしまいますよ。  世帯単位では、先ほど御紹介したように、お子さんのお給料もその計算の中に含まれ...全文を見る
○中根(康)委員 年内に取りまとめるということありきで進めているから、当事者の方々の生活の実態を反映できないものができてしまうんですよ。これはじっくりと、年内なんというゴールを決めないで、十分実情を検証して、把握して制度を決めていくという姿勢がなければ、大変不十分なものになって、...全文を見る
○中根(康)委員 今の副大臣の御答弁だと、高齢者の方も難病の方も、ともに医療需要が高いから、同じような制度にされると。  だから、さっき指摘したじゃないですか。質が違うんだから、違う仕組み、違う制度にしなきゃだめじゃないですかということを言ったにもかかわらず、全くそんなこと、聞...全文を見る
○中根(康)委員 たたき台だから、これから変わっていく可能性があるからということはわかりますけれども、たたき台が示されるだけで当事者の方々はどれぐらい不安になるかということを、これもまた、今後の厚労行政の中で心しておいていただきたいと思います。  ずっとずっと議論していくという...全文を見る
○中根(康)委員 変わっているということではありますけれども、今、私自身が把握しておるもので申し上げますと、新制度案では、医療費助成の対象疾患を、先ほども大臣がお話しされたように、現在の五十六から約三百に拡大をするということが検討されております。拡大すると同時に、今まで無料だった...全文を見る
○中根(康)委員 プログラム法案の中でも、難病対策というものは位置づけられております。まずは三百億円使うということになっているようでありますが、これは、小泉政治以来、社会保障費が一律一〇%カットされて、本来、国と県が半分ずつ負担をすべき医療費助成を、ある意味、もとに戻すためだけに...全文を見る
○中根(康)委員 復興増税を一年前倒しして撤廃して、九千億円を公共事業に使う、その九千億円分はどこかの国債で調達をする。これは消費税云々の話ではなくて、財政全体で見ても大変ゆがんだものになっていて、本来充てられるべきところに充てられていない。ここが、今までずっと議論してきた問題点...全文を見る
○中根(康)委員 ほかの制度だとかあるいは海外の事例だとか、もちろんそれも参考にすればいいとは思いますけれども、一番大切なのは、我が国国民の難病患者の方々の生活実態、どんなにつらい、苦しい思いをされておられるかということを厚生労働省がどこまで受けとめるか、そこに自分のこととして政...全文を見る
○中根(康)委員 やはり今の大臣の御答弁からいっても、三百にすることすら、実は確定できていないということになってしまうじゃないですか。  法案が提出されたときには、ぜひ三百以上の拡大というものを含めた、明確に疾病、病名をここまで広げるんだということを示した上でなければ、審議はで...全文を見る
○中根(康)委員 以上です。終わります。
11月06日第185回国会 衆議院 国土交通委員会 第3号
議事録を見る
○中根(康)委員 民主党の中根康浩でございます。  私も、引き続き、自民党、公明党、民主党三党提案の、タクシー事業の適正化及び活性化に関する特措法の改正案について質問を続けさせていただきたいと思います。  まず、確認というか、押さえておきたいことがございます。  平成十四年...全文を見る
○中根(康)委員 今なお需要を供給が大きく上回るという現状をお示しいただいたわけでございます。  前段の質問者と重なるところがありますが、あえてお尋ねをしたいと思いますが、今回の法改正は規制緩和の方向性に逆行するのではないかという指摘、これは大変重要なポイントであろうと思います...全文を見る
○中根(康)委員 ありがとうございます。  今、国家戦略特区の方で、雇用に関する規制緩和の議論も活発にこれまで行われてきたわけでありますが、やはり、今の御答弁にありますように、必要な規制といいますか、国民の暮らしや命、仕事を守るために必要なものもあるということであります。これは...全文を見る
○中根(康)委員 現行の特措法でございますけれども、これは附則において、施行後五年後に見直しを行う旨が規定をされております。  現実に、今までの答弁で御指摘があったように、運転者の賃金は上昇傾向にある、あるいは減車が進んでいるという一定の効果があらわれている中で、この施行後五年...全文を見る
○中根(康)委員 先ほど大西議員がお配りをした資料を拝借して恐縮でございますけれども、タクシー運転者の年間所得は全産業平均の約半分であるが、労働時間は全産業平均よりも長い、タクシー運転者の労働時間は年間二千三百六十四時間で、全産業平均の二千百八十四時間を大きく上回っている、その一...全文を見る
○中根(康)委員 大切なところはきちんと押さえられているということが確認できたわけであります。  また、この法律によって、例えばタクシーの台数が減ってなかなかタクシーが拾えない、使えない、あるいは運賃の面で利用者に不便や負担を生じさせてはならないと考えますが、利用者の視点に立っ...全文を見る
○中根(康)委員 利用者にとってもこの改正法案が必要であるということを確認させていただきました。  特定地域において新規参入や増車を禁止しているが、これらの措置は既存事業者の既得権を優遇するということになりはしないか。この点について御答弁を願いたいと思います。
○中根(康)委員 既存事業者の既得権優遇ではないということを確認させていただきました。  この法案によって個人タクシーはどのように扱われることになるか、提案者の説明を願いたいと思います。
○中根(康)委員 幾つかの質問で、事業者、運転者、そして利用者、それぞれにとってメリットが大きい、必要な法改正であるということを確認させていただきました。  三者にとってウイン・ウイン・ウインの関係がさらに進展をするように、この法律の成立を強く望ませていただきながら、質問を終わ...全文を見る
11月08日第185回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
議事録を見る
○中根(康)委員 民主党の中根康浩でございます。  きょうは、前回に引き続いて、難病のことについて議論したいと思います。  傍聴席にも、ALSの患者を初めとする、この難病問題に、自己負担が引き上がってしまうのではないか、命がつなげられないのではないか、そんな思いで、大変不安な...全文を見る
○中根(康)委員 今大臣がおっしゃったように、例えば筋痛性脳脊髄炎の方、約三十万人ぐらい患者さんがおられる。そうすると、今回、法案の中に入ってくる、〇・一%以上患者さんがいると、助成対象から外れるということになる。おっしゃったように、医療費の助成からも外れる、そしてまた、総合支援...全文を見る
○中根(康)委員 今、山井理事からもお話があるように、先ほど大西委員からの指摘もあったように、細部が決まっていない、中身が決まっていない段階でこの法案の賛否を決めることもできないし、当然、賛成することなどできませんし、採決がこの委員会で行われることなどあり得ないと思っています。 ...全文を見る
○中根(康)委員 難病のことだけ言っているわけじゃないです。難病も確かにプログラム法案の中に入っているから、難病のことだって詰めなきゃいけない。難病のことだけあなたは言っているから、その議論には応じられないというような大臣の発言は、これは筋違いだと思います。  難病だけじゃあり...全文を見る
○中根(康)委員 今の大臣の答弁だと、難病の方々の特性を踏まえた、新たな制度設計を考え直していただけるということですよね。それで、もう一度検討し直したものを、私どもに、国会にお示しをいただく、当事者の方々にもお示しをしていただいた上で、改めてここで議論をさせていただくということで...全文を見る
○中根(康)委員 小学校の学芸会だって、プログラムを決めるときには、大体、一年生の劇が十分だとか二年生の劇が十五分だとか、そういう中身が決まって、それでプログラムが決まるわけなんですよ。だから、プログラムだから中身を決めなくてもいいということではありません。  少なくとも、厚労...全文を見る
○中根(康)委員 中身がわからない、詳細がわからないものに対しての議論をするわけにはいきません。  いろいろな仮定を置いてもいい、仮定を置かざるを得ないということは申し上げているんです。だから、ある程度、こういう仮定だったらこういう数字になるということだけは、出せないわけはない...全文を見る
11月13日第185回国会 衆議院 厚生労働委員会 第6号
議事録を見る
○中根(康)委員 民主党の中根康浩でございます。  社会保障制度の充実化に関する自民、公明、民主の実務者協議が今行われています。ここで、私ども民主党の山井議員は、来年の消費税引き上げでの五兆一千億円の税収のうち、政府は社会保障制度の充実に五千億円程度しか使わないということでござ...全文を見る
○中根(康)委員 それでは、まず、三百億円というのは何に使うんですか、簡単に。
○中根(康)委員 三百億という、レセプトの効率化、何とおっしゃいましたか。済みません、もう一度。
○中根(康)委員 恐らく、それは都道府県の超過負担分を解消するということに充当するということだろうと思いますけれども、充実分ということで三百億という数字が書いてあって、ここには明らかに、米印のところでありますが、「充実と重点化・効率化を併せて実施」。これは、恐らく、この資料を見る...全文を見る
○中根(康)委員 いま一つ納得できないんですけれども、先ほど御紹介というかお話を申し上げましたように、それぞれの所得階層別に患者の皆様方の数は出ているわけであります。そして、今回、厚労省案として、新制度として、例えば重症難病患者の皆様方で五百七十万円以上の所得のある方は、一月、四...全文を見る
○中根(康)委員 まだ納得できないんですが、では、三百億の根拠というのは、内訳というのは何なんですか。何も決まっていない、どこまでやるかも決まっていないのに、なぜ三百億円だけ、とりあえずつかみ金としてつかんでおいたということですか。
○中根(康)委員 まだ、やはり納得できません。  根拠が全く示されていないような気がいたします。何かほかのものをいろいろやっていって、余ったお金で難病でもやろうか、そうすれば一応アリバイづくりができるんだろうというようなことで三百億と。では、三百億、充実とかでも何でもなくて、単...全文を見る
○中根(康)委員 やはり、まだ納得できない。  もちろん、制約があるのはわかる。だけれども、三百億という数字は出ているわけでありまして、これが限りのある消費税収の中から使うということもわかっている。それで、消費税の使い道としてどうなのかということを今議論しているわけでありますが...全文を見る
○中根(康)委員 今御説明をいただいたところによると、平成二十二年度に行っているということでございますが、今回、介護保険の要支援切りもある、それから、二十二年以降、障害者総合支援法も制定をされて障害者サービスのあり方も変わってきた、そして、先ほど申し上げましたように、生活保護基準...全文を見る
○中根(康)委員 介護保険を変える、生活保護基準、住民税非課税基準が変わる、福祉サービスも変わる、こういったさまざま変わることにおいて、難病患者の生活にどのような影響が与えられるかという実態調査を行う予定もない。そして、効率化、重点化ということの中において、患者さんの自己負担増が...全文を見る
○中根(康)委員 もう時間が来ておりますが、決まっていないから反対と言っているわけではなくて、決まっていないから採決ができないんじゃないかということを申し上げております。決まっていないから議論ができないんじゃないかということを申し上げているわけであります。  賛否ということでい...全文を見る
11月15日第185回国会 衆議院 厚生労働委員会 第7号
議事録を見る
○中根(康)委員 民主党の中根康浩でございます。  大西議員に引き続いて議論させていただきたいと思います。  先ほどの理事会、きょうにも強行採決がほのめかされた、審議が無理やり打ち切られようとしていると聞いております。安倍内閣が掲げる決める政治というのは、強行採決のことなんで...全文を見る
○中根(康)委員 厚生労働省内で負担増が具体的に検討されているにもかかわらず、難病患者の皆様方の、あるいは介護保険制度を利用しておられる当事者の方々の最新の生活実態調査もしない。赤石政務官は、前回、二十二年に行ったと言いましたけれども、新しいデータを集めるべきときではないでしょう...全文を見る
○中根(康)委員 あらあらの中身を示すのに、この法律が必要不可欠なのでしょうか。それこそ閣議決定でもいい、場合によっては、総理大臣あるいは田村厚生労働大臣が記者会見で大筋をお示しすることでいいのではないでしょうか。  既に、政府内で、厚生労働省内で、具体的に負担増も含めて議論が...全文を見る
○中根(康)委員 消費税を引き上げるんですから、この「安定的な」という法制化をして義務的経費化をする、これは当然行われるべき当たり前の話です。そこに公平だとか均衡だとかいう言葉がついてくるから、私たちは不信感、不安感を抱かざるを得ないということであります。  これは、強行採決を...全文を見る
○中根(康)委員 今の大臣の御答弁で、やはりこの制度は、難病患者が難病患者を支えるという、大変厳しい制度であるということが明らかになりました。  それと、他の制度との均衡ということでいえば、高齢者医療制度を参考にしてまねて、新たな支援制度をつくるということでありますけれども、こ...全文を見る
○中根(康)委員 もちろん、全く同じだと言っているわけではなくて、参考にしているということを、今までも、例えば土屋副大臣は御答弁をされたわけであります。医療費の需要が多いという点では共通している部分があるから、だから参考にさせていただいたということを副大臣は答弁されておられます。...全文を見る
○中根(康)委員 今大臣が御答弁いただいたように、議論を進めていけば、少しずつ御説明をいただけるところも出てくるわけですよ。だから、もっと十分時間をとって審議を進めていきましょう、議論を尽くしていきましょうということを言っているんです。  だから、時間があれば、例えば、先ほど申...全文を見る
○中根(康)委員 やはり、厚生労働省はこの法案の説明として私どもに資料をいろいろ御提供いただけるんですけれども、そういったところに書いてないことが、書いてあるのかもしれませんけれども、こうやってお尋ねをすれば、大臣が委員会という公式な場で御答弁をいただいて、少しでも安心材料が得ら...全文を見る
○中根(康)委員 まさに、大臣がおっしゃるとおりなんですよ。  誰がかかってもおかしくない、いつかかるかわからない、だから人ごとではない、まさに国民全体の問題である。難病患者さんたちが自分たちのことだけを言っておられるわけじゃないんです。  私たちも、難病患者の方々だけのこと...全文を見る
11月19日第185回国会 衆議院 法務委員会 第8号
議事録を見る
○中根(康)委員 民主党の中根康浩と申します。  法務委員会では初めて、そもそも、差しかえ等も含めて法務委員会に来るのは初めてなんですけれども、先ほどから、我が党の階委員あるいは田嶋委員の緻密な質疑に感服をいたしておるところでございますが、私は、素人なりに素朴な疑問を呈して、御...全文を見る
○中根(康)委員 事務処理上の便宜ということは、具体的には、これが何のために、何に役立っているんですか。
○中根(康)委員 嫡出子か非嫡出子であるかということの区別がわからないと、どんなことに支障を来しますか。今回、民法を改正して、少なくも相続についてはその必要性がなくなるはずだと思いますけれども、依然としてまだ必要性は残るとお考えですか。
○中根(康)委員 国民の日常生活的にはほとんど影響しないということが今の答弁で明らかになったということであろうと思います。  相続について、必要性がなくなったということでございますので、今るる御答弁がありましたけれども、私は、空文化することになるというふうに思っておりますので、...全文を見る
○中根(康)委員 今程度の御説明であれば、私は、やはり戸籍法に基づく出生届と同じようにほとんど必要ない統計なのではないかと思いますけれども、これは例えば、具体的に厚労省のどんな政策に反映されて、これがないとどんな弊害があるか、改めて教えていただきたいと思います。
○中根(康)委員 嫡出でない子が何人いるとかということが、私は政策に反映されているという実感がないんですけれども、これがないと本当に困りますか。もう一度。
○中根(康)委員 私は、これは、あえてつくる必要のない統計であると思っております。  もう一つ、残る差別というような観点から質問をいたしたいと思います。  これは、自治体によって行われていたり行われていなかったりというようなことなんですけれども、ある意味、生活上、一番影響があ...全文を見る
○中根(康)委員 家族制度のあり方とかということを配慮した上でというような御答弁でありましたけれども、それと同時に、もちろんそれも否定するものではありませんけれども、実際に自治体によっては、その生活の厳しさに対して支援をするという配慮をしている自治体もあるわけでありまして、そのこ...全文を見る
○中根(康)委員 御説明はわからないわけではないんですが、実際にそういうみなし寡婦控除というものを実施している自治体があるということについては総務省はどうお考えですか。
○中根(康)委員 まさに今、安倍内閣は、子育てしやすい社会を、国づくりを、地域づくりを進めていくということを推進しておられるわけでありますので、こういうみなし寡婦控除のような、少子化対策にもつながる、子育て支援にもつながる制度を適用しておられる自治体は模範的な自治体だということで...全文を見る
○中根(康)委員 先進的な自治体が実施しているみなし寡婦控除のような子育て支援に対して、厚労省も総務省も財務省も大変、後ろ向きなとは言いませんけれども、消極的な御答弁であったわけであります。  やっているというところがあるわけですから、それを恐らく否定する、あるいは、これはだめ...全文を見る
○中根(康)委員 調和のもとに差別が残るというところが、やはり改正の必要性が当然あるところだろうということは間違いないことだと思います。  十月三十一日付の毎日新聞によりますと、自民党の法務部会において、議論の過程ではありますけれども、「国権の最高機関が、司法判断が出たからとい...全文を見る
○中根(康)委員 ほかの政党の中の議論のことを余り深入りするつもりはありませんので、このあたりにとどめさせていただきますが、もう一つだけ聞かせてください。  不倫を助長するという意見もありますが、嫡出子、非嫡出子、これの相続の差別が解消されると、なぜ不倫が助長されるんでしょうか...全文を見る
○中根(康)委員 まさに大臣の御答弁のとおりでありまして、全く不倫とそれから相続の問題とは関係がないわけでありまして、だから、今回この民法の改正が必要だ、行われるということでもあろうと思いますし、逆に言えば、不倫が助長されるというような議論でこの改正が阻まれるようなことがあっては...全文を見る
○中根(康)委員 ぜひ適切な議論が展開をされるということを期待いたしますが、間違っても、今回民法を改正して差別を解消するにもかかわらず、新たな相続格差あるいは嫡出子と非嫡出子の新たな差別をつくるような議論がなされないようなことをぜひ期待して、もう少し用意させていただいておった質問...全文を見る
11月19日第185回国会 衆議院 本会議 第11号
議事録を見る
○中根康浩君 民主党・無所属クラブの中根康浩でございます。  私は、民主党・無所属クラブを代表し、ただいま議題となりました持続可能な社会保障制度の確立を図るための改革の推進に関する法律案、いわゆる社会保障制度改革プログラム法案に対して、反対の立場から討論を行います。(拍手) ...全文を見る
○中根康浩君(続) 最初は記憶にないと答弁したが、二度目の質問では認め、当日お店に行くまで徳洲会幹部がいることは知らなかった、選挙の話はしなかったなどと不自然な答弁でございました。  報道によれば、その料亭での懇談後、徳洲会幹部が関係者に対して、選挙に関連して厚労大臣から頼まれ...全文を見る
○中根康浩君(続) 厚生労働委員会強行採決は、田村大臣の徳洲会疑惑隠しではないでしょうか。
○中根康浩君(続) そして、今週にももくろまれる特定秘密保護法案の強行採決の予行演習ではないでしょうか。  今申し上げましたように、本法案及び政府が検討している社会保障の見直し案には、重大な問題があります。  消費税の使い道としての社会保障の見直しは、国民の暮らしに大きく影響...全文を見る
11月20日第185回国会 衆議院 内閣委員会 第7号
議事録を見る
○中根(康)委員 民主党の中根康浩でございます。  大西さんに引き続いて、雇用の関係について質問をしてまいりたいと思います。  今回の法案については、附則の方にも十分気を配っていかなくてはならないということであろうと思います。  法案の第一条においては、規制改革その他の施策...全文を見る
○中根(康)委員 私の質問に正面から答えていただいていないような気がいたしますが、もちろん、国際競争力を確保するということは大切なことではありますけれども、特区法案の中で、特区法案を根拠に、今後、この法案が成立したから、附則二条に書き込まれていますよね、ですから労働契約を改正する...全文を見る
○中根(康)委員 もともと、政府として、厚労省として、労働契約法の改正ということは一定のスケジュールの中に入っている、いずれ検討していかなきゃいけないこととしてお持ちであるということであるならば、あえてこの特区法案の附則の中に書き込まなくても、しかも、今、審議官の御答弁にもありま...全文を見る
○中根(康)委員 やはり大切なところは、労政審で十分議論を積み重ねて、それぞれの利害がきちんと調整された上でルールがつくられていくということであろうと思います。  したがって、この附則には、平成二十六年に開会される国会の常会に提出することを目指すということまで書かれているわけで...全文を見る
○中根(康)委員 二十六年の常会というものには必ずしもこだわらずに、労政審で十分な議論を積み重ねて結論を出していくということが、審議官の御答弁で確認をされたと思います。  改めて申し上げておきますけれども、どうしても、解雇しやすい規制緩和をこの特区法案に盛り込みたいという意図を...全文を見る
○中根(康)委員 求めておりませんので。
○中根(康)委員 もちろん、国際競争力を高めていくという観点は必要だと思いますが、例えば弁護士であっても、あるいは何やら博士であっても、どんな優秀な人材であっても、これは、働き過ぎれば過労、過労死という事態に至らないとも限らない。あるいは、そういった方であっても、当然、労働あるい...全文を見る
○中根(康)委員 あえて大臣が御答弁をいただきましたので、一言だけ申し上げて終了したいと思いますけれども、政府の方針だということは一つの方針であって、また、その方針を一つの材料として、労政審で十分な議論が行われて雇用ルールが決められていくということは、確認をさせていただきたいと思...全文を見る
11月22日第185回国会 衆議院 厚生労働委員会 第9号
議事録を見る
○中根(康)委員 民主党の中根康浩でございます。  改めて、本会議でも申し上げましたが、社会保障プログラム法案、強行採決に至った与党の皆様方の委員会運営に対しましては、強く抗議を申し上げるところでございます。  特に、閣法として出されたものについては、政府・与党一体となって成...全文を見る
○中根(康)委員 法案ができてしまった後では遅いのかもしれませんけれども、ある意味、難病の方々、特に慢性疾患の方々も含めてなんですけれども、場合によっては、インターネット販売の利便性の恩恵を享受できる方々であるかもしれないし、あるいは、場合によっては安全性がもっと確保されなければ...全文を見る
○中根(康)委員 年内はもう予算編成の作業もおおむね終わっているという、年内といえば十二月の二十八、二十九、三十というようなところになってしまうわけですので、これはやはりその予算編成の作業の工程ということからいっても、十二月のどんなに遅くても中旬、十一月中ということを言っておられ...全文を見る
○中根(康)委員 納得をしていただけるということの大臣の言葉尻を捉えるわけじゃないんですが、もちろん、五十六が三百になるとか、充実をするところがある、法制化をして義務的経費化する、こういったところは、消費税を引き上げるわけでありますので、当然やってもらう。  また、それに加えて...全文を見る
○中根(康)委員 五兆円の景気対策を打つのに、新たに国債を発行しなくてもいいほど税収が上がってきているのではないかという計算もあるようであります。消費税が引き上げられて税収が上がる、それこそ、自民党の皆さんが誇らしげにおっしゃっておられるアベノミクスでまた税収が上がるということで...全文を見る
○中根(康)委員 消費税が上がるということだけで、当然、日常生活の消費活動、さまざまなものに負担がふえるわけなんです。そこはプライマリーバランスということを言われちゃうと、これはやはり今までの話と同じように、では何で復興特別法人税をやめたのかとか、あるいは公共事業に二兆円つぎ込む...全文を見る
○中根(康)委員 与党からも、そういう資料といいますか、データの請求が来ているということであるならば……
○中根(康)委員 というか、そういう基礎的なデータを把握した上で、つまりは、難病患者さんの皆さんの生活実態を十分把握した上で難病対策が形づくられなければならないということでありますので、しっかりしたものを出しますから、そのときにデータも出しますということではないと思うんですね。 ...全文を見る
○中根(康)委員 ぜひ、早いところの後日というところでお示しをいただけるようにお願いをしたいと思います。  それで、インターネット販売の方になります。資料二ということになりますけれども、これは、朝から名前が出されておる三木谷さんの話にどうしてもならざるを得ないですよね。この中に...全文を見る
○中根(康)委員 これはさっきも申し上げましたように、ある意味、田村大臣が決めた今回の法案、この制度に異議を唱えておられる三木谷さんが要請して、そしてそれに総理が応えて、何とか産業競争力会議に残ってほしいとしてつくるわけでありますので、大臣、これは全然無関係じゃないと私は思います...全文を見る
○中根(康)委員 それはやはり無関心じゃだめですよ。(発言する者あり)無関心じゃだめだと言っているんですよ、無関心だと言っておられませんけれども。関心は持っていただかないとだめなんです。  それはやはり三木谷さんの狙っているところは何かといえば、これは処方箋薬局までインターネッ...全文を見る
○中根(康)委員 言い切りたいところなんでしょうけれども、首をかけて言い切るというほどのことでもないということだろうと思います。  再興戦略に載っているから成長戦略だということであれば、それは大臣、やはり厚生労働大臣としては、いや、ここは違いますよと、ここで成長するというのはち...全文を見る
○中根(康)委員 また、どういう御返事を総理が言っておられたか、お聞かせいただければと思います。  きょうは用意していたものがほとんどできませんでしたが、これで時間が参りましたので、終わらせていただきます。  ありがとうございました。
11月27日第185回国会 衆議院 厚生労働委員会 第10号
議事録を見る
○中根(康)委員 民主党の中根康浩でございます。  インターネット販売の法案でございますが、前回の質疑あるいはきょうの質疑等を通じて、質疑者あるいは委員の皆様方のほぼ共通した認識は、医薬品のネット販売というのはあくまでも売り方あるいは買い方の一つということであって、これを成長分...全文を見る
○中根(康)委員 ぜひ、厚生労働分野が成長に資する大きな可能性を持つ分野であるということを、財界の方々とも密接に連携して、あるいは大臣として発信をしていただいて、特区の関係なんかではとかく外されそうになっているということもあって心配しているんですけれども、外すな、俺にも物を言わせ...全文を見る
○中根(康)委員 つまりは、自立支援医療並みの自己負担のあり方を検討する、これまでの高齢者医療制度を参考にしてというところから方針を転換して、自立支援医療を参考にした制度を検討していくという趣旨の御発言をされた。そのことによって、記事によると、難病患者の月負担が二万円になる。高齢...全文を見る
○中根(康)委員 今の二度目の御答弁で、次の難病対策委員会、いつ開かれるかもまたお尋ねしたいんですけれども、ここには間違いなく自立支援医療並みの負担上限額が記入された厚労省案というものが示されるということでよろしいわけですね。その難病対策委員会は、次はいつ予定をされておるんでしょ...全文を見る
○中根(康)委員 改めて確認をいたしますけれども、自立支援医療というものを参考にするということであると、きょうは資料九として自立支援医療の仕組みを配付させていただいておりますけれども、この「重度かつ継続」というところでいえば上限が二万円ということになるわけですけれども、この二万円...全文を見る
○中根(康)委員 この資料九を使ってもう一つ質問をさせてもらいたいんですが、この自立支援医療の中には、重度、継続の方でいえば、生活保護がゼロ円から、一定所得以上が二万円という刻みになっているわけなんですが、これをもしそのまま援用するとすると、「更生医療・精神通院医療」のところをご...全文を見る
○中根(康)委員 必ずしも自立支援医療を援用すれば難病患者の皆様方の生活実態に合った医療費助成になるとは私どもは考えておりませんが、それにしても、きょうお尋ねしているのは、自立支援医療を参照するということであるならば、この医療保険の高額療養費、ここの部分だけ使われてしまうと、やは...全文を見る
○中根(康)委員 改めて申し上げますが、例えば読売新聞を見ると、「医療費上限を軽減」ということが書いてあるんですけれども、これは、当初、厚労省が高齢者の医療費を援用するということで四万四千四百円ということを示したものですから、そこから見れば軽減ということなんですけれども、自立支援...全文を見る
○中根(康)委員 一定程度というのは、重症の方を指して申し上げたつもりはありません。  もちろん、難病という病気におかかりになっていても、仕事を頑張っておられる方もあります、あるいは仕事ができるという状況の方もあるかもしれません。そういった可能な方に対してはそういうことをお願い...全文を見る
11月29日第185回国会 衆議院 厚生労働委員会 第11号
議事録を見る
○中根(康)委員 おはようございます。中根康浩でございます。  引き続き、またかと思われるかもしれませんが、難病対策について大臣と議論を進めてまいりたいと思います。  昨日、民主党の厚労部会として、改めて当事者の方、患者の方、御家族の方、団体の方にお越しをいただいて、ヒアリン...全文を見る
○中根(康)委員 国政が抱える課題は、国民からの要望は数限りなくある中で、限られた時間の中で、安倍総理があえてここに、難病対策は御自身のライフワークであるという文言を加えて所信表明をなされたという事実は、大変重いものがあると思います。  私たちは、これまでも、消費税を引き上げる...全文を見る
○中根(康)委員 私は、別に大臣や厚生労働省を責めているわけではなくて、むしろ、所信表明で取り上げて演説をされたわけだから、これは予算確保の重大な、重要な後ろ盾になるわけでありますので、今までもこれも申し上げておりますが、難病患者が難病患者を支えるというような仕組みではなくて、難...全文を見る
○中根(康)委員 繰り返しになりますけれども、各省から、あるいは自民党、公明党の与党の先生方からも、ぜひ所信表明にこのことを盛り込んでいただきたい、総理として取り組んでいただきたいということは星の数ほど出てくる中で、総理が、この難病のことについて、重要な、限られた時間、限られた文...全文を見る
○中根(康)委員 もちろん、厚労大臣が責任を持つこともよくわかりますが、しかし、これは所信表明で盛り込まれているわけですので、私は、このことについては総理の責任だと思います。違いますか。
○中根(康)委員 総理のお考えと大臣のお考えが、もしかしたら食い違っているかもしれません。  ぜひ、総理に今この段階で御報告をいただいて、もちろん、最終的に自分の責任でお決めになるということであれば、それは一つの敬意に値する御覚悟であろうとは思いますけれども、しかし、総理が所信...全文を見る
○中根(康)委員 納得できる御説明ではなかったような気がいたします。  つまりは、やはり、難病の方は、高齢者の方とも障害者の方とも生活実態が違うわけなんです。ですから、改めて、これまでも要求してまいりましたけれども、発症年齢、つまりは人生の中で治療年数がどれぐらいかということと...全文を見る
○中根(康)委員 自殺をされないようにということは、つまりは負担増しないということだと思います。やってみて、自殺者が出たからやはり考え直します、だから負担軽減をいたしますということでは、取り返しがつかないわけであります。  ここは、まだ時間はあると思います。来年の法案提出という...全文を見る
○中根(康)委員 自殺対策はしっかりとやっていくということでございますので、ここは負担増の議論をもう一度その観点から考え直していただく、このことをお願いして、きょうの質疑を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
12月03日第185回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第7号
議事録を見る
○中根(康)委員 民主党の中根康浩でございます。  森大臣がどれだけ優秀で、どれだけ有能で、スーパーウーマンなのか、あの特定秘密保護法案、連日にわたって答弁をされておられて、普通だったら、もうそれだけで精いっぱい、また、精いっぱいやらなきゃいけない法案があの法案であるというふう...全文を見る
○中根(康)委員 むしろ大臣の方から、国会を開くべきじゃないですかというような相談やアドバイスや、そういったものがあってもしかるべきだったと思います。  全ての国民が、この問題に対して、国会はどんな議論をするだろうか、質問があった場合に大臣はどう答弁をされるだろうか、どういう対...全文を見る
○中根(康)委員 一つ一つに取り組んできた結果が、また十月以降、これだけ大規模な偽装問題が起きているじゃないですか。  やはりこれは、御自身の功績をとうとうと述べられるのではなくて、篠原委員が先ほどおっしゃられたように、職務専念違反とは言いませんけれども、このことに対する取り組...全文を見る
○中根(康)委員 食材偽装問題が、十月二十二日以降、公になってから、やはり私は、先ほど篠原委員が配付をした資料を見ましても、大臣がこれに取り組む物理的な時間から始まって、その内容、その結果といいますか、成果ということがあらわれていないということからしても、私は、この食材偽装問題に...全文を見る
○中根(康)委員 言葉として全力でと言うのは簡単なんです。本当に全力でやったかどうかということを、先ほどから、篠原委員から、あるいは私も今確かめているわけでありますが、どうしても、大臣がこの問題に対して全力で取り組んだという形跡はやはり見当たらないと言わなければなりません。  ...全文を見る
○中根(康)委員 篠原委員と同じような資料を使って確認をしていきたいと思います。  消費者庁のホームページに掲載されている森国務大臣の記者会見の概要というところで、十月の二十五日に、大臣は、消費者庁としては厳正に対処してまいりたいというふうに思いますと答弁をされておられますが、...全文を見る
○中根(康)委員 私は、一つ一つ森大臣が、御自身の判断でこの問題に対応してきたとはやはり思えません。  十月の二十九日の会見におきましては、記者からの、立入調査の有無というのはどうですかということを聞かれて、大臣ははっきり答えてはおられません。適切な行政判断をしてまいりたいと思...全文を見る
○中根(康)委員 先ほど篠原委員も言われましたけれども、消費者庁の存在意義というのは、あくまでも消費者の立場に立って、消費者目線に立って、消費者の安全を、健康を全力で守るということであって、各省庁と協議をして調整をして、それでなんということを言っている場合ではないということを大臣...全文を見る
○中根(康)委員 相変わらず縦割り行政を脱し切ることができない、森大臣の指導力は発揮されていない、だから、こういった問題はこれからも再発しかねないという危惧を表明させていただき、質問を終わらせていただきます。
12月04日第185回国会 衆議院 厚生労働委員会 第12号
議事録を見る
○中根(康)委員 民主党の中根康浩です。  私は、自由民主党、民主党・無所属クラブ、日本維新の会、公明党及びみんなの党を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。     生活困窮者自立支援法案に対する附帯決議(案)...全文を見る