中野寛成

なかのかんせい



当選回数回

中野寛成の1977年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月02日第80回国会 衆議院 文教委員会 第3号
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○中野(寛)委員 特に義務教育並びに高校教育において地域的な格差があります。人口急増都市及び人口が減っていく地域、それによってそれぞれ教育費がかさむ理由が違っております。しかし、特にその中で人口急増都市については義務教育の施設は文字どおり、国もそうでありますが、自治体は義務的に施...全文を見る
○中野(寛)委員 委員長、ありがとうございました。
03月04日第80回国会 衆議院 本会議 第9号
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○中野寛成君 私は、民社党を代表し、ただいま提案されました昭和五十二年度の公債の発行の特例に関する法律案について、総理、大蔵大臣並びに行政管理庁長官に対し、国民の率直な不安の気持ちと将来に対する願いを込めてお尋ねをしたいと存じます。  赤字国債の発行は、昭和五十年度以来すでに三...全文を見る
03月10日第80回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第4号
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○中野(寛)委員 今回の大阪国際空港に対するエアバス導入の問題について、私も地元の皆さんの現在心配している気持ち、そういうものをむしろ率直に、素朴に代弁するという観点に立って私は御質問を申し上げたいと思います。  私ごとですが、私自身もこの該当する地域に住んでいるわけであります...全文を見る
○中野(寛)委員 いま橋本局長からお話がありました。現地の声を私はかなり忠実に反映をしておられると率直に認めたいと思います。私自身も現地で話を聞きました。エアバスってどんな飛行機ですねんと、こう聞かれます。あのロッキードのトライスターもそのうちに入りますと、こう答えますと、大変皆...全文を見る
○中野(寛)委員 私は、いま地元の皆さんが果たして皆様が口を酔っぱくして説明をされてそれで納得するのだろうか、むしろそのことについて疑問を持ちます。説明はどうしても口約束、むしろ、これまで文書でのお約束があったかもしれませんが、そのことが十分履行されていないように地元の皆さんは受...全文を見る
○中野(寛)委員 重ねてお聞きしたいと思います。  司法は司法の見解としてとおっしゃいますが、現実に、いま住民の皆さんは毎日いわゆるこの騒音とそして排気との二重責めの中で苦しんでいるわけです。そして一日も早くそれが少なくなるめど、そして具体的にそれの対策、そういうものを願って毎...全文を見る
○中野(寛)委員 この問題をより強く要求をいたしましても、現在最高責任者としての大臣がいらっしゃるわけではありませんから、これ以上は申し上げませんが、しかし、その御答弁の内容、そのことに本当に実効がある方向でぜひお取り組みをいただきたいと思います。  さて、先日十三項目の回答が...全文を見る
○中野(寛)委員 そうすると、現在の段階においては、テストフライトをやりたい、また環境庁としてはやるべきである、こう言っておられるけれども、その内容については全く白紙ということでしょうか。
○中野(寛)委員 いま騒音値の問題よりも、むしろ騒音については若干減るかもしれないけれども、NOxがいま最大の焦点になっています。さて、このNOxの与える被害状況等を含めて排ガスのテストにはどのくらいかかるものでしょうか。回数、時間等を含めてお尋ねしたい。
○中野(寛)委員 問題は、特に排ガスについて、地元の皆さんが直接体または自分の五官で感じて問題にしておられるのは、その瞬間値なんですね。特に飛行機の場合、これからはいわゆる大阪空港のAランよりも、エアバスはどうしたってBランを使うわけですけれども、勝部地区はそのサイドになる。そし...全文を見る
○中野(寛)委員 そして、それをぜひ実感としてお感じいただいて、そうすれば必ずこれはひどいと感じてくださると私は思うのです。そして、その中でいわゆるスポットから離陸態勢をとるために飛行機は第一ストップ点越え、第二ストップ点越えて出ていく、そのときに第一ストップ点、第二ストップ点、...全文を見る
○中野(寛)委員 直撃というのが、あのエンジンから出たやつがまともにぶつかるということだけではなくて、たとえばここに壁をつけて、ここにたばこの煙を吹きつけた、そのときその煙はどうなるか、これを越えまして、かなり大きな量、目に見えます。結局あの飛行機が離陸する、吹かす、そして八月に...全文を見る
○中野(寛)委員 期待と励みで問題が解決されれば本当にこれまでの——恐らく運輸省の皆さん御自身がいろいろなところから文句を言われて、たたかれて、本当にいらいらされていると思うのですよ。その皆さんのお気持ちだけで解決されるんだったらとっくに解決されている。そのくらいのお気持ちで運輸...全文を見る
○中野(寛)委員 私は、いま申し上げましたように、結局今日までの中でもう本当に耳にたこができるくらい、私自身も実は地元にいるころに運輸省の方からそういう御回答を聞かされて、そうしてその中で、それじゃどのくらい進んでいるのだ、改めて調べますといまのような状態。これが先ほど御指摘があ...全文を見る
○中野(寛)委員 最後に、質問がダブるかもしれませんが、念のために若干のことをお尋ねをしておきたいと思います。  一つは、このテストフライトの決定をする前に、ひとつ環境庁長官、運輸大臣お誘い合わせでも結構でございますが、その前に行って、地元の皆さんとひざを突き合わせてお話しにな...全文を見る
○中野(寛)委員 先ほど来幾つかの御質問を申し上げましたけれども改めて、地元の皆さんに少なくとも具体的に協力をしてもらえるくらいの納得の度合いをいただけるまでこれらについて最終の決断を下さないと運輸省としてお約束いただけますか。
○中野(寛)委員 総合的な問題と当面する問題とございますが、問題のネックになっていることを先ほど来申し上げましたけれども、どうか抜本的な問題を踏まえつつ、少なくとも現状において地域の住民の皆さん、毎日毎日被害を受けている方々の気持ちになってお考えをいただき、そして本当にひざを突き...全文を見る
03月14日第80回国会 衆議院 文教委員会 第5号
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○中野(寛)委員 ただいま上程されております法案を中心にいたしまして若干の御質問を申し上げたいと思います。同時に、基本的な問題にむしろ私はしぼってできるだけお尋ねをさしていただきたいと思います。  現在、国立学校設置法の中でも、特に入試の問題が中心となって論議をされているわけで...全文を見る
○中野(寛)委員 まだちょっと御答弁でわかりにくいのですけれども、私が端的にどっちだと聞きましたので、抽象的なお答えが返ってきたのかもしれません。ある意味では両面性を持っているのかもしれません。そしてその教育か研究かともし分けたとしますと、そういう部分があるといたしますと、教育と...全文を見る
○中野(寛)委員 ふさわしい人を選ぶという、これはいわゆる大学の立場からの話になってしまうのじゃないでしょうか。むしろ、勉強したい人が勉強できるという機会、それを持てるようにするというふうな立場から考える、私はそのことが教育を中心に考えればなお一層必要なのではないだろうか。みずか...全文を見る
○中野(寛)委員 となりますと、比較として、年限を戦後におきましょう。国立大学は戦後どのくらいふえて、その学生の収容人数はどのくらいふえておりますでしょうか。
○中野(寛)委員 そしてそれに比べまして進学の希望者等はもっとより大きくふえているのではないでしょうか。
○中野(寛)委員 そうなりますと、私どもやはりより充実をした内容の国立大学をふやすということは、私立にもいろいろと個性を発揮していただいて、そしてよりよい教育をしていただくこと、これは当然必要でありますが、そういう国民の希望からすれば、より一層大学をふやしていく、そのことは私ども...全文を見る
○中野(寛)委員 その場合に、総体的な受験希望者がそう多くはふえないということでございますが、しかしいまなお先ほど来問題になっておりますように受験地獄、その中で私は大学はどこでもいいのだと思えば、そういう人たちにとってはいま確かにかなり広い門であることは事実でしょう。しかし、どう...全文を見る
○中野(寛)委員 お答えにはございませんでしたが、先ほど来の質疑の中でお答えがあって、より一層就職に有利な大学を選ぼうという意思が大学選択について特定の大学に偏る、そのことが非常に地獄的な様相を呈する原因の大きな一つになっているという御答弁があったと思うのです。しかし、そういう意...全文を見る
○中野(寛)委員 文部省に限ってのお話がありました。文部省は非常に広い分野にわたっておりますから、中にはお医者さんの資格を持った人もいるでしょうし、そういう専門的な知識の中で選択がなされるであろうことは私も想像にはかたくないのでありますが、しかし文部大臣としてむしろそういう役所の...全文を見る
○中野(寛)委員 次に、国立大学の問題とあわせまして、やはり私学に行くということになりますと大変負担が問題になってくることはもうだれもが否定できないところであります。そのためにいろいろ民間の銀行等で教育ローン制度なんというものが発足をいたしたようでございます。むしろ私は奨学金制度...全文を見る
○中野(寛)委員 教育ローン制度がはびこる、これは民間でやることですからそれを禁止することはできないでしょうけれども、やはりそういうものが幅をきかすということは、一般の学生や父兄に対するPRというものが十分に行き届いていないということが一つの原因ではないか。大学ではPRするんでは...全文を見る
○中野(寛)委員 そこで、大学入試制度の改革の中から少しでもそういう心理的な負担をなくしていこう、その努力が今度の共通試験にもあらわれているのであろうと私ども前向きに考えたいとは思いますが、同時に、そういうものを受けるための選抜の基盤になるものをどの段階で子供たちがするかというこ...全文を見る
○中野(寛)委員 そうすると、再び試験を受けなくても、二次志望目が生かされることがあるということになるわけですか。
○中野(寛)委員 まだそれも、これをやるということにしなければ具体的に話が進められないということかもしれませんけれども、しかし私は、少なくとも受験生にとっては、先ほど申し上げたバイパスが一つでも二つでも多いことが心理的に救われる道になると思うのです。そういう意味から、これを余りや...全文を見る
○中野(寛)委員 それではもう少し技術的なことを、若干内容をお聞きしたいと思います。  一次試験と二次試験の比重は、各大学で決められるのかもしれませんが、どのぐらいの比重で採点されるのですか。
○中野(寛)委員 その一律でないのが行き過ぎましてどっちかに偏り過ぎますと、たとえば二次試験のみに偏りますと、一次試験で単に足切りだけをやって人数を制限してというような、いわゆる予備試験的なものにしかならないということになってしまうでしょう。むしろ、それが必要でないとすれば、足切...全文を見る
○中野(寛)委員 先ほど人生のバイパスと言いました。現在は、将来大学を目指そうと思う子供たちは一応大勢において普通高校を目指します。しかし、職業高校に行った、そして勉強している中で、より一層高度な勉強をしたいという希望者が出てくる可能性はやはり多いわけです。ことしの高校の願書提出...全文を見る
○中野(寛)委員 同時にそのような学校の、職業高校の先生方もそうでありますが、高校教育の実態の中から、入学試験についてはこういう配慮をしてほしいとか、また、高校生の実態を踏まえながらの入試を考える、そういう場合に、その試験問題をつくる方々について、大学の先生だけではなくて高校の先...全文を見る
○中野(寛)委員 この入試センター、そして第一次共通試験につきましては先ほど来の御質問の中にもございましたけれども、少なくとも試験に対する心理的な負担を解消する、そしていまうたわれております文句は、高校で学ぶことのできたものの中から出題をするということによって少なくとも出題範囲と...全文を見る
○中野(寛)委員 たまたまここにも新聞に大きく報道されましたからちょっと切り抜いて持ってまいりました。大阪の例ですが、公立高校から姿を消した生徒数ということで、四十六年度千三百七十人、四十七年度千四百五十七人、これはだんだんふえまして、五十年度は二千九百九十二人というふうにふえて...全文を見る
○中野(寛)委員 次に、今回上程されております法案の中で、国立養護教諭養成所設置法の方も廃止をするということで、別にそれにかわるものができたから、ここの分については廃止をするということだと思うのでございますが、もう間もなく養護教育は、五十四年度からですか、義務化されようとしており...全文を見る
○中野(寛)委員 これから養護教育が義務化されるということは、それだけいかに養護教育が大切であったかということの証左だと思うのです。少なくとも国立大学の中で教育学部という学部がありながら、そしてこれから養護教育が義務化されるその時点に立って、私どもはそれぞれの地域の養護教育の中核...全文を見る
○中野(寛)委員 それに関連をいたしまして、若干法案からずれますが、その特殊教育なんです。せっかく義務化されるということでございますから、あわせてこの機会に私はお聞きしておきたいのですが、特殊教育の場合、これは文字どおり幼児から職業までというんでしょうか、すべてにわたって生涯教育...全文を見る
○中野(寛)委員 同時に、先ほど申し上げましたように、それが幼児の段階からであれば、これは文字どおり厚生省の管轄かもしれません。住宅の問題でもあるでしょう。それからその場は住む場であり、教育の場であり、職業の場であるという必要性が出てくる部分もあるでしょう。そういうことについて単...全文を見る
○中野(寛)委員 最後に二つほど御陳情を申し上げたいと思います。  一つは、先般東京教育大学附属の大塚養護学校へ行きました。この教育大学が近々移転をしなければならないということもあって、大塚養護学校についても移転の話があるようでございます。そこに通う人たち、それが移転をされます...全文を見る
○中野(寛)委員 そうすると、大塚養護学校もそのままあの場所で、そうしてできるだけ整備をしていただくということのお約束はいただけますか。
○中野(寛)委員 どうぞそのお約束をお忘れのないようにお願いをいたします。  なお、最後にこの議案と若干内容はかわりますが、お許しをいただいて一言だけ御要望申し上げたいと思います。  大阪国際空港に近々エアバスが乗り入れになるかもわからないという話がございます。そうしてその大...全文を見る
○中野(寛)委員 エアバス導入によって音が小さくなるという宣伝をしきりに運輸省によってなされているわけであります。一つ一つを短絡的に比較をいたしますとそういう部分がありますけれども、総合的になお一層調査の必要があります。それと同時に、防音装置が各学校にかなり設置されてまいりました...全文を見る
03月14日第80回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第3号
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○中野(寛)分科員 私は、このたび大阪国際空港へ乗り入れを計画しておられますエアバスの問題につきまして、先般公害等の特別委員会でもお尋ねをしたところでございますけれども、時間のために若干質問し残した問題もございますし、同時にまた、特に環境庁長官を中心にしての質疑でございましたので...全文を見る
○中野(寛)分科員 防音壁があるということでありますが、一時的に防音壁また防音堤、そういうものが、直射音、直接ぶつかるものについては、ある程度の効果があるかもしれません。ただ、排気ガスにつきましては、距離が本当に隣接している地域でありますから、空港の外、中といいましても、空港の外...全文を見る
○中野(寛)分科員 一部分をわかりやすいように抜き出した、その中でこういう書き方をしたということですけれども、それならばこそむしろそういう誤解を招くようなことのない数値というものを挙げるべきであり、またそういう部分についてこそ説明というものはもう少し詳しくあってよかったのではない...全文を見る
○中野(寛)分科員 なお、二百便ということでございますけれども、二百便ということは、エアバスのそのずうたいの大きいのが、その着陸する回数だけ数えたって百回おりてくるわけですね。二百便というのは、片道百便ということですか。
○中野(寛)分科員 その便数の削減につきましては、百、二百という数字が出ておりますけれども、住民の皆さんにとって朝七時から夜九時まで、ときどき違反してそれよりも遅く飛ぶ飛行機もございますけれども、本当にその短時間の間でそれだけの回数飛ぶわけです。運輸大臣もたしか行ったことがおあり...全文を見る
○中野(寛)分科員 最近数年の移転の実績は、いかがでございますか。  それから、移転を要する世帯が約一万一千世帯ということでございますけれども、私の調べではその七割が借地借家だと存じております。そういたしますと、その借地借家の皆さんについては、代替の家が必要ということになってま...全文を見る
○中野(寛)分科員 一件についてですね。——五百万円と言われましたけれども、これを比較しやすいように坪単価で言いましょう。私が聞いております範囲では坪単価大体二十八万円程度でお買い上げになっておられるのではないでしょうか。そしてその隣接地区、たとえばあの地域ですと、豊中市内で平均...全文を見る
○中野(寛)分科員 しかしそのような差、いま申し上げましたような隣接地区で四十万円もする、現実には二十八万でしか買ってもらえない。  整備機構でどういう土地をお買いになっているか御存じでしょうか。生駒山の中までお買いになっている部分があります。移転のために使うと言ったって全く実...全文を見る
○中野(寛)分科員 時間が参りましたから、締めくくりたいと思います。  土地を持っている人がどこかにかわろうと思っても、そういう状態でかわれない。家を借りて住んでいる人がかわろうにもそういう状態でかわれない、そしてうるさい音にしんぼうをさせられる、その人たちは健康を日に日に害し...全文を見る
○中野(寛)分科員 時間が来ましたので、最後に一つ。  当面しているエアバスの問題でございますが、いま大変皆さん御努力をいただいて、地元との折衝もやっていただいております。具体的な対策もとられるでしょうが、あくまでも隣接市町村、十一市協という協議会がございますけれども、少なくと...全文を見る
○中野(寛)分科員 私が協力をしても始まらないのですよ。私が測定に立ち会うわけでもないのです。あくまでもそういうことを前線に立ってやるのは、運輸省の担当の方々もそうでございましょうが、地元の市町村が矢面に立つわけですよ。現実に毎日接しているわけです。少なくともそこの了解を得られる...全文を見る
04月14日第80回国会 衆議院 地方行政委員会 第13号
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○中野(寛)委員 民主政治の基盤は、だれでもが言うことですけれども、地方自治だと言われています。そしていま日本の地方自治を本当に正しく発展をさせていこうという立場で臨んでいる中央官庁は、これはもう言うまでもなく自治省だと思います。言いかえれば、日本の民主政治のとりでとしての役割り...全文を見る
○中野(寛)委員 私ども仄聞いたしますところによりますと、また新聞報道でも一部なされております、これまでも御答弁があったかもしれませんが、現在の地方交付税は国税三税の三二%、これに五%くらいは今年度の地方財政を見ればプラスしなければいけないのではないかという観点で、自治省としては...全文を見る
○中野(寛)委員 とすれば、自治省のむしろ正直な御見解としては、今年度やはりあと五%くらいは上積みしたかったというお気持ちを根底に当然お持ちになっておったということを確認をさせていただいて、このことについて後ほど若干の主張また質問をさせていただきたいと思います。  さて、地方行...全文を見る
○中野(寛)委員 大臣の御答弁でいま、抜本的な改革の時期ではことしはまだないという御答弁でございましたけれども、そしてまた経済がより安定してからということでございますけれども、今日御提案をしておられます地方交付税法の改正案の中身等を見ましても、結局は中央がやるか、国がやるかは別に...全文を見る
○中野(寛)委員 私はやはりその抜本的な改正というものは、これだけ地方財政に対して国民の目が集中をしているとき、そのときにこそむしろ行われて初めて、たとえばそれが若干の負担増になったとしても、国民がそれを適正な負担であるという判断をすることのできる時期なのではないか、より的確に情...全文を見る
○中野(寛)委員 まだ政策的な加味がなされていないということでございます。それはそのままお受けとめをしたいと思います。とするならば、先ほど来申し上げました地方と国との税配分が事業量とは逆に三対七、七対三、こういうふうなことを考えますときに、これから政策的な判断をこの中に加えるとき...全文を見る
○中野(寛)委員 いまの質問の続きにつきましてはまた申し上げますけれども、たまたま大臣の御答弁の中で触れられましたいまの問題と、もう一つ、今後新税等につきましても考えていかなければならないかもしれないという御答弁がございました。これは、いわゆるこれからの高福祉時代を実現するために...全文を見る
○中野(寛)委員 抜本的な行財政の改革、特に財政、税制の改革の問題についてお触れになりますときに新税等のことがちょいちょいと出てまいりますと、ああ何か高福祉、高負担という発想になっているのじゃないかという心配を持ちます。このようなお話をされますときにぜひ具体的なプランニング、そし...全文を見る
○中野(寛)委員 先ほどいわゆる税制改正の話、また新税の話がございました。そのような場合に、これはちょっと先走った質問になりますけれども、地方自治体の方で将来のことをいろいろ考える中で、果たして新しいそういうものが考えられたときに、それは国税三税にプラスして地方交付税率を計算する...全文を見る
○中野(寛)委員 やはりそれらのすべてを含めまして、私、一番冒頭申し上げましたように、租税配分、しつこいようですが五対五に近づけるという御努力を、今後そういうことを含めてしなければどうにもならぬということをなお一層痛感するわけであります。そうしませんと、三割自治と言われてまいりま...全文を見る
○中野(寛)委員 ひとつぜひ前向きに御検討と御努力をお願いしたいと思います。  さて、地方税の伸びを今度一八%くらいに見込んでおられるようでございますけれども、地方自治体の方では本当にそれだけ伸びるだろうか。交付税の伸びを一〇%と見ている。また特に法人事業税の伸びを二四・二%に...全文を見る
○中野(寛)委員 穴埋めは必ずいたしますという前提で組んでおられるということでございますから、そのことを信頼をいたしましてこの問題についての質問を終わらせていただきたいと思います。  そこで、若干都市問題についてお尋ねをしたいわけであります。  先ほど来の質問の続きにもなりま...全文を見る
○中野(寛)委員 それでは特に人口急増都市の問題について若干触れさせていただきたいと思います。  人口急増都市の場合には、特にこれは義務教育施設に係る問題がたくさんございまして、超過負担の問題もございますが、その大部分がこういう義務教育施設だとか幼稚園だとか保育所だとかに関する...全文を見る
○中野(寛)委員 この交付率というのは、ほかの施設でもやはりこういうふうなことの制度が設けられているものがたくさんあるのでございましょうか。
○中野(寛)委員 そうすると、四十六年度交付率四四%から出発していますね。そして漸次引き上げられて七〇%まで上がっておるわけですけれども、わざわざ補助率を別につくりまして、その上で、そういう比率があるからといって交付率もつけるという、複雑なシステムをますます複雑なシステムにして、...全文を見る
○中野(寛)委員 補助率以外に交付率をつくったり、いろいろな率を掛ける方法をつくりまして計算を複雑にするのは、都市の変化形態、そういうものの実情に合わせるための苦労の跡だとおっしゃるかもしれませんけれども、むしろそのことがますます地方財政を複雑にして、わかりにくくしているのではな...全文を見る
○中野(寛)委員 文部省としてはああいう状態ですけれども、学校施設、用地というものに対する地方自治体の行政が、今日の地方財政の危機を招いているきわめて大きな原因の一つになっていることを考えますときに、自治省としてはこれらの対策について、単に文部省に任せたらいいんだということではい...全文を見る
○中野(寛)委員 学校の施設として、校舎と体育館とプール、これがいわゆる学校施設の三要素というふうな言い方をする方もいるわけです。私もそうだと思います。それについてはいかがですか。
○中野(寛)委員 そうすると、体育館もやはり校舎の一部と考えてよろしいでしょうか。
○中野(寛)委員 その場合に、校舎につきましては三分の二の補助率、そして体育館については二分の一と聞いておりますが、そのとおりでございましょうか。
○中野(寛)委員 学校の規模は別にいたしまして、人口急増都市で学校の数をどんどんふやさなければいけない、ということは、どうしても体育館は、必要最小限度のものとして付随して体育館もふやしていかざるを得ないと思うのですね。その場合に、やはり人口急増都市の特別な対策として、校舎について...全文を見る
○中野(寛)委員 教室もそうでありますが、むしろある意味では人口急増地帯で社会教育施設をつくることはなおさら追いつかない状態があると思いますね。そうすると、運動場と同時に体育館等も社会教育的な施設として使われる率が非常に高いわけです。ですから、その必要の度合いというものは校舎と何...全文を見る
○中野(寛)委員 次に、財政需要の実情加味という問題がございます。地方交付税の計算の中でいわゆる種地区分の問題がございますけれども、ちなみに先日、東京都市圏や大阪のいわゆる近畿圏等の中で、その種地区分の態容補正係数というものが的確であるのかどうかということにつきまして、私どもいろ...全文を見る
○中野(寛)委員 ぜひ前向きに御検討いただきたいと思うのです。こういう補正係数は法律で決めることだとは思いませんけれども、省令でこれが運用される。地方自治体から見ると必ずしもその根拠が十分にわからないというふうなことになりますと、ますます疑心暗鬼が強くなってくる。特例交付税の算定...全文を見る
○中野(寛)委員 さて次に、例の地方団体金融公庫のことについてお尋ねをしたいと思います。  ことしは、報道されておりますいろんな思惑は別にいたしまして、地方団体金融公庫を自治省としてはぜひ設立をしたいという御努力をしていただいたと思うのでございます。国が八兆円を超える国債を発行...全文を見る
○中野(寛)委員 これにつきましてはなかなか大蔵省の抵抗が厳しかったように聞いておりますけれども、大臣の御決意は、できるだけひとつ努力をしていこうということでございますけれども、本当にこれにつきましては自治体は大変すばらしい企画であるということで期待をしている。ですから応援団はた...全文を見る
○中野(寛)委員 経過はわかりました。そうすると、しかし、理由をお聞きすればするほどかなりやはり大蔵省側の抵抗は厳しいように思えるわけでございますけれども、自治省としてかなりの覚悟を持って交渉に当たらなければいけない。またある意味では、われわれ大いにこれの実現のために何らかの形で...全文を見る
○中野(寛)委員 ぜひひとつ大臣先頭に立たれてこのことの実現をお願いをしたいと思います。  さて次に、最近よく問題になっております乱開発に関連をいたしまして、建設省からもお見えいただいておると思いますが、お尋ねをしたいと思うのでございます。乱開発と言うよりもミニ開発でございます...全文を見る
○中野(寛)委員 実はこれの原因はいまも御説明がありましたけれども、都市計画法の網が広い、そしてその施行令の網が広い、そしてまたこれを補うためにいわゆる開発要綱を市町村でつくる、その網を逃れる、いわゆるミニ開発。しかしまた開発規模が大きくなりますと各市町村の関連公共公益負担金とい...全文を見る
○中野(寛)委員 それ以後もっとどんどんふえていると思うのです。文字どおり無視できない状態になっているのですが、その開発指導要綱の法的拘束力というのはあるのでございましょうか。
○中野(寛)委員 そうなりますと、いま開発指導要綱に基づいて関連公共公益負担がいろいろありますね、道路、上下水道、学校、幼稚園、消防、火葬場、墓地、通勤バス購入、数え上げれば切りがないわけですけれども、それが増大をしてくる。ですから負担率は宅地原価の五〇%にも達しているというふう...全文を見る
○中野(寛)委員 内容的に十分フォローする体制がとられているということでございますけれども、ただ時期がずれることによりまして、建設省としては、その時期を補正するために、不必要な財政支出がふえることをフォローするためにできたと思うのでございますけれども、この立てかえ制度が本当に十分...全文を見る
○中野(寛)委員 画一的につくることはなかなか困難ということでございますけれども、少なくともそれを行政指導の中で適確に進めていかないと、将来、本当にまたよけいな荷物を背負うことになるわけでありますから、私は、画一的が困難ということ、それは地域事情がありますからよくわかりますけれど...全文を見る
○中野(寛)委員 ぜひそういう方向でお願いを申し上げたいと思います。時間も余りないわけでありますけれども、いろいろ御答弁ありがとうございました。そういう中で、やはり自治省として、それぞれの具体的な諸問題について、御努力をいただいていること、そのことはよくわかるわけでありますが、基...全文を見る
○中野(寛)委員 私はこの自治省の御努力の中で、少なくとも一般会計からの繰り入れ約五千億円の実現を図っておられるわけでありますが、やはり最低限すでにもう今年度の財政措置というものは原案の中に含まれておるわけでございますから、むしろ今後それについての制度化ということを私どもとしては...全文を見る
04月21日第80回国会 衆議院 文教委員会学校災害に関する小委員会 第2号
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○中野(寛)小委員 一点は、先ほど山原先生からも御質問がありましたように、後ほど兼子先生にお聞きしたいとは思っておりますけれども、いわゆるこれを進めるに当たって最大のネックとなるものは、やはり無過失責任をどうするかという問題になろうかと思うのです。それについては、先ほど来幾つかの...全文を見る
○中野(寛)小委員 いいか悪いかの論議は別なんですが、いわゆる、単に私は立証責任が被害者側から国側に変わっただけということになると何か余りおもしろくないなという印象を持ったものですから、ちょっとお尋ねいたしました。
04月26日第80回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第11号
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○中野(寛)委員 住民が大変心配をし、そして大変重大な関心を各方面から集めておりましたテストフライトが一応終わりました。テストフライト、その意味は、やはり住民に対してこれ以上の公害を与えない、被害を与えない、そのことを証明するのが目的であります。あくまでも住民の皆さんにそのことを...全文を見る
○中野(寛)委員 すでにこのテストフライト終わっているわけでありますから、いまその経過について私から一つ一ついわゆる愚痴をこぼす、または批判的なことを申し上げても始まらないと思います。いま、真剣にお取り組みになったということの御説明はお聞きいたしましたけれども、しかし少なくともそ...全文を見る
○中野(寛)委員 地元住民は、そのようなちょっとした機種の違いだけでも非常に神経質に心配をいたします。でありますから、私ども今後むしろ、それこそLRにいたしましてもSPにいたしましても、私どもが知っているよりも、住民もしくは地元自治体の方からこれについてはどうなんでしょうかという...全文を見る
○中野(寛)委員 慎重にかつ早急にという、その早急にというのは、どうしても私ども一番心配の種でございます。そのことをぜひ御注意いただいて、これまで、私ども率直に申し上げますと、地元に帰りますと、石井政務次官が大阪に来ると何か物議を醸すといういままでの経過から申しまして、いわゆる乗...全文を見る
○中野(寛)委員 私は、その次官のお言葉をもう一度信用してみようという気持ちから、住民の皆さんもあの十項目の覚書に捺印をされたと思うんです。そういうことで、今度もしこれが実現をされませんと、文字どおり立ち会った、一緒に捺印をした地元両知事、そして両市長、自治体も、住民から見放され...全文を見る
○中野(寛)委員 御答弁の途中ですけれども、いまも端的にあらわれました。ルールがありますから、そしてそのルールを破るわけにはいかないから、整備機構でいかに皆さんが熱意を持ってがんばられようとも限度があるということが端的な言葉としてあらわれました。そのルールが何であるか。それはむし...全文を見る
○中野(寛)委員 時間が参りましたので、これで終わらせていただきますが、最後に、石井次官おっしゃられましたその勇猛果敢な御決断を御期待を申し上げておきたいと思います。よろしくお願いいたします。
05月11日第80回国会 衆議院 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第9号
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○中野(寛)委員 民社党の中野でございます。きょうは御協力をいただきましてありがとうございます。  早速お尋ねをいたしたいと思います。私どもお尋ねをいたしております目的からして幾つかのことを、特に先日の中曽根証言を中心にしてお尋ねをいたしたいわけであります。  さて、あなたと...全文を見る
○中野(寛)委員 そうしますと、日ごろからそういう会合でお会いをいたしますと、その話題はいろいろあろうかと思いますけれども、雑談をしたり、それこそ中曽根代議士がおっしゃるように、親友として気楽ないろいろな話題を、世間話を含めてする間柄であったということでございますね。
○中野(寛)委員 そういたしますと、たとえば、先ほど来、あなたから児玉氏に会いたいということを申し出たのでもなければ、中曽根代議士に紹介してもらったのでもないということのようでございますけれども、日ごろそういう話の中で、あなたの会社の経営もしくは会社のいわゆる乗っ取られる危険性と...全文を見る
○中野(寛)委員 若干話が変わるようですけれども、七六年八月二十日付の週刊誌にインタビュー記事が載っておって、そこで対談をいたしておりますのが、今井一王という方があなたと大変親しいというふうなことを発言している記事が対談記事の中で載っておりますが、この方を御存じでしょうか。
○中野(寛)委員 たまたまその記事の中で、「私は東郷という人とは非常に親しくしてきて、当時、なにかと相談を受けたりしてたんですけども、」云々という記事があります。そして、「当時、私は東郷に頼まれて、」「殖産のためには、なにかと尽してあげていたことも」あったというふうなことの記事の...全文を見る
○中野(寛)委員 それでは、この中曽根代議士に依頼をした記憶もなければ、そしてまた、先ほどの質問にもございましたけれども、「それじゃおれが児玉氏に頼んであげよう、会ってみなさい、そういうことを私は言うたです。」という中曽根証言につきましては、あなたはお聞きになったことは全くないわ...全文を見る
○中野(寛)委員 それから中曽根証言の中で「一朝有事の際には頼みますよと真剣に実は頼んだことは事実であります。」これは同窓会やクラス会等があるときにそういうふうな話題が出たことがあることは事実でありますという御証言でありますし、「それで、たしか木部君のお祝いのときに、大ぜい人がお...全文を見る
○中野(寛)委員 先ほど来お答えの中で、そういう——この文章そのまま読みますと、政治資金の関係とは特に無関係のように、ただ名前を出すのはまずいけれども特定の人が買いたいと言っている、そういうことであなたにぜひというお願いをしたという証言でございますし、またそれ以後、あなたがそれは...全文を見る
○中野(寛)委員 この証言から見ますと、そこをきわめて巧みに中曽根証言は区分けをして証言をしておるわけでありまして、私どもはこのようなことと、それから先ほど中曽根証言の中では「児玉氏の下部の連中、総会屋とか何かかもしれません、」云々「そして上の大物に会いたいような気配でありました...全文を見る
○中野(寛)委員 いまお尋ねを申し上げました内容で、私どもこれをじっくりと読ましていただいて、中曽根代議士が、もしあなたの御証言、もちろん真実だと思いますけれども、それと照らし合わせますと、やはりどうしても矛盾が出てくる。そこで、私どもは、先ほどのような類推が成り立ってしまうので...全文を見る
○中野(寛)委員 時間が参りましたので終わりますが、どうも御協力ありがとうございました。
05月13日第80回国会 衆議院 文教委員会文教行政の諸施策に関する小委員会 第3号
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○中野(寛)小委員 確かに憲法二十一条との関係もありますので、規制をすることについて大変むずかしい問題があると思うのです。いま中心としては、むしろ国民の皆さん、またPTA等を含めまして、各種団体等の協力を得ながら、国民運動的なものの盛り上げを図る方向で、この問題に取り組んでおられ...全文を見る
05月18日第80回国会 衆議院 文教委員会 第12号
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○中野(寛)委員 私は、いま大変教育問題が国民の間で論議の、また関心の的になっておりますし、そしてそれは決して学校教育だけではなくて、むしろもっと広い意味での教育が注目をされていると思います。そういう観点から社会教育の問題についてお尋ねをしたいと思います。それから後半は、特にいま...全文を見る
○中野(寛)委員 ところで、そういう観点から、さきに昭和四十六年でしたか、社会教育審議会から文部大臣の諮問にこたえて「急激な社会構造の変化に対処する社会教育のあり方について」という答申がなされております。そしてその答申の中で、現行法令の改正を含むより具体的方策の検討が必要であるこ...全文を見る
○中野(寛)委員 ぜひそれにお取り組みを願いたい。大変失礼な言い方ですけれども、口約束だけでなくて本当にそのことが真剣に取り組まれなければ、いま生涯教育とか、もうすでに政府としては前の総理大臣がおっしゃったことですから取り消されたのかもしれませんが、ライフサイクル計画などというも...全文を見る
○中野(寛)委員 おっしゃるお言葉が大変すばらしい御答弁でございますので、ついうっかりああそうですか、それでしたらもう結構ですと、こう言いそうになるのでございますが、そういう前向きにお取り組みであれば、現在のような地域的な不平不満というものももっとないのではないかというふうに正直...全文を見る
○中野(寛)委員 国としても社会教育主事を派遣して市町村で賄えないものを賄えるようにできるだけ補てんをしていこう、その趣旨そのものは一見大変すばらしいように思えるのですが、しかし、それは各市町村で本当に能力のある社会教育主事を養成するまでの過渡的な措置として国や都道府県でそれだけ...全文を見る
○中野(寛)委員 人選さえよければ、まさにこれは人の問題ですから、人さえよければ、こうなってしまうわけで、しかし、人選というのが本当は一番むずかしいのではないでしょうか。むしろ、いま制度として、または財政的な裏づけとしてやることが国なり都道府県の仕事でしょう。国や都道府県が、人選...全文を見る
○中野(寛)委員 社会教育指導員につきましては何か選任の基準みたいなものがあるのではないのですか。
○中野(寛)委員 それからその選任の基準でございますが、数ではなくて、こういう方をという基準があるのではないのですか。
○中野(寛)委員 そして、学校教育の経験があればより望ましいということではなかったかと思うのでありますが、いかがでございますか。
○中野(寛)委員 そして、その実態を文部省としてどのくらい把握をされておりますか。どうも、いまの御様子ですと、本当に実態しっかりと把握はされておられないのではないかというふうにも思うのですが、私がお聞きいたしておりますと、地方で、社会教育指導員を選任をされますときに、こういうふう...全文を見る
○中野(寛)委員 大臣、お聞きのとおりに、これは基本的に制度の改善も含めて抜本的に取り組まざるを得ない問題ではないかと思います。先ほど来申し上げました社会教育審議会の答申にいたしましても、本当にそれが法改正に至るまで、具体的に、抜本的に取り組まれたのか私は疑問に思えてならないので...全文を見る
○中野(寛)委員 次に施設の関係につきまして若干お尋ねをいたします。  たとえば社会教育施設、いろいろな施設があります。しかしながら最近の傾向といたしましては、国で非常に大規模なものをつくる傾向がふえているのではないか。もちろん、今度国立婦人教育会館が設置されます。国立少年自然...全文を見る
○中野(寛)委員 国立の規模の大きいものをつくることがいかぬと言っているわけではないわけです。より高度なものを施設を活用してやっていくということはやはり必要だと思います。しかし、そのことだけで、国はこんなことをやっているのですよという社会教育のPRに使われたということであってはい...全文を見る
○中野(寛)委員 ありがとうございました。時間がほとんどありませんので、社会教育につきましては以上で終わらせていただきたいと思います。  次に、学校の施設または備品等につきましてお尋ねをいたしたいと思います。  先般、文部大臣に就任されましたときにことしの予算の中心といいます...全文を見る
○中野(寛)委員 そこで、私どうしてもここで改めてお願いもしそして触れておきたいのでありますが、そういう観点から現在人口急増都市等に関する施設建設の補助が出ているわけでございますけれども、まず第一点は、人口急増都市対策として、五ヵ年の時限措置ではございましたけれども、校舎について...全文を見る
○中野(寛)委員 それは校舎についてということでございますね。
○中野(寛)委員 大臣、実情は校舎のみが三分の二の補助ということになっておるわけでございますが、先ほど私が申し上げましたように、来年度からも校舎について三分の二の補助が継続されるということでございましたら、体育館、プールにつきましても格段の措置を私はお願いをしたいと思うのでござい...全文を見る
○中野(寛)委員 一番冒頭申し上げましたように、このような教育施設にかかるお金が地方財政をどんなに圧迫しているか。これはどんなに圧迫したって教育の重大性を考えればいいわけでございますけれども、しかしもっとほかにも大切な仕事もございます。そういうことを考えますときに、大変厳しい財政...全文を見る
○中野(寛)委員 ところが、冷房したのはいいけれども、あのバルブの調節するところは一カ所なんですね。学校という細長い建物であったり、集中的な管理がむしろ不適当な施設で、そして調整するところは一カ所なんです。ですから非常に寒い、冷房によって非常に寒くなる教室と、行き届かなくて相変わ...全文を見る
○中野(寛)委員 すでに夏が近づいてきております。また子供たちが冷房施設の問題で悩まされると思います。どうか早急に子供たちの教育環境を守るという立場で、ぜひ運輸省としてもなお一層の御努力をいただきたいと思います。  いま私は野田小学校の例を申し上げましたけれども、ここだけではな...全文を見る
○中野(寛)委員 これから再検討されるそうでございますが、そのときにぜひあわせてお願いします。何か聞きますと、三年ほど前に、この指導要領から静電気ですとか音につきましての内容が中学校で外されたようでございますね。しかしながら、この中には、その静電気とか音について勉強をする音叉の類...全文を見る
○中野(寛)委員 ぜひそのように早急にお願いを申し上げたいと思うのです。  時間が少々超過をいたしまして失礼いたしましたが、大臣に最後にお願いをいたします。  冒頭、社会教育の問題についてお尋ねをいたしました。社会教育法の再検討、そして社会教育そのもののこれからのあり方につい...全文を見る
○中野(寛)委員 どうもありがとうございました。
09月12日第81回国会 衆議院 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第3号
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○中野(寛)委員 私は、現在話題になっておりますP3Cに関連をいたしまして防衛庁及び法務省にも若干お尋ねをしたいと思います。  特に防衛の問題でありますけれども、すべて防衛というものは、単にその備えが完璧であればいいというだけではなくて、あくまでもそれは国民に何らの疑惑を持たせ...全文を見る
○中野(寛)委員 私の質問にそのままにはお答え願えなかったんでありますけれども、ある意味では、ほかにないから仕方なしにということかもしれませんが、同時に、このロッキード事件の問題も選考の中でわざわざ防衛庁長官がお触れになるということは、どうしても必要であるから火中のクリを拾う気持...全文を見る
○中野(寛)委員 いろいろお調べにはなったようでございますけれども、しかし、疑惑がないと決めてかかる、そしてまた将来にわたってそういうものの新しい事実関係が出てくる心配がないと決めてかかることは、私は危険を感じてならないのです。むしろ、いま新しい対潜哨戒機が必要だ、それはP3Cが...全文を見る
○中野(寛)委員 そうなりますと、私どもはここで、先ほど来話題になっておりますけれども、その疑惑の問題について防衛庁に改めて若干のお尋ねをしたいと同時に、対潜哨戒機の必要性と、そしてP3Cの問題についてお尋ねをしたいと思うのであります。  先ほど鍛冶委員の方から最後にお尋ねがあ...全文を見る
○中野(寛)委員 この書類は私はなまじっかなものではないと思うのです。そしてむしろ、公益性の方が大きいということを否定する国民はいないと思うのです。だからこそ私は、より一層前向きに御検討いただいて、それを出していこうという御熱意のほどが——むしろ防衛庁自身が、将来疑いを持たれない...全文を見る
○中野(寛)委員 それでは、あのような御答弁でございますから、私からも改めて委員長に、この書類の提出方について委員会として要求されますことをお願い申し上げます。  さて、続きまして、先ほど来、この契約が果たして破棄されたかどうかという問題ですが、成功報酬等にも絡みまして、やはり...全文を見る
○中野(寛)委員 さて、ロッキード社のいままでのやり方を仄聞いたしておりますと、当初契約をいたまして、それから年数がたちますとだんだんその価格を引き上げていく、そのようなやり方を手段としてとってこられた前歴があるように聞いておるわけでありますが、さて、いまこのP3C一機七十七億円...全文を見る
○中野(寛)委員 さて、同時にPXLそのものについての必要性の論議もあるわけであります。P3Cの導入によってどこまで潜水艦を捕捉できるのかどうか、そしてまたP3Cの長所の一つに、米海軍保有の豊富な対潜データの入手が可能だというふうに御説明をしておられるようでありますが、本当にそれ...全文を見る
○中野(寛)委員 これらのことについて、いま時期的な問題をおっしゃいましたけれども、私は、このP3Cでなければならない、もしくはいま対潜哨戒機がどうしても必要だということの納得というものが、疑惑を晴らすことと同時に国民の皆さんに対して説明が必要だということを冒頭申し上げました。私...全文を見る
○中野(寛)委員 児玉裁判関係のことで、冒陳の中から若干お尋ねをいたします。  先般、中曽根代議士にもお越しをいただいていろいろ御証言をいただいたところでございますけれども、コーチャン回想録で言うところのあの陰謀であります。これは児玉裁判の冒陳も認めているわけでありますけれども...全文を見る
○中野(寛)委員 ということは、われわれにとっては、本委員会にとってはむしろその内容こそが望ましい、というよりも必要なわけであります。あの起訴事実を証明するためにはむしろそれは不必要だということで、本委員会の目的とあの訴訟の目的とが違うということで外されたということでございますか...全文を見る
○中野(寛)委員 ごく一部を除いては認められないということでありますが、あの陰謀があったということを冒陳の中では認めておられるわけでしょう。ということは、相手があり、そしてその政治家がいたということになるのではないのですか。それを御存じの上で、それは裁判では必要がないということで...全文を見る
○中野(寛)委員 いずれ公判でと言われてしまうと、すべてが聞けなくなってしまうのでありますけれども、それでは、これらの点について、さきに中曽根代議士にお見えいただいたときにも御本人からお答えがありましたけれども、この陰謀のことについては、それじゃ中曽根代議士からお尋ねにはなってお...全文を見る
○中野(寛)委員 それ以上お尋ねしてもお答えが出てこないようでございますし、いずれ公判廷で証明されるということでございますから、それを期待しておきたいと思います。  次に、私は、個人的なことになりますが、大阪国際空港の近くに住んでおります。委員長も同じでございますが、特に今度エ...全文を見る
○中野(寛)委員 次に、小佐野氏の関係の冒頭陳述に関連して一、二お尋ねをいたします。  先ほど来P3Cについてロッキードそして児玉、小佐野というつながりにつきまして、冒頭陳述等を読みますと、そこからかなり政治工作に発展をしたのではないか、私どもはこう読み取るわけでありますが、こ...全文を見る
○中野(寛)委員 これに関連をいたしまして、まだ受けていないということでありますが、それは捜査中なのかどうか、同時に、国防会議議員懇で国産化の白紙還元の問題がありましたけれども、この問題につきましても実はまだその真相が明らかにされていない。少なくとも本委員会でみんなが納得した状態...全文を見る
○中野(寛)委員 時間が参りましたので、終わります。
10月27日第82回国会 衆議院 文教委員会学校災害に関する小委員会 第1号
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○中野(寛)小委員 いまの藤波先生の御質問にかなり関連をしていることなんですけれども、一つは、今回のこの意見書の中でも、三ページには当面の応急措置として「現行救済制度の飛躍的な拡充を求めるとともに、」ということが触れられておるわけであります。時間的な問題がございますが、さきの小委...全文を見る
○中野(寛)小委員 御趣旨はわかります。ただ、私の二番目のお尋ねと三番目のお尋ねと、これは実は非常に関連をしておりまして、無過失責任主義というものが、いまの法体系というか法環境の中でどのくらいの比重というか実現性というか、を持ってきているのか、実はまだ不勉強でよくわからない。新し...全文を見る
○中野(寛)小委員 ありがとうございました。
11月01日第82回国会 衆議院 文教委員会入試問題に関する小委員会 第1号
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○中野(寛)小委員 いま御指摘になっておられます問題がまさに当面する最大の、かつ緊急の課題だと思うのです。私も先般来の本委員会での懇談会等で、すでにこの機関車は走り出している、現場においてはそれに対応するための準備を着々と進めておられるという現実も踏まえなければいけない、ここでス...全文を見る
○中野(寛)小委員 緊急の度合いに応じて、初年度からどうしても直さなければいけない、これを直さなければこの入試はちょっとストップだというくらいの緊急性の問題と、徐々に直していって
11月15日第82回国会 衆議院 文教委員会入試問題に関する小委員会 第2号
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○中野(寛)小委員 いままで各小委員から指摘をされました順番に合わせながら意見を申し上げたいと思います。  タイトルの文というか、この内容のものの趣旨、目的については、やはり小委員長報告よりも、先ほど来申されましたように、私自身もこれを小委員会決議と、むしろより一層われわれの決...全文を見る
11月16日第82回国会 衆議院 文教委員会 第3号
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○中野(寛)委員 私は、最近の大学をめぐるいろいろな、きわめて深刻に受けとめなければいけない諸問題につきまして、二点ほどの問題にしぼってお尋ねをさせていただきたいと思います。  第一点は、最近の特に医科系の私立大学の不正入試の問題から端を発しまして、しかし実態はより前から行われ...全文を見る
○中野(寛)委員 この問題につきまして、いろいろ私学の一つ一つの事例を取り上げますと時間が長くなります。そのことについては、いまの文部大臣の御答弁がぜひ確実に、また国民、各大学の理解のもとに完璧に実現をいたしますように私どもも念願をして、基本的な問題としておきたいと思います。 ...全文を見る
○中野(寛)委員 まさに、いまの御答弁の中でもございました、私なりにいろいろと調査なりまた聴取もいたしておりますが、問題点の一つは、これがいわゆるマル特といういま言われた寄付の予約制度、半数は成績順で、あと残りの半数は寄付を予約した人の中から、言うならばもうそこで格差をつけられ、...全文を見る
○中野(寛)委員 私もいまの新聞報道を見ました。そしてまた同時に、文部省としての見解としては黙認したことはないということでございますけれども、しかし、きわめて態度を明確にしないことからいろいろな問題が発生する。たとえば、こういうことをせざるを得ないのですと大学当局が漏らしたときに...全文を見る
○中野(寛)委員 これを一つの反省の材料にして、再び繰り返さないということが何よりも肝心なわけでありますから、それ以上このことについて申し上げませんが、しかし、少なくとも大学が勝手にやっておったんだということではなくて、本来文部省がなすべき監督の仕事を文部省として怠っておったとす...全文を見る
○中野(寛)委員 その後どのような経過を経ておりますでしょうか。
○中野(寛)委員 私立大学との比較はいかがでございますか。また同時に、国立にかけている費用との比較はわかりませんか。
○中野(寛)委員 これまでいわゆる国の補助が、国立、私立、どちらに比しても公立の場合には冷遇されておった。むしろ、その自治体に依存をするという形から出発をし、その傾向がきわめて長く残ってきておるということについての批判があるわけでございますが、そのことについてはいかがお考えでござ...全文を見る
○中野(寛)委員 私、いつも財政のときに思うのです。地方交付税で措置をするという、これは本当にまさに逃げ道としか思えない。地方交付税そのものの枠が決まっているんですから、必要な補助額がその中から出てくるはずはないわけでありまして、全体に幾ら必要だ、そのうちの何パーセントという補助...全文を見る
○中野(寛)委員 ひとつこの事件等を教訓にしながら、本当に格段の御努力をお願いを申し上げたいというふうに思います。  それから、この事件に関連をいたしまして、私どもの方へ寄せられましたいろいろな方々からの怒りの声、そうしてこういうことについてはどうするのだというふうなお声があり...全文を見る
○中野(寛)委員 同じような例、もしくは同じ大学の中で処理される問題ではないこととして、他の大学、特に他の国立大学のたとえば助教授等として赴任しておられる方もいらっしゃるようであります。また国立病院に勤務しているお医者さんもいらっしゃるとか聞くわけであります。現在奈良県立医大の中...全文を見る
○中野(寛)委員 文部省としてなかなかやりにくいことはよく承知をいたしております。しかし、このままでもしうやむやのうちに放置されたとしたら、決していまの学内の紛争もそうたやすくはおさまらないであろうし、そしてそれは単に学生の潔癖さからくる過激な行動だと言って批判だけしておって済ま...全文を見る
○中野(寛)委員 これは両方の意味があると私は思います。これをきちんと調査をするということは。そういう不正が政治家もしくは行政権力を持っている人から加えられ、そしてまた財政的な問題を取引にされながら圧力がかけられる、これこそまさに大学の自治に対する侵害であります。何としてもこれは...全文を見る
○中野(寛)委員 ぜひそのことも、先ほど来の内容とともに、ひとつあらゆる御努力の中でわかり次第、明確にまた御報告賜りますようにお願いを申しておきたいと思います。  さて、もう一つ、このような内容があったことを学長が発表したことについて、いろいろとまた取りざたをされております。た...全文を見る
○中野(寛)委員 私は、そういう観点でここまでせっかく学長が努力もしていることでございますから、この問題についてはこの時点でとどめながら、その上に立って問題の解決、そして解明により努めていくということが必要であろうと思うわけでございますので、ぜひその解明等に文部省としても的確な御...全文を見る
○中野(寛)委員 いまおっしゃられましたようなお言葉の中から、同時にそれが発展して、そして文部省の基本方針はこうなんだぞ、しかしあなたの県でどうしてもというのであれば、そしてこういう条件を整備するのであれは、まあやむを得ず国の方で引き受けざるを得ないけれどもという口実にする。決し...全文を見る
○中野(寛)委員 ぜひこのような一連の事件をよき教訓として——大きな犠牲を払った教訓であります。そのことによってせっかくの将来への希望や芽を摘まれた人たちのことを考えればまさに悲惨な事件であります。そのような多くの犠牲を払ったこの事件をよき将来への教訓として、本当に血の通った対策...全文を見る
○中野(寛)委員 御答弁の途中ですが、ちょっとすみません。最近の事件の概容等につきましては大体結構でございます。最近ハイジャック事件を起こしたりした人たちで名前がすでにわかっている、身元がわかっている、そういう人たちが、それぞれ学生時代にどこかの学校で学生運動の中からああいう方向...全文を見る
○中野(寛)委員 学外で起こりました事件等につきましては警察の方としていろいろ対処される。しかし、学内で起こっているこういう問題について、いま警察としてはなかなか手が出せないのが実情だろうと思いますが、現在どういう状態でございますか。
○中野(寛)委員 非常に御苦心をなさりながらその取り締まり、また対策に努力しておられると私は受けとめておるわけでありますが、しかしなおそういう形で表面化しないこれだけの事件があるということ、これは大変なことだと私は思うのです。確かに封鎖事件は起こらなくなったかもしれない。しかし、...全文を見る
○中野(寛)委員 局長の方にお伺いいたしますが、先ほどの写真のような状態に学内がなっていることは申し上げるまでもなくもちろん御存じかと思うのですが、それに対して大学当局は、文部省がいわゆる国民から預かっている財産と言ってもいいと私は思いますが、その管理のあり方として、あれは適正、...全文を見る
○中野(寛)委員 その大学側の努力というのが、決して努力していないとは申し上げません、ただ、本当に信念を持ち、使命感を持って厳然たる態度でみずからの自治を守ろうという姿勢が本当にあるのかどうかと、私はまだ疑問に思えてなりません。たとえば京都大学の竹本処分の問題でも、その処分をどう...全文を見る
○中野(寛)委員 現在の紛争のきっかけになっている竹本処分のことでさえ、何と大学というところは悠長なものだろうか。何年にもわたって行方不明というよりも、彼らは意図的に隠れているに違いないと思いますが、そういう人に対して国民が払った税金の中から給料を払っているわけであります。それを...全文を見る
○中野(寛)委員 大学入試制度の問題もいろいろと改善の方向で努力をされている。教育そのもののあり方、大学のあり方はいまきわめて大きなわれわれの関心の的、またそれも前向きに考えようという現在の国民的な風潮、私はこのことを大変大切にしたいと思うし、この時期にこそ、いま大臣おっしゃられ...全文を見る
○中野(寛)委員 決して金額の問題だけではありませんけれども、さきの国会でも社会教育の問題についてある程度具体的に触れて御質問申し上げたことがございました。重ねては申し上げませんけれども、文教予算の中で占める社会教育費の割合というものが本当に低い、来年度へ向かってそれではそれがど...全文を見る