中野寛成
なかのかんせい
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月22日 | 第84回国会 衆議院 文教委員会 第3号 議事録を見る | ○中野(寛)委員 いままさに国民みんなが教育評論家になったような感じで、そして出てくる言葉は教育の荒廃の問題でありますし、先ほど来の質疑の中でもそのことが最重点に論じられたわけであります。私も、戦後三十三年、文字どおりこの三十三年の教育そのものが問われているような気がしてなりませ...全文を見る |
○中野(寛)委員 ありがとうございます。 そういう観点に立って文部省が、そしてまた多くの、大部分の先生方が真剣に教育に取り組んでおられると思うのです。しかしながら、ややもすると出てまいります教育条件の問題や教育のあり方や、そして教育の指針、基本の問題について、このきょうの文教...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 教育の問題は基本的に国民的な規模で論じ合う、そのことについてまた本日の質問の最後に改めて触れさせていただくことにして、まずいま申し上げましたようなところから、いまの教育の荒廃のみならず、具体的に現象としてあらわれている先ほど申し上げた数々の諸問題、その基礎として...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 ありがとうございます。 同時に、私はその上に立って、幼児教育の中で特に小学校、中学校、特に義務教育の中で、いま落ちこぼれというのでしょうか、落ちこぼしと言わなければいけないのだそうでございますが、ゆとりある教育ということが指導要領の改定その他の中でいま問題提...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 次に、中学校の教育に若干入らせていただきたいと思いますが、中学校は、言うならば人生の中で初めて自分の進路を選択しなければいけない、その関門に直面をするわけであります。最近のいろいろな事象を見ていると、その関門に挑戦をすることに負けたケースというものがきわめて多い...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 そこで、またもとに戻るようですが、大変大切なことは、学校の問題はやはり学校の先生の問題になってこようと思います。教師の役割りって何だろうか、そして現代の教師像というものは本来の教師の役割りとどれだけ違うのか、一致しているのか、実は私自身もよくわかりませんが、しか...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 教員大学のことにつきましては、まだこれから改めて論議をする機会があると思いますので詳しく触れませんけれども、この問題につきましても、現在の教員養成大学側から、いわゆる錯綜する部分だとかダブる部分、またそのほかの身分の問題だとかいろいろなことでやはり疑念が出されて...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 秩序を守っていく、そのこともやはりまた教育の基本だと思います。私は、大臣のそのお言葉どおりのことが実現をすること、言うなら、すなわちそのことは杞憂であったと了解していただける時が来る、むしろ、せっかくのことですから、杞憂どころか、それ以上によりよい効果が生まれる...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 財政の問題ですから、いま急に申し上げても、それではそういうふうにならないように何百億円か一挙に持っていきましょうというお答えにはならぬと思います。ただ、そういう事態を招かないために、文部省としても最大の御努力を、制度の改革も含めてやはり真剣に御論議いただきたい。...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 いろいろな種類の、しかしそれは何か目的を限定された方々がいる。しかしそれにしても一つ一つ分けてみますと、全国のそれぞれの地域へ一これはまた国立の施設の職員の方まで入っていますから、そうですね、入っていませんか。 | ||
○中野(寛)委員 国立の施設は除かれるようですが、それにしても、青少年の家とかいろいろなもの、国立の家的なものがありますね、そういうふうなものを除きまして、具体的に町の中で町のコミュニティーを指導し、そしてまた青少年を指導していく、そういう人たちの数、そしてそれが行動力を持って実...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 ちょっと時間がありませんので急ぎます。引き続きまして学校開放の問題についてお尋ねをいたします。 学校開放の目的というのは何だろうか。というのは、最近の学校開放の動向を見ていると、運動場を時間貸しして、そして野球か何かをやってもらっている、何かそれだけみたいな...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 そして、そういう中から実はいまの社会的な問題にもっと目が見開かれていくと思うのです。 〔委員長退席、唐沢委員長代理着席〕 そして、実はマスコミの皆さんに教育的な観点からもっとお願いをしたいことがたくさんありますね。たとえば小学生、中学生、高校生の非...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 あと、実は障害児教育につきましてもお尋ねをしたかったのでありますが、障害児教育、ちょっと簡単に触れさせていただきたいと思います。 私は、この障害児教育は、本当は養護学校の義務化なのか、障害児の全員入学なのか、どっちなのかということを実はまずお聞きをしたいわけ...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 時間が参りましたので、最後の質問だけちょっと一言させていただきたいと思います。 ただ、障害児教育の義務化の問題の場合に、行政負担の問題、それから担当される先生の負担、それから本人の希望と親の負担。養護学校へ通うとすれば親がなかなか大変だという場合もあるでしょ...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 ありがとうございました。終わります。 | ||
02月27日 | 第84回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号 議事録を見る | ○中野(寛)分科員 私は、在日外国人、特にその中でもきわめて特異な今日までの歴史を持っております在日韓国人のわが日本国内における社会保障等を含めまして、本当に日本の国が誇り得る制度のもとで生活をし、そして日本という国が本当に人権を守り、あらゆる人々を幸せにするために最大の努力を払...全文を見る |
○中野(寛)分科員 まさに日本に居住しているということが条件というふうに大臣はおっしゃられました。これはいわゆる属地主義の問題であります。私は、むしろいろんな国籍をお持ちの方が日本に住んでおられると思います。しかし、まさに日本人と同じ歴史を持っておられます。そういう意味で、日本に...全文を見る | ||
○中野(寛)分科員 今日までの交渉の経過は御説明がございましたけれども、これらの問題について基本的な姿勢の問題と技術的な問題ともちろんあると思います。それで結局厚生省の姿勢といいますか、前向きに御検討いただけるという御姿勢があるのかどうか、お尋ねをしたいと思います。 同時にこ...全文を見る | ||
○中野(寛)分科員 大臣の御答弁の中に相互主義、相互にという問題がございましたけれども、在韓日本人は、もちろんわれわれ日本人の立場からしてまさに守っていただきたい、この気持ちは当然でございます。しかし、相互主義というそのことは、他の国々また他の外国人の皆さんについては当てはまると...全文を見る | ||
○中野(寛)分科員 韓国から要請があった、しかし日本ではそこまでの決断ができなかった、こういうことだろうかと思うのでございますが、大臣、いかがでしょうか。やはりこれは非常に深刻な問題です。そして彼らは永住するのです。コンクリートされている。そのことの条件を踏まえて今後本当に前向き...全文を見る | ||
○中野(寛)分科員 国の段階ではそういう状態の中で非常にちゅうちょをされておられる。大蔵省が財政的にいろいろな難色を示されるとすれば、これは話がある程度わからないでもないですけれども、むしろ厚生省サイドの立場からすれば、私は日本に住むすべての人々の健康な生活というものを保障する意...全文を見る | ||
○中野(寛)分科員 時間が参りましたから、最後に一点だけ。 いまおっしゃいました世界人権規約、これは厚生省サイドとしては——もちろん大臣のお立場からは政府全体の問題としてのお答えをしなければいけないかもしれませんが、厚生省の部門としては、あの世界人権規約について何ら保留をした...全文を見る | ||
○中野(寛)分科員 国が適用するように言っているのに、地方自治体が適用していない。これは該当者が住んでいないかもしれません。そういうところがあるわけですから、そういうところだけを見て、あと自治体でやれと言いますという、そういう答弁ではなくて、自治体でさえやっていることなら国もやり...全文を見る | ||
02月27日 | 第84回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号 議事録を見る | ○中野(寛)分科員 私は、いまの日本の置かれております経済環境、社会環境、そしてまた新しいエネルギーの諸問題、そのような時代に直面をいたしまして、今日までも通産省として大変前向きに御努力をいただいておりますが、電気自動車の開発の意義と、そしてそれに見合った今後の御努力につきまして...全文を見る |
○中野(寛)分科員 今日までの御努力の中で、その意味と同時に問題点というものが、いまおっしゃられたように、御答弁の中でありましたようにピックアップされてまいります。そして、そのことが今後の普及を図る上でのまさにキーポイントになるのだろうと思うわけであります。技術面の開発、これはあ...全文を見る | ||
○中野(寛)分科員 一般車四百台から二十万台へ、私はこれは大変な目標だと思うのです。構内車一万台から五万台へ、それぞれにやはり大きな努力をしなければ、単に安閑と見ておって、そして単にPRしただけでそれが実現できるとはとても思えないわけであります。そこにはむしろ諸官庁の協力、ある意...全文を見る | ||
○中野(寛)分科員 義務づけの問題でございますが、諸外国ではたとえば郵便配達車、それから牛乳配達その他に使われているということでございますが、日本の場合にもそのことを中央、地方の諸官庁へむしろ通産省から積極的に御協力をお願いする、もしくはその使用の場合に一つの適正な制度を設けて、...全文を見る | ||
○中野(寛)分科員 税制面の優遇措置でございますが、もちろん局長からお答えでございますから、これは大臣のお気持ちと一緒だと思いますけれども、現在の優遇税制の問題がいろいろ取りざたされているところでございます。むしろこの問題等はきわめて意義の深い優遇措置でございますけれども、そうい...全文を見る | ||
○中野(寛)分科員 大臣のお答えでございますから、私も気を強くして御期待を申し上げたい。そしてまた同時に、その優遇措置の内容につきましていろいろなことが考えられ、また、それぞれその開発に当たっておられるところからは、いろいろな要求が出されておるようにお聞きをいたしております。 ...全文を見る | ||
○中野(寛)分科員 あと、電力料金の問題がございましたが……。 | ||
○中野(寛)分科員 ありがとうございました。 最後に、先般、二十日に標準実用電気自動車技術研究組合というのが発足されたようでございますけれども、この組合の役割り、そして通産省としてはここに何を期待をしておられるのか、またどういうふうなお力添えがなされるのかにつきまして、あわせ...全文を見る | ||
○中野(寛)分科員 そうすると、国の方からも補助金か何か出すわけでございますか。 | ||
○中野(寛)分科員 私がお聞きしているのでは、むしろ三年計画でその研究開発、PRを進めていかれる。そのためには何か補助金か貸付金か、通産省の方では大変力を入れてお取り組みのように聞いておりましたけれども、ございませんか。 | ||
○中野(寛)分科員 最後に、いまお話をお聞きいたしまして、そしてまた私自身も、今日まで若干の勉強をした中で感じることなのでありますけれども、電気自動車はきわめて新しい意味を持ち、かつ日本の国の状態、国情を考えるときにきわめてこれが適した自動車であり、また経済の面からも、将来世界に...全文を見る | ||
02月28日 | 第84回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号 議事録を見る | ○中野(寛)分科員 いま国際人権規約の批准が大きな話題になって注目を集めております。私は、人権に対する日本の感覚というものが世界からまさに注目されていると思いますし、同時に、その中で一つの克服しなければいけない課題として、在日外国人の権利をいかに擁護していくかということもきわめて...全文を見る |
○中野(寛)分科員 国際人権規約については、法務省としては部分的に留保するものがあったりとかいうことではなくて、むしろ法務省の管轄の部分においては積極的にそれを批准する方向に大臣としては御賛同のようにいまお聞きをいたしました。そのように受けとめさせていただいてよろしゅうございまし...全文を見る | ||
○中野(寛)分科員 私どもはその人権規約の中に記されております社会保障の問題や、その他の文字どおり人権に関する諸問題について考えますときに、今日その法的地位協定の内容のみではそれを十分にそしゃくし得ない、消化し得ない部分があるのではないかというふうにも思うわけであります。人権規約...全文を見る | ||
○中野(寛)分科員 大臣が最後に触れられました、自国の安全、そして自国国民の福祉のことを考えながらということは、私も、至極当然、まずそれが根底にあることは言うまでもないことと思います。同時に、しかし、自国の安全はまさに諸外国との平和的なおつき合いの中から生まれるわけですし、それは...全文を見る | ||
○中野(寛)分科員 時間がありませんから次々に項目に沿ってお聞きするわけでありますけれども、それだけではなくて、いろんなこういうことに関連して、現場では警察官の皆さん、その使命感に徹した警察官がなおさら厳しい取り調べをするというようなケースも事例として私どもも経験しているわけであ...全文を見る | ||
○中野(寛)分科員 これは鶏が先か卵が先かという議論もありまして、そういう制度があることがある意味では違反者が多いという数字になってあらわれてくる。そうすると、結局これだけ違反者があるのだからこの制度をなくせない、こういうことになって、むしろ違反者をつくるための制度みたいに――当...全文を見る | ||
○中野(寛)分科員 それこそ時間がなくなっちゃったのですが、あと要望いたしております項目が幾つかありますが、そのうちはしょってお尋ねをいたします。 再入国許可測度の問題なんですけれども、いま許可期限が最大限一年と規定されているわけでありますが、やはり短かい、長期海外滞在者は一...全文を見る | ||
○中野(寛)分科員 特に相互主義の問題が出されますと、私ども非常にひっかかってしまうわけです。もちろん、在韓日本人の問題、われわれとしては最大の関心がありますが、いわゆる協定によって永住権を得ている在日韓国人の場合に、その相互主義の問題というのはちょっと――当てはまるというよりも...全文を見る | ||
○中野(寛)分科員 時間が参りましたから、最後に一点だけお伺いします。 いま局長の御答弁の中に、法律事項でございますというお言葉がたくさん出てまいりました。むしろ、国際人権規約の批准にも絡めて、法務省として当然検討はなされていると思いますけれども、現状をより一層前向きに進めて...全文を見る | ||
03月01日 | 第84回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第3号 議事録を見る | ○中野(寛)分科員 私は、大阪国際空港の周辺整備の問題についてお尋ねをいたしたいと思います。 昨年四月三日に、問題になっております大阪国際空港周辺住民の皆さんと、その公害対策等について十項目の覚書が運輸省との間に交わされました。そして、そのほとんどの内容は、予算措置もしくは制...全文を見る |
○中野(寛)分科員 そうなりますと、昨年四月三日に地元住民と結ばれました覚書、これは文字どおり、あのときに私も立ち会わせていただきましたけれども、局長がそのときに、まさに自分の身命を賭してその実現のために努力をするとお約束になり、そして私も決してその御努力が小さかったとは申し上げ...全文を見る | ||
○中野(寛)分科員 いま局長お答えのように、持ち家についてはかなり進捗されているわけですね、ところが、借地借家人問題というのが大変な一つのネックになっている。そして、その方々があそこに住んでおられる方々の実に七〇%に及んでいるわけであります。そしてその中で、私も地域でお聞きをいた...全文を見る | ||
○中野(寛)分科員 強力にというお答え、それ以外にないということでございますが、私は、一番最後に申し上げたいと思いますけれども、そのためには単に航空局のみとか運輸省のみとかいうことではなくて、もっと総合的な都市計画としての、または地域開発としての感覚というものが当然その中へ含まれ...全文を見る | ||
○中野(寛)分科員 大変深刻な問題でございますから、いま大阪府、兵庫県等とも真剣に取り組んでおりますけれども、これまた地域の行政的な意味での負担にも非常につながっているわけでありまして、この交付金がこれだけ組まれたから万全だということでは当然ないわけでございますし、十分な対策がこ...全文を見る | ||
○中野(寛)分科員 時間がありませんから、最後に大臣に一点だけお聞きします。 関西新空港の問題を調査するために、今度、関西国際空港周辺地域調査委員会というものが発足をいたしました。お聞きいたしますと、その中に、運輸省のみならず建設省や国土庁、四省庁というのですから、多分環境庁...全文を見る | ||
○中野(寛)分科員 終わります。 | ||
03月03日 | 第84回国会 衆議院 文教委員会 第4号 議事録を見る | ○中野(寛)委員 学校安全会法の給付内容を改善するために、新しく、国がその給付にかかる経費を負担するという一つの大きな前向きな姿勢をとられたことに対して、一つの成果と評価をし、敬意を表したいと思います。同時に、本委員会でもこれまで真剣にそのあり方について論議をしてまいりました技術...全文を見る |
○中野(寛)委員 私は、渋谷理事長のお答えとして、お立場上その枠を越えられないのかもしれませんが、今日まで実務を担当してこられて、多くの悩みや矛盾、そのほかのことを感じてこられたと思うのです。そして、もちろん文部大臣ではないわけですから、それをみずから提案するということにはならな...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 私はあえて、よく言われます言葉を、大変失礼ですが申し上げますと、いまの御答弁をお聞きして、何かこう受け身で、いわゆるお役人的な感覚といいますか、そういう印象を実は持たざるを得ないわけであります。むしろ、たとえば今回でもそうでありますが、災害の補償または事故の補償...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 いまおっしゃられたそのこと、私はまさに、親にも責任があり、教師にも責任があり、設置者にも責任がある、そしてそれを総合的に守っていくその責任がまさに文部省にあるだろうと思います。そして私は、その責任をみんなで分担し合うということ、そしてその精神が大変必要だと思いま...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 そのような観点に立ちましてみんなが努力をしながら、この制度があるなしにかかわらず、ましてやこういう制度が一つの目的を持ってできたとすれば、当然そこには一つの大きな教育的効果がなければならないでしょう。いま私は、日本の教育で最も望まれていること、それはたくましい心...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 その大臣の御答弁の内容に従って、またたびたび繰り返して御答弁されております大臣の御信念というものを十分理解できるわけでありまして、そのことが本当の意味で具現されることを私も心から願いたいというふうに思うわけであります。 さて、若干先ほど来の御質問の中でも触れ...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 それでは今後やはり来年、再来年と、そのことの実現のために努力をしていただけるものだと思うのです。今後のお考えとしてどのようにお考えでございましょうか。 | ||
○中野(寛)委員 この制度の中に年金制度を取り込むということだけではなくて、やはり他の制度の中でそれが補完できるとすれば、そしてそれが、この学校事故の問題だけではなくて、労働災害だとかそのほかあらゆる事故、災害に備えられる社会保障制度というものが整備されれば、もちろんそれにこした...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 次に、もう一つの心配の種として未加入者対策の問題があるわけであります。互助会方式の一つの最大の欠陥はこれと言ってもいいかもしれません。強制加入ということではない、そして国が責任を持ってすべての学童に対して補償するという制度でもない、がゆえに未加入者というものが残...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 体育局長、そのことで何か具体的な今後の方針がございますか。 | ||
○中野(寛)委員 技術的な面はこれからもたくさんなされるであろうと思います。運用について十分御注意いただき、むしろ該当者の皆さん方が出ないことを願いますが、もし出られた場合の迅速な対処というものを特に私もお願いをしておきたいと思います。いま申し上げた年金制度、未加入者対策、そして...全文を見る | ||
03月07日 | 第84回国会 衆議院 本会議 第11号 議事録を見る | ○中野寛成君 この一月から今日まで、私たちは全力を傾注して各予算案を審議してまいりました。 しかし、その間にもいよいよ深刻な破産倒産、人員整理が相次ぎ、国民の雇用と生活に対する苦悩は急激に増幅の一途をたどっております。 そのような中で、私はいま民社党を代表し、ただいま議題...全文を見る |
03月22日 | 第84回国会 衆議院 文教委員会 第7号 議事録を見る | ○中野(寛)委員 今回提出されております国庫負担法でありますが、内容は高率補助の適用を五年間延長するというものでありまして、その趣旨そのものについては大変意味のあることでございますし、大賛成であります。私自身も、昨年五月十八日に本委員会の質問の中でこの問題に触れさせていただいて、...全文を見る |
○中野(寛)委員 その負担区分の問題で、すべてを負担をするという規定ではないとおっしゃいました。そのことは私はよく承知をいたしております。地財法その他にいたしましても、そこは大臣の御答弁のとおりにちゃんと書いてある。むしろ、それ以前の基本的な姿勢として、負担というのは、国と地方が...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 そのことはよく承知をいたしております。だから、その負担区分をはっきりとさせて、そうすることによって、補助という中途半端な、と言っては語弊があるかもしれませんが、むしろそのお金をきちんと整理をしていくということの方にこそ努力がなされなければいけないのではないでしょ...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 それでは次に進ませていただきたいと思います。 いま実は設置基準と、全く不用意に私は使ってしまったのでありますが、その設置基準の問題についてちょっと触れたいと思います。 今般、基準面積というものが校舎について引き上げられるということであります。昭和四十八年...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 補助基準の算定基礎をこうして上げてこられた、そのことを私は批判するものではありません。それは、たとえば自治体の強い要望であるとか関係団体の強い突き上げであるとか、そしてまたもちろん時代の変遷、そういうものに合わせてやってこられたのであろうと私も思います。しかし、...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 もうほとんどと言っていいほど、このすべてが外部に委託せざるを得ない、これが実態だと思います。大臣のお言葉ですから、ぜひ御調査をいただいて、早急な改善をお願いしたいと思います。 さて、話がもとに戻るようですが、私は去年五月十八日にお尋ねをいたしましたときに、こ...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 ぜひそのようにお考えいただきたいと思います。そして、それはぜひ緊急な課題としていただきたいというふうに思います。これもすでに、屋体の問題等はさきの質問者の方々から触れられておると思いますからこれ以上申し上げません。もうすでに、国会で言えば各党が一致してこれらの問...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 大蔵省、自治省に後でまとめてお聞きしたいと思います。 私は大変不勉強でございまして、補助率以外に交付率というものがあることを昨年知りましたが、いま圧縮率というものがあることをまた新たに勉強させていただきました。日本のお役所というのは大変便利なお言葉をおつくり...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 起債の枠が認められているとか、地方交付税の算定基準の中に入れるとかいうこと、実は私は個人的にその言葉が非常にいやであります。起債の枠が認められる、それは地方が借金をしろ、あくまでも地方が負担をしろという意味であります。地方交付税に算入をしているという言葉もきらい...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 いままでお尋ねをしてまいりました。そして、今日までの予算編成その他の経緯も私なりに勉強させていただきました。大蔵当局の主計官の御答弁の中で、決してそれを財政サイドからのみ考えていることでないことの御答弁もありました。私も、財政サイドのみから考えているとは思いませ...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 以上で終わります。 | ||
03月29日 | 第84回国会 衆議院 文教委員会 第9号 議事録を見る | ○中野(寛)委員 私は、東京大学医学部付属病院精神神経科病棟の問題につきましてお尋ねをしたいと思います。 先般来、わが党の春日一幸前委員長から政府に対して二度にわたって本件に関する質問主意書をお出しをいたしました。それぞれ御答弁をいただいておりますが、正直申し上げて、大変、何...全文を見る |
○中野(寛)委員 大臣の御答弁の中で、大学の自治、そして学問の自由を侵してはならない、こうおっしゃられました。私も全く同感であります。しかし、いまその大学の自治と学問の自由を侵しているのは、大臣の今日の御答弁では不当ということですが、私どもは明らかに違法だと思いますが、違法にもこ...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 いま大臣の御答弁の中に、不当、不法に占拠をしているとございました。私は、やはりその観点に立つということが大変必要なことだというふうに思います。 そこで、会計検査院の方からお越しいただいておりますからお尋ねいたしますが、二月に立入検査をなさっています。そのとき...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 検査をしようと思ってそこに行かれたけれども、検査ができなかった。そして、その検査ができなかった理由はどういうことですか。 | ||
○中野(寛)委員 それでは、私が聞きますところにおいては、むしろ包囲してその検査官の方々を追い出すかのごとく、むしろ連れ出すかのごとく、外へ結局行かざるを得ない状態に置いていったということを聞いているわけであります。これは文部当局でも結構ですが、警察当局もいらしていただいておりま...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 私は、占拠していることそのものが違法である。そして、その実態を調査すべく会計検査院の検査官が行った。その検査をさえさせない。そしていまの御答弁の状態を見れば、明らかにそれは、彼らは他の者を立ち入らせないということをすでに意図してあの占拠する状態にし、そして外から...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 ある程度崩れてきた、またはその立ち入りができるようになった、そのことを見て一つの進展だと判断すること、そのことが私は決して正当な評価だとは思えません。そのことについては後ほど幾つかの問題点、論点を出しながらお尋ねをしたいと思いますが、会計検査院からわざわざ来てい...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 立入調査ができるようになればということは、ひっくり返して言えば立入調査がいまやできないということです。その立入調査ができるようにするのはだれの責任で、そして文部当局はそのことについてのどういう責任を負われるのでございましょうか。 | ||
○中野(寛)委員 会計検査院は今後早急に、検査院の意思としてはできるだけ早い機会に調査をしたい、しなければならぬ、この意図をお持ちであるということでございますね。 | ||
○中野(寛)委員 そのことを確認させていただいて、ありがとうございました。結構でございます。 それでは、そういう状態がすでに生まれているときに、いま警察当局お越しでございますけれども、私は文部大臣とまたもっと話を詰めなければいけないと思いますけれども、大学の自治のあり方、そし...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 私はそこにまさに、大学当局が自分たちの一つの学問の自由の場を守ろうということの履き違え、大学の自治を守るためになすべきことをなさない、そのことが結局は今日までのいろんな不法な状態を許し、そして警察当局をもいわゆる歯がゆい状態にしていく。むしろ、それは単にそこの場...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 私はそのことをとらえて抗議しようという気持ちはありません。ただ、そのような言葉の使い方の中に文部当局の一つの姿勢があらわれているような気がしてならないのです。彼らは明らかに不法者であるという認識をまず根底に持っていることが何よりも肝心なのではないのかというふうに...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 その情勢が変わりつつあるということですが、その変わり方なのです。話し合いをするということ、これも努力の形ではあるかもしれません。しかし、先ほど申し上げましたように、彼らが八年有半にわたってあの施設を不法に占拠し、そして本来の大学のあるべき姿というものをゆがめてき...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 話し合いをする、言いかえれば説得をする、そのことはそれなりの意味があると私は思います。しかし、説得をしているつもりが説得をされておったり、安易な妥協をのまされておったりするようなことがあってはならないと思います。たとえば、この確認書の中にこう書いてあります。「精...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 同時に、ここに「医学部および病院当局は精神々経科病棟における必要な人員(助手・看護婦等)の充足をすると同時に施設の改善を行なう。」こうある。一見すると大変すばらしい文言のように思われるわけであります。しかし、そのことは、大臣御答弁の不当、不法に占拠した人たちを、...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 いま局長は否定をなさいましたけれども、私が先ほどこういう心配があると御指摘を申し上げました、そのようなことがなし崩しにもし万一なされていったとしたら、あの成田において廃港に追い込むためにあの戦術は成功したと堂々と宣言する人がいるように、この問題についても、その不...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 同時に、このようなビラが配られたことは御存じですか。 | ||
○中野(寛)委員 この一番下にやはり囲んで書かれております。同じ二十日に山村病院長及び吉川学部長の名前で出されているこの言葉、これは本当なんでしょうか。 | ||
○中野(寛)委員 それは内容が事実ということですか、こういうものがあるということが事実ということですか。 | ||
○中野(寛)委員 先般来この問題についてサンケイ新聞が大変意欲的に取材をして取り組んでこられました。私も先般来そのことは拝見をしてまいりました。その中で、これは一つの資料として出ているものに関連をした申し合わせ事項だろうと思う。申し合わせがこの文書になっているのだろうと思いますが...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 そうすると、この本多講師がそのコピーをサンケイ新聞に渡したとかいう事実があるとかないとかということは、まだ明らかにされていないということですね。 | ||
○中野(寛)委員 もちろん人事権は教授会にあるわけで、文部省がそのことに不当な介入をするようにとかという要請をするものではありませんけれども、しかし、もしそれが不確実な内容によってこの本多講師の身分に今後重大な変更があるということであったとしたら、今度は逆に、まさにこの本多講師の...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 私は、今日までの経緯、そして春日質問に対する御答弁を見ながら、冒頭にも申し上げましたように、そしてきょうも御答弁を聞きながら、大学問題というもの、そのことのむずかしさと重大さをしみじみと痛感をいたします。しかし、私は、そのことによって文部当局が決して逃げてはなら...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 先ほど御指摘した本多講師の問題もそうでありますけれども、このように一つのコピーをどうしたかという問題、ましてや、これは本多講師がやったということにはならないわけでありますが、そういう問題がこういうところで問われる。もし万一というよりも、仮に本多講師がそういうこと...全文を見る | ||
04月12日 | 第84回国会 衆議院 文教委員会 第13号 議事録を見る | ○中野(寛)委員 ただいま木島先生の方から大変興味深い御質問が出されました。むしろ私の質問として、これから一つ一つお聞きしたいぐらいでございますし、そのことをもって私の質問にかえたいくらいでありますが、それほどまとまったお尋ねはできませんけれども、できるだけ短い時間をと思いながら...全文を見る |
○中野(寛)委員 いまの御答弁、今日まで大臣の一貫した御答弁であるわけでありますし、また私自身も決してそのことに異論を唱えようと思わない。むしろ、そのとおりだと思います。しかし、特にいま教員に強く国民から要請されている問題は、その中でも、御答弁の昌頭にありました教育者としての使命...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 この大学によってそれがすべて実現できるとは確かに私も思いません。むしろ、教育の基本そのものをいままさに、改めて戦後教育が問われているというときに、つくり直すといいますか、確立をするということがまず根底に必要だろうと思います。それが確立されないでこの教員大学をつく...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 いろいろな諮問をし、答申がなされ、そしてまたその他のいろいろな各界からの提案がなされている。各界各層がこの問題に大変関心を持っている、そのときに、いまむしろそれを総合的に整理をし、そして一つの指針としてまとめていく、構想としてまとめていく、その中で教員大学という...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 であるとするならば、この教員大学、あとどのくらいおつくりにならなければいけないのか、またおつくりになるつもりなのか。 もう一つ、うがったお尋ねかもしれませんけれども、この構想が表面化をし、そして既設の大学にいろいろな刺激を与えたことによって、既設の大学が教員...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 検討された経緯の中ではブロックごとにという言葉が私は出てきたかと思うのでありますけれども、あの段階におけるブロックごととはどういうお考えだったのでしょうか。 | ||
○中野(寛)委員 前回、国大協との協議が数回、その数回は何回をもって数回とするか議論がありました。ブロックも数カ所、それは何カ所をもって数カ所というのか、大変微妙でむずかしいのかもしれません。しかし、私は、少なくともブロックごとに分けてということになりますと二カ所や三カ所ではなか...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 私、昌頭に申し上げました基本的な構想というものが立てられて、それに基づいてこの施策はどこに位置づけられるのかということを考え、そして具体的に計画を立てていくということが必要なのではないか。そうしないことがいろいろな思惑を生み、混乱を生むことになっているのではない...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 大変失礼な申し上げ方ですが、推移を見てということが今日までの文部省の諸行政の中で余りにもあり過ぎたのではないか。行政の中に推移を見ない行政というのはもちろんあり得ませんが、しかし、特に教育というものは一つの理想があるべきだと思います。そしてその理想を実現するため...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 この問題はまたこれから折につけて、いろいろな諸問題と絡めながらまた御協議を申し上げていきたいと思います。 次に、既設の大学の中でいまたしか大学院があるのは二つだけだったかと思いますが、その理由はなぜでしょうか。 | ||
○中野(寛)委員 幾つかの理由が挙げられました。もう少し端的にお尋ねしたいと思います。 各大学側からは文部省に要請があったのでしょうか。逆に、大学側から要請があったけれども、その要請に文部省がこたえることができなかったのでしょうか。 | ||
○中野(寛)委員 昭和四十八年以降それが出てきた。昭和四十七年から新構想大学、新しい大学の構想が出てきた、そのことと何か、年度だけから伺いますと無関係ではないような気がしてならないのです。私はそういう意味でも新しい構想というものが無意味ではなかったとさえむしろ思いますが、それらに...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 新しい動きの中で既設の大学がその影響をどれだけ受けたかをはかるバロメーターを持ち合わせませんが、もしその刺激のもとに新しい意欲を持ち始めたとしたら、これは大変すばらしいことだと思います。そしてその意欲に対してかなう限りむしろこたえていく。新しい教員大学をつくるこ...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 まずこの問題を考えるときに、大変差しさわりのある言い方かもしれませんけれども、たとえばその教員の日ごろの教職員団体との関係だとか、または、思想調査まではしないと思いますけれども、そういう傾向であるとかというものを教育委員会がある程度腹の底で勘案しながら選考するの...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 それともう一つ、ある県からたくさんの受験者が出る、こんなに受験されては困るということからその受験に同意を与えないというケースが出てくるかもしれない、そういう危惧をされている御答弁があったように思うのでありますが、そうでございますか。 | ||
○中野(寛)委員 県教委でそういう判断をするとはお考えになりますか。 | ||
○中野(寛)委員 お尋ねの仕方がまずかったかもしれませんが、同意を与えない理由にはどういうことが想定されるのでしょうか。 | ||
○中野(寛)委員 実は私も御答弁をお聞きしていて、同意を受けなければいけないということの条件をつけることの意味がまだのみ込めません。実はそういう通知のみでいいのではないかという気がしてならない。というのは、いろいろ差し支えがある、人数が補充できないかもしれないとか、枠が大きいとか...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 そのときの御答弁を期待をいたしておきます。 さて、新しい大学の構成でありますが、今日までの反省といいますか、経験からして、教育現場の経験のある、初等教育の経験をお持ちの先生方をこの教授陣の中にできるだけ入れていかれるということは、この大学の意味から言って大切...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 私は、前向きにというよりも、文字どおり積極的にそのことをぜひ実現をしていただきたいと思います。 さて、この大学そのものとは若干離れますが、もう一つの方法としての教員研修のあり方でありますが、この実態というものはどうなっておるのでしょうか。何か校長試験だとか教...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 特に新しい教員大学ができても、そこでより研究を進めることのできる人は数はわずかであります。現在のすべての先生方がよりよい先生になるように努力する意思をお持ちだと思いますが、先般の参考人の意見にもありましたように、できない先生と言われる先生方もいらっしゃることは事...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 私は、教員大学をつくるよりは、むしろどちらが重大かと言えば、いまのこの問題の方が重大ではないか、ましてや緊急性を持っているのではないかというふうに思います。そういう意味で、具体的にこうしろという対案を私自身が持っているわけではありませんけれども、その緊急性と重要...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 質問を終わりたいと思いますが、先ほど来申し上げてまいりましたように、教育というものは、一つの国民的な理想というものが高く掲げられ、その理想へ向かって教師と教え子がともに進んでいく姿、また親と子がともに進んでいく姿、そこに教育の理想的な手段というものもまた構築され...全文を見る | ||
05月10日 | 第84回国会 衆議院 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第5号 議事録を見る | ○中野(寛)委員 いま非常に国民の皆さんが関心を持っておりますのは、このロッキード事件の解明にいつ決着がつくのか、そして、それに伴う政治的道義的責任を本院がどのように決着をつけるのか、その内容と時期について大変強い関心をお持ちである、これは言うまでもないことだと思います。そこで、...全文を見る |
○中野(寛)委員 その判断、これは裁判すべての経緯の見通しにもかかわってくるわけでありますけれども、やはり事の性質上、局長もおっしゃられたように非常に急務を要することであるというふうに考えるわけであります。もちろん検察当局としてはそのことのために最大の努力をしておられるとは思うの...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 きわめて遠い将来ではないというそのお言葉だけが私どもにとっては唯一の手がかりになるのでありますけれども、今日までの裁判の期限というか、今日までのいろいろな裁判が行われているその経験上、その遠い将来ではないというお言葉は、せめてもの私どもに対する目標として、たとえ...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 そのことが一日も早く進められ、そして私どもはその法務省の最低限の条件としておられる検察官面前調書の採用というものの時期が一日も早く明確になるということ、そして、そのこととあわせて委員長のより一層今日までの御努力に伴った御決意というものがなされることを期待をしてお...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 その中で若干大久保証言と伊藤証言に食い違いが見られるように思うわけであります。同時にまた、その金を受け取ったとされる方々につきましてはそれぞれの反応が今日まで出てきているわけであります。中には受け取ったこと自体を否定しておる人もおりますし、そしてまたそのことがけ...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 次に、先般の伊藤証言の中で五億円について触れた、こういうことでございますけれども、その概要と目的をお伺いいたしたいと思います。 | ||
○中野(寛)委員 この三十ユニットの金の性格につきましても、大久保証言と伊藤証言では若干食い違いがあるように思うのであります。大久保証言は全日空からのお礼だということで賄賂性を認めているようでありますし、伊藤証言は政治献金だ、こう言っているわけであります。この辺の被告同士のそれぞ...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 次に、若干小佐野ルートのことについてお聞きをしたいと思います。 この小佐野ルート、P3Cの採用に当たって、これはきわめて今日的な問題でありますし、昨年途中からこのP3Cの問題が訴因の一つとして追加をされたわけであります。そのことが実はわれわれにとってもまたき...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 あわせまして、その小佐野ルート、また児玉ルートの解明にとりまして、先ほども若干触れられたと思いますが、児玉、小佐野両被告の健康状態というのはきわめて大きなポイントになっていると思うのであります。その後どういう状況にあるのか、そしてまたあわせまして、昨年二月の法務...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 最後に、冒頭私申し上げましたように、本委員会の審議、そしてまた同時に公判の進捗状況、これはきわめて国民の関心の深いところであります。今後の日程的な見通し、それぞれ全日空、丸紅、児玉、小佐野の四つのルートについて並行して徐々に行われているわけでありますが、国民の声...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 なお一層の御健闘をお願い申し上げたいと思います。 ありがとうございました。 | ||
05月31日 | 第84回国会 衆議院 文教委員会 第23号 議事録を見る | ○中野(寛)委員 民社党の中野寛成でございます。きょう、貴重な御意見をお聞かせをいただきましてありがとうございました。 大変興味深くお話を聞かせていただいたわけでありますが、その中の一つに、坂本先生から人間の発達課題の話を聞きました。その中で、これは順を追ってやるものだ、そし...全文を見る |
○中野(寛)委員 実は私はいまたとえで申し上げましたが、文部省を親にたとえ、そして国民の皆さんを子供にたとえるのはちょっと問題があろうと考えますが、今日までの日本の教育の歴史の中で、日本の文教行政というものが、正しい社会教育の発展を望んでいる国民に対して信頼感を植えつけ得なかった...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 次に、上村参考人にお聞きしたいと思うのでございますけれども、ある意味では、上村参考人のお立場は国民の立場または利用者の立場からの一つの提案をするというお立場でもあろうかと思うのでありますが、皆様がお出しになりましたこのセンターの拡充計画、このようなものをおつくり...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 なお、その場合に、先ほど来お話し等しておりまして感ずることは、率直に言って、確かに、われわれ国民の立場で一つのレクリエーション的な感覚でのスポーツ、体育というのでしょうか、それと、エリート教育と言っていいのかどうかわからないけれども、オリンピック選手を育てるとい...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 最後に、青少年教育指導者のあり方についてお尋ねをさせていただきたいのですが、先ほど、これは坂本先生でしたか、ソシアルアンクルの話がありました。私はこの文教委員会で何回か指摘をし、申し上げてきているのは、ソシアルアンクル、私の場合にはソシアルブラザーの方です。町の...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 どうもありがとうございました。終わります。 | ||
06月02日 | 第84回国会 衆議院 文教委員会 第24号 議事録を見る | ○中野(寛)委員 ただいま上程をされておりますオリンピック記念青少年総合センター法案、先日来の質疑応答を聞きながら、そしてまた今日まで私なりに若干の資料を読ませていただきながら、幾つかの問題点がクローズアップされ、そして明確になってきたような気がするわけであります。 その中で...全文を見る |
○中野(寛)委員 私は、こういうふうな考え方ができるのではないかと思うのです。行政改革もしくは経費の節減、そのことを考えるがゆえにこのセンターを文字どおり廃止してしまうという考え方は、これは一つの考えとしてあるかもしれません。その場合には、明らかにそれは節減になるかもしれません。...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 そういたしますと、このセンタしの行政改革につきましては、いわゆるこのセンターの役員等のふくそうする部分を整理できるとか、また現在提案されておりますのは、直轄化することによって文部省の定員の枠の中にそのセンターの職員の皆さんの数も包含をするということにおいて、実質...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 そうすると行政管理庁としては、こうして今日提案をされておりますこのやり方については、一応所期の目的を達しつつある、その過程であるとお考えでございますか。 | ||
○中野(寛)委員 それでは次に文部省にお聞きしますけれども、体育局から社会教育局にこのセンターの所管を移したいきさつと理由はどういうことでございましょうか。そのことも行政改革の一環だと考えてよろしゅうございましょうか。そういう気持ちでなさったのかどうか。たとえば毎日新聞の去年の十...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 それでは視点をちょっと変えましてお尋ねをしたいと思いますが、さきの国会でこのセンターが特殊法人として規定づけられたときの当時の愛知文部大臣が、特殊法人の方が弾力的な運営ができるから、こうお答えになったということが何回か触れられました。社会教育そのもののあり方につ...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 そういたしますと、この文部省直轄への移管ということは、社会教育に対する考え方の中で特殊法人よりも文部省直轄の方がいわゆるコントロールがしやすいという意味でないということ、いまの大臣の御答弁ではそういうことになろうと思うのですが、そうすると、財政的な裏づけをより充...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 特殊法人から文部省直轄にする理由というのがこれまでの質問の中で繰り返し問われてきたわけであります。実は私自身もできるだけ文部省の考えを理解したい、こう思って考えてきました。しかし、正直申し上げてまだ私自身の頭の中でも、やはり特殊法人でもできるのではないかなという...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 そうすると、特殊法人だと金が出しにくいというのか、間接的になってやりにくいというのか。その違いはやはり顕著にあらわれるのでございましょうか。 | ||
○中野(寛)委員 それでは次に移りたいと思います。 今日までの運営の中で、いろいろな団体が利用し、そしていろいろな利用形態があったと思うのでありますけれども、先般来の御質問の中で、たとえば修学旅行で活用する、また受験生村として活用する、そのようなことも含めて、まずその利用の形...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 山中課長はいまいらっしゃらないということでございますが、この言葉について、おっしゃったかどうかは別にいたしまして、この言葉について局長としては当たっているとお考えですか、いやそういうことは自分の判断としてはないとお考えですか。 | ||
○中野(寛)委員 そうしますと、利用のための規則、いわゆる使用する規則、それから手続、そしてまたその使用料、このようなものについては変化がありますか、ありませんか。もしあるとすればどのような変化があると考えられますでしょうか。 | ||
○中野(寛)委員 こういう機会に施設をより充実させたい、もしくは非常に古くなったこういうところは新しく直したいというふうなことがあろうと思うわけであります。で、新しく文部省としてお考えになるか、もしくはそれを利用しておられる皆さんの代表者の方やその他の皆さんの御参加をいただいて今...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 それはどういう日程で、大体いつごろをめどにしてお立てになる御予定でございますか。 | ||
○中野(寛)委員 その五十四年度予算に対する概算要求としては、どのような文部省としてのお考えのもとにその要求をお出しになるおつもりですか。まだそれはまとまっていないのですか。その段階では全く事務的な要求だけにとどまるのでしょうか。 | ||
○中野(寛)委員 先ほど来の質問者と同じことを繰り返して言わざるを得ないのは正直言って残念でありますが、先ほど来からのお答えを聞きながら、やはりこの法律はオリンピック記念青少年総合センターの解散に関する法律案なんだな、いわゆる国立青少年総合センターの設置に関する法律案なのではない...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 そうすると、今後この青少年教育に関するコントロールといいますか、そういうふうなものを実施する機関という意味ではないということでございますか。 | ||
○中野(寛)委員 このセンターの機関の中身についておおよその構想がございますか。 | ||
○中野(寛)委員 その運営について、私はやはり、社会教育というのは文字どおり幅広い国民的な視野、そして世界的な見地、そして将来を展望した国民性の自主的な開発ということが大きな課題であろうと思います。そしてそれは、何回も指摘をされておりますように、決して行政からの圧力的なコントロー...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 同時に、その機能がどういうふうに発揮されるのか、十分まだ構想が練り上げられていないような印象を持ちますが、このことにつきましても、近い将来おまとめいただきます構想の中でぜひひとつ明らかにしていただきたいと思います。 〔唐沢委員長代理退席、委員長着席〕 ...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 このセンターの直轄化のことも含め、そしていまの局長の御答弁のいわゆる民間の各団体の御協力も得てということのお言葉等を含めまして、その各種青少年教育団体等の意見をどのように聴取し、そしてまたどのような今後の連携を保っていく御計画でございますか。 | ||
○中野(寛)委員 もう一つ。青少年教育施設というものが国立や自治体の施設としてかなり充実してきたことの御説明をお聞かせいただきましたが、他の省庁が所管する青少年の施設というものもあるわけであります。いわゆる今日の縦割り行政の中で、その十分な連携というものが果たしてとられているのだ...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 同時に、初中局長もお見えでございますけれども、私、先般来当委員会で申し上げておりますことは、学校教育そのことももちろん大切でありますけれども、社会と家庭というものが三つの教育の場として、第一次的な教育の場としての家庭、そして次の学校、そして社会。しかし、その家庭...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 このセンターの直轄化のお話の中でも、青少年の多様化し、高度化する学習要求にこたえるという言葉があるわけであります。そのような青少年の学習要求の変化というふうなものをもたらした時代的背景というものをどうお考えであるかということと、もう一つ、その学齢時の子供たちが、...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 お聞きした段階でも、そういう団体に参加しているお子さんはまだ非常に少ない。その背景というものはいろいろあると思います。むしろ塾通いに忙しいお子さんもいらっしゃるでしょうし、そしてそういうものを解決するためにいろいろな施策というものを今日初中局でも大学局でもいろい...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 最後に、先般来、この法案を審議するに先立って、利用者の団体の方々や、そしてまた職員の皆さん方からもいろいろな御陳情、御要請をいただきました。私もその御意見を聞きながら、大変ごもっともな心配だというふうに実は思ってお聞きをしたことが幾つかあるわけであります。 ...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 あと、現在働いておられます職員の皆様方の処遇の問題につきましては私からもお尋ねをしたいところでございますが、先ほど池田委員からの御質問もございました。また、この後山原委員からの御質問の中で具体的にその当事者の皆様方からのお声も聞けるのではないかと思いますのでお尋...全文を見る | ||
06月07日 | 第84回国会 衆議院 文教委員会 第25号 議事録を見る | ○中野(寛)委員 四点についてお尋ねをしたいと思います。 まず第一点は、先ほどの御質問の中で憲法八十九条との関係が問われました。その際に大臣の御答弁をお聞きいたしておりまして、この施設、国立であっても特殊法人であっても、憲法の中のいわゆる公の財産という言葉の適用の範囲の中であ...全文を見る |
○中野(寛)委員 そのように承知をしていきたいと思います。 次に、第二点でありますが、このようにして国立に移管されたとする場合に、私はそこに大きな意味というものがやはりなければならないと思います。特に現在、私はたびたび御指摘を申し上げてきたところでありますが、今日までの日本の...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 私は、この問題だけではありませんが、いまのお尋ね、そしてまた大臣のお答えの中で、私はある程度意思の統一はできたかと思うのですが、国家干渉であるか否かの問題、これは教育を語るときにどうしても欠かすことのできない課題であります。そして、いま日本の教育の混乱、そしてま...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 そのことを何よりもまずいまの教育の最大の課題として、かつ緊急な課題として精力的にお取り組みをぜひいただきたいと私は思うのであります。 それから、現在たとえば学校の教職員の皆さんとPTAの不信感について、昨日も実はある人からこういう話を聞きました。特に農村地区...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 続きまして、このいただきました「構想」の中で、「施設」につきましての最後の部分に「整備方針を策定するに当たっては転用施設の老朽化の進度や工事による施設機能への影響等に十分配慮しつつ、」云々という言葉がございます。国立化することの意味の中に、特殊法人ではいわゆる国...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 これで質問を終わりますが、最後の御答弁、大臣、誤解があってはということであれでしたが、私としては、施設内容についてあのようにりっぱなものをつくりたい、ただ運用については、そういう今日までのほかの青少年施設のものと同じものではなくて、新しい、一番最初に確認をさせて...全文を見る | ||
10月18日 | 第85回国会 衆議院 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第2号 議事録を見る | ○中野(寛)委員 私も証人喚問の件についてまずわが党の態度をこの際明らかにしながらお聞きをしておきたいと思います。 福永一臣氏の証人喚問については、野党が一致して今日まで何回となく要求をし、かつ委員長にも御苦労いただいているところであります。私たちの本委員会では、刑事責任とは...全文を見る |
○中野(寛)委員 あわせて法務省にお尋ねをしますが、ことし春の国会で、やはり私がこの委員会でお尋ねをいたしましたときには、決して年を越すようなことがないであろうという予測を局長からいただいたことを私も記憶をいたしております。確かにまだ年は越してはおりませんが、先ほど来のお話からす...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 先ほど同僚議員からの質問にもございましたけれども、再確認をしたいと思います。 どの段階で国会証言を私どもは要求し、そして法務省としてはそれを了とできるのか、その条件をもう一度再確認をさしていただきたいと思います。 | ||
○中野(寛)委員 そのことの一日も早く実現せんことをあわせて願望し、かつ要求をし続けたいと思います。 次に、先般の嘱託尋問調書が公判で採用されたわけでありますが、幾らかの割合については採用されない部分があるわけであります。どのくらいの割合であり、どういう内容を持っている部分な...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 私どもは、特にそれが証拠に採用される、されないの判断の基準の中に、いまわれわれがやっている政治的道義的責任を追及する上においてきわめて必要であるけれども、刑事責任を追及する上においてはそれが必ずしも必要でないという部分が、今日までのいわゆる灰色高官と言われる人た...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 今後の経緯の中で私どもがある意味では期待をし、またその期待をする部分が外されるということがあることも想定をし過ぎたかもしれませんが、今後ともそれらのことがすべて明らかにされることを原則としていただきたいということをお願いしておきたいと思います。 最後に法務大...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 時間が参りましたから終わりますが、決してそれは個人的なお客様ではない。個人の身分でお見えになることでもない。あくまでも準国賓として国民がお迎えをするわけであります。その観点に立って御判断を、むしろ今後ともまだ余地があるわけでありますから、お願いをしたいと思います...全文を見る | ||
10月18日 | 第85回国会 衆議院 文教委員会 第2号 議事録を見る | ○中野(寛)委員 まず最初に、東京大学医学部付属病院精神神経科の問題をことしの春にお尋ねをいたしましたが、その後の経緯を含めまして今後の対処の仕方についてお尋ねをしたいと思います。 会計検査院が九月二十九日に是正改善の措置要求を発しましたが、これについて当然文部省としても御存...全文を見る |
○中野(寛)委員 文部省はことしの春以来、多くの努力をしてこられたことは私も承知をいたしておりますが、その間、六月末までに正常化のめどをつけなさいと大臣が期限を切って申し入れをなさったこと、それから、十分な正常化の成果が見られない場合にはこの十月から予算を凍結することの措置をおと...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 先般文部省が会計検査院に出しました回答の要旨、いまの御報告の中でございました。それでは、その幾つかの問題について、果たしてそれは解決へ向かっていることなのかどうか、このことについて若干お尋ねをしたいと思います。 ことしの春、私がお尋ねをいたしました、そのこと...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 精医連の委員長、こう言えば大変聞こえはいいわけでありますが、それはすなわち、まさに、大臣が以前におっしゃいました、不当なあるいは不法な状態をつくった、その最高責任者ではないでしょうか。過激な状態のもとに現在の、東大精神神経科病棟を占拠し、そして国民の財産を本来の...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 結局、集団の物理的な力を行使して無法なことをやった場合にも、大学の自治や学問の自由がその中から破壊されても、その張本人がこういう形で登用されていったとするならば、これは明らかに大学のあり方に反していると言わなければならないと思います。もう一つ、そのタイミングを考...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 現在の入院患者は十九名で、今日までの入院患者と同じ方法を相変わらずとっているというお答えであります。明らかに、局長の今日までの要請や指図に従っていないことがはっきりしたわけであります。結局、不法な状態がなお引き続き行われている。そしてそれは解決の道というよりも、...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 同時にもう一つ、被害を受けている人がいます。こういう例があります。私、先般お尋ねをしましたけれども、いま、あの過激派の人たちによって連日のごとく攻撃をされ、ビラを配られ、そして普通の人であればとてもその圧力に耐え切れないであろうと思われるような状態で連日攻撃の矢...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 病棟医長というのは、その病棟を管理する責任者であるという意味ではありませんでしょうか。 | ||
○中野(寛)委員 その病棟医長が病棟に入れない。これもやはり物理的な妨害があるから入れないということですね。 | ||
○中野(寛)委員 たとえばそれを、これからこういう想定をしてみた場合、大変な問題があるわけでございます。この本多講師が、病棟医長であるこの人がついにその病棟に責任者として自由に出入りができない状態のままで終わったとしたら、これは大変なことだと思います。そういうことが絶対起こっては...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 九月二十六日の新聞に、東大文学部の火事のことについて、大学が学生に賠償請求をする、管理責任者の処分も考えるということの内容を大臣が閣議で報告されたことが記事として出ております。この文学部の火事の実態も、見れば見るほどきわめて私どもにとっては不愉快な出来事であり、...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 基本的な文部省の態度というのを了解をし、そしてそれが本当に実効の上がるものとしてこれからもぜひ御努力をいただきたいと思います。 ただ、その一つの方法として、たとえば東大精神科病丁院棟の問題で十月から予算凍結という話が、これは七月段階でありますが、出ておりまし...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 ということになりますと、四半期ごとに内容を見ながら認めていくということですが、今後とも、それでは解決へ向かっていると評価をしてその四半期ごとの予算をやはり渡していくわけでありますか。いまのそのことについての御判断はどういうことになるわけですか。 | ||
○中野(寛)委員 結局、今日までの段階では、その予算の問題にいたしましても、文部省サイドもじりじりと引きずられてしまっているという感がその予算の執行一つを見てもするわけであります。大臣の先ほどのせっかくの御決意であります。ぜひ実効の上がる、そしてわれわれの目の前に本当に納得のいく...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 いまさらお聞きするのはどうかと思いますが、質問の都合上あえてお尋ねをしておきたいと思います。主任手当の目的は何でございますか。 | ||
○中野(寛)委員 そしてそのことが、学校運営に対して大きな意味でどういう役割りを果たすと考えられますか、また文部省は期待をされますか。 | ||
○中野(寛)委員 多くの国費を使って、もちろん国費だけではありません、自治体も負担をしてその主任手当を出すわけであります。当然、その出すについては、いいかげんな使い方をしていいわけのものでは決してないはずであります。まして、われわれが決定をした使用目的以外にその手当が使われるとし...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 大臣はあくまでもミスとしておっしゃるのですけれども、この方が手当を受け取っていなかった、主任であるにもかかわらず外されておったということだけであればミスということがあるかもしれません。しかしながら、現実には、そういう本当の主任としての仕事が果たしてやられているか...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 それからもう一つ、この主任手当の問題について、わが党といたしましては、先ほど局長が御説明をされましたように、本当に、その連絡、調整その他について御苦労しておられる先生方に、その御苦労に報いなければというところからこの手当制度を考えられたとするならば、もっとほかに...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 私は、この主任手当制度というものが、教育の中央集権化や教育の軍国主義化を助けたりとかというような目的というものは全くない、むしろ、先ほど申し上げた本来の趣旨にのっとってこのことが行われ、そして現場の先生方の御苦労に報いるものだと判断するがゆえに、そしてまた、私ど...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 ありがとうございました。(拍手) | ||
12月12日 | 第86回国会 衆議院 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第2号 議事録を見る | ○中野(寛)委員 新しい大臣をお迎えいたしまして、基本的に幾つかのことを確認する意味でお尋ねをしたいと思います。 今般の政権交代に伴います国民世論の中に出されました懸念につきましては、先ほど横路委員からお尋ねがあったところでございます。私どももやはり同じ気持ちを持ちながら、し...全文を見る |
○中野(寛)委員 きて、政治責任も刑事責任も、ある意味では政治責任そのものも、訴訟の結末を待たなければ結論の出ない部分があることは論をまたないと思います。そういう意味で、公判がスムーズに運営をされて、そして刑事責任の所在というものが明確にされることは、国民がひとしく望んでいること...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 単に裁判の結末を経て、そしてその判決をもって報告にかえるということではなくて、そのてんまつに基づいて内閣としての見解というものが明確になされなければいけないだろう、こう考えるわけであります。私はそういう意味で、刑事事件の結末を迎えた、だれそれがどういう判決を受け...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 次に、将来再発しないようにするにはどうすればよいのか、よく研究して努力をしたいという御発言が、大臣の今日までの御発言としてなされております。また、政治責任は十分に解決していないと思うという御見解も、今日まで発表されております。単にそれが御感想でありますのかどうか...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 本委員会において政治責任の問題等、大いにこれからも論議をされるべきものと大臣の御見解をお聞きしたものとして、今後とも本委員会をなお一層この結末が得られるまで継続をしていきたい決意を私どもあえて新たにさせていただきたいと思います。 次に、中曽根議員の問題につき...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 今後公判で明らかにされると思うがとおっしゃられたことは、そのことについてはいずれかに決着がつけられる、公判において明らかにされるというふうに私ども期待をしておっていいということでございましょうか。 | ||
○中野(寛)委員 次に三十ユニットの関係も含めてでありますが、重ねた質問になるかもわかりませんけれども、またこれは裁判の一当事者にしかすぎない法務省にお尋ねすることだけでは酷かもわかりませんが、この真実が明らかにされ、一つの結論が見出されることが政治責任を明らかにし、かつまた国民...全文を見る | ||
○中野(寛)委員 ありがとうございました。 |