中野寛成

なかのかんせい



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中野寛成の1984年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月21日第101回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○中野(寛)委員 ただいま高速な総理の教育論を聞きながら、私もまず教育の問題についてお尋ねをいたしたいと思います。  とりわけ教育改革について突っ込んでいろいろとお尋ねをしたいと思いますが、その前に、まず現象面や各論について幾つかのお尋ねをさせていただきたいと思います。  そ...全文を見る
○中野(寛)委員 その合意の問題なんですが、それはまた後で触れたいと思います。  しかしながら、だれが考えてもできることがたくさんあります。これもまた大変次元の低いお尋ねをして申しわけありませんが、クイズのつもりでお答えいただいても結構でございます。例えばキャバレーだとかナイト...全文を見る
○中野(寛)委員 クラブとかキャバレーとか、そういうところは十八歳未満は入れないのですね。しかし、それよりもっとひどい、まさにセックス産業のるつぼの中にあると思われる今申し上げたトルコぶろ等は、年齢制限ないのですね。これが実態なんです。そういうのはだれが考えたっておかしいと思うは...全文を見る
○中野(寛)委員 こういうふうに、まさに犠牲者は青少年です。それはやがて日本そのものが犠牲になると思います。総理のお好きな精神文明論的に言えば、日本そのものが犠牲になっていくことになると思います。こういうセックス産業とかポルノ雑誌、これを私はすべて規制しろとは申し上げません。大人...全文を見る
○中野(寛)委員 結局、今のこの問答、質疑を聞きながら、与野党を問わずしっかりやれというやじが、やじというか不規則発言が出ているわけですね。これは大変ありがたい応援でございまして、これについては恐らくだれも異論がないと思うのです。しかしながら、先ほど文部大臣もお答えの中に触れられ...全文を見る
○中野(寛)委員 そういう機会をぜひ、これは与党から呼びかけていただいても政府から呼びかけてもいいわけですから、少なくともきょうここに御臨席の皆様方は一致した見解であると思います。先ほど公安委員長からの御答弁の最後に、やはり大人が気をつけなければ、おっしゃるとおりなんです。今日ま...全文を見る
○中野(寛)委員 自民党総裁としての総理の御答弁だろうと思いますから、それを受けて私どももまたともに頑張りたい、こう思います。  さて、総理府の世界青年意識調査というのが先日発表されました。新聞の見出しは「「愛国心」低い日本の青年」、こういうことになっております。総務長官、この...全文を見る
○中野(寛)委員 大勢の人で真剣に対応策を考えたいということでございますが、結局、単に意識を調査されただけなのか。総理府として何らかの目的があってやはりそういう調査がなされたと思います。出た結果については何らかの方針が示されるべきであろうと思います。むしろ今後の、この出た結果につ...全文を見る
○中野(寛)委員 文部大臣、この意識調査、御存じですか。
○中野(寛)委員 今総理はこれをごらんになっておられないかもしれませんけれども、文部大臣の御答弁をお聞きになりながら、どういう御感想をお持ちになりましたでしょうか。
○中野(寛)委員 私が総理の御答弁として想像したものとは若干ニュアンスの違う御答弁でございました。例えばサンケイ新聞の「「愛国心」低い日本の青年」、むしろこっちの方の印象で総理が御答弁になるのではないかというふうに実は想像をいたしておりました。しかし、ある意味では、私は逆に総理の...全文を見る
○中野(寛)委員 これが当初の目的どおりに、本当に手当としてその主任の先生の財布の中に入るのであるならば、それはそれで一つの目的が達成されていると思います。しかし、結局、組合の意図によってプールをされる、またある県においてはそれが教育会館の建設資金の一部に流用される、こういうふう...全文を見る
○中野(寛)委員 この問題は、その実施に至るまでの経過、その中でいろんな闘争が展開をされ、そして現状のようになっている。教育の問題は、いかに対決ではなくてお互いの納得によって実行に移されなければならないか。それがなければ、せっかく教育を前向きに考えて施策を実行に移しても、逆にマイ...全文を見る
○中野(寛)委員 私は現象面として申し上げましたが、準公選制に対する文部省の御見解は、今日まで一貫して今の御答弁で変わっていないと思います。ただ、そういう運動がなぜ起こってくるのかという原因を究明することは、もっと必要だと思います。少なくとも父兄、市民の教育の現状に対する不信、不...全文を見る
○中野(寛)委員 学校安全会法のあの補償金額を、文部大臣、それから官房長官、それぞれ文教委員をされておられた当時に一緒に論議をし、そしてその充実を図ったことを思い起こしております。私は、本当は報酬を受けないでボランティアでやる方々にこそ、万一のときの補償というものは、やはりもっと...全文を見る
○中野(寛)委員 そうすると、その設置法ができるまでの過程ですけれども、これは十分な与野党の協議を行う、そして納得の上で提案をする、そして対決法案とならないように努力をする。これは対決法案になったら、もうその時点でこの教育改革は失敗ですよ。これが対決法案になったら、その時点でこの...全文を見る
○中野(寛)委員 総理、私は総理の御答弁のお気持ち、わからないでもないです。わからないでもないですが、しかし、今そのことを、あえて共産党という名前に触れなくてもいいのではありませんか。精いっぱい努力をするということでいいのではないでしょうか。このことについては別に深く申し上げませ...全文を見る
○中野(寛)委員 その国民的な支援なんですけれど、今回の場合は、その機関が答申を出すことが目的ではないと思いますね。最後の一つのプロセスとしてそれはあると思います。一番大きな問題は、もちろん教育を改革することが目的ではあるのだけれども、今総理がおっしゃった国民のコンセンサスをつく...全文を見る
○中野(寛)委員 教育の問題については以上で終わらせていただいて、次に移りたいと思います。ただ、今総理がお答えになられたことをぜひとも忠実にお守りをいただきたい。そして、何としても教育が中心になって対決が続いていくようなことからだけは一日も早く脱却できるように、そのことが、いわゆ...全文を見る
○中野(寛)委員 きょうは各論を一つ一つあげつらう時間はありませんから、基本的なことだけ申し上げます。  国税三税の三二%が地方交付税、しかし、例えばそれを二〇%にして、一二%に当たる部分を地方の自主財源として転換してしまう。これは暴論かもしれません。しかしながら、私は、本来主...全文を見る
○中野(寛)委員 今自治大臣にお尋ねしてもそのくらいの答弁がなという感じはいたしますけれども、しかし、本当はいつまでたっても自治体が中央に対しておんぶにだっこですよ。そして陳情政治が繰り返されるのですよ。そしてやはり国が荷物を背負い込むのですよ。もっと身軽になったらどうですか。そ...全文を見る
○中野(寛)委員 この五十九年中に方針をお出しになるということですが、もう既に本当は方針は出ていたと思うのです。しかし、それが実行が伴わなかった、それが現状ではないかと思います。文字どおり、戦後の混乱期の過渡的な措置としてこの特別地方機関というものは設けられたはずです。だから、今...全文を見る
○中野(寛)委員 私の論議が少々せっかち過ぎたかもわかりませんけれども、長官のおっしゃっている意味はよくわかります。ひとつぜひ、行管庁のねらいが実現すること、そしてそれが立派な成果をおさめることを私どもも強く望みたいと思います。  地方自治についてたくさんあるのですが、もう一つ...全文を見る
○中野(寛)委員 ただ、その場合に、例えばこの措置の仕方、起債の制限筆、財政余裕論の中から出ているのですが、しかし私は、本当に財政余裕論だけでそういう制裁措置をとることは、はて、いいのだろうか。言うならば行政指導ですね。  私は逆に、行政指導というのは、本来は日本特有というか、...全文を見る
○中野(寛)委員 指導をしていると言いますが、私はそれが中央集権的だと申し上げたのです。指導という言葉も、ある意味では中央集権的用語かもしれません。むしろ私は、国民を代表する国会がこれに対する意思表示をすべきではないか、こういうことを申し上げたわけで、これは少々水かけ論になるかも...全文を見る
○中野(寛)委員 私は本当に、昨年まで厚生省はどうしても首を縦に振らない方向であったわけでありますが、そこまで前向きに決断をされたということについて敬意を表したいと思います。しかしながら、まだあと具体的な問題は残っておりますから、それはまたこれから論議をしてまいりたいと思います。...全文を見る
○中野(寛)委員 終わります。
03月12日第101回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第2号
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○中野(寛)分科員 在日韓国人を中心にした在日外国人の人権問題等についてお尋ねしたいと思います。  まず厚生省にお伺いをいたしますが、国民年金法等の一部改正案が提案をされまして、これによって社会保障制度上のいわゆる行政差別については、まずほとんど在日韓国人等外国人の問題について...全文を見る
○中野(寛)分科員 この問題も長年の懸案でございました。私もこの問題をこの席に立って取り上げますのが七回目、言うならば、毎年同じことを申し上げてきて、ことしやっと厚生省の御決断によって――去年までの御答弁は、それこそもうとんでもないことだという御答弁であったわけですね。それだけに...全文を見る
○中野(寛)分科員 その協定、今おっしゃられたその前に「この協定で特に定める場合を除くほか、」こう書かれているわけですね。そして幾つかの措置が協定では記されているわけであります。しかし、この協定に流れる精神というものは、結局在日韓国人の皆さんは戦前から日本に居住をした、させられた...全文を見る
○中野(寛)分科員 大臣、大変的確に御認識だと思うのですが、私が申し上げているのは、当然二重国籍者にしろと言っているのではないのです。もちろん御本人の意思も尊重しなければなりません。ゆえに、協定永住者については日本国籍の資格を申し出れば取得できますよ、ただ、今のような非常に難しい...全文を見る
○中野(寛)分科員 他の外国人と区別して考えられるかどうかということで法務大臣もおっしゃったけれども、もともと協定というもので特別に扱われている存在ではないのでしょうか。彼らは一たん日本人とされた時期があったのです。おわかりでしょう。戦時中日本人だったのですよ。日本国の勝手な施策...全文を見る
○中野(寛)分科員 外国人であることは事実です、国籍は韓国籍ですから。しかしながら、私が申し上げたのは、歴史的ないきさつその他を考えれば、特別の措置が講じられているわけですし、二世、三世の時代になって、その問題さえも今考えざるを得ない状態になってきているわけですから、積極的に御検...全文を見る
○中野(寛)分科員 これからまたしつこく検討を迫ってまいります。というよりも、ともに検討させていただきたいと思います。  最後に一点だけ。二月十七日にフィリピンのミンダナオ沖で日本の日正汽船の瑞鵬丸が沈没直前の船に乗っておったフィリピンの六人の船員を救いました。そして、千葉の川...全文を見る
○中野(寛)分科員 これは、きょうの朝これを担当した人が私のところへ来まして、そして新聞のコピーもお渡しいたしましたが、こういう陳情があったのです。私はもう一度御調査をいただきたいと思います。そして、この記事に書かれているとおりだと、これはやはり局長も問題だと思うでしょう。書かれ...全文を見る
○中野(寛)分科員 終わります。
04月04日第101回国会 衆議院 文教委員会 第5号
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○中野(寛)委員 今まで続いていた質問を若干継続するような形になりますが、私は、国立大学と私立大学の役割分担という観点から少し質問をしてみたいと思います。  国立大学の設置に関する文部省の基本方針、こういうふうに実はきのう御通告を申し上げておったわけであります。先ほど来の論議の...全文を見る
○中野(寛)委員 その方向は私もそれでいいと思うのですけれども、財政の問題との関係も考え合わせ、かつ、できるだけ私学の力、また私学の独自性、私学の特色、そういうものを大いに活用していくということは、教育の観点からは大切なことであります。そういう意味で、これからの国立大学の全体的な...全文を見る
○中野(寛)委員 今最後に、質的な向上とおっしゃいました。新構想大学、無医大県解消等を含めて新構想大学というのもおよそのめどがついてきた、一段落をしてきた、こういうふうに思うのですけれども、今の質的な向上という御発言と絡み合わせて、今後大学の数もしくは収容能力等を大幅に、今日まで...全文を見る
○中野(寛)委員 そこで、これも先ほどの御答弁の中でありましたけれども、国によりますが、総じて諸外国の場合、私立に対しても国からの補助、てこ入れ等というのはよく行われていると思うのですね。日本の場合はなかなかそう思うとおりにはいかない。現在の財政事情の問題もありますから、酷なこと...全文を見る
○中野(寛)委員 おっしゃったとおりに、一般会計からの受入額の率は確かにことし六六・九%。しかし、金額は上がっていっているわけですね。いいことです。減るよりは上がることはありがたいことでいいことなんですが、私学の方はといいますと、これは五十六年度、五十七年度が同じ金額ですね、二千...全文を見る
○中野(寛)委員 私学助成のことについては、確かに臨調が厳しい指摘をされていることは私も承知をいたしております。しかし、そのことは、国立、私立の格差が開いてもいいということの指摘にはなっていないはずであります。民間の力を大いに活用しようという意味では、私学の振興を図るということは...全文を見る
○中野(寛)委員 この問題ばかりもやっておられませんので次に移りますが、今大臣がおっしゃったように、私学の問題については、本来国でやるべきことを積極的に取り込んだ私学であるとか、新しい時代に対応した研究を、または教育のあり方を追求する私学であるとか、そういうふうなところについても...全文を見る
○中野(寛)委員 こういう問題でいろいろなところから指摘をされて、文部省がぜいたくだみたいな言われ方をするとばかばかしいですから、やはりこういうことについてはいつまでもこの枠外にという考え方ではなくて、文部省自身も御努力をいただいて、そしてもっと別のところで実質的な教育の効果を上...全文を見る
○中野(寛)委員 文部大臣にお聞きします。  厚生省が六十年までしか計画というか方針を立ててなくて、これからだということなのですが、しかし、現在既に大学に入学していて医学の勉強をしている学生というのは、その後医師の資格を取る人の方が多いわけですね。こうなると、ちょっと厚生省さん...全文を見る
○中野(寛)委員 厚生省の方はもう結構でございます。  それで、この医師の使命ということを今大臣はおっしゃった、大事なんですよ。私はそこまでいってほしいと思うのですね。ところが、その使命感を感ずるもう一つ前の段階に倫理観の問題があるのですね。使命までいくどころか、倫理観で私はも...全文を見る
○中野(寛)委員 医師はだんだん過剰時代になる。そしてまた、もうこれ以上大学での学生数をふやすんではなくて、むしろ絞りかげんに将来はしていかなければいけない。そういう状態の中で、やはり質を考えていく。たくさんの学生を養成するそのお金をむしろ質の向上に、それでその使命感、倫理観をし...全文を見る
○中野(寛)委員 強力な指導をひとつぜひ考え、かつ実行に移していただきたいと思います。通達とか申し合わせではなかなかそれはできない。それはよほどの強力な改革の意欲がなければいけないし、具体的な現場における調査も当然必要であります。報告を聞いているだけでは、これはどうにもなりません...全文を見る
04月13日第101回国会 衆議院 文教委員会 第7号
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○中野(寛)委員 きょうは、小学校、高校、大学と順を追って、少し質問を学校教育中心にお尋ねしたいと思います。  先般、この週刊新潮四月十二日号というのが出まして、この四十二ページに「放置される大阪豊中「庄内西小学校」の凄い「教育」」というのが出ました。これは自分の住んでいるとこ...全文を見る
○中野(寛)委員 私も実は取り寄せました。大阪府教委そして豊中市教委、現場でどういう指導がなされているか、詳細に書かれておるものを私も取り寄せてみました。三月十五日から今日に至るまでどういうことをやったか、こんなにいっぱい。果たして報道されたこの先生たちは、その指導をちゃんと受け...全文を見る
○中野(寛)委員 ただ、そのときに私は要望しておきたいのですが、大阪の事例が私は一番詳しいわけですが、先日は高槻市の学校の校長先生が自殺をしました。それで、高槻市にしろ吹田市にしろ、私の知るところにおいては、定年を待たずにやめる校長先生が実は続発をいたしております。これはなぜかと...全文を見る
○中野(寛)委員 学校というのは組織でしょうか。それとも一人一人の教師が独立して、よく言えば自主性を発揮してやるべきもので、組織としての構成というのはまた別だということなのでしょうか。その点についてお伺いします。
○中野(寛)委員 例えば、既に是正はされましたけれども、たしか杉並区の学校教育要覧だったと思いますが、あの中に、結局職員会議が中心になって、そしてその職員会議が最高議決機関で、その決定に従って校長先生が、各それぞれの担当の先生方も学校を運営していくという図式が書かれておって、それ...全文を見る
○中野(寛)委員 私の見聞するところでは決してごく一部ではないと思いますが、そのことについてはここで深くお話し申し上げないで、むしろ局長、そう御答弁なさったけれども、実態はよく御存じだろう、だから私は、今後十分な御指導をお願いしておきたい、こう思います。  さて、学校は組織が、...全文を見る
○中野(寛)委員 もう一つ、これは高校のことでございますけれども、先日参議院の方で我が党の小西議員が、定時制ですが、向丘高校のことについて御指摘申し上げました。  やみ休暇、やみ手当、職場ぐるみで悪慣行があったということで、これにつきましては是正を指導するということで大臣も御答...全文を見る
○中野(寛)委員 僕は大臣に聞きたいと思いますが、こういうことは一学校の問題なんでしょうか。往々にして、こういう問題が一学校の特異現象として出るのではなくて、組織的にそういう指導がなされたり運動形態が組まれたりということが十分にあるし、またそれが現実に現象面として出てきている。た...全文を見る
○中野(寛)委員 次に、国立大学のことについてお尋ねをしたいと思いますが、特に医学部の問題です。医学部教授の問題です。  私立の大学については後ほど申し上げますが、私は昭和五十七年四月十九日の衆議院決算委員会で、実は医学部教授のリベート、脱税の問題について指摘をいたしました。そ...全文を見る
○中野(寛)委員 一つの局の話ということで、どこの局か大体わかりますけれども、これは継続して全国的な調査は当然行われているわけだろうと思いますが、今後ともその内容についてはきょうのような形で御報告いただけますか。今後とも調査の継続は当然なされると思いますが。
○中野(寛)委員 少なくとも、その統計をとるとかなんとかではなくて、こういう調査、傾向というのは先ほど御報告にあったそれだけでもわかるわけでありますから、今後とも厳重な調査というのは当然継続されていく、こういうふうに考えてよろしいですね。
○中野(寛)委員 結構です。ありがとうございました。  それでは文部省にお聞きしたいのですが、一つの局で五百二十件調査をしたら、これはというのを目をつけて調査するというのは今お話がありましたけれども、それにしても五百二十件のうち五百九件、一つの局で五百九件、この数字を見ただけで...全文を見る
○中野(寛)委員 先般もこの委員会で医の倫理をどうして確立するか、また医学生に対してどういう倫理教育をしていくか、例えば医学概論等で教えるということやら、または実際率先して先生方、教官となる教授の皆様方が模範を示すというふうなこと等々、いろいろなことの答弁もまた大臣がなさいました...全文を見る
○中野(寛)委員 この問題を私はここ三年間ほど続けて取り上げています。しかし、本当は三年間や五年間の問題ではないですね。文部省がこの問題を指摘したり通達を出したりし始めたのは、もう何十年前の話でしょう。そして、それは直っていないのでしょう。一時期、表向きだけ直ったように件数が減っ...全文を見る
○中野(寛)委員 大臣の大変配慮された御答弁でございますから、もうこれ以上言いません。しかし、大学局長、このことでは私も随分やりとりいたしましたので、御苦労なさっておられることもお察しいたしますし、そのしらがの一本か二本は、多分そのためにふえたかもわかりません。しかし、これが大変...全文を見る
○中野(寛)委員 次に、私学の問題に移りたいと思いますが、先般来同僚議員から、国士館のことについて触れられました。私も大変心配をしておるわけでありますが、さて、幾つか各論についてお尋ねをしたいと思います。  先般、「学校法人国士館理事会発表」というのが十日に出されました。「文部...全文を見る
○中野(寛)委員 大学の自治、特に私学の自治を守るということを配慮した答弁ですから、その部分については私も十分了解をいたしますが、文部省からこういうのを学長にしろ、理事長にしろと押しつけたとすれば、これは問題でしょう。しかし、向こうからお願いしますとお願いされて、文部省がそれに対...全文を見る
○中野(寛)委員 局長にお尋ねいたします。  大臣の前向きの御答弁でございました。そういう作業をもしなさるとする場合、当然、理事会との話し合いはなさるでしょう。例えば学部長会議だとか教授会、大学の意思を尊重するというのは実はそういうところにもありますね。そういうところとの相談も...全文を見る
○中野(寛)委員 新体制というのはいつごろでき上がるものでしょうかね。もちろん大学サイドの問題がありますよ。しかし、学長、理事長を文部省へ推薦を依願する、げたを預けられてしまったでしょう。文部省としてどう対応するか。十分相談をする、教授会、いろいろなところ、組合とも相談をするとお...全文を見る
○中野(寛)委員 せっかくの御努力をお願いしたいと思います。  もう一つ、九州産業大学です。新理事長が学長を首にする、そしてまた地位保全の処分がなされて、三日天下だったというのでまた戻ってくる。いろいろな混乱の中で、その学長だけが反対をした理事会で九対一で、前理事長に三億六千五...全文を見る
○中野(寛)委員 文部省としても、まだこれから理事長を呼んで十分指導していくということですから、そこに期待をしたいと思います。退職金の金額と研修所を合わせたって、今日まで国が補助金を出していたものの年間の補助金の半分、それで食われてしまうわけでしょう。今補助金打ち切っているわけだ...全文を見る
○中野(寛)委員 色覚異常というのは、これもまさに今に始まったことではないのでしてね。  これは高等学校の男子生徒のうち三・七八、約四%という数字は、決して私は少なくないと思いますよ。民社党だって四%の支持率を得るのに四苦八苦しているくらいなのですからね。決して少ない数字ではな...全文を見る
○中野(寛)委員 大臣、済みません、御答弁の途中ですが、そのことだけちょっと話させてください。  色覚検査というものは、小学校に入学すると必ずやるのです。そして、色盲であるとか色弱であるとか、これは我々のころは必ず通知簿にきちっと載ったのだから。今でもそれは行われているのです。...全文を見る
○中野(寛)委員 終わります。
04月17日第101回国会 衆議院 運輸委員会 第5号
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○中野(寛)委員 きょうは本当にありがとうございます。民社党の中野寛成でございます。時間がわずか三十分でございますので、私も岸知事を中心に質問させていただきたいと思います。  さて、予定されております関西新国際空港、決して大阪のためのものというだけではもちろんないと思います。関...全文を見る
○中野(寛)委員 それからもう一つ、この性格づけでございますが、単に人を運ぶということだけではなくて、現在の先端技術産業の発展その他から考えますと、ある意味では貨物輸送の占める比重も大変大きくなっていくのではないだろうか、こう考えます。そういたしますと、空港の性格、その利用の形態...全文を見る
○中野(寛)委員 今日に至るまで岸知事が、地域住民の皆さんとの話し合いを含めまして新空港の持つ意味を積極的にとらえて努力された、そのことに私は心から敬意を表するものであります。  その過程の中にあって、当初この泉州の各市長は、公害問題に対する懸念から新空港の設置には反対であった...全文を見る
○中野(寛)委員 その地域整備でございますが、どちらかといえば、大阪府を含めて近畿圏というのは今日までの開発は北に偏っていたというふうな声がよく聞かれるわけであります。泉州地域は大阪の中でもそういう意味では整備開発がおくれた地域だと言われてまいりました。そういう意味では、新空港の...全文を見る
○中野(寛)委員 次に、新会社への出資についてお聞きいたしたいと思いますが、先ほども御答弁で、府県及び指定都市については考えているが市町村については考えていないということでございました。しかし、地元の市によっては出資をしたいという希望を持っている市もあるというふうに聞いているわけ...全文を見る
○中野(寛)委員 次に、いろいろな公害問題を初めといたしまして諸問題が起こってくる、そのときにこれを解決する手段として、やはり危惧の念を持ちますのは、どこが責任を持つのかということであります。岸氏もそうでありますが、私も現在の大阪空港のそばに住んでいるわけでありますが、その大阪空...全文を見る
○中野(寛)委員 それから地元の参加した協議組織なんですが、どういう構成メンバーを知事は想定をしておられるでしょうか。
○中野(寛)委員 個人名ではなくて、どういう人たちが入るべきだとお考えでしょうか。
○中野(寛)委員 次に、この新会社の人事でございますけれども、大阪府としても優秀な人材を派遣する用意がある、こういうふうに言われております。私は例えば社長につきましては、成田空港の場合、公団ですけれども、総裁がもう既に十年ほどの間に四人も五人もかわっておる。結局それでは継続した責...全文を見る
○中野(寛)委員 知事が発言する立場にないということでございますが、お立場はよくわかりますが、むしろ知事としての御希望をお持ちであっても当然ではないだろうか。今知事としての、また大阪府としての御希望をお聞きしたわけであります。
○中野(寛)委員 時間がありませんから、最後に現在の大阪空港の存廃についてお聞きしたいと思いますが、先ほどの御答弁では、新空港が開港されてもまだしばらくは現在の空港が必要であろう、これは必然的な、現実論としてのお答えとしては全くそのとおりだと思います。  ただ、ここでお尋ねした...全文を見る
○中野(寛)委員 お願いされましたのでこれ以上お尋ねをいたしませんが、ここにいらっしゃる方々は、周辺の市長さんを含めて、知事のお気持ちは現空港の存続にあるということは暗にわかられたろうと思います。これ以上聞きません。  さてもう一つ、現在の空港の周辺整備につきましては周辺整備機...全文を見る
○中野(寛)委員 奥田先生、最後に一点だけお聞かせいただきたいと思います。  先生は、関西文化学術研究都市、そしてこの関西新空港、これを私のライフワークとするのだ、こう常々おっしゃっているようにお聞きしているわけでありますけれども、その中でのこの関西新空港を取り巻く先生のお考え...全文を見る
○中野(寛)委員 どうもありがとうございました。終わります。
04月20日第101回国会 衆議院 文教委員会 第9号
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○中野(寛)委員 提案されています私学共済に全く絞って、ある部分は事務的な質問になるかもしれませんけれども、三十分間お尋ねをいたします。  まず最初に、給与関係閣僚会議のお一人である文部大臣にお尋ねをいたしたいと思います。  政府は、五十八年度の人事院勧告六・四七%アップに対...全文を見る
○中野(寛)委員 基本的な姿勢については大臣も十分御理解の上であることは、今の御答弁でもわかるのです。しかし、昨年の政府のとった態度々いうのは、大変厳しい財政事情にある、ゆえにあのような方途をとらざるを得なかった、その経緯、理由づけは私どもとしても聞くことはできますけれども、しか...全文を見る
○中野(寛)委員 今後とも、文部省という立場と同時に、給与関係閣僚会議の重要なメンバーでいらっしゃるわけですから、総合的な公務員の処遇についてもあわせて前向きにお取り組みをいただきたいと思います。  さて、今回の私学共済年金改定法でありますが、数字的な面での概要を改めてかいつま...全文を見る
○中野(寛)委員 余り大きな影響を与えない状態の中で、しかし個々の皆さんに対しては与える心理的影響は大きいのですよね。ですから、やはり大いに前向きの姿勢と態度が必要だと私は思うのです。  あわせましてもう一つお聞きしますが、行革関連特例法、これは我が党は賛成をしたわけであります...全文を見る
○中野(寛)委員 その辺のことについての自信というか、これは見通しですから、今自信を答えるのも難しいかもしれませんが、責任を持ってやるという姿勢は当然お持ちなわけですね。またそうしませんと、将来いろいろなところの給付に影響を及ぼしてくるのでは困るわけです。また同時に、これは三年分...全文を見る
○中野(寛)委員 大学、短大を外すという傾向が出ているということなんですが、その理由は結局何かといいますと、地方交付税の算定基準に入れてもらえないということになっていると思うのです。なぜそういうふうになっているのでしょうか。自治省、お願いします。
○中野(寛)委員 最近でこそ算入されていないからということで、大学、短大について対象にすることを外す県が出てきているということですが、ほとんどの県は実はこの補助金、交付していたわけですね、独自の財源でしていたということなんですね。ほとんどの県でしている場合に地方交付税に算入したっ...全文を見る
○中野(寛)委員 行政主体が大学、短大の場合には国だ、高校以下は地方だということが自治省の判断ですな。ということは、地方自治体がこういう問題について前向きに取り組んでいるということになります。大学、短大は行政主体が国だということになれば、地方自治体がほとんどというか全部やっている...全文を見る
○中野(寛)委員 文部省と自治省の見解が違うということですが、その見解が違って、そして例えば三十五県以外のところが間引かれてくるということになりますと、やはりそこには差が出てくるわけですね。言うならば、役所同士の見解が違うことによってだれが困るかといえば、給付を受ける人たちが困る...全文を見る
○中野(寛)委員 早急にその統一的な話し合い、協議が十分煮詰まって、前向きな姿勢でこれが実施されますように強く要望をいたしておきたいと思います。  さて、今回もう一点改正される点は、標準給与の上限、下限の引き上げ措置が行われるわけでありますけれども、その対象となる組合員の数、そ...全文を見る
○中野(寛)委員 結局、掛金がふえるということは、たとえ一円でも現在の経済状態からいって大変負担に感ずるものです。おまけに給付の方は財政財政と言って抑えられますね。この辺のことについて、より一層配慮して措置を講じていくことが大切だと思うのです。この年金財政は、いろいろ厳しい状況の...全文を見る
04月25日第101回国会 衆議院 本会議 第21号
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○中野寛成君 教育はいかにあるべきか。山積する社会問題の中で、今改めて日本人みんなが教育について語り始めました。そのかなめとなるべき臨時教育審議会の設置法案について、私は、民社党・国民連合を代表し、若干の意見を加えながら、総理並びに文部大臣にお尋ねいたします。  まず、昨年六月...全文を見る
06月22日第101回国会 衆議院 文教委員会 第16号
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○中野(寛)委員 育英会法案についてお尋ねをするわけでありますが、この育英奨学制度を今回改正する趣旨、もっとざっくばらんに言いますと、みそはどこにあるのかということを、まず大臣にお尋ねをしたいと思います。
○中野(寛)委員 この提案は、法律の改正と言ったり、また批判的に見る方は改悪と言ったり、いろいろですね。私はプラス、マイナスあると思っております。無利子の方は人数的には縮小されました。しかし単価は、上がったと言えるほど評価する人がいるかどうか別にいたしまして、少なくとも名目の金額...全文を見る
○中野(寛)委員 そうすると、現行法でいきますと、先般国会で成立を見ました今年度予算の中で現行法を適用いたしますと、コストの引き上げはできない、枠は狭められる。言うならばそのための予算が削られているわけだから、結局現行法のままでいくと大変な後退を余儀なくされる、こういうことになら...全文を見る
○中野(寛)委員 有利子貸与制度の中で、例えば利息等の率が変わってまいりました場合、文部省の予算の中からそれに充当するためにほかのものが削られるという心配はありませんか。
○中野(寛)委員 この法案審議の最中にはそういうふうに局長が約束したけれども、年度が変わってますます苦しくなってきて、やれどうしようかというときに、その約束が破られることを恐れるわけです。恐らく皆さん、そういうおそれをお持ちだろうと思います。だから無利子貸与の枠も、これから財政事...全文を見る
○中野(寛)委員 文部大臣を初め大学局長から今、私の開かんとするところについての御答弁をいただきました。これは文部省の意思または政府の意思ということだけではなくて、私は、国会の意思もまたそうありたいと思います。そういう意味で、委員長に、この審議終了後、附帯決議等の相談も改めて御提...全文を見る
○中野(寛)委員 さて、次に進みますが、我が国の教育制度や教育に対する公費の支出の状況というのは、トータル的に見ますと、先進諸国に比べてそれほど見劣りをしているわけではありません。しかしながら、高等教育費に関しましては公費負担の割合はやはりどうしても低い。この育英制度でも同じこと...全文を見る
○中野(寛)委員 それから、私どもは、育英奨学事業の場合も、実は民間資金の導入を我が党は今日まで提案をしてまいりました。今回、財政投融資資金の導入ということでこの育英奨学事業費の拡大を図るということなんですが、これらのことについて御工夫はありませんか。これらのことについて文部省と...全文を見る
○中野(寛)委員 ちょっと育英事業と違うのですが、民間金融機関の行う教育ローン、育英会がやる育英事業もこの教育ローンと同じだ、こうおっしゃる方もいらっしゃいますが、そういう比喩は別にいたしまして、民間金融機関の行う教育ローンについて、学生の学力それから家計や融資金額や返済期間等の...全文を見る
○中野(寛)委員 それでは、若干技術論といいますか各論についてここでお尋ねをいたしますが、無利子貸与制度と有利子貸与制度の対象となる学生は、どこがどのくらい違うのですか。
○中野(寛)委員 それともう一つ、無利子貸与の中で今回一本化されるという提案がなされているわけでありますが、その理由は何ですか。
○中野(寛)委員 この返還免除制度というのにも私はそれなりに大きな意味があったと思いますね。今回、教育または研究に携わる皆さんの教育職、研究職の返還免除制度は継続される、一方教員養成学部の特別枠の廃止というので、これは二千七百八十八人減る。教員養成学部ですから、そこで卒業した方が...全文を見る
○中野(寛)委員 優秀な人が育ったことを願いたいと思いますが、もう一つ聞きたいのは、生涯教育、いわゆる一生涯という意味での生涯教育、今はやりの言葉でありますが、それから通信教育、こういう形で苦労しながら努力されている方々への奨学制度はどうなっていますか。
○中野(寛)委員 最後に、大臣に基本的な考え方についてお聞きしたいと思います。  私も、実は中学のときからPTAの会費も納められない、高校も、公立高校に入りましたが授業料が払えませんでした。担任の先生からは夜間高校へ行きなさいと勧められました。しかし、別の先生に相談をいたします...全文を見る
○中野(寛)委員 大臣から、授業料二万四千円という話を聞きました。何か私もたしかそうだったと思って、やはり似たような年かと改めて考えたわけであります。  ただ、私はこの機会にもう一つお尋ねをしておきたい問題があります。  これだけ、全国の保護者の皆さんもそうですし、学生の皆さ...全文を見る
○中野(寛)委員 これはゆうべの夕刊なのですが、阪大ワープロ汚職に関連して「医学部関係者も高級クラブに出入り」。主計を担当する中曽根というのは昔聞いたような、今の総理も主計大尉中曽根康弘なのですが、いよいよ総理のイメージも悪くなるのではないかと心配をいたしておりますが、この教授、...全文を見る
○中野(寛)委員 それでは、これを一つの導入部として、その捜査段階において、例えばこの事務局だけではなくて、教授やその他大阪大学の中の他の分野に至るまで関係者がいる、またほかの省庁の絡みもあるということになれば、当然のことながらそこまでの調査はしていく、積極的にこの捜査に取り組ん...全文を見る
○中野(寛)委員 刑事局としてはそれ以上答えられないであろうことは私もわかります。  そこで、それでは文部省にお尋ねいたしますが、この数年来、大学医学部また附属病院、医局、こういうふうなところの教授または医局長、こういう人たちのリベートの問題、それから若い人たちのアルバイトの問...全文を見る
○中野(寛)委員 私は、今回この中曽根という容疑者個人の問題だけではないと思います。既に報道もされておりますように、他の大学関係者、それは教授、助教授クラス、しかも医学部関係者が主流だ。そして、この中曽根部長に大阪の高級クラブ等々を紹介をした、それが医学部関係者であり、かつ阪大の...全文を見る
○中野(寛)委員 これは現地任せになさいますか。もちろん大学関係者を文部省へ、東京へ呼んで事情聴取することも当然あるでしょう。何か学長もここ二、三日は東京にいらっしゃるようですけれども、そういうことだけではなくて、これは大阪地検はやっているわけですけれども、全部を調べ直すくらいの...全文を見る
○中野(寛)委員 さて、これもまた新聞報道で恐縮ですが、この中曽根経理部長が大阪大学に赴任をされてから大阪大学の年間総予算は、五十七年度で五百六十億円、そのうち人件費が二百五十億円、物件費が三百十億円、この物件費等については、他の財政が緊縮予算でむしろ削られるところが多いのにもか...全文を見る
○中野(寛)委員 これはどうですか。新聞にこの科学研究費補助金が大阪大学では五十五年、五十六年度は約二十億円だった。しかし、この中曽根経理部長着任後の五十七年度に約一億円ふえて二十二億円になった。さらに五十八年度に二十四億五千万円に急増した。文部省の文教予算や科学技術振興費は、緊...全文を見る
○中野(寛)委員 特別な理由が明確であればいいのでありますが、これらのことについて、なおこの経理部長との関係があるのかどうか等については当然継続して調査をしていただきたいと思います。  今まで例えば普通、何か物を買うときには機種選定委員会というものが大学の中で設けられるのですね...全文を見る
○中野(寛)委員 指名業者にする場合にいろいろ調査をされると思うのですが、いろいろ民間調査機関の資料がありますが、この会社、随分怪しげですな。よくこういうところが入ったものだと感心をいたします。そして、先ほども読み上げましたように、そこが霞が関一帯に全部売り歩いているのですね。こ...全文を見る
○中野(寛)委員 私は前から指摘いたしましたように、会計検査院の皆さんの調査能力、人数、いろいろな問題がありますから、細かいことすべてにわたって調査するということはできないかもしれません。しかし、ここは問題があるという一つのねらいどころというものもあると思いますし、また私自身も指...全文を見る
○中野(寛)委員 時間が参りましたので、最後に文部省に改めて要求をいたしたいと思います。  二度と再びこのようなことが起こることは断じて許されませんし、もう既にこのことさえ許されないことです。学生は大変な夢を描いて大学へ行きます。また夢を描いて今勉強をしています。そしてまた大学...全文を見る
○中野(寛)委員 終わります。
06月27日第101回国会 衆議院 文教委員会 第17号
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○中野(寛)委員 私は、今困っておられる学生の皆さんのためにも一日も早くこの法案に対する結論を出して、そして奨学金が差し上げられるようにしたい、このことを心から念じております。そういう意味で、きょうせっかくお越しいただいて、心からお礼を申し上げたいと思いますが、あわせまして私は、...全文を見る
○中野(寛)委員 今御回答いただいてわかりますことは、結局、無利子貸与制が有利子に取ってかわられないか、言うならば有利子への移行の第一歩を踏み出したんだということが最大の御心配のようでございます。  先般の文部省との質疑応答の中でも、文部省としてはそのことは考えていないというこ...全文を見る
07月05日第101回国会 衆議院 内閣委員会 第19号
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○中野(寛)委員 民社党の中野寛成でございます。  きょうは各先生方には本当にありがとうございます。先ほど梶田先生もおっしゃいましたが、できるだけ肩書の立派なおじいさんの井戸端会議にならないように、少し整理をしてお尋ねをしたいと思います。  きょうここで論議をいたしております...全文を見る
○中野(寛)委員 続いて各先生方にお聞きをしたいと思います。  確かに学制改革や学校の中身の改革、教師の問題も大切でございますし、私どももそのことを注目しながら今後とも努力をしていきたいと思いますが、幅広い問題、特に先ほど鈴木先生は共同体の問題や自然と子供、特に公害の問題等々政...全文を見る
○中野(寛)委員 次に、また全部の先生にお聞きしたいのですが、順番を勝田先生からにしていただいてぜひお願いをしたいと思います。  今鈴木先生もおっしゃいましたように、なぜ二十五人の意見を聞くのかということなんです。この運営方法にも入っていくことになりますけれども、二十五人もしく...全文を見る
○中野(寛)委員 私は、鈴木先生がおっしゃられたことについても、十分我々自身も心得てこの発足については努力をしたい、こう思っておりますが、そういう方々すべてを委員として二十五名の枠の中に吸収できない、参加していただけないという場合にも、でき得る限りそういう方々の声に二十五名の委員...全文を見る
○中野(寛)委員 どうもありがとうございました。  一言だけ申し上げます。今それぞれ先生方におっしゃっていただきましたが、どちらが悪いということではなくて、先ほど鈴木先生がおっしゃった少数意見の尊重も含めまして、この臨教審というものが十分耳を傾ける、その中で本当に国民のコンセン...全文を見る
07月20日第101回国会 衆議院 文教委員会 第21号
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○中野(寛)委員 私に与えられました時間が二十分でございますので、基本的なことまで含めてお尋ねするいとまがないと思います。幸い午後一般質疑の中で私が質問させていただく時間がありますので、基本的なこと、体質的な問題等については午後お尋ねをすることとさしていただいて、まずこの事件の内...全文を見る
○中野(寛)委員 そこで、これは新聞報道ではありますが、この鳥野見主査が逮捕される前に自分で察知していろいろな証拠書類の隠滅を図る、だから、いろいろなおつき合いのあった人たちの名刺だとかその他、机の中が完全に整理されておったというふうに報道されております。と同時に、一方、後ろのロ...全文を見る
○中野(寛)委員 贈答品の有無は確かめていただきたいと思いますが、贈答品に限らず、そういう何か不正を感じさせられるような気配または現象というものがどこかに必ずあらわれるものだと思います。そういうことに日ごろからお互いに注意をし合う、それが本当の職場の仲間意識ではないかというふうに...全文を見る
○中野(寛)委員 オリエンタルマシンが官公庁中心であったということはもう既に触れられていることなのですが、私の手元にあります調査によりますと、このオリエンタルマシン社が営業をしておったその販売実績の中の比率が若干出ていまして、販売実績の四三%が文部省なんですね。そして、二〇%が大...全文を見る
○中野(寛)委員 あとの問題はまた改めて午後お聞きしますが、結局、こういう役所を相手にした、大変役所の機構だとか心理につけ込んだ商法というものがほかにも大変はびこっていると私は思います。これは刑事事件にならないから表に出てこない。しかし、案外お互いにしょっちゅう話として実例を幾つ...全文を見る
○中野(寛)委員 終わります。
○中野(寛)委員 私は、大学の体質、そういう問題についてお尋ねをいたしますが、当然その中には、午前中に集中審議をいたしました大阪大学の機器購入に関する汚職の問題も含まれております。その他の大学のことも踏まえながらお尋ねをしたいと思います。  その前に、つい先ほど知ったのでありま...全文を見る
○中野(寛)委員 その選定委員会のメンバーであったかどうかをお尋ねしたのではないのです。機器購入に当たって、選定委員会といいますのかどうかわかりませんが、そのメンバーであったと報道されておるわけであります。御調査をお願いしたいと思います。  つい先ほどのことでございますから、こ...全文を見る
○中野(寛)委員 私は、今回の事件で、中曽根経理部長が事件を起こすその一連の出来事というのは、彼は四十八年前後からオリエンタルマシンの辻社長とは懇意であったようでありますけれども、しかし、この事件の背景を我々が聞くところにおいては、大阪大学に経理部長として赴任されてからいろいろな...全文を見る
○中野(寛)委員 ついでに申し上げますが、今出ておりますこの週刊新潮、私が前回お尋ねをいたしましたA教授、B教授があるクラブとあるクラブという形でここで申し上げました。余りそういう個人的なことは申し上げたくなかったのでありますが、しかし、事ここに至りますとこういう問題をほっておく...全文を見る
○中野(寛)委員 結局、私はこの記事は決してでたらめではないと思います。一〇〇%このとおりだと証明する自信もありませんが、決してでたらめではないと思います。そういう中で検討委員会、調査委員会等がつくられた。大学においてもトップクラスの皆さんがずらっと名前を並べておられる。本当にそ...全文を見る
○中野(寛)委員 当然、文部省としても、そういう役割が果たされる、機能がきちっと発揮されることを十分監視されるであろうと思いますが、いかがですか。
○中野(寛)委員 たまたま宮地局長いらっしゃるので、そして今のお役柄からいっても無関係ではないと思いますし、大学局長当時にこの問題で幾たびかやり合ったと思います。そして、いろいろな手を尽くして、会議も持たれ通達もお出しになり指導もされてこられたことを私もよく承知いたしております。...全文を見る
○中野(寛)委員 私以上に宮地局長御自身の方が歯がゆい思いをされているであろうということも思いながら、なお一層の御努力をお願いをしたいと思う次第であります。  さて、この四月十三日に本委員会で脱税の問題を取り上げまして、ある国税局では、新聞には翌日大阪国税局、こう出ましたけれど...全文を見る
○中野(寛)委員 兼業またはこういういろいろな病院への派遣医制度、私は悪いごとではないと思いますよ。本人の勉強のためにもいいし、地域医療に貢献するという意味からもむしろ必要なことです。だから、それははっきりと届け出をして、そしてむしろ堂々とやっていただいて、そして大いに貢献してい...全文を見る
○中野(寛)委員 文部省で確かめたことではないことだから、私が実例があると申し上げても、あるとするならばとして大変慎重にお答えになられた。それはそれでお立場上やむを得ないと理解はいたします。しかし、私自身もこのことは既に何回も御注意申し上げていることなんですが、今後緊急にそのこと...全文を見る
○中野(寛)委員 確かに、我々もそうなんですが、大学の自治だとか学問の自由だとか、そういう民主社会においては当然必要なこと、当然守られなければならないこと、しかし、それを隠れみのにして悪いことをするということがはびこってはならぬ。大学の自治とは、大学の閉鎖でもなければ大学の孤立で...全文を見る
08月03日第101回国会 衆議院 文教委員会 第23号
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○中野(寛)委員 最初に、阪大汚職の関係について少し、前回もやりましたけれども、補足してお尋ねをしたいと思います。  文部省の中がどうなっているのかいろいろと勉強してまいりましたが、大臣、文部省の会計課の中に四三会という会があることは御存じですか。
○中野(寛)委員 それじゃ、官房長にお聞きいたしますが、どういう会でございますか。
○中野(寛)委員 ここにその四三会の名簿をいただいておりますが、随分そうそうたるメンバーが会員でございますね。  予算班いわゆる現役の名簿がここから始まるわけですが、その一番トップが総括予算班主査である鳥野見主査の名前から始まっているわけです。その前のページを開きますと、ここに...全文を見る
○中野(寛)委員 ここに田中容疑者に関連した報道があるのですが、これはきのうの朝刊ですけれども、部下に四百万円預けるという見出しで実は記事が載っております。結局、この四百万円の札束は田中容疑者の部下が大阪地検特捜部に先月二十九日に紙袋に入れて届けているわけですね。この部下の方がど...全文を見る
○中野(寛)委員 最後に大臣がおっしゃられたことについては、我々ももちろん留意をしたいと思いますし、真剣にまじめに取り組んでおられる方か圧倒的に多いことは私も率直に認めたいと思います。それだけにこの事件が残念でなりません。さて、次に私は、この事件の中心になりましたオリエンタルマシ...全文を見る
○中野(寛)委員 結局、同一の業者でございますから、全体の一部であることはわかりましたけれども、同じ手法をとるということは十分に考えられるわけであります。文部省と厚生省のこういうものを取引する場合のシステムもまた幾らか違うようでございます。しかし、こういう事件に関連をして十分に慎...全文を見る
○中野(寛)委員 権限があるかどうかわからないということで、それ以上お聞きしてもお答えにならぬのか知りませぬけれども、大学の教授が、大学のこういう機器を買うときに、その選定委員会で機種が決められるとするならば、その機種選定委員会の委員には職務権限がありますか、ありませんか。
○中野(寛)委員 それでは、もう一つ聞きます。  「大阪地検特捜部に収賄で逮捕された阪大経理部長、中曽根武をはじめ、約八十人にのぼる全国の大学関係者や医師らに」今回の贈賄で逮捕された医療機器メーカーのフクダ電子の人が、「二部上場予定の同社の株を一人ほぼ千株ずつ譲り渡していたこと...全文を見る
○中野(寛)委員 いずれにせよ、たとえ株であったとしても現金の授受と同じだということ、それだけの意味があるということであります。  全国の大学関係者八十人にと、こう明確に書かれているわけであります。これは一つの新聞だけ書いているわけじゃないですね。各紙が書いている。それはそれな...全文を見る
○中野(寛)委員 全大学についてそういう対策、調査を講じていくということでありますから、私はそのことを期待したいと思います。  先般も指摘いたしました脱税のこと、リベートのこと、アルバイトのこと等々あらゆるものを含めて、やはり教育家、教育者としての立場を大学人が心得えてくださる...全文を見る
○中野(寛)委員 終わります。