中野寛成

なかのかんせい



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中野寛成の1986年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月19日第104回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○中野委員 私は、教育、文化の問題を中心にお尋ねをしたいと思います。ちょっと順序が入れかわりますが、外務大臣の御日程の都合がおありだということでございますので、外務大臣に関係をする部分から先にお尋ねをいたしたいと思います。  まず最初に外国人の指紋押捺の問題でありますが、昨年は...全文を見る
○中野委員 去年七月からやっていることを改めて法務大臣におっしゃっていただかなくても我々は十分わかっているわけでございます。  これからむしろ期待されているのは、もっと抜本的に、ある意味ではその指紋押捺制の廃止も含めて積極的な検討がなされているものと期待をされているわけでありま...全文を見る
○中野委員 去年、一番大幅な書きかえがあったわけです。切りかえがあったわけです。法改正をして、この大幅な切りかえの時代にその法の適用をしないままにまた再改正というのは何とも格好が悪いということで、とりあえず去年一年間は辛抱してくれということもニュアンスの中にあったわけですね。その...全文を見る
○中野委員 これ以上聞きましても、ちょっと法務大臣も立場上答えにくいでしょう。今の御答弁でひとつ積極的にやってくださるものと期待をして、今後十分また我々も拝見をして見守ってまいりたいと思います。  次に、同じ在日韓国人のことになりますが、外務大臣にお尋ねをいたします。  たし...全文を見る
○中野委員 法務大臣にお聞きしたいと思いますが、これについて、実際は外務省が折衝の窓口になりますが、その受け皿は法務省で結論を下さなければいけないことになるのだろうと思いますが、どういうお考えをお持ちでしょうか。     〔渡辺(秀)委員長代理退席、中島(源)委     員長...全文を見る
○中野委員 この問題については、とりわけ協定永住者の皆さんについては、まさに日本人と同じ生活をし、同じように税金を納め、同じように教育を受けてやっている人たち、三世、四世ともなると韓国語さえも話すことができない、全く日本人と変わらない状態、そういう中で、しかし、いざとなるといろい...全文を見る
○中野委員 その日本文化センターが果たしてどういうものになりますか、せっかくつくるということになれば、ひとつ私が申し上げたことの趣旨も、今御答弁にありましたが、去年から言い続けておりますので十分織り込んでいただければというふうに思う次第であります。ほかの質問についての時間もござい...全文を見る
○中野委員 そこで、もう一つお尋ねをしたいと思いますが、子供は本来未完成なものであると思うわけであります。だから教育をするわけであります。  そういう状態のときに、非行やいじめや、そしてそのほか、例えば運動がうまくできない、ほかの科目がうまくできない、いろいろなことが起こってく...全文を見る
○中野委員 法務省の矯正教育についての対応はお聞きしたいと思いますが、同時に警察の立場で、なかなか学校側が隠して警察に相談をしないとかということをしょっちゅう聞くわけですね。それは学校現場のメンツもあるかもしれませんし、または警察権力を導入することは云々と言ってまたこぶしを振り上...全文を見る
○中野委員 どうもありがとうございました。ぜひ文部大臣、一度少年院へ行って、そういう実態もまた見ていただければいいのではないか。  今矯正局長からお話をいただきましたが、私どもの聞いておりますのでは、なかなかもとの学校へ戻れない。また、今ちょっと御答弁の中で出ましたが、ほかの学...全文を見る
○中野委員 実態把握は必要です。必要ですが、このようなやり方は果たして正しいかどうか、私は問題だと思います。むしろ具体的にそれぞれの学校の中でお互いの先生方が情報を交換し協力をし合い、そして自分たちの学校の中でいじめや非行が起こらないように努力をしていく、その意味での校内での情報...全文を見る
○中野委員 模範答弁でございます。しかし実際は、それは大臣がおっしゃるようになるのは果たしていつのことでしょうか。そしてこういう塾が過熱しない状態、そして立派な塾だけがしっかりとした教育を補ってくださる、そういう時代が来るのは、大臣のおっしゃるようにやっておったのでは果たしていつ...全文を見る
○中野委員 例えば保育行政も、公にやること、これが原則ですね。ところがベビーホテルでいろいろな問題が起こった。事件が起こった。あわてて厚生省は調査をしたのでしょう、公教育が本来責任を持つべきことですから、だからその方に力を入れますと。そして塾という、公教育が本来やるべきことなんだ...全文を見る
○中野委員 御期待を申し上げておきたいと思います。  教育の問題でいろいろあったのですが、時間が随分かかってしまいました。今の御答弁の中にもございましたが、臨教審、ここもひとつ具体的な問題を大いに論じていただきたい。いじめの問題について去年せっかく臨教審会長が談話を発表してくだ...全文を見る
○中野委員 残念ながら、そうですね、点数をつけると何点になるんでしょうね、多分落第点ですね。私と余り変わらないというより、私より若い大臣だから御存じだと思いましたが、これは明らかにいわゆるホテル売春の広告ですね。売春広告です、はっきりと。一時間二万円とかなんとか、中身は読めません...全文を見る
○中野委員 郵政大臣は、その後のテレビ放送等をどういうふうにお考えになっておられるのか。実は、例えば実際の売春その他の、そのことの体験談その他が、言うならば裸の女性の映像とともにテレビで入ってくをわけですね。ひど過ぎるというので去年御注意をいただいた。しかし、今また復活傾向にある...全文を見る
○中野委員 大変多くの質問を用意いたしまして、答弁を用意いただいたと思いますが、時間があと十分しかありません。御迷惑をおかけいたしましたが、あと一間、色覚異常対策についてお尋ねをいたしまして、他の関係につきましては分科会その他で改めてお尋ねをいたしたいと思いますので、関係省庁の皆...全文を見る
○中野委員 時間がオーバーしました。終わりますが、文部大臣、家庭科だとか美術だとかおっしゃいましたが、実際それは努力して補えるんですよ。欧米ではそういう制限はないんです、実際には。現実に美術の時間だって、または家庭科その他で色の識別が必要なこともあるでしょう。体育だって私たちは不...全文を見る
03月07日第104回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第2号
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○中野分科員 今質疑応答がございましたけれども、電力、ガス等の差益還元の問題等を中心にして私も若干お尋ねをいたしたいと思います。とりわけ電力、ガスの現場で働いている労働者の皆さんの声もまた大事だと思いますし、私といたしましては、きょうはそういう方々の気持ちを若干代弁させていただき...全文を見る
○中野分科員 その企業努力とか労使協調、そういう今日までの業界における経営体質、労働関係、そういうものについて、どういう評価をなさっておられますかということの質問でございます。
○中野分科員 私も最初から分けて質問しているのです。円高差益を企業努力でどうこうと言おうとは思っていないのです。それは外部要因と内部要因とあるでしょう。その内部要因もこの際、やはり同時に忘れてはいけないことですね。その内部要因について、例えば電力で働いている人たちが、わしらそんな...全文を見る
○中野分科員 政府が一々口出しすることでもありませんし、関与することでもありません。しかし幸いにも、そういう環境があったことが今日の安定した電力供給、エネルギー供給に寄与しているということについての評価というものはあるだろうと思うのです。
○中野分科員 結局、国鉄と同じ憂き目を見なかったということ、それはやはりそういう要因が大きかったのではないかということを申し上げているわけでありますが、そういう意味で、例えば円高差益と原油差益を同一視して考えるということはどうであろうかという考え方が一つあるわけです。確かに原油も...全文を見る
○中野分科員 時期的に同じであるということも事実ですし、そしてまた、原油価格に円高が影響を与えていることも事実であります。ですからそれはそれとして、それこそ計算ではっきり出てくることですから、それはそれでおっしゃるような考え方、これは私もそうですし、電力で働いている人たちも同じ考...全文を見る
○中野分科員 私はできるだけ整理をして聞いているつもりなんですよ、整理の仕方は悪いかもしれませんけれども。例えばそういう問題全体をこの差益で見るのはどうかと思いますって、御答弁が極論に走ってしまうのですよ。そうではなくて、こういう機会にそういうことも包括的に踏まえて検討をしてみる...全文を見る
○中野分科員 別に容喙をしてくれと言っているわけではないのです。よく頑張ってくれたという評価くらいはしてもいいでしょう、こういうことを言っているわけであります。 そこで、先ほどもちょっと申し上げましたけれども、他の産業に比較して、例えば脆弱な経営体質というものがありはしないか。こ...全文を見る
○中野分科員 ぜひそうお願いをいたしたいと思います。  念のためにここでお聞きしたいと思いますが、働いている人たちも差益還元に対する考え方として、恐らく通産省とほとんど同じだと思いますが、基本原則として、その一つ目は、差益は利用者に還元をする。二つ目には、コスト主義、受益者負担...全文を見る
○中野分科員 今までの通産省の姿勢、また大臣の折に触れての御発言は、私の今申し上げた三つにおおよそ絞られているかというふうに思っておりますが、おおよそ変わりませんか。
○中野分科員 今懇談会の話が出ました。何か電力、ガス差益問題の懇談会というものが発足して、その話し合いが始まったようでございますが、お聞きしますと、大体今月中ぐらいにおおよその方針をお決めになる——決めるというか、答申をされるということのように聞いておりますが、その方向づけや時期...全文を見る
○中野分科員 その際にいろいろな考え方が出てくるのでしょうが、もう一つ、ちょっと話がもとに戻るようですけれども、円高差益と原油差益につきまして、同一レベルでその差益額を試算されるのは何とも納得いかないという労働者の皆さんの考え方があるのですね。これはエネルギー庁としてはどういうお...全文を見る
○中野分科員 その内容の違い、時期的に同じ時期であるということで、それを結果として合算したりということはあってもしかるべきかもしれませんが、その内容の違い、質の違いについては、十分認識の中でその違いを明確にして、そして、先ほど来私がお願いをいたしました幾つかのことについての配慮が...全文を見る
○中野分科員 日本のエネルギー事情は今こういったまたまうまい話がありますが、しかしそれでも先進諸国に比べて、その中で電力料金が安い方とは言えない、やはり圧倒的に高いわけですね。そのことによっていろいろ困難な事情もそれぞれの産業界では引き起こしているわけでありますから、これからもな...全文を見る
○中野分科員 終わります。ありがとうございました。
04月09日第104回国会 衆議院 文教委員会 第5号
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○中野委員 塾の問題から質問をいたしますが、きょうの朝刊各紙には、文部省が調査をされてきのう発表された塾の実態調査の結果が発表されております。先般、予算委員会の一般質問で塾の問題を大臣にお尋ねしましたその日に公正取引委員会が実態調査を発表して、また翌日には大々的に公正取引委員会の...全文を見る
○中野委員 やはりきょうも大臣から、長時間にわたって大変御丁寧に、基本的な塾の対策のことについて、また学校の反省点について御答弁をいただきました。正直言って、私も大臣のその御答弁にちょっと困っているのです。なぜかというと、今お聞きしたのは、その調査結果に基づいて何が問題であるのか...全文を見る
○中野委員 この調査はどこで行われましたか。
○中野委員 文部省のどこで行われましたか。文部省でやったというのは最初から言っているのです。
○中野委員 調査の目的は何ですか。
○中野委員 形式的なことを聞いているのではありません。何か問題意識を感じてやったのですか。いわゆる塾通いが多いからということですか。それとも費用がどのくらいかかっているのだろうということですか。子供に対していい影響を与えているか悪い影響を与えているかということを調べようとしたので...全文を見る
○中野委員 もう一つはっきりしませんね。調査した結果、先ほども大臣は今熟読中だということでございますから精査されているのでしょうから、その中から新しい見解が生まれるのかもしれませんけれども、さっき大臣がおっしゃられたようなことであれば、わざわざ調査しなくたって、おおよそみんなが共...全文を見る
○中野委員 担当部局さえないんです。子供たちにどれだけの影響を与えているか。しかも、それは教育的な部門においてこれだけの大きな影響を与えている。しかも、子供たちの五〇%以上が塾に通う――五〇%以上か否かは別にして、約半数の子供たちが通っている状況。こういう実態の中で、文部省の中に...全文を見る
○中野委員 塾の調査を前の松永文部大臣が命令したというよりも、むしろ文部省の中でそれなりにやっていこうと御検討なさった上でやられたものだと思いますね。ですから、前任者がといって、花を持たせるときにはそれでもよろしいけれども、しかしこれはやはり継続的な文部省の課題としてとらえていた...全文を見る
○中野委員 大臣がおっしゃられたこととその方向、そしてまた問題の認識については共通すると思っております。問題は、具体的にそのためにどうするかなんです。臨教審でいろいろ御論議をいただいていることは、もちろんみんなが承知していることであります。しかし、先ほど一つ一つ申し上げました、こ...全文を見る
○中野委員 局長の歯がゆい気持ちもわかるような気がするのです。文部省としては精いっぱいやってきた、通達も出してきた、指導もしてきた、いろいろな研修の機会もつくってきたが、なかなかにもって現場が必ずしも――もちろんそれに敏感に対応してくれる現場がほとんどであろうと思いますが、なかな...全文を見る
○中野委員 学校の中へ摩擦を起こすのではなくて――この前からテレビのニュースとか番組を見ていましても、日の丸と君が代のことで何かえらい大げんかしている姿が画面に映し出される、情けないことだと思います。そういういろいろなことがまた学校の中で摩擦を生むことになる。もう少しいい手はない...全文を見る
○中野委員 私の希望からすると、まだまだ参加者、学級数は少ないわけであります。しかし、これを子育てのための一つの精神的な支えにしている人たちからの声もよく聞きます。私は、ぜひそういうことも充実させていただきたいと思います。また、お父さんだけ、お母さんだけという家庭もあるわけです。...全文を見る
○中野委員 それから、私の地元ですが、全国でもこういうケースはあるんだろうと思いますけれども、先般たまたま目につきましたので持ってまいりましたが、市の青少年問題協議会が「私の子育て」というものをつくっているのです。体験談の作文を募集して、こういうパンフレットをつくって各家庭に配っ...全文を見る
○中野委員 基本指針であろうと手だてであろうと何でもよろしいが、何しろ大いに積極的にやっていただきたいと思います。  それから、先を急ぎますが、地域社会との問題、これも家庭と同じで、果たして教育委員会、文部省が地域にどこまでタッチできるか、家庭教育にどうタッチできるかという問題...全文を見る
○中野委員 大いに頑張っていただきたいと思います。今の御答弁の言葉じりをとらえるわけでは全くありません。あなたの責任では全くありませんが、インフォーマルな部分について社会教育の方で担当しておられる、まさにそれが仕事だとおっしゃられたのですね。この言葉を聞いてすばらしい言葉だと思う...全文を見る
○中野委員 言うならば、監督官庁がやるのではなくて、文部省が教育的見地に立って協力を要請するということは、これはまだある意味では余計な反発を招かないでより効果的な方策であるかもしれませんですね。ですから、ひとつ大いにその辺具体的に、しかもそれが文部大臣が要請をしたというのが大々的...全文を見る
○中野委員 結局、原則的に言いますと、受験機会だけではなくて、受験方法も含めて複数化、多数化することはいいことですよ。いろいろな得手不得手もありますからいいことですが、朝令暮改ではないけれどもしょっちゅうくるくる変わるというのは本当に困る。結局、親子が一番精神的に安定するのは、親...全文を見る
○中野委員 将来の課題として慎重に検討すると言われると、これはあかんなというふうに思うのですが、慎重な御答弁だと思いますが、しかし、大臣、今の私の質問、そして局長の御答弁の意味がわかったと思います。通信教育でできて一般大学でできない、もちろん大学のキャパシティーの問題もありますか...全文を見る
○中野委員 通信制大学に適用されているその問題はどうですか。
○中野委員 飛び級に利用されるとか、また何と言ったか、テレビの番組で「東大一直線」とかなんとかというのがあって、高校へ行かないでというのがありました。そういうことを助長することになってはいけませんから、それは防ぐ方法を考えなければいけませんが、一般大学へも適用を広げる工夫をぜひし...全文を見る
○中野委員 最後に申し上げたいと思いますが、文化庁の予算は年々減る一方でございまして大変残念であります。もちろん、文化に関することは文化庁だけでやるわけでありませんからほかの省庁の予算の中にも潜在的に含まれているのかもしれませんが、それは一つの言いわけとして、これからの日本はまさ...全文を見る
○中野委員 最後に、要望だけ申し上げます。  国民文化祭のことについて質問する時間がなくなりました。ただ、私が期待をいたしておりますのは、各都道府県から毎年、来年はうちで、再来年はうちでといって引っ張りだこになるように、国民体育大会に負けないイベントになることを期待いたしており...全文を見る
04月23日第104回国会 衆議院 文教委員会 第9号
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○中野委員 著作権関係二法について質問いたします。かなり技術的なこともございますし、既に行われました同僚議員と同趣旨の質問も重ねて申し上げることがあろうと思いますけれども、質問の組み立て上お許しいただいて、お答えをいただきたいと思います。  まず最初に、文部大臣に一度だけお尋ね...全文を見る
○中野委員 当初いろいろな議論が行われて、プログラムというのは一体どこでやるのか、それこそ委員会でも、文教委員会でやったらいいのか商工委員会でやったらいいのか、いろいろ議論もございましたが、今の御答弁で、プログラムは国際的にも著作権法で保護するということがおよそ定着してきた、こう...全文を見る
○中野委員 今のことと裏表の関係になると思うのですが、それでは、指定登録機関は、登録の際に、果たして登録されるプログラムの内容を実質的に審査することになるのか、こういうことになりますね。そしてまた、もし逆に審査できないなどということになりますと、虚偽の登録申請があった場合にも登録...全文を見る
○中野委員 そうしますと、虚偽の登録申請があった場合に、盗まれた方が訴えたときに初めて訴訟等によって内容が明確になってくる。受け付けたからといってそれは、言うならばこの指定登録機関が公認をしたとか、虚偽ではない、ちゃんと独創性のあるものだと認めたということは全く別だ、こういうこと...全文を見る
○中野委員 次に行きます。第四条で言うところのプログラムの登録の公示はなぜ行うのであろうか、どういうメリットがそのことによって発生するか、逆に、その公示を行うことによって他の企業やその他の人たちにヒントを与えることによってデメリットが起こるというようなことは考えられないのか、素朴...全文を見る
○中野委員 その場合に、プログラムの内容をどの程度明らかにするのかということ、どういうおつもりなのかということと、公示の内容は企業の希望に沿ってどの程度公示するかを弾力的に対応できるようにするのかどうか、この二点お尋ねをいたします。
○中野委員 そうすると、弾力的に対応ができるようにするということでございますから、運用の妙を図っていただきたいと思います。  さて、そこで、この法律が施行された場合に何件くらいのプログラムが登録されるだろうか。これは何か企業によっても見通しがまちまちなようですが、どのように予想...全文を見る
○中野委員 その辺の想定が立ちませんと、指定登録機関を決める場合も引き受け手がないのじゃないかという感じもしたり、余計な心配かもしれませんが。  そこで、その指定登録機関というのはまだ決まってないとこの前ちょっとプライベートにお聞きしたときには言っておられたと思うのですが、いつ...全文を見る
○中野委員 この指定登録機関というのは大体どういうところが考えられるのですか。
○中野委員 登録手数料ですが、安いにこしたことはないというお考え方と、ある程度取らなければちょっと、やっていけないといったらおかしいですけれども、取るべきだという考え方があると思うのですが、どのくらいになるのですか。
○中野委員 そうすると、二万円から四万円の範囲かなという感じですが、中をとって三万円などとならないように、その辺はひとつ大いに慎重に御検討いただきたいと思いますが、法律の目的に照らした手数料が決められるものであろうと思います。十分関係者の御意見も聞いていただきたいと思います。 ...全文を見る
○中野委員 いろいろなケースを想定して御検討をいただきたいと思います。  次に、著作権法の一部改正についてお尋ねをいたします。  これから我が国のデータベース、急速に進んでいくと考えられるわけでありますが、現状と将来の見通しをどうお考えでしょうか。
○中野委員 そこで、さっきはプログラムについて大臣にお尋ねをいたしましたが、この諸外国におけるデータベースの法的保護の現状はどういうふうになっておりますか。
○中野委員 結局そこで、似たような議論とか質問を去年もしたと思うのですが、著作権法で言う「著作物」の定義でありますが、「思想又は感情を創作的に表現したものであって、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するもの」と定義されているわけであります。データベースの場合には、何か単純にこの文...全文を見る
○中野委員 大変詳しく論理明快に御説明いただいたように思うのでありますが、一般人の解釈からすると、なかなかにもって、今次長がおっしゃるので大変明快におっしゃられているように感じますが、だれでもそれだけの説明が簡単にできるものだろうかと思ったりもいたします。近い将来、この著作物につ...全文を見る
○中野委員 そもそも文化庁の「文化」という言葉の意味さえもある意味ではわかりにくいわけですから、これ以上言葉の遊びになってはいけませんから申し上げません。むしろ厳格な定義づけをしようというのが日本人的性格、民族性なのかもしれません。そういう意味でこれ以上申し上げませんが、時代の変...全文を見る
○中野委員 またこれからいろいろなことが想定されて、内容によってまたそれが分類されていくのだろうと思いますが、これはこれ以上聞きません。  次に、ちょっとここで総務庁にお尋ねをしたいのですけれども、今話をしておりますようなさまざまなデータベースが、今後流通をし普及をしていくのだ...全文を見る
○中野委員 役所のデータベースとともに、最近よくテレビの番組なんかでも何か特集を組んだりしてやっておりますのが、民間のデータベースとプライバシー保護の問題ですね。こういうことについてもいろいろ問題があるということで、テレビ用語風に言いますと恐ろしきデータベースということでいろいろ...全文を見る
○中野委員 法制定も含めて検討しているということですから、プライバシー保護法を制定するかどうかも含めて検討されているのだろうと思います。私どもの考え方としては、やはり明確な規定が必要だろう。ここまで来ますと随分混乱もいたしておりますし、そういうものがないところにかえって何かそこに...全文を見る
○中野委員 目下、有線系のものに限って行われるわけでありますが、有線系といえどもまたいろいろなことが今後想定される、ましてや無線系に至っては、そのときの検討というのはまた随分複雑であろうし大変であろうと思います。その今後の見通しというのは、科学技術を文化庁が勝手に推しはかるわけに...全文を見る
○中野委員 続々と来るのであれば、私どももまたそれなりに覚悟をしなければならないと思いますが、次に行きます。  さて、現在、三十八条におきまして、非営利かつ無料の有線放送等は著作権者の許諾がなくても自由に利用できることとなっているわけでありますけれども、この趣旨はどういうふうに...全文を見る
○中野委員 そこで、郵政省にお伺いをいたします。  有線放送の自主放送の規模、件数の実態は果たしてどうなっているのか、そしてこれについての今後の見通しはいかがであろうか、郵政省としてどういうふうに把握されておられますか。
○中野委員 ありがとうございました。我々も何かいろいろな夢を描かせていただけるような気がいたします。  次の質問に移ります。今回の改正は有線放送事業者に対して放送事業者と原則的に同様の保護を与えようとするものでありますが、両者の保護内容に差は果たしてあるのかどうか。また、なぜ有...全文を見る
○中野委員 わかりました。  最後に、ここにありますが、昭和六十年の十一月に調査をされた「個人録音・録画に関する世論調査」というのがございますが、これにつきまして、総理府が実施したわけですけれども文化庁の方でおわかりだと思いますからお聞きをいたします。  その調査の内容、ねら...全文を見る
○中野委員 著作権について知っている人が四分の三。文化庁の存在を知っている人も大体そのくらいかもしれませんね。ひとつ文化庁も一〇〇%国民に知られ、かつ大いに御活躍をいただきますように期待をいたしまして、質問を終わります。どうもありがとうございました。
04月25日第104回国会 衆議院 文教委員会 第10号
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○中野委員 民社党の中野寛成でございます。きょうはありがとうございました。また、精力的な御審議を進めていただきまして第二次答申お出しをいただきました。その内容についていろいろと検討しなければならないことがたくさん盛り込まれておりますが、その御苦労をまず評価させていただきたいと思う...全文を見る
○中野委員 わかりました。このことについての解釈または国民のコンセンサス等が明確にされておかなければ、ややもするといろんな提案等がゆがめて見られるということにもなりかねない。こういうことの指摘は大変必要なことでありますが、同時にまた、そのことの解釈等については国民の理解が十分得ら...全文を見る
○中野委員 ややもすると、よく私ども、例えば党の政策をつくるとかまたは国民の皆さんにいろいろと訴えますときに、今日までの教育の荒廃の原因は、戦後教育の構造、図式が文部省対日教組の対立の中で今日のような状態が生まれたということを指摘するわけであります。ある意味では臨教審に、まさにそ...全文を見る
○中野委員 現段階で会長の御答弁はその枠を出なかろうと理解をいたします。しかし、私どもとしてはそういう希望を持っておりますことを御認識いただき、今度の御審議の中に入れていただければと御要望を申し上げておきたいと思います。  次に、「概要」の方に挙げられておりました教職適性審議会...全文を見る
○中野委員 大変強い語調で書いておられる。それだけに、私が最初申し上げた、本当にできるかなという疑問をきっと臨教審の皆様方もお持ちになったがゆえにそういう強い言葉になったのであろうと思います。そういう意味で、今後、もちろん臨教審としての御指摘は答申がある意味ではすべてでございます...全文を見る
○中野委員 我々もまたこの御答申の実現に向けて努力をしていきたいと思います。国会の役割をまた果たしたいと思います。  続きまして、答申百三十四ページには「地方分権の推進」をうたっておられるわけであります。「国・地方の役割分担の見直し」を主張しておられるわけでありますけれども、教...全文を見る
○中野委員 私は大切なことだと思うのであります。官民の役割、もちろんそれから行政と教育現場または教師のし自主性、いろいろな役割分担がある。それが混同されてしまって、そして見る方によっては余りにも教師が勝手なことをやり過ぎるという見方、一方では余りにも管理が厳しいという見方、いろい...全文を見る
○中野委員 もう一つ、この答申に、ちょっといじめのところに話が戻るのでありますが、これはいじめだけではございませんのであえて広い意味で触れたいと思うのでありますが、現代社会におきましては「テレビ、ラジオ、出版物などマスコミュニケーションの発達は、」ということで七十七ページに触れて...全文を見る
○中野委員 臨教審でも指摘されたということが一つの影響力を持つと思いますので、私どもももちろん努力をしてまいりたいと思います。  最後に、もう一問お聞きしたいと思いますが、中山参考人にお尋ねしたいと思います。  生涯学習についてこうしてまとめられることについて、大変積極的に御...全文を見る
○中野委員 終わります。ありがとうございました。  生涯学習については産業界の協力というのがとっても大事になってくると思います。そういう意味では、中山委員の産業界におかれるお立場も含めまして、私ども大いに御期待を申し上げたいと思います。  どうもありがとうございました。
05月13日第104回国会 衆議院 対フィリピン経済援助に関する調査特別委員会 第3号
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○中野委員 私は、このいわゆるマルコス疑惑が話題に上りまして、そして今日こうして調査が進められているわけでありますが、そのときに最初に思い出した言葉があります。それは、十年ほど前になりますが、シンガポールのリー・クアンユー首相がこう言ったというのであります。豊かな国の貧しい人のお...全文を見る
○中野委員 私の友人に聞きました。こういう海外援助のことについて比較的詳しい友人でありますが、例えばフィリピンのマルコス政権下での各省の局長クラス、こういう人たちでさえほとんど日本政府が過去二十数年にわたりまして巨額の経済援助をやっているということを知らないというふうに答えた、こ...全文を見る
○中野委員 もう一つ前提条件でお聞きいたしますが、今、自助努力とおっしゃられました。そのことはまさにそのとおりなんです。今度の問題は、自助努力といいますか、みずからの努力もしくはいろんな高度な技術を使いこなし得る能力、そういうフィリピン側の主体的な能力の問題と、それからもう一つ、...全文を見る
○中野委員 そこで次に進みます。  フィリピン行政規律委員会のダサ委員が、日本政府が、直接とは言わないと思いますが、実際に向こうが感じるような形での圧力、いわゆるマルコス疑惑の解明に圧力を加えていると発言したと報じられているわけであります。外務省として承知をしておられますかどう...全文を見る
○中野委員 念のためにお聞きしますが、そうするとこの疑惑解明について日本の企業の関与その他いろいろなことを含めて、このサロンガ委員会が事事実に関する限りはどのような解明の方法といいますか解明をしようと、また逆に日本側からの要請があって、例えば本委員会で、理事会でやるけれども、全党...全文を見る
○中野委員 それではこの資料のことなんですけれども、政府の方は、フィリピンに対する円借款の資料はフィリピン政府が公表していない以上日本としては公表できない、こうおっしゃるのですが、少なくともこうして委員会で調査が行われているわけですね、そして我々は資料を公表されることを望んでいる...全文を見る
○中野委員 そうすれば、この委員会においてその公表を求めるということが決められて、そして政府に要請があったらフィリピン政府と交渉されますか。
○中野委員 改めて本委員会においてその資料の公表、そしてまたサロンガ委員長等の訪日要請についてお願いをしてまいりたいと思います。  次に、もう一つ聞きます。  この日本側からの調査に対する協力要請ではなくて、フィリピン側から調査に関する日本への協力要請がありましたか。もう一つ...全文を見る
○中野委員 それでは、フィリピン側からの何らかの協力要請はまだないということですね。
○中野委員 それでは次に、ソラーズ文書に関する調査についてお尋ねをいたします。企業名は明らかにしない、具体的内容は明らかにしないと先ほどから繰り返して言われておりますから少々聞きにくいですが、あえてお尋ねをいたします。  このソラーズ文書に出てくる内容に基づいて調査をされた。コ...全文を見る
○中野委員 言うならば自分が不利になる部分は否定をしたととれないこともないわけでありますし、それから、例えば数字として、結果としてあらわれてくる部分については認めたけれどもその経緯については否定したともとれるわけであります。この辺のことについてはどうですか。
○中野委員 例えば言う人と聞く人とのとりようによって違う部分というのは、ある意味においては否定しやすいわけであります。またその部分については、ある意味では重要でない部分もあります。今そのことはおきまして、少なくともその具体的な結果とかリベートのパーセンテージであるとかどのくらい支...全文を見る
○中野委員 それでは、どのような項目について説明を求められましたか。
○中野委員 それで約半数が事実を認めたわけでありますが、それでは、このリベートは随分高いリベートだと思うのですが、これはだれかに強要されたのかもしくは要求されたのか、そしてそれはだれに要求をされたのか、そういうことについての御調査はなさいませんでしたか。
○中野委員 そして、このおよそ一五%のリベートというのはそれでは通常の常識的な数字なんですか。高いとは思わなかったのでしょうか。また、慣例化されているのでしょうか。もしくは向こうからそれだけのものを要求されるのでしょうか。
○中野委員 調査された四省庁の皆さん方はそれで当然と思われたわけですか。
○中野委員 我が党の調査団がフィリピンへ行きましたときに向こうで言われましたことは、マルコス政権がいろいろなダミー会社をつくって、そこへリベートを払い込ませる、その仕組みというものがまだ十分よくわからないんだ、そういうことをやっているということまではわかっているけれども、その先が...全文を見る
○中野委員 それは本当はおかしいと思うのですね。既にもうフィリピンで商売をしていた人たち、私どもの友人とかそういう人たちから聞くと、むしろそれは常識化していたというふうに我我は聞くわけで、事情聴取ではそうお答えになった、それはそうお答えになったのでしょうからそれ以上我々としてはこ...全文を見る
○中野委員 それじゃ、輸出申請書にもそういうふうに記載をされていたということですか。
○中野委員 そうすると、大蔵省としての調査は今後とも継続をしていくということですね。今調査中であるということですね。
○中野委員 それからもう一つ、この一〇%以上ものリベートを支払った企業というのは、借款の適正な使用を定めた海外経済協力基金法に違反するということはございませんか。
○中野委員 ちょっと質問を先に進めたいと思います。  先ほど大蔵省から調査中というお答えがありましたが、以前、警察庁が、フィリピンから日本の政界にリベートが還流していたとされる点に関心を持ち、調査をしているというふうな御答弁を委員会でなさっておられるわけでありますけれども、その...全文を見る
○中野委員 今後ともその調査は、入手された資料等というのは膨大なものなのか、そうではないのか、我々が比較的マスコミ等で知り得ている、または手元にあるような資料程度のものなのか、まだその調査は導入部であって、まだこれから時間がかかるというものなのか、ほとんど調査は済んでいるけれども...全文を見る
○中野委員 さて、これから先のことですが、経済協力の改善に関する検討はどこで進めていくんだろうかということ。外務大臣の諮問機関であるODA研究会の評価部会で進めていくというお話も聞きますが、いつごろまでに案をまとめるつもりなんでしょうか。
○中野委員 それから、現在外務省が行っておられます経済協力評価報告というのはどのような方法でつくられているのでしょうか。例えば、私の手元にちょっとあるのですが、六十年三月に発行された報告書によりますと、フィリピンのカガヤン・バレー電化事業は「事業費実績も概ね当初計画通りであった。...全文を見る
○中野委員 この評価報告の場合には、我々が今関心を持っている内容に関しての調査というのはなされていないと思いますし、これからは注意されるであろうと思いますが、十分この辺のことも注意して、これからの評価報告が行われるように要望しておきたいと思います。  時間が参りましたから、最後...全文を見る
○中野委員 終わります。
11月28日第107回国会 衆議院 本会議 第16号
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○中野寛成君 ただいま議長から発議されました二十一日間の会期延長の件につき、民社党・民主連合を代表し、反対の討論を行います。  九月十一日から始まりましたこの臨時国会の最大の眼目は、深刻な円高不況対策としての大型補正予算及び関連法案の措置と、行政改革の最大の目玉である国鉄改革関...全文を見る