中野寛成

なかのかんせい



当選回数回

中野寛成の1991年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月14日第120回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○中野委員 戦争がいっときも早く終わることを全世界の人が願っている、このことに変わりはないと思います。問題は、その戦争を終わらせる方法であります。そのことを中心に、なお具体的な各論については、私に割り当てられました時間は四十分でございます、具体論を詰める時間がございませんから、む...全文を見る
○中野委員 戦争は始まりました。戦争は始まったその瞬間から終わりを考えなければならないと思います。終わるためにはどうしたらいいのか。単に即時停戦を唱えるだけで耳をかしてくれる相手ではない。ならば我々は具体的な停戦へのプログラムを持たなければならない。そのためには、残念ながら硬軟両...全文を見る
○中野委員 戦争は始まったときに終わらせることを考えなければいけない、こう申したわけでありますが、終わった後のことについて総理は言及をされました。しかし、それはそれで結構です。というのは、そのこともまた終わらせるための心理効果を発揮することは事実でありますから、それはそれで持って...全文を見る
○中野委員 そこで、資金協力の問題についてお尋ねをいたしますが、まさに今御答弁がありました。私もまた指摘をいたしました。九十億ドル支出をする、拠出する、これはGCCを通じて多国籍軍へ出すということになっております。先ほど来、それが戦費であるか否か、また、武器弾薬に使われるか否か、...全文を見る
○中野委員 そこで、財源であります。  私どもはたびたび、先般の大内委員長の質問以来、まずその財源については、行革や経費削減等、せめて九十億ドルの半分くらいは政府がまず汗を流してつくり出す、非常事態でありますから、国民に増税を求めるくらいの非常事態なんでありますから、既に決めら...全文を見る
○中野委員 行政改革や国有財産の処分等も含めまして、私は政府みずからがまずできることに全力を尽くすべきであると思います。また、分野においては、大蔵大臣言われましたように、サービス経費の削減ということもあるかもしれません。しかし、いずれにいたしましても、増税をして後でまたサービスを...全文を見る
○中野委員 この問題については、自衛隊輸送機等の派遣、医療団の問題等、自衛隊の協力を私ども民社党は否定するものではありません。原則的にむしろ賛成であります。しかしながら、そのためには、まさに自衛隊法の改正をして、そして国民のコンセンサスや国会のシビリアンコントロールがきちっと機能...全文を見る
02月15日第120回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○中野委員 労働大臣にお尋ねをいたします。  湾岸地域で現在もなお働いている日本人労働者が、労災保険適用問題について心配をいたしているわけであります。現在、これら地域で働く在留邦人は、報道関係者、大使館関係者を除いて、サウジアラビアに百九十五人、イスラエルに約二百人となっており...全文を見る
○中野委員 御家族の方の御心配もいかばかりかと思うのでございます。不幸な出来事が起こらないことを祈りますけれども、労働省としてはあらゆる事例に前向きに積極的に対処していただくことを御要望申し上げておきたいと思います。どうもありがとうございました。  私の時間は六分間でございまし...全文を見る
○中野委員 終わります。
02月18日第120回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第2号
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○中野委員 民社党の中野寛成でございます。きょうはありがとうございました。私で最後でございますので、よろしくお願いを申し上げます。  館先生にまずお伺いをいたします。  湾岸戦争と日本経済の今後の見通しでございます。戦争が早く終わった場合、長引いた場合、フセイン大統領が健在の...全文を見る
○中野委員 ありがとうございました。  次に、阪中先生にお伺いをいたします。  戦争は、始まったときにどういうふうな終わり方をするかを考えなければいけないと思います。国会をとめたときに、どういう起き上がり方をするかを先に考えておけという話もありますが、それをしないでとめるとき...全文を見る
○中野委員 ありがとうございました。  佐藤先生に最後にお伺いをいたします。  自衛隊輸送機の派遣問題、これを政府は政令、特例政令で決定をしているわけであります。これは議論をされました。私は、これは政令でできるかできないかという制度論争、そしてその中で、法制局長官の判断が正し...全文を見る
○中野委員 ありがとうございました。
02月25日第120回国会 衆議院 本会議 第13号
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○中野寛成君 二月二十五日、きょうはクウエート国の建国記念日であります。この日にクウエート及び湾岸諸国の人々に真の平和がプレゼントされますように祈りながら、私は、民社党を代表して、ただいま行われた財政演説について、海部総理に質問を行います。(拍手)  ついに地上戦が始まってしま...全文を見る
03月08日第120回国会 衆議院 法務委員会 第5号
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○中野委員 罰金の額等の引き上げのための刑法の一部改正案でございますが、そう時間がありませんから、基本的なことだけお尋ねをさせていただきたいと思います。  この罪と罰の関係を間違えますと、これは大変な人権問題になると思います。今回は、この法律案の提案理由説明によりますと、「昭和...全文を見る
○中野委員 いろいろな審議をしている過程の中で、基本的な改革というのが間に合わないままに、物価の問題やいろいろな問題が起こってきた、とりあえずは現状の姿のままで金額だけを上げる、そのことによって痛みが比例して上がるというふうにおっしゃられたわけでありますが、この何十年間の間に、先...全文を見る
○中野委員 さて、この問題はここでおきまして、今大臣の御答弁のように、日本の罪と罰とのあるべき姿が、間違いのないもの、整合性のとれたもの、そしてその中で人権がしっかり確立をされるものにしていただくよう、せっかくの御努力を御要請申し上げておきたいと思います。  さて、私は、その人...全文を見る
○中野委員 それで、今申し上げました結婚差別事件につきまして、若干時間がかかりますが、概要を申し上げたいと思います。  大阪のある高校の先生をしておられます、ここではAさんとしておきたいと思いますが、その人と、そして教え子ということではありませんが、その高校の卒業生であります、...全文を見る
○中野委員 私はこう思うのです。同和地区においていろいろな施設が、例えば住宅がきれいになった。未措置の地域は、部落の手前まで堤防がきれいにされているのに、そこからほったらかしになっているというケースも全国ではまだたくさんありますが、自治体の努力もあって、ハードの面においてはかなり...全文を見る
○中野委員 時間がありませんから、最後に結びとしてのお尋ねをいたしますが、昭和六十二年の百八国会で地域改善対策特定事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律、いわゆる地対財特法というものができました。言うならば、来年度いっぱいでこれも切れようとしているのでございます。そしてこれが...全文を見る
○中野委員 最後の質問と申し上げましたが、今大臣は、憲法に明確に規定をされているので、憲法の精神を守っていくことで足りるのではないかという考え方もある、と指摘をされました。しかし、ならば日本で規定をされているあらゆる基本法は要らないのでございまして、いかに明確に、具体的に国民に指...全文を見る
03月14日第120回国会 衆議院 予算委員会 第23号
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○中野委員 まず先に、去る三月十二日、当委員会の理事会におきまして「平成三年度予算の衆議院審議終結にあたっての重点要求事項」というのを社公民三党で出させていただきました。その中の二項目につきまして、まずお尋ねをさせていただきたいと思います。  まず、老人保健と在宅福祉の問題でご...全文を見る
○中野委員 自治大臣が今、地方債もしくは地方交付税で手当てをしていくとお答えになったわけであります。私はたびたびこの地方財政の問題を論ずるときに申し上げるのでありますが、地方交付税はもともと地方の取り分でございます。国税三税及び消費税絡みますが、その中からの地方交付税は取り分、一...全文を見る
○中野委員 なお、具体的な各論につきましては、老人保健法の審議の際にまた私どもとしての見解を述べさせていただきたいと思います。  次に、物価と内外価格差の問題についてお尋ねをいたします。  景気と物価動向についての判断をめぐって政府部内で見通しが異なっており、国民の不安が高ま...全文を見る
○中野委員 先般の当委員会における質疑応答の中におきましても、同僚委員の質問に答えられまして、いろいろ各機関があります、その中で工夫をいたします、なおいろいろと各団体、経済団体も含めまして、労働団体等々から要請されている物価対策実行機関についても、経企庁長官としては、そのあり方等...全文を見る
○中野委員 あわせまして、今とりわけ地球に優しい環境づくりとか消費者保護とかということが大変強く求められているわけであります。その中でクローズアップされておりますのが製造物責任など消費者行政の強化ということでございまして、このことにつきましてどのように今御検討をされておられますで...全文を見る
○中野委員 ぜひ誠実に、積極的にお取り組みをいただきたいと思う次第であります。  緊急要望事項につきましてはこれで終わりまして、最後に一問だけお尋ねをいたしたいと思います。  若干我が党の主張もあわせまして申し上げますので、長くなりますが、お許しをいただきたいと思います。 ...全文を見る
○中野委員 何しろ統一地方選挙に当たっての応援演説の予行練習をなさったような感じがいたしました。体力倍増、活力倍増どころか、そのくらい演説をぶっておれば議席倍増しそうな感じがいたしますが、しかしおっしゃられたことはどうぞそのままお守りをいただきたい。国民のために御努力をいただきた...全文を見る
○中野委員 私は、民社党を代表して、平成三年度予算三案に対して反対の討論を行います。  我が党の要求を受け入れ、湾岸地域への平和回復のための九十億ドルの財政支援のための財源確保の一部を平成三年度予算案における歳出削減に求めたことは妥当な措置と考えております。しかし依然として平成...全文を見る
03月19日第120回国会 衆議院 法務委員会 第8号
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○中野委員 民社党の中野でございます。きょうはありがとうございました。  まず井田先生にお尋ねをいたします。  先ほど司法の容量を大きくというふうにおっしゃられました。これは単に人数をふやせばいいということだけではないのでしょうけれども、しかし、人数は極めて大きな要素であると...全文を見る
○中野委員 途中で政治家になる人もいますのでその辺もフォローしなければいけないと思いますが、これは余談でございます。  現在の日本の法曹界における質というのは、世界的に比較しても大変高いのではないかというふうにも思うのですが、佐柄木さんにお聞きをしたいのですけれども、ただ、先ほ...全文を見る
○中野委員 鈴木先生にお尋ねしたいと思います。  私は、司法試験を三回受けまして三回ともだめでございまして、ちょうどそこで被選挙権が得られたものですから、これ幸いとそれを口実にいたしまして横道にそれて今日に至っているわけでございます。この法律がもっと早くできておったらもしかした...全文を見る
○中野委員 多分、弁護士から政治家になられた先生方は、目立った上でまた跳び上がったのだろうと思うのですが、先生の今おっしゃられました、まさに多様な年齢のときに能力を花開かせるということがあると思うのです。そういう意味では、これからも選考の多様化、そしてまた社会的 な経験が十分に...全文を見る
○中野委員 今回の司法試験法の改正案、改革への第一歩だということで私は評価をいたしたいと思いますが、またこれから、今も質疑応答の中にございました法曹三者との協議会が持たれます。問題は、法務省なり最高裁が現在の法曹界のあり方についてどういう問題認識を持っているか、受け身ではなくて、...全文を見る
○中野委員 先ほど参考人にお越しをいただいていろいろお聞きをいたしましたが、日弁連の方から、法曹の質、量を充実させなければいけないと思うということと、それからもう一つ、そのキャパシティーを広げなければいけない、容量を広げたいという意見が出されておりました。現状、例えば検察官が少な...全文を見る
○中野委員 どのくらい必要かは法曹三者においていろいろと協議をされる、よいことでありますが、例えば検察、弁護士会等々に単に任せるだけではもちろんないだろうと思いますけれども、行政の視点というよりも国民の需要にどうこたえるかという視点に立って、やはり行政機関としての積極的な指針を持...全文を見る
○中野委員 終わります。
03月27日第120回国会 衆議院 予算委員会 第24号
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○中野委員 湾岸戦争が終わりまして、これから日本の国際的な貢献、また外交はいかにあるべきか、また再びグローバルな視点に立って考えなければいけない時期を迎えました。  まず、自民党小沢幹事長が訪ソをされておられます。アメリカにもお回りのようですが、その前に外務大臣が訪米をされまし...全文を見る
○中野委員 そこで、そのスタンスについては我我全く同じなんです。  この米撤去問題によって、言うならば、余計にアメリカ国民を刺激することによって、これからのウルグアイ・ラウンドの交渉等になお一層アメリカを強硬姿勢にさせてしまうということによって、日本のこれからの交渉がより一層困...全文を見る
○中野委員 経過は今農林水産大臣からお答えがあったとおりであろうと思います。にもかかわらず、大統領みずからが中山外務大臣にあのような発言をされたということは、私は今日までの国際慣例的な考え方からして随分と異例のことではないかというふうに思うのです。そこにアメリカ政府のいら立ちとい...全文を見る
○中野委員 結局この米撤去問題については、私は日本の法律を守らせたということで、ある意味で我々から考えれば当然のことなんです。それがアメリカの大統領みずからがそのことを取り上げるというようなことになる、そのくらいに日米関係がぎくしゃくしている。この一つの事象は一つの例示であって、...全文を見る
○中野委員 せっかく、日本国民の目が国際社会にこれほど向いたときはないと思います。そういう中で、総理の御答弁、基本姿勢はわかりましたが、それをより具体的に、しかも国民の生活実感の中にそれがきちっとおさまっていきますように具体的なプログラムを進めていく必要があるのではないだろうか、...全文を見る
04月12日第120回国会 衆議院 法務委員会 第10号
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○中野委員 入管法の審議がいよいよ大詰めを迎えるに当たりまして、今日まで長い間、韓国を初め該当する皆様方の折衝あるいは内容の詰めにつきまして、法務当局が大変な御苦労をいただきましたことに心から敬意を表したいと思います。  各論につきましては午後にいたしまして、基本的な認識、また...全文を見る
○中野委員 そこで、今回、入管法の改正問題につきましては、これは言うならば二十五年間の懸案事項でありました。私も国会で、もうそろそろ論議を始めるべきではありませんかと申し上げたのが十年ほど前だったと思います。やっとこの機会を得ましたが、この機会に日韓の法的地位協定について改めて協...全文を見る
○中野委員 外国人との関係におきましては、よく相互主義という言葉が言われます。この在日韓国人の皆様を初め、今回の対象になります方々については、いわゆる相互主義では処し切れない特別の措置が必要なケースということで、先ほど大臣が基本的認識を申し述べられた、まさにその御認識に基づいてな...全文を見る
○中野委員 時間が参りましたから終わりますが、民族の誇り、そして人間としての感情、それらのものが制度を超えて錯綜するわけでありますし、根底にその気持ちが極めて重要な要素としてあるわけでありますから、今後の具体的な対応、運用等々を含めまして十分な御配慮がなされますように御要望申し上...全文を見る
○中野委員 民社党の中野寛成でございます。参考人の皆様方、きょうはありがとうございました。  まず小井土先生から、質問時間が短いものですから、三先生にまとめてお尋ねをさせていただきたいと思います。  まず、小井土先生が歴史的認識のギャップの問題について触れられました。社会的、...全文を見る
○中野委員 ありがとうございました。
○中野委員 午前中に基本的なスタンスにつきましてお尋ねいたしましたので、これからは若干具体的な問題について、対象者の皆さんが心配をしておられることがありますので、お尋ねを申し上げたいと思います。  まず、引き続き在留する者には、退去強制事由に該当して在留特別許可を受けた者や、退...全文を見る
○中野委員 次に、第五条の対象者は、平和条約国籍離脱者でありまして現在永住の資格を有しない者ということでありますが、これらの者について覊束的に永住を許可するということでありますけれども、これも申請さえすれば特別永住者として認めるという趣旨かどうか。
○中野委員 この手続、申請に当たりまして六十日以内という規定があります。この六十日以内に申請できない場合、すなわち外国で生まれた、天災や人災に遭ったというふうなことで相当な理由がある場合には、現在は、こういう場合は後日申請をしても認められるという弾力性があるわけでありますが、これ...全文を見る
○中野委員 生まれてからしばらくの間は二重国籍者になるということになりますが、その後、一定年齢に達しまして日本国籍を離脱する子供たちも対象となりますか。
○中野委員 次に、先ほど参考人に意見を述べていただきましたときにも実はお尋ねしたことでありますが、日本国籍者、日本人で、婚姻、養子縁組などの理由で特別永住対象の国籍に変更した、例えば韓国人と結婚をして、そしてやっぱり配偶者と同じ国籍、同じ境遇にありたいという気持ちで韓国籍にいわゆ...全文を見る
○中野委員 先ほど来同僚委員からもたびたび質問されておりますが、この強制退去に関連をいたしまして「日本国の重大な利益」、そして一方で「外交上の重大な利益」という部分もあります。もちろん外交上の重大な利益とは日本国の重大な利益の一部をなすものであるというふうには思いますけれども、こ...全文を見る
○中野委員 同じく再入国につきましても、これまたよく法務大臣の自由裁量とか、また法務省が制裁手段としてこの再入国許可を利用したとかという指摘がなされるわけでございます。これらにつきましても、やはりこの法の趣旨にのっとって厳格にといいますか、限定的にといいますか、むしろこれこそ覊束...全文を見る
○中野委員 これらの審査に当たりまして、言うならば一々法務大臣が御自身で書類を読んで、御自身で判断をされてということはないわけであります。担当の皆さんがそれぞれ審査をし、判断をされると思いますけれども、これも恐らくは、私の承知する限り、特定の担当者が一人で判断するというふうなこと...全文を見る
○中野委員 最後に法務大臣にお尋ねをいたしますが、これはもう基本的なことで結構でございます。これは、入管法の問題は人道的な意味ももちろんあります。そして先ほど来審議をしてまいりましたように、韓国や朝鮮や中国、台湾、いわゆる旧植民地に対する歴史的な経過の中で、日本がなすべき当然の義...全文を見る
○中野委員 この問題については、いわゆる旧植民地出身者のためにやるのではなくて、まさに日本と日本国民の誇りと名誉にかけて、全世界に一つの指針を提言するという気持ちで、今後とも大臣今御答弁いただきましたような姿勢を堅持して御努力をいただきたいと御要請を申し上げて、終わりたいと思いま...全文を見る
○中野委員 ただいま議題となりました修正案について、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  本案の趣旨につきましては、既に、当委員会の質疑の過程で明らかになっておりますので、この際、案文の朗読をもって、その説明にかえさせていただきます。 それでは案文を朗読いたしま...全文を見る
04月24日第120回国会 衆議院 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第9号
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○中野委員 選挙制度改革に関する民社党の基本方針について意見表明をいたします。  まず初めに、その進め方についてであります。  政治改革の目標は、我が国の議会制民主政治を活性化し、二十一世紀に向け、国民一人一人の豊かさを実現できる政治を確立することにあります。  政治改革に...全文を見る
○中野委員 羽田委員から指摘をされましたことから、順次幾つかの我が党の見解を申し上げます。  十数%でも当選、それでもよいのか、中選挙区ではサービス合戦になるという御指摘がありました。しかし、私は十数%で当選でもいいんだ、逆に言えば五〇%の投票率を得た政党はそのかわり二名なり三...全文を見る
04月26日第120回国会 衆議院 法務委員会 第11号
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○中野委員 この借地借家法、今回の抜本的な改正の理由でありますが、現状貸し主は、一度貸したら返ってこないということの防衛策として高額な権利金を慣習化させたり、また一方借り主の方は、地主等が契約の終了が容易でないということによって警戒するものですから、借りたくても借地等の供給がない...全文を見る
○中野委員 例えば地上げ屋をいかにして防止するかという問題がありますときに、実にあくどい、悪知恵を働かせ、いわゆる脅迫とかという言うならばハードな手段だけではなくて、極めてソフトな手段だけれども実に緻密に計算された悪知恵を働かせて、そして無知な借家人または借地人の皆さんに不利なこ...全文を見る
○中野委員 これらの問題で悪意を持っている人たちの犠牲になりやすいのは、どちらかといいますと日本の法体系に疎い外国人である。とりわけ日本の場合には、外国人に家を貸すとか土地を貸すのを大変嫌う傾向がある。先般は入管法の問題で論議いたしましたけれども、これが一つありますね。それから高...全文を見る
○中野委員 建設省にもう一点だけお聞きしますが、どちらかといいますと公営住宅について、二つの特色——たくさんあるのですよ。私自身が最近ちょっと問題意識として思いますのは、東京や大阪などの都心部にいかにして若い人たちを呼び戻すかという意味での住宅政策が一つありますね。これはこれとし...全文を見る
○中野委員 時間が参りましたので終わりますが、その他具体的な法解釈論につきましては、次の機会にいたしたいと思います。
08月22日第121回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○中野委員 ソビエトのクーデター騒ぎは、由民の良識のもとにクーデターそのものは失敗に終わりました。大変よかったと思います。そこで、今後のソビエト情勢とともに我が国の対応についてお尋ねをしたいと思います。  ソビエトのシチェルバコフ第一副首相は西側諸国に対して早速支援の再開を求め...全文を見る
○中野委員 大前提その他、結構です。ここでむしろ正式に総理からおっしゃっていただいたわけでありますから、そのことが現在の日本政府の正式の態度である、こう思うのであります。  さて、今ゴルバチョフ大統領が復帰された。それで三日前のソビエトの状態に戻ったのかというと、内容は私は基本...全文を見る
○中野委員 政権がもとに戻ったということで、対ソ支援の凍結解除、これは当然だと総理おっしゃられたのですが、それを正式にお決めになるのはいっでございますか。もう既に決めたのですか。これは相手の様子を見てから、今後様子を見てからということですか。
○中野委員 そこで、対ソ支援と申しましても、今日まではどちらかといいますと連邦政府を相手に考えている。しかし、昨晩もエリツィン大統領と電話で話をされたということでありますが、共和国政府のこれからの役割というのは大変大きくなると思いますね。新連邦条約、当然調印されるでしょう。そうす...全文を見る
○中野委員 その外務大臣の御答弁のニュアンスをお聞きしておこうと思います。  さて、本格的な対ソ経済支援がサミットで合意されなかったのは、日本とともに英米両国が強く反対をしたためである、反対と言うとちょっと表現が適切ではありませんけれども。しかし、サミット後英国は、雇用者の大型...全文を見る
○中野委員 今回のクーデター騒ぎで、その結果を見て、情に流されるということであってはいけないと思います。あくまでもお互いの国益を大切にしながら、しかしソビエト国の自由化、民主化、ペレストロイカが進み、国民が平和に暮らされることを願う気持ちとそのことは両立しなければならないと思いま...全文を見る
○中野委員 了解をいたしました。  次に質問を進めたいと思いますが、我が国を取り巻く東南アジアまた東北アジアといいましょうか、この地域において冷戦構造の残滓が残っているとされるものに今の北方領土、そして韓国と北朝鮮との関係、そしてもう一つはカンボジアの問題があるわけであります。...全文を見る
○中野委員 五月にデクエヤル事務総長や明石事務次長ともお会いをいたしました。デクエヤル事務総長がおっしゃっておられた言葉が大変印象に残っております。もともとPKOというのは武力行使を目的としたものではありません、これはもう当然のことだ、しかし危険な場所に行くことも事実です、PKO...全文を見る
○中野委員 時間が来ておりますが、公取の委員長にもお越しをいただいておりますので、今御指摘を申し上げました、もう少し積極的にお取り組みいただける余地があったのではないかという指摘に対しまして、委員長の御答弁を最後にお尋ねしておきたいと思います。
○中野委員 終わります。
08月30日第121回国会 衆議院 法務委員会 第2号
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○中野委員 法務省民事局が出されましたパンフレットに、タイトル「貸しやすく借りやすい借地・借家関係を」というのがございます。貸しやすくはなるだろうという気はするのですが、借りやすくなるのかな、このことが大変大きな疑問でございます。  これは実は幾つかの、言葉じりをとらえるようで...全文を見る
○中野委員 親が住んでいて、親が借方でいて子供に相続されても、また他に譲渡をされても、今までどおり、既に契約されているものは現在の法律、旧法が適用される、こういうことでありますが、そのことがまだ意外に知られていないことも事実です。それで、いろいろパンフレットをつくって努力をされて...全文を見る
○中野委員 既に結ばれた契約のものについては一応きょうはそこまでにしておきますが、もう一つ、借りかえ、新規に契約をする、今までに比べて借りる方にとっては不安定な状況になるということは避けられないと思いますね。そこでこれまた供給が多くていつでも借りかえができる社会情勢があるというこ...全文を見る
○中野委員 建設省に伺いますが、一つは、この法律とは別に、住宅政策、土地政策として建設省や国土庁で取り組んでいただく、そしてできるだけ供給をふやして、そして土地事情や住宅事情をよくしていくという独立した政策の部分と、もう一つ、この借地・借家法が改正されたとすれば、その法意を有効に...全文を見る
○中野委員 総合的な住宅政策につきましては、今の御答弁、それはそれで結構でございます。それはまた別の場で、別の機会に十分突っ込んだ議論をさせていただきたいと思います、住宅基本法等も含めまして。  むしろきょうは、この借地借家法に関連をしてお伺いをいたしますが、今のマニュアルをつ...全文を見る
○中野委員 先ほど同僚委員の質問の中で清水民事局長が、音とったアンケートについての御説明がありました。制度が改正されれば貸してもいいと思っているという人と、いやそうは思わないという人とのパーセンテージをお出しになりました。この結果を建設省に聞いてみたいと思うのですが、そういうもの...全文を見る
○中野委員 いや、そのことを、より一層パーセンテージを高める努力であるとか、それをより一層その傾向を政策的に、行政的に助長することによって、より一層高まると思うかどうか、そして、今建設省で工夫をされていることがそのことにどのくらいの効果を発揮するとお考えかとお聞きしているのです。
○中野委員 時間が参りましたから終わりますが、一つの提案、一つの政策をそれだけに終わらせることなく、土地住宅問題というのは実に多岐にわたる問題ですし、国民の利害得失、感情、生活様式、いろいろなものにまたがります。各省庁が協力をし、そして、その中で行政効果を上げるという御努力をなお...全文を見る
09月04日第121回国会 衆議院 法務委員会公聴会 第1号
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○中野委員 民社党の中野寛成でございます。きょうは四公述人の先生方には御苦労おかけいたしまして、お礼を申し上げたいと思います。  四人の先生方に、まず最初に、それぞれまとめて質問をさせていただきます。  加藤先生からは、従来の形のものに風穴をあけるんだ、しかしながら、乱用をさ...全文を見る
○中野委員 きょうはどうもありがとうございました。
○中野委員 民社党の中野寛成でございます。きょうはありがとうございます。  四人の公述人の方々に相互関連がありますので、まとめてお尋ねをさせていただきたいと思います。  先ほどの公述をいただいておりました中で、酒井公述人の方から、いろいろ追い出しを受けていることや法外な家賃地...全文を見る
○中野委員 ありがとうございました。終わります。
09月10日第121回国会 衆議院 法務委員会 第4号
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○中野委員 詳しい法解釈論は、弁護士出身の委員の方々が詳しく述べられました。私は、政策的視点からお尋ねをいたしたいと思います。  今回の借地・借家法の改正に対しまして先ほど来多くの指摘がございますが、借地人、借家人の皆さんから心配の声が寄せられております。その理由を考えますとき...全文を見る
○中野委員 もう一つ、これは建設省にお尋ねいたしますが、不安定要因と指摘されていることがあります。  先ほど御紹介申し上げました吉田教授は、アメリカの成長管理型の都市開発、ドイツの都市縮小論、フランスでの人間規模での都市計画論、こういうものに基づく土地利用規制と都市計画と比較を...全文を見る
○中野委員 その点については、後ほど総務庁の指摘も含めてもう一度お尋ねをいたします。  さて、平成二年度、一九九〇年度の「住宅経済データー集」というのがございますが、勤労者世帯の家賃負担率、これを十五年前の一九七五年、昭和五十年に比較いたしますと、七・六%であったものが一〇・八...全文を見る
○中野委員 そこで、負担率というのは供給との関係も大変深いのですが、今回の改正で建設省は、おおむね住宅の供給はふえると見込んでおられるようでございます。しかしながら、本年二月の住宅新報社の調べによりますと、東京圏のアパート家賃相場は、需要に対し供給が少ないことから例年と比べ上昇率...全文を見る
○中野委員 随分と努力しなければ政策効果というのはなかなか上がらない。今回の法律も、住宅供給とは全く無関係というわけではない、むしろそれに期待しているところが政府としては大きいわけであります。それを有効に進めていく、効果をあらしめなければ、逆にこの法律はいろいろな疑問点があるだけ...全文を見る
○中野委員 せっかくの御努力をお願いしたいと思います。  さて、先ほど住宅系の土地がだんだん少なくなってくるという表現が御答弁の中でありました。まさにそのことを大変憂慮するわけであります。事実、先般出されました総務庁の「土地対策に関する調査結果に基づく勧告」というのがございます...全文を見る
○中野委員 この用途地域の見直し等についてはお考えになる計画はありますか。そしてそれは、私はかなり大幅に、八種類などというのじゃなくて、むしろ十五種類とか二十種類ぐらい決めていって、町づくりというものをもっと真剣に考えたらいかがかと思いますが、どうですか。
○中野委員 住宅用の土地をしっかり確保するということが大切だと思うのですが、商業用にも使えるということになりますとその地域の地価というのがどんどん上がっていくのですね。住宅としてしか使えませんとなりますと地価はある程度安定してくるという問題もあるわけでありまして、いろいろな効果を...全文を見る
○中野委員 同じことを建設省にもお尋ねをいたしますが、建設省は今回の改正で、計量的ではないが、また計量的にほ答えられないけれども、建てかえや住宅の供給がふえると判断をしておられるようであります。といたしますと、こういう解釈も成り立ちます。都市の更新や住人の移動が高まって定住意識が...全文を見る
○中野委員 最後に、法務大臣に御要望を申し上げたいと思います。  私は、昨年の地価税を柱とする土地税制の改正のときに、税制と土地利用は有機的に結びつけて考えるべきだと主張してまいりました。それぞれどちらが主役でどちらがわき役というのではなくて、その両方が有機的に結びつかなければ...全文を見る
○中野委員 終わります。
○中野委員 ただいま議題となりました附帯決議案について、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  本案の趣旨につきましては、既に当委員会の質疑の過程で明らかになっておりますので、この際、案文の朗読をもってその説明にかえさせていただきます。  それでは、案文を朗読いた...全文を見る
09月11日第121回国会 衆議院 本会議 第7号
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○中野寛成君 私は、民社党を代表し、政治改革三法案に対して質問をいたします。  選挙制度の抜本改革は、衆議院、参議院の果たすべき役割を明らかにした上で同時に行うのが筋道であります。第八次選挙制度審議会は、この観点から、参議院の選挙制度についても、現行の比例代表選挙を非拘束式に改...全文を見る
09月26日第121回国会 衆議院 国際平和協力等に関する特別委員会 第4号
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○中野委員 国際協力法案に関連をいたしまして、私は、原則的な問題につきましてお尋ねをいたしたいと思います。なお、各論につきましては、後刻、我が党の和田一仁議員からお尋ねをいたしたいと思います。  外務大臣、どうも御苦労さまでございました。さて、外務大臣が今国連からお帰りになられ...全文を見る
○中野委員 総理の演説はわかりました。問題は、具体的に日本がどのような提言をし、どのよ、うな行動をとっているかが国民の目に見えなければなりません。そういう意味で、私は先般の外務大臣の国連演説もまたそれなりの配慮を加えられたはずだと思っておりますが、問題は、むしろ他の国々の提言の方...全文を見る
○中野委員 日本国憲法の前文は、言うならば、全世界の協力によって平和を維持していこう、日本もまたその中で名誉ある地位を占めたいという、いわゆるグローバリズムで通されております。また、国連もその姿勢を持っております。そしてその帰一するところは何かといえば、まさに集団安全保障でありま...全文を見る
○中野委員 法制局長官に御答弁をいただきましたから、私の申し上げている対応については総理もおわかりいただいたと思います。  まさに今日本がなさなければならない検討が後送りになってきて、今日こういう国際情勢になり、国連の役割が拡大をされているときに、集団安全保障との関係、すなわち...全文を見る
○中野委員 残念ながらお答えになっていません。  国連が新しい時代を迎えた、その中で日本が貢献をしていこう、国連の柱は安全保障であるというところまで申し上げた上で、日本はどういう役割を積極的に果たすんですかと申し上げた。国連がどうなってくるかわからない、先の見通しが立たない、国...全文を見る
○中野委員 私の質問の最後の部分だけをピックアップしてお答えになられましたが、私の質問の仕方が悪かったのかもしれませんけれども、PKOの変遷の実態と、そしてそれに対する対応、そしてまた未来の姿に対する対応も含めて、PKOのあり方について私は問うたのでございます。  来年の決意ま...全文を見る
○中野委員 やっと議論がかみ合ってまいりましたが……。  さて、よく軍事的側面をとらえて、いかにもPKO、中でもPKF部隊が戦争に行くかのごとき指摘というか表現をされる向きもあるわけであります。私は、新しい概念が国連においても、また我が国においても生まれてきていると考えるべきで...全文を見る
○中野委員 私は、軍事面をふやすというのではなくて非軍事面、またPKOの役割を、それは平和に貢献する、国民生活の安全に貢献する、それもまた自衛隊の主要な任務であるという視点を置き、そしてまた自衛隊員の士気をも考え合わせますならば、そういうことを積極的に考えるべきではないのかと申し...全文を見る
○中野委員 三段階にわたって報告をなさる、国会で議論をさせる、国会で出た意見は重く受けとめる、ならばなぜ、恐らくその先に、それはまさにもう国会承認と同じことですよと総理は言いたかったのであろうという気がするのであります。すなわち、なぜそこまでするのならば国会承認ではだめなんですか...全文を見る
○中野委員 総理は、こういうことをしますから任せてくださいという御答弁でありますが、私は先ほど、なぜそこまでおやりになるのに、あと一歩進んで国会承認にできないのですかと、できない理由をお尋ねしたのでございます。  時間がありませんからこちらで申し上げましょう。恐らく、派遣は行政...全文を見る
○中野委員 今最後に総理が、先ほどから申し上げているところでございますとおっしゃったように、先ほどの答弁でおっしゃったのと一言一句違わないではありませんか。そこまでいくのならばなぜ国会承認にできないのですかという私の質問にも答えない。その次の具体的に指摘をした問題についてさえお答...全文を見る
11月14日第122回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○中野委員 宮澤総理初め、各閣僚の皆さんにまずは御就任のお祝いを申し上げながら、質問に入ります。  まず、政治改革でありますが、通告質問の前に、二つ御要望を申し上げます。  先ほど来各党から要求のありました、総理のリクルート関連のいわゆる三点セットの書類を中心に、真相をまず明...全文を見る
○中野委員 それでは、まず通告の問題、すなわち国際貢献と新しい国連のあり方についてお尋ねを申し上げます。  PKO法案につきましては、この予算委員会が終わりますと担当委員会が開催をされますから、そのことについて今多くを触れようとは思いません。ただ、先般来総理がおっしゃいます国連...全文を見る
○中野委員 問題意識を共通に持っておる。それでは、総理は具体的に、まさに外交通とも言われますけれども、国際情勢を見て、積極的に日本が果たすべき役割というのは当然あろうと思います。就任早々ではありますが、総理が今日まで考えられた一つのプログラムや構想というものもお持ちかとも思うので...全文を見る
○中野委員 言っただけではできないことを既に総理はおっしゃっておられるのでございまして、国連常設軍などとおっしゃっているわけでございますが、いずれにいたしましても、まだそれをお持ちでないとするならば、早急に、やはり日本が国連中心主義を唱えるならば、国連のあるべき姿について積極的な...全文を見る
○中野委員 実に与えられ、た時間が短時間でございますから、もう繰り返しては申し上げません。積極的な対策を講じられることを重ねて御要請を申し上げておきます。  もう一つ、厚生大臣にお尋ねをいたしたいと思いますが、保健医療マンパワー対策でございます。  これは、地方自治体からも大...全文を見る
○中野委員 通常国会に法案を提出されるということでございますが、せっかくのことです。ぜひ内容の充実した、また私どもも具体的に提言をさせていただいておりますし、これからも御提言を申し上げていきたいと思いますが、中身の充実した、効果のあるものにしていただくことを強く要請を申し上げてお...全文を見る
○中野委員 ただいまのは一つの提起でもございますので、ぜひ積極的に御検討をいただいて、総理のおっしゃる言葉がスローガン倒れに終わらないようにせっかくの御努力を御要請申し上げまして、質問を終わります。
12月04日第122回国会 衆議院 法務委員会 第2号
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○中野委員 人権の問題というのは、それを守ること、そしてまた人権を守るということがいかなることか、人権を侵犯するということがいかなることか、その判断は大変難しい。しかしそれは極めて大切なことであり、基準を明確にしてその人権を守っていくこと、また侵犯をすれば明確にそれを処分をする、...全文を見る
○中野委員 この言葉だけにこだわろうとは思いませんけれども、問題は法務省の基本的な姿勢にかかることだと思うのであります。いかなることをしてはならないのか、なぜしてはならないのかということがより一層明確にされることが大切であろうと思うのです。  また、法務省の人権侵犯事件となる基...全文を見る
○中野委員 この数え方にもいろいろありますね。法務省が把握されておられること、例えば文部省、労働省そして郵政省の所管内のものは法務省の数の中に入れなかったりですね。いろいろな問題がまだまだ残されているという指摘があるわけです。そしてまた、法務省の方で掌握されている人数を、件数を今...全文を見る
○中野委員 今お答えの中に、豊中市の人権教育についても触れられました。私も地元のことですからよく知っておりますし、私の妹もその事件のあった隣の中学校の教師をしておりますから現場の実態もそれなりにわかっておるつもりでございますが、しかし、例えば同和教育、このことは極めて重要でありま...全文を見る
○中野委員 法務省には別の問題とあわせてお尋ねをいたしたいと思います。文部省の方は結構でございます。  先ほどお尋ねをいたしましたが、いろいろな説示、勧告が法務省からこの人権侵犯事件につきましては行われますけれども、結局、その報告が被害者になされたというケースは聞かない。また、...全文を見る
○中野委員 私は、被害者に対してどういう結末、どういう処理がなされたのか、そして相手がどういう気持ちを持っているのかというものが明確に知らされませんと、被害者は救われないままにそのまま終わってしまうということになると思うのでございまして、そういう処分の仕方、最後の始末の仕方を含め...全文を見る
○中野委員 答申はいつですか。
○中野委員 予算編成も大詰めに来ている状況での意見具申ということになります。これは御努力をいただきませんと後に悔いを残すことにもなろうと思いますし、せっかくの同和行政が進まないということになるであろうと思いますので、御努力を強く要請いたしまして、時間が参りましたので、最後の質問を...全文を見る
○中野委員 終わります。