中野寛成

なかのかんせい



当選回数回

中野寛成の1996年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月25日第136回国会 衆議院 本会議 第3号
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○中野寛成君 私は、新進党を代表して、橋本総理大臣の施政方針等四演説に対して、総理並びに関係大臣に質問をいたします。  今日、政治に対する国民の信頼はまさに地に落ちております。理由もまた明白であります。自民党、社民党、そしてさきがけという理念も基本政策も異なる連立政権が、将来の...全文を見る
02月16日第136回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○中野委員 新進党の中野寛成でございます。参考人の皆さん、どうも御苦労さまです。  まず、委員長に、質問に入ります前にお願いを申し上げたいと思います。  きのうの参考人のうち、その発言を党として精査をいたしました結果、末野興産社長の末野参考人、桃源社社長の佐佐木参考人、この両...全文を見る
○中野委員 それでは、質問の本論に入ってまいりたいと思います。  まず、今日までのこの住専問題の経緯を、若干時代を追って少し系統立ててまとめてみたいと思います。  住専は、個人向けの住宅ローンを目的に七〇年代に次々に設立されたわけでありますが、設立以来、大蔵省は住専の経営に深...全文を見る
○中野委員 そこで、この問題について角道さんにもお尋ねをしたいと思います。当時、理事長であられたというわけではないと思いますが、しかし、農水省におられて経緯は御存じであろうと思うのであります。  そこでお聞きをしたいと思いますのが、この経緯、歴史として、私は、これは農協系の皆さ...全文を見る
○中野委員 あなたの立場からすると、一般の金融機関と同じような方法で審査もしていた、それは一つのあなたの言いわけというか、説明になるかもしれませんが、しかしその審査の中で、大所高所に立って、そのときの経済の動きや政策の動き等を見ながら、ここは慎重に控えなければと、個別の審査だけで...全文を見る
○中野委員 その考え方が維持された結果、ついにとった方式が、平成二年、九〇年の三月二十七日、このときは既に土田銀行局長になっているわけでありますが、大蔵省銀行局長通達としていわゆる総量規制が行われていくわけであります。そして、このときにも改めて住専を対象からは除外しているわけであ...全文を見る
○中野委員 この総量規制の行われた三月ですが、その前のもう一月ごろから株価は急落をして、そしてこの平成二年、一九九〇年の後半からバブル破綻にとつながっていくわけです。  この総量規制のときには、もう既にその兆候ははっきりと見えておったはずであります。そしてこれは、言うならば現在...全文を見る
○中野委員 そうです。総量規制についてもです。
○中野委員 まさに母体行としての責任感が緩んでおった、責任を果たしていなかったということが、これは一つ明確であります。  このときに、その対象から除外という言葉については土田さんはお気に召さないような言葉遣いのようでありますが、しかしそこまで適用しなかったということについて、し...全文を見る
○中野委員 結局、ここで、言うならば総量規制をされました、住専はたまたま逃れました、しかしながらその総量規制という全体の動きの過程の中で、住専もまた当然警戒感を持たなければいけませんし、自制しなければならないはずであります。  しかるに、自制するのではなくて、ここから、それ以前...全文を見る
○中野委員 私はこういう分野に絞って、これは確かに住宅政策という視点に協力をするとかというふうに言い逃れを言うと、何かいかにもいいことをしたということになるのでありますが、実際言って膨大な資金を提供しているわけです。そして、もう既にこのときにはバブル破綻の兆候が明確に見えているわ...全文を見る
○中野委員 ちなみにその翌年、平成三年、九一年三月四日に、大蔵、農水省で、信連の貸し出し適正化で通達を出しておられます。これは遅ばせながらだと私は思っていますけれども、このときはまだ土田銀行局長ですね。どういう意図だったのでしょうか。  そして、十月になると第一次再建計画が策定...全文を見る
○中野委員 大蔵、農水で協力して信連の貸し出し、まあ信連のことを角道さんに聞くのはちょっとあれかもしれませんけれども、しかしいずれにせよ、農林系として、ごめんなさい、これはまとめて、代表しておられると思って聞いておりますからお許しいただきたいと思いますが、しかし、この貸し出し適正...全文を見る
○中野委員 農水省、そして系統、そして母体行、随分受けとめ方が違います。解釈も違います。母体行も何か後で知ったという話であります。  こうなりますと、私は、その覚書をつくったお二人は一体何を考えていたのか。言うならば、先ほどの寺村さんの答弁によると、このままいけば住専が破綻する...全文を見る
○中野委員 そのときは宮澤総理、林大蔵大臣でありますが、結局、問題を先送りしたにすぎない。第一次再建対策もないがしろになってうやむやになった。しかし、そのうやむやな状況を引きずった中で、第二次をやっとこの段階でまとめた。その過程の中で結局うやむやな処理がなされて、事はますます大き...全文を見る
02月21日第136回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○中野委員 外務委員会での初質問でございますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。同時に、若干基本的なことから入らせていただきたいと思います。  まず、先般来、総理初め各閣僚の施政方針等をお聞きいたしておりますと、橋本内閣の外交の基本方針は自立外交ということのようでござ...全文を見る
○中野委員 自立というのは気負い過ぎると孤立につながりまして、また逆に、皮肉な言い方ですが、今日までの村山政権の外交は自立してなかったのか、こういう感じも受けるわけでございますね。しかし、外交というのは当然、行政すべてそうですが、継続性というものが必要なわけでございますから、そう...全文を見る
○中野委員 連立政権というのは、我々も経験があるのですけれども、井戸のつるべみたいなところがあって、一方がやろうとするともう一方がちょっと慎重に、一方がやろうとするともう一方が慎重に、間に我が党が滑車の役割を果たしますというと、滑車がさびついて割れたり、なかなか連立というのは難し...全文を見る
○中野委員 頑張っていただきたいと思います。  それでは、そろそろ各論に入っていきたいと思います。  日米関係は一言うまでもなく冷戦後のいわゆる同盟関係ですね、日米の同盟関係というのがだんだん土台としてぐらついてきているな、こういうふうに危惧をしているわけであります。昨年秋の...全文を見る
○中野委員 そのときに、私は、日米安保条約の果たす歴史的な役割、これが変わるとかその必要性が少なくなるとかという考え方は全く間違っていて、これまで果たしてきた日米安保条約の役割というものを新しい時代に向けてどう発展させていくか、常に歴史というのは発展させていくものでなければいけな...全文を見る
○中野委員 先ほどのお答えでもそうでしたが、我々と、外務大臣のお考え、分析とちょっと違うところがあると思うのは、国務省と国防総省とが一体となってと言われる部分等については、これは大臣というお立場からするとそうなのかな、そう言わざるを得ないのかなと思うのですが、我々は我々なりの人脈...全文を見る
○中野委員 何かまだ先の話で、今何か素地をならしている、地盤をならしているという感じなのかなと、大臣の答弁をお聞きすると。  今、最後の方に具体的な成果をとおっしゃるのだけれども、さっきから……(池田国務大臣「あれは経済のことなんですから、今のは」と呼ぶ)ええ、それは僕は言葉の...全文を見る
○中野委員 もう沖縄県の方からは項目を決めて具体的な要請が来ているわけですね。それにどれだけこたえられるかということによってこの評価が定まってくるわけでしょう。しかし、沖縄県の言うとおりにしていたら、これは日米安保体制とかいろいろな問題にやはり重大な影響を与えますよ。その兼ね合わ...全文を見る
○中野委員 十二時から休憩時間だそうですから、ここで一たん中断をいたします。  それから、先ほどから、周囲から、向こう全然座ってないなと御指摘がありまして、これ、途中で質問をやめるかという話がありましたが、これはやはりひとつ御注意をいただきたい。
○中野委員 次に、日米関係、そしてまた沖縄の置かれた位置づけから考えますときに、もう一つ綱渡りの外交を余儀なくされるといいますか、逆に言えばそれだけ日本は腰を据えてしっかりとした考え方を持っておかなければいけない問題が、中国、台湾の問題、いわゆる台湾海峡の問題と言っても過言ではな...全文を見る
○中野委員 たとえ可能性が少なくても、一%でも可能性があれば、その場面を想定して日本はどういう態度をとるかということは、常に事前に検討をし、そして一つのスタンスを持っておかなければいけないと思うのですね。日米安保条約という条約があればそれで一つの平和への牽制効があるというのではな...全文を見る
○中野委員 有事にならないようにあらゆる努力を積み重ねる、これはもう大臣お答えのとおりでありまして、我々としてもなお一層お互いに協力し努力しなければいけないというふうに思います。と同時に、今仮定の話を質問しているのですから確かにお答えいただきにくい問題であることは承知いたしますが...全文を見る
○中野委員 そこで、日韓関係、なぜここ半年一年冷え込んだかというと、実はやはり一連の不用意な発言。歴史観の違いはやむを得ませんけれども、しかし、そのことを、とりわけ政府・与党幹部や閣僚が不用意な発言をすることなどが積み重なって、実は余計な冷却期間ができてしまうということがあったこ...全文を見る
○中野委員 ですから、結局自給率というのは五〇%以下なんですよね。
○中野委員 確かにわかりにくい国なんですよ。どれだけ出したらいいか、向こうが言ってくるトン数でいくのかどうかとか、いろいろありますけれども、これは人道援助でしょう。そうすると、当然そこには一つの限界、良識の線というのがあるのですよ。日本の米支援というのは五十万トンのうち無償が十五...全文を見る
○中野委員 今後のことを聞いているわけではありませんが、今日までの経緯を見ますと、私は、日本は自立外交と言われるが、自発的にこのくらいはしようか、これだけは必要だろうとか、十分計算したように思えないのですね。最初に北朝鮮の米の自給率はとお聞きしましたけれども、本当にどれだけ足りな...全文を見る
○中野委員 排他的経済水域、これについては、今度は全面設定だということを前提にして基本方針をお決めになりました。これは、中国や韓国と協議を重ねていかなければいけないのでしょうけれども、これはあくまでも、まずは竹島が日本の領土であるという前提で交渉を始めるということですか。
○中野委員 伝え聞くところによりますと、韓国側も大体同じようなスタンスで臨んでくるようでございますから、かなり世論といいますか、マスコミも含めまして韓国サイドも冷静な判断をされるようになったのかな、こう思っておりますが、これは、日本の関係漁民の皆さんもやはり落ちついて漁業をやりた...全文を見る
○中野委員 国民が納得し、かつそれぞれの関係国が納得をするということが極めて重要だと思います。まあ言うならば、あちら立てればこちらが立たずと思うものもありますし、それからまあ言うならば、危ない橋を渡っているような気持ちになる場面もあると思います。  しかしながら、これからは二国...全文を見る
02月27日第136回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○中野委員 新進党を代表して、若干の質問をいたしたいと思います。  今、日本を取り巻く国際環境は大変厳しい、そしてまたある意味では綱渡り的な要素を持っているというふうに感じるわけであります。特に、きょうの質問のテーマは、私流に位置づけると、選挙と外交ということかなという感じがす...全文を見る
○中野委員 私は独立国としてその外交の基本に自立という姿勢があることはむしろ当然だと思いますし、今総理の御答弁をお聞きしておりますと、決して私が違う考えを持っているとは思わない。総理のその御答弁を私もまたそのとおりだと考えたいと思います。  ただ、問題はその後なんであります。自...全文を見る
○中野委員 国連に関連をして、まず総理の今のお答えを聞きますと、我が国のやるべき一つのテーマとして、具体的な、そしてかつ地道な貢献策がどういうものがあるかということについて、今例示をされたと思います。  それらのことについては、私どもは当然なさなければならない役割だと思いますし...全文を見る
○中野委員 私は、国連財政の問題は総理がおっしゃるとおりだと思います。しかし、財政の問題にかかずりあって、ほかの基本的な国連のあるべき姿について議論ができないのでは困るわけであります。  よって私は、財政問題はもう当然、払っていないやつに払わせろ、これに尽きると思うのでございま...全文を見る
○中野委員 国連改革についての話が進んでいるとおっしゃるが、目に見えない。日本が何を主張しているかもわからない。むしろ今我々の認識で最近何か提案があったというものを記憶をたどるとすれば、それは昨年秋の国連総会でアメリカの国連大使が、これは財政の問題を中心にして、言うなら国連行革で...全文を見る
○中野委員 先般、総理は訪米をされました。そして、訪米のその目的の大きな要素の一つが、私はこの安保体制のことであったろうというふうに思うわけであります。  私は、まあ下世話な勘ぐりかもしれませんけれども、だれが言い出したのかな。たしか去年のAPECの後では、村山総理、まあクリン...全文を見る
○中野委員 私は、たまたま沖縄の普天間基地のことを例示で総理が会見の中でおっしゃいました、やはりこれがメーンだろうと思いました、実を言うと。  すなわち、クリントン大統領は今まさに選挙キャンペーンの真っ最中です。ある意味では、今回の会談場所もそのキャンペーン日程の、行程の中で一...全文を見る
○中野委員 私は、そのことを例示として挙げたことが軽いと申し上げたことは一度もない。むしろそれはキーポイントだ、そう申し上げているわけです、極めて重要だと。そこで、私は、そのことをむしろもっと積極的に打ち出すべきだと逆に思っているんです。  しかし、そのときに、これは単なる、基...全文を見る
○中野委員 クリントン大統領訪日まであとわずかですね、一カ月半くらいですか。まあ、もちろん具体的な内容の詰めば秋までですが、四月までに大綱をまとめておかないと、それから以後は、いよいよ大統領選挙も詰めですよ。ますます環境が厳しくなるのですよ。  ですから、私は四月まで、これは今...全文を見る
○中野委員 ちなみに、もう一つの沖縄の話題で、北部訓練場を返還するという米側の意思が示されているような報道もありました。しかしながら、これは今急に返されましても、土地の形態や位置づけからいって地主さんもそう簡単ではないですね。そうすると、これは何か、返してもらっては困るという言葉...全文を見る
○中野委員 それでは、クリントン大統領が訪日されたといたしまして、そこで日米共同宣言、これが出されるということでありますが、この日米共同宣言というのはどういうものになるのでしょうか。すなわち、沖縄の基地の整理縮小も当然含まれるものと、むしろそれがメーンと言ってもいいかもしれません...全文を見る
○中野委員 最終的にどうまとまるかは、相手もあることですから、当然これは外交交渉ですからそう簡単に予断は許しません。しかしながら、少なくとも日米共同宣言に日本は、何をどういう方向で、どういう内容で織り込もうとしているのか。今折衝中とはいえ、別に軍事機密でも何でもないはずです。これ...全文を見る
○中野委員 もう一カ月半しかないのですよ。実際上は一カ月しかないのですよ。そういう中で、こうします、こういう主張をしていますという内容に触れた御提言がもっとあってもいいと思いますね。  基地の問題でもそうなんですよ。これは、国民みんなが合意をしていく、理解をしていくということが...全文を見る
○中野委員 私も、ちょっと先ほどは言葉を選びまして、マハティール首相との会談でも話題になったようですがと申し上げたんです。申し合わせたとは申し上げていない。  そこで、お尋ねをいたしますが、万一ですよ、これはないことを望みますし、ないとは思いますが、しかし、あらゆる場合を想定し...全文を見る
○中野委員 ただ、条約の解釈の問題ですから、もう一度確認いたしますが、台湾海峡は極東条項のその極東に含まれますか。単純に聞きます。
○中野委員 そうすると、これは事前協議の対象になるわけです。あってほしくないことですよ、もちろん。軍事的な行動が台湾海峡で展開されるということはあってほしくないことですよ。しかし、少なくとも中国が台湾に対していろいろな形で影響を及ぼそうとして、軍事的な訓練をしたり行動をしたりして...全文を見る
○中野委員 大変お立場上慎重にお答えであることはわかりますが、しかし私は、この事前協議を受けた場合の答え、それは、日本の答えはノーという答えはあり得ないと思います。そしてそれは、中国との関係においては最悪の事態を迎えることになります。そのことを我々は認識しなければいけないのです。...全文を見る
○中野委員 私は、KEDOの問題も、一昨々年ですか、韓国の金泳三大統領にもお会いしたときに、このKEDOの結成に至るまでジュネーブで随分長期間米朝協議が行われました、その際も、会談を中断してまで米国の代表が韓国側に報告をし、協議をし、大変懇切丁寧にやってもらったという話をされてお...全文を見る
○中野委員 最後にしたいと思いますが、この竹島問題が出てまいりましたときに韓国大統領が、これは新聞報道ですからそれ以上のことはわかりませんが、韓国の大統領が現地の警備隊員に対して激励の電話をしたというような報道がなされておりました。また、竹島周辺で韓国が軍事訓練を行った。これに対...全文を見る
○中野委員 終わります。
04月08日第136回国会 衆議院 予算委員会 第27号
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○中野委員 まず、我が国を取り巻く国際環境からお尋ねに入っていきたいと思います。  今回の北朝鮮の軍事行動の実態と目的であります。  報道によりますと、対米協定の見直しを求めているのだとか、いろいろ言われておりますけれども、しかし、恐らく、北朝鮮内部の国民、とりわけ軍の規律を...全文を見る
○中野委員 ちなみに、次にお聞きしたいと思いますが、四日の朝鮮中央放送が伝えたとされます朝鮮人民軍板門店代表部スポークスマン談話というのがありますね。この中で、いわゆる向こうの言葉で言う「南朝鮮」、韓国のことですね、「の軍事当局は、非武装地帯内に戦車と各種口径の砲、重火器を大量に...全文を見る
○中野委員 今外務大臣、不測の事態が全く起こらないということはあり得ないということを言われました。私も、全くそのことは同感なんです。そして、大変憂慮しているわけであります。  特に、今日までの北朝鮮の動きを見ておりますと、例えば南北会談が行われる、場所をソウルにしたりピョンヤン...全文を見る
○中野委員 これは報道ですからあれですが、極秘裏に中国で外務省の課長が北朝鮮側と会談しているという報道なんですね。私は、今このタイミングでやるべきでないと思うのです、むしろ。外務大臣が、一般論として、常に耳目を開いておくということは必要だと言われた、そのことは私も認めないわけでは...全文を見る
○中野委員 説明が長ければ長いほど、あっ、やはりあったのだなと、これは思わなければしょうがないですね、随分と長い御答弁ですが。ここでは、なければなかったと言った方が国益に合うのですよ。それをなかったとも言わないで、延々と韓国の頭越しにはやらないとかなんとかといろいろな答弁を長々と...全文を見る
○中野委員 米の問題は否定をされました。ということは、ほかのことはあったということになりますね。私は、これはもう本当に厳しい姿勢で臨まなければ、これからの日本というのはなめられてしょうがないですよ、実際言って。そのことを私はしっかりと踏まえていただきたいというふうに思うのでありま...全文を見る
○中野委員 きょうは一般質問の形をとっていますから、外務大臣、防衛庁長官しか御指名しておりませんが、これは本当は総理に聞きたいところですね。  それと、例えば防衛協力のガイドライン、これは後で質問に入ってくるんですが、これなんかも今のところ制服対制服でやっているんでしょう、日米...全文を見る
○中野委員 過度の反応はかえって国民に負担を与えるからできるだけ質問も控えてくれと言わんばかりの御答弁でございましたが、しかしこれは、時の政治、政府に対する信頼感が確立されておってこそ初めて国民は、騒がなくても大丈夫なんだろうという安心感を持つんです。今は、危機管理についての政府...全文を見る
○中野委員 十分に情報分析もし、そしてやはり明らかにすべきところは明らかにしていただかなければ、国民が判断を間違うんですよ。政府が判断を間違えるだけではなくて、国民にも間違った情報を提供してしまうことになるんですよ。そのことを再度申し上げて、次へ移りたいと思います。  次に、い...全文を見る
○中野委員 それでは、これはまた本当にないことを祈りますが、不穏な状況がクリントン大統領を迎えて起きますことは、これは日米関係、良好な関係を大きく損ねることになると思うのですね。友好を深めるために来日していただくのですね。しかし、沖縄において不幸な事件がありましたね。そしてその後...全文を見る
○中野委員 この収用委員会も沖縄県の皆さんのお立場で考えられると思いますよ、当然でしょう。そういうふうに考えますときに、先行き、これは政府の都合のいいようにというわけにはいかないですよ。まして、市町村長の皆さんの意見を聞くこともこれから生まれてくるわけですね。皆さん、それぞれ何か...全文を見る
○中野委員 それでは、三つちょっと具体的にお聞きします。  日米行動委員会の中間報告を国会でなさるおつもりはありませんか。私は、ぜひしていただきたい。どこで何がどのくらい行われているのかさっぱりわからぬ。沖縄県民のみならず、これは国会も国民も知るべきであるというふうに思います。...全文を見る
○中野委員 私は、行動委員会の中間報告、やることによって過大な期待を生むというふうにおっしゃられたが、哲学論だけ言われて中身がさっぱり触れられない。そして、例えば騒音対策とか行軍の問題とかと、ちらりちらりと漏れてくるというか報道されてくる。むしろ、その中身が触れられないがために過...全文を見る
○中野委員 まさに戦後五十年、曲がり角に来ているのですよ。言うならば日本の戦後は終わっていないのですな。そういう中で、結局判断が甘い、そしてその対策、手続がおくれるということによって、一見当初は民主的に話し合いと見せているようですけれども、結果として強制的な方法をとらざるを得ない...全文を見る
○中野委員 日本はやっと国連中心主義の時代を迎えたような気がいたします。本当は、まだ世界の平和のための国連中心主義というのはちょっと時間がたつのかもしれません。しかし、日本にとっては国連の充実こそは平和貢献のためのよすがであり、そしてまた国連をサポートする運命にあるものだ、こう考...全文を見る
○中野委員 海外からの評価について、私も多くの論評を見ましたけれども、その中で随分と出てまいりますのは、その中身のいかんを評価する云々ではなくて、政府が何かやり始めたということについての期待感というのがあった。そして、そのプロセスは別にして、内容も云々するものではないけれども、結...全文を見る
○中野委員 おざなりな答弁をしてほしくないのですね。回収努力といったって、これは地価が下がったこととは関係ない話です。いずれにしたって回収努力をしなければいかぬのでしょう。回収努力で何かこの問題が解決するようなことをおっしゃられたのではどうしようもないんですよ。  それで、もう...全文を見る
○中野委員 まだ何も決まっていないということですよ。これはだんだんでかくなるんですよ。  それで、結局、そういうことがひっかかるから、第一次処理でもあれだけすったもんだするんではないですか。それがあるから国民はなおさら先のことはわからない。だから今不安になって、今から税金で取ら...全文を見る
○中野委員 今の協同住宅ローンの償却の方法についてはわかりました、最後の部分については。しかしながら、それとても、ほかの分野について負担をする、また貸し倒れになるということがあるわけです。  例えば、ノンバンクですと、農林系として七兆七千億円出している。どれだけ戻ってくるのでし...全文を見る
04月11日第136回国会 衆議院 予算委員会 第30号
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○中野委員 まず、北朝鮮の軍事行動、大変、国際的に見れば非常識な、休戦協定に違反する軍事行動等がとられているわけであります。  この月曜日にもお尋ねしたところでありますが、総括質問ではございませんでしたので、改めて総理にお伺いをしたいと思います。  これらは、我々から見ますと...全文を見る
○中野委員 私は、例えば自衛隊の存在も、海上保安庁の存在も、あらゆる危機に備えて常に用意をしておく、また訓練をしておく、そして行動をとっていくということが大切であると思うわけでありまして、その力がもしあっても、政府の判断を間違えればこれは何の効果も発揮しない、全く意味がないという...全文を見る
○中野委員 これは、折に触れまして、それは憶測も含まれるかもしれませんけれども、いろいろな形で、裏の話があるのではないか、非公式な話があるのではないかなどというような報道までされる。これに対しては、私は、それをやはり打ち消しておくということが、日本国民の国民感情からいっても、日韓...全文を見る
○中野委員 結局、法的手続に至る場合には、その裁判等において一定の期間というのがどうしても必要になるのであります。そのことを事前に想定をして手続をとらなければ、極めて非民主的になるわけであります。そして、不法占拠などと言われることになってしまうわけであります。その上で、そのときに...全文を見る
○中野委員 私は、この原子力の平和利用という問題は、これから我が国もまたその道をたどらざるを得ないと思います。そのときに、実は、例えば化石燃料の問題等との関係から考えても、この中国、東南アジアの経済発展からしますと、これはエネルギー源の奪い合いになります。そして、どちらかというと...全文を見る
○中野委員 ぜひそのスタンスを明確に表明しながら、力いっぱい日本政府として頑張っていただきたい、私はそのことを強く要請をしておきたいと思います。  最後に、金融システムの問題でございますが、これまでいろいろ議論をしてまいりました。しかし、なお明らかにならないものがたくさんありま...全文を見る