中野寛成

なかのかんせい



当選回数回

中野寛成の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月05日第151回国会 衆議院 本会議 第10号
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○中野寛成君 私は、民主党・無所属クラブを代表し、ただいま議題となりました野党四会派共同提案の森内閣不信任決議案につき、賛成の討論を行います。(拍手)  古来、イギリスのことわざに、腐った卵ではおいしいオムレツはつくれないということわざがあります。腐った政治でいい暮らしができな...全文を見る
06月01日第151回国会 衆議院 外務委員会 第11号
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○中野(寛)委員 民主党の中野寛成でございます。  田中外務大臣とは、どういうわけか、これまで公私にわたってこうしてお話を申し上げる機会がなくて、きょうは何か初めてという感じがいたします。そういう意味で、改めましてよろしくお願いをいたします。  同時に、御就任以来、大変御苦労...全文を見る
○中野(寛)委員 大変広義に解釈をしておられるようですから、私はそれでいいと思います。ただ、余り広義に解釈をいたしますと何のこっちゃわからぬ。  結局、国益とはいろいろなケースがあるんですね。そのいろいろなケース、例えば今、土地収用法の問題がいろいろ議論されておりますけれども、...全文を見る
○中野(寛)委員 お父さんはそれをなさるときに、単に大旋風を巻き起こしただけではなくて、よしあしは別なんです、実を言うとその手法の内容については我々は異論があるのですが、ただ、いろいろな気配り、配慮を、事前に根回しをされておったと判断しています。もっとも、配ってはならぬものまで配...全文を見る
○中野(寛)委員 国会で指摘をされたこと、要望されたことを持って行くということでありますが、それはそれで民主主義上、大変大切なことなのですが、それよりも何よりも、まず、外務大臣として就任をされて、私はこういうことをやりたいのだ、私の外交戦略、外交戦術、そして日米関係はこういう考え...全文を見る
○中野(寛)委員 ブッシュ大統領になって新しい政権のもとでアメリカの新しい外交戦略そして安保戦略が練り上げられている。そういう中で、それが既に決定したもの、または検討中のものとして表にどんどん次々に出てきます。恐らく彼は意図的に、クリントン時代とは百八十度とまではいかなくとも、九...全文を見る
○中野(寛)委員 いわゆる問題提起はアメリカの方がする、そしてそれに対して日本がどう対応しようか、そしてまた対応するに当たってはアメリカの真意はどこにあるか。どうしても、アメリカというのは全世界を踏まえて考えていますし、また一番能動的に行動できる国際的地位にありますから、向こうの...全文を見る
○中野(寛)委員 憲法解釈上、一くくりにして果たしてそういうふうに——内閣法制局等が言ってそれが政府見解になって、そしてまたそれがいろいろな波紋を呼んでいるわけですね。その功罪もまたあるんです、両方とも。  ただ、そのときに、言葉の遊びになってはいけませんので具体的に申し上げま...全文を見る
○中野(寛)委員 いろいろな議論が憲法調査会の議論の糧になることは言えると思いますが、私は、憲法調査会にそこまで期待していない。言うならば、日本国憲法が将来改憲までいくかどうかも含めて、憲法を取り巻く環境についていろいろ議論をしておりますけれども、憲法の解釈について憲法調査会で結...全文を見る
○中野(寛)委員 趣旨を理解されても困るんですが、理解されないよりはされる方がいいですけれども。あなたの戦略、戦術を確立して行ってくださいというふうに申し上げている。趣旨は理解しましたということは、まだ御自身のを確立されていないということなんでしょうから、それはそれとして、その段...全文を見る
○中野(寛)委員 三人の先輩の話が出てくるとちょっと質問がしにくくなるのですが、三人の先輩ができなかったのですね。そして今は大改革を掲げて小泉内閣が誕生しているんですね。だとするならば、余り三人の先輩に頼らぬ方がいいのとちゃうかいなと。頼りがいがあるかどうか、私、知りませんけれど...全文を見る
○中野(寛)委員 早い方がベターであるという答えで終わるのではなくて、例えば十五年なら十五年で、その十五年の持つ意味と、そして十五年で移設をするまたは解決をするというプログラムなりスケジュールなり目標なり方法論なりというものが裏づけされませんと、沖縄は納得できないでしょう。そうい...全文を見る
○中野(寛)委員 普通ここでわかりましたと言うところですが、わかりません。しかし、これ以上お聞きしてもまた答弁がないことも事実ですから、次へ行きます。  インドネシアの問題を聞きます。  インドネシアという国、これは日本にとって大変重要な国であります。他の国と比較しては失礼で...全文を見る
○中野(寛)委員 まさにこういうとき、こういう国の対策のためにこそ外交機密費はあるのではないかとさえ思うのでありますが、的確な判断をこういうときにきちっとやってもらいたい、外務省の中で内輪もめをやっている段階じゃないというふうに改めて私は思います。  最後に、というのはたくさん...全文を見る
○中野(寛)委員 時間が来ましたから終わりますが、まだなかなか外交戦略、戦術が見えてまいりません。しかし、日本が置かれている国際的な環境というものは大変厳しいものがあります。早急にそれらのことがしっかりとまとめられ、確立されることを強く要請しておきたいと思います。  終わります...全文を見る
06月06日第151回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第2号
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○中野(寛)委員 委員長に申し上げます。  先ほどから見回しておりますと、委員長を初め自民党の理事の皆さん、大方欠席しまして、委員の数もごくわずかであります。法案審議にもかかわらず、この委員会の成立は野党議員の出席によって辛うじて支えられている。この実態を改めて警告を申し上げま...全文を見る
○中野(寛)委員 委員長、もう一回申し上げますが、これは定足数を完全に割っております。委員長も、ちょっとトイレ休憩とかという状況ではなさそうで、長時間にわたって。まして自民党の筆頭理事もいらっしゃいませんので、理事、まだそろっていないでしょう。  暫時休憩されるようお願いいたし...全文を見る
○中野(寛)委員 いやいや、提案というよりも何よりも、定足数を割っているんだから、成立していない、現実に。
06月27日第151回国会 衆議院 外務委員会 第17号
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○中野(寛)委員 何日たちましたか、やっと質問の時間が参りました。アメリカでいうと、さあ仕事を始めよう、こう言うのかもしれませんが、若干のお尋ねをいたしたいと思います。  イギリスの、もう百年ぐらい前にもなると言われることわざに、腐った卵ではおいしいオムレツはつくれないというこ...全文を見る
○中野(寛)委員 きのうもたまたま大橋巨泉さんが言っておりましたが、私の好きな言葉で、これも、フランスのボルテールさんだと思いますが、言った言葉がありました。あなたと私の考え方は全く違う、しかし、あなたが私を批判する権利は命をかけてでも守る。こういった言葉がヨーロッパ民主主義の一...全文を見る
○中野(寛)委員 外交交渉というのは言葉言葉の一つに大変重大な意味があると思いますし、私は外務大臣のように英語遣いではありませんけれども、しかしながら、例えば先般、ブッシュ大統領が北東アジア問題について触れた演説が発表されましたが、そういうことについても、人によっては、訳文だけ読...全文を見る
○中野(寛)委員 それでは、今後の問題をお聞きします。  ブッシュ政権にかわってから、外交、安全保障政策について、明らかにクリントン政権当時の政策を大きく変えようとしております。北東アジア政策もそうであります。そして、ミサイル防衛計画もそうであります。新たなブッシュ政権の外交、...全文を見る
○中野(寛)委員 今の一つ目の質問に対する答弁としておっしゃられたこと、それは、日米同盟関係が今後とも日本外交の基軸であるということのさわりについて、今まで常に歴代外務大臣、外務省の皆さんが、また日本政府が言ってきたことをオーソライズされただけですね。  私が聞きたかったのは、...全文を見る
○中野(寛)委員 二国間について、今までどおり仲よくしましょうという話ではないんですよ。日本に対してこれから大変重大な要求、例えば集団的自衛権の問題は一つの新しい現象でしょう。それで、その目的は何ですか。それをさせることによって新たに日本に対して軍事的な意味での協力を求めようとし...全文を見る
○中野(寛)委員 集団的自衛権については触れられませんでしたとおっしゃいましたね。ミサイル防衛については話題になったんですね。集団的自衛権と不可分の関係ではありませんか。集団的自衛権という言葉を使わなかったからといって集団的自衛権については触れられなかったとあなたがお考えならば、...全文を見る
○中野(寛)委員 答弁をすれ違い問答にしないでいただきたいと思います。  残念ながら御理解をいただけないのは、御理解というのは、私の質問の主意、私は具体的に例示して申し上げているんですよ。何も前提条件をつけて言っているのでもなければ、あなたが想像されているように、私が何かあなた...全文を見る
○中野(寛)委員 当然のことです。まだ、ミサイル防衛計画については、その全容は明確ではありません。検討段階もしくは発案、アイデアの段階でしょう。しかし、その話を具体的にしていく過程の中にあっては、この集団的自衛権の存在と行使の問題は、それをなしで通るわけにはいかない問題です。だか...全文を見る
○中野(寛)委員 結構です。これ以上質問しても、私の意図に残念ながらお答えいただけません。御存じなのか、わざとすれ違い問答をされるのか、また、私の質問が悪いのか。私は、私なりに具体的に例示をし、事前に御通告も申し上げて質問をしているのです。時間がありませんから、私は、実はセーフガ...全文を見る
○中野(寛)委員 アメリカのとった法的措置はアメリカの法律に基づいて措置されたので問題はない、また物の言いようがないという御答弁でありますが、だからこそ、それ以上のこと、それ以外のことについては、まさに折衝、外交の分野ではありませんか。  私が聞きたいのは、法的措置に基づいてア...全文を見る
○中野(寛)委員 そろそろ締めくくりたいと思いますが、実は先ほど、日米安保条約は集団的自衛権の行使と解釈されるがどうかということについては、今日までの政府見解を外務大臣は繰り返し述べたにすぎませんでした。それはそれで一つの姿勢でしょう。しかしながら、その上に立って今後はどう解釈が...全文を見る
10月16日第153回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第7号
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○中野(寛)委員 外交防衛論争は水際まで、国内における論争は、みずからの主張を展開し合いながら激しく争っても、事国益を考え、国際社会の平和を考えながら、いかにして心を一つにして国際に貢献をしていくかということが、私たちのとるべき道だと思っております。  そういう意味で、我々も、...全文を見る
○中野(寛)委員 私は、総理が折に触れて、野党、とりわけせめて民主党の、野党第一党の同意だけは得たいものだとおっしゃっておられた。結局、大変皮肉な言い方をして恐縮だけれども、最初の言い出しは大変派手なパフォーマンス、しかし結局は、すべて小泉総理言うところの抵抗勢力等の抵抗に遭って...全文を見る
○中野(寛)委員 実は、総理に聞きたいと思ってこの質問は用意したのですが、これはもうこれ以上深くお聞きしても、官房長官としては今誠心誠意お答えになられたんだと思いますから、これ以上問いません。  さて、今回このテロ対策措置法が上程をされておるわけであります。そこには、今官房長官...全文を見る
○中野(寛)委員 例えば自衛隊法の問題にしても、今回自衛隊法の改正、出ていますね。自衛隊法というのは基本的に有事法制ですよね。外敵から日本の国、国民の生命財産を守る。有事のときの法体系になっている。体系と言えるほどのものはないんだけれども。そして、百条に雑則的に追加で、災害出動だ...全文を見る
○中野(寛)委員 きょうは、村井国家公安委員長にもお越しいただいておりますが、先般、私も警察庁から資料をいただきました。例えば原子力発電所とかについては、それぞれ各国がその守るための措置をいろいろ段階を追って講じているわけですね。施設内の警備は、米国、ドイツ、スイスが警備員または...全文を見る
○中野(寛)委員 緊急事態とか、この環境というのは幾つかありますね。いわゆる不穏な情勢が続いて、そしてそういう動きがあって何かが起こるだろうという予測ができるときと、それから行動が、テロならテロで起こされて、それがだんだんエスカレートして発展をしていくというときと、そういうものも...全文を見る
○中野(寛)委員 自衛隊法の改正、今回は極めて限られた範囲の中における分野について適用しようということでありますが、大変何かパッチワークみたいで、にわか仕込みで、そして、今申し上げたような理念とか哲学とかがきちっとあって、その中の一環として今回のような改正が行われるということであ...全文を見る
○中野(寛)委員 今の御答弁が、この国会におけるこの場限りのお言葉にならないことを祈念いたしております。積極そして具体的に、やはり行動を起こすことが大事だというふうに思っております。  時間が余りありませんので、次に行かざるを得ませんけれども、そこで、今お話をした延長線上でもあ...全文を見る
○中野(寛)委員 インドの貿易大臣とちょっと別のところで会ったので話をしましたということを、別にそれだけのことだとはおっしゃらないんだけれども、その程度のことを例に例えなければいけないぐらいに日本の外交がまだ貧弱なのかなと。その例をお出しになられただけに、私はむしろ大変残念に思い...全文を見る
10月31日第153回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
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○中野(寛)委員 民主党の中野寛成でございます。  何かこの委員会へ久しぶりに戻ってきたような感がいたしまして、大臣と質疑をするというのも本当に久しぶりでございます。久しぶりに帰ってきましたら、文部科学委員会ということで科学が入っておりますし、私の苦手な分野だなと思ったりもいた...全文を見る
○中野(寛)委員 ぜひ強い文部科学省になっていただきたいと思います、私は強いアメリカというのは余り表現が好きではないんですが。美しい日本をつくりたいというふうに思います。本当に直面する課題が大きいと思います。大臣のお名前をもじって恐縮ですが、遠い山ではなくて当面する当山ではないか...全文を見る
○中野(寛)委員 そこで思うんですが、この前、名古屋大学の野依良治教授のノーベル賞が決定を見ました。相前後して、文部科学省としては、五十年でノーベル賞三十人というキャッチフレーズが表に出ましたね。これは見ようによっては、皮肉な見方をすると、何かノーベル賞が目的か、こんな感じになっ...全文を見る
○中野(寛)委員 大臣、最後にいみじくもおっしゃってくださいましたが、もう少しやはり目的意識を持って、そしてこの法体系なども一回洗い直して、そして国民にわかりやすく、日本の教育体系というのはこうなっているんだ、そして地方分権はその中でこう進めていくんだということがわからないと、教...全文を見る
○中野(寛)委員 具体的には、また同僚議員が折を見て御質問することになると思います。  ただ、今大臣御答弁でございましたが、ぜひ、違法だということにしてしまわないように、そして、あくまでも弾力的な運用によって選択の幅が広がる。と同時に、やはり正しい理解ができるように保護者の皆さ...全文を見る
○中野(寛)委員 映画評論家で有名な淀川長治さんが、晩年、誕生日になると、お友達からのバースデーパーティーのお誘いも断って、必ず一人で家にお帰りになった。そして、御両親の遺影を飾って、そして一年間の自分の行動に悔いるところはなかったか、御両親の遺影に向かってざんげをするというか、...全文を見る
11月21日第153回国会 衆議院 文部科学委員会 第4号
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○中野(寛)議員 お答えをいたします。  芸術文化活動にとりまして、その創造性また表現において自由が保障されるということは当然のことであると思います。都築さんの自由党の自由の二文字は極めて重要な原則だと思っておりますし、そういう意味では、憲法の十九条とか二十一条に、思想の自由だ...全文を見る
○中野(寛)議員 お答えをいたします。  行政が芸術文化活動に介入してはならないということは、もうおっしゃるとおり、これは基本中の基本の考えでなければならないというふうに思います。  そもそも、法律には消極的な概念と積極的な概念とが表現されると思います。積極的な概念というのは...全文を見る
○中野(寛)議員 御指摘の東京都の条例も拝見をいたしました。第二条の第一項には、「都は、都民が文化の担い手であることを認識し、その自主性と創造性を最大限に尊重する。」と、ある意味では懸念される裏返しの部分を第二項に表現されたものと考えております。  この今御上程をいただいており...全文を見る
○中野(寛)議員 お答えをいたします。  先ほど若干申し上げましたが、我々としては、芸術振興についての、文化振興についての積極的な姿勢をこの法律にいかに強く表現するかという気持ちでつくったことを申し上げましたが、そういう意味でも、前文、それから第一条の「目的」、第二条の「基本理...全文を見る
○中野(寛)議員 文化についての概念をなかなか一言で規定づけることは難しいと思いますし、今おっしゃられたように、いろいろな多様な文化がある。そしてまた、文化とか伝統というのは、その時代その時代に磨き抜かれて、そして残されていくものがあり、そしてまたその時代の、例えば自由とか民主化...全文を見る
11月28日第153回国会 衆議院 文部科学委員会 第5号
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○中野(寛)議員 お答えいたします。  この同趣旨の御質問、実は都築委員の御質問の通告の中にございました、私答弁の機会を逸しましたが。まとめてお答えいたしたいという気がいたします。  今、児玉委員からおっしゃられましたように、ある意味では言わずもがなのことなのかもしれません。...全文を見る
○中野(寛)議員 ただいまの御質問の冒頭に、先生から、司書の問題について前向きな答弁がないとこの法案はだめだなあと一言言われたので、大変気がかりでございますので、ちょっと付言させていただきたいと思います。  先ほど来大変率直におっしゃられたこと、私は同感するところが多い。むしろ...全文を見る
11月29日第153回国会 参議院 文教科学委員会 第5号
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○衆議院議員(中野寛成君) 芸術家の社会的な地位の向上ということについては、芸術家団体の皆さんからとりわけ強く要請を受けたものでございまして、そういう意味でも期待は大きいと思います。そしてまた、社会保障的な性格を持たないのであれば、それを規定する意味がないのではないかとさえ私ども...全文を見る