中野清

なかのきよし



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中野清の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月11日第142回国会 衆議院 商工委員会 第3号
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○中野(清)委員 平和・改革の中野清であります。今、我が会派の太田議員から貸し渋り対策について御質問がございましたけれども、引き続きまして、まずこれをお伺いをしたいと思っております。  政府が今、三十兆円を超える資金を準備し、そしてまた、早期是正措置の弾力的運用や自己資本比率の...全文を見る
○中野(清)委員 今の御答弁でございますけれども、私はぜひ、きょうは企画庁長官も当然いらっしゃいますけれども、これは調査を続けてもらいたいということを特に公取の委員長にお願いしながら、政府としても考えてもらいたいと思います。  なぜかといいますと、今も、一、二件来ているとおっし...全文を見る
○中野(清)委員 この貸し渋りにつきまして、ぜひこれから政府におかれましても、借り手の立場というものをどうやって守るか、そういう立場で政策を考えてもらいたい。そうしませんと、幾ら大臣が三十兆もお金を出してもこれはだめだということを、ぜひこの際、御認識願いたい。  私は、例えば銀...全文を見る
○中野(清)委員 今の御答弁で安心しましたが、ぜひこれからこの問題についても私どもは慎重に考えてまいりたい。特に町づくり、町がなくなっちゃった、どうするのだという基本がございますから、あえて申したいと思います。  次は、実は三月二日にクリントン・アメリカ大統領が、今後一年間の通...全文を見る
○中野(清)委員 そうしますと、今の姿勢でもって間違いないというふうに私どもは理解しておるということで、まず確認をしたいと思います。  今お話しのとおり、今度のいろいろな方向づけについては私どもは評価しております。それは、いわゆる大型店の規制というものは、今おっしゃった経済的規...全文を見る
○中野(清)委員 今の御答弁を伺いまして、大臣、ちょっとよく御理解願いたいと思うのですけれども、アメリカがいろいろなことを言ってきました。それに対して我が国の姿勢というのを、私はこれから外務大臣がいるところでWTOの問題とかをしたいと思ったので、きょうは言いませんけれども、やはり...全文を見る
○中野(清)委員 ちょっとこれだけは、直接関係ないと思いますけれども、もう一回申し上げたいと思います。  今大型店は、経済的行為といたしまして、中心市街地の活性化の話もいたしますけれども、中心地に出すのじゃなくて郊外に出したいというのが当然な要求だと思います。その方がコストが安...全文を見る
○中野(清)委員 これはもうこれから何回か議論させていただきますけれども、そういう意味で、非常に目的はいいし、ねらいはいいのですけれども、まだまだこれでできるかという問題については、率直な話、危惧をいたしておりますので、それを申したいと思います。  最後に、この間、我が商工委員...全文を見る
○中野(清)委員 いろいろと御答弁願いましたけれども、商店街も今希望をなくしています。ですから、どうか現場の声をよく聞いていただきたい。これはいわゆる貸し渋り対策もそうですし、両方そうでございますので、大臣初め皆さんにそのことをお願いして、終わります。  ありがとうございました...全文を見る
03月16日第142回国会 衆議院 予算委員会 第25号
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○中野(清)委員 平和・改革の中野清でございます。  まず、委員長に、私の質問に際しまして、参考として、盛岡市商店街連合会の岩手日報への意見広告を配付することをお許し願いたいと思います。
○中野(清)委員 今日、我が国の中心市街地の衰退、空洞化の現状は、だれもが認め、憂慮する政治問題になっております。我が国には一万九千近くの商店街がありまして、その中で、停滞及び衰退している商店街というのは、平成八年には実に九四%になっております。  今御配付いただきました「いま...全文を見る
○中野(清)委員 私は、せっかく外務大臣がいらっしゃいますから、外交姿勢といいましょうか、アメリカとの問題についてお伺いしたいと思います。  十二月の商工委員会で、ある委員から外務省の小寺国際経済第一課長に伺ったところ、こういう答えが出ました。  アメリカがフランスやドイツや...全文を見る
○中野(清)委員 それでは、そういう前提の中で申したいと思いますけれども、在日アメリカ大使館のローレンス・グリーンウッド経済担当公使は、日経新聞のインタビューに答えまして、大店法を廃止すると新たな規制が生まれる危険性があり、都市計画で大型店をシャットアウトするおそれがあると述べて...全文を見る
○中野(清)委員 大店法のときいろいろ言われたことにロワイエ法がございますから、大店法がなくなるときでございますから、もう一回聞かせていただきますけれども、フランスは、失業の増加とか郊外型出店による中心部の空洞化などの社会問題に対処するため、ロワイエ法を強化して、アメリカの規制と...全文を見る
○中野(清)委員 それでは、今の件は、当時大店法があったからWTOの留保をしなかったというふうに理解をさせていただきます。  そして、これと一緒に、WTOについてもう少し伺いますと、WTOでフィルムの問題については、日本がはっきりと勝訴といいますか、立場がはっきりしたわけですね...全文を見る
○中野(清)委員 今、提訴の話が出ました。ですから、このWTO提訴という表現に対して、私は外務省の認識をお伺いしたいと思うんですよ。  大店法の見直しについて、いわゆる通産省の産構審それから中政審の合同会議によりますと、大店法の見直しの背景、WTO協定への整合性の項目で、アメリ...全文を見る
○中野(清)委員 外務省、どうですか。
○中野(清)委員 実は、この問題は我が国の姿勢として大事だと思いましたので申し上げたわけでございますけれども、今、使っていない。そうしますと、この合同会議の答申でも提訴、提訴と言っているわけです。それで、これからの問題なんかにしましても、自民党さんもWTOによって了解したと、すべ...全文を見る
○中野(清)委員 大蔵大臣なんかは専門家だと思うんですけれども、裁判のとき、裁判所に訴えたときには提訴であって、その前に弁護士さんとか当事者で話し合うのが提訴だと私は思わない。ですから、それを、それまでも実は通産省の方は全部包括して提訴だ提訴だと言っていたということは、私はちょっ...全文を見る
○中野(清)委員 今大体質問いたしまして、私は、特に通産省に、これからのこの大型店の問題について、確かにWTOを遵守するのは当然と思いますけれども、余りにもそれだけをやって、どっちかというと、私から言わせれば、外圧を利用して大型店の撤廃をやったというふうな批判さえあるわけでござい...全文を見る
○中野(清)委員 今ので大体この問題については伺いましたが、最後に申し上げたいと思いますので、少し内容について、二点ばかりお伺いしたいと思います。  一点は、農林大臣、先ほどからお待ちいただいておりますので申し上げますけれども、大型店出店の多くというものは、いわゆる市街化区域の...全文を見る
○中野(清)委員 終わります。
03月20日第142回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第2号
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○中野(清)分科員 平和・改革の中野清でございます。  今、大店法廃止とその後の対応が大きな社会問題になっておるのは御承知のとおりであります。今国会に建設省は、自治体が大型店の出店を都市計画で独自に規制できるようにする都市計画法の改正案を提出しております。地域の用途を定める特別...全文を見る
○中野(清)分科員 それじゃ、ついでに今のお話も一緒の問題ですからちょっと申し上げますと、今の御答弁ですと、今の内外のいわゆるチェーン、アメリカも日本もそうですけれども、そういう流通資本がいわゆるショッピングセンターとか大型店施設を目指しているのは、今おっしゃったように市街化調整...全文を見る
○中野(清)分科員 私が冒頭に、用途地域の問題と、それからその後の立地法との関係を言ったというのは、今言ったようなことをわかっているから言っているわけですよ。  そうしますと、あなた方の方は、我々は全体の問題だからという解釈、それはいいと思います。当然、都市計画体系というものが...全文を見る
○中野(清)分科員 それでは、そのことについては後ほどまた議論したいと思います。  都市計画審議会の基本政策部会で、「今後の都市政策のあり方について中間取りまとめ」を発表いたしました。特に、都市政策ビジョン、市街地の土地利用制度のあり方について、具体的な課題として検討の方向を取...全文を見る
○中野(清)分科員 今、局長のお話でございますけれども、これは私が皆さんに申し上げるのは釈迦に説法だと思いますけれども、工業系、住居系、商業地域の用途地域の指定というのは、市町村に任されていますね。それで、用途地域ごとの建築制限といいますか、その話がこれから出るわけですよ。  ...全文を見る
○中野(清)分科員 これはもう議論してもしようがありませんから、要望といいましょうか、もうちょっと、せっかくやるのだからということでお願いをしたいと思います。  大臣にお伺いしたいのですけれども、今、通産省というのがはっきり言って商業に対して――前の亀井大臣にも申し上げたのです...全文を見る
○中野(清)分科員 大臣、私は今大臣がおっしゃった町づくり、そういう意味で日本の都市に与えられた課題というのは、これから新しい都市をどのようにつくるか、そういう問題じゃなくて、現実に今ある、混沌としましょうか、混乱といいましょうか、そういう都市を新しい町づくりのビジョンに従ってい...全文を見る
○中野(清)分科員 今のことを期待してぜひ頑張っていただきたいと思うのです。後ほど、道路のことがございますがこれは最後にいたしまして、それと一緒に、この問題については、町づくり条例というのがあります。これはマスタープランとの関係があるわけですけれども、その中に、この建設省の答申で...全文を見る
○中野(清)分科員 この問題については、これは大臣、これから都市計画法の改正、そしてまた立地法の問題、それからまた中心市街地の問題がございますので、そこでまた今以上の討論をさせていただきたいと思います。  しかし、一つだけ最後に申し上げますと、例えば中心市街地、建設省一生懸命や...全文を見る
○中野(清)分科員 終わります。
04月03日第142回国会 衆議院 商工委員会 第7号
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○中野(清)委員 平和・改革の中野清でございます。  関連法につきましては我が党の井上議員にお願いしまして、特許法等の一部を改正する法律案について質問をしたいと思います。  我が国の知的財産権を取り巻く環境の変化を見ますると、我が国の経済構造がいわゆるキャッチアップ型からフロ...全文を見る
○中野(清)委員 今御答弁いただきまして、ぜひこれから積極的な対応を願うものでございます。  それと一緒に、一般に知的財産権制度というのを含めまして権利関係の理解がなかなか難しい、企業内でも特別の部門の方がこれを担当するという認識が強くて、今後とも一部の専門家の取り扱う特別なも...全文を見る
○中野(清)委員 今の御答弁でぜひ期待したいど思っております。  しかし、これを見せていただいて、第一弾の親切運動で十分だろうかという点であります。今ぜひ頑張っていただいて二〇〇〇年までには達成してもらうとした場合、二〇〇〇年以降の課題は何だろうか、いわゆる第二次親切運動の必要...全文を見る
○中野(清)委員 ぜひ期待したいと思いますし、先ほど原口委員からもいわゆる特許庁の三百億の予算だけではできないのじゃないだろうか、新しい推論コンピューターを含めたそういう機械化も含めてぜひこれは積極的にやっていただきたい、大臣、ぜひそういう点もお願いをしたいと思います。  私は...全文を見る
○中野(清)委員 今の御答弁を期待したいと思っております。  そういう意味で、私は、現在特許庁の、全国の通産局特許室が八カ所、知的所有権センターが四十五カ所、発明協会が四十七カ所という相談業務だけで、今長官がおっしゃったような中小企業、零細企業に対する対策が十分かという点につい...全文を見る
○中野(清)委員 今の答えの中で、商工会とか商工会議所にそういうものをつくる気があるかどうか、もう一回はっきりしてくださいよ。
○中野(清)委員 それについてもっと言いたかったのは、商工会議所とか商工会というものに何でも相談できる、その中にやはりきちっと相談所というものが、決して常駐しなくてもいいわけですけれども、例えばこういう資料なんかがいつもあって、それでもってやらなければ困るだろうということ。  ...全文を見る
○中野(清)委員 ぜひお願いをしたいと思うのです。そういう意味で、商工会議所の中に、インターネットのお話もそうですし、それからこういう資料なんかもやってもらったり、相談員もやってもらうということがまず第一歩の初歩だろうと思いますので、ぜひこれはお願いしたいと思います。  時間も...全文を見る
○中野(清)委員 今のことでぜひもう少し説明をいただきたかったのですけれども、期待をしたいと思っております。  その中で、未利用特許の企業化への努力、資金調達、技術指導という面が、これから私は、ただ紹介するだけじゃなくて、具体的な問題としてあるような気がするのですよ。そのときに...全文を見る
○中野(清)委員 もう最後ですから、大臣に、先ほど言いましたように、ぜひ私は特許の問題についても商工会、商工会議所を通した全国的なネットワークをつくるべきだ、長官からも御答弁いただきましたけれども、ぜひ御決意だけ、一言で結構ですからお願いして、やめたいと思います。
○中野(清)委員 ありがとうございました。
04月16日第142回国会 衆議院 本会議 第30号
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○中野清君 改革クラブの中野清であります。  私は、平和・改革を代表し、大店法廃止後のスキームである中心市街地活性化法案及び大規模小売店立地法案、都市計画法の一部を改正する法律案について、日本の中小小売商の一人として三十八年間商業の現場に立ち、川越市商店街連合会長として大店法成...全文を見る
04月17日第142回国会 衆議院 建設委員会 第9号
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○中野(清)委員 平和・改革の中野清でございます。  都市計画法の一部を改正する法律案につきまして、私は過日予算委員会の建設分科会、また昨日の本会議で質問いたしましたけれども、きょうは玉沢委員とか山本委員からすばらしい御質問がございまして、なるべくダブらないように、しかもこの質...全文を見る
○中野(清)委員 今回の都市計画法の改正によります新しい動きというものは、いわゆるグローバルスタンダードに沿った動きだと私は建設省の方針については評価しております。  ところで、昨日、本会議で私の質問に対しまして、社会的規制ということで、町づくりの視点からの大型店の立地の適否に...全文を見る
○中野(清)委員 そうしますと、最後の、私が三番目に言ったことはどうですか、大臣。これは簡単で結構です。  私は、今お話ございましたけれども、それはあくまでも地方自治体がやるのはわかりますけれども、そういうものを全部やっていくのは建設省だと思いますから、そういう意味で実は期待を...全文を見る
○中野(清)委員 美しく安全で人のにおいのする町というのを前の亀井大臣がこの委員会でおっしゃいました。私は、ぜひそういう意味で建設省が、地方自治体がもちろんやるのですけれども、それについての責任は建設省にあるということでこれから頑張っていただきたい。これ以上言ってもしょうがありま...全文を見る
○中野(清)委員 これはもう一回だけお伺いしますけれども、面積で三万八千七百五ヘクタールしかやっていないのですよ、はっきり言って。確かに都市は二百七十一ですよ。そうでしょう。三千三百あるのでしょう。一割しかやっていないですね。ちょっと甘くはないかということについては後ほど御答弁願...全文を見る
○中野(清)委員 都市計画でさえも千三百の都市しか出ていないのですね。これはもう議論してもしようがありませんから、その点についてははっきり言うと不安を持っているということをぜひ御理解願って、議論を進めさせていただきますけれども、それでは立地法でもって二年間はどうかという話、それも...全文を見る
○中野(清)委員 先ほど来、立地法について、二年たっても特別用途地区が設定されていないときどうするかという問題についてのお答えがないのですけれども、これはどうなのですか、もう一回。
○中野(清)委員 そういう意味で、大店法後のスキームというのは、中心市街地活性化はちょっと別でして、私ども、立地法と都市計画改正法の二本柱というふうに実質的には理解しておるのですよ。そうすると、その二本柱のうち一本がなくなってしまって一本になるということ。しかも、先ほど、通産大臣...全文を見る
○中野(清)委員 その辺でこの件はちょっととめ まして、今のことと多少関係あると思いますけれども、中心市街地のさらなる空洞化を防ぎ、都市機能を維持し、生活環境を保全するために、都道府県、市町村の独自の条例や要綱でこれらの郊外における大型店の出店を地方の判断でできるよう明確にして...全文を見る
○中野(清)委員 では、局長、一言で結構ですから。  今、荒川区だとか川崎だとか横浜でつくった要綱というのがありますね。これについては、やむを得ないというのでも結構ですけれども、今おっしゃった、行き過ぎとは思っていないということで理解してよろしいですか。一言で結構ですよ。
○中野(清)委員 それでは、この要綱というものからだんだんと今度はいわゆる町づくり条例となるわけでございますけれども、そういう意味で、市町村が計画的な町づくりを推進する観点、それから、今おっしゃったように、国と地方とのニーズのはざま、そういうものがございますから、地方の声を反映し...全文を見る
○中野(清)委員 この問題を特に私が取り上げたのは、今まで大店法の問題で私は申し上げましたけれども、内外のいわゆる流通資本というものが大型店施設の建設を目指しているのは、主に市街地を離れた郊外の市街化調整区域、これが全国で三百七十九万ヘクタール、約一〇%ございますね。それから、白...全文を見る
○中野(清)委員 そういう意味で、実は、町づくり条例というものに対しても、要綱についても、局長のお考えというのは、どちらかというと、建設省自身が今までの全国一律という考え方の中で余り進んでいないのじゃないかと私は思うのですよ。  これは一つの御参考に申し上げたいのですけれども、...全文を見る
○中野(清)委員 それでは、今の御答弁でぜひ期待をしたいと思います。  最後に、建設省に求められておるところの一つとして、私は今大型店の適正立地という問題を本格的に取り上げましたけれども、これは今おっしゃったように、一部の大型商業建造物というかそういう認識でなしに、いわゆる町づ...全文を見る
○中野(清)委員 どうもありがとうございました。
04月28日第142回国会 衆議院 商工委員会建設委員会連合審査会 第1号
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○中野(清)委員 平和・改革の中野清でございます。  中心市街地活性化法案と、これに関する二法案について質問します。  第一に、私は過日、本会議におきまして、これら三法案につきまして総理及び通産、建設大臣に質問さしていただきましたが、その中で、今日まで、都市政策の理念の欠如に...全文を見る
○中野(清)委員 私は、大店法廃止後のスキームについて特に中小商業者の立場で質問してきましたけれども、いたずらに既存の大型店の立場や中小商業の既得権のみの保護を主張して言うわけじゃありません。効率のよい、活力のある新しい力やシステムを抑圧することを考えているのではありませんから、...全文を見る
○中野(清)委員 今、大分御答弁いただきましたから、私が今聞こうとすることも大分お答えいただきました。  ですから、もう一回お伺いしますと、第一に、中心市街地活性化として都市整備と商業機能の活性化を中心の事業として、国は補助、税制、融資など、そういう意味ではサポーター的な役割を...全文を見る
○中野(清)委員 この間、私は、砂町銀座と門前仲町と亀戸を同志の皆さんで見てきました。そうしましたら、後継者難とかいろいろ問題がありました。しかし、その中で、商店街の皆さんが、我々の先人は偉かった、大型店の反対運動のときに実は大型店を誘致して今日があるのだ、しかし価格競争を一生懸...全文を見る
○中野(清)委員 長期的な課題として、中心市街地活性化と大型店との共生というのは、インセンティブだけではなくて、都市計画のもとで強力な土地利用規制をつくって推進すべきだと私は考えているのです。そうしなければできないと思っています。  具体的に商業について言えば、大店法のように直...全文を見る
○中野(清)委員 今のことですけれども、マスタープランを活用するにしても、それからさっきも言いました特別用途地区の弾力化運用にしましても、今の全体的な発想がなければだめだということについては、ぜひ御理解願いたい。  実はアメリカで中心市街地の衰退、ダウンタウンの壊滅的な現状があ...全文を見る
○中野(清)委員 これを最後にします。  今日の現状は、御承知のとおり大型店の相互の生存競争なんですよ。寡占化の進行の中でそれぞれが相手を倒すための、ある意味では恐竜の世界の論理だと私は言っておるのですけれども、そういうものがあります。  先ほど来、太田委員の質問に対しまして...全文を見る
05月06日第142回国会 衆議院 商工委員会 第11号
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○中野(清)委員 平和・改革の中野清でございます。  本日は、参考人の皆さん、本当に御苦労さまでございます。  まず最初に、宮岡参考人と一丸参考人に、今の我が会派の太田委員の質問を踏まえまして伺わせていただきます。  第一に、中心市街地の活性化、この問題について政府が一兆円...全文を見る
○中野(清)委員 小林参考人にお伺いしたいと思うのですけれども、私は、小林会長さんの会社でございますが、創立者西端さんとか倉本先生とかという方に、店は客のためにあり、店員とともに栄える、先義後利という話を教えられ、恐らく会長さんもそのことは御存じと思います。そういう観点からいきま...全文を見る
○中野(清)委員 今のお話を伺いまして、ちょっと申し上げたかったのですけれども、会長さんのところでは違うと思いますけれども、現実に、ダイエーさんが五十店、西友さんが三十店という、新聞に退店のニュースが出ております。それで、申しわけないですけれども、その中であったことは、率直な話で...全文を見る
○中野(清)委員 立地法の中には勧告と公表はありますけれども、その後、命令と罰則というのがない。今度大店法がなくなりますけれども、これについては商店街としてどういうふうにお考えかということです。
○中野(清)委員 どうもありがとうございました。終わります。
05月07日第142回国会 衆議院 商工委員会 第12号
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○中野(清)委員 平和・改革の中野清でございます。大店法廃止後のスキームであります大店立地法、中心市街地活性化法案につきまして、確認を含めた最後の質問をさせていただきたいと思います。三十分という時間でございますので、明確かつ簡潔な御答弁をお願いしたいと思います。  最初に、まず...全文を見る
○中野(清)委員 グローバルスタンダードという言葉がよく使われておりますけれども、海外と共通の調整をするという言葉をキーワードとしまして、大店立地法の生活環境という言葉についていろいろと言われておりました。今、太田委員の方からその問題についてきちっとしましたので、私の方からはもう...全文を見る
○中野(清)委員 岩田さんのお立場上なかなか言えないこともあると思いますから、それは十分察しておりますけれども、今大店立地法という中での解釈で、何で私たちが何回も広義だ、広義だと言っているかということについて、やはりもっと理解してもらいたいと思うのですよ。  さっき大臣が罰則に...全文を見る
○中野(清)委員 今、大臣お話しのとおり、建設省的な都市計画サイドでは不可能ではない、しかし、大型店に関する政策転換の趣旨からいうと、ちょっと十三条の関係で難しいというお話でございますけれども、私どもは、この委員会でも、自民党の茂木議員とか太田議員も含めまして、皆さんから、グロー...全文を見る
○中野(清)委員 都市計画的な手法をもってメーンにするということについては賛成でございますから。  ただし、今の御答弁について、これはもう質問じゃなくて私の意見を申し上げますと、これでは、どこにグローバルスタンダードがあるかということを私はここで申したいと思います。日本だけが町...全文を見る
○中野(清)委員 木下局長さんにもう一回聞きたいのですけれども、それは、今回の大店立地法の問題と都市計画法の一部の改正は、私は方向としては正しいと思っていますけれども、まだ未成熟といいますか舌足らずといいましょうか、そういう感じはしております。  そうしますと、これから二年後に...全文を見る
○中野(清)委員 やめようと思ったのですけれども、もう一回聞きます。  さっき私が聞いたことは、今回の御提案でははっきり言ってなかなか難しいのじゃないかということを率直に私は聞いているわけですよ。それは今言ったように、いろいろと地方自治体ができるのであれば苦労しません。そういう...全文を見る
○中野(清)委員 昨日も石原教授が今回の改正について不十分だという話がございましたから、これは要望にしますけれども、これをぜひ研究をしてもらいたい、そして本来のあるべき姿は何か、グローバルスタンダードは何かということをもう一回建設省として頑張っていただきたいということを要望したい...全文を見る
○中野(清)委員 これは後ほど総理にもお願いしようと思っているのですけれども、通産大臣にちょっと最後に一言だけお願いしたいと思います。  といいますのは、今日までの大店法の二十五年の歴史というものは、私は不幸だと思いました。しかし、現実に今商店街が苦しんでいらっしゃる、そしてま...全文を見る
○中野(清)委員 終わります。
○中野(清)委員 平和・改革の中野清でございます。  私は、大店法廃止後のスキームであります大店立地法案、中心市街地活性化法案につきまして、全国の中小商業者の心と願いを背景として、今回の法案のキーワードでございますグローバルスタンダードを中心にして、総理に質問をしたいと思ってお...全文を見る
○中野(清)委員 御答弁ありがとうございました。  今総理がおっしゃったことを踏まえましてさらに御質問いたしますと、例えばイギリスやドイツ等、外国で行っている規制というものがございますが、ゾーニングで出店できる地域を限定した上で、さらに個々の開発許可を行うことになっております。...全文を見る
○中野(清)委員 今総理がおっしゃったことについて、方向としては十分理解しております。ただ、現実問題としてどうだろうかということについての疑問をこの審議で私は申し続けました。  それは、決して方向は間違っていなくても、これからの動くべき道といいましょうか、それは、グローバルスタ...全文を見る
○中野(清)委員 最後に総理にお伺いしたいと思いますけれども、私は、今総理のおっしゃったことはよくわかるような気がします。しかし、大型店の適正立地という問題は、都市計画というものをきちっとやって、それを立地法がフォローするという形が私は一番正しいと思っております。  そういう意...全文を見る
○中野(清)委員 ありがとうございました。
05月12日第142回国会 衆議院 商工委員会 第13号
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○中野(清)委員 中野清でございます。  私は、平和・改革を代表しまして、質問いたします。  近時の経済環境激変の中で、企業は、合併等による企業間連携を深めまして、事業を効率的に行おうとする動きが見られます。そして、企業合併は毎年二千件を超えまして、年々ふえてきております。 ...全文を見る
○中野(清)委員 いわゆるガイドラインについて幾つか御質問したいと思いますけれども、今回の改正に関係する部分で、会社の株式所有の審査に関する事務処理基準、それから会社の合併の審査に関する事務処理基準があります。  このいわゆるガイドラインのシェア二五%という重点審査基準、経済界...全文を見る
○中野(清)委員 今、委員長の御答弁ですと、二五%ルールのことはわかりました。そうしますと、それでは何をこれから判断基準にするのだ、そうすると、ガイドラインだとおっしゃいますけれども、私もちょっと読ませてもらいましたけれども、なかなか難しい、それが一つ。それをもう一回答えてくださ...全文を見る
○中野(清)委員 今おっしゃった事前相談についても私は意見がございますけれども、ちょっとそれを後にいたしまして、先に進ませていただきます。  私は、今規制緩和が時代の流れだ、これはよく承知しておりますし、そう思います。しかし、企業合併や企業合同が進みますと、結果として大企業の優...全文を見る
○中野(清)委員 今の御説明については、私、納得しませんから、もう一回言わせていただきます。  協同組合から脱退させる、また協同組合の共同販売事業からの離脱ということは、この組合というものが、いわゆるさっきおっしゃった二十四条の適用除外を受けた組合のはずなんですね。この二十四条...全文を見る
○中野(清)委員 御承知のように、この組合というのは、いわゆる専業の生コンさん、それから兼業、それと今のいわゆる直系生コンと、三つあるわけですね。それでは、組合の方とは会社は少なくとも了解をとってやったのか、それから少なくとも公取が、これは結構だと多分言ったのでしょうから、それに...全文を見る
○中野(清)委員 そうしますと、今組合の話を聞きましたけれども、公取としては、組合がこれについて承知したとかということについては確認はしましたか。それから、会社にさせましたか。
○中野(清)委員 今SSの話が出ましたけれども、四十SSをいわゆる譲渡または貸与または転用するとか、これは私は当然だと思うのですよ。はっきり申し上げて、次元が違うのですよ。その点をもう一回お伺いしたい。  そうしますと、これは委員長にお伺いしたいのですけれども、今私が冒頭に申し...全文を見る
○中野(清)委員 最後に、この問題でもう一回言いますと、大企業と無差別に単純な競争原理を強いることなく、中小企業を組織化し、その組織を独立の競争単位とすることによって初めて公正な競争の場が確保されることになる、委員長、いわゆる協同組合こそまさにそれだと思っているのですよ。  私...全文を見る
○中野(清)委員 これについては、これからも慎重な対応を希望いたします。  それから、いわゆる不公正競争行為に対する民事的救済制度、特に事前差しとめ、これについてちょっとお伺いしたいと思います。  不公正競争行為の被害者による訴訟、すなわち事後的な損害賠償にとどまらず、被害を...全文を見る
○中野(清)委員 これについては、まだこれからの話でございますけれども、特に日本の司法制度が、特許もそうですけれども、私はおくれていると思いますよ。ぜひ、委員長を初めとして皆さんの努力を期待したいと思います。  それから最後に、ローソンとか、先ほど渡辺委員が言った不当廉売、その...全文を見る
○中野(清)委員 今委員長のお話のとおり、個別の案件について伺うということでないように私も質問をしたいと思いますから、ひとつ御理解願いたい。  そうしますと、例えば、私がここに持っておるのですけれども、これは公取が出しました大規模小売業者と納入業者との取引に関する実態調査、これ...全文を見る
○中野(清)委員 最後に、私は、前に委員長に商工会議所や商工会、全国の三千三百のネットワークをつくってもらいたいとお願いをしました。この問題については、皆さんが指針を発表しただけでも効果があるという結果が出ております。  まして、この問題について、特に取引の関係でありますから非...全文を見る
○中野(清)委員 終わります。
05月15日第142回国会 衆議院 商工委員会 第15号
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○中野(清)委員 平和・改革の中野清でございます。  一昨日、各委員からすばらしい質問がございましたけれども、なるべく重複を避けながら、まず、省エネ法改正案から質問をしたいと思います。  現在のエネルギー情勢を見ますると、エネルギー消費量は、民生、運輸部門を中心に九〇年から九...全文を見る
○中野(清)委員 今御答弁いただきましたけれども、その中で電力についてちょっと考えたいと思うのですけれども、原子力開発を図ることによって、二〇一〇年には電力業界全体のCO2の排出原単位を一九九〇年の実績から二〇%低減させるという目標を持っていると聞いております。言いかえれば、これ...全文を見る
○中野(清)委員 なかなか難しいと言われていますけれども、ぜひ頑張ってもらいたいと思います。  次に、いわゆるIPPは、コスト削減につながる一方で、一番安い燃料である石炭火力の導入が進むことによりまして、結果としてはCO2の排出が増加するというジレンマがあるのは御承知のとおりで...全文を見る
○中野(清)委員 今日、産業界の姿を見ますると、エネルギーの効率の向上に向けて、いわゆるぞうきんを絞りに絞ってきた。ですから、もう絞ろうとしても限界があるのじゃないか、新しい技術でも開発されなければなかなか省エネが進まないと、悲鳴に近いような声も聞かれております。しかし、だからと...全文を見る
○中野(清)委員 これは、企業が社会のためということと一緒に、自分のためなんですから、当然コスト削減できるわけですから、ぜひ推進をしてもらいたいと思います。  次に、産業界によるこの意欲的な取り組みを推進するために国が果たすべき役割が少なくないと考えますが、この自主行動計画の着...全文を見る
○中野(清)委員 今のこともよろしくお願いしたいと思いますけれども、この計画を着実に推進するためには、省エネなどに積極的に取り組む企業の社会的な認知を高めることが重要だと思うのですよ。  今、グリーン調達などという言葉がよく使われておりますけれども、そういった観点から、ISO1...全文を見る
○中野(清)委員 今の話で、ちょっと私、六百十八というのは、多分去年の十二月のデータだったと思ったのですけれども、もうそれが九百になっている。これが今、各工場というような単位だと思ったのですけれども、IBMが世界認証というので、世界的にこれをとったという話がありますね。そうすると...全文を見る
○中野(清)委員 今、この省エネに対しまして、各業界ごとに、省エネの推進に向けた特に明確なビジョンや計画、またその実施状況、そういうものを広く国民に理解をしてもらえる努力が必要ではないか、それが一点です。  それからもう一点は、省エネの努力というものを、そういう企業だけじゃなく...全文を見る
○中野(清)委員 ぜひその点はお願いをしたいと思います。  時間がありませんけれども、法案の内容について何点か質問させてもらいます。  私はさっきレスター・ブラウンの「地球白書」の話をしましたけれども、彼の言葉の中に、持続的な将来を視野に入れて自社の進路を考えない企業というの...全文を見る
○中野(清)委員 建設省にお伺いしたいと思うのですけれども、この改正に盛り込まれていませんが、省エネ法では建築物に係る省エネルギーの努力義務が設けられていますが、これは省エネの大きな柱であるはずなんです。  まず第一に、今回何の取り組みもしなかった理由は何か、また近々に対応する...全文を見る
○中野(清)委員 時間がありませんから、ごみから資源への大転換という、使い捨て社会から循環型社会へのシステムの切りかえの、いわゆる特定家庭用機器再商品化法案についても一生懸命原稿を用意したのですけれども、申しわけありませんけれども、これについてはやめさしていただいておわびをしたい...全文を見る
○中野(清)委員 最後に、これは質問じゃなくて要望を申し上げたいと思います。  先ほど私は、「地球白書」のレスター・ブラウンが、化石燃料を中核とする経済で、主要企業に名を連ねる多くの企業が将来生き残るためには、企業みずからが生まれ変わらなきゃいけないと言っておりましたけれども、...全文を見る
06月04日第142回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第3号
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○中野(清)委員 平和・改革の中野清でございます。五人目でございますが、少し前のダブった点につきましては、なるべく簡単に御答弁願いたいと思います。  まず、石鉱審の報告書につきまして、特に両論併記ということについていろいろ各委員から議論が出ましたけれども、私もこれについては非常...全文を見る
○中野(清)委員 私は実は埼玉県出身でございますから、炭鉱と直接関係ありませんから、そういう意味で一消費者という立場で申し上げますと、例えば国内炭で一万二千円のコスト削減をするのだと。それで、十四年度以降は国民経済的負担がそういう点では今までよりうんと減っている。例えば平成八年で...全文を見る
○中野(清)委員 今の問題につきましては時間がございませんから、どうかこの問題、大事な話でございますから、政策決定におけるプロセスというものをもっとわかりやすくしてもらいたい。その議論というものを国民が見て、この程度はやむを得ないだろうという議論があれば、当然、政府も自信を持って...全文を見る
○中野(清)委員 今稲川さんの御説明もございましたけれども、きょうの日経には、通産省の方針として、いわゆる石炭依存を弱めるという記事が出ていましたね。いわゆる石油火力というものが五十五年以降は新設されていないから、これについてもある程度新設解禁というニュースがありましたね。これと...全文を見る
○中野(清)委員 そういう意味で、石鉱審において、総合エネルギー調査会や電気事業審議会のいわゆる答申といいましょうか、議論がいろいろあると思うのですけれども、今、これをどのようにやろうとしているのか。先ほど高木委員からも、エネルギーのベストミックスという考え方について御質問がござ...全文を見る
○中野(清)委員 そうしますと、例えば電気事業審議会におきまして、今後の電力供給の見直し等については審議されているのですか。それとも、どういう議論が出ているのか。そういう点もわかりましたらば、お答え願いたいと思います。
○中野(清)委員 今、長官のお話ございましたけれども、やはり電気事業においても、安定供給にすぐれた石炭の利用というものは多くなっておりますから、現在、四千五百万トンの一般炭が電気事業に使われておりますけれども、二酸化炭素の排出単位が原油の一・三倍。環境に対する負荷という意味では他...全文を見る
○中野(清)委員 石炭の問題でございますけれども、エネルギーの問題というのは、やはり五十年とか百年とかという長期的な対策というものが必要だと私は思っておりますけれども、特に石炭が、先ほど来言うように、化石エネルギーの中では豊富な資源でありますし、賢く利用するということが今一番求め...全文を見る
○中野(清)委員 時間がございませんから、二つ一緒に聞きますので御答弁願いたいと思いますけれども、一つは、石炭液化の技術協力というものを我が国としてどうやっていくべきか。鹿嶋にも新しい研究所をつくっていらっしゃるということも聞いておりますけれども、これをまず御答弁願いたいと思いま...全文を見る
○中野(清)委員 最後に、これはもう、御答弁は時間がございませんから結構でございますけれども、国内炭をどうやって守るか、そういう問題についても、やはり一つは、大臣を中心として政治が意思をしっかりやってもらいたい。私は、やはり国益というものをまず第一に決定してもらった方がいいと思う...全文を見る
08月31日第143回国会 衆議院 金融安定化に関する特別委員会 第5号
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○中野(清)委員 平和・改革の中野清でございます。  大野木参考人を初め皆さん御苦労さまでございます。十五分でございますから簡単に御答弁願いたいと思いますけれども、私は、資金注入を求める銀行の立場について、特に経営責任を、自己責任について伺いたいのですけれども、その前に、今上田...全文を見る
○中野(清)委員 それでは、その点は安心しましたが、まだまだこれからちょっとお伺いしますけれども、実は、公的資金の導入ということを先ほど申し上げましたけれども、いろいろ議論の中に、私は、政府や大蔵とか監督庁の姿勢の中に、長銀に限ったことじゃないけれども、検査公表は適当でないという...全文を見る
○中野(清)委員 この問題については、今、自主査定の報告と含めまして、長銀として徹底的に努力をしてもらいたいということだけをお願いしながら、私の本来の質問をさせていただきます。  実は、経営責任の話が銀行の方で出ていました。私は、実は中小企業の経営者でして、四十年間、銀行からお...全文を見る
○中野(清)委員 頭取の御苦労というか御苦心はよくわかりますけれども、私がきょう申し上げたのは、一つのこれからのルールづくりとしてのこの問題があるはずなんです。ですから、そういう意味では、少なくとも、破綻した場合の責任、それから公的資金を導入した場合の責任等については、やはりこう...全文を見る
○中野(清)委員 それでは、最後にちょっとお伺いしたいと思いますけれども、今度、住友信託さんと合併を企画されていらっしゃる。一部では、この程度の合併ではだめだ、少なくとも、世界的なメガコンペティションの中で、損保も生保も、それから証券も銀行も信託も全部一緒にならなければだめだとい...全文を見る
○中野(清)委員 終わります。
09月10日第143回国会 衆議院 金融安定化に関する特別委員会 第13号
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○中野(清)委員 改革クラブの中野清であります。平和・改革を代表いたしまして、長銀の問題、そして貸し渋りの問題について中心に質問したいと思います。  まず、長銀の問題についてお伺いをしたいと思います。  今日まで、国会を初めとして公的資金注入についての各方面の論議の中で、特に...全文を見る
○中野(清)委員 それぞれ御答弁いただきましたけれども、必ずしも満足しておりません。しかも、そういう中で、私は特にお願いしたいのは、この国会の場においてこういうような問題についてのルール化をすべきだろう、そういう点について、特に政府は国民にわかりやすいようにお願いをしたいと思いま...全文を見る
○中野(清)委員 これについては後ほど細かくお伺いいたしますが、宮澤大蔵大臣に私はお伺いしたいと思います。  大臣が九月二日のこの委員会で、西川太一郎委員に対して、金融機関は自己防衛に寧日なきありさまで、将来有望なお客さんを一緒に育てようという気概が全く感じられない、まことに残...全文を見る
○中野(清)委員 今大臣おっしゃるとおり、私は、銀行が今支持されていないのは、自分の保身のためになって、いわゆる国民とか預金者とか、それからまた借り手についての配慮がないというのはおっしゃるとおりでございますから、そこから実は今私の質問が始まっているわけでございますから、よろしく...全文を見る
○中野(清)委員 そういう意味で、実はもう一つ伺いたいのですけれども、今まで貸し渋りに対しての総合的なスキームというものが私もわかりにくい。これから政府がやる場合には、貸し渋り対策というのはこういうのとこういうのとこういうのがありますと。資金の需要サイドではこう、それから今度は借...全文を見る
○中野(清)委員 今大臣おっしゃいましたけれども、この貸し渋りの問題について言いますと、今、資金とかいろいろな問題以前に、民間金融機関のマインドといいましょうか、姿勢の問題も私はあるような気がするんです。過日も大臣が、この壇上だと思いましたけれども、金融機関の良心を期待するという...全文を見る
○中野(清)委員 今の御答弁で、ぜひつくってもらいたい、はっきりお願いをしたいと思います。これは日本じゅうの中小企業がみんな待っていることでありますから、ぜひお願いをしたいと思うのです。  ぜひその点で、この機関が単なる駆け込み寺じゃなくて、むしろ皆さん方も含めて、金融の実態を...全文を見る
○中野(清)委員 ぜひ、そういう意味で期待しておりますし、決してただ単に政府を攻撃するのじゃなしに、政府が本当にやってもらわなければしょうがないということを私はお願いをしたいと思います。  時間がございませんから、公取の委員長にお伺いをしたいと思うのです。  私は実は、独禁法...全文を見る
○中野(清)委員 根來委員長にぜひこれは期待をしております。ぜひ、独禁法というものが、公取というものがそういう意味では貸し渋りに対する有力な味方であるということを、国民の前にこれからもPRをしてもらいたいと思うのです。  そういう意味で、実は私も根來さんに商工委員会で何回かお順...全文を見る
○中野(清)委員 では、時間がありませんから、最後に一点だけ通産大臣にお伺いしたいと思うのです。  いろいろございますけれども、先ほど大臣は保証協会の話をされました。それを含めていろいろ御注文はありますけれども、それも大事だけれども、まず第一に、民間金融機関の問題について、ぜひ...全文を見る
○中野(清)委員 終わります。
09月18日第143回国会 衆議院 商工委員会 第5号
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○中野(清)委員 改革クラブの中野清でございます。平和・改革を代表いたしまして、本日提案のありました中小企業保険法改正案及びこれに関連して貸し渋り対策についてお伺いいたします。  本日の提案につきましては私は評価するものでございますけれども、中小企業庁や日商の調査に見られますよ...全文を見る
○中野(清)委員 まず、通産大臣にお伺いするのですけれども、九月十四日に大臣に対して小渕総理から、信用補完制度及び融資制度について、貸し渋りを受けている中小企業にとって利用しやすい制度にするという指示がほかの項目と五項目であったと伺っておりますが、この指示を踏まえてどのような対策...全文を見る
○中野(清)委員 今大臣から、借り手の立場に立ったという意味のお話がございました。私はこれをずっとこの委員会それから金融特とかいろいろなところで言い続けてきましたけれども、ぜひこの立場でやっていただきたいということをまずお願いしたいと思うわけでございます。  それでは、法案の中...全文を見る
○中野(清)委員 これについては今議論してもしようがありませんから、これから本流はこっちだということだけはぜひ覚えておいていただいて、もう二回もやっていないということでお願いをしたいと思います。  それから、先ほど渡辺委員から御質問があったので私もこれは簡単にさせていただきます...全文を見る
○中野(清)委員 前向きな御答弁ですから、期待しております。  これは後ほどで結構でございますけれども、ネガティブリストといいましょうか、そういうものをわかりやすく公表してもらいたい。その方が、やはり借り手にとってみればだめだというときがあるはずなんです。決して私は、すべて保証...全文を見る
○中野(清)委員 大臣のお気持ちはよくわかりますけれども、先ほど大臣は、金融特において民主党の岡田委員の質問に対して、中小企業の金融制度について今いろいろな議論があり、一元化の議論がありますけれども、何といっても中小企業の対策としては金融問題が一番大事だとお話しになったと思います...全文を見る
○中野(清)委員 このことについてはこれ以上議論しませんけれども、ぜひ、中小企業庁が持っている役割、中小企業対策が持っている役割、その中の金融という政策でございますから、やはり政策金融としての利子補給というような感覚でこの問題を考えなければなかなかそう簡単にはいきっこないというこ...全文を見る
○中野(清)委員 御答弁ありがとうございました。おっしゃったことはよくわかるのですけれども、ぜひ透明性というだけでなしに、実際は、借り手の立場でいうと、借り手と貸し手というのははっきり言って立場が違うんですよ。だから、公取も言っていますけれども、優越的地位乱用というのをやりがちだ...全文を見る
○中野(清)委員 もう時間がありませんから、最後、簡単に質問させていただきます。  一つは、大臣、中小企業庁の倒産防止の対策というのがありますね。私は、これは今までの、今日の事態を想定していない状態だと思っております。ですから、本来でしたらば、例えば金融機関が破綻するなどという...全文を見る
○中野(清)委員 終わります。
12月04日第144回国会 衆議院 商工委員会 第1号
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○中野(清)委員 改革クラブの中野清でございます。公明党・改革クラブを代表しまして、新事業創出促進法案につきましてお伺いをいたします。  長期不況の中で、雇用不安が日を追って増しております。とりわけ公共事業に依存してきた地域経済の落ち込みというものは激しいものがありまして、そう...全文を見る
○中野(清)委員 今の御答弁でございますけれども、いろいろと問題があるような気が私はしております。  もう一つ、ベンチャービジネスの問題としましては人の問題があります。今、企業家精神等を持って、どんな会社をつくりたい、そういう起業家と呼ばれる人はどのぐらいいるのだろうか。ちょっ...全文を見る
○中野(清)委員 それと関連しまして、新事業創出の苗床となりますところの高度技術産業集積の活性化についてお伺いしたいと思います。  この間、かながわサイエンスパークの方ともお会いしました。京都リサーチパークなどは比較的順調にいっていると思いますけれども、全体としては必ずしも成功...全文を見る
○中野(清)委員 今日まで、テクノ法とか頭脳法を使いまして産業集積というものの活用が行われました。これが今回、新事業創出プラットフォームということで整備しようとしておりますけれども、それならば、今までのテクノ法、頭脳法での反省点は何か。特に、地方に偏り過ぎだと私は思っておりますけ...全文を見る
○中野(清)委員 一九八九年では工場立地が四千百五十七件だった、ところが一九九七年には千五百二十件と極端に減っているわけですね。ですから、大臣が今おっしゃるように、従来型の活性化ではだめだということは事実ですから、新しい発想法でやってもらうし、その中でぜひ新しい施策というものをも...全文を見る
○中野(清)委員 今、農地法云々とかございましたけれども、もともと農地法は目的が違っていまして、それでできるというのは制度の目的外使用のはずなんですよ。条例は国の法律をめぐる論議には当然なじんでいませんし、これを持ち出したら、大店立地法の規制というものを含むいかなる問題も全部条例...全文を見る
○中野(清)委員 そういう意味で、今大臣からそうおっしゃっていただきましたから、私は、この問題についてはきょうは関連でございますからやめますけれども、おっしゃるとおり、これから指針というものをつくり、それから省令もありますし、具体的運用というような、具体的なものがあるわけです。こ...全文を見る
○中野(清)委員 ありがとうございました。大臣、よろしくお願いします。
12月07日第144回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○中野(清)委員 改革クラブの中野清でございます。私は、公明党・改革クラブを代表し、特に、今、太田議員が質問しました金融問題、貸し渋り対策について質問いたします。  今日、貸し渋りという段階から、貸しはがしという企業から融資を強引に回収する段階に入ったと言われております。連続四...全文を見る
○中野(清)委員 それでは、きのう日本テレビでニュースがございまして、きょう大勢の議員から、いわゆる有力銀行が今回の政府の二十兆円の保証枠、この中小企業安定化制度の枠を活用して、いわゆる貸し出し内容を健全化させる千載一遇のチャンスだという議論がございまして、御答弁がございました。...全文を見る
○中野(清)委員 今の御答弁でございますけれども、私は、これは一つに、有力な銀行だけじゃないと思うのです。恐らく全国の各地の銀行でこういうことが起こっているはずだと私は思うのです、はっきり申し上げまして。そうしますと、このような金融機関の貸し渋り、この現象に対して、放置してきた政...全文を見る
○中野(清)委員 総理、今、銀行にいろいろ資本注入している、私もこれはやむを得ないと思っています。しかし、この貸し渋りについて言いますと、銀行の方は、いわゆる自分の立場と借り手の立場の認識の差だとか、それから、貸したくても貸せないなどと言っているわけですよ。しかし、これはもう間違...全文を見る
○中野(清)委員 今大臣から反省の念がございましたから、ぜひ現場の声を大事にしてもらいたいということをまずお願いをしたいと思います。特に中小企業のですね。  それで、私は、実はこの間の金融特でもって、今まで大蔵省を中心にして、現場の声が全然入っていない。ですから、今、金融、貸し...全文を見る
○中野(清)委員 例年、年末の中小企業に対する金融円滑化という要望が、中小企業庁とか通産大臣から大蔵省を通じてとか各銀行へ行きます。私は、はっきり申し上げて、今の銀行のいわゆる年末におけるところの融資姿勢というものは圧縮方向だと思うのですよ。これを、どうやって圧縮方向を撤回させる...全文を見る
○中野(清)委員 ぜひ、中小企業の年末の金融問題、よろしくお願いしたいと思います。  質問を終わります。ありがとうございました。