有田芳生

ありたよしふ

比例代表選出
立憲民主・社民
当選回数2回

有田芳生の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月15日第180回国会 参議院 共生社会・地域活性化に関する調査会 第3号
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○有田芳生君 民主党の有田芳生です。  お三人の参考人の方に共通するテーマとして、成熟社会をどのようにつくるのかと、そういう視点でお聞きしたいというふうに思います。  まず、牧野参考人にお話を伺いたいんですが、これはもう釈迦に説法なんですけども、高齢化社会という表現がよくされ...全文を見る
○有田芳生君 ありがとうございます。
○有田芳生君 あと二分ぐらいですか。
○有田芳生君 じゃ、平野参考人に。  サラリーマン会社辞めればただの人と。私も東京に出てきて三十年以上通っている居酒屋がありまして、沖縄料理店が。そこでいろんなサラリーマンの方とお話をしてきましたけれども、やはり退職されてから一気に老けられる方というのが多いというのを実感で何人...全文を見る
○有田芳生君 ありがとうございました。
03月22日第180回国会 参議院 法務委員会 第4号
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○有田芳生君 民主党の有田芳生です。  今日は、歴史的危機にある検察の構造的問題について、民主党の元代表である小沢一郎さんの裁判にも触れながら御質問させていただきたいと思います。  まず大臣にお聞きをしたいんですが、秋霜烈日、秋の霜、烈しい日という四つの漢字ですけれども、この...全文を見る
○有田芳生君 一九八五年に伊藤栄樹さんが検事総長になられたときに、これは物すごく印象的な言葉で、多くの法律に余り詳しくない方々も覚えていらっしゃる方がいらっしゃるでしょうけれども、巨悪を眠らせないという言葉をお使いになりました。伊藤さんは、検事総長になってのインタビューの中で、検...全文を見る
○有田芳生君 小川大臣が恐らく検察官の御体験の中からやっぱり感じられた御答弁だというふうに思います。  後にまた質問をさせていただきますけれども、可視化の課題など幾つもの課題がありますけれども、やはり検察そのものが、検察官一人一人が、それこそ検察官バッジを付けたときに、この思い...全文を見る
○有田芳生君 そういう前向きな取組がなされ始めたにもかかわらず、その三年後には大阪地検でフロッピーディスク改ざん問題が、これは朝日新聞のスクープによって明らかになりましたけれども、発覚をした。これで検察というのはもっともっと良くなる改善策が取られるんだろうと、例えば検察の在り方検...全文を見る
○有田芳生君 もし分かればですが、諸外国と比べて、この有罪率というのは比較するとどういう特徴が見られますでしょうか。
○有田芳生君 九九・九八%という数字で間違いありませんか。
○有田芳生君 さらに、検察庁が独自捜査をした場合、特に強制捜査をした場合、引き返すことはできるんでしょうか。あるいは、そういうケース、これまでこういう特徴的なケースがあったよというのがあれば教えていただきたいんですが。
○有田芳生君 調書の任意性などについてのチェック機能というものは組織的に保障されているんでしょうか。
○有田芳生君 刑事訴訟法の二百五十七条、公訴取消し、これは六法全書を見てもインターネットで調べても短い一文が示されているだけなんですが、ならば、この公訴取消しがあり得るとすれば、検察庁が公訴取消しをする場合、どういう手続が必要なんでしょうか。そういうものは規程があるんでしょうか。
○有田芳生君 検察庁が公訴取消しをする場合、その地検を管轄する高等検察庁の検事長、さらには検事総長、さらには法務大臣にあてて詳しい報告書を提出をして、そういう了解が必要という理解でよろしいでしょうか。
○有田芳生君 それを三長官報告と検事さんたちの間では理解されているんですけれども、それは間違いなんでしょうか。
○有田芳生君 佐賀市の農協背任事件にかかわって、私はもう冤罪をつくってしまったんだという反省をされた市川寛さんという、今は弁護士さんで、検事が、「検事失格」という単行本で、自分の体験をノンフィクションで発行されたんですけれども、その市川さんによれば、地検、検察庁が公訴取消しをする...全文を見る
○有田芳生君 有罪率が九九・九八%という非常に高い数字の下で、あるいは無罪になったときには報告書を提出しなければいけないというシステムの中で、やはりなかなか公訴取消しというのは難しいんだろうというのが私のような外部から見ている人間の感想なんですけれども。  じゃ、さらにもう一つ...全文を見る
○有田芳生君 今どうこうということではないんですが、今後そういった方向性というものも考えることが立法的にも必要かとも思うんですが、それはいかがでしょうか。
○有田芳生君 先ほど触れました佐賀市農協の背任事件、これが〇一年だったと記憶しておりますけれども、このときに控訴審で別の人、異なる参考人の生年月日が同じになっている調書、人はそれぞれ違うんだけれども生年月日が同じであるということが、当時、控訴審で問題になったんですが、これは大臣、...全文を見る
○有田芳生君 たしか、それぞれの人が、参考人なんだけれども、たしか四人のうち三人が同じ生年月日というようなことになって、これは一体何だということで問題に当時なったと記憶しているんですけれども。  東京第五検察審査会でも、私は法務委員会で一昨年質問をさせていただきましたけれども、...全文を見る
○有田芳生君 選挙人名簿から無作為に選んだ十一人、その一回目が平均年齢が三十四・五五歳、全く違う人々を十一人集めてみたら、それも三十四・五五歳。これは、私はもう不思議なことが世の中は起きるものだなと思って、数学の統計の権威にも話を当時聞きまして、こんなことがあり得るんでしょうかと...全文を見る
○有田芳生君 会議録というのは、私たちが一般に考える議事録とはまた違った中身なんでしょうか。例えば、こうやって質問、答弁が行われている、そういうものが記録されているんでしょうか、その会議録には。
○有田芳生君 何かよく分からないんですが、例えば小沢一郎さんについての第五東京検察審査会の会議録というものは、例えばAさんBさんCさん、十一人審査員いらっしゃるわけですから、その人たちがどういう意見を述べたのか、あるいは審査補助の弁護士さんがこのようなことを語ったと、そういうこと...全文を見る
○有田芳生君 やみの中なんですよ。これは、検察審査会の職員の方に私は話を聞きましたときに、その方がおっしゃるには、例えば審査補助の弁護士さんが審査員たちにこういうことを語ったというようなことも記録されていないと言うんですよ。じゃ、何が記録されているのかというと、そこに参加していた...全文を見る
○有田芳生君 小川大臣、そういうことなんですよね。つまり、その東京第五検察審査会については、審査員の選任ソフトさえ何か手が加えられたんではないかというようなことまで週刊誌が大きく報じるほど中身が分からないんですよね。  だから、先ほど言いましたように、繰り返しますけれども、二回...全文を見る
○有田芳生君 民主党の小沢一郎元代表の裁判については、皆さん御承知のように、四月二十六日に判決ということが決まり、まだそういう意味では進行中と理解してよろしいかと思いますが、一般の新聞報道を見ておりましても、これまで小沢元代表に対してとても厳しい立場で検察の情報も取材をしながら報...全文を見る
○有田芳生君 今年の二月十八日の小沢一郎さんをめぐる政治資金規正法違反事件の決定を読みますと、そこの中で田代検事についてこう書かれている。田代検事の取調べは、個人的なものではなく、組織的なものであったとも疑われると。だから、単に個人の問題じゃないんだと、もっと上司の方もかかわって...全文を見る
○有田芳生君 終わります。
03月28日第180回国会 参議院 法務委員会 第5号
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○有田芳生君 おはようございます。民主党の有田芳生です。  今日は、大臣所信の十項目めの北朝鮮の動向及びテロ行為等についての情報収集について、予算そしてその執行、さらには情報収集体制、そこを中心にお話を伺いたいと思います。  御存じのように、北朝鮮の動向というのは今非常に国際...全文を見る
○有田芳生君 公安調査庁が北朝鮮の動向及びテロ行為、国際テロについても情報収集、分析を行っているということでありますけれども、じゃ、公安調査庁にお聞きをしたいんですが、特に日本にとって、私たち拉致特別委員会などでも議論を進めております、そしてまた、横田滋さん、早紀江さんを始めとす...全文を見る
○有田芳生君 李恩恵の事件についてはもう、これまた国際的、国内的にも非常に一般的にも知られているわけでありますけれども、念のため、昭和五十二年、一九七七年に起きた石川県における宇出津事件について、どういうものだったのか、少しお話しいただけますでしょうか。
○有田芳生君 なかなか宇出津事件というのは世間には知られていないものですから、やはりもう一度確認しておきたいと思いまして、お話を伺いました。  そういった拉致問題も含めた北朝鮮動向について、公安調査庁が日常的に朝鮮総連も含めて追跡をされているわけですけれども、公安調査庁というと...全文を見る
○有田芳生君 その公安調査庁の千五百三十三人の中で、北朝鮮関連で日常的にお仕事をされている方は、どのぐらいの比率の方がいらっしゃるんでしょうか。
○有田芳生君 拉致対策本部の予算というのは、政権交代の前、つまり自民党政権時代から民主党政権に替わって予算規模は二倍に、そして情報収集については四倍に増えたんですが、この公安調査庁の予算、そして北朝鮮関連の予算について、政権交代前と政権交代後と何か変化はありましたでしょうか。
○有田芳生君 拉致対策本部の予算が情報収集予算として八億六千四百万円を獲得して、政権交代以降、拉致問題について予算面では非常に強化をされたんですが、ところが、残念なことにその予算の執行率はたったの二七・五%なんですよ。それはまた別の場面でこれは聞いていかなければいけないと思うんで...全文を見る
○有田芳生君 そういった体制と予算の下で北朝鮮関連動向についての情報収集、分析が行われている。そこで、情報の質、そして情報分析の質、そこが一番核心になってくるというふうに思います。  これは、失礼な話ですけれども、私は、今から十七年前に起きた一九九五年三月二十日の地下鉄サリン事...全文を見る
○有田芳生君 もう少し差し支えない範囲で細かくお聞きをしたいんですけれども、例えば朝鮮中央通信であるとか労働新聞とかあるいは北朝鮮関連の公刊物、様々なものがありますよね。それを日常的に収集、翻訳、分析をされる部署というものがあるという理解でよろしいんでしょうか。
○有田芳生君 そこで、非常に現実的な、しかも重要な課題なんですけれども、国を挙げて拉致問題の解決に向かわなければいけない。小泉訪朝からもう今年で十年ですよ。ところが、昨日も横田早紀江さん、滋さんともお話をしましたけれども、様々な努力をされているんだろうけれども、この十年間、私たち...全文を見る
○有田芳生君 松原拉致対策担当大臣が所信表明の中で、今年が勝負の年であると、拉致問題の解決のためにはあらゆる手段を取ってもやるんだというように表明されているわけですけれども、公安調査庁の情報収集、分析において、例えば拉致対策本部、外務省などが海外に出かけて、中国あるいはアフリカあ...全文を見る
○有田芳生君 とにかく拉致被害者御家族にとっては空白の十年間と言ってもいい現状が続いておりますので、本当に一致協力、団結をしながら、拉致問題解決のための情報収集、分析というものをこれからも頑張って続けていただきたいというふうに思います。  同時に、大臣所信の中で、北朝鮮の動向と...全文を見る
○有田芳生君 人員は何人ぐらいでしょうか、ひかりの輪及びアレフ。
○有田芳生君 そのアレフとひかりの輪、つまりオウム真理教、麻原彰晃の影響を受けた組織が今でも千三百人及び二百人、千五百人合計いると。その中で私は特に注目しなければいけないと思うのは、若い人、例えば中学生などが今でもこのオウムの残党であるアレフあるいはひかりの輪に入っていく、そうい...全文を見る
○有田芳生君 時間の都合もありますので、もう結論的に言わざるを得ないんですけれども、やはり皆さん御承知のようにオウム真理教を含めたカルトというのは、オウム真理教だと言って活動をしているというよりも、例えばインターネットなどを通じて、ヨガは体にいいよとか、あるいは大学で、オウム事件...全文を見る
○有田芳生君 確かに、今のオウムの残党が今からサリンなどを製造するようなことは団体規制法による観察などによってできないという状況の下ではありますけれども、麻原彰晃の教えをいまだ持ち続けて崇拝をしているという意味においては、その残党も潜在的な危険性があるものであるということで、今後...全文を見る
○有田芳生君 オウムに戻りますと、麻原彰晃、松本智津夫被告を含めて十三人が死刑判決を受けているんですが、私たちオウム真理教の問題にずっと取り組んできた人間としては、家族の会も含めて、麻原彰晃はやっぱり死刑執行というのはもうやむを得ないかなと、死刑に反対している人も含めてですけれど...全文を見る
04月16日第180回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第3号
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○有田芳生君 民主党・新緑風会の有田芳生です。  北朝鮮の新体制は、政治的経験がほとんど、未知数というよりもない金正恩氏、それを象徴の体制としながら、身内、そして軍が中心となりながら今後進んでいくものだというふうに思われます。  その権力基盤が強いのかどうかということについて...全文を見る
○有田芳生君 その上で、もう一度お二人にお聞きをしたいんですけれども、拉致被害者御家族に日常的にお話を伺っておりますと、松原大臣も本当に、例えば横田滋さん、早紀江さんの御自宅まで伺って大臣就任後にお話をされたりしております。一方、玄葉大臣とは、横田夫妻に関してはちょっと立ち話程度...全文を見る
○有田芳生君 是非ともお願いをしたいと思います。  先ほど申しました週刊朝鮮の記事で横田めぐみさんが生きているんではないかというような報道がありますと、例えば横田滋、早紀江さん御夫妻のところにまずマスコミが問合せをしてきて、そこで知ることになる。それは仕方がないと思うんですが、...全文を見る
○有田芳生君 私が韓国のその入手筋から話を聞いたところによりますと、やはり北朝鮮の高官、複数ルートから流れてきたもので、いわゆる金正日遺訓のごく一部の四十項目だけが新聞などに出たというふうに理解をしております。  これの真贋についてはもちろん十分慎重な検討がなされなければいけな...全文を見る
○有田芳生君 今、玄葉大臣が言及をされた日朝平壌宣言、二〇〇二年九月十七日、小泉訪朝によって結ばれたものですけれども、やはりこの平壌宣言というものが原点になるとするならば、これは小泉政権以来、所信表明演説などでも毎回引用をされておりますけれども、もう一度ここで、平壌宣言の原点を確...全文を見る
○有田芳生君 そこで、平壌宣言の評価について伺いたいと思うんですが、今簡単にお触れになりましたけれども、この平壌宣言の最終項目、例えば、ミサイル発射のモラトリアムを二〇〇三年以降も更に延長していく意向を表明したと。だけど、それ以降ミサイルを発射をしている。今回も失敗をしている。じ...全文を見る
○有田芳生君 そうすると、拉致問題をこれから真剣に解決に向かわせるためにも日朝平壌宣言が原点にあると、そういう理解でいいかと思うんですが、そのときに、小泉純一郎元首相訪朝の教訓というものを振り返ってみなければいけないというふうに私は考えております。  これは、アメリカの元国務長...全文を見る
○有田芳生君 松原大臣が今お話しになったように、アメリカが非常に厳しいならず者国家という態度を堅持する状況の下で、当時、拉致被害者の一人である蓮池薫さんも、どんどんどんどん経済状況が厳しくなっていって、そしてアメリカとの関係が本当に社会レベルでも、指導員レベルではなくて一般のレベ...全文を見る
○有田芳生君 松原大臣が先ほどの発言の中で、国防委員会との交渉が大きな成功の理由の一つだったということをおっしゃいました。  そこで、その水面下の交渉について、私は非常に最近気になっている一つですけれども、小泉元首相の秘書官だった飯島勲さんが単行本やあるいは雑誌の中の発言で、当...全文を見る
○有田芳生君 そうした様々な努力の下で拉致問題の一定の成果が達成できたのが小泉訪朝だというふうに思いますが、今後、金正恩新体制の下でどのように拉致問題を進めていくのか、一刻も早く拉致被害者を日本に取り戻すのかという点において、ミサイル発射の失敗と同時に、先ほどもお話が出ていました...全文を見る
○有田芳生君 もう少し具体的にお話を伺いたいと思いますが、経済制裁これまでも日本が力強く行ってきたわけですが、平成十八年三月六日の予算委員会、参議院予算委員会ですね、こういう発言をした方がいらっしゃいます。  経済制裁ということをよく言われますけれども、これは一国だけである程度...全文を見る
○有田芳生君 確かに、今回のミサイル打ち上げの失敗についても様々な原因が議論をされておりますが、その中の一つとして、やはり経済制裁が効果を発揮をして、日本からの部品が、いい物が使えなかったんで、北朝鮮国内にある古い物を使ったんで圧力に耐え切れなかったという、そういう評価をなさる方...全文を見る
04月18日第180回国会 参議院 共生社会・地域活性化に関する調査会 第5号
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○有田芳生君 民主党の有田芳生です。  福島県の相馬市に吉田日出男さんという漁師さんがおられまして、今年で六十四歳になります。三代目の漁師さんですけれども、私、定期的にその吉田さんからお話を伺っているんですが、先週お会いしたときも、その前もですけれども、仕事がやりてえとおっしゃ...全文を見る
08月27日第180回国会 参議院 決算委員会 第8号
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○有田芳生君 民主党・新緑風会の有田芳生です。  今日は、北朝鮮による拉致問題を解決するために私たちに何が必要なのか、特に拉致関連予算について、その執行と問題点、その課題は何なのかということについて、外務省からは山口副大臣、そして我らが松原大臣にお聞きをしたいというふうに思って...全文を見る
○有田芳生君 今お話がありましたように、北朝鮮の新しい体制の下で、例えばモランボン楽団というような、ロッキーのテーマが流れたり、ミッキーマウスやくまのプーさんのような人形が出てきたり、言わば文化大革命ならぬ文化小革命なるものが進んでいるようにも見えますけれども、それに対してやはり...全文を見る
○有田芳生君 松原大臣は長く拉致問題にもかかわっていらっしゃって、大臣に就任されてからも、少なくとも六つの線で様々なルートを使って努力をされているというふうに私は認識しておりますので、これからもそういう努力を是非ともしていただきたいというふうに思います。  もう一点、外務省と松...全文を見る
○有田芳生君 私は、今後の日朝交渉の原点として、もう一度やはり日朝平壌宣言を両者が再確認をする、そこから出発をすべきだというふうに考えておりますけれども、その日朝の交渉というのがあさってから北京で予備会談が、日朝の予備会談が行われるということになっております。  先ほど成田から...全文を見る
○有田芳生君 先日の官房長官の記者会見では、この日朝の予備協議について、最初、これは局長級会談にしたいということで杉山晋輔アジア大洋州局長の名前が出ておりましたけれども、二十四日の玄葉外務大臣の記者会見では、その予定があったんだけれども、いや、課長級にしてくれと北朝鮮が言ってきた...全文を見る
○有田芳生君 ドイツのゲンシャー元外相は、外交の要諦、極致、大事なところというのは、やはり自分たちの主張を八割相手に理解させることであるということをいろんなところで語っていらっしゃいますけれども、日本側として、今後、日朝予備協議から本協議になるときに、特に私たちが絶対に忘れてはい...全文を見る
○有田芳生君 福田政権時代の、今から四年前の二〇〇八年の六月と八月の日朝協議の合意、そこが原点になるべきだと私も考えております。つまり、北朝鮮の側からいえば、拉致問題の再調査を行う、それに見合って日本側としても、人的往来あるいは航空チャーター便の規制解除、そのことも考えていく、そ...全文を見る
○有田芳生君 その具体的中身なんですけれども、前政権と替わって予算はとても増えた。特に、安否情報を獲得するための情報収集、分析は四・五倍にも増えたという、これは評価されるべきだと思うんですけれども、じゃ、前政権時代と比べて中身は何が変わったんでしょうか。具体的にお答えいただきたい...全文を見る
○有田芳生君 私の認識では、これまで朝鮮中央通信とか労働新聞とか、そういったものを日本語に訳す、そこにお金がかなり使われていたのが、政権が替わってから、例えば脱北者から話を聞いていく、そういう努力がされたというふうに思っているんですけれども。  しかし、それでも予算が増えればい...全文を見る
○有田芳生君 平成二十二年度だけではなくて、平成二十三年度も七割が未執行なんですよね。せっかく予算が増えて、それこそ命を懸けて拉致問題を解決しなければならない。それは、大臣も含めて超党派で取り組まなければいけないんだけれども、せっかく予算が増えたとしても、それがこれだけの未執行で...全文を見る
○有田芳生君 今、松原さんからお話があったように、藤田さんがジュネーブまで行って訴えて、それが八月十五日に受理をされた。これは、北朝鮮によって拉致された可能性があるから、だから日本政府からもきちんとした情報を出してくれという経過をたどって、これは北朝鮮にもこれから問合せを国連の機...全文を見る
○有田芳生君 拉致被害者の御家族の方は本当に皆さん、御承知のように、もうどんどんどんどん年を取っていらっしゃいます。今、拉致被害者の御家族の中で御両親が積極的に活動ができる方というのはもう四人しかいらっしゃらないんです。横田滋さん、横田早紀江さん、そして有本恵子さんのお父さんであ...全文を見る