有田芳生

ありたよしふ

比例代表選出
立憲民主・社民
当選回数2回

有田芳生の2017年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月20日第193回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第1号
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○委員長(有田芳生君) この際、御挨拶を申し上げます。  ただいま皆様方の御推挙により、本委員会の委員長に選任されました有田芳生でございます。  委員会の運営に当たりましては、委員の皆様方の御指導と御協力を賜り、公正かつ円滑な運営に努めてまいりたいと存じますので、何とぞよろし...全文を見る
○委員長(有田芳生君) ただいまから理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は七名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(有田芳生君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に岡田直樹君、武見敬三君、二之湯智君、森屋宏君、足立信也君、芝博一君及び西田実仁君を指名いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時二十三分散会
03月09日第193回国会 参議院 法務委員会 第2号
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○有田芳生君 民進党・新緑風会の有田芳生です。  共謀罪について質問をさせていただきます。  今朝のワイドショーで、共謀罪、その番組ではテロ等準備罪という表現でしたけれども、特集が行われておりました。そこで自由民主党の法務部会副部会長若狭勝さん、副部会長若狭勝さんが出演をされ...全文を見る
○有田芳生君 ところが、三月八日の読売新聞によりますと、テロ等準備罪という呼称は首相官邸の幹部が考案したものだと。食い違っているのは仕方がないにしても、いずれにせよ、自由民主党の法務部会の副部会長さえ、この法案ではテロを未然に防ぐにはかなりの効果は乏しいというもの、であるにもかか...全文を見る
○有田芳生君 国民の不安や懸念とは具体的にどういうことだったんでしょうか。
○有田芳生君 二〇〇六年四月二十五日の衆議院法務委員会では、当時の大林宏刑事局長は、一言だけで言うと、犯罪として処罰されるのは共謀自体と。つまり、共謀自体で処罰されるという、それが暴力団とかそういう組織犯罪集団だけではなくて一般の人たちにも網が掛かるおそれがあるという批判が高まっ...全文を見る
○有田芳生君 特定の主義主張、これは言葉を換えて言えば政治的、宗教的イデオロギー、そう捉えてよろしいですか。
○有田芳生君 二〇〇八年に秋葉原で、ある男がトラックで歩行者に突っ込んで、そして車から降りてサバイバルナイフを出して、七人死亡、十人重軽傷という、いわゆる秋葉原事件がありましたが、これはテロでしょうか。
○有田芳生君 特定の主義主張、それを、具体的な事件でなく、先ほど質問しましたけれども、政治的、宗教的イデオロギーに基づく行為、テロ行為、そういうくくり方をしても大臣の御認識と違わないですか、それとも違いますか。
○有田芳生君 それでは、例えば海外で言えばIS、具体的に、私たちが経験した一九九五年の地下鉄サリン事件などを起こしたオウム真理教。オウム真理教はテロ組織でしょうか。
○有田芳生君 そのとおりだと思います。オウム真理教の地下鉄サリン事件というのは、人類史において初めて都市部でサリンという化学兵器がまかれた唯一のテロ事件です。オウム真理教は、したがって、今でも多くの人たちがテロ集団だという判断をしております。  ところが、一方、その政治的、宗教...全文を見る
○有田芳生君 当時の大臣の見解と今も同じ立場をお取りになりますか。もう一度お答えいただけますか。
○有田芳生君 そうしたら、今度のテロ等準備罪と皆さんがおっしゃる中に宗教的、政治的イデオロギーに基づく団体があるんだったら、TOC条約は入れないんじゃないですか。
○有田芳生君 もう一度お聞きします。  それでは、刑事局長、純粋な政治的な利益のみを目的として犯罪を行うことと、政治的、宗教的イデオロギーに基づくテロリズムというのは違うということですか。
○有田芳生君 条約については、もし仮にこの法案が提出をされた場合には徹底的に質問をしてまいりますけれども、今日は、先ほど大臣もおっしゃっていたように、これまで三回廃案になった理由として、やっぱり一般の方々にも大きな影響があるんじゃないかという不安が、そこが決定的だと私も思っており...全文を見る
○有田芳生君 果たしてそうでしょうか。具体的にお聞きをしてまいります。  大臣は、団体の目的が犯罪の実行に一変したと認められる場合には組織的犯罪集団に当たると、そのように判断されておりますね。よろしいですか、それで。
○有田芳生君 法案が出ていない段階ですけれども、総理は、例えば、二月十七日の衆議院の予算委員会で山尾委員の質問に答えて、その一変した例示としてこう答弁されております。例えばオウム真理教がそうでありますね、当初はこれは宗教法人として認められた団体でありましたが、まさに犯罪集団として...全文を見る
○有田芳生君 もう一つ大臣に確認をしておきます。  これは、一月二十六日の衆議院予算委員会、安倍総理の答弁ですけれども、その一変することに関して、実行準備行為について、時間があればお尋ねをしますけれども、準備をする、そしてチケットの予約、資金の調達などなどの答弁をされているんで...全文を見る
○有田芳生君 それは、先ほど午前中も答弁されておりました、組織的犯罪集団の構成員、総理の言葉で言えば一網打尽にする、そのような流れでよろしいわけですよね、今の御答弁も含めて。実行準備行為をした人だけではなく、組織的犯罪集団と認定された集団は、その実行準備をした以外の者も一網打尽に...全文を見る
○有田芳生君 なら伺いましょう。  組織的犯罪処罰法の下で、ある元々適法な取引をやっていたリゾート会員権の販売会社がありました。経営が厳しくなって詐欺的な取引を行うようになったんですね、普通のリゾート会員権販売会社が。そして、それについての平成二十七年九月十五日付けの最高裁判例...全文を見る
○有田芳生君 具体論に落とさないと、一般の人には理解できないんですよ。  もう一度大臣にお聞きをします。一九九五年に地下鉄サリン事件が起きたときの彼らは組織的犯罪集団で、その構成員というのは誰だったんでしょうか。
○有田芳生君 大臣の答弁に、もう一度お聞きをしております。地下鉄サリン事件が起きたときの構成員というのは誰ですか。
○有田芳生君 そんな詭弁が通りますか。  地下鉄サリン事件が起きたときの、もう時間がありませんから結論だけを言いますけれども、重大事件に関与して逮捕、起訴されたのは百数十人ですよ。メンバーずっと重なっていますから、たかだか六十三人ですよ。当時のオウム真理教、出家信者千人、在家信...全文を見る
○有田芳生君 じゃ、大臣、こういう綱領がありますけれども、五つの綱領のうち三つをちょっとお示ししますので、これはどういう団体だと思われるか。  内を固むるに和親合一を最も尊ぶ、中を固めるには和親合一を最も尊ぶ。外は接するに愛念、愛の気持ちを持し信義を重んず。あるいは、先人の経験...全文を見る
○有田芳生君 山口組なんですよ。だから、現象と実体と本質というのがあるわけで、オウム真理教だってヨガの組織から始まって宗教法人になって、だけど、その中身を圧倒的に持ちながら、麻原彰晃たちごく一部の人間が凶悪事件を起こしたんですよね。  だから、圧倒的に、日本でいえば一万一千人の...全文を見る
○有田芳生君 じゃ、更に具体的に聞きましょう。  地下鉄サリン事件が内部で謀議をされたのは、サリンを作ろうと決めたのは、地下鉄サリン事件は九五年の三月二十日だけれども、教団の内部でごく数人が共謀したのは九二年の十二月ですよ。実際に九三年からはサリンを作り出した。だけど、その計画...全文を見る
○有田芳生君 総理が具体的に予算委員会でオウム真理教を取り上げたから具体的に聞いているんですよ。  じゃ、一般論として言いましょう。これから、例えばサリンを作ろう、様々なテロ事件を起こそうという集団ができたとする、数人で例えば計画をしたとする。だけど、その計画をした人たちとは別...全文を見る
○有田芳生君 現実の犯罪というのは、皆さん見詰めていただければ、本当に概念の世界ではないんですよ。  例えば、今のケースでいえば、地下鉄サリン事件でいえば、計画したのは、九三年の八月の段階では、麻原彰晃を含めて六人で第二サティアンの三階でサリン七十トン作ろうということを決めた。...全文を見る
○有田芳生君 現実の犯罪というのは、例えば、大臣が午前中に、そういうテロリスト集団以外にも振り込め詐欺集団というのを例示されましたよね。  だから、振り込め詐欺の事件なんというのは、本当に具体的に皆さん知れば、振り込め詐欺集団、今いっぱいありますよ。だけど、犯罪の形態を具体的に...全文を見る
○有田芳生君 よく分からないですね。もう一度、じゃ局長にお聞きしましょう。大臣が答弁された組織的犯罪集団の構成員というのは誰のことなんですか。
○有田芳生君 そうしたら、例えば宗教的共同の意思で結合した団体があった、それがテロを起こした、だけどそのテロを起こした根拠としては宗教的イデオロギーであった、その場合にはその組織は犯罪集団として認定されるわけですよね。結合の根拠が宗教的イデオロギーでみんながそれを信じていた場合、...全文を見る
○有田芳生君 その立証するのは捜査当局ですよね。違うんですか。そうですよね。(発言する者あり)いや、西田さんが答弁されているんだけど、刑事局長、そうですよね。捜査当局ですよね。
○有田芳生君 じゃ、もう一度刑事局長に更にお聞きをします。共謀罪のときの当時の大林宏刑事局長、二〇〇六年四月二十五日の衆議院法務委員会での答弁ですけれども、当時の共謀罪ですね。犯罪として処罰されるのは共謀自体。準備行為の要件は処罰条件として付加。準備行為のない段階での逮捕などは、...全文を見る
○有田芳生君 更にお聞きをします。  そうしたら、実行準備行為、例えば下見に行くであるとか、あるいはいろんな物品を調達しに行くという場合を想定した場合、そうした実行準備行為の場合、現行犯逮捕はできるんですか、できないんですか。局長です。
○有田芳生君 仁比さんが質問しているわけですけれども、そのとおりなんですよ。  どこの段階を言っているのか。準備行為、何が準備行為なのか。散歩なのか下見なのか、銀行に生活費がなくなったから下ろしに行こうとしたのか、飛行機のチケットを買うために、テロをやるためのチケットを買うため...全文を見る
○有田芳生君 よく分かりません。  時間が来ておりますので終わりますけれども、金田大臣を困らせようと思って質問しているのではありませんので、そのことだけは最後に発言をしておきます。
03月22日第193回国会 参議院 法務委員会 第3号
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○有田芳生君 有田芳生です。  ヘイトスピーチ解消法が成立して約十か月が過ぎました。その具体化のために全国各地で積極的な取組が行われております。特にその最先端を走っているのが川崎市であろうと私は考えております。  ヘイトスピーチを許さないかわさき市民ネットワークは、自民党の元...全文を見る
○有田芳生君 今お話しになった川崎駅前での大型街頭ビジョンの写真については資料に、写真の左側にお示しをしております。  そのように、ヘイトスピーチ解消法をめぐっては、国や地方団体が積極的にヘイトスピーチ許さないという啓発活動を行って、多くの人たちがそれに励まされているという、そ...全文を見る
○有田芳生君 この主催者たちは、これまで川崎を標的にして、桜本という在日の方々の集住地区にデモを何度も行おうとした。それに対して多くの市民が抗議をして、それを食い止めることができましたけれども、そのときに、これまで法務省は積極的にこういう対応をしてくれたじゃないですか。そして、こ...全文を見る
○有田芳生君 報道されているということは、現地に行っていないんですか、法務省の職員たちは。
○有田芳生君 ケースがございますじゃないでしょう。今、川崎のことを聞いているんですよ。去年の六月五日に川崎で行われたデモのときだって法務省の方いらしたじゃないですか。知らないんですか、擁護局長は。
○有田芳生君 そこで、ヘイトスピーチ解消法、本当に人権擁護局の方々も非常に努力をしてくださいました。与党の皆さんも頑張ってくれた。私たちも頑張りました。地元の人たちも頑張った。それに真っ正面から挑戦するかのような集会が今行われようとしている。川崎が最大の闘争目標だという、そういう...全文を見る
○有田芳生君 事前に規制してくれなんて誰が言いましたか。違うでしょう。アドトラックとかこういう大型ビジョンを出した、これまでに川崎でそういう積極的なことをやってきてくれたじゃないですか。それに対して、ヘイトスピーチ、皆さん方も努力したものに対して、最大の闘争課題だといってこういう...全文を見る
○有田芳生君 京都朝鮮第一初級学校襲撃事件の京都地裁判決、大阪高裁判決、それから最高裁判決でも明らかになっているように、彼らが発言してきたことは憲法違反であるということ、人種差別であるということはもう明確にはっきりしている。しかも、四十年間そういう活動をやってきた人物が表現の自由...全文を見る
○有田芳生君 ネット上では本当に具体的な被害者が日々困惑、悩み、そして苦しんでいるわけですから、一刻も早く前に進むようにお願いをしておきたいというふうに思います。  通告はしておりませんが、最後に、僅かな時間ですけれども、大臣、川崎でそうやって私たちが努力をして成立させたヘイト...全文を見る
○有田芳生君 川崎でもそのような対応をしていただくことを強く期待しまして、質問を終わります。
04月13日第193回国会 参議院 法務委員会 第6号
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○有田芳生君 民進党・新緑風会の有田芳生です。  私は、昨日の夕方、ある女性三人とお会いをして一時間ほど訴えを聞きました。三人とも何をおっしゃったかというと、今、衆議院と参議院の法務委員を回って、共謀罪の前に刑法改正、これを審議してほしいんだと、百十年ぶりに一刻も早く性犯罪につ...全文を見る
○有田芳生君 項目的には確かにそのようなことだと思うんですが、その中でも具体的な成果というものはどういうものがあったんでしょうか。
○有田芳生君 その関連団体の中にグーグル、ツイッター、フェイスブックは入っていますでしょうか。
○有田芳生君 御承知でしょうけれども、そこがやはり大きな課題だと思うんですよね。  この一年間努力をしてくださってきたということは分かるし、例えば、何とか動画というようなところから人権擁護局が努力をしてくださることで削除されたということはあるんだけれども、だけど、グーグル、ツイ...全文を見る
○有田芳生君 確認ですけれども、グーグル、フェイスブック、ツイッター社とも、そういう削除要請はなさっているんですか。
○有田芳生君 個別にどなたがこれを削除してくれということを伺っているんではなくて、そういう海外のグーグル、ツイッター、フェイスブックとも交渉はしてきたという、そういう認識でよろしいですか。
○有田芳生君 じゃ、ツイッター、グーグル、フェイスブックなんですけれども、一般論として、海外にあるプロバイダーあるいはその日本支社、そういうところと交渉はなさってきましたか。
○有田芳生君 してくださっているんですから、堂々と、やっているんだと、だけどそれがなかなか難しいんだという現状は認識されていると分かっているんですよ。だけど、必要なのは、やはりアメリカに本社があれば、あるいは日本に支社があれば、アメリカとの交渉が難しいならば日本支社と交渉していく...全文を見る
○有田芳生君 人権擁護局だけではなくて、警察庁なども様々な努力をこの一年間、解消法ができたからこそ動いているという現実があるんですけれども、でも、なかなか壁が厚い。ひどい書き込み、動画というものがのうのうと今この時間にも残っている。やはりそれを克服していく、新しい課題、やっぱり一...全文を見る
○有田芳生君 やはり国際人権基準に追い付かなきゃいけないと思うんですよね、せっかく解消法ができたんですから。ですから、法務省も総務省と協力していただいて、EUやドイツのように、グーグルやツイッター社やフェイスブックなどと話合いをして合意を得て、差別的な書き込みがあれば二十四時間以...全文を見る
○有田芳生君 その推進力をもっと強めていただきたいというふうに思います。  もう一点、ネット上の差別書き込みなどに加えて、脅迫とか名誉毀損とか威力業務妨害など、犯罪を構成するような動画であるとか書き込みがあったとき、今はどういう対応をされているんでしょうか。
○有田芳生君 そういう勧告など厳しい対応を取っていただきたいんですが、勧告を法務省がしても、その勧告文というものをインターネット上で、ほら、こんなのが来ているぞと見せて、手で破って、そして中にある勧告文をびりびりびりっとインターネット上でやっているような人物がいますけれども、その...全文を見る
○有田芳生君 そういう警察庁としての確認があるんでしょうけれども、そんなものではないんですね、残念ながら。  皆さん、インターネットで行動保守カレンダーというのを見ていただければ分かるんですが、毎週土曜日、日曜日を中心にして全国各地でデモ、集会、それから町の中での、例えば池袋だ...全文を見る
○有田芳生君 そのとおりなんです。この間、四月九日、新宿で行われたデモなんかも、私はその場におりましたけれども、相変わらずヘイトスピーチ、不当な差別的言動というのを行っている。もうこの人たちは変わらないんだなと情けなくなる思いで見ておりますけれども、残念ながらそれが日本の現実です...全文を見る
○有田芳生君 指針が通達として出されたという理解でよろしいわけですね。
○有田芳生君 指示してほしいんです、是非とも。  DJポリスがヘイトスピーチ解消法に基づき不当な差別的言動は慎みなさいと言うことをもっと強化していただきたいんですが、なぜしっかりとした統一した指針を出していただきたいかというと、この間、四月九日、新宿でこの右派系市民グループがデ...全文を見る
○有田芳生君 残念ながら、警視庁のやり方を全国に広げてほしくないんです、率直に言って、それは。  だって、警察官だって何人も現場に出動して映像を撮っていますよ。だから、DJポリスが何を言っていたかというのは見ていただければ分かります。ヘイトスピーチに反対する我々に対して、挑発は...全文を見る
○有田芳生君 そうしたら、少なくとも警視庁水準を全国に広げるような広報はやめてください。どうしたって警察と一緒にデモをしているとしか見えないんですよ、一般の人たちは、そういう思いでやっていらっしゃるんだろうけれども。  じゃ、さっき抗議をする人たちに対する規制とおっしゃったけれ...全文を見る
○有田芳生君 違うんですよ。集まってくるだけの抗議者たちは当日のデモになんかいないんですよ、非常に少なかった。なぜ少なかったかというと、中野でもヘイトスピーチのデモ、集会が駅前で行われていた、池袋でも行われていた、だから、本当少なかったんですよ。少なくとも、何でここからいなくなら...全文を見る
○有田芳生君 あと、駆け足になりますけれども、せっかくお金と時間、労力を掛けてこれだけの立派な調査をしてくださったんですが、この間も担当者に来ていただいて話し合ったんですが、生データの提供を、例えば研究者と協力し合ってもっと詳細な調査ができないかなと思っております。  つまり、...全文を見る
○有田芳生君 終わりますが、総務省、文科省の方々も含めて、申し訳ありません、時間が来たので終わらせていただきます。     ─────────────
04月18日第193回国会 参議院 法務委員会 第7号
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○有田芳生君 民進党・新緑風会の有田芳生です。  今大臣が最後に所見を述べられたその方向で進んでいくべきだというふうに私も考えております。何よりも、社会の重要なインフラとしての法曹人材の養成、充実というのは、これから喫緊の課題であろうというふうに思います。  まず、繰り返しに...全文を見る
○有田芳生君 貸与制から給付制になることは私たちも賛成なんですが、今回の裁判所法の一部を改正する法律案の概要、その一番最初、立法の目的のところにこう書かれております。「法曹人材確保の充実・強化の推進等を図るため、司法修習生に対し、修習給付金を支給する制度の創設等を行う必要がある。...全文を見る
○有田芳生君 だったら、立法の目的をもう少し、今おっしゃったように正確に述べられるべきじゃないですか。  大臣にお聞きをしたんですけれども、今説明いただいたことは、正しいようで事実がちょっと、あるいはかなり違うんじゃないでしょうか。  確かに修習給付金が必要だという声は法学部...全文を見る
○有田芳生君 だから、これから質問していきますけれども、やはり抜本的な措置をとっていかないと、この法曹志願者の増加というのは図れないという問題関心から更にお聞きをしていきます。  まず、法科大学院入学者が減少しておりますけれども、その具体的な数字というものを教えてください。
○有田芳生君 つまり、約三割になっているということですよね。  じゃ、さらに、司法試験の出願者がどのような傾向をたどっているかを教えていただけますか。
○有田芳生君 そういう減少傾向にあることを克服しなければいけないんですけれども、そうすれば、法曹志願者が減っている理由というのは、まあ複合的なものがあるでしょうけれども、どのように現実を見て、これから対策取られようとしているんでしょうか。まず、理由についてお示しください。
○有田芳生君 今の答弁の中で、制度の初めと異なっているという趣旨の発言がありましたけれども、制度の初めはどういうものであり、そしてそれと異なっているという現実はどういう内容なんでしょうか。
○有田芳生君 平成二十四年の裁判所法改正のときに、附帯決議でこのように書かれております。「質の高い法曹を養成するための法曹養成制度全体についての検討を加えた結果を一年以内に取りまとめ、政府においては、講ずべき措置の内容及び時期を直ちに明示することとする。」。これは平成二十四年なん...全文を見る
○有田芳生君 いろいろな改革が示されたというのは、どういう改革が示されたんですか。
○有田芳生君 それじゃ、文科省にお聞きしましょう。  法科大学院、そもそもどういう目的でつくられたんでしょうか。
○有田芳生君 いや、その質の高い法曹養成はできているんですか。
○有田芳生君 もう一度伺います。司法試験の合格率、予備試験合格者と法科大学院修了者との比率というのはどうなっていますか。
○有田芳生君 つまり、予備試験合格者は六割、法科大学院修了者は二割、これが司法試験の合格率の現実ですよね。そこに法科大学院のどういう問題が現れていると分析されていますか。
○有田芳生君 問題意識を持っていただくのは結構なんですが、やはり抜本的な改革を早急に進めていかなければいけない局面にはもう入っているというふうに思うんですよね。  そこで、もう一つお聞きをします。司法試験法第五条というのはどういう法律でしょうか。
○有田芳生君 今示されたとおり、司法試験法第五条というのは、「司法試験予備試験は、司法試験を受けようとする者が前条第一項第一号に掲げる者と同等の学識及びその応用能力並びに法律に関する実務の基礎的素養を有するかどうかを判定することを目的とし、」というふうにありますけれども、この「前...全文を見る
○有田芳生君 そうすると、さっきの合格率を見ても、やはり大きな差が出ている現状を見ますと、この第五条で示されている予備試験、それから法科大学院を修了した者、これが同等の学識及びその応用能力並びに法律に関する実務の基礎的素養を有していないんじゃないですか。五条と現実というのは乖離し...全文を見る
○有田芳生君 見守る段階から早く改革を進める段階にあるということをお伝えしたいんですけれども。  私たちは、平成二十六年の十一月ですけれども、民主党時代に法曹養成制度改革に関する緊急提言というものを出しました。項目からいくと、予備試験改革が必要であるということ、それから法科大学...全文を見る
○有田芳生君 終わります。
04月20日第193回国会 参議院 法務委員会 第8号
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○有田芳生君 おはようございます。民進党・新緑風会の有田芳生です。  ヘイトスピーチというのは、この委員会でも何度も何度も皆さんとともに議論をしてまいりました。ヘイトスピーチをほっておけば、ヘイトクライム、犯罪に結び付きます。さらには、それがエスカレートをしてジェノサイド、皆殺...全文を見る
○有田芳生君 ということは、昨日の朝日新聞のこの記事内容については、私、この新聞関係者にも話を聞きましたけれども、担当者がそのような、先ほどのような発言をしたというのは、何らかの誤解があったという理解でよろしいですか。
○有田芳生君 発言はしているんですが、水掛け論になりますからやめておきます。とにかく、もう一度掲載されるという方向だということを確認したいというふうに思います。  しかし、リニューアルだというんだったら、例えばホームページ上に、指定されたページ又はファイルは存在しませんと、こう...全文を見る
○有田芳生君 一刻も早くこういう歴史的な資料については再び国民が見ることができるように、是非ともお願いをいたします。  次に、ヘイトスピーチと拉致問題についてお聞きをしたいというふうに思います。  今度の日曜日、全国一斉に拉致被害者全員奪還という行動が行われる予定になっており...全文を見る
○有田芳生君 国民が反対できない拉致問題の解決というテーマを持って、実際にはひどいヘイトスピーチが今でも繰り返し行われ、今度の日曜日も行われようとしているのが今の日本の現実なんです。  京都のデモについては、主催当事者がこの数日間でデモを中止いたしました。これは、京都府警との交...全文を見る
○有田芳生君 ヘイトスピーチいわゆる解消法ができる前は、京都の祇園の辺りから四条河原町、一番通行人も多く、観光客も多く、外国人もいっぱいいらっしゃるところでとんでもないデモが行われて、多くの人たちが反対行動に参加をしました。  今回、同じようなことをやろうとしたこの常習ヘイトス...全文を見る
○有田芳生君 事案に応じて適切に対処していくというのは、具体的にどう対処されるんですか。  もう時間も限られているので、お願いなんですけれども、土日にヘイトスピーチの集会、デモが行われることが多いんですが、この間も川崎で多くの反対する人たちが集いましたけれども、やはりこれは、「...全文を見る
○有田芳生君 ネット上でそういうことが、成果があったというのは前進だと思いますが、デモの中で使われているときにこれはどうしようもないですよね。だから、現場に足を運ぶという行動が必要だと思うんですよ。  前任の人権擁護局長などは土曜日、日曜日を使ってやはり現場に行かれていた。だか...全文を見る
○有田芳生君 駄目なんですよ、彼らは。前も言いましたけれども、勧告を受けたって、インターネット上で映像で、こんなの来ましたよと、桜井誠前在特会会長なんかは、にやにやとして、びりびりと破いて、皆さんが勧告したものを破いたりするわけでしょう。そういう人たちなんですよ。勧告の権威なくな...全文を見る
○有田芳生君 適切に対処できていないから言っているんです。時間がありますから次に行きます。  前回、局長に解消法以降どういう成果がありましたか具体的にお示しくださいと言いました。ところが、私がその質問をした後になって、法務省の方が「私たちの身近にあるヘイトスピーチ」というパンフ...全文を見る
○有田芳生君 今後とも、こういうものを作っていただきたいというふうに思います。  ただ、やはり監修などを専門家から受けるということも必要だと思いますが、そういうことを含めて、第二弾、第三弾というものをお作りになっていく御予定はありますでしょうか。
○有田芳生君 最後に一点だけ。  先ほど法務省のホームページでもというお話がありましたけれども、この法務省のホームページを見ても、すばらしいとあえて言いますけれども、このパンフレットができたということを、どこを探しても見えないんですよね。前回と同じように工夫していただけないでし...全文を見る
○有田芳生君 余り目立たないではなくて全然目立ちませんので、是非改善をお願いしたいということで、時間が来ましたので質問を終わります。
05月10日第193回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第2号
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○委員長(有田芳生君) ただいまから政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨日までに、西田実仁君、矢倉克夫君、鴻池祥肇君及び山下雄平君が委員を辞任され、その補欠として里見隆治君、新妻秀規君、青木一彦君及び石田...全文を見る
○委員長(有田芳生君) 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔...全文を見る
○委員長(有田芳生君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に谷合正明君を指名いたします。     ─────────────
○委員長(有田芳生君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  平成三十一年六月一日から同月十日までの間に任期が満了することとなる地方公共団体の議会の議員及び長の任期満了による選挙により選出される議会の議員及び長の任期の特例に関する法律案の審査のため、必要に...全文を見る
○委員長(有田芳生君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。     ─────────────
○委員長(有田芳生君) 平成三十一年六月一日から同月十日までの間に任期が満了することとなる地方公共団体の議会の議員及び長の任期満了による選挙により選出される議会の議員及び長の任期の特例に関する法律案を議題といたします。  まず、提出者衆議院政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関す...全文を見る
○委員長(有田芳生君) 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(有田芳生君) 他に御発言もないようですから、質疑は終局したものと認めます。  これより討論に入ります。──別に御意見もないようですから、これより直ちに採決に入ります。  平成三十一年六月一日から同月十日までの間に任期が満了することとなる地方公共団体の議会の議員及び長...全文を見る
○委員長(有田芳生君) 多数と認めます。よって、本案は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(有田芳生君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後一時二十一分散会
05月11日第193回国会 参議院 法務委員会 第11号
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○有田芳生君 民進党・新緑風会の有田芳生です。よろしくお願いします。  お三方の参考人のお話を伺いまして、お二人は弁護士さん、そしてお一人は研究者と言っていいんでしょうか。そして、この法務委員会を見渡しても、いつも思うんですけれども、弁護士出身あるいは検察官出身の法曹関係者が多...全文を見る
○有田芳生君 時間との関係で、約款について山本参考人と山野目参考人に伺いたいんですけれども、私たち、百二十年ぶりの改正ということになると、明治、大正、昭和、そして平成、さらには新しい時代に入っていく。だけど、振り返ってみれば、明治だって大正だって、昭和だってそうですけれども、イン...全文を見る
○有田芳生君 ありがとうございました。
05月12日第193回国会 参議院 本会議 第22号
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○有田芳生君 ただいま議題となりました法律案につきまして、政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。  本法律案は、平成三十一年六月一日から同月十日までの間に任期が満了することとなる地方公共団体の議会の議員及び長の任期満了による選...全文を見る
05月25日第193回国会 参議院 国土交通委員会 第17号
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○有田芳生君 民進党・新緑風会の有田芳生です。  私は、隣の法務委員会から今朝は差し替えで質問をさせていただきます。よろしくお願いします。  質問を週刊誌風、新聞風にタイトルとして言えば、観光立国の現状に見合った通訳案内士の役割を鮮明にということにいたしました。今、長谷川委員...全文を見る
○有田芳生君 もう少し具体的にお聞きをしたいんですが、十か国語ですよね、英語、フランス語、スペイン語、ドイツ語、中国語、イタリア語、ポルトガル語、ロシア語、韓国語、タイ語、これで資格を取るために試験が行われている。一九四九年、昭和二十四年に始まったこの通訳案内士についての国家試験...全文を見る
○有田芳生君 もう少し具体的に言いますと、皆様方にお配りをした資料の左の上、これは平成二十八年度の日本地理の試験のごく一部を取り上げました。なかなか難しい内容で、歴史であるとか一般教養であるとか、ただ語学ができるだけではないと。そういう中で、合格率というのは非常に厳しいものがある...全文を見る
○有田芳生君 例えば英語の試験だと、平成二十八年度の受験者八千四百二十七人のうち、合格率は二三・八%、これ、この十年ほど前にたどってみると、平成二十二年には一二%しか通っていない。去年の試験を受けた人でいえば、中国語で通った方というのは僅か九・五%、タイ語は六・四%。非常に難しい...全文を見る
○有田芳生君 さすがに今はもう改善されてきていると思いますが、私が六年前に質問したちょっと前ですけれども、例えば、香港からやってきた通訳ガイドが日本語をしゃべるときに拙者はというような言葉を使ったり、そういう日本語水準さえあったというのは、これもまた紛れもない事実なんですよね。 ...全文を見る
○有田芳生君 そうはいっても、今も長官からお話ありましたように、通訳案内士の国家資格を持って、それを生活の糧にしたいという方も当然いらっしゃるわけですよね。観光庁の今お示しになった調査によっても、兼業、未就業の理由として一番多いのが、一定の収入が見込まれないため、これが四五・九%...全文を見る
○有田芳生君 そういう現実なんですよね。この現実が変わっていかない。変わっていかないのに、難しい国家試験を通った通訳案内士の方々の業務独占を廃止しようという方向に向かいつつある。このことは、やはり改善しなければいけない課題が多々あるというふうに思うんです。確かに、個人の趣味である...全文を見る
○有田芳生君 せっかく通訳案内士の資格を取ることを夢見て実現をした方に仕事がやってきた。どんな仕事かというと、東京にお住まいの方なんだけれども、大阪の方で仕事の依頼が来たんですよね、日当は一万三千円、ところが、旅費が出ないんですよね。東京から大阪方面に行って旅費が出ない、日当一万...全文を見る
○有田芳生君 まず、入管に先にお聞きをしますけれども、今観光庁長官が説明していただきましたけれども、摘発の容疑というのはどういう具体的な内容だったんでしょうか。
○有田芳生君 この九州の件は後でまた具体的にお聞きをしますけれども、クルーズ船が相当入ってきているんですよね。中国で旅行を手配して日本にやってくる、バスなどに乗って偽ガイドなどがブラック免税店に連れていく、そこで様々な商品を買わせる、粗悪品どころか偽物まで売っている。  今回の...全文を見る
○有田芳生君 この偽ガイドは中国人で、日本にいる家族とともに暮らしていた方ですが、何と、福岡県警が預金通帳を調べたところ、案内先の免税店から約七千五百万円の報酬を受け取っていた。  だから、中国から日本にやってきて闇ガイドをする、あるいは日本にいて闇ガイドを案内されたら三千万円...全文を見る
○有田芳生君 この昨年の九州の件でいえば、その人物は罰金五十万円。三千万円以上もうけていて罰金五十万円、これが現実なんですよね。摘発されていない人たちはいっぱい今でもいる。  そこの背景として中国発のクルーズ市場というのが急拡大している問題がありますけれども、観光庁長官、この中...全文を見る
○有田芳生君 中国発のクルーズツアーというのは、乗船中、朝昼晩、食事代無料なんですよね。そして、飛行機と違って、帰るときもお土産いっぱい持って帰ることができる。買物によるお土産の持込みにも制限がない、しかもそう高くはないということで多くの人たちが来るんだけれども、同時に、そこに一...全文を見る
○有田芳生君 これは報道もされましたけれども、例えば、あるぼったくり免税店などは、一三年十二月期に約五十億円だった売上げ、一三年に五十億円、それが一五年十二月期には約四百八十億円、五十億円の売上げが四百八十億円、十倍に増えている。しかも、観光バスにお客さんたちを乗せて闇ガイドが免...全文を見る
○有田芳生君 そういうのはどこが把握をするべきなんでしょうか。
○有田芳生君 関係省庁とはどこでしょうか。
○有田芳生君 もう一つ、簡単に具体的な例をお聞きをしたいんですが、これは今年に入ってから、一月ですけれども、沖縄で、那覇市の若狭バースに大型クルーズ船が相次いで入港した。そこに下船した観光客を迎えたのは県外から来たと見られる百六十人の無資格ガイド、百六十人ですよ、ここには国家資格...全文を見る
○有田芳生君 沖縄では、今年の五月にも台湾人向けの白タクが問題になっております。そういうことを含めて沖縄からの調査をやってくれという依頼でしょうけれども、これは沖縄に限らない、九州もそうですし、全国各地で恐らくこういう事態が頻発しているという可能性がありますから、観光庁、是非そう...全文を見る
○有田芳生君 観光庁の職員の方々が現場に足を向けてくださると、そういう理解でよろしいですか。
○有田芳生君 闇ガイドをやっている人たちというのは、新宿などの風俗営業店なども同じですけれども、情報網というのはすごいんですよね。ですから、現場に観光庁の方々が、例えばさっき言ったように観光庁というものを付けて歩くだけで、これは本気であるということはマスコミも大きく報道しますから...全文を見る
○有田芳生君 終わります。     ─────────────
05月30日第193回国会 参議院 法務委員会 第15号
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○有田芳生君 民進党・新緑風会の有田芳生です。  総理、聞いてください。共謀罪の議論をずっと衆議院段階から伺ってまいりまして、大きな二つの問題を感じました。もちろん法文ですから厳密に議論をしなければいけない。と同時に、国民に分かりやすく説明する責任があるだろうというふうに思いま...全文を見る
○有田芳生君 だから、印象操作なんですよ。国民の多くが、こんなオウム真理教の事件を二度と起こしてはいけない、そう思っていますよ。だけど、皆さんがお出しになっている共謀罪法案ではテロなんて防止できないんですよ。そのことは後でお話をしますけれども。  元々宗教団体であったオウム真理...全文を見る
○有田芳生君 都合のいいときだけオウム真理教を利用する、それがまさしく印象操作じゃないですか。  地下鉄サリン事件、松本サリン事件の前にも、オウム真理教が発足した当初から内部のリンチ事件などはありました。そのときに一変したのかどうか、非常に流動的じゃないですか。だから、それは捜...全文を見る
○有田芳生君 都合のいいときだけオウム事件を取り上げるのは問題だと思いますよ。オウム真理教の結合関係の基礎としての共同の目的というのは、最初から最後まで宗教的教義なんですよ。そして、その教義の中に問題があったから凶悪事件を起こしたわけで、一変なんかしていないんですよ。これが歴史の...全文を見る
○有田芳生君 民進党・新緑風会の有田芳生です。  作家の井上ひさしさん、もうお亡くなりになりましたけれども、常々私たちが教えられていたのは、難しいことを易しく、易しいことを深くということを小説を書く上での戒めとしてこられましたけれども、この法務委員会のこの共謀罪についての議論に...全文を見る
○有田芳生君 それでは、もう一度お聞きをしますけれども、前回、参議院の法務委員会で約一時間にわたってこの共謀罪問題質問したときに、大臣に私は、オウム真理教というのはテロ集団ですかとお聞きをしました。明確な答えがありましたけれども、オウム真理教はテロ集団でしょうか。
○有田芳生君 歴史の教訓から学ぶという立場でお聞きをしているんですけれども、これから例えばオウム真理教のような教団が出てくる可能性がある。そのとき、このテロ等準備罪というものがあった場合に、歴史の教訓にもう確固とした事実として存在しているオウム真理教の事件を教訓とするためには、や...全文を見る
○有田芳生君 組織的犯罪集団という概念が、定義が当時あったとしたら当てはまるんじゃないんですか。難しい話を聞いているわけではないんですよ。当てはめをやって歴史の教訓に学ぶ、その立場から、あのときこの法案が成立していたならば、オウム真理教というのは組織的犯罪集団だ、あるいはそうじゃ...全文を見る
○有田芳生君 ですから、国民の常識、日常感覚に基づいてすっきりと……(発言する者あり)テロ集団だと西田委員が言うように、やはり明言しなければおかしなことになってしまうんですよ。  その上でお聞きをしますけれども、じゃ、今刑事局長お話しになりましたけれども、事件の具体的なプロセス...全文を見る
○有田芳生君 その上で、刑事局長でよろしいんですけど、一般論として、普通の団体が犯罪集団に一変する、その一変といってもいろんな流れ、境界線、あるというふうに思うんですよね。そこら辺は誰がどのように判断なさるんですか。
○有田芳生君 だから、今の御説明からいうと、この第六条の二の結合関係の基礎としての共同の目的が別表第三に掲げる罪を実行することにあるという、これをオウム真理教に当てはめれば、刑事局長の説明ではオウム真理教というのは組織的犯罪集団にならないんじゃないですか。
○有田芳生君 それじゃ、大臣にお聞きをします。  これは法務省が出された文書からの、先ほどの現行法上的確に対処できないと考えられるテロ事案、同時多発的に一般市民の大量殺人を行うことを計画した上、例えば殺傷能力の高い化学薬品の原料の一部を入手した場合、現行法上なぜ的確に対処できな...全文を見る
○有田芳生君 オウム真理教は、一九八四年にオウム神仙の会として成立をして、八七年にオウム真理教と名前を変えて、そして、後に坂本弁護士一家殺害事件、松本サリン事件、地下鉄サリン事件などなど一連の凶悪事件を起こしました。だけど、その設立の当初から、結合の基礎というのは宗教的な教えであ...全文を見る
○有田芳生君 じゃ、ちょっと視点を変えて刑事局長にお聞きをしますけれども、一般市民の大量殺人を行うことを計画した上で、殺傷能力の高い化学薬品の原料の一部を、これを組織的犯罪集団ではなくて複数の個人が、団体に属していない複数の個人が入手をした場合はどうなりますか、この条文と照らして...全文を見る
○有田芳生君 じゃ、逆に聞きましょう。  別表三の犯罪行為、いろいろありますけれども、別表三の犯罪行為を実行した人たちがいた場合は、これは組織的犯罪集団になるんですか、ならないんですか。
○有田芳生君 じゃ、もう少し具体的なイメージでお聞きをしたいというふうに思います。  これ大臣でも結構なんですけど、何の団体にも所属していない三人の人がいたとします。これは現実的な問題、いろんなところで今インターネットで人と人が結び付いて、ある若い女性が殺害されるという悲惨な事...全文を見る
○有田芳生君 じゃ、団体の定義の中の継続的結合体であるとか反復して行われるという要件がありますよね。これとの関係で、そういう組織的犯罪集団の定義には当てはまらないけれども、複数人がそういう行為を準備をした場合には、危険性がなければ何の問題もないということですか。
○有田芳生君 端的に伺いますけれども、そうすると、今回のテロ等準備罪、共謀ですけれども、刑事局長のお考えだと、自爆テロ、自爆テロというのは大体一回、これがもう世界中、大抵そういう行為として行われていますけれども、自爆テロはこの法案では食い止めることはできないです。
○有田芳生君 つまりは、山口さんが何度もこの場でも質問されていますように、ローンウルフ型のテロというものはこの法案では食い止めることはできないわけですね。
○有田芳生君 じゃ、組織的犯罪集団と認定された人たちがいた場合、この団体の定義の中には、「指揮命令に基づき、あらかじめ定められた任務の分担に従って構成員が一体として行動する人の結合体」とありますよね。だけど、今のインターネット型のあらゆる、あらゆるではないな、インターネット型の人...全文を見る
○有田芳生君 現状認識、日本と世界、テロの状況、現実、そこから見ると、ISにしてもそうですけれども、そういう指示に基づいて個人が自爆テロを起こすというのは結構ありますよね。だから、そういうことに本当に対処できるような内容にしなきゃいけないと思うんだけれども、そういうときには、その...全文を見る
○有田芳生君 もう一つ具体的にお聞きをします。  衆議院でも議論になったことですけれども、何の団体にも属していない人たちが三人、まあ二人以上だから二人でもいいと思いますけれども、いたとして、保安林でマツタケでもいい、キノコでもいい、取ることを目的にインターネットで知り合って、数...全文を見る
○有田芳生君 成立しないならば、別表三から森林のところを削除するべきじゃありませんか。
○有田芳生君 全くリアリティーがないんですよ、現実の問題として。  更に聞きましょう。これも衆議院で問題になりましたけれども、何の団体にも所属していない複数人が楽譜のコピーをすることを目的にインターネットで知り合って、数回会ってその計画をして、その楽譜を購入した場合、テロ等準備...全文を見る
○有田芳生君 まれな場合はあるでしょう。  じゃ、もう時間が来たので最後にしますけれども、例えばキノコの問題にしても今の楽譜の問題にしても、成立しないと刑事局長おっしゃいましたけれども、それはどの要件が欠けているからですか、最後に確認したいと思います。
○有田芳生君 続きはまた改めます。ありがとうございました。
06月01日第193回国会 参議院 法務委員会 第16号
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○有田芳生君 民進党・新緑風会の有田芳生です。  私は、この共謀罪、政府の言うテロ等準備罪、この審議においてオウム真理教の地下鉄サリン事件にあくまでこだわるのはなぜかといえば、やはり、今から二十二年前の地下鉄サリン事件当時にこの法案が仮に成立していたとしてもテロは防げなかっただ...全文を見る
○有田芳生君 大臣、更にお聞きをしますけれども、インターネット型の人間関係というのが、今の社会は、オウム真理教の事件のときとは違ってもう現実のものとしてありますよね。ですから、そういう意味では、この組織的犯罪処罰法も含めた犯罪の構成というものにおいて、人間が対等、平等で、指揮命令...全文を見る
○有田芳生君 そして、最後にもう一点だけ確認させてください。  何の団体にも関係していない人たちがインターネットで知り合って、たった一回、デパートを爆破しようじゃないかという計画をして、一週間の間に継続して何回かの相談をした、そして爆破をしようとしたデパートの下見をした、これを...全文を見る
○有田芳生君 一言で言えば、今度の法案が仮に成立したとしても、世界で今多く起きている一匹オオカミ型の自爆テロというのがもしこの日本で計画され実行されても食い止めることはできない、その前提で更にお聞きをしていきたいというふうに思います。  オウム真理教の事件というものを具体的に聞...全文を見る
○有田芳生君 その丹沢セミナーというものが行われて、更に三年たって、化学物質、化学兵器を作ろうかという話が徐々に話し合われるようになって、具体的には一九九三年に、信者数人が集まって、じゃ、サリン製造プラントでも造ろうかという話があった、六人の信者で。  そのとき、サリンプラント...全文を見る
○有田芳生君 そこが、この第六条二の結合関係の基礎としての共同の目的が、そういった危険な教義を持っている宗教団体だとすれば、である以上、最初から最後まで結合関係の基礎としての共同の目的は危険な教義だった場合、これは組織的犯罪集団に当たるんでしょうか。
○有田芳生君 教祖が五人の信者を集めて、先ほどもお話ししましたけれども、サリン製造プラントを造ろうじゃないかということを決めた。さらには、そういう計画の下で化学薬品を購入するためのダミー会社を三つつくった。この段階ではテロ等準備罪というのは適用されるんでしょうか。
○有田芳生君 ならば、その化学薬品を購入するためのダミー会社、三つあった。そのダミー会社の信者たちが、全くサリン製造計画なんというのは聞いたこともない、サリンのサの字、当時日本人だって知らなかったわけですから、知らなかったのにそういう構造に組み込まれた場合、テロ等準備罪において、...全文を見る
○有田芳生君 サリン製造プラントを計画した段階ではテロ等準備罪は適用されないけれども、化学薬品を集め始めてダミー会社をつくった、そこにいる人たちは全くそういう計画を知らなかった、その人たちは言葉としては一般人と言えるわけですよね、構成しないわけですよね。だけど、その段階においては...全文を見る
○有田芳生君 すっきりしないんだよね。  つまり、そのテロ等準備罪が適用された段階では捜査が進むわけですよね。観念的な話しているわけじゃないですから、組織的犯罪集団として認定されたら、そういう計画知らない人たちもいっぱいいても捜査当局は動くじゃないですか。違いますか。
○有田芳生君 今日は時間が限られているので急がざるを得ないんですけれども、一九八九年十一月四日未明に坂本弁護士一家殺害事件が起きました。そして、さらに、時間を超えて一九九四年の六月二十七日、松本サリン事件が起きました。さらには九か月後、九五年の三月二十日に地下鉄サリン事件が起きま...全文を見る
○有田芳生君 被疑者として捜査の対象にしていなくても、一般の元信者も含めて八千人以上の人たちの個人情報がデータベース化されている、神奈川県警の総括として明らかにされているんですよ。だから、そういうのが現実なんです。観念的な議論を幾らしていたって実態というのは分からないということを...全文を見る
06月07日第193回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第3号
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○委員長(有田芳生君) ただいまから政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨日までに、青木一彦君、石田昌宏君、里見隆治君、新妻秀規君、山東昭子君及び井上哲士君が委員を辞任され、その補欠として山下雄平君、矢倉克...全文を見る
○委員長(有田芳生君) 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔...全文を見る
○委員長(有田芳生君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に谷合正明君を指名いたします。     ─────────────
○委員長(有田芳生君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  衆議院議員選挙区画定審議会設置法及び公職選挙法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案の審査のため、必要に応じ政府参考人の出席を求めることとし、その手続につきましては、これを委員長に御一任願い...全文を見る
○委員長(有田芳生君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。     ─────────────
○委員長(有田芳生君) 衆議院議員選挙区画定審議会設置法及び公職選挙法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。高市総務大臣。
○委員長(有田芳生君) 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(有田芳生君) 他に御発言もないようですから、質疑は終局したものと認めます。  これより討論に入ります。──別に御意見もないようですから、これより直ちに採決に入ります。  衆議院議員選挙区画定審議会設置法及び公職選挙法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案に賛成の...全文を見る
○委員長(有田芳生君) 多数と認めます。よって、本案は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(有田芳生君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後一時五十分散会
06月09日第193回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第4号
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○委員長(有田芳生君) ただいまから政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨日までに、足立敏之君、今井絵理子君、市田忠義君及び熊野正士君が委員を辞任され、その補欠として西田実仁君、鴻池祥肇君、山東昭子君及び井...全文を見る
○委員長(有田芳生君) 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔...全文を見る
○委員長(有田芳生君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に西田実仁君を指名いたします。     ─────────────
○委員長(有田芳生君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  公職選挙法の一部を改正する法律案の審査のため、必要に応じ政府参考人の出席を求めることとし、その手続につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異...全文を見る
○委員長(有田芳生君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。     ─────────────
○委員長(有田芳生君) 公職選挙法の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず、提出者衆議院政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員長竹本直一君から趣旨説明を聴取いたします。竹本直一君。
○委員長(有田芳生君) 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(有田芳生君) 他に御発言もないようですから、質疑は終局したものと認めます。  これより討論に入ります。──別に御意見もないようですから、これより直ちに採決に入ります。  公職選挙法の一部を改正する法律案に賛成の方の起立を願います。    〔賛成者起立〕
○委員長(有田芳生君) 全会一致と認めます。よって、本案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(有田芳生君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十一時十三分散会
06月09日第193回国会 参議院 本会議 第31号
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○有田芳生君 ただいま議題となりました法律案につきまして、政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。  本法律案は、衆議院議員選挙区画定審議会が行った衆議院小選挙区選出議員の選挙区の改定案についての勧告を受けて衆議院小選挙区選出議...全文を見る
06月13日第193回国会 参議院 法務委員会 第18号
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○有田芳生君 民進党・新緑風会の有田芳生です。  まず、金田大臣にお伺いいたします。  今、一般人とは何かという議論がありましたけれども、参議院にこの法案が回ってきてから、最近になって組織的犯罪集団の周辺者という言葉が頻発するようになりました。大臣、組織的犯罪集団の周辺者とは...全文を見る
○有田芳生君 大臣は、参議院の法務委員会の質疑、趣旨説明の中で、環境保護団体などが隠れみのになる場合もあるんだと、そのときは捜査の対象になり得るという趣旨の御発言でしたが、環境保護団体あるいは人権団体などが隠れみのの姿を取る、姿を取っているかどうかということを判断するのは誰ですか...全文を見る
○有田芳生君 今朝の参考人質疑の中でも、オウム真理教の事件が話題になりました。そこで、具体的にお聞きをしたいというふうに思います。  とにかく、この法案を審議する場合、現象論でも駄目で、本質論だけでも駄目で、一般の人、理解できないんだから、刑事局長のような非常に法文、厳密に解釈...全文を見る
○有田芳生君 実態からいって、そんな説明は話にならないんですよ。  オウム真理教の場合は、麻原教祖がいた、その周りには、事件が起きてから明らかになりましたけれども、地下鉄サリン事件、VXガス事件、坂本弁護士一家殺害事件などなど様々な凶悪事件がありました。これで起訴された人員は百...全文を見る
○有田芳生君 違うんですよ。  もう我々が身にしみて体験したこの日本で起きた地下鉄サリン事件などの凶悪事件、組織的犯罪集団としてのオウム真理教、じゃ、これからこの法案が成立したら、そういう集団ができたときに本当に有効に対処できるのかということから聞いているんですよ。  教祖が...全文を見る
○有田芳生君 被疑者として捜査の対象にしていないだけでしょう。個人情報、集めませんでしたか。何千人、万に近い数を。警察が当時やっていたじゃないですか。捜査の対象としていなくても、その周辺者、徹底的に調べたんじゃないですか、否定しますか。
○有田芳生君 だから、一般人や周辺者は調べられるんですよ。それが今の現実でしょう。  オウムだけじゃありませんよ。後で話を聞きますけれども、今話題になっている前川前次官にしたって、菅官房長官は記者会見の中で、前川次官が、歌舞伎町の雑居ビルの中の小さな店ですよ、五十回、百回行った...全文を見る
○有田芳生君 大臣、ちょっと聞いてくださいね。  麻原教祖がいて、凶悪事件を起こした実行犯がいて、何にも関係ないただの信者たちが一万人以上いた。これは日本では余り強調されてこなかった、実は。凶悪集団、カルト集団、組織的犯罪集団と思われていたから、みんなが悪人だと思われたんだけど...全文を見る
○有田芳生君 じゃ、どうして、周辺者の預金口座から、住民票から、行動確認から、車のナンバーから、出入りから、教団組織でいえば東京、神奈川、山梨、二十四時間の監視をやったんですか。嫌疑なくたってやっていたじゃないですか。だから、そういうことを今だってやっているでしょう。だって、沖縄...全文を見る
○有田芳生君 そうしたら、先ほどお伝えしました神奈川県警の正式の報告書、外には出ていません、内部文書です。九千人近い人たちの信徒個人情報カード、それだけの人たちを徹底して個人情報を調べなければいけなかったわけでしょう。全然事件、関係ない人たちだ、圧倒的に。そういうことが現実に起き...全文を見る
○有田芳生君 必要に応じてなんだけれども、令状も取らずにやっていたでしょう。今だってやっているでしょう。やっていないんですか。やっていないならやっていないって言ってください。やっているんだったら当然でしょうって言わないですか。それは捜査の基本じゃないですか。違うんですか。
○有田芳生君 捜査の必要に応じて人の事務所を勝手に入ったり、あるいは、政党幹部がホテルに泊まったら、その宿泊した部屋に入って、その政党幹部がどんな薬を飲んでいたか、それで病状を判断するとかやっていないですか。やっているでしょう。それが捜査じゃないですか、とんでもない話だけど。
○有田芳生君 その言葉だけ聞いていたら、ああ、そうかなと思うかも分からないけど、問題は具体的なんです。実態があるんですよ。だから、大臣、組織的犯罪集団の周辺者、これからいろんなものが出てくる可能性はあるでしょう。だけど、中核部分からどんどんどんどん外に広がっていって捜査やっている...全文を見る
○有田芳生君 機能していないでしょう。GPS捜査、十年間やってきて最高裁でも問題になったわけでしょう。  繰り返しますけれども、今から二十二年前のオウム事件のときだって、これ神奈川県警が、八千四百五人ですよ、脱会者二百三十一人を含めて、周辺者、捜査やったんですよ、個人情報を、徹...全文を見る
○有田芳生君 だから、嫌疑が生じたら、その周辺の一般人だって、周辺者だって捜査の対象にこれまでなってきたじゃないですかということを言っているわけですよ。だから、これが成立したら合法化されるじゃないですか。  だから、大臣、さっき手挙げていらしたんですから、お答えください。
○有田芳生君 現実を見なきゃ駄目ですよ。これまでだって、先ほど言ったように、オウムにしたって前川次官にしたって行動確認されている。明らかなことなんです。  誰がやっているんですか、じゃ。誰かがやっているんですよ。少なくともオウムの場合には警察官、全国各地からやったわけですよ。も...全文を見る
○有田芳生君 つまり、捜査機関が計画あるいは準備行為ではないかと嫌疑を抱けば、捜査開始するんじゃないですか。刑事局長、いかがですか。
○有田芳生君 組織的犯罪集団だと確認されて捜査が開始したら、要するに周辺者、一般の人たちだって尾行とか監視の対象になっているんですよ。これが現実なんだから。これが現実なんですよ。  もう時間だからやめますけれども、この法案についてはいろんな議論が続いてきましたけれども、七条の二...全文を見る
06月14日第193回国会 参議院 本会議 第32号
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○有田芳生君 ただいま議題となりました法律案につきまして、政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。  本法律案は、都道府県又は市の議会の議員の選挙において、候補者の政策等を有権者が知る機会を拡充するため、候補者が選挙運動のための...全文を見る
06月15日第193回国会 参議院 法務委員会 第19号
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○有田芳生君 民進党・新緑風会の有田芳生です。  法律の問題を考えていくときに、私は人間の根源的な価値というものは人間そのものだというふうに思っております。そういう視点から、共謀罪についても、プライバシー権の侵害などなど、やはり捜査の方向性として、一人一人の個人、もっと言えば人...全文を見る
○有田芳生君 大臣からは現実、実態などという言葉が出て、経緯については今御説明されたとおりですが、刑事局長、お聞きをしたいんですけれども、私が素朴な疑問として持っておりますのは、多くの人間、その悲痛な経験を思い、それがずっと続いてきたわけですよね、そういう現実があった。  だか...全文を見る
○有田芳生君 もう少し細かくお聞きをしたいんですが、今、二〇〇〇年辺りというお話でしたけれども、それまでにも多くの被害があったわけですよね。しかし、それが量的にあるいは質的に、社会的にこれは何とかしなければいけないという声がなかったのにもかかわらず、二〇〇〇年ぐらいからそういう声...全文を見る
○有田芳生君 ちょっと視点を変えてみますと、明治からの刑法、そして人間の意識というのは社会とともにどんどん変わってきたわけですけれども、明治、大正、昭和、そして平成、そういう時代の流れの中で、刑事局長にお聞きをしたいのは、男尊女卑の思想みたいなものがやはり社会の変化の中で変わって...全文を見る
○有田芳生君 恐らく、時代の変化、そして現実、そして直接的には被害者の方々の声、それを支える人たちが、これはもう時代遅れの刑法だから何としてでも変えていかなければいけないという、そういう力が大きな原動力になったんだろうと私は考えております。  しかし一方で、最高裁判所に次お聞き...全文を見る
○有田芳生君 裁判官も人間ですから、その人たちの意識の中に男尊女卑の思想などなどがいまだ残っているとすれば、それを内側からやはり変えていかないと、とんでもない判決文というものが出てくるということはやはり改善していただきたい大きな課題の一つだというふうに思っております。  同時に...全文を見る
○有田芳生君 とにかく心の中から解放してもらうという課題というのは本当に大変な仕事なので、そういうところにも今後予算も付けて、いろんな方々、専門家を養成していただきたいというふうに思います。  残された時間で大事な問題をお聞きをしたいと思います。  元TBSの記者が当時二十六...全文を見る
○有田芳生君 だから、そういう専門的な法律用語というのは一般社会で受け取られにくいところがあるので、そういうこともちゃんと説明していただきたいというふうに思います。  残された時間で最後の最後に警察庁にお聞きをしたいんですけれども、この詩織さんという女性は自分がレイプをされたと...全文を見る
○有田芳生君 じゃ、ビデオがないとか写真がないから成り立たないんだということがあるとすれば、それは間違いということでよろしいですね。それだけ答えていただいて終わりたいと思います。
○有田芳生君 終わります。
06月16日第193回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第5号
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○委員長(有田芳生君) ただいまから政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会を開会いたします。  これより請願の審査を行います。  第九五号政党助成金の廃止に関する請願外三十二件を議題といたします。  これらの請願につきましては、理事会において協議の結果、いずれも保留と...全文を見る
○委員長(有田芳生君) 御異議ないと認めます。よって、さよう決定いたしました。     ─────────────
○委員長(有田芳生君) 継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  政治倫理の確立及び選挙制度に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あ...全文を見る
○委員長(有田芳生君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(有田芳生君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後四時四十六分散会
06月16日第193回国会 参議院 法務委員会 第20号
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○有田芳生君 民進党・新緑風会の有田芳生です。  非常に限られた時間ですので、山本参考人にお話を伺います。  私は、今回の百十年ぶりの刑法改正案、これが成立すれば非常に大きな前進だというふうに思っております。問題点、課題を抱えながらも、ようやく、皆さんおっしゃっているように、...全文を見る
○有田芳生君 日本でのそうした体制というのは十分なんでしょうか、まだまだ不十分なんでしょうか。
○有田芳生君 山本さんは、つらい体験を経てこられて、その後も抑うつ状況やトラウマに悩まされて、今もセラピーに通っているというふうに話しておられますけれども、自分の中で自分の経験を乗り越えていく、それから、更にそれを社会に訴えていく、様々な葛藤があったというふうに思うんですが、御自...全文を見る
○有田芳生君 元TBSの記者からレイプをされたということを名前も、それから顔も出して記者会見をされた詩織さんという女性いらっしゃいます。彼女は、それだけ勇気を持って行動したんだけれども、セカンドレイプ、警察、病院は助けてくれなかったということを強調されております。  性犯罪の被...全文を見る
○有田芳生君 ありがとうございました。
09月28日第194回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第1号
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○有田芳生君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
11月01日第195回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第1号
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○有田芳生君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
12月05日第195回国会 参議院 法務委員会 第2号
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○有田芳生君 民進党・新緑風会の有田芳生です。  さきの国会で、この法務委員会でも刑法改正についての議論を行いました。その結果、これまで強姦罪と言われていた名称が強制性交等罪というように変えられたことを含めて様々な変化はありましたけれども、それを実のあるものにしていくのはこれか...全文を見る
○有田芳生君 これは、事件の事柄からいって暗数が多いと想像されますけれども、そこはどう判断されていますか。つまり、暗数、分からない数。
○有田芳生君 ちょっと余談にもなりますけれども、資料でお出しをしていますけれども、右側の表、レイプ被害は言い出しにくい、人口十万人当たりのレイプ事件の件数、日本は一・一件、だけどスウェーデンは五十八・五件。これ、何でスウェーデンがこんななんだと驚きましたけれども、伊藤さんの現地も...全文を見る
○有田芳生君 ですから、この問題は、性行為があったかどうか、そこに合意があったかどうか、その二つがポイントになりますけれども、やはり密室で行われたことについては立証が難しい。男性の方からすれば、いや、合意なんだということを言えば、脅迫、暴行がなければなかなか難しい件数だというふう...全文を見る
○有田芳生君 全ての強姦、準強姦事件が警視庁に報告されるんでしょうか。
○有田芳生君 その理由はどこにあるんでしょうか。
○有田芳生君 そうすると、伊藤詩織さんが高輪署に告訴を行って、警察官がタクシーの運転手から話を聞き、あるいはホテルのビデオを入手してその内容を確認したという、その件についても当然警視庁に最初から相談が行っていたという理解でよろしいわけですね。
○有田芳生君 だから、全ての案件が報告されているわけですから、伊藤さんの件だって報告されているという、それ以外のことは考えられないと思いますけれども。  先ほど事件の概要でお話をしましたけれども、警察官が徹底した捜査をやって、そして、これは逮捕案件だという判断を、検察と相談して...全文を見る
○有田芳生君 検察でも、いや、警察庁で構いませんが。
○有田芳生君 この伊藤さんのケースは、逮捕状が請求をされて発行されて、担当の刑事さんからは御本人に電話があって、海外にいた伊藤さんに電話があって、この日に元TBSのワシントン支局長が成田の空港に戻ってきたときに逮捕状を執行するという連絡があった。だけど、その当日になってまた伊藤さ...全文を見る
○有田芳生君 直前に停止されることもあるんですか。
○有田芳生君 若狭勝元検事は、六月九日に御自身のブログでこう書いています。私は逮捕状とその執行実務に精通している、その私の目からすると通常ではあり得ない事態、この種の犯罪で所轄警察署が入手した逮捕状につき、警視庁本部刑事部長がその逮捕状の執行をストップすることは通常絶対にあり得な...全文を見る
○有田芳生君 へらへらしないでくださいよ。  おかしいんですよ。何がおかしいかというと、所轄の警察署が徹底した証拠に基づいて逮捕状を請求した。そのとき、検察と相談されたかどうかは分かりません。それ聞いたって、一般論としてしか答えないわけだから。だけど、検察と相談していなくたって...全文を見る
○有田芳生君 証拠がちゃんとそろっていて、逮捕に相当するという判断をしたから、担当の警察官だってその当日は成田の空港に行って本人逮捕する準備していたんですよ。だけど、四日間のうちに何らかの動きがあって逮捕しないということになった。だから、この担当刑事は、悔しいから、当日成田の空港...全文を見る
○有田芳生君 そんな答弁ばかりしてるから性被害者たちは裁判に訴えることをちゅうちょするんですよ。法律変わったって、そんな状況じゃ何も変わらないじゃないですか。私たちが本当に恥ずかしい思いをして証言をしたって、警察も司法もそういう態度だということになれば、何も事態変わらないですよ。...全文を見る
○有田芳生君 そうしたら、逮捕状が交付されるための決裁書というものが残っている、一般論としてでもいいですよ。一方で、ああ、やっぱりこの件については逮捕状を執行しないでおこう、それも決裁書は残っているんですね。
○有田芳生君 では、具体的にお聞きします。  この伊藤さんのケースの逮捕状執行を止めた中村格当時の警視庁刑事部長、皆さん方は個別一般の問題で答えられない、そんなことばかり繰り返しているけれども、中村刑事部長は週刊誌に個別具体的なことを答えているんですよ。何と言っているか。このT...全文を見る
○有田芳生君 そういうことを言うから、さっきから言いますけれども、疑問点、疑問点、疑問点がずっとあって、伊藤さんだけではなくて、多くの人たちが一体何があったんだろうかという疑問を持ちながら、解決していかないから、司法に対しても警察に対しても疑問が氷解していかない。そこをやっぱり一...全文を見る
○有田芳生君 その間に中村刑事部長が決裁をした逮捕状の執行についての決裁書、そして直前に執行をやめようという決裁をした決裁書、どのぐらいあるんですか。
○有田芳生君 決裁書が残っているんだったら数えてくださいよ。委員会に出してもらえないですか。
○有田芳生君 だから、そんなことだから疑問点は消えていかない。この件だけじゃないんですよ。  例えば、検察審査会の議決の文書というのは皆さん方に資料としてお配りしましたけど、法務省の前にこれは貼り出されていたんですけれども、議決の理由見たって、そこ見てください、何が何だかさっぱ...全文を見る
○有田芳生君 本人が望んでいないのに車に乗せられて弁護士のところに連れていくということも一般論としてはあるんですか。本人望んでいない。
○有田芳生君 だから、あり得ないことがいっぱいこの件についてはあるから、陰謀論も含めて疑問点というのが払拭できないんですよ。  だから、もう時間がないので検察審査会の問題についてはお聞きすることができなくなりましたけれども、やはり一つ一つもう少し風穴を空けて誤解のないようなこと...全文を見る
○有田芳生君 終わります。
12月06日第195回国会 参議院 憲法審査会 第1号
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○有田芳生君 民進党の有田芳生です。  私は、今から四年前の十月になりますけれども、憲法についての非常に印象的な文章を読みました。皇后陛下お誕生日に際しての宮内記者会への質問に対する文書での御回答です。  そこでは、憲法の議論に関わって、皇后陛下があきる野市の五日市を訪れたと...全文を見る
12月07日第195回国会 参議院 法務委員会 第3号
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○有田芳生君 民進党・新緑風会の有田芳生です。  給与法につきましては、先ほど真山委員が主張したとおりの対応を私たちは取ろうということで、その上で、今議題になりました人権問題について、今、上川大臣は、人権擁護局含めて法務省として人権問題についての啓発啓蒙についてこれからも頑張っ...全文を見る
○有田芳生君 オリンピック、パラリンピックを控えて、ヘイトスピーチなどがいまだ続いているわけですけれども、日本の印象が悪くなるという回答はそのとおりなんだけれども、ヘイトスピーチ、差別の扇動というものは、これはもう明らかに国際的には人間に対する冒涜であると、人権に対する、平等に対...全文を見る
○有田芳生君 今お話しいただいたように、特にこの数年間、人権擁護局の担当者の方々が非常に努力をしてくださっているということは、私も身にしみて有り難いというふうに思っております。しかし、解決したものもあれば、全く解決しないのはなぜかといえば、プロバイダーなんですよね。  まず、お...全文を見る
○有田芳生君 これも何度もこの委員会でお聞きをしたんですけれども、EU、特にドイツなどでは、ヘイトスピーチの異常な書き込みがなされたことが分かったときに、それを例えばツイッター社に通告をすれば、二十四時間以内に削除をしなければいけないというような取組がなされるようになったんですよ...全文を見る
○有田芳生君 ヘイトスピーチ解消法の附帯決議、そして参議院と衆議院の決議などにおいても、インターネット上の問題というのは解決していかなければいけないと。  解消法ができてから、理念法であって罰則はないんだけれども、それを根拠にして、例えば川崎で、あるいは大阪で新しい条例作りとい...全文を見る
○有田芳生君 終わります。
12月21日第195回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 閉会後第1号
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○有田芳生君 有田芳生です。お疲れさまです。  私は、まず、質問する自分の立場、スタンス、そして皆さんに対する思いをお伝えをしたいというふうに思います。  鎌倉の建長寺に映画監督の大島渚さんのお墓があります。そこに大島さんが大好きな言葉が刻まれております。明石海人という人の短...全文を見る
○有田芳生君 本当に限られた時間なので申し訳ないんですが、やはり横田参考人にお伺いしたいんですけれども、十一月十五日の記者会見の中で私驚いた表現がありました。早紀江さんはこう語っていらっしゃる。ありとあらゆることをして訴えてきました、政府は一生懸命知恵を練ってくださっていると思い...全文を見る
○有田芳生君 はい。
○有田芳生君 飯塚参考人に、最後になると思いますけれど、お聞きをしたいんですけれども、安倍総理が最近出たある雑誌のインタビューの中で、トランプ大統領と会ったときのことをこう語っておられます。トランプ大統領来日時に、拉致被害者家族の方々ともお会いいただきました。その次なんですけれど...全文を見る
○有田芳生君 斉藤参考人、お話伺うことができなくて申し訳ありません。  終わります。