有田芳生

ありたよしふ

比例代表選出
立憲民主・社民
当選回数2回

有田芳生の2019年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月24日第197回国会 参議院 法務委員会 閉会後第1号
議事録を見る
○有田芳生君 立憲民主党・民友会の有田芳生です。  昨年、臨時国会が終わった後、大臣始め政務三役の方が私の部屋に御挨拶に来ていただきまして、そのとき私は、本来この法律、問題については対決法案になるような中身ではないんだと、与野党を超えていいものをつくっていかなけりゃいけない。と...全文を見る
○有田芳生君 その報道があったのは今お手元に届いたんでしょうけれども、そういう厳しい評価に対して、大臣の所感はいかがでしょうか。
○有田芳生君 一般的な説明としてはよく分かるんですが、しかし、例えば朝日新聞のこの記事の中には、経産省が関係団体、会社ですか、約六百人の人たちを集めて説明をしたところ、そこに参加した人たちの中では、やはり具体性がないというような不満があるということが企業の人たちの具体的な声として...全文を見る
○有田芳生君 例えば、十四分野で技能試験あるいは日本語試験を行うわけですよね。それを四月から施行していくときに、例えば、大臣、十四分野で技能試験、例えば宿泊分野でいつやるのか、日本語試験いつやるのか、そういうことは把握されておられますか。
○有田芳生君 大臣でなくてもいいんですけれども、例えば宿泊分野、技能試験というのはどういう内容をやるんですか。
○有田芳生君 つまり、いずれにいたしましてもとおっしゃいましたけれども、いずれにおいても、各分野の、いつ試験を行うのかということはまだ決まっていないということですよね。
○有田芳生君 技能試験と日本語試験というのは同日に行うんですか。
○有田芳生君 先ほど元榮委員の質問を伺っておりまして、答弁の中で医療通訳のお答えをなさっておりました。この医療通訳も、非常にこれからは外国人を受け入れる上で大事なことだというふうに思うんです。そういう答弁なさったので、質問通告はしていないんですけれども、例えば中国語、あるいは韓国...全文を見る
○有田芳生君 これはね、大変なんですよ。技能実習生もベトナム人がずっと増えてきていますよね。今だって、この時間にだって、長野県でレタス取ったりニンジン取ったりしてベトナム人たちは働いている。京都でも農業をやっている方々がいらっしゃる。だけど、医療通訳というのは本当に充実しなければ...全文を見る
○有田芳生君 通訳案内士の国家試験にベトナム語ないんですよ。非常に難しい言語ですから、それを医療通訳と称してアプリで行いますというのは、気持ちは分かるけれども、それではいかにも貧弱だろうというふうに思います。アプリ対応の医療通訳というのは、それじゃ駄目だというふうに思います。 ...全文を見る
○有田芳生君 時間が短いので、なるべく端的にお願いをいたします。  私は、去年の臨時国会でも何度か口にしましたけれども、技能実習制度の総括なしに新しい仕組みはないと言いました。ですから、今の問題にしても、これから対応するというのではなくて、何で技能実習生が一年間に七千人も失踪す...全文を見る
○有田芳生君 前年に比べて一八%増えているんですよね。だから、これからも技能実習生は増えていく、だけどその技能実習生の待遇というのはいかにもひど過ぎる状況があるというのが去年の臨時国会で明らかになったことです。失踪だけではありません、不審死、それから過労死と思われるような内容。 ...全文を見る
○有田芳生君 ありがとうございます。  じゃ、政務官に伺います。  この八年間で百七十四人の技能実習生がお亡くなりになっておりますけれども、そのうちの二十五人が溺死という法務省の文書にあります。この二十五人の溺死というのは一体何なんですか。確かに、震災のときに流されてお亡くな...全文を見る
○有田芳生君 もう時間ですので、残念ながら導入部分で質問をやめざるを得ませんけれども、二十五人の溺死者、海水浴で亡くなった方もいらっしゃるけれども、それが多くいらっしゃるかのような表現というのは事実ではないというふうに思います。まだ法務省だってはっきりしていないんですから。だから...全文を見る
01月28日第198回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第1号
議事録を見る
○有田芳生君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
03月12日第198回国会 参議院 法務委員会 第3号
議事録を見る
○有田芳生君 立憲民主党の有田芳生です。  ヘイトスピーチ解消法が成立をして間もなく三年になります。その意義と同時に、様々な限界、問題点がこの三年間で明らかになってまいりました。そのことについて集中して、今異様な事態が起きているということ、この参議院法務委員会では全会一致でこの...全文を見る
○有田芳生君 何人のデモですか。
○有田芳生君 いつもそうなんだ。四人ですよ。  それに対して、警察官何人出ましたか。
○有田芳生君 何を言っているんですか。たった四人のデモに対して何百人出ているんですか。数えただけでも二百人以上出ていますよ。  皆さん、写真見てください。たった四人のデモに警察官二百人以上が少なくとも出て、京都の河原町、円山公園から出発したデモ、警察官が百人以上走って、路上をで...全文を見る
○有田芳生君 何でヘイトスピーチをやっている人を守るんですか、警察は。そういう姿でしょう。私は六年間こういう現場にいたけれども、こんなひどい警備初めてですよ。  しかも、更に聞きます、もう詳しく言っていたら切りがない。彼は、二〇一一年に京都朝鮮初級学校襲撃事件で逮捕、起訴、そし...全文を見る
○有田芳生君 しかも、この人物が警察車両に乗っていくんだけれども、街宣車に乗ってしゃべっている連中は、そこにいる市民も含めてですけれども、ひき殺すぞと何回も言っている。それ、確認されていますか。
○有田芳生君 だから、必ずヘイトスピーチをやることが蓋然性として分かっているような者がデモをやるときに、それを何で認めるんですかということなんですよ。  しかも、それに抗議をする人物たち、これは東京の新宿、二月三日もそうでしたけれども、横断歩道を止めちゃうんですよ。だから、市民...全文を見る
○有田芳生君 周知徹底しているんだったら、その目の前でヘイトスピーチやったら、それはヘイトスピーチですよと言うのが当たり前でしょう。DJポリスだって出ているけれども、反対する人たちに何やっているんだというようなことを言うことが多いんだけれども、ヘイトスピーチそこでやっていたら、そ...全文を見る
○有田芳生君 だから、できていないんですよ。全くできていないんですよ。ヘイトスピーチがそこで行われたならば、それはヘイトスピーチ解消法に基づく違法なことですよということを警察だって言わなきゃ駄目だと思うんですよね。DJポリスだって、そのことをやってもらいたい。そういう改善をこれか...全文を見る
○有田芳生君 ヘイトスピーチ解消法ができて、法務省は、公表はされておりませんけれども、ガイドラインというのか参考情報というものを警察庁も含めて各省庁など地方自治体に発信されていますよね。そこでヘイトスピーチとはどういうものだという規定がされていますか。
○有田芳生君 そうすると、具体的に聞きますけれども、朝鮮人のいない日本を目指す会というのはヘイトスピーチに該当しますか。
○有田芳生君 そのとおりなんです。先ほど示された第一点に当てはまる。もう一度言いますけれども、特定の民族や国籍の人々を合理的な理由なく一律に排除、排斥することをあおり立てるもの。その目的を持って朝鮮人のいない日本を目指す会というのは実際にできていて、選挙に出る可能性がある。しかも...全文を見る
○有田芳生君 もう選挙直前なので、必ずヘイトスピーチをやる人たちはいるんです。調べればすぐ分かるんです。お教えしても構いません。神奈川県から五人立候補します。その候補者の紹介の集会が去年の三月三十一日に相模原でありました。そのとき、その政治団体の責任者、これは元在特会の会長だった...全文を見る
○有田芳生君 だけど、やるわけですよ。  もっと具体的に言えば、京都でデモをやった人物は、大阪の生野区の鶴橋のコリアNGOセンターの近くでそういうことをやるから、六百メートル以内駄目だよ、それから今度やったら一日六十万円だよという大阪地裁の決定が出ているんだけれども。  一般...全文を見る
○有田芳生君 理解できないんですよ。  もう三年間、解消法ができてからもずっとヘイトスピーチやめない人たちがいるわけ。それが選挙運動を利用しているわけです。これはもう既に東京知事選を含めていろんなケースがあるんです。前後関係見たってヘイトスピーチ明らかなんですよ、端的に言って。...全文を見る
○有田芳生君 最後に、人権擁護局長と大臣にもう一度お聞きをしたいんですけれども、たとえ選挙運動という形でなされても、そこでヘイトスピーチが行われた場合には人権擁護行政の対象となるし、法的責任は生じますよね。いかがですか。
○有田芳生君 新しい課題に、これからも果敢に進めていって改善をお願いしたいというふうに思います。  質問を終わります。
03月20日第198回国会 参議院 法務委員会 第4号
議事録を見る
○有田芳生君 立憲民主党の有田芳生です。  三月十二日の法務委員会で、私はヘイトスピーチ解消法の意義と限界について質問をいたしました。その冒頭で、三月九日に京都で行われたヘイトスピーチのデモについて、大きく問題として取り上げました。  それはなぜかといえば、とにかく、街宣、デ...全文を見る
○有田芳生君 適切じゃないから言っているんですよ。もうこれ以上聞いたってしようがないので、次に行きます。  選挙が近づいておりますけれども、地方選挙でヘイトスピーチを、もう存在そのものがヘイトスピーチだと裁判でも認定された人物を責任者とする団体が、神奈川でも、あるいは大阪でも地...全文を見る
○有田芳生君 そういう教科書を聞くつもりで質問をしているんではなくて、具体的問題、新しい課題が出ているときに、総務省としてどう対応していくのか。例えば、法務省と連携を取って何らかのヘイトスピーチ対策というのは行う予定はありますか。
○有田芳生君 あのね、ニュージーランドで五十人が殺される事件が起きましたよ。今でも報道されているでしょう。あの実行犯は、インターネット上のヘイトスピーチに影響されて差別思想を学んで、そしてああいう事件を起こしたと本人が言っているんですよ。そのことが今、日本でもずっと解消法があって...全文を見る
○有田芳生君 具体的な、地方自治体から総務省にそういう要請ないですか、ヘイトスピーチに関する啓発をやってほしいと。あるんですよ。それ、抽象的なことを言っていただいても意味がないから、もう法務省にお伺いをいたします。  前回もお伺いしましたけれども、去年質問する中で、法務省の中で...全文を見る
○有田芳生君 そういう到達点について、自治体とか関係機関に周知する御予定はありますか。
○有田芳生君 少しずつではあっても前に更に進めていっていただきたいとお願いします。  次に、皆さんに資料をお配りしておりますけれども、法務教官、緋村タケルなる者が、お示ししましたようなツイッターで書き込みをしております。私は法務教官をしておりますが、自分の担当する寮でも宣伝しま...全文を見る
○有田芳生君 最後にお聞きをします。  二月六日付けで私のところに内部告発の手紙が来ました。この当該人物がいる施設のすぐ近くの消印ですけれども、矯正局が二月四日付けで、ソーシャルメディアの私的利用に係る注意喚起についてという通知を出された。その段階では、もうそれだけで終わってし...全文を見る
○有田芳生君 ありがとうございます。終わります。
03月25日第198回国会 参議院 予算委員会 第13号
議事録を見る
○有田芳生君 立憲民主党沖縄県連代表として、沖縄の方々の積年の思いを背負いながら、辺野古新基地建設問題について、総理以下関係閣僚に質問をしたいというふうに思います。  大臣、まずお聞きをしたいんですけれども、県民投票が終わって、投票者の約七二%が辺野古に基地反対だと、そういう意...全文を見る
○有田芳生君 民意を全く無視するそういう横暴なことが、戦後の沖縄の歴史を見ても、沖縄県民の非暴力抵抗の精神をどんどんどんどん強めていっているんですよ。  そして、総理以下、お聞きをしますけれども、民意とは何か。総理も含めて、沖縄に寄り添うという言葉を何度も使われました。これは、...全文を見る
○有田芳生君 普天間の移転という一九九六年十二月のSACO合意の前提は、朝鮮有事ですよ。それが変わりつつあるときに、やはり新しい局面においては新しい交渉をしなければいけないというふうに私は考えております。  更に大臣に伺いたい。  じゃ、それだけ民意を大事にするとおっしゃった...全文を見る
○有田芳生君 辺野古の問題、普天間の問題をアメリカ政府と交渉する立場にあられる河野太郎外務大臣、辺野古の新基地建設現場、視察されたことがありますか。
○有田芳生君 総理は、辺野古新基地建設現場、視察されたことはおありですか。
○有田芳生君 やっぱりなるべく現場を見て、辺野古グリーンと言われるあの海の美しさなどを、そしてさらに、土砂投入が始まってどれだけ汚染されているかということもやはり目で見ていただきたいということはお願いをしておきます。  そして、いかに辺野古基地建設が自然環境を破壊しているかとい...全文を見る
○有田芳生君 ジュゴンの生態上の特徴を一言で言えば何ですか。
○有田芳生君 そんなことを今聞いているんじゃなくて、ジュゴンは、一言で言うならば、防衛省の報告書にも明らかなように、環境影響、特に水中音に敏感だというのは、そういう分析されているじゃないですか。ジュゴンは音に物すごく敏感なんですよ。だから、こうやって生き生きと泳いでいたジュゴンが...全文を見る
○有田芳生君 要するに、ボーリング調査を始めてから、三頭いたうちの二頭は消えているんですよ。藻場というところにジュゴンは餌を食べに行って、そしてそれがちゃんと確認されていた、はみ跡という言葉を使いますけれども、そのはみ跡は、最盛時には辺野古、嘉陽、安部で月に大体百二十本確認されて...全文を見る
○有田芳生君 更に防衛大臣に伺います。  先日発表された、この参議院予算委員会に提出された約一万ページの地盤に係る設計・施工の検討結果報告書ですけれども、それは、一言で言ってどういう意味があるんでしょうか。つまり、三年八か月、これは更に地盤改良工事が必要だという、なぜそういう結...全文を見る
○有田芳生君 設計変更はいつ終わるんですか。
○有田芳生君 設計変更をやって、そしてそれが認められたとしても、少なくとも三年八か月海上の地盤改良が必要になる。だけど、根本的なことを言えば、その設計変更、設計概要変更の申請を玉城デニー知事は認めないですよ。認めなければ工事はできませんよね。
○有田芳生君 聞いていることは、玉城デニー知事はその申請を許可しないんだから、そうしたら工事できないでしょうと聞いているんです。一言でお答えください。
○有田芳生君 沖縄県知事は県民投票の結果を尊重する義務があるんですから、申請を、それを認めるはずがない。だから、工事はできない。したがって、辺野古の基地はできないんですよ。  さらに、さっき水深七十メートル地域とおっしゃいましたけれども、水深九十メートルのところに軟弱地盤、まる...全文を見る
○有田芳生君 違います。全く違います。総理の言い方で言えば、全く違います。Bの27という地点、水深九十メートルのところは軟弱地盤じゃないですか。何でそこピンポイントで試料を取ってこないんですか。違うところを三か所、百五十メートル、三百メートル、七百五十メートルも離れた別のところを...全文を見る
○有田芳生君 確認できてないんです。B27の地点、コーン貫入試験やったって言うけれども、じゃ、何で標準貫入試験やらないんですか。そこのピンポイントでやらなきゃ、マイナス九十メートルのところがマヨネーズ状で基地なんかできないということは否定できないじゃないですか。そんなごまかしで、...全文を見る
○有田芳生君 ここに軟弱地盤があるって前年に分かったからそれができなかったわけじゃないですか。それで、陸上でやるとか小さなケーソンにするって言うけれども、小さなケーソンでやったら海に浮かびますよ。そんなことできるわけがない。それは土木工学の専門家がはっきり指摘されていますよ。 ...全文を見る
○有田芳生君 活断層があるという専門家の指摘があるんだから、ちゃんとデータを示すべきです。  最後に総理、一言お伺いしたい。
○有田芳生君 工期と予算についてはどのように考えていらっしゃいますか。
04月09日第198回国会 参議院 法務委員会 第5号
議事録を見る
○有田芳生君 立憲民主党の有田芳生です。  今日は、選挙運動を利用した差別の扇動であるヘイトスピーチについて質問をしたいというふうに思います。  全国の地方選挙の前半戦が終わりました。そして、後半戦に入ってまいりますけれども、やはり、公選法を利用した悪質なヘイトスピーチという...全文を見る
○有田芳生君 要するに、煎じ詰めて言えば、その通知で書かれているのは、集団等が差別的言動の対象とされている場合であっても、その集団に属する者が精神的苦痛を受ける等具体的な被害が生じている又はそのおそれがあると認められるのであれば救済の対象にすると、そういう理解でよろしいわけですね...全文を見る
○有田芳生君 ありがとうございます。三月十二日付けを聞いて、次に八日付けを聞こうと思っていたものですから、混同しました。ありがとうございます。  そうしますと、そのインターネット上のそういう問題点ですけれども、当然、論理的に考えれば、街頭におけるヘイトスピーチというものも、具体...全文を見る
○有田芳生君 更に伺いたいんですけれども、今回の選挙の最中にもあった発言ですけれども、例えば、犯罪朝鮮人は出ていけ、そういうことを発する人たちは、犯罪という限定をしているんだ、あるいは反日という限定をしているから問題ないんだという逃げの言い訳を常に行うんですけれども、しかし、更に...全文を見る
○有田芳生君 参考情報に、具体的な例示も含めて、やっぱり問題だと、ヘイトスピーチ解消法の適用対象だということが書かれているので、やはりそれは、確かに文脈であるとかそういうことはいつも言われますけれども、個別具体的にやはりそういうことが今回も、この参考情報で書かれたようなことが選挙...全文を見る
○有田芳生君 そうすると、総務省、どういう対応されましたか。どう受け止めて、どういう広がりを持って取り組んでくださったのか。
○有田芳生君 ヘイトスピーチは駄目だと、ヘイトスピーチ解消法を徹底して理解して広げていきましょうというのが選挙の干渉になるわけないじゃないですか。  今だからしようがないけれども、例えば今後は、やはり政府挙げてこういう問題に取り組まなければいけないんだから、例えば候補者の説明会...全文を見る
○有田芳生君 対応をお願いしたいんですけど、例えば、具体的に言えば、川崎で日本第一党の候補者が演説をやっていて、それに抗議する人たちがいた。その選挙運動の支援者の一人が反対する人に襲いかかって公衆の面前でなぎ倒すということがありましたけれども、問題は、その後に、私服警官がその問題...全文を見る
○有田芳生君 全員落選して、選挙なんというのは通るつもりはなかったというようなことを言っている人物たちもいるんですよね。だから、公選法を利用して、選挙活動を活用して、ヘイトスピーチ、嫌がらせ、差別の扇動をやっているんです。  例えば、ヒトラー崇拝を自ら名のっている、ホロコースト...全文を見る
○有田芳生君 終わります。
04月16日第198回国会 参議院 法務委員会 第7号
議事録を見る
○有田芳生君 おはようございます。立憲民主党の有田芳生です。  新しい制度が四月一日から施行されましたけれども、非常に拙速だと言わざるを得ません。去年の後半の国会で、技能実習生の多くの問題が初めて社会問題となりました。技能実習生の労働条件、労働環境、そして失踪、そして死亡事案な...全文を見る
○有田芳生君 各種報道でも出ておりますけれども、十三日、十四日にフィリピンのマニラですか、初めて試験が行われたということですけれども、その詳細を教えていただけますか。何人の応募があって実際には何人が受験をされて、あるいは、もし分かればその受験された方々の感想、そして、これからほか...全文を見る
○有田芳生君 なぜフィリピンから始まったんでしょうか。あるいは、ほかの国でも準備されていると今おっしゃいましたけれども、具体的にはどういう国なんでしょうか。
○有田芳生君 質問は、繰り返しますけれども、フィリピンで十三日、十四日に行われて、ほかの国でも準備をされていると二度おっしゃったけれども、じゃ、どこの国ですかという質問なんです。
○有田芳生君 三回目か四回目の質問ですけれども、ほかの国とおっしゃったから、具体的に、フィリピン以外には、ベトナムが入るんですか、インドネシアが入るんですか、九か国と言うならばどこの国なんですかということをお聞きしているんです。
○有田芳生君 専門家である審議官ともあろう方がそういう基本的な方向性さえ分かっていないというところにも、やはりこの制度が余りにも拙速であって、現場の方々、法務省も含めて、厚労省も含めて、こういう設計をするのは非常に急がれたので大変だというふうには思うんですけれども、これからもきち...全文を見る
○有田芳生君 即戦力を求めているんですよね。即戦力になるためのこの介護日本語評価試験ですよね。そう理解していいですか。
○有田芳生君 ミニテストだという現場の声がある。  じゃ、皆さんの資料には入れておりませんけれども、こういう問題がある。トイレで山田さんは排せつが終わりました。山田さんはうまく立てません。あなたは山田さんに声を掛けます。何と言いますか。これ例題で出ていますよね。四つ回答があるん...全文を見る
○有田芳生君 今後ろから渡された紙の下に正答三と書いてあるから、それは三なんですけれども、だけど、手すりを握って立ってみましょうかということだけではなくて、今いろんな介護の分野なんかでも、自力でやはり行動できるように様々な努力はされているわけですよね。だから、その中には、頑張って...全文を見る
○有田芳生君 だから、有識者が介護の実際の現場を分かっていないんですよ。いろんなパターンがあるわけだから、これだけが正答だなんというのは言えないわけで、そして、この三でなければ間違っているなんということになれば、優秀な能力を持っている人だって落ちることだってあり得るわけで、やはり...全文を見る
○有田芳生君 だから、言葉はあっても、現実は多くの問題がこぼれ落ちていくわけですよ、発見されるわけですよ。  だって、技能実習で来て一年後にN4からN3に試験合格しなかった人たちが二年更にいることができて、その人たちが日本語学習が向上する保証はあるんですか。
○有田芳生君 うまくいってほしいとは思います。せっかく日本に来た人たちですから、技能、日本語も向上する中でそれぞれの希望がかなえられるような、そういう環境をつくってほしいというふうに思います。  もう時間が来てしまいましたので、これは大臣にどうしても提案をしたいことがあるので。...全文を見る
○有田芳生君 終わります。
04月23日第198回国会 参議院 法務委員会 第9号
議事録を見る
○有田芳生君 立憲民主党の有田芳生です。  委員会において、この数回、通奏低音のように、答弁される方は余計なことをなるべく少なくして的確に語っていただきたいと、時間が限られておりますので、改めてお願いをしておきたいというふうに思います。  今日は、特定技能外国人の受入れ問題と...全文を見る
○有田芳生君 もう一度お聞きをしますけれども、東電からの問合せは、福島の廃炉に特定技能外国人を入れたいんだと、そういう問合せだったんですか。
○有田芳生君 だけど、それは非常に問題じゃないですか。技能実習生が知らないうちに除染に取り組まされていて、それが大きな社会問題になりましたけれども、そんなことはいけないでしょうということが議論になった延長上で、じゃ、今度は、技能実習生から特定技能外国人に変わったら廃炉に受け入れる...全文を見る
○有田芳生君 ちょっと腑に落ちないんですが、東電は法務省に問い合わせた結果、これは法務省の回答として東電の広報担当者が語っているんですが、新資格は受入れ可能だと、日本人が働いている場所は分け隔てなく働いてもらうことができる、これ、東電の広報が公式に語っているんですが、どうなんでし...全文を見る
○有田芳生君 そうすると、東電からは、廃炉に使いたいという、そういう問合せがあったということ、その理解でいいですか。
○有田芳生君 じゃ、もう繰り返しになるでしょうから、建設省にお伺いしますけれども、今度の特定技能外国人の仕事の中に、廃炉ということは規定されているんでしょうか。
○有田芳生君 つまり、東電がそういう意思があったとしても、廃炉作業には取り組めないという理解でいいですよね。
○有田芳生君 じゃ、更に聞きます。特定技能外国人は除染作業に関わることはできますか。
○有田芳生君 厚労省にお聞きをしますけれども、そうした廃炉あるいは除染作業などについては非常に危険な労働で、しかも、もし仮に外国人がそれに関わるとすれば、言葉の問題、専門知識の問題などなど大変な問題、課題が出てくるというふうに思いますけれども、危険労働に対してのガイドラインという...全文を見る
○有田芳生君 この問題については共産党の仁比委員が質問を準備されているようですので、次のテーマに移ります。  選挙におけるヘイトスピーチ、大変な状況が全国各地で起こりました。  三月十二日に法務省人権擁護局が、通達と言わせていただきますけれども、それを発して、それを受けて警察...全文を見る
○有田芳生君 それで、現実に何が変わり、どういう取組が新たに行われたのでしょうか。  つまりは、ヘイトスピーチが二〇一二年、一三年、特にそこら辺にしょうけつを極める状況がありました。その後、ヘイトスピーチ解消法がこの参議院法務委員会では全会一致で可決をされ、今は法律になっており...全文を見る
○有田芳生君 つまり、選挙においてもヘイトスピーチは駄目なんですよということを、法務省も警察庁も新たにそういう通達を出されたわけですから、例えば現場においてこんな発言がされていたとか、そういった記録というのは警察として取られたんでしょうか。
○有田芳生君 もう一回伺いますけれども、その候補者がヘイトスピーチを語ったかどうかという、そういう記録というのは取られていますか。
○有田芳生君 新たな通達に基づいた、やっぱり新たな対応というのをお願いしたいというふうに思います。  これまでヘイトスピーチの現場においては、警備、公安の方々がその現場にいらっしゃるということがありましたけれども、私が確認したところ、今回の地方選挙においては、神奈川県川崎市ある...全文を見る
○有田芳生君 極右団体である日本第一党を名のる人たちが、全国、例えば新宿であったり練馬であったり、東京では、あるいは神奈川県の相模原では三人立候補して、全員落選をいたしましたけれども、その現場において様々なヘイトスピーチが行われた。  例えば、それが名誉毀損とか侮辱に当たること...全文を見る
○有田芳生君 昨夜配信された神奈川新聞、「ヘイトスピーチ規制条例制定に前向き」、相模原で本村賢太郎市長が誕生しましたけれども、ヘイトスピーチを規制する条例制定を検討すると、二十二日、昨日の就任会見で明らかにされました。  なぜかといえば、先ほども言いましたけれども、日本第一党と...全文を見る
○有田芳生君 だけど、公選法に基づいて堂々とヘイトスピーチまき散らしているんですよ。これ、ちゃんと証紙も貼ってあるビラですけれども、物すごくヘイトスピーチを、各戸に配布するんですよ。その各戸の御家庭にはその被害者いるわけですよ。どれだけ傷ついているのかということを、これは実感とし...全文を見る
○有田芳生君 終わります。
05月09日第198回国会 参議院 法務委員会 第11号
議事録を見る
○有田芳生君 私は、ただいま可決されました民事執行法及び国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約の実施に関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・国民の声、立憲民主党・民友会・希望の会、国民民主党・新緑風会、公明党、日本維新の会・希望の党、日本共産党及び沖縄の風の各派...全文を見る
05月14日第198回国会 参議院 法務委員会 第12号
議事録を見る
○有田芳生君 立憲民主党の有田芳生です。  大臣、私はこの委員会で、去年から何度も何度も技能実習制度の総括なしに新しい制度の施行は問題があるんじゃないかということを指摘をしてきましたけれども、しかし、もう実際に新しい制度始まっているという状況の下で、去年から問題になってきた技能...全文を見る
○有田芳生君 御承知のように、団塊の世代という言葉そのものは堺屋太一さんが作られた表現で、それが世に今でも知られるようになった。堺屋さんは残念ながらお亡くなりになりましたけれども、団塊の世代が高齢世代になる日本社会を割とバラ色に捉えられていらしたんだけれども、果たしてそういうふう...全文を見る
○有田芳生君 そうしますと、更に続けてお聞きをしたいんですけれども、特別技能だけではなくて、介護技能実習生がもう既に日本に入ってきていますよね。そこにおける目標というのはお持ちなんですか。
○有田芳生君 目標は初めから立てていないということですか。その必要がないんですか。
○有田芳生君 じゃ、後でお聞きしようと思っていたんですけど、初めに、二〇一八年、去年の七月一日に中国の大連から二人の中国人女性が日本にやってきて介護技能実習生として働いておりますけれども、その人たち含めて、今現在、介護技能実習生というのは何人、日本にいらっしゃるかというのは確認さ...全文を見る
○有田芳生君 ほかの国からは来ていないということですか。
○有田芳生君 だから、やっぱり実態を把握して、その人たちが本当に介護の職種としてうまく日本の介護の対象者に対して働いていただいているかどうかというのはやはり追跡しなければいけないと思うんですよね、その労働条件も含めて。だから、そこは、今お話しになったように、中国から百七十九人、ミ...全文を見る
○有田芳生君 ちょっと質問の順番を変えたいと思うんですけれども、今大臣が技術移転というふうにおっしゃったのは、それは技能実習生の立て付けからそういう発言なさったんだけれども、実際にこれは介護だけではなくていろんな分野で、ベトナムもそうですけどミャンマーもそうですが、日本に来るとい...全文を見る
○有田芳生君 だけど、この間、今日議題になる多くの技能実習生の大変な労働条件、職場の環境、失踪の原因などなど、それは一年に一回調べればいいという状況じゃないわけですよね。だから、そこはきっちりと介護に来られた方々の状況についてもちゃんと定点観測として、労働条件がちゃんと整っている...全文を見る
○有田芳生君 だけど、そういう仕組みがあったにもかかわらず、去年から各委員会で問題になっている技能実習生の様々な大きな問題というのは明らかになったわけでしょう。だから、これだけ大きな問題が明らかになって今日も議題になるんだけれども、問題が明らかになって以降、これまでと違った体制取...全文を見る
○有田芳生君 先ほども言いましたけれども、ベトナムなんかでは、日本に行くよりは韓国に行った方がいいんだということがこれまで外国で働こうとしていた若者たちの間にずうっと広がってきている。それだけ評判悪いんですよ。あるいはミャンマーなんかでも、介護の技能実習生を日本に送る送り出し機関...全文を見る
○有田芳生君 だけど、それを調べないと、海外からやってきてくださって日本人のために一生懸命働いてくださっていると思いますけれども、それが日本語能力も含めて、あるいは介護の質の充実も含めて、問題が起きているかどうかというのは、何でこれ把握しないんですか。
○有田芳生君 中国の大連から介護の技能実習生として初めて二人の方がいらしたときにはメディアも大きく報道しましたよ。だけど、その後の実態調査というのが、厚労省も含めて、うまくいっているのかな、どうなのかなというのを普通は調べなきゃいけないんじゃないんですかね。うまくいってなければ、...全文を見る
○有田芳生君 これ、やらなきゃいけないというのは、残念ながら、宮崎のケースはうまくいっていないからなんですよ。うまくいっていないならば、そこに何が問題があるのかというところで改善をして、ほかにも中国から百七十九人、ミャンマーから二十二人来ていらっしゃるわけだから、その方々が困らな...全文を見る
○有田芳生君 終わります。
05月16日第198回国会 参議院 法務委員会 第13号
議事録を見る
○有田芳生君 私は、ただいま可決されました表題部所有者不明土地の登記及び管理の適正化に関する法律案に対し、自由民主党・国民の声、立憲民主党・民友会・希望の会、国民民主党・新緑風会、公明党、日本維新の会・希望の党、日本共産党及び沖縄の風の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします...全文を見る
05月21日第198回国会 参議院 法務委員会 第14号
議事録を見る
○有田芳生君 立憲民主党の有田芳生です。  いわゆるヘイトスピーチ解消法が本参議院の法務委員会で全会一致で可決をされたのが五月十二日、三年前でした。それから、本会議、衆議院に回って、この法律が公布されたのが六月三日でした。それから三年がたったんですけれども、大きな前進があると同...全文を見る
○有田芳生君 付け加えれば、漫画入りのパンフレットも作成をされていますけれども、同時に、「ヘイトスピーチ、許さない。」というポスターが、法務省が作ってくださったんだけれども、実際には、予算の問題もあるんでしょうけれども、この解消法が施行される直前に岡山で行われたヘイトスピーチのデ...全文を見る
○有田芳生君 一般的な説明をしていただきましたけれども、具体的には、これまでもそうでしたけれども、今年行われた前半、後半の統一地方選挙において、ヘイトスピーチを事とする政治団体が立候補をした。そこに属していなくても、それにシンパシーを感じる人物も選挙に立候補をして、公職選挙法に私...全文を見る
○有田芳生君 それが立件に向かう可能性というのはあるんでしょうか。
○有田芳生君 いずれ結果を公表される御予定はありますか。
○有田芳生君 先ほど、法務省からのいわゆる通達が警察庁にも発せられたと思いますけれども、警察庁の方ではその法務省の対応についてどのように周知されたんでしょうか。
○有田芳生君 今の御説明の上に更にお聞きをするんですけれども、そういう説明を行った内容が現場の警備の警察官にも周知されたんでしょうか。
○有田芳生君 総務省はその通達についてどのように受け止められましたでしょうか。
○有田芳生君 そういう御答弁をこの間三回お聞きをしておりますけれども、被害者の立場に立てば、いつまでもそういった説明、あえて言えば、表現の自由があるんだから選挙においては何を言ってもそれは選管としてもどうしようもないんだという立場から、法務省のこれまで到達した水準に少しでも近づい...全文を見る
○有田芳生君 だから、総務省も、そういう具体例があるんですよ。だから、そうやって法務省も提供されているわけですから、それが実際八王子の選管で配られたかどうかというのは確認されていないでしょうけれども、でも、そういう努力をやっていくのがこの三年間の到達点に少しでも近づくことだと思う...全文を見る
○有田芳生君 理解してくださいって、理解できないから毎回毎回質問しているんじゃないですか。被害者の立場に立ったら、ヘイトスピーチ許さないという日本政府の立場を、理念法であっても具体的に何ができるのかというのは検討してくださいよ。八王子ではそういう努力しているんですよ。ほかのところ...全文を見る
○有田芳生君 東京オリンピック・パラリンピックを目の前にして、銀座であるいは新宿で、外国人が多くいるところでこういうヘイトスピーチの行為が行われているということで、政府一丸となってこういう対策を更に取っていただきたいとお願いしまして、質問を終わります。
05月23日第198回国会 参議院 法務委員会 第15号
議事録を見る
○有田芳生君 立憲民主党の有田芳生です。  昨日の質問通告のときには戸籍の問題についてだけお尋ねしようと思っておりましたけれども、この委員会が始まる前に大臣には連絡が行っていると思いますけれども、今朝の読売新聞の一面トップの記事についてまずお聞きをしたいというふうに思います。公...全文を見る
○有田芳生君 公証人については、公平性とか透明性を高めるために民間に開放を促すという趣旨で二〇〇二年から公募制が導入されたという、そういう理解でよろしいですか、大臣。
○有田芳生君 聞いておりますというよりも、大臣が任命する公務員ですよね。
○有田芳生君 大臣が責任を持って任命する公証人ですけれども、今朝の読売新聞の一面トップの記事では、法務省、検察庁が地検幹部らに公証人への再就職あっせんと。この事実については御承知ですか。
○有田芳生君 必要な確認をした上で対応ということですけれども、要するに、地検の検事正クラスの幹部らを早期退職してもらうと。これは新陳代謝を促すということですけれども、後進に道を譲るということで、六十三歳の定年を控えた六十歳前後に早期退職を打診している。これは事実ですか。
○有田芳生君 早期退職を奨励しているというのは事実ですかと、その確認をしているんです。
○有田芳生君 いや、大臣が責任を持って公証人を任命しているわけでしょう。それはお認めになったじゃないですか。その大臣が任命している公証人について、法務省の内部で早期退職を図って声を掛けているという、そういう打診をこれまでやってきたということは、大臣、御存じですかという質問をしてい...全文を見る
○有田芳生君 いや、聞いているのは、早期退職を、大臣ではないかも分からないけれども、全国各地で進めているというのは承知されていますかという、そういう質問です。
○有田芳生君 質問しているのは、早期退職を打診をこれまでされてきましたかと、大臣がじゃないですよ、そういう慣例がずっと行われてきたということを最高責任者である大臣は御承知ですかという質問です。
○有田芳生君 大臣は打診していなくても、そういう慣例が続いてきたということを御存じだったかどうかということを伺っているんです。大臣が打診をしたかどうかというのを聞いているんじゃありません。
○有田芳生君 じゃ、そういう打診があったかどうか。だから、大臣は御自分で辞められたんでしょうけれども、そうでなく、やはり定年退職、退職年齢に近づいてきたときに、全国の検事正の方々が今後新たな仕事を得るために、公証人、再就職いかがですかと、そういう問合せがこれまで行われてきたかどう...全文を見る
○有田芳生君 大臣は、法務省の人事課がどの幹部をどこの公証役場に配置するかの原案を作って、直属の上司である高検検事長らが公募前にあらかじめ本人に意向を打診していたということがこれまで続いてきたということを御存じですか。あるいはうわさでお聞きになっておりましたか。
○有田芳生君 聞いているのは、大臣がそういう慣例がこれまで続いてきたということをうわさで聞いたとか、ああ、そういうことがあるらしいねということは御存じだったかという、そういう問いなんです。
○有田芳生君 いや、大臣御本人のこれまでの御経験の中で、ああ、そういう仕組みがあるんだなということを知っていた、あるいはうわさで聞いていたというようなことがあるかという。これから法務省は徹底して調査されるんだと思いますよ。だけど、その前提として、こういう記事が出たことについて、大...全文を見る
○有田芳生君 こうした仕組みが歴代の検事総長や法務次官も把握していたということなんだけれども、もう最高幹部がこういうことを知っていた、だけど大臣は御存じなかったんですか。
○有田芳生君 その記事によると、複数の検察関係者は、公募とは名ばかりで、検察組織の新陳代謝を図るため、検察組織での最終的な地位に応じて論功行賞的に公証人ポストが割り振られると証言している。  これ、複数の検察関係者が天下の読売新聞に、一面トップのスクープ記事に証言されている。そ...全文を見る
○有田芳生君 公証人を任命する前に面接試験も行われるわけですよね。それ、間違いありませんか。
○有田芳生君 面接試験は法務省幹部のみが行うんですよね。
○有田芳生君 これからどのような調査をなさっていくおつもりですか。
○有田芳生君 当然、歴代の検事総長や法務次官にもお聞きされるわけですね、調査は。
○有田芳生君 この委員会にその報告結果を提出していただけますか。
○有田芳生君 委員長、そういうお願いをしたいということと、大臣、いつまでに調査を終わらせる御決意なのか、伺いたいと思います。
○有田芳生君 本論に入りたいというふうに思います。  戸籍法改正の問題というのは、やはり、煎じ詰めれば個人の大事なプライバシーの問題をどこまで守れるかどうかという、そういう課題だというふうに思います。  これ、本当は大臣にもお聞きしたいんだけど、今いっぱい大臣にお尋ねしてしま...全文を見る
○有田芳生君 もう局長には常識でしょうからお聞きをしたいんですけれども、戸籍制度というシステムを持っている国は世界中どのぐらいあるんでしょうか。
○有田芳生君 いや、世界中でどのぐらい日本のような戸籍制度があるんですかというお尋ねです。
○有田芳生君 韓国は戸籍制度を廃止されたんですよね。それは局長、御存じですか。当然御承知ですよね、プロですから。
○有田芳生君 戸籍なんてと言っちゃいけないけれども、戸籍制度というのは、私はなくなってもいいし、なくすべきだというふうに思っています。  それは、この委員会でも何度も何度も質問をしましたけれども、いまだ続いているネット上の人権侵害ということで、一例を挙げれば、被差別部落の名簿が...全文を見る
○有田芳生君 その上でお聞きをしたいんですけれども、今回の法改正にも関わってきますけれども、これまでの戸籍制度に関する研究会、あるいは法制審議会、法制審での議論の中で、戸籍というのはやっぱりもう要らないんじゃないのというような意見は出てきたんでしょうか。あるいは、もしそういう議論...全文を見る
○有田芳生君 抜本的に議論されていなくても、出ていましたか。
○有田芳生君 そして、今回、また法務大臣が主語になってくる行政手続における戸籍謄抄本の添付省略、これ、説明によるとマイナンバー制度への参加とありますけれども、そこで、もう時間はありませんけれどもお聞きをしたいのは、二〇〇八年の三月六日の住基ネット最高裁判決は、これは三月六日ですけ...全文を見る
○有田芳生君 質問準備して、警察庁の方にも、来ていらしているんですけれども、準備の冒頭部分で終わらざるを得ないというのは、今日の読売新聞の質問をしたものですから、今後機会があればまたお尋ねをしたいというふうに思います。  時間が来ましたので、終わります。
05月29日第198回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第3号
議事録を見る
○有田芳生君 立憲民主党の有田芳生です。  私は、安倍政権が結果をつくる日朝交渉を是非実現していただきたい、その思いで質問させていただきます。  日朝の首脳会談が初めて行われたのは二〇〇二年の九月十七日、それが一回目でした。二回目が二〇〇四年の五月二十二日。いずれも小泉政権で...全文を見る
○有田芳生君 ちょっと違うんですね。  先ほど、もっともっと御紹介してもいいんですけれども、拉致問題の解決に資さなければ首脳会談はやらない、圧力を最大限掛けて、向こうが話し合わなければいけないという状況をつくって首脳会談を実現しようと総理が語ってきた。だから、それがなぜ、どうい...全文を見る
○有田芳生君 違うでしょう。  もう一回、じゃ、二〇一七年十一月二十一日の参議院本会議の総理の演説を正確にもう一度お伝えします。「北朝鮮に政策を変えさせるため、あらゆる手段を使って北朝鮮に対する圧力を最大限にし、北朝鮮から対話を求めてくる状況をつくっていくことが必要と考えていま...全文を見る
○有田芳生君 委員長、ちょっと全然質疑が……。(発言する者あり)
○有田芳生君 もう一度伺います。  そうすると、米朝の首脳会談が二回行われて、そこで安倍総理が強く望んだ拉致問題を提起してくれと、そのことをトランプ大統領が金委員長に語ったと、そういう環境の変化があり、これなら直接首脳会談を申し込む意味があるなと、そういう判断をしたという理解で...全文を見る
○有田芳生君 全然違うんですよ。何度言っても同じだから、繰り返しません。時間がもったいないから。  最大限の圧力を掛けたら、北朝鮮側がもう日朝の首脳会談をやらざるを得ないなというところに追い込まなければ対話はやらないと安倍さんずっとおっしゃってきた。対話のための対話は要らないっ...全文を見る
○有田芳生君 申し上げていないんですよ。申し上げていないから、この数年間の安倍総理の具体的な発言を紹介したんですよ。水掛け論以前の話ですから、次に行きたいと思いますけれども。  要するに、二月末のハノイ会談の後で安倍総理がトランプ大統領と首脳会談を、電話会談を行った。そのときト...全文を見る
○有田芳生君 今大臣がおっしゃった、様々なルートを使っていてというのは間違いだと思います。教訓は、当時の金総書記、トップにつながる一つの外交ルートを、当時の小泉首相そして当時の外務省が全面的に努力をしてきたから成功したんだと私は判断しております。  いろんなルートじゃないんです...全文を見る
○有田芳生君 複数のルートではなく、トップにつながる一つのルートで日朝交渉を進めなければいけないというのは、これは具体的な話ではなくて一般論としてお聞きをしているんですが、今の安倍政権もそういう立場を取るべきではないでしょうか、それが小泉訪朝が成功した教訓ではないんですかと、そう...全文を見る
○有田芳生君 だから、一般論としての見解として、複数のルートで北朝鮮に向かっていくのか、やはりトップにつながる一つのルートで時間を掛けて安倍総理と金委員長が向き合うことができるような条件を整えていくというのが、それが道じゃないんでしょうか。一般論としてお答えください。
○有田芳生君 じゃ、菅大臣、いかがですか。外務大臣が答えられないと言うんですけれども、一般論として。
○有田芳生君 河野大臣、じゃ、もう一度だけ伺います。  二〇〇二年の首脳会談が実現した教訓を河野大臣はどのように理解されていますか。
○有田芳生君 そこに実は戻っていただきたいんです。外務省の長い伝統、そして経験もある、その外務省がもっともっと前面に出て、いわゆる官邸外交と言われるものではなく、外務省のプロが北朝鮮の扉をこじ開けるという立場に立っていただきたいという思いで今質問させていただいたんです。  北朝...全文を見る
○有田芳生君 だから、さっきから、条件を付けずに首脳会談をやりたいと総理が最近ずっとおっしゃっているんでしょう。それに対して、河野大臣、先ほど、条件を付けずに首脳会談をやるというのはこれまでの方針をより明確にしたとおっしゃっているけども、より明確じゃないんですよ。外交というのは相...全文を見る
○有田芳生君 そこで、もう一回確認します。  日朝平壌宣言に基づいて国交正常化交渉をやろうじゃないかと、そういう提案なんです。いかがですか。日朝平壌宣言に基づいたら、そういう中身なんですから、そこを言っていないところがまだまだちょっと扉開けるには時間掛かってしまうのかなという思...全文を見る
○有田芳生君 だから、より明確にするんだから、そこを強調していただければ少しは局面が動く可能性はあるなというふうに私は思っているからお願いしたいんです、安倍政権に。  最後に、もう終わりますけれども、五月十六日、「報道1930」、TBSですけれども、そこで北朝鮮の問題が話し合わ...全文を見る
○有田芳生君 終わります。
06月04日第198回国会 参議院 法務委員会 第17号
議事録を見る
○有田芳生君 立憲民主党の有田芳生です。  子供受難の時代が続いている中で、一つの方向性であるだろうという理解はしますけれども、果たしてこれで実効性がどこまであるのかという危惧も抱いております。  といいますのは、私は、自分の仕事の中で苦い経験がありました。テレビの取材で、あ...全文を見る
○有田芳生君 お聞きしたいことはこれから幾つか用意していたんですが、時間が来ましたので。  ありがとうございました。
08月01日第199回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第1号
議事録を見る
○有田芳生君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
10月04日第200回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第1号
議事録を見る
○有田芳生君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
11月12日第200回国会 参議院 法務委員会 第3号
議事録を見る
○有田芳生君 立憲民主党の有田芳生です。  私はこの法務委員会に属してもう九年以上になりますけれども、この委員会ではやじが飛んだことはなかったというふうに記憶しておりますけれども、一方で、本会議あるいは予算委員会などでは様々なやじが飛び交う、汚いやじもあれば、気の利いたやじもあ...全文を見る
○有田芳生君 副大臣、いかがですか。
○有田芳生君 政務官、いかがですか。
○有田芳生君 大臣に一般論としてお伺いをいたします。  Aという政治家が選挙の応援のために駅前で演説をしようとした。道路を隔てたところに、Aさん頑張れというようなプラカードをいっぱい持った人たちが支援に来ていた。その中に一人、膝のところにAさんアウトと、例えばそういうプラカード...全文を見る
○有田芳生君 そのAという政治家が、その駅前で演説を終えた後に別の場所で演説をしようとした。そこにもいっぱい支援者が来ていて、Aさん頑張れというようなプラカードも含めて声も上がっている。その中で、組織的、集団的ではなくて、一人の人物がAさん帰れというようなことを叫んだときに、多く...全文を見る
○有田芳生君 その男性が警察官に引きずられて別の場所に連れていかれた。それを見て憤慨したその友人の女性が、例えば消費税反対というようなことを叫んだときに、そこに十人以上の警察官が来て腕を取り、写真を撮ろうとし、そして後方に移動させられる。これは法的に何か根拠はありますか。
○有田芳生君 何か政治的な発言をした人がいるとする。そして、その友人であるとみなされた人が、そこからずうっと、道路を歩いていても十人以上の警察官に尾行される、あるいは店に入ってもそこに三人の、数人でいいんですけれども、そういう警備が付くという法的根拠はあるんでしょうか。
○有田芳生君 当然、憲法に基づく政治的活動の自由の範疇だと私も思います。  そして、警察庁にお伺いしますけれども、北海道警の山岸直人本部長が北海道議会で何度も何度も語ってきたように、お答えは差し控えさせていただきますという答弁はしないでください。それを前提にお聞きをします。 ...全文を見る
○有田芳生君 膝の上に、安倍首相に対する厳しい言葉ではなく、例えばアウトとか、そういうことを、膝の上にプラカードを持っている人を排除する根拠は何ですかと聞いているんです。お答えを差し控えたいということではなく、その法的根拠を示してください。
○有田芳生君 事実確認じゃなくて法的根拠を答えてくれとお願いしているんです。もうずっと北海道議会から、七月十五日から、もう四か月たつんですよ。どういう法的根拠なんですか。
○有田芳生君 座っているだけで排除されることを認めるわけですね。  じゃ、安倍首相はその後に新札幌の駅から札幌駅に移りました。そこで、ある創価学会員の若い男性が友人たちに総理が来るから聞きに行こうということで、四人の人たちが札幌駅前に行った。その一人の男性が、安倍さんに対して、...全文を見る
○有田芳生君 そんなの質問できないじゃない。質問できないじゃない。事実を確認しているんですよ。
○有田芳生君 四か月かかっても事実確認できない、そんな警察なんですか。  じゃ、伺いますけれども、どういう告発状が出ているんですか。具体的にお示しください。
○有田芳生君 何言っているんですか。北海道議会で具体的にどういう告発か明らかになっているじゃないですか。違いますか。
○有田芳生君 北海道議会では明らかになっていることなんですよ。  じゃ、時間がもったいないから次に行きます。  同じく、総理が、道路の向こう側にいた最初の排除された男性は、三車線向こうに総理がいて、群衆の中に一人いた。それが警察官に連れていかれたから、一緒にいた女性はびっくり...全文を見る
○有田芳生君 創価学会の青年に声を掛けられて、総理が来るから行ってみようじゃないか。そして、彼らは、日常的に政治に対する思いがあるものですから、めったに見ることもできない総理がいらしたときに自分の思いを声に出しただけなんですよ。政党に属している人でもないんですよ。一人は創価学会の...全文を見る
○有田芳生君 四か月たっているんですよ。事実確認、そんなへっぽこ警察じゃないでしょう、北海道警は。どうして四か月たっても事実確認さえできないんですか。事実なんてのはもうテレビにも明らか、そこに記者たちもいっぱいいた。応援する人も反対する人、ごく少数ですけれども、いた。何にも叫んで...全文を見る
○有田芳生君 七月十五日からもう四か月たつ。そんなに事実確認難しいことなんですか。
○有田芳生君 大通公園では、別の女性たちも、年金が不安だというプラカードを持っていただけで排除された。私は、札幌行って、そういう人たち七人から具体的な話聞きましたよ。私一人でもその事実確認はできるのに、何で北海道警察はそういう事実確認さえ四か月たってもできないんですか。
○有田芳生君 では、一般論で伺います。  警察が一般の人をその体に触れて拘束、排除する法的根拠はどういうものがあるんですか。
○有田芳生君 北海道の事実と全く違うじゃないですか。一言声を発しただけで警察官が取り囲んで、腕をつかんで身柄を拘束して、二十メートル移動させる。一言発した女性が七人も八人もの警察官に捕まって、そして、その後、移動してもずっと付いてくる。あるビデオショップに入っても、その中にまで警...全文を見る
○有田芳生君 全然違いますよ、何を言っているんですか。  これが北海道で大問題になったときに、北海道警は、そうやって一言発した人を身柄拘束して引きずっていく、消費税反対と言った女性にずうっと身柄拘束をして、尾行を付く、そして、創価学会の真面目な男性には、何も話していないのにずう...全文を見る
○有田芳生君 違います、違いますよ。  じゃ、お聞きしますけれども、一言やじを飛ばしたら身柄拘束するんですか、今の警察は。
○有田芳生君 何も語っていない人にずっと尾行が付いて、これ、トラブル防止なんですか。お答えください。一般論でいいですよ。
○有田芳生君 だって、今もうずっと具体的にお伝えしているじゃないですか。もう答えが来ないようだから、当時、北海道警察は何と言ったかというと、選挙の自由妨害のおそれがあるから、それを根拠にしたんですよ。間違いないですね。
○有田芳生君 いやもう、予想どおりだからどうしようもないんだけれども、とにかく北海道議会でも問題になって、四か月以上たっている。そして、九月の段階で北海道警察本部長はできるだけ早い時期に説明したい、これ九月二十五日ですよ、もう二か月たつ。単純な事実ですよ。証拠だって残っている。テ...全文を見る
○有田芳生君 警察官職務執行法も同じようなことが書いてあるんですけれども、公平中立でなければいけない、憲法の保障する個人の権利及び自由の干渉にわたるなどその権限を濫用することがあってはならないと。  七月十五日、北海道で起きたことは濫用そのものじゃないですか。違いますか。
○有田芳生君 もう四か月たとうが半年たとうが、忘れるのを待っているんじゃないかと思わざるを得ないほど。事実なんてもう明らかなんだから、単純な事実なんだ。それさえ確認できない、これはもう公平中立どころじゃないじゃないですか。  もう繰り返しになりますから、残念ながら次に行きますけ...全文を見る
○有田芳生君 通達にあるように、警察の政治的中立性に疑念を抱かれることのないよう十分に配慮をしていないのが北海道警察だったじゃないですか。  しかも、この通達の中にはこう書いてある。右翼に注意せよというのが前提なんだけれども、また、右翼以外であっても社会に対する不満、不安感を鬱...全文を見る
○有田芳生君 だから、現実に当てはめれば、一言やじを発した人、何も発していないのにその仲間だと思われた者、プラカードをただ持っていた者が排除される、それが固定観念を払拭させる行為だったんじゃないんですか。  そして、この通達、六月二十六日警察庁通達の後に警備状況についての報告を...全文を見る
○有田芳生君 通告がないから答えられないというのは、それはないというのが前提の今の国会じゃないですか。  だから、もう時間がないのでお答えしますと、要するに、結論的に言えば、事実上演説することが困難な状況になったときのことだと、最高裁、大阪高裁でも明らかにしている。一般聴衆がそ...全文を見る
○有田芳生君 大石さんは、今年の一月までどういうお仕事をされていましたか。
○有田芳生君 もう時間ですのでやめますけれども、このように、総理に対するそんたくが行われたのではないかと疑わせるような異常な警備が七月十五日に北海道であったという事実、これは北海道警察道警本部長が近く明らかにすると言っていながら、もう二か月、三か月、四か月たっている。こんなことで...全文を見る
11月26日第200回国会 参議院 法務委員会 第7号
議事録を見る
○有田芳生君 立憲民主党の有田芳生です。  まず、警察庁にお聞きをしたいんですけれども、以前でしたら、世論調査などで子供たちに将来何になりたいかという問いをしたときに、野球の選手であるとか警察官だと、そういう時代があったんですけれども、警察官になりたいという子供たちの思いという...全文を見る
○有田芳生君 わざわざ質問通告はその部分はしていなかったのは、皆さんの日々の御活動の前提だと思ったので、そういう質問をさせていただきました。  今日は、北海道でのやじの問題、十一月十二日にお聞きをしたその続きをじっくりとお聞かせいただきたいというふうに思うんですが、その前に、や...全文を見る
○有田芳生君 一般論としてお聞きをしますけれども、例えば、警察官がひき逃げ事件を起こして、そして不祥があったというようなときに、そして処分が行われたときには、公表したりはするんでしょうか。
○有田芳生君 私は、十一月十二日にこの委員会でやじと表現の自由というテーマで質問させていただいて、北海道警察、ちょっとこれまで以上に何かおかしいんじゃないかと。以前でしたら裏金問題もありましたけれども、どうなっているんだという思いが強いものですから、私は、北海道のフリーライターの...全文を見る
○有田芳生君 この検審の議決も読んで驚いたんですけれども、それ以上に驚いたのは、太刀川審議官、御存じかどうか、もし知っていたら教えていただきたいんですが、この建造物侵入で書類送検された当時警察官は、今から十四年前、二〇〇五年に建造物侵入で現行犯逮捕されていたというのは御存じですか...全文を見る
○有田芳生君 一般論じゃないんです。二〇〇五年に、この当時警察官は建造物侵入で現行犯逮捕されている。個人の特定の問題があるとおっしゃいますけれども、当時、北海道新聞も含めて、地元紙二つに大きく報じられているだけではなくて、時事通信も報じているんですよ。何で報じられていますか。その...全文を見る
○有田芳生君 なぜ新聞が、個人名も、それから当時の職場の名前も年齢も新聞記事に、時事通信を含めると三つも報じられたかというと、当時、警察発表しているからですよ。発表していて、建造物侵入で現行犯逮捕された同じ人物が、どういう処分があったのかは分かりません、しかし、そのまま警察を辞め...全文を見る
○有田芳生君 前回の質問で冒頭に、お答えは差し控えさせていただきたいということは言わないでくれと言いましたけれども、河野審議官は三十分余りの質問の中で、私の質問の中で七回同じ言葉を語られました。四分に一回。今、まだこの質問、一、二分のところで一回。  じゃ、お聞きをしますけれど...全文を見る
○有田芳生君 何で一か月もたって、同じ質問の続きを聞きますよと通告しているのに承知していないんですか。
○有田芳生君 中身を教えてくださいということじゃなくて、告発を受けているというから、どういう内容で告発を受けているのか、そんなの分かるでしょう、もう一か月たっているんですよ。今日の質問は前回の続きだというのは通告しているじゃないですか。中身を具体的に教えてくれという話じゃないんで...全文を見る
○有田芳生君 どういう告発かというと、特別公務員職権濫用罪ですよ。警察官が七月十五日、北海道札幌で余りにもひどい職権濫用を行ったんじゃないかという、そういう告発です。  ですから、七十七歳の男性が、おとなしい方ですよ、私、話聞きましたけれども、膝の上にプラカードを置いているだけ...全文を見る
○有田芳生君 はい、二回目ですね。  じゃ、伺いますけれども、答えを差し控えなければならない理由として、今事実確認をしているとおっしゃいました。事実確認できていないじゃないですか、もう五か月目ですよ。もう同じ答弁していただくのも気の毒だから、余り言いたくないんだけれども、ネット...全文を見る
○有田芳生君 一か月、何にも変わっていない。  事実はもう明々白々じゃないですか。事実確認ができないのではなくて評価ができないんじゃないんですか。
○有田芳生君 こういうことが五か月も事実確認だとおっしゃっているときに、警察庁はもう北海道警に、本部長に指導をなさったりはないんでしょうか。
○有田芳生君 できるだけ早い時期にと、一月目にも、北海道議会でも、そして十一月十二日のこの場での質問に対しても、そして今も同じ言葉を語っていらっしゃるんだけれども、事実は明らかですよ。  じゃ、違った観点からお聞きをしますけれども、私に言わせれば違法な警備が行われて、マスコミも...全文を見る
○有田芳生君 ちょっと違いますね、トラブル防止の観点からそういう排除を行ったということではなくて、当時、北海道警察は違った説明していますが、いかがですか。
○有田芳生君 違うんです。そういう発表は当時、北海道警察しておりません。  もう同じことを繰り返してもしようがないんですけど、当時、北海道警察はメディアなどに対して、そういう身柄を拘束したり排除をした根拠として選挙の自由妨害罪だと、そう言ったんですが、それは御存じないですか。
○有田芳生君 しつこいですけれども、もう一度お聞きしますけれども、七十七歳の男性が膝の上にプラカードを置いていて、どういうトラブルが予想できたんですか。
○有田芳生君 何か便利な言葉ですよね。もうあらゆるところでそういう言葉が飛び交っているんだけれども、何で答えを控えなければいけないんですか。事実が確認できていないからなんですか、あるいは評価ができていないんですか、あるいは認めるとまずいからなんですか。一体何が起きているんですか。
○有田芳生君 事実確認というのは具体的にはどういうことなんですか。事実を確認する、事実は明らかじゃないですか。  皆さんが考えている、北海道警が考えている事実というのはどういうことなんでしょうか。
○有田芳生君 事実は一つなんですよ、これは。ノンフィクションを書くときだってそうですけれども、テレビの番組作るときだってそうですけれども、事実は一つなんです。  北海道警察はそういう行為を取ったことを、公職選挙法に基づいて選挙の妨害だという判断を当時下していたんですよ。ところが...全文を見る
○有田芳生君 警察法あるいは警察官職務執行法、そこに明確に書かれているのは、皆さんもうプロですから十分御承知だと思いますけれども、濫用はいけないよという規定ですよね。だから、北海道で行われたのはやっぱり濫用だと指摘されても仕方がない。  それが、実は北海道だけではなくて、写真に...全文を見る
○有田芳生君 さっき言った大学生の女性が消費税反対と言って、取り囲まれて移動させられた、もう一人の男性が、おまえら何やるんだといって騒いでいるときに、この女性が携帯電話で写真を撮ろうとしたら、総理の近くにいたこの男性が道路を渡ってやってきて、黒いスーツですけれども、おら、何撮って...全文を見る
11月28日第200回国会 参議院 法務委員会 第8号
議事録を見る
○有田芳生君 立憲民主党の有田芳生です。  今日は、お三人の方、ありがとうございます。理論の分野、そして実務の分野、そして実際の現場からのお話、物すごく参考にさせていただきます。  最初に藤田参考人に社外取締役の義務化の問題についてお聞きをして、その同じ質問を大久保参考人にお...全文を見る
○有田芳生君 藤田参考人、そのとおりだなというお顔で今御意見をお聞きになっているのかなというふうに思いましたけれども。  社外取締役についてもう一点だけ教えていただきたいんですけれども、日本においての実証性についてはこれからやってみなければ分からないということだと思うんですけれ...全文を見る
○有田芳生君 次に、大久保参考人、そして木村参考人にお聞きをしたいんですけれども、株主提案権の議案数の制限についてですけれども、先ほどからお話にありますように、目的などについての制限については修正削除がなされた。これは大久保参考人の研究会ですか、企業法実務研究会、ここでは余り議論...全文を見る
○有田芳生君 ありがとうございました。