中野譲

なかのじょう



当選回数回

中野譲の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月28日第162回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第2号
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○中野(譲)分科員 きょうは予算委員会の分科会でお時間をいただきまして、大変ありがとうございます。  私の方は、きょうは首都高速の料金と、あとETCについてちょっとお伺いをしたいと思います。  まず、以前はたしか七百円だったと思うんですが、首都高の永福町のインターから中央道に...全文を見る
○中野(譲)分科員 永福町から中央の高井戸の区間、これはいつから料金が改定されましたでしょうか。
○中野(譲)分科員 この区間の距離と、その料金が今三百円だと思うんですが、その三百円という算出の根拠というのはどのような経緯で決まったのかをちょっと教えていただきたいと思います。
○中野(譲)分科員 もう一つちょっと例を挙げたいんですが、東京外環自動車道から、今はあれは高速埼玉大宮線と呼ぶんでしょうかね、最初のインターをおりるところが浦和南インターというところがあるんですが、そこまでの距離が何キロぐらいで、これも三百円ということで、今御答弁なさったように短...全文を見る
○中野(譲)分科員 というのは、私、選挙区が埼玉でございまして、八潮という市がありまして、外環から八潮を通って、それで首都高の六号線、三郷線というところに入るんですが、これは、入るときは、いわゆる三郷線のスタートラインということで、七百円を払う料金所があるんですよ。逆に、では、八...全文を見る
○中野(譲)分科員 これは四・一キロ。皆さん多分高速をお使いになるのであれだと思うんですが、あっという間なんですよね、大臣、例えば四キロという距離は。  七百円を現金で払うというのは、非常にこれは高くて、私も正直言って乗りません、高くて。下の道を四キロちょっと三郷の方に行ってか...全文を見る
○中野(譲)分科員 お話を伺っていると、ETCを買え、ETCをつけろというようなお話に聞こえてくるわけですが、ETCの料金と、普通に現金で払う料金をちょっと分けてまずは論議をしたいんです。  例えば、先ほどの、中央道に入るときは現金でも三百円なわけですよね。普通で払うと七百円の...全文を見る
○中野(譲)分科員 ちょっと私の理解力がちょっと不足をしていまして大変申しわけないんですが、永福—高井戸間は、平成六年に七百円から三百円に値段を下げたと。その下げた根拠は、短距離だから、それにちょっと七百円は取り過ぎじゃないかということで下げたということだと思うんですよ。  そ...全文を見る
○中野(譲)分科員 多分、道路局長の認識がちょっと誤っていらっしゃるのかなという気がするんです。  両方向の話をしているんじゃなくて、例えば、都心の方に向かう場合は、これは把握できないのはわかるんですよ。七百円払って、最初の出口が八潮南ですから、八潮南でおりるのか、そのまま六号...全文を見る
○中野(譲)分科員 そうしますと、これは検討をされるわけですか、今後。
○中野(譲)分科員 四キロというと、これは信号がないわけですから、あっという間ですから。それで七百円。私は払いませんし、地元の方もなかなか皆さん払われないという状況でございますから、高いという認識はもうお持ちのようですし、御検討いただけるということでございましょうから、早期にこう...全文を見る
○中野(譲)分科員 例えば、私も車を使うときはいわゆる業務の一環として使うのがほとんどでございまして、あとトラック運送とかタクシーとかを含めて、いわゆる業務上にETCを活用されている割合と、今三〇・五%ということ、十台に三台ぐらいということでございましたけれども、これは、業務上に...全文を見る
○中野(譲)分科員 私も、恐らく高速を頻繁に使う方というのは、普段は皆さんお仕事をされていますから、業務上以外はそんなにいらっしゃらないのかなという感覚があるので、それはちょっとまたそういうデータがあったら教えていただきたいのですが。  実は、首都高速を使いますと、この間もちょ...全文を見る
○中野(譲)分科員 昨今、非常に高い率でこのETCの普及率がふえていると。私もこの質問をするときにいろいろと事前にお話を伺ったときにも、要は、とにかくETCを早くつけてくれよというような雰囲気が非常に強いんですよね。ETCをつけるとこういうメリットがあるよということでいろいろと言...全文を見る
○中野(譲)分科員 それとあわせて、先ほどの私の一番最初の質問で、ETCをつけると、ETCのカードなんかでも五万円分買うと八千円ぐらいクレジットがつくとか、得する部分というのはよくわかるんですが、その反面、先ほど申し上げましたように、例えば回数券がもう使えなくなるとか、現金で乗る...全文を見る
03月25日第162回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○中野(譲)委員 民主党の中野譲でございます。  大変勉強になる委員会質疑の後で、私は主にミサイル防衛についてを中心にお聞きをしたいと思います。  きょうは四十五分時間をいただいているわけですが、私、いつも質問の仕方が非常に悪くて、なかなか時間がしり切れトンボになってしまうも...全文を見る
○中野(譲)委員 今、日本の国民の安心と安全を守るということでございますが、日本の国民というと、これは一億二千六百万人全員のお話をされているんでしょうか。国土防衛ということは、どこからどこまでをミサイル防衛で守ろうとしているのか、その地域を教えていただきたいと思います。
○中野(譲)委員 世論調査がどうのこうのというのは、私はどうでもいい話だと思っているんですよ。  防衛庁として、一億二千六百万人の生命と財産、安全を守るためにミサイル防衛という構想を立ち上げているのかどうかという質問でございまして、そして今、国土をどこからどこまで守るかというと...全文を見る
○中野(譲)委員 大変びっくりする答えをいただいているんですが。  もう一度聞きますけれども、今、日本全土を守るには大体イージス艦で二隻から三隻というふうにおっしゃっていましたが、北海道から沖縄までカバーするにはこれは二隻で足りますか。
○中野(譲)委員 今回のこのBMDシステムで四隻の現存するイージス艦をミサイル対応仕様にするということですが、一つちょっと素朴な疑問なんですけれども、これは例えば定期検査というんですか、毎年やりますよね。それというのは大体何カ月ぐらいかかるのか。あと、何年かに一度に随分長い期間ド...全文を見る
○中野(譲)委員 ますますびっくりをしてしまいます。  四隻のうち、大体一年間で二カ月ぐらいはドックに入って調整をしますよね。三年に一度ぐらいは八カ月か九カ月入るということは、四隻仮にBMD仕様にしても、実際には三隻が海の上にいるという状況だと思うんですが、イージス艦が現存とし...全文を見る
○中野(譲)委員 先ほどの前原委員の助言がよかったのか、答弁は差し控えさせていただくということで、当面ですかね。  先ほどの話からいきますと、まず、ちょっと一つぜひとも押さえていただきたいことは、三隻を日本海に配置するという、これはもう物理的に不可能なわけですよ。三隻配置しない...全文を見る
○中野(譲)委員 そうしますと、この五年間の整備計画でいくと、十六ファイアユニットということですから、合計で大体三十二ということになると思うんですよ、ランチャーとしてPAC3仕様になるのは。  一つのランチャーで守れる守備範囲というのが大体数十キロというお話でございますが、仮に...全文を見る
○中野(譲)委員 二段階目の防御であるということですが、一段階目の防御がまず危ないということを先ほど私はお話をさせていただいております。  この二段階目で、いわゆる役所の言葉で言うとそれは防衛上の何たらかんたらということで、お答えいただけないんだと思いますが、首都圏というときに...全文を見る
○中野(譲)委員 そうしますと、まず十六年度に配備をされる入間ですが、恐らくこれは、そのロケーションからして首都圏を守るために使われるんだろうと思いますが、入間から首都圏のいわゆるきちっとした防空圏を形成するまでにどのくらいかかるんですか。入間に初動で配備をしないといけないという...全文を見る
○中野(譲)委員 ある程度の時間というんですけれども、私、ある程度の時間というのがよくわからないんですよね。時間というのは、それはスパニッシュタイムもあればジャパンタイムもあれば、しばらくというのもどのくらいなのかよくわからない。これは、一日、二日という、何日という感覚なのか、何...全文を見る
○中野(譲)委員 実数を私聞いているわけではなくて、大体なんですよ。これは防衛庁長官が提案をされている法案でございますから、普通であれば、大体どのくらいかかるのかねぐらいの話は当然あると思うんですよね。  では、北朝鮮からミサイルが飛んでくるかもしれない、そうしたら、入間から駆...全文を見る
○中野(譲)委員 先ほど私、例えば首都圏、例えばこの国会周辺とか、そういうことをちょっとイメージしていただきたいんですが、そうすると、入間で、どうやら東京の方をねらっているらしいというような情報が入った、そうしたら数時間でこちらの方に移動してくるということですよね。  そのとき...全文を見る
○中野(譲)委員 空から降ってくるミサイルを撃つというときに、いわゆるベストのロケーションというのがあると思うんですね、そのランチャーを配備する。  民有地がもしかしたら必要となるかもしれないというときに、民有地の借り上げというときに、機密情報的には大丈夫なんですか、その辺は。...全文を見る
○中野(譲)委員 その辺は、このミサイル防衛システムが配備をされることが決定をしたら、ぜひとも御検討をきっちりとしていただきたいと思います。  イージス艦から出るミサイルは、防衛庁の説明によると、七回中六回成功している、迎撃をすることが。これは防衛庁長官は御存じだと思いますけれ...全文を見る
○中野(譲)委員 イラク戦争でPAC3がそれだけの命中度で実証をしているという、これは間違いないということでよろしいですね。  ミサイルが落ちてきてPAC3で当てるというときに、PAC3は大体射程距離が二十から三十キロぐらいの高さのところで撃つということなんですが、当たり方はい...全文を見る
○中野(譲)委員 今まではちょっと細かい議論をあえてさせていただいたんですね。結局、検討をしないといけないことが余りにもたくさんあるというところの認識は、防衛庁長官も共有をしていただけますか。
○中野(譲)委員 万々々が一のことを考えて、台湾有事のこともしっかりと防衛を考えていただきたいと思うわけでございます。  ちょっとこの法律論のところで、午前中、赤城委員でしたか、若干重なるような質問をされていたわけですが、長官、まずは今現存するシステムの性能云々ということじゃな...全文を見る
○中野(譲)委員 この八十二条の二の一と八十二条の二の五、まずはこのミサイルを撃ちますよというのが一だと思います。それを撃った後に説明をするのが五だと思うんですが、説明のときにはそうしたら、このミサイルはどういうミサイルでどういう飛び方をして、だからこれは日本を目がけて撃ってきた...全文を見る
○中野(譲)委員 承認と報告は似て非なるものでございますので、よろしくお願いしたいと思います。  八十二条の二の三なんですが、今度は、「いとまがなく我が国に向けて」ということですが、これは本当に間髪入れず、時間がないということでございます。先ほどの私のイージス艦の問題に戻るんで...全文を見る
○中野(譲)委員 先ほどの話と同じなんですが、万々々が一ですか、それはすべてこちらが情報をきちっとキャッチして、それに対応した防衛システムをきちっと配備するというのであれば、これは問題ないわけですよね。  ただ、この三の場合で、事態が急変し、どういう事態がどう急変するのかわかり...全文を見る
○中野(譲)委員 堂々めぐりになると思いますのでやめたいと思いますが、できないときにどうするかというのが、先ほど我が党の、民主党の前原委員も申していましたけれども、できないときにどうするかというところが防衛の一番大切なところだと私は考えております。  大野防衛庁長官は選挙区が香...全文を見る
○中野(譲)委員 私は、香川の状況はよくわからないので何とも言えませんが、政治や経済が成熟している地域というのは、多分、東京はそうなんだと思うんですね。大阪もそうだと思うんですよ。香川がどうかというのは、私はこれはわかりません。あと、町村外相は北海道でいらっしゃいますが、北海道が...全文を見る
○中野(譲)委員 そうしますと、移動という概念は、日米安保の何かよく枠内とか枠外という論議を以前からずっと私の先輩方はやっていらっしゃいますが、これは日米安保の枠外という考え方でよろしいのでしょうか。
○中野(譲)委員 基地にヘリコプターがとまっているときには、このオペレーションは日米安保に使うかもしれないし、移動して米軍のほかのオペレーションに使うかもしれないから、例えば思いやり予算等も含めて払っているのは当然だというような論議は私もわかるんです。  例えば、イラクにヘリコ...全文を見る
○中野(譲)委員 移動の場合は、日米安保の枠内か枠外かという話をすれば、枠外であるというような話をずっと政府答弁でもいただいているわけでございますが、地位協定自体は、日米安保条約の、要は米軍の日本で活動する上での文言を定めている条約でございますから、日米安保の中の話だと思うんです...全文を見る
○中野(譲)委員 時間が来ましたので次回にしたいと思いますが、私の質問の趣旨は、移動は日米安保とは関係がないということだと思います。地位協定は日米安保の中の話だと思っておりますので、地位協定に書かれている日本の領域の中の米軍云々ということは日米安保の基盤の中での話だと思っておりま...全文を見る
04月15日第162回国会 衆議院 安全保障委員会 第7号
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○中野(譲)委員 民主党の中野譲でございます。  運用の統合については、前回の我が党の大石委員、そしてきょうの岩屋委員と本多委員。私自身もいろいろと疑問点はあるんですが、長い時間をとって、もう一度これはじっくり考えるべきじゃないのかなという気が私もしております。  言うまでも...全文を見る
○中野(譲)委員 九日、事務次官から、そして十日には町村大臣の方から中国政府に対して、また、同じ九日でしたか、九日、阿南大使の方からもいろいろな申し入れをしているわけですが、そのときに、このウィーン条約についての、これは当然常識で考えれば、ウィーン条約があるわけですから、まさかあ...全文を見る
○中野(譲)委員 繰り返しになって恐縮なんですが、当然起こらないことが起こるんですよね、中国で。なぜ当然起こらないのかといえば、それは国際法上、ウィーン条約があって、そんなことが起こることはあり得ない、私たちはそういう認識でいるんですね。ただ、ではそのウィーン条約自体を中国政府は...全文を見る
○中野(譲)委員 そうしますと、これは我が国のメンツにかかわる部分でございますので、ぜひとも政府一丸となって、しっかりとした向こうからの対応をいただきたいということでございます。  ただ、私、ちょっと気になるのが、九日に谷内事務次官が程公使と電話でお話をしたということなんですね...全文を見る
○中野(譲)委員 それはいいんです。  私がお聞きをしたいのは、なぜ事務次官のところに公使をお呼びしないで、電話でこういう大切なものを、電話でその再発防止、日本人の安全をどうのこうのということを、これを電話でなぜやるのかということ自体が私はちょっと理解できないんですよ。
○中野(譲)委員 きのうそういったことを、私も別に隠し球を持つ気がありませんので、レクの間にはいろいろとこちらも腹を割って話をするわけですよ。話をすればするほど、要は、やらなかったことに対してのアリバイづくりを必ず外務省はするんですよ。そういう細かいことは大臣、副大臣御存じないか...全文を見る
○中野(譲)委員 私も副大臣と考えは同じなんです。ただ、その求め方ですよね、やり方が私は誤っていると思うんです。これはこれから数週間、数カ月のうちに結果が出てくることだと思いますけれども、もともと小泉総理が中国とどうも関係がよくなくて国交がなかなか今うまくいっていない状況の中で、...全文を見る
○中野(譲)委員 これも背景を逐一副大臣が御存じないからそういうふうな答弁書をいただいてお読みになるんでしょうけれども、サム・レンシーさん、この間日本に来ておりまして、私もお会いしましていろいろなお話をさせていただきました。  きょういらっしゃっている齋木審議官の方からサム・レ...全文を見る
○中野(譲)委員 このウム・サリットさん、事務局長なんですよ。事務局長さんというのは、日本でいえば、衆議院の河野洋平さんがいて、事務総長がいて。相手国政府に対して、相手国政府というのは現状でいくと人民党とフンシンペック党なんですけれども、この政府に対して、各国が国連も含めて申し入...全文を見る
○中野(譲)委員 時間が参りましたので、きょうはこの辺で質問を終わらせていただきたいと思いますが、要は、やっていないことはこれからやります、今向こうにお願いをしているところですと。中国の場合は、これは非常にエマージェンシーなので、電話でもすぐやる。こういう問題は、これは起こってか...全文を見る
04月26日第162回国会 衆議院 安全保障委員会 第8号
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○中野(譲)委員 きょうはためになるお話をいただきまして、大変ありがとうございます。  時間も限られていますので、簡潔にちょっとお尋ねをしたいんですが、神保先生が、拠点防衛、地域防衛、そして広域防衛という概念の中で、現存の計画の中では地域防衛といっても極めて限定的な地域防衛だと...全文を見る
05月12日第162回国会 衆議院 安全保障委員会 第10号
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○中野(譲)委員 民主党の中野譲でございます。  外務大臣がちょっとお時間がタイトということなので、防衛庁と外務省にかかわる質問からちょっとさせていただきたいと思うんです。  私も前回、このMDシステムについていろいろ質問をさせていただいて、非常に防衛庁長官は率直にお話をされ...全文を見る
○中野(譲)委員 いや、これは認識が随分違うわけで、私の認識でいくと、その骨格とか家の骨組み自体がどうもぼろぼろじゃないのかなという感覚なわけですよ。  それで、今そういうことをおっしゃる。私たちもミサイル防衛の必要性は認識はしているんですよ。ただし、それを、例えば一年、二年と...全文を見る
○中野(譲)委員 例えばほかに何かありますか。「等」ですから、多分何か複数普通はあるのかなと。
○中野(譲)委員 ほかに何か例はあるんですかね、弾道軌道を描くものというので何か。
○中野(譲)委員 今、宇宙空間にある衛星とかスペースシャトルが弾道軌道を描いて我が国に落ちてくるのかどうか僕はよくわからないんですけれども、そういうことはあるんですか。
○中野(譲)委員 恐らく余り理解をされていないということだと思いますけれどもね。  もう一つ、八十二条の二の三で、これは日本語の問題なんですが、長官、「いとまがなく」というんですが、いとまというのはどういう時間帯の話ですかね。いとま。
○中野(譲)委員 そうすると、時間的には、いとまがないというのはどのくらいの時間ですか。例えば一時間以内なのかとか、飛んできているということは、数分ですか。
○中野(譲)委員 先ほど村越委員の質問の中で、私も前にPAC3の配備の関係で、例えば入間からどこかに部隊を移動するときにはどのくらい時間がかかるんですかという質問をしましたら、最低でも数時間はかかるでしょう、物によっては多分何日という間隔でかかるでしょうと。  八十二条の二の三...全文を見る
○中野(譲)委員 繰り返しになるんですけれども、いとまがないんですよ。それで、入間とかどこかの自衛隊基地にPAC3があるわけですよ。配備をするときに、例えば首都圏のどこかを守るとかというときに、情報がなくて、イージス艦はそのときにたまたま日本海にいるのかどうかわかりませんけれども...全文を見る
○中野(譲)委員 つまりは、この八十二条の二の三については、そのときにイージス艦がどこにいるのか、またはPAC3がどこにあるのか、飛んでくるミサイルがどこに目がけて飛んでくるのかというところの組み合わせで、守れる場合もあれば守れない場合もあるという理解でよろしいんですよね、長官。
○中野(譲)委員 イージス艦についても、そのときどこにいるかわからないときに、五分、十分でイージス艦が移動できるわけじゃないですから。インド洋にいたときには、大臣御存じのように、三週間かかるわけですよね、帰ってくるまで。どこかで米軍と一緒に共同の訓練をやっているときにも、数日、十...全文を見る
○中野(譲)委員 そうすると、今の長官の説明ですと、被害に対しては、日本国政府がこの憲法二十九条の三に基づいて補償するかしないかを検討するという考えでよろしいわけですよね。確認だけお願いします。
○中野(譲)委員 外務大臣にお聞きをしたいんですが、今の話だと、相手国から来ているものに対して日本の法律が適用されるかという話をされているようでございますけれども、普通に考えれば、相手国がミサイルを撃ってきて、それで日本国の二次的な被害が出たときには、通常であれば相手国に損害賠償...全文を見る
○中野(譲)委員 防衛庁長官、いろいろな場合が考えられると言うけれども、飛んでくるミサイルはどこの国から飛んでくるのかわかるわけですから、先ほど憲法がどうのこうのという、日本の国内法の前に、当然のことながら相手国に対して賠償責任を追及するというのが我が国の立場だと思うんですよ。そ...全文を見る
○中野(譲)委員 細かいテクニカルな話をしているわけじゃないんだから、そのくらい外務大臣が答えたっていいんじゃないですか。外務大臣、考え方としてはそれでよろしいんですよね、当然のことながら。
○中野(譲)委員 外交交渉をしている中で、北朝鮮というのは、随分と今の与党政権も御苦労されているようでございますが、仮に賠償責任を請求しても払うか払わないかよくわからないし、払うにしてもどのくらい時間がかかるかよくわからない。  ただ、その中で、被災をされた方は、例えば物損の被...全文を見る
○中野(譲)委員 ちょっとこの話は、恐らくこのまましていてもらちが明かないのかなと思います。  先ほど、民有地は想定をしているような発言があったんですけれども、PAC3が配備をされるときに、民有地はその想定の中に入るんですか。
○中野(譲)委員 前回、私の質問の中で、大野防衛庁長官は、民有地は想定していないという発言をされたんですが、想定していないということは、民有地は借りないということじゃないんですか。
○中野(譲)委員 ごめんなさい、繰り返しになるんですが、想定をしていないわけですね、今のところは。ということは借りないということじゃないんですか。(大野国務大臣「借りた場合はということです」と呼ぶ)いや、借りた場合といったって、想定していないんだから借りないんじゃないですか、そこ...全文を見る
○中野(譲)委員 その場で政治的判断をするというんだったら、想定をするということじゃないですか、可能性としては。大臣は想定していないんでしょう。想定していないということは、否定ですよ。余りへ理屈言うのはやめてくださいよ。大臣、どうなんですか、そこは。いや、想定するんだったら想定す...全文を見る
○中野(譲)委員 可能性のない話を、万々々が一とかいう話をされる。そうしたら、万々々が一借りるような場合は、これはどの法律に基づいて借りるんですか。
○中野(譲)委員 自衛隊が部隊展開をするので土地をお借りするのが民法上の賃借でいいという理解でよろしいわけですか、そうすると。
○中野(譲)委員 民法上借りるというのは、事務所を借りるとか、土地を駐車場に使うから借りる、そういうのはわかるんですよね。これは部隊展開をするわけですよね。そうしたら、多大な被害等が出る可能性もある場合には、民法上の契約でカバーできるんでしょうか。
○中野(譲)委員 またもやびっくりをしましたけれどもね。  イージス艦の配備計画で、十九年から一隻ずつふやしていくという中で、日本全国北海道から沖縄まで守るには三隻必要ですねという話は、もう前からそういう話は委員会の中であると思います。ただ、現状としては今イージス艦は、要はミサ...全文を見る
○中野(譲)委員 法律の成立は急いでいまして、今現実としてイージス艦が足りないときにイージス艦を貸してくれという話を米軍とするわけですよね。それはもう当然今始めていらっしゃるという認識でいいんですか。具体的に、日本海に三隻ないと北海道から沖縄まで守ることができないんだ、ただ、三隻...全文を見る
○中野(譲)委員 このような場合にこうだどうだとかというんじゃなくて、二重構えということをずっと防衛庁長官おっしゃっていらっしゃって、イージス艦とPAC3、この二つで日本の国土、生命財産を守っていくんだという話をされているわけですよ。  そのときに、第一段階のイージス艦のシステ...全文を見る
○中野(譲)委員 要は、枠組みだけ決めて、中身は後から全部ついてこさせるみたいな話になっているようでございますけれども、私はこれは非常に危険だと思うんですよ。  もうちょっとその辺のところ、まずは、今現状がどういう現状であって、国際情勢がどういう情勢であって、我が国の持ち得るシ...全文を見る
○中野(譲)委員 そのときに、例えば米軍基地で、米軍が被害を受けたときに対する相手国に対する報復については、それは米軍の関与するところであって日本国の関与するところではないという考え方でよろしいんでしょうか。
○中野(譲)委員 米軍基地で被害が及ぼされたときに、例えば米軍基地内で働いている日本人にも人的な被害が出た、かつ米軍の施設に対して物的、人的な被害が出た場合には、この相手国との交渉というのはどのように日本国と米軍との間ではやるんですか。
○中野(譲)委員 どういう状況においてでも、被害を受けられたときに、我が国としては相手国に対して損害賠償の請求をするというときに、これは例えば去年でしたか、中国のサッカーの試合のときに公用車が壊されて日本政府が立てかえをしていると思うんですが、立てかえをして公用車を直して、相手国...全文を見る