中野鉄造

なかのてつぞう



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中野鉄造の1981年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月18日第94回国会 参議院 公害及び交通安全対策特別委員会 第3号
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○中野鉄造君 関連。  ただいま地盤沈下の問題について同僚議員からの質問がありましたので、私は関連してお尋ねいたします。  私は佐賀県の出身でございますが、現在、これはちょっと古い資料で申しわけないのですけれども、佐賀県の白石平野、ここが地盤沈下地域、三百平方キロメートルとい...全文を見る
○中野鉄造君 特別立法についてのお考えはどうなんですか。
03月25日第94回国会 参議院 公害及び交通安全対策特別委員会 第4号
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○中野鉄造君 私は、自動車検査制度の充実について初め御質問いたします。  今回、この交通安全施策の概要説明の中にも、自動車検査制度の充実のため、新たに数カ所に支所または新設の検査場あるいは検査コースの増設、またはそれに伴い検査登録要員の増員を行っていくと、このように非常に前向き...全文を見る
○中野鉄造君 まあ確かに今日ドライバーにとって車検というものはささやかな悩みの一つであるということは否めないと思います。それは、短期間であるとは言いながら足を奪われるということもございましょうけれども、やはり薄給のサラリーマンにとっては、最低六万円前後というお金を車体検査料として...全文を見る
○中野鉄造君 御参考までにお尋ねしますが、週刊誌の記事内容を余り重視するというわけでもないですけれども、ちょっと参考までにお尋ねします。四十八年以来軽自動車に対しても車検義務が義務づけられたわけですけれども、それ以来整備不良による軽自動車の事故、こういったようなものは何件ぐらいか...全文を見る
○中野鉄造君 じゃ次に建設省にお尋ねいたしますが、第一次と第二次の交通安全整備事業における歩道と自転車道の整備の実績をお伺いいたします。  また、自転車道については自転車歩行者道の数字を別途にひとつ教えていただけませんか。
○中野鉄造君 午前中にもいろいろ質問があっておりましたけれども、自転車と歩道を併用するという、こういうことはこれは自動車から自転車を一時避難的な施策として。自転車利用者を一時的に避難させる、こういう施策が目的と申しましょうか、そういうことでこうした苦肉の策といいましょうか、歩道に...全文を見る
○中野鉄造君 日本自転車普及協会のアンケート調査で注目すべき結果が出ているわけですが、それによりますと自転車歩行者道の構造上の問題点として、まず一つ、約八〇%が三メーター未満の幅員である。二番目に、自転車歩行者道の上に非常に障害物が多い。三番目といたしまして、自転車利用者の三分の...全文を見る
○中野鉄造君 次は警察庁にお尋ねをいたしますが、先ほどからこの交通事故死による死者の数が減ってきておったのに、昨年度五十五年度はぐっとまたふえてきたと、その分析等について御答弁もありましたけれども、そしてまた今度五十六年度におきましては八千人を目標とするというようなものもここに出...全文を見る
○中野鉄造君 いま御説明のように、二十四時間以内に亡くなると警察による交通事故の統計に上がってくるわけですけれども、これは二十四時間以内というとほとんどもう即死に準じたような死に方でありまして、まあオーバーな言い方をすれば二十五時間ごろに亡くなれば警察の統計に上がらないと、非常に...全文を見る
○中野鉄造君 交通事故による死傷者のデータを見ますと、昭和五十二年を起点に負傷者の方々の数が年々ふえております。これは五十五年の死亡者増という現象が、ここ数年潜在的にあったものであろうと思いますが、いままでの交通事故防止対策が一つの大きな曲り角に来ておると、こういうふうに思うわけ...全文を見る
○中野鉄造君 これは警察庁とあわせて建設省にもお尋ねしたいんですが、第二次五ヵ年計画の予算は第一次に比べて二・一五倍の増であったわけですが、この第三次五ヵ年計画を見ますと、第二次に比べて一・五三倍の増。その伸びというのは、比較いたしまして減っております。オイルショック以来いろいろ...全文を見る
○中野鉄造君 事は人命にかかわることでございますので、より効果的にひとつ十分な検討をお願いしておきたいと思います。  次に、同じく警察庁にお尋ねいたしますが、この一、二年、とみに覚せい剤常習者がふえておる、こういうことは、もう常に言われております。この覚せい剤というものが、かつ...全文を見る
○中野鉄造君 また警察庁にお尋ねいたしますが、「昭和五十六年中における交通警察の運営」、この説明書の二十五ページに、「大規模事案発生時における交通管理の円滑を期するための関係機関との連携強化」についてということが述べられております。実は私、ここに同じ警察庁から出されております「昭...全文を見る
○中野鉄造君 警察庁のパンフレットによりますと、こうした大きな地震が起こったとき、たとえば震度五では車両は運転風難になり、都内においては三十分後には全面的に交通がストップする、動かなくなる、こういうことが書かれておりますけれども、過日の本院の予算委員会におきまして、わが党の矢追議...全文を見る
○中野鉄造君 もう時間がございませんので、次に船舶の問題についてちょっとお尋ねいたしますが、船舶の安全性の確保というこの中にIMCO、すなわち政府間海事協議機関について述べられておりますけれども、わが国としてこのIMCOルールの中で現在勧告の部分についてどうしてもいつの日かこれを...全文を見る
○中野鉄造君 時期はわからないですか。
○中野鉄造君 では次に船舶の測度法についてお尋ねいたしますが、いわゆる船舶の総トン数を測定するこの測度法、現在のやり方では非常にこれは問題があるんじゃないかと思いますが、これがひいては船員の過重労働になってみたり、あるいは運航上のミスにつながる、大きな事故に結びつく、こういうよう...全文を見る
○中野鉄造君 いままでどおりということですね。
03月27日第94回国会 参議院 農林水産委員会 第4号
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○中野鉄造君 大臣にお尋ねいたしますが、酪農家の現況については、もう大臣も現地の方々から直接その実態をつぶさにお聞きになっておられるわけですので、私がまたそれを繰り返すのは省きますが、実は私も先月わが党の衆参の議員六名でもって、北海道の中標津、標津、別海、あの酪農地帯を手分けして...全文を見る
○中野鉄造君 そこで、すでにいまも申しましたように、特に現地の酪農家の方々は、こうした価格据え置き、生産調整、資材の値上がり、それに固体販売価格のダウン、さらには負債償還という五重苦にあえいでおるわけでして、こうした酪農家はこのままで推移すれば恐らく恒常的苦境に陥っていくのではな...全文を見る
○中野鉄造君 今後の亀岡大臣の御努力に私だちは期待いたします。  次に参りますが、私、年々強化される減反政策のことについてお尋ねいたしますが、農業の経営の安定と所得の確保のためには、まずやはり農地の有効利用が最大の課題である。これはもう言わずもがなのことでございますが、そしてま...全文を見る
○中野鉄造君 いまの御答弁のように、政府は昨年末、農地の自主的流動化を促進するための施策として、いまのような賃貸借というような農地の流動化の促進を図っておりますけれども、それは構造政策の一環としての大規模農業化というターゲットがあると思います。  そこで、大臣に今後の見通しなり...全文を見る
○中野鉄造君 そこで、そうした流動化促進と同時に、もう一つ忘れてはならないことは、これが進んでまいりますと、それだけの農家の人たちが農業を離れていくということになってくると思うんです。そういう人たちへの雇用政策なり、あるいは今後ますます日本の農業というものが高齢化していくと思うん...全文を見る
○中野鉄造君 じゃ次に、農産物の価格に関してお尋ねいたしますが、政府は財政圧迫を背景理由として、とかく農産物の価格を決める場合、需給調整機能を重視しようという立場から価格抑制の意向が強いようですけれども、これをやれば結局、専業農家と二種兼農家を比較した場合に、どちらが大きな打撃を...全文を見る
○中野鉄造君 もう農家の方々といい酪農の方といい、いろいろな苦労に耐え忍ぶということは覚悟しておりましょうけれども、将来に希望が持てる苦労だったら何ぼでもするけれども、どうなるかお先真っ暗だというようなことでは、本当に苦労のしがいかないというお気持ちだと思いますので、この農産物の...全文を見る
○中野鉄造君 この生産費所得補償方式の見直しについてはどういうふうに思いますか、
○中野鉄造君 そうすると、今年度の米価算出の根拠である統制小作料が撤廃になった。それにかわるそうした算出の基礎になるいろいろな作業というのはいまはまだ取りかかってないということですけれども、いつごろから始められますか。
○中野鉄造君 時間もありませんので、次は過剰米の処理状況についてお尋ねしますが、現在、在庫数量は五十年以降年度別にどういうふうになっていますか。
○中野鉄造君 この在庫数量の処理に関してでございますけれども、どのようにいま処理をされる計画があるのか、ひとつ年度別に、用途別にお示し願いたいと思います。
○中野鉄造君 いまの御説明によりまして大体わかりましたけれども、そうしますと五十三年度米はどういうことになりますか、
○中野鉄造君 これはそうすると国内消費に使はわれないわけですか。
○中野鉄造君 そうしますと、五十五年産米の生産量が九百七十五万トン、このうち五十六年産米の生産量との兼ね合いの上から、約八十万トンを五十五年産米の中から差し引いていくと八百九十五万トン。これで五十六年の米の消費をしていくことになるわけですが、そこで五十四年産米の古米百七十八万トン...全文を見る
○中野鉄造君 そうすると今後の水田再編対策の上から、前年の持ち越し量約八十万トンと、当年度米の生産量で翌年年間需要を満たしていくことになるわけですけれども、それで十分というわけですね。
○中野鉄造君 次に移りますが、米の消費拡大に対してどういういままで施策をしてこられたのか、またそれに対して成果はどういうふうにあらわれたか御説明をいただきたいと思います。
○中野鉄造君 いろいろと消費拡大のために御努力いただいているようですが、いまのお答えの中にもテレビ等でも大いに宣伝しているということだったんですが、私も実はその件についてちょっと資料を持ってきておりますが、五十四のテレビコマーシャルで即席ラーメンのコマーシャルが断然トップであった...全文を見る
○中野鉄造君 最後に大臣にお尋ねいたしますが、先月、宮崎県における二月下旬のいわゆる異常低温による農作物の被害に対しまして、同県よりすでに天災融資法の発動並びに自作農維持資金の融通についての陳情もあっているかと思いますが、どのような善後策をとっていただけますでしょうかお尋ねいたし...全文を見る
○中野鉄造君 よろしくお願いします。  以上であります。
03月31日第94回国会 参議院 本会議 第10号
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○中野鉄造君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました物品税法、印紙税法及び有価証券取引税法等の一部を改正する法律案、並びに所得税法、法人税法及び租税特別措置法等の一部を改正する法律案に対し、反対の態度を表明し、討論を行うものであります。  まず、物品税法等の...全文を見る
04月01日第94回国会 参議院 予算委員会第四分科会 第4号
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○中野鉄造君 まず、高校入学問題についてちょっとお尋ねいたしますが、受験シーズンも一段落いたしまして、各受験者諸君及び関係各位の方々もそれなりの大変な御努力をいただいたわけでございます。しかしまた、その間、先ほどからもお話がありますように、きわめて忌まわしい事件もこのシーズンにあ...全文を見る
○中野鉄造君 そうしますと、いまの御答弁では、各都道府県の指導に期待をする、こういうようなことでございますけれども、ではお尋ねいたしますけれども、入学金というのは、やはりあくまでも入学をするということを大前提として納める性格のお金であると思うんですが、結果として入学はしなかった、...全文を見る
○中野鉄造君 非常に釈然としない答弁のように受け取れます。あくまでも都道府県の責任だとおっしゃりたげなお答えですけれども、じゃ私たち果たして——素朴なこれは疑問でございますけれども、先ほど申しますように入学金というのは入学を大前提として取るお金である。そしてその結果、入学はしなか...全文を見る
○中野鉄造君 私も文部省の今後の取り組みに大いに期待して次に参りますが、今日青少年の非行化に対しいろいろ対策が講じられており、努力をされておると思います。そうした中で、いわゆる覚せい剤の常用者がだんだん年々ふえていっておる。しかも、韓国からだけでも年間日本に三トンの覚せい剤が持ち...全文を見る
○中野鉄造君 こういう事実に対して文部省としてはどういう取り組みをなさっておりますか。
○中野鉄造君 厚生省お見えになっていますか。——先ほど警察庁の資料に基づいて私その検挙された数字を申しましたけれども、厚生省としては本当は大体どのくらいのそういう潜在者数があるとお思いですか。
○中野鉄造君 では、警察庁、厚生省、そして文部省、ここいらの話し合いによって、本当にこういうのを未然に防ぐ、そういう対策というものをいままで何か講ぜられておりますか。
○中野鉄造君 大臣、この点についての今後の決意をお尋ねいたします。
○中野鉄造君 では、もう時間もございませんので次にまいりますが、国立大学附属小学校に関してお尋ねいたします。  この附属小中学校ですね、この附属学校の使命とでも申しましょうか、他の公立小中学校と異なる点、これはいろいろあると思いますが、そうした全国に附属小中学校が何枚あって、そ...全文を見る
○中野鉄造君 そうしますと、文部省の中に大学局というのがありますが、その中に附属学校係というのがありますが、この附属学校係の職員の方は何名いらっしゃいますか。
○中野鉄造君 そうすると、これだけの二百五十七校という学校数それぞれの、これらの学校からの要望や適切な処理や、先ほどおっしゃったような職務の内容の仕事があると思いますが、わずか二名の方々でこなせるとなると、これはもう本当に超人的というか、驚異の一語に尽きるわけですけれども、こうい...全文を見る
04月22日第94回国会 参議院 災害対策特別委員会 第6号
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○中野鉄造君 私は、まず今回の敦賀の原発事故について、二、三お尋ねいたします。  このたびの原子力発電の事故、このことにつきましては、管理体制及び通報、そうしたことに非常にずさんな点が多かったということ、このことにつきましては通産省はお認めになっておりますか。
○中野鉄造君 とかく大きな事故があってからあわてて姿勢を正すとか、あるいは見直しをするということが、政府、官庁に対する国民の批判の種になりがちでございますけれども、今回の場合も同じことが言えるんじゃないかと思います。というのは、この敦賀の場合は、ことし一月にも別の事故とはいえ二度...全文を見る
○中野鉄造君 このようなこと、すなわち人命にもかかわるような重大な職務、使命を帯びた、いやしくもその専門官と名のる人たちですけれども、いまの御答弁にもありますように、農水省の御協力によりましてといったようないまもお話がありましたけれども、何か職務を捨て扶持を与えおくといったような...全文を見る
○中野鉄造君 結局このままずっといくということですね。
○中野鉄造君 土地に明るい、また非常に土地の事情に詳しく、その道の専門家ではないけれども、非常に人柄がいいだとかああだとか、そういったようなことでこの専門官に任命をされたと、そういう御答弁ですけれども、そういうことで説明をいたしまして果たして皆さん方が納得できるでしょうか。
○中野鉄造君 じゃ、その五名の方々は専門官ではなくて、いわば庶務係といいますか、そういうただ単なる事務員にすぎないわけですね、
○中野鉄造君 実は昨日の新聞にも出ておりますけれども、今回の三月八日の事故のときもこの専門官は日曜休みで、通産省の調査によると、発電所から専門官への報告はなかった、しかも九日には専門官は事務所で会議があり、電話で運転状況などを聞いていただけで事故には気づかなかったと、こういうこと...全文を見る
○中野鉄造君 過ぎたことを余りくどくど言ってもいたし方ございませんけれども、事は人命にかかわる大きな問題でありますし、このことに関する限りくど過ぎるということはないと思います。  いまも御答弁がありましたように、ただ単なる電力会社からのいわゆる信頼に基づく報告と、それにおんぶさ...全文を見る
○中野鉄造君 とにかく通産省としても、この原子力発電会社に関し、法にのっとり厳しく今後ひとつ監視を続けていただきたいと思います。  きょうの——きのうだったですか、新聞でも見ましたけれども、五十六名の従業員の方々が被曝を受けておりますけれども、この方々に対する対策はどのように考...全文を見る
○中野鉄造君 もう時間がございませんので次にまいりますが、今回のこの敦賀発電所の放射性物質漏れが発見されたことによって、科学技術庁としては、この状態から漏水に放射能汚染がどのように影響を及ぼすか鋭意検討、努力されたと思いますけれども、その結果四月十九日に魚介類について放射能汚染は...全文を見る
○中野鉄造君 そうすると、いま御答弁があったように、科学技術庁の安全であるという見解を水産庁はどういうように受けとめておられますか。
○中野鉄造君 いまお答え聞いておりますと、自分たちは専門家ではないからなかなか答えられないと言いながらも、いま目下調査中であると。専門家でない人が調査をする。そして、先ほど御答弁の科学技術庁のそのことはよく聞いてはおるけれどもということですけれども、科学技術庁の安全宣言については...全文を見る
○中野鉄造君 そうしますと、いずれにいたしましても、今回のこの事故によって、敦賀湾でとれる魚介類について名古屋市あたりでは入荷自粛指導をされておるというようなことも聞いておりますし、また大阪の中央卸売市場においても魚介類はすべて入荷停止と、こういう非常事態にあるということも聞いて...全文を見る
○中野鉄造君 きょうの新聞で見ましても、亀岡農水大臣はこうした漁民の方への損害補償を指導するということが発表されておりますが、具体的にどういうことでしょうか。
○中野鉄造君 そうすると、また改めてお尋ねしますが、いまお答えのように、水産庁としてこの憂うべき事態について、漁業者の生活保護の立場からも、日本原子力発電会社に漁業補償その他もろもろのことに関しての責任をとるよう要望する用意があると、こういうことですね。
○中野鉄造君 じゃもう時間がありませんので、最後に佐賀県の有明地区冠水排除事業についてお尋ねいたします。  この地域は全国各地から営農に夢を託して入植した人たちが約三百数十世帯住みついておられるわけでございます。毎年、雨季を迎えるごとに大変な冠水をするわけでございます。しかもこ...全文を見る
○中野鉄造君 いまお話もありましたように、只江川の排水対策については、このポンプ三台を設置するということで大体解決できるんじゃないか、またそうあってほしいと思うわけでございますけれども、確認の意味でお尋ねしますけれども、五十六年度の雨季以前にはこの三台目のポンプはつきますか。
○中野鉄造君 農水省にお尋ねいたしますが、この河川の排水についてはこれで一応解決いたしたとしても、一方有明地区一帯の排水に関しては、依然これは不安が残るわけでして、この事業に関しては農水省とお聞きしておりますが、この事業完成年度は六十三年度になっておりますけれども、今日現在ほとん...全文を見る
○中野鉄造君 じゃ、最後に、私思いまするに、こうしたことは国、県あるいは地元住民、この三者の相互理解ということが一番大事なことじゃないかと思いますけれども、当初計画を見直しするというようなことはございませんですね。
○中野鉄造君 時間が参りましたので、これで終わりますけれども、ひとつこの件について鋭意御努力をいただくようにお願いいたします。  終わります。
05月07日第94回国会 参議院 農林水産委員会 第8号
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○中野鉄造君 私は、今回のこの両事業団の統合についていろいろお尋ねをいたしますが、その前に、この両事業団の統合にかかわるこの委員会、数回行われておりますけれども、私聞いておりまして、だれしも考えることは同じである証拠に、各委員の方々の質問も大体大同小異で、またそれに対する答弁も判...全文を見る
○中野鉄造君 いまの御答弁のように、行政の簡素化、効率化、そして最少の経費によって組織運営をよりりっぱなものにしていくということでございますが、この両事業団が一つになって、それが果たしてすぐできるでしょうか。
○中野鉄造君 いま役員についてのお話も出ましたけれども、現在、両事業団合わせて十二名の常勤役員、非常勤五人と、こういうふうになっているのを、常勤役員九人、非常勤役員三人と、こういうように縮小するということを聞いておりますが、考えようによっては、この両事業団を一つに統合をしなくとも...全文を見る
○中野鉄造君 行政改革の最も大事な点は、先ほどのお答えにもありましたようにむだを省くということが一つでございますが、経費節減をするという意味から、この両事業団を一つに統合した場合どれだけの経費節減になるのか、その試算というものがあったらお示しいただきたいと思います。
○中野鉄造君 いままでだったら、この二つの事業団がそれぞれそこには理事長というものがあって、そして運営、監督をなさってきたと。今後はこれ一つになるわけでして、現在のこの二つそれぞれの場合でもそれなりのいろいろな問題を抱えて大変だったわけですけれども、早い話が、蚕糸の方は青竹問題等...全文を見る
○中野鉄造君 現在この糖価安定事業団というのは中央区の日本橋兜町にありますね。蚕糸事業団の方は千代田区の有楽町にある。この二つが統合によってどこに事務所を設置されようとするのか。いま直ちにその事務所を設置するというようなことはないとしても、将来当然これは事務所を一つにされるんじゃ...全文を見る
○中野鉄造君 現在の両事業団はさほど遠く離れた距離にはないわけですけれども、これが統合された場合、先ほども申しましたように、理事長は現在のこの二つのうちどちらにいるわけですか。
○中野鉄造君 この問題はこのくらいにいたしまして、次にその中身について少しお尋ねいたしますが、蚕糸事業団は、この業務の遂行に支障のない範囲で、あらかじめ農水大臣の認可を受けて、生糸の流通の円滑化を図るための生糸の買い入れ、また、外国産の生糸、繭あるいはそういうものの輸入に関する業...全文を見る
○中野鉄造君 それで次に、運営審議会が委員三十人以内で組織されるようになっておるということをこの説明書の中で私、拝見をいたしましたが、従来はどのように行われていたのか。また、そしてその三十人以内の審議会委員の方々で従来のものと何か異なった形で今後行われようとするのか、その辺をお尋...全文を見る
○中野鉄造君 次に、この業務のことについてお尋ねいたしますが、「財務及び会計」ということの中に「(区分経理)」として、「事業団は、次の各号に掲げる業務ごとに経理を区分し、それぞれ勘定を設けて整理しなければならない。」ということがありますが、これはこの各事業団の業務ということでしょ...全文を見る
○中野鉄造君 そうすると、今後その事業団は、たとえば毎事業年度ごとにあるいは事業計画あるいは予算及び資金計画というようなものを作成することになると思いますが、その場合も、この両事業団の性格がいまおっしゃったようにそれぞれこれは違うわけですけれども、今後統合された後も、いままでのよ...全文を見る
○中野鉄造君 では次に、外国産生糸に関する件でございますが、この点で、外国産生糸の輸入は、当分の間、日本蚕糸事業団その他一定の者以外は行うことができないと、こういうふうにされておりますが、この「当分の間」とはいつごろまでを言うのか。それといま一つ、日本蚕糸事業団その他一定の者以外...全文を見る
○中野鉄造君 だれが決めるんですか。
○中野鉄造君 御承知のように、五十四年度は事業が非常に減退しておる、また絹織物等の在庫量も増大しておるし、それに反して糸価等の低落等から蚕糸、絹業界が非常に急激な不況に見舞われておるわけでして、それに対してはいろいろと努力も払われていることと思います。しかし、国産生糸引き渡し数量...全文を見る
○中野鉄造君 そこで大臣にお尋ねいたしますが、こういう事態を踏まえて、特に今回のこの基準糸価についてのお考えをどうしてもひとつ大臣お聞かせいただきたいと思うんですが、どうでしょうか。
○中野鉄造君 まあ大臣いろいろお話しいただきましたけれども、お気持ちはよくわかるんですけれども、やはりいまだにそれがはっきりしないということが私たち非常に何かこうじれったいような気もするんですけれども、このいまの大臣のお話の中に輸入を少しでも少なくしてというお話がありました。蚕糸...全文を見る
○中野鉄造君 じゃ次に、また話がもとに戻りますけれども、この二つの事業団が一つになった場合、たとえばもし現在の糖価安定事業団、ここの砂糖勘定というものにもし不足等が生じた場合、蚕糸関係の勘定からの流用、そういうことが一時的にでも行われるのか、全然そういうことはあり得ないとされるの...全文を見る
○中野鉄造君 では次に、警察庁にあの例の青竹問題についてちょっとお尋ねいたします。  もうこの五月一日に、青竹の不正輸入の件に対して貿易会社槻係者を外為法違反等で逮捕されておりますけれども、捜査上での差し支えのない範囲でひとつ御説明をいただきたいと思います、その後の経過について...全文を見る
○中野鉄造君 いまのお話にもありましたように、この青竹の不正輸入に対して、これはもともと中国産でありながらフィリピン産と偽って入ってきたと、こういうように私ども新聞でも見ておりますけれども、しかし、このフィリピンの分は、その後に起こってくるスペインからの青竹不正輸入のいわば瀬踏み...全文を見る
○中野鉄造君 私は、この問五人逮捕されたあの連中はフィリピン産の物に関与しておった。もちろんスぺイン産にも関与をしておったと思いますが、そのフィリピン産に関与した事件だと思ったんですが、あれはスペイン産も含めてであるというようなお答えだったんです。そうしますと、この数量の面から言...全文を見る
○中野鉄造君 今回のこのような不正事件がもう二度と起こらないという保証はなかなかありませんし、こうしてもたもたやっている間にもいろいろな形でそういうことがまた起こってくるかもしれない、こういうわけですので、こうしたことを前提として、今後警察庁としてはどういう対処をされるおつもりで...全文を見る
○中野鉄造君 通産省の方では、今回の通関の上でのいろいろな反省点もあるんじゃないかと思うんですが、今後の考え方はどんなですか。
○中野鉄造君 そうしますと、今回こうして不正に輸入されたその数量は、先ほどスペイン産の分を私ちょっと申しましたけれども、こういうもの、スペイン産の分、フィリピン産の分、合わせて相当な数になるわけですが、それに対して通産省としてはこれを回収をする、売り渡されたものについては回収をす...全文を見る
○中野鉄造君 いろいろなことからその数量までははっきり言えないということはわかりますが、いずれにしても、その回収された品物は一つのこれは証拠品でもありますし、当分はどうすることもできない。やっぱりこれは保管しておくということになると思いますが、その回収途中で、私聞くところによると...全文を見る
○中野鉄造君 どうかひとつ、悪いことをやり得だというようなことにならないように、御努力をお願いしたいと思います。  そうしますと、一応の捜査も完了したという時点で、保管されたこの不正輸入の青竹というものの処置についてはどういうふうにお考えになっていますか。
○中野鉄造君 その点ひとつどうかよろしくお願いいたします。  次に、糖価の問題について質問いたしますが、当然のことながら、糖価安定事業団の業務に必要な資金は主に国からの交付金等で賄われておりますが、ここ数年の国内産糖の数量及びその生産コストの上昇等から、国からの交付金額というも...全文を見る
○中野鉄造君 国際砂糖相場の不安定な動きもありまして、特例法が五十五年五月にさらに有効期限を一年半延長されたわけですが、この特例法による措置は、供給量を調整するものでありますところから消費者の不利益を招きやすく、これは長期的、恒久的な措置とすることは非常に問題が介在するのじゃない...全文を見る
○中野鉄造君 そうしますと、この特例法の有効期間が、もう先ほど申しましたように、有効期間といいましょうか、約一年半ぐらいしかないわけですが、この特例法が失効しても再び混乱を起こさないように精糖業界を指導していくというか、その対応策というものをお考えになっておりますか。
○中野鉄造君 砂糖の方もお米と同じように、最近特に砂糖離れというか、非常に消費が減退している現況にあるわけですけれども、それに反して生産量は徐々にふたつつある、こうなると、必然的に輸入量を何とかして抑制していかなければいけないわけですけれども、こうした長期間輸入量が固定化されてく...全文を見る
○中野鉄造君 しかし、今度は大臣にお尋ねいたしますが、こういう消費が少しづつ減退しつつある、そこにもってきて異性化糖が普及しつつある、そしてまた、北海道のビートあたりは増産の一途をたどりつつある、しかも、政府としては甘味資源作物生産振興対策事業ということで一生懸命努力をされておる...全文を見る
○中野鉄造君 最後に、先ほどちょっと申しました異性化糖についてお尋ねいたしますが、最近、この生産量が急速に増大しておる、また消費量も伸びておる。これが、先ほどから申しておりますように消費量の減退の一因になっているのじゃないかというようにも考えますけれども、この異性化糖の今後の問題...全文を見る
○中野鉄造君 終わります。
05月15日第94回国会 参議院 本会議 第18号
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○中野鉄造君 私は、公明党・国民会議を代表して、提案のありました原子爆弾被爆者に対する特別措置に関する法律の一部を改正する法律案に対し、鈴木総理大臣並びに関係大臣に質問いたします。  昭和二十年八月、広島、長崎のあの日、それは人類史上例を見ない悲しむべき日でありました。あの惨禍...全文を見る
05月26日第94回国会 参議院 農林水産委員会 第12号
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○中野鉄造君 私は、まずこの本法案の改正に関して若干質問をさしていただきます。  現在の組合員と年金受給者の推移をどのように見通されているのか。つまり、組合員が横ばいの状態を続けているわけでございますが、高齢化社会が進むにつれてこれは非常に重要な問題となってまいりますし、政府と...全文を見る
○中野鉄造君 いまのお答えのように、年金の財源を確保させるその準備を怠ってはいけないと。そのために政府もいろいろな努力をされていることは大いにこれは理解できますけれども、現在の国庫補助のあり方、それと財源調整費補助の点等の改正を措置していくということがより重要ではないかと思います...全文を見る
○中野鉄造君 この件につきましては、昨年の衆参の農水委員会においても附帯決議として出されておることでありますし、また昨年の十月の衆議院での大臣の答弁の中にも、「長期的な視点に立って各世代間の負担の公平、給付内容の充実と掛金負担のバランス、厚生年金及び各種共済年金との整合性等を慎重...全文を見る
○中野鉄造君 局長にお尋ねいたしますが、厚生年金保険等は、五十五年の消費者物価上昇率を基準として政令で六月から五十六年度の年金改定を実施される、こういう見通しとなっております。しかし、この農林年金は五十五年度の公務員給与に比例して——五十五年度の給与は五十四年度の物価上昇率等を基...全文を見る
○中野鉄造君 これは先ほどの議員からも質問があっておりましたけれども、農協等相互扶助事業に対する補助というのが五十一年度に設定されておりまして、大体これは昨年で一応終わる予定であったのですけれども、また今年も実施されて、ことしは六億一千万の予算がついておる、このように聞いておりま...全文を見る
○中野鉄造君 そうすると、この六億一千万という金は農林漁業振興会に補助をされているわけですけれども、厳密に言えば、これが全中に行って全中から今度は県中に流れている、こういうことですね。そういうわけで、結果的には今回の農林年金の掛金引き下げの財源になっているとも考えるわけなんですが...全文を見る
○中野鉄造君 いまのお答えのように私も計算してみたのですけれども、これがなかったならば現在千分の百九、これよりも上回っていると思われるわけですね。いまお話があったように、このために三・〇四%の掛金の引き下げということができた。ことしはこれでよかったのですけれども、問題は、今度は来...全文を見る
○中野鉄造君 じゃ次に、退職年金等の最低保障額の引き上げについてお伺いいたしますが、最低保障額には、新法年金者に適用される本来の最低保障額と、旧法年金者を含めた年金者についてこれを下回る年金額を生じさせないよう配慮した、つまり、絶対最低保障額があるわけですけれども、今回のこの改正...全文を見る
○中野鉄造君 この絶対保障額の改正ということにつきましては、四月実施というこの一回だけであったわけですけれども、五十六年から四月に引き上げ、そしてさらに六月に引き上げると、こういうことになっておりますが、それぞれの引き上げの算定の根拠というものはどういうふうになっておりますか。
○中野鉄造君 そうしますと、この六月の引き上げについて物価上昇分を織り込んだ形で再度引き上げを行うということ、これは理解できますけれども、この絶対最低保障額については、新法最低保障額のいわゆる物価スライドと異なりまして、単に予算上の物価上昇率見込み七%を基準にしておるのじゃないか...全文を見る
○中野鉄造君 いまお答えがありましたように、予算上の数値を用いての法定化ということをするのであれば、なぜこれを織り込んだものを四月から改定できなかったのか、その点いかがでしょうか、
○中野鉄造君 では次に、この遺族年金の中の寡婦加算についてお尋ねいたしますが、寡婦加算等は毎年これは増額されるとは限っておりませんで、政府としてもこの寡婦加算につし、基本的にどのようにお考えになっておりますか。
○中野鉄造君 いまお答えのように、この寡婦加算の額が多少引き上げられたと。これは旧法の年金者に対する寡婦加算の額に合わせて引き上げようということですけれども、これはこれとして評価できますけれども、やはり昨年、今回提案された新法年金者の寡婦加算の引き上げについては、遺族年金のあり方...全文を見る
○中野鉄造君 そうすると、この寡婦加算の調整の詳細は政令で定めることと、こうなっておりますが、旧法年金者の場合、昨年の改正で遺族年金の額が政令で定める額、つまり五十一万円に満たない場合加算を停止しないこととなっておりますけれども、今回の改正における新法年金者の扱いは、そうするとど...全文を見る
○中野鉄造君 そうすると、確認しますが、新法年金者に対してさかのぼってこの支給をすべきだと、こう思うのですが、どうでしょう。
○中野鉄造君 今回、この農林年金制度の審議に対しまして、大臣はさきの委員会においても、厚生年金及び各種年金との整合性等を慎重に考慮して云々と述べられておりまして、厚生年金における加給年金額が昨年引き上げられましたけれども、一方では現実的に共済年金の遺族年金の扶養加算の見直しが今回...全文を見る
○中野鉄造君 大蔵省にお尋ねいたしますが、加入者負担を強いるこの措置を優先させるのではなくて、国庫補助等を平等仁させる上からも、今日それぞれの財政事情等を考慮して最近いろいろな改正がこうして行われているわけでございますが、これを見た場合、制度間のいろいろな差異に対する認識を大蔵省...全文を見る
○中野鉄造君 いま大蔵省から御答弁ありましたけれども、厚生省の方としては、いま私のこのお尋ねしたことに対してどういうお考えを持っておられますか。
○中野鉄造君 こうして今日高齢化社会がもう急テンポで進んでいくわけですけれども、いま両省からの御答弁もありましたが、この農林年金加入団体の年金支給開始年齢の引き上げということも、これはいま大きな世論となっております。各界各層よりいろいろな意見がありますけれども、いま申しますような...全文を見る
○中野鉄造君 私は、最後になりますけれども、こうしたいろいろな論議があろうとは思いますけれども、定年後の生活というものは人間にとって非常に大切なことでもありますし、大蔵省、厚生省としても、この政府の年金に対する統一された議論の場をおつくりになったらどうかと、こう思いますし、先ほど...全文を見る
○中野鉄造君 終わります。
05月27日第94回国会 参議院 公害及び交通安全対策特別委員会 第8号
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○中野鉄造君 午前中の質疑で、この施設の設置をめぐって、なぜこれが運輸省の所管下において立案されるのかとか、あるいはこれはむしろ厚生省でやるべきではないかというような論議が交わされました。それに対して大臣からは、これはあくまでも一つのテストケースとして将来の資料として厚生省にも提...全文を見る
○中野鉄造君 いまのお話のようにこの建設費に約二十二億あるいは維持費、管理費に年間約五億と見られるわけですけれども、これを収容人員の五十人で割ると一人につき約一千万ということになりまして、この金額が適当かどうかという問題は別といたしまして、同じこれだけのお金を使うのであれば既存の...全文を見る
○中野鉄造君 午前中の質疑とちょっと重複しますけれども、そうしますと、この五十人の方、入所された方々についての一日三千円の介護料、これは打ち切られるわけでしょうか。
○中野鉄造君 厚生省にお尋ねいたしますが、交通事故によってこうした非常にお気の毒な立場になった方々、それ以外の原因でこういうことになった方々がいらっしゃるわけですけれども、言うところの植物人間というような問題、非常にいまや大きな社会問題になっているわけですけれども、まあ、昔であっ...全文を見る
○中野鉄造君 そこで、こういう一カ所に集めて専門的に治療及び介護をしていく、これが効果的ということも説明を受けましたけれども、これら障害者の方々は、自動車事故対策センターのアンケート調査を見てもわかりますように、七二%の方々が一年間でいろいろな余病を併発している、また、施設の計画...全文を見る
○中野鉄造君 この施設の性格ですけれども、治療と介護を行うとありますけれども、あえて言えば、その治療に重点を置くのか、それとも介護の方に重点を置くのか、こうした収容者のいろいろな病状の性格からしてほとんど脱却者がわずか数%にすぎないというような特殊事情を踏まえて、この性格というか...全文を見る
○中野鉄造君 この設置の場所が千葉県の幕張ということを聞いておりますが、幕張につくられるその理由ですね。このいろいろなデータで見ますと、たまたま千葉県が非常にこうした方々が全国的にも多いということも一つありましょうけれども、この幕張を選ばれたその理由、私たちが考えますに、こういう...全文を見る
○中野鉄造君 じゃ次に、脱却者の場合についてお伺いいたしますが、こうした方々、たとえば認定を受け介護科を受けておるという方々ですね、そういう方々が仮に意識は回復した、そして不明瞭ながらも口だけは何とかきくことができるようになった、しかし、もう依然として肢体は全く不自由で機能しない...全文を見る
○中野鉄造君 そうしますと、いまお答えになりました過去の七人あるいは九人といったごくわずかの脱却者の方々、その後の追跡調査といいますか、完全な社会復帰とまではいかなくても、どういうような状態ですか。
○中野鉄造君 それから、介護料は大体その程度にしまして、このセンターの方で行っている業務の一つに、貸し付けというのがございますですね。いろいろな貸し付けがございますが、その条件も異なっておりますけれども、いままで貸し付けをして、その回収状況、これはどういうような状態でしょうか。
○中野鉄造君 この施設が完成した暁に五十人の方々がここに入所するということですが、恐らく応募者はもうこれは非常に多いのじゃないかと思いますが、その希望者が上回るという場合、どういうような方法でここに入所を決定されますか。
○中野鉄造君 それはどこでやるのですか。
○中野鉄造君 勢いそうなってきますと、関東周辺の方々がやはり地理的にも多いのじゃないかと思いますけれども、そうなりますと、ほかの地域の方々とちょっと不均衡な状態が生じてくるのじゃないかと思いますが、現在給付されている介護料三千円を多少見直して、この不均衡をなくすためにもこれでフォ...全文を見る
○中野鉄造君 運輸大臣にお尋ねいたしますが、障害者を一カ所に集めるということが、えてしてうば捨て山的な存在になることを非常に危惧するわけですけれども、障害者と家族との関係、また社会に対する理解等を十分に得なければ、その運営は非常にスムーズにいかないと思うわけです。この点についてど...全文を見る
○中野鉄造君 こういう自動車事故によってお気の毒な状態になった方々、その動機というものを大別して考えますと、一つには自分の過失によって、いわゆる相手はだれもなく建物にぶつかったとか、あるいは転落したとかいうことによってこういう状態になってしまった、二つには相手方の一方的過失によっ...全文を見る
○中野鉄造君 それはきわめてたてまえでございまして、しかし、現実にはなかなかそうはいかないという場合があるのじゃないかと思います。むしろ私がお聞きしたいのは、こちらが原因者であって、そして結果的にはこういう植物人間になってしまった、そのときにはもう経済的にも大変なことになるわけで...全文を見る
○中野鉄造君 現在、重度後遺障害者には先ほどからお話がありますように、一日三千円の介護料が支給される、また、ことしから脊髄損傷者にも支給されるようになっておりますが、その支給の条件というものは同じでございますか。
○中野鉄造君 この対策センターの業務の一つでありますいろいろなこうした事故後の相談等がございますけれども、それとは別に民間で交通事故相談所というのがあるわけですが、これがオーナードライバーに余りよく知られていないというのが実態ではないかと思います。そこにつけ入るような形で、言うと...全文を見る
○中野鉄造君 警察庁見えていますか。――いまお話ししましたこうした悪質な示談屋によるところのいろいろな被害をときどき聞くわけですけれども、こういう悪質な示談屋の締め出しと申しましょうか、そういうものに対する処置はどういうふうにされておりますか。
○中野鉄造君 終わります。
06月02日第94回国会 参議院 農林水産委員会 第14号
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○中野鉄造君 初めに、私、国際的に見ましてお米というものが、その流通量が麦あるいは大豆と比較して非常に余裕が少ない、だからこそ国家管理としての食管法があると、このように理解しておりますが、そこで、近年その貿易量の推移でありますが、米の世界の総生産量に占める貿易量の比率はどうなって...全文を見る
○中野鉄造君 最近、アメリカのカリフォルニアを中心とした一帯では米の生産がかなり伸びているということを聞いております。しかも、聞くところによれば日本人好みと申しますか、非常においしくて安いお米がつくられておるということも聞いております。また、そればかりではなく、ここでとれた米で日...全文を見る
○中野鉄造君 ところで、先ほども質問が出ておりましたけれども、昨年はわが国は近年まれに見る冷害による大凶作を招来いたしました。しかもことしもまた、昨今の異常低温から見て、去年の繰り返しが十分予想されるところでございます。きょうの新聞等を見ましても、東日本あたりではかなりの被害が出...全文を見る
○中野鉄造君 現在のところは心配ないというお答えですけれども、やはりこの気象の長期見通し等を見ましても本当に楽観は許さないし、ことしもまた昨年の繰り返しになるということが十分懸念されるわけですが、仮にことしの作況が去年と同じような程度であったと仮定した場合に、米の需給関係がどうな...全文を見る
○中野鉄造君 ここで本法案の本論に入ってまいりますけれども、今日まで政府は、食管法を語る場合必ず根幹という言葉を使ってまいりました。食管法たたけばコンカン音がすると言われるくらいに根幹という言葉を使ってきたわけですけれども、特にまた去る四十四年三月、食糧庁が自民党の総合農政調査会...全文を見る
○中野鉄造君 少し細かなことをお聞きいたしますが、全中が五十五年の二月、「食糧・農業と食管制度」という小冊子を出しておりますが、その中にこういうことが書かれているわけですね。「根幹とは1全量ではないが、多くの量を政府が直接買い入れる2政府が統一した価格で買い入れる3集荷から配給ま...全文を見る
○中野鉄造君 この根幹と基本との問題は以上でわかりましたけれども、基本を厳守すると言われておりますので、その基本についてお尋ねいたしますが、この基本計画を策定する場合に、政府は米審等の意見を聞くということを言っておられます。具体的にどのような手続をもって意見を聞くのか。私、聞くと...全文を見る
○中野鉄造君 この基本計画の策定に当たっては、少なくとも米価決定の場合と同様に、やはり米審の意見を十分これは聴取すべきじゃないかと思いますが、その辺のところ再検討の余地はございますか。
○中野鉄造君 次に、自主流通米についてお尋ねしますが、去る四十四年に自主流通米を発足させたその背景とねらいはどこにあったのか。やはり大きなねらいは、一つは財政負担の軽減、そしてまた二つ目には消費者のニーズに合わせるということではなかったかと思います。しかるに、今回改正される基本計...全文を見る
○中野鉄造君 自主流通米が今後余り伸びないのではないかということも一部で言われておりますが、この見通しは、確かに良質米においてはこういう傾向が指摘できるかもしれないと私は思いますけれども、四類、五類についての伸びの見通しというものはどうでございますか。
○中野鉄造君 そこで、この自主流通米の取扱量をこれから安易に拡大させていくというようなことは、これはもう食管法の基本を大きく崩すようなことになるのではないかと思うわけですが、自主流通米の流通量が今後大きくなって定着していった場合、いざ緊急というときに全量を配給制度へバックさせると...全文を見る
○中野鉄造君 この基本計画では、品質別、流通態様別の数量の見通しを掲げるとしておりますけれども、生産段階における品質別生産なりあるいは自主流通数量というものは、この計画によって規制を受けるのでしょうか、それともそうでないのでしょうか。
○中野鉄造君 政府が言われておるこの全量管理と言っている中には、もちろん直接管理と間接管理があるわけでございまして、この直接管理というのは政府の買い上げ米であり、間接管理は自主流通米であるわけですけれども、今回のこの改正の中でも、自主流通米をただし書きの規定で法定しているように、...全文を見る
○中野鉄造君 私、不正行為について、聞くところによりますと、九州のあるところでは、減反をしておりながらもそれとは別にコシヒカリといったようなああいう良質米をつくる、そうすると、その生産されたコシヒカリは正規の集荷業者に必ず買い上げてもらえるというようなことが起こっておりまして、減...全文を見る
○中野鉄造君 そのことは十分に当時者同士もわかっていることと思いますけれども、なおかつそうしたことが現実行われているわけでございますので、再度申し上げますけれども、そうした正直者がばかをみるようなことにならないようにひとつよろしくお願いしたいと思います。  次に、超過米について...全文を見る
○中野鉄造君 いまの第二点に対して、今後の超過米に対する手当てと申しますか、そのお考えはどうでしょうね。
○中野鉄造君 この過剰米の処理について、その一つの手段として輸出に依存をしているわけですけれども、韓国に約五十二万七千トンの成約を見ておりますが、最近における米の輸出環境及び今後の見通しについてどういう御見解を持っておられるのか、お尋ねいたします。
○中野鉄造君 次に、米穀の政府売り渡し規定に関する件でお尋ねいたしますが、今回の改正案の中で、大臣が随意契約によることが不適当と認めるときは競争契約により売り渡すものと、こうなっておりますけれども、具体的にどのような米を想定されているのか。また、売り渡す相手というのは、もし限定が...全文を見る
○中野鉄造君 そうしますと、いま申しました既存の認定業者、これは入らないということでしょうか。いわゆる競争入札の場合です。競争入札の場合には既存のそうした認定業者というものが入るのか入らないのか。
○中野鉄造君 次に、政府の現在の調査の中でも、農家の自家消費米が多過ぎるという見方が強いわけですけれども、俗に自家消費米の中の五十万トンが贈答米、縁故米として流通し、さらに五十万トンがやみ業者に流れていると、こう言われております。この合計百万トンを、政府はすでに管理計画の中にこれ...全文を見る
○中野鉄造君 今回のこの改正に直接関係はないとされておりますが、食管法の運用の中でもきわめて重要な問題として生産者米価の問題があるわけでお尋ねいたしたいのですが、すなわち、五十五年十月の農政審議会の答申の「八〇年代の農政の基本方向」の中に、「政府米、自主流通米いずれについても品質...全文を見る
○中野鉄造君 また、この答申によりますと、「農業所得の確保を図る場合にあっても、価格政策においては、兼業度の高い農家も含めたすべての農家ではなく中核農家を中心に考えるべきである。」と、こういうふうになっておりますが、この答申の考え方をことしの生産者米価の算定方式の中に導入される考...全文を見る
○中野鉄造君 言うまでもなく、現在の生産者米価というものは生産者所得方式で決められておりますが、米価が生産費を大きく上回ってきた数年前と異なりまして、近年は米価と生産費の差が縮小して、五十四年産の場合は米価の方が原生産費を下回るという現象が醸し出されたわけでございます。このことは...全文を見る
○中野鉄造君 大臣にちょっとお尋ねしますが、ことしの米価、麦価のそれぞれの決定までのプログラムの概要でもお聞かせいただきたいと思いますが。
○中野鉄造君 詳しくでなくて結構ですけれども、ことしの米価決定に臨む大臣の基本的な考え方をひとつお願いしたいと思います。
○中野鉄造君 余りいまの時期、詳しいことは言えない、こういうことだろうと思いますが、ことしの米価の場合、去年の算定方式と変わるかどうか、少なくともそこいらのところをお聞きしたいわけですけれども、特に平均生産費に対する考え方、また労賃の評価、自作地の地代の取り方、そういったようなも...全文を見る
○中野鉄造君 では麦価についてですけれども、麦価については、生産奨励金を含めたいわゆるパリティ方式でことしも算定されるのかどうか、その点いかがでしょうか。
○中野鉄造君 では、この間からいろいろ話題に上っております食糧検査士制度についてお尋ねいたしますが、昨年十二月二十九日の閣議において政府の行革プランを決定しているその中で、「「食糧検査士」制度の検討を含め、民間活力の活用方策の検討を進める」、こううたわれております。これを受けて農...全文を見る
○中野鉄造君 次に、今後の食糧危機の到来というものも十分これは予測しなくちゃいけないことだと思いますし、またそれを予測しての対処という面から考えますときに、この食管法のみで事足れりということではないと思います。そこで、飼料穀物ないしは大豆等の安定確保ということは、これはわが国の食...全文を見る
○中野鉄造君 私はこの食管の法改正に対する質問の締めくくりとして、確認の意味でお尋ねするわけですけれども、これが改正されても、やはりその運用というものが最重要な課題ではないかと思います。実はあの農地法がそうでありましたように、今回のこの食管法の改正についても、まず最初に実態をなし...全文を見る
○中野鉄造君 終わります。
07月14日第94回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第1号
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○中野鉄造君 午前中来のいろいろな質疑答弁を聞いておりまして、本年度の諮問米価について、これはもうとうてい納得のいくものではございません。米価据え置きを正当化するためのこじつけの答弁、そういうようにしか私には聞こえないわけですけれども、端的に申しまして、御承知のように生産資材を初...全文を見る
○中野鉄造君 いまも申されました算定方式をいろいろ苦慮して、考慮したあげくのことだとおっしゃいましたけれども、その算定方式なるものがこれはなかなかまた納得いかないわけでございますが、政府の毎年の米価がいかに欺瞞的なものであるかということはこれはもういま始まったことじゃないわけでご...全文を見る
○中野鉄造君 どうも納得しがたいわけなんですが、この近年の米価抑制がいかに矛盾したものであるかということは、先般の農水省発表の米の生産費調査による原生産費と決定米価の比較を見るとこれは明らかであります。すなわち、昭和五十三年度までは決定米価が原生産費、当然第二次生産費を指すもので...全文を見る
○中野鉄造君 じゃ、次に参りますが、午前中来、もういろいろ論議されておりました、今回の米価据え置きの最大の理由といたしまして米の過剰ということが言われておりますが、米が非常に余っておると、だから米価を抑制しようと、一応のこれは理由はそれで理解できるといたしましても、しかし、では米...全文を見る
○中野鉄造君 それと、この過剰と財政逼迫ということが大きな理由になろうかとは思いますが、この国の財政が逼迫している現状下にあっては、これは当然国民全体がお互いに耐えるところはこれは耐え、忍ぶところはこれは忍んでいかなければならないし、これは道理であります。しかし、財界等が最近特に...全文を見る
○中野鉄造君 いまのお答え聞いておりましても、全然実効あるようなことはいままでやってないわけなんですね。その証拠に、どんどんそうした生産資材、肥料初め上がっていっておるわけなんですが、片やこうしたお米の値段については抑えつけられる、非常にこれは片手落ちのような気がしてならないわけ...全文を見る
○中野鉄造君 米審は生産者の方が五人、消費者の方が五人、そうしてあとは中立だといっても、その中立の方といえども少なくともこれは生産者じゃないわけでして、言いかえれば消費者なんですね。そういったような意味からも、多少これもひとつここらで考えるべきじゃないかと思うんですが、それはそれ...全文を見る
○中野鉄造君 じゃ次に参りますが、農業基本法の第十一条に、農産物の価格政策について定期的な見直し作業を行いこれを公表することをこれは義務づけております。この基本法が制定された昭和三十六年以来、この見直し作業を行ったのは昭和四十年と四十五年のこれは二回でありました。しかし、この場合...全文を見る
○中野鉄造君 なぜこの基本法第十一条にかかわる規定についてお尋ねするかと言えば、米価については農産物の価格全般の中にどう位置づけるのか、また農家の所得は中長期的にはどう確保されるべきかといったことが明確にならなければ、これは生産農家としてはとても将来が不安になってしようがないんじ...全文を見る
○中野鉄造君 非常に答弁が長くなりましたけれども、要するに、これからはちゃんとこの十一条にうたってあるように定期的にこうした見直し作業というものはやっていかれますか。簡単に。
○中野鉄造君 次に労働報酬との観点から若干お尋ねいたしますが、米審会場において、米審委員の資料要求に対し農林省が回答した資料、すなわち委員要求資料をいただいたわけでございますが、この中で、稲作単一経営農家のうち中核農家の一戸当たり農家総所得と一戸当たり勤労者世帯の比較では、もちろ...全文を見る
○中野鉄造君 では、稲作農家の一日当たりの家族労働報酬について昭和五十年から五十五年までどう推移しているのか、また五十二年を一〇〇とした場合に五十三年、五十四年、五十五年はどうなっておりますか。
○中野鉄造君 いま申されたこの数字からも明らかなように、これは先ほど来私が申し上げている抑制米価の結果を如実に示すものであろうかと思います。このような結果に対して稲作農家は、他産業従事者にあってはそれこそ週休二日制になっても賃金だけはこれは保障されるわけですけれども、米価だけは保...全文を見る
○中野鉄造君 いま最後にお答えがありましたように、私はこの米価は財政事情や需給均衡等を考慮して決めるというほかに、やはり稲作農家の所得確保という性格をこれは持っているはずだと、こう考えます。しかるに、ことしの場合は労賃評価を全国一律平均から都道府県別の米販売数量により加重平均して...全文を見る
○中野鉄造君 もう時間がありませんので先にいきます。  次に冷害との関係で米価を考えてみたいと思いますが、まず、ことしのこれから向こう三カ月ないし四ヵ月の気象予測をお尋ねいたしたいんですが、気象庁の方来ていらっしゃいますか。——ことしの稲の収穫時までの天候をどういうように予測さ...全文を見る
○中野鉄造君 いまの気象庁の予測を踏まえて、いますでにこれまでの異常気象が、この六月に霜が降っただとか雪が降っただとか、東北、北海道ではそういう異常気象が起こっておりますけれども、こうしたことによって稲の分けつが大変おくれているというような情報も耳にしておりますが、農水省としては...全文を見る
○中野鉄造君 ことしの作況を考慮しても米の需給には余り支障は来さないということを先般からよく耳にしておりますけれども、食糧の安定供給に責任を持っている農水省としては、米不足に対する不安を与えてはならないとする立場はこれは理解できますけれども、しかしすでに全国至るところで青田刈りと...全文を見る
○中野鉄造君 最後に、もう時間が参りましたので、簡単にお尋ねいたしますが、いずれにいたしましても、ことしの米価、つかみ金が出されるとか出されないとか、そういったようなうわさも飛び交っておりますけれども、そうした何かわけのわからないような密室でこのような重要な決定がなされるというこ...全文を見る
○中野鉄造君 終わります。
09月17日第94回国会 参議院 公害及び交通安全対策特別委員会 閉会後第1号
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○中野鉄造君 私は今日の交通行政についてまずお尋ねをしたいと思います。  すでに御承知のように、今日わが国のモータリゼーションの巨大な波は、六輪車時代と言われるような新しい新語が生まれるほどマイカー・プラス・セカンドカーとしてのバイクが非常にふえております。これは何と申しまして...全文を見る
○中野鉄造君 いまの御答弁では、教育に重点を置いて今後指導を強化していくということなんですが、果たしてそれだけでいいものかどうか。いまも申しますように、件数から言っても、昨年が原付で二万八千三百五十五件の事故の発生件数でございますし、前年度と比べると実に千二百九十六件の増でござい...全文を見る
○中野鉄造君 バイクの運転者に関連いたしますけれども、いまもちょっと御答弁の中にもありましたように、今後わが国は急速に高齢化社会が進んでいくということはもう数年前から言われていることですけれども、私も地方に行けば行くほど目につくのが、老人の方がバイクに乗ってもうあっちこっち走り回...全文を見る
○中野鉄造君 いまおっしゃったように、確かにお年寄りにはお年寄りのプライドがあって、そういう変な、年寄りだというようなマークをつけられるのに自分のフライドが傷つくというような面もあるかと思いますが、また一面やはりおっしゃったように、歩きなれた道だからといって歩いておって事故に遭う...全文を見る
○中野鉄造君 運輸省。
○中野鉄造君 建設省。
○中野鉄造君 もう私の持ち時間がありませんので、もう少し質問したいところでございますが、この積み荷事故に関する今後の事故続発というようなことがないように、ひとつ大いにこの点は取り締まりを強化していただきたいと思います。  次に、最後でございますが、最近の海外での旅行者の死亡事故...全文を見る
10月29日第95回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
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○中野鉄造君 過般、サトウキビの政府支持価格を除いて五十六年度における畑作物の価格がすでに決定されましたが、いずれもの品目を見ましても農業パリティ指数を下回る価格に決められたわけです。しかし、その算定の公表が非常にあいまいであるということが特に最近の農業新聞等の記事の中にもこうし...全文を見る
○中野鉄造君 この砂糖の価格安定等に関する法律にありますように、価格決定の根拠というものは農業パリティ指数を基本にして価格を決定していくのがこれは大前提であるべきなんですけれども、こうした現実にパリティ指数を下回るということは、これはもう単純に農家の方々の考えからしても、これは納...全文を見る
○中野鉄造君 いよいよあすに迫ったサトウキビの価格決定につきまして、これは非常に私ども関心を深くするわけでございますが、鹿児島県と並ぶサトウキビの生産地でもあります沖縄県では、これはもうサトウキビをつくる以外に生きる道がないと言っても過言ではないように沖縄農業の根幹をなしているわ...全文を見る
○中野鉄造君 最後までひとつ大臣の温かい御配慮を期待しておきます。  サトウキビの作付は収穫作業の省力化がこれはもう緊急な課題であるわけですけれども、先ほども申し上げましたように、非常にそうした機械化というものもおくれているわけなんです。高能率収穫作業体系確立事業という面から、...全文を見る
○中野鉄造君 御承知のように、沖縄の特例法が五十六年度でこれは期限切れになるわけですけれども、先ほどから申しておりますサトウキビの価格を見ましても、またそれに関連するところのいろいろな灌漑排水施設、圃場整備、農道の生産基盤整備事業等のこれは促進もしなければならない、そういうところ...全文を見る
○中野鉄造君 では次に、最近の砂糖の消費減退、これが生産者、生産業者にもこれは与える影響は多大であると思いますけれども、サトウキビ政府支持価格の決定も生産力減退というようなことにやっぱり連動していくんじゃないかと思うわけなんですけれども、この砂糖の生産力減退もさることながら、砂糖...全文を見る
○中野鉄造君 ですから、いま申しましたように六十五年までの国内産糖のそういう自給率の低下とその生産性の意欲を欠くというようなことでそれが崩れることはありませんか。
○中野鉄造君 もう時間がなくなりましたので、最後に一つだけお尋ねいたしますが、農水省は昨日二十八日に米の作柄状況を発表されましたけれども、このたび重なる台風の襲来による風水害と九月の中旬以降の低温がたたって、水稲の全国平均の作況指数は九六とやや不良になっております。これは特に東北...全文を見る
○中野鉄造君 終わります。
11月05日第95回国会 参議院 運輸委員会 第2号
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○中野鉄造君 私は、国鉄の経営改善の中身について二、三御質問いたしますが、五十五年度の赤字が一兆八十四億に達しまして、一兆円の大台を超えたことがもう明らかになりましたが、その原因は、いわゆる旅客数の伸び悩みあるいは貨物輸送量の大幅な落ち込みによって、毎年の運賃値上げにもかかわらず...全文を見る
○中野鉄造君 いま御答弁にもありましたように、こうした貨物輸送の減少というのはいま始まったことではなくて昭和四十五年からそれが始まってきた、こういうことでして、そうしますと、もう今日までかなりの年月がたっておりますし、いまごろ言ってもこれはせんないことではありましょうけれども、い...全文を見る
○中野鉄造君 先ほどから言われておりますように、ただ貨物部門の縮小だけではこれはなかなか解決できない問題ではないかと思います。やはり最大の輸送品目であったセメントでさえも近年徐徐に減少しているというようなことから見れば、新しい顧客の開拓だとかあるいはまた増大にもこれは意を注いでい...全文を見る
○中野鉄造君 運輸省及び国鉄は、その来年度の予算要求でもまた七%の値上げを見込んで予算を組んでおられますけれども、まあ値上げをすればするほど国民の国鉄離れが進むといういまのお話にもあるような、そういう悪循環に陥っているわけです。まあ、物価賃金の上昇によって、いろいろなそうしたこと...全文を見る
○中野鉄造君 大臣お願いします。
○中野鉄造君 いまの大臣のその決意をひとつ今後とも堅持していただいて、国鉄当局とも大いに意見を闘わしていただきたいと思います。  いまもお話がありましたように、財政当局は、六十年度を目標とした現在の経営改善計画では、国鉄経営の収支均衡は不可能だとして、職員の十五万人削減やあるい...全文を見る
○中野鉄造君 この問題につきましては幾ら時間があってもなかなか言い尽くせないものでありまけれども、時間の都合もありますので先に参ります。  年金の問題についてちょっとお尋ねいたしますが、三十五万人体制を六十年度までに実現するということになりますと、今後毎年一万五千人程度の要員削...全文を見る
○中野鉄造君 そうすると、いま私がお尋ねいたしましたいつごろにそういう結論が出るかという時期的なものは今日としてはわからないわけなんですね。いま大臣もおっしゃったように、本当にこれはゆるがせにできない大きな問題でございますし、ひとつ今後ともせっかく前向きに進めていただきたいと、こ...全文を見る
○中野鉄造君 そうしますと、大臣は、将来は民営にもっていくということがどちらかというと望ましいとお考えですか。
○中野鉄造君 次に青函トンネルにつきまして、これは午前中も御質問がありましたけれども、私もちょっとお尋ねいたしますが、この青函トンネル、これは昭和六十年ごろには開業の運びと、こういうふうになっております。しかし、その開業後が、これも質問の中にもありましたように、毎年八百億からの赤...全文を見る
○中野鉄造君 もう時間がありませんので次にまいりますが、この間の新聞で見ますと、国鉄部内ではこうした経営圧迫の要因となる工事費を、一割カットという方針を打ち出されまして、工事費節減委員会なるものを設けて、いま具体的な検討を開始されておるということを見受けましたけれども、工事費カッ...全文を見る
○中野鉄造君 最後に、参議院の当運輸委員会におきましては、過般国鉄経営再建促進特別措置法の採択に際しまして附帯決議を行っているわけですが、その第一項に「地方交通線対策を進めるに当たっては、地域住民の意向及び知事の意見を尊重すること。」と、こうあります。先ほどいみじくも大臣は公共性...全文を見る
11月13日第95回国会 参議院 公害及び交通安全対策特別委員会 第2号
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○中野鉄造君 私は、まず最初に今日の交通事故、それもきわめて悪質な人身事故に関して二、三お尋ねしたいと思いますが、先般当委員会でも御質問申し上げたことがございますが、いわゆる覚せい剤常習者によるところの交通事故、これはもうまさに気違いに刃物的なそういう悪質な問題である、そういうこ...全文を見る
○中野鉄造君 どうしてもやはりそうした重大事故が起こってからこの運転手は覚せい剤の常習者であった、あるいは過去にそういうようなことで検挙された前歴者であったというようなことがよく述べられますけれども、少なくともそうした——余り突っ込んだことになりますとこれは人権問題になりますので...全文を見る
○中野鉄造君 当然懸命にその辺の努力はなさっておるとは思いますけれども、現実には一向に絶えないでますますそうした悪質交通人身事故が続出しているというのが現況ではないかと思います。これはやはり、この間私ちょっと提案申し上げたんですけれども、免許証の取得の際に、あるいは更新の際に、尿...全文を見る
○中野鉄造君 どうかひとつ、先ほども申し上げておりますように一向に減らないという、減るどころかますますふえるような現況にかんがみまして、その辺の取り締まりは厳重に行っていただきたいと思います。  次に、私、交通遺児家庭の現況と申しますか、これに関連いたしまして数点お尋ねいたした...全文を見る
○中野鉄造君 いま述べられましたようないろいろな諸制度がもうここ数年来相次いでできましたものの、こうした年ごとに上がっていく物価、そういったような時代の流れについていけなくなっているんじゃないかと、そういうような気がするわけですが、どうでしょうか。
○中野鉄造君 この事故補償ということにつきましても、アンケート調査によりますと、自損事故で補償金ゼロまたは五百万円以下というのが圧倒的に多いわけでして、これが八一%となっております。二千万を超えたのはわずかに二%であります。こうしたことも遺族の生活基盤を支えるにはまことに頼りない...全文を見る
○中野鉄造君 審議はされておりましょうけれども、見通しとしてそれは上がりますか。
○中野鉄造君 いまおっしゃった交通遺児育英会についてお伺いいたしますけれども、この育英会の財政状態といいますか、それと実績についてお聞かせいただきたいと思います。
○中野鉄造君 非常に財政的にはいまピンチであると、こういうことですね。
○中野鉄造君 したがって、いま御説明があったようなこの育英会の資金調達を見ると非常に苦境に立っているということですけれども、その中にあって過去大学生を中心とした四十五年から始められました募金運動はことしで十億円に達していると、こう聞いております。交通遺児の救済にこれは大きく貢献し...全文を見る
○中野鉄造君 ぜひひとつよろしくお願いいたします。先ほども申し上げましたようにこの教育費といったようなものはもう絶対額としてこれは出費されるわけでして、食料だとか衣料費をどんなに切り詰めたとしてもこの教育費だけはどうしようもないということになりますし、また青年の将来を思うときに可...全文を見る
○中野鉄造君 地熱開発でいま最も問題になっているのが何と言っても地熱の賦存地域の多くが国立あるいは国定公園の中にある。地熱開発と自然保護、景観保全の調整というのがやはり問題になってきますけれども、現在七カ所ですか、七カ所に限って地熱発電所が建設され稼働中でありますけれども、早いと...全文を見る
○中野鉄造君 先ほどもちょっと触れましたけれども、賦存量の定義というものがいままだきわめてこれは不明確であるということも聞いておりますし、また賦存量と可採量、この区別が明確じゃないと、こういうことも言われておりますが、この辺はいかがですか。
○中野鉄造君 そうすると、現在はまだそれが的確に把握できていないと、しかしながら将来の計画に向かって一応の推量として立てられた目標でございますか。
○中野鉄造君 現在稼働中の地熱発電を見ましても、その発電所の工作物による景観の問題、あるいは環元する水の中に含まれている砒素あるいは大気に飛散する硫化水素の問題、温泉への影響、そういったようなさまざまな問題がありますし、これらのものによって起こる影響というものが未知である、未知の...全文を見る
○中野鉄造君 原則的に困るということは、今後そうした国定、国立公園の敷地内には絶対に許可しないということでしょうか。それとも例外もあり得るということでしょうか。
○中野鉄造君 国定公園だとか国立公園という、ここは国立公園とする、ここからここまでは国定公園とするという、そういうものを認定した時点では、今日のようなこういう地熱発電の開発だとかそういったようなことはおよそ予期されなかった時代のことじゃないかと思うのです。だから、いま長官がおっし...全文を見る
○中野鉄造君 五十四年十二月の自然環境保全審議会からの答申を見ますと、「公園以外の地域においても、今後地熱開発関連技術はもとより、環境保全のための技術開発の確立及び関係法益との調整を図りつつ、総合的観点から慎重に進められる必要がある。」と、こういうように提言しておりますけれども、...全文を見る
○中野鉄造君 次に、八丁原発電所において二期増設工事が許可されましたし、また葛根田発電所においても二期計画が許可される方向だと聞いておりますけれども、この許可に至る経緯とその理由をお聞かせいただきたいと思います。
○中野鉄造君 この問題については昨年の当委員会において坂倉現委員長が委員として質問されたことなんですけれども、この葛根田の二期計画についてそのときもいろいろと論議されたところでありますけれども、どうもニュアンスが違うような気がするわけですね。私は、こうした二期工事についてはむしろ...全文を見る
○中野鉄造君 大体地熱発電というのが非常に経費がかかるわりに効果というようなものから見ても必ずしも採算に合うものかどうかということが疑問視されるわけですが、たとえて言えば、非常に引き揚げポンプのパイプが早く目詰まりするとか、また還元パイプも早く目詰まりがするとか、大体パイプの耐用...全文を見る
○中野鉄造君 こうした地熱発電の供給目標は、昭和六十五年度までに三百五十万キロワット、七十年には七百万キロワットと非常に高い目標を掲げておられますけれども、こうした公園内で開発しなければならないと今後思われるのは、先ほどのもうしないという一つの大原則がありましょうけれども、そうい...全文を見る
○中野鉄造君 現在、この公園内における地熱開発というのは、昭和四十七年に環境庁と通産省の間で結んだ覚書が一つの歯どめになっていると思いますが、今後この地熱開発に当たってこういう問題をどのようにとらえられますか、今後の問題ですけれども。
○中野鉄造君 長官も御承知と思いますが、十月十九日に福岡で、通産省側の発言でございますが、公園の外ばかりの開発では有効ではない、場合によっては環境庁との間にある覚書の見直しも含めて極力緩和のために力を尽くしたいという政府高官の談話が新聞で発表されておりますけれども、この発言の真意...全文を見る
○中野鉄造君 もう一つ、現在の国定公園、国立公園内にこういう地熱発電の開発というものはこれはもう絶対しない、どうしてもやるとするならばこれ以外のところでやるというようにひとつ決めてもらいたいですね。エネルギー供給目標を達成のためという大義名分のもとに公園内の開発はいたし方ないとい...全文を見る
○中野鉄造君 時間もありませんので次に行きますが、地熱開発と既存温泉への影響についてお司いいたしますけれども、地熱開発に伴って近在の温泉が枯渇するとか、あるいは温度が下がるとか噴気が出なくなると、こういったような影響があることをちょくちょく耳にいたします。それは海外の二、三の例か...全文を見る
○中野鉄造君 それから、先ほど長官もおっしゃったように、いろいろな果たして何が出てくるかわからないというようなお話もあったんですけれども、いまわかっているだけでも、あの熱水の中にはかなりの砒素が入っていると、こういうことが言われておりますし、また蒸気から大気の中に発散する硫化水素...全文を見る
○中野鉄造君 それから硫化水素。
○中野鉄造君 それから、くみ上げのときのモーターの消音装置をつけますね。もちろんつけていると思いますけれども、あれをつけた大体半径百メーターぐらいのところでどのくらいのホンになりますか、騒音。
○中野鉄造君 基準内……。
○中野鉄造君 現在、この地熱開発というのは、温泉法の規制によりましてボーリングをするわけですけれども、各都道府県知事の許可を受けなければならない、こうなっておりますが、その場合知事は温泉審議会に諮問することになっておりますね。それでは、他の温泉への影響について先ほどからちょっと触...全文を見る
○中野鉄造君 最後に、ことしの四月に大分県の別府市の伽藍岳で二千五百メーターの規模の二本のボーリング調査の申請が出されましたけれども、温泉審議会の答申を待たずに九月にその申請を取り下げてしまいました。いまは再度申請を出すかどうか非常に流動的な状態にあるわけですけれども、この申請を...全文を見る
○中野鉄造君 この別府の伽藍岳の地熱開発は、いまも申しますように東洋のナポリと言われたようなああいう日本有数の温泉地にわずか数キロしか離れていない、そういうところでの開発自体の是非がやはり問われているんじゃないかと思いますが、私はそういったような意味から別府などのこうした非常に大...全文を見る
○中野鉄造君 最後にもう一つ。  まあそれはそうですけれども、いま即座にここでどうしてくれということじゃございませんけれども、私が線引きと言うのは、そうした国定公園あるいは国立公園とそれに準じたところはやはり好ましくないというような、それに準じたそういう地域を今後ひとつ指定して...全文を見る
○中野鉄造君 終わります。
11月19日第95回国会 参議院 行財政改革に関する特別委員会、農林水産委員会、運輸委員会、建設委員会連合審査会 第1号
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○中野鉄造君 私は、まず初めに農政に対する行革の基本方針についてお尋ねいたしますが、わが党は行革を進めることについては基本的に賛成であり、また、私もその立場からお尋ねいたしたいと思います。  しかし、ただ農業の特殊性、とりわけ日本農業の持つ特殊性ないしは食糧農業政策の中長期ビジ...全文を見る
○中野鉄造君 いま農水大臣から御答弁がありましたけれども、これはきわめて日本農業の特殊性を羅列されたような感じがいたしまして、非常に他の産業と違って長期を見通していくということは困難であるというお答えでございましたけれども、私は西暦二〇〇〇年、つまりこれから二十年先の世界の食糧需...全文を見る
○中野鉄造君 日本の輸入量は。
○中野鉄造君 いま輸入量四千二百万トンということをおっしゃいましたけれども、これは大豆を含めた穀物の総輸入量、こう理解してよろしゅうございますか。
○中野鉄造君 いずれにいたしましても、そうすると現在のわが国の米の生産量の、これは数倍に相当する驚くべき事態をその時点で招くわけですけれども、先ほどから申し上げておりますように、今日わが国がこれほど海外に食糧を依存しておりながら、アメリカでさえも、先ほど答弁がありましたように、西...全文を見る
○中野鉄造君 これはもう早くそうした長期見通しを立てないと、本当に大変なことになるのじゃないかと思います。  現在、アメリカ農業というものが、御承知とは思いますが、いまでこそ世界のパンかごと言われるような存在でありますけれども、一面、これは大変な病根を抱いているということも言わ...全文を見る
○中野鉄造君 いまお話があったように、アメリカではかなりこのエロージョン現象というものが進んでいるようですけれども、これは自然現象の中の一つとも言えなくもないような大変な事態でして、いろいろ防止策をアメリカとしても考えているとはいったものの、なかなかこれは前途は多事多難であろうと...全文を見る
○中野鉄造君 いまお聞きのように、もうきわめて、ただ単にその皮相的なことだけしか御説明になってないような気がいたします。  この第二臨調に対するヒヤリングを行った際、「農政の課題と展開方向」というこのB4判の七十一ページに及ぶこれだけの資料を見ましても、この中の中身において多少...全文を見る
○中野鉄造君 古来より、農は国の基なりということが言われておりますように、これはもう本当に農業というものは、これは国の根幹をなすものであると私は認識いたしております。いま大臣が御答弁になりましたように、本当にむずかしい長期的な問題ではありましょうけれども。ひとつせっかく前向きに取...全文を見る
○中野鉄造君 いま大臣も御答弁されましたけれども、過日のこの委員会においても、補助金の全国画一化のもたらす弊害というものについて、渡辺大蔵大臣もまた農水大臣もいろいろな例をみずから挙げて認められましたけれども、確かにいまおっしゃったように、農水省のお役人の方々が、地域の実情を考慮...全文を見る
○中野鉄造君 先ほどから私の提案と申しますか、考えをいろいろ申し上げておりますが、この臨調の第一次答申や政府の補助金の整理統合に関する一連の決定方針の中にも全然これは盛り込まれていないようにお見受けいたしますけれども、こういう私が言ったような考え方を今後の行革に対する政府方針の中...全文を見る
○中野鉄造君 では次に、公益法人についてお尋ねいたしますが、これまで特殊法人については行革論議の中でも具体的に論議されておりますけれども、この公益法人については今回は余り論じられておりませんので、私はこの公益法人について、農林水産省所管の公益法人を例にとって若干触れてみたい、こう...全文を見る
○中野鉄造君 その中で、いまお答えがありました五十六年度においては、補助金とかあるいは委託費とか交付金といった形で、農水省の予算は幾つの法人に対してどの程度交付されたか、わかりますか。
○中野鉄造君 次に、この公益法人の役員の数についてお尋ねいたしますけれども、社団法人は原則が会員制といったたてまえもございますので、役員の数が多くなりがちであるということは、これはわかります。だからといって、これも必要以上に多いのは問題ではないかと思いますが、同時に、この点につい...全文を見る
○中野鉄造君 この公益法人について、往々にして巷間、持参金つきの天下りと、こういったようなことがよくうわさされ、批判される向きもありますけれども、その真偽はともかくとして、農林水産省を退職して公益法人へ役員として就任している実態というものはどうなっておりますか。
○中野鉄造君 ただいまお答えのあった役員の数というのは、農水省をやめてそのまますぐさま公益法人の役員として就任した、そういう数だけであって、農水省をやめて、そして一たん別の民間会社なりどこかに就職というかそういうものをして、そしてその後この公益法人の役員になっておられる、そういう...全文を見る
○中野鉄造君 いま把握していないとおっしゃいましたけれども、退職後公益法人以外の会社に一たん就職をして、その後公益法人に役員として就任されている数まで合計いたしますと、これは膨大な数になるはずだと私は思います。現在財団法人の中の役員数だけで二千二百七十九人、私の調査ではいるわけで...全文を見る
○中野鉄造君 それは大臣よくわかりますけれども、あの通達の内容を見ましても、いま申し上げておりますように、役員の数は多過ぎないことだとか、あるいはその任期についてというところを見ますと、任期は余り長過ぎないこと、こういう表現で規定されているわけですね。そういうことじゃなしに、やは...全文を見る
○中野鉄造君 次に、役員とは別に、現在農林水産省が掌握されております、先ほどから言われております公益法人の中での休眠法人、これは社団法人、財団法人も含めてどのくらいございますか。
○中野鉄造君 いま民法でとおっしゃったのは、民法七十一条の中にあるところの、「正当ノ事由ナクシテ引続キ三年以上事業ヲ為サザルトキ」「主務官庁ハ其許可ヲ取消スコトヲ得」という、これをおっしゃったのだろうと思いますが、そうしますと、四百五十九の公益法人の中で、常勤職員がゼロのところ、...全文を見る
○中野鉄造君 先ほどおっしゃったように、民法七十一条の解釈はいろいろあろうかと思いますけれども、いずれにいたしましても、私の手元にあります名簿でもって抽出的に電話をいたしましても、全く電話は通じない。職員数は一人だとか二人だとかになっているからそこに電話をしますけれども、通じない...全文を見る
○中野鉄造君 では、もう時間も迫ってまいりましたので、次の質問に移ります。  長崎県の南部総合開発事業についてお尋ねいたしますけれども、この長崎県南部総合開発事業についてはこの数十年来の長い懸案事項でございまして、これが地元で紛糾をいまだに続けておる状態であることは御承知のとお...全文を見る
○中野鉄造君 地元の反対者の意見もさることながら、そうした沿岸漁民として直接この事業に関係のない福岡、佐賀、長崎の県民の間にも、財政再建を目指しているいまの時期にどうしてこういう多額の経費を要する開発事業をやらなくちゃいけないかといったような、そういう素朴な疑問も確かにあるわけな...全文を見る
○中野鉄造君 私いま、五者委員会が同じテーブルに着かないと言っているということを申しましたけれども、ちょっとそれは私の誤りでございまして、いわゆる五者のそれぞれの人たちの話し合いに漁民の人たちが応じないという意味のことを私申し上げたかったわけですけれども、確かにこれはどうするとい...全文を見る
○中野鉄造君 これはなかなか難問題であろうと思いますけれども、私も地元民の一人として、反対だとか賛成だとかということとは別に、これは本当にもっともっと農水省は積極的にこの解決の道を模索していただきたい、こう願うわけです。  最後に、時間もありません、もう一問だけ海上保安庁にお尋...全文を見る
○中野鉄造君 終わります。
○中野鉄造君 私は、行財政改革の基本問題について、まず総理にお尋ねいたします。  今日わが国の景気は回復の方向にあるということが言われておりますものの、いまひとつ力強さがない。GNPの成長の主たる原動力であった輸出も、今後はこれはますます厳しさが加わってくるということが予想され...全文を見る
○中野鉄造君 いまの総理の御答弁は、私の質問にちょっと当を得てない。こういう非常に税収も落ち込んでおる、こうした現況をどのように認識されておるかという質問をしたわけでございますけれども、何かこう楽観視したようなきらいもあるように私は感じますが、こういうような今年度の税収減というこ...全文を見る
○中野鉄造君 そうしますと、需要の拡大ということも今後余り見込まれないような気もするのですが、だんだんこうして税収は現に落ち込んでおる。そうして、入ってくるお金は少なくなってくる。そうすると、つまるところは縮小予算というようなことになりかねないのじゃないかと思うわけですけれども、...全文を見る
○中野鉄造君 経企庁長官にお尋ねいたしますが、長官は日ごろ内需拡大ということを言われておりますけれども、いまの大蔵大臣の御答弁のように、縮小することはない、しかしその中で何とかやっていくということですが、現にいまも申しますように税収は落ち込んでいる、そして内需拡大ということが望ま...全文を見る
○中野鉄造君 最後に、景気問題について総理にお尋ねいたしますが、総理は内需拡大を具体的にどのようにお考えになっておりますか。経企庁長官が先ほどお答えになりましたけれども、総理の方に改めてお尋ねいたします。
○中野鉄造君 いま消費拡大ということをおっしゃいましたけれども、現実に国民のふところぐあいはどんどんどんどん、これは増税はないにしても実質増税という形で厳しくなっていっている、この現況を総理も御存じないはずはないわけですけれども、これをどういうふうにごらんになりますか。それでもな...全文を見る
○中野鉄造君 この問題はどこまでいっても平行線でなかなか煮詰まらないと思いますので、時間の都合もありますので、ちょっと方向を変えます。  きのう、レーガン大統領は欧州の戦域核の全面廃棄、戦略兵器削減交渉の来年早々の開始等を内容とする四項目の対ソ提案を明らかにしましたけれども、総...全文を見る
○中野鉄造君 ソ連が拒否したことについては。
○中野鉄造君 今回のこの提案の背景には、やはりいろいろなことが指摘されるとは思いますが、その一つには、西欧諸国に広がりつつある反核兵器の連動がある、こう言われておりますが、こうした動きを総理はどのように認識なさっているでしょうか。
○中野鉄造君 最近、米国側から核兵器の限定的使用の可能性のあることがしきりに伝えられておりますけれども、こうした考え方は、これはもう言うまでもない非常に危険なことであると思います。総理はこうした核兵器の限定的使用というアメリカの考え方についてどのようにお考えになっているのか、これ...全文を見る
○中野鉄造君 いま総理から、何らアプローチがないから、そういう機会があったらばということでございますが、外務大臣、この件についてはいかがでしょうか。
○中野鉄造君 世界の軍備費というのは、一九八一年度でもうすでに約五千億ドルに達する、こう予測されておりますけれども、しかも、今後なお増加の一途をたどることは十分に予想されます。こういうようにして、ますます核軍拡競争というものがエスカレートしていくのじゃないかと思います。しかも、軍...全文を見る
○中野鉄造君 最後に農水大臣にお尋ねいたしますが、基盤整備の件について、これを融資に切りかえるというような、これはなさるおつもりはないだろうということを期待して、確認の意味でお尋ねいたしますが、いかがでしょうか、圃場整備の件。
○中野鉄造君 検討中ですか。