仲野博子

なかのひろこ



当選回数回

仲野博子の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月26日第159回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○仲野委員 民主党の仲野博子でございます。  私は昨年十一月の総選挙におきまして初当選させていただきまして、今国会が私の初のデビューということで、大変今緊張いたしておりますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。  ただいま石崎先生からも北方領土問題について質疑がございま...全文を見る
○仲野委員 ただいま大変細かくお答えをいただきましたけれども、先ほど川口大臣が、ことしの前半に訪ロしたいというお答えをいただきましたけれども、ことしの前半、前半でしょうから、そのタイムスケジュールというんでしょうか、具体的にいつぐらいで予定されようとしているのか、また、どういった...全文を見る
○仲野委員 前半が国会中であるからということのお答えでありましたけれども、前半というのは、確かに大臣も、通常国会、百五十日間の会期はもちろん既にもう御案内であるということですので、前半というのも、このお言葉、大変微妙な、日本語というのは難しいものですね。  ぜひ、私から申し上げ...全文を見る
○仲野委員 安定した漁業経営ができるように、しっかりとロシアに対して働きかけていくというお答えをいただきましたので、ぜひ、ことしは昨年のようなことがないように、力強くロシアに訴えていただきたいと強く要望したいと思います。  次に、このような厳しい経済状況の中で、地元自治体の行政...全文を見る
○仲野委員 茂木大臣も、一度根室管内、昨年十二月に寒さ厳しい根室に来ていただきまして、関係者の方たちとも懇談を持ちながら、その厳しい実態を御認識いただき、そのような中で、大変今厳しいこの根室市、あるいはまたその近隣の地域が、三位一体改革の中で財政状況がなかなか厳しい中で、今大臣か...全文を見る
○仲野委員 今大臣も非常に苦しい答弁なのかな、そのように思ってはおりますけれども、ちょっと大臣、皆さんにお聞きいただきたいことは、戦後思わぬソ連軍の侵攻、侵略によって通信が切られ、いろいろな情報がなくなり、そういう不安の中から、北海道の根室に近い人たちが、小さい船に乗って、身の回...全文を見る
○仲野委員 今大変国が財政が厳しい、そこに尽きるんだと思うんですけれども、先ほど大臣からスタインベックの何か例を出されてお話しいただきましたけれども、私が言いたいのは、やはりこうして本当に元島民の心情を、もちろん茂木大臣も根室を訪れたときには聞かれていると思うんです。私も、根室に...全文を見る
○仲野委員 そういった団体の皆さんたちに今後何が国としてできるのか、工夫をして考えていきたいということですので、ぜひ、話はそれるかもしれませんけれども、イラクも大事かもしれませんけれども、何とかこういった島の元島民の方たちに、やはり、先ほど私が申し上げました、身銭を切って手弁当で...全文を見る
○仲野委員 今大臣から、この歴史学習会、大臣御自身も、これも改善をしたい、そしてまた、観光化しているという声は大臣のお耳には届いていない、もしそうであるんだったら、事業のあり方も見直しをしていきたいと。  平成四年に始まったこのビザなし交流は、相互の人的交流を行うことによって、...全文を見る
○仲野委員 大臣から大変前向きな、各省庁と連携をするという答弁をいただきましたので、過去の歴史をきちんと子供たちに教えていく、そういった姿勢が大事であると思いますので、ぜひそのように努めていただきたいなと改めて要望をさせていただきたいと思います。  次の質問なんですけれども、昨...全文を見る
○仲野委員 今、外務省の方から、患者の受け入れのいろいろな基準を考慮しながら対応していきたいというお答えをいただきましたけれども、こういったときに、返還までの間に、さまざまな不利益を受けている周辺地域について、国はそれなりの対応をされていかなければならないということ。  今の病...全文を見る
○仲野委員 今お答えをお聞きいたしておりますと、可能な限り距離の近いところ、迅速に対応ができるところ。そうなれば、ちょっと私の理解からいいますと、根室の市立病院で受け入れていただきたいような。そうなると、先ほど申し上げました、足りない診療科目がある、診療科目を充実させていきながら...全文を見る
○仲野委員 余り時間もなくなってきてあれなんですけれども、地元で考えるべき問題であるというような、そういうふうに……(茂木国務大臣「そうじゃない」と呼ぶ)いや、いいです、いいです。時間がないのであれですけれども、このことについては、また別な機会で質問させていただきたいと思います。...全文を見る
○仲野委員 時間もないので最後になりますけれども、いま一度茂木大臣に。  ぜひ小泉総理に、先ほどもございましたけれども、北方領土視察をしていただきたい。今、国会中でありますけれども、六月、これが終わるまでは期待はできないのかもしれませんけれども、国会が終わってからでも、小泉総理...全文を見る
○仲野委員 終わります。どうもありがとうございました。
03月02日第159回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第2号
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○仲野分科員 民主党の仲野博子でございます。  本日は、麻生大臣をこのように近い距離で目の前にし、今、大変緊張しているところでございます。お聞きしますと、麻生大臣は大変親切に御答弁をいただいているということでありますので、私のこれからの質問に対しても多分親切な答弁をいただけると...全文を見る
○仲野分科員 ただいま大臣からお答えいただいたんですけれども、非常にわかりづらかったんですけれども、その自治体の行政、あるいはまた財政、経営の能力がなければ、その経営能力を発揮するのは自治体の首長であると。  私が大臣に申し上げたいのは、地方分権とは何ぞやということなんですね。...全文を見る
○仲野分科員 そのように大臣今お答えいただいたんですけれども、確かに意思決定権というのは自治体にあります。しかし、今度、例えば公園をつくりたいという意思の決定、しかしその公園をつくるためには財源が要る。その財源を国が持たなければならない。  そういった意味では、自治体というのは...全文を見る
○仲野分科員 大臣は筑豊、産炭地ですか。  私が大臣に申し上げたのは、今この三位一体改革の中で、本当に全国の首長さんたちが新年度予算を編成できない、このままではもう赤字再建団体に転落せざるを得ない、そういった全国の声を、大臣、あなたはお聞きになっているのかということであります。
○仲野分科員 大臣、ただいまの御答弁を聞いていますと、勉強している首長さんと勉強していない首長さんがいる、勉強していない首長さん、いや困ったものだと。そんなことを聞いたら、多分、憤慨しないかな、怒らないかな、何を大臣はおっしゃっているのかなと。私、心配でなりませんね。
○仲野分科員 私に限られた時間は十一時五分までという紙が回っていますのであれですけれども、大臣は筑豊、私は北海道でありますけれども、端と端。  北海道は、大臣も御存じのとおり、本州と違い、隣の町までは一時間もかかるというところが少なくないわけでございます。その少ない人口で広大な...全文を見る
○仲野分科員 昨年十一月なんですけれども、第二十七次地方制度調査会の答申におきまして、合併の進捗状況やあるいは市町村の具体的なニーズを踏まえて、基礎自治体のみによって構成される広域連合制度の充実等、広域連携の方策により対応することについて検討していると言われているんですね。  ...全文を見る
○仲野分科員 質疑の時間が終了したという紙が回ってきましたので、ぜひ大臣には強い決意を持って、各自治体が不利益をこうむることのないように、本当の意味での地方分権というものをしっかりと進めていただきたいことを要望して、終わらせていただきたいと思います。三十分という時間は大変短かった...全文を見る
03月18日第159回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号
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○仲野委員 おはようございます。民主党の仲野博子でございます。  私の選挙区は、北海道の東側、釧路、根室地域ということで、もう皆さんも既に御案内のとおり、農業的には水稲の作付面積がゼロということに象徴されるように、大変厳しい自然条件であります。  本日、私がこの委員会で質問を...全文を見る
○仲野委員 今実際、例えば、ペットボトルで市販されている水よりも安い価格で乳価が決定をされている。今、るる井出畜産部長からお話がありましたけれども、逆に言えば、幾ら生産努力をしても、国民のために栄養価の高い食料を安定的に供給しております、そういう認識に立って、この補給金の単価の設...全文を見る
○仲野委員 今、生乳は、他の農産物と違って、市場に直接出荷をしてそれを小売に出すという仕組みにはなっておりません。市乳の場合は必ず滅菌と密封をした上で販売されておりますし、地元で市乳としての需要が少なく、処理できない場合は、脱脂粉乳やバター、生クリームやチーズなどに加工されて、そ...全文を見る
○仲野委員 今、大臣も神奈川で、地域が酪農経営をされている、そして十分話を伺っているということでありますけれども、日本のこれからの農業のあり方を考えたときに、確かに本州の農業と北海道の農業、もう風土、気象条件等、さまざまあるわけでございます。  そういった意味で、きょうたくさん...全文を見る
○仲野委員 今大臣から、もう机上ではだめだ、本当に現場の声をしっかりといただいて努力をしていく、そういった決意を述べていただきましたので、ぜひその姿勢、大臣の今言われたことを、本当に後退することのないように、前向きに農業行政にしっかりと取り組んでいただきたい。
○仲野委員 大臣、大変御親切に、どうも大変ありがとうございます。ぜひそうやって前向きに、しっかりと取り組んでいただきたいと思います。  次の質問に入らせていただきたいと思いますけれども、今、限度数量の設定がありますけれども、現状の、またちょっと話があれですけれども、乳価自体が低...全文を見る
○仲野委員 今、この脱脂粉乳の在庫があって、本当に農家が困っている。輸入から国産にかえて、国として新しい商品の開発等にも力を入れて、農水省としてさまざまな支援をしていくと言われましたけれども、実際に、今年度、例えばこの支援の方法のあり方なんでありますけれども、具体的にどういった実...全文を見る
○仲野委員 今一番問題になっているのがこの脱脂粉乳の在庫の問題でありまして、その問題になっている、そこで本当に安定した経営ができていない、そういったところにこそやはりしっかりと支援をしていくと、今、井出部長から言われましたので、本当にぜひ、資金の面でもさまざまな技術の面でも、しっ...全文を見る
○仲野委員 次の質問に入らせていただきたいと思います。  きょうの、乳価の決定に当たりまして、この間、本当に、それぞれ農水省の方に全国のあちこちから、営農されている方たち、団体の方たちが、こうした要請書を持って陳情に来られていると思います。本当に、この要請書を目を通させていただ...全文を見る
○仲野委員 金田副大臣も北海道の御出身であります。私の地域の農業事情もよく御承知であると思います。  今のお答えを聞いておりますと、大規模酪農家は畑作農家に比較をして相当将来展望が見えていると言われました。私は、申しわけないんですけれども、非常に言葉はきついかもしれませんけれど...全文を見る
○仲野委員 補給金単価で補てんしている、家族労働である、水準は遜色がないと。本当に、家族労働、例えば一家五人で労働して年収は大体どれくらいになっているんですか、後で数字を具体的にお示ししていただくというふうに言われたんですけれども。
○仲野委員 一戸当たり一千百万、一千万、これは本当に、農家にとっては畑作農家とかに比べたら大変な高い収入である、そうおっしゃりたいと思うんですよね。  よく考えていただきたいんですけれども、私が先ほど申し上げました、一家五人、六人で農業に従事をされている、そういった中で、一人当...全文を見る
○仲野委員 安定的な水準である、そのように大臣からもお答えがあったんですけれども、私が先ほど質問させていただきました、私の釧根地域の酪農をされている方たちが、この家畜廃棄物処理施設、まだ二五%の方たちがこの施設の整備ができない状況である。そういった方たちはどういった方たちかと申し...全文を見る
○仲野委員 これはすごく大事なことだと思うんですよね。情勢等を勘案しながら考えていきたいというお答えですけれども、もう一度、この法律が導入されたときの法律の目的をちょっと言っていただきたいんです。
○仲野委員 この制度の導入の趣旨は、野積み、素掘りの対策に応じて制度を導入した、大きくは環境を守るという観点で導入されたわけでありますよね。やはりそういった大きな視点に立って、しっかりと前向きにこたえていただきたいな、私はそのように思いますけれども、いかがですか。
○仲野委員 私の地域は、例えば別海は日本で一番広い面積を有する町であるんですけれども、あの地域は半農半漁、沿岸地帯のところで酪農をされている。そういった場合に、本当にここをあいまいにしておけば、今でさえも、ふん尿が川から海に流れて漁業団体からクレームが来ている。例えば、昨年は異常...全文を見る
○仲野委員 昨日も北海道の方からお話が出たと。ということは、では、しっかりと大臣も副大臣も受けとめて、十七年度以降についてもしっかりとこたえて検討をしていただけると私は理解をしてもよろしいでしょうか。
○仲野委員 このハード事業の補助金にかかわってでありますけれども、北海道の農業は、隣の農家までの距離がもう千メートル以上も離れているところであるわけでございます。現在、共同利用方式による整備方法では、例えばふん尿の運搬や、とりわけ積雪、冬期間の対応に課題が多い、そういった生産者の...全文を見る
○仲野委員 今、井出部長の方からしっかりと期待にこたえていきたいということですので、ぜひそのように取り組んでいただきたいと思います。  次の質問に入らせていただきますけれども、自給飼料を主体とした経営の支援が長期的な家畜排せつ物対策としても最も有効な手段の一つである、そのために...全文を見る
○仲野委員 今、国は、食料・農業・農村基本計画において、牛乳、乳製品の食料自給率目標は平成二十二年度に七五%、輸入品を含めた消費の姿として千三百十八万トン、その上で、生乳の国内生産については、生産努力目標として九百九十三万トンとしているわけでございます。  濃厚飼料の輸入分など...全文を見る
○仲野委員 まだまだやはりこの目標数値も上がっていかないという状況であるのですけれども、今、例えばBSEの問題等で、こうして多くの国民、あるいは酪農者、消費者は、原因がわからないままに不安を抱いている。そういった意味からも、この土地利用型酪農推進事業は、やはりしっかりとした理念を...全文を見る
○仲野委員 鳥インフルエンザもそうなんですけれども、本当に風評被害というものが多くの方たちに打撃を与えているということでありますので、しっかりと国として的確なそういった対応を迅速にやっていただきたい、そのように思います。  来月から、北海道では、BSE、運搬だとかさまざまそうい...全文を見る
○仲野委員 いずれにいたしましても、このBSE問題、今、食の安全、安心の観点からも、今後のアメリカとの協議において、特定危険部位の除去及び全頭検査と同等の措置を引き続き求めていくのか。政府の基本方針を改めて確認をしたいと思います。
○仲野委員 これは、十六日の日経新聞の夕刊で報道されていたんですけれども、アメリカで最大で年四十六万頭にBSE検査をということで、牛肉の輸出再開をねらうという見出しで報道されておりました。  大臣、現段階で、アメリカが一日も早く牛肉を出したい、そういうふうな記事なんですけれども...全文を見る
○仲野委員 最後になりますけれども、しっかりとこの日本の農業行政を、本当に安心した基幹産業、農業を確立させていく、そういった行政にしっかりと取り組んでいきたいと思うのですが、今、我が党でトレーサビリティーの法案、トレーサビリティー制度でありますけれども、これは大臣として、輸入して...全文を見る
○仲野委員 時間がもうなくなりましたので、国際協調と今言われましたけれども、疑わしきものは使用せず、そういった精神に立って、しっかりと輸入してくるものに対してもその制度を適用していただくことをお願い申し上げまして、私の質問を終わらせていただきたいと思います。
04月13日第159回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号
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○仲野委員 民主党の仲野博子でございます。  本日、この委員会で私二回目の質問をさせていただきます。  先般、酪農、畜産にかかわって大臣に質問させていただきました。そして、今、ITの進む中で、ほとんどの方がインターネットで衆議院にアクセスしますとこの委員会の状況がよくわかる、...全文を見る
○仲野委員 今大臣から、普及員の役割は本当に大きいと御答弁がありました。そういった意味で、今後の農政推進の主要な柱としてこの協同農業普及事業が果たす役割が大きいという認識に立ちまして、法案の具体的中身について質問をさせていただきます。  さて、今回のこの農業改良助長法の一部改正...全文を見る
○仲野委員 今局長から御答弁いただきましたけれども、高度化だとか専門化、あるいは広域担当など、一見、何か先進的な普及事業が展開されていくように聞こえるのであります。実は、それと同時に、本当に、現場を担当する普及員の数が減らされている、国や都道府県行政からの調査依頼に忙殺されている...全文を見る
○仲野委員 高度な農業技術に的確に対応できるためにそういった普及員の高度性も求められるという局長のお答えでありました。  確かに今、農業技術も農業者の方たちも、求めていることが多様化しているわけでございます。私は、やはり農業を普及するに当たっては、営農されている方と普及員との本...全文を見る
○仲野委員 大臣の御答弁が、非常によく現場を理解されていると、私は今認識をさせていただきました。本当に、大臣のお答えになりますと、何か素朴さが伝わってきて、私自身、今非常に心を打たれました。本当にまたよろしくお願いいたします。  この協同農業普及事業を担う普及員のあり方について...全文を見る
○仲野委員 私がちょっと理解できなかったことは、受験資格として、一定の学歴に加えて農業等に関する実務経験を課すこととしているが、農業関係職の中で、なぜこの普及員のみにこのような制度を導入しなければならないのかということを、いま一度お聞かせいただきたいと思います。
○仲野委員 普通は、大学在学中に資格制度を取らせてから、大抵のそういう職種はそうでありますけれども、今回普及員がこういった新しい制度を導入したということで、非常に私は危惧するところが多々あるんです。それは後ほどちょっと質問させていただきます。  高度な専門知識を有する普及職員も...全文を見る
○仲野委員 局長、これは私の先輩の改良普及員の方からちょっと聞いたお話なんですけれども、普及を学校教育に例えて教えてくれたんです。先生に幾ら立派な知識があっても、生徒みずからのやる気を起こさせなければ、その先生は未熟と言われる、普及だって同じであると。農業者からの信頼を得て、その...全文を見る
○仲野委員 あわせてお伺いをしておきたいんですけれども、普及センターの長についてであります。  この普及センター長にも新たな資格試験を受けさせるのかどうなのかということと、また、現在の専門技術員試験の合格率は二〇%を切っているわけでございます。この新たな普及指導員の資格制度につ...全文を見る
○仲野委員 確認させていただきますけれども、普及センター長は普及指導の資格を持った方でもその長になれるということで、これは今までどおりやろうと思えばできるということになるということでよろしいですね。  それと、あと、先ほどの欠員を抱えるケースのことも、懸念をするということでのお...全文を見る
○仲野委員 それと、今回この資格問題が、普及職員を一元化するということもその要因となっていると思います。政府は、政策課題に対応した高度で多様な技術、知識をより的確に農業現場に普及していくために一元化が必要と言われておりますが、現行の専門技術員、そして改良普及員という二種類の職員の...全文を見る
○仲野委員 私は、逆にこの一元化案によってむしろ後退していくのではないのかと思っているんですよね。それは、一元化をしなくても、十分、今の普及指導員の業務が、調査研究や農業者への直接指導もできますし、指導員が直接生産者への対面指導など、それも実際できるわけでございます。普及職員の一...全文を見る
○仲野委員 やはり基本的に私と局長の考え方がちょっと根本から違うものですから、なかなか一つにならない。  いずれにいたしましても、私が申し上げたいのは、生産現場に対応できる幅広い人材の確保という視点と、採用した人材を国と都道府県がともに責任を持って育成していく仕組みをしっかりと...全文を見る
○仲野委員 協同普及事業の名前のとおり、国と都道府県が共通の認識に立って、しっかりと支障を来さないように意見交換を、このプロセス、過程を十分大事にしていただきたいということを要請したいと思います。  次に、普及センターの必置規制の廃止についてでありますけれども、農業改良助長法は...全文を見る
○仲野委員 時間も余りなくなってきたんですけれども、本当に事実少なくない数の普及センターで、補助奨励や基盤整備組織などとの統合で、普及における専門性の維持や対応技術の高度化に赤信号がともっている、この必置規制の廃止はその流れに拍車をかけるという現場普及員の声をいただきました。 ...全文を見る
○仲野委員 あと時間が五分となりましたけれども、これは大事なことですので、質問をさせていただきたいと思います。  国と都道府県の協同事業交付金制度の維持についてということでありますけれども、今回、分権改革の名のもとに交付金や補助金の一般財源化が進められております。実は、地方交付...全文を見る
○仲野委員 協同普及事業の交付金が減額されたとしても、税源やそのほかの財源が不足している都道府県について、この協同普及事業に必要な経費が地方交付税の中で算定されると考えてよろしいのかどうなのか。これは大切な問題なので、このことについては、農林水産省と総務省の統一見解を求めたいと思...全文を見る
○仲野委員 大臣、これは政策判断ですから、お答えをお願いいたします。
○仲野委員 最後に、今後の協同普及事業の展開において、しっかりと国としての責務を十分に果たすことを強く要請して、私の質問を終わらせていただきたいと思います。
06月09日第159回国会 衆議院 農林水産委員会 第21号
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○仲野委員 こんにちは。私がこの委員会で質問に立たせていただいて、この模様をビデオで撮っていただいて、そのビデオを今度は地元に帰って皆さんに見ていただいて、非常に大臣の答弁がハートがあると言われているんですね。そういった意味で、私は、きょうまた真心を込めてぜひとも前向きにお答えい...全文を見る
○仲野委員 大臣が今お答えをいただいたんですけれども、これは大臣、とても大臣も責任あるんですね。総理のこの施政方針、一緒に大臣も参画してつくられたんじゃないでしょうか。これは本当に大事な問題でありますので、私はあえて冒頭触れさせていただいたのであります。  今、食料の安全、安心...全文を見る
○仲野委員 二年たって、時期尚早と言われているかもしれませんけれども、大臣、一カ月一カ月、刻々と時間の中で本当に大きく状況が変化をしているわけでございます。そういった変化に即対応をし、アンテナを張って、本当に今水産が厳しい状況に置かれているということをしっかりと認識をしていただい...全文を見る
○仲野委員 この民間交渉のあり方なんでありますけれども、ロシア側は農水省がバックにおり、そして日本政府は、従来、交渉をあくまでも民間レベルのものとして、直接の介入を控えてきている。これは、本来でありますと、例えば水産基本法では、この十八条に、排他的経済水域等以外の水域における漁場...全文を見る
○仲野委員 私がやはり心配していることは、昨年も民間交渉で非常に交渉が難航し、経済に大きな影響を及ぼした。ことしは昨年よりさらにひどい状況になった。そして、先ほど支援策をお尋ねしたところ、今ロシアに行っている日本の民間団体も反発をしている、水産庁も怒りを持っている。  私はやは...全文を見る
○仲野委員 とにかく、長官、この見通しはいつでしょうか。本当に、きょう、釧路、根室の関係の方たち、インターネットでこの状況を見ております。お答えいただきたいと思います。
○仲野委員 もう時間がないんですけれども、長官、大臣、本当に一日も早く出漁ができるように、もう常にロシアとの連絡を密にしながら積極的に行っていただきたい、そのように思うわけであります。  最後になりますけれども、操業規制ライン問題についてちょっとお尋ねをしておきたいと思います。...全文を見る
○仲野委員 もう時間がなくなりましたのですけれども、この規制ラインの問題でありますけれども、今、道が本当に多くの水産関係団体の意を受けて、積極的にその見直しに努めている。それで、国とも十分に協議を進めていきたいと申しておりますので、そのときにはぜひ道の、十分に協議を進めて、バック...全文を見る
11月30日第161回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
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○仲野委員 民主党の仲野博子でございます。  島村大臣が就任をされてから、私、初めて質問させていただきます。前任の亀井大臣、大変ハートでお答えをしていただきました。きょうはぜひ島村大臣も負けないで、気持ちで御答弁をいただきたいと思います。  それでは、早速質問に入らせていただ...全文を見る
○仲野委員 今大臣から、日本だけIQ制度を導入している、これからも維持をしていきたいというお答えをいただきました。  そこで、日韓FTA交渉において、韓国側が、水産物のIQ制度についてWTOの協定に不整合である、また不適用とすべきとの主張をしているとも伺っております。政府として...全文を見る
○仲野委員 確かに、大臣が今後も努力をしていきたいということですので、本当に、今我が国だけのIQ制度ということで、非常に諸外国の目が我が国に厳しいものがある。今後も多分苦しい対応を迫られる、こう思います。ぜひこの制度の存続のために踏ん張ってもらいたい、そのように思っております。 ...全文を見る
○仲野委員 昆布調製品で二〇%を超えると魚である、そういうことでありますけれども、非常にわかりづらかったのは、やはりこの調製品が中国のものである、または日本のものである、一番消費者にとってわかりやすいのは、こういったところにはっきりとした産地表示義務づけを、しっかりと原産地の表示...全文を見る
○仲野委員 長官に聞いてもちょっとあれでしょうから、私、大臣にお聞きしたいと思います。  難しいとかじゃなくて、これはやる気の問題だと思っております。今消費者が本当に食の安全、安心を求めて、今本当に一番求められているところなんです。それで、この原産地表示の義務づけを一番求められ...全文を見る
○仲野委員 これから検討していただくということは、前向きに検討していただけるということで、私、理解をしてよろしいでしょうか。そのように理解をさせていただきたいと思います。ぜひ来年通常国会に、もうこれは義務づけいたしますということで、そういったことを大臣にお答えいただくことを私は望...全文を見る
○仲野委員 本当に、大臣、私の地元の釧路、根室管内は、昆布漁業に従事されている方たちが圧倒的に多い。そして、収入も数百万円、その数百万円の中で一家五人が本当に細々と生活をしている。そして、それで生活ができないから、今度、本州に出稼ぎに行っている。今、不況の中で出稼ぎもないという状...全文を見る