仲野博子

なかのひろこ



当選回数回

仲野博子の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月23日第162回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○仲野委員 民主党の仲野博子でございます。  本日は、小池大臣そして町村大臣を前にいたしまして、きょうこうして私が質問させていただくことを、大変光栄であり、そしてまた大きく期待も寄せているところでございます。  そしてまた、先般、今月七日には、北方領土の管内住民大会には逢沢外...全文を見る
○仲野委員 今、小池大臣から、外交交渉、背に受けて、世論を結集して、次世代に、青少年に世論を発展させていく、そういう決意があったわけであります。  昨年十一月七日に小池大臣も、大臣に就任をされて間もなく、すぐに領土視察で根室へ訪れていただきました。そのとき各関係者の島民の方たち...全文を見る
○仲野委員 今、大臣から、さまざまな隔たりがある、それをどうやって埋めていけばいいのか、両方しっかりと話し合い、一月十四日にラブロフ大臣と話し合いをされたということで、一日では問題が解決できるものではない、今後積極的に、真剣に話し合いをして頑張っていきたいという決意をいただきまし...全文を見る
○仲野委員 この間さまざまな会談があり、そのたびに関係者、多くの方たちが、今度こそは今度こそはと本当に大きな期待を寄せて、その結果、このような状況で今日に至っているわけであります。  昨年の秋に、領土問題がこうして正念場を迎えている中で、ロシア側の牽制とも揺さぶりとも見られてい...全文を見る
○仲野委員 今、竹谷部長にお答えいただきましたけれども、理解いただきたいと言われましたけれども、私としては理解できないんですね。  今、私も、貝殻島昆布採取料について、この場で地元の声も受けて意見を述べさせていただきましたけれども、民間協定であるから国としては直接支援はできない...全文を見る
○仲野委員 直接それはできないと今おっしゃっておりますけれども、部長を責めてもちょっとあれなんですけれども、歯舞群島の一つにある貝殻島、北方領土が解決されていたらこんなことにならないのでありますね。この間の不利益を受けているわけですよ。これに対して、北海道と取り決めてやったことだ...全文を見る
○仲野委員 これは、確かに長い歴史があるのかもしれませんけれども、今、これだけ非常に厳しい経済状況に追い込まれている、生産された昆布の価格も大変低迷をしている。北方領土問題さえ解決をされていたらこういったことはないんだ。こういった不利益を、今度は内政措置としてしっかりと取り組む、...全文を見る
○仲野委員 現在、北方領土問題対策協会がございまして、全国の教育現場での領土教育の充実強化を図るために、今、各都道府県の北方領土問題教育者会議の設立に取り組んでおり、全国で二十一県において設立されているとお聞きいたしております。  大臣からも、先ほど御答弁の中で、子供たちがきち...全文を見る
○仲野委員 一番立ち上げていただきたいところが立ち上がっていなかったんですね。何か特別な理由があったんですか。
○仲野委員 大臣から前向きな答弁があったので、ぜひ早急に立ち上げをよろしくお願いしたいと思います。  それで、昨年四月に、当時の茂木北方担当大臣から河村文部科学大臣あてに、北方領土問題に関する教育の充実強化という観点から、入学試験への北方領土問題に関する出題と、あるいはまた、北...全文を見る
○仲野委員 せっかく昨年四月に当時の茂木大臣から文部科学大臣に要請があったにもかかわらず、余りにも寂しい修学旅行の校数、数だなと。全国四十七都道府県、それぞれにしっかりと広くPRをしていただきたい。ぜひよろしくお願いしたいと思います。  今、学校教育の中でもやはり領土学習は大事...全文を見る
○仲野委員 大臣、今、第一歩だということをお答えされたんですけれども、釈迦に説法ですけれども、言うまでもないんですが、必ずこの事業計画はもちろん財務の方に出すわけですよね。この二百万円、最初どれくらいこちらの委員会から財務の方に要請したんですか。最初から二百万円と出したわけじゃな...全文を見る
○仲野委員 千百万でしょう、一千百万。  小池大臣、ちょっとひど過ぎますよね。大臣、黙っていたんですか。これはスタートと、スタートだからこそ大事なんですよ。ぱっと派手に、やはりきちっと、スタートだからそれなりの予算をしっかりと。これから運動していく若い方たちですよ、これは大事な...全文を見る
○仲野委員 小池大臣は人間ができているのかもしれません。私が逆の立場でしたら怒っちゃいます。  本当に二百万円で、ゼロ、ないよりかあった方がいいという考えになったら、それはそうかもしれませんけれども、スタートだからこそしっかりとした予算を持って、若い方たちに、さあ運動していくん...全文を見る
○仲野委員 私が心配しているのは、何か話によりますと、この専用船舶の調査検討に当たって、新造船ありきで検討することにはならないといった話もちらっと小耳に挟んだんですけれども、そうなんですか。
○仲野委員 調査費を二千四百万もつけていただいた。多くの方たちは、もうこれは新しい船だろう、最新のバリアフリーの機能を有して、そして、どうしても既存の船をリフォームして使うとなれば、やはり無理難題が生じて、長もちもしないというふうな声も聞かれているわけです。そういったことからも、...全文を見る
02月28日第162回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第2号
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○仲野分科員 こんにちは。民主党の仲野博子でございます。  麻生大臣とは約一年ぶりにお会いをさせていただいて、きょうまたこうして質問をさせていただくことに、大変光栄でありますと同時に、期待もいたしております。  きょうは、地方分権、市町村合併問題について何点か質問させていただ...全文を見る
○仲野分科員 大臣が、総理がこの日出席をされなかった理由、詳細は定かでなかったと。  私が申し上げたいのは、全国の町村長、首長さん、あるいは地方議会の議員の皆さん方が、一堂にこの武道館、一万人結集をされたわけであります。今、地方分権、真の地方分権を進める上で国は三位一体改革を推...全文を見る
○仲野分科員 私が麻生大臣に申し上げたいのは、こうした地方分権を進めるに当たっての三位一体改革、麻生大臣も大変御努力をされていると思います。新聞報道等によれば、相当麻生大臣も、財務省谷垣大臣とのバトルもあったかのようなそういう報道もされていたようであります。ということは、麻生大臣...全文を見る
○仲野分科員 大臣、五年前と比べて私が思うには、自治体の財政はさらに厳しくなって、住民サービスを充実化させる以前に、もうそれぞれの各自治体での使用料やさまざまな手数料など住民負担が逆にふえている。そして、一般財源による義務的な支出を伴う国庫補助負担金が残り、一方で、税源移譲によっ...全文を見る
○仲野分科員 大臣が今言われました、御理解をそれぞれの自治体がしていただけていると思いますという、大臣もやはりそこら辺は自信がないと私は思います。本当にこの自治体が納得しているのかしていないのか、満足しているのかしていないのか、と思いますということは、断言できないということですよ...全文を見る
○仲野分科員 この合併に向けて努力をしたが、結果として破談になった市町村への対応、これからやはりしっかり政府としてその方向性を打ち出していくことが今最大に求められていると私は思います。  現在、私の選挙区であります、世界遺産の指定候補に挙がっている北海道の知床にある人口六千人余...全文を見る
○仲野分科員 今、羅臼町の話を出させていただきましたけれども、何と大臣、役場の職員もみずから一〇%に近い総賃金のカットを逆提案して、ここの町長はもう一五%、そしてまた、助役の廃止を今年度予算案に上程をしようとされております。そしてまた、特別職や議員の報酬の大幅カット。何と、庁舎、...全文を見る
○仲野分科員 時間もなくなったんですけれども、大臣に最後に一つお聞きしたいことは、北海道は本当に広いです。本当に自治体が広域にまたがっております。そういった意味で、広大な面積を持つということで、なかなかその合併がスムーズにいかないということも住民の方からありまして、そういったこと...全文を見る
○仲野分科員 質疑時間が終了したということでありますけれども、きょう、羅臼町と根室市の深刻な事例を紹介させていただきました。今後、地方分権を進めるに当たりまして、ぜひ、こういった地域事情もあるということ、さらには、今合併の方がよりいいよというふうにお話をされたんですけれども、それ...全文を見る
03月15日第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○仲野委員 民主党の仲野博子でございます。  午前中は、島村大臣にBSEについての質疑が集中されました。私の方からは、畜産物価格等にかかわる課題について質問させていただきたいと思います。  今後の農政推進の指針となる、新たな食料・農業・農村基本計画が、一年二カ月、約三十回の審...全文を見る
○仲野委員 今、飲用乳の消費拡大に取り組むことは基本である、昨年猛暑にもかかわらず意外に伸びなかった、お茶系が伸びたと。そういった意味では、本当に積極的に消費拡大に向けてやっていかないと本当に伸びていかないということであります。  先ほどのチーズのお答えなんですが、チーズについ...全文を見る
○仲野委員 今白須生産局長からお話がありましたけれども、私は、前向きにお答えいただいたということでとらえてよろしいですね。そのように確認をさせていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○仲野委員 政府の、国として積極的な前向きに取り組む姿勢がなければ、こういったことは実現がかなっていかないと私は思います。ですから、本当に、私は前向きにお答えいただいたこととしてとらえていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  次の質問に入らせていただきます。  ...全文を見る
○仲野委員 単刀直入にお聞きいたします。これは大臣にお聞きしますね。  生産者は、ことしも脱脂粉乳二万トン分の対策を継続していく、さらに五千トンの追加対策を行うという最大限の自助努力をされています。ところが一方で、十七年度の加工原料乳生産者補給金の決定に当たり、脱脂粉乳の過剰を...全文を見る
○仲野委員 適切に決定ということは、大臣、私、今あなたのお答えを聞いて、二百十万トンは維持するということでよろしいんですね。大臣、それでよろしいんですね。大臣の強い姿勢がなければだめなんですよ。お聞きします。
○仲野委員 御意見を十分聞いて適切に対処するということは、その意見の中で二百十万トンを維持してほしいと言われたら、大臣、あなたはきちんとそれにおこたえしなきゃなりませんですよ。そのとおりだと思います。  次の質問に入らせていただきます。酪農ヘルパー制度について、これは大事なこと...全文を見る
○仲野委員 実績を踏まえて、効果を踏まえてその検討をしていくということですので、大臣、今局長が答えられたんですけれども、私、一昨日、酪農家の方とお話しさせていただいて、例えば冠婚葬祭、結婚式なんかというのは大体日程がもう決まっているからあらかじめわかっているんですけれども、例えば...全文を見る
○仲野委員 いや、ハートで仕事をしたいとおっしゃられましたから、ぜひ大臣、ハートで、大臣もそういう営農されている方たちにこたえていただきたい、そのように思うわけでございます。  次の質問に入らせていただきますけれども、家畜排せつ物処理施設のリース事業についてなんですが、これも十...全文を見る
○仲野委員 とにかく十七日のその決定の前には、もう多分、きっと局長も大臣もここまで来ていると思うんですよ、本当はしたい、本当はやりたい、だけれども十七日の決定を待つと。  ですから、前段に、私の方から、こうしたこれまでの指摘あるいは提言、やっていただきたいということを、きょうは...全文を見る
○仲野委員 最後の質問にさせていただきたいんですが、乳用種の肉用子牛生産補給金制度が平成二年に創設をされて、肉用牛経営におけるセーフティーネットとして大変大きな役割を果たしてまいりました。  しかし、最近のこの肉用牛経営が、哺育、育成、肥育という流れで結びついており、乳用種の保...全文を見る
○仲野委員 時間がなくなったんですけれども、最後に、今、本当に酪農専業地帯において後継者不足、酪農の将来に対する不安から離農する農家が高どまりで続いております。酪農が、国民全体そして地域の財産として、将来に向かって持続可能な産業として自立できるように、ぜひとも政府においても政策を...全文を見る
04月06日第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号
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○仲野委員 民主党の仲野博子でございます。  今、我が国は世界最大の食料輸入国であり、かつ、日々多くの動植物が世界各国と行き来をしているわけであります。今後も、さらに新しい病気が日本に侵入する可能性は高いと言っても過言ではないと思います。今回、国内のコイヘルペスウイルス病、いわ...全文を見る
○仲野委員 今大臣からお答えいただきましたけれども、昨年発生した水温が十八度から二十五度の間でありますが、これから春以降、再度このKHVが発生するおそれがあるということが大変危惧されているわけでございます。養殖魚と異なって、感染魚の処分と施設の消毒が困難な天然水系における再発防止...全文を見る
○仲野委員 今、残念ながら根本からの対策がないということで、そこで、これの対策をしていかなければならないということでありますけれども、これについて、例えば予防に効果があると言われております水産用ワクチンの開発状況について、現在どのような状況になっているのか、お聞きいたします。
○仲野委員 そのことについては、今やっているということで評価をしたいと思います。  いずれにいたしましても、今、天然水系で内水面漁業を営まれている方たちの思いを、きょうは大臣にちょっとお尋ねしていきたいと思います。  この内水面漁業というのは、言うまでもないんですが、河川や湖...全文を見る
○仲野委員 今、困難であるというお答えだったんですけれども、この内水面漁業というのは、養殖事業にある意味で準じた形で繁殖保護というものが義務づけられているわけであります。法律の対象とならないからという考え方ではなくて、法に準ずるという考え方を持って、KHVに感染してへい死したコイ...全文を見る
○仲野委員 この方は中川安全局長さんでいらっしゃいますね。今のお答えを聞いていると、随分冷たいなと思いました。副大臣、笑い事じゃないと思います。  現場で解決するべきだと。では、あなた方の仕事というのは一体何なんですか、こう問いたくなりますね。消費・安全局、消費者に安全を提供し...全文を見る
○仲野委員 大臣が御自分の部下の方たちをそのように評価されることは、それは私は否定するものでも何物でもありません。しかし、大臣はだれのために仕事をされているのか。国民のためでありますでしょう。いい水産行政、あるいは本当に消費者の方たちに対して安全、安心、そういった食料の供給を推進...全文を見る
○仲野委員 大臣、私は昨年十一月の臨時国会のときに初めて、大臣が就任されてまだ間もなく、水産に関してお尋ねをしたことがあります。私は、前亀井農林水産大臣もすごく尊敬をしておりましたし、今の大臣もそのように、すごく温かいハートで仕事をしていきたいという旨のお答えも、酪農関係の質問を...全文を見る
○仲野委員 農林水産省、国としては研修の充実に当たっていきたい、しかし、その任命権は都道府県にあると。  いずれにいたしましても、今都道府県は財源がございません。やはり財源を何とか都道府県に移譲できるような、そういった予算措置をしっかりとやっていただきたい、そのようにお願いをす...全文を見る
○仲野委員 今国会、まだまだこの委員会が開会されると思いますけれども、そのたびに問題点を指摘されたときには、十分に誠意を持った御答弁をお願いして、いずれにいたしましても、天然水域におけるKHV対策についてもよろしくお願いを申し上げまして、私の質問を終わらせていただきたいと思います...全文を見る
○仲野委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     水産資源保護法及び持続的養殖生産確保法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   我が国において初のコイヘルペ...全文を見る
04月14日第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号
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○仲野委員 民主党の仲野博子でございます。  農地関連法案にかかわって何点か質問させていただきたいと思います。  今、我が国は、平らな土地が極めて少ない中で、農地面積自体も国土の約一割強でありますが、また、都市部に人口の八割が集中し、一方で、国土面積の七割近くを占める中山間地...全文を見る
○仲野委員 それぞれ今出された新たな施策を具体的に進めていくというお答えでありましたけれども、しかし、大臣、主要三課題のうちのこの経営安定対策の部分に係る関連施策については、平成十九年度に向けての検討を進めているとお聞きいたしております。今後、検討されるこの経営安定対策において新...全文を見る
○仲野委員 今の局長のお答えを聞いていますと、どうされていくのかという、平成十九年度にこの制度の運用開始になるわけでありますけれども、これは大変大事な問題であると思います。  私が求めたかったのは、農地は農地、経営は経営ということではなくて、もっと総合的、多角的な視点から検討が...全文を見る
○仲野委員 なぜ私がここで主要三課題の経営安定対策にかかわってお尋ねをしたかと申しますと、今回、食料・農業・農村基本計画が見直しをされて、事務方が夜を徹して、本当に御努力いただいて策定をされたと思います。これができたときに、ざっと読ませていただいたときに、本来でありますと、この農...全文を見る
○仲野委員 速やかに行うということですので、速やかに対応していただきたい、そのように思うわけであります。  時間もなくなってきましたので、次の質問に入らせていただきますが、次は、農地の有する多面的機能について伺ってまいりたいと思います。  農地は、農業生産やあるいは農業経営に...全文を見る
○仲野委員 大臣も多面的機能の発揮の重要性については十分認識をされているとお答えいただきました。  本当に、里山では、川の上流域としての水の供給や、希少生物や渡り鳥などの生息や中継地として、生産農地が日々その役割を果たしております。これらの農地の多面的機能の発揮の重要性に応じた...全文を見る
○仲野委員 ただいま大分県、滋賀県の例を出されてお話しされましたけれども、いずれにいたしましても、本当に今高齢者の方たちが元気で地域で生活をしている、その方たちに対して本当に生きがいを持たせて、つくる喜び、育てる喜びを与えながら、やはり自分たちの育てたものが多くの消費者に食べてい...全文を見る
○仲野委員 私、先般、ある三十歳の新規就農されている酪農の青年の方とちょっとお話をさせていただいたんですが、話を聞く中で、もう本当に北海道の酪農業を守り育てていきたいんだと。お話を聞いておりますと、本当にまじめで、農業に従事するに当たっても大変意欲のあるということをすごく感心をい...全文を見る
○仲野委員 次に、農地制度の特例措置について伺っていきたいんですが、この農地法の特例を直ちに全国で実施することに懸念がある生産者もおられるのは事実でありますが、構造改革特区の仕組みを活用して、特区で弊害が生じなければ全国展開をするという手法もあります。また、すべて全国一律を目指す...全文を見る
○仲野委員 市町村が主体的にということで、今、北海道と都府県に、その構造に大きな違いがあると言われたのでありますが、本当に大きく違いがあるんですね。これは、農業所得が主で、六十五歳未満の農業専従者がいる主業農家は、都府県の二四・三%を大幅に上回る七三%であり、また、農家経済が農業...全文を見る
○仲野委員 今、北海道を食料基地として位置づけていくという局長からのお話をいただきました。それにかかわって、また次にこういった機会があったときに、そのところをもっと詳しく質疑をさせていただきたいと思いますが、最後に、食料の備蓄、安全保障、自給率という観点から、国内の農地を確保する...全文を見る
○仲野委員 平成二十二年度に四百七十万ヘクタールとしていたものを二十七年度には見込みで四百五十万ヘクタールと、二十万ヘクタールも下回る見込みを設定しております。  私はやはり、先ほどもお話をいたしましたけれども、農地の多面的機能の発揮の重要性を改めて御認識いただいて、この多面的...全文を見る
○仲野委員 時間になりましたので、終わりたいと思います。  ありがとうございました。
05月18日第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第15号
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○仲野委員 おはようございます。民主党の仲野博子でございます。  JAS法改正に関連して質問させていただきたいと思います。  JAS法そのものは、任意制度としてのJAS規格と、義務制度としての品質表示基準制度の二つの制度によって成り立っておりますが、本日は、消費者の関心が高く...全文を見る
○仲野委員 加工食品については今後それぞれの各団体、消費者の動向を見ながらということでありますけれども、私が大臣に申し上げたいのは、今、食の安全、安心からいって、加工食品の、今回は二十品目の見直しを行ってきたわけで、今回の法案に盛られておりますけれども、その点についてはある一定の...全文を見る
○仲野委員 きのう質問のレクをさせていただいて、恐らく事務方の方たち、きのう私のところに来た方たちは、どうやってきょう答弁をしようかと大変お悩みになったと思うんです。きょうやはり局長の答弁を聞いていましても、どうやったら私のこの質問をうまく逃げ切れるのかなという、私から見て、どう...全文を見る
○仲野委員 大臣が非常に部下を思う気持ちはよくわかります。大臣は、私の質問の趣旨はもちろんよく承知されて、わかっていただけると思うんです。私は、大臣はとてもお優しい方だ、そのように思っていますので。  やはり大臣も、そのハートをどなたに与えるかということです。国民、消費者ですよ...全文を見る
○仲野委員 きょうはこの程度に私もとどめておきますけれども、また次の機会には本当に、大臣の少しでも前進をした答弁をいただきたいな、そのように思うわけであります。  なぜ私がこの昆布についてこだわって、こうして質問をさせていただくのかと申しますと、本当に消費者の立場に立ったときに...全文を見る
○仲野委員 非常にわかりづらいんですけれども。これは多分行政の、縦割りというか、横断的な連携がとられていないような感じがいたします。  それで、零細の昆布漁家は今本当に大変厳しい状況に置かれております。漁価安、そして経費も莫大にかかっている。昨年は本当に、灯油あるいはガソリンが...全文を見る
○仲野委員 今長官からお答えいただきました。ガソリンの高騰ということで、どういったことが可能かどうなのかということで考えていただけるような旨の御答弁をいただきました。  それで、この船外機のガソリンの免税については、北海道、そして日本全国のガソリンを使っている漁業者から、本当に...全文を見る
○仲野委員 田原長官、きょうは、委員会で私がこうしてガソリンの免税についてお尋ねしたわけでありますけれども、きょうこれを持ち帰って、今後どういったことがいい方法なのかということを考えていただけるんだなと、私はそのように認識をさせていただいてよろしいでしょうか。
○仲野委員 軽々にお答えできないというから、じゃ、重厚に次の場面でぜひ、私は別な機会を通じてまたこのことについてじっくりと質問していきたいと思います。  それで、最後の質問に入らせていただきます。  水産物IQ制度の堅持に向けて、大臣の決意をお尋ねしてまいりたいと思うんですが...全文を見る
○仲野委員 大臣、大臣としてもう十分に理解していただきたいのは、IQ制度、これは本当に何を言われようとも、日本の大臣としてこれを絶対堅持していくんだ、このことが撤廃されると、昆布をとっている、あるいはノリをとっている方たちの、本当に死活問題であるという漁業者の切実な気持ちをぜひわ...全文を見る
08月04日第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第23号
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○仲野委員 民主党の仲野博子でございます。  去る七月十四日、北海道の知床が世界自然遺産として登録をされました。地元の一人として、改めて政府及び関係者の皆様のこれまでの御努力に敬意を表したいと思います。  今回、世界自然遺産地域として登録された知床の範囲は、沖合三キロまでの海...全文を見る
○仲野委員 小林長官、きょうが小林長官の初めての出番ということでありまして、これから期待をさせていただきたいと思うんですが。  ただ、今お答えいただきました、さまざまな場を通じて操業自粛を求めていきたいと。やはり、毎回毎回同じような手法でもってロシア側に対して自粛を求めていくと...全文を見る
○仲野委員 要は、先ほども申し上げました漁業と自然保護の両立が私としてはやはり今回大きなテーマであるなと。漁業者にとってはトドは天敵である、しかしながら自然保護委員会ではトドは世界の希少動物であると。どう両立させていくかということでは、やはり私は、これからの水産行政を考えた上では...全文を見る
○仲野委員 環境省の局長からは本当に前向きな御発言をいただきました。  いずれにいたしましても、人類共有の財産として知床の自然を次世代にしっかりと引き継いでいく必要があると思います。政府の皆様にも今後ますますぜひ頑張っていただきたいことをお願い申し上げまして、私の質問を終わらせ...全文を見る
10月19日第163回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○仲野委員 民主党の仲野博子でございます。  本日は、先ほど来から農業政策について多く質疑があったところでありますけれども、私は、水産政策について、とりわけ昨今における原油価格の高騰について何点かお尋ねしてまいりたいと思っております。  今本当に、原油価格の高騰が国民全体の経...全文を見る
○仲野委員 大臣も今回の選挙を通じて漁業者の方たちからそういった声が寄せられているということで、農水省としても構造改革のもとでコストを下げていく対応をしていきたいとお答えいただきました。  今、中国などの石油需要の拡大や、あるいは産油国の生産能力の低下などで、世界的にもしばらく...全文を見る
○仲野委員 さすが宮腰副大臣、根室の方に行っていただいてありがとうございました。  今副大臣の方からもお答えいただいたんですが、今回、この燃油高騰に伴いまして、経済産業省の対策では、この原油高騰により相当影響を受けている中小企業者について、政府系金融機関において、セーフティーネ...全文を見る
○仲野委員 私が大変危惧していることは、今回も水産庁がこういった省エネ対策として、たしか利子補給の七十億ですか、そういった予算措置を講じられました。しかし、この七十億というのは、果たして全国の漁業者の方たち、しかもその七十億というのは省エネに努力をする方たちに対する制度である。こ...全文を見る
○仲野委員 実際、船に使っているのか生活に使っているのか、そこら辺の見きわめは非常に難しいということで、昭和三十九年からのこの方法でずっとやられてきた、漁港の道路のところに使われているんだと。でも、そこを長官、大臣どのようにお考えになりますか。船が陸を行くわけでもないしね。その辺...全文を見る
○仲野委員 今、大臣からも、税の中では非常に難しい問題であるということのお答えだったんですけれども、今本当に、沿岸漁業者にこの原油の高騰というのが追い打ちをかけている、非常に経営が苦しくなってきているという状況の中で、今これから漁業関係の資材やあるいは輸送コストなどの関連コストの...全文を見る
○仲野委員 大臣、今、水産基本計画見直しも十九年だということで、今のような問題もしっかりとその計画の中に反映をしていくというお答えをいただいたので、ぜひ、水産基本法も十三年につくって、巷間言われていることは、魂の入っていない基本計画と、こう指摘されているんです。大臣になって、大臣...全文を見る
○仲野委員 時間ですので終わります。ありがとうございました。