中林よし子

なかばやしよしこ



当選回数回

中林よし子の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
11月26日第141回国会 衆議院 決算委員会 第6号
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○中林委員 日本共産党の中林よし子でございます。よろしくお願いします。  それではまず最初に、大問題になっております国有林野の赤字の問題についてお伺いしたいのですが、これは、先ほどの説明の中でもその原因についてはお話がありました。国有林野事業が構造的赤字経営に転落したのは一九七...全文を見る
○中林委員 確かに、現象面についての原因については、過剰伐採をしたとか、それから価格が低迷したとか財投の金を借りたとか、そういうことをおっしゃるわけですけれども、それをなぜやったのかというところの林野庁としての自己検討、それができていないんじゃないかというふうに思うのですね。 ...全文を見る
○中林委員 森林全体で三十九兆円余りということですが、国有林野は森林全体の約三割ということですから、単純に計算しても、国有林の持つ公益的機能の試算は十一兆七千億円余りということになると思うのですね。しかも、国有林の多くは標高が非常に高い脊梁地帯のところにありますし、そういうところ...全文を見る
○中林委員 続いて大臣にもう一度お伺いしたいんですけれども、一九九二年に、国連環境開発会議が森林に関する世界で最初の森林原則声明を採択されたことは御存じだというふうに思うのですね。この声明では「森林は経済発展及びすべての形態の生命の維持にとって必要不可欠なものである」こういうふう...全文を見る
○中林委員 大臣、荒れた山は国有林だ、こう言われているのは御存じでしょうか。
○中林委員 それで、先ほどから、非常にすばらしい案づくりの方向だとか、お話があったのですけれども、それと、今回大臣が説明された抜本的な改革の方向は、もう極めて遊離しているのではないかというふうに思わざるを得ないのですね。  今一番必要なことは、収益につながらない育林事業などを放...全文を見る
○中林委員 一つは、国有林の総点検を行って、長期的視野に立って計画的な復旧、整備に取り組むこと。それから二番目に、国有林による労働者の直接雇用を維持して、若い労働者の採用をふやして効率的な事業の実行体制を整備する、三分の一にするなどというようなことはもってのほかだというふうに思い...全文を見る
○中林委員 はい。  そして最後に、外材依存を改めて、国内林産業を振興させるということの実現のために私どもも頑張るということを述べまして、質問を終わらせていただきます。
○中林委員 日本共産党の中林よし子です。  国有林野から人員が削減されて山に手が入らないということがどれだけ山を荒らしてきたかというふうに私は思うのですね。それで、改善計画が始まってから約二十年近くなりますけれども、伐採跡地への植林は天然更新という名目で実際は放置されてきたとい...全文を見る
12月03日第141回国会 衆議院 決算委員会 第7号
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○中林委員 日本共産党の中林よし子です。  まず最初に、去る十一月二十八日に、国会の証人喚問で泉井純一被告が、一九九一年から九五年にかけて、現在の自民党政調会長の山崎拓氏に二億七千八百万円を献金し、うち二億円は渡辺美智雄元副総理に向けてであったことを認めました。その上、その原資...全文を見る
○中林委員 ということになれば、この日本ベトナム石油株式会社との関係というのが極めて濃厚になったというふうに思います。  そこで、泉井被告から山崎氏への献金というのが、九一年十月十四日に一億円、そしてその直後に、九二年二月三日に山崎氏と三菱石油首脳の会談がセットされている。それ...全文を見る
○中林委員 今お聞きになったように巨額な公的資金が投入された事業に不明朗な工作が行われたとしたら、極めて重大なことだというふうに思います。  それから、これまでの各新聞などの報道で、通産省出身の石油公団理事だとか部長級幹部が泉井被告からたびたび都内の料亭やホテルで接待を受けてい...全文を見る
○中林委員 みずからの調査の中ではそういう事実がなかったという報告はこれまでもされているわけですけれども、改めて泉井被告の国会証言を聞けば、やはりその裏には金でゆがめられたという疑いが残らざるを得ないということを指摘して、次に移りたいと思います。  そこで、ちょっと天下りの資料...全文を見る
○中林委員 済みません。  石油自主開発事業ということで、マスコミなどでも、油田開発の成功率が低いのは無理もないが、開発資金の七割を投資や融資の対象にしながら、失敗したら民間は返済しなくてもいいという気前のよさが甘さを生んだ、こういう指摘もあります。  また、開発会社は通産省...全文を見る
○中林委員 会計検査院にお伺いしたいというふうに思うわけですけれども、会計検査院が検査をした報告は先ほどもありました。ただ、検査数というのは、海外でやった分ですね、平成七年ゼロ、平成八年十二人目、平成九年十二人目。会社数としては、平成七年四社、平成八年三社、平成九年十社、合計十六...全文を見る
○中林委員 質問時間が終わったのですけれども、最後に大臣に、先ほどからも言われておりますけれども、会計検査のあり方、天下りの問題それから情報開示の問題などでやはり明朗な石油公団であってほしいというふうに思うのですけれども、その点についての御回答をいただいて、終わりたいというふうに...全文を見る