仲道俊哉

なかみちとしや



当選回数回

仲道俊哉の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月08日第147回国会 参議院 共生社会に関する調査会 第4号
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○仲道俊哉君 今、教育という問題が出たんですが、あわせまして、渡辺先生が先ほどおっしゃった男性の立場から、最近私は、昨年からこの調査会に入って随分考え方が変わってきたんですが、実際に、この前千葉先生からいただいた男子の料理教室、大津町の食生活改善推進協議会でこれをいただいて、すぐ...全文を見る
○仲道俊哉君 今の核家族の問題ですが、私は、例えば農村社会とか都市生活、そういうところでのそれぞれのまたパターンがあろうと思うんですが、農村社会において核家族というのはなかなか難しい面もあります。  大家族で住む場合の今までのパターンでは、やはり来た嫁が一番苦労する、その犠牲の...全文を見る
○仲道俊哉君 あわせて先ほどの、男らしさ女らしさの、随分いろいろと出たんですが、混声合唱団のお話を聞きながら、先ほどの大森先生のお話を聞いて、まさに混声合唱団というのはその点が出ておるんではないかなというような感じがしたんですが、御意見なりをぜひお聞きいたしたい。
○仲道俊哉君 いいですか、ちょっと今の件で。  私たちが育った時代に比べれば今の若い青年はそういう意味では非常に私は理解が、例えば昔、家内が子供を産むときに絶対に我々は入れなかったです。入ってはいかぬと。今は、私の孫が生まれるときなんかはもう長男が平気で行くし、娘が生まれるとき...全文を見る
○仲道俊哉君 賛成。頑張って。
○仲道俊哉君 自由民主党の仲道でございます。  これまで政治や行政など政策方針決定過程への女性の進出状況についていろいろと勉強してまいりましたが、さきの先進諸国、特に北欧諸国に対して大変おくれていることを痛感いたしております。  我が国においては、男女共同参画審議会は平成八年...全文を見る
○仲道俊哉君 そこで、もう少し突っ込んで、ジェンダーフリー教育ということについて基本的な認識をお伺いいたしたいと思うんですが、ジェンダーフリーというのは非常になかなか解釈も難しいんですが、性別にこだわらず、性別にとらわれずに行動することというように解しますと、これは男はこうあるべ...全文を見る
○仲道俊哉君 一番身近な教科、教科外のあれは今聞いたんですが、性教育ですね、その立場から実際にこの問題をどのようにとらえて教育するかというのは非常に難しい問題でもございますが、その点についてちょっと答弁がなかったのでお伺いいたしたいと思います。
○仲道俊哉君 次に、教育におけるジェンダーバイアスと隠れたカリキュラムということについて。隠れたカリキュラムというのは恐らく初めて耳にするんじゃないかなとも思いますが、これについては質問の中でおいおい説明いたしたいと思います。  教師たちが日常無意識に発している子供たちへのメッ...全文を見る
○仲道俊哉君 あえて私は今、隠れたカリキュラムという言葉を使ったんですが、本当に無意識のうちに、表に出てこない中で、自然の生活の中で、学校生活の中でいつの間にか、男子が先、女子が後というようなことが、本当に無意識のうちにそういうことがあるわけでございまして、実際に、今御説明をいた...全文を見る
○仲道俊哉君 冒頭、午前中のフリートーキングで、実際これまで学校の中でどのように男女平等教育がなされたんだろうかなというような、随分いろいろな意見が出たんですが、ある教育評論でこういうような文章が出ておるんです。  これは、学校以外では、男性の列、女性の列と分かれたり、受付を男...全文を見る
○仲道俊哉君 都道府県のはわかりますか、資料があれば。
○仲道俊哉君 そうですか。それでは、後で資料があったらお知らせをいただきたいというふうに思います。  次に、日本の伝統文化とジェンダーフリーの抵触についてということで総理府と文化庁にお聞きしたいんですが、私は、この調査会で、男が先で女が後といった、これまでさほど意識もせずにおっ...全文を見る
○仲道俊哉君 後の言葉の女性が中心となってというところ、ちょっと歌舞伎の社会ではわからないんですが、そこのところの補足説明をお願いしたいと思います。
○仲道俊哉君 これはもう少し論議をしたいと思いますし、具体的には今度の大阪での太田知事の問題もちょっと聞こうと思ったのですが、ちょっとなかなか立場上大変だろうと思います。(「聞いてください」と呼ぶ者あり)  私自身はこのことについては余りこだわっていないんですよ。例えば、太田知...全文を見る
○仲道俊哉君 それでは、残された質問、時間が参っているんですが、次に厚生省と総理府にお伺いしたいと思うんです。  七〇年代半ばからの少子化が既婚女性の出生率の低下ともなっている、それから適齢女性の晩婚化や未婚が原因であるということは認識しているわけですが、そこで、男女共同参画社...全文を見る
○仲道俊哉君 あと一問あるんですが、あと三十秒ですが、ちょっと済みません。考え方よくわかりました。  次に、新潟県警に対するいわゆる空監察等の数々の一連の警察の不祥事の一つの理由として警察組織の、特に上級幹部に関して女性の進出が立ちおくれていることが考えられるのではないかという...全文を見る
03月23日第147回国会 参議院 文教・科学委員会 第8号
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○仲道俊哉君 自由民主党の仲道でございます。  きょうは、両参考人の先生方には、貴重な時間を割いていただきまして御意見を述べていただきましたことに、まず感謝申し上げたいというふうに思います。  時間がございませんので早速質問に入らせていただきたいと思います。  まず内田参考...全文を見る
○仲道俊哉君 その場合、大学の教育研究活動の評価というのは口ほどまた単純ではないし、客観的な評価となるにはなかなか難しいと思うわけです。  そうした場合に、今回の改正によって、特に外部に公表されるということになりますと、その公表された結果が大学自体の評価や人気にまで連動してまい...全文を見る
○仲道俊哉君 今の問題と関連して三輪参考人に。国の機関でのそういう法的な足かせ等、大学評価についてはかなり疑義を持っておられるようでございますけれども、戦後五十五年たちまして、大学について、大学の自治から考えまして、三輪参考人は今どのような評価をなされておるか、その点についてお伺...全文を見る
○仲道俊哉君 これまで大学自体で自己点検、自己評価または相互評価、こういう評価システムがなされているわけでございますけれども、実際に三輪参考人の評価として、これまでのそれぞれの日本におけるところの大学の自己点検、自己評価または相互評価というものが堅実に実行され、それが大学の運営等...全文を見る
○仲道俊哉君 今、先生のおっしゃったことは研究評価ですね。研究をするということに対して、それなりに自分自身で研究しながら評価を受けて、助教授から教授ということで評価を受けておると、自分自身が実際にそういうことでかなりの評価を受けておるというお話ですが、いや教育評価です。特に先生の...全文を見る
○仲道俊哉君 確かに、おっしゃるように教育というものの評価というのは非常に難しい側面があると思いますが、実際に教育をされるときに、特に教育学部、養成機関として学校で将来教員になっていく学生を実際に教員養成学部として指導するわけでございますから。そうしますと、実際に教育するための教...全文を見る
○仲道俊哉君 残念ですが、時間になりましたので。
03月28日第147回国会 参議院 文教・科学委員会 第9号
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○仲道俊哉君 自由民主党の仲道でございます。  小渕総理は、施政方針演説において教育立国を宣言し、教育改革の一環として教育改革国民会議を発足させ、早速、昨日第一回目の会合があったようであります。今教育の問題が大きく取り上げられている中で、総理みずから教育の改革に取り組む姿勢を国...全文を見る
○仲道俊哉君 教育改革国民会議との関連につきましては、今後たびたびこの委員会でまたいろいろとこの整合性については意見が出ると思いますから、今、大臣のきのうの会議に出てからの所感をお聞きいたしまして大変参考になりました。  今回の法律改正では、特に何かとその閉鎖性が指摘されており...全文を見る
○仲道俊哉君 今の過去の経緯から少ない理由が大体わかったんですが、今回、普通免許への道を開く本改正によって、私はこれが大いに利用される可能性を含めているなという感じを持ったんですが、特別免許状をそういうふうに授与された者のこれから給与等の処遇はどうなるのか、また普通免許状を持つ者...全文を見る
○仲道俊哉君 一流企業のリストラや最近の倒産によって優秀な人材が失業者としてちまたにあふれている一方で、教師の不祥事が頻発する昨今の社会情勢を考えますと、今こそ特別免許状制度のより一層の活用によって学校現場に新しい血を移入できる好機とも言えると思います。  そういう関係から、ハ...全文を見る
○仲道俊哉君 ありがとうございました。私の名前まで出していただきまして恐縮でございます。  ミレニアムプロジェクト「教育の情報化」によりますと、平成十三年度末時点において、コンピューターを操作できる教員の割合を一〇〇%、指導できる教員の割合を五〇%にそれぞれするのが目標となって...全文を見る
○仲道俊哉君 次に、校長、教頭の件ですが、求められるのは、教育技術じゃなくて幅広い人材や社会的知識を動員して学校を活性化させる力であるというように思いますが、その意味において、今回の省令の改正によって、校長、教頭の任用に関し、教員免許状のない民間人に門戸を開いたことは達見だという...全文を見る
○仲道俊哉君 私も実際に現場にいた経験からいたしまして、大変だろうなという、まずそういう意味では教員の意識改革といいますか、学校というのが今までは象牙の塔にこもっていた、そういう閉鎖性のところもあるわけですから、これを実行するために一番大事なことは教員の意識改革ではないかなという...全文を見る
04月07日第147回国会 参議院 共生社会に関する調査会 第5号
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○仲道俊哉君 自由民主党の仲道でございます。  お二人の参考人には、貴重な時間を割いていただきまして御出席をいただき、御意見を賜りましてまことにありがとうございました。  時間がございませんので早速質問に入らせていただきたいと思いますが、最初に大澤参考人にお願いをいたしたいと...全文を見る
○仲道俊哉君 ありがとうございました。  続けて扶養手当のことについてちょっとお聞きいたしたいんですが、妻が無収入である、または収入が一定限度に満たない場合に配偶者控除を受けるだけでなくて事業所より扶養手当を支給されるのが一般的ですが、この扶養という専業主婦にとってある意味では...全文を見る
○仲道俊哉君 では次に、鹿嶋参考人は日経の編集委員兼論説委員として長きにわたって企業における女性を扱ってこられたし、今その実態に沿った御意見をお聞きいたしたわけでございますが、労働省の調査によります女性管理職が少ない理由についてちょっとお聞きをいたしたいというふうに思います。 ...全文を見る
○仲道俊哉君 大変ありがとうございました。  今の御意見に多少関連があるんですが、理工系社会への移行と文系志向の強い女子大学生の将来ということについてちょっとお聞きをいたしたいと思うんです、同じく鹿嶋参考人でございます。  科学技術立国またはIT革命やライフサイエンスなどと、...全文を見る
○仲道俊哉君 大変ありがとうございました。その点につきましては、そのためにこの調査会もございますし、またこれからの教育改革の中でもそういう点についてやはりメスを入れるべきであろうというふうに思います。本当にありがとうございました。  あとお二人の参考人に共通の問題としてお聞きし...全文を見る
○仲道俊哉君 大変またおもしろい答えをいただきまして、私も大変また参考になりました。  それでは、またお二人にお聞きいたしたいんですが、儒教的男女観と教育基本法の改正ということで、これを言いますとちょっとお向かいの方からやじが飛ぶんじゃないかというような感じもいたしますけれども...全文を見る
○仲道俊哉君 もう時間でございますが、私自身が、おっしゃったようなことで大変揺れ動いておりまして、自分自身で勉強しなければと考えております。大変ありがとうございました。
04月20日第147回国会 参議院 文教・科学委員会 第12号
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○仲道俊哉君 今国会冒頭の施政方針演説において、教育立国を宣言し、教育改革を政府の重要課題と位置づけ、教育改革国民会議の設置など果断に政策に取り組んでこられた小渕前総理は、志半ばにして病に倒れ、その成果を見届けることなく病の床にある前総理の心情を思いますと、まことに痛惜の念を禁じ...全文を見る
○仲道俊哉君 何となく胸に落ちない点があるんですが、結局、お聞きしますと、向上心の旺盛な現職教員がみずから志願してより上位の専修免許状を取得する目的で大学院に進学しようとするものですから、当人に余り経済的不利のない職務免除方式をとるのが制度的には一番私は常識的だと思うんですが、ど...全文を見る
○仲道俊哉君 これを読んでみますと、休業中の給料を支払わないかわりに、奨学金の対象とし、また共済貸し付けの対象とするというのがあるわけですが、果たしてそれで生活が成り立つのか。生活がもしできなければ、これに応募する人も出てこないんじゃないかと思うんですが、そういう意味で、金額的な...全文を見る
○仲道俊哉君 その貸付金はいずれは返さなければならないし、生活費を共済から借りてまで専修免許状を取得するために大学院に進学をしようとする者が果たして何人出るんだろうかという心配があります。  生涯賃金を減らしてまでこの制度によって専修免許状を取得するんですが、そうしますと、その...全文を見る
○仲道俊哉君 冒頭申しましたが、基本的にはこの制度について賛成なのですが、そういう部分的な問題については、例えば今の答弁の、せっかく上級の免許を取っても、職場だけには帰れる、それは当然で当たり前のことであって、実際に休業までして自分で勉強をしようという者が、何もメリットがない。人...全文を見る
○仲道俊哉君 実態は、その後でまたお聞きいたしたいと思います。  今御答弁いただきましたが、私が実際の現場にいたころは、校長がずっと校内を回りまして、そして、板書をして振り向いてみますと、いつの間にか校長さんが教室の中に入って授業を見ながら、終わった後、校長室に呼ばれて指導を受...全文を見る
○仲道俊哉君 三十二分まであるんですが、ちょっと問題点がまだ残りますけれども、これでもうやめます。後に回します。
04月26日第147回国会 参議院 共生社会に関する調査会公聴会 第1号
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○仲道俊哉君 四人の公述人の皆さん方、大変御苦労さまでございます。  先ほど樽川公述人から、参議院の問題について、あり方についてちょっと御意見がございましたし、影が薄いんじゃないかというような御指摘もございましたが、この調査会がありますのは参議院だけでございまして衆議院には実は...全文を見る
○仲道俊哉君 あと一分しかありませんので、実は第二問目でその名簿変更権について質問しようと思っておったんですが、この点についても一応問題点は私なりにあったんですが、またいつか個人的にでもさせていただきたいと思います。  実は今の問題につきまして、私は、やはり何か憲法違反にならな...全文を見る
05月10日第147回国会 参議院 共生社会に関する調査会 第7号
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○仲道俊哉君 きょうは女性議員の方がずっとあれですし、黙っておこうかなと思ったんですが、やはり立場上、今わざわざ男性の意見ということでございましたからあえて発言させていただきますと、今まで出ておる意見の中で、選挙制度の問題等、この前の意見でも申し上げましたけれども、審議会について...全文を見る
○仲道俊哉君 今の千葉先生のあれ、私も地方議会に参画しておりまして、国と比べまして地方議会の場合は随分短い期間ですから、そういうことで考えますと、女性の方が立候補をしたり、または夜間に議会があったり、または議員執務休暇とか、そういうような立法的な措置で案外出やすいような環境がまた...全文を見る
○仲道俊哉君 私の家内を見まして、私よりはるかに能力があると思っています。そういう意味では、やはり女性の方の、先ほど小学校から中学の段階等でも非常に優秀な女性の方が多いわけですが、今出ましたようにPTAあたりでほとんど女性であるが、会長となりますと、もう一人か二人しか来ていない男...全文を見る
○仲道俊哉君 最後に申し上げようと思ったんですが、この問題は女性の方だけの問題じゃなくて、私自身が勉強したわけでございますので、大いにいろいろな問題について、議員だけではなくて一般の男性の方にそういうところの面を十分に理解してもらうということが非常に大事であるなということを思いま...全文を見る
05月16日第147回国会 参議院 文教・科学委員会 第17号
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○仲道俊哉君 自由民主党の仲道でございます。  今の阿南委員の質問と関連をしますし、また、現在の問題等につきまして阿南委員の方からかなり突っ込んだ質問をいたして、恐らく彼もこの後の再質問を欲しかったんだろうと思いますが、自民党でちょうど六十分ということでございますので、時間の都...全文を見る
○仲道俊哉君 先日、ある雑誌に、孫が学校から帰ってきまして、おじいちゃん、戦争に行ったのと、行ったよと、じゃ、おじいちゃん悪い人ねというような、そういう会話が出ておる雑誌を読みました。孫が戦争に行った祖父は悪い人だと思うような歴史教育が行われたのでは、私は愛国心など芽生える道理が...全文を見る
○仲道俊哉君 教科書問題につきましては、長い、またいろいろな問題の歴史もあるわけでございますが、河村政務次官からかなり前向きの御答弁をいただきまして、この問題につきましてはまだまだ深く掘り下げなければならないと思いますので、次の問題に行きたいと思います。  次は、正しい国語教育...全文を見る
○仲道俊哉君 大変前向きな御答弁をありがとうございました。  次に、規範意識の教育の重要性ということについて、今までの問題とも、先ほどの阿南委員の質問とも関連して申し上げたいんです。  少年による犯罪の発生などの言語に絶する教育の荒廃の主な原因が、戦後教育の倫理観や道徳心の育...全文を見る
○仲道俊哉君 かつて最高裁の判例に、人間の命は地球よりも重いというような判例も出ておりますが、昨今多発する青少年の自殺や殺人などの凶悪犯罪の発生は、ひとえに現在の教育が人間の命の重さを教え込む機能を失っているからではないかと思います。今後導入される総合学習の中で、規範意識の強化、...全文を見る
○仲道俊哉君 あと予告した質問事項もあるんですが、きょうは後のいろいろな予定もあるようでございますので、これで質問を終わらせていただきます。
10月12日第150回国会 参議院 選挙制度に関する特別委員会 第5号
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○仲道俊哉君 自由民主党の仲道でございます。  きょうはお二人の参考人、大変忙しい中をこのようにお集まりいただき意見をお聞きいたしましたことを大変感謝し、お礼を申し上げたいと思います。  先ほどから出ておりますように、両参考人とも、異常なこの委員会で、野党の皆様方が出てからの...全文を見る
○仲道俊哉君 大変ありがとうございました。明快なる御答弁、本当に大変参考になりました。  次に、大石参考人にお聞きをいたしたいと思いますが、今回改正しようとしております従前からの参議院比例区の我が党の名簿登載者が職域団体や各種団体の推薦によっているという事実ですが、これは野党が...全文を見る
○仲道俊哉君 それでは、田中参考人に引き続きお聞きいたしたいと思いますが、今回の改正に当たりまして、また野党や一部マスコミは自民党は有名人を立てて云々と批判をしておりますし、有名人を立てる立てないというのは条件は野党でも同じはずでございます。  また、現に野党は平成十年の参議院...全文を見る
○仲道俊哉君 引き続き田中参考人にお伺いいたしたいと思いますが、職域代表や各種団体代表を中心とする比例区は知恵を出し合う良識の府として最もふさわしいというように思っております。  参議院議員には良識の府にふさわしく、事務次官や局長経験者などの政策通、また大学学長や教授、法律家、...全文を見る
○仲道俊哉君 それでは、最後に大石参考人にお聞きをいたしたいと思います。  今回の改正によって非拘束名簿となり、同じ党の上位者が五人分、十人分のけた外れの票を獲得すれば、これは極端でございますけれども、わずか数千票や数百票で当選する者が出てくるとも限りません、これは結果で見ない...全文を見る
○仲道俊哉君 ありがとうございました。
10月13日第150回国会 参議院 選挙制度に関する特別委員会 第6号
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○仲道俊哉君 自由民主党の仲道でございます。  参議院比例区を拘束名簿式から非拘束名簿式に改めて、あわせて参議院の定数を十名削減することを主な内容とする公職選挙法改正案の審議が、今、二院クラブを除く野党欠席のまま粛々と進められ、全国の心ある有識者やマスコミがかたずをのんで見守っ...全文を見る
○仲道俊哉君 引き続き定数についての質問ですが、衆議院の定数を減らしたから参議院もというのは理念も哲学も主体性もない。そういう議論は参議院の自己否定につながるのではないですか。むしろ、本年行われる国勢調査による人口に基づいて定数削減を論ずるべきではないかと思いますが、これに対して...全文を見る
○仲道俊哉君 本当の野党であればもう少し今の点については質問いたしたいところでございますが、次に進みます。  民意を反映する比例区の定数を減らすことは民意に反する。むしろ、比例区を減らさないで選挙区を減らす方がより民意にかなうと考えられるのですが、今回の改正も選挙区における逆転...全文を見る
○仲道俊哉君 野党議員に対する丁寧な親切な答弁をありがとうございました。  次に、非拘束式の提案趣旨の問題について、まずこの選挙制度改革は民主主義の基盤であります。改める場合は野党への審議参加の説得に最大限の努力を払い、すべての野党の出席を待ち、できるだけ多数の政党の合意の上で...全文を見る
○仲道俊哉君 十月二日の代表者会議に野党が出なかったということは大変申しわけなく思います。これは当然私は出るべきである、そのように思う次第でございます。  次に、選挙制度改革は参議院の役割やあり方を議論すべきでありまして、与野党の協議機関で徹底した議論が必要じゃないかと思うんで...全文を見る
○仲道俊哉君 次に、名簿順位が発表されると、当落の予想がついて選挙運動が鈍くなるや、候補者や支援組織に競争させて議席増につなげたいなど、与党の選挙に有利かどうかで判断されているように思われますが、これは党利党略以外の何物でもありません。有権者をないがしろにし、また本年二月二十五日...全文を見る
○仲道俊哉君 逆転区の解消と違いまして、すぐに改正しないと次期選挙の公平を害するといった差し迫った事情があるとは思えないのであります。むしろ、第三者機関を設けて意見を諮問するなど、公平さを担保し大多数の国民の理解を得るためにも、もっと幅広い議論が必要ではないかと思うのでありますが...全文を見る
○仲道俊哉君 まだまだ通告してある質問がかなり残っておるんですが、時間がもう終わりましたし、野党の立場として疑問に思っていたことがかなり私は私なりに理解ができたと思いますので、これで質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
11月07日第150回国会 参議院 総務委員会 第2号
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○仲道俊哉君 自由民主党の仲道でございます。  総務委員会は初めての委員会でございますので、ひとつよろしくお願いをいたしたいというふうに思います。  一般質疑の時間を与えていただきましてありがとうございました。まず、中央省庁再編をめぐる問題について質問をいたしたいと思います。...全文を見る
○仲道俊哉君 続けて、内閣に新設される経済財政諮問会議の位置づけと役割についてちょっとお伺いしたいんですが、中央省庁再編の目玉の一つに、大蔵省が長きにわたって握ってきました予算編成権を首相直属の内閣府に移し、首相が経済関係閣僚や民間有識者から成る経済財政諮問会議を主宰し予算編成や...全文を見る
○仲道俊哉君 今の御答弁だと、一月以降その首脳会議をどうするかということはどうもはっきりしていないがと、しかし総理主導のもとでそういうことをやるんだというような今の答弁だと、何か一月以降もそのまま首脳会議が残るような感じがいたすわけですが。  そこで、もしそういうことで今後その...全文を見る
○仲道俊哉君 今のこの問題につきましては、一月以降どういう形になるかということで、その時点で何か問題点があればまた質問いたしたいというふうに思います。  次は職員の登用制度についてですが、職務上の業績によらず、採用時の試験区分のみによってごく少数割合の者だけが生涯の処遇面で特権...全文を見る
○仲道俊哉君 時間ですので。
11月08日第150回国会 参議院 共生社会に関する調査会 第2号
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○仲道俊哉君 自由民主党の仲道でございます。  本日は、関係各省庁に、生涯にわたる女性の健康支援のためのもろもろの施策をお聞きしました。まことに御苦労でございました。  さて、リプロダクトヘルス・ライツ、これは大変舌をかみそうでございますから、この後はちょっと要約させていただ...全文を見る
○仲道俊哉君 もう少し詳しく聞きたかったんですが、答弁する資料があれば。何かちょっと簡単過ぎて、各国の状況やその背景なりがわかればお願いしたいんですが。もし答弁ができなければまたお聞きします。
○仲道俊哉君 大体各国の事情がわかったんですが、次に、中絶と宗教についてお伺いいたしたいと思うんです。  中絶すなわち堕胎に対する考え方は個々の人間の倫理観や信仰、宗教と無縁ではありません。そこで、世界の主な宗教における中絶に対する考え方がもし資料としてあればひとつお伺いをいた...全文を見る
○仲道俊哉君 宗教との関係、大変難しい問題があろうと思いますが、中絶を考える場合にも一応各国の状況や宗教がどのように考えておるのかということでちょっと質問をさせていただいたわけです。  第三点目に、産まない権利と胎児の民法上の権利の侵害ということについて質問をいたしたいと思いま...全文を見る
○仲道俊哉君 厚生省としては答弁の苦しいところでありましょうし、なかなか結論的には申しにくいだろうというふうに思いますが、一応どういう考えを持っているかということについてお聞きをいたしたわけでございます。  第四は、配偶者の同意削除論についてでございますが、特にこの点を私は強く...全文を見る
○仲道俊哉君 答弁になっているかどうかちょっと。  大変難しい答えだろうと思うんですが、今、いろいろな中絶に対することでなくて、これに対して男性側の、夫の立場としてこれを削除しようということに関して、女性の立場を、妻の立場を尊重しながらも、やはり胎児に対しては両性の、夫婦の責任...全文を見る
○仲道俊哉君 性教育は、私は、学校教育のときにやらないとなかなかやる機会がなくて、学校教育の中でも今後かなりウエートを置いて、また本当に実のある性教育を行うべきだというふうに考えております。  先般、たまたまテレビを見ておりましたらアメリカの性教育の実態が出ておりました。スタジ...全文を見る
○仲道俊哉君 やっていますよという声がありますので、今後は大いにそれを参考にして、学校教育の中でぜひ取り入れていただきたいというふうに思います。  時間があと四分ありますので、では最後の質問に移ります。  今度は厚生省の方にお願いいたしたいと思うんですが、専業主婦の医療保険制...全文を見る
11月17日第150回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第9号
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○仲道俊哉君 自由民主党の仲道であります。  発議者の皆様方には、大変御苦労でございます。  当法律案は大変重要な法律案と思いますが、反面、このような法律を審議しなければならない現実を考えますと、腹立たしさと悲しさでいっぱいであります。私を含む大多数の政治家は、ひたすらこの国...全文を見る
○仲道俊哉君 次に、あっせん利得罪の法的性質についてお伺いいたしたいと思います。  まず、本法が規定する公職者あっせん利得罪及び議員秘書あっせん利得罪は、行為主体に一定の身分を求める刑法理論上のいわゆる身分犯であるということをいま一度確認しておきたいと思うんですが、いかがでしょ...全文を見る
○仲道俊哉君 本法による犯罪が成立するためには、まず請託を受ける、次に公務員に対してあっせん行為をする、そしてその報酬として第三条の利益を収受するというプロセスをたどらなければなりませんが、衆議院の解散や公設秘書の解任などによって、そのいずれかの過程において公職者等の身分を失う場...全文を見る
○仲道俊哉君 よくわかりました。  次に、請託についてですが、請託があったというためには政治公務員が権限に基づく影響力を行使することを含めて依頼することが必要か、あるいは一定の職務行為のあっせんを依頼することで足りるのか、この点についてお伺いいたします。
○仲道俊哉君 次に、未遂の扱いについてですが、本法における犯罪には未遂的な形態はあり得るのか、また未遂の扱いはどうなるのか。この未遂の件についてお伺いをいたしたいというように思います。
○仲道俊哉君 次に、行為主体をめぐる問題について質問いたしたいと思います。  まず、本法の立法趣旨は、先ほどから言っておりますが、あくまで政治公務員の倫理を確立するためであり、政治公務員でない私設秘書は当然除外されてしかるべきであります。  野党の皆さんは、政治公務員である国...全文を見る
○仲道俊哉君 今の私設秘書の問題は最後の私の質問とも関連しますが、非常に不明確な私設秘書という概念ですから、ここのところは私は特に念を押しておきたいというふうに思います。  次に、首長の職務代行者の問題についてですが、首長に事故ある場合の副知事、助役などの首長職務代行者は公職に...全文を見る
○仲道俊哉君 よくわかりました。  次に、第一条の影響力の行使をめぐる問題について質問いたしたいと思います。  与党案では、権限に基づく影響力の行使を要件とし、議員の私的行為を不当に制限しないように配慮をしております。議員や首長は政治家である前に一人の人間として私的行為の自由...全文を見る
○仲道俊哉君 引き続き影響力の行使の意味について質問いたしたいと思います。  役所が国会議員や地方議員に対して非常に無言の威圧感を感じているということは事実でありますが、だからといって議員の役所に対する行為が歯どめもなく安易に影響力の行使と認定されてはなりません。すなわち、本法...全文を見る
○仲道俊哉君 今の説明の公務員に影響を与える権限の行使を黙示的に示すということですが、甚だあいまいな定義だと思うんですね。すなわち、地方政界のドンたる地方議員などには、その議員が役所に顔を出しまた話に絡んでいるというようなうわさを聞いただけで公務員が無言の圧力に屈し、また依頼され...全文を見る
○仲道俊哉君 これはまた非常に難しいところでありまして、実際にいよいよ取り調べになったときの司直の一つの非常に難しいところでもありますし、我々といたしましてもその点を一番心配はいたしておるところでもございますが、先に進ませていただきます。  次に、目的犯としなかった理由について...全文を見る
○仲道俊哉君 よくわかりました。  次に、行政庁の処分の意味について質問したいと思います。  行政庁の処分の定義がいまいち不明確なんですが、本法案における「行政庁の処分」とは、行政庁が法令に基づいて公権力の行使として行う一方的に特定人の具体的権利義務に影響を与える行為と定義さ...全文を見る
○仲道俊哉君 次に、行政指導についてですが、特に近ごろ、法律に基づかなければならない行政処分にかわって強制力のない事実行為である行政指導が多用される傾向があります。行政指導は行政庁の処分には含まれないと考えますが、発議者の見解をお聞きいたしたいと思います。
○仲道俊哉君 次に、あっせん行為の相手方たる公務員の範囲についてお伺いいたしたいと思います。  刑法第七条は、公務員の定義を官吏、公吏、法令により公務に従事する議員、委員その他の職員とし、同条の判例は、単純な機械的肉体的労務に従事する者は公務員には含まないとしているわけですが、...全文を見る
○仲道俊哉君 ちょっと念を押しておきますが、そうしますと、単純な機械的肉体的労務に従事する者は公務員には含まないわけですから、そういう人たちについては本法では公務員という定義には入れていないということですね。
○仲道俊哉君 次に、身分犯と共犯をめぐる問題について、身分犯である本犯には刑法における共犯と身分の理論がそのまま当てはまると理解をしてよいのかどうか、その点についてお願いします。
○仲道俊哉君 それでは、もう最後の質問にさせていただきますが、廃案とはなりましたがこれまでの野党案と与党案との比較の中で問題を検討してまいりました。明らかになったことは、野党や一部マスコミの言う、私設秘書を省くことがざる法であるとの批判は一切私は通用しないということがわかりました...全文を見る
○仲道俊哉君 以上で終わります。ありがとうございました。
11月28日第150回国会 参議院 文教・科学委員会 第6号
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○仲道俊哉君 自由民主党の仲道でございます。  さきの国会で本案が審議されていたときにちょうど当委員会に所属をしていました関係で、そのときにこの問題に大変興味を持ちまして勉強したいなと思っておりました。きょう、質疑の機会を与えていただきまして、大変ありがとうございました。  ...全文を見る
○仲道俊哉君 私は、共生社会調査会に入っている関係から、特にこの問題については女性の意見を十分に聞くことが必要であると思っておりましたが、今の御答弁では大変女性の意見を聞いておるというような御答弁でございましたので、一応安心はいたしました。  ちょっと私の時間が短くなっているの...全文を見る
○仲道俊哉君 そうしますと、法律で学問研究の自由を制限したものが他にありますかどうか。あるとすれば、その規制の程度を本法との比較においてお知らせいただきたいというふうに思います。
○仲道俊哉君 今出ました指針についてはまた後で質問をいたしますが、人間に有用な研究との兼ね合いについて、非常に大事なところでございますので政府の基本的な認識を、今一応大臣のお話をお聞きしましたが、再度お願いをいたしたいと思います。  我々は、クローン人間などという、かつてはSF...全文を見る
○仲道俊哉君 大臣の決意のほどと、そして今はっきりした信念のもとでこの法律を出されたことに大変敬意を表したいというふうに思います。  次に、法律禁止事項と指針禁止事項とを区別する妥当性、これは私は今回の法案の一番大事なポイントであるというふうに考えております。  本法案ではク...全文を見る
○仲道俊哉君 最初の四つはいいんですが、残りの五つの指針の作成について私は問題にいたしたいわけですが、国会の関与を排斥した理由ですね。本法案の所管領域が少なくとも人間の本質と生命倫理に関するものである以上、国民の代表たる国会の関与が何よりも求められるべきであるというふうに私は基本...全文を見る
○仲道俊哉君 それでは、一歩譲るといたしまして、政令あるいは省令とせずに指針とした理由ですね。そしてまた、指針の法的な位置づけについて説明をお願いいたしたいというふうに思います。
○仲道俊哉君 これまで指針による規制について幾つか質問をしてきたわけですが、指針に基づく大臣の命令違反が罰則によって今お答えのように担保されている以上、法律でも政令でも省令でもない指針という規範様式に強い法的な拘束力があるということは一応理解をいたしました。  しかし、こうした...全文を見る
○仲道俊哉君 指針についての大臣の確固たる信念のもとで、国民に開かれた中での、国会にもまた開かれた中での指針であるということの御説明をいただきました。私なりに理解をいたしたいというふうに思います。  次に、許可制でなく届け出制にした理由についてですが、本法は、クローン胚等の特定...全文を見る
○仲道俊哉君 はい、わかりました。  では、次に刑罰及び両罰規定の人的、地理的な適用範囲の問題についてちょっと触れてみたいというふうに思います。    〔委員長退席、理事岩瀬良三君着席〕  本法は、日本人及び外国人が日本国内で行う場合にのみ適用になり、日本人が外国で行う場合...全文を見る
○仲道俊哉君 通告の最初の方に出しておりましたが、クローン技術の規制についての先進国の取り組み、今外国との関係がございましたので、この技術を持つ先進各国は、デンバー・サミットの首脳宣言の趣旨を踏まえて国際的な整合性を持って事に当たるべきと考えますが、主な先進国のクローン技術に対す...全文を見る
○仲道俊哉君 次に、規制と立入検査の実効性についてということで質問をしたいと思います。  クローン胚を生み出すには大規模な研究施設は必要とせず、先ほどの水島委員も、あすでも私はつくれますというような発言がございましたが、そういう密室で行われることが多いわけですね。また、専門的過...全文を見る
○仲道俊哉君 それでは、最後の質問になろうと思いますが、万能細胞の研究と臨床への適用は国際的なプロジェクトとして行うべきであるというように思うわけですが、人類に有用な研究の成果は一個人や一民間企業が独占してはならず、あくまでも人類共通の財産でなければならないというように思います。...全文を見る
○仲道俊哉君 終わります。