長峯基

ながみねもとい



当選回数回

長峯基の1995年の発言一覧

開催日 会議名 発言
10月31日第134回国会 参議院 厚生委員会 第1号
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○長峯基君 本日は、医薬品の問題を中心として御質問をしてみたいと思います。よろしくお願いいたします。  十月二十九日、一昨日の朝刊に水俣病に関しまして、公式発見から四十年目で「水俣病救済 事実上の決着」、「苦渋の「賛成多数」」という活字が並びました。地方において公害行政に携わっ...全文を見る
○長峯基君 厚生大臣の決断を評価したいと思います。微妙な時期でもございますので、この問題についてはこれ以上触れません。  次に、エイズ対策についてどのように取り組んでおられるのか、お伺いをしたいと思います。  エイズの蔓延は世界的にも深刻な状況にあり、特にアジア諸国において急...全文を見る
○長峯基君 関連して二、三点伺いたいと思います。  まず、一番最近のエイズサーベイランス委員会の報告によりますと、これは平成七年七月一日から八月末までの間でありますけれども、平成四年九月の委員会の報告以来二番目の患者数ということであります。九十八名。しかも日本人が非常に多い、そ...全文を見る
○長峯基君 最近非常にふえてきたと数字で示されているわけでありまして、私も大変危機感を覚えておりますが、ぜひ積極的な対策をお願いしたいと思います。  次にもう一点、診療体制の問題でありますけれども、厚生省は拠点病院を各都道府県ごとに選定しているということでございますが、今三十八...全文を見る
○長峯基君 関連して、性教育について二、三点、文部省にお伺いしたいと思います。  ある女子高校生を対象にしたアンケート調査で、性知識は何によって得られましたかという質問に対しまして、週刊誌三〇・六%、友人三〇・三%、テレビ二〇・五%、教師五・○%という調査がございます。  学...全文を見る
○長峯基君 エイズ問題をどうやって解決していくかという大変大きなキーワードがやっぱりこの性教育にあると私は認識をいたしております。フリーセックスだとか売春だとかいろいろ社会問題でございますが、そういうもののツケといいますかしっぺ返しというか、そういうものがこのエイズ問題にも含まれ...全文を見る
○長峯基君 いいですよ、細かいことは。産婦人科のことだけ答えてください。
○長峯基君 そういうことはわかっていますから。要するに、校医として産婦人科の先生方をお願いする意思があるのかどうかということを聞いているんですから、それに答えていただきたい。もう結構です。  寝た子を起こすという議論もありますけれども、もうみんな起きているんですよ、今。それほど...全文を見る
○長峯基君 この薬害という問題、先ほどエイズでもちょっと触れましたし、今店頭にある風邪薬でこのような副作用があると。  また、昨日、これはダナゾールという東京田辺製薬の子宮内膜症治療薬でありますけれども、新聞報道によりますと、脳血栓を起こして死亡例が報道されているわけであります...全文を見る
○長峯基君 つまり、厚生省が許可してメーカーから報告を受ける、そこに重点が置かれますと、これはメーカーというのはやっぱりその商品に企業生命をかけているわけですからなかなか報告がおくれるということはあると思うんです。ですから、大きな病院ですとか、あるいは病院の薬剤部であるとか、やっ...全文を見る
○長峯基君 あわせてもう一点お伺いしますが、民間企業による病院経営という問題も積極的にやるべきであるという規制緩和小委員会の意向であります。  これは医療法に、御案内のとおり、営利を目的として病院とか診療所は開設してはならない、つまり金もうけのために病院を開設してはならないとい...全文を見る
○長峯基君 それでは、大分ムードが悪いようでございますけれども、規制緩和小委員会等の事務局はお見えでございますか。  この規制緩和小委員会でいろいろと議論になったこと、これは公開が原則であると。実は先日、開かれるということでちょっと顔を出したいと言いましたら、だめです、席があり...全文を見る
○長峯基君 もう参事官と幾ら議論をしても一緒ですからまた別な席に譲りたいと思いますけれども、ぜひこの問題については厚生大臣が責任を持って対処をしていただきたいと思います。  時間も余りありませんので、医薬分業についてお伺いをいたします。  大体、医薬分業という言葉は日本しかな...全文を見る
○長峯基君 時間が余りありませんので、ちょっと質問を割愛させてもらいます。  そこで、先ほどちょっとお話を申し上げましたけれども、日本においてはいわゆるマン・ツー・マン分業、病院の隣に薬局をつくる。あるいは門前薬局、大学病院あるいは国立病院、大きな病院の真ん前に薬局をつくる。し...全文を見る
○長峯基君 医薬分業についてあと一点お伺いしたいのでありますけれども、平成六年度は八つの国立病院が日本全国でほとんど一〇〇%に近い院外処方せんを出したと。そのために、これは厚生省の御指導でありますけれども、分業率が二〇%を超した、日本で初めて二〇%を超したということでありまして、...全文を見る
○長峯基君 時間がございませんので最後の質問にしたいと思いますけれども、薬剤師教育の改善についてお尋ねをいたします。  厚生省の二十一世紀の医薬品のあり方に関する懇談会の報告書によりますと、教育問題について、医師については医薬品、薬剤師については医療に関する教育研修が不十分であ...全文を見る
○長峯基君 厚生省、文部省も薬剤師教育の改善の重要性については一致していると思うのでありますが、教育年限の延長も含めて建設的な協議を続けていただきたいことを要望して、質問を終わります。