長峯基

ながみねもとい



当選回数回

長峯基の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月01日第140回国会 参議院 厚生委員会 第6号
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○長峯基君 自民党の長峯でございます。  南野先生がいろいろ御質問なさいましたので、できるだけ重複を避けて御質問したいと思います。  まず、大臣にお伺いしたいと思いますけれども、少子化問題です。  出生率が一・四二、非常に下がってきておるわけでございますが、先進五カ国の合計...全文を見る
○長峯基君 それでは、保育所の問題について、今回の改正の中で一番大きな問題というのは選択権だと思うのであります。つまり、今までは保育所は市町村の措置によって入所する仕組みでございましたけれども、今回のこの法律改正によって親が、あるいは子供が保育所を選ぶ権利があるといいますが、これ...全文を見る
○長峯基君 それでは市町村の対応についてちょっと伺いたいと思うのでありますけれども、今までと全然変わらないのか、父兄が保育所を選択する権利が、子供が選択する権利ができたということによって市町村の責任というものが軽減されるのか、そこら辺のところについて御説明をお願いしたい。
○長峯基君 それでは、ちょっと具体的なことについて伺いたいと思うのでありますけれども、この児童福祉法第二十四条に「保育に欠ける」児童という文章がございますが、どういう場合に保育に欠けると言うのか。つまり、この問題は逆に言うと保育所というのは保育に欠ける児童しか入れないということで...全文を見る
○長峯基君 少しわからないところがございますけれども、まあいいでしょう。  次に、入所対象を拡大すべきではないかという意見があると。つまり、子供は本来親が責任を持って育てるべきでありますから、今、保育に欠ける児童だけを保育所は入所させる、こういうことになるわけでございます。また...全文を見る
○長峯基君 今の答弁でわかりました。わかったというよりも、ちょっと問題があるんですよね。いや、いいんですよ、局長の御発言は。  というのは、国からこれだけの補助をして、後ほどまた議論しまずけれども、保育に欠ける児童を入れないと国民の了解が得られるかどうかという御発言が今ちょっと...全文を見る
○長峯基君 少し理解できませんけれども、まあいいでしょう、それは今後具体的になっていくでしょうから。  できるだけ所得に応じてやる、少し今後もその方式は残るようでございますが、保育料をやっぱり均一化していくというふうに私は考えるべきじゃないかと思います。しかし、この議論はいいで...全文を見る
○長峯基君 それでは次に、高齢者福祉との連携について御質問をしたいと思います。  保育所を活用して地域の高齢者に対して例えば配食のサービスをするとか、いろいろ福祉との連携、高齢者福祉との連携が行われているところがございます。私も実際にそういうところを、デイサービスの併設とか実際...全文を見る
○長峯基君 文部省からもおいでいただいておると思いますが、幼稚園とこういう老人施設の連携についてちょっとお話をいただきたいと思います。
○長峯基君 それから次に、いわゆる無認可保育園について実態、どのくらいの施設があるのかということと、これは社会の需要があるから無認可保育園はあるわけでございますので、厚生省としてはどのような指導基準を持っているのか、この二点について教えていただきたいと思います。
○長峯基君 文部省、預かり保育についてちょっと御説明いただきたいと思います。
○長峯基君 聞きなれない言葉でございますけれども、要するに延長保育ですね、五時とか六時まで園児を預かると。つまり、私が言いたいことは保育所と幼稚園は同じなんですね、現実には。  それで、ちょっとデータを文部省からお示しいただきたいと思います。全国の幼稚園の施設数、公立とか私立と...全文を見る
○長峯基君 大臣、ちょっといろいろお考えいただきたいと思うのでありますが、保育園の方は聞きません、私の方から申し上げます。施設数で幼稚園が大体一万五千、それから保育園がおよそ二万二千五百。それから、児童数が幼稚園は百八十万人、保育園は百六十万人。保育園の方が少ないわけですね。それ...全文を見る
○長峯基君 大臣が文部大臣という立場だったらまた発言もちょっと違うかもわからないと思うんですが、つまり幼保一元化の問題は昭和六十二年から臨教審で出まして、平成八年の地方分権推進委員会の第一次勧告、それから最近では平成九年一月の教育改革プログラム、こういうもので出ているわけです。実...全文を見る
05月27日第140回国会 参議院 厚生委員会 第13号
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○長峯基君 自民党の長峯でございます。よろしくお願いします。  田浦先生からいろいろ質問がございましたので重複を避けたいと思いますけれども、今回の健保法等の改正案、政府案も与党案もなかなか理解に苦しむというか、わかりにくいところがございますが、もう同じ議論になると思いますので避...全文を見る
○長峯基君 これがつくられたときの趣旨というか目的というのは、私は非常にいい趣旨だったのではないかと思うんですけれども、現在、平成七年の七月で全国で五百八件、平成八年の七月で八百六十七件、ウナギ登りにこのデイケアがふえております。この内容を見ますと、ある新聞で以前に出たのでありま...全文を見る
○長峯基君 四月に通知が出たそうでありまして、私もそれは御説明いただきました。それで、余り申し上げてもあれですが、実際にやっておられるドクターとかにいろいろ聞いてみましたけれども、全然その通知では今までのことと変わりはない、こういうお話もございます。  いい制度でも、そう言っち...全文を見る
○長峯基君 つまり、簡単に申しますと、私も若いころメーカーにいたのでありますけれども、メーカーとお医者さんが直接治験に関して取引を、取引と言ってはおかしいのでありますが、メーカーからドクターに依頼をする、やっぱりそこでそういう目に見えないいろいろなことが起こる。これがエイズにおけ...全文を見る
○長峯基君 非常に大事なことだと思います。後ほどまた副作用の問題も質問しますけれども、医薬品の副作用の最初のチェックがこの治験のときだと思います。  実は先週、私は京都大学の附属病院にこの問題について視察に行ってまいりました。御丁重に御案内いただきまして大変感謝いたしております...全文を見る
○長峯基君 もう一つお伺いしますけれども、先日の月曜日の報道で、新薬の治験調査については症例とか医療機関名を薬害防止の観点から公表するというようなことがマスコミで報道されております。今文部省の方からもできるだけこういうことは公表していきたいということでございましたが、厚生省の御見...全文を見る
○長峯基君 それでは次に、副作用情報について伺いたいと思います。  今度モニター制度というのが拡充されるということでございますけれども、まず我が国の医薬品の副作用情報の国際比較、アメリカやヨーロッパに比べて非常に日本の場合は副作用情報が乏しいというようなことも聞いておりますけれ...全文を見る
○長峯基君 わかりました。  それで、このたび副作用モニター制度を拡充するということでございますけれども、ちょっとその御説明をいただきたいと思います。
○長峯基君 ちょっと提言を申し上げておきたいと思います。  皆様お聞きなれない言葉だと思いますが、病棟薬剤師というのが最近非常にふえてまいりました。これは、医薬分業が進んでまいりますと病院の薬局から薬剤師は病棟に上がっていく。これはもうアメリカやヨーロッパでは当然のことでござい...全文を見る
○長峯基君 流通問題についてお伺いしたいと思います。最後に大臣に御答弁いただきたいと思います。  私は、昨年の二月だったと思いますけれども、日赤病院あるいは済生会病院、社保病院等の医薬品の支払いサイトが非常に長い、十カ月、十一カ月、金を払わない病院があるということについて指摘を...全文を見る
○長峯基君 社保病院は努力していただいていると思いますが、日赤も済生会もお金を借りてでもぜひ返してもらいたい。やっぱり人から物を購入して、しかももうその薬は十カ月前に使い終わっているんですよ。まだ金を払わないという商習慣というか商道徳というか、こういうのは早くなくさなきゃいけない...全文を見る
○長峯基君 どこの病院がというのは私はわかっているところもあるんですけれども、もっとあると思います。担当者の人からも聞かれましたけれども、余り病院名を言うわけにはいかない。しかし、どうしてもと局長がおっしゃれば、それは後で個人的にお教えしてもいいんですけれども。  こういうこと...全文を見る
○長峯基君 それでは、流通の問題について、医薬品流通近代化協議会というのが業務局長の私的諮問機関でありまして、もうここ数十年でしょうか、古い流通体質について議論があるというか、話し合いがあっていると思うんですけれども、最近の流近協の動きについて業務局長に御説明をいただきたいと思い...全文を見る
○長峯基君 最後にこの問題は大臣に伺いたいと思いますけれども、実はこの流近協の中でいろいろ議論があったそうであります。ある病院の病院長が次のような、これは文書ですからちょっと読ませていただきますが、その前に、薬品会社が支払いの悪いところは公表しようと、新聞になるのか、何かそういう...全文を見る
○長峯基君 それでは次に、医薬分業、特に国立病院の院外処方せんについて簡単で結構でございますから御答弁をいただきたいと思います。  せっかく文部省にお見えいただいておりますので、いわゆる大学の附属病院の院外処方せんの状況、それから引き続いて厚生省の方に、国立大学附属病院の状況、...全文を見る
○長峯基君 ぜひよろしくお願いしたいと思います。  よく院外処方になると薬価差が薬局の方に移るんじゃないかという議論がございますが、これは日本薬剤師会は薬価差は要らないと、求めないという方針をはっきりと出しております。ですから分業しますと、日赤でも済生会でも病院の薬の支払いは保...全文を見る
○長峯基君 そういう認識がやっぱり日本の薬害を生んでいると私は感じます。  というのは、私も五軒ほど老健施設を先週回ってみました。ほとんど薬を飲んでおられます。高血圧だとか糖尿病だとかですね、老健施設の患者さんは。おたくの部下の方の御説明では八〇%ということでございましたけれど...全文を見る
○長峯基君 以上で終わります。
10月30日第141回国会 参議院 厚生委員会 第5号
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○長峯基君 自由民主党の長峯基でございます。  いろいろと議論が進んでおりますけれども、私は、一日も早く実行して、そしていろいろ問題点があればそれを積極的に改善していく、そういう姿勢でぜひやっていただきたいというふうに思います。  昨年でしたか、ある報道でちょっと読んだことが...全文を見る
○長峯基君 二点ほど伺います。  まず、グループホームの定員が八人程度というふうに定義されておりますけれども、その理由について。それからもう一点は、現行のグループホームでは十人以上の入所者を抱えているところもあるわけでありますけれども、定員を超える場合にどのような対応を考えてお...全文を見る
○長峯基君 次に、介護支援事業について伺いたいと思います。  まず、ケアマネジャーが約四万人必要だというふうにされておりますけれども、これはどのような推計に基づくものか、また将来的には増減はどのようになるのかということについてお伺いしたいと思います。
○長峯基君 このケアマネジャーの受験資格、これは保健・医療・福祉分野で合計五年以上の実務経験を有する者となっております。これは具体的にどのような職種が含まれるのかについてお答えいただきたいと思います。
○長峯基君 それと、その試験に合格した方に実務研修を行うということでございますけれども、その実務研修の具体的な内容について伺いたいと思います。
○長峯基君 その実務研修期間が原則として六日間という話があるわけでございますけれども、ちょっと短過ぎるのではないかという指摘もあるようでございますが、そこら辺はどのようにお考えになっていますか。
○長峯基君 次に、要介護認定について伺いたいと思います。  介護サービスの認定調査は七十三の調査項目があると聞いております。それらの項目はどのような経緯で決められたのか、もととなる研究はどのようなものであったのか、また研究はどこで行われたのか、そういう点についてお聞きしたいと思...全文を見る
○長峯基君 一次判定と二次判定の誤差、これが問題となっているわけであります。調査項目の配点はどのようになっているのか、また調査票の項目や配点を再検討する考えがあるのかどうか伺いたいと思います。
○長峯基君 調査項目によっては調査員や家族の主観が大きく影響することが予想されるわけですね。その調査の客観性をどのように確保するのかという点について伺いたいと思います。
○長峯基君 それでは、介護認定における不服審査請求、これはどのような仕組みになっているのか。また、不服審査機関と認定審査会との関係、これはどのようになるのかということをちょっと伺いたいと思います。
○長峯基君 次に、介護保険制度での薬局あるいは薬剤師の役割について伺いたいと思います。  薬剤師が行う居宅療養管理指導というのはどのような概念でお考えになっているのか、伺いたいと思います。
○長峯基君 それでは、現在訪問薬剤管理指導というのがあるわけですね。それと、新しく出てくる居宅療養管理指導というのはどのような関係になりますか。
○長峯基君 それでは、老人保健施設の薬剤師の問題について、私は五月二十七日の厚生委員会で薬剤師を配置すべきではないかという質問を申し上げました。局長から、「今後とも老人保健施設における職員配置のあり方につきましては、よく実情を聞き、また関係者の御意見も聞きながらやってまいりたい」...全文を見る
○長峯基君 ただいまの答弁を聞いておりまして、五月二十七日から全然変わっていないのですよ。こういう答弁では私は不満であります。  薬事日報というこれは医薬業界の専門紙、御存じと思いますけれども、これの記事に、これは厚生省が発表なさったんだろうと思いますが、老人保健施設の入所者の...全文を見る
○長峯基君 これ以上議論しても平行線のところもありまして、全然納得しません。これはしかるべく答弁をまたいただくとか、ここで一生懸命局長と議論してももうこれ以上はないでしょうから、委員長に一任しますのでよろしくお願いします。委員長も薬剤師ですから、よく御配慮いただきたい。  これ...全文を見る
○長峯基君 それで、医療審議会基本問題検討委員会では「病棟単位に薬剤師一人を配置するなど入院患者数等を考慮した基準に見直すことが適当である。」という意見が提言されたわけであります。  それで、この病棟数というのをどのくらい、これはいろいろ病院によって違うと思いますけれども、どの...全文を見る
○長峯基君 じゃ、以上で終わります。
11月06日第141回国会 参議院 厚生委員会 第6号
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○長峯基君 それでは、今、中島先生からいろいろ地方の御質問がございましたけれども、その継続として少し御質問を申し上げてみたいと思います。  今回の介護保険法案、いろいろ議論がございまして、私も聞いておりまして、それぞれ御専門の方々からの御意見でありますからうなずいたり、勉強にな...全文を見る
○長峯基君 地方においては大幅な事務経費の増加、特に財政力の弱い町村にとっては大きな負担になると思われるのでありますけれども、先ほどもちょっとございましたが、具体的にどのような手当てを地方の町村の事務量増加についてお考えになっているか、お聞かせをいただきたいと思います。
○長峯基君 ぜひ積極的にお取り組みをいただきたいと思います。  それから、町村というのは、もう御案内のとおり、過疎地もありますし散在いたしておりますから、どうしても事務の共同化というか、そういうことが必要になってくると思うのであります。  先ほども広域化の話がちょっと出ており...全文を見る
○長峯基君 言葉ではわかるんですけれども、要介護認定の共同化とかあるいは保険運営の広域化、こういうものは大体都道府県に厚生省としては任せる、こういうことになると思うんですけれども、その末端まで厚生省がこの介護保険がうまくいくようにどのように具体的に指導されていくか。もちろん、財政...全文を見る
○長峯基君 やってみなきゃわからぬというところがありますけれども、基盤整備の違いによりまして保険給付について市町村間に格差が生じることが予想されるわけですね、できるだけ公平であるというか公正でありたいと思うのでありますけれども。  それで、市町村相互の財政安定の事業あるいは広域...全文を見る
○長峯基君 大体理解できましたけれども、なかなか介護保険というのは、特に過疎地あるいは町村あたりは基盤整備も弱いし、人もいないということでなかなか大変な面があろうと思います。しかし、いろいろ議論しておりましても、国民が非常に期待している法律でありますから、早く通して、具体的にいろ...全文を見る
○長峯基君 それでは、具体的に申し上げます。大臣もお聞きになっていていただきたいのでありますが、私も体験しているんです。  例えば、寒いときになりますと、冬になってまいりますと流感がはやります。そうすると、小児科のお医者さんというのは、例えば七時とか八時に赤ちゃんを抱いて診てく...全文を見る
○長峯基君 先ほどのデイケアの問題とやっぱり一緒だと思うんですね。やる人というか請求する人、携わる人が正しく認識をして悪用しなかったら多分この問題はこうならなかったと思うんです。夜、わざとというか意識的に診療するとかそういう人がおられるために、良心的に対応しているドクターとかある...全文を見る
○長峯基君 終わります。
11月25日第141回国会 参議院 厚生委員会 第9号
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○長峯基君 自民党の長峯基でございます。  きょうは皆様方のいろいろすばらしいお話をお聞きして感動いたしました。日ごろの御苦労に心から感謝を申し上げたいと思います。  まず、大輪先生にお伺いしたいと思いますが、先ほどもちょっとお話がございましたけれども、特老、老健、それから療...全文を見る
○長峯基君 ありがとうございました。  それじゃ、石橋市長さんにお伺いしたいと思います。  県によりましては医療関係の部とそれから福祉関係の部が違うところがあるわけですね。そういう意味で、例えば特老は福祉関係、老健は医療関係ということになってまいりまして、来年度から組織の一元...全文を見る
○長峯基君 ありがとうございます。  今後の課題として国会の方でも取り上げていきたいと思っておりますから、よろしくお願いします。  それから、勝田さんにPTについて伺いたいと思います。  このデータによりますと、平成十一年に二万人、それから平成十五年に三万人を超しまして、平...全文を見る
○長峯基君 ありがとうございました。  特老の待機者が非常に多いというのはどこでも聞かれるのでありますが、退所者ですね、普通は特老は申請しましても大体入れるときは亡くなられたから入れるんだと、こういうことが今まで言われてきたわけでありますけれども、きょうくしくも磯部さんとそれか...全文を見る
○長峯基君 北欧型のいわゆるグループホームですね、厚生省もようやく具体的に動き始めようとしているところでございますけれども、何かグループホームの実施例でもしどなたかいらしたらちょっとお聞かせいただくとありがたいんですけれども。
○長峯基君 ありがとうございました。  最後に、実は私は本職は薬剤師なんですけれども、日本人というか私どもは医薬品に対して非常に軽く扱い過ぎているんじゃないかなということを最近特に感じております。  それで、最近の新聞報道によりますと、施設の中で睡眠薬を使ったとか、あるいはデ...全文を見る
○長峯基君 どうもありがとうございました。
12月16日第141回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
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○長峯基君 自民党の長峯基でございます。  まず、文部大臣にお伺いしたいと思います。  ことしは文部行政にとっても大変な年であったろうと思います。日ごろの御努力に感謝を申し上げますが、実は文部省が発表いたしました教職員の不祥事件、最初に大変嫌な問題でございますけれども、平成七...全文を見る
○長峯基君 釈迦に説法でございますけれども、わいせつ行為あるいは行き過ぎた体罰を行う教師というのは、教師という立場を悪用して無抵抗な生徒を傷つける悪質な犯罪者であると思うわけであります。明らかな教育失格者であるにもかかわらず、これらの教師に対する処分はおおむね甘いものであり、それ...全文を見る
○長峯基君 わいせつ教師とか体罰教師がふえている背景には、やっぱり身内に甘い学校とかあるいは教育委員会の体質もあるのではないかと思うわけであります。例えば、問題教師を黙認する校長とか同僚教師、あるいは不祥事を隠ぺいしようとする教育委員会、こういうところに重いペナルティーを科すべき...全文を見る
○長峯基君 ちょっと恥をさらすようでございますけれども、宮崎県のある高校で次のような出来事がございました。  実はこれは表に出ておりませんが、私の親しい教職員から、時々私は先生方と私的な集まりをしていろいろ現場の話を聞いているのでありますけれども、クラブ活動であるところにあるク...全文を見る
○長峯基君 それでは文部大臣、最後の質問にしたいと思います。  先ほどもちょっと外部講師の積極的な登用というお話もございました。やっぱり開かれたものにしていくと。教職員も世間の風雪に耐えるといいますか、そういうところから出発することは私は非常に大事なことではないかと思っておりま...全文を見る
○長峯基君 次に、農水大臣に伺いたいと思います。  我が国の食糧の自給率、これは四二%ということでございますけれども、もちろん食生活の違いはあろうと思いますが、例えば一九七〇年には六〇%であったものが現在食糧自給率は四二%であります。一方イギリスでは、一九七〇年に四八%であった...全文を見る
○長峯基君 もう釈迦に説法でございますけれども、ドゴール元大統領は、食糧の自給なくして国家の独立なしという名言を吐いております。つまり、独立国家と言いながら我が国は食糧を海外に依存しておる。こういう体質をどうしても変えなきゃいかぬと思うのでありますけれども、木村尚三郎先生は「ヨー...全文を見る
○長峯基君 自治大臣にお伺いしたいと思います。  我が国の国土はその自然的気象条件から災害が起こりやすい状況になっているのであります。そのような中、農山村が農林業以外に果たしている公益的な役割、例えば国土保全、水資源涵養、大気調整、緑の環境、生態系維持など多面的な機能を有してい...全文を見る
○長峯基君 ありがとうございました。ぜひ自治大臣として積極的に御努力をいただきたいと思います。  次に、時間の都合もございますので、厚生大臣に伺いたいと思います。  私は、流通問題については厚生委員会でも質問させていただきました。特例的なといいますか、国立病院の場合は法律がご...全文を見る
○長峯基君 ただいまのとおりでございますけれども、日赤病院というのは全国に九十一病院あるわけでございますが、私の調査では、支払いサイトが六カ月以上というのは二十七病院で、六カ月以上だけ見ると三百十五億円。それから、済生会病院は全国に七十三ございますけれども、支払いサイトが六カ月以...全文を見る
○長峯基君 委員長もお医者さんでありますからちょっと質問しにくいんですが、お許しをいただきたいと思います。  実は、どことは申しません、どういう実態になっているのかなということで、先日ある日赤病院を私は訪問いたしました。それで、御指導をいただくつもりで行ったのでありますけれども...全文を見る
○長峯基君 前向きの御発言に感謝申し上げます。  それで、公正取引委員会来ていらっしゃいますか。この問題で、独禁法の関係でちょっとお伺いしたいと思います。  今、大臣にもお話をしましたけれども、病院と医薬品卸業者との関係は強者と弱者の関係であると思います。提示した条件をのまな...全文を見る
○長峯基君 この一般指定十四項「優越的地位の濫用」という項目の第三号で、「相手方に不利益となるように取引条件を設定し、又は変更すること。」を禁じております。大病院は卸業者から見れば大口の顧客であります。したがって、取引の継続が困難になれば事業経営に大きな支障を生じたり、代金回収が...全文を見る
○長峯基君 例えば国立の場合は、支払い遅延防止法という法律がありまして、意識して支払いを遅くしたりという場合は懲戒免職を含めた罰則規定があるんですよ。だから、国立関係は大体二カ月から三カ月で物を買ったときは払わなきゃいけない、こういうことになっているわけでございますが、それでは一...全文を見る
○長峯基君 最後になりますけれども、不当な取引慣行が横行すれば公正な競争原理は機能しない、当たり前のことでございますが、医薬品の流れを透明、公正なものにするためにも市場構造を改善するためにさらなる努力が必要と考えます。  そこで、公正取引委員会としては、今後この問題にどのように...全文を見る
○長峯基君 最後に厚生大臣に、今お話を聞かれたとおりでございますが、もちろん御存じと思います。薬価制度改正がどのようになるかというのはまだこれからだと思いますが、例えば今の薬価制度があるからあるいはこういうことになっている可能性も否定できません。やっぱり薬価差で病院が利益を上げて...全文を見る
○長峯基君 ありがとうございました。